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MMA o ONE UFC YouTube   カムザット・チマエフ コルビー・コヴィントン

カムザット・チマエフ「UFCは4人の対戦相手を提示してきたが、誰もやろうとしなかった」

カムザット・チマエフ「1月にミドル級でアレックス・ペレイラ、3月にウェルター級でコルビー・コヴィントンとやってやる」(2022年11月19日)

アレックス・ペレイラ「『UFC 283』で、205ポンドでカムザット・チマエフと対戦する提案をしたが断られた」→チマエフが反論(2022年11月29日)

 こちらの続報。


 カムザット・チマエフが自身のYouTubeで以下のコメント。

「誰も俺と戦おうとしない。どいつもこいつもクソッタレだ。彼ら(UFC)は俺に4つの違う国、4人の対戦相手を提示してきたが、誰も受けようとしなかった」

「(170ポンドか185ポンドか)階級は関係ない。対戦相手が必要なだけだ。こっちも疲れたよ。ツイッターでトラッシュトークをするのも俺の本分じゃない。俺は次にタイトルを獲る男だ。なのに(断った)連中は誰と戦うんだ?」

「アレックス・ペレイラは7勝1敗というレコードを持っている。彼は負けている。俺は一度も負けたことがないが、彼はクソみたいなヤツに負けている。その男はUFCにはいないし、UFCもそれを望んでいない。俺はどうすればいいんだ? 俺はとにかく戦いたいだけだ。誰か戦ってくれ。逃げるヤツがいるのなら、他の相手を用意してくれ。こっちは準備ができてる」
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Column MMA o ONE UFC UFC281   イスラエル・アデサニャ カマル・ウスマン カムザット・チマエフ コルビー・コヴィントン レオン・エドワーズ

カムザット・チマエフ「アレックス・ペレイラなんて一方的にフィニッシュする」「イージーマネーだ」


 『UFC 281: Adesanya vs. Pereira』でイスラエル・アデサニャに5R TKO勝ちしミドル級新チャンピオンになったアレックス・ペレイラについてカムザット・チマエフがインスタグラムで以下のコメント。

「あの男は6勝1敗の戦績でベルトに挑戦した。俺に倒させてくれ。こっちの戦績は12勝0敗だ。デイナ・ホワイトよ、ブラジルで試合を組んでくれ」






 また、ツイッターでも「あれは俺のベルトだ、試合を組め」「一方的にフィニッシュしてやる」「イージーマネーだ」「ブラジルで戦う準備はできている。やろうぜ、チャンプ」とコメントしています。

2023年3月のUFCロンドン大会でレオン・エドワーズ vs. カマル・ウスマン3、コルビー・コヴィントン vs. カムザット・チマエフが実現か(2022年10月22日)

 UFCの方はカムザット・チマエフにウェルター級に留まってもらい、コルビー・コヴィントンと対戦させるプランがあります。


 ペレイラは試合後会見で「誰でも戦う準備はできてるし、カムザット・チマエフも例外ではない」とコメントしています。続きを読む・・・
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MMA o UFC YouTube   カマル・ウスマン カムザット・チマエフ ケビン・ホランド コルビー・コヴィントン ネイト・ディアス ホルヘ・マスヴィダル レオン・エドワーズ

2023年3月のUFCロンドン大会でレオン・エドワーズ vs. カマル・ウスマン3、コルビー・コヴィントン vs. カムザット・チマエフが実現か

カムザット・チマエフがミドル級転向を示唆(2022年09月23日)

 こちらの続報。




 デイナ・ホワイトがインタビューで2023年3月に開催予定のUFCロンドン大会でレオン・エドワーズ vs. カマル・ウスマンのウェルター級タイトルマッチ、コルビー・コヴィントン vs. カムザット・チマエフのウェルター級マッチを行うことを示唆しています。

