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【PFL】原点回帰?! PFLがP4P含め、9つの公式ランキング発表。菊入正行&渡辺華奈が9位でランクイン

【写真】防衛戦を控えたライト級世界王者ウスマン・ヌルマゴメドフがP4Pでも1位に。PFLの顔だ(C)PFL

27日(火・現地時間)、本年度よりPFLがランキング制を用いることと同時にバンタム級~ヘビー級、そして女子フライ級の8階級とP4Pのランクを発表した。

同ランキングはPFLが管轄するのではなくコンバットスポーツの調査機関・データ企業であるコンバット・レジストリ―が試合結果、試合中のパフォーマンス(手数や攻勢点)を統計して割り出し、また各大会後の記者及び関係者の投票によって順位が決定されるというもの。

シーズン制&ワールドトーナメントを廃止し、現状2026年はドバイを皮切りに3月にはスペイン&米国ピッツバーグ。4月にシカゴとボストンと米国の回帰のようなイベントスケジュールが明らかとなっているPFL。従来のMMA興行に切り替わったPFLのストーリーラインの軸がランキング制となっていくのか。第1回ランキングのP4P1位には2月7日(土・同)にアルフィー・デイヴィスの挑戦を受けるPFL世界ライト級王者ウスマン・ヌルマゴメドフが収まっている。

また日本から菊入正行がウェルター級、渡辺華奈が女子フライ級で9位にランクされているのに注目だ。同時にクリス・サイボーグが頂点に君臨する女子フェザー級はランキングが制定されなかった点も興味深い。


基本的にベルトが創設されたタイトル戦線と昨年までのトーナメント制が最大考慮された形のランキングだが、ウェルター級7位のブライアン・バトルやライトヘビー級のタイソン・ペドロ、女子フライ級8位と10位のアリアニ・リプスキ・ダ・シウバ&ヴィヴィアニ・アロージョのようにUFCを離れ、まだPFLで戦ったことがないファイターもランクインしている。

またバンタム級7位キアラン・クラーク、ライト級8位のアレクサンデル・シャブリー、ライトヘビー級6位のルーク・トレイナーのようにBellator Champions SeriesからPFLで戦う機会のなかったサークル・ケージ系の選手もランキングに残った。

ボリス・アトンギャナ

PFLはこれまで米国でのシーズン制&トーナメント以外にビッグマッチをドバイで開催。

今後オセアニアが加わる地域リーグを欧州、MENA(中東&北アフリカ)、アフリカで実施してきた。そんな地域リーグで発掘&育成されたルイス・マクギレン(英国/欧州)、オマール・エル・ダフラウイ(エジプト/MENA)、ボリス・アトンギャナ(ベルギー/欧州)らがバンタム級、ウェルター級、そしてミドル級で下位ながらランキングに入っている。

今回は惜しくも選外となったが、バンタム級でアフリカ王者となったンコシ・ンデベレなども次戦の結果次第では十分にランカーとなりえるだろう。

これら地域リーグのファイターもグローバル的に存在が確認できるのもランキング制に利点といえるだろう。全容が日本のファンにも伝わりやすくなる可能性があるPFLだが、気になるのが国内での視聴状況だ。U-NEXTは国内独占配信から「大会ごとに中継の有無を探る」よう方向転換した。MMAPLANETではPFL首脳の一人に日本での視聴方法を確認すると「決定し次第発表する」という返答だった。


■PFL公式ランキング(2026年1月27日付)

【バンタム級】
1位セルジオ・ペティス(米国)
2位ラフェオン・スタッツ(米国)
3位テイラー・ラピルース(フランス)
4位マゴメド・マゴメドフ(ロシア)
5位マルシルリー・アウベス(ブラジル)
6位サルバツホン・ハミドフ(タジキスタン)
7位キアラン・クラーク(アイルランド) 
8位リナット・カヴァロフ(ロシア)
9位ラザロ・ダイロン(米国)
10位ルイス・マクギレン(英国) 

【フェザー級】
1位チムール・カイズリエフ(ロシア)
2位AJ・マッキー(米国)
3位ヘスス・ピネド(ペルー)
4位アダム・ボリッチ(ハンガリー)
5位イブラヒム・イブラヒモフ(ロシア)
6位ガブリエル・ブラガ(ブラジル)
7位アザエル・アジョウジ(フランス)
8位アレクセイ・パーガンデ(米国)
9位ジュリオ・アルセ(米国)
10位アクメド・マゴメドフ(ロシア)

【ライト級】
王者ウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)
1位アーチー・コルガン(米国)
2位アルフィー・デイヴィス(英国)
3位ガジ・ラバダノフ(ロシア)
4位ポール・ヒューズ(アイルランド)
5位ヤクブ・ギャズバ(ポーランド)
6位ナタン・シュルチ(ブラジル)
7位ジェイジェイ・ウィルソン(ニュージーランド)
8位アレクサンデル・シャブリー(ロシア)
9位デラー・ケリー(アイルランド)
10位コナー・ヒューズ(英国)

【ウェルター級】
1位シャミル・ムサエフ(ロシア)
2位ラマザン・クラマゴメドフ(ロシア)
3位サッド・ジーン(米国)
4位ローガン・ストーリー(米国)
5位アブドゥル・アブラギモフ(フランス)
6位マゴメド・ウマラトフ(ブラジル)
7位フロリン・ゼンデリ(アルバニア)
8位オマール・エル・ダフラウイ(エジプト)
9位菊入正行(日本)
10位クリス・ミクサン(米国)

【ミドル級】
王者カステロ・ヴァン・スティーニス(オランダ)
1位ジョニー・エブレン(米国)
2位ファビアン・エドワース(英国)
3位インパ・カサンガネイ(米国)
4位ジョーダン・ニューマン(米国)
5位ダルトン・ロスタ(米国)
6位アーロン・ジェフリー(カナダ)
7位ブライアン・バトル(米国)
8位ジョシュ・シルヴェイラ(米国)
9位ボリス・アトンギャナ(ベルギー)
10位ヘイダー・カーン(英国)

【ライトヘビー級】
王者コーリー・アンダーソン(米国)
1位アントニオ・カルロスJr(ブラジル)
2位ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ(トルクメニスタン)
3位ロブ・ウィルキンソン(豪州)
4位シメオン・パウウェル(英国)
5位ラスル・マゴメドフ(バーレーン)
6位ルーク・トレイナー(英国) 
7位サリバン・コーリー(米国)
8位エミリアーノ・ソルディ(アルゼンチン)
9位タイソン・ペドロ(豪州)
10位ハファエル・シャビエル(ドイツ)

【ヘビー級】
王者ワジム・ネムコフ(ロシア)
1位ヒーナン・フェヘイラ(ブラジル)
2位オレッグ・ポポフ(ロシア)
3位デニス・ゴルソフ(ロシア)
4位リントン・ヴァッセル(英国)
5位ホドリゴ・ナシメント(ブラジル)
6位セルゲイ・ビロシチェニ(ロシア)
7位スリム・トラベルシ(チュニジア)
8位プーヤ・ラフマニ(UAE)
9位アブラハム・バブリー(英国)
10位カール・ウィリアムス(米国)

