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【RIZIN】修斗2階級王者 新井丈緊急参戦!ヒロヤと対戦!


大晦日のRIZIN.45まであと2週間。ABEMAで放送されたアベマでRIZIN 5 minutesの中で追加対戦カードが発表されました。

【57kg契約】
新井丈(和術慧舟會HEARTS)
ヒロヤ(ジャパントップチーム)
YUSHIとTwitterで舌戦を繰り広げてきた修斗2階級王者の新井。試合が流れたかと思いきや急転直下の大晦日参戦。しかもブレイキングダウン派から支持され、MMAマニアから疑問視されるヒロヤをぶつけてくるとは絶妙のマッチメイク。ケンカの間合いでにじり寄ってパンチで仕留める新井に対して体格で上回るヒロヤは得意のタックルでグラウンドに張り付けておけるかどうか。背後にいる両選手の支持は悲痛な歓声とどよめきが今から楽しみです。でも、RIZINで1回も勝てない選手が出場出来る大晦日って一体なんなんでしょう。そして番組内でヒロヤが紹介された後に朝倉未来がVTRでコメント。。。保護者登場みたいでめちゃくちゃカッコ悪かったぞ。。。


【バンタム級】
元谷友貴(アメリカン・トップチーム)
ヴィンス・モラレス(Syndicate MMA)
ATTに移籍後、COROを一蹴して大晦日参戦に名乗りを挙げていた元谷。その対戦相手にUFC3勝5敗の実績を持つモラレスをぶつけてくるとは情け容赦ない。実績的にはUFCで負け越してはいるものの、2018年~2022年までUFCと契約して8試合を重ねてきた実力は侮れません。UFCの公式サイトによると、レスリングの州王者、アマチュアボクシングのタイトルも持ち、ブラジリアン柔術青帯も持っているとの事。要は何でも出来ると。オールラウンダーの元谷と全局面でハイレベルな試合になりそう。


【54kg契約】
那須川龍心(TEAM TEPPEN)
シン・ジョンミン(韓国)
昨日開催されたRISEの試合後、RIZIN参戦をアピールしていた龍心。兄の天心と同じくキックとMMAの二刀流の道を歩むという事か。ぶっちゃけRISEでの戦績や試合内容はよくわかりませんが、ミルコ・クロコップよろしくMMAに参戦をきっかけにブレイクする可能性もあるわけで、どんな動きを見せてくれるのか。対戦相手も龍心と同じくMMA初戦のキックボクサー。用意ドンのスタートラインでいいじゃありませんか。

ABEMAの放送内でヒロヤが小
今回発表された3カードを含めて全17試合。これは8時間興行間違いないか。いよいよ師走らしくなってきた。
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MMA MMAPLANET o キック ブルーノ・ソウザ ヴィンス・モラレス 石原夜叉坊

【A1C14】大きな差のない試合展開も――夜叉坊がソウザに判定で敗れる

<バンタム級/5分3R>
ブルーノ・ソウザ(ブラジル)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
石原夜叉坊(日本)

サウスポーの夜叉坊はガードを低く構え、関節蹴りを見せる。ソウザもバックステップで距離を取り、右ロー・右ミドルを蹴り返す。

互いに間合いを測る時間が続くなか、徐々に夜叉坊が前に出て左のインローを蹴る。夜叉坊が左ストレートを見せ、ソウザも右を返すが、これはどちらも当たらない。ラウンド終盤は夜叉坊がプレッシャーを強め、ソウザがケージ内をサークリングする展開が続いた。

2R開始直後にソウザが踏み込んでの右ストレートを当てて前に出る。夜叉坊もソウザのインローに右フックを合わせ、左ストレートを当てるが、組みついたソウザが夜叉坊をケージに押し込む。

ソウザはヒジを入れながらテイクダウンを仕掛ける。夜叉坊は距離を作ってボディにヒザ蹴り、そのまあソウザのクリンチを切って離れる。

試合がスタンドに戻ると夜叉坊はインロー、フェイントを入れての左ボディストレート。ソウザは右ストレートを見せつつ、右ストレート→右ハイキックのコンビネーションを見せる。ソウザが距離を詰めると夜叉坊はカウンターの左ストレートを狙う。

3R、夜叉坊が右の関節蹴りを見せつつ左ミドル。そこから左ハイにつなげる。ソウザがそのタイミングで距離を潰してテイクダウンし、がぶった状態からバックへ。RNCを狙うソウザに対して夜叉坊も正対。ソウザが背中を見せながら立ち上がり、試合はスタンドの攻防に戻る。