 レオン・エドワーズ vs. カマル・ウスマンは実現すれば8月の『UFC 278: Usman vs. Edwards 2』からのダイレクトリマッチとなります。この時はエドワーズが5R KO勝ちし王座奪取。ウスマンの連勝は19、ウェルター級王座防衛回数は5でストップしています。

 コルビー・コヴィントンはここで復帰すれば3月の『UFC 272: Covington vs. Masvidal』でホルヘ・マスヴィダルに判定勝ちして以来1年ぶりの試合となります。この試合から2週間後にマイアミビーチのレストランの前でマスヴィダルに襲撃されています。

 チマエフは9月の『UFC 279: Diaz vs. Ferguson』でケビン・ホランドに1Rダースチョークで勝利して以来の試合。元々ネイト・ディアスと対戦予定でしたが、前日計量で178.5ポンドと7.5ポンドもオーバーしたことからカードがシャッフルされてしまいました。その後チマエフはツイッターでミドル級転向を示唆していましたが、UFCはウェルター級で戦わせる方針のようです。続きを読む・・・
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MMA o UFC   アンソニー・ペティス エディ・アルバレス カマル・ウスマン コルビー・コヴィントン ジェレミー・スティーブンス トニー・ファーガソン レオン・エドワーズ ロビー・ローラー

ハファエル・ドス・アンジョスがウェルター級復帰、12.3『UFC on ESPN 42』でブライアン・バーバリーナと対戦


 UFCが12月3日にフロリダ州オーランドで開催する『UFC on ESPN 42: Thompson vs. Holland』でブライアン・バーバリーナ vs. ハファエル・ドス・アンジョスのウェルター級マッチが行われることをCombateが確認したとのこと。

 バーバリーナは7月の『UFC 276: Adesanya vs. Cannonier』でロビー・ローラーに2R TKO勝ちして以来の試合で3連勝中。

 ドス・アンジョスは7月の『UFC on ESPN 39: dos Anjos vs. Fiziev』でハファエル・フィジエフに5R KO負けして以来の試合。現在UFCライト級ランキング8位。2020年1月の『UFC Fight Night 166: Blaydes vs. dos Santos』でマイケル・キエサに判定負けして以来2年11ヶ月ぶりのウェルター級復帰です。

 ドス・アンジョスはMMAデビュー時からライト級。2008年11月の『UFC 91: Couture vs. Lesnar』のジェレミー・スティーブンス戦でUFCデビューしてからも同様で、2015年3月の『UFC 185: Pettis vs. dos Anjos』でアンソニー・ペティスに判定勝ちし王座戴冠。しかし2016年7月の『UFC Fight Night 90: dos Anjos vs. Alvarez』でエディ・アルバレスに敗れて王座陥落し、その後トニー・ファーガソンにも敗れたことから2017年6月の『UFC Fight Night 111: Holm vs. Correia』で行われたタレック・サフィジーヌ戦からウェルター級転向。3連勝し2018年6月の『UFC 225: Whittaker vs. Romero 2』でコルビー・コヴィントンとウェルター級暫定王座決定戦を行いましたが判定負け。以降戦績が芳しくないことから(対戦相手がカマル・ウスマンやレオン・エドワーズなら仕方がないですが)ライト級に復帰していました。続きを読む・・・
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MMA o ONE UFC   イスラエル・アデサニャ コルビー・コヴィントン ジョゼ・アルド ホルヘ・マスヴィダル

ラッパーのドレイク、『UFC 278』ジョゼ・アルド vs. メラブ・デヴァリシュビリでアルドの勝利に約24万ドル(約3270万円)賭ける



『UFC 272』ラッパーのドレイクがホルヘ・マスヴィダルの勝利に27万5000ドル(3170万円)賭けて大損していた→コルビー・コヴィントンがコメント(2022年03月07日)

『UFC 276』ラッパーのドレイクがイスラエル・アデサニャの勝利に100万ドル賭ける(2022年07月03日)

