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DEEP ONE Report   パク・シウ 久保健太 伊澤星花 住村竜市朗 修斗 北岡悟 大木良太 石塚雄馬 神龍誠 福田龍彌 米田奈央 鈴木琢仁 鶴屋怜

『DEEP 104 IMPACT』試合結果

DEEP 10.23 後楽園ホール(レポ):神龍誠、元修斗王者・福田龍彌に苦戦も判定勝ち。鈴木琢仁、北岡悟を粉砕。伊澤星花、パク・シウに勝利も悔し涙。鶴屋怜が4連勝(バウトレビュー)
第7試合 メインイベント フライ級(ノンタイトル戦) 5分3R
○神龍 誠(神龍ワールドジム/DEEPフライ級王者)※フリーから所属変更
×福田龍彌[りゅうや](MIBURO/元修斗世界フライ級王者)
判定3-0 (和田29-28/豊永30-27/植松30-26)

第6試合 セミファイナル ライト級 5分3R
×北岡 悟(パンクラスイズム横浜/元DEEPライト級王者)
○鈴木琢仁[たくみ](ボンサイ柔術)
3R 0’20” TKO (レフェリーストップ:右膝蹴り→グラウンドパンチ)

第5試合 ウェルター(ノンタイトル戦) 5分3R
○住村竜市朗(TEAM ONE/DEEPウェルター級王者)
×米田奈央(フリー)
判定2-1 (福田28-29/和田29-28/植松30-27)

第4試合 DEEP JEWELS 49kg契約 5分3R
○伊澤星花(フリー/DEEP JEWELSストロー級王者)※高本道場から所属変更
×パク・シウ(韓国/KRAZY BEE)※TEAM MADから所属変更
判定3-0 (福田28-27/豊永29-26/和田29-26)

第3試合 ライト級 5分2R
×大木良太(KRAZY BEE)
○石塚雄馬(AACC)
判定0-3 (福田18-20/豊永○19-19/和田18-20)

第2試合 フライ級 5分2R
×久保健太(グラップリングシュートボクサーズ)
○鶴屋 怜(パラエストラ柏)
1R 3’55” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第1試合 フェザー級 5分2R
×高橋辰也(和術慧舟會HEARTS)
○木下尚祐(和術慧舟會GODS)
判定0-3 (豊永19-19○/福田18-20/植松18-20)

 10月23日に後楽園ホールで開催された『DEEP 104 IMPACT』の試合結果。メインイベントは神龍誠が福田龍彌に判定勝ち。セミファイナルはボンサイ柔術所属の鈴木琢仁が北岡悟に3R TKO勝ちしています。続きを読む・・・
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DEEP DEEP104 MMA キック 神龍誠 福田龍彌

【DEEP104】DEEPフライ級王者の復帰戦、神龍誠が最終回にダウンを奪い福田とのシーソーゲームを制す

【写真】大苦戦も勝利をもぎとった神龍。一方の福田にとっては今後のDEEP戦線が楽しみな試合内容だった(C)MMAPLANET

<フライ級/5分3R>
神龍誠(日本)
Def.3-0:30-26.30-27.29-28.
福田龍彌(日本)

サウスポー同士の一戦、福田がジャブを突きながら回る。プレッシャーをかける神龍が距離を詰めてから、福田の右足へ低空のシングルレッグを仕掛けた。しかし立ち上がった福田がケージに押し込んでいくも、神龍はテイクダウンを狙いながら、倒し切れないとみるや後ろ三角へ。両腕は福田の右足を抱えている。福田は足のクラッチを解いてアンクルを狙い、そのままトップを奪った。

相手をケージに押し込みながら、パスを狙う福田が、左のパンチとヒジを当てる。そしてパスに成功した福田が、再度から右の拳を落としていく。亀になる神龍のバックに回った福田に対し、神龍は立ち上がって正対する。右腕を差し上げて相手をケージに押し込む福田。神龍が飛びついてギロチンを狙うと、福田は反応するが神龍は再度セットアップ。福田は凌いでサイドポジションに戻る。神龍はケージキックで逃れようとするが、福田は抑え込みながら立ち上がる神龍に蹴りを見舞う。終了間際、福田が右フックを当てると、神龍も左右フックを返していった。

2R、福田の左ローがヒット。神龍が右フックを振りながら前に出る。さらに右バックハウンドブローを振りながら、下がる福田を追いかけるも、福田が組んで押し込んでいく。頭をおっつけて右のオーバーフックで神龍の動きを止めるが、神龍も離れて打撃戦を挑む。福田にケージを背負わせ、左右のフックを上下に散らす神龍。ケージから離れた福田がボディブローを連続でヒットさせ、神龍の勢いを止める。

ケージ中央から距離を詰めた神龍は、ダブルレッグを仕掛けるも、福田はスプロール。立ち上がった神龍を、そのままケージに押し込む。離れた神龍はケージ中央で右バックスピンキックを見せる。足を使う福田はパンチを上下に打ち分け、左フックを神龍のボディに突き刺した。神龍のパンチをブロックする福田のボディブローが当たる。前に出る神龍のパンチは正確性を欠くか。

