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【PFL2022#09】3連覇へ、準決勝でインドロヴァと対戦。ケイラ・ハリソン「10万人前でも、舞台裏でも」

【写真】MMAにおける柔道技の有効性、投げてバックを許さない方法、フェザー級転向などを聞いたケイラ・ハリソンのロングインタビューが今月売りのFight&Lifeで!! (C)MMAPLANET

20日(土・現地時間)、英国はロンドンのカッパーボックス・アリーナで開催されるPFL2021#09で、ケイラ・ハリソンが女子ライト級3連覇を目指し準決勝でマルティナ・インドロヴァと戦う。

ロンドンはケイラにとって、五輪で初めて金メダルを獲得した思い出の街。そんな縁起の良い場所でのセミファイナルのオッズも、当然のように-3000と圧倒的なフェイバリットだ。それでも戦う相手は自分自身だというケイラをATTで取材した。


――ATTからほど近いキルクリフFC所属、今シーズンの初戦で戦ったマリーナ・モフナトキナがロンドンへ向かうと聞きました。準決勝の対戦カードが代わったのでしょうか。

「いいえカードの変更は聞いていないわ。私は予定通りチェコのマルティナ・インドロヴァと戦うわ。マルティナは今年のチャレンジャーシリーズから勝ち上がって来た選手よ。チャレンジャーシリーズでPFLと契約し、プレーオフ進出。マリーナがロンドに向かうのは代役のセットアッパーじゃないかしら。今、ヴィザで入国できないで準決勝のカードが変更されたりしたじゃない?」

――なるほど、そういうことでしたか。ところでロンドン大会での準決勝。ケイラの人生でとても重要な都市で戦うわけですが、記者会見を見る限りではどこで戦おうとあまり気にしていないように見えました。

「ハハハ。もちろんロンドンは私にとってとても良い思い出の街だし、特別な場所よ。私にとって最初のゴールドメダルは、英国の女子柔道界にとっても初めての金メダルだったわけだし。本当にスペシャルな場所よ。MMAファンも熱狂的だし、凄く良い雰囲気で試合ができるでしょうね。でも個人的には、煌びやかな照明の下で10万人の観客の前で戦おうと、その舞台裏で2人で戦おうと、私は自分がやりたいことをやっているだけ。それがどこであろうと関係ないわ」

――格好良いですね。ケイラはいつも常に掛け率でビッグフェイバリットです。対戦相手は思い切りアンダードッグで。インドロヴァ戦への自信の程は?

「いままで一度も自分をフェイバリットだと思って戦ったことはないし、常にアンダードッグの精神で臨んでいるわ。掛け率なメディアの予想も関係ないし、いつも過酷な試合になる覚悟で戦っているし。だから過去の結果や成績、勝算とか考えないようにしているの。試合が近づいてきたらよりたくさん練習するだけ。

20歳のケイラが、私をやっつけるための練習をして、食事や睡眠を取ってすごくいる姿を想像するの。それで私もそれ以上に頑張って練習ができる。要は対戦相手でもなく、掛け率でもなく、全ては自分自身ってことね」

――インドロヴァの印象を聞かせてください。

「彼女は素晴らしい選手よ。打撃も上手いし、フットワーク、グラップリング、キックボクシング、ボクシングもできる。たぶん彼女は打撃で戦いたいはずだから、私は試合をグラップリングに持っていきたいと思っている。うまく自分の試合がデキた方が勝つでしょうね」

――では、フィジカルとメンタル・コンディションはどうですか。

「グッド。良い感じよ」

――まさに練習を見て、その通りだと思いました。ところでMMAプロデビュー後、米国で試合をしてきて、時差は大きくても2、3時間だったと思いますが、ロンドンは6時間ほどの違いがあります。時差は気にならないですか。

「12歳から26歳までの間に日本、中国、韓国、ポーランド、チェコ、ロンドン、ブラジル、アゼルバイジャン、ウズベキスタン、ロシア、あらゆるところに行って試合をしてきたわ。ある時なんて、試合の前夜に現地入ったこともあった。時差の対処はプロ級よ」