ソウザが右ミドルを蹴ると、左ストレートで飛び込む夜叉坊。ソウザがサウスポーにスイッチして左ストレート。構えを戻して右を打ち込む。夜叉坊も右フック返す。

ソウザがマットに手をついてのハイキック=センチャイキックを見せるが当たらない。最後はソウザが右ストレート、夜叉坊が左ストレートで打ち合うがどちらもクリーンヒットはない。

大きな差のない試合展開だったが判定はソウザに軍配が上がり、夜叉坊は5月のヴィンス・モラレス戦に続いて2連敗となった。


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【A1C14】ユライア・フェイバー率いるA1Cで夜叉坊が、元LFA王者でマチダ空手の後継者と対戦

【写真】既に今年3戦目と、なかなかのペースで実戦経験を積んでいる夜叉坊とKarate Combatから復帰となるソウア(C)MMAPLANET&LFA

2日(土・現地時間)、カリフォルニア州ロスアンゼルスのコマース・カジノで開催されるUrijah Faber’s A1 Combat14「Sanchez vs Hoch」に石原夜叉坊が出場し、ブルーノ・ソウザと対戦する。
Text by Manabu Takashima

2021年1月のプロ修斗公式戦出場以来、北米フィーダーショー・シーンのFury FC、A1C、XMMA、Up Next Fightingなどで7試合を戦い3勝3敗1分と奮闘を続ける夜叉坊が、5月のヴィンス・モラレス戦の敗北からカムバック戦を戦う。


対戦相手は、そのモラレスに続き元UFCファイターのソウザだ。LFAフェザー級王者からUFCに進んだソウザだが、2連敗でリリースされるとKarate Combatと契約。45度の壁に囲まれたスクウェアマット上で3分3R、道着の下のみ着用でヒザとヒジは反則、組みはOKでパウンドを落とせる時間は5秒というルールで戦ってきた。

シンゾー・マチダの愛弟子のソウザは、伝統派空手のようなステップと距離から、接近戦になるとフック系のパンチを振るストライカーだ。実はこのソウザは、松嶋こよみがDEEP初出場の際に、日本人の対戦相手が見つからず国際戦にカードがシフトされた時、真っ先にマネージメント契約を結ぶBlack houseに出場が打診されたのが、ソウザだった。結果的にKarate Combatとの契約が残っておりDEEP出場はなかった。

その後、シウバはKarate Combatのルイス・ホシャ戦で敗れ1年5カ月振りのMMAが、A1 Combatでの夜叉坊戦となる。LFAとUFCではフェザー級、Karate Combatではライト級とほぼノーマルで戦ったこともあるソウザが、今回はバンタム級で戦う。夜叉坊としては、慎重な探り合いという展開はマチダ・カラテの庭といえるので、大胆な攻撃とテイクダウンを織り交ぜるMMAを披露することを期待したい。

なお今大会のメインはメキシコのUltimate Warrior Challenge、Combat Globalで戦績を積み、LFAでも1勝を挙げているアレックス・サンチェスが、ライト級王座決定戦でエディ・ホクと戦う一戦だ。キャリア13勝3敗のボクサーMMAファイターのサンチェスと、ベアナックルファイトも経験しているホク。

ホクは2014年からMMAは7年のブランクがあり、6年振りの実戦はMMAでなくベアナックル・ボクシングだった。

以前は組みと打撃をミックスしたファイターだったホクだが、今ではバチバチのブロウラーになっている公算も高い。とはいえチャンピオのレベルが、プロモーションのレベルを図る物差しになる。今後、夜叉坊に続き日本人選手の出場も噂されるA1 Combatのチャンピオンシップの質は──いかに。

■視聴方法(予定)
9月3日(日・日本時間)
午前11時00分~UFC Fight Pass

■ 主な対戦カード

<A1Cライト級王座決定戦/5分3R>
アレックス・サンチェス(メキシコ)
エディ・ホク(米国)

<フライ級/5分3R>
アイマー・ヘルナンデス(米国)
ロドニー・ケアロヒ(米国)

<ライト級/5分3R>
アンソニー・フィゲロア(米国)
シェラード・ブラックレッジ(米国)

<バンタム級/5分3R>
スティーブ・モラ(米国)
ジェイムス・ギドリー(米国)

<フライ級/5分3R>
クリストファー・クルーズ(米国)
ミゲール・セハ(米国)

<バンタム級/5分3R>
石原夜叉坊(日本)
ブルーノ・ソウザ(ブラジル)

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『XMMA 6』石原夜叉坊 vs. ヴィンス・モラレス ハイライト動画

5.3『XMMA 6』で石原夜叉坊が元UFCファイターのヴィンス・モラレスと対戦(2023年04月19日)

 こちらの続報。


 5月3日にサウスカロライナ州マートルビーチのT・ローデス・マートルビーチ・スポーツセンターで開催された『XMMA 6: Bash at the Beach』で行われた石原夜叉坊 vs. ヴィンス・モラレスのハイライト動画。