『UFC Fight Night 208』ラッパーのドレイクがモリー・マッカンとパディ・ピンブレットの勝利に229万ドル以上賭けて372万ドル以上(5億700万円)払い戻す(2022年07月24日)

 こちらの続報。



 ラッパーのドレイクが『UFC 278: Usman vs. Edwards 2』で行われるジョゼ・アルド vs. メラブ・デヴァリシュビリでアルドの勝利に23万8933ドル83セント(約3270万円)賭けています。

 アルドはアンダードッグでオッズは2.16倍。勝てば51万6097ドル(約7063万円)払い戻されますが…。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN39   アントニーナ・シェフチェンコ カイオ・ボハーリョ カマル・ウスマン キック コルビー・コヴィントン サイドユカップ・カクラモノフ サイド・ヌルマゴメドフ シンシア・カルヴィーロ ジェイミー・マラーキー ジャレッド・ヴァンデラ デヴィッド・オナマ ニール・マグニー ハファエル・ドスアンジョス マイケル・ジョンソン ラファエル・フィジエフ リッキー・トゥルシオス レオン・エドワーズ ロニー・ローレンス ロビー・ローラー

【UFC ESPN39】計量終了 頑強な軸と重心移動の妙=フィジエフに対し、ドスアンジョスはどう戦う?!

【写真】有利なのはフィジエフ。ドスアンジョスは加齢のよる僅かな反応の変化にも対応する必要がある(C)Zuffa/UFC

9日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN39「dos Anjos vs Fiziev」の計量が8日(金・同)に行われた。

メインはハファエル・ドスアンジョス✖ハファエル・フィジエフのライト級戦だ。元ライト級世界王者のドスアンジョスはウェルター級で厳しい時間を過ごした後、2020年11月にライト級に再転向するとポール・フェルダーとの接戦を制し、今年の3月には今回対戦するフィジエフの代役ヘナート・モイカノをキャッチウェイト──で下している。


上に記したウェルター級の厳しい時間ですら、彼が敗れた相手は次期タイトルコンテンダーのレオン・エドワーズ、現王者のカマル・ウスマン、そしてコルビー・コヴィントンというトップファイターばかりだ。

それでも元Strikeforce王者のタレック・サフィジーヌやニール・マグニー、ロビー・ローラーには勝利しており、比較的楽な減量と引き換えに、越えられないフィジカルの差に跳ね返されたといっても良い170ポンドでの終盤だった。

とはいえ37歳になったドスアンジョスが、ライト級戦線で再びトプを目指せるかといえば、決して簡単ではない。まず、今回のフィジエフ戦で、その辺りも見極められることになるだろう。

フィジエフの強味はとにかくバランスが良いこと。それも単に体感が強いという言葉には当てはまらず、ムエタイ的に相手の蹴りをスウェイで見切ることができる反応の良さがあるからこそ、乱打戦のなかでもテイクダウンを防御できる。

また重心が移動した際も、そのまま体が流れずに振り子の反動のように、反発力を加えた次の一手に繋げることも可能だ。打ち合い上等の選手を相手にしても、殴り合っているなかで一歩下がって誘い込み、カウンターを決めるのも、フィジエフの重心が決まっている表れだろう。

よって組み勝ってケージ際の首相撲&ヒザでダメージを与えたと思えば、スピニングバックキックで相手を動かせ、そこをキャッチアップして追撃を放つなど──重心移動、過重の変化に対抗できるからこそ、粗く見えても実際は隙になっていない。

遠い距離での攻撃、中間距離での攻撃、さらに近いレンジでヒジの使い方など、どこでも戦えるのもフィジエフだ。そんなフィジエフを切り崩すには、圧倒的な組み力と極め力が必要になる。そして、その力はドスアンジョスにはない。

ただし、打撃を散らして自分の形で組む力、首相撲とレスリングの融合こそかつてのドスアンジョスの真骨頂だった。寝技になっても、紫帯とはいえチジューカ・テニスクルービ時代のムンジアルを制しただけあってコントロールと極め、流れの中のフィニッシュ力は相当なモノだ。

