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【Road to UFC2023Ep01】UFCへの道、その一歩。鶴屋怜「そんなに時間を掛けないで良いかな」

【写真】いうとメッチャ普通の男の子。20歳最後の試合、UFCへ切符を賭けたトーナメントを目前にしてもまるでいつもと変わりなかった鶴屋怜 (C)Zuffa/UFC

27日(土・現地時間)&28日(日・同)の両日に、中国は上海のUFC PIにおいて開催されるRoad to UFC。そのエピソード01で組まれたフライ級準々決勝に鶴屋怜が出場し、インドネシアのロナル・シアハーンと相対する。

キャリア2年でパンクラスの頂点に立ち、3年目でUFCを直接目指すトーナメントに臨む鶴屋は、全く気負いも奢りもなく初戦突破に絶対の自信を見せていた。


――今回は黒髪が勝負頭ですか。もう中国ですし、これから染めることはできないですよね。

「ハイ。今回は黒で行きます(笑)。本当はもっと長くて、編み込んで戦おうと思っていたのですが、1週間前に上海に入るならずっと編みこんでいるのは無理だなって(笑)。なので今回は普通で」

──それはもう、岡田遼さんに来てもらってから編み込んでもらうしかないですね。随分と独り身が長く、料理だけでなく裁縫から何からできるようになったと聞いています(笑)。

「アハハハ、さすが編み込みまでは……」

──怜選手の試合は土曜日、改めて現地に入ってどのような気持ちでいますか。

「最初は環境が変わることが不安で、練習をしても疲れるのが早いなって感じました。でも昨日も(神田)コウヤ君と練習していると、ちょっと体も慣れてきたみたいで。めっちゃ良い感じで動けるようになってきました」

──これまで日本で戦ってきた時とファイトウィークの過ごし方自体、随分と違うかと思います。

「そうッスね。時差もないし問題はないです。それに日本と比べると減量のご飯とか用意されているし、そういう部分で凄くしっかりしていて。マッサージとか、なんでもやってくれますし。そういうところが海外と日本とは違うんだなって風に思ったりはしています」

──それは海外と日本でなくて、UFCとその他の違いですね(笑)。

「そうですね、UFCですね。凄いなって思います」

──では日本のファンもほとんど分からない対戦相手、ロナル・シアハーンについてどのような選手が説明をしていただけないでしょうか。

「そうッスね。基本的にサウスポーのストライカー。戦績は7勝0敗で5KOっていう風に紹介されていて」

──インドネシアのONE PRIDE MMAで戦績を積んできた選手ですが、このONE PRIDE MMAの試合が予想以上に組みをやろうとする選手が多いのですが、とにかく荒っぽいです。そして無理に、できない組み技を使うことなく立ち技で勝負すれば良いのにと思わされることもしばしあります。

「荒いですね。僕の相手も何年前の試合か分からないですけど、組みの力でいえば1Rで仕留められると思います」

──つまり、ここは初回で勝つと。

「フフフ、まぁそうですね。そんなに時間を掛けないで良いかなって感じです」

──ではトーナメント全体を見て、一番警戒しているのは誰になりますか。

「まぁ最初に戦う選手のことは気にしていないです。2回戦で戦うかもしれないマーク・クリマコとイ・ジョンヒョン……この試合の勝者には注意しようと思います。韓国の20歳のイ・ジョンヒョンとクリマコの試合は結構レベルが高いかと。

クリマコは最初、警戒はしていなかったのですが、負けた試合は1発貰って倒れただけなので。それ以外で考えると、結構強い選手なのかと思います」

──MMAとして、やはりLFAで戦っている米国人選手ですから、MMAをさせれば韓国人選手よりも完成度が高くなるのかと。

「クリマコは実際に会ってみると、思ったより背が低くて。それでいてゴツイので、組みも強そうですね。あの体形の人はテイクダウンもしづらいことが多い。2回戦で当たるには、トーナメントを見回してみて嫌な相手ですけど……でもUFCで戦っていくなら、全員に勝たないといけないので」

──同じ日のワンマッチで組まれたトップノイ・キウラム✖ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル、ピーター・ダナソーなどトーナメント戦出場選手よりも強いかもしれないです。

「あぁ……でもトップノイの試合を見たんですけど、あんまり良い動きをしていなかったですよね。昨日、ミット打ちを見て凄いなと思ったのですが、試合だとそんなに攻めないし強いという印象はないです」

──押忍。本来はこの試合に集中してほしく、このような他の選手の話題をこのタイミングで振るのは憚れるのですが、今回だけは次を見ていても必勝でいって貰わないと困ります。