XMMA 6 - Bash at the Beach(Sherdog)

 全試合結果はこちらを参照。



 試合後の石原夜叉坊。キング・モー、ヴィンス・モラレスとのショット。続きを読む・・・
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MMA o UFC YouTube ヴィンス・モラレス 石原夜叉坊

【海外MMA】XMMA 6: BASH AT THE BEACH 石原夜叉坊 試合結果


アメリカのサウスカリフォルニア州で開催されたMMAイベントXMMA 6: Bash at the Beachに日本から石原夜叉坊(チーム・アルファメール)が参戦。UFCをリリースされたヴィンス・モラレスとバンタム級ワンマッチで対戦しました。

試合は開始直後にタックルでテイクダウンを許した夜叉坊。バックも取られて絶体絶命のピンチを迎えますが正対して脱出に成功。スタンドに戻るとローや膝、ジャブを当てて攻勢に転じてラウンドを終えました。

2Rも打撃でペースを握ると思いきや、ローに合わせてカウンターのパンチを被弾。ダウンを喫するとモラレスはグラウンドに持ち込み、じわじわとダースチョーク。これが極まると夜叉坊はタップせずに失神。無念の一本負けを喫しました。

なんだかんだで元UFCファイターの地力を見せられた感ありあり。テイクダウンも出来るし、打撃でダウンも取れる。そして極める事も出来る。そんなファイターがごまんといるわけで、UFCやBellatorで勝つ事がどれだけ難しいか。。。改めて見せつけられました。











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MMA MMAPLANET o UFN215 マイルズ・ジョンズ ヴィンス・モラレス

【UFN215】我慢、我慢。一線を越えないファイトでジョンズが、モラレスから3-0の判定勝ち

<バンタム級/5分3R>
マイルズ・ジョンズ(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ヴィンス・モラレス(米国)

間合いを測る両者、40秒を経過してジョンズが前に出てワンツー、届かず右ローを蹴る。モラレスの左ジャブに右を当てたジョンズは、ゆっくりとした流れのなかで右を被弾しそうになる。モラレスは右前蹴りが届かず、右オーバーハンドもジョンズが距離を取る。互いに隙を与えない我慢比べが続き、極端に手が少ない試合に。互いに左フックを振るうが、クリーンヒットはなく時間が進む。ジョンズが踏み込んで右オーバーハンド、かわしたモラエスは残り30秒のダブルレッグも切る。最後の10秒で左フック、右ボディフックをジョンズが入れ。最終局面でモラレスが左フックをヒットした。

2R、ジャブを伸ばす両者。初回よりもやや近めの距離に立つものの様子見の展開にそれほど変わりはない。ジョンズがシングルのフェイク、反応したモラレスが下がる。ジャブの差し合い、ローから左と互いに同じ手順で攻め手を増やす。と、そこでシングルレッグに出たジョンズだが、モラレスはケージに押し込まれて足を抜いて離れる。と、ジョンズにアイポークがあったと試合が中断する。

再開後、鼻血が見られるジョンズはジャブをもらい、圧を高めて右を振るう。モラレスは一瞬のクリンチから離れて左ジャブを見せる。右カーフを蹴ったジョンズに対し、モラレスは前蹴りもなかなかエンジンはかからないファイトが続く。ワンツーの右を当てたジョンズが、左を振るってこのペースのなかでペースを握っている。ラウンド終了真木愛和にシングルからダブルレッグでスラム、ジョンズがラウンドをまとめた。

最終回、ジャブから右を伸ばすモラレス。ケージを背負って回る中で、右を当てる。ジョンズはシングルレッグで反対側のケージまでドライブし尻もちをつかせる。すぐにモラレスが立ち上がり、離れたジョンズがジャブを当てる。ジョンズはカーフを蹴り、モラレスはパンチから蹴りのコンビでミドルを入れる。ジョンズのオーバーハンドは空振りとなり、モラレスがワンツーを届かせる。と、ジャブと同じリズムでシングルに入ったジョンズだが、モラレスは切って間合いを取る。残り2分、シングルでケージにモラレスを押し込んだジョンズだが、キムラから離れられる。

すぐにシングルに出たジョンズ、このまま時間を使って逃げきりをはかる。キムラでテイクダウンを耐えたモラレスは、最後に胸を合わせていったが、もう一度ジョンズが背中に回って時間に。制空権を守る戦い、相手の懐に踏み込むのはジョンズのテイクダウンのみという試合は、そのジョンズが3-0で勝利した。


