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【Gladiator019】ウーリッツァーとライト級挑戦者決定戦、井上啓太「しっかり勝ち切らないといけない」

【写真】淡々とやるべきことをやってきている。そんな風に感じられた井上だった (C)MMAPLANET

本日25日(日)、大阪府豊中市の176BOXで開催されるGladiator019で井上啓太が、グスタヴォ・ウーリッツァーとライト級王座決定戦を戦う。

コロナ以降グラジエイターに継続参戦中の井上は、現在3試合連続で初回フィニッシュ勝利を挙げている。八木敬志をヒールフック春川広明をヒザ蹴りからパウンドアウト、今年の5月にはレンジャーハントをヒザ十字で下し、ベルトの一歩手前までやってきた。そんな井上を計量直後にキャッチ、この試合への意気込みを尋ねた。


――計量を終えたばかりのタイミングで、インタビューを受けていただきありがとうございます。

「いえ、こちらこそありがとうございます。よろしくお願いします」

――計量を見て、体つきが変わったように感じました。

「僕ですか? そうですね、けっこう真面目にやってきました。筋トレも前の試合の時までとかよりは増やしていますし。昔はよくしていたんですけど、コロナが始まってから途絶えてしまっていたので、試合が決まる前から再開しようと考えていて。試合が決まると、減量もあるので……前の試合が終わってから、次戦に向けてということで力を入れてきました」

――筋肉量が増えて、減量に影響はなかったですか。

「もともと、それほど減量に苦労をする方ではなかったですし。今回も予定通り、体重は落ちました。スムーズにできて、体の具合は過去一番に良いと思っています」

――このところ定期的にMMAの試合をこなしていますが、柔術の試合に出場することは?

「今年は前回のMMAの前に――4月のIBJJF全日本ブラジリアン柔術選手権に出ただけですね。ミディアムヘビー級に出て、3人出場だったんですけどトーマス・ミッツ選手に負けて準優勝でした。そこからは今もですけど、MMAに重点を置いて練習している感じです」

――グスタヴォ・ウーリッツァー戦、外国人ファイターとの対戦です。

「MMAでは初めてですけど、国際戦ということに関しては10代の頃から柔術では海外に行って試合をしていたので、特に気持ちのうえで変化はないです。ただ、挑戦者決定戦という形で試合をさせてもらっていることに関しては、それだけ期待してくれているんだと思いますし、しっかり勝ち切らないといけない試合です」

――勝ち星24、負けが26という凄まじいレコードの持ち主です。

「凄い戦績のベテラン選手ですね」

――試合映像の方はチェックされましたか。

「少しだけですね。基本的には対戦相手の試合はあまり見なくて、コーチと代表がしっかりとチェックして試合の組み立てを考えてくれるので。ただ凄くアグレッシブで面白い試合をする選手だと思います」

――そのウーリッツァーに対して、井上選手がすべきこととは?

「これもいつも通りですが、打倒極なんでもできるつもりでいるので全ての局面で良い動きをして、フィニッシュにつなげたいです」

――現状、正規王者のキ・ウォンビンはRoad to UFCに参戦中で、暫定王者の佐々木信治選手も今後の現役生活をどのように送るのか……という状況です。

「色々ありますけど、僕は何かを言える立場ではないので。黙って、与えられた試合で勝っていくだけです」

――挑戦者決定戦ですから、ここで勝てば挑戦か王座決定戦はあると。

「ハイ。そのつもりでいます」

――グラジの王座以降のMMAファイターとしての目標は?

「やっぱりRIZINに出たいという気持ちは僕としてもそうですし、道場としてもあるので。道場の期待も背負っていますし、RIZINを目指して頑張っていきたいです。そのためにもベルトは……今は何もないので、この試合でしっかり勝ってから発言したいと思います」


■視聴方法(予定)
9月25日(日)
午後1時~ Gladiator MMA YouTubeチャンネル

■ Gladiator019計量結果

<バンタム級/5分2R>
南出剛:60.9キロ
ライダーHIRO:60.95キロ

<フライ級/5分2R>
NavE:56.65キロ
有川直毅:56.6キロ

<ライト級次期挑戦者決定戦/5分2R>
井上啓太:70.1キロ
グスタヴォ・ウーリッツァー:69.35キロ

<フェザー級/5分2R>
中川皓貴:65.75キロ
島村裕:65.45キロ

<プログレス71キロ契約/5分2R>
森戸新士:―キロ
須藤拓真:―キロ

<プログレス84キロ契約/5分2R>
カウアン・タニノ:――キロ
小谷直之:―キロ

<バンタム級/5分2R>
江木伸成:――キロ
MAGISA:―キロ

<バンタム級/5分2R>
別所竜弥:61.05キロ
MASANARI:61.05キロ

<フライ級/5分2R>
久保健太:56.4キロ
ヤックル真吾:56.7キロ

<フライ級/5分2R>
吉村友菊:56.5キロ
中西テツオ:56.45キロ

<バンタム級/5分2R>
大前健太:61.15キロ
谷口武:60.75キロ

<フライ級/5分2R>
KJ・タイラー:56.45キロ
岡本秀義:56.6キロ

<フライ級/5分2R>
川崎聖太:56.6キロ
中山陸斗:56.2キロ

<バンタム級/5分2R>
溝口司:60.95キロ
浅井亮磨:60.4キロ

<ライト級/5分2R>
中薗優太:68.55キロ
後藤丈季:70.3キロ

<フェザー級/5分2R>
伊賀GORI:65.45キロ
一輝:65.6キロ

<ウェルター級/5分2R>
近藤魁星:76.95キロ
藤田大:75.25キロ

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【Gladiator019】森戸新士とプログレス組み技戦、須藤拓真「なぜ試合を受けてくれたのか不思議(笑)」

【写真】プログレスは金網から指を防御する目的でMMAグローブが使用されているので、このMMAの時とあまり外見的には変わらないかもしれない (C)MMAPLANET

明日25日(日)、大阪府豊中市の176BOXで開催されるGladiator019で、森戸新士とプログレス・フォークスタイルグラップリング戦で戦う須藤拓真。

道着、ノーギ、MMAを同時進行でキャリアップ中の須藤は、上下の入れ替わりにポイントが入るプログレスの試合で日本を代表する柔術家とどのように戦うつもりでいるのか――を尋ねた。


――グラジエイター初出場。プログレス提供グラップリングマッチで、森戸新士選手と対戦します。まず71キロという体重というのは?

