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MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase335 RYO 名田英平

【Pancrase335】名田の追い上げは届かず。1&2Rにテイクダウンを奪ったRyoが判定勝ちで連敗脱出

<フェザー級/5分3R>
Ryo(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
名田英平(日本)

サウスポーのRyoが右ミドルで飛び込み、組んで名田をケージに押し込んだ。右腕を差し上げ、右足で名田の左足を刈る。これを凌いだ野田をボディブローとヒザで削るRyoが、払い腰でグラウンドに持ち込んだ。マウントを狙ったRyoは下になるも三角絞めへ。名田がケージ際で頭を抜く。再度Ryoが三角絞めを狙うも、名田が立ち上がった。

Ryoがスクランブルに持ち込むと、名田がガブる。立ち上がったRyoがまたも右腕を差し上げてケージに押し込んだ。ヒザでコツコツと削るRyoが、名田の右腕を抑えている。名田が差し返そうとしたところでRyoが投げの体勢に入るも、名田がバックに回ってグラウンドへ。すぐにRyoが立ち上がると、名田がケージ中央でパンチを連打する。名田の右ストレートをかわしたRyoが首投げでグラウンドに引きずりこみ、三角絞めを仕掛けたが名田が上からパウンドを落としていった。

初回はジャッジ3名とも10-9でRyoを支持している。

2R、ガードを固めたRyoが距離を取る。プレスをかける名田が右のテンカオを突き刺した。組みついてきたRyoをヒザで迎え撃った名田だが、そのままケージに押し込まれてしまう。名田が四つで組むとRyoが投げてグラウンドへ。すぐにマウントへ移行したRyoが、パンチとヒジで名田を削る。名田のブリッジに合わせてRyoが右腕を狙うも、名田が立ち上がる。Ryoは再び名田をケージに押し込むが、名田がガブりからヒザを打ち込んでいく。

離れた名田にシングルレッグで組みついたRyoが、ケージに押し込んでいく。名田は右腕を差し上げてディフェンスし、四つで組み体勢を入れ替えた。しっかりとケージを押し込み、Ryoの投げを防ぐ。ケージ際で差し合いが続くなか、Ryoが名田を足技で削る。小外刈りで名田のバランスを崩させたRyoは、バックを狙おうとした名田を投げ飛ばし、グラウンドでトップを奪いラウンドを終えた。

このラウンドもジャッジ3名がRyoに10-9をつけている。

最終回、名田がプレスをかけて右ストレートを打ち込む。Ryoはケージを背にしてサークリングし、距離を詰めてきた名田に組みついてバックに回った。グラウンドでサイドバックからたすき掛けのRyoが足を差し込んでいく。右足を入れて名田を寝かせたRyoが、左足も入れてバックマウントを完成させるも、名田が反転して立ち上がる。パウンド&バックコントロールの名田に対し、Ryoが名田の右腕をキムラで抱えた。

名田はグラウンドに持ち込む。腕を伸ばしに行くRyoを抑えこんだ名田は、立ち上がった相手をコントロールする。再び右腕をキムラで抱えるRyoに、名田がパンチを打ち込んでクラッチを解かせた。名田をケージに押し込むRyo、名田は両腕を差し上げて体勢を入れ替える。Ryoが離れると、名田が距離を詰めて右ハイを繰り出す。ダブルレッグをかわされたRyoが名田をケージに押し込んだ。ケージ際の攻防が続くなか、名田が体をずらしてパンチを打ち込む。離れたRyoにパンチの連打を浴びせていくが、Ryoも下がってクリーンヒットを許さなかった。

最終回は名田が取ったものの、ジャッジ3名とも29-28をつけてRyoが判定勝利を飾り連敗を脱出した。


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ABEMA DEEP MIYU MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase335 Pancrase336 Road to UFC RYO UFC YouTube   シンディレ・マネンゲラ パンクラス プロレス ライカ 中村優作 中田大貴 住村竜市朗 名田英平 川北晏生 平田樹 平田直樹 松井斗輝 沙弥子 海外 田中路教 草MAX 近藤有己 野田遼介 高城光弘 高木凌 鶴屋怜 鶴屋浩 黒澤亮平