【女子フライ級】
1位ダコタ・ディチェバ(英国)
2位リズ・カモーシェ(米国)
3位タイラ・サントス(ブラジル)
4位スミコ・イナバ(米国)
5位デニス・キルホルツ(オランダ)
6位パウリナ・ヴィシニエフスカ(ポーランド)
7位ジェナ・ビショップ(米国)
8位アリアニ・リプスキ・ダ・シウバ(ブラジル)
9位渡辺華奈(日本)
10位ヴィヴィアニ・アロージョ(ブラジル) 

【P4P】
1位ウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)
2位ワジム・ネムコフ(ロシア)
3位コーリー・アンダーソン(米国)
4位カステロ・ヴァン・スティーニス(オランダ)
5位シャミル・ムサエフ(ロシア)
6位ジョニー・エブレン(米国)
7位サッド・ジーン(米国)
8位AJ・マッキー(米国)
9位セルジオ・ペティス(米国)
10位ポール・ヒューズ(英国)

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45 BELLATOR ISAO MAX MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase355 PFL RIZIN YouTube   イーブ・ランジュ カリベク・アルジクル・ウルル パンクラス 中島太一 海外 菊入正行

【Pancrase355】猛者カリベク戦前のISAO「やりがいのある相手、意味のある試合を意識してやりたい」

【写真】カリベクの強度をISAOらしく吸収できるか (C)MMAPLANET

27日(日)に東京都立川市の立川ステージガーデンで開催されるPANCRASE 355にて、ISAOがカリベク・アルジクル・ウルルと対戦する。
Text by Takumi Nakamura

元フェザー級&ライト級KOPのISAOが約4年ぶりにパンクラスに帰ってくる。ISAOは4年前=2021年5月に中島太一を判定で下し、2023年11月にBellatorに参戦。第二次サークルケイジ挑戦となったイーブ・ランジュ戦では勝利を掴むことが出来なかった。

その後も継続してBellator参戦を模索していたものの、自身の怪我とPFLによるBellatorの買収劇により、実戦の場から遠ざかる結果となってしまった。ホームリングとなるパンクラスからの再出発、カリベク戦を前にしたISAOに話を訊いた。


――ISAO選手、お久しぶりです。2023年11月のBellatorでのイーブ・ランジュ戦以来、約1年8カ月ぶりの試合が決まりました。この間はどのように過ごされていたのですか。

「当時はBellatorと契約していたので、引き続きBellatorで試合を組んでもらう方向で動いていました。それで準備を続けていたら夏頃に練習で足首を骨折してしまい、しばらく練習できなくなったんです。そうしたら今度はBellatorがPFLに買収されてしまい、Bellatorそのものが消滅、契約もリセットされた状況です」

――Bellatorへの継続参戦を視野に入れていたのですね。

「はい。実際に試合を組んでもらうように動いてもらっていたんですけど、交渉の途中で買収の話がでてきて、契約はどうなるの?みたいな感じではあったんですけど、結局(契約が)なくなった、みたいな感じですね」

――怪我で試合ができなかったのは仕方ないにせよ、団体の買収は選手の立場ではどうしようもない出来事です。Bellatorが買収された時点でどういう契約になっていたのですか。

「色々とマネージャーから契約状況は確認してもらっていたのですが、直近の試合で負けた選手は契約更新しない、勝った選手はそのままPFLと契約することになりそうということで、自分の場合は契約終了ということになっちゃいましたね」

――時間は経ってしまいましたが、ランジュ戦を振り返っていただけますか。

「ちょっとコンディションが良くなかった部分があって、時差ボケやブランクがあったのかもしれないですが、何か感覚がよくなかったですね(苦笑)」

――いつもは自分から試合を作っていくISAO選手が受けに回っていたことが意外でした。コンディション的なところで体が重かったのでしょうか。

「自分の体が動きづらいところろもあったし、相手のランジュも独特な動きをする選手で、そこを警戒しすぎたかもしれないです」

――結果的にBellator再挑戦は敗北で終わり、Bellatorそのものが消滅となってしまいました。さらに怪我での欠場もあり、まさに激動の時間を過ごしていたと思うのですが、復帰に向けてどんなことを考えていたのですか。

「そこまで深くは考えていなかったんですけど、今回こうしていい相手と試合を組んでもらって、しっかり勝ち星を上げて、ここからという感じになると思います。この試合を落とさずに勝つこと。ここが大事だと思います」

――復帰の時期としては今年の夏頃をイメージされていたのですか。

「今年に入ってからちょっとずつ練習を再開して、半年後~夏くらいまでには試合をやりたいと思っていました」

――パンクラスでの復帰は以前から考えていたものだったのですか。

「マネージャーと次の試合について話し合っているなかで、試合間隔も空いているから、まずは1戦復帰戦をやって、それから将来的なことを考えていこうという結論になったんです。そこでパンクラスが試合を組んでくれるということになって、お願いすることになりました。いきなりまた海外の大会に挑戦するのではなく、一度国内で復帰戦をやって…という感じですね」

――そういった中でカリベク・アルジクル・ウルルと試合が組まれましたが、試合が決まった時の心境は?

「こういった強い外国人選手を呼んでもらって感謝しています」

――例えばただ復帰する・パンクラスに出るというだけではなく、意味のある相手と戦いたかったですか。

「そうですね。これからはやりがいのある相手、意味のある試合を意識してやりたいと思っています。そういう意味でカリベクはワクワクする相手ですね」

――ISAO選手の戦績を振り返ると2010年にアルトゥール・ウマハノフと対戦していますが、中央アジア系の選手と対戦するのは今回が初めてです。現代MMAでは中央アジア出身の選手が一大勢力になっていますが、そういった相手と戦うことをどう感じていますか。

「実はそうなんですよ。ヨーロッパや南米の選手とはやってきたのですが、中央アジアの選手とやったことがないんです。みんな相手を怖がらず、ガンガン攻めるタイプの選手が多い印象です」

――話せる範囲で構いませんが、カリベク相手にどのように戦いたいですか。

「実際にやってみないと分からないですが、変な打撃をもらわないように慎重に戦って、相手の勢いを上手く流しながら、自分のペースで先に先に持っていけるようにしたいなと思います」

――受けて立つところは受けて立ち、流すところは流す、と。

「そうですね。基本的に相手の攻撃をもらわないようにしながら、仮にもらっても致命傷は受けないようにしつつ、自分の攻めるところで攻める。そういう試合をしたいです」

――ISAO選手は今年10月で37歳になりますが、今のパンクラスを見て感じることはありますか。

「自分もおっさんになってきたんで、回りはみんな年下ばかりだなと(笑)」

――逆にキャリアを重ねたからこそ出来る戦い方、試合の勝ち方も分かってきましたか。

「そこはまさに試合で肌で感じてみて、ですね。実際に組んだ感触だったり、力の使い具合だったり、相手の呼吸だったり……コンタクトして色んなことを感じながら試合を組み立てていきたいです」

