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Road To UFCシーズン2エピソード4:第3試合・ウィンドリ・パティリマ vs. 原口伸

ライト級トーナメント一回戦。

インドネシアのパティリマは当然ONE PRIDE出身。階級上のウェルター級王者だが、計量では常にリミットより1kg以上軽く、おそらくほぼナチュラルウェイトで試合をしていると思われる。身長も168cmしかない。本来はライトよりもさらに下のフェザーが適正かもしれない。29歳で8戦全勝、3KO・4一本勝ちだが、当然戦績は当てにならない。

2019年レスリン全日本選手権フリー70kg優勝、GRACHANライト級王者の原口。プロデビューは2021年でキャリア2年。2月の前戦は古豪小谷直之相手のタイトル防衛戦で、小谷を1RでKOしている。5勝0敗1NCの24歳。しかし通常体重は73kg程度しかなく、本人はフェザー級での出場を要望していたが、UFCサイドに認められずライト級でのエントリーとなった。24歳。

パンチで出てきたパティリマに原口タックル。両足を束ねて倒すと寝かせた。サイド。押さえ込みながら肘。ハーフにしたパティリマだが、原口がぶる。足をキャッチして再びハーフにするとパウンド。肘。パティリマ体勢を変えられず。落ち着いてパウンド・非jいで削っていく原口。ガードに戻したパティリマだが肘を入れる原口。強烈な肘。打ち込みながらバックに回る。バックからパウンド。パティリマ立つが、なおもバックから殴るとまたタックルで倒した。残り15秒でインサイドから左右のパウンドラッシュ。ホーン。

1R原口。落ち着き払っている。

2R。すぐにタックル。両足を束ねてケージ際でテイクダウン。レッグマウントにしてパウンド。パンチをまとめていく原口。連打。パティリマ動けず打たれ続けるのみ。仕留めに来た。パウンドラッシュ。パティリマ打たれ続けてレフェリーストップ。

原口、日本勢の中でもっとも落ち着いた戦いぶりで完勝。相手がワンランク落ちるインドネシア勢とはいえ、幸先の良いスタートを切った。

「いつもパウンドで勝っているので、一本で勝ちたかったが、パウンドに頼ってしまった。スタンドの打撃と、グラウンドで一本を取りに行けるようにしたい」圧勝しても反省の弁を述べる原口。

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【RACHAN59 X Brave Fight27】試合結果 予想を遥かに上回る強さを見せ原口伸が小谷直之を撲殺TKO

【写真】打ちつける時のインパクトが凄まじかった(C)MMAPLANET

12日(日)、東京都江東区のTFTホール500でGRACHAN59 X Brave Fight27が開催された。

メインのGrachanライト級選手権試合はチャンピオン原口伸が、小谷直之をテイクダウンからパウンドを圧倒。TKO勝ちで王座防衛に成功し、改めてフェザー級でRoad to UFC出場をアピールした。

またコメインでは山田哲也がブレンゾリグ・バットムンクを組み倒せず、パウンドアウトされ、仕切り直しのフェザー級T準決勝は高橋孝徳が崎山勲を判定で破っている。

GRACHAN59 X Brave Fight27
<Grachanライト級選手権試合/5分3R>
○原口伸(日本)1R3分57秒
TKO
詳細はコチラ
×小谷直之(日本)
<ウェルター級/5分2R>
○ブレンゾリグ・バットムンク(モンゴル)1R4分59秒
TKO
詳細はコチラ
×山田哲也(日本)
<フェザー級T準決勝/5分2R>
○高橋孝徳(日本)2R
判定
×崎山勲(日本)
<ライト級/5分2R>
○藤村健悟(日本)1R3分46秒
腕十字
×松田マン(日本)
<バンタム級/5分2R>
△高須将大(日本)2R
Draw
△ガルちゃん(日本)
<無差別級/5分2R>
○鈴木マシマシ(日本)2R
判定
×ダンカン(米国)
<フライ級次期挑戦者決定T1回戦/5分2R>
○御代川敏志(日本)2 R2分49秒
TKO
×薩摩竜仁(日本)
<フライ級次期挑戦者決定T1回戦/5分2R>
○天野哲宏(日本)1R1分47秒
KO
×原拓郎(日本)
<フライ級次期挑戦者決定T1回戦/5分2R>
○宮内拓海(日本)1R0分59秒
KO
×新垣健司(日本
<フェザー級/5分2R>
○櫻庭泰裕(日本)2R
判定
阿仁鬼(日本)
<バンタム級/5分2R>
○髙橋謙斗(日本)2R
判定
×松本大輔(日本)
<74キロ契約/5分2R>
○神谷大地(日本)1R1分27秒
判定
×今市凌太(日本)
<ライト級/5分2R>
○望月貴史(日本)1R1分27秒
判定
×古谷宗太郎(日本)
<フライ級/5分2R>
○山﨑聖哉(日本)1R1分27秒
判定
×二之宮徳昭(日本)


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【GRACHAN59×BRAVE FIGHT27】TD後は小谷に何もさせず、原口がパウンド葬で王座初防衛に成功

【写真】ベテラン小谷をパウンドで圧倒――この勝利がRoad to UFCに繋がるか(C)MMAPLANET

<Grachanライト級選手権試合/5分3R>
原口伸(日本)
1R3分57秒 by TKO
小谷直之(日本)

ともにサウスポー。サークリングする小谷に対し、原口が距離を詰める。小谷の左カーフキックがヒット、原口の右足が大きく浮いた。右を伸ばしながら回る小谷が、左ローを繰り出したところで原口がダブルレッグで組みつきテイクダウンを奪う。小谷はハーフガードで原口の頭を抱える。頭を抜いた原口が左パウンドを落としていく。

小谷はケージに頭を着け、原口の右手を抑える。原口がその右手を抜くと、小谷は立ち上がった。しかし原口はすぐさまグラウンドに引きずりもどしてパウンドを連打する。パウンドを嫌がった小谷は立ち上がるが、原口はバックへ。ボディロックからリフトアップしようとすると、小谷がケージを掴んでしまった。そのまま試合は続行され、小谷はガードポジションで耐える。

しかし原口がハーフガードの小谷の顔面に右ヒジを落とし、さらにパウンドの雨を降らすと防戦一方に。小谷の動きが止まると、レフェリーが試合をストップした。

勝者の原口は「今日までメチャクチャ緊張していて寝られなかった。UFCを目指して頑張っているので、今年Road to UFCが開催されるなら出たいです」とアピールした。


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