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Gladiator Gladiator021 MMA MMAPLANET o Progress 世羅智茂 大嶋聡承

【Gladiator021】グラップラー同士のFSGは、TD勝負を制した世羅がオーシマイキーにポイント勝ち

【写真】現代グラップリングで必要な立ちレスの展開が大いに見られた(C)MMAPLANET

<Progressフォークスタイルグラップリング78.5キロ契約/5分2R>
世羅智茂(日本)
Def.8-4
大嶋聡承(日本)

手四つから世羅が頭をつけていく。それを押し返す大嶋、世羅も押して離れる。掴んで来る世羅の手を払う大嶋に対し、世羅がシングルレッグで入って大嶋に背中を着かせた。これで世羅が2Pを先制する。大嶋が距離を取って立ち上がろうと試みるも、すぐに世羅がトップをキープした。しかし世羅が離れたところで大嶋が立ち上がり、1Pを獲得する。

シングルレッグで組みついてきた大嶋を潰し、世羅がテイクダウンの2Pを奪取した。ハーフガードの大嶋に対し、世羅がヒザで大嶋の左足を抑えている。組み手争いで様子をうかがう世羅、大嶋が足を利かせながら、世羅の動きに合わせて立ち上がり1Pを得る。残り10秒で、大嶋がダブルレッグで組みつき、バックを狙うもポイントを得るまでには至らなかった。

世羅が4-2で優勢に立って迎える最終回。世羅がここも手四つから頭をつける。大嶋は離れて体を横に振り始めた。世羅がダブルレッグで飛び込むも、大嶋が離れた。ケージ中央で、手四つで組んだ両者は互いに崩しにかかるも、スタンドの展開が続く。世羅はテイクダウンの体勢に入るが、組みつくことはできない。

世羅が押し込んでいく。離れた大嶋の左足にシングルレッグで組みついた世羅が、テイクダウンで2Pを獲得する。離れた世羅に対して、大嶋が立ち上がり1Pが加わる。この時点でポイントは世羅の6-3に。世羅にケージを背負わせた大嶋が、相手の右足にシングルレッグで入るも、世羅が切り返してトップへ。ポイント8-3と突き放す。

大嶋の足をヒザで潰し、足関節を狙わせない世羅。立ち上がると大嶋も合わせて立ち上がり1Pを献上する形になるが、ポイントで優位に立っている世羅は最後も大嶋のシングルレッグも切って試合を終えた。

ポイント8-4で世羅が勝利。フォークスタイルグラップリングのルールを研究しているところが大いに見えた世羅だけに、今後も参戦を望みたい。それは大嶋も同様だ。


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Gladiator Gladiator021 MMA MMAPLANET o Progress 前田吉朗 江木伸成

【Gladiator021】FSG初挑戦の前田が引き込む江木に極めさせず、足関節の取り合いも見せてポイント勝ち

【写真】前田がテイクダウン、トップキープだけでなく足関節の取り合いで見せ場もつくった(C)MMAPLANET

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分2R>
前田吉朗(日本)
Def.8-5
江木伸成(日本)

ともにサウスポースタンス、前田が手を伸ばして構えたところに江木が距離を詰めて引き込んだ。これで前田に2Pが入る。江木は左足を上げてラバーガードの体勢へ。前田は逆側に回って、ハーフガードの江木を抑え込む。再び江木のガードの中に戻った前田だが、江木が左足を前田の右足に絡めていく。

上半身を起こした前田が離れようとしたが、江木が前田の足を狙った。すると前田も江木の左足に内ヒールを仕掛ける。ここは極められず、再び前田がトップを奪う。ラバーガードの体勢に入った江木を持ち上げ、ケージ際まで運んだ前田が、そのまま江木をマットに叩きつける。左手で江木のアゴを押す前田、江木はフルガードからまたもラバーから左足でチョークを狙う。

前田は右へ回り、フットチョークを外せないとみるや前転してガードの中に戻った。立ち上がった前田は、ジャンピングパスガードから江木の左足を取るも、江木が先に前田の右足にストレートフットロックを狙う。前田は江木の左足に内ヒール、ここで江木が起き上がったところでリバーサルの2Pが入った。

2-2の同点で迎えた最終回、グローブタッチから江木が前に出て、引き込みを狙うも前田が離れる。距離を詰める江木、いなす前田という展開のなか、江木が跳びついて前田の足を狙うも前田が離れる。ここで江木の引き込みにより、前に2Pが入った。すると江木が立ち上がり、前田をケージに押し込む。江木が引き込み前田に2P、下になった江木が立ち上がり1Pを奪取する。

その江木を前田がテイクダウンして2Pを追加。さらに江木が引き込んで内ヒールを狙ったところで、前田に2Pが入る。足を取り合う両者。江木が前田の左足に内ヒールを仕掛けるも、前田が極めさせない。ヒップスローからリバーサルを狙った江木、しかし前田がトップを保った。ここでパンチを振るうアクションを見せる前田だが、これは打つ意志がなくても反則となるかどうか、今後の課題だ。

下から三角やラバーガードを狙う江木に対し、前田は立ち上がる。ここで江木も立ち上がり1Pが入る。前田は前に側転、横に側転、さらに江木に向かって側転したところで、江木が前田の足を取ってヒールを仕掛けるも、ここでタイムアップとなった。

勝利した前田は「勝った選手も負けた選手も、その全てを愛してください」と、漢らしいメッセージを送ってケージをあとにした。


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Gladiator Gladiator021 MMA MMAPLANET o Progress ハシャーン・フヒト ブログ 花澤大介

【Gladiator021】引き込んでも最後までサブミッションを狙い続けたハシャーン、花澤にポイントで敗れる

【写真】引き込み2回、リバーサル1回--ポイントは全てハシャーンのアクションによるものだった(C)MMAPLANET

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分2R>
花澤大介(日本)
Def.4-2
ハシャーン・フヒト(日本)

頭をつけて組み合う両者、花澤がハシャーンの腕を抑えにいく。離れたハシャーンが再度距離を詰めると、花澤が押してケージ際まで追い込んだ。ケージ中央に戻った両者だったが、組み手争いは花澤が上回っているか。ハシャーンの首を抑えつつ、右腕を差し上げてケージ際まで追い込む。離れたハシャーンがケージまで押していくも、花澤が離れた。

組み手争いが展開されるなか、ハシャーンが引き込んだ。2Pを獲得した花澤が、インサイドガードから抑え込む。ここでボディロックに移行すると反則となってしまうが、花澤はハシャーンの右足を抑えてパスを狙う。パスを防いだハシャーンは左足を上げ、次に右足を上げてラバーガードをうかがうも、花澤が体勢をキープ。ここでハシャーンがブリッジでリバーサルに成功し、2Pを獲得して同点に持ち込んだ。

最終回、花澤が組んでいく。首を抑えて体勢を崩した花澤に対し、ハシャーンもすぐに立ち上がる。花澤がケージまで押し込むも、ハシャーンが離れる。首相撲に持ちこもうとするハシャーンに対し、花澤が腕を差し入れてハシャーンの首相撲を切る展開に。ハシャーンの腕を抑えて頭をつけた花澤を、ハシャーンがケージに押し込んで右腕を差し上げた。しかし、すぐに花澤が離れる。

再び花澤をケージに押し込んだハシャーンが、離れる花澤を追う。花澤がケージ際に追い込まれながら、いなして横に回った。ケージ中央に戻ると、ここでハシャーンが引き込み、花澤に2Pを献上する。すぐさま下から足を上げていくハシャーンに対し、花澤がトップをキープし、ハシャーンのスイープに合わせてパスを狙う場面も。