――所属しているNEVER QUITにも菊入正行選手をはじめ中量級の強豪が多いですよね。

「みんな元気はつらつで強いので(笑)、そういう選手たちと普段から肌を合わせているという部分には自信を持っています」

――今はカリベク戦に集中していると思いますが、例えばもう一度海外にチャレンジしたいのか、それとも国内のビッグイベントとしてRIZINにも興味があるのか。そのあたりはどう考えていますか。

「カリベク戦に勝てば道が開けて海外の方向もあると思いますが、今はこの試合に勝つことがすべてですし、ここで勝つことが出来れば色々と動いていけるのかなと思います」

――残りの格闘技人生で完全燃焼したい、やりきりたいという想いは強いですか。

「はい。これからも強い相手・やりがいのある相手を求めて、悔いなくやっていきたいと思います。どういった舞台で試合をしていくかは周りと話し合いながら、決めていきたいと思います」

――ISAO選手の久々の試合を楽しみにしているファンのみなさんにメッセージをいただけますか。

「久しぶりの日本での試合なんで、たくさんの方にいい姿を見せられるように、しっかり作り上げて、いい勝ちを見せたいと思います」

■視聴方法(予定)
7月27日(日)
午後1時15分~ U-NEXT

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45 BELLATOR MAX MMA MMAPLANET o PFL PFL WT2025#05 サッド・ジーン ジェイソン・ジャクソン ローガン・ストーリー 菊入正行

【PFL WT2025#05】無敗ジーンがジャクソンにスプリット判定で勝利。W級決勝でストーリーと激突

【写真】苦戦を強いられながらもジーンが無敗継続。決勝ではストーリーのTDをどう攻略するか(C)PFL

<ウェルター級準決勝/5分3R>
サッド・ジーン(米国)
Def.2-1:30-27.29-28.28-29
ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)

ジャクソンが細かいステップからジャブを突く。ジーンはサウスポーにスイッチして足への前蹴りと右ローを蹴る。ジーンは構えを戻し、ジャクソンが右カーフを蹴る。ジーンはジャクソンのジャブに右をかぶせて、ジャブとインロー。ジーンが回り込んでの左アッパーを当てると、続くジャブ=左ストレートでダウンを奪うと、ジャクソンのガードからの攻めを外してパンチを落とす。

距離を取ったジーンはジャクソンを立たせる。ジーンが右アッパーの連打から前に出る。ジャクソンも組みついてテイクダウンし、立ち上がるジーンのバックにつく。ジーンも正対して離れる。試合がスタンドに戻るとジーンが左アッパーを突き上げる。組んだジャクソンがテイクダウンを狙うと、ジーンが投げを狙いながら離れる。

ジャクソンが右カーフ、ジーンも右カーフと前蹴りを返す。サウスポーに構えるジーンに対し、ジャクソンが右ハイ。前に出るジャクソンが右アッパーを狙い、ダブルレッグでテイクダウンすると亀になるジーンのバックにつく。ジャクソンはジーンの右足を自分の足でフックし、ジーンが腰を上げたところでラウンド終了となった。

2R、サウスポーのジーンに対し、ジャクソンが前に出る。ジーンがオーソドックスに戻ると右カーフを蹴り、圧力をかけるジャクソンがダブルレッグで組みつく。左腕を差してケージに押し込むジャクソンだが、ジーンも離れる。ジャクソンは離れ際に右ヒザを入れる。試合がスタンドに戻るとジャクソンが左フックから右ストレート。サウスポーのジーンが右フックを放つと、ジャクソンがダブルレッグを合わせてテイクダウンする。

ジーンはケージを背にして立ち上がると、逆にジャクソンに組みついてテイクダウンを仕掛ける。ジャクソンをケージに押し込んでバックを狙いつつ、ジャクソンが正対するとジーンが離れる。スタンドではジャクソンがジャブを突き、ジーンが構えをスイッチしながら右カーフを蹴る。前に出るジャクソンが右ストレートで飛び込むと、組んだジーンがジャクソンをケージに押し込む。

ジャクソンはジーンのテイクダウンを切りながらヒザ蹴り。離れ際にジーンがヒジを振る。今度はジーンが前に出て左ストレートから右フック、ジャクソンが右アッパーを突き上げる。ジーンはガードを下げて左右のストレート、ジャクソンも右を見せつつ左フックを振る。残り20秒でジャクソンがダブルレッグに入り、ジーンの立ち際にバックに回る。

3R、前に出るジャクソンが細かくジャブを突く。ジーンがサウスポーに構えると右ミドルを蹴り、ジャブからパンチをまとめる。オーソドックスに構えたジーンもジャブから前に出て、左フックから右ボディ。ジャクソンはジャブを起点にテイクダウンを狙う。離れたジーンは右カーフを蹴り、スイッチして関節蹴りとインロー。このインローがローブローとなってしまう。

再開後、ジャブで前に出るジャクソン。ジーンは右ローを蹴る。細かくスイッチを繰り返すジーンに対し、ジャクソンはパンチで前に出ながら組みつく。四つの攻防ではジーンが離れてジャブとワンツー。今度はジーンが組んでジャクソンをケージに押し込むが、ここはジャクソンが離れる。サウスポーのジーンに対し、ジャクソンがジャブと右ボディストレート。ジーンも左ストレートから右フックにつなげる。ジャクソンがジャブから右ストレート、ジーンは下がりながら左ストレートを返す。この打撃戦からジャクソンがダブルレッグに入り、ジーンがギロチンへ。

ジーンが立ち上がろうとすると、ジャクソンをバックを狙い、ジーンもそれを許さない。最後はジャクソンがジーンをケージに押し込む形で試合終了となった。判定は2-1と割れてジーンが勝利。ジーンが元Bellator王者のジャクソンを下して無敗を継続。決勝で日本の菊入正行を下したローガン・ストーリーと対戦することとなった。


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45 MAX MMA MMAPLANET o PFL PFL WT2025#05 ローガン・ストーリー 菊入正行

【PFL WT2025#05】菊入が2Rに打撃で追い込むも、ストーリーの組みに判定負け。W級準決勝敗退に終わる

【写真】2Rに流れを掴んだ菊入だったが、3Rにストーリーが執念のTD&トップキープ。これがベスト4の壁か (C)PFL

<ウェルター級準決勝/5分3R>
ローガン・ストーリー(米国)
Def.3-0:30-27.29-27.29-28
菊入正行(日本)

菊入が腰を落として構え、ジャブを突いて前に出ていく。ストーリーが左フックから組みつこうとするが菊入が離れる。菊入は前蹴りで距離を取るが、ストーリーが右ストレートから菊入に組みつき、菊入の後ろに回って持ち上げるようにしてテイクダウンする。菊入は半身になって立ち上がろうとするが、ストーリーが菊入を寝かせる。

ストール―は菊入の左足を超えてハーフガードで上になってヒジ。自分の左手を背中超しに回し、菊入を立たせないようにして鉄槌とヒジを連打する。菊入はストーリのパンチをもらいながらも亀になって立ち上がる。ストーリーはそのまま後ろについて菊入を寝かせる。先ほどと同じ形でストーリーがハーフガードでトップキープする。