――ではいつでも寝られるんですね。

「試合前は、その試合のことだけを考えるの。その方が上手くいくから。2人の子供の世話はないし、ビジネスも忘れて、ストレスもなく、バケーションの感覚に近いかもね(笑)」

――ケイラを倒そうとする相手を目の前にバケーションとは……。

「それが楽しいのよ(笑)」

■視聴方法(予定)
8月21日(日・日本時間)
午前2時00分~DAZN

■ PFL2022#09対戦カード

<ライト級/5分3R>
マルチン・ヘルド(ポーランド)
マイルス・プライス(アイルランド)

<ヘビー級/5分3R>
ルイ・サザーランド(英国)
エイブラハム・バッドリー(英国)

<ウェルター級/5分3R>
テヨ・オドンジョ(英国)
マグナス・オニエカ・イヴェルシュン(ノルウェー)

<バンタム級/5分3R>
アリ・タレブ(スウェーデン)
ダリウス・マフィ(英国)

<バンタム級/5分3R>
セベンスイ・ルイ(スペイン)
ラファエル・ウチェブ(英国)

<女子ライト級準決勝/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
マルティナ・インドロヴァ(チェコ)

<フェザー級準決勝/5分3R>
クリス・ウェード(米国)
ブレンダン・ラウレーン(米国)

<女子ライト級準決勝/5分3R>
ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
オレナ・コレスニク(ウクライナ)

<フェザー級準決勝/5分3R>
工藤諒司(日本)
バッバ・ジェンキンス(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ダコタ・ディチェバ(英国)
ハスナ・ガバー(モロッコ)

<ライトヘビー級/5分3R>
シメオン・パウウェル(英国)
ジョアオ・パウロ・ファグンジス(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
スチュアート・オースチン(英国)
ソフィアン・ブキシュ(フランス)

<ライト級/5分3R>
オマール・フセイン(パレスチナ)
アレクサンドルス・チェヒシュコウス(ラトヴィア)

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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#06 ケイトリン・ヤング ケイラ・ハリソン マルティナ・インドロヴァ

【PFL2022#06】掛け率-6000のケイラ・ハリソンがヤングをパウンドアウト。準決でインドロヴァ戦決定

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
Def.1R2分35秒by TKO
ケイトリン・ヤング(米国)

試合開始時の掛け率-6000!!!のケイラが、体を大きく右に傾得て左のパンチを伸ばす。ケイラは素早い左ミドルを蹴り、ヤングは左に右を伸ばす。直後にダブルレッグでケージに叩きつけ、豪快にスラムでテイクダウンを奪ったケイラがサイドで抑える。マウントを狙いつつ上四方で頭を跨いだがケイラは、背中を見せたヤングをワンフックに。

引き込んだヤングはハーフの形で殴られ、下を向く。そのままケイラがパンチを連打すると、レフェリーが試合をストップしアッいう間に勝敗は決した。

結果、女子ライト級は10月のプレーオフでは12P獲得で首位通過のラリッサ・パチェコがオレナ・コレスニクと。ケイラは9Pで第2シード、マルティナ・インドロヴァと戦うことが決まった。初めて五輪で金メダルを獲得したロンドンの地でのプレーオフに対して尋ねられたケイラは「過去のことは話したくない。未来のことを話したい」と話すと、カイラちゃんからバースデーケーキを贈られ満面の笑みを浮かべた。


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【PFL2022#06】計量終了 最終決戦へ。ウェルター級でカード変更。余裕? ケイラは親権を持つ子供と登壇

【写真】セレモニアル計量に2人のキッズと登壇したケイラ。明日は気合い満々のエメリー君でなく、カイラちゃんだけが試合を観戦するそうだ(C)PFL

1日(金・現地時間)、ジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナで開催されるPFL2022#06の計量が6月30日(木・同)に行われた。

