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PANCRASE342:リアルタイム速報

14時開始。

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AB MMA o UFC ボクシング マネル・ケイプ

UFC on ESPN55:メインイベント・マテウス・ニコラウ vs. アレックス・ペレス

フライ級5分5R。ニコラウ5位、ペレス8位。

ニコラウはUFCフライ級廃止騒動の際に一度リリース(それまでの戦績は3勝1敗)。復帰戦の相手は今回対戦予定だったマネル・ケイプで、ケイプは初戦トップランカーで現王者のアレクサンドル・パントーハと対戦し判定負けした後、13日前に緊急の代役としてニコラウ戦が決まった。僅差判定でニコラウが勝利。納得できないケイプとの再戦が3年を経てようやく実現したが、1月の試合はケイプの体重オーバーで消滅。今回仕切り直しで組まれたが、今度はケイプの負傷欠場で、結局流れた。柔術黒帯だが、再契約後はテイクダウンを狙う場面が減って、距離を取ってのアウトボクシングでポイントアウトを狙いつつ、詰めてきた相手にカウンターを入れるスタイルになってきている。1月のケイプ戦が流れたため、前戦からのブランクが1年以上空いてしまった。31歳。

ケイプの代役で出場が決まったペレスは、2020年にフィゲイレードのタイトルに挑戦し1Rギロチンで一本負け、1年8ヶ月のブランク明けで後の王者パントーハと対戦したが、こちらも1Rチョークで一本負け。そこからさらに1年半のブランクが開き、先月超新星ムハンマドモカエフと対戦。モカエフのタックルを切って凌ぐ展開で、明確に攻めさせはしなかったものの、攻めに転じるところまではいけずに判定負け。試合間隔が長いが、その間にも何度か試合が決まったものの、直前で流れるというパターンが続いていた。先月のモカエフ戦からの2ヶ月連続出場は、UFC契約してから最短のインターバルとなる。高校までレスリングをしており、高校卒業後にMMAを始めた。32歳。

距離を取るニコラウ。ペレス前蹴りで牽制。右をヒット。ケージ際まで下がったニコラウ。ジャブを見せながら距離を詰めるペレスだが、ニコラウが手を出すと下がって距離を取る。ペレス右ボディと左の連打で飛び込んだ。4連打を打ち込み離れる。カーフを蹴るニコラウにまた墓尾根でのパンチをヒット。ボディ。ペレスまたパンチで飛び込むとコンビネーションの最後にアッパーをヒット。インロー。カーフ。前蹴り。ニコラウワンツー。ニコラウが出てきた。残り1分。またパンチの連打で出るペレス。詰めて右を入れたニコラウ。ホーン。

1Rペレス。

2R。カーフを蹴るニコラウ。ペレスまた右ボディから左フック。パンチで出るペレス。右フック。ヒットしニコラウぐらついて距離を取る。ケージまで下がったニコラウを追うペレス。また右フック!ヒットし腰が落ちたニコラウ。KO!

右ボディからのコンビネーションを何度も出していたペレスだが、2Rには右ボディではなく右フックに切り替え、最後は顎を撃ち抜いてKO勝ち。緊急の代役出場で4年ぶりの勝利。トップ5ランカーを下した。

UFC復帰から4連勝でタイトル挑戦まであと一歩まで来ていたニコラウだが、ここに来て連敗。

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AB o UFC キック

UFC on ESPN55:セミファイナル・ライアン・スパン vs. ボグダン・グスコフ

ライトヘビー級。スパン11位、グスコフはランク外。

スパンはUFCデビューから7勝4敗だが、直近2戦で連敗中。その前の試合は勝っているが計量失敗。長いリーチからの打撃と、組み付かれたところに仕掛けるギロチンが武器。前戦はかつて敗れているアンソニー・スミスとの再戦だったが、1,2Rを分け合った後の3R目で両者見合いから単発の打撃を入れ合うだけの消極的な展開のまま終わってしまい、スプリット判定負けしている。32歳。