「そうですね。その通りだと思います。しっかりフィニッシュして、海外のファンに認知されるためにも印象に残る試合をします」

■視聴方法(予定)
5月27日(土・日本時間)
Episode01
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode02
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

5月28日(日・日本時間)
Episode03
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode04
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
マーク・クリマコ(米国)
イ・ジョンヒョン(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
ウズアズベク・ジャフフ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
鶴屋怜(日本)
ロナル・シアハーン(インドネシア)

<フライ級/5分3R>
トップノイ・キウラム(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
ルー・カイ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
スミット・クマール(インド)
チェ・スングク(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イープークールー(中国)
神田コウヤ(日本)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チーニョーシーユエ(中国)
ビリー・パスラタン(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
タイラークゥ(中国)
キム・ハンスル(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
ホン・ソンチャン(韓国)
ロン・チュウ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
上久保周也(日本)
チィルイイースー・バールガン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
丸山数馬(日本)
キム・サンウク(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
野瀬翔平(日本)

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ホフマン(フィリピン)
ユ・サンフン(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
イ・チャンホ(韓国)
ラナルドラ・プラタップ・シン(インド)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)
原口伸(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
エプライム・ギンディン(インドネシア)
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
シャン・シンカイ(シンガポール)

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【Road to UFC2023Ep01】日本の夢を砕いた男、イー・チャア「前回のトーナメントのことは頭にない」

【写真】昨年とは違い、誰もイー・チャアを認めている。ある意味、彼のとっては昨年よりもハードルが高くなったトーナメントといえる (C)MMAPLANET

27日(土・現地時間)&28日(日・同)の両日に、中国は上海のUFC PIにおいて開催されるRoad to UFC。そのエピソード01で組まれたフェザー級準々決勝でイー・チャアがウズアズベク・ジャフフと戦う。

イー・チャアといえば昨年のRoad to UFCの初戦でSASUKE、準決勝で松嶋こよみを破り日本の夢を砕いた張本人だ。しかし、優勢に進めたと思われた決勝のイ・ジョンヨン戦を落とした彼はUFCとの契約はなく、2年連続でRoad to UFCに挑むこととなった。

昨年の今頃は誰も注意していなかった無名のイー・チャアは、トーナメント本命としてUFCへの道を戦う。


――日本の記者としてイー・チャアには伝えておきたいことがあります。昨年のRoad to UFCでSASUKE選手、そして松嶋こよみ選手を破り日本人ファンの夢を粉砕しました。本当にショッキングな2つのイー・チャアの勝利でしたが、あの2試合によって日本のMMA関係者はイー・チャアと中国の強さが認識できました。

「まず日本のMMAファンの皆が、僕のことを認識していることに感謝している。しかも、僕の力を認めてくれているなんて。SASUKEも松嶋も本当にテクニカルなファイターだった。SASUKEは今回のトーナメントにも出場しているし、また戦えることを楽しみにしているよ」

──夢を砕いたイー・チャアだけに、決勝でも勝ってもらってUFCと契約して欲しかった。それも日本のファンの想いでした。そしてイ・ヨンジョン戦、イー・チャ―の判定勝ちだという声も多く聞かれました。

「正直、レフェリーがイの手を挙げるまで自分の勝利を信じていた。でもジャッジの見方は違った。本当に残念だった。でもUFCは試合直後にRoad to UFCに再び出場できると確約してくれた。だからすぐに100パーセント、今回のトーナメントに集中して過ごしてきた」

──とはいっても……バンタム級とライト級では決勝で敗れた選手が契約できています。より接戦だったイー・チャアが契約できなかったのもおかしな話で……。例えRoad to UFCに再チャレンジできたとしても。

「実はその状況にも試合直後はうっぷんが溜まってしまっていたよ。何よりガッカリした。でも僕の目標は何一つ変わっていない。UFCで戦うこと。だから、その目標に向かって戦うだけだ。今年のトーナメントにも優れたファイターが集まっている。前回のトーナメントのことはもう頭にない。過去に拘るのではなくて、今回のトーナメントに勝つことに集中している」

──昨年はイー・チャアのことを多くの人が知らなかったですが、今回は本命視されています。そんななかアブドゥル・アジーム・バタクジから対戦相手が同じ中国人選手のウズアズベク・ジャフフとなりました。

