カテゴリー
DEEP DEEP JEWELS35 MMA ゆりな 中村倫也 宇佐美正パトリック 藤田大和 藤田翔子

【DEEP JEWELS35】ドリーマーとDREMERS、藤田翔子─02─「もう中途半端に終わりたくない」

【写真】実弟、DEEP暫定フライ級王者の藤田大和と(C)MMAPLANET

11日(土)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS35で、ゆりなと対戦する藤田翔子のインタビュー後編。

プロデビュー後2試合はストロー級で試合をしてきた藤田だったが、いずれも減量で苦戦。2戦めは計量をクリアできず、今回から極真空手時代に近いフライ級で戦うこととなった。
その一方で、培ってきた空手のスキルを、どうMMAに生かすのか。ゆりな戦は、新しい藤田翔子を見せるための試合となる。

<藤田翔子インタビューPart.01はコチラから>


――藤田選手はEXFIGHTの大会会場で、イベントスタッフをされていますよね。現在はEXFIGHTジムのスタッフでもあるということなのでしょうか。

「はい。知人からEXFIGHTジムのお仕事を紹介してもらいました。イベントを手伝うだけでなく、ジムのトレーナーもやっています。一般会員さん向けのレッスンとか。たぶん打撃のミットを持てる人が欲しかったんだと思いますけど。私、自分でもミットを持つのは上手いと思っています。実家のドリーマージムでは、大和のミットを持っていましたから」

――えっ、大和選手の中学時代や高校時代の試合映像を見たこともあるのですが、あのパンチを受けていたのですか……。

「大和が高校生の時ですね。私はそんなに望んでいないし、大和もミットにこだわるから、タイミングが合わないと、嫌な顔をするんですよ(笑)。だから私のミットも成長したと思うんです。さらにEXFIGHTジムで働き始めて、ミットを持つことが増えたから、前腕の筋肉もついてきました(笑)」

――なるほど。ジムで練習はしていないのですか。

「今は、練習しているのはMe,Weだけですけど、格闘DREAMERSをやっていた頃は、仕事の前に練習へ加えてもらっていました」

――中村倫也選手や宇佐美正パトリック選手と一緒に練習していたのですね。

「そうなんです。スタッフだから特別に……ということだったと思うんですけどね。今でも倫也やパトリック、ほかのDREAMERSメンバーと意見交換していますよ。私であれば、次は柔道出身の選手なので、柔道経験者のメンバーに意見を聞いたり。そこは私のほうが先にプロになっているとか、そういうことは一切関係なく。

あと彼らは格闘DREAMERSで、私の実家もドリーマージムじゃないですか。同時期にMMAをやっていて、一緒に練習させてもらって――ありがたい縁だなと思っています」

――分かりました。キャリアのお話に戻りますが、アマチュアの試合でケイト・ロータス選手に勝利し、2021年3月にプロデビューしました。ここまで1勝1敗という戦績は、どう捉えていますか。

「あの試合では、相手の要求で初めてプロ用の薄いグローブで試合したんですけど、気持ち良いなと思いました」

――極真会館では素手によるフルコンタクト空手を戦ってきたので、アマチュア用の厚いグローブは慣れなかったのでしょうか。

「薄いグローブのほうが、やりやすいです。パンチを打っても、アマチュア用のグローブだと殴っている感触も無くて。それと薄いグローブのほうが、組んだ時も相手にエスケープされにくしですし」

――なるほど。そのロータス戦を経て、2021年3月にプロデビューしました。ここまで1勝1敗という戦績は、どう捉えていますか。

「自分としては、誰よりもプロの試合で戦うっていうことに対して強い想いを持っていたはずなのに――減量で苦戦して」

――そうですね。デビュー戦は相手のアミバ選手が計量オーバーとなりましたが、藤田選手も再計量でパス。続く2試合目は、藤田選手が計量をクリアすることができませんでした。

「はい、デビュー戦から減量で苦戦しました。空手時代は当日計量で55キロまで落としていたので、プロの前日計量だと、もっと落とせると思ったんです。それで山﨑さんと相談して、ストロー級で戦うことに決めたんですが……」

――しかし、1度目の計量をパスすることができなかった、と。

「あの時は、周りの皆さんのおかげで再計量をパスすることができました。でも次の試合では私が――結局、計量をクリアできたほうが勝った場合のみ公式記録に残る、っていう試合ばかりなんです」

――そうなると試合当日のコンディションは、どのような状態だったのですか。

「正直、ダメでした。特に2戦めはフワフワしてしまっているというか。そんななかでも自分には『勝つしかない』という前向きな言葉を言い聞かせながら戦って。あの試合が終わってから山﨑さんと話をして、フライ級で戦おうと決めました」

――そのような経緯があって、今回は58キロ契約の試合となったのですね。

「ゆりな選手は普段バンタム級なのですが、58キロまで落とせるということで、この契約体重になりました」

――ストロー級で戦うのとフライ級で戦うのとでは、減量スケジュールも違うでしょうし、それは練習にも影響を与えてくるかと思います。

「ストロー級では、最後は水抜きをしていました。でも今回は、それほど水抜きの必要もないし、それは練習にも試合にも良い影響が出てくると思います」

――減量も行いながら、しっかりと相手の対策もできるということでしょうか。

「はい。今は、ゆりな選手の映像を見ながら対策を練習しています。階級も上がるし、これまでよりも体格が大きい相手ですけど、大和や男子選手と一緒に練習しているので、そこは問題ないと思います」

――藤田選手の場合、これまで培ってきた空手のスキルをどうMMAにアジャストするかが重要になってくるかと思いますが、MMAではパンチを中心に戦う場面も見られます。

「蹴りを出すことが少なくなっていますよね。やっぱりミドルをキャッチされるんじゃないかと不安になったこともあって。だから今後は、蹴りの数を増やしていきたいです。あとは距離感。極真空手って、超接近戦じゃないですか。そのなかでも、距離感が近いと極真の頃から言われていました。背が高くて、足の長さもあるのに、距離が近すぎると」

――ゆりな選手が相手だと、距離が近ければ組んでテイクダウンを狙いに来るでしょう。

「テイクダウンを狙ってきて。私に打撃を出させないようにしてくると思います。そんななかで、そこで蹴りをたくさん見せられたらなと思います。それに今は柔術や寝技も練習していて、寝技になってもいけます」

――今回のゆりな戦が、初めてのフライ級戦です。MMAを戦ううえで、今後の目標を教えてください。

「私は全日本で優勝できずに空手を引退しました。もう中途半端に終わりたくない。大和から言われているのは、最低でもベルトを獲れ――MMAでベルトを巻けるよう、勝ちます」

■視聴方法(予定)
12月11日(土)
午後5時45分~USPWN PPV配信 & ニコニコ生放送 PPV配信

The post 【DEEP JEWELS35】ドリーマーとDREMERS、藤田翔子─02─「もう中途半端に終わりたくない」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA ONE VTJ VTJ2021 キック 宇佐美正パトリック 野村駿太

【VTJ2021】宇佐美正パトリックが野村駿太から左フックでダウンを奪い、プロ2戦めは大差の判定勝ち

【写真】左ボディと左ヒジを当てたパトリック、さらに左フックでダウンを奪った (C)MMAPLANET

<ライト級/5分2R>
宇佐美正パトリック(日本)
Def.3-0:20-17.20-17.20-18.
野村駿太(日本)