ただし、ウェルター級ではそこに付き合わない選手、そしてより強固なレスラーに彼の武器は殺されてきた。この階級でもフィジカルはトップ級のフィジエフと相対した時、5Rの戦いの中で、体力と精神的にも相当な覚悟が必要な打撃から組みの展開を挑み続けることができるのか。

それが今回の試合だけでなく、ドスアンジョスがライト級で復活できるのかの鍵となる。

■視聴方法(予定)
7月10日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN39計量結果

<ライト級/5分5R>
ハファエル・ドスアンジョス: 156ポンド(70.76キロ)
ラファエル・フィジエフ: 155ポンド(70.31キロ)

<ミドル級/5分3R>
カイオ・ボハーリョ: 185.5ポンド(84.14キロ)
アルメン・ペトロシャン: 185.5ポンド(84.14キロ)

<バンタム級/5分3R>
サイド・ヌルマゴメドフ: 135.5ポンド(61.46キロ)
ドゥグラス・アンドレージ: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジャレッド・ヴァンデラ: 263.5ポンド(119.52キロ)
チェイス・シャーマン: 253ポンド(114.75キロ)

<ライト級/5分3R>
マイケル・ジョンソン: 155.5ポンド(70.53キロ)
ジェイミー・マラーキー: 155.5ポンド(70.53キロ)

<女子フライ級/5分3R>
シンシア・カルヴィーロ(米国)
ニナ・ヌネス(米国)

<バンタム級/5分3R>
エイマン・ザハビ: 135.5ポンド(61.46キロ)
リッキー・トゥルシオス: 135.5ポンド(61.46キロ)

<女子フライ級/5分3R>
アントニーナ・シェフチェンコ: 126ポンド(57.15キロ)
コートニー・ケイシー: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ミドル級/5分3R>
コディ・ブランデージ: 185.5ポンド(84.14キロ)
トレシャン・ゴア: 185.5ポンド(84.14キロ)

<フェザー級/5分3R>
デヴィッド・オナマ: 145.5ポンド(66.0キロ)
ギャレット・アームフィールド: 145ポンド(65.77キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ケネディ・ンゼチェクウ: 205ポンド(92.99キロ)
カール・ロバーソン: 202.5ポンド(91.85キロ)

<バンタム級/5分3R>
ロニー・ローレンス: 136ポンド(61.69キロ)
サイドユカップ・カクラモノフ: 135.5ポンド(61.46キロ)

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MMA o UFC   カマル・ウスマン コルビー・コヴィントン ソルト ネイト・ディアス パウロ・コスタ レオン・エドワーズ

UFCが8.20『UFC 278』の開催とカマル・ウスマン vs. レオン・エドワーズのウェルター級タイトルマッチを発表


 UFCが8月20日にユタ州ソルトレイクシティのヴィヴィット・アリーナで『UFC 278』を開催することとメインイベントがカマル・ウスマン vs. レオン・エドワーズのウェルター級タイトルマッチになることを発表。

 ウスマンは昨年11月の『UFC 268: Usman vs. Covington 2』でコルビー・コヴィントンに判定勝ちして以来の試合で今回が6度目の防衛戦。エドワーズは昨年6月の『UFC 263: Adesanya vs. Vettori 2』でネイト・ディアスとノンタイトルかつメインイベントではないのに異例の5ラウンドマッチを行い判定勝ちして以来の試合。1つの無効試合を挟んで9連勝中で現在UFCウェルター級ランキング2位。

 両者は2015年12月の『UFC on FOX 17: dos Anjos vs. Cowboy 2』で対戦しており、この時はウスマンが判定勝ちしています。エドワーズはこの試合以降負けなしです。

 既報ですが、この大会ではルーク・ロックホールド vs. パウロ・コスタも予定されています。続きを読む・・・
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Column MMA o ONE   カマル・ウスマン カムザット・チマエフ コルビー・コヴィントン ネイト・ディアス レオン・エドワーズ

