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45 F1 Gladiator MAX MMA MMAPLANET o ONE ONE FF13 ONE FF139 アラステア・フォルダ―ス テムーレン・アルギルマー 中川皓貴

【ONE FF139】ONEバンタム級戦線に2人目のモンゴル人=バットオチルが存在感増すTKO勝利

【写真】2023年12月にGLADIATORに来日し、現フェザー級チャンピオンの中川皓貴に判定勝ちしているバットオチル。これで戦績を6勝2敗とした(C)ONE

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
バットオチル・パットサイハン(モンゴル)
Def.1R2分57秒by TKO
アラステア・フォルダ―ス(豪州)

日本でも活躍したテムーレン・アルギルマーをコーナーにつけたバットオチルは、キャリア5勝2敗。対するフォルダ―スは5勝無敗で今回がONE FF初陣となる。サウスポーのバットオチルのローが、フォルダ―スの急所に入り開始直後に試合が中断。再開後、インローを蹴ったバットオチルに対し、フォルダ―スも右ローを蹴る。クリンチの展開になるとバットオチルがヒザをボディに突き上げ、離れてワンツーを入れる。フォルダ―スも右ストレートを伸ばし、右ミドル。バットオチルは左ミドルを返し、左フックを蹴りに合わせていく。

組んだフォルダ―スにエルボーを入れたバットオチルはテンカオを見せ、シングルを切るとワンツーをヒットさせる。コーナーに詰まったフォルダースの右ミドルに、左ロングフックを当てたバットオチルはダウンを奪うと、パウンドで追撃する。

ガードからシングルに出るフォルダ―スを2度潰したバットオチルは、スタンドに戻っても落ち着いて左フック&右フックを当てKO勝ちを決めた。「世界でもベストキャンプでトレーニングを積んできたので、この勝利は凄く嬉しい」と話したバットオチルは、ボーナスに歓喜し「ボーナスの全てはトレーニングに使う」と言葉を続けた。

これでバットオチルは3試合連続KO勝利、同胞エンフォルギル・バートルフーが頂点にあるONEバンタム級にあって本戦進出を期待したい新世代モンゴリアン・ファイターだ。


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45 Gladiator Gladiator033 MAX MMA MMAPLANET o キック パン・ジェヒョク 中川皓貴

【Gladiator033】ダウン喫するも最終回に渾身のバックテイクへ。中川がパン・ジェヒョクから王座を奪取

【写真】試合前のインタビューで語っていたとおり、まさに気持ちの勝負を見せた(C)TAKUMI NAKAMURA

<GLADIATORフェザー級選手権試合/5分3R>
中川皓貴(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.28-29.
パン・ジェヒョク(韓国)

パン・ジェヒョクが右ストレートを伸ばす。中川は左ミドルからニータップへ。ボディロックに切り替えてドライブする。ウィザーで耐えるパン・ジェヒョク。頭を下げて押し込み続ける田中。パン・ジェヒョクが足を払いに行くが、耐えた中川が押し込み続ける。パン・ジェヒョクは左の内股を仕掛けるも、中川は再び耐えた。押し返したパン・ジェヒョクは、左腕を差し上げて離れる。押し込まれていたパン・ジェヒョクの右肩が真っ赤になっている。

左サイドキックで距離を取る中川は、右オーバーハンドを当てた。サークリングする中川は右オーバーハンドから左フックに繋げる。パン・ジェヒョクも右ローからパンチ、左ミドルへ。右スピニングバックフィストをかわした中川は右ローで足をすくい、パン・ジェヒョクに尻もちを着かせる。立ち上がったパン・ジェヒョクが右を伸ばす。ケージ中央で中川はダブルレッグで組みつき、ドライブ。切り返してきたパン・ジェヒョクに対し、中川は右腕を差し上げ、さらに相手の両足を畳んでトップのまま初回を終えた。

2R、中川が右に回る。パン・ジェヒョクは左インロー。右サイドキックを突いて距離を取る中川に、パン・ジェヒョクも右スピニングバックキックを見せる。右オーバーハンドから離れた中川だが、やや疲労が見えるか。パン・ジェヒョクはどんどん距離を詰めていく。中川は右カーフを当てて距離を取る。中川はダブルレッグから引き込むも、パン・ジェヒョクは付き合わず。中川が背中を着けた状態を続けると、レフェリーがブレイクをかけた。この瞬間、中川の右カカトがパン・ジェヒョクの下腹部に入っており、休憩が与えられる。

