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MIKE MMA o ONE UFC UFC273  

『UFC 273: Volkanovski vs. The Korean Zombie』観衆・ゲート収入



 フロリダ州ジャクソンビルのバイスター・ベテランズ・メモリアルアリーナで開催された『UFC 273: Volkanovski vs. The Korean Zombie』の観衆・ゲート収入は主催者発表で1万4605人・355万53ドル7セントとのこと。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o TJ・ディラショー UFC UFC273 アルジャメイン・ステーリング ピョートル・ヤン

【UFC273】打を捨てて、組んでコントロールを狙い続けたステーリングがヤンをスプリットで下す

<UFC世界バンタム級統一戦/5分5R>
アルジャメイン・ステーリング(米国)
Def.2-1:48-47.48-47.47-48
ピョートル・ヤン(ロシア)

いきなり左ミドルを見せたステーリングが、続いてミドルハイを繰り出す。中を取り、高いガードのヤンをフロリダのファンが後押しをする。すかさズUSAコールが起こる場内、ケージの中は静かな攻防が続き、ステーリングが右ミドルを蹴る。続いて右をボディに入れたステーリング、ヤンは右を伸ばし左フックを振るう。ミドルにも左フックを合わせに行ったヤンは、腹を蹴られてスイッチするや強烈な勢いで左ミドルを蹴る。

オーソに戻し、またサウスポーに構えたヤンが前に出て、ステーリングが回る展開が続く。追いかけてワンツーの暫定王者は右ミドルをスネでカットする。ジャブを連続で見せた正規王者が、当てる攻撃はミドルだ。ヤンが左2発で前に出ると、ステーリングは右エルボー。ヤンが左ハイを返す。ダブルレッグ狙いから細かいパンチの連打、最後に右をステーリングが振るった。

2R、踏み込みに力が入ってきたステーリングに対し、ヤンがミドルを入れる。シングルを一度は切ったヤンだったが、ステーリングの右を見せてシングルというトライで姿勢を乱して崩されると、マウントからバックに回られる。四の字フックで捕らえたステーリングはワキ腹を殴り、RNCを機会を伺う。時間は3分以上あり、じっくり攻める正規チャンピオン。ヤンは後方に拳を振り落としていく。勢いのある左のパンチを嫌がったヤンが暴れると、ステーリングがRNCをしかける。動かされたヤンはマウント、バックマウントで殴られる。厳しい展開でヤンはエルボーを打たれながらサバイブした。

3R、ロー、サイドローのヤンは、ステーリングのシングルレッグを切る。続く右フックにダブルレッグも、これも切ったヤンがガブるが当然ヒザで頭は蹴らない。立ち上がって離れると、腹を殴られたか動きが固まったヤンは、ダブルレッグで倒されてバックを許す。3分30秒と2Rと同じように時間があるなかで、背中に張り付き続けたステーリング。ヤンは胸を合わせることができず、ラウンド終了を迎えた。

4R、左を空振りしたステーリングに左をまとめたヤンは、ダブルレッグを切って殴りながらバックを伺う。それは許さず立ち上がって間合いを取り直したステーリングは、カーフにテイクダウンを合わせるが、切られてガブられる。ヒザをマットについたまま離れたステーリングのバックに回ったヤンは、徹底してテイクダウンを切る。

それでもシングルからバックに回ったステーリングだが、前方に落とされてガードを取る。時折り腰を切るステーリングだが、大きな仕掛けはないまま時間が過ぎる。起き上り、振りの大きなパンチを落としたヤンは、嫌がって立ち上がったステーリングのバックを取る。ステーリングはここで引き込み、ハーフガードからングルを狙う。足首を取ってクラッチして腹ばいになったステーリングは無理をせず、ラウンドを失ってリードを守った。

最終回、右ミドルを入れ、左ローでバランスを崩させたヤン。尻もちをついたステーリングが立ち上がってダブルレッグ、一度は切られてもそのままケージに押し込んでいく。4Rを捨てて効果を発揮するタイミングだが、ヤンが離れて立ち上がる。ワンツーのヤンに、ボディをいれるステーリングは執拗に組み、ボディロックからバックに回る。痛恨のバックコントロールを許したヤンは、ケージに体を預けポジションを入れ替えて離れる。