残り20秒で、ハシャーンが下から三角→腕十字→三角と移行するも、極めることはできず試合終了のゴングが鳴った。

結果は花澤が2P差で勝利。しかし引き込みで相手にポイントを献上しても、最後まで展開をつくり、サブミッションを狙い続けたハシャーンの戦いぶりも評価されるべきだろう。


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Gladiator Gladiator021 MMA MMAPLANET NavE o ONE Progress UFC YouTube ゆうと エイドリアン・バトト・ジェマー キック キム・ウィジョン チェ・ドンフン チャンネル テムーレン・アルギルマー ハシャーン・フヒト フェルナンド ボクシング 世羅智茂 中務修良 中西テツオ 前田吉朗 大嶋聡承 平本丈 木村旬志 海外 花澤大介 長谷川賢 阿部光太

【Gladiator021】NavEに挑戦、ニャムジャルガル二元インタビュー「米国に行ってUFCで戦う」

【写真】1998年3月22日、バヤンホンゴル県バヤンボラグ村出身 。ウランバートルのジムでは「地方、遊牧民の選手の体力とハングリー精神こそMMAで成功する谷めに必要。ウランバートルはもやしっ子ばかりだ」という意見が多く聞かれた (C)MORIYAMASAN

明日26日(日)に豊中市176BOXで開催されるGladiator021のメインでGladiatorフライ級選手権試合=王者NavE×挑戦者ニャムジャルガル・トゥメンデムベレルが組まれている。

MMAPLANETではグラジエイターのタレントリレーションズ代表の長谷川賢がモンゴル視察を行った際に同行取材をし、現地でニャムジャルガルのインタビューを行っていた。ここでは1月末にウランバートルで録ったインタビューと、挑戦が決まってからリモート取材で訊いたニャムジャルガルの声をお届けしたい。

世界に飛び立ちたい無敗のフライ級選手が語る――知られざるモンゴルMMA界の実情とNavE戦への意気込みとは。


――今日は立ち技、グラップリングとミットとスパーを見せてくれましたが、これまでの格闘技歴を教えてください。

「12歳からモンゴル相撲を始めて、14歳から柔道とサンボをそれぞれ18歳までやっていました」

――それらの競技での何か結果は残していますか。

「コンバットサンボではモンゴル選手権で2度銅メダルを取っています。柔道ではモンゴル学生選手権で銀メダル、アジアオープンで3位になっています。モンゴル相撲では県でナチン(ハヤブサ=5回戦進出した選手の称号)になっています」

――どうしても興味深いのはモンゴル相撲の経験です。これだけの小兵でナチンになる。それだけテクニカルだったと思われますが、ニャムジャルガル選手自身、モンゴル相撲の技でMMAでも有効だと思われるモノはありますか。

「たくさんあります。ウムスフ(肩車)、ウゥルフ(一本背負い)、フムルフ(内股)、ガルアチフ(外無双)、それとパンツを掴んで良いので相撲の上手投げのような技もあります。ウムスフは最近のモンゴル相撲は筋力が増えてきているので、あまり見られなくなりました」

――ところでニャムジャルガル選手は格闘技をして、生活していきたいという気持ちがあったのでしょうか。

「ハイ。ただし、それは私がおかれた環境というのも影響していると思います。私の従妹にはモンゴル相撲の力士、そして力士を日本に送る仕事をしている人もいます。私自身は2017年頃からモンゴルでもMMAの人気が高まり、この年から練習を始めました」

――それはバヤンホンゴル県での話でしょうか。

「まれた村には15歳までいて、17歳の時にバヤンホンゴル県の県庁所在地のバヤンホンゴルに引っ越して柔道やサンボを続けていました。そしてMMAの選手を目指して2016年にウランバートルに来て、その後も1年間は柔道を続けていました。翌年からバットバエル先生の指導を受けています。

正直、田舎にいた方が空気も綺麗ですし、筋力トレーニングに関しては問題ないです。ただし練習パートナーや指導者の問題があるので、ウランバードルに来る必要があります」

――では19歳の時からバットバエル・コーチの指導を受けているのですね。

「キックボクシング、柔術と先生の下では一カ所で練習できるのは大きかったです。ただモンゴル相撲は倒せば終わりでしたが、柔術では投げても下から攻撃をされて本当に戸惑いました。もちろん、今では完全に慣れて何も問題ないです」

――MGL-1FCのフライ級王者ということはモンゴル最強のフライ級ファイターといっても過言でないと思います。今後、どこを目指して練習していますか。

「将来的には米国に行ってUFCで戦い、アジア人でもチャンピオンになれることを示したいです」

――ONEではなく、UFCなのは?

「ONEは試合間隔が長く感じます。UFCの方がたくさん戦えると思います。何より世界のトップ選手が集まっているUFCで勝負したいです」

――ステップアップ方法、UFCへの筋道というのはモンゴルにいて見えているのでしょうか。

「ダナー・バットゲレルのマネージャーとコンタクトを取っていて、これから3連勝ぐらいするとUFCと話ができると聞いています(※この後、ONE THE ROADマネージメントとUFCとの交渉に関して契約を結ぶ)」

――ところでモンゴルには兵役があると聞きました。韓国のMMAファイターも兵役がキャリアを積むうえで弊害になる場合があります。モンゴルはどうなのでしょうか。

「18歳から兵役の招集が始まっています。自分にも毎年のように招集令が届きますが、これまでは理由をつけて断っています。正直、行かないままで終わらせたいと思っています。モンゴルの兵役は1年、練習がそれだけできなくなることは選手として後退してしまうので、行きたくないです。

兵役とは自分の国を守って、貢献することです。自分としてはMMAで活躍して、モンゴルを世界に知らしめることで貢献したいです。兵役に就いているのと同じような気持ちでMMAを戦っています」

■グラジエイターに来日が決まってからのインタビュー(※3月4日)

――ウランバートルでインタビューをさせてもらってから、3週間後に来日が決まりました。

「オファーをもらった時は本当に嬉しかったです。これまで海外の大会で戦ったことがなかったので、本当に盛り上がりました」

――いきなりタイトルに挑戦することに関しては?

「最初のオファーは、グラジエイターで試合をする気持ちはあるかという意思確認でした。当然のようにイエスと即答しました。それがタイトルマッチになり、正直にいえばとても驚きました。他の選手を飛び越えてタイトルマッチを戦うことになったので、今度はコーチともしっかりと相談し、このような滅多にないチャンスを受けることにしました」

――グラジの櫻井代表からは、ニャムジャルガル選手との対戦をオファーした日本人選手が断った。そのタイミングでNavE選手に挑戦予定だったチェ・ドンフン選手が負傷。そしてニャムジャルガル選手に挑戦権が回ってきたと聞きました。

「幸運でした。最初はタイトマッチという話はなかったので、2試合、3試合と勝ち続けて初めてタイトルに挑戦できるという気持ちでいました。それがいきなりチャンピオンに挑戦することになって短期間でステップアップできるチャンスだと思っています」

──長谷川賢氏がジムで練習を視察した際、日本行きのチャンスが回ってくる自信はありましたか。

「あの時は理由があって、それほど練習ができていない時期だったので、自分のなかでは満足いく動きができなかったです。なので日本に行けるとは思っていなかったです」

──では、あの時とは違う動きを日本で見せるという気持ちが強いですか。

「あれから十分に練習できているので、タイトル戦では可能な限り自分の持てる力を出して戦いたいです」

──チャンピオンのNavE選手の印象を教えてください。

「実はまだ映像を見ていないです。できるだけ早く見て、対策を練りたいと思っています」

──日本でどのような試合がしたいと思っていますか。

「チャンピオンは柔道出身だと聞いています。自分も組み技が得意です。自分のレスリング力の方が上だと証明したいです。と同時にチャンピオンのNavE選手が自分の挑戦を受けてくれることに、とても感謝しています。3月26日は火が出るような激しい試合がしたいです」