ウズベキスタンのグスコフはまだUFC1勝1敗。もともとコンテンダーシリーズに出場予定だったが、昨年9月に欠場選手の代役としていきなりランキング9位のヴォルカン・オーズデミア相手にUFCデビュー。しかし開始早々にカーフキックを効かされ、パンチでダウンを奪われてチョークで一本負け。2月の2戦目はTUF準優勝の元NFLプレイヤー・ザック・パウガ戦で、またカーフを蹴られたが、今度はパンチでダウンを奪って1RKO勝ち。しかしパウガもUFC1勝2敗で、この選手に勝ったからといってランカーに挑戦できるというレベルではなく、なぜ組まれたのか謎。15勝のうち、13KO・2一本勝ちで全フィニッシュ。31歳。

ワンツーを入れるグスコフだがスパンがシングルレッグ。ケージまで押し込みダブルレッグに入ったが、脇を差し上げて防いだグスコフ。膝を入れるスパンだがローブローになりタイムストップ。ケージに押し込んだ体勢から再開。また膝を入れるがまたローブロー。腹に当たったように見えたが、ファールカップの音がしていた。今度は離れた体勢で再開。右を入れたスパン。スパン組んで両脇を差すとテイクダウン成功。クローズドガードを取るグスコフ。下から三角を仕掛けたグスコフだが、足をサバいてパスしたスパン。体をまたいでマウント。まだ2分ある。足のロックが外れた瞬間に背負って立とうとしたグスコフ。ハーフバックで背負ったが、スパンチョークを狙う。放してパウンド。パームトゥパームチョーク。しかし外れた。なおもバックマウント。ホーン。

1Rスパン。

2R。スタンドで詰めるグスコフ。スパンのタックルは切った。右をヒット。またm技がヒット。スパン動きが止まった。さらにパンチで出るとスパンタックルに入るが切ったグスコフ。スパンの右もヒット。しかしグスコフ詰める。パンチを打ち込むとケージを背負うスパン。グスコフアッパー!効いた!さらに右フックを打ち込むとスパンふらつきながらタックルに入るが切られて引き込む。インサイドからパウンドを落とすグスコフ!KO!

アンソニー・スミス似のグスコフ、アンソニー・スミスに続いてスパンを破り、UFC3戦目でのランクインをほぼ確実に。

1R終盤はハーフバックからフィニッシュ寸前だったスパンだが、最後は打撃を効かされ逆転負け。

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AB o UFC アリアネ・リプスキ カリーニ・シウバ ケイシー・オニール マリナ・モロズ

UFC on ESPN55:第11試合・アリアネ・ダ・シウバ vs. カリーニ・シウバ

女子フライ級ブラジリアン対決。アリアネ12位、シウバ13位。

アリアネ・リプスキ改めアリアネ・ダ・シウバはムエタイバックボーンのストライカー。しかしグラウンドには穴があり、なかなか勝ち星が伸びず。UFCデビューから10戦で5勝5敗とランク外で勝ったり負けたりしていたが、前戦ではランカーのケイシー・オニールを打撃の手数で上回り、2Rにパンチを効かせると、パウンドから腕十字で一本勝ちし、ランキング入りを果たした。30歳。

カリーニ・シウバは女子ながら17勝すべてがフィニッシュ勝利。UFCデビューからも3試合連続の1R一本勝ち。前戦は元ランカーで、ローカル時代に対戦して敗れているマリナ・モロズとの再戦。1Rにパンチでダウンを奪い、立たれたがタックルからテイクダウン→パスガード→ギロチンで1R残り1秒でのタップアウト勝利。ランカーとの対戦はないが、3連勝でランキング入りした。30歳。

シウバのミドルをキャッチしてパンチを打ち込んだアリアネ。シウバ二段蹴り。じわじわ出るシウバだが、アリアネステップして距離をキープ。シウバパンチから飛び込んでボディロック。テイクダウン成功。ハーフで抑え込んだ。ガードに戻して足で距離を作るアリアネ。しかし足をサバいてパスしたシウバ。マウントを狙ったがハーフに戻したアリアネ。ハーフからギロチンを狙うシウバ。放した。肘。下から蹴って立ったアリアネ。寝ているシウバの足を蹴ってグラウンドには入らない。しかしガードの中に入ってパウンド。シウバ下からラバーガード。上のアリアネだが動きが取れない。ホーン。