メインで3連覇を狙うケイラ・ハリソンがケイトリン・ヤングと戦う女子ライト級と、同じく3連覇を目指すレイ・クーパー3世が初戦の計量失敗で窮地に追い込まれているウェルター級のレギュラーシーズン最終マッチが実施される今大会。


そのブラダボーイは、170.4ポンドでパスしており胸を撫で下ろしたことだろう。

ケイラは親権を持つ姪のカイラちゃん、甥のエメリー君とセレモニアル計量に登壇した。

試合に向けて心境の変化があるのかを尋ねられると「ついてきたそうだったから、来る?って尋ねたらエメリーが『うん』って答えたの」と話し、ジュリア・バッドから対戦相手がヤングに変わったことに関しては、「何も変わることはない。やることをやるだけ。ドミネイト、KO、TKO、サブミッション、勝てる形で勝つ。パチェコが再戦を望んでいる? 私は誰とでも戦う。相手のことは気にしていない。彼女は良い勝ち方をしていたけど、そのまま頑張って欲しいわ。私は全てのコンペティターの幸運を願っているから」とインタビューで応えた。

滞りなく計量を終えた女子ライト級に対し、ウェルター級ではマゴメド・マゴメドカリモフと対戦予定だったジョアオ・セフェリーノが欠場し、持ち点3Pのディラノ・テイラーがシーズン復帰を果たしてマゴメドカリモフと戦うことに。

また計量を終えていたニコライ・アレクサヒンも欠場、彼の場合は不戦敗となりカルロス・レアルは戦わずして3Pを加点することとなった。とはいえ現状2勝0敗で6P獲得となったレアルだが、試合がなくなったことでボーナス獲得のチャンスも失われたことが、プレーオフ進出に影響を及ぼすことになるかもしれない。

なお今大会ロシア勢は国籍が「International」と表記され、国旗の代わりにPFLのロゴにある王冠がデザインされた旗を使用。ロシア人アスリートは国の代表でなく、国旗の掲揚をしないことを条件に中立の立場なら参加できるFIA(世界自動車連盟)などと同様の措置をPFLは採った模様だ。

マゴメド・マゴメドカリモフ、マゴメド・ウマラトフ、マリーナ・モフナトキナの3選手は国籍ではなくフロリダ州ココナッツクリークからの出場とコールされていた。

■視聴方法(予定)
7月2日(土・日本時間)
午前6時30分~DAZN

■PFL2021#06対戦カード

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン: 155.6ポンド(70.57キロ)
ケイトリン・ヤング: 155ポンド(70.31キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ローリー・マクドナルド: 170.8ポンド(77.47キロ)
サディボウ・シ: 170.2ポンド(77.2キロ)

<ウェルター級/5分3R>
レイ・クーパー3世: 170.4ポンド(77.29キロ)
ブレット・クーパー: 170.4ポンド(77.29キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドカリモフ: 170.8ポンド(77.47キロ)
ディラノ・テイラー: 170.8ポンド(77.47キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ラリッサ・パチェコ: 154.6ポンド(70.12キロ)
ジャナ・ファビアン: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジャラ・フセイン・アルシラウィ: 170.4ポンド(77.29キロ)
マゴメド・ウマラトフ: 170.4ポンド(77.29キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニコライ・アレクサヒン: 170.2ポンド(77.2キロ)
カルロス・レアル: 170ポンド(77.11キロ)

<女子ライト級/5分3R>
マリーナ・モフナトキナ: 154ポンド(69.85キロ)
アビゲイル・モンテス: 154.8ポンド(70.21キロ)

<女子ライト級/5分3R>
マルティナ・インドロヴァ: 154.8ポンド(70.21キロ)
ザマザグル・フェイザァラノワ: 155ポンド(70.31キロ)

<女子ライト級/5分3R>
オレナ・コレスニク: 155.6ポンド(70.57キロ)
ヴァネッサ・メーロ: 154.4ポンド(70.03キロ)