残り30秒で神龍はテイクダウンを狙うも、福田はカットしてケージに相手を押し込む。しかし神龍が切り返して、最後は上になってラウンドを終えた。

最終回、ガードを叩くあげ、ジャブを当てていく福田。さらに右ボディストレートをヒット。神龍は福田の右ローの合わせてテイクダウンを仕掛けるが、これを福田はカット。飛びついてギロチンを狙う神龍を振り落とした福田が、ケージ際でトップを奪った。神龍はハーフガード、福田は抑え込みながらパンチを落とす。立ち上がる神龍のバックを取った福田は、神龍の右腕を制している。

腕を抜いた神龍がケージ際から離れるも、ケージ中央では福田の右ジャブが、幾度となく神龍の顔面を捉える。しかしケージ中央で、神龍の右ストレートがヒットし、福田がダウン。神龍はすかさず上になりパンチを連打する。下からの蹴り上げでバランスを崩した神龍だが、すぐにトップに戻り、ケージ際へ。ボディロックの神龍に対し、福田は左腕のオーバーフックで切り返す。神龍は残り10秒でトップを奪い、さらにバックへ回ったところで試合終了となった。

裁定は予想以上に大差がつき、神龍がユナニマスで勝利をモノにした。


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【DEEP104】計量終了 神龍誠「僕が殺しちゃう前にレフェリーの方、早目に止めてください」

【写真】2年4カ月振りのDEEP出場となる神龍。仕上がりは上々のようだ(C)MMAPLANET

明日23日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP 104 IMPACTの計量が、中野区の中野サンプラザで計量が行われた。

前修斗世界フライ級チャンピオン福田龍彌と、DEEPフライ級正規チャンピン神龍誠の会場入りが数分遅れたものの全7試合、14人の出場選手は全てが計量をパスした。以下、計量後の選手たちの一言だ。


福田龍彌
「久しぶりに東京ですけど、折角戦いたくてもなかなか戦えへん子とできるんで精いっぱい楽しもうと思います」

神龍誠
「明日は……今、僕、メチャクチャ強いんで、福田選手死んじゃうと思うんで。僕が殺しちゃう前にレフェリーの方、早目に止めてください」

鈴木琢仁
「明日、北岡選手の引退試合の相手を務めることになりました。北岡選手、今までお疲れさまでしたって感じですね」

北岡悟
「ええと、この場でいうことではないんですけど、ホント改めて色々な方にありがとうございますっていう気持ちです。感謝の気持ちって、区切り感があるんですけど、まぁアレですねぇ………………まぁ、舐めんじゃねぇよ。明日、見とけよって感じでしょうか。宜しくお願いします」

米田奈央
「まぎれもない強敵なんですけど、明日も全力でぶつかって良い試合ができればと思います」

住村竜市朗
「前回ちょっと、米田選手が仕上げてきてくれたにも関わらず、不甲斐ない結果になってしまってスミマセンでした。なんで、今回は改めて創り上げてきて仕留められるように、ハイ、明日はしっかりと良いモノを見せられると思うので期待してください」

パク・シウ
「明日の試合、必ず勝ちたいと思います」

伊澤星花
「今回、このような面白い試合を組んでいただきありがとうございます。明日は男子の試合のなかで、女子の試合をすることができるので、DEEP JEWELSの強さを証明したいと思います。明日は完全決着で決めますので応援宜しくお願いします」

石塚雄馬
「大木選手、頑丈そうなんで明日はぶっ飛ばしていきたいと思います」

大木良太
「明日はいつも通り楽しんで試合をして、しっかりと倒したいと思います」

鶴屋怜
「相手、3連勝中か4連勝中がよく分からないですけど、一発KOで終わると思うので注目してください」

久保健太
「若手のホープの鶴屋選手と戦えることを光栄に思います」

木下尚祐
「他団体から来たので僕のことを誰も知らないと思いますけど、明日は覚えて帰ってもらうことになると思います」

高橋辰也
「このなかで実績がないなかでこうして、これだけDEEPのメイン大会に呼んでいただき本当に感謝しています。今回の相手はZSTの強豪だと思いますが、自分はDEEPとしてしっかり迎え撃ってガッチリ倒してやろうと思っています」

■視聴方法(予定)
10月23日(土)
午後5時55分~PPV SPWN
午後5時55分~PPV dwango

■ DEEP104計量結果

<フライ級/5分3R>
神龍誠:57.15キロ
福田龍彌:57.2キロ

<ライト級/5分3R>
北岡悟:70.6キロ
鈴木琢仁:70.35キロ

<ウェルター級/5分3R>
住村竜市朗:77.6キロ
米田奈央:77.5キロ

<49キロ契約/5分3R>
伊澤星花:48.35キロ
パク・シウ:49.0キロ

<ライト級/5分2R>
大木良太:70.75キロ
石塚雄馬:70.6キロ

<フライ級/5分2R>
久保健太:57.05キロ
鶴屋怜:56.95キロ

<フェザー級/5分2R>
高橋辰也:65.7キロ
木下尚祐:66.3キロ

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DEEP DEEP104 MMA RIZIN 伊藤裕樹 修斗 神龍誠 福田龍彌 藤田大和

【DEEP104】神龍誠戦へ、福田龍彌─02─「チーム関西として関東には負けない、という感じで」

【写真】7月の修斗大阪大会。ベルトを失った福田にこれだけの人々が、ねぎらいの言葉をかけていた。偏に人徳ということだろう (C) MMAPLANET

23日(土)、東京都文京区で開催されるDEEP104で、現DEEP正規フライ級王者の神龍誠と対戦する、元修斗同級王者・福田龍彌のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