【Pancrase335&336】計量終了 中村優作滑りまくり──パンクラス計量会場で見聞きした、よもやま話

【写真】名田が計量を無事パスした時には、約開始から2時間──午後1時58分になっていた (C)MMAPLANET

明日9日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるPancrase335&336の計量が8日(土)、新宿区の新宿サンエービル会議室で行われた。

昼夜2本立ての明日のイベントの計量は335大会が正午から、336大会は12時50分から始まったが、共に1度目の計量で体重をオーバーする選手が現れた。

それでも336大会で川北晏生と対戦する高城光弘と、335 大会でRyoと戦う名田英平は時間内の再計量でパス。しかし、前田浩平の相手ジョセフ・カマチョは「僕もグアムに行った時は減量が大変でした。落とせること信じています」という前田のエールも届かず、時間内にパスできずに契約体重マッチとなった。


■計量パス後、それぞれマイクで意気込みを語るというなかで段取りとして「直接、対戦相手にマイクを渡すのが嫌な場合は、こちらに変えてしてもらってそれを渡します」という説明がなされていたが、336大会のメインの田中路教がシンディレ・マネンゲラにしたように、殆どの選手が直接マイクを対戦相手に手渡していた。

■その田中のセコンドとして、計量会場を訪れた盟友・中村優作は「やっぱり南アフリカの人は蛍光灯に弱くて、部屋の中ではサングラスをしてるんですかね」とボケなのか、本気なのか分からない一言を吐く。

さらに「選手はマイクを自分から要求することはできません」という審判団の説明を受けて、計量終了後に「セコンドはマイクを要求して良いんですか」と質問し、またもスベる。それでも慈悲深い梅木良則氏より「退場してもらいます」と返答を貰っていた。

そんな男どアホウ中村は大阪市阿倍野区にある洪游會本部道場で、日本拳法家をMMAファイターに育てるべくチーム・ファウストを結成し、7月30日のDEEP大阪大会に角野晃平がプロ2戦目に挑むなど、団体の枠を超えた若い選手の育成に乗り出している。

■今やメディアの前にすっかりと姿を見せなくなった平田樹も、立川大会の計量と同様に兄・直樹の共に計量会場に。再び海外での練習が予定されているなか、現状はトライフォースでトレーニングをしているという。

■ライカと戦うプロレスラーのNAGIは、計量をマスク着用で無事終えた。

明日の試合では当然のように素顔で戦うことが、審判団より確認されている。

■パンクラス2戦目=大塚智貴戦を控えた松井斗輝は「この試合で勝って、次、タイトルに」と宣言。その松井は明らかに体が大きくなり、より組み技有りのMMAファイター・ボディとなっていた。「サポートを受けフィジカル・トレーニングを取り入れた効果」と鶴屋浩パラエストラ千葉ネット代表の弁。松井が狙うタイトルは鶴屋怜が保持しているが、パラ千葉ネットのベストストーリーは鶴屋がRoad to UFCで優勝してベルトを返上、そのベルトを松井が取る獲るというものだ。

■Pancrase335視聴方法(予定)
2023年7月9日(日)
午後12時30分~ PANCRASE YouTube メンバーシップ、TIGET, ABEMA プレミアム、U-NEXT

■Pancrase336視聴方法(予定)
2023年7月9日(日)
午後5時15分~ PANCRASE YouTube メンバーシップ、TIGET, ABEMA プレミアム、U-NEXT