シングルを切ったヤンは、間合いを測り打撃を振るうこともなく組みに専念するステーリングに飛びヒザを見舞う。ステーリングがそれでもシングルレッグへ。切ったヤンがバックに回る。4Rを休んでなお、攻め込まれるステーリングはバックをとったヤンのハイが空振りに終わると──続くスタンドでも、組んで一度は尻もちをつかせる。ステーリングは抑えにいけず、切り返したヤンがバックに回る。

残り30秒、バックコントロールでヒザを入れ、ついに両足をフックしたヤンはステーリングが立ち上がると自ら着地し、時間となった。コントロール&ポイントアウトのグラップリングMMAは2Rと3Rは正規王者、4Rと5Rは暫定王者のラウンドに。初回は足を使ったステーリングに対し、追いかけていたヤンのラウンドでもおかしくない。

結果、ステーリングが2-1で判定勝ちを収め王座統一。MMAの打の要素を可能な限り省き、組んで倒す&バックに回るという戦いで正規王者が勝ち切った。試合内容はねちっこく、マイクは勇ましい王者はTJ・ディラショーを対戦相手に指名し、ヤンは「自分が勝った」と言い切った──が、2Rを取っているという主張は見当違いだ……。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC273   カムザット・チマエフ キック ジルベウト・ドゥリーニョ

【UFC273】MMA史に残る魂の殴り合い。チマエフがドゥリーニョを破り「この痛みも大好きだ」

<ウェルター級/5分3R>
カムザット・チマエフ(スウェーデン)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ(ブラジル)

右前蹴りを2発見せたチマエフが、右を振るって組みつく。ケージを背負ったドゥリーニョは、シングルで持ち挙げられると、ウィザーでカタヒザをついて耐えるが左のパンチを受ける。腰を引いて、ドゥリーニョのバランスを崩してバックに回ったチマエフは前転にも、バックを取り続け胸を合わせてトップを取り、余裕をもってスタンドに戻る。

カーフで姿勢を乱させたドゥリーニョはワンツー、チマエフもワンツーを入れてスイッチする。ミドルを返し、右を振るうドゥリーニョが左フックを当てる。チマエフは右オーバーハンド、左フックと力強いパンチを繰り出す。大きな踏み込みでパンチを振るうドゥリーニョは、あごが上がり気味なのが気になる。

それでもドゥリーニョが近距離での打ち合いでも右を当て、チマエフはスリップしてから距離を取り直しカーフを蹴る。左ミドルで前に出たチマエフの右ジャブで、ドゥリーニョがダウン。クローズドガードの中からパンチ&エルボー、ドゥリーニョも下からパンチを返しチマエフがスタンドに戻る。レフェリーがドゥリーニョを立たせると、ドゥリーニョは左ボディ、右フックを見せて時間となった。

2R、右ローを蹴ったチマエフはワンツーをバックステップでかわすと、右フックにダブルレッグを合わせれても切る。スイッチをして右ジャブから左を入れたチマエフに、ドゥリーニョも右を打ち返し右ミドルを決める。チマエフはオーソに戻し、右オーバーハンド。ドゥリーニョが右フックを決める。ここでチマエフは前に出てサウスポーの構えで右ジャブ、ドゥリーニョのシングルレッグを切る。

と右を振って前に出たチマエフに、ドゥリーニョの右が当たる。姿勢を乱したチマエフはパンチを続けるが、ドゥリーニョも打ち返しクリンチ・アッパーを連打する。間を取った両者、ドゥリーニョはワンツーで前に出る。右に右を合わせたチマエフは、ダブルレッグから引き込んだドゥリーニョに鉄槌を落とそうとする。Zハーフガードから腹を蹴って立ち上がったドゥリーニョは、右を受けても左フックからボディを殴る。右を思い切り振るうチマエフは、ボディを受けても右で圧力をかける。右を当てて前に出たチマエフだが、ここで右を当ててダウンを奪ったドゥリーニョが、サッカーボールキックを蹴ってしまう。

これは当たらなかったが、チマエフはテイクダウンへ。終了後にも離れないチマエフを蹴り上げたドゥリーニョの頭をチマエフが張ろうとし、レフェリーが割って入った。

最終回、ジャブを伸ばすチマエフは右を振り下ろすタイミングを計っているか。左に右を合わせたチマエフは、右ジャブを入れオーソに構えるとシングルレッグを切る。それでボディロックでテイクダウンを狙ったドゥリーニョは、離れたチマエフの右を受けて動きが止まる。頭が下がったドゥリーニョにパンチを連続で打ち込むチマエフは、ここでシングルレッグを選択する。