DEEP参戦にあたり、福田はいきなりトップの神龍と対戦することに。そこで神龍について、さらにDEEPフライ級の印象を訊くと、福田の中にあるドキドキワクワク感が伝わってきた。

ここで神龍に勝てば、藤田大和や伊藤裕樹といった、これまで交わることのなかったファイターたちとの対戦も見えてくる。そんなDEEP出場で、福田が狙うものとは――

<福田龍彌インタビューPart.01はコチラから>


――神龍選手に対しては、どのような印象を持っていますか。

「あの若さ(神龍は現在21歳)で自分のジムを作って、すごいですよ。自分は指導者とかジム経営はできひんと思うので。あの年齢なら、まだやりたいこともあるやろうに……いや、ホントに格闘技だけやりたいんやろうな。尊敬しています。試合に対しても、向こうも気合いが入っているそうやし、僕も良いものにしたいですね」

――ファイターとしては、いかがですか。

「アグレッシブ、という感じですね」

――これまで対戦した中で、神龍選手と同タイプのファイターといえば……。

「鈴木隼人選手ですかね(2014年10月に対戦し、判定負け)。オーソドックスとサウスポーの違いはあるけど、レスリング出身のアグレッシブでガンガン来るタイプということでは鈴木選手やと思います」

――そのタイプとの相性は良いと思いますか。

「良いも悪いも……ですね。お互いに得意なところと苦手なところがあって、僕は別にグラップリングの全てが苦手というわけでもないですから。そこがうまくハマれば勝てるやろうし。打撃でも相性はあるし、やってみないと分からない。でも、だからこそ格闘技って面白いんですけどね」

――そのとおりですね。これまで交わることがなかっただけに、どのような試合展開になるのか分からない。それが今回の試合の最大の見どころでもあります。

「ただ――伊藤(盛一郎)選手との試合はすごかったと思いますけど、その前の優作さんとの試合(中村優作、2019年12月にRIZINで神龍が判定勝利を収めている)を見ると、試合の出来が一定じゃないのかな、とも思うんですけど」

――中村選手と伊藤選手はタイプが違うので、その点は大きいかもしれません。伊藤選手は神龍選手と同じようなスタイルで、中村選手は受けが強いといいますか。

「自分も試合ごとにムラがあるので、あんまり人のことも言えないんですけどね(笑)。どちらかというと僕は優作さんみたいなタイプやし、優作さんより立つのは上手いんで」

――いきなり中村選手に飛び火しましたね(笑)。

「違いますよ、優作さんをディスっているわけじゃないですから(笑)」

――「優作さん」という呼び方で、お二人の関係性は理解できます。

「とにかく伊藤選手との試合は噛み合っていましたよね。あの試合のような、すごい神龍選手と試合したいです。オレは伊藤選手みたいに動かれへんけど」

――この試合に勝てば、次はベルトを賭けて再戦という可能性もありますよね。

「……それやと受けへんかな」

――えっ!?

「タイトルマッチなら、先に暫定王者の藤田(大和)選手やと思うんで」

――あぁ、なるほど。

「それは神龍×藤田でないといけないでしょう。僕が神龍選手に勝ったら、フライ級のトーナメントをやってほしいです」

――確かに今後は神龍選手だけでなく、藤田選手や伊藤裕樹選手との対戦も見てみたいです。

「この前の暫定タイトルマッチ、良かったですよね。2人の気持ちが見えて。競技者として見ていても良い試合やったと思うし、初めて格闘技を見た人でも『格闘家ってすごいんや』って思ってもらえる内容だったんじゃないですか。僕もそういう試合がしたいです」

――すると、今回は神龍選手に勝ってトーナメント開催をアピールですね。

「面白そうっすよね。トーナメントをやっちゃえば、全部解決すると思うので。そういう意味では、僕はDEEPフライ級の良い起爆剤になりたいです。ただ、もう関西の選手とはやりたないですけど(苦笑)」

――DEEP大阪大会へのオファーが来る日もあるかとは思いますが……。

「こっちの人たちとは練習もしているし、それならチーム関西として関東には負けない、という感じでいきたいです。DEEP大阪大会に出してもらえるなら、関東の選手を呼んでもらって、東西対決みたいなカードを組んでほしいですね。チケットは頑張って売るんで(笑)」

――お話を聞いていると、修斗やDEEPというプロモーションの枠ではなく、格闘技やファイターへの敬意が伝わってきます。

「MIBURO代表のウエタユウさんを見ていると、職人だなって思うんですよ。選手としてもそうやし、人との関わり方についても尊敬していて。ウエタさんみたいな選手になりたいし、ウエタさんみたいな人間になっていきたいです」

――そういった全ての願いを叶えるためにも、次の試合は重要なものとなります。

「そうなんですよね。ここで自分が頑張らないといけないと思っています。よろしくお願いします!」

■視聴方法(予定)
10月23日(土)
午後5時55分~PPV SPWN
午後5時55分~PPV dwango

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DEEP104 Interview J-CAGE ブログ 神龍誠 福田龍彌

【DEEP104】フライ級チャンプ神龍誠戦へ、福田龍彌─01─「平良戦で勝っても返上するつもりやったんで」

【写真】一区切りのつもりで戦っていた7月の平良戦 (C) MMAPLANET

23日(土)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP104で、元修斗世界フライ級王者・福田龍彌が現DEEPフライ級正規王者の神龍誠と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

今年6月、平良達郎に敗れて修斗のベルトを失った福田。対する神龍も昨年8月にRIZINで行われた伊藤盛一郎戦以来の復帰戦であり、その両者の対戦は驚きでもあった。
福田が新しい戦いの場としてDEEPを選んだ理由とは? そこには、福田らしい格闘技観が存在していた。


――今回のDEEP参戦、そして現フライ級正規王者の神龍誠選手との対戦には驚きました。まずDEEPに出場することになった経緯などを教えていただけますでしょうか。

「純粋に競技を楽しみたい。ワクワクする試合がしたい。それが一番ですね」

――純粋に競技を楽しみたい、というと?