■視聴方法(予定)
3月26日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator021対戦カード

<ストロー級/5分2R>
田中優樹(日本)
木村旬志(日本)

<バンタム/5分2R>
今村豊(日本)
谷口武(日本)

<バンタム級/5分2R>
藤原克也(日本)
秋田良隆(日本)

<Gladiatorフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]NavE(日本)
[挑戦者]ニャムジャルガル・トゥメンデムベレル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
神田T-800周一(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<55キロ契約/5分3R>
中務修良(日本)
エイドリアン・バトト・ジェマー(フィリピン)

<Progressフォークスタイルグラップリング78.5キロ契約/5分✖2R>
世羅智茂(日本)
大嶋聡承(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分✖2R>
前田吉朗(日本)
江木伸也(日本)

<バンタム級/5分3R>
ゆうと(日本)
キム・ウィジョン(韓国)

<フライ級/5分2R>
中西テツオ(日本)
宮川日向((日本)

<フェザー級/5分2R>
フェルナンド(ブラジル)
藤岡陸(日本)

<ウェルター級/5分2R>
橋本健吾(日本)
阿部光太(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分✖2R>
ハシャーン・フヒト(日本)
花澤大介(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
佐藤フミヤ(日本)
北原蓮(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
平本丈(日本)
飴山聖也(日本)

<バンタム級/5分1R>
藤井丈(日本)
吉田開威(日本)

<バンタム級/5分1R>
武田純忠(日本)
有田一貴(ブラジル)

<フライ級/5分1R>
古賀珠楠(日本)
那須裕次郎(日本)

■視聴方法(予定)
3月26日(日)
午後12時30~ザ・ワンTV YouTubeチャンネル

■ Gladiator021対戦カード

<Gladiatorフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]NavE(日本)
[挑戦者]ニャムジャルガル・トゥメンデムベレル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
神田T-800周一(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<55キロ契約/5分3R>
中務修良(日本)
エイドリアン・バトト・ジェマ―(フィリピン)

<バンタム級/5分3R>
ゆうと(日本)
キム・ウィジョン(韓国)

<バンタム級/5分2R>
藤原克也(日本)
秋田良隆(日本)

<フライ級/5分2R>
中西テツオ(日本)
宮川日向((日本)

<バンタム/5分2R>
今村豊(日本)
谷口武(日本)

<フェザー級/5分2R>
フェルナンド(ブラジル)
藤岡陸(日本)

<ストロー級/5分2R>
田中優樹(日本)
木村旬志(日本)

<ウェルター級/5分2R>
橋本健吾(日本)
阿部光太(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
平本丈(日本)
飴山聖也(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
佐藤フミヤ(日本)
北原蓮(日本)

<バンタム級/5分1R>
藤井丈(日本)
吉田開威(日本)

<5分1R>
武田純忠(日本)
有田一貴(日本)

<フライ級/5分1R>
古賀珠楠(日本)
那須裕次郎(日本)

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【Gladiator021】神田T-800周一と対戦、テムーレン・アルギルマー「サーカスの団員になるために――」

【写真】にこやかな好青年だが、SNS世代で結構なトラッシュトーカーという一面もある (C)MORIYAMASAN

明日26日(日)に豊中市176BOXで開催されるGladiator021で、バンタム級チャンピオン神田T-800周一と戦うテムーレン・アルギルマー。

モンゴルを代表して、10年以上のキャリアを誇るダムランプレウ・バーサンクフーの愛弟子テムーレンは、MGL-1FCで挑戦者決定戦で勝利もその後タイトル戦が実現しないなど、母国で試合の機会に恵まれていない。そんななか得たグラジでの試合、関係者に感謝の念を抱きながら、対戦相手の神田には手厳しい言葉を言い放った。


――テムーレン選手、1月のウランバートルでマザーライMMAの練習を取材させていただいた時、お嬢ちゃんがずっとパパの練習をケージの外から見て、泣き続けていたのが忘れられないです。

「娘でなく、息子なんですよ(笑)。ただ、自分は息子が泣いているのは気にせずにスパーリングに集中していました。普段はお祖父ちゃんとお祖母ちゃんに見てもらっていることが多いので、息子を練習に連れて行くことはほとんどないんです。あの日はたまたまですね(笑)」

――あの時、長谷川賢氏が視察に訪れていて、実際にグラジからオファーがあった時にはどのように思いましたか。

「あの日、スパーリングを軽めにやるという指示があったので、自分の100パーセントを見せることができなかったです。それでも自分が選ばれると、強く思っていました。でも実際にオファーが来た時には、凄く興奮しましたね。モンゴルではなかなか対戦相手が見つからなくて、海外で試合がしたいと思っていたので凄く嬉しかったです」

――軽めだったのですね。力が入らず、柔らかい動きができるという印象でした。

「そうですね、基本的にはアレが自分のスタイルです。視察されているからといって、何か気に入られるような動きをするつもりはなくて、しっかりと自分の動きをしようと思っていました。いつもスムーズな動きを心がけていますが、試合になると相手もいますし、倒さないといけないわけですから、相手の能力次第ですが激しく打ち合うこともあります」

――そもそもテムーレン選手はMMA以前に、何か格闘技の基礎があったのですか。

「学生の頃は色々なスポーツをやっていました。バスケットボール、バレーボール。格闘技は柔道とモンゴル相撲をしており、どのスポーツでもそれなりの成績を残していました」

――ではMMAを始めたのは?

「高校生の時にダムランプレウ選手やナラントンガラグ選手のMMAの試合はよく見ていて、興味を持っていました。ちょっと荒々しいところもあったので、いつかやってみたいと思っていたんです。当時は地方に住んで、夏休みにサーカス団員の募集があってウランバートルに来ました。最初はある程度トレーニングする期間をおいて、お客さんの前で演技をすると思っていましたが、1カ月半ぐらいで正式にアクロバットをお客さんの前に出て演じることになりました。そんな時、シリンベーリ・ジムで1日体験入門に参加して。それ以来、MMAに夢中になりサーカスはすぐに辞めました」

――なんとも……日本ではまずない経歴ですね。ダムランプレウ選手と練習をするようになったのもシリンベーリ時代からですか。

「2017年11月にMMAを始めて、ダムランプレウ先生もシリンベーリで練習をしていていました。そして2018年になってから、指導を受けるようになりました」

――現状、テムーレン選手はMMAファイターとしてどのような特徴がある選手だと自己判断していますか。

「打撃が好きですが、組みも嫌いでないです。自分としては芸術的、美しい戦いをしたいです。そしてお客さんが喜ぶ面白い試合ができればと思います」

――では神田選手の印象を教えてください。

「その前にこのオファーをくれたグラジエイターの関係者の皆さんに感謝の言葉を伝えたいです。そのうえで対戦相手に関しては、試合をチェックしましたが……正直、面白くない試合をする選手でした。グラップリングが好きな選手だと思いましたが、もっともっとしっかり練習してくださいと言いたいです。