菊入は左腕を差して、潜りから展開を作ろうとするがストーリーのトップキープが強い。ストーリーは残り20秒を切ったたところで体を起こしてヒジとパンチを連打。ケージを背にした菊入が立ち上がろうとしたところでラウンド終了となった。

2R、菊入はジャブと右の前蹴り、右ストレートにつなげる。ストーリーが右カーフを蹴ると、菊入も右カーフを蹴り返す。菊入はパンチのフェイントから右カーフ。じりじりと前に出るストーリーがジャブから組みついて、菊入をケージに押し込む。菊入は左腕を入れて深く組ませず、続くストーリーのシングルレッグを切って離れる。試合がスタンドに戻ると菊入が右アッパーから左フック、ジャブ、ワンツー、右カーフと手数を増やす。

さらに菊入が右アッパーから右ストレートを当てると、ストーリーの動きが止まる。ストーリーはダブルレッグに入ってバックに回るが、菊入はケージに体を預けながら離れる。菊入がジャブ、さらに右アッパーから左フック、右の前蹴り。ストーリーはジャブで前進。ここでダブルレッグに入ると、ストーリーはすぐに左腕を背中にから回して菊入の左腕を取って寝かせる。ここは菊入も腕を外して立ち上がって離れる。

菊入がジャブと左フック、右ストレート。ストーリーも右ストレートを打ち返す。菊入は顔面前蹴り、ジャブから前に出て、ストーリーのダブルレッグを切る。ストーリーも必死にシングルレッグで組みつき、菊入は足を抜きながら離れようとするが、ストーリーもしつこく足を持ってテイクダウンする。菊入はケージに背中を預けて立ち上がり、正対して2Rを終える。

3R、菊入はジャブを細かく当てて、ストーリーの前進に左フックと右ストレートを当てる。ストーリーがダブルレッグに入り、菊入は半身になって右手をマットについて立とうとするが、ストーリーは菊入の右手を引いて寝かせる。ストーリーは肩固めを狙いつつ、菊入の左足をまたぐ形のハーフガードでトップキープする。

菊入は半身になって立ち上がろうとするが、ストーリーがトップキープを続けて時間を使う。菊入は右腕を差して潜りで展開を作ろうとするが、ストーリーがトップキープ。残り1分で菊入が背中を見せて立ち上がるが、ストーリーがそのまま菊入に組みついてテイクダウンして、トップキープする。菊入も背中を見せて立ち上がり、終了直前に正対する。最後の最後に逆転を狙った菊入のパンチは空を切った。

判定は3-0でストーリーが勝利。2Rに打撃で活路を見出した菊入だったが、1・3Rはストーリーのテイクダウン&トップキープを崩すことが出来ず、ウェルター級トーナメント準決勝敗退となった。


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45 AB Black Combat Brave CF MAX MMA MMAPLANET o PFL PFL WT2025#05 RIZIN UAEW YouTube アダム・ボリッチ イーブ・ランジュ ガブリエル・ブラガ キム・テキュン ケンドリー・セントルイス サッド・ジーン ジェイソン・ジャクソン ジェレミー・ケネディ ジョセフ・ルシアーノ ヌルザン・アキシェフ ヘスス・ピネド ムハメド・ベルハモフ モヴィッド・ハイブラエフ ローガン・ストーリー 菊入正行

【PFL WT2025#05】Fe級準決ハイブラエフ戦へ、キム・テキュン「絶対勝つといより、負ける気がしない」

【写真】キム・テキュンは145.6ポンドでクリア。ハイブラエフも145.5ポンドで計量をパスしている (C)PFL

12日(金・現地時間)にテネシー州ナッシュビルのナッシュビル・ミュニシパル・オーデトリアムで開催されるPFL WT2025#05。フェザー級トーナメント準決勝でキム・テキュンがモヴィッド・ハイブラエフと対戦する。
text by Manabu Takashima

ヘスス・ピネド、ガブリエル・ブラガ、そしてハイブラエフとPFL=北米シーンで実績を残すサミファイナリスト達と並び初戦を立ち抜いたキム・テキュンは、連戦で減量状態続きの状態にはストレスを感じながらも勝ち上がりに絶対の自信を持っていた。

4人のなかで最もネームバリューの無い彼だが、中東のタフなプロモーションで実力者と戦ってきた日々が、その自信の裏付けとなっていた。

■キム・テキュンの母国以外の対戦記録
:2019年11月
won エリッキ・ダ・シウバ(ブラジル※その時点での戦績22勝6敗)@BRAVE CF
:2020年10月
won アルトゥル・チャベス(メキシコ※同7勝5敗)@BRAVE CF
:2021年3月
Won フセイン・カジマゴメフ(スイス※同7勝0敗)@BRAVE CF
:2021年8月
Won ヌルザン・アキシェフ(カザフスタン※同11勝2敗)@BRAVE CF
:2021年3月
Lost ロマン・バガトフ(ロシア※同12勝1敗)@BRAVE CF(フェザー級王座決定戦)
:2024年1月
Won カーロス・ジョン・デ・トーマス(フィリピン※同10勝4敗)@UAEW


――PFLワールドT準決勝まで10日ほど、今の調子はいかがでしょうか(※取材は2日に行われた)。

「全体的に順調に仕上がっています。良い感じです」

――4月の1回戦、ネイト・ケリーをRNCで仕留めPFL本戦における韓国人ファイターの初勝利となりました。

「勝ったことは当然、嬉しいです。ただ韓国人選手が、ほとんどPFLで戦っていないから初勝利が自分のモノになっただけだと思っています」

――歴史にその名を刻んだことも、特に想うモノのないと?

「歴史には残ったと思います。それも嬉しいです。ただ、これから2試合勝たないといけないので、この時点で喜びすぎることはないです」

――なるほどです。去年の今頃、プチョンのBlack Combatジムで話を聞かせてもらった時には、RIZINに出たいという話をされていました。結果、PFLで戦うことを選んだのは?