「戦う場所が欲しいんです。競技者として、練習するだけじゃなく、練習したことを試す場が欲しい。僕、今までずっと地方大会で戦ってきたじゃないですか」

――修斗の大阪大会はもちろん、高松大会や沖縄大会に出場してきましたね。

「基本的に試合のオファーは、よっぽどのことがないかぎり受けてきました。でも、なかなか試合の場がない。いつオファーが来るか分からない状況が続いて……。なのに、僕に負けた選手が先に東京で試合をしたりしていて。コロナ禍っていうこともあるんでしょうけど」

――それだけ、後楽園ホールで試合をすることに対して、こだわりがあったのですか。

「後楽園ホールとか、会場そのものじゃないんです。僕が最初に格闘技を見始めた頃は、先輩たちは結果を出したら後楽園ホールに出ていた。地方大会とか下北で勝ち残ったヤツが、後楽園ホールで潰し合う。そういう場だったんですよね。僕も29歳になって、ケガも多くなりましたし、あとどれくらい選手生活できるんかな、って考えることも増えたんですよ」

――……。

「それを考えたら、『福田を使ったら面白いんちゃうかな』って思ってもらえるところで戦いたいと思ったんです」

――もう修斗フライ級では、次に戦いたい相手も思い浮かばなかったのでしょうか。敗れた平良選手との再戦、という可能性もあったかと思います。

「いや、もともと平良くんとの試合で修斗は一区切りにするつもりでした。勝ってもベルトを返上するつもりやったんで。試合が終わってから関係者の方にも『お世話になりました』と挨拶しています。もしかしたら、僕が引退すると思われたかもしれないですけど」

――ベルトを賭けるかどうかはともかく、平良選手にリベンジしたいという気持ちはないですか。

「リベンジ……特にないですね。もちろん、勝てへんかったのは、純粋に悔しいです。もう1回試合する機会があれば、勝ちに行きますよ。でもそれは、縁があればっていうことで」

――ベルトには興味がなくなったということですか。それともDEEPのベルトを狙いに行くという気持ちはありますか。

「ベルトが欲しいという気持ちが、ないわけではないです。ただ――成り上がってやろうという気持ちが無くなったといったら変だけど、肩書や大金が欲しいとか、そういうことは求めていないんですよ」

――というと?

「僕は他にも仕事をしていて、格闘技だけで生きているわけじゃない。格闘技はライフスタイル、僕が僕であるためにやっていることで。そのために、戦う場が欲しい。とにかく戦う人間でありたい、戦う職人でいたいんです。強い相手と実力を試していきたいんですよ。」

――分かりました。では、次に戦う場所としてDEEPを選んだ理由を教えてください。

「今DEEPフライ級には、いろんな選手が集まってきているじゃないですか。佐伯(繁DEEP代表)さんが『フライ級でトーナメントをやりたい』みたいなことを言っていると聞いて。僕も修斗の新人王以外、トーナメントに出たことがないから、それも楽しそうやなと思って」

――福田選手は以前にもDEEPに出場したことがありますよね。

「DEEP大阪大会ですよね(2019年4月、安谷屋智弘に判定負け)。あの時も、修斗で試合が組めないなら他で試合させてください、っていうことは修斗側に伝えて、DEEPに出させてもらいました」

――その安谷屋戦から2年ぶりのDEEP参戦となるわけですが、対戦相手が神龍誠選手となったのは……。

「ビックリしましたよ。まさか、いきなりトップと対戦できるとは思っていなかったです。DEEPに出ている人、神龍選手が持っているベルトを目指している人に対して申し訳ない」

――申し訳ない……試合の煽り映像でも「他のDEEPに出ている選手には申し訳ないと思うんですけど」という言葉がありましたが、あれは他のフライ級のファイターを煽るものではなかったのですか。

「違います。自分はDEEPでは新参者で、しかも前の試合では安谷屋選手に負けているじゃないですか。なのに藤田(大和)選手は暫定タイトルマッチで、自分が正規王者とノンタイトル戦……ごめんね、という気持ちが強いです。僕自身が、そういうもどかしい想いを抱えて戦ってきたから」

――神龍選手の復帰とタイトルの扱いについては、タイミングもあるので仕方ない部分はあるかと思います。その神龍選手との試合を、後楽園ホールで迎えます。

「後楽園ホールに対して、もう憧れはないです。後楽園ホールで対戦できるのは嬉しいですけどね。でもケージがあって、戦う相手がいれば一緒やから。別に会場が広島でも沖縄でも、宮城――神龍選手の地元でもよかった。神龍選手と対戦できるなら、どこでもいいですよ。それだけの相手やと思っています」

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【DEEP104】北と西のドラゴン対決=神龍誠✖福田龍彌、実現。伊澤に好機or試練、到来=パク・シウ戦