野村はガードを下げて遠い距離から踏み込み、パトリックはガードを上げて迎え撃つ。互いのバックボーンが明確な形で試合がスタート。野村の右バックスピンキックの打ち終わりに、パトリックが右ローを返した。そしてパトリックが組み付き、左腕を差し上げて野村をケージに押し込んでいく。野村が右オーバーフックに捉えると、パトリックはクラッチを外して左のフックを放った。

離れてケージ中央に戻った両者、パトリックの左目上に大きな傷が見える。パトリックは一度相手をケージに押し込むが、打撃戦では野村が首相撲からショートレンジのヒジを当てる。野村が右ローから右ショートのストレート。離れ際にパトリックがパンチを放つが、野村はバックステップでかわす。組み合いの攻防では、パトリックがケージに押し込む。野村が離れると、パトリックの左ボディが当たり、野村の動きが止まった。

もう一発ボディを放ったあと、俄然パンチと、首相撲からのヒザ蹴りを突き刺すパトリック。グラウンドではパウンドを放つがスタンド戦を要求し。スタンドに戻るとパトリックは左ヒジからヒザ蹴りを連打し、さらに前蹴りをボディに突き刺して野村に背中を着かせた。

最終回、野村が右ローから右の打ち下ろし。さらに半身の体勢からサイドキックを放つ野村に対し、パトリックはパンチから組み付いていく。野村は両腕を差し上げてからヒザ蹴りを突き刺すと、パトリックは離れた。首相撲から右ヒジを繰り出したパトリックが、そのまま相手をケージに押し込んだ。ケージ際で首相撲からヒザ蹴りを出す野村に、パトリックは離れてから左ボディ。続いてパトリックは組み付いて野村をケージに押し込む。

倒せないとみるや離れたパトリックに対し、野村は右のスピニングバックフィスト。パトリックはやはり組み付いて野村を押し込んでいく。ここでブレイクがかかり、ケージ中央で再開すると、飛び込んでくる野村にパトリックがパンチを当てる。しかし離れた野村もワンツーを当てる。パトリックは組み付いてケージに押し込むもブレイクに。ケージ中央で再開後、パトリックが左フックでダウンを奪った。野村を絶たせたパトリックは、またもパンチを当ててから組み付きケージ際でブレイクとなる。

残り30秒、打撃戦では最後にパトリックが右ストレートを繰り出してからダブルレッグで野村に尻もちを着かせた。最後はパトリックがケージ際で野村にパンチを落として終えた。

判定は2Rにダウンを奪ったパトリックの勝利。格闘DREAMERS出身のパトリックが、プロデビューから2連勝を飾った。


The post 【VTJ2021】宇佐美正パトリックが野村駿太から左フックでダウンを奪い、プロ2戦めは大差の判定勝ち first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA ARAMI MMA ONE SARAMI Shooto Shooto2021#07 VTJ VTJ2021   アルフレド・ムアイアド チャンネル 中村未来 佐藤将光 修斗 原口伸 原口央 宇佐美正パトリック 宇野薫 山内渉 岡澤弘太 岩本健汰 平良達郎 河村泰博 清水洸志 猿丸ジュンジ 結城大樹 菅原和政 西川大和 野村駿太 黒澤亮平 黒部三奈

【VTJ2021】平良達郎と対戦、アルフレド・ムアイアドが計量で見せた執念「ここには勝つために来たんだ」

【写真】計量ならびに会見もリモートで参加したムアイアド。こうしたコロナ対策のもと大会が開催される(C)MMAPLANET

6日(土)に東京都江東区のUSENスタジオコーストで開催される1VJT2021のメインで平良達郎と対戦するアルフレド・ムアイアド。

地球の反対側から、大会前日までホテルで隔離という厳しい状態で来日した。そしてリモート計量で、動画の数字がよく見えないとナァナァにすることなく、平良の滞在するホテルに呼び、眼前に計量をさせることで納得した。

この勝利への強い執念が、拳に宿ると平良は簡単な試合にならないかもしれない。リモート会見後にムアイアドの話を聞いた。


──ホテルで隔離中ですが、計量と記者会見を終えました。今の気持ちを教えてください。

「調子は良いよ。ホテルで隔離というのは、ストレスにはなったけど試合に向けて最も対戦だったといえる計量を終えることができてよかった。こんな状態だから、せっかく日本に来ることができたのに、ホテルの外に出ることができず、日本を知ることができないのは残念だけど、また来日する機会を得られるよう頑張って、次はこの国を堪能したいと思う」

──隔離中に体を動かすことはできたのですか。

「スペース的には少し狭いというのあるけど、この状況だしできることはやってきた。計画通り、ここまで来ているよ。1日に2度、3度と練習してきたから体は十分に動く。そこは全く問題ないよ」

──長旅、時差、そして隔離いろいろとあったと思います。

「飛行機での移動は確かに疲れたけど、それはもう回復している。1週間近くいるわけだし、ホテルの人たちも本当に親切だ。さっきも言ったように練習もできたし、フィジカル、メンタルともに問題ないよ」

──明日、日本のファンにどのような試合を見せたいと思っていますか。

「タイラの戦い方、戦術は十分に研究してきた。柔術、グラップリングが強いことも分かっている。対して、僕はストライカーだ。でも、ここ数戦はそういうスタイルの相手と戦ってきたからディフェンス面は強化できている。組みを防いで、打撃で勝負する」

──計量もリモートで行ったわけですが、携帯でそのまま平選手の計量の様子を映像で送っても、スケールの数字が見えづらかったのか、納得せずホテルまで呼びつける感じで、目の前に平選手の体重を見て納得をしていました。勝利への執念がヒシヒシと感じられました。

「透明性を徹底したかったので、ああしてもらったんだ。僕らはプロだからね、計量台の数字が見えづらいままでは戦えない。それと最初にオファーが来たときはフライ級のリミットだったんだ。それが58.5キロに変更されたこともあって。僕はそれでも戦うよ。構わない。でも、計量器の数字が見えないのは違うからね。

そこをうやむやにして戦うことはできない。ここには勝つために来ているんだから。そういうことで、ホテルに来てもらったんだ。その方がクリアーだからね」

──同じ日本人として、そこでオーガナイザーが不正を働くことはないとは思いますが、そのこだわりこそ本気度が伝わってきます。

「もし、僕がタイラをホテルに呼んだことで気を悪くしたら申し訳ない。契約体重が変わったことで、これまでに他の大会ではちゃんと計量も行われなかったこともあったので、念のためなんだ。今大会のオーガナイザーには、本当に良くしてもらっているから、悪い印象は本当に持っていない。ただクリアにしたかったんだ。この試合で勝つためにね」

■VTJ2021視聴方法(予定)
11月6日(土)
午後4時30分~ ABEMA格闘チャンネル

■VTJ2021対戦カード

<58.5キロ契約/5分3R>
平良達郎(日本)
アルフレド・ムアイアド(チリ)

<フェザー級/5分3R>
宇野薫(日本)
原口央(日本)

<ライト級/5分3R>
西川大和(日本)
菅原和政(日本)

<63キロ契約/5分3R>
佐藤将光(日本)
河村泰博(日本)

<ライト級/5分3R>
原口伸(日本)
岡澤弘太(日本)

<ライト級/5分3R>
宇佐美正パトリック(日本)
野村駿太(日本)

■Shooto2021#07視聴方法(予定)
11月6日(土)
午後1時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■Shooto2021#07対戦カード
             