(C)SHOJIRO KAMEIKE

ただ試合を受けてくれたチャンピオンには感謝しています。

自分は、きっとこれまでに戦ったことがない相手になるはずです。みんなが喜んでくれる激しい試合をしましょう」

――モンゴルで会った時は髪の毛が真っ黒でしたが、今はブロンドが入っています。それは戦闘仕様なのでしょうか。

「いえ、試合が決まる前に銀色に染めて、それから金髪しました。特に試合を考えてではなくて、個性を強調したかったからです(笑)」

■視聴方法(予定)
3月26日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator021対戦カード

<ストロー級/5分2R>
田中優樹(日本)
木村旬志(日本)

<バンタム/5分2R>
今村豊(日本)
谷口武(日本)

<バンタム級/5分2R>
藤原克也(日本)
秋田良隆(日本)

<Gladiatorフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]NavE(日本)
[挑戦者]ニャムジャルガル・トゥメンデムベレル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
神田T-800周一(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<55キロ契約/5分3R>
中務修良(日本)
エイドリアン・バトト・ジェマー(フィリピン)

<Progressフォークスタイルグラップリング78.5キロ契約/5分✖2R>
世羅智茂(日本)
大嶋聡承(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分✖2R>
前田吉朗(日本)
江木伸也(日本)

<バンタム級/5分3R>
ゆうと(日本)
キム・ウィジョン(韓国)

<フライ級/5分2R>
中西テツオ(日本)
宮川日向((日本)

<フェザー級/5分2R>
フェルナンド(ブラジル)
藤岡陸(日本)

<ウェルター級/5分2R>
橋本健吾(日本)
阿部光太(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分✖2R>
ハシャーン・フヒト(日本)
花澤大介(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
佐藤フミヤ(日本)
北原蓮(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
平本丈(日本)
飴山聖也(日本)

<バンタム級/5分1R>
藤井丈(日本)
吉田開威(日本)

<バンタム級/5分1R>
武田純忠(日本)
有田一貴(ブラジル)

<フライ級/5分1R>
古賀珠楠(日本)
那須裕次郎(日本)

■視聴方法(予定)
3月26日(日)
午後12時30~ザ・ワンTV YouTubeチャンネル

■ Gladiator021対戦カード

<Gladiatorフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]NavE(日本)
[挑戦者]ニャムジャルガル・トゥメンデムベレル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
神田T-800周一(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<55キロ契約/5分3R>
中務修良(日本)
エイドリアン・バトト・ジェマ―(フィリピン)

<バンタム級/5分3R>
ゆうと(日本)
キム・ウィジョン(韓国)

<バンタム級/5分2R>
藤原克也(日本)
秋田良隆(日本)

<フライ級/5分2R>
中西テツオ(日本)
宮川日向((日本)

<バンタム/5分2R>
今村豊(日本)
谷口武(日本)

<フェザー級/5分2R>
フェルナンド(ブラジル)
藤岡陸(日本)

<ストロー級/5分2R>
田中優樹(日本)
木村旬志(日本)

<ウェルター級/5分2R>
橋本健吾(日本)
阿部光太(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
平本丈(日本)
飴山聖也(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
佐藤フミヤ(日本)
北原蓮(日本)

<バンタム級/5分1R>
藤井丈(日本)
吉田開威(日本)

<5分1R>
武田純忠(日本)
有田一貴(日本)

<フライ級/5分1R>
古賀珠楠(日本)
那須裕次郎(日本)

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【Gladiator021】計量終了。大会MVPを狙う前田吉朗、江木は「憧れの選手を相手に自分らしさをみせる」

【写真】計量後、細かくルールを確認していた前田吉朗。江木は憧れのレジェンドを相手に、前回の敗戦を払拭できるか。 (C)SHOJIRO KAMEIKE

明日26日(日)に大阪府豊中市の176BOXで開催されるGLADIATOR021の公開計量が、同じく豊中市のスモーカージムで行われた。出場選手は全員、一発で計量をパスしている。


モンゴルとフィリピン、さらに韓国からの刺客をグラジエイターとワードッグの王者が迎え撃つ形となった今大会。まずメインのGladiatorフライ級選手権試合、「想像していたよりも大きかった」と感想を述べている王者NavEは、爆発力と連打の強さがあるモンゴルMMA王者ニャムジャルガル・トゥメンデムベレルを組み伏せることができるか。

プログレスのフォークスタイルグラップリングには、元DEEP&パンクラス王者で、昨年にMMAを引退した前田吉朗が出場する。会場に遅れて登場した前田は「MMAを引退してから筋肉も落ちていたけど、練習していると体も戻ってきた」と自信を見せる。さらに長谷川賢プログレス実行委員会代表に、大会MVPについて金額と条件を確認。長谷川代表は「まずは試合に勝つこと。そのうえで試合内容から考えます」と苦笑いを浮かべた。前田は集合写真でも手でMVP獲得をアピールしている。

一方、前田と対する江木は1月大会の敗戦(竹本啓哉に一本負け)について「MMAに出ることを意識して、意地になってスタンドレスリングで戦おうとしすぎてしまいました。今回は試合に勝つことだけに集中できています」と語る。さらに前田に対しては「WECでミゲール・トレースと戦った試合を見て、大ファンになりました。以来、学生時代からずっと動画を見ていた憧れの選手です。でも相手が前田さんだから、プログレスだからということは関係なく、自分らしさを見せたいです」と意気込みを語った。

■視聴方法(予定)
3月26日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator021計量結果

<ストロー級/5分2R>
田中優樹:51.55キロ
木村旬志:52.10キロ

<バンタム/5分2R>
今村豊:61.25キロ
谷口武:60.65キロ

<バンタム級/5分2R>
藤原克也:60.90キロ
秋田良隆:61.10キロ

<Gladiatorフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]NavE:56.45キロNavE
[挑戦者]ニャムジャルガル・トゥメンデムベレル:56.55キロ

<バンタム級/5分3R>
神田T-800周一:61.15キロ
テムーレン・アルギルマー:61.30キロ

<55キロ契約/5分3R>
中務修良:54.80キロ
エイドリアン・バトト・ジェマ―:54.10キロ

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分2R>
前田吉朗(日本):60.50キロ
江木伸成(日本):59.85キロ

<Progressフォークスタイルグラップリング78.5キロ契約/5分2R>
世羅智茂:75.45キロ
大嶋聡承:77.30キロ

<バンタム級/5分3R>
ゆうと:60.85キロ
キム・ウィジョン:61.45キロ

<フライ級/5分2R>
中西テツオ:56.60キロ
宮川日向:56.60キロ

<フェザー級/5分2R>
フェルナンド:65.70キロ
藤岡陸:65.70キロ

<ウェルター級/5分2R>
橋本健吾:76.10キロ
阿部光太:76.95キロ

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分2R>
ハシャーン・フヒト:60.50キロ
花澤大介:64.10キロ

<アマMMAバンタム級/3分2R>
佐藤フミヤ:当日計量
北原蓮:当日計量

<アマMMAバンタム級/3分2R>
平本丈:当日計量
飴山聖也:当日計量

<バンタム級/5分1R>
藤井丈虎:60.85キロ
吉田開威:61.05キロ

<バンタム級/5分1R>
武田純忠:60.90キロ
有田一貴:60.85キロ

<フライ級/5分1R>
古賀珠楠:56.45キロ
那須裕次郎:55.80キロ

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【Gladiator021】柔術家? ナックモエ? 比からの刺客#02、エイドリアン・バトト「フィリピンの力を」