■Pancrase336計量結果

<バンタム級/5分3R>
田中路教:61.55キロ
シンディレ・マネンゲラ:61.3キロ

<ウェルター級/5分3R>
住村竜市朗:77.5キロ
草MAX:77.45キロ

<ストロー級/5分3R>
野田遼介:52.55キロ
植松洋貴:52.6キロ

<フェザー級/5分3R>
糸川義人:65.8キロ
平田直樹:66.15キロ

<フライ級/5分3R>
大塚智貴:56.7キロ
松井斗輝:57.1キロ

<バンタム級/5分3R>
高城光弘:61.7キロ→61.65キロ
川北晏生:61.1キロ

<女子フライ級/5分3R>
ライカ:57.1キロ
NAGI:55.45キロ

<ウェルター級/5分3R>
佐藤生虎:76.75キロ
伊藤丈皓:77.45キロ

■Pancrase335計量結果

<フェザー級/5分3R>
中田大貴:65.9キロ
高木凌:66.05キロ

<ストロー級/5分3R>
黒澤亮平:52.6キロ
小林了平:52.15キロ

<ウェルター級/5分3R>
近藤有己:72.5キロ
佐藤豪則:72.6キロ

<フェザー級/5分3R>
名田英平:67・25キロ→66.15キロ
Ryo:66.15キロ

<57.8キロ契約/5分3R>
前田浩平:57.05キロ
ジョセフ・カマチョ:58.05キロ→57.85キロ

<ライト級/5分3R>
余勇利:70.65キロ
貞永大輔:70.15キロ

<女子アトム級/5分3R>
沙弥子:47.7キロ
MIYU:46.6キロ

<ライト級/5分3R>
水杉泰誠:70.7キロ
鈴木悠斗:70.45キロ

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ABEMA MIYU MMA MMAPLANET NEXUS o ONE PANCRASE Pancrase335 Pancrase336 RYO パンクラス 中田大貴 修斗 名田英平 山北渓人 沙弥子 澤田龍人 近藤有己 高木凌 黒澤亮平

【Pancrase335】元修斗世界ストロー級チャンプ黒澤亮平が初参戦。同じく初出場の小林了平と対戦

【写真】そのポテンシャルを発揮するのは、これからだ (C)SHOJIRO KAMEIKE

2日(金)に東京都港区のニューピアホールで開催されるPancrase335で黒澤亮平が初参戦を果たし、小林了平と対戦することが発表された。

元修斗世界ストロー級チャンピオン飛鳥拳こと黒澤がプチサブライズ=パンクラス初参戦が決った。


2016年7月に澤田龍人を破り、修斗ストロー級の頂点に立つも翌2017年10月に負傷が完治するまでに防衛期限を守れないという理由で王座返上、2019年1月の再起戦まで2年半のブランクがあった。

再び修斗最軽量の王座を狙うのを機に、リングネームを本名に変えるも戦績的には5勝3敗。大切な局面で星を落としてしまったが、4月の沖縄大会での一本勝ちから心機一転、パンクラスに戦場を移すこととなった。

現状、パンクラス・ストロー級王座は山北渓人がステップアップしたONEでの戦いに専念するために返上し、空位となっている。当然、黒澤のターゲットはそのベルトなるだろう。

対する小林了平はNEXUSを主戦場に5勝2敗のキャリアを残す19歳の若手で奇しくもRYOHEI対決となる。生真面目、真摯さがMMAの幅を狭めるようなきらいが見られた黒澤だが、パンクラス参戦という状況の変化で、よりMMAを楽しみ、ポテンシャルをフルに発揮できるよう心持ち変えられるか。

三十路となった黒澤のMMAファイター人生第3章──今回の試合のように挑戦が下の世代の突き上げを食らうことも増えるであろう、これからが楽しみだ。

なおPancrase336と昼夜興行となる同日の大会、335大会では中田大貴✖高木凌、近藤有己✖佐藤豪則、名田英平✖Ryo、前田浩平✖ジョセフ・カマチョ、余勇✖貞永大輔、沙弥子✖MIYUが振り分けられている。

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Level-G MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase335 RYO パンクラス 中田大貴 住村竜市朗 名田英平 平田直樹 田中路教 笹晋久 草MAX 須藤拓真 高木凌

【Pancrase335/336】7月昼夜興行、攻めるパンクラス。田中路教、平田直樹、住村竜市朗出場

【写真】それぞれの決意の下、楽しみなファイターの出場発表が続く (C)MMAPLANET

7月9日(土)に東京都港区のニューピアホールで開催されるPancrase335及び336で組まれたカードの発表が続いており、ここでは現状を纏めておきたい。

まず9日に出場選手として早々にその名がリリースされたのが田中路教。田中は4月30日の立川大会の限定出場という形のパンクラス参戦だったが、米国のビザの更新を待つ間も、戦いたいという意思とパンクラスのオファーが合致し、継続参戦となった。前回はパンクラス初陣の笹晋久を完封した田中だが、この特別出場感のある参戦でパンクラス側がどのような相手を用意するのか気になるところだ。

そして最新カードとしては立川大会でプレリミ出場だった平田直樹が18(木)未明にあり、対戦相手は2022年ネオブラ優勝で、現在フェザー級ランク2位の糸川義人に決まった。


