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DWCS K-1 MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN227   アレクサ・グラッソ エドガー・チャイレス カイル・ネルソン クリストス・ギアゴス ケヴィン・ホランド ジャスミン・ジュスダヴィチェス ジャック・デラ・マダレナ ダナ・ホワイト ダニエル・ラセルダ チャーリー・キャンベル テレンス・ミッチェル フェルナンド マーニック・マン ライカ ラウル・ロサスJr ルピタ・ゴディネス ロマン・コピロフ ヴァレンチーナ・シェフチェンコ

【UFN227】Noche UFC計量終了 DWCSで契約を逃したキヌットソンが急転直下のオクタゴンデビューへ

【写真】やはりフィジカル的にはシェフチェンコが優位に立っているか。グラッソは正確なタイミング、高い精度が欠かせない (C) Zuffa/UFC

16日(土・現地時間)、ネヴァダ州のTモバイル・アリーナで開催されるNoche UFC(※UFCの夕べ)ことUFN227「 Grasso vs Shevchenco 2」の計量が15日(金・同)に行われている。
Text by Takashima Manabu

セレモニアル計量は現地、Tモバイル・アリーナ正面の東芝ブラザで強い日差しが照り付けるなか、マリアッチの演奏から始まった。


メインでアレクサ・グラッソの持つUFC世界女子フライ級王座に挑む元チャンピオン=ヴァレンチーナ・シェフチェンコはブーイングを送るファンに対して、「明日はハレの日。私の心、力、精神の全てを戦いに注ぎ込む。ありがとう、皆の──」と一呼吸をおいて「サポートを」と話した。

対してグラッソは大声援を受けて「素晴らしい週末を過ごしてもらって、全てを尽くしてベルトを再び皆に持って来るから」とコメントした。

メキシコのための大会といっても過言でない今大会だが、5人のメキシコ籍ファイターに加え、ラウル・ロサスJr、トレイシー・コーテズ、アレックス・レイエスなどメキシコ系米国人も多く出場している。

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そんななか第1試合でジョセフィン・キヌットソンが、マーニック・マンを相手にUFCデビューを行う。K1で活躍し、MMAに転向したキヌットソンは8月22日のコンテンダーシリーズ第3週でイシス・ファーバックとのストライカー対決を制しながら、「素晴らしい実績を残しているが、今日はその片鱗を伺わせなかった」という厳しい評価から、契約が見送られていた。

そのキヌットソンが急転直下、今大会でオクタゴン初陣を戦う。もちろん、キヌットソンにとってもこのような展開は予想だにしていなかっただろう。あのダナ・ホワイトの言葉、契約が流れたキヌットソンが、誰よりも早く今年のコンテンダーシリーズ出場選手のなかからUFCデビューを迎えることとなった。

K-1クイーンの本当の意味での旅立ち、非常に興味深い。

なお今大会ではUFCにとって初めて民族ベルトが創られ、お披露目されている。メキシコのミシュテカ及びサポテカ文化の色彩を採り入れ、熟練、勇気、力、規律などの意味合いを持つデザインが成された特別仕様のベルトはセレモニアル計量では確認できなかったが、明日のメインでグラッソの腰に巻かれた際にはメキシコ独立記念日のUFCの夕べをより彩ることになるだろう。

■視聴方法(予定)
9月17日(日・日本時間)
午前8時~UFC FIGHT PASS
午前7時30分~U-NEXT

■UFN227対戦カード

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]アレクサ・グラッソ: 124.5ポンド(56.47キロ)
[挑戦者]ヴァレンチーナ・シェフチェンコ: 124.5ポンド(56.47キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ケヴィン・ホランド: 170.5ポンド(77.34キロ)
ジャック・デラ・マダレナ: 171ポンド(77.56キロ)

<バンタム級/5分3R>
ラウル・ロサスJr: 135ポンド(61.24キロ)
テレンス・ミッチェル: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ライト級/5分3R>
ダニエル・セジューベル: 156ポンド(70.76キロ)
クリストス・ギアゴス: 156ポンド(70.76キロ)

<フェザー級/5分3R>
フェルナンド・パディーリャ: 145.5ポンド(66.0キロ)
カイル・ネルソン: 146ポンド(66.22キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ルピタ・ゴディネス: 116ポンド(52.62キロ)
エリス・リード: 115.5ポンド(52.38キロ)