【写真】神龍✖福田。ヒリヒリするカードが組まれた!! (C)MMAPLANET

19日(木)、DEEPが10月23日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催するDEEP 104IMPACTの追加カードを発表した。

住村竜市朗✖米田奈央、北岡悟✖鈴木琢仁、平田直樹✖山本歩夢、鶴屋怜✖久保健太に続き、フライ級=神龍誠✖福田龍彌、49キロ契約=伊澤星花✖パク・シウという、またまた興味深い2試合が明らかとなった。


フライ級正規王者の神龍がDEEPに出場するのは2019年6月の暫定王座(※当時)決定戦、柴田モンキー有哉戦以来となる。実戦自体、昨年8月のRIZINの伊藤盛一郎戦から1年3カ月振りだ。

この間、故郷・宮城県亘理町に神龍ワールドジムという自らの城を築いた若きチャンピオンは、一部で10月に予定されていたダナ・ホワイト・コンテンダーシリーズ・上海で戦うのではないかという話もあった。事の真偽は不明だが、アジアのコンテンダーシリーズは今年も開催されず、ここを頭に置いてキャリアアップを考えていたファイターたちの多くが、進路を再考している。

進路の再考という点で、神龍と戦うことになった福田は7月にプロ修斗世界フライ級王座を平良達郎に明け渡し、その時点で『これで修斗は最後』と周囲に話していた。

昨年7月の暫定王座獲得から、正規王者への昇格を経ての平良との防衛戦まで、試合が組まれなかったことで福田は、新天地で戦うことを既に決めていたむきがある。

その福田にとっては2019年4月の安谷屋智弘戦以来、2度目のDEEP参戦で同プロモーション初黒星を目指す。デビュー当初からパンチ力に定評のある福田だが、MMAとしての総合力で平良の軍門に下った。

現状、MMAファイターとして福田の総合力は、どのレベルまで進化しているのか。神龍は平良のようにカチッと固めて、要所を抑えるというよりは、ノンストップ・スクランブラー系のファイターだ。何より平良のサイズはフライ級としてはマックスで、神龍には彼のような上背やリーチはない。

神龍の持ち足は、何といってもスピードと動き続ける運動能力にある。留まることを知らない運動体の診療を前にして、福田は豪腕を振るいつつ穴を埋めたファイトを展開できるか。非常にタン氏皆福田の本格的DEEP参戦と神龍のDEEPカムバック戦だ。

上記の一戦と同様に、伊澤✖パク・シウも興味深いマッチアップだ。DEEP JEWELSというよりも男女を含め、J-MMA界の超新星──キャリア3戦目でDEEP JEWELSストロー級王座に就いた伊澤が、アトム級王座決定トーナメントの準決勝で敗れたパク・シウと契約体重で戦う。

レスリング、柔道、相撲と組み技での実績通り、MMAとグラップリングに於いて組みの強さを如何なく発揮してきた伊澤だが、パク・シウのようなストライカーの打撃をまだ実戦で被弾したことはない。

一発貰うまでは、無敗の勢いで距離を詰めて倒すことは可能だろう。パク・シウはここでテイクダウンを防ぐか、スクランブルに一度でも持ち込み──その拳を超新星の顔に叩き込めるか。

パンチを受けた伊澤の組みが、どう変化するのか。日本に長期滞在しベルト奪取に賭けてきたパク・シウが、ストロー級王者を倒すことで、オセロの大逆転のようにバリューを上げることができる。パク・シウが意地を見せれば、伊澤にとっても勝敗に関係なく、さらなる成長を促すファイトとなるに違いない。

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DEEP MMA ONE RIZIN Shooto2021#04 Special UFC   修斗 平良達郎 海外 福田龍彌 青木真也

【Special】月刊、青木真也のこの一番:7月─その壱─平良達郎✖福田龍彌「ここ何年かで一番の期待感」

【写真】非の打ち所がない平良達郎のリクルートが問題になるのは、日本のMMA界も問題 (C)MMAPLANET

過去1カ月に行われたMMAの試合から青木真也が気になった試合をピックアップして語る当企画。

背景、技術、格闘技観──青木のMMA論で深く、そして広くMMAを愉しみたい。

青木が選んだ2021年7月の一番、第一弾は7月4日に行われたShooto2021#04 から修斗世界フライ級選手権試合=平良達郎✖福田龍彌戦について語らおう。


──青木選手が選ぶ7月の一番、最初の試合は何になりますか。

「平良達郎✖福田龍彌ですね。平良選手はただただ強かったです。強い人の試合だと思いました。リスクを一切負わずにしっかりとテイクダウンをして抑えて、大きく構えている。横綱相撲というか。あの試合の創り方ができる人は、やっぱり凄いです」

──福田選手の得意とするところを出させず、立たれても離れず倒し直して最後は三角絞めを極めました。

「ハイ、強い人ができる独特の試合展開でしたね。色々な評価があると思いますが、僕が理想とする試合スタイルでした。彼はそういう意味でも、強いと感じました。それと現状で国内のMMAはバラけ過ぎていて、本当の実力は分からないという面はありますが……相手の福田選手はチョット可哀そうだというのはありました」

──可哀そうというのは?