<修斗世界女子スーパーアトム級選手権試合/5分5R>
[王者] 黒部三奈(日本)
[挑戦者] SARAMI(日本)

<修斗暫定世界ストロー級王座決定戦/5分5R>
猿丸ジュンジ(日本)
黒澤亮平(日本)

<フェザー級/5分2R>
結城大樹(日本)
岩本健汰(日本)

<インフィニティリーグ2022女子アトム級/5分2R>
中村未来(日本)
澤田千優(日本

<フライ級/5分2R>
高橋SUBMISSION雄己(日本)
山内渉(日本)

<ミドル級/5分2R>
岩崎大河(日本)
清水洸志(日本)

The post 【VTJ2021】平良達郎と対戦、アルフレド・ムアイアドが計量で見せた執念「ここには勝つために来たんだ」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA ARAMI MMA ONE SARAMI Shooto Shooto2021#07 VTJ VTJ2021   アルフレド・ムアイアド ジョン・リネケル チャンネル ビビアーノ・フェルナンデス 中村未来 佐藤将光 修斗 原口伸 原口央 宇佐美正パトリック 宇野薫 山内渉 岡澤弘太 岩本健汰 平良達郎 河村泰博 海外 清水洸志 猿丸ジュンジ 結城大樹 菅原和政 西川大和 野村駿太 黒澤亮平 黒部三奈

【VTJ2021】川村泰博戦前の佐藤将光「選手は試合をしたいもの」&「やりたいよう、やり切りたい」

【写真】ZOOM取材でスクショに失敗すると、佐藤が自撮り写真を丁寧に同じ構図で送って来てくれた (C)SHOKO SATO

6日(土)、東京都江東区のスタジオ・コーストで行われるVTJ2021で佐藤将光が出場し、河村泰博と対戦する。

2019年5月、佐藤はONEでのキャリアをスタートさせると3連続フィニッシュ勝利を果たす。ビビアーノ・フェルナンデスの持つONEバンタム級王座挑戦の機運が高まっていたが、コロナパンデミックが起こり、その機会は巡って来ず今年の1月にファブリシオ・アンドラジとの激闘で惜敗を喫した。

以来、試合が組まれてなかった佐藤は今回のVTJへの出場を凱旋マッチでも、消化マッチでもないと言い切る。歯に衣着せぬ言動も、人間の権利=自由の行使の一環だ。試合機会を求めるのは、実戦に向かう日々で自身が成長に繋がっていたから。

ONE日本大会以来、2年振りの国内での試合前に佐藤の心境を尋ねた。


──ファブリシオ・アンドラジとの試合から、10カ月近く経ちVTJで河村泰博選手との試合が決まりました。ようやく試合ができることに対し、どのような気持ちですか。

「率直に嬉しいです。ずっと試合がしたかったので。僕は試合を重ねている方がコンディションが創りやすいですし、試合に向けて対策練習をして技術力を上げるタイプで。そうすることで成長できるから、試合が決まって嬉しいです」

──ONEが5月から8月までシンガポールのロックダウンもあり大会がキャンセルになっていましたが、9月の再開からも声が掛からなかったということですね。

「契約満了期間がこの間にあって、その後の更新に向けての話は続けている状態です。まぁONEも致し方ない状況ですし、僕が文句を言ってもしょうがないことです。ただし、選手は試合がしたい。この状況を何とかしたいということは、知ってもらう必要があります。ダメならダメで、日本で戦わせて欲しいという僕の要望を今回はONEが飲んでくれて試合ができます。

このインタビューを読んでくれる人たちは、簡単に試合を組んでもらえるモノだと思うかもしれないけど、色々と難しいことがあります。

一番はONEでベルトを目指したいです。中途半端で終わりたくないですから。ただコロナってすぐには収束しないと思いますし、そうなったら今回のようにただただ試合期間が空いてしまうことは……勝手な意見かもしれないですが、僕は辛いので。どのような理由があっても一定の期間、試合が組まれないなら日本で試合ができるというような条項を契約に盛り込んでもらえるなら、これからも当然ONEで戦い続けたいです」

──ONEの契約も当然のようにコロナ禍を想定していないモノだったでしょうし、コロナ禍においてはフレキシブルに対応してほしいというのが正直なところですね。

「まぁ、そういう障害というモノがあったのですが、色々な人に動いてもらって今回VTJで試合ができることになり、そこは感謝していますし試合ができて良かったです。ONEで試合が組まれないで、このタイミングでVTJに出られる。そこの許可は貰えたのでオファーがあれば修斗の公式戦でも試合をしたい。僕としてはどこでも試合ができるなら、やりたいということです。

色々な煽り方があるので、ファンの人に向けて分かりやすいストーリーラインがあるのは構わないです。ただし、心情としては凱旋マッチでもないし、消化試合でもない。ただただ僕のパフォーマンスを見せる機会ということです」

──佐藤将光が佐藤将光であるための試合。そういう風に捉えています。

「もう勝手なんで、自分がやりたいように生きています」

──将光選手はパンクラスから修斗、修斗からONEとずっと成長しています。敗れたとはいえアンドラジ戦の内容も良かった。それだけに、本当にやっと試合を見ることができます。そして対戦相手がNEXUSのバンタム級王者である河村選手になりました。どのような印象を持っていますか。

「相手の選手に対しては、特に……。テーマとしては、如何に自分のパフォーマンスを見せるのかということなので。いつもと同じで決まった相手の映像を見て、研究する。そこに自分の技術をはめて戦う。特別なことがないのは、他の試合とも同じです。リマッチだったり、昔視ていた選手との試合では特別な想いを持つこともありますが、そうでない試合は『あぁ、こういうタイプね』という感じだけです」

──VTJとONEではルールが違います。その辺りは気になりますか。

「ルールは緩い方が好きなので、ONEルールの方が戦いやすいと思います。けど、グラウンドでのヒザがないだけですからね」

──戦いは危険になりますが、規制が緩くなるという風に捉えているのですね。興味深いです。

「まぁ自分が使いたいので。使いたい方からすると緩いという捉え方になりますね。グラウンドのヒザにしても、攻撃を受けることでなく攻撃することしか考えていないです。練習中でも、今回はここでヒザを蹴ることができないんだなとか考えることはありましたしね」

──なるほどぉ。この試合が、どのように今後のキャリアに関係してくるのか。

「今は今後のことについては、言えないですね……」

──ビビアーノ・フェルナンデスが戻ってきて、ジョン・リネケルと戦うことが一度は決まりました。その10周年記念大会は延期が決定しましたが、ONEバンタム級選手権試合についてはどのようになると予想していましたか。

「リネケルが普通に勝つと思っています。そういう選手と戦っていきたい気持ちは勿論持っています。試合ができるのであれば、最初に言ったように中途半端に戻って来るんじゃなくて、ONEでやって行きたいという気持ちでいました。ただし海外で外国の強豪と戦いたいという想いよりも、試合ができないことが嫌だという気持ちの方が大きいです」

──将光選手の要望とONEの望みが合致し、WIN WINになれることを望みます。そして今回の河村戦、将光選手のどのようなパフォーマンスをファンに見せたいと考えていますか。

「前の試合で負けているので、期待を持ってもらえる試合を──佐藤将光って強いなと思ってもらえる試合がしたいです。ちゃんと倒しにいくスタイルを見せたいですね。あとは思うように自由にやりたい。もちろん試合は見てもらうモノで、見てほしいのですが、一番は自分のやりたいことを見てもらうという感覚です。やりたいように、思い切りやりたいです」