再開後、距離を詰めたパン・ジェヒョクが右スピニングバックキックを放つと、中川が軸足にローを打ち込む。立ち上がって前に出るパン・ジェヒョクに右ローを当てる中川。しかしパン・ジェヒョクが右ローに右スピニングバックフィストを合わせてダウンを奪った。Zハーフの中川をパウンドと鉄槌で削るパン・ジェヒョク。中川は上半身を起こし、ケージに背中を着ける。再び背中を着かされそうになるも、レッスルアップからスタンドに戻った。

最終回、互いに距離を保つなかパン・ジェヒョクがローを打ち込む。中川も右カーフを返した。下がりながら右ローを叩き込む中川。パン・ジェヒョクが距離を詰めると、右カーフを蹴って左に回る。ダブルレッグは潰されたが、右腕を差し上げて潜り込み、左側に回ってリバーサルに成功した。両足を畳まれているパン・ジェヒョクは、中川の右腕をキムラで抱える。しかし極めることはできず、背中を見せると中川がバックマウントを奪取した。

正対しようとしたパン・ジェヒョクに対し、マウントに移行した中川は肩固めへ。これを凌がれるとパウンドとヒジで削り、バックマウント奪取からRNCへ。振り落とされかけるがバックマウントを再び整え、RNCを狙い続けて試合終了のゴングを聞いた。

裁定は3-0で中川が勝利。遂に念願のベルトを巻いた中川は「グラジを背負って頑張ります」と挨拶した。


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【Gladiator033】ルキヤとバンタム級王座初防衛戦、南友之輔「当てられずに、自分は全部当てる」

【写真】前日計量は問題なくクリア。コンディションの良さと自信がうかがえる南だ(C)SHOJIRO KAMEIKE

30日(日)に大阪府豊中市の176BOXで開催されるGladiator033で、同バンタム級王者の南友之輔ルキヤの挑戦を受ける。
Text by Shojiro Kameike

南は2023年9月のプロデビュー以来、ベースの空手を生かした打撃を武器に5勝1NC。無敗のまま今年6月、韓国のパク・ソンジュンとの王座決定戦を制してGladiatorバンタム級のベルトを巻いた。来年のRoad to UFCを目指すという南は、17歳の挑戦者ルキヤを相手に、どのような試合を見せるか。29日(土)に大阪府豊中市のスモーカージムで行われた計量後、南に初防衛戦への意気込みを訊いた。


――個人的に南選手と直接、話をするのは昨年2月にグラチャンで徳弘拓馬選手と対戦した時以来となります。

「はい、覚えています。あの時は……」

――一度目の前日計量をクリアできなかった南選手が、再計量に向けて体を動かしている姿を見ていました。結果は再計量もオーバーとなりました。あの時と比べると今は肌ツヤも良く、順調に体重を落とすことができているように感じられます。

「通常体重は今のほうが重いです。今回は試合間隔が空いていることが大きいですね。あの時は年間5試合ぐらいのペースで戦っていて、いつも水抜きに頼って減量していました。それが今回は5カ月の間隔があったじゃないですか。しっかりとトレーニングして体をつくってから、時間をかけて減量することができましたね」

――なるほど。6月のパク・ソンジュン戦では試合前、パワーオブドリームで練習した打撃の成果について語っていました。その成果は試合で発揮することができたのでしょうか。

「う~ん、発揮できたものもあるし、発揮できなかったものもあるという感じですね。インタビューで言っていた左手の使い方は良かったと思います。左アッパーとか」

――左アッパーですか。前回の試合では至近距離の攻防、あるいはカウンターで左アッパーを当てていました。

「そうですね。左アッパーと左フックの中間みたいなパンチも、よく当たっていて」

――結果は判定勝ち。ただ、それまでの南選手の試合と比較すると「手こずった」という印象も受けます。

「結果的に、そう見られても仕方ない試合内容でした。どうしても倒したい気持ちが強すぎて、大きなパンチしか打っていなかったですよね。それが反省点で――もっと柔らかく試合する、その上で圧倒して倒すことがテーマやったんです。でも試合が始まったら、思っていたより『征服できる』と感じてしまって」

――というと?