「だって王座を獲得してから、1試合もしていないわけですよ。そこから最初の試合が1年後の初防衛戦というのは、気の毒でした」

──興行とはそういうモノかもしれないですが、あの試合は平良達郎のための試合でした。

「そこを含め、諸々が今に始まったことではないから、関西の選手たちも、現状を声にする必要はあるのなかっていうのはありますけど、ちょっと不運ですよね。それにしても福田選手はチャンピオンですからね……まぁDEEPに出て負けたから、というのはあるかと思いますけどね」

──他団体で出て負けると、プロモーターは使い辛いというのはあるかもしれないですが。

「なら、もともと暫定王座決定戦を前田吉朗選手と福田選手でやらせているんだから。その後でDEEPで負けたわけじゃないですよ。そこで勝った彼をそのままにしていた……というのは、どうかなっていうのはあります」

──外に出るなら勝ってこいというプロモーターの考えが、商売のためだけでなければ、プロモーターなのかマス大山なのか分からなくなりますね。

「ハイ、流派なのか競技なのか分からないということですよね。そこを曖昧にされると、選手として困りますよね」

──サステイン興行で試合が終わり、坂本(一弘サステイン代表)さんに頭を下げる選手がいる。それは榊原さんに頭を下げているのと同じなのか、大山総裁に押忍とやっているのか、あるいはシーザーさんに挨拶をしているのか……どれになるのか。

「あぁ、確かに。修斗はどっちなのかって」

──修斗が競技なら、アレは何なのか。

「修斗は競技っていう理屈でいえば、もう修斗はプロモーションですから。もう競技っていう理屈は通らない。とにかく福田選手は気の毒だし、平良選手もここで勝ったから、どうするの?  また宙に浮きますね」

──今後はUFCを筆頭に海外、RIZINという進路を考えているようですが、海外に関しては現状の日本は明確なステップアップ先が存在しないです。

「ハイ、この問題は皆が抱えているモノですね。平良選手も困っているでしょうね。UFCへすんなり行けないだろうし」

──このところ、UFCという機運が上がったのは上海のコンテンダーシリーズの存在だったと思います。秋口に行われると春ごろに出回り、結果なくなった。一気にこの話はトーンダウンしましたね。その時にコンテンダーシリーズがある、UFCが見えてきたと思っていた選手には、非常に間が悪い状態です。

「気運がないですよね。何をするにしても。ちょっと詰まってしまった感じがします。修斗のチャンピオンはONEへという約束があって、でも行っていないこともある。そういうことが重なって、平良選手がどうしたいのかも見えてこなくなりますね。

UFCに行きたいファイターが、この先にどうすれば良いのかという部分に関しては、もう見えないにも程があります。どうしたらや良いのか分からない……」

──そこはもう日本のMMA界全体の問題ですね。

「UFCに行きたいという気持ちで行ける時代ではなくなった。平良選手は勝ち方が素晴らしいし、ここ何年かで一番の期待感があるので……何とかして、UFCに行ってほしいのですが。

彼はただただ強いし、無敗でレコードも良いから一発で行けるかという淡い期待があった。その見方自体が、もう古いのかもしれないですね」

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【Shooto2021#04】修斗世界フライ級王者・平良達郎「UFCに飛び込んじゃえば、もっともっと強くなれる」

【写真】精悍な新チャンピオンだ(C)MMAPLANET

4日(日)、大阪市淀川区のメルパルクホール大阪で開催されたShooto2021#04で平良達朗が福田龍彌を下し、修斗世界フライ級チャンピオンに輝いた。

最初のカーフのタイミングでテイクダウンを奪うと、スクランブルゲームこそ許したが、一度として離れることなく組み技の展開を続け、最後は三角絞めでタップを奪った。

沖縄で育ったプロシューターとして、初めて修斗の頂点に立ったホッカノホカの王者にイベント終了直後に話を訊いた。


──改めて今の気持ちを教えてください。

「今は本当に沖縄の人、練習仲間にベルトを持って帰ると約束していたので、ホッとしています」

──平良選手が嬉し泣きキャラだったとは、凄く意外でした。

「自分でも驚いています。試合に勝って、涙が出たのは初めてです。最初は『よっしゃー!』っていう気持ちだったのが、ベルトを巻いてもらうぐらい前から、『終わったな』って肩の荷が下りたような気持ちになりました」

──安堵の涙だったのですね。

「そうッスね。ホッとしたのと、本当に松根さんに育ててもらってきたので感謝の気持ちで涙が出たんだと思います」

松根良太の左手。再び涙を見せた弟子の肩に掛けられた──これが2人の関係の全てを語っているかのようだ

──撮影の時に笑顔が欲しくて『笑って』と伝えたら、顔をくしゃくしゃにしてまた泣いてしまって……。

「なんか……優しい言葉をかけられると、また涙が出てしまって……」

──試合展開ですが、一発もカーフを貰いませんでした。ばかりでなく、一発目のカーフに合わせたテイクダウンを決めました。

「最初に警戒すべき攻撃はローキックだと思っていました。オーソに構えたので、カーフを狙っているということは頭にありました。なので距離取っていたら、自然とテイクダウンに入れた感じです」

──躊躇したり、取り切れないと福田選手にペースを譲るかもしれないというなかで見事な攻撃だったと思います。自分の感覚を信じた形ですか。

「感覚というか、距離を取り福田選手の動きを見ることができていたのでスっと入ることができました」

──直後に一度は立たれましたが、大腰気味に投げて立ち際にケージに押し込みスクランブルから上を取り切りました。あそこはもう立たせたくないという気持ちでしたか。

「正直、立たれても慌てないように練習はしていました。1Rは相手も元気なので、立たれるとまた打撃に集中するという気持ちでもいました。だから立たれても慌てることはなかったです」