【写真】「MMAで成功すれば、ケージグラップリングでも戦ってみたい」と話していた(C)MMAPLANET

明日26日(日)に豊中市の176 BOXで開催されるGLADIATOR021にフィリピンからエイドリアン・バトト・ジェマーが来日し、中務修良と対戦する。

12月にフィリピンのボクシング、ムエタイ、MMAマネジャーのククイ・エロルデが支配下選手を集め、トライアウトを行った。1月の来日したジョン・オルニドに続き、グラジ出場を決めたバトトにインタビューを試みた。


――まずグラジエイターからオファーがあった時は、どのような気持ちでしたか。

「もちろん、嬉しかったよ。国際的な舞台で戦いたいと思って、ここ数年間練習をしてきた。そして、こういう機会が巡って来ることを願って準備してきたから、感謝しているよ」

――昨年12月にエロルデ・ボクシングジムでトライアウトがあり、あの時長谷川賢氏がジョン・オルニドとバトトに関しては、MMAだけでなくグラップリングも見てみたいとリクエストをしました。あの時は、日本から招かれる自信はありましたか。

「もちろんだよ。グラジエイターが自分を選んでくれる自信はあった。自分を信じているからね」

──グラジエイターは1月の大会でジョン・オルニド選手を招聘し、バトトにオファーを出しませんでした。オルニド選手が日本で戦うと知った時、どのような気持ちでしたか。

「嬉しかったよ。ただ少し、ジェラシーはあったかな。ジョン・オルニドは僕の友達で、先にオファーがあったから。でも友達が日本で戦う機会を得ることができて、素直に嬉しかった。と同時に彼が経験豊かなファイターと戦うことには、ナーバスになってしまったのも事実だよ」

──反則決着は残念でしたが、キャリア3勝0敗のオルニド選手が笹選手を相手に初回を取るような試合をしました。あの試合から、バトトは何かしら影響を受けましたか。

「ジャッジとレフェリーの判断は尊重しないといけないけど、ファイターとしてノーコンテストになるべきだと思う。まぁ、試合結果に関してこれ以上は言わない。そして、オルニドに再戦の機会を与えてほしい。何より、オルニドは僕に自信を与えてくれた。フィリピン人ファイターだって、国際的なステージでグラップリングができると。

フィリピン人選手は、日本の選手は素晴らしいグラップラーだと思ってきたから。柔術も柔道も日本で生まれた。このスポーツは日本のカルチャーの一部だし。日本人選手の寝技の力を僕らはずっと尊敬してきたんだ。でもジョン・オルニドは、僕らだって自分の力を発揮することができるという自信を与えてくれた。日本という柔術、柔道、マーシャルアーツの国で戦ってもやっていけるとね」

――事実、バトトはトライアウトの時、レスリングと柔術という部分で印象的なスパーリングをしていました。

「ムエタイベースのMMAファイターとしては、ちゃんとグラップリングとレスリングができていると自分では思っている。でも、打撃の方が自信があるのも確かだよ」

――いやぁ、トライアウトの時点でバトトがムエタイ出身とは思わず、柔術家だと勘違いしていました。

「今、グラップリングはほぼ毎日練習しているんだ。次の試合に向けて、より力をいれているのも確かで。でも、また立ち技もやり込んで、本当の意味でのマーシャルアーチストとして戦ってきたいんだ。それに柔術とレスリングが成長したことで、打撃もさらに良くなった。テイクダウンを恐れる必要がなくなったからね。今、僕は寝技でもスタンドでも戦えるよ」

――道着の練習もしているのですか。

「逆に柔術の練習はほぼ道着有りだよ(笑)。ノーギの方が少ない。道着の練習をすることは、凄く精神的に鍛えられる。道着を掴まれると、動きが制限されるから思ったように戦えなくなる。だからこそ、ノーギになると自由に感じられ、凄く動きやすくなる」

――なるほどぉ。ところで中務選手はレスリングベースです。それだけでなくケージのレスリングの使い方を熟知しています。彼とレスリングをやりあうことにどれだけ自信がありますか。

(C)SHOJIRO KAMEIKE

「この試合は凄くタフになると思っている。

その分、チャレンジングだよ。そうだね、僕は彼のレスリングのことを尊重している。でも、この試合は僕のモノ。立ち技、レスリング、寝技の全てに自信を持っている。確かに彼の技術的にもレスリングの技は豊富だ。そして、とても強い。でも僕は立ち技、寝技、レスリングでも勝てる自信がある」

──会場のファン、YouTubeで視聴できる母国のファンにどのような試合を見せたいと思っていますか。

「フィリピンの力を見せたい。ボクシングと打撃だけの国じゃない。MMAだって、強くなっている。それにグラップリングも成長しているよ。フィリピンは色々なマーシャルアーツが盛んだから。そして個人的に、この試合はフィリピンの子供達に見てほしい。若い世代の目標となれるような、選手になりたいんだ。マーシャルアーツに興味のない若いフィリピンの皆に、良い影響を与えたいと思っている」

――フィリピンのMMAといえばチームラカイの印象が強いですが、メトロマニラのMMAファイターとして、自分たちも負けてないという想いはありますか。

「もちろん、僕らだって彼らのように外国人選手と真っ向勝負できる。ただ、フィリピンを代表して日本で戦うことはプレッシャーにもなっている。ここで勝ってメトロマニラのファイターの勢いを見せたい。彼らがグラジエイターを始め、日本の他のプロモーションで戦えるように」

――ではバトトの将来の目標は?

「ベルトをこの腰に巻くこと。ここで勝って、グラジエイターのタイトルに挑戦したい。そしてフィリピンでは自分の街で、柔術をしっかりと指導して次の世代のフィリピン人ファイターが常に日本から戦い機会を得られるよう力になりたい」

――素晴らしい言葉です。今日はインタビューを受けていただきありがとうございました。

「まずノブ(中務)が、僕に戦うチャンスを与えてくれて感謝している。でも、そんな君にタフファイトをプレゼントするよ。日本のファンには、グラジエイターの会場で火花が散るような激しい試合の目撃者になってほしい」

■視聴方法(予定)
3月26日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator021対戦カード

<ストロー級/5分2R>
田中優樹(日本)
木村旬志(日本)

<バンタム/5分2R>
今村豊(日本)
谷口武(日本)

<バンタム級/5分2R>
藤原克也(日本)
秋田良隆(日本)

<Gladiatorフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]NavE(日本)
[挑戦者]ニャムジャルガル・トゥメンデムベレル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
神田T-800周一(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<55キロ契約/5分3R>
中務修良(日本)
エイドリアン・バトト・ジェマー(フィリピン)

<Progressフォークスタイルグラップリング78.5キロ契約/5分✖2R>
世羅智茂(日本)
大嶋聡承(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分✖2R>
前田吉朗(日本)
江木伸也(日本)

<バンタム級/5分3R>
ゆうと(日本)
キム・ウィジョン(韓国)

<フライ級/5分2R>
中西テツオ(日本)
宮川日向((日本)

<フェザー級/5分2R>
フェルナンド(ブラジル)
藤岡陸(日本)

<ウェルター級/5分2R>
橋本健吾(日本)
阿部光太(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分✖2R>
ハシャーン・フヒト(日本)
花澤大介(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
佐藤フミヤ(日本)
北原蓮(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
平本丈(日本)
飴山聖也(日本)

<バンタム級/5分1R>
藤井丈(日本)
吉田開威(日本)

<バンタム級/5分1R>
武田純忠(日本)
有田一貴(ブラジル)

<フライ級/5分1R>
古賀珠楠(日本)
那須裕次郎(日本)

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【Gladiator021】テムーレン戦へ、神田T-800周一─02─「怖くてワクワクして、やりがいがあります」