チマエフは足を放して離れると、ドゥリーニョはジャブにケージを背負う。それで左を伸ばすドゥリーニョが右を打っていく。空振りし姿勢を乱したドゥリーニョに、チマエフが右の前蹴りを入れアッパーを振るう。ドゥリーニョもワンツーを返して左ジャブ、さらにワンツーを打ち込む。チマエフが右を打ちながら前に出る。ドゥリーニョは左ハイから、右を伸ばす。まさに肉弾戦、残り45秒でドゥリーニョが右を思い切り3発打っていく。

勢いが落ちたように見えたチマエフも前に出る。残り10秒で跳びヒザを見せたチマエフのボディに前蹴りを入れたドゥリーニョ。最後まで打ち合い、下がらないで戦いを続けた両者は、タイムアップ後もテンション高めに健闘を称え合った。

初回にダウンを奪ったチマエフ、2Rにはダウンを取ったのはドゥリーニョだ。最終回も互いに攻め、攻められる展開が続き──ジャッジは3者とも29-28でチマエフを支持、デビュー以来の連勝を11に伸ばした。

凄まじい攻防を終え、言葉を交わした両者。勝者は「本当にタフだった。ここまでとは思っていなかった。最初は思ったように戦えていた。ハードトレーニングをしてケガもなかった。でも、マジで彼は強かった。今は幸せだ。11試合連続でフィニッシュできなかったし、流血して疲れた。でも、この痛みも大好きだ」と話した。

一方、ドゥリーニョは「驚いたかい? 彼はランク外? 僕はランク2位だけど、誰とだって戦う。僕のゴールはチャンピオンになることだから。一番タフな相手と戦っていたいんだ。ここにいることが光栄だ。サンフォードの皆に感謝している。僕は止まらない」と話し大きな歓声を浴びた。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC273 キック ティーシャ・トーレス マッケンジー・ダーン

【UFC273】攻める姿勢を貫いたマッケンジー・ダーンが、トーレスからスプリット判定勝ち

<女子ストロー級/5分3R>
マッケンジー・ダーン(ブラジル)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ティーシャ・トーレス(米国)

左ジャブから勢いよく右オーバーハンドを振るうマッケンジー。かわしたトーレスは、左もかわして右を当てていく。ダブルレッグ、さらにクリンチを狙うマッケンジーを突き放すトーレスは間合いを測り、無暗に手を出さない。マッケンジーに打たせる感のあるトーレスは、近距離の組み合いでボディロックに捕えてケージに押し込む。

組み負けているマッケンジーは、離れ際に左を被弾。それでもワンツーから前に出たマッケンジーに対し、トーレスも自分から動いて右を入れていく。関節蹴りを決めたトーレスは、組みを切ってワンツーを伸ばす。マッケンジーのジャブを当て、とにかく攻めの姿勢でトーレスに向かうも──関節蹴りの影響もあったか、ローを効かされたようにも見える。

打って下がるのではなく、打って走り抜けるようなトーレスが右をヒットさせる。マッケンジーも右を当て、ミドルからもう一度右ストレートを打ち込む。体が揺れたトーレスはサイドキックで距離を取りラウンド終了となった。

2R、マッケンジーは変わらず前に出てパンチを積極的に打っていく。トーレスは構えを変え、ローを足払いのように繰り出す。クリンチの展開でマッケンジーはジャンピングガ―ド、三角狙いからギロチン、さらにキムラに取る。ケージにもたれ右腕を右手で掴んで耐えるトーレスに対し、マッケンジーはケージを蹴って隙間を創ると、そのキムラを支点にぶら下がるように体重をかけハイガードで寝技に持ち込む。

ここからの腕十字にも腕を抜いたトーレスだが、マッケンジーは左足で顔を刈り、左足をすくってスイープを狙う。さらにオモプラッタを取れる態勢で腕を取るマッケンジーは、腕を懸命にクラッチするトーレスの足に狙いを定めてヒザ十字へ。残り1分、必死に足を組んで耐えるトーレス。マッケンジーはトーレスの腹の上に座ってトーホールドからパンチを入れる。エルボーに切り替えたマッケンジーがラウンドを取った。