──アンドラジ戦で佐藤将光の力を疑うような人は、まずいないと思います。同時にアンドラジもあそこから試合が組まれていないので、もっと見たい。その強さを他の選手相手にも見せてほしい選手です。

「僕はバンタム級だから、バンタム級の選手の試合がもっと見たいです。DJ✖ロッタンとか、僕は絶対に乗れなくて。だったらDJはMMAのトップ選手と、ロッタンはムエタイの強い選手とやって欲しい。ああいう試合があると、ONEが何を目指しているのか見えなくなるので、どう乗れば良いのか分からないというのはあります。

まぁ期待してもらえるような試合をしたいです。されなくても、続けちゃうんですけど(笑)。皆に見たいと思ってもらう試合を熱気を帯びた会場でやることが一番気持ち良いので、色々背負っている方が辛いけど楽しいです。辛いことの方が楽しいような気がします」

■VTJ2021視聴方法(予定)
11月6日(土)
午後4時30分~ ABEMA格闘チャンネル

■VTJ2021対戦カード

<58.5キロ契約/5分3R>
平良達郎(日本)
アルフレド・ムアイアド(チリ)

<フェザー級/5分3R>
宇野薫(日本)
原口央(日本)

<ライト級/5分3R>
西川大和(日本)
菅原和政(日本)

<63キロ契約/5分3R>
佐藤将光(日本)
河村泰博(日本)

<ライト級/5分3R>
原口伸(日本)
岡澤弘太(日本)

<ライト級/5分3R>
宇佐美正パトリック(日本)
野村駿太(日本)

■Shooto2021#07視聴方法(予定)
11月6日(土)
午後1時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■Shooto2021#07対戦カード
             
<修斗世界女子スーパーアトム級選手権試合/5分5R>
[王者] 黒部三奈(日本)
[挑戦者] SARAMI(日本)

<修斗暫定世界ストロー級王座決定戦/5分5R>
猿丸ジュンジ(日本)
黒澤亮平(日本)

<フェザー級/5分2R>
結城大樹(日本)
岩本健汰(日本)

<インフィニティリーグ2022女子アトム級/5分2R>
中村未来(日本)
澤田千優(日本

<フライ級/5分2R>
高橋SUBMISSION雄己(日本)
山内渉(日本)

<ミドル級/5分2R>
岩崎大河(日本)
清水洸志(日本)

The post 【VTJ2021】川村泰博戦前の佐藤将光「選手は試合をしたいもの」&「やりたいよう、やり切りたい」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
Interview J-CAGE VTJ2021 ブログ 宇佐美正パトリック 野村駿太

【VTJ2021】野村駿太とプロ2戦目対決、宇佐美正パトリック「倫也先輩にプレッシャーを与える試合を」

【写真】つわものどもが夢の跡。EXFIGHT02直後にパトに話を訊いた (C)MMAPLANET

6日(土)、東京都江東区のスタジオ・コーストで行われるVTJ2021のオープニングマッチで『格闘DREAMERS』出身、LDHmartialartsファイターの宇佐美正パトリックが野村瞬太と対戦する。

9月にプロMMAデビューを果たしたばかりのパトリックが、プロ2戦目でVTJという舞台で戦う機会を得た。対戦相手の野村はポイント空手出身で、同じくプロ2戦目のファイターだ。宮田和幸率いるBRAVE GYMは、数々のバックボーンを持つ格闘家が集まっており、野村もデビュー戦から宮田メソットといえるレスリングを取り入れて戦っている。

環境、練習仲間という点においても、EXFIGHT所属のパトリックは決して負けてはいらない。寝技になっても自信あり、スタンドの打撃戦は言うに及ばず。試合を1週間後に控えた10月30日、練習仲間が戦ったEXFIGHT02直後にパトリックに話を訊いた。


──自らの試合まで1週間、EXFIGHTの練習仲間が実戦で戦うところを見ていて気持ちが高ぶってきましたか。

「会場が違って雰囲気は違うのですが、刺激を貰ってさらに燃えてきているというか、いよいよだなって上がってきています。でも、上がり過ぎても良くないので声も出さないよう結構抑えて見ていました。

声を出して応援をしたいというのはあるんですけど、練習仲間の相手の選手達はEXFIGHTに来てくれているわけだし、アウェイ感が出たらいけないから声は出さなかったです」

──くれぐれもセーブエナジーでお願いします。

「アハハハ。でも、どの試合も楽しくて勉強させてもらいました」

──試合まであと1週間、追い込みも終わった形ですか。

「ハイ、ちょうど昨日上がったところです。ここから回復しつつ、水抜きのための準備をしている感じで。疲労のピークからも抜けてきています」

──やるべきことはやったと。

「ハイ。GENで岡見さんに壁レス、グラップリングをしっかりと指導してもらいました。ここのところ、指摘されたことをすぐにやるということを心掛けていて。それができるようになっているので、試合の時も指示に対してすぐに動けると思います」

──今回の対戦相手である野村駿太選手は伝統派ポイント空手出身で、同じくプロ2戦目です。

「パンチが固そうで、凄く打ち込んできますね。でも、打撃じゃなくてテイクダウンに来るかもしれないですしね。デビュー戦でテイクダウンされているし、パンチでは来ないんじゃないかって。でも、寝技だって僕のフィールドです。凄く良くなっているし、下からも技を掛けることもできているんで──寝るつもりはないけど、下になっても極め切れるというのが自分の強さです。

でも、打撃でやるっていうなら喜んでやりますよって感じです。空手で結果を残しているし、打撃に自信があるでしょうしね。スピードがあって、反応も凄く良いですから」

──ステップを踏み、距離を取るということも考えられます。

「僕もボクシングをやってきて、変則的なパンチを知っています。ヨシ・イノウエ選手が反応できなかったのも、地味にですけど自分で工夫して変化を加えているからなんです。そういうところも見てほしいですね」

──2戦目ということで、気持ち的に少し余裕がありますか。

「余裕というか、やることをやる。コレが僕の仕事なんで。ただデビュー戦はえぐかったです。もう腹も痛かったし。でも皆に支えてもらっているので、ちゃんと勝つことが恩返しやと思って戦いました」

──2戦目が中村倫也選手より、早くなりましたね。

「しかもVTJですからね。僕が倫也先輩にプレッシャーを与えることができる人間になりたいですし……。この前はデビュー戦のデキが凄すぎて、めっちゃプレッシャーを掛けられたんで(苦笑)。今回は僕が倫也先輩のプレッシャーになるような試合をします」

──そういう切磋琢磨の方法があるのですね。

「だから今回は凄く楽しみなんです。この前より減量の幅も少なくて、15キロぐらい落としていたのが、6キロぐらい落とすだけで良くて。試合後も普通にご飯も食べても体重が増えなかったですね」

──あと1週間、水抜き前としては上々ですね。顔色も良いですし。

「そうですか? 減量も上手いこといっています。今回も親父が応援しに来てくれるんでエェところを見せられたらなって思っています」

──VTJは修斗にとって特別な大会です。そこで戦うことについては?