6月11日には須藤拓真らと共にLevel-Gのライト級8人トーナメントを戦うことが決まっている平田が、足踏みを踏んだ分エンジン全開でグラップリングとMMAに挑む2023年初夏となる。

また昨日17日(水)には住村竜市朗の参戦もいよいよ公となった。昨年来、パンクラスを最後の場として現役生活を送ることを内々には話していた住村は、最短距離でベルトを獲る位置――を得るために、草MAXと相対する。

この他、中田大貴×高木凌、名田英平×Ryoのフェザー級マッチなどが7試合が確定している2部興行、他の対戦カードとともに振り分けも気になるところだ。

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ABEMA BELLATOR ISAO MMA MMAPLANET o ONE PANCRASE Pancrase321 Pancrase322 エジナ・トラキナス パンクラス ライカ 中田大貴 八田亮 名田英平 渡辺彩華 藤野恵実 遠藤来生 長岡弘樹 高木凌 高橋攻誠

【Pancrase322】ニューピア・ダブルヘッダー、夜の部で藤野恵実がエジナ・トラキナスと再戦!!

【写真】3年半の時を経て、再び拳を交えることになった藤野とエジナ(C)PANCRASE

24日(金)、パンクラスより3月26日(日)に東京都港区ニューピアホールで開催されるPancrase322に藤野恵実が出場、エジナ・トラキナスと対戦することが発表された。

同大会はパンクラスにとって初進出するとなるニューピアホールでPancrase321と2部制で実施される。


昨年3月に女子ストロー級のベルトを失い、10月に渡辺彩華を下した藤野。多くのベテラン選手が現役続行の目安とする3連敗を逃れた。その藤野、エジナとは2019年9月に対戦しており、その時はエジナがスピニングバックフィストにより右手首を負傷しTKO勝ちを収めている。

いってみればエジナにとっても、藤野にとってもアンフィニッシュドビジネス──スッキリとした結末ではなかった。このパンクラス参戦から、エジナは2連勝後に泥沼の4連敗を喫しており、再起を目指して捲土重来の再来日&再戦となる。

今大会ではこの他、フェザー級の遠藤来生×高木凌、ウェルター級で高橋攻誠×長岡弘樹の2試合が決まっている。

また昼の部=Pancrase321ではランク1位の中田大貴と三宅輝砂が、ISAOがBellatorと契約したフェザー級でのベルト獲りに向けて対戦。同じくフェザー級で名田英平×糸川義人、女子フライ級=ライカ×渡邉史佳や、これも王者がONEに転出したストロー級で1位の八田亮が4位の若林耕平を相対するなど、現時点で7試合が決まっている。

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ISAO News o パンクラス 修斗 名田英平 岩本達彦 透暉鷹

【Pancrase328】透暉鷹が亀井晨佑に一本勝ち フェザー級暫定王者に

36: 実況厳禁@名無しの格闘家 2022/07/18(月) 19:15:25.82 ID:c26JDNYXp
パンクラスのフェザー級暫定王者が決まったな
大して強くなさそうだが
 フェザー級第8代王者ISAOが練習中に怪我をしたことにより、透暉鷹と亀井が暫定王座戦で激突。

透暉鷹は修斗2019年同級新人王。今年行われたフェザー級4-MAN TOURNAMENTでは、3月にリザーブマッチで名田英平に一本勝ち。
1回戦を勝ち抜いた亀井の欠場により4月の決勝に進出すると、岩本達彦にTKO勝利し優勝を果たした。戦績は8勝3敗。(全文は以下リンク先参照)

https://news.yahoo.co.jp/articles/844be3a30013e860002e8fb7fd607988d7172152


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ABEMA ISAO MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase327 RYO パンクラス 中田大貴 亀井晨佑 名田英平 岩本達彦 透暉鷹

【Pancrase327】亀井がドクターストップ。岩本達彦✖透暉鷹でフェザー級挑戦者決定戦

【写真】ISAOへの挑戦に向けて、期待値をあげるファイトに期待(C)NOBU YASUMURA

29日(水)にパンクラスから4月29日(金・祝)に東京都立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase327でフェザー級次期挑戦者決定T決勝戦として、岩本達彦✖透暉鷹の5分3R戦が組まれることが発表されている。