「ほぼナチュラルです。減量は全くしないです。ジャンクフードを控えると、これぐらいの体重ですね」

――コンペティションで動くとすれば、この体重というのは?

「普段に近い体重で試合をしたのは、去年の11月のUnrivaledぐらいですね。正直にいうと、脂肪が乗り切らないで減量疲れもない68キロぐらいがベストです。ノーギのフェザー級だと67.5キロで、当日計量で柔術だと直前ですから。今回は当日計量でも5時間ぐらいは時間が空きそうなので、水を少し抜いたほうが動きは良かったかもしれないですね。

ただ森戸選手が68キロにするのは、難しいでしょうし。柔術でも階級が1階級違いますしね。でも森戸選手のような格上の人を食えると美味しいです」

――おお。柔術的には紫帯と黒帯の対戦となります。

「柔術の黒帯といってもピンキリがあると思っています。そのなかで、本当に森戸選手はトップで。レベルが違うんじゃいかと実は思っています。何より森戸選手からすると僕は全然格下の相手なので、なぜ試合を受けてくれたのか不思議です(笑)」

――ノーギでも、ですか。

「まぁ柔術が強い人は、ノーギをやらせても強いので。ただ道着だとほぼ100パーセントをやられるでしょうが、ノーギなら可能性は全然あるかと思っています」

――おお、スクランブルやリバーサルでポイントが挽回ができる。上下の入れ替わりは全てポイントというルールに関して、どのような印象を持っていますか。

「柔術だとマウントを返されたり、バックで落とされて下になってもポイントにならないので『そこはまぁ、良いかな』っていうぐらいで下になることもあります。でも、このルールでは気を付けないといけないですね。それに森戸選手が河名マスト選手と戦った試合を映像で見たのですが、立ちの強い相手にも意外と立ちで戦っていました。2P献上して下から攻めるのかと僕は思っていたので」

――ケージという環境も合わせて、このルールではどのようなグラップリング戦を戦いたいと思っていますか。

「やっぱり立ちが想像以上にできますし、森戸さん相手に戦うんだから引き込んでポイントを失って負けてもしょうがない。そういうつもりで戦うと思います」

――パウンド有りでも下になるので、2P献上ぐらいなら――と。

「そうですね。MMAの時と比べると、そこまできつくないんじゃないかと」

――森戸選手はMMAファイターのグラップリングにおける柔術技への防御力が、それほど高くないことを試合で立証してきました。須藤選手はMMAを戦っている柔術家として、ディフェンスという部分で、他の選手と違いを見せたいというのは?

「う~ん、そこまで深く考えていなかったです(苦笑)。でも……普段から練習でボコスカやられているので、逃げる能力はあるんじゃないかと思います」

――では、どのような試合をしたいと考えていますか。

「自分の色が出せるような。それとMMAファンが見ている試合なので、グラップリングは面白くないと思っている人も多いと思います。そんなMMAファンをグラップリングに引き込めるような試合ができたら良いな、と」

――ところで修斗の11月大会に出場が決まっていますが、グラジエイターでMMAを戦うということは考えていますか。

「いえ。グラップリングだとグラジエイターも他のグラップリングの大会も出ようと思いますが、MMAは修斗からつながるような上の団体なら出ることもありますが、当分は修斗で戦っていこうと考えています」

――師匠の柳澤哲裕エクストリーム・エビナ代表からは『たこ焼きの美味しい店を知りませんか。試合が終わって、須藤に食べさせてやりたいんです』という連絡がありました(笑)。

「アハハハハ。試合の話ではなくて(笑)。柳澤さんらしいです。そうですね、あまり関西の方では僕は知名度はないと思うのですが、自分の試合で喜んでもらえればと思います」


■視聴方法(予定)
9月25日(日)
午後1時~ Gladiator MMA YouTubeチャンネル

■ Gladiator019計量結果

<バンタム級/5分2R>
南出剛:60.9キロ
ライダーHIRO:60.95キロ

<フライ級/5分2R>
NavE:56.65キロ
有川直毅:56.6キロ

<ライト級次期挑戦者決定戦/5分2R>
井上啓太:70.1キロ
グスタヴォ・ウーリッツァー:69.35キロ

<フェザー級/5分2R>
中川皓貴:65.75キロ
島村裕:65.45キロ

<プログレス71キロ契約/5分2R>
森戸新士:―キロ
須藤拓真:―キロ

<プログレス84キロ契約/5分2R>
カウアン・タニノ:――キロ
小谷直之:―キロ

<バンタム級/5分2R>
江木伸成:――キロ
MAGISA:―キロ

<バンタム級/5分2R>
別所竜弥:61.05キロ
MASANARI:61.05キロ

<フライ級/5分2R>
久保健太:56.4キロ
ヤックル真吾:56.7キロ

<フライ級/5分2R>
吉村友菊:56.5キロ
中西テツオ:56.45キロ

<バンタム級/5分2R>
大前健太:61.15キロ
谷口武:60.75キロ

<フライ級/5分2R>
KJ・タイラー:56.45キロ
岡本秀義:56.6キロ

<フライ級/5分2R>
川崎聖太:56.6キロ
中山陸斗:56.2キロ

<バンタム級/5分2R>
溝口司:60.95キロ
浅井亮磨:60.4キロ

<ライト級/5分2R>
中薗優太:68.55キロ
後藤丈季:70.3キロ

<フェザー級/5分2R>
伊賀GORI:65.45キロ
一輝:65.6キロ

<ウェルター級/5分2R>
近藤魁星:76.95キロ
藤田大:75.25キロ

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【Gladiator019】計量終了 プログレス前後から中川×島村、久保×ヤックル、中西×吉村にも注目

【写真】上位2試合=ライダーHIRO×南出、有川×NavE (C)MMAPLANET

明日25日(日)に大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR019の計量が、24日(土)に同市のSMOKER GYMで行われた。