ネイト・ディアス「カムザット・チマエフと対戦しようとしたが断られた」→チマエフ「お前面白いな」

ネイト・ディアス「俺にカムザット・チマエフ戦をオファーするなんて失礼だ。彼はルーキーだし俺とはレベルが違う」→チマエフ「ビビってんのか?」(2021年12月03日)

 こちらの続報。昨年ネイト・ディアスはカムザット・チマエフ戦のオファーをされて「ルーキーとの試合をオファーするなんて失礼だろ」「俺とはレベルが違うんだから彼の名前は聞きたくもない」とコメント。それに対しチマエフは「ビビってんじゃねーよ」と返答していましたが、


 ネイト・ディアスがツイッターで「この1年半の間に試合をしようとしたし、1ヶ月半前にはカムザット・チマエフと戦おうとしたが、彼はケガをしてるし、ビザの問題があるし、オーバーウェイトということだった。そして現在、彼は戦うことなく代わりに結婚している。どういうことだ? 俺はできるだけ早く、7月までに本物のファイターと戦いたいんだ」とコメント。

 これに対しチマエフは「お前面白いな。ハイになってるのか? 大麻でも吸ってるようだな(笑)」とコメントしています。

Video: Khamzat Chimaev gets married in Chechnya, Ramzan Kadyrov attends(MMAmania)

 チマエフは5月21日にチェチェン共和国で結婚式を挙げており、ラムザン・カディロフ首長も出席しています。




 また、チマエフはカマル・ウスマンに対し「戦う準備ができたら言ってくれ」、レオン・エドワーズに対し「やろうぜ」、コルビー・コヴィントンに対し「どこにいるんだ?」とコメントしており、ネイト戦にはあまり興味がないようです。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN34 コルビー・コヴィントン ベラル・モハメッド ヴィセンチ・ルケ

【UFC ESPN34】左右に回り、隙をついてテイクダウン。盤石のベラル・モハメッドが、ルケに快勝

<ウェルター級/5分5R>
ベラル・モハメッド(米国)
Def.3-0:49-46.49-46.49-47
ヴィセンチ・ルケ(ブラジル)

開始直後から左右構えを変えて、ジャブからローを蹴るルケ。最初のモハメッドの組みを切るが、ジャブを受ける場面も。それでジャブを当て、圧を掛けて左ミドルを蹴っていく。モハメッドも左ミドルを返し、飛び込むようにワンツーを放つ。上下、左右の動きが多いにモハメッドに対し、正面を取ろうとするルケが切れのある右ローを蹴る。さらに左ローも、モハメッドが左ミドルを返す。

正面に回るサイドステップ、ルケの足が揃った刹那、モハメッドがダブルレッグでテイクダウンを決める。足を一本抜いたモハメッドが、枕で抑える。ワキを許さないルケだが、モハメッドがパンチに転じる。スクランブルでバックに回ったモハメッド、ルケが胸を合わせる。逆にケージに押し込んでから離れたルケだが、初回を落とした。

2R、ルケが左を当て、ヒザ蹴りを繰り出す。モハメッドも左を返すと、ルケが右カーフを入れる。盛んにスイッチし、左右に動くモハメッドがワンツーを入れる。ルケは左ミドル、モハメッドがそこにもワンツーを放っていく。左右の動きから、すっと前に出てワンツーのモハメッドは左回りで右カーフを蹴られる。左ミドルをブロックしたルケが、右カーフを続ける。手数が控えめなルケ、これは5Rを考えた選択か。

左右のステップからパンチにうまくつなげるモハメッドだが、カーフに足を取られる──と直後にダブルレッグでテイクダウンに成功。ルケは簡単に倒れ、ボトムからスクランブルへ。バックを譲った形になり、モハメッドがワンフック&シートベルト。ルケも体を振って離れてスタンドに戻ったが、この回もモハメッドのモノとなった。