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MMA MMAPLANET o UFC UFN215 アンドレ・フィアーリョ イオン・クテレバ ザルガス・ズマグロフ ジェニファー・マイア ジャック・デラ・マダレナ セルゲイ・スピヴァク チャールズ・ジョンソン テレザ・ブレダー デリック・ルイス ブレディ・ヒースタンド マイルズ・ジョンズ マリア・オリヴェイラ マリナ・モロズ ムスリム・サリコフ リッキー・トゥルシオス リー・ジンリャン ワルド・コルテスアコスタ ヴィンス・モラレス

【UFN215】フィアーリョと対戦、散打王ムスリム・サリコフ─02─「散打ファイターではダメなんだ」

【写真】非常にゆったりした感のあるサリコフ。殺気を全く纏わない強者 (C)Zuffa/UFC

19日(土・現地時間)はネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFN215:UFN on ESPN+73「Lewis vs Spivak」が開催され、アンドレ・フィアーリョと対戦するムスリム・サリコフ・インタビュー後編。

リー・ジンリャン戦の敗北からの再起戦となるサリコフだが、そのジンリャン戦での準備不足の厳禁はロシア人ファイターあるあるというべきビザ取得に起因していた。ロシア・ダゲスタンの歴史に名を残す散打ファイターは、38歳になってなお純粋に強さを求めるウォリアーだった。

<ムスリム・サリコフ・インタビューPart.01はコチラから>


──ではムスリムはなぜMMAに転向したのでしょうか。ヴォルク・アターエフやザビット・マゴメドシャリポフと比べても、圧倒的に散打の世界で成功を収めており、その実績だけで散打界で大御所としてやっていけたのではないですか。

「ただ僕がウォリアーだからだよ。ベストファイターと戦いたい。僕はいつだって引退できる。でも毎日のようにスクールに行って、コーチと会って、皆と練習する日々を送りたい。まだハングリーなままなんだよ。だからMMAに転向したんだ。グセインはちょっと年を取ったけど、今もスクールに来てアドバイスをくれるよ。動きよりも、言葉で僕をサポートしてくれている。

もう僕も十分に経験を積んできたから、トレーニングに関しては自分のやり方が確立しているしね。そして試合前になるとATTに行って、ファイトキャンプを行っている。ATTはベストのMMAジムだよ」

──過去5年間負け無しだったのですが7月にリー・ジンリャンに敗れ、今回の試合は仕切り直しの一戦にになります。

「とても大切な試合になる。この試合で勝てば、UFCでの未来が広がる。ただし負けても……何も失うモノはない。UFCがチャンスをくれれば、また戦う。僕はウォリアーのままだから。ただし、今回の試合は前回とは違ってベストシェイプだ。リー・ジンリャン戦は、満足いく調整ができなかった。

ビザが取れず、試合の10日前になってようやく手にすることができたんだ。大切な調整の時期にビザを取るために色んなところに足を運びまくった。最終的にアルメニアまで行ってようやくビザを取得できたんだ」

──アルメニア……。それは大変でした。つまりATTでファイトキャンプを張ることもできなかったわけですね。

「今、ロシア人がビザを取るのはちょっと大変だからね。それでも最後のパンチを被弾するまで、僕の方が試合は優勢だった。あの状態で戦っても、最初の2Rを取ることができた。でも一発で逆転負けした。それがMMA。一発で勝負が決まる。アレがラッキーパンチとは言わない。彼が僕をKOしたんだ。そして今回はずっと体調が良い。もっと良い戦いができる」

──フィアーリョの印象を教えてください。

「フィアーリョは良い選手だ。若くて、常にフィニッシュを目指している。好きなタイプなファイターだよ。彼も僕もフィニッシュを狙うから、激しい試合になる。大歓迎だ」

──フィアーリョはリー・ジンリャンと同じキルクリフCFで練習している選手です。ムスリムのデータを共有しているのではないでしょうか。

「全く問題ない。あの体調の悪さで2Rまで僕が勝っていた相手から情報を得ていても、今回の僕の調子はまるで違うからね。フィアーリョがリー・ジンリャンのチームメイトということは全く気にならないよ。

ベストチームであるATTで、10週間も最高のチームメイトとしっかりと練習できた。何も恐れるものはない」

──ムスリムはパンチと蹴りが連動しており、抜群の距離とタイミングの取り方ができます。今回のフィアーリョ戦、キーポイントはどこになると考えていますか。

「全てだよ。これはMMAだからね。コンプリートファイターにならなければいけない。散打ファイターではダメなんだ。レスリングも柔術も理解して、戦う必要がある。コンプリートファイターになるためにレスリングと柔術に力を入れてきた。しかも、素晴らしいコーチに恵まれているから、メキメキと力をつけている。MMAで勝つには、コンプリートファイターでなければいけない」