2年2カ月ぶりの再起戦となる南出剛とライダーHiro、コメイでノンタイトル戦を巡り各々の意地がぶつかり合うNavEと有川直毅という上2試合に出場する4選手を筆頭に14試合のMMAマッチに出場する28選手の全員が、本計量でパスし大会当日を迎えることとなった。

なおProgress提供のフォークスタイル・グラップリングマッチ出場の6選手=森戸新士、須藤拓真、カウアン・タニノ、小谷直之、江木伸成、MAGISAは当日計量となっている。


上の2試合以外にもプログレス後のメインカードには次期ライト級挑戦者決定戦井上啓太×グスタヴォ・ウーリッツァーという国際戦や、トータルドミネイトが一発のクラッシャーか――フェザー級のサバイバルウォー=中川皓貴×島村裕のフェザー級戦の行方も気になる。

また共に元ライトフライ級王者のヤックル真吾(※初代)、吉村友菊(※第2代)が、関西以外から新天地としてグラジを主戦場としたストライカー久保健太、グラップラー中西テツオと相対するフライ級の2試合も、今後のフライ級タイトル戦線を考えると非常に興味深いマッチアップだ。


■ Gladiator019計量結果

<バンタム級/5分2R>
南出剛:60.9キロ
ライダーHIRO:60.95キロ

<フライ級/5分2R>
NavE:56.65キロ
有川直毅:56.6キロ

<ライト級次期挑戦者決定戦/5分2R>
井上啓太:70.1キロ
グスタヴォ・ウーリッツァー:69.35キロ

<フェザー級/5分2R>
中川皓貴:65.75キロ
島村裕:65.45キロ

<プログレス71キロ契約/5分2R>
森戸新士:―キロ
須藤拓真:―キロ

<プログレス84キロ契約/5分2R>
カウアン・タニノ:――キロ
小谷直之:―キロ

<バンタム級/5分2R>
江木伸成:――キロ
MAGISA:―キロ

<バンタム級/5分2R>
別所竜弥:61.05キロ
MASANARI:61.05キロ

<フライ級/5分2R>
久保健太:56.4キロ
ヤックル真吾:56.7キロ

<フライ級/5分2R>
吉村友菊:56.5キロ
中西テツオ:56.45キロ

<バンタム級/5分2R>
大前健太:61.15キロ
谷口武:60.75キロ

<フライ級/5分2R>
KJ・タイラー:56.45キロ
岡本秀義:56.6キロ

<フライ級/5分2R>
川崎聖太:56.6キロ
中山陸斗:56.2キロ

<バンタム級/5分2R>
溝口司:60.95キロ
浅井亮磨:60.4キロ

<ライト級/5分2R>
中薗優太:68.55キロ
後藤丈季:70.3キロ

<フェザー級/5分2R>
伊賀GORI:65.45キロ
一輝:65.6キロ

<ウェルター級/5分2R>
近藤魁星:76.95キロ
藤田大:75.25キロ

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【Gladiator019】NavE戦へ。有川直毅「ああいうことを言うヤツにベルトを巻かせて大丈夫なんですか」

【写真】NavEの言い分に、自らの言い分で反論した有川 (C)MMAPLANET

25日(日)、大阪府豊中市の176BOXで開催されるGladiator019で、現フライ級王者NavEとノンタイトルマッチで戦う有川直毅。

「1回勝ったぐらいで挑戦できるのは虫が良い」という王者の発言に対し、有川は「逃げている」と言い切った。


――NavE選手との試合が控えていますが、1月にグラジに初めて出場してどのような印象を持ちましたか。

「僕はパンクラスとかにずっと出させてもらっていたので、インディ度というか地方の大会で演出面とかどうなんだろうって思っていたのですが、かなり力を入れているみたいで。入場でも煽りVとかあって、しっかりした大会でした。あと、出場している選手から東京で試合がしたいっていう空気を感じましたね。

選手たちの反骨精神みたいなのがモノが、都内の大会よりめっちゃ感じて。そういうところで試合をさせてもらって、良い経験になりました」

――グラジで初勝利を挙げ、4月はパンクラスに戻り上田将竜選手との接戦を落としました。

「あの試合は……『打撃で行ったろう』、『カーフで足を折ってやろう』ぐらいの気持ちでいたのですが、上田選手のジャブが意外と伸びてきて試合中に対処ができなかったです。勝てる試合を落としたから勿体ない。もっとMMAをやれば良かった。そういう部分で反省している試合です。

勝てば1位というのを考えすぎて、固くなっていました。テイクダウンを切って殴るという作戦は実行できたと思います。でも、逆に作戦に忠実過ぎました。フィーリングで戦うことができると自分では思っていたのですが、あの試合では鈍かったです」

――あそこで勝てばパンクラス・フライ級1位になっていたかもしれない。でも、自らが負けた上田選手が、鶴屋怜選手に初回で一本負けとなってしまいました。20歳の選手に上田選手が敗れたことは複雑ではないですか。

「そんなに悲観はしていないです。アハハハ。タイプもありますし。鶴屋選手とは僕も練習したことがあって、めちゃくちゃ強かったです――組み技は。でも打撃はやっていないので。MMAって相性があるじゃないですか。だから、あの上田選手の負けで考えこむとかはなく『俺は何をやっているんだ』という気持ちになり、モチベーションが上がりました」

――そういうなかで、今回のNavE選手との試合。ノンタイトルで2回戦となりました。う~ん、3回戦で見たかったです。

「そうッスね。NavE選手とやるなら3Rで戦いたかったです。2RはMMAを戦うには短いです。3RならMMAをもっと見てもらえるのですが、今回は短距離走ですね。短距離走で勝つためには初回が凄く大切になります。だからこそ3Rと2Rの違いは徹底的に意識して、仕上げてはきました。ただ、3Rで戦いたかったという気持ちはあります」

――NavE選手の印象は?