21日の高田馬場大会で同トーナメント準決勝2試合=岩本達彦✖RYO、亀井晨佑✖中田大貴と予備戦の透暉鷹✖名田英平が行われた。


そして岩本がキムラを極めて一本勝ち、亀井はスプリット判定勝ちを収め、透暉鷹はギロチンで名田からタップを奪っている。

この結果、今回の決勝戦は岩本と亀井の間で争われることになっていたが、亀井がドクターストップで欠場に。透暉鷹に今回のチャンスが巡ってきたことになる。

ちなみに透暉鷹はRYOにギロチンで試合終了1秒前に敗れているが、それまでは関節技を凌ぎトップ奪取で攻勢だった。押し込んで上を取る行為では補欠戦上がりの透暉鷹が有利と見てもおかしくはない。そして岩本が下からの極めがある。

この試合、もちろん勝利が絶対だ。挑戦者決定トーナメント決勝での敗者には何も残らない。そのうえで両者に求めたくなるのはISAOに勝てるかも──という期待感をファンが抱く試合だ。

岩本は簡単に組ませない、打撃で突き放すこと。そして、組まれると極め切ること。対して透暉鷹はスピード、離れている時もそうだが、組んで押し込んだ際の次の手まで。僅かインタバーバルは1カ月強、目前の相手に勝つことが絶対という状況下で、上記の成長が見られた時、このトーナメントは実施した価値が生まれる。

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ACA KAREN MMA o PANCRASE RYO   ハンセン玲雄 パンクラス ロッキー川村2 中村勇太 中田大貴 亀井晨佑 修斗 内村洋次郎 内藤由良 名田英平 小川徹 尾崎龍紀 岩本達彦 松本光史 猿飛流 葛西和希 藤野恵実 透暉鷹 遠藤来生 高島俊哉

『PANCRASE 326』試合結果


第2部

第7試合 メインイベント パンクラス・フライ級チャンピオンシップ 5分5R
×小川 徹(TRIBE TOKYO MMA/王者)※2度目の防衛戦(正規王者としては初防衛戦)
○猿飛流[さとる](リバーサルジム川口REDIPS/1位、ネオブラッドトーナメント2019同級優勝&MVP)
判定0-3 (山﨑47-48/大藪47-48/太田47-48)
※猿飛流が王者に

第6試合 コーメインイベント パンクラス女子ストロー級チャンピオンシップ 5分5R
×藤野恵実(トライフォース赤坂/王者)※初防衛戦
○KAREN(PRAVAJRA/1位)
4R 3’18” TKO (レフェリーストップ:右肘打ちによる頭部のカット)
※KARENが王者に

第5試合 パンクラス・ミドル級王者決定戦 5分5R
○内藤由良[ゆら](リバーサルジム横浜グランドスラム/1位)
×ロッキー川村2(パンクラスイズム横浜/2位、元ミドル級&ライトヘビー級王者)
1R 0’42” KO (左フック)
※内藤が王者に

第4試合 パンクラス・フェザー級王座挑戦者決定トーナメント一回戦 5分3R
×中田大貴(和術慧舟會HEARTS/1位)
○亀井晨佑[しんすけ](パラエストラ八王子/3位、ネオブラッドトーナメント2018同級優勝)
判定1-2 (28-29/29-28/28-29)

第3試合 パンクラス・フェザー級王座挑戦者決定トーナメント一回戦 5分3R
○岩本達彦(BLOWS/2位、ネオブラッドトーナメント2020同級優勝)
×Ryo(4位、元THE OUTSIDER 75-70kg王者)
1R 3’17” アームロック

第2試合 ライト級 5分3R
×葛西和希(マッハ道場/3位)
○松本光史(M PLATIC/5位、元修斗世界王者)
判定1-2 (28-29/29-28/28-29)

第1試合 フライ級 5分3R
×田代悠生(パラエストラ千葉)
○前田浩平(GRABAKA)
2R 2’16” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第1部

第7試合 パンクラス・フェザー級王座挑戦者決定トーナメント・リザーブマッチ 5分3R
○透暉鷹[ときたか](ISHITSUNA MMA/5位、修斗2019同級新人王)
×名田英平[ようへい](コブラ会/8位、ネオブラッドトーナメント2019同級優勝)
2R 1’31” 裸絞め

第6試合 フェザー級 5分3R
×遠藤来生[らいき](Power of Dream Sapporo/10位)
○内村洋次郎(イングラム/元ZSTウェルター級王者)
判定1-2 (28-29/29-28/28-29)