最近のMMAではすっかり見られなくなった積極的な組み、サブミッションのトライを続けたマッケンジー──スタミナはもつか、3Rが始まった。左から右アッパーを狙うマッケンジーが、関節蹴りにも前に出る。トーレスは後ろ回し蹴りも、マッケンジーは右ミドルを入れてワンツーを放つ。左リードも力があり、軸も乱れないよう打撃を繰り出すマッケンジーに対し、トレースはサイドの構えで右足を伸ばす。

マッケンジーはワンツーで右を当てると、回ったトーレスに左ジャブを届かせる。ついにサイドキックをキャッチしたマッケンジーは、ケージに押し込むとケージ中央に戻って軸足に足払いを決める。上を取ったマッケンジーだが、トーレスは蹴り上げから立ち上がる。残り2分、力を使っても前に出るマッケンジーは、さすがに手数が減ってきた。

それで右を当てると、右を被弾しながらも前に出る。マッケンジーが自らのミドルで姿勢を乱し尻もちをつくが、トーレスはそれでも寝技を嫌がりスタンドで待ち受ける。ここでパンチを貰うことなくスタンドで戻れたマッケンジーは、サイドキックで前進を阻まれてもワンツーで前に出る。

トーレスは最後の10秒でにシングルレッグに出たが、マッケンジーが潰してトップ奪取──ここで時間に。両者、両手を高たかと挙げて勝利をアピールする。2Rはマッケンジーだが、初回と最終回はどう判断されるか。スプリット判定勝ちを手にしたマッケンジーは、ケージによじ登って歓びを露わにした。

「キムラはタイトで、足関節も入ったけど筋肉量が半端なかったわ。エネルギーを使い過ぎて3Rは盛り返されてしまって。次? トップ5の誰かと戦いたい」とマッケンジーは愛娘のモアちゃんを抱いて話した。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC273   ビンチ・ピチェル マーク・マドセン

【UFC273】テイクダウンを奪われた3X五輪レスラーのマドセン。レスリングでピチェルに勝利

<ライト級/5分3R>
マーク・マドセン(デンマーク)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
ビンチ・ピチェル(米国)

前足を蹴っていく両者。構えを変えるピチェルにローを続けるマドセンは、右フックをブロックし低い姿勢でワンツーを打っていく。下がってかわしたピチェルは、ローは蹴られてもパンチは受けない。非常に静かな展開のなかで、マドセンが右ローが蹴り続ける。ピチェルもローを蹴り、左を被弾すると右を返した。

右フックからヒザを見せたピチェルにワンツーで右を当てたマドセンは、右ローに組みつきボディロックから足を払ってテイクダウンを決める。サイドで抑え、クォーターネルソンで上を向かせようとしさらにダース狙いもピチェルが立ち上がる。近い距離となりピチェルが右を振るうが、かわしたマドセンが右を逆にヒットさせる。さらに左ジャブを当ててマドセンが初回をリードした。

2R、カーフを蹴ったピチェルが、右を伸ばす。スイッチを織り交ぜ、歩幅の違うステップを組み込んだピチェルは左ミドルを入れ、ワンツーを伸ばす。マドセンも右を返し、ジャブを当てる。ジャブに右を返し、前蹴りを繰り出すピチェルはスーパーマンパンチのステップでフェイク。左の三日月気味の蹴りも、マドセンは前に出る。右フックに組みついてバックに回ったマドセンは、圧し潰すように胸を押し当ててサイドバックに。

手首を掴んで防ぐピチェルは、スクランブルでバックを許しそうになり前転から足関節、そのまま腰を掴んでカーフスライサーへ。マドセンは正座状態で足を捌きに掛かり、起き上って引き抜く。ここから近距離で右ストレート、左フックなど細かいパンチからヒザ蹴りと攻撃をまとめたピチェルが、ダブレッグで尻もちをつかせることに成功する。そのままトップでピチェルはタイムアップを迎えた。

最終回、2R終盤のように近い距離で手数を増やしたピチェルは、右を当てて組んできたマドセンを切ると、逆にパンチを見せてテイクダウンを狙う。ここは切ったマドセンは、動きは落ちてきたが、パンチの交換のなかで組んでバックに回る。

自ら離れたマドセン、疲れは相当なモノか。それでも大きく息をついてからダブルレッグでテイクダウンを決めたマドセンは、ピチェルの三角絞めを防いで担ぎパスへ。一旦背中を見せ、ガードに戻ったピチェルだが完全に背中をマットにつけてしまった。足を一本抜いたマドセンが、ヘッドアームコントロールで抑えブリッジを許さない。