「世界を見据えている大会。その世界で通用するんやって思ってもらえるような試合をするんで。この前はボディで倒したので、今回は違う形で倒して大会の先陣を切りたいと思います。次のVTJは僕も国際戦を戦えるようになる──そういう気持ちでやります」

■VTJ2021視聴方法(予定)
11月6日(土)
午後4時30分~ ABEMA格闘チャンネル

■VTJ2021対戦カード

<58.5キロ契約/5分3R>
平良達郎(日本)
アルフレド・ムアイアド(チリ)

<フェザー級/5分3R>
宇野薫(日本)
原口央(日本)

<ライト級/5分3R>
西川大和(日本)
菅原和政(日本)

<63キロ契約/5分3R>
佐藤将光(日本)
河村泰博(日本)

<ライト級/5分3R>
原口伸(日本)
岡澤弘太(日本)

<ライト級/5分3R>
宇佐美正パトリック(日本)
野村駿太(日本)

■Shooto2021#07視聴方法(予定)
11月6日(土)
午後1時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■Shooto2021#07対戦カード
             
<修斗世界女子スーパーアトム級選手権試合/5分5R>
[王者] 黒部三奈(日本)
[挑戦者] SARAMI(日本)

<修斗暫定世界ストロー級王座決定戦/5分5R>
猿丸ジュンジ(日本)
黒澤亮平(日本)

<フェザー級/5分2R>
結城大樹(日本)
岩本健汰(日本)

<インフィニティリーグ2022女子アトム級/5分2R>
中村未来(日本)
澤田千優(日本

<フライ級/5分2R>
高橋SUBMISSION雄己(日本)
山内渉(日本)

<ミドル級/5分2R>
岩崎大河(日本)
清水洸志(日本)

The post 【VTJ2021】野村駿太とプロ2戦目対決、宇佐美正パトリック「倫也先輩にプレッシャーを与える試合を」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA ARAMI MMA SARAMI Shooto Shooto2021#07 UNRIVALED VTJ VTJ2021   アルフレド・ムアイアド チャンネル 中村未来 仲山貴志 佐藤将光 修斗 原口伸 原口央 宇佐美正パトリック 宇野薫 山内渉 岡澤弘太 岩本健汰 平良達郎 椿飛鳥 河村泰博 海外 清水洸志 猿丸ジュンジ 結城大樹 菅原和政 西川大和 野村駿太 黒澤亮平 黒部三奈

【Shooto2021#07】結城大樹戦へ。レーダーチャートばらつきまくりの岩本健汰「打撃もチョットできるぞ」

【写真】まるで個性派俳優のような岩本。別に俳優などつけなくても、個性派ということで良いのだが…… (C)MMAPLANET

6日(土)、東京都江東区のスタジオコーストで行われるShooto2021#07で、グラップリング国内最強と言われるようになり久しい岩本健汰が、9月に続きMMA2戦目を結城大樹相手に行う。

初陣=椿飛鳥戦では打撃を被弾することなく、ケージに押し込みテイクダウン。組みの展開になると圧倒的な力の差を見せた。とはいえ今回戦う結城は、環太平洋王者だった仲山貴志と7月に分け、修斗戦績は4勝1敗3分とMMAの経験値は岩本とは明白に差がある。

打撃はルーキー、寝技は国内最強。ケージレスリングの強さを折り紙付きという──レーダーチャートが極端にばらつくルーキーは、MMAとしてどのような打・倒・極の回転を見せることができるのか。MMA初戦を振り返り、結城戦について自信のほどを尋ねた。


──修斗2戦目というか、MMAの2試合目が今週末に迫ってきました(※取材は11月2日に行われた)。デビュー戦後に話を聞かせてもらおうと思ったら、さっさと帰宅されてしまったようで(笑)。

「試合は最後まで見たのですが、すぐに帰りました(笑)」

──もう40日前ですが、初めてのMMAの手応えは?

「自分で思っていたよりもスムーズにいきました。もう少し、打撃の洗礼とか受けるかと思っていたので。ケガもなくて終わったので良かったといえば良かったですが、経験という点では本当のMMAの打撃の攻防がなかったので、そこは足らなかったかと思います」

──スタンドで殴られることなく組んでケージへ。その前に蹴りを使っていましたね。

「対峙した時の緊張感が、こういうものかと感触があって。それほど恐怖心はなかったです」

──岩本選手の組みの圧力が、椿選手の打の圧力より上だったかと。椿選手が振りまわす様な無軌道なパンチを振るってくる方が嫌だった?

「そこは……どうですかね。前に出てくる方が、組みやすいといえば組みやすいかもしれないです。凄くプレッシャーを掛けられていたら別ですけど。前にガムシャラに出てくるのなら、組みつくだけなので問題なかったと思います」

──実戦のなかでケージレスリングを初めて行ったかと。その辺りについては?

「グラップリングに関しては、ケージで試合をしたのも過去に1回で相手が引き込むという試合内容でした。でも、グラップリングやケージレスリングに関しては心配はなかったです」

──組みのなかの打撃も互いに少なかったです。

「一応、寝かしたときにチョコチョコ殴ったのですが、効かせたとかはなかったですね」

──それよりも鼻がもげるんじゃないかというチョークの仕掛けを見て、モッティはえげつない絞め方をすんだと思いました(笑)。

「えげつない……ハハハハ、ありがとうございます!! けっこう、無理やりに入れることが多いです」

──そして、すぐに今回の試合が決まりました。

「11月は実はUnrivaledが明日(※3日)にあるじゃないですが、そこに出る予定でいました。だけど1週間ほど考えて、MMAに出たいと伝えました。Unrivaledでは海外の選手を呼ぶと言ってくれていたのですが、それができない状態だったのでUnrivaled側もそこは理解してくれました。

僕自身、グラップリングで日本人選手と戦うなら、今はMMAの経験を積むべきだと考えました。練習もMMAが中心というか、MMAを優先していますし」

──前日計量の65.8キロというのは、2年前のアブダビの66キロ以下級以来ではないでしょうか。

「アブダビの時も水抜きをしましたけど、知識は今の方があるので大丈夫だと思います。前の試合の前から、ずっと試合があるかどうかということで体重を抑えてきて、それほど落とし幅もないですし」

──対戦相手の結城大樹についての印象は?

「試合映像を見ましたが、結城選手も打撃を振るうとすぐに組みつくタイプの選手だったので、僕と戦うときはどうするのかチョット楽しみです。もしかしたら打撃を続けるかもしれないけど、すぐにテイクダウンに来るかもしれないし」

──ジャブで突き放し、徹底して組みを拒否する戦いになると一番厄介でしょうか。

「そうしたら、僕が打撃でプレッシャーをかけます」

──おお!! 

「デビュー戦の時よりも、打撃も成長しています。前回の試合を比較すると、良くなっています。練習していた、どの部分が試合で出すことができるのか分からないですけど怖さも前よりないですし、良くなっていると思います。打撃でプレッシャーを掛けることもできるんじゃないかと思います」

──グラップリングのトップ選手として、西川大和選手のように下から殴って来る戦術をどのように思いますか。

「上を取ったから殴られないとか、危なくないというのは全くないと思います。上を取っても頭の位置とか気を付けないといけないし。だから上を取るだけでなく、ポジショニングが大事だと思います。だから、西川選手のようなスタイルの相手がいればまずは足を一本抜いてハーフに行きます。僕自身はパウンドとかは、ちゃんとポジションを取ってからの方が良いという考えです」

──西川選手ほど上手く使えなくても、あの試合を見て真似る選手は出てくるかと思います。

「下から殴る人は出てくるかもしれないですね。ただ、僕としては簡単に下になってくれる方が楽です」

──なるほど。では、今回の試合ではMMAファイターとして成長した姿を見せるとすると、どこに注目してほしいですか。

「戦い方は相手次第になると思います。ただ打撃もちょっとはできるぞというのは、見せられるんじゃないかと思います」

──不敵な笑みを浮かべていますね。

「アハハハ。打撃に関しては、ここ最近になって以前より見えるようになってきていますし、結城選手が打撃で突っ込んで来ても、見て距離を取る準備をしているので大丈夫だと思います。