「組みは強いのかな……っていうイメージだけです(笑)。グラジエイターのベルトを巻いていますが、僕の狙いは1つだったので。それが彼の首、彼の巻いているベルトなので、ここで勝ってからはどうなるのか分からないですけど、大阪に行く理由は1つしかないです」

――つまりここで勝って、次はタイトルを賭けろと。

「勝ったら……分からないですけど、本当は今回掛けたかったです。なんか『俺は獲るのに苦労した。1回勝っただけで』とか言っていますけど、こないだRIZINでKO負けしているし、逃げですよね。苦労して手に入れたモノだからこそ、それを掛けるのがグラジエイターの王者としての品位だと思うし。

掛けられないモノを肩からぶら下げているんだったら、チャンピオンに相応しくないと思っちゃいますよね。彼が何を言っても、逃げている言い訳にしか聞こえないです」

――グラジエイターでそれだけ戦績を重ねてきたのだから、グラジで結果を残してからということなのだと思いますが。

「それを言うなら、俺の方が勝ってきた相手は強い。前チャンピオンの加マーク納選手と彼は1勝1敗だけど、俺は1回の勝負で勝っているし。だから『権利がない』とか言われる筋合いはあまりないと思います」

――あの発言で余計に燃えましたか。

「まぁ、インタビューを読んで……それは燃えますね。『やってやろうかな』、『グラジエイターを侵略してやろうか』って思います。ああいうことを言うヤツにベルトを巻かせて大丈夫なんですか、櫻井代表って(笑)。

1月の試合で勝って、次はNavE戦と言われてきて。準備もしていましたけど、タイトル戦ではなかった。そういう風に試合が組まれるなら、そこをクリアするのみです。だから、ここで勝って次でタイトルをもらうわって感じです。やっぱり大阪という敵地に乗り込む……関西人って粗いので……」

――そんなことないですよ。何を言っているのですか……自分は神戸出身ですから聞き捨てならない言葉ですよ。

「あっ、すみません(笑)。そういう人も多いイメージだったので……いや、色々な人がいますからね(笑)」

――アハハハ。では今回の試合、どのようなファイトを見せたいですか。

「まずは勝って僕を応援してくれる人の笑顔が見たいです。前回の試合が負けてしまったので。そして楽しいMMA、ノリノリの戦いを見て皆に楽しんでもらいたい。そのなかで勝つのは当たり前で、他の人に真似のできない楽しいMMAを見てほしいですね。で、次で最高の大阪土産を持って帰ることができるようにしたいと思います」


■ Gladiator019対戦カード

<バンタム級/5分2R>
南出剛(日本)
ライダーHIRO(日本)

<フライ級/5分2R>
NavE(日本)
有川直毅(日本)

<ライト級次期挑戦者決定戦/5分2R>
井上啓太(日本)
グスタヴォ・ウーリッツァー(ブラジル)

<フェザー級/5分2R>
中川皓貴(日本)
島村裕(日本)

<プログレス71キロ契約/5分2R>
森戸新士(日本)
須藤拓真(日本)

<プログレス84キロ契約/5分2R>
カウアン・タニノ(ブラジル)
小谷直之(日本)

<バンタム級/5分2R>
江木伸成(日本)
MAGISA(日本)

<バンタム級/5分2R>
別所竜弥(日本)
MASANARI(日本)

<フライ級/5分2R>
久保健太(日本)
ヤックル真吾(日本)

<フライ級/5分2R>
吉村友菊(日本)
中西テツオ(日本)

<バンタム級/5分2R>
大前健太(日本)
谷口武(日本)

<バンタム級/5分2R>
溝口司(日本)
浅井亮磨(日本)

<ライト級/5分2R>
中薗優太(日本)
後藤丈季(日本)

<フライ級/5分2R>
川崎聖太(日本)
中山陸斗(日本)

<フライ級/5分2R>
伊賀GORI(日本)
一輝(日本)

<ウェルター級/5分2R>
近藤魁星(日本)
藤田大(日本)

<フライ級/5分2R>
KJ・タイラー(日本)
岡本秀義(日本)

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【Gladiator019】南出剛が再起戦。ノンタイトル=Nave✖有川、ライト級挑戦決定戦で井上啓太が国際戦

【写真】実に5年振りのグラジエイター出場となる南出(C)MMAPLANET

18日(木・現地時間)にGladiatorより、9月25日(日)に豊中市176BOXで開催されるGladiator019のカードが発表されている。

直ぐに目を引くのが、南出剛の2年2カ月振りの復帰戦だ。フルコンで少年空手から高校生まで関西を代表する活躍をしてきた南出は、切れる蹴りのMMAファイターとして注目を集めてきた。


DEEPからPXC、ROAD FC日本大会、そして修斗とグラジエイターで経験を重ね、課題の組み技対策も成果が見られてきたなかで3連敗を喫し、実生活との兼ね合いもあり実戦から離れてきた。

その私生活で新たな家族も誕生するなど充実した日々を送りつつ、復帰へ万全の状態となった南出──ライダーHIROとのキャリアの再スタートに注目だ。

またフライ級王者NavEと有川直毅のノンタイトル戦──は、2回戦では勿体ないマッチアップだ。

チャンピオンはRIZIN、有川はパンクラスでの敗戦からの再起戦となるが、ベルトが掛かっていてもおかしくないファイトに注目しないわけにはいかない。

またライト級次期挑戦者決定戦として、井上啓太とグスタヴォ・ウーリッツァーの対戦も決まっている。

MMAを戦うことをいとわない競技柔術黒帯の井上が、正規王者のキ・ウォンビンはRoad to UFC出場中で、暫定王者の佐々木信治への挑戦権を賭けてキャリア24勝26敗のウーリッツァーと戦う。

(C)BELLATOR

負け越しとはいえ、凄まじい戦績の持ち主ウーリッツァーは直近の試合がTitan FCのルイス・ペニャ戦で、Bellatorベテランでもある。

日本人絡みではLegacy FC出場経験のある飯島貴幸に懐かしい響きとなったArzalet FGCで対戦してキムラで一本負けを喫している。

キャリア初の国際戦となる井上が、打撃のある柔術でいかにやりあうのか楽しみな一戦だ。さらには中川皓貴の仕切り直しの一戦=ローリングサンダー島村裕戦というフェザー級の一番、フライ級の吉村友菊✖中西テツオの渋い対戦も注目だ。

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Gladiator018 MMA MMAPLANET o 中川皓貴 原口央