第5試合 ストロー級 5分3R
○高島俊哉(リバーサルジム新宿Me,We/4位、ネオブラッドトーナメント2017同級優勝)
×尾崎龍紀(コブラ会/6位、ネオブラッドトーナメント2019同級優勝)
1R 1’54” 裸絞め

第4試合 ライト級 5分3R
×渡部拓馬(reliable)
○DARANI(PRAVAJRA)
1R 0’38” 裸絞め

第3試合 ウェルター級 5分3R
×中村勇太(T-Rex Jiu-Jitsu Academy/4位)
○髙橋攻誠(RIGHT THING ACADEMY)
1R 2’40” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第2試合 フェザー級 5分3R
×ハンセン玲雄(reliable)
○鹿志村仁之助(IGROO)
2R 0’58” 三角絞め

第1試合 ストロー級 5分3R
×大城正也(T-Rex Jiu-Jitsu Academy)
○植松洋貴(NEVER QUIT)
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)

 3月21日にベルサール高田馬場で開催された『PANCRASE 326』の試合結果。メインイベントのフライ級チャンピオンシップは猿飛流が小川徹に判定勝ちし新チャンピオンに。女子ストロー級チャンピオンシップはKARENが藤野恵実に4R TKO勝ち。ミドル級王者決定戦は内藤由良がロッキー川村2に1R KO勝ちし新チャンピオンになっています。続きを読む・・・
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【Pancrase326】ギロチンを防いだ透暉鷹が、バックを制して名田からRNCでタップ奪う

<フェザー級挑戦者決定T補欠戦/5分3R>
透暉鷹(日本)
Def.2R1分31秒by RNC
名田英平(日本)

まず右ローを蹴った透暉鷹、名田も右ローを返し左ジャブを伸ばす。互いにローから上を狙う展開のなかで、最初の90秒でクリーンヒットはない。透暉鷹は飛びヒザから組んでケージに名田を押し込む。レベルチェンジまで持ち込めない透暉鷹が、小外掛けへ。名田は肩パンチを見せて体を入れ替える。2度、3度とポジションを変える両者、小外掛けからシングルの透暉鷹が、バックに回る。名田が正対し、再びケージに透暉鷹が押し込むと、ボディロックから持ち上げ、直後にレベルチェンジでダブルレッグへ。シングルに切り替えたが、テイクダウンは奪えなかった。

ジャッジが3者揃って透暉鷹を支持し、試合は2Rに透暉鷹のフックに右のカウンターを見せた名田だが、続くパンチの攻防でダブルレッグで倒される。ギロチンの名田は、これが解けるとスクランブルへ。透暉鷹はバックに回り、スタンドで両足をフック。透暉鷹がRNCでタップを奪い──挑戦者決定トーナメント補欠戦を制した。


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【パンクラス】速報中!PANCRASE 326 第1部

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昨日のRIZIN.34に引き続き、今日はパンクラスと修斗。まずはベルサール高田馬場でPANCRASE 326が開催されます。2022年の開幕興行は2部構成の大容量。タイトルマッチが2試合も用意される豪華なラインナップが揃いました。今回は北の地からPPVを観戦しつつ、電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【第1試合 ストロー級】
×大城正也(T-Rex Jiu-Jitsu Academy)
(判定0-3)
◯植松洋貴(NEVER QUIT)
1R、開始直後にテイクダウンした植松がグラウンドをコントロール。大城が立ち上がってもスタンドでバックに張りつく。時間を掛けて首に手を回すとバックチョーク。あわやの場面だったが大城は耐え抜いてラウンドを終えた。
2R、パンチを狙って前に出る大城に対して植松はカウンターのタックルでテイクダウン。またしてもスタンドながらバックに回る。しかし大城は向き直るとショートレンジのフックを連打して植松を追い込む。危ない場面だったが植松はタックルでテイクダウン。ポジションをキープしていたが大城は下から腕十字を仕掛ける。これは植松がしっかり対応してラウンド終了。
3R、序盤の差し合いからテイクダウンしたのは大城。立ち上がる植松に対してフックを当てるが植松は逆に組みついてテイクダウン。そのままグラウンドで優位に試合を進めて試合終了。判定は植松に軍配。