それに打撃をもらったとしても気持ちが折れることはないと思います。とにかく負けたくないので、僕の気持ちを折ることはできないです」

■視聴方法(予定)
11月6日(土)
午後1時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■Shooto2021#07対戦カード
             
<修斗世界女子スーパーアトム級選手権試合/5分5R>
[王者] 黒部三奈(日本)
[挑戦者] SARAMI(日本)

<修斗暫定世界ストロー級王座決定戦/5分5R>
猿丸ジュンジ(日本)
黒澤亮平(日本)

<フェザー級/5分2R>
結城大樹(日本)
岩本健汰(日本)

<インフィニティリーグ2022女子アトム級/5分2R>
中村未来(日本)
澤田千優(日本

<フライ級/5分2R>
高橋SUBMISSION雄己(日本)
山内渉(日本)

<ミドル級/5分2R>
岩崎大河(日本)
清水洸志(日本)

■VTJ2021視聴方法(予定)
11月6日(土)
午後4時30分~ ABEMA格闘チャンネル

■VTJ2021対戦カード

<58.5キロ契約/5分3R>
平良達郎(日本)
アルフレド・ムアイアド(チリ)

<フェザー級/5分3R>
宇野薫(日本)
原口央(日本)

<ライト級/5分3R>
西川大和(日本)
菅原和政(日本)

<63キロ契約/5分3R>
佐藤将光(日本)
河村泰博(日本)

<ライト級/5分3R>
原口伸(日本)
岡澤弘太(日本)

<ライト級/5分3R>
宇佐美正パトリック(日本)
野村駿太(日本)

The post 【Shooto2021#07】結城大樹戦へ。レーダーチャートばらつきまくりの岩本健汰「打撃もチョットできるぞ」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA ARAMI MMA SARAMI SASUKE Shooto Shooto2021#07 VTJ VTJ2021   アルフレド・ムアイアド チャンネル 中村倫也 中村未来 佐藤将光 修斗 原口伸 原口央 坂本一弘 堀口恭司 宇佐美正パトリック 宇野薫 山内渉 岡澤弘太 岩本健汰 平良達郎 椿飛鳥 河村泰博 海外 清水洸志 猿丸ジュンジ 結城大樹 菅原和政 西川大和 野村駿太 黒澤亮平 黒部三奈

【VTJ2021&Shooto2021#07】坂本一弘代表に訊く、Shootoのヒエラルキー─03─「勝ちゃあ、良い」

【写真】岩本健汰はプロアマ通して、1度もMMAを経験することなくプロ修斗公式戦を戦った(C)MMAPLANET

いよいよ 6日(土)に迫ったVTJ2021とShooto2021#07。東京都江東区のUSENスタジオコーストで両大会を主催するSustainの坂本一弘氏インタビュー最終回。

VTJが復活した今、修斗公式戦では中村倫也及び宇佐美正パトリックというEXFIGHT勢がアマ修斗を経ず、公式戦でKO勝ちデビュー。岩本健汰がアマでもMMAを経験せずにプロ修斗に参戦し、RNCで一本勝ちした。彼らのデビュー関して、修斗のヒエラルキーが崩れるという声がはからずとも起こった。

アマからプロという一貫した競技性を気付いてきた修斗における変化を坂本氏はいかに捉えているのか。そこにはVTJと再び行う意志に通じる、強さへを追求する姿勢が見られた。

<坂本一弘インタビューPart.02はコチラから>


──VTJと修斗と同日興行、その先には海外というモノが存在しています。再び、富国強兵の時がやってきたのかと。

「まぁ修斗とVTJに関連づけると、現状において海外で成功している日本人は堀口恭司──ただ1人ですよね。ならばその成功例を真似るというのは一つの正解だと思います。SASUKE選手とかにもそういう話をしました。同じテンションではできなくても1カ月とか2カ月の間、米国で練習をして、その経験を日本に持ち返る。次の戦いに備えて自分のできることをやっていく。

堀内恭司にはなれなくても、自分のやり方は見つかるはず。だから焦ったり、短絡的な選択をしない。そのためのステップという意味はありますよね──今回のVTJというのは。だから厳しい試合を外から持って来る。今はコロナ禍で制限もありますが、そこを崩しに掛かっているので、90年代にVTJでやってきたことをやる。今回だけでなく、2022年の公式戦に関しても、その方向性で見ています。

日本は最弱ではないです。でも、どこもかしこも強くなっているから置かれている状況は厳しい。厳しいからこそ、厳しいことを強いて殻を破らないといけないです。1996年の『日本最弱』、あれは日本の総合格闘技がピンチを迎えた時ではあったと思います。強さという威厳を保つうえで。で、そのピンチの後には、何があったか……。

VTJが7月7日に浦安のNKホールであり、7月28日にクラブチッタ川崎で第3回全日本アマチュア修斗があったんです」

──ウェルター級(※69キロ)の決勝が……。

「桜井速人✖宇野薫でした。この時は川崎フリーファイトとしてプロの試合も組んで、郷野聡寛が須田匡昇と戦っているんですよね」

──郷野選手はその後のVTJに出場はなく、年が明けて1月の後楽園ホール大会で戦う。そういう印象が強いです。須田選手は98年のVTJでマーク・コールマン門下のブランドン・リー・ヒンクルに足関節を仕掛けてカカトで顔面に蹴られまくった。

「ホント、修斗が世界に逆襲、打倒ブラジルを掲げて99年に成就した。でも、それって今から思うと綺麗なストーリーですけど、当時はひたすらに必死になってやっていただけですからね。とにかく負けるかって言うことで」

──坂本さんは今もある意味、必死のパッチじゃないですか(笑)。

「ホンマにそうですよ(笑)」

──VTJと修斗はレコードのA面とB面という話でしたが、A面の方ではアマ修斗を経ず公式戦デビューをした中村倫也、宇佐美正パトリックの両選手ばかりか、プロアマ問わずMMAを経験していない岩本健汰選手が、プロ修斗でプロMMA初陣を戦う。そしてアマ修斗を経てプロになった選手を圧倒しました。これはA面のヒエラルキーとして、危機感を持つことはないですか。アマ修斗を経ない選手たちの出現に、修斗が修斗でなくなるという声も聞かれますし。

「まぁ、そういう声があるということに関して正直にいうと、『だから、どうなんだ?』ということですよね。修斗のヒエラルキーを守ろうとする人たちに関しては、そういう風に思ってくれて有難いです。修斗をそうやって大切に思ってくれている。そういう人たちがいてくれて、修斗は成り立っているのも確かです。

でも、強い選手にプロ修斗公式戦を戦ってもらうことを否定して良いモノでしょうか。なら外国人選手を招聘することも、厳密にいえばヒエラルキーから外れてきてしまうじゃないですか」

──確かにそうですね。

「20年以上前にマット・ヒューズとデイブ・メネーを招聘した時、『なんで、ククラスBじゃないんだ。修斗で実績がないだろう』という意見も出ました。強い選手はどこにでもいるんですよ。岩本健汰の出場に反対する。それがアマ修斗の存在を脅かすというのであれば、椿飛鳥が岩本に勝たなアカンかったんですよ。アマ修斗の存在感を頑強にするのであれば。