1Rカリーニ・シウバ。

2R。蹴りで攻めるシウバ。アリアネも蹴りを返すがキャッチしたシウバ。パンチを打ち返すアリアネだが、シウバ右から組み付いてバックに回る。テイクダウン。ハーフバックから正対してハーフガードになるアリアネ。状態を固めたシウバ。足を抜いてサイド。マウントを狙ったところでハーフに戻したアリアネ。下から足関へ。しかしシウバも足関を狙う。アリアネ下から蹴って引き剥がしたが立てず。寝ているアリアネの足を蹴るシウバ。立ち際にミドルをヒットさせたシウバ。スタンドバックから後方に引き込みハーフバック。膝十字を狙うアリアネ。さらにバックのシウバに肘を入れる。ホーン。

2Rもカリーニ・シウバ。

3R。パンチを打ち込むアリアネ。シウバの前蹴りをキャッチすると飛び膝。さらにパンチを入れる。前蹴り・ミドルを返すシウバ。左ボディから右フックを入れるアリアネ。シウバ蹴り足をキャッチするとタックルにつなげてスタンドバックに。そのまま後方に倒れ込もうとする。クラッチを切ったアリアネ。正対して離れた。詰めるアリアネにパンチ連打から前蹴りを返すシウバ。シウバ間合いに入れない。アリアネがパンチで出る。シウバ組み付いて四つでクラッチ。大内テイクダウン。残り1分15秒。立ち上がろうとするところでバックを取ったシウバ。四の字バック。チョークを狙うが時間がない。タイムアップ。

30-27、29-28×2の3-0でカリーニ・シウバ勝利。

UFC初の判定となり、3Rには打撃で攻められる場面もあったが、これで4連勝。

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GLORY MMA o UFC キック

UFC on ESPN55:第10試合・オーステン・レーン vs. ジョナタ・ディニス

ヘビー級。

元アメフト選手でNFLにも所属していたことのあるレーン。アメフト引退後、27歳でMMAを始め、コンテンダーシリーズでは同じNFL出身でもトップ選手のグレッグ・ハーディと対戦し秒殺KO負け。しかしその後もMMAを続け、2度目のコンテンダーシリーズで1RKO勝ちしてUFC契約を決めた。昨年6月のUFCデビュー戦は地元フロリダでジュニア・タファと対戦したが、わずか29秒でアイポークを入れてしまいノーコンテスト。9月に今度はタファの地元で再戦が組まれたが、パンチでダウンを奪われパウンドで1RKO負け。2試合トータル1分51秒でまだ未勝利だが、またメインカードで組まれている。12勝のうち11KO・1一本勝ち。36歳。

ブラジルのディニスはキックボクサーで、2012年の大晦日に日本で行われたGLORYのヘビー級トーナメントにも出場している(一回戦敗退)。GLORYとの契約終了後もロシアやブラジルでキックの試合を続け、キック戦績はl22勝7敗。2022年、30歳でMMAでデビュー。5試合連続1RKO勝ちすると、昨年9月にコンテンダーシリーズ出場。そこでも1RKO勝ちしてUFCとの契約を決めた。しかし一度もグラウンドの展開にならなかったので、寝技の実力は未知数。32歳。

じわじわ出るディニスだが、ジャブ・前蹴りを入れるレーン。レーンタックル。テイクダウン。下になったディニス。ハーフ。肘を入れるレーンだが、ディニスガードに戻した。レーン上からパウンド。レーン足を超えてまたハーフに。パウンド。ディニス、龍動きなし。寝技はザルか。ガードに戻そうとする。立つ動きはなし。キープしながらパウンドで削るレーン。残り15秒でマウント。パウンド。仕留めに来ているが、ブリッジで凌いだディニス。ホーン。

1Rレーン。

2R。詰めるディニス。レーンまたタックル。切った。パンチで出るディニスにまたタックル。切ったがケージに押し込まれる。引き剥がしたディニス。組んできたレーンを引き剥がしてパンチを入れる。レーンまたタックル。切られて引き込んだ。ディニス寝技には付き合わない。寝ているレーンの足を蹴るディニス。立ってスタンドに。また組みに行くレーンだが引き剥がされた。レーン消耗してきている。ワンツーを打ち込むディニス。右が入り効いた!さらにワンツーを入れるとゆっくり崩れ落ちるレーン。KO!