【第2試合 フェザー級】
×ハンセン玲雄(reliable)
(2R 三角絞め)
◯鹿志村仁之助(IGROO)
1R、スタンドでのお見合いが続く中、ハンセンの左フックがきれいにヒット。鹿志村は腰から落ちる。だがハンセンは深追いせずにスタンドを要求。するとハンセンのロー、左フックが面白いようにヒット。鹿志村はジリ貧になるが残り1分で一気に間合いを詰めるとタックルでテイクダウン。パウンドを放ちつつ、潜って足関節を狙う!あわやの場面だったがハンセンは回転して耐え抜きラウンドを終えた。
2R、開始直後にボディからフックを当てたハンセン。しかし鹿志村は一気間合いを詰めて組みつくとグラウンドに引き込む。すると電光石火の早業で三角絞め!耐えるハンセンだったが観念してタップ!鹿志村が鮮やかに極めた!


【第3試合 ウェルター級】
×中村勇太(T-Rex Jiu-Jitsu Academy)
(1R TKO)
◯髙橋攻誠(RIGHT THING ACADEMY)
1R、最初にパンチを当てた中村。そのまま組み付いてテイクダウンを狙う。しかし高橋の腰は重い。差し合いが続く。身体が離れるとお互いパンチを振り回す打ち合い。すると高橋の左がヒット。膝を落とした中村に対して左右の連打。膝から崩れ落ちる中村を見てレフェリーが試合を止めた!高橋はデビュー戦を白星スタート。


【第4試合 ライト級】
×渡部拓馬(reliable)
(1R チョーク)
◯DARANI(PRAVAJRA)
1R、開始直後にDARANIのサイドキックが顎を直撃。渡部はダウン。DARANIは一気に間合いを詰めると立ち上がる渡部の背中に張り付く。そのまま首に腕を巻き付けてバックチョーク!背中に張り付いたまま絞め上げると渡部はタップ!DARANIが衝撃的な一本勝ち!


【第5試合 ストロー級】
◯高島俊哉(リバーサルジム新宿Me,We)
(1R チョーク)
×尾崎龍紀(コブラ会)
1R、パンチの交差から高島がタックルでテイクダウン。尾崎に背中をつけさせるとすかさずバックに移行。そのままバックチョークを極めると尾崎はタップ!高島が一本勝ちです。


【第6試合 フェザー級】
×遠藤来生(Power of Dream Sapporo)
(判定1-2)
◯内村洋次郎(イングラム)
1R、試合は終始スタンドの展開。序盤は内村の鋭いパンチが単発ながらヒット。遠藤は組みに行くがテイクダウン出来ず身体が離れる。再開すると徐々に目が慣れたのか遠藤も果敢にパンチを打ち返す。終了間際には組み付いた遠藤がテイクダウンしたところでラウンドを終えた。
2R、遠藤はスタンドでも臆せずに打撃を交差させる。中盤に入ると遠藤が組み付いて足を掛けてテイクダウン。立ち上がる内村の背中に張り付くが、内村は脱出して身体が離れる。再び打撃の交差になると内村のローがローブロー。遠藤は膝をついて悶絶。試合はしばらく中断。何とか再開してラウンドを終えた。
3R、遠藤のタックルで距離が詰まると両者足を止めて激しく打ち合う。しかしクリーンヒットはない。一旦試合が落ち着いだが近距離で遠藤のフックがヒット。内村は少し腰を落とす。だが内村は差し合いから足を掛けてテイクダウン。何と内村が上を取るとは。ガッチリとポジションをキープして試合終了。微妙過ぎる判定はスプリットで内村に軍配。


【第7試合 パンクラス・フェザー級王座挑戦者決定トーナメント・リザーブマッチ】
◯透暉鷹(ISHITSUNA MMA)
(2R チョーク)
×名田英平(コブラ会)
1R、一定の距離を保ったスタンドの展開。中盤に入って透暉鷹が飛び膝で距離を詰めるとそのまま組み付く。ケージに押し込んで倒しにかかるが名田の腰は重たい。長い差し合いが続いてラウンド終了。
2R、一転して名田がパンチを振るって前に出る。良いパンチが入ったが透暉鷹は組み付いてテイクダウン。名田の下からのギロチンをかわすと立ち上がるところを背中に張り付いてバックチョーク!これで名田はタップ!透暉鷹が一本勝ち!