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MIKE MMA News o UFC   アルメン・ペトロシアン カーロス・ヘルナンデス キム・ジヨン グレゴリー・ホドリゲス

『UFC Fight Night 202: Makhachev vs. Green』スプリットデシジョンだった試合の採点/主要サイトの採点


Armen Petrosyan defeats Gregory Rodrigues(MMA Decisions)

 アルメン・ペトロシアン vs. グレゴリー・ホドリゲスのジャッジの採点。Mike Bellが1,2Rペトロシアン、3Rホドリゲスで29-28ペトロシアン勝利。Douglas Crosbyが1Rペトロシアン、2,3Rホドリゲスで29-28ホドリゲス勝利。Tony Weeksがフルマークでペトロシアンで30-27ペトロシアン勝利でした。

 主要サイトの採点は29-28ペトロシアン支持4人、29-28ホドリゲス支持10人でした。


Carlos Hernandez defeats Victor Altamirano(MMA Decisions)

 カーロス・ヘルナンデス vs. ビクター・アルタミラノのジャッジの採点。Mike Bellが1,2Rヘルナンデス、3Rアルタミラノで29-28ヘルナンデス勝利。Sal D'Amatoがフルマークでヘルナンデスで30-27ヘルナンデス勝利。Dave Hagenが1,3Rアルタミラノ、2Rヘルナンデスで29-28アルタミラノ勝利でした。

 主要サイトの採点は29-28ヘルナンデス支持5人、29-29ドロー支持1人、29-28アルタミラノ支持8人でした。


Priscila Cachoeira defeats Ji Yeon Kim(MMA Decisions)

 スプリットデシジョンではありませんが、物議を醸した判定だったプリシラ・カショエイラ vs. キム・ジヨンのジャッジの採点の紹介します。3者とも1,3Rカショエイラ、2Rキムで29-28カショエイラ勝利でした。

 主要サイトの採点は29-28カショエイラ支持1人、29-28キム支持13人、30-27キム支持1人でした。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFN202 カーロス・ヘルナンデス キック ヴィクター・アルタミラノ

【UFN202】組みで疲弊を避けたクリンチ&キックBOX戦。ヘルナンデスが、アルタミラノに競り勝つ

<フライ級/5分3R>
カーロス・ヘルナンデス(米国)
Def.2-1:30-27.29-28.28-29
ヴィクター・アルタミラノ(メキシコ)

サウスポーからスイッチを繰り返すアルタミラノが左を当て、ヘルナンデスのパンチに組んでいく。ヒザを入れて離れたヘルナンデスが右を伸ばす。左をヒットさせ、左ミドルを入れたアルタミラノはヘルナンデスの前進に組んでクリンチも、テイクダウンを狙う組みではない。組み、離れてヒザやパンチという打撃戦のなかで距離を詰まるとクリンチという展開のなか、ヘルナンデスが左フックを当てる。アルタミラノは左ミドル、ヘルナンデスも右をミドルを蹴り返す。

飛び込みざまのストレートから蹴りにつながるアルタミラノは、組みで崩そうとするヘルナンデスに左ミドルを蹴り込む。効いたように見えるヘルナンデスが右ハイを繰り出し、続く組みではボディロックでテイクダウンを奪う。クローズドを取ったアルタミラノが、下からパンチを打っていく。パスにレッスルアップを合わせたアルタミラノ、両者がスタンドに戻り初回が終わった。

2R、サウスポーからテンカオ狙ったアルタミラノ。これは届かずクリンチの攻防になり、ケージ中央で胸を合わせた状態からケージにヘルナンデスを押し込む。すぐに離れると、アルタミラノが左ミドルを入れ、クリンチになるとヘルナンデスが離れ際にヒザを顔まで突き上げる。ステップインから右をヒットさせたヘルナンデスに対し、アルタミラノは高い位置の蹴り、スピニングバックフィストをかわして左ミドルを入れる。

サウスポー基調で、バックステップやステップインで構えを変えるアルタミラノが、左ミドル。ヘルナンデスが左フックを打ち込む。パンチの精度でヘルナンデスが上回るようになり、アルタミラノは左ミドルをダックアンダーから組んで離れた直後に決める。これは効いたか、アルタミラノが近い距離でパンチ合戦に挑み、ヘルナンデスがヒザを突き上げる。終盤のクリンチで上を取り、すぐにスクランブルという同じ展開で、パンチで打ち勝ちミドルを効かされたヘルナンデスが印象点を取りに行ったか。

最終回、直ぐに組んだアルタミラノだが、ヘルナンデスがケージに押し込む。テイクダウンの攻防では、小手を決めたヘルナンデスが腹ばいで耐えて離れる。アルタミラノは左ミドルからパンチにつなげ、次のクリンチでは両ワキを差してケージへ。細かいヒザを続け、ヘルナンデスのヒザで離れると左アッパー、近づくとエルボーとアルタミラノが攻勢に。