「残念ですが、RIZINからオファーはなかったです。PFLに関しては、優勝賞金が50万ドル。この額の多さは、参戦を決めるのに大きな要因になっています」

――シーズン制の100万ドルから半額になりました。契約をするときもシーズン制でなく8人トーナメントだったのですか。

「ハイ。国の契約する時からシーズン制でなくトーナメント。優勝賞金も50万ドルでした。半額になったことは正直、残念です。でも、それ以上に世界に向けて存在証明ができる場としてPFLを選んだという一面もあります」

――国の経済としては苦しいですが、ウォン安で以前よりも25パーセント増しの額は大きいですよね。7億5000万ウォンになります。

「そうですね。以前だと5億ウォンですからね(笑)。個人的には嬉しい限りです。ただ国家の経済を考えると、申し訳ないですね。この国のことが、好きですから」

――ところで、これまでのキャリアで4カ月で3試合という試合間隔はなかったかと思います。

「まずケガをしないように気を付けないといけないですね。それと常に減量をしているような状態を保たないといけないのは簡単ではないです。4月に勝った時も1、2週間は食べたいモノを食べましたが、量は好きなだけ食べることはできなかったです。体重が増えないよう神経を使うので、ストレスにはなっています。

それでも順調に体重管理はできていたのですが、やはり空腹感が続くのは苦しいです(苦笑)」

――BRAVE CFやUAEWという中東系のプロモーションを経験してきたキム・テキュン選手ですが、PFLという北米メジャーのファイトウィークは何か違いは感じますか。

「実はBRAVE CFの時の方が楽でした。BRAVE CFではスーパーでの買い出しや、何か移動が必要な時は常に車を用意してくれました。PFLはさすがにそこまではなくて、そういう時は自分たちで動くしかないので。そこはBRAVE CFの方が楽でした」

――確かにBRAVEはメディアも、そういうケアをしてくれることがありました。米国は自分の力でというのも頷けます。そんななか、PFL WTでベスト4。次の対戦相手モヴィッド・ハイブラエフを始め、残ったメンバーは北米での実績とMMA界で認知されたトップファイターばかりです。そのメンバーとやり合う状況をどのように捉えていますか。

(C)PFL

「正直にいって緊張もしていないですし、プレッシャーも感じていません。

この3人に自分が負ける気がしないんですよ。ハイブラエフにしても絶対に勝てるというよりも、今言ったように負ける気がしなくて。打撃、レスリング、グラウンドとどの局面でも、若干自分の方が上で楽に戦える気がします」

――その自信、どこから生まれるのでしょうか。

「自分は韓国国内だけでなくアブダビ、バーレーン、カザフスタンでロシア人や中央アジア、ブラジル人と戦ってきました。国際戦を戦う大切さを知っているつもりです。国内で戦ってトップになり、国際戦に挑んで負ける選手たちよりも自分の経験値は遥かに上だという自負はあります。

だから、今回の試合前も全く緊張することなく準備をすることができています。過去最高にリラックスしています。そういうキャリアを選択したことで、逆に試合期間が空いてしまったこともありました。でも、この間に力をしっかりとつけることができたとも思っています。それだけやってきたので、試合前でもリラックスできているんだと思います」

――とはいえ1回戦に勝った時は、目に光るモノが見られたようにも感じました。

「あれは……ここまでやってきた苦労が報われた。そういう喜びですね。やはり大舞台で戦うことができず、試合機会を待っていた期間は精神的にも厳しかったですから」

――ではさらに報われるために、今回のハイブラエフ戦は重要になってきます。

「これは今回の試合に限らず、いつも試合前に思っていることなのですが、自分がやりたい戦いをしたいと思っています。ある意味、負けても良いから悔いのない試合をする。それで負けてもしょうがない。でも、そう風に戦って勝ちたいと思っています」

――押忍。今回、ウェルター級では菊入正行選手が出場します。極東から2人のファイターが世界に挑む。そんな姿を日本のファンも応援するはずです。最後に日本のファンにメッセージをお願いできますか。

「日本で自分が知られるとは思えないのですが、試合を見て応援してくださるなら光栄です。頑張ります。アリガトウゴザイマス」

■視聴方法(予定)
6月13日(金)
午前9時15分~U-NEXT

■PFL WT2025#05対戦カード

<ウェルター級準決勝/5分3R>
ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)
サッド・ジーン(米国)

<フェザー級準決勝/5分3R>
ヘスス・ピネド(ペルー)
ガブリエル・ブラガ(ブラジル)

<ウェルター級準決勝/5分3R>
ローガン・ストーリー(米国)
菊入正行(日本)

<フェザー級準決勝/5分3R>
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)
キム・テキュン(韓国)

<フェザー級補欠戦/5分3R>
ジェレミー・ケネディ(ロシア)
アダム・ボリッチ(米国)

<フェザー級/5分3R>
アザエル・アジュージ(フランス)
イーブ・ランジュ(フランス)

<ウェルター級補欠戦/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)
アンソニー・アイヴィー(米国)

<ウェルター級戦/5分3R>
ジョセフ・ルシアーノ(豪州)
サレック・シールズ(米国)

<ウェルター級戦/5分3R>
ムハメド・ベルハモフ(ロシア)
ケンドリー・セントルイス(米国)

<フェザー級/5分3R>
アレクセイ・バーガンデ(米国)
ネイサン・バーズレイ(米国)

<バンタム級/5分3R>
ジェイソン・ダナー(米国)
ネイサン・ギルモア(米国)

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PFL2025#5:オッズ/展望

ジェイソン・ジャクソン 1.51
サド・ジー2.64
ヘスス・ピネド 1.41
ガブリエル・ブラガ 3.00
ローガン・ストーリー 1.13
菊入正行 6.25
モリフド・カイブラエフ 1.46
キム・テギュン 2.80
ジェレミーケネディ 2.45
アダム・ボリッチ 1.57
アザエ・ラジュウチ -
イーブス・ランドゥー -
マゴメド・ウマラトフ 1.07
アンソニー・アイヴィ 9.50
ジョセフ・ルシアーノ 1.34
サレク・シールズ 3.40
ハメド・ベルカモフ 1.39
ケンドリー・セントルイス 3.10
アレクセイ・パーガンデー 1.13
マイク・ビアズリー 6.25
ジェイソン・ダナー 1.31
ネイサン・ギルモア 3.60

ラジュウチ vs. ランドゥーは公式SNSでは発表済みだが、公式サイトには未掲載のためオッズもまだ出ていない。

今回はフェザー&ウェルター

ウェルター級トーナメント準決勝

・ジェイソン・ジャクソン vs. サド・ジー

・ローガン・ストーリー vs. 菊入正行

フェザー級トーナメント準決勝

・ヘスス・ピネド vs. ガブリエル・ブラガ

・モリフド・カイブラエフ vs. キム・テギュン

パンクラス王者菊入は元Bellator暫定王者のローガン・ストーリーと対戦。レスリングエリートで、3Rすべてで組んでコントロールして削り続けた厄介な相手。残念ながら、菊入はトーナメント4試合中一番のアンダードッグ。

逆ブロックは元Bellator王者で、無敗のヤロスラフ・アオモソフを破ってタイトルを獲得したが、ラマザン・クラマゴメドフに敗れて王座から陥落したジェイソン・ジャクソンがフェイバリット。相手のサド・ジーンは一応PFLの育成イベント出身だが、本戦出場は(他の選手同様)初めてで、PFLサイドというイメージはない。一回戦ではBellator2勝1敗1NCのムハメド・ベルカモフから1RKO勝ち。まだ無敗だが、実力未知数。

フェザー級は元Bellator勢が全滅。ピネド vs. ブラガは2年前のPFL決勝の再戦で、2年前はブラガが予選リーグでスプリット判定勝ちしたものの、決勝ではピネドがKO勝ちしている。