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【PFL2022#06】崖っぷちのブラダボーイ、盤石のロリマク&ケイラ。カギ握るマゴメドカリモフ&ウマラトフ

【写真】判定勝ちでは3連覇の夢は途絶えるレイ・クーパー3世(C)PFL

1日(金・現地時間)、ジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナでPFL2021#06が開催される。レギュラーシーズン最終戦はウェルター級と女子ライト級のバンプアウト・ナイトとなる。

そんな最終決戦を前にしてウェルター級では現在3位のディラノ・テイラーとグレイソン・チバウ、女子ライト級5位のジュリア・バッドが欠場となり、チバウのプレーオフ進出はなくなった。

当然、3Pを持っているテイラーとバッドにしても加点が見込まれないことから、トップ4入りは厳しい。元Bellator世界フェザー級王者のバッドは、ケイラ・ハリソンと対戦予定だっただけにランキングを考慮しなくても楽しみな一戦が消滅したのは残念でならない。


その女子ライト級でケイラは現在3Pで2位、レギュラーシーズンに当初から参加していたメンバーではない代役ケイトリン・ヤングとのマッチアップとなった。

PFLでは2021年シーズンに参戦してプレーオフを欠場、シーズン最終戦のワンマッチでバッドに敗れており、ケイラを相手に最高のリザルトは判定負けというのが現実的な予測か。

ジャナ・ファビアン

つまりケイラには9~6Pでレギュラーシーズン終了が見込まれている。

現在トップのラリッサ・パチェコは初戦でジュリア・バッドを判定で下しながら、計量失敗の-1Pのジャナ・ファビアン戦うが、ここは勝負論がありつつ後者のフィニッシュする姿は想像しづらい試合でもある。

一方、ウェルター級でも初戦を体重超過で-1P、試合自体もカルロス・レアルに判定負けを喫した2度の世界王者レイ・クーパー3世がどこまで巻き返せるかに注目が集まる。

対戦相手のブレット・クーパーは、第1戦で現在首位のローリー・マクドナルドに初回RNCで敗れており、PFL首脳としてもブラダ・ボーイに最大6点、計5P獲得のお膳立てをしたマッチメイクといえる。

そのレアルは第1戦でサディボウ・シにまさかのスプリット判定負けを喫したニコライ・アレクサヒンを相手に、加点できるか。

そんなウェルター級では初戦を欠場した2018年度ウイナーのマゴメド・マゴメドカリモフが、ジョアオ・セフェリーノと戦う一戦もプレーオフ進出を賭けた戦いに影響を及ぼすことは間違いない。

現状0点のジョアオ・セフェリーノもボーナス獲得を目指しフィニッシュを狙ってくるのであれば、マゴメドカリモフのボーナス獲得とトップ4の可能性は広がるといえる。

さらには4月にグレイソン・チバウを破ったヨルダンのライオンことジャラ・フセイン・アルシラウィも初戦欠場のロシアン=マゴメド・ウマラトフと対戦する。

キャリア11勝0敗の猛者を相手に砂漠のチャンピオンは如何に戦うのか。

ウマラトフはテイクダウンを織り交ぜつつも、狙いは短時間でのKOからという戦略を立ててくることが予想され、砂漠のチャンピオンの防御力とカウンターの打撃で注視したい。

【ウェルター級ランキング】
1位 6p ローリー・マクドナルド(カナダ)
2位 3p カルロス・レアル(ブラジル)
3位 3p ディラノ・テイラー(米国)
4位 3pジャラ・フセイン・アルシラウィ(ヨルダン)
5位 3p サディボウ・シ(スウェーデン)
6位 0p ニコライ・アレクサヒン(ロシア)
7位 0p グレイソン・チバウ(ブラジル)
8位 0p ジョアオ・セフェリーノ(ブラジル) 
9位 0p ブレット・クーパー(米国)
10位 -1p レイ・クーパー3世(米国)
─ ─p マゴメド・マゴメドカリモフ(ロシア)
─ ─p マゴメド・ウマラトフ(ロシア)