ワンツーから右ハイのヘルナンデス、アルタミラノの左ミドルを返す。クリンチで小手投げを狙ったヘルナンデス、離れると左ミドルを蹴られてもワンツーを伸ばす。テイクダウン狙いのクリンチに変わったヘルナンデスは右ミドルを蹴り、接近戦ではパンチ&ヒザ、そしてエルボーを放つ。アルタミラノはミドルを入れ、ダブルレッグで尻もちをつかせる。ヘルナンデスがすぐに立ち上がり、パンチの応酬で時間となった。

小刻みに動き続けた両者、組みで疲弊しない打撃&クリンチ合戦──決定機がないガチャガチャとした攻防は、スプリットでヘルナンデスに凱歌が上がった。


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【UFN202】計量終了 第1試合に──平良の第2戦が戦うこともある元LFA王者アルタミラノ登場

【写真】アルタミラノとヘルナンデス、どちらかが平良の相手になることは十分にあり得る(C)Zuffa/UFC

26日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN202:UFN on ESPN+60「Makhachev vs Green」の計量が行われた。

メインはヌルマゴが現役を退いた後、イーグル軍団を引っ張るイスラム・マカチェフがオクタゴン10連勝(※戦績は10勝1敗、2戦目にアドリアーノ・マルチンスにKO負けを喫している)を賭けて、160ポンド契約でボビー・グリーンと対戦する。

当初、ライト級でベニール・ダリューシュと戦う予定だったマカチェフ、ダリューシュの負傷欠場で勝って挑戦権獲得という筋書きは修正が必要になるかもしれにが、近い距離での打撃戦を許さないテイクダウン能力が、グリーンを相手に炸裂するか要注目だ。


今大会は韓国のキム・ジヨン、中国のシャオ・ロン、香港からはラモーナ・パスカルと東アジア所縁のファイターが3人もラインナップに含まれている。

しかし、ライト級のドミクル・クルーズ・スタイルの継承者イグナシオ・バハモンデスと戦うシャオ・ロンが160ポンドと大幅に計量オーバーに。ファイトマネーを40パーセントを没収され、キャッチウェイト戦を戦う機会を得ている。

この他、LFA~UFCショートノーティス・コンビといえるグレゴリー・ホドリゲス&トレンス・マッキニーが揃い踏みする。ホドリゲスはオクタゴン3連勝、マッキニーはLFA時代から5試合連続の初回フィニッシュ記録を伸ばすべきケージに足を踏み入れる。

そんなか日本のファンにとって要注目なのが、第1試合に出場するヴィクター・アルタミラノだ。LFAフライ級王者からコンテンダーシリーズを経てUFCデビュー戦を迎えるアルタミラノに対し、対戦相手のカーロス・ヘルナンデスも昨年のコンテンダーシリーズからのステップアップファイターだ。

LFA時代は纏まりはあるもののコレといった強さを見せることはなかったアルタミラノだが、コンテンダーシリーズで一進一退の攻防で、前に出る姿勢と折れない心の持ち主であるこを世に示した。

アルタミラノは平良達郎のUFC初戦の相手カーロス・キャンデミラノと、コンテンダーシリーズで対戦し競り勝っている。ガチャガチャな動きにある軸は、気持ちの強さ。平良と対戦することも十分にあり得るアルタミラノの試合──見逃すことはできない。

■視聴方法(予定)
2月27日(日・日本時間)
午前6時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN202計量結果

<160ポンド契約/5分5R>
イスラム・マカチェフ: 160ポンド(72.57キロ)
ボビー・グリーン: 158ポンド(71.66キロ)

<ミドル級/5分3R>
ミシャ・サークノフ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ウェリントン・トゥルマン: 185ポンド(83.91キロ)

<女子フライ級/5分3R>
プリシラ・カショエイラ: 125ポンド(56.7キロ)
キム・ジヨン: 126ポンド(57.15キロ)

<ライト級/5分3R>
アルマン・ツァルキャン: 156ポンド(70.76キロ)
ヨエル・アルバレス: 156ポンド(70.76キロ)

<ミドル級/5分3R>
グレゴリー・ホドリゲス: 186ポンド(84.37キロ)
アルメン・ペトロシアン: 186ポンド(84.37キロ)

<ライト級/5分3R>
イグナシオ・バハモンデス: 154.5ポンド(70.08キロ)
シャオ・ロン: 160ポンド(72.57キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ジョシアニ・ヌネス: 145.5ポンド(66.0キロ)
ラモーナ・パスカル: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
テランス・マッキニー: 156ポンド(70.76キロ)
フェレス・ジアム: 155ポンド(70.31キロ)

<フェザー級/5分3R>
アレハンドロ・ペレス: 144.5ポンド(65.54キロ)
ジョナサン・マルチネス: 144ポンド(65.31キロ

<ウェルター級/5分3R>
ラミズ・ブラヒメジ: 170.5ポンド(77.34キロ)
マイケル・ギルモア: 170.5ポンド(77.34キロ)

<フライ級/5分3R>
ヴィクター・アルタミラノ: 123ポンド(55.79キロ)
カルロス・ヘルナンデス: 125ポンド(56.7キロ)

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