【写真】恐怖に打ち克、自分に勝って相手に挑む。その姿勢に人は魅かれます(C)MMAPLANET

26日(日)に豊中市176BOXで開催されるGladiator021で、モンゴルからの刺客テムーレン・アルギルマーと対戦するバンタム級チャンピオン神田T-800周一インタビュー後編。

韓国、フィリピンに続き、モンゴルを掘り始めたグラジエイターのチャンピオンとして、いやMMAファイター神田周一として、この状況をどう想うのか。そしてテムーレン戦で、どのような自己証明をするのかを尋ねた。

<神田T-800周一インタビューPart.01はコチラから>


――グラジでの試合は昨年4月の王座決定戦以来、11カ月振り。その間、闘裸男で野尻定由選手に勝利。貴重な勝利だったのですが、その後は野尻選手が負けがこんでしまいました。

「野尻君は思い切りが良いので、良い時と良くない時の差が大きいのかもしれないです。体の強さは感じられたので、コツコツと積んでいけば安定した結果を残せる選手になると思います。基本的にはダイナミックな選手で、逆をいえば脆さがある。そこをつかれると……という試合になりますね」

――野尻戦の勝利から修斗のオファーは?

「正直、なかったです(笑)。修斗の有り方だと、僕が出たいといえば試合は組んでもらえるはずです。でも後楽園ホールとか、修斗で――ということで、今の僕はMMAをやっているわけではないので、そこにワクワクできなくて。

そりゃあ藤井伸樹選手と戦わせてもらえるなら、僕もワクワクします。僕は強さと触れ合い、自分の強さを確認したい。むしろ、今回のような試合の方がワクワクします」

――修斗も藤井選手との試合をいきなり組むことはできないでしょうし、ならばベルトを持つグラジでテムーレンというモンゴル人選手を迎え撃つ方がワクワクしますか。

「1月大会もチョ・ソンビン、キ・ウォンビンが来て、フィリピンのジョン・オルニドが笹選手と戦った。コンバット柔術ですけど、江木(伸也)君と竹本(啓哉)は結局、竹本が勝った。バンタム級戦線も動きが活発ですし、同時にごちゃごちゃで3月には誰と試合をするのかなぁと展開は見えていなかったです。

実力的には十分に強い選手だし笹選手や竹本選手と戦うことも、あるかと思っていました。それにチャンピオンとして海外から選手が来ることにニヤニヤしていて良いのかという気持ちもありました。でも、ニヤニヤしてその場に入らせてもらおうと思います。チャンピオンとして踏ん反り返えって、待つつもりはない。だって、ワクワクするじゃないですか。怖いけど。

チョ・ソンビンのような韓国人選手と、ストーリーはないけど試練のノンタイトルマッチとか、タイトルマッチがあるかな。あれば良いなっていう気持ちにさせられました、チョ・ソンビンと戦った中川選手、恰好良かったです。叩き上げで、厳しい相手と戦う。負けたけど、本当に格好良かった。僕もああいう風に、強い選手と戦うMMAファイターでいたいです。

そういう意味で、僕が一番ワクワクさせられるのがグラジエイターなんです。本当にこの状況はめちゃくちゃワクワクします。お金が掛かってしまいますけど、トーナメントをしてほしいぐらいです(笑)」

――結果、蒙古襲来と。

「長谷川さんがモンゴルに行っているSNSを見て、ちょうど福岡で柔術の大会があって、ラーメンでなくモンゴル料理屋にいるタイミングだったんです。僕、モンゴル料理が好きで(笑)」

――アハハハ。

「塩ゆでの羊、じゃがいもと人参と一緒に煮た羊、あと餃子みたいなの(※ボーズ)を食べていて。『長谷川さん、やりよったな』、『グラジエイター、やりよったな。モンゴルを掘るか』って思いながら、モンゴル料理を食っていて(笑)。ただ、いきなり僕とは思っていなかったです。でも、僕がツイッターで反応したのを長谷川さんがチェックしてくれたみたいで……こうなったかと」

――実際にオファーが来た時の気持ちは?

「面白い!!と思いました。グラジエイターがその気なら、僕はやりますよって。グラジエイターが攻めるなら、僕も攻める」

――ここで、少しテムーレンの練習映像をチェックしていただけますか。

「(試合映像を見終わって)こういうのを待っていたんです。良い感じに怖さとワクワク感がある状況を……でも、実感が急にわいてきました」

――とはいえ、この勢いがあるからこそ神田選手がここまで積んできたことをぶつける相手かと。

「準備もそうですけど、本番も今までやってきたことしかできないので。そうなると、相手が誰であろうと――ということに行き着いて。自分がやるべきことをやるだけです」

――いやぁ、明らかに表情が変わりました。厳しい眼になっています。

「韓国、フィリピン、そしてモンゴル。国内で、ここまで測れない強さに触れるチャンスってないんですよね。怖くてワクワクして、やりがいがあります。何より緊張感が僕のなかにあります。いよいよだなって」

――そういう相手と戦い、何を見せて自己証明をしたいと考えていますか。

「う~ん……コツコツと積み上げてきた地味なところですね(笑)。僕だって派手に勝ちたいけど、自分で選んだかのか。選ばざるを得なかったのか。結果的にこうなったのかは分からないですけど、僕が積み上げてきたモノ……そういう地味で諦めないところを出して、勝ちたいです。森戸新士に揉まれていますからね、大丈夫ですよ」

■視聴方法(予定)
3月26日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator021対戦カード

<ストロー級/5分2R>
田中優樹(日本)
木村旬志(日本)

<バンタム/5分2R>
今村豊(日本)
谷口武(日本)

<バンタム級/5分2R>
藤原克也(日本)
秋田良隆(日本)

<Gladiatorフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]NavE(日本)
[挑戦者]ニャムジャルガル・トゥメンデムベレル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
神田T-800周一(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<55キロ契約/5分3R>
中務修良(日本)
エイドリアン・バトト・ジェマ―(フィリピン)

<Progressフォークスタイルグラップリング78.5キロ契約/5分✖2R>
世羅智茂(日本)
大嶋聡承(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分✖2R>
前田吉朗(日本)
江木伸也(日本)

<バンタム級/5分3R>
ゆうと(日本)
キム・ウィジョン(韓国)

<フライ級/5分2R>
中西テツオ(日本)
宮川日向((日本)

<フェザー級/5分2R>
フェルナンド(ブラジル)
藤岡陸(日本)

<ウェルター級/5分2R>
橋本健吾(日本)
阿部光太(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分✖2R>
ハシャーン・フヒト(日本)
花澤大介(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
佐藤フミヤ(日本)
北原蓮(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
平本丈(日本)
飴山聖也(日本)

<バンタム級/5分1R>
藤井丈(日本)
吉田開威(日本)

<バンタム級/5分1R>
武田純忠(日本)
有田一貴(ブラジル)

<フライ級/5分1R>
古賀珠楠(日本)
那須裕次郎(日本)

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【Gladiator021】世羅智茂─02─「柔道の阿部一二三、詩。キックの那須川天心。大嶋君はそういうレベル」

【写真】あの日──。防護服のスタッフに囲まれ、青木の視線を感じながらケージの感覚を確認していた世羅。今から見ると笑っちゃうほど、世間からズレていた空間には恐怖と期待、憤怒と義侠心が入り混じっていた(C)SHOJIRO KAMEIKE

26日(日)、大阪府豊中市の176BOXで行われるGladiator021で、プログレスのフォークスタイルグラップリングで大嶋聡承と対戦する世羅智茂のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