<ミドル級/5分3R>
ロマン・コピロフ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ジョシュ・フレムド: 185.5ポンド(84.14キロ)

<フライ級/5分3R>
エドガー・チャイレス: 126ポンド(57.15キロ)
ダニエル・ラセルダ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<女子フライ級/5分3R>
トレイシー・コーテズ: 126ポンド(57.15キロ)
ジャスミン・ジュスダヴィチェス: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ライト級/5分3R>
チャーリー・キャンベル: 155ポンド(70.31キロ)
アレックス・レイエス: 155.5ポンド(70.53キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ジョセフィン・キヌットソン: 115.5ポンド(52.38キロ)
マーニック・マン: 115ポンド(52.16キロ)

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o UFC ダニエル・ラセルダ ボクシング

UFC291:第5試合・C.J.ベルガラ vs. ヴィニシウス・サルヴァドール

フライ級だったが、サルヴァドールが2.5ポンドオーバーでキャッチウェイトに。

ベルガラはUFC2勝2敗。平良のUFC2戦目で対戦し、テイクダウンされてからブリッジ返しで立って逃げる展開があり、身体能力の高さは見せたものの、最後はバックからの腕十字で一本負け。前回はUFC0勝3敗のダニエル・ラセルダに1Rダウンを奪われKO寸前まで追い込まれたものの、ガス欠したラセルダから2Rに上を取るとパウンドで逆転KO勝ち。ここまでの2敗はいずれも体重オーバーした試合だが、今回は相手のサルヴァドールがオーバー。ここまで一本勝ちはないストライカー。32歳。

サルヴァドールの前戦はベルガラと同じく3月のテキサス大会で、それがUFCデビュー戦。フライ級では屈指のリーチの長さ(179cm)を武器に、14勝中13のKO勝ちがある。バックボーンは柔道・柔術・ボクシング。UFCデビュー戦は1勝1敗のビクトル・アルタミラノで、大振りの打撃でアグレッシブに攻めたものの、攻めが雑で判定負けした。27歳。

両者見合い。サルヴァドールは牽制のローを入れていく。ベルガラ警戒しているのか手が出ない。時間が過ぎていき残り1分。リーチに勝るサルヴァドールが距離を取りつつジャブ、ローを入れていく。残りわずかでニータップを見せたサルヴァドール。距離が遠いがハイを入れて離れた。ホーン。

1Rサルヴァドール

2Rもサルヴァドールが打撃を入れていく。遠い間合いで挑発しながら蹴り・パンチをヒット。ベルガラ詰めてケージを背負わせる。パンチをヒットさせてアピールするベルガラ。出てきたサルヴァドールにワンツー。手が出るようになったベルガラ。出てきたサルヴァドールに先に打撃を打ち込んでいく。サルヴァドール、また残り20秒でニータップで出たが、ケージに追い込むも、ベルガラ入れ替えて肘を入れ離れる。ホーン。

2Rベルガラ。

3R。ベルガラ出てきた。サルヴァドールがジャブを出すが、ベルガラ詰めていく。またケージ際まで下がったサルヴァドールに左ボディから右。左ボディから左フック。右ハイ。効いてないアピールをスルサルヴァドールだが、ヒット数では完全に負けている。またベルガラの左ボディから右ストレートがヒット。ベルガラペースで残り1分。フットワークを使いだしたベルガラ。サルヴァドールの打撃は空振り。ベルガラの左がヒット。タイムアップ。

三者29-28でベルガラ勝利。

サルヴァドール、判定を効いて頭を抱える。妥当な判定だと思うが、勝っていると認識だったのだろうか。

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o UFC キック ダニエル・ピネダ ダニエル・ラセルダ

UFC on ESPN43:ポストファイトボーナス/総評

・ファイト・オブ・ザ・ナイト:C.J.ベルガラ vs. ダニエル・ラセルダ

・パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:ネイト・ランドワー、ダニエル・ピネダ

メインは謎のスプリットになったが、サンドヘイゲンが圧倒。元キック王者だが、ヴェラ相手にタックルも混ぜて、すっかりトータルで戦える選手になっている。ランキング3位に勝ったが、バンタム級タイトル戦線は次に引退していたセフード、その次はランキング2位オマリーの挑戦が濃厚。サンドヘイゲンはランキング1位で同門の王者スターリングとは戦わない宣言をしているデバリシビリを指名。デバリシビリも受け入れ、すんなり決まりそう。サンドヘイゲンにとってはかなり相性が悪い相手だと思うが…。