──立たれても離れることは許しませんでした。

「ハイ、1Rはなるべく打撃戦にならないように福田選手の苦手な組みの展開で削ろうと思っていました」

──結果として、そのまま打撃戦にはならず三角絞めで一本勝ちでチャンピオンに。仮に打撃戦になった時の自信は如何程だったでしょうか。

「100パーセントとは言えないですが、自分のパンチは絶対に当たる。被弾してもやり返すというつもりでいました。だから……自信はありました」

──平良選手を個人として認識したのは2019年11月の沖縄大会でした。大翔選手にTKO勝ちし『活きの良い選手だ』と思い初めてインタビューさせていただいたのですが、この短期間でここまで強さを見せて修斗の頂点に立つとは予想もしていなかったです。

「いえいえいえ……まぁ、ハイ。本当に早かったと思います。でも、まだ全然足らないことは分かっています。この結果に奢らず、努力を続けて絶対にUFCのチャンピオンになるんで」

──ケージの中では海外という表現をしていましたね(笑)。

「ONEとの決まり事もあるし、スポンサードを修斗を受けているわけですから。あの場ではいうべきではないと思いました」

──なんて大人なのですかっ!! でも気持ちはUFCだと。

「UFCに挑戦したい。絶対にベルトを巻きたい。今はそういう強い意志があります」

──このところの完勝続きなので、不安になるのが外国人を相手に同じことができるのか……ということです。レスラーや打撃の圧の違う相手に。以前のように、そういう国際戦が日本でできなくなっているので。

「ハイ、その通りだと思います。レスラーとできていないのは正直、不安材料です。でも、負けるのを恐れて挑戦しない選択はないです。経験を積みたい気持ちはありますけど、レスラーとの対戦が決まれば、そこを強化する。重点を置いて練習すれば、自分も自然と強くなります。相手が決まって練習をすれば、やはり集中力も違いますし。試合が決まることが、自分の力が上がることに繋がります。

だからUFCに飛び込んじゃえば、自分はもっともっと強くなれると思っています」

──千葉に拠点を移して、より強度の高い練習を日々行うということは?

「拠点を移すことはないですが、千葉での練習は増やそうと思います。千葉だけでなく、海外でも練習したいですしね。でもベースは沖縄であることは変わりないです」

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【Shooto2021#04】TDから完封の三角絞め、平良達朗が福田龍彌からタップを奪い世界フライ級王座を奪取

<修斗世界フライ級選手権試合/5分5R>
平良達朗(日本)
Def.1R4分31秒 by 三角絞め
福田龍彌(日本)

スタンスを広くとって近づいていく福田。平良がダブルレッグから福田をケージに押し込む。ボディロックで両脇を差し上げてから福田に尻もちをつかせる平良だが、福田は立ち上がる。しかし、しっかりとテイクダウンを奪った平良は、パスからサイドへ。そしてマウントに移行して福田の両足を挟み込むも、福田がガードに戻す。

ハーフガードの福田のボディにパンチを落とす平良、福田は平良の右腕を抑える。左腕のクラッチは離れたが、右腕を差し込む福田。平良はパスしてマウントを奪うと、三角絞めの体勢へ。福田が上半身を起こすと、下になって絞り上げ、タップを奪った。

無敗のまま修斗世界王座を獲得した平良は、試合直後こそ笑顔を浮かべたが、ベルトを巻く際は目頭を押さえた。
平良がマイクを握ると、目を細めて背を向ける師・松根良太。
新王者は「これから世界で戦っていく。沖縄代表として、日本代表として、修斗として強い相手を倒していく」と宣言した。


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【Shooto2021#04】安芸柊斗戦へ、田上こゆる「MMAの方が凄いと思われるような試合をするのは当然」

【写真】仕切り直しの安芸とデビュー以来の連勝を5としたい田上 (C)THE ONE

本日4日(日)、大阪市淀川区のメルパルクホール大阪で開催される昼夜2部構成のShooto2021#04。第2部のセミで安芸柊斗と田上こゆるが戦う。

21歳の安芸、19歳の田上。新世代シューター対決は、キッズ修斗出身者とキッズ・キックからMMAに転じた田上のマッチアップでもある。

MMAファイターとして安芸の完成度の高さを認める田上は、どのような武器を持ちこの一戦に臨むのか。また、修斗の大会で組まれたキックの8人制トーナメントに対する想いを訊いた。


──今大会、日程がスライドする以前──6月20日に予定されていた時は、田上選手は対戦相手の発表はなく出場だけが明らかとなっていました。

「試合の話をもらった時は、○○選手が対戦相手候補だったので2週間ぐらいは〇〇選手の対策練習をしていました。それが途中でなくなり、少し間をおいて✖✖選手がOKならどうかというオファーを受けました。でも1週間後ぐらいに、✖✖選手はできないという返事で。そこからまた1週間ぐらい経って……試合まで3週間前ぐらいに安芸選手が戦ってくれるということになったんです」

──〇〇選手や✖✖選手と、安芸選手のスタイルは違いますね。

「安芸選手はストライカーな感じですけど、誰と戦ってもやることは一緒だし、練習内容が大きく変わることはなかったです。寝技で来ることを想定して練習もしていたし、打撃もあると思ってその練習もしていたので」