世羅とケージグラップリングといえば、2020年春に行われた青木真也戦と岩本建汰戦が思い起こされる。新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、世羅にとっては試合以上のものを考えるキッカケになったという。そして弱冠16歳の注目グラップラー、大嶋聡承との対戦についてどのように考えているのか。格闘技を通じて考える社会、そして若き新世代との戦いとは。

<世羅智茂インタビューPart.01はコチラから>


――おぉ、ロータス世田谷ですか。かつてケージグラップリングで対戦した青木真也選手や岩本建汰選手とも練習しているのですね。

「やっぱり青木さんと岩本さんは強いです。八隅孝平さんも強いし、みんな強いですね」

――いま思えば青木選手、そして岩本選手と対戦した時はコロナ禍の初期でした。

「そうでしたね。青木さんと試合をした時は、まだ新型コロナウイルスがどういうものか分からなかったじゃないですか。罹患したら、どうなってしまうのか……嘘か本当か分からない情報も多かったですし。でも僕は、気にしていなかったです。もし罹患したら万が一のことがあるかもという恐怖心はありましたけど」

――そんななかで、試合をすることに躊躇はなかったのですか。

「スタッフの方も防護服を着て、厳戒態勢の中で大会が行われていて。普通に考えたら、あの状況では大会を開催しないと思います。ただ、僕はオファーを頂いたので受けました。それだけですね。いま考えると、自分の考えも世間の感覚とズレていたのかもしれないです。

僕は常にそう思うようにしているのですが、『格闘技業界の感覚って世間とズレているんじゃないか』と。それはコロナ禍のなかで浮き彫りになって。普通に考えたら大会は開催しない。あの大会で誰か新型コロナウイルスに感染して、クラスターが発生したら――誰かのクビが飛ぶわけじゃないですか。それでも開催されたのは主催者の方の情熱によるものだと思います。ただ、そこで出場した僕も世間からズレていたのでしょうね」

――……。

「すごく記憶に残っているのは、弥益ドミネーター聡志さんが『もしもDEEPからオファーがあっても断るつもりでした』と仰っていたんです。弥益さんは一般企業に勤めている方で、それが世間一般の感覚だろうと思いました。そう考える人もいるんだなと思ったし、それも絶対に間違いじゃないです。ただ、自分は世間一般からズレたところにいるんだと気づいて。格闘技をやる限り、世間とズレていることは認識しておかないといけないと考えています……。答えになっているかどうか分からないですけど」

――世間とのズレ……そうですね。そもそも殴る、蹴る、極めるといった行為が一般社会でからズレている行為です。そんな格闘スポーツが社会で存在するためには、他のスポーツよりも情熱や信念が持っていなければいけないと思います。

「確かに、それらは世の中に必要のない行為ですからね」

――今の言葉を聞いて思い出すのは、世羅選手が柔術全日本選手権に出るため、京都から東京までヒッチハイクで向かっていたお話が懐かしいです。

「アハハハ! ズレまくっていますね。あの時はただ『やってみたい』と思っただけで(笑)。同時にコロナ禍によって、そういうことに気づかされたとは思います。ちゃんとコロナ対策してリスクを低くしたりとか……コロナ禍に限らず、会員さんのためにやるべきことは何なのかって、以前よりも考えるようになりました」

――まさに仰るとおりだと思います。すみません、試合の話からズレてしまいました(笑)。次の対戦相手、大嶋選手とは練習したこともあるそうですね。

「実は何回か練習したことがあります。割と最近まで、大嶋君がウチに出稽古に来ていて。もちろん対戦が決まってからは来ていないですけど」

――では練習で手合わせした感想も含めて、大嶋選手の印象を教えてください。

「まだ若くて学生だからこそ、好きなことやっていますよね。シンプルに強いし、今後はこういう若い世代がどんどん出て来るんだろうなと思いました。それは良いことですよ。格闘技が広まっている証なので」

――ただ世羅選手と大嶋選手の間には、年齢もそうですし帯色や実績にも開きがあります。その相手と世羅選手が対戦することにも驚きました。

「帯色や実績とか、そういうことは考えないようにしています。大嶋君も先日はフィニッシュに出たりとか、もうプロの舞台に立っている選手でもありますし。今の時代は若くても強いヤツは強いわけで、一人の選手として見るべきだと思っています。彼が若いから自分は試合しないと考えることもなく、まぁ良いかって(笑)。

海外には10代で強い選手がたくさんいて、強い選手は放っておいても出てきますからね。柔道でも阿部一二三選手や阿部詩選手は10代の頃から大人をブン投げていて、キックボクシングでも那須川天心選手とか。大嶋君も、そういうレベルの選手の1人だと考えています」

――その大嶋選手との試合は、どうなると思いますか。

「対戦することになって、すごく僕のことを研究していると思いますよ。すごく格闘技が大好きな選手で、いろんなもの見ていて知識も豊富ですし。しかも、ちゃんと考えて練習も試合もしている印象が強いです。まだ16歳でも、芯を持って行動できる子なんだなと感じますね。だからこそ、手強い相手ですよ。もう帯色とか実績とか、関係ないです。そもそも帯色も、今の年齢で黒帯が巻けないだけだと思うので」

――大嶋選手は年齢制限がなければ(IBJJFの規定で黒帯は19歳以上)、もう黒帯を巻いていてもおかしくない選手であるということですね。

「はい。海外だとIBJJFでは黒帯を巻けない選手が、他の団体で黒帯に出て優勝したりすることも多いですからね。年齢や帯色で考えていたら、こちらが危険な時代ですよ(苦笑)。試合がどうなるか、実際に組んでから考えることになると思います。ただ極力、下にはなりたくないですね。ちゃんとテイクダウンもスイープも狙っていきます」

――では最後に、試合に向けた意気込みをお願いします。

「大嶋君は若いけど強い選手です。圧勝できるとは思っていません。決して油断することなく、泥臭い試合でも僕は勝ちに行きます。会場はもちろん、無料放送もあるようなので、ぜひ視てください!」

■視聴方法(予定)
3月26日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator021対戦カード

<ストロー級/5分2R>
田中優樹(日本)
木村旬志(日本)

<バンタム/5分2R>
今村豊(日本)
谷口武(日本)

<バンタム級/5分2R>
藤原克也(日本)
秋田良隆(日本)

<Gladiatorフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]NavE(日本)
[挑戦者]ニャムジャルガル・トゥメンデムベレル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
神田T-800周一(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<55キロ契約/5分3R>
中務修良(日本)
エイドリアン・バトト・ジェマ―(フィリピン)

<Progressフォークスタイルグラップリング78.5キロ契約/5分✖2R>
世羅智茂(日本)
大嶋聡承(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分✖2R>
前田吉朗(日本)
江木伸也(日本)

<バンタム級/5分3R>
ゆうと(日本)
キム・ウィジョン(韓国)

<フライ級/5分2R>
中西テツオ(日本)
宮川日向((日本)

<フェザー級/5分2R>
フェルナンド(ブラジル)
藤岡陸(日本)

<ウェルター級/5分2R>
橋本健吾(日本)
阿部光太(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分✖2R>
ハシャーン・フヒト(日本)
花澤大介(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
佐藤フミヤ(日本)
北原蓮(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
平本丈(日本)
飴山聖也(日本)

<バンタム級/5分1R>
藤井丈(日本)
吉田開威(日本)

<バンタム級/5分1R>
武田純忠(日本)
有田一貴(ブラジル)