「そうだね、最初はアフガニスタン人ファイターと戦う予定だった。だけど、彼はすぐに欠場が決まってUFCからはフィリピン人選手と戦うことになると聞かされていたんだ。でも、20日前にそのファイターもビザの問題でドロップした。結果、中国人の対戦相手をUFCが見つけてくれた。中国人選手だろうが、海外の選手だろうが構わない。皆がどのように僕のことを見ていようが、自分がやるべきことに集中している。ただ戦って勝つ。それだけだよ。

きっと日本のファンは日本人同士の対戦は見たくないだろうし、中国のファンも中国人同士の試合は見たくないはずだ。でもファイターは皆、自分のために戦っている。対戦相手の国籍は全く関係ないよ。

どれだけ激しい戦いが続いても、UFCが用意する契約書は1枚だけだ。その契約を勝ち取るために何人であろうが、僕は勝つ。そのためにここにいるんだよ」

──本命として、まず初戦ではどのような試合をしたいと考えていますか。

「何があろうが、この試合が判定まで行くことはない。KOか、サブミッションか、パウンドか。いずれにしても、僕がフィニッシュする」

──では最後に日本のファンに一言お願いできますか。

「皆の応援に感謝しているよ。そして、僕……イー・チャアがこのトーナメントで優勝すると約束するよ」

■視聴方法(予定)
5月27日(土・日本時間)
Episode01
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode02
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

5月28日(日・日本時間)
Episode03
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode04
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
マーク・クリマコ(米国)
イ・ジョンヒョン(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
ウズアズベク・ジャフフ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
鶴屋怜(日本)
ロナル・シアハーン(インドネシア)

<フライ級/5分3R>
トップノイ・キウラム(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
ルー・カイ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
スミット・クマール(インド)
チェ・スングク(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イープークールー(中国)
神田コウヤ(日本)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チーニョーシーユエ(中国)
ビリー・パスラタン(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
タイラークゥ(中国)
キム・ハンスル(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
ホン・ソンチャン(韓国)
ロン・チュウ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
上久保周也(日本)
チィルイイースー・バールガン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
丸山数馬(日本)
キム・サンウク(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
野瀬翔平(日本)

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ホフマン(フィリピン)
ユ・サンフン(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
イ・チャンホ(韓国)
ラナルドラ・プラタップ・シン(インド)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)
原口伸(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
エプライム・ギンディン(インドネシア)
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
シャン・シンカイ(シンガポール)

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KTT MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2023 Road to UFC2023Ep01 SASUKE UFC   イ・ジョンヒョン イ・チャンホ イープークールー イー・チャア ウィンドリス・パティリマ ウズアズベク・ジャフフ エプライム・ギンディン キム・サンウォン キム・サンウク キム・ハンスル キ・ウォンビン クリス・ホフマン シャオ・ロン シャン・シンカイ スミット・クマール タイラークゥ ダールミス・チャウパスゥイ チィルイイースー・バールガン チェ・スングク チョン・ダウン トップノイ・キウラム ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ パク・ジュンヨン ビリー・パスラタン ピーター・ダナソー ホン・ソンチャン マーク・クリマコ ユ・サンフン ラナルドラ・プラタップ・シン リー・カイウェン ルー・カイ レザ・アリアント ロナル・シアハーン ロン・チュウ 上久保周也 丸山数馬 原口伸 神田コウヤ 野瀬翔平 鶴屋怜

【Road to UFC2023Ep01】SASUKEと対戦、キム・サンウォン「経験したことがない角度から攻める」

【写真】太極旗をバックにトレーニングに励むキム・サンウォン。オラオラ感のないファイター。こういう選手の方が怖い(C)MMAPLANET

27日(土・現地時間)&28日(日・同)の両日に、中国は上海のUFC PIにおいて開催されるRoad to UFC。そのエピソード01で組まれたフェザー級準々決勝でSASUKEと戦うのは、KTT所属のキム・サンウォンだ。

アフガニスタンのアブドゥル・アジーム・バタクジ、インドネシアのレザ・アリアントの欠場により、中国人選手が5名となったフェザー級Tにおいて、唯一の中国人絡みでない韓日対決に臨むキム・サンウォン。昨年の同トーナメントでSASUKEを破り、準優勝の結果を残すイー・チャアよりも、そのSASUKEが強敵だと言い切った。


――10日と少しでRoad to UFCを控えていますが、今の気持ちを教えてください(※取材は17日に行われた)。

「いつも試合前は敢えて緊張するようにしているのですが、今回は夢の舞台が懸かった試合なのでより緊張度を高めています」

──面白い考え方ですね。前回の試合は昨年11月のグアム、ライト級Tに出場する原口伸選手に敗れて以来の試合となります。正直、Road to UFCに出場できる自信はありましたか。

「不安がないといえば嘘になります。とにかく、この間は自分がやれることやろうと練習に取り組んできました。続けていれば、機会は訪れる。そう自分を信じてやってきました。トーナメント出場が決まった時は、まさに天にも昇るような気持ちになりました。ただ、すぐに『ここからだ』と気分を引き締めなおしました」

──では1回戦で戦うSASUKE選手の印象を教えてください。

「凄くタフで、穴を見つけることができない選手です」

──そんなSASUKE選手に対して、キム・サンウォン選手の武器は?