【女子ライト級ランキング】
1位 6p ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
2位 3p ケイラ・ハリソン(米国)
3位 3p マルティナ・インドロヴァ(チェコ)
4位 3p オレナ・コレスニク(ウクライナ)
5位 3p ジュリア・バッド(カナダ)
6位 0p アビゲイル・モンテス(メキシコ)
7位 0p ヴァネッサ・メーロ(ブラジル)
8位 0p マリーナ・モフナトキナ(ロシア)
9位 0p ザマザグル・フェイザァラノワ(カザフスタン)
10位-1p ジャナ・ファビアン(ニューランド)
─ ─p ケイトリン・ヤング(米国)

■視聴方法(予定)
7月2日(土・日本時間)
午前6時30分~DAZN

■PFL2021#06対戦カード

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
ケイトリン・ヤング(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ローリー・マクドナルド(カナダ)
サディボウ・シ(スウェーデン)

<ウェルター級/5分3R>
レイ・クーパー3世(米国)
ブレット・クーパー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドカリモフ(ロシア)
ジョアオ・セフェリーノ(ブラジル)

<女子ライト級/5分3R>
ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
ジャナ・ファビアン(ニュージーランド)

<ウェルター級/5分3R>
ジャラ・フセイン・アルシラウィ(ヨルダン)
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)

<ウェルター級/5分3R>
ニコライ・アレクサヒン(ロシア)
カルロス・レアル(ブラジル)

<女子ライト級/5分3R>
マリーナ・モフナトキナ(ロシア)
アビゲイル・モンテス(メキシコ)

<女子ライト級/5分3R>
マルティナ・インドロヴァ(チェコ)
ザマザグル・フェイザァラノワ(カザフスタン)

<女子ライト級/5分3R>
オレナ・コレスニク(ウクライナ)
ヴァネッサ・メーロ(ブラジル)

グレイソン・チバウ(ブラジル)
ディラノ・テイラー(米国)
ジュリア・バッド(カナダ)

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BELLATOR Brave CF MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#03 UFC アビゲイル・モンテス アンソニー・ペティス クラレッサ・シールズ クリス・サイボーグ ケイラ・ハリソン サディボウ・シ ジャナ・ファビアン ジャラ・フセイン・アルシラウィ ジュリア・バッド ジョアォン・セフェリーノ ニコライ・アレクサヒン ボクシング マルティナ・インドロヴァ レイ・クーパー3世 ローリー・マクドナルド

【PFL2022#03】絶対女王ケイラ・ハリソン継続参戦。ウェルター級、セフェリーノ&アルシラウィに注目

【写真】ともに2019年&2021年シーズンを制したケイラ・ハリソン&レイ・クーパー3世(C)PFL

5日(水・現地時間)、PFLが5月6日(金・同)にテキサス州アーリントンのEスポーツ・スタジアム・アーリントンで開催するPFL2022年シーズン第3週のラインナップを発表した。

全6階級、1週で2階級ずつ消化されるレギュラーシーズンの第3順は女子ライト級とウェルター級の戦いの火蓋が切って落とされる。


Bellatorでクリス・サイボーグ戦実現か──そんな声もあった2度の世界女子ライト級王者ケイラ・ハリソンは結局PFLに残った。3度目の100万ドル獲得を目指す一歩はBellatorで1勝1敗、昨年のPFLに転じたマリーナ・モフナトキナだ。

ハリソンの対抗馬として期待が集まる元Bellator世界女子フェザー級王者ジュリア・バッドはジャナ・ファビアンと対戦。まだまだ層が薄い女子ライト級だが、過去2度のシーズンよりもMMAをこなしてきた選手が今シーズンはニューカマーとしては参入してくる。