完全に抑え込みに入ったマドセンは、ピチェルのキムラを切ってハーフから肩固めを狙う。ブーイングが起こるなか、スクランブルでバックに回ったマドセンはピチェルの前転&ヒザ十字を防ぎ、最後はレッスルアップをガブってタイムアップを迎えた。

2Rに打撃の展開で動きが止まったマドセンが、最終回に組みとコントロールで動きを取り戻し、3-0の判定勝ちを収めた。「3度の五輪出場、五輪メダリスト。5度の世界選手権メダリストがUFCで無敗だ。ローガン、レッツゴー」とマイクで話したマドセンは、テイクダウンを取られたことを尋ねられると「テイクダウンされた? 覚えてない。レスリングで?」と意外そうな顔を浮かべた。


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MIKE o UFC UFC273 YouTube

Full Fights Aspen Laddo vs. Raquel Pennington R1 | UFC 273 Alexander Volkanovski vs. Chan Sung Jung

#UFC #UFC273 #AlexanderVolkanovskivsChanSungJung
Main card (ESPN+ pay-per-view at 10 p.m. ET)
Alexander Volkanovski vs. Chan Sung Jung
Aljamain Sterling vs. Petr Yan
Gilbert Burns vs. Khamzat Chimaev
Mackenzie Dern vs. Tecia Torres
Vinc Pichel vs. Mark Madsen
Preliminary Card (ESPN/ESPN+ at 8 p.m. ET)
Ian Garry vs. Darian Weeks
Anthony Hernandez vs. Josh Fremd
Aspen Ladd vs. Raquel Pennington
Mickey Gall vs. Mike Malott
Early Preliminary Card (ESPN+ at 6:30 p.m. ET)
Aleksei Oleinik vs. Jared Vanderaa
Piera Rodriguez vs. Kay Hansen
Julio Arce vs. Daniel Santos

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MMA MMAPLANET o UFC UFC273 イアン・ギャリー ダリアン・ウィークス

【UFC273】イアン・ギャリー、ダリアン・ウィークスに判定勝ちで9連勝も「僕はパーフェクトじゃない」

<ウェルター級/5分3R>
イアン・ギャリー(アイルランド)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
ダリアン・ウィークス(米国)

間合いを測るギャリーがフットワークを駆使し、左ジャブ、そして前蹴りを見せる。ケージの前を左右に回るギャリーに対し、ウィークスは手が出ない。ギャリーも待ちの姿勢で右ロー一発でウィークスの姿勢を乱す。鋭い右をウィークスも伸ばし、そこにギャリーがパンチを合わせようとする。

ジャブからヒザを繰り出したギャリー、蹴り足を掴んだウィークスがケージに押し込む。ボディロックからウィークスがバックに回り、腿にヒザを打つ。後方から左で殴ったウィークス。そのタイミングで胸を合わせたギャリーが体を入れ替えて離れると、前蹴り、左ハイから右を伸ばす。さらに右カーフを蹴ったギャリーは、右ストレートを放つ。ギャリーは前蹴りでバランスを崩されたが、すぐに立ち上がるとワンツーが空振りに。左のフックで前に出てきたウィークスが、ケージにギャリーを押し込む。フックをかわして離れたギャリーが見る展開で時間となった。

2R、ウィークスが関節蹴り、ギャリーが左ジャブを当てる。逸らないウィークスは、ワンツーで前に出るとギャリーはカウンターを狙う。ギャリーがジャブから右に繋げ、ウィークスがフックからクリンチへ。掌底を入れるギャリーは押し返すが、すぐにケージに押し込み返される。ウィークスが右エルボーを入れて、打撃の間合いに戻った。

ギャリーは左ロー、右ハイ、そして右ストレート。左を見せて右オーバーハンド、左ハイ、右ショートとギャリーの攻めが増える。さらにローワンツーから、右フックのギャリーに対し、ウィークスは左から右を振るうが、距離は合っていない。それでもワンツー憎みついたウィークスは。ウィザーのギャリーのバックに回る。

持ち上げて前方に崩しに掛かったウィークス、左を放って離れるが、これも空を切った。ラウンド終了間際、ギャリーが跳びヒザをみせたが、固いウィークスを崩せない展開となっている。