逆転KO勝ちのディニスだが、グラウンドが強いわけでもないレーン相手に上を取られるとガードを取るので精一杯。今後に向けてまだまだレベルアップが必要。

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AB K-1 MMA o UFC キック

UFC on ESPN55:第8試合・ティム・ミーンズ vs. ウロシュ・メディチ

ウェルター級。

ミーンズはMMAキャリア20年で50戦している大ベテラン。UFCはデビューから12年目で、ここまで15勝12敗1NCとやや勝ち越し。昨年まで3連敗していたが、前戦は3連敗中のアンドレ・フィアリョ戦で、3RKO勝ちして連敗を止めている。キャリア20KOのストライカー。ウェルターではマイク・ブラウン43歳、スティーブン・トンプソン41歳に次ぐ年長の40歳。

メディチは元キックボクサーで、長身ストライカー。母国セルビアではK-1王者になっている。柔道のバックボーンもある。ローカル5戦全勝でコンテンダーシリーズに出場、そこでも勝利してUFCと契約。UFCではすでに6戦して4勝2敗。もうキャリアの半分以上がUFCでの試合になっている。ここまでは勝っても負けてもすべてフィニッシュ決着。31歳。

 

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DEEP MMA o UFC エイマン・ザハビ トニー・グレーブリー ハオーニ・バルセロス モンテル・ジャクソン

UFC on ESPN55:第7試合・ハニ・ヤヒーラ vs. ビクター・ヘンリー

バンタム級。日本で7試合しているヤヒーラ vs. 12試合しているヘンリー。

ヤヒーラはキャリア41戦で28勝中KO勝ちゼロ、一本勝ちが21回ある生粋の柔術家。一本勝ちの多さに反して、UFCからの評価は低く、ランキングに入っていたこともあるのに21戦中18回がプレリム送り。近年は負傷欠場もあり、21年1試合、22年0試合、23年1試合と試合ペースが落ちている。前戦は同じランカー目前ポジションのモンテル・ジャクソンとの対戦で、1Rにパンチでダウンを喫しパウンドでKO負け。13年前、WECでのジョセフ・ベナビデス戦以来となるフィニッシュ負けを喫した。オッズは前回に続いて大幅なアンダードッグとなっている。39歳。

元DEEPバンタム級王者ヘンリー。代役でのUFCデビュー戦でいきなり中堅のハオーニ・バルセロスに勝ったが、次戦ではベテランのハファエル・アスンサオに判定負け。勝ち越し・負け越しの分かれ目となる3戦目は、UFC4勝3敗のトニー・グレーブリー相手に3Rフルに動き続ける試合となり、接戦を制してスプリット判定勝ち。前戦はアブダビで行われたバシャラート兄との対戦。無敗のバシャラート兄弟相手にオッズでは大差でアンダードッグの厳しい試合だったが、2Rにローブローをもらい、タマがサツマイモくらい腫れて続行不能となりノーコンテストに。こういった場合、多くは決着戦が組まれるが、両者とも別の相手との対戦に(なお、バシャラートは先月エイマン・ザハビと対戦しMMA初黒星を喫している)。UFCキャリア13年のヤヒーラに対し、ヘンリーはまだ2年だが、年齢は来週37歳となり、あまり差がない。