【Gladiator018】終了間際のスイープで中川は逆転ならず。原口がトップキープの末、スプリットで判定勝ち

【写真】塩漬け上等発言もあった原口だが、本人にとっては終了直前のスイープが反省点なのか。試合後に笑顔はなかった。(C)MMAPLANET


<フェザー級/5分2R>
原口央(日本)
Def.2-1
中川皓貴(日本)

サウスポーの原口が右手を伸ばす。前後のステップから左ミドルを伸ばした原口。ガードを固め、様子をうかがう原口に対し、中川は右を狙っているか。原口が距離を詰めたところに、中川が右ストレートを合わせる。

そのパンチをかわした原口がシングルレッグで組みつき、リフトアップからテイクダウンした。ハーフガードで原口の首を抱える中川。原口は頭を突っ込んで、クラッチして相手を抑え込む。

カカト蹴りで原口を削る中川、原口は首に巻き着いている中川の左腕をほどこうと試みる。すると中川が上半身を起こしたところで、原口が相手の両足を畳んでケージに押し込んだ。右腕で原口の頭を抱える中川。原口は相手をケージに押しつけたまま初回を終えた。

最終回、ガードを固める原口は、左ミドルで飛び込む。さらにケージ際でダブルレッグからシングルへ切り替え、中川に尻もちを着かせた。相手の両足を畳む原口、相手の首を抱える中川。ボディにパンチを打ち込みながら、立ち上がろうと試みる中川を、原口はケージに押し込み続ける。

セコンドから中川に「止まるな。動け」と指示が飛び、中川は立ち上がるが原口は離れず、今度はしっかりと背中を着かせた。しかし中川がフックガードからスイープに成功。一瞬マウントへ移行したが、亀になった原口に対してバックコントロールへ。原口は中川の左腕を取っていたが、キムラの体勢に入り切れぬまま試合終了のゴングを聞いた。

判定はスプリットで原口の勝利に。試合終了間際に中川が見せたスイープは印象に残るが、その時点までトップを取り続けていた原口の勝利は妥当ではないだろうか。


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【Gladiator018】笹晋久を迎え撃つ元バンタム級王者の竹本啓哉「ストライカーに使う道具は決めている」

【写真】計量後に並ぶ両雄。グラップラーの竹本とストライカーの笹、好対照の勝負は果たして……(C)SHOJIRO KAMEIKE

26日(日)に大阪府豊中市の176Boxで開催されるGladiator018のセミファイナルで、元バンタム級王者の竹本啓哉が、初参戦の笹晋久を迎え撃つ。
Text by Shojiro Kameike

竹本啓哉は25日に行われた計量で、1回目は50グラムオーバー。計量失敗で王座を手放したこともあるだけに不穏な空気も漂ったが、2回目にしっかりとリミットをパスしている。ここ数年はグラジエーターを中心に戦い、一度はベルトを巻いている竹本にとって、これまで修斗やDEEPで試合を行ってきた笹はどのような存在なのだろうか。計量直後、笹戦への意気込みを訊いた。


――先ほど計量が行われ、2回目でクリアしました。今回は減量がキツかったのでしょうか。

「いえっ、そんなことはないです(汗)。体重に関しては前にやらかしてしまっていたので、ずっと気を付けています。今回はたまたま、というか……」

――試合前にお聞きすることではないかもしれませんが、コンディション面も含めてバンタム級ではなくフェザー級で戦うという選択肢はないのですか。

「はい、バンタム級でやりたい相手がいます。僕は結構、一度負けた相手に対して根に持つタイプなので(苦笑)」

――一度負けた相手というと……。

「具体的に言うと渡部修斗君や土肥“聖帝”潤選手、手塚基伸選手は機会があれば、もう一回やりたいと思っています」

――今回の減量を通じてコンディションには何か影響はありますか。

「コンディションはいつもと変わらないですね。最終的に計量をクリアできれば、それほど影響はないです」

――ここ2試合の内容については、いかがですか。

「出力しきれていなかったように思います。前回の江田戦は、想定より江田選手のグラップリング力が高くて。あとは調子に乗ったスイープを仕掛けて失敗したとか、戦略的なミスがありました。

ケージ際で潜りスイープを狙いまして、完全にいらんことしたなと思いました(苦笑)。途中までは完全に優位に進めていたのですが、潜りスイープ失敗からの江田選手のトップコントロールが巧くて。僕は二重絡みで動きを止めてしまって、そこから試合が止まってしまったのは良くなかったです」

――最近は竹本選手スタイルも研究されているのでしょうか。

「あぁ、そうかもしれないです。だからケージ際で余計なことしちゃったのかな……」

――竹本選手が目指す試合とは、どんなスタイルなのですか。

「組み勝つ試合ですね。ドミネイトしつつ。コントロールしながら最後は一本を取りたい。リスクを冒して取りにいくよりは、詰めて詰めて取りにいくという試合です」

――では今回の対戦相手、笹選手の印象を教えてください。

「力が強いですね。試合映像を見ると、だいぶ力が強い相手だと思いました。僕もあれだけ打撃でガツガツやってくる選手と試合をしたかったんです。打撃が強い相手を組み伏せる試合をやりたくて。組みが強い選手同士が戦ったら、それは組みが強いほうが勝つんですよ。組みが強い選手と打撃が強い選手でどっちが勝つのか、っていう。PRIDE世代なので(笑)」

――江田選手のようなグラップラーと、笹選手のようなストライカーとでは、試合プランも変わってきますか。

「ストライカー対策も準備してきています。もともとストライカーとは、こう戦うというプランを持っているんです。使う道具を決めているというか、その中で相手のスタイルによって使う道具を決めます」

――一方、笹選手は打撃中心のファイターではありますが、組みの強さもあります。

「組みの強さはどうなのか、それは気になっています。正直それが分からないし、楽しみですね。笹選手はこれまで、いかにもグラップラーっていう選手とは対戦していないじゃないですか。僕のように偏っているグラップラーとは試合していないので、どうなるのか僕自身も楽しみです」

――これまで竹本選手は首都圏以外、特にここ数年はグラジエーターを中心に戦い、一度はベルトも巻きました。対する笹選手は修斗とDEEPで戦ってきた選手ですが、ここで竹本選手に勝てば、いきなりベルト挑戦もありうるカードだと思います。