これは椿の敗北に関して、注文をつけているわけじゃないです。青木のあんな要求を受けて、試合を受けた。大したもんです。試合なんです。椿は勝つためにオファーを受けた。勝つチャンスは均等に与えられているんです。

それをモノにするかどうか。これは修斗に関わっている人間に対しての僕の考えです。ファンの人たちに対しての言葉ではないです。ファンの人たちは好き勝手、自分の想う修斗を応援してください。

その一方で、修斗関係者に対しては、自分たちが修斗の在り方を守りたいために、力のある選手が修斗公式戦に出ようという状況を阻害するのはおかしいと思っています。それを守って、強さを追求するというのは違う。それは修斗の理念ではないんじゃないかという気がします。

僕はプロモーターです。だから『お前の解釈だと、岩本が出ることは都合が良いんだろう』って言われたとしても、『強いから、しょうがないやないか』と。別に最初から世界王座に挑戦しているわけでもないですからね。試合になる椿との試合を組んだ。正しいのは勝った岩本です。それだけです。勝ちゃあ、良い。

それだけアマ修斗が大切なら、アマ修斗の全日本王者が無敗でずっと勝ち続けられるよう選手を強化していけば良いじゃないですか。それができていなくて、アマ修斗から勝ち上がってきた選手が、MMA初戦の選手に負けたら、その試合の存在を否定するのではなくて、より強さを目指すアマ修斗であれば良いんじゃいかと」

──はい。

「強くなるという目標に向かっていくと、手段は一つではないです。山の頂上を目指すためには、ルートが複数あるように色々な登り方がある。強さを追求するのも同じことだと思いますよ。それに椿が岩本に負けたからってアマ修斗は否定されるモノではないです。アマ修斗が必要な選手は全国にいくらでもいますから。アマ修斗の経験をプロ修斗で生かす人がいれば、グラップリングや柔術の経験をプロ修斗で生かすことができる選手もいて然りです。活かし方は個人の判断です。それは自分で決めないと。

まぁ、でもそうやって疑問を投げかけてくれる人がいるというのは、本当に有難いことだと思っています。修斗らしさ、アマからプロという筋道を大切にしてほしいと言われるのが修斗なんだと僕は捉えています」

──坂本さんはそういう意見も、我々マスコミが書くことも苦虫を嚙み潰したような表情になるでしょうが、許容してくださっていますしね。だから、修斗だけは書きやすいというのは私のなかではありますね。

「ホンマ、勘弁してほしいですけどね(笑)。皆、それぞれに『俺たちの修斗』がある。これは幸せなことやと思います。昔話をして、振り返って。そこで答え合わせをするのもありです。でも、これからのことを考えるうえで、将来の答え合わせを今することはできない。挑戦するから、答が出てくるわけで。挑戦しないと、分からんままです。

だから岩本とか中村倫也、パトリックの出場もそうだし、VTJの再開もそう。挑戦するから、何かが分かる。岩本に勝ちたい、中村に負けるか。パトリックなんぼのもんじゃ──っていう風な選手が出てくること。VTJから世界目指すんやっていう選手が現れることを期待していますし、それにはこっちが動かないとあかん。そういうもんやと考えています」

■VTJ2021視聴方法(予定)
11月6日(土)
午後4時30分~ ABEMA格闘チャンネル

■VTJ2021対戦カード

<58.5キロ契約/5分3R>
平良達郎(日本)
アルフレド・ムアイアド(チリ)

<ライト級/5分3R>
西川大和(日本)
菅原和政(日本)

<63キロ契約/5分3R>
佐藤将光(日本)
河村泰博(日本)

<フェザー級/5分3R>
宇野薫(日本)
原口央(日本)

<ライト級/5分3R>
宇佐美正パトリック(日本)
野村駿太(日本)

<ライト級/5分3R>
原口伸(日本)
岡澤弘太(日本)

■Shooto2021#07視聴方法(予定)
11月6日(土)
午後1時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■Shooto2021#07対戦カード
             
<修斗世界女子スーパーアトム級選手権試合/5分5R>
[王者] 黒部三奈(日本)
[挑戦者] SARAMI(日本)

<修斗暫定世界ストロー級王座決定戦/5分5R>
猿丸ジュンジ(日本)
黒澤亮平(日本)

<ミドル級/5分2R>
岩崎大河(日本)
清水洸志(日本)

<フェザー級/5分2R>
結城大樹(日本)
岩本健汰(日本)

<フライ級/5分2R>
高橋SUBMISSION雄己(日本)
山内渉(日本)

<インフィニティリーグ2022女子アトム級/5分2R>
中村未来(日本)
澤田千優(日本)

The post 【VTJ2021&Shooto2021#07】坂本一弘代表に訊く、Shootoのヒエラルキー─03─「勝ちゃあ、良い」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA MMA Shooto UFC VTJ VTJ2021 アルフレド・ムアイアド チャンネル 佐藤将光 修斗 原口伸 原口央 宇佐美正パトリック 宇野薫 岡澤弘太 岡野裕城 川名雄生 平良達郎 河村泰博 海外 菅原和政 西川大和 野村駿太

【VTJ2021】国際戦が消えた──西川大和は、菅原和政と対戦。2022年の修斗の主役は西川か平良か

【写真】疑問符がつこうが、西川の試合への関心度は高まるばかりだ(C)MMAPLANET

3日(水・祝)、Sustainより6日(土)に東京都江東区のUSENスタジオコーストで開催されるVTJ2021で西川大和が菅原和政と対戦することが発表された。

1日(月)にSustainの公式Twitterで『西川大和の対戦相手として海外選手招聘が決定していましたが、カード発表直前にPCR検査で陽性が出たと急報があり、招聘を断念することになりました。西川選手の対戦相手は現在交渉中です。発表をお待ちください!』という発表があり、『某雑誌でもお伝えした『vs元●●●王者/北米のガチ強豪』は幻に…期待してくださったファンの皆様、関係者の皆様、何より西川選手、申し訳ありません。海外強豪の招聘&西川選手との激突は今後実現させるべく動いて参ります!』という投稿も見れた。


招聘予定選手のコロナ陽性の報はVTJ2021に関わる、あらゆる方面の関係者が忸怩たる思いで耳にしたに違いない。某雑誌=現在発売中のFight&Lifeの平良達郎インタビュー・ページに「vs元●●●王者/北米のガチ強豪」という囲み記事が掲載されているが、この来日が幻に終わった選手こそVTJらしさが集約された北米の強豪選手だったからだ。

雑誌に飛ばし記事として掲載されているこの強豪、敢えてここでは名前を伏せるが、米国MMA界イーストコーストの登竜門、さらにフィーダーショー王手のフェザー級王座に就き、元&現UFCファイターを幾人も破っており、西川にとっては世界への扉を開く、いや世界の強さを肌で感じる絶好の機会であった。

9月の後楽園ホール大会で修斗史上最年少18歳10カ月で、世界のベルトを巻いた西川も、このマッチアップにはどれだけ期待し、心が躍ったかと想像すればするほど、代役出場となる菅原戦が危険に感じられる。

試合まで1週間を切り、北米の強豪との対戦がなくなった彼が、どれだけ気持ちを切り替えることができるか。そして菅原にとっては、10月17日にHEATライト級挑戦者決定戦で岡野裕城に敗れたばかりで、まさに棚ぼたで再浮上のチャンスを掴んだことになる。