3R、変わらず左右に回るモハメッドに対し、ルケが右ローを蹴る。続いて中心を取ったルケが左ストレートを打ち込む。さらにモハメッドの前進に左を合わせたルケは、エルボーを放ったモハメッドのダブルレッグをケージを利して耐える。ボディロックテイクダウンで力を使ったモハメッドは、ルケにパンチを纏められる。

動きが落ちたモハメッドは、右カーフで体が寄れるが、ヒザ狙いに一気のステップインでテイクダウンを決める。勿体ないテイクダウンを許したルケは、スクランブルで立ち上がると圧を掛けていく。スピニングバックエルボーをブロックしたルケが、右から左を当てる。モハメッドも左を返すが、左を被弾して回るよりも下がるようになる。攻め急がなかったルケが最後に飛びヒザを見せ──初めてラウンドを取った。

4R、ルケがジャブから左ハイを狙う。モハメッドは右カーフで姿勢を乱し、右を被弾する。さらに左を入れたルケが、右をかわして右ロー、続いて左を入れる。モハメッドは右エルボー。ガードしたルケだったが、続くエルボーと同じタイミングでの踏み込みでダブルレッグを決められる。勝負の行方を大きく左右する可能性のあるテイクダウンを決めたモハメッドのトップが続く。

ルケのZハーフガードもワキを差して、パスを決めたモハメッドはバックに回ると両足をフックに掛かる。前転したルケは、すかされバックを譲るがすぐに立ち上がってモハメッドを前方に振り落とす。打撃の間合いで左をヒットさせたルケに対し、モハメッドも勝負どころ譲らずワンツー、右ジャブを当てる。ジャブの相打ちから前に出るルケが右を当てた直後に、モハメッドが右をヒット。この回で攻勢に出られなかったルケは、痛いラウンドとなった。

最終回になり、動きに切れが戻ったモハメッドが右を当てて、ダブルレッグへ。ルケは切り、エルボーを受けそうになるが離れてジャブを伸ばす。ワンツーから右を当てたルケは、テイクダウンを切る。動きは落ちたモハメッドは、左を被弾。とダブルレッグをスプロールしたルケが、ガブるもギロチンには移行できない。

これでルケは集中力が切れたか、続くダブルレッグでケージまで運ばれテイクダウンを許す。背中を譲りつつ立ち上がろうとしたルケは、攻撃な必要な局面で動きを制限される。ワンフックでRNCをセットしたモハメッドに対し、ルケは胸を合わせつつ立ち上がる。体を振って離れたルケだが、ワンツーを打たれる。残り30秒、足を使って回るモハメッドがワンツーを見せて左ミドル。ルケに距離を詰めさせず、時間を迎えたモハメッドが詰将棋のようなMMAで判定勝ち。

「過去最高にタフなチャレンジだった。準備はできている。誰も僕と戦いたがらないけど……」と話しタイトル挑戦とコルビー・コヴィントン戦を静かにアピールしたモハメッド──この強さと戦法が嫌がれるのは当然という快勝劇だった。


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Interview MMA o UFC   コルビー・コヴィントン ダスティン・ポイエー ネイト・ディアス

デイナ・ホワイトがネイト・ディアス vs. ダスティン・ポイエー断念を示唆

ダスティン・ポイエー「コルビー・コヴィントン戦に興味はない。ネイト・ディアスと戦いたい」(2022年03月16日)

 こちらの続報。


 『UFC 273: Volkanovski vs. The Korean Zombie』試合後会見でデイナ・ホワイトがネイト・ディアス vs. ダスティン・ポイエーを断念することを示唆。先週ネイトと会ったものの挨拶を交わしただけで進展は無かったそうです。

 記者からはポイエーには他のファイターと対戦させるつもりかと尋ねられるとデイナは「そうだ」と返答。候補はいるのかと尋ねられると「ない」と返答しています。続きを読む・・・