「ステップです」

──ステップ!! それは意外な答えでした。

「俊敏性では自分が上です。SASUKE選手が経験したことのない角度から攻めて、慌てさせようと思っています」

──1戦、1戦勝ち抜くしかないトーナメント戦ですが、誰が一番の強豪だと考えていますか。

「SASUKE選手です」

──前回のトーナメントでSASUKE選手を破ったイー・チャアもいますか。

「スタイル的に自分にとって難しい相手はSASUKE選手です。イー・チャアは仕留めやすい相手です。だから彼のことは気にしていないです。イー・チャアはスクランブル系の選手で、そうなると自分の庭です。そうさせないで戦うSASUKE選手の方が自分にとっては手強いです」

──韓国勢が1人、日本人が2人、そして中国人選手が5人になりました。この点はどのように思っていますか。

「中国人選手以外はアウェイではあると思いますが、UFCが公正に競技運営してくれることを信じています。何よりKTTにはチョン・ダウン選手、パク・ジュンヨン選手という2人の先輩がUFCで活躍しています。他の出場選手は、普段からUFCファイターと触れ合うことはないでしょう。両先輩との練習していることが、自分の自信になります。

今回のようなトーナメントは自分にとって未体験です。恐怖心もあります。それでも2人の先輩と練習することでその恐怖を乗り越えることができます。自分はUFCファイターと同じだけの練習をしてきているので。

なのでSASUKE選手、ケガがないように準備をして良い試合をしましょう」

■視聴方法(予定)
5月27日(土・日本時間)
Episode01
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode02
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

5月28日(日・日本時間)
Episode03
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode04
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
マーク・クリマコ(米国)
イ・ジョンヒョン(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
ウズアズベク・ジャフフ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
鶴屋怜(日本)
ロナル・シアハーン(インドネシア)

<フライ級/5分3R>
トップノイ・キウラム(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
ルー・カイ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
スミット・クマール(インド)
チェ・スングク(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イープークールー(中国)
神田コウヤ(日本)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チーニョーシーユエ(中国)
ビリー・パスラタン(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
タイラークゥ(中国)
キム・ハンスル(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
ホン・ソンチャン(韓国)
ロン・チュウ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
上久保周也(日本)
チィルイイースー・バールガン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
丸山数馬(日本)
キム・サンウク(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
野瀬翔平(日本)

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ホフマン(フィリピン)
ユ・サンフン(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
イ・チャンホ(韓国)
ラナルドラ・プラタップ・シン(インド)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)
原口伸(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
エプライム・ギンディン(インドネシア)
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
シャン・シンカイ(シンガポール)

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K-1 KTT MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2023 Road to UFC2023Ep01 SASUKE UFC イ・ジョンヒョン イ・チャンホ イープークールー イー・チャア ウィンドリス・パティリマ ウズアズベク・ジャフフ エプライム・ギンディン キム・サンウォン キム・サンウク キム・ハンスル キ・ウォンビン クリス・ホフマン シャオ・ロン シャン・シンカイ スミット・クマール タイラークゥ ダールミス・チャウパスゥイ チィルイイースー・バールガン チェ・スングク トップノイ・キウラム ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ ビリー・パスラタン ピーター・ダナソー ホン・ソンチャン マーク・クリマコ ユ・サンフン ラナルドラ・プラタップ・シン リー・カイウェン ルー・カイ ロナル・シアハーン ロン・チュウ 上久保周也 丸山数馬 修斗 原口伸 神田コウヤ 野瀬翔平 飯田健夫 鶴屋怜

【Road to UFC2023Ep01】2度目の正直、キム・サンウォン戦前のSASUKE「考え過ぎてもしょうがない」

【写真】非常に落ち着き、良い具合に開き直りと自信が融合した感のあるSASUKEだった (C)Zuffa/UFC

27日(土・現地時間)&28日(日・同)の両日に、中国は上海のUFC PIにおいて開催されるRoad to UFC。そのエピソード01で組まれたフェザー級準々決勝でSASUKEが、キム・サンウォンと戦う。