──ムスリム、今日は試合前にもかかわらず、貴重な話を聞かせて頂きありがとうございました。

「日本のファンに散打とコーチの歴史、我々のスクールの話をすることができて良かった。グセインはソビエト共産党政府の目を逃れて空手の稽古をしていた。彼がソ連政府に目をつけられながら、諦めずに稽古を続けたからこそ、今のスクール、今の僕がある。それを皆に分かってもらいたい。僕も日本を尊敬している。グセインが侍、日本人、空手についていつも話をしてくれた。そんな日本のファンに僕の試合を楽しんでもらいたい」

■視聴方法(予定)
11月20日(日・日本時間)
午前3時00分~UFC FIGHT PASS

<ヘビー級/5分5R>
デリック・ルイス(米国)
セルゲイ・スピヴァク(モルドバ)

<ライトヘビー級/5分3R>
イオン・クテレバ(モルドバ)
ケネディ・ンゼチェクウ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
チェイス・シャーマン(米国)
ワルド・コルテスアコスタ(ドミニカ)

<ウェルター級/5分3R>
ムスリム・サリコフ(ロシア)
アンドレ・フィアーリョ(ポルトガル)

<ウェルター級/5分3R>
ジャック・デラ・マダレナ(豪州)
ダニー・ロバーツ(英国)

<フライ級/5分3R>
ザルガス・ズマグロフ(カザフスタン)
チャールズ・ジョンソン(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ジェニファー・マイア(ブラジル)
マリナ・モロズ(ウクライナ)

<バンタム級/5分3R>
マイルズ・ジョンズ(米国)
ヴィンス・モラレス(米国)

<バンタム級/5分3R>
リッキー・トゥルシオス(米国)
ケヴィン・ナタヴィダッド(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
マリア・オリヴェイラ(ブラジル)
ヴァネッサ・デモポウロス(米国)

<バンタム級/5分3R>
ファルニ・ガルシア(メキシコ)
ブレディ・ヒースタンド(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ナタリア・シウバ(ブラジル)
テレザ・ブレダー(チェコ)

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ABEMA BELLATOR F1 o ONE ONE163 UFC ジェニファー・マイア ジャック・デラ・マダレナ タイ・ツイバサ チャールズ・ジョンソン デリック・ルイス ファーニー・ガルシア マリナ・モロズ ヴィンス・モラレス

UFC on ESPN+73:オッズ/予想と展望

デリック・ルイス 2.65
セルゲイ・スピバック 1.51
ケネディ・エンジーチュクー 1.57
イオン・クテラバ 2.50
チェイス・シャーマン 2.80
ワルド・コルテス・アコスタ 1.48
アンドレ・フィアリョ 1.95
ムスリム・サリコフ 1.87
ジャック・デラ・マダレナ 1.18
ダニー・ロバーツ 5.30
チャールズ・ジョンソン 1.61
ジャルガス・ジュマグロフ 2.40
ジェニファー・マイア 2.60
マリナ・モロズ 1.53
ヴィンス・モラレス 2.40
マイルズ・ジョーンズ 1.61
リッキー・トゥルシオ1.65
ケビン・ナティブダド 2.35
バネッサ・デモポロス 1.91
マリア・オリベイラ 1.91
ブレイディ・ヒースタンド 1.59
ファーニー・ガルシア 2.45
ナタリア・シウバ 1.61
テレザ・ブレダ 2.40

今年のUFCも残り4回。今月ラスト(来週は開催なし)のメインはヘビー級。

3連勝でコーミエのタイトルに挑戦、その後4連勝でシリル・ガーンとの暫定王座決定戦に出場したルイスだが、いずれも敗れて王座獲得ならず。直近2戦はいずれもKO負け。タイ・ツイバサには打撃でリードしていたが、2Rに肘をもらってKO負け。前戦のセルゲイ・パブロビッチ戦では、序盤にパンチを効かされて秒殺KO負けしてしまった。パワーで勝負する殴り屋だが、やはりちゃんとしたストライカー相手には分が悪い。

相手のスピバックは今回が初メイン。8月の前戦にランカーのアウグスト・サカイに勝利して再ランキング入り。ヘビー級では最年少の27歳。UFC6勝3敗で、テイクダウンからのパウンドが武器。こちらはルイスと逆に、2試合連続でのKO勝ち中。

ランキングは下位だが、オッズはスピバックがフェイバリット。しかしルイスはああ見えて結構テイクダウンされた後のリカバリーが上手く、テイクダウン&パウンダーのスピバックがどれだけ押さえ込めるかが鍵になる。