「相手は結構強いという想定で試合に臨んだんですよ。でも向かい合ったら100対0で制圧できる、絶対に倒せるという確信が生まれて。そのためにパンチが大振りになってしまいました。『カウンターで完璧に倒したい』と狙いすぎ、さらに打ちすぎて後半は疲れて――という試合内容になってしまったんです」

――実は試合前に負傷があったと聞きました。

「あぁ、試合の3週間前に左ワキのアバラを負傷してしまい、ほぼミット打ちやスパーもできないぐらいでした」

――左ワキのアバラを負傷したということは体勢として、左アッパーを打つ際に痛みが走ったのではないですか。

「試合でその痛みが走らないように、とにかくその部分は使わない練習だけしていて。ミットが打てるようになったのは試合の1週間前ぐらいです。だから試合では後半に失速してしまったという面もあるとは思いますね」

――そうだったのですね……。そんななかでも、しっかり勝ち切ってベルトを巻きました。

「そうですね。とにかくベルトを獲らんと始まらんと思っていたので。でもここで満足しているわけにはいかないし。ベルトを巻いて、ようやくスタートラインに立ったという気持ちです」

――初防衛戦の相手はルキヤ選手に決まった時の気持ちを教えてください。

「来年のRoad to UFCに出たいので、そこに向けて強い外国人選手や、キャリアのある日本人選手とか――倒したら皆が『オォッ!!』となる相手と対戦したかったのが本音です。今回のように若くて勢いのある相手と戦うのは、正直言えば僕にとってはリスクしかないじゃないですか。負けたらベルトを奪われるという立場でしかない。でも、そういう相手から逃げていては……これは僕のメンタル面の勝負やと思っています。

強い外国人選手と戦うことは、自分の技術面やキャリアにとって良いこと。対して今回はメンタル面での勝負です。自分はチャンピオンやし、やる意味があるんじゃないかと思っていますね。相手は勢いもあるし、怖さもあるファイターで」

――前回の宮川戦のように危なっかしさもありながら、倒し切る気持ちも強い。ルキヤ選手の打撃と勢いについては、やはりリスクと感じますか。

「リスクじゃないですかね。決してナメてはいないです。ただ今回は相手どうこうより、自分次第じゃないかと思っています。自分のやるべきことをやれば、倒すことに繋がる。そういう試合やと思います。しっかりと倒して、RTU出場に繋げたいです」

――東京のジム所属選手が大阪で戦う場合、多くはアウェイの環境となります。しかし南選手にとっては……。

「自分は大阪出身で、むしろこちらがホームですからね。今回もたくさんの人たちが応援に来てくれます。前回は失速するような場面を見せてしまったので……今回は相手も前に出てきてくれるので、面白い試合になると思います。でも自分は相手の攻撃をもらう気はなくて。当てられずに、自分は全部当てて、圧倒的な強さを見せたいです」

■視聴方法(予定)
11月30日(日)
午後12時45分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■計量結果

<GLADIATORバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者] 南友之輔:61.1キロ
[挑戦者] ルキヤ:60.3キロ

<GLADIATORフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者] パン・ジェヒョク:65.7キロ
[挑戦者] 中川皓貴:65.7キロ

<GLADIATORライト級選手権試合/5分3R>
[王者] 小森真誉:70.2キロ
[挑戦者] 田中有:70.0キロ

<GLADIATORフライ級王座決定戦/5分3R>
今井健斗:56.5キロ
岩崎圭吾:56.5キロ

<フライ級/5分3R>
久保健太:57.0キロ
熊崎夏輝:57.0キロ

<63キロ契約/5分3R>
上田祐起:62.9キロ
吉野光:62.9キロ

<ヘビー級/5分3R>
大番高明:117.0キロ
アルブリー・ンジャイ:120.0キロ

<68キロ契約/5分3R>
國頭武:68.0キロ
倉本拓也:67.9キロ

<キック 70キロ契約/3分3R>
荒尾祐太:69.6キロ
ペ・ジョンフン:69.7キロ

<ライト級/5分2R>
KENZO:70.4キロ
望月貴史:70.6キロ

<フライ級/5分2R>
塩川玲斗:57.0キロ
石田聖人:56.3キロ

<ヘビー級/5分2R>
松本洋平:118.2キロ
土井淳:117.0キロ

<フェザー級/5分2R>
山下魁:65.6キロ
谷川渉:66.1キロ

<ストロー級/5分2R>
諸井友祐:52.4キロ
タッキー:52.0キロ

<バンタム級/5分1R>
村越平次郎:61.3キロ
山田倖生:61.3キロ

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【Gladiator033】リライアブル田中有×中川皓貴「2人で同じ日にベルトも巻いたら、かっこいいですよね」