セミのホルムに至っては、もはや戦い方がグラップラー。フィジカルの強さを武器に、ケージ押し込み&テイクダウンが主体になっている。しかしフィジカルで勝てないヌネスが王者のうちには、タイトル再奪還は厳しそう。

UFCデビューから4連続フィニッシュ負けだったラセルダ、KO勝利寸前で仕留めきれず、攻め疲れで逆転負けしたが、初のボーナスを獲得。ないとは思うが、5度目のチャンスが与えられるか、日本の団体が呼ぶようなら面白い。

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CJ・ヴェルガラ MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN43 キック ダニエル・ラセルダ 平良達郎

【UFC ESPN43】初回を鬼ごっこで逃げ切ったヴェルガラが、ラセルダを逆転パウンドアウト

<フライ級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ(米国)
Def.2R4分04秒by TKO
ダニエル・ラセルダ(ブラジル)

平良達郎に敗れているご当地ファイターのヴェルガラが、大きな声援が集まる。ローをかわしたラセルダが後ろ回し蹴り。互いにカーフを蹴り、ラセルダがスピニングバックキックの空振りからジャブを当てる。ハイを受けそうになり左を当てたヴェルガラが、右ミドル。ラセルダは跳びヒザを狙う。右から左を伸ばしたラセルダがハイを続け、ヴェルガラは左カーフから左を当てる。ラセルダも左ローを2つ入れ、続く後ろ回し蹴りでダウンを奪う。立ち上がったヴェルガラは背中を見せて走って逃げるが、追いかけたラセルダの右で2度目のダウン。

ここからも鬼ごっことなり追いかけるラセルダのスピニングフックキックで、ヴェルガラは3度目のダウン。立ち上がったヴェルガラはパンチを集中させるが、ラセルダは疲れたかテイクダウンに切り替える。マウントからバックに回ったラセルダはRNCで勝負を終わらせたと思われたが、ヴェルガラがエスケープしてスタンドに戻る。後ろ回し蹴りに右を当てたヴェルガラは、ここからパンチを纏められたが走って逃げて時間まで生きのびた。

2R、回転系の蹴りを見せるラセルダに対し、ヴェルガラがパンチのコンビで反撃に出る。ラセルダはスピニングバックエルボーを決め、シングルレッグから足を取ってカーフスライサーへ。バックを取ったラセルダは、カーフスライサーが仇となり動きを封じられた状態でパウンドを纏められる。顔面を殴られ、足のフックを外したラセルダは肩固めに捕らえられ勝負あり――とここもならず、ヒザを入れるヴェルガラから逃れたラセルダが、何とか足を戻す。ダメージが大きなラセルダのZハーフに、ヴェルガラがエルボーを連打する。ついに亀になって動けなくなったラセルダに右のパンチを連打したヴェルガラが、レフェリーストップで大逆転勝利を挙げた。


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o UFC キック ダニエル・ラセルダ 平良達郎

UFC on ESPN43:第2試合・C.J.ベルガラ vs. ダニエル・ラセルダ

フライ級。

地元テキサス・サンアントニオ出身・在住のベルガラはUFC1勝2敗。前戦は平良達郎のUFC2戦目で対戦。下になった場面から再三ブリッジで返し立ち上がる場面はあったが、テイクダウンを繰り返し奪われると、最後はバックからチョーク→腕十字に移行され一本負けで完敗。10勝中一本勝ちはなく、6つがKO勝ちの31歳。

ダニエル・ラセルダ・ダ・シウバはUFCデビューから3連続フィニッシュ負け中。さらに12月には体重オーバーの末、体調不良によりドクターストップがかかり欠場。ここでさらにチャンスが与えられたのはかなりのラッキーと言える。下からの極めが得意で、ローカル時代は全試合フィニッシュ勝利だったが、前回はビクトル・アルタミラノにパンチでダウンを奪った後にポジションを返され、ガードからの攻めを防がれてのパウンドでKO負けしている。安易に下になる反面、リカバリーがない。26歳。