期待も込めてルイスKO勝ち。

今大会一番のフェイバリットはUFC3戦目となるジャック・デラ・マダレナ。UFCデビュー戦は代役でキャリアも浅い相手に秒殺KO勝ちしたものの、差がありすぎて実力が良くわからない。前戦はUFC5勝2敗・ロシア・ダゲスタン共和国出身のラマザン・エメエフと対戦し、ケージにつめてのボディでダウンを奪い、パウンドでKOした。相手のダニー・ロバーツはUFC7勝5敗のベテラン。ランキングには入れないが、UFCで勝ち越している中堅の実力者だけに、このレベルを1RKOできるなら本物かもしれない。

第1試合開始はいつもより3時間早い、20日の午前3時。前日は朝8時からBellator、10時からONE Prime Video4があり、夜7時からはABEMAでPPV中継されるONE163。メインカードが6試合で9時半開始なので、全部終わる頃には日付が変わってそう。

速報します。

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ABEMA LFA MMA MMAPLANET o PFL Road to UFC SASUKE UFC イ・ジョンヨン イー・チャア ウリジブレン オーデ・オズボーン キム・ギョンピョ キム・ハンソル シャオ・ロン ジョーダン・ラヴィット トップノイ・キウラム ドナルド・セラーニ ナタン・レヴィ パク・ヒョンソン パンクラス ホン・ジュンヨン ボクシング マラブ・デヴァリシビリ ヴィンス・モラレス 中村倫也 修斗 内田タケル 堀内佑馬 宇佐美正パトリック 松嶋こよみ 海外 猿飛流 野瀬翔平 風間敏臣

【RTU ASIA2022】SASUKEのUFCへの道─01─before Road to UFC「前例のないことをやっていこうかと」

【写真】ラスベガスから戻ってきて、マスタージャパンで以前のように練習を続けているSASUKE(C)MMAPLANET

6月10日(金・現地時間)、シンガポールはカレンのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるRoad to UFC ASIA Episode01でイー・チャアと対戦するSASUKE。

修斗世界フェザー級王者のRoad to UFC出場が決まったのは、彼がラスベガスのシンジケートMMAで出稽古を行っている終盤だった。UFCで戦う目標を持ち続けていたSASUKEはRoad to UFC出場決定以前に何を考えていたのか──をまず、訊いた。


──まずラスベガスのシンジケートMMAで3月、4月と2カ月間、出稽古をされていましたが、あの時はRoad to UFCと出場ということは頭にあったのでしょうか。

「全くなかったです。開かれることも知らなかったですし」

──では、このタイミングでベガスで練習をしようと思ったのは?

「ルートはどうであれ、米国で戦いたいということは最初から思って来たことです。修斗でベルトを獲って、そこに行けるかもしれないという可能性が見えてきたときに──実際に海外の試合のオファーもいただきました。ただ色々な事情があって……行けなくて」

──ぶっちゃけ自分が掴んでいた話では昨年10月のPFLフィナーレ大会、そこで勝てば2022年シーズン出場ということだったかと。

「ハイ……。結果、あそこで行かなくて良かったと思います。PFLで戦う話がなくなり、暫らく試合がないという状況はケガもしてないのに初めてでした。その時間をどうしようかと考えた時に、海外に練習に行けるなと思いました。マネージャーから『昔、弘中(邦佳)がUFCと契約した時、そのまま試合をさせたけど、1度海外で練習を経験させていれば結果は違っていたかもしれない(※グラップリングや柔術、ハワイのプロ修斗など試合は経験していた)』という話を聞くことがデキました。『右も左も分からないままUFCへ行った』と。

『そういう先人達の経験からしっかりと学ばないとダメだ』とも言って貰えました。弘中さんも色々と助言をしてくれて、ルートを示してくれました。サステインの坂本さんと会って話した時に『君はコーチがいなく、1人で考えてやってきた。だから君のような選手こそ準備が必要だ』ということを言っていただき、腑に落ちるモノがありました。確かに何も知らないで、飛び込むことは……PFLのオファーは1カ月後だったので。

それでも悩みましたし、もちろん戦いたかったです。いつ試合が組まれるのか分からない状態で、気持ちは若いですけど実年齢は27歳と行ってしまっているので(笑)。残されている時間は少ないと思って、僕自身は戦うつもりでワクチンも接種しました(苦笑)。

ただし実際にUFCを経験した弘中さんの言葉は、絶対に確かなことで。凄く葛藤があったけど、自分で行かないと決めました。今となっては、それが良かったです。経験のあるなしという部分でラスベガスにいた2カ月間で、凄く色々な経験ができました。『これならやっていける』という自信もつきました。それがあったからRoad to UFCで強い選手と戦うことが決まっても変に舞い上がったり、緊張することがないです。だから、あのタイミングでPFLで戦わなかったことは、結果としてプラスになって戻ってきています。