タックルのフェイントで詰めるヤヒーラ。ローを出したがヘンリーも右を返す。飛び込んで組もうとしたヤヒーラ。右を入れ離れる。タックルに入ったヤヒーラ。懐に入りスタンドバック。リフトして倒したが、ヘンリー寝かされずに立って正対。離れる。右を入れるヤヒーラ。ヘンリーのローをキャッチしてシングルレッグに入るヤヒーラ。シングルレッグで倒したヤヒーラだが、すぐに立って逆にバックを狙うヘンリー。ヤヒーラ正対。打撃戦から組みに行くヤヒーラだが、差し勝ったヘンリーがケージに押し込む。テイクダウン狙いから引き込んだヤヒーラ。付き合わず離れるヘンリー。スタンドに。パンチ連打を入れるヘンリー。ケージを背負ったヤヒーラだが、ヘンリーが打撃を打ち込むとヤヒーラも打ち返す。ホーン。

1Rややヤヒーラだが、テイクダウンしてもポジションを取れず、後半は打撃で押されてきた。ヤヒーラはやはりグラウンドで攻められないと厳しい。

2R。タックルに入るヤヒーラだが切られた。またタックル。完全に見切られて切られる。ヤヒーラも打撃を出していくが、最終的にはタックル。そして切られる。ヘンリーの打撃をもらうヤヒーラ。打ち返していくが、ヘンリー打撃で引かない。ケージを背負うヤヒーラ。右を入れたヘンリー。ヤヒーラ打撃戦では防戦一方に組み付いていったが引き剥がされる。倒れたヤヒーラだがヘンリー立たせる。ケージを背負わせてボディにパンチを入れるヘンリー。右が入りヤヒーラ効いた。膝をついたヤヒーラ。パウンド連打。なんとかしのぐヤヒーラ。ホーン。

2Rヘンリー。ダメージもあり厳しいヤヒーラ。

3R。ヤヒーラタックル。切られたが引き込んでグラウンドに持ち込もうとする。しかしヘンリーパウンドを入れる。離れて立った。スタンドに。右をもらいヤヒーラダウン!ヘンリーバックからパウンドラッシュ。なんとかハーフでしのごうとするヤヒーラ。もぐろうとするがヘンリー肘・鉄槌。離れて立った。ヤヒーラもうグロッキー。腹を効かされた。パンチ・ハイをもらい動きがなくなったヤヒーラを見てレフェリーストップ!

ヘンリーはUFCで初めてのフィニッシュ勝利。3勝1敗とし、次はまたランキング直前くらいの相手との対戦か。

ヤヒーラはWECでの水垣戦以来、そしてUFCで初となる連敗。2試合連続のフィニッシュ負けで厳しくなった。

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AB F1 MMA News o ONE UFC

UFC on ESPN55:第6試合・オースティン・ハバード vs. ミハウ・フィグラク

ライト級。

昨年のTUFライト級ファイナリストハバード。ベテラン vs. プロスペクトがテーマのTUFだったが、決勝に進出した全員がベテランチーム。ハバードも2019~21年にUFCに参戦して3勝4敗の成績を残していた。バックボーンはレスリング。カート・ホロボーとのTUF決勝戦では打撃で圧され、最後はマウントをケージを蹴って返そうとしたところで裏十字→三角と切り替えられタップアウト負け。32歳。

ポーランド生まれ・イギリス在住のフィグラクはローカル8戦全勝でUFCと契約し、昨年9月のパリ大会でデビュー。UFC2勝2敗のファレス・ジアム相手に前評判ではフェイバリットだったが、打撃で押されてタックルも切られる展開でジリ貧。ガードからの腕十字で惜しい場面もあったものの、防がれて判定負けしている。27歳。

オッズではフィグラクがフェイバリット。

パンチからシングルレッグを狙ったハバード。切られた。もう一度シングルレッグ。テイクダウン。しかしフィグラクすぐにリカバリーして立った。フィグラクのワンツーがヒット。インロー。スタンドではフィグラクが押す。ハバードも打撃で応戦するが下がり気味。ホーン。