「そうですよね。僕もこの試合に勝ったら、次はタイトルマッチをやりたいです。もう一度ベルトを巻きたい。前回は不手際でベルトを失ってしまい、悲しい気持ちになりました。神田(T-800周一)君も、僕とまた試合がしたいと言ってくれていて……」

――MMAPLANETのインタビューでも、神田選手から竹本選手へのメッセージが続いています。

「アハハハ、本当に嬉しいです。僕も神田選手のことは戦友だと思っているので」

――では今回、どんな試合をしたいですか。

「Fist or Twist(拳か関節技か)です! よろしくお願いいたします」


■Gladiator018計量結果

<フェザー級/5分2R>
原口央(日本):65.65キロ
中川皓貴(日本):65.85キロ → 65.80キロ

<バンタム級/5分2R>
竹本啓哉(日本):63.55キロ → 63.50キロ
笹晋久(日本):63.10キロ

<フォークスタイルグラップリング72キロ契約/5分2R>
森戸新士(日本):71.30キロ
河名マスト(日本):71.15キロ

<コンバット柔術バンタム級/10分1R>
松本一郎(日本):59.75キロ
江木伸成(日本):60.00キロ

<フェザー級/5分2R>
天草ストロンガー四郎(日本):66.60キロ → 66.05キロ(250グラムオーバー)
島村裕(日本):65.55キロ

<フェザー級/5分2R>
左海清之(日本):65.60キロ
TATUMI(日本):65.65キロ

<バンタム級/5分2R>
ゆうと(日本):59.80キロ
丸山幹太(日本):60.15キロ

<フライ級/5分2R>
坪内一将(日本):56.00キロ
御代川敏志(日本):56.65キロ

<ライト級/5分2R>
八木敬志(日本):69.50キロ
中園優太(日本):69.35キロ

<バンタム級/5分2R>
フェルナンド(ブラジル):61.15キロ
秋田良隆(日本):61.10キロ

<ウェルター級/5分2R>
森井翼(日本):76.80キロ
成田佑希(日本):75.65キロ

<フェザー級/5分2R>
桑本征希(日本):65.95キロ → 65.40キロ
入江一輝(日本):65.20キロ

<フライ級/5分2R>
宮川日向(日本):56.40キロ
秋元強真(日本):56.65キロ

<ライト級/5分2R>
後藤丈季(日本):69.85キロ
前田啓伍(日本):69.40キロ

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【Gladiator018】計量終了。コンバット柔術戦は「掌底によるKO率が高まる」(森戸)

【写真】プログレスのコンバット柔術ルール戦に出場する江木伸成。レオスでの掌底特訓の成果や、いかに(C)SHOJIRO KAMEIKE

25日(土)、翌26日に大阪府豊中市の176Boxで開催されるGladiator018の計量が、同市内のSMOKER GYMで行われた。

Text by Shojiro Kameike

5月7日HEAT50の生田誠戦に続き、江木伸成がコンバット柔術ルールで松本一郎と対戦する。
ここでは江木のチームメイトである森戸新士がインタビュー時に触れていた、江木とのコンバット柔術対策に関するコメントを紹介したい。

「コンバット柔術の試合は今回から判定が無くなったので(時間切れドローとなる)、一本かKOによる決着のみになります。さらに自分が立っていても相手が寝ていて、レフェリーがグラウンド状態とみなせば掌底もOKになり、KO率も高まると思います。ジムではグラジエーターのミドル級王者である藤井章太選手が、グラップリングをやりながら掌底のミットを持つ形で練習しています。相手の松木選手は下からグルグル動くと思いますが、そこに掌底を入れたいですね」

この他、WARDORGウェルター級王者の格闘DREAMERSにも参加していた八木敬志が、中園 優太とライト級で戦う。計量はともに一発でクリアした。
一方、この日は一回目の計量でクリアできなかった選手が続出。そのうち中川皓貴と竹本啓哉、桑本征希は2回目で契約体重をクリアしたが、天草ストロンガー四郎は250オーバーに。
第10試合の天草ストロンガー四郎と島村裕のフェザー級戦は実施されるものの、

  • 天草にイエローカード1枚
  • 島村が勝った時のみ公式記録となり、ドローあるいは天草が勝利した場合はノーコンテスト扱い

という形式で行われることとなった。


■Gladiator018計量結果

<フェザー級/5分2R>
原口央(日本):65.65キロ
中川皓貴(日本):65.85キロ → 65.80キロ

<バンタム級/5分2R>
竹本啓哉(日本):63.55キロ → 63.50キロ
笹晋久(日本):63.10キロ

<フォークスタイルグラップリング72キロ契約/5分2R>
森戸新士(日本):71.30キロ
河名マスト(日本):71.15キロ

<コンバット柔術バンタム級/10分1R>
松本一郎(日本):59.75キロ
江木伸成(日本):60.00キロ

<フェザー級/5分2R>
天草ストロンガー四郎(日本):66.60キロ → 66.05キロ(250グラムオーバー)
島村裕(日本):65.55キロ

<フェザー級/5分2R>
左海清之(日本):65.60キロ
TATUMI(日本):65.65キロ

<バンタム級/5分2R>
ゆうと(日本):59.80キロ
丸山幹太(日本):60.15キロ

<フライ級/5分2R>
坪内一将(日本):56.00キロ
御代川敏志(日本):56.65キロ

<ライト級/5分2R>
八木敬志(日本):69.50キロ
中園優太(日本):69.35キロ

<バンタム級/5分2R>
フェルナンド(ブラジル):61.15キロ
秋田良隆(日本):61.10キロ

<ウェルター級/5分2R>
森井翼(日本):76.80キロ
成田佑希(日本):75.65キロ

<フェザー級/5分2R>
桑本征希(日本):65.95キロ → 65.40キロ
入江一輝(日本):65.20キロ

<フライ級/5分2R>
宮川日向(日本):56.40キロ
秋元強真(日本):56.65キロ

<ライト級/5分2R>
後藤丈季(日本):69.85キロ
前田啓伍(日本):69.40キロ

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Gladiator018 MMA MMAPLANET o Progress RIZIN YouTube   パンクラス 中川皓貴 原口央 小島勝志 遠藤来生