向うで特にUFCで戦っている選手と殴り合い、蹴り合い、倒し合う経験をしました。それで外国人選手のパワー、技術、練習を経験値として貯めることができました。

悩んでどっちかを選択した時、どっちが正解かということではなくて、自分で正解にしないといけないじゃないですか。だからPFLに行かなかった決断、ラスベガスで練習したこともRoad to UFCで優勝して契約をすることで正解にします」

──う~ん、深いです。そしてベガスでの練習ですが、どのようなメンバーと主に練習してきたのでしょうか。

「ジョーダン・ラヴィット、ナタン・レヴィ、ブランドン・ジェンキンス、ヴィンス・モラレス、オーデ・オズボーンとかほとんどのUFCファイターとスパーリングをしてきました。カイル・ラウントリーのようなライトヘビー級の選手とはやっていないですけど(笑)。

あとラスベガスにあるので、色々なUFCファイターが集まるのでドナルド・セラーニとグラップリングのスパーをやりましたし、デロン・ウィンっていうミドル級で一番背の低い選手とも手を合わせました。マラブ・デヴァリシビリともスパーをしましたね」

──ラヴィットやレヴィ、LFAやコンテンダーシリーズから王道のステップアップを果たした選手と肌を合わせた感覚が非常に気になります。

「彼らは凄く考えながら練習していました。もちろん強いです。そのなかで柔軟に考えて……特にジョーダンはそのスタイルを見ても分かるかと思いますが。柔の強さというのか、ケガをしなくて丁寧にできて、抑えるところを抑える。僕がプレスを掛けるスタイルで、クリーンヒットとか貰わないですけど、5分のスパーリングをやったあとに精神的に削られています。ジョーダンとのスパーがそういう意味で、一番しんどかったですね。

ナタンは空手ベースで蹴りが重いです。中間距離の打ち合いとかでの一発とか、凄く重かったです。個性はあれど、柔軟に強かったです」

──ボクシング&レスリングの軸があるなかで、特色を持つ選手も多い。

「その通りですね。個性があります。人数が多いから色々なタイプの選手と練習できるのは当然ですけど、ジムの広さを存分に使った練習、ヘッドコーチのジョン・ウッドがいて、レスリングコーチのフランク・ヒックマンが最初の1カ月ほどいて。他のコーチも実際にスパーに参加して、体を動かしているんですよね。

自分の得意じゃないところで選手に極められたりもします。でも、あの一緒にやる姿勢があるからこそ信頼関係が生まれるというのか。また選手達も、自分で良く考えている。自分で考えてやっている姿を見て、環境は違いますが自分がやってきたことは間違っていなかったと思えました」

──その経験をすると、ずっと向うで練習したくならないですか。

「心の中ではそうです。ただ、今できることを……向うで学んだ技術は全てメモしてきているので、マスタージャパンの上のメンバーに指導しています。向うと同じではないですけど、そうやって指導できるようになることで彼らのレベルも上がり、自分のレベルも上がると思います」

──では帰国後も練習環境などは以前と同じで。

「ハイ、マスタージャパンを中心にあとはパンクラスのフライ級チャンピオンの猿飛流さんと、技術交流をして打ち込みをやったりで。帰国したら、これまでと変わりなく日本でやれるベストのことをやっています」

──ところで実際にはRoad to UFC出場が決まったのは、いつ頃だったのでしょうか。

「最初に話を貰ったのは……ハッキリ覚えていないですけど、4月の頭ですね。Road to UFCがあるから行きたいかと聞かれて、『行きたいです』と即答しました。試合映像とかも送って、暫らく音沙汰がなかったです。でも毎日、練習を繰り返すという日々だったので、そんなに気にすることはなかったです。もうダメかな、多分ないなぐらいに思っていた時に、帰国する1週間前に決まりました。

それでも『じゃあやるか』というぐらいの感じで。嬉しかったですけど、久しぶりの試合だなっていう感じになったぐらいでしたね」

──ではRoad to UFCがこのタイミングでなければ、どのようなステップアップ方法を考えていたのでしょうか。

「修斗で戦うことですね。修斗で防衛をしながら……前チャンピオンがやらなかったことで、道を切り開こうという考えはありました。難しい話ですけど、ベルトを持ったまま他団体のチャンピオンを倒して、団体統一チャンピオンではないですけど、フェザー級の強いのを倒そうと。修斗のベルトを持って、他の団体のチャンピオンに挑戦しようかとか。前例のないことをやっていこうかと薄々考えていました」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
Episode01
6月9日(木・日本時間)
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode02
6月9日(木・日本時間)
午後6時30分~UFC FIGHT PASS
Episode03
6月10日(金・日本時間)
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode01
6月10日(金・日本時間)
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
イー・チャア(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
パラチン(中国)
キ・ウォンビン(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
風間敏臣(日本)
クルムアリ・マイマイティトゥハティ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チェ・スングク(韓国)
ラマ・スパンディ(インドネシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
チャン・ミンヤン(中国)
トゥコ・タクコス(ウクライナ)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
キム・ミンウ(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
松嶋こよみ(日本)
ホン・ジュンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チウ・ルェン(中国)
ウォーレン・デルロサリオ(フィリピン)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アイリヤ・ムラトベク(中国)
パワン・マーン・シン(インド)