昨年のトーナメントに出場し、悪夢の初戦敗退となったSASUKEだが、その後のワンマッチと接戦をモノにすると、3月のプロ修斗世界フェザー級選手権試合では飯田健夫をスピニングバックフィストでKOし、2度目の挑戦の時を迎えた。

昨年のことがトラウマとなり、誰よりもナーバスになっていてもおかしくないSASUKEだが、上海入りした彼はとてもリラックスし試合に集中できていた。そんな精神面を創ることができるのも、この間の確かな成長を彼自身が実感しているからだった。


――2度目のRoad to UFCが今週末に迫ってきました。今、どのような気持ちですか。

「あまり何も考えていないですね。気楽です」

──昨年のことがあったので、SASUKE選手が一番硬くなるのかと心配していたのでホッとしました。

「全然、そんなことないです。いつも通りの感じです。もう去年のこととか考えず、今ここにいる。そんな感じです。もちろん、絶対に勝たないといけないという気持ちはあります。でも考え過ぎてもしょうがないので。むしろセコンドとマネージャーの方が緊張しているんじゃないかな(笑)」

──アハハハ。マネージャーは通訳しながら、大泣きするぐらいエモーシャルな方ですし。

「アハハハハ。本当に親身になってくれて、めちゃくちゃ助けられています」

──とはいえ考えないでいようというのは、実はずっと意識しているということかとも取れるのですが。

「なんか、僕はもともと気持ちの切り替えができるほうで。それができているのは、去年の負けから自分が強くなったという実感があるからです。うん。色んなことに取り組んで来て──Road to UFCの1回戦の前に米国で練習をして、そこで習ったモノが時間を経ることで段々と自分のモノになってきたような気がします。

知識、技術が自分のモノになって強くなっという自信がついてきて。それが出たのが、前回(※3月の修斗世界フェザー級王座防衛戦)のKO勝ちだったと思います。やって来ていることは間違っていない。そういう答え合わせができて、これをやっていれば大丈夫だという確信がある程度自分のなかであるので。その通りにやってきたので、去年のことを忘れることはないですけど、去年は去年、今年は今年という気持ちでいます」

──Road to UFC、もちろんUFCに行くためのトーナメントで。それでも見る側からすると、やはり楽しめるトーナメントが良い。それはつまり、出場選手にとって厳しいトーナメントになるのですが。その点においてもフェザー級は他の階級と比較して頭一つ抜けて厳しいかと。

「フェザー級が一番レベルが高いのは、去年もそうでした。自分がそういうところにいるので、逆をいえばここで勝てばちゃんと実力を認めてもらえる。そこも含めて、あまり深く考えていないです。優勝すれば契約できる戦いなので」

──では対戦相手のキム・サンウォンですが、KTT所属でDouble GFCのチャンピオンでもありました。どのような印象を持っていますか。

「一本勝ちが多いですけど、パンチが好きですよね。パンチをガンガン振って来て、寝技も好き。オールラウンダーといえば、オールラウンダーですね。データでは身長は178センチとなっていたけど、こっちについて初日に向うから『おー、SASUKE』って話しかけてきて。実際に顔を合わすとそんなにない(笑)。でも、やっぱり上半身は厚いように感じました」

──強いのは間違いないです。だからこそ、どういう戦いをしたいと思っていますか。

「フィニッシュするのは理想ですけど──。勝てば契約ですから、勝ちゃあ良い。泥臭くても練習してきたことを出せば、結果はついて来る。やってきたことをやる。それがテーマですね」

──昨年の敗北から、これまででSASUKE選手自身、どこか最も成長できたと感じていますか。

「全体的に上がってきたと思いますけど……判断能力、状況判断する力が上がったかと思います。『ここにいたら危ない』、『ここにいたらやられる』ということが早く判断できるようになった。だから、この前のKOがあるかと」

──それは意識して上げてきたことですか。

「う~ん、特別意識してきたということはないですが、イメージですかね。サンドバックを殴る時も、丸い筒ではなくて四肢のある人をイメージして殴っていました。揺れたら角度がつくので、その揺れによって相手は前傾し『ここに顔がある』、『ここがアゴ』という風に。後傾する、左右にズレる時も同じですね。そうやってイメージしていると、スパーリングで動く相手でも見えるようになってきたような気がします。