【Gladiator018】ノンタイトル戦で原口央と対戦、中川皓貴「僕に負けたら、サッとベルトを返上してくれ」

【写真】再計量でクリアした中川が原口をフェイスオフ(C)SHOJIRO KAMEIKE

明日26日(日)、大阪府豊中市の176Boxで開催されるGladiator018のメインイベント=フェザー級ノンタイトル戦で中川皓貴がフェザー級王者の原口央と対戦する。

会場の空気を盛り上げる神戸reliableの若きエースは、悪夢の連敗からの脱却をRIZIN TRIGGERで果たした。そんな中川にとってチャンピオンとの対決は、ベルトが掛かっていてもなくても同じだけ思いもの。応援してくれるファンのことを一番に考えた試合をすることが、良い動きに通じる中川に試合前の心境を訊いた。


――原口央選手との対戦が迫ってきた中川選手ですが(※取材は6月23日に行われた)、今年1月にグラジエイターで冨田翔市選手に判定負け。昨年6月にパンクラスで遠藤来生選手にキャリア初黒星を喫して以来の再起戦を落としたという状況になっていました。

「遠藤選手との試合は……アレはホンマに練習したことが最初は出せていたけど、緊張していたからか体力の消耗が激しくて。勿体ない試合をしたというか、あそこは簡単に取ってパンクラスのランキングにポンポンと入って、グラジエイターでもベルトを獲ってサクっとフェザー級の上位にいくというプランが全て崩れてしまいました。遠藤選手に負けた時は、だいぶ凹みましたね。あれ以来パンクラスから声が掛からなかったですし、仕事が忙しいせいで……練習もあまりできない時期もあって。

言い訳になっちゃいますけど、冨田選手との試合はほとんど練習ができていなかったです。ちょっとモチベーションが下がっていた時でもあったし、自分がやらないといけないことをやられて……。余計に焦ったのもありました。どう対処したらよいのかって。気持ちが空回りして、だいぶ崩れてしまいましたね」

――しかし日本のMMA界のおかしなところで、2連敗を喫した1カ月後にRIZIN TRIGGERで小島勝志選手との試合が決まりました。結果的には日本一の大会で復活勝利を挙げることができました。

「グラジエイターでの試合が終わって、すぐにオファーがあったんです。でも最初は(reliable田中淳)代表は、僕を出させるつもりはなかったです。冨田戦とかしょうもない試合をして……気持ちが入っていなかったですし。『しょうもない試合をするぐらいなら、出ん方がエェ』って」

――らしい言葉です。

「本当に代表らしくて。あの一言でだいぶ目が覚めました。会場まで来てもらって、お金も払ってくれている人たちがいるのに、ちゃんと盛り上がる試合をしないといけないです。代表はソコを一番大切にしている人なので。僕も気持ちを切り替えることができました。『もうやるしかない』って。怖いとか言うてないで、もう行くしかないっていう気持ちでした。

でも内心はメチャクチャ怖かったです。前の日とか吐きそうなぐらいになっていて、ホテルに泊まっていても神戸に帰りたくて……」

――それまでも、試合前に恐怖を感じていたのでしょうか。

「いえ、これまではなかったです。また負けたら3連敗で、あの大きな舞台で負けたらもう終わりやと思っていましたし。この連敗まで負けたことがなかったから、そういう気持ちになることが理解できていなかったです」

――そこを乗り越えて完全にコントロールして判定勝ちでした。

「あそこで精神的に恐怖心を乗り越えることができたのは大きかったです。吹っ切れたら動きも過去一番っていうぐらい良かったですし。やらなアカンことが全部できました。まだ極めきれていないのが課題ですけど……」

――MMAに対してモチベーションが戻ってきましたか。

「やっぱりRIZINで勝つとチヤホヤされるんで(笑)。ここで頑張らなアカンと思いました」

――それから5カ月ほど試合間隔があいて、今回のGladiatorフェザー級チャンピオンの原口央選手とノンタイトル、2回戦での対戦となりました。

「いあぁ、ちょっと意味不明かなって。向こうはグラジエイター初参戦でタイトルマッチをして。自分は何試合してきたんやって話なんですけど。そこはメッチャ思いました。ただ この試合がタイトルマッチでないのは、前の試合で負けているからということだったので、それはそうです。言い返せないです。

勝っているのにノンタイトルとかだったら、『やりません』って言えますけどね」

――以前も言っていたように、今もグラジのベルトは欲しいのでしょうか。

「そうですね、とりあえず1回は巻いておこうと思っています」

――では原口選手の印象は?

「レスリング主体でテイクダウンと寝技が凄くキチンとしている選手やと思いました」

――「塩試合は塩漬けされる方が悪い」という発言をインタビューでしていました。私は実はその言葉は好きなのですが、現実問題としてreliable勢とは真逆の考えになるかと。

「 それはダサいですよ。チャンピオンらしいことを言えよって。煽りVでもチャンピオンやけど挑戦者のつもりとか言っていましたけど、いやいやいや……。お前、チャンピオンの自覚を持ってチャンピオンらしくしろと言いたいです」

――ではノンタイトルから、タイトル戦という風に考えていますか。

「う~ん別に……何回も試合する必要もないんで。僕に負けたら、サッとベルトを返上してくれれば、と。ノンタイトルだろうが、負けたらベルトを失うぐらいの覚悟で来てくれないと、こっちも戦う意味がないんで。今回は自分らしい動き、RIZINの時以上の動きをして応援してくれる人を盛り上げたいです。それが一番です」

――reliableの選手の試合が終わると、観客席の何割かが記念写真で会場から出て行ってしまうので、今回は最終試合で良かったです。

「アハハハ。今回もたくさん応援にきてくれて、チケットが手に入らない人もいたぐらいで。またRIZIN TRIGGERを狙いつつ――パンクラス、東京には一回はやり返しにいきます。その時がくれば」

――では最後に改めて意気込みの方をよろしくお願いします。

「RIZINの時より成長していると思うので、強くなったところを見てほしいです」


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ABEMA DEEP Gladiator018 MIKE MMA MMAPLANET o RIZIN VTJ 中川皓貴 原口央 宇野薫 関鉄矢