<フライ級/5分3R>
ショーン・エチェル(豪州)
内田タケル(日本)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
シェ・ビン(中国)
イ・ジョンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
堀内佑馬(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アンシュル・ジュビリ(インド)
宇佐美正パトリック(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
中村倫也(日本)
ググン・グスマン(インドネシア)

<女子ストロー級/5分3R>
ソ・イェダム(韓国)
ジョセフィン・クヌトゥソン(スウェーデン)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
野瀬翔平(日本)
ウリジブレン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
キム・ギョンピョ(韓国)
アスクルバイ(中国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
ルー・カイ(中国)
アンガ・ハンス(インドネシア)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン(韓国)
ジェレミア・シレガー(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
ジョン・アダハー(フィリピン)
キム・ハンソル(韓国)

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【UFN206】計量終了 なるかランキング入り、四次元MMA封印のペレイラがポンジニビョと対戦

【写真】身長差はごらんの通り。ポンジニビョに懐に跳び込まれた時のペレイラのヒザ、テイクダウンがカギとなるか(C)MMAPLANET

20 日(金・現地時間)、21日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN206:UFN on ESPN+64「Holm vs Vieira」の計量が行われた。

メインは女子バンタム級の1戦でランキング2位のホーリー・ホルムに5位のケトレン・ヴィエイラが挑む。


11試合、22選手中ヘッドライナー以外でランカーはコメインのウェルター級に出場するサンチアゴ・ポンジニビョだけだ。群雄割拠のウェルター級で14位のポンジニビョと対戦するミシェウ・ペレイラはHEATとRoad FCという日韓のプロモーションで活躍してきた四次元MMAファイターだ。

ペレイラはオクタゴン4連勝中、ディエゴ・サンチェス戦では勝利を決定的にしながらグラウンド・ニーで反則負けに──実質5連勝と目を見張る戦績を残している。

さすがにダブルレッグで肩に抱え上げてショータイムスラムやバック宙、前宙、さらにはコークスクリューでパスを狙うという立体的かつスタミナをロスする技は息をひそめているが、スイッチをしつつ伸びのあるストレート、遠近両用のヒザ蹴り、さらにテイクダウンを織り交ぜたウェルラウンダーとして、実力者ぶりを発揮してきた。

対してポンジニビョはテクニカルではないが、パワフルなストライカーで右カーフ、そして右オーバーハンドとストレートはKOパワーを有している。

互いに動きが多く、アグレッシブ。相手の攻撃に対する耐久力はポンジニビョで、スタミナロスに耐える精神力はペレイラに分があるか。打撃の削り合いが予想されるポンジニビョ×ペレイラは、判定までもつれ込めばファイト・オブ・ザ・ナイト級の激闘になることが予想される。

■視聴方法(予定)
5月22日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN206計量結果

<女子級バンタム/5分5R>
ホーリー・ホルム: 135.5ポンド(61.46キロ)
ケトレン・ヴィエイラ: 136ポンド(61.69キロ)

<ウェルター級/5分3R>
サンチアゴ・ポンジニビョ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ミシェウ・ペレイラ: 170ポンド(77.11キロ)

<ミドル級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ: 185ポンド(83.91キロ)
ドゥスコ・トドロビッチ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ポリアナ・ヴィアナ: 116ポンド(52.62キロ)
タバタ・ヒッチ: 115ポンド(52.16キロ)

<ミドル級/5分3R>
エリク・アンダーソン: 186ポンド(84.37キロ)
パク・ジュンヨン: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョセフ・ホームズ: 185ポンド(83.91キロ)
アレン・アメドフスキー: 186ポンド(84.37キロ)

<ヘビー級/5分3R>
パーカー・ポーター: 265 ポンド(120.2キロ)
ジャイルトン・アルメイダ: 224ポンド(101.6キロ)

<ライト級/5分3R>
オマル・モラレス: 155.5ポンド(70.53キロ)
ウロス・メディッチ: 156ポンド(70.76キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・マルチネス: 135.5ポンド(61.46キロ)
ヴィンス・モラレス: 136ポンド(61.69キロ)

<フェザー級/5分3R>
チェイス・フーパー: 145ポンド(65.77キロ)
フィリッピ・コラレス: 145ポンド(65.77キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
エリース・リード: 115ポンド(52.16キロ)
サム・ヒューズ: 115.5ポンド(52.38キロ)

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