西川といえば、そのガードからの打撃攻撃で脚光を浴びるなか、世界を見据えてあの斬新なスタイルが通用するのかが常に論じられている。上を取る必要がなく、下で勝てるのだから良しとする説と、上を取れないで下になるようであれば世界には通じないという説、賛否両論がある。

菅原を相手に上を取り、上攻めで強さを見せることができるのか。あるいは意地の下攻めを貫くのか。とはいえ西川本人はスタンドの打撃戦を制し、そこで戦いたくない相手との組みの攻防は、上下を意識せずに勝負しているという意識でしかないかもしれない。

と同時に菅原の勝機は、スタンドの打撃戦を嫌がらずに戦えるかという点に掛かって来る。そして、菅原は上になった時、クローズドから足を一本抜くことができるか。足を抜かれた場合、先の川名雄生戦のようにすぐさま西川は戻すことができるのか。それとも、スクランブルを狙うという選択も出てくるのか。

賛否両論が起こるのも、プロとして存在感が強くなっている表れだ。2022年の主役の座を平良達郎と争うという意味でも西川の一挙手一投足から目が離せない一戦となる。

■視聴方法(予定)
11月6日(土)
午後4時30分~ ABEMA格闘チャンネル

■VTJ2021対戦カード

<58.5キロ契約/5分3R>
平良達郎(日本)
アルフレド・ムアイアド(チリ)

<ライト級/5分3R>
西川大和(日本)
菅原和政(日本)

<63キロ契約/5分3R>
佐藤将光(日本)
河村泰博(日本)

<フェザー級/5分3R>
宇野薫(日本)
原口央(日本)

<ライト級/5分3R>
宇佐美正パトリック(日本)
野村駿太(日本)

<ライト級/5分3R>
原口伸(日本)
岡澤弘太(日本)

The post 【VTJ2021】国際戦が消えた──西川大和は、菅原和政と対戦。2022年の修斗の主役は西川か平良か first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA MMA VTJ VTJ2021   修斗 原口伸 大搗汰晟 宇佐美正パトリック 宇野薫 岡澤弘太 野村駿太

【VTJ2021】VTJ2021はBRAVE INVASION?! 原口伸がMMA2戦目で、佐山道場の岡澤弘太と対戦

【写真】2戦目がVTJとなった原口伸(C)MMAPLANET

28日(木)、Sustainより11月6日(土)に東京都江東区のUSENスタジオコーストで開催されるVTJ2021で原口伸✖岡澤弘太のライト級5分✖2R戦が組まれることが発表されている。

2019年フリースタイルレスリング全日本王者からMMAへ転身、9月のグラチャンで大搗汰晟をパウンドアウトして初陣を飾った原口のVTJ参戦が決まった。


今大会では兄・央が宇野薫と対戦し、早くも兄弟揃い踏みが実現するだけでなく所属するBRAVEからは野村駿太も宇佐美正パトリック戦が決まっており、VTJ2021はBRAVE Invasionの様相を呈している。

そんな原口伸と対戦するのは、佐山道場所属の岡澤だ。グランドスラム所属時代から組み技の強さは評判だった岡澤はZST、パンクラスなどで経験を積み、佐山道場に移籍し修斗初陣でエドモンド金子にエドモンド金子に判定勝ちを収めている。

原口にとって岡澤戦はジムの先輩のリベンジ戦という意味合いも含まれるプロMMA2戦目となった。

The post 【VTJ2021】VTJ2021はBRAVE INVASION?! 原口伸がMMA2戦目で、佐山道場の岡澤弘太と対戦 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
ABEMA Grachan50 MMA Shooto Shooto2021#06 VTJ VTJ2021 ボクシング ヨシ・イノウエ 宇佐美正パトリック 野村駿太

【VTJ2021】EXFIGHT=宇佐美正パトリック✖BRAVE=野村駿太。若手のパワーハウス勢が激突

【写真】VTJ版Young Blood的なファイトが決まった(C)MMAPLANET

25日(月)、Sustainより11月6日(土)に東京都江東区のUSENスタジオコーストで開催されるVTJ2021で宇佐美正パトリック✖野村駿太というプロ2戦目同士のライト級マッチが組まれることが発表された。

格闘家育成プロジェクト『格闘DREAMERS』を経て、LDHmartialarts契約EXFIGHT所属プロフェッショナルMMAファイターとなったパトリックは、9月20日のShooto2021#06のヨシ・イノウエ戦で1R4分18秒に左ボディKO勝ちでプロ初陣を飾っている。

対して、BRAVE所属の野村は9月5日のGrachan50で前田啓伍を相手に判定勝ちしプロキャリアをスタートさせた。


野村は松山工業高校~自衛隊体育学校と伝統派のポイント空手で活躍してきた選手で、2020年の全日本空手道選手権では、愛媛代表として男子組手で5位(※ベスト8)入賞をしている。

MMA初戦でも伝統派競技空手特有の半身の構えを見せていた野村とパトリックのマッチアップは、空手✖ボクシングという見方を概ねされるだろう。とはいえパトリックはボクシングで高校6冠となる以前に極真空手、正道会館空手、新空手K-3のキッズ部門で蹴り有り、あるいはグローブ着用顔面有りルールで国内のトップとして戦ってきている。

蹴りへの慣れは、プロデビュー戦でのローの切れを見ても分かる通りだ。

既にJ-MMA界有数の拳の攻撃を有しているパトリック。その象徴的な攻撃は左ボディショットだ。

プロデビュー前からDREAMERS内で見られたアマMMAでもその威力を如何なく発揮してきたが、忘れてはならないのはなぜあの距離に入れるのかということだ。

MMAであの距離でボディショットを放つことができるのは、右オーバーハンドや左リードフックの鋭さがあるからに他ならない。

野村がこの2つのパンチの勢いで真っ直ぐ下がるようなことになれば、ケージを背負い腹を抉られる距離になる。

その野村はデビュー戦を見る限り、伸ばせば拳が届く位置で空手特有の構えでアゴを守ることがなく連打を見せていたが、この距離は完全にパトリックの制空権といえる。と同時に野村、構えは左手前貴重でヒザ蹴り後などに足を前方に着地させ、スイッチするとサウスポーからもオーソと同じ攻撃を繰り出すことができる。

ポイント空手の当てる……届かせることを主体にした突きから、ダメージを与えることに軸を置くMMAでは野村のパンチ自体は多分にボクシング化している。よって低い位置にあった拳を一度、肩の位置に持って来るようになる。

溜め、反動、筋力で打つパンチはパトリックが野村を上回ることは否定できないので、この距離になる野村は圧倒的に不利だろう。

と同時に、野村は腰上の位置から繰り出すパンチも見られる。この軌道から伸ばされる突きは、結果として関節の接続で放たれるモノで空手特有だ。

この突きがパトリックの圧力に負けず、その制空権で放たれると勝負はどう転ぶか分からない。そんな一撃、そしてパトリックの詰めをJKA空手のステップで外すことができるのか──小外刈りなど、力以上にタイミング=空手の足払い的な動きが見られるか。この3点に注目すると、より興味深くなるパトリック✖野村のルーキー対決はEXFIGHTとBRAVEというポテンシャルの高い若い選手が集まる、J-MMA界の新パワーハウスのぶつかり合いとなる。

The post 【VTJ2021】EXFIGHT=宇佐美正パトリック✖BRAVE=野村駿太。若手のパワーハウス勢が激突 first appeared on MMAPLANET.