【写真】田中有と中川皓貴。チームメイトというよりも家族であり兄弟という絆を感じさせる(C)SHOJIRO KAMEIKE

30日(日)、大阪府豊中市の176BOXで開催されるGladiator033に総合格闘技道場リライアブルの田中有中川皓貴が出場。田中はライト級王者の小森真誉に、中川はフェザー級王者パン・ジェヒョクに挑戦する。
Text by Shojiro Kameike

田中淳リライアブル代表の実弟である田中有は1995年生まれ、中川は1996年生まれと1歳違いで、学生時代からの友人であった。それは2人だけでなく多くの選手が同様の仲間であったことが、リライアブルのファミリー感を生み出している。そのリライアブルにとって大きなチャンスが巡ってきた今大会。田中と中川は揃ってベルトを巻くことができるか。2人の歴史、関係性からファイターとしての現在を紐解く。


中学の柔道部は先輩も兄やん一人で、僕たちは皆、初心者。そこから1年ちょっとで神戸市内で1位になったんですよ(中川)

――田中選手と中川選手は年齢も1歳違いで、プロデビューも同様に1年違いですね(※プロデビューは田中が2016年、中川が2017年)。

田中 えっ、そうなんですか。プロデビューの年とか全然覚えていなくて。

中川 もう10年近く前になるんですね。

――MMAを始めた時期は、どれくらい違うのでしょうか。

田中 僕のほうが先ですね。皓貴とは2~3年ぐらい違うんかな。

中川 兄やんは高校を卒業してすぐ始めて、僕は大学に行っとったから――それぐらいは違うと思う。

――中川選手は田中選手のことを「兄やん」と呼ぶのですね。リライアブルといえば、まさに「田中ファミリー」という印象が強いです。

田中 お互い昔から知っていますからね。

中川 知り合ったのは小学生の頃ですよ。そのまま中学校では柔道部で先輩と後輩になって。

田中 さらに高校まで付いてきたもんな。

――小学校から中学、高校、そしてMMAファイター生活まで一緒に過ごしてきたのですね。

田中 そうです、そうです。自分にとっては、ずっと弟みたいな感じで。皓貴もずっとこんな感じやし(笑)。

中川 小学校の頃から一緒に遊んでいて、今までずっと関係性は変わらないままです。

――ちなみに当時の遊びというと……。

中川 ベンチプレスですね。

――遊びでベンチプレスですか!?

田中 暇やったら筋トレしていました(笑)。

中川 中学の時は「ベンチプレス、なんぼ挙げられる?」と競っていたんです。学校が終わったら皆で友達の家に行って。その家にベンチプレスがあったので、皆でやりながら100キロ超えたら「おぉ、まぁエエか」みたいな。

――アハハハ。

中川 でも兄やんはスーパー真面目になりましたよ。中学校の時は授業には出ず、部活だけ来ていて。

田中 皓貴を柔道部に誘ったのは僕ですからね。その僕が部活に出ていなかったら、皓貴に悪いじゃないですか。ウチの柔道部って結構厳しかったんですよ。皓貴には「練習は楽やから柔道部においで」と誘ったのに、いざ入ってみたら厳しかったという。

中川 アハハハ! 「練習も早く終わって帰れるで」と言っていたのに、実際は練習もガチガチで。

田中 練習初日に皓貴が「え、嘘やん」って僕のほうを見ていました(笑)。柔道部では、なぜか僕だけ自由にやらせてもらっていたんですよ。理由は分からないけど。

中川 強いからやん。

田中 いやいや、たいした成績も残していなかったし。

中川 あぁ、そうか。僕たちが入った頃、ウチの中学の柔道部ってメッチャ弱かったんです。

田中 神戸市で最弱やったもんな。僕が2年生の時、部の先生が変わって。皓貴の代が先生にとって初めての部員だから、余計に厳しかったんやと思います。

中川 僕たちの先輩も兄やん一人で、僕たちは皆、初心者。そこから1年ちょっとで神戸市内で1位になったんですよ。自分らは初心者スタートの自分らに対して、周りの学校は経験者ばかりなのに――番狂わせの連続でしたね。

――凄い! まるでドラマの世界ですね。続いて高校も同じ柔道部に?