それと同じ練習、同じ打ち込みをたくさんやってきたので。同じことを続けていると、精度が上がってくるかと」

──打撃のあるコンバットスポーツは実戦に似た対人練習と、実戦の狭間を埋めるイマジネーションが本当に必要になってきますね。

「なんか結構、ベルトを獲ってから……色々な競技の人と練習させてもらうことが増えて。最近、練習していてメッチャ良かったのが──K-1に出ている大沢文也(※第7代Krushライト級王者。 K-1 WORLD GP 2018 K-1ライト級世界最強決定トーナメント準優勝)選手で。凄く頭を使って戦う選手だから、色々と教えてもらえました。『実戦の時に、いかにディフェンスをやるのか』と話してもらった時に、色々とアドバイスをもらって、。そこで、また気付くことができました。

打撃って練習では思い切り打てないじゃないですか。思い切り打つのはサンドバッグであって。あとはサンドバックを如何に動く人間だとイメージしてやるのか。そういう風に気付きましたね」

──防御が大切だからこそ、判断能力と自分に自信がないとお見合いが続く。それも格闘技かと。

「ハイ。判断能力に自信が持てると攻撃に転じることができる。3月の試合は相手が変則的だったこともあって、見た時間もありましたけど、全体的に立てた作戦に則して戦えました。細かい修正点はありますが、大方は間違っていない。なので少しは自信になりましたね」

──では勝てば良いトーナメント戦。改めて意気込みをお願いします。今回は応援団も日本で視聴することになると思うので。

「当然、死力を尽くして戦います。でも、ここがゴールじゃないです。先を見て今を見ないとか、舐めているわけでは決してないですけど、僕のゴールはここじゃない。しっかりと契約を勝ち取って、その後に繋げること。なので、ここはどんな形でも勝って次につなげること。そういう試合をします」

■視聴方法(予定)
5月27日(土・日本時間)
Episode01
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode02
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

5月28日(日・日本時間)
Episode03
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode04
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
マーク・クリマコ(米国)
イ・ジョンヒョン(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
ウズアズベク・ジャフフ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
鶴屋怜(日本)
ロナル・シアハーン(インドネシア)

<フライ級/5分3R>
トップノイ・キウラム(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
ルー・カイ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
スミット・クマール(インド)
チェ・スングク(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イープークールー(中国)
神田コウヤ(日本)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チーニョーシーユエ(中国)
ビリー・パスラタン(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
タイラークゥ(中国)
キム・ハンスル(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
ホン・ソンチャン(韓国)
ロン・チュウ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
上久保周也(日本)
チィルイイースー・バールガン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
丸山数馬(日本)
キム・サンウク(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
野瀬翔平(日本)

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ホフマン(フィリピン)
ユ・サンフン(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
イ・チャンホ(韓国)
ラナルドラ・プラタップ・シン(インド)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)
原口伸(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
エプライム・ギンディン(インドネシア)
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
シャン・シンカイ(シンガポール)

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【Road to UFC2023】初日はフライ&フェザー、2日目はバンタム&ライトに。フェザー級は中国勢が5名!!!!!!!!

【写真】前回のトーナメントで準決勝敗退となったルー・カイが代役出場に (C)MMAPLANET

10 日(水・現地時間)、UFCよりRoad to UFC2023の対戦カードとエピソード後毎の振り分けが発表されている。

5月27日(土・同)&28日(日・同)の両日に中国は上海のUFC PIにおいて開催されるRoad to UFC。ワンマッチ&4試合✖4大会(=エピソード)というフォーマットは変わりないが、昨年は1エピソードで1階級ごとという振り分けだったのが、今年は初日のエピソード1&2はフェザー級とフライ級、2日目のEp.3&4はライト級&バンタム級と1日に階級を纏めて実施されることとなった。


結果、土曜日の上海時間午後6時(日本時間の午後7時)スタートのEp.1にSASUKEと鶴屋怜、同8時(同9時)開始のEp.2には神田コウヤ。日曜日のEp.3は上久保周哉&丸山数馬、さらに野瀬翔平が出場し、Ep.4では原口伸が対戦することとなった。

現状、日本勢の対戦相手はこれまでに明らかになっていた通り変更は見られないが、フェザー級ではイー・チャアと対戦予定だったアブドゥル・アジーム・バダクシ、そしてリー・カイウェンと戦うはずだったレザ・アリアントの両名が欠場となり、それぞれが同じ中国人ファイターのウズアズベク・ジャフフ、ルー・カイと対戦することとなった。