スピンキックを見せたラセルダだが空振り。地元のベルガラはかなり入れ込んでいる。ラセルダ飛び込んで右をヒット。左ハイ・ローを入れるラセルダ。またスピンキックを出すが、ここまでは全部空振り。飛び込んだラセルダが左。さらに飛び膝。ワンツー。カーフを蹴るベルガラ。蹴り返すラセルダ。またバックスピンキック。今度はヒットしてぐらついたベルガラ。背中を向けて走って逃げるベルガラを追いかけるラセルダ。パンチが入りダウン。しかしすぐ立ってまた逃げるベルガラ。ミドルがヒット。またスピンキックをもらいダウン!立ったがラセルダ追いかけて大振りのパンチラッシュ。走って逃げようとするベルガラだが足がもつれている。ラセルダもかなりラッシュしているので疲れがある。タックル。ラセルダテイクダウン。マウントからバックマウントへ。チョーク。外して立ったベルガラ。ラセルダまたスピンキックを狙ったが左フックをもらった。回復してきたベルガラだが、またパンチをもらい後退。ラセルダパンチのラッシュ。が、疲れた。ケージを背に休んでいるラセルダにパンチを入れるベルガラ。ホーン。

1Rラセルダ10-8。しかしかなりスタミナを使ってしまったし、ベルガラが復活してきている。

2R。ミドルを蹴るベルガラ。動きは良くなってきている。ラセルダのスピンキックをかわして左をヒット。手数を出すベルガラに対しラセルダ手が出ない。バック肘を入れたが、ラセルダパンチを打ち込む。タックルに入ったラセルダ。切られたが足にしがみついて足関。背中を向けたベルガラにカーフスライサー。が、かかりが浅くパウンドをもらう。カーフスライサーで足が絡まっているので足が利かないラセルダ。ようやく外れたが下に。ベルガラ得意の肩固め。しかし浅いか。肩固めの体勢でボディに膝。放して上になりパウンド。ラセルダ動きがない。肘・パウンドで攻めるベルガラ。頭部への肘連打。腕でブロックするだけのラセルダ。止められてもおかしくない。亀になりパウンドをもらったところでレフェリーストップ。

地元のベルガラ大逆転勝利。

ラセルダ、ほぼKO勝ちのところからラッシュで仕留めきれなかったのが裏目に出た。これで4連敗なのでリリースは濃厚だが、最後にファイト・オブ・ザ・ナイトをあげてほしい。

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MMA o UFC キック ダナ・ホワイト ダニエル・ラセルダ

UFC on ESPN43:第1試合・ビクトル・アルタミラノ vs. ヴィニシウス・サルヴァドール

フライ級。

メキシコ出身のアルタミラノは開催地のテキサス在住。UFCデビュー戦はスプリット判定負け。昨年8月の2戦目は次の試合に出場するダニエル・ラセルダと対戦し、パンチでダウンを奪われたが、直後にテイクダウンを奪うと立ち上がったところからパウンドを落としていってKO勝ちでUFC初勝利を挙げた。32歳。

ブラジルのサルヴァドールは昨年8月のコンテンダーシリーズで勝利してUFCと契約。10月に早速デビュー戦が組まれたが欠場。12月に仕切り直しで組まれたデビュー戦では、相手のダニエル・ラセルダが3ポンドオーバーした上に、ドクターストップがかかり試合消滅。今回、次の試合にダニエル・ラセルダは出場するが、シウバに勝ったアルタミラノとの対戦となる。キャリア14勝4敗で、14勝のうちKOが13、一本勝ちが1の全フィニッシュ勝利。コンテンダーシリーズでKO勝ちした際には、勝利直後にダナ・ホワイトがケージに入って勝利を祝福するという異例の行為を見せるほどインパクトを残した。母親がアマンダ・ヒバスの父親のジムで働いていたことをきっかけにしてトレーニングに誘われたのがMMAを始めたとのこと。フライ級で179cmの長身。26歳。

長身のサルヴァドール。トリッキーな蹴りを見せる。アルタミラノが組んでいくが自ら離れた。またタックル。受け止めたサルヴァドール。離れるアルタミラノ。左ボディを入れるサルヴァドールサルヴァドール、打撃がかなり大振り。アルタミラノタックル。今度はタイミングが良く来れずに下になったサルヴァドール。ガード。アルタミラノがインサイドから殴っていく。ケージ際に移動し頭をケージに押し付けるアルタミラノ。サルヴァドールはケージを使って立つ。オーバーフックで払い腰を狙ったが投げられず離れた。センチャイキックを見せたサルヴァドール。さらにスライディングカーフキック。サルヴァドール、自らケージ際に移動し来いとアピール。アンデウソンリスペクトか?しかし付き合わないアルタミラノ。サルヴァドール大振りのパンチで出るがアルタミラノシングルレッグ。こらえつつパンチを入れるサルヴァドール。ホーン。