1R打撃で若干フィグラクが押し気味。ハバードもテイクダウンを1度取ったが、そこから攻めがなかった。

2R。打撃をヒットさせるハバード。フィグラクがジャブで出るが、ハバード下がらず打ち合う。またシングルレッグを見せたが、フィグラク反応して切った。右を当てたハバード。フィグラクワンツー。ジャブが入りぐらついたハバード。詰めていく。ハバードのシングルレッグのフェイントに反応するフィグラク。またシングルレッグ。しかしがぶって切ったフィグラク。立つ。間合いが近くなりフィグラクのパンチがヒット。ハバード下がらない。ジャブを当てる。拮抗した展開で残り30秒。左を当てたフィグラク。ホーン。

2Rは互角の打撃戦だったが、このラウンドも若干フィグラクか。

3R。パンチで攻めるフィグラク。組んでスタンドバックを取ったが、無理にテイクダウンを狙わず離れた。打撃で出るフィグラクにハバードも打ち合っていく。詰めたところで逆にフィグラクがタックル。スタンドバックに回った。ケージ際でこらえて正対するハバード。フィグラク離れた。ハバードタックル。テイクダウン。押さえ込ませず背中を向けて立ったフィグラク。スタンドバックから後方に引き込んだハバードだが、フィグラクすぐに立って正対。離れた。残り30秒。打撃で出るフィグラク。ハバードタックル。切られた。ハバードがぶられたまま腕を脇に挟んで動かず。タイムアップ。

判定29-28でハバード勝利。

前半2Rがハバード、3Rがフィグラクだった。

mmadecisions.com

メディアのジャッジはフィグラク支持が多数。まあ1・2Rは割れても許容範囲だったが。

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o UFC オーステン・レーン ホドリゴ・ナシメント

UFC on ESPN55:第5試合・ドンテイル・メイエス vs. カイオ・マシャド

ヘビー級。

メイエスはUFC3勝4敗1NCと負け越しているが、昨年6月に元王者のアンドレイ・アルロフスキーを2RKOで下し、11月の前戦でランカー(15位)のホドリゴ・ナシメントと対戦。2Rまで打撃で押されて、中盤以降はスタミナが切れ、お見合いの展開が増えて大ブーイングの内容で判定負け。バックボーンは柔道。身長はセミ前に登場するオーステン・レーンと同じ198cmで、現UFC3位タイ。32歳。

ブラジルのマシャドは昨年8月のコンテンダーシリーズで勝利しUFCと契約。11月のデビュー戦はUFC1勝0敗のミック・パーキン相手にやや押し気味の内容だったが判定負け。とはいえスピードがなく、いかにもヘビー級の下の方といった選手。バックボーンは11歳から始めた柔術。29歳。

ワンツーを入れたメイエス。マシャドのパンチがヒットし、ちょっとぐらついたメイエス。詰めてワンツーを入れるマシャド。右を入れたメイエス。左ミドルを返すマシャド。左で飛び込んだ。両者とも慎重な展開で残り1分。詰めてパンチ連打を出したマシャドだが、メイエスのパンチを貰いダウン!ガードで凌ぐマシャド。上を取ったメイエスだが追撃の強いパウンドは入れられず。足で離して立ったマシャド。ホーン。

1Rメイエス

2R。1Rダウンしたマシャドだが打撃で出ていく。ケージまで詰めるが、メイエスがケージを背負うと追撃せず下がる。両者手数が少なく、見合いの展開が多い。アッパー、ミドルを入れたメイエス。両者追撃がなく、後退で打撃を入れ合う展開。左オーバーハンドを当てたメイエスだが浅い。残り30秒。マシャドパンチからケージに詰めて連打を入れた。ホーン。

2Rは五分だが最後に連打を入れた分マシャドの印象の方が良いか?しかし明確でないため、マシャドはフィニッシュを狙う必要がある。

3R。マシャド連打を出したが、その先の追撃がない。またパンチでケージまで下がらせるマシャド。しかし下がると今度はメイエスが打撃を入れる。メイエスをケージまで下がらせても、そこで打撃を入れて下がってしまうマシャド。手数は多いが倒す気配はない。判定で勝っている計算なのか。残り10秒でようやく連打で攻めたマシャド。タイムアップ。