インド在住のアフガニスタン人ファイターでBRAVE CFで勝利しているアブドゥル・アジーム・バダクシの欠場は、優勝候補に挙げられていたため残念な限り。両者ともビザが取得できなかったという情報も入ってきているが、これでフェザー級は韓国人選手が1人、日本勢は2人、そして中国人ファイターが5人という変則的東アジア・トーナメントの形相を呈してきた。

中国でなくても労働ビザ取得には時間が掛かる現状、今後も体調不良など欠場者が現れればフライ級こそトップノイ・キウラム✖ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル、ピーター・ダナソー✖シャン・シンカイという興味深いノントーナメントファイトが2試合組まれているための代役は確保できているものの、その他の3階級は現実的に中国人ファイターがその役割を担うことは確実──。そのような事態に陥った場合は、より五星紅旗色の強いトーナメントになる。

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
マーク・クリマコ(米国)
イ・ジョンヒョン(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
ウズアズベク・ジャフフ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
鶴屋怜(日本)
ロナル・シアハーン(インドネシア)

<フライ級/5分3R>
トップノイ・キウラム(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
ルー・カイ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
スミット・クマール(インド)
チェ・スングク(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イープークールー(中国)
神田コウヤ(日本)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チーニョーシーユエ(中国)
ビリー・パスラタン(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
タイラークゥ(中国)
キム・ハンスル(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode03対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
ホン・ソンチャン(韓国)
ロン・チュウ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
上久保周也(日本)
チィルイイースー・バールガン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
丸山数馬(日本)
キム・サンウク(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
野瀬翔平(日本)

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ホフマン(フィリピン)
ユ・サンフン(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode04対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
イ・チャンホ(韓国)
ラナルドラ・プラタップ・シン(インド)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)
原口伸(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
エプライム・ギンディン(インドネシア)
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
シャン・シンカイ(シンガポール)

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5.27&28『ROAD TO UFC』シーズン2の対戦カードが決定/日本からは7名が参戦

『ROAD TO UFC』シーズン2開催が決定、1回戦は5.27&28/4階級で出場選手募集中/シーズン1で中村倫也に敗れた風間敏臣もUFCと契約(2023年02月28日)

『ROAD TO UFC』シーズン2に鶴屋玲が出場/フライ級は鶴屋を含め8名中7名が判明(2023年03月18日)

野瀬翔平、SASUKE、神田コウヤ、原口伸、上久保周哉、丸山数馬…『ROAD TO UFC』シーズン2出場選手が続々判明(2023年04月10日)

 こちらの続報。





 UFCが5月27日と28日にUFCパフォーマンス・インスティチュート上海で開催する『ROAD TO UFC』シーズン2の対戦カードを発表しています。日本人ファイターは既報通り7名でした。

Ronal Siahaan(Sherdog)

 フライ級で鶴屋怜と対戦するロナル・シアハーンのプロフィール。インドネシア人でMMA戦績8勝1敗。

Long Xiao(Sherdog)

 バンタム級で野瀬翔平と対戦するシャオ・ロンのプロフィール。25歳の中国人でMMA戦績24勝7敗。2021年10月の『Dana White's Contender Series 44』に出場したもののクリスチャン・キニョネスに判定負けしUFCとの契約を逃しています。

Baergeng Jieleyisi(Tapology)

 バンタム級で上久保周哉と対戦するジェライスー・バーエゴンのプロフィール。中国人でMMA戦績12勝3敗。

Sang Won Kim(Tapology)

 フェザー級で佐須啓祐(SASUKE)と対戦するキム・サンウォンのプロフィール。韓国人でMMA戦績9勝5敗1引き分け。

Yibugele(Sherdog)

 フェザー級で神田コウヤと対戦するイーブーゲラのプロフィール。中国人でMMA戦績22勝11敗1引き分け1無効試合という大ベテランです。

Sang Uk Kim(Tapology)

 ライト級で丸山数馬と対戦するキム・サンウクのプロフィール。韓国人でMMA戦績8勝2敗。

Wendris Patilima(Tapology)

 ライト級で原口伸と対戦するウィンドリ・パティリマのプロフィール。インドネシア人でMMA戦績8勝0敗。続きを読む・・・
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【Road to UFC2023】鶴屋怜出場のフライ級。韓国のイ・ジョンヒョン。ワンマッチ出場選手も見逃せない

【写真】強気な発言も魅力的なイ・ジョンヒョンが、オクタゴンでどのようなパフォーマンスを見せることがデキるか (C)ROAD FC

11日(火・現地時間)、UFCよりRoad to UFC2023の全陣容が発表された。

5月27日(土・同)&28日(日・同)の両日には中国は上海のUFC PIにおいてワンマッチ&1階級ごと4試合✖4大会というフォーマットで実施されるRoad to UFC2023の1回戦を実施する。