カイブラエフも元PFL優勝者(2021年)で、一回戦はBellatorタイトル挑戦者のジェレミーケネディにスプリット判定勝ち。相手のテギュンはローカルイベントの試合のみで、一回戦がメジャーデビュー戦だった。

ウェルター級補欠戦には、昨年準優勝で、今年も優勝候補筆頭と見られていたが、一回戦を体重オーバーで失格となったウマラトフが登場。相手のアイヴィーはPFLではワンマッチで2戦して2勝の選手。ウマラトフ自身もそうだが、わりと直前の計量で欠場することになる選手がいるので、ウマラトフが復活する可能性もわりとある。

フェザー級の補欠戦は一回戦で敗退したジェレミーケネディ vs. アダム・ボリッチというBellator対決。

第1試合開始は13日(金曜日)9時半から。菊入の試合は13時開始のメインカードの2試合目となっている。速報します。

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【PFL WT2025#05】ウェルター級T準決勝=ストーリー戦へ。菊入正行「勝ったら、ちょっとした偉業達成」

【写真】ナッシュビルといえばギブソン。そして楽器屋街──に、妙にマッチしたダン・ハーディーを挟んでストーリーと (C)KOJI ANDO

12日(金・現地時間)にテネシー州ナッシュビルのナッシュビル・ミュニシパル・オーデトリアムで開催されるPFL WT2025#05。ウェルター級トーナメント準決勝で菊入正行がローガン・ストーリーと対戦する。
text by Takumi Nakamura

トーナメント一回戦ではTUF32キャストでCage Warriors ウェルター級王者の肩書を持つヨナス・バカルと対戦した菊入。試合は2R終了時にバカルがヒザを負傷してTKOという形で終わったが、菊入はスクランブルの攻防とパンチの正確さでバカルを上回った。

準決勝の対戦相手は元Bellator世界ウェルター級暫定王者のローガン・ストーリー。菊入にとっては過去最強の相手であり、ここを突破すればウェルター級日本人ファイターによる偉業達成とも言える。この大一番に挑む菊入に話を訊いた。


――米国行き直前のインタビューありがとうございます(※取材は5日に行われた)。今回の出発はいつになるのですか。

「8日の日曜日に出発します。日本でのトレーニングは金曜日までやって、という感じですね」

――トーナメント1回戦はヨナス・バカルのヒザの負傷により2R終了時にTKO勝利という形でした。試合中に相手の異変は感じましたか。

「2Rの終わり際にバカルがテイクダウンを取った時にヒザが外れたと言っていたんですけど、試合中は特に異変は感じなかったです。インターバル中にセコンドの安藤(晃司)さんから『3R目で人生変えろ!』と檄を飛ばされていて、自分も気合いを入れていたら、試合が終わっちゃって。ちょっとびっくりしましたね」

――アクシデント的なフィニッシュでしたが、そこまでの試合展開を振り返っていただけますか。

「前回は少し組みを混ぜて戦ってみたり、自分の試したかったことができた試合だったかなと思います」

――言える範囲で構わないですが、何を試そうと思ったのですか。

「やっぱりテイクダウンですね。相手が自分より打撃が強いストライカーということを意識して練習していたので、相手の打撃のプレッシャーが強かった時に、自分から組んでテイクダウンするような試合展開をできたらいいなと考えていました。実際にそういった試合運びができたのが良かったかなと」

――ただ、バカルは過去の試合を見ても打撃主体のスタイルだったので、開始直後にバカルが組んできた時は想定外でしたか。

「試合が終わった後に少しバカルと話をしたら『簡単にテイクダウンできそうだったから、そっちに切り替えた』みたいなことを言われて、なめんなよとは思いました(苦笑)」

――試合を通して自分の距離をキープして打撃を当てる、そこから組むという動きを徹底していたように感じました。

「練習ではかなり組みはやっていて、それを試合で発揮することが少なかったというか。今回のトーナメントでバカル相手に組まなかったら、おそらく自分から組むことはないなと思って、練習からそこ(自分から組む)は意識していました」

――試合後は安藤さんとは、どのような話を?

「やっぱりこう…打撃で行きすぎちゃったところがあったかなと。実際に行きすぎたと思ったところでパンチをもらったり、そこから少し押されちゃった部分があるんで、そういうところがまだ良くなかったと思います。安藤さんからも『あそこはちょっと行き過ぎだよ』みたいに指摘されました」

――ウェルター級という部分も含めて余計な被弾はせず、可能な限りリスクを減らして勝ちにいくことは意識していますか。

「僕は試合では打ち合わないし、安藤さんも打ち合いを好むタイプのファイターじゃない。僕は安藤さんに教えられた通りのことをやるし、セコンドの指示をしっかり聞いて戦っています。ただ打ち合いはしないとしても、あまりに行かなすぎるとラウンドを取られちゃうので、そこのバランスは意識していました。自分的にはちょっと行きすぎたかなと思ったんですけど、ジャッジペーパーを見ると1、2Rとも三者三様のイーブンだったんですよ。要はあの展開だとどちらがラウンドを取るか分からないわけで、リスクを押さえつつもっと行かないとダメなんだなと思いました」

――なるほど。客観的に見て判断する材料が多かったという部分でも、次に生かせるものはありましたか。

「そうですね。相手の打撃をもらわないで、打ち合いはしない。ただ相手を見すぎる部分を減らして、前に出るときは前に出る。今はそういう風に考えていますね」

――トーナメントの準決勝では元Bellator世界ウェルター級暫定王者のローガン・ストーリーと対戦することになりました。

「最初は『俺もローガンと試合やるところまできたか』という気持ちもありましたけど、今は別にそういった感情はないです。トーナメントで戦う1人の相手という感じです」

――準決勝の相手はストーリーになると予想していましたか。

「ローガンの相手がジョセフ・ルシアーノに変わった時点でローガンが上がってくるなと思っていました」

――対戦相手としては、どのような印象を持っていますか。

「見ての通り、ケージレスリングですね。とにかくケージに押し込んでテイクダウンして、トップキープして削る。そこが抜群に強いと思います」

――やはりストーリーのケージレスリングにどう対応するのかが、ポイントだと思います。そこの対応や対策はいかがでしょうか。

「今回ファイトキャンプで相手をお願いしようと思っていた選手たちの怪我が多くて、なかなか一緒に練習できる時間がなかったんですよ。その分、試合で起こりそうなシチュエーションを細かく分けて、そこの練習に付き合ってもらいました。言ってもローガンみたいな選手は日本人にはあまりいないですし、今回はそういった形で作ってきました」

――ストーリーと戦うイメージは出来上がっていますか。

「そうですね。ローガンの試合って、見ていてあまり変わらないじゃないですか。デビュー当初はすごく勢いがあって、パンチを振り回しながらテイクダウンにいくみたいな感じでしたけど、最近はそこまでパンチを振り回さないというか。相手が打撃できたところに組んだり、相手の動きを見て組みに行く・ケージに押し込んでみたいな感じですよね」