1Rアルタミラノ。

2R。サルヴァドールスライディングカーフ。大振りのパンチで出る。サルヴァドールのバック肘に合わせて組み付いたサルヴァドールがテイクダウンを狙うが倒せず。振りほどいて離れたアルタミラノ。サルヴァドールが出るタイミングでタックルをあわせたが、サルヴァドールはオーバーフックからの投げで凌ぐ。ケージに押し込むアルタミラノ。サルヴァドール内股で投げたが、勢いが付きすぎて立たれる。しかしまた内股で投げた。しかしグラウンドにこだわらず立つ。また大振りのパンチを打ち込むサルヴァドール。左ミドル。アルタミラノのタックルは止められる。出てくるサルヴァドール。アルタミラノ後退。残り1分。首を振ってパンチをかわそうとするアルタミラノ。しかし圧されている。アルタミラノハイ。ホーン。

2Rは僅差。ヒット数ではアルタミラノだが、下がってもらっているので印象が悪い。

3R。パンチで出たアルタミラノがタックル。テイクダウン。サルヴァドールのガード。下から足で距離を作り立った。アルタミラノのバックブローにハイを合わせた。ヒットしスリップダウンしたアルタミラノだがタックルで凌ぐ。離れた。アルタミラノシングルレッグから軸足を刈ってテイクダウン。ケージに首を押し付けてパウンド。肘。立ったアルタミラノ。四つから膝を入れる。サルヴァドール雑に投げを狙うが倒せず離れた。またセンチャイキックを見せるサルヴァドール。アルタミラノのバックブローがヒット。タックル。しかしこれは切られた。出て大振りのパンチを振るうサルヴァドール。頭を下げたアルタミラノに膝。大振りの左。顔面にヒット。アルタミラノ下がる。バックブロー。またバックブローを放つがスリップダウン。タイムアップ。

三者29-28でアルタミラノ勝利。

サルヴァドールはすべての攻めが雑。アグレッシブで派手なので、観客は盛り上がるかもしれないが、これでは安定した成績は望めない。

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MMA o UFC イリー・プロハースカ クリス・カーティス ジャレッド・ゴードン ダニエル・ラセルダ ダレン・ティル ヤン・ブラホヴィッチ

UFC282:オッズ/予想と展望

ヤン・ブラホヴィッチ 3.35
マゴメド・アンカラエフ 1.36
パディ・ピンブレット 1.41
ジャレッド・ゴードン 3.05
サンチアゴ・ポンジニッビオ 1.56
アレックス・モロノ 2.55
ダレン・ティル 2.55
ドリカス・デュ・プレシ 1.56
ブライス・ミッチェル 2.15
イリア・トプリア 1.74
ラウル・ロザスJr. 1.43
ジェイ・ペリン 2.95
ジャルジーニョ・ホーゼンストライク 1.59
クリス・ドーカス 2.45
エドメン・シャバージアン 1.34
ダルチャ・ランギアムブーラ 3.45
クリス・カーティス 2.40
ホアキン・バックリー 1.61
ビリー・クアランティー1.61
アレクサンダー・ヘルナンデス 2.40
T.J.ブラウン 1.91
エリク・シウバ 1.91
ヴィニシウス・サルヴァドール 1.41
ダニエル・ラセルダ 3.05
キャメロン・サーイマン 1.27
ティーブン・コスロウ 4.00

今年最後のPPVイベント。

当初は6月に行われ、ファイト・オブ・ザ・イヤー候補とも言われたイリー・プロハースカ vs. グローバーテイシェイラのダイレクトリマッチが予定されていたが、プロハースカが肩を負傷し、長期の欠場が必要となったためタイトルを返上。UFCはマゴメド・アンカラエフとテイシェイラの間で王座決定戦を組む意向だったが、テイシェイラは来月のブラジル大会での試合を要望。しかしそうすると今回のメインのタイトルマッチがなくなってしまうので、UFCはブラホヴィッチとランキング4位で9連勝中のアンカラエフで王座決定戦を組んだ。

両者の対戦は、もともとノンタイトル戦としてメインカードで組まれていたので、急な試合決定や対戦相手変更で準備ができていない状態ということがない試合(3Rから5Rに変更にはなったが)。