最終回、「ただタッチしろ」というセコンドの指示を受けたギャリーは、ジャブを繰り出す。右ロー、右前蹴りからワンツー、さらにカーフで姿勢を崩させると、踏み込んでワンツーを入れる。ギャリーはカーフを蹴り、間合いをはかりつつ右ストレート。ウィークスが前蹴りにテイクダウン狙いも、切られる。左ジャブを当てたウィークスに対し、大きく左に回ったギャリーが右ハイを蹴っていく。続いて右カーフ、左ジャブ、左リードフックのギャリーはウィークスの左に左ハイを見せる。

残り2分、左ジャブから右で腰を落とさせたギャリーは落ちついて攻め急がない。ウィークスは組んでクリンチも、ギャリーは体を入れ替えてボディロックでテイクダウンを狙いつつバックに回る。ウィークスが正面を向くと、ギャリーは離れる。前蹴り、ジャブ、ウィークスのステップインは横に回ってかわしたギャリーは、最後に右フックを空振りしてバックを許しタイムアップに。

結果はギャリーが3-0の判定勝ち──観客の気持ちを掴むことはできなかったが、9連勝として観客を煽ると「フィニッシュしたいけど、15分ケージで戦えてよかった。良い経験になった。僕はパーフェクトじゃない。そうなるためにケージにいる。毎試合ごと、成長したい。そうやって9連勝した。一つ良いかい? 僕の妻は妊娠中で、年末には子供が生まれる。ダナ、ショーン、ミック、誰だって用意された相手を倒す。ラインナップしてくれ」と話した。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC273 キック マイク・マロット ミッキー・ガル

【UFC273】UFC初陣のマイク・マロット、ミッキー・ガルのワンツーに左を合わせてKO勝ち

<ウェルター級/5分3R>
マイク・マロット(カナダ)
Def.1R3分41秒by TKO
ミッキー・ガル(米国)

いきなりサウスポーの構えから、右のサイドキックでヒザを狙ったマロット。続く左ハイにも反応したガルが左に右を合わせる。オーソでワンツーを伸ばすマロットは、左フックにローを蹴り、ワンツーを打っていく。マロットは近い距離では頭を下げてしまう嫌いもあるが、積極的に手を出していく。

ガルもワンツーのフックで圧を掛けるが、右を被弾して動きが一瞬止まる。マロットは攻め急がず、ガルを前に出させて左を入れる。ガルは前に出るがワンツー、ボディを受ける。それでもステップインから組んでボディロックテイクダウンを決めたガルだが、マロットがすぐに立ち上がり離れる。鼻血を流すマロットが、右ハイ。ブロックしたガルがワンツーフックで前に出るが、足が揃ったところでマロットの左フックを受けて勝負は決した。

パウンドの追撃でTKO勝ちしたマロットは、「2005年からこの時を待っていた。ガルにはサインをもらったことがあるんだ。彼とオクタゴンをシェアできて嬉し待った。近い知り合いの15歳の娘さんが癌で、僕のインスタグラムとリンクして寄付をしてほしい。僕も今日のファイトマネーから1万ドルを寄付する。癌なんてぶっ飛ばせ」と話した。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC273 アレクセイ・オレイニク ジャレッド・ヴァンデラ

【UFC273】44歳、アレクセイ・オレイニク。流れるような寝技でヴァンデラをスカーフホールドで破る

<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク(ロシア)
Def.1R3分39秒byスカーフホールド
ジャレッド・ヴァンデラ(米国)

44歳のオレイニクにジャクソンビルのファンはブーイングを送る。ヘビー級でもリミットの巨漢ヴァンデラに対し、オレイニクは左ローから左フックを振るう。左ジャブを伸ばすヴァンデラ、右オーバーハンドのオレイニクはボディを打つ。右手で顔をブロックし、踏み込みながら右オーバーハンドを当てたオレイニクは、続くテイクダウン狙いを切ってヒザを入れる。ヴァンデラは前蹴りを捌いて右をヒットさせる。

クリンチから引き込んだオレイニイクはシングル、殴られながらも左足から右足に組み替えて尻もちをつかせる──ディープハーフの形でスイープを仕掛けたオレイニクだが、ここでヴァンデラが右手をキャンバスについて踏み止まる。オレイニクはシングル狙いも、切られてバックに回られる。両足をフックしたヴァンデラは腹ばいになったオレイニクを殴り、仰向けになるとRNCを狙う。