――それこそ先ほど話したようにリスクを負わずに自分の強みだけをぶつけて勝つことがテーマですか。

「そうですね。それもあってローガンがやってくるであろう動きをシチュエーション分けして、その対策をしながら全体的なイメージを作ってきました」

――トーナメントの準決勝というのはもちろん、ストーリーに勝つことになれば大きな勝利だと思います。

「ローガンは3敗しかしていなくて、それも(ヤーソラフ・)アモソフに2回負けて、(シャミル・)ムサエフにやられただけですからね。でも今は正直ワクワクの方が強いです。これに勝ったらやべえぞみたいな。もし僕がローガンに勝ったら、客観的に見ても日本のウェルター級におけるちょっとした偉業達成じゃないですか。今そのワクワクが大きくなっていますね」

――菊入選手もBellator・PFLで3連勝していて、自信がついてきた部分もありますか。

「やっぱり自分は気持ちだと思います。もちろん技術も大事なんですけど、自分は毎回気持ちで負けないように作り上げているんで。今回もローガンは強敵ですけど、それに気持ちで負けないようにしっかりやってきたんで、それを見せます」

――いい意味でチャレンジ精神を捨てて、やるべきことをやれば勝てるというマインドですか。

「そうですね。そうじゃないと試合でやられる。特に自分が劣勢の時に気持ちで圧されたら、絶対にそのまま圧し切られちゃう感じがするんですよ。そうならないようにどんな状況でも気持ちを強く持って戦う。今回もそこは1番大事にして練習してきました」

――日本からもたくさんの人が菊入選手のことを応援しています。最後に日本のファンにメッセージをいただけますか。

「僕が必ずKOでローガン・ストーリーを超えます。その姿を日本から楽しみにしていてください。応援よろしくお願いします」

■視聴方法(予定)
6月13日(金)
午前9時15分~U-NEXT

■PFL WT2025#0対戦カード

<ウェルター級準決勝/5分3R>
ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)
サッド・ジーン(米国)

<フェザー級準決勝/5分3R>
ヘスス・ピネド(ペルー)
ガブリエル・ブラガ(ブラジル)

<ウェルター級準決勝/5分3R>
ローガン・ストーリー(米国)
菊入正行(日本)

<フェザー級準決勝/5分3R>
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)
キム・テキュン(韓国)

<フェザー級補欠戦/5分3R>
ジェレミー・ケネディ(ロシア)
アダム・ボリッチ(米国)

<フェザー級/5分3R>
アザエル・アジュージ(フランス)
イーブ・ランジュ(フランス)

<ウェルター級補欠戦/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)
アンソニー・アイヴィー(米国)

<ウェルター級戦/5分3R>
ジョセフ・ルシアーノ(豪州)
サレック・シールズ(米国)

<ウェルター級戦/5分3R>
ムハメド・ベルハモフ(ロシア)
ケンドリー・セントルイス(米国)

<フェザー級/5分3R>
アレクセイ・バーガンデ(米国)
ネイサン・バーズレイ(米国)

<バンタム級/5分3R>
ジェイソン・ダナー(米国)
ネイサン・ギルモア(米国)

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PFL2025#1:メインイベント・ジェイソン・ジャクソン vs. アンドレイ・コレシュコフ

ウェルター級トーナメント一回戦。勝者は準決勝でサド・ジーンと対戦する。

前Bellatorウェルター級王者のジャクソンはMMA18勝5敗の34歳。Bellator最終興行で無敗のヤロスラフ・アモソフにKO勝ちして王者に。2月のPFLとの対応戦ではマゴメド・マゴメドケリモフの代役のレイ・クーパー3世に2RKO勝ち。しかし昨年6月のBellator CSではロシアのラマザン・クラマゴメドフ相手に前半3Rを取られる展開で、4R・5Rを取り返すも逃げ切られて王座から陥落した。

コレシュコフは28勝5敗の34歳。ジャクソンの5代前の王者。2015年にドゥグラス・リマに挑戦し、判定勝ちでタイトルを奪取している。その後はタイトルに絡むことはなかったが、Bellatorではリマに2度、ラーキンに1度敗れただけで、ラーキンとはRIZINとの合同興行で行われたリマッチで勝利している。昨年、PFLに初出場したが、初戦で当時無敗のウマラトフ相手にテイクダウンから削られ判定負けしている。2戦目はゴイチ・ヤマウチからパンチでダウンを奪い判定勝ちしたが、ポイントで届かず予選落ちした。

オッズはジャクソン1.49倍、コレシュコフ2.70倍。

両者オーソドックス。ジャクソン詰めた。カーフキック。ケージまで下がるコレシュコフにクリンチからボディアッパー。組んで押し込むジャクソン。ヒザを入れながら背中でクラッチしテイクダウン狙い。ダブルレッグに。両脇を差して防いだコレシュコフ。入れ替えるが、差し替えしてさらに入れ替えるジャクソン。ヒザを返して入れ替えるコレシュコフ。離れたジャクソン。右ミドルから右アッパー。右ストレート。そこからタックルに入ったが、コレシュコフ受け止めるとケージに詰めてヒジ。ジャクソン四つに組んだ。テイクダウンを狙うが、さらに入れ替えたジャクソンがシングルレッグ。切ったジャクソン。サカボ気味に蹴りを出したジャクソンにコレシュコフが組み付くがゴング。

1Rややジャクソン。

2R。コレシュコフパンチからシングルレッグ。ジャクソンスイッチでこらえるとヒジを入れる。完全にがぶったジャクソン。立ち際に頭部にヒザを入れるとスタンドバックに回る。なおもシングルレッグを狙うコレシュコフからバックを奪った。立ったコレシュコフ。スタンドバック。ジャクソンバッククリンチから外掛けテイクダウン。バックから殴るジャクソンだが、パウンドが後頭部とみなされてタイムストップ。頭頂部をカットしているコレシュコフ。回復時間が取られる。傷の位置は後頭部かどうかは微妙だが。口頭注意で再開。ジャクソンダブルレッグでテイクダウン。マウント!パウンド・ヒジのラッシュ。背中を向けたコレシュコフ。チョーク。落ちた!ジャクソン一本勝ち!

後頭部の反則によるインターバル直後なのでスッキリしない部分もあるが。

ウェルター級トーナメント準決勝

・ジェイソン・ジャクソン vs. サド・ジー

・ローガン・ストーリー vs. 菊入正行

フェザー級トーナメント準決勝

・ヘスス・ピネド vs. ガブリエル・ブラガ

・モリフド・カイブラエフ vs. キム・テギュン

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【PFL WT2025#01】スクランブルで勝りパンチで優位に。バカルの2R終了後棄権で菊入が準決勝進出

【写真】勝利の咆哮!!(C)PFL

<ウェルター級T1回戦/5分3R>
菊入正行(日本)
Def. 2R終了時 by TKO
ヨナス・バカル(ギリシャ)

バカルが開始早々、プレスをかける。菊入を下がらせたバカルは右を見せてからダブルレッグでドライブした。左オーバーフック&右腕を差し上げた菊入は、スプロールしてバカルを潰す。スクランブルから立ち上がった菊入が、右腕を差し上げてバカルをケージに押し込む。差し返したバカルはシングルレッグへ。尻もちを着かされた菊入はスクランブルで切り返して、再びバカルをケージに押し込んでいく。再び切り返してシングルレッグで組んだバカルに対し、菊入も落ち着いて差し替えし、離れてパンチを浴びせた。動きが止まったバカルは打撃を嫌がる表情を浮かべている。