中川 はい。高校から推薦をもらえて。

田中 そこは強豪校でした。皓貴の代には全国3位になっていましたから。

勝手にリライアブルを背負っていたというか。今は何も感じていません。試合を楽しんでベルトを獲りたい(田中)

――そして2人ともリライアブルでMMAを始めると。

田中 僕が高校1年ぐらいの時に兄が格闘技のジムを立ち上げて。僕は最初ダイエットというか軽く体を動かす程度のつもりやったのに、いつの間にか試合に出ていました(笑)。

中川 僕も淳君がジムを始めて、兄やんが練習し始めたことを聞いて「自分もMMAやりたいなぁ」という感じで言っていたんですよ。自分は大学に入って柔道を続けとったけど、淳君や兄やんの試合を見て、「かっこえぇなぁ」と思って大学を辞めました。

田中 皓貴がMMAをやりたいのは知っていました。でも大学に行っていたので「どうすんやろうなぁ」とは思っていたんですよ。ただ、柔道時代もずっと自分に付いてきていたし、「もしかしたら……」と思っていたら、ジムに来たんですよね。「ホンマに来たな!」という感じでした。

中川 高校も兄やんが入ったところにしか行かへん、と先生に伝えていたぐらいで(笑)。MMAを始めたのも、やっぱり淳君と兄やんがおるからですよね。淳君もメッチャ熱い人なので。

――田中選手と中川選手だけでなく、リライアブルには同様に昔から知っている仲の選手が多いと聞きました。

中川 だいたい中学校から知っていますね。

田中 柔道繋がりで。

中川 みんなライバル校で、試合の時はバチバチやけど仲が良くて。それがリライアブルに集結したんです。

――それもまたドラマのような展開ですね。先ほど中学時代の遊びがベンチプレスだったという話がありました。それだけ鍛えているとMMAを始めた時、すでにフィジカルは強かったのではないですか。

田中 強いほうやったと思うし、高校に入ってからもっと強くなったかもしれないです。柔道部の練習がキツかったので。当時は地獄でしたけど、今となってはありがたいですよね。

中川 柔道部の練習は――(いろいろとエピソードを披露)。

――現在は状況も違うと思いますので、そのエピソードの掲載は控えます(苦笑)。柔道部時代に鍛えたフィジカルと経験があれば、デビュー当初はその貯金だけでも勝てますよね。しかし、いずれ壁にぶつかる。

田中 そうですね。最初はトントンって勝てました。

中川 僕も同じです。柔道の経験があるから「寝技ができたら勝てるやろ」って感じで天狗になっていました。でも東京で試合をした時、ボコボコにされたんですよね(2021年6月、遠藤来生に判定負け)。寝技も通じへんし、「これじゃアカン」と。

田中 僕の場合は修斗で4連勝して世界ランキングに入ったあと、当時ランク1位の大尊伸光選手に負けた(2019年9月にKO負け)時ですね、「柔道の技術だけじゃ無理や。パワーがあってもアカン」と考えて。そこから――やることは変わらないけど、意識して練習するようになりました。昔は考えずに練習していたんですよ。とにかくガンガン練習する……でも、そういうことじゃなくて。

――柔道部時代の経験から、ガンガン練習することには慣れていたから余計にそうなるかもしれません。

田中 そうなんです。自分は高校を卒業してすぐMMAを始めて、練習も柔道部時代のスタイルのままでした。負けたあと、練習自体が変わったわけじゃないんです。でも打撃にしろ寝技にしろ、どうやったら自分の優位なポジションを取って、優位に試合を進めることができるかって考えて練習するようになりましたね。

――現在、お互いMMAファイターとしてはどのような印象を持っていますか。

田中 皓貴はフィニッシュ率が高いし、MMAは僕よりも試合をしていて経験値が高いですからね。あと練習より試合のほうが強いタイプなんですよ。試合なるとガンガン行ける根性がある。それは凄く良いことで。

――中川選手は今年9月の大会で、イ・フィジェにスタンドでギロチンを極めました。2020年2月にも天草ストロンガー四郎戦で、同じような形のフィニッシュを披露していました。

中川 そうですよ! 9月の試合は首を曲げていましたけど、ストロンガー戦は絞め上げる形で。ああいう形は得意なんです。

田中 あの形は――いつも技の名前が分からなくて、僕は「轟絞め」と呼んでいます。

写真上はストロンガー戦で、写真下がイ・フィジェ戦。どちらもリフトする首系の技で、「轟絞め」と命名!(C)MMAPLANET/SHOJIRO KAMEIKE

――轟絞め?