──ここ数戦は相手が組んでくるという前提で戦っていたと思いますが、安芸選手が相手だと打撃の攻防が増えるかもしれないです。

「それはあります。他の選手よりも、打撃から組みとかっていうコンビネーションを使ってくると思います。最近は組みに嫌がりすぎて、打撃があまり上手くいってなかったので、あの感じのままだと安芸選手の打撃に飲み込まれるかもしれないという想定を最初はしていました。

でも去年の12月の永井美自戒選手との試合よりも、2月のRoad to ONE04でのリトル選手との試合は寝技の展開もありましたし、チョットだけ自信にはなっています。あれからも練習もしてきたので、寝技になっても極めらないようになってきています。

最近はより寝技の自信がついてきたことで、以前とは打撃も使い方も変わってきました。なので、そこまで組んでくることを気にして、打撃がダメになるということはないかと思っています」

──安芸選手と戦ううえで、こういう動きがしたいということはありますか。

「これまで通り、基本は打撃を狙って、組まれると切る。ただ寝技になっても積極的に極めにいきたいと思います。安芸選手が打撃でくるなら、もちろん僕も打撃で応えます」

──安芸選手はキッズ修斗からMMAをやっています。田上選手はキッズのキックからMMAに転じました。その違いは感じますか。

「個人差があるうえで、MMAをずっとやってきている選手はこれ一本を究めてきていると思います」

──なるほど。私は個人的に何もかも混ぜて子供の頃にするにしても、打撃なら打撃、柔道なら柔道、レスリングならレスリングをするにしても、どれだけの競争があったか。そういう面で人口が少ないキッズMMAよりもコンペティティブな環境に身を置く方が、心身とも強くなるのではないかと思うことがあります。

「あぁ、確かにキッズMMAってそんなにないですよね。それは一理あると思います。僕も小学校から色々と経験して、選手層でいってもMMAのキッズよりも色々とやらせてもらってきた方やと思います。

打撃の打撃と、MMAの打撃は違います。それでも及川道場という名門ジムで練習してきたことは自信になっています。試合にも小学1年生から出て、それなりの数はこなしているので試合に慣れているという面では僕の方が多いと思います。

ただしMMAの距離感、その対策にまだ不慣れな自分もいます。そこの部分では安芸選手に劣っているとも思っています」

──では安芸選手のMMAファイターとしての完成度の高さに対し、田上選手はどこで勝負しようと考えていますか。

「なるべく打撃のポジションで試合を進めていきたいです。リーチが僕よりも長いのでやりづらい部分はありますけど、足元から崩して、出入りを多くしたいですね。そのなかで打撃でも寝技でも、フィニッシュできるなら早くから狙いたいと思っています」

──とにかく楽しみです。ところで懸命にMMAファイターとして修練を積む中で、修斗の大会でキックの8人制トーナメントが組まれていることについて、素直にどのように思っていますか。

「まぁキックがあることに関しては……MMAの団体と思っていたので、そこでMMAより規模が大きいというとアレですけど、キックに力が入れられているのは『何でや』とは思います」

──自分は国内でMMAとキック、MMAとプロレス、MMAとグラップリングの合同イベントを幾度なく経験しています。絶対的にお客さんの反応が良いのはプロレスで。続いてキック、そしてMMAという順序になります。修斗の大会で、キックの方が受けが良い状況になると、これは本末転倒ではないかと思います。しかも優勝賞金100万円も懸かっていますし。

「そこは正直、複雑です。なんでなんやろうって。ただ、このトーナメントの前からキックの試合が組まれることもあったじゃないですか。その時からキックより面白い試合がしたいとはずっと思ってきました。僕はMMAの団体、修斗でやらせてもらっているので、そこは負けたくないです。

MMAは一番強い競技、だからキックのファンにもMMAの面白さが伝わる試合をしたいです」

──MMAPLANETですし、自分もキックがあろうが見たいのは修斗公式戦で、組みがある中での打撃、打撃がある中での寝技のある戦い。その凄みに期待しています。

「今回の大会はキックの試合も組まれているけど、MMAの方が凄いと思われるような試合をするのは当然で。他のMMAの試合と比べても、一番盛り上がるMMAらしい試合をしたいと思います」

■視聴方法(予定)
7月4日(日)
第1部:午後1時~ ABEMA格闘チャンネル
第2部:午後4時30分~ ABEMA格闘チャンネル

■第2部計量結果

※赤字の選手名をクリックするとインタビューページへ飛びます

<修斗世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]福田龍彌:56.7キロ
[挑戦者]平良達郎:56.7キロ

<ストロー級/5分3R>
田上こゆる:51.7キロ
安芸柊斗:52.2キロ

<ストロー級/5分3R>
マッチョ・ザ・バタフライ:51.1キロ
旭那拳:52.2キロ

<フェザー級/5分2R>
ムテカツ:65.7キロ
神武羅☆ヒカル:65.4キロ

<バンタム級/5分2R>
エダ塾長こうすけ:61.2キロ
左海清之:61.1キロ

■第1部計量結果

<72キロ契約/5分3R>
キャプテン☆アフリカ:72.0キロ
マックス・ザ・ボディ:71.8キロ

<フェザー級/5分3R>
山本ケントデリカット:65.7キロ
高橋孝徳:65.8キロ

<バンタム級/5分2R>
ダイキライトイヤー:61.2キロ
高岡宏気:61.2キロ

<バンタム級/5分2R>
青柳洸志:61.1キロ
キシシ:61.2キロ

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