菊入の蹴りに、バカルはワンツーを返す。ダブルレッグで飛び込んだバカル。しかし倒すことはできず、菊入が差し返した。左ヒジから右ストレートを効かせた菊入が、バカルにケージを背負わせてパンチを上下に散らす。バカルもパンチを振りながら前進する。連打を受けた菊入もパンチを返したあと、サークリングからダブルレッグで飛び込んだ。耐えたバカルをいなしてヒザを着かせて初回を終えた。

2R、ここもバカルが距離を詰める。右カーフから左ジャブで菊入を下がらせるバカル。ニータップでドライブしたバカルはハイクロッチに切り替えたが、菊入が右腕を差し上げてケージに押し込む。一度離れた菊入がバカルにケージを背負わせ、シングルレッグで組んだ。右アッパーから左フックを返した菊入に対し、バカルも左ボディを突き刺してくる。

菊入が左ミドルを入れると、バカルの口が開く。さらにニータップでマットに手を着かせた菊入が、立ち上がったバカルをケージに押し込んだ。菊入が離れると、バカルも必ず左ジャブを突く。菊入も打撃からダブルレッグへ。バカルはギロチンを狙うも、菊入はすぐに首を抜いて立ち上がった。ケージ際の差し合いが続くなか、菊入がボディロックで倒そうとしたが、バカルが切り返してトップを奪ったところでラウンドが終了した。

しかし最終回の開始前、バカルがギブアップを表明している。左ヒザを抑えているが、テイクダウンの際に痛めたのか、あるいは完全に削られてしまったのか――レフェリーは試合をストップ、菊入がトーナメント準決勝に勝ち進んだ。準決勝でこの日行われるストーリー×ルシアーノの勝者と対戦する。


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【PFL WT2025#01】計量終了 PFL世界T開幕。菊入はウェルター級最軽量。フェザーで優勝候補対決

【写真】山は分かれている2つの試合。ここでの勝者がファイナルで顔を合わせることになるのか(C)PFL

3日(木・現地時間)にフロリダ州オーランドのユニバーサル・フロリダで開催されるPFL World Tournament2025#01の計量が2日(水・同)に行われている。
Text Manabu Takashima

シーズンフォーマットから、一発勝負✕3の8人制トーナメントに様変わりしたPFL2025年、その戦いの幕が切って落とされる。しかしながら、ローガン・ストーリーと対戦予定だったマゴメド・ウマラトフが計量失敗で早くもトーナメントから姿を消し、補欠戦に出場予定だったジョセフ・ルシアーノが、その代役の座に収まった。

またフェザー級でもガイーブ・ランジュがビザを取得できずに欠場。ここでもアルティネート戦を戦うことが決まっていたフレドリック・ジュプハがトーナメント戦に昇格している。


そのブラガは145(+1)ポンドのリミットに対し、144.4と1.6ポンドのアンダーでフェザー級トーナメント出場選手のなかで最軽量だった。ウェルター級で一番体重が軽かったのは日本から出場する菊入正行で169.4ポンド、唯一170ポンドを下回る計量結果だった。

ボーナスによる得点計算がなく、主催者の匙加減が階級されるのはトーナメント枠だけ。より簡潔になったPFLだが、1回戦で姿を消す可能性があるのがもったいない──そんなマッチアップがフェザー級に目立つ。

ずばりその2試合とはメインカードで組まれたヘスス・ピネド✕アダム・ボリッチ、ジェレミー・ケネディ✕モヴィッド。ハイブラエフの2試合だ。

2023年のPFLフェザー級王者ピネドだが、その後は去年の2月にパトリシオ・フレイレとのスーパーファイトを欠場、11月にはジェレミー・ケネディ戦では計量失敗と実戦から遠ざかっている。それでもブレンダン・ラフネーン、バッバ・ジェンキンス、ブラガ(※1勝1敗)というPFLフェザー級トップ勢をKOしているフィニッシュ能力が健在であれば、今回トーナメントの本命中の本命といえよう。

そんなピネドに対し、ボリッチは昨年のPFLフェザー級シーズンを無念の負傷リタイアしている。

打撃、極め、そして判定と状況に応じた勝ち方ができるボリッチとピネドは、まさしく一方がここで消えるのは惜し過ぎる選手たちだ。

他方、ケネディとハイブラエフも優勝候補の一角対決といって過言でない実績を持ち合わせている。

PFLでは2勝2敗と五部の星だが、ケネディはUFCとBellator & PFLという旧三大メジャーでの通算成績は9勝5敗と勝ち越している。

ハイブラエフはONEからPFLに転じ、唯一の敗北=ダニエル・ピネダ戦が勝者の禁止薬物使用が発覚しNCとなったことで、7勝1分けと無敗を誇っている。ただし、ハイブラエフは最後のMMAが2023年6月と1年10カ月も実戦から離れている。

直近の2試合、特にブラガに送れを取ったケネディはピークを過ぎたという見方をされても致し方ない状況だけに、そんな声を一掃するためにどのようなパフォーマンスを見せることができるか。破壊力、爆発力、瞬発力は絶対的にハイブラエフという状況で、ケネディのMMAが回転するかどうか。その辺りが勝負の行方を分ける鍵となるであろう。


■視聴方法(予定)
4月4日(金)
午前8時45分~U-NEXT

■PFL WT2025#01計量結果

<ウェルター級T1回戦/5分3R>
ジェイソン・ジャクソン: 170.8ポンド(77.47キロ)
アンドレイ・コレシュコフ: 171ポンド(77.56キロ)

<フェザー級T1回戦/5分3R>
ヘスス・ピネド: 145.4ポンド(65.95キロ)
アダム・ボリッチ: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ウェルター級T1回戦/5分3R>
ローガン・ストーリー: 171ポンド(77.56キロ)
ジョセフ・ルシアーノ: 170.4ポンド(77.29キロ)

<フェザー級T1回戦/5分3R>
ジャレミー・ケネディ: 145.2ポンド(65.86キロ)
モヴィッド・ハイブラエフ: 145.4ポンド(65.95キロ)

<ウェルター級T1回戦/5分3R>
ムハメド・ベルハモフ: 171ポンド(77.56キロ)
サッド・ジーン: 170.8ポンド(77.47キロ)

<フェザー級T1回戦/5分3R>
ガブリエル・ブラガ: 144.4ポンド(65.49キロ)
フレドリック・ジュプハ: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ウェルター級T1回戦/5分3R>
ヨナス・バカル: 170.6ポンド(77.38キロ)
菊入正行: 169.4ポンド(76.83キロ)

<フェザー級T1回戦/5分3R>
ネイサン・ケリー: 146ポンド(66.22キロ)
キム・テキュン: 145.2ポンド(65.86キロ)

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