元王者ながらアンダードッグのブラホヴィッチ。タイトルを獲得した試合から、5試合で4度のアンダードッグ(唯一フェイバリットだったのは、王座を奪われたテイシェイラ戦)。タイトルから陥落した後は、UFC6勝1敗のアレキサンダル・ラキッチと対戦。互角の展開だったが、ラキッチが膝を負傷してのアクシデント的な勝利だった。柔術黒帯で、アマチュアムエタイの世界王者でもあるオールラウンダーだが、同じ黒帯のテイシェイラには、テイクダウンを奪われた後、マウントを取られてパウンド→背中を向けてのチョークでのMMAベーシックワンで敗れている。

アンカラエフはUFCデビュー戦でポール・クレイグと対戦し、終始圧倒していたが残り1秒で三角絞めに捕まって一本負け。現在のところ、これが唯一の敗戦となっている。コンバットサンボがバックボーンで、一本勝ちはないが、テイクダウンしてからのパウンドも大きな武器となっており、前戦ではアンソニー・スミスをパウンドアウトしている。

スタンド・グラウンドともにアンカラエフ有利に見える。打撃で打ち負けた時に、グラウンドに持ち込みたくても、ブラホヴィッチのテイクダウン能力ではテイクダウンも難しそう。

アンカラエフKO勝ち。

メイン消滅でセミに昇格したのはライト級ノーランカーのパディ・ピンブレット。同郷のランカー・ダレン・ティルを差し置いてのセミネクストマクレガーを自称する、未来のスター候補ではあるが、ここまで3戦は全試合1Rフィニッシュ(全試合パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞している)とはいえ、相手も同じ前座クラスで、それでさえ攻め込まれる場面があった。今回の相手は7勝4敗(ライト級2勝1敗)のジャレッド・ゴードン。ようやく前座戦線を抜け出し中堅クラスとの対戦となる(試合順セミだが)。

同じく抜擢されているのは、第7試合でUFCデビューするバンタム級のラウル・ロザスJr.。9月のコンテンダーシリーズで勝利し、最年少の17歳でUFCと契約。10月に誕生日を迎え、18歳でのデビュー戦でいきなりナンバーシリーズのプレリム・セミでの出場となる。ペリンは2019年にコンテンダーシリーズに出場したが判定負けで契約ならず。ローカルでキャリアを積みながらチャンスを待ち、今年2月に負傷欠場選手の代役としてUFCと契約したが、ここまで0勝2敗。試合順とは裏腹に、UFCはロザスJr.をじっくり育てる方針の模様。

第1試合開始は11日朝8時から。速報します。

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MMA MMAPLANET o UFC UFC278 キック ダニエル・ラセルダ ヴィクター・アルタミラノ

【UFC278】ダウンを奪われるもボディ攻撃で逆転! アルタミラノがラセルダをパウンドアウト

<フライ級/5分3R>
ヴィクター・アルタミラノ(メキシコ)
Def.1R3分39秒 by TKO
ダニエル・ラセルダ(ブラジル)

ともにサウスポーでスタート。アルタミラノが前に出て、ケージを背負ったラセルダに左ミドルを打ち込む。ラセルダはオーソドックスにスイッチして、蹴りを上下に散らす。アルタミラノのボディロックから離れたラセルダは、アルタミラノのパンチを受けながらも距離を詰めていく。アルタミラノのシングルをカットしたラセルダが、右バックスピンキックから右フックでダウンを奪った。

アルタミラノはパウンドを落とすラセルダに組みつき、ディープハーフからスクランブルに持ち込み立ち上がる。サークリングするアルタミラノを追うラセルダ。アルタミラノはパンチを振るうラセルダの顔面に左ストレートを突き刺す。さらに左ボディストレートからボディへの左ヒザを効かせてグラウンドに持ち込んだ。

パウンドと左ヒジを落とすアルタミラノに対し、下から相手の右腕を抱え、腕十字を狙うラセルダ。二度のチャレンジは失敗し、アルタミラノがパンチをヒジを連打する。三度目の腕十字アタックも取ることができなかったラセルダの顔面に左ヒジを叩き込み続けるアルタミラノ。ラセルダは顔面から出血が見られる。さらに腰を上げて左パウンドを連打してレフェリーストップを呼び込んだ


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