オレイニクはフックされた足をリフトして正対、ヴァンデラの三角狙いを潰して担ぎパスからのスクランブルでバックを取り返すと、両足をフックする。即RNCを狙いから肩固めに移行する。トップを取ったオレイニクはマウント奪取、その刹那、袈裟で固めて得意のスカーフホールドへ。ヴァンデラの右腕ごと巻き込んで頭を引きよせたオレイニクがタップを奪った。

ネッククランクとコールされた一本勝ちに「グラップリングで驚かされたことはなかった。最高の気分だ。アリーナに来てくれた皆に感謝している。これから5年、10年は頑張る。15年間、コーナーに就き、ジムも一緒にいてくれる妻に感謝している」とマイクで話した。


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LFA MMA MMAPLANET o UFC UFC273 ケイ・ハンセン ピエラ・ロドリゲス

【UFC273】LFA王者→コンテンダー→UFCデビューのロドリゲスが、ケイ・ハンセンに逆転判定勝ち

<118.5ポンド契約/5分3R>
ピエラ・ロドリゲス(ベネズエラ)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ケイ・ハンセン(米国)

ハンセンの計量オーバーでキャッチウェイトとなった一戦。LFA王者からコンテンダーシリーズを経てUFCと契約したロドリゲスのデビュー戦だ。ワンツーで前に出るロドリゲスをパンチで待ち受けるハンセン。左フックから組んできたロドリゲスに対し、ハンセンがボディにヒザを入れる。両者が踏み込み、パンチのコンビが交錯する。続くハンセンのステップインにロドリゲスが左から右とコンビでカウンターを狙う。

ダブルレッグからケージにロドリゲスを押し込み、シングルでテイクダウンに成功したハンセンが、スクランブルでバックを伺う。ウィザーで耐え、胸を合わせて立ち上がったロドリゲスは大内刈りで倒されても、バタフライスイープでスクランブルに持ち込みスタンドに戻った。残り90秒、パンチの交換からハンセンが再びダブルレッグを決め、ロドリゲスのバタフライスイープにも反応してトップをキープする。腰を上げて左のパンチを入れ、一気にパスを決めたハンセンは、ブリッジを許さず肩固めを狙う。ロドリゲスは肩固めを防ぎ、足を戻したがラウンドを落とした。

2R、左フックを2つ入れたハンセンは、蹴りを見せつつパンチに移行する。ロドリゲスは左フックから右アッパーを返すが、右ミドルをキャッチされケージに押し込まれる。シングルからボディロックに移行しようとしたハンセンは、再びシングルへ。さらに頭を挙げて右腕を差すもロドリゲスも差し返す。離れたハンセンを追いかけたロドリゲスだがパンチは届かず、続いてステップインからコンビを繰り出す。

ダブルレッグ&大内刈りでテイクダウンを狙ったハンセン。ケージに押し込まれたロドリゲスが、体を入れ替えてシングルで逆に尻もちをつかせる。ハンセンのキムラからのフリップをすかしたロドリゲスが背中を見せたハンセンからバッククラブを取る。ダブルアンダーフックから、ロドリゲスがRNCを狙う。ハンセンは体をずらずしていくと、マウントに移行しようとしたところでハーフに戻す。ハンセンは残り5秒でヒールを仕掛ける。ロドリゲスのトーホールド狙いに、ハンセンもトーホールドに入り時間となった。

最終回、イーブンとなった最後の5分──圧をかけるロドリゲスが左ハイ。ハンセンはショートのワンツーを繰り出す。ロドリゲスはハンセンの左ローにテイクダウンを合わせて、トップを取る。ニーシールドのハンセンの潜りに対し、ロドリゲスは立ち上がりローを蹴っていく。立ち上がったハンセンは大振りになりかけたが、すぐに修正する。ロドリゲスは右ハイを蹴り、蹴り足を前に着いたスイッチで左フックを入れる。

そのままクリンチ合戦となり、ロドリゲスはケージに押し込んだ状態でパンチを入れていく。ヒザを見せるハンセンに、左エルボーを入れたロドリゲスがシングルにスイッチ。すぐに頭を起こしたロドリゲスの2度のシングルを切ったハンセンがギロチンを狙う。ケージに押し込まれて窮屈な状態では形に入れず、ロドリゲスがケージに押し込んだ状態とシングルレッグの狙いが続く。

前蹴りから離れたハンセンだが、蹴りにダブルレッグを合わされボトムでタイムアップを迎えた。初回を落としたロドリゲスだが、2Rと3Rを取り返しデビュー戦で判定勝ちを手にした。


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