3Rはマシャド。2R次第。

三者29-28でメイエス勝利。

しょうがないという様子で肩をすくめるマシャド。1R確実に落として2Rが微妙な時点でフィニッシュが必要なのに、倒しに行く様子がなくファイトIQが低い戦いぶり。終わってから勝利アピールするより、試合中にやることがあるはず。

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INVICTA K-1 o UFC カリーニ・シウバ キック

UFC on ESPN55:第4試合・マーニック・マン vs. ケトレン・ソウザ

女子ストロー級

マンはコンテンダーシリーズで敗れてUFCとの契約がならなかったが、昨年9月に欠場選手の代役としてUFCデビュー。2週間前のオファーでほぼ減量しか出来ない状況で戦い、元K-1ファイターのヨセフィン・ノットソン相手に1人が30-24をつけるほど圧倒された上での判定負け。今回はフルキャンプで準備万端での出場となる。UFC最小タイの152cm。31歳。

ソウザもUFCデビュー戦で敗れてからの2戦目。Invictaフライ級王座決定戦で勝利してUFCと契約したが、メインカードに登場するカリーニ・シウバにストレートフットロックを掛けられた際、膝が外れて負傷TKO負け。何も見せる前に終わってしまった。今回はフライからストローに落としての試合となる。ルタ・リーブリがバックボーンで、13勝中8つのKO勝ちがある。28歳。

ワンツーを入れたソウザ。バックスピンキック。組み付いたマン。スタンドバック。すぐにケージ際に移動して正対したソウザ。押し込んでヒザを入れる。離れた。スタンドでプレスするソウザ。マンケージを背負う。右で飛び込んだソウザ。飛び膝から組み付いたソウザ。タックルからテイクダウン。ガードのマンに対し上からパウンドを入れつつパスしていく。下から三角を狙うマンだが、すぐに離れて立つソウザ。ブレイクでスタンドに戻ると、すぐに下がってケージを背負うマン。バックスピンキックを見せるソウザ。右オーバーハンド。残りわずかで組み付いたソウザを首投げで投げたマン。ホーン。

1Rソウザ。マン、打撃で押されすぎている。最後にテイクダウンは見せたが…。

2R。詰めるソウザにじわじわ下がるマン。ソウザがケージに押し込むが離れると右をヒット。右ミドルを打たれたマン。ケージに押し込むソウザ。離れたが、ケージ際からは逃さない。パンチを入れる。マン組みに行くが引き剥がされた。すぐまたケージを背負う。余裕を持っているソウザ。パンチで飛び出してきたマンだがバックステップでかわすとボディ・顔面にパンチを入れる。またケージを背負うマン。残り1分。組んだソウザにまた首投げを狙ったマンだが、ソウザ読んでいて潰した。上を取る。マンのガードで時間が過ぎホーン。

2Rソウザ。マンは一発の首投げも読まれて打つ手なし。

3R。前に出てきたマン。前蹴りをキャッチしてタックルへ。脇を差して切るソウザ。膝を入れて離れるとケージを背負わせてボディ・顔面にパンチを入れる。連打をもらったマン。一瞬腰が落ちたが組みに行く。引き剥がすソウザはまたケージを背負わせてラッシュ。腹にヒザ。背中を向けたマン。一発逆転のアームロック狙い。そのまま後ろに倒れ込んで極めに行く。外れたが上を取った。下から腕をホールドするソウザ。上のマンだが動けない状態。インサイドからパウンドを入れるが、ソウザもう逃げ切り狙い。下から足で跳ね飛ばして立った。すぐに打撃で詰めるソウザ。スピンキック。キャッチしてバックを取りテイクダウンしたマンだが、ソウザが上を取り返す。タイムアップ。

三者30-27でソウザ勝利。

後半KOできそうなチャンスもあったが、倒すところまでは行けず。

初めてフルキャンプで準備万全での試合となったマンだが打撃を恐れすぎ。一発逆転の攻めしかなく、それも読まれていて完敗。