<フライ級/5分1R>
古賀珠楠(日本)
那須裕次郎

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【Gladiator021】オーシマイキー聡承と対戦、世羅智茂─01─「MMAグローブを着けて分かったこと」

【写真】ケージとMMAグローブから、MMAとグラップリングがさらに理解できる──勉強になるインタビューです(C)SHOJIRO KAMEIKE

26日(日)、大阪府豊中市の176BOXで行われるGladiator021で、世羅智茂がプログレスのフォークスタイルグラップリングに初挑戦。弱冠16歳の注目グラップラー、オーシマイキーこと大島聡承と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

ここ数年は柔術よりもグラップリングにシフトチェンジしている世羅が、プログラップリングマッチに出場する機会も増えてきた。そんななか、ADCCオセアニア&アジア予選で感じた世界のグラップリングと、今回MMAグローブを着けてケージで戦うプログレスのルールについて語ってもらった。MMAファイターがグラップリングで強くなるために生まれたプログレスについて、柔術家やグラップラーと考えるシリーズ――としたい。


――まだ正式発表はされていませんが、今大会の直前に世羅選手がプログレスのフォークスタイルグラップリングに出場すると聞いて取材をお願いしました(※取材はは3月18日に行われた)。

「長谷川賢代表からお話を頂いて、すぐに『良いですよ』と返答しました。ただ、フォークスタイルグラップリングはMMAグローブ着用だったことを忘れていて……。練習用にネットでMMAグローブを購入しました(笑)」

――おっ、それは興味深いです。そんなフォークスタイルグラップリングのお話の前に、まず昨年のADCCオセアニア&アジア予選について訊かせてください。

「もちろん優勝を狙っていたのですが、予想していたよりもレベルが高かった。それが素直な印象ですね。そういう世界を体感できたことは良かった一方で、自分はADCCルールに対応する準備が足りませんでした。特に立ちレスの練習が足りていなかったです。自分の中ではしっかり練習していたつもりですが、実際にやってみると足りないと感じました」

――それだけ現代グラップリングでは立ちレスの重要性が増しているわけですね。

「みんな当たり前のように立ちレスをやっていますよね。軽量級と重量級では、違ってくるとは思うんです。僕が出場した66キロ級で優勝したジェレミー・スキナーは、足関節や下からのサブミッション一辺倒で勝ち上がっていました。そのジェレミーも世界大会では2回戦負けで。いずれにしても立ちレスは必須だなと考えています」

――以前と比べて、どれだけ立ちレスの割合が高まっているのでしょうか。

「昔だと立ちレスの割合って半々ぐらいのイメージでした。ざっくりとした言い方になってしまいますけど、今は7~8割でしょうか。その立ちレスの展開次第で試合内容も変わりますよね。ノーギでは下からの攻めが難しくなります。ギを掴んで引っ張ることができないし、汗で滑るようにもなってくるので。重量級と比べて、まだ軽量級は下から動きやすいとは思います。

体重が軽い分、上からのプレッシャーも弱くなりますから。それでも下からの攻めを熟知していれば、上にいても対処できるじゃないですか。そうなると軽量級でも立ちレスが強いと有利になりますよね。世界大会の66キロ級で優勝したジオゴ・ヘイスも、立ちレスはメチャクチャ巧かったです。なぜあれだけ強いんだっていうぐらいで」

――それだけ立ちレスの重要性が増しているなか、プログレスのフォークスタイルグラップリングについては、どのように考えていますか。

「点差が開きにくいルールですよね。テイクダウン、リバーサル、バック、それと立ち上がったらポイントが入る。柔術と違ってパスとマウントにポイントが入らないので、ポイント差はつきにくいんじゃないかと思います。その分、他のグラップリングとは戦い方も違いますよね。やっぱりMMAに寄ったグラップリングルールなので。しかもケージで行われますし、グローブを着けることでも大きく変わってきます。

実際にMMAグローブを着けて練習してみると、想像以上に違いを感じました。ケージというか壁を使った練習よりも、MMAグローブのほうが慣れないです。僕も8~9年ぐらい前、アマチュアパンクラスに出たことがあって。それでも、改めて着けてみると『こんなに違ったっけ?』と思ってしまうぐらい感覚が違います」

――8~9年ぶりですか! それは違うでしょうね……。

「たとえばMMAグローブって、握りこもうとするとアンコの部分に引っ張られて、ブレーキがかかっちゃうんです。そうなるとクラッチも変わってきます。あと、いつもならワキを差せるところでも、アンコの部分が引っかかって腕を差し入れることができなかったり。あるいはRNCが難しくなったりとか……。柔術やグラップリングでやっている、細かい組み手が難しくなってきてしまいますね」

ただ、MMAグローブを着けて分かったことはあります。細かい手の動きが難しくなるので、必然的にMMAはシンプルな動きのほうが多くなってくるんでしょうね。MMA選手の方って、グラップリングの練習でもレスリングのような細かい組み手はやらないと思うんです。試合で必要ないのであれば、練習でも必要ない。そう考えるのは、仕方ない」

――なるほど。もう一つの要素として、ケージの存在があります。同じカルペディエムの石黒翔也選手は、「ケージがあるからこそマットの試合よりも相手が距離を詰めてきてくれる」と仰っていました。世羅選手にとって、ケージに対してはどのように考えていますか。

「あぁ、なるほど。石黒君が言っていることも分かります。ケージがあったほうが相手をコントロールしやすいですね。テイクダウンするのも、トップコントロールするのも。ただ、そこからサブミッションを極めるのは、マットよりも難しくなります。どうしてもケージがあって、回りにくくなってしまうので。マウントやバックを奪ってからの動きも違ってきますしね。そこは何を目的にするのか、そのためにどう動くのかによって変わります」

――では、そこまで異なるケージ・グラップリングに対して、現在は対策などを行っているのでしょうか。

「プログレスのオファーを頂く前からロータス世田谷に行っていて、MMAファイターの方々と練習しています。すると自然に壁を使った攻防になりますよね。柔術やグラップリングに役立つかどうかは分からないけど、とりあえず面白いから壁レスもやっています」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
3月26日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator021対戦カード

<ストロー級/5分2R>
田中優樹(日本)
木村旬志(日本)

<バンタム/5分2R>
今村豊(日本)
谷口武(日本)

<バンタム級/5分2R>
藤原克也(日本)
秋田良隆(日本)

<Gladiatorフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]NavE(日本)
[挑戦者]ニャムジャルガル・トゥメンデムベレル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
神田T-800周一(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<55キロ契約/5分3R>
中務修良(日本)
エイドリアン・バトト・ジェマ―(フィリピン)

<Progressフォークスタイルグラップリング78.5キロ契約/5分✖2R>
世羅智茂(日本)
大嶋聡承(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分✖2R>
前田吉朗(日本)
江木伸也(日本)

<バンタム級/5分3R>
ゆうと(日本)
キム・ウィジョン(韓国)

<フライ級/5分2R>
中西テツオ(日本)
宮川日向((日本)

<フェザー級/5分2R>
フェルナンド(ブラジル)
藤岡陸(日本)

<ウェルター級/5分2R>
橋本健吾(日本)
阿部光太(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分✖2R>
ハシャーン・フヒト(日本)
花澤大介(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
佐藤フミヤ(日本)
北原蓮(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
平本丈(日本)
飴山聖也(日本)

<バンタム級/5分1R>
藤井丈(日本)
吉田開威(日本)

<バンタム級/5分1R>
武田純忠(日本)
有田一貴(ブラジル)

<フライ級/5分1R>
古賀珠楠(日本)
那須裕次郎

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