ここでは鶴屋怜が出場するフライ級から、鶴屋の対戦相手と注目選手を紹介したい。


鶴屋の対戦相手ロナル・シアハーンはインドネシアのONE PRIDE MMAでキャリアを積んできた7勝0敗のファイター。フィジカルが強く、馬力に任せたスクランブルやブジッジ返し、そしてクリンチでのヒザを得意とする。レスリング力では圧倒的に鶴屋だが、初の国際戦ということもあり、その力任せのファイトに如何に対応するかが重要になってくるだろう。

この他、フィリピン系米国人選手のマーク・クリマコは、AKA所属でフィジカル、スピードを兼ね備えている──が、LFAでは堀内佑馬に敗れている。そのクリマコの対戦相手イ・ジョンヒョンは、より注目したい。

コロナ禍のK-MMAが生んだ超新星は3分3Rで寝技は30秒のARCからRoad FCにステップアップし山本聖悟、秋葉太樹を下している。レスリング力は未知数だが、そのKOパワーは絶対的に侮れない。

同じ韓国からは前回大会の準優勝、コリアンゾンビの愛弟子チェ・スングクが連続出場を果たす。この実績こそ、他の選手が目標設定としてくるだけに、昨年以上に厳しい戦いが待ち受けているか。

(C)ONE

未知のインド勢とインドネシア勢、そして中国勢がどのような力を持っているかは本当に分からない。

そのなかでワンマッチ出場の昨年ベスト4のトップノイ・キウラム、Gladiatorで恐るべきKO劇を見せたナムジャルガル・トゥメンデムベレエル、ONE FFでポテンシャルの高さを見せたピーター・ダナソー、BRAVE CF韓国大会で勝利しているシンガポールのシャン・シンカイらはトーナメント出場選手以上の能力を秘めている可能性もある。それだけに、補欠戦の意味合いもあるワンマッチに注目したい。

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【Road to UFC2023】UFCへの道、全4階級とワンマッチ4試合の出場ファイター確定&公式発表

【写真】遂に正式発表となったRoad to UFC2023の陣容。Season02は──”あの”Road to UFCはUFC正史ではカウントされないということか (C)Zuffa/UFC

11日(火・現地時間)、UFCより5月27日(土・同)、28日(日・同)に中国は上海のUFC PIにおいてRoad to UFCの1回戦を実施することを公式発表した。

日本勢はフライ級が鶴屋怜、バンタム級は野瀬翔平と上久保周也、フェザー級はSASUKEと神田コウヤ、ライト級は原口伸と丸山数馬は既に明らかとなっていたが、今回の発表で日本勢の初戦の対戦相手を含む、4階級32選手とワンマッチ出場8選手の全てとカードが明らかとなった。

出場選手は以下の通り、初戦のカードを対で並べると以下のようになる。※各階級、日本人選手の対戦相手と注目選手に関しては後程アップします。

【フライ級】
鶴屋怜(日本)
ロナル・シアハーン(インドネシア)

マーク・クリマコ(米国)
イ・ジョンヒョン(韓国)

チーニョーシーユエ(中国)
ビリー・パスラタン(インドネシア)

スミット・クマール(インド)
チェ・スングク(韓国)

【バンタム級】
シャオ・ロン(中国)
野瀬翔平(日本)

上久保周也(日本)
チィルイイースー・バールガン(中国)

エプライム・ギンディン(インドネシア)
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)

イ・チャンホ(韓国)
ラナルドラ・プラタップ・シン(インド)

【フェザー級】
イー・チャア(中国)
アブドゥル・アジーム・バダクシ(アフガニスタン)

SASUKE(日本)
キム・サンウォン(韓国)

イープークールー(中国)
神田コウヤ(日本)

リー・カイウェン(中国)
レザ・アリアント(インドネシア)

【ライト級】
ホン・ソンチャン(韓国)
ロン・チュウ(中国)

丸山数馬(日本)
キム・サンウク(韓国)

ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)
原口伸(日本)

キ・ウォンビン(韓国)
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)

【ワンマッチ】
<フライ級/5分3R>
トップノイ・キウラム(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
シャン・シンカイ(シンガポール)

<ウェルター級/5分3R>
タイラークゥ(中国)
キム・ハンスル(韓国)

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ホフマン(フィリピン)
ユ・サンフン(韓国)


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