田中 昔テレビ番組で轟というキャラが、ああやってギューンって絞めていたんです。だから僕は「出た。轟絞め!」と呼んでいました。

中川 アハハハ! あれは淳君に練習でやられていた技なんですよ。そうしたら自分の試合で「あれ? コレいけるやん」という体勢になって。

――では今後は「轟絞め」で行きましょう! 中川選手は田中選手について、MMAファイターとしてどのような印象を持っていますか。

中川 とにかく安定していますよね。だから負けている時も「もっと行ける! こんなところで負けている人じゃない」と思っていて。ずっと色んなものを抱え込んでいたと思うんですよ。だから、もっともっとチームで助け合いたいと考えていました。

――抱え込んでいた、というのは……。

田中 勝手にリライアブルを背負っていたというか。

中川 一時期、リライアブルも連勝していて。やけど最近は負けも続いているじゃないですか。特に兄やんがタイトルマッチやる時、その試合の間に出ている僕たちが勝っているところを見せられていない。淳君も「お前らに勝たせたい……」と言ってくれているのに、自分たちは負けが続いていて。そういう面で兄やんにプレッシャーを与えていたんじゃないかと思うんですよね。

田中 いやいや……自分が一人で勝手に背負っていただけで、皆は関係ないです。逆に今は何も感じていません。自分が挑戦者やから、試合を楽しんでベルトを獲りたいという気持ちしかないですね。

お互い、もう負けることは何も怖くないと思うんですよ。チャレンジャーなので、あとはやるだけです(田中)
気持ちの問題ですね。試合で出し切るだけです(中川)

――田中選手にとってはダイレクトリマッチでのベルト挑戦となりました。

田中 僕としては負けている相手にやり返したい。それだけです。もちろんベルトは欲しいけど、今はまず小森選手に勝つこと。勝ったらベルトが付いてくる、とだけ考えていますね。この期間にどう自分が変わったかは――言葉では表せないけど、しっかり試合を見てほしいです。

――中川選手はパン・ジェヒョクに挑みます。2023年1月、チョ・ソンビンとの王座決定戦以来のタイトルマッチです。

中川 パン・ジェヒョクには先輩が負けているので(昨年7月、石田拓穂がKO負け)、それを取り返す。それと、ベルトもそろそろ日本人が巻いとかんとなって思います。

相手はただただ強いです。でも淳君から言われていれるのは「お前の強いところを出すことができれば勝てる。でも一歩でもイモ引いたら負ける」。だから、気持ちの問題ですね。

田中 お互い、もう負けることは何も怖くないと思うんですよ。チャレンジャーなので、あとはやるだけです。

中川 そう。何も考えてへん(笑)。試合で出し切るだけです。僕は兄やんと同じ日に試合ができるのも嬉しくて(過去には今年1月のグラジのみ)。それで同じ日にベルトも巻いたら、かっこいいですよね。当日は2人揃ってチャンピオンになります!

■視聴方法(予定)
11月30日(日)
午後1時00分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■対戦カード

<GLADIATORバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者] 南友之輔(日本)
[挑戦者] ルキヤ(日本)

<GLADIATORフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者] パン・ジェヒョク(韓国)
[挑戦者] 中川皓貴(日本)

<GLADIATORライト級選手権試合/5分3R>
[王者] 小森真誉(日本)
[挑戦者] 田中有(日本)

<GLADIATORフライ級王者決定戦/5分3R>
今井健斗(日本)
岩崎圭吾(日本)

<フライ級/5分3R>
久保健太(日本)
熊崎夏輝(日本)

<63キロ契約/5分3R>
上田祐起(日本)
吉野光(日本)

<ヘビー級/5分3R>
大番高明(日本)
アルブリー・ンジャイ(セネガル)

<68キロ契約/