カザフスタンの柔道ナショナルチームからMMAに転じたザマザグル・フェイザァラノワのキャリアは7勝1敗──ラリッサ・パチェコと相対する。

UFCで1勝3敗だったヴァネッサ・メーロもPFLに転じ、チャレンジャーシリーズで契約を勝ち取ったマルティナ・インドロヴァと戦う。また五輪金✖2、ボクシングでは世界8冠のクラレッサ・シールズのMMA転向2戦目で、判定勝ちを収めたアビゲイル・モンテスも2022年シーズンを戦うことが決まった。

とはいえキャリア4戦目のモンテスやバンタム級から2階級アップのメーロはハリソン相手では荷が重いだろう。バッド、フェイザァラノワの両者が過去のシリーズに参加していた初戦の相手にどのような勝ちっぷりを見せることができるか。その辺りが絶対王者ハリソンが君臨する女子ライト級を活性化させる鍵となるだろう。

フリーエージェントになる可能性もあった2019年&2021年ウィナーのブラダボーイ=レイ・クーパー3世。準決勝でブラダボーイ、シーズン2戦目でグレイソン・チバウに敗れた──悩めるビッグネーム=ローリー・マクドナルド。

昨年準優勝のマゴメド・マゴメドケリモフと、トップどころに目新しさがないウェルター級で注目は、BRAVE CFウェルター級&スーパーウェルター級王者からチャレンジャーシリーズを経て、PFL入りしたジャラ・フセイン・アルシラウィか。

初戦のチバウ戦を如何にクリアするか。この試合の結果、内容如何でヨルダンのライオンがシーズンの台風の目になることもありうるだろう。

また過去3シーズン無敗ながら負傷でドロップアウトが続いているジョアォン・セフェリーノが、第1戦では3度目の正直=マゴマドケリモフ戦が決まっているが、この1戦もシーズンの行方を占ううえでカギを握るファイトとなりそうだ。

昨年のロリマク敗退のようなアップセットやジャイアント・キリングが起こるのか。3強とアルシラウィ、セフェリーノに注目のウェルター級だ。

また2022年シーズン第1週に出場予定だったアンソニー・ペティスと、その対戦相手マイルス・プライスのマッチアップがこの週にスライドされている。その理由はリリースに見られなかったが、注目ファイター救済の特別措置であるならスポーツとしては認めがたい──が、それもPFLに残るWSOF臭といえるか。

■視聴方法(予定)
5月7日(土・日本時間)
午前6時30分~Official Facebook

■ PFL2022#03対戦カード

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
マリーナ・モフナトキナ(ロシア)

<ウェルター級/5分5R>
レイ・クーパー3世(米国)
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)

<ライト級/5分5R>
アンソニー・ペティス(米国)
マイルス・プライス(アイルランド)

<ウェルター級/5分3R>
ローリー・マクドナルド(カナダ)
ブレット・クーパー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ(ロシア)
ジョアオ・セフェリーノ(ブラジル)

<女子ライト級/5分3R>
ジャナ・ファビアン(豪州)
ジュリア・バッド(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
サディボウ・シ(スウェーデン)
ニコライ・アレクサヒン(ロシア)

<女子ライト級/5分3R>
ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
ザマザグル・フェイザァラノワ(カザフスタン)

<ウェルター級/5分3R>
グレイソン・チバウ(ブラジル)
ジャラ・フセイン・アルシラウィ(ヨルダン)

<女子ライト級/5分3R>
オレナ・コレスニク(ウクライナ)
アビゲイル・モンテス(メキシコ)

<女子ライト級/5分3R>
ヴァネッサ・メーロ(ブラジル)
マルティナ・インドロヴァ(チェコ)

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【PFL CS2022】MMAが守られた?! 最もレベルが高い試合で判定勝ちのインドロヴァが契約手にする

<女子ライト級/5分3R>
マルティナ・インドロヴァ(チェコ)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ジェケリニ・カバウカンチ(ポルトガル)