【Gladiator018】中川皓貴と対戦、フェザー級チャンプ原口央「塩って、塩漬けにされるほうが悪い」

【写真】VTJのケージでGladiatorのベルトを披露した(C)SHOJIRO KAMEIKE

26日(日)、大阪府豊中市の176Boxで開催されるGladiator018のメインイベントで、ノンタイトル戦ながらフェザー級王者の原口央が中川皓貴を迎え撃つ。
Text by Shojiro Kameike

昨年9月、MIKEとの再戦でTKO勝ちを収めてフェザー級のベルトを腰に巻いた原口。その後、VTJやRIZIN出場を経て再びグラジエイターのケージに入ることとなった。レスリングのベースを生かしたノンストップファイトが持ち味の原口が、次の中川戦とその先を見据えた、理想のファイトスタイルについて語った。


――5月5日にRIZINで関鉄矢選手と対戦してから2カ月弱の間隔で今回、中川戦を迎えます。この試合のオファーが来たのは、いつ頃だったのでしょうか。

「RIZINの試合が終わってすぐ、だったと思います。プロデビュー当時は2カ月ぐらいで試合をしたこともあったので、特に問題はないです」

――前回の試合直後にオファーを受けて、それに応じたということは試合のダメージもなかったのですか。

「いえ、ダメージは結構あって……(苦笑)」

――えっ、それでもオファーを受けたのですか。

「関選手に結構ヒジで削られたので、試合後も顔がボコボコに腫れていましたね。でもグラジの試合がある頃には、そのダメージも抜けているだろうなっていうイメージでした(笑)。だから2週間ぐらい休んで、様子を見ながら練習を再開しました」

――その状態から2カ月弱が経ち、現在のコンディションはいかがでしょうか。

「特に大きな怪我もなく、調子は良いですね」

――原口選手は昨年9月、MIKE選手を下してグラジエイターのフェザー級王座を獲得しました。初めてMMAのベルトを巻き、そのあと何か変化はありましたか。

「やっぱりベルトを獲ってからは、VTJで宇野薫選手と対戦させてもらったり、RIZINのような大きな舞台で試合をすることもできました。チャンピオンになった分、注目してもらえているのかなと思います。関選手との試合は負けましたけど、相手もZSTのチャンピオンでRIZINでも1勝1敗という戦績でした。そうやって国内で活躍している選手と対戦しても、それほど差はないんじゃないかと感じていますね」

――原口選手がリングで試合をしたのは、2020年10月のDEEP浜松大会(拓MAXに判定勝ち)以来でした。リングとケージの違いというのは……。

「改めて思ったのは、僕はケージのほうが好きですね。組んで押し込んでも……RIZINだと横のロープだけではなく、縦のロープもあるじゃないですか。ロープ際でクラッチすると、その縦のロープを巻き込んでしまって。こういうこともあるのかって勉強になりました」

――一方、技術面や練習面では何か変化があれば教えてください。

「今まで取り入れていなかった、フィジカルトレーニングやウェイトトレも増やして、結構パワーがついてきたと思います」

――そうなると減量がキツくなったりはしていないですか。

「いえ、もともと僕はそんなに体重を落としていないんですよ。明日が計量と言われても大丈夫ですし、今から2時間後に計量と言われてもフェザー級はクリアできます」

――そうだったのですね。通常体重がフェザー級に近いのであれば、バンタム級やフライ級に落とそうとは考えたことはないですか。

「ZSTの直斗戦(2020年1月に一本負け)は、バンタム級を見越して63キロ契約で試合をしました。そこまで落とすと体調を崩してしまって、バンタム級は無理だけど、ナチュラルでフェザー級のほうが自分の力を出せるかなと思いました。その後フェザー級に戻してからは、減量がない分ずっと動いていられます。僕の直近の試合を観てもらえれば分かると思うんですけど、試合中はずっと動いているので」

――その一方で、MMAファイターとして自分には何が足りないと思いますか。

「僕のファイトスタイルは、レスリング出身なのでテイクダウンは取れるんですが、その後の極め力が足りないですね。今まで一回もサブミッションで勝ったことがないので……。判定が多いので、極めるところで極める力が必要だと思っています」

――宇野戦後も反省しきりだったそうですが、それでもグラウンドコントロールで上回り、しっかり判定をものにすることもMMAではないでしょうか。

「僕は判定でも勝てれば良いと考えています。極めることができるほうがいいかもしれないですけど、僕にとってはこのMMAが仕事であり、負けたら意味がないので。勝たないと次のオファーが来るかどうかは分からないですから。それが……宇野選手との試合は、メチャクチャ叩かれましたね(苦笑)」

――宇野戦で叩かれた、とは?

「ABEMA TVの試合中のチャットを見ると、『メチャクチャつまらない』とか塩呼ばわりされていたんですけど……うるせぇよ、としか思わなかったです(笑)」

――アハハハ。実際のところ、原口選手は終始グラウンドコントロールで動き続けていましたからね。

「よく塩って言われますけど、試合では塩漬けにされるほうが悪いと思いますよね。ただ、宇野選手との試合は別の気持ちもありました。いろんな人から『なぜ打撃で行かないの? 打撃で行けたでしょう』と言われて……そうじゃないんです。僕は小さい頃に宇野選手の試合を見て、MMAをやりたいと思ったんですよ。そんな憧れの選手との試合では、相手の土俵で戦って勝ちたかった。だからグラウンド勝負に行って」

――……。

「グラウンドで、宇野逃げを体験してみたかったですし」

――それは完全にファン目線ですね。

「そういう気持ちもありました(笑)。とにかく試合ではRNCを仕掛けたり、一本を取りに行っていたんです。宇野選手から一本を取って初めて自分の勝ちだと思って。MMAファイターとしても、グラウンドが得意な選手に組んで勝たないと次はないと思っていました。

そこで勝って次はRIZINに呼んでもらえました。関戦では試合前から『打撃×寝技』みたいな見方があったんです。僕もRIZIN初参戦ですし、そこで原口央のファイトスタイルを見てもらいたくて、しつこくドロドロの試合をしようと思っていました」

<この項、続く


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