チェコ人のインドロヴァはウクライナ国旗を身にまとってケージへ。ジャブを伸ばす、カバウカンチのステップインにインドロヴァは右を合わせようとする。少し長めのレンジから、パンチが届く位置で戦う両者。インドロヴァがハイを見せ、カバウカンチがブロックし右を狙う。ワンツーにはワンツーを打ち返し、ローを蹴り合う両者。カウンター狙いのインドロヴァに対し、カバウカンチはカウンターを被弾しても前に出てワンツーを放つ。

ワンツーで詰め、そこでコンビを繰り出すインドロヴァだが、カバウカンチもヒザを交えケージ際に追い込んでいく。左フックを入れたカバウカンチに対し、インドロヴァが間合いを外す。ワンツーで距離を詰める戦いはかえず、インドロヴァは接近するとエルボーを打つ。ジャブ、ワンツー、右と良いパンチを入れるインドロヴァが試合をリードする一方で、カバウカンチは効いた素振りはなくパンチを打ち返す。ジャブや左ミドルを見せたカバウカンチ、インドロヴァはスピニングバックフィストの空振りで姿勢を乱す。カバウカンチはスピニングバックキックを見せた。

この日の大会で初めて2Rを迎える両者だが、MMAとして打撃の応酬は最もレベルが高い試合となっている。インドロヴァがワンツーに右を合わせ、カバウカンチはスイッチして左右のフックで前に出る。ここで右を被弾して離れると、インドロヴァが右を打ち込む。ワンツーの右を連続で当てたインドロヴァが、右オーバーハンドを打ち込む。これに下がったカバウカンチを追いかけ、ケージの前でラッシュを掛けるインドロヴァがダブルレッグを切る。

立たせて、さらに右を当てたインドロヴァはダブルレッグをスプロールするがクリンチでケージに押し込まれる。逆にテイクダウンを狙いつつ、離れたインドロヴァが右をヒット。カバウカンチも右フックを見せる。クリンチから離れたインドロヴァは、右を続ける。カバウカンチも右オーバーハンドを合わせ、決して試合を諦めない。左に続きて打った右が決まったカバウカンチだが、右を被弾して左目を気にして下がる。インドロヴァがラッシュをかけ、激しい攻防の5分が終わった。

最終回、左右のローを入れたインドロヴァ。ワンツーからスリーのコンビを決めたカバウカンチの前進をインドロヴァは左に回りながらジャブを伸ばす。距離が近くづくと、ダーティーボクシングで拳を打ち込んだカバウカンチは、離れてから連続で右をヒットさせる。殴りにいって3度右を被弾したインドロヴァは表情が変わる。

手数、精度共に圧倒してきたカバウカンチは、インドロヴァの右をバックステップでかわす。インドロヴァも踏み止まり、左を当てローや右に繋げる。さらに蹴り足を掴んで殴りに行ったインドロヴァだが、カバウカンチも右オーバーハンドをカウンターで打っていく。さすがに終盤は動きが落ちた両者だが、戦う姿勢を見せ続けたベストファイトだった。

ジャッジの裁定は割れ、インドロヴァが勝利を手にした。手が合ったか、打撃戦に関してはこの日で最高レベルになったことは確か。実力が均衡しており、両者が諦めない結果の判定勝ちをどのようにタイロン・ウッドリー、ヴィトー・ベウフォートらのセレブパネリストは判断するか。

4人の勝者がデカゴンに揃い、まずインドロヴァの名前が呼ばれる。そして2人目はジェスリン・ミシェルが選ばれた。これでミシェル・モンテギューとジャッキー・キャトラインというRNCで勝利したデビュー組2人が姿を消した。まさかといっても過言でないミシェルの最終選考生き残り……セレブパネリストはインドロヴァをピック、ファン投票はミシェルに。3週目にして初めてパネリストとファンの選択が割れ、最終決断はレイ・セフォーの判断にゆだねられる。結果セフォーはインドロヴァの名前を発し、契約を勝ち取ったチェコ人ファイターは「凄くハッピー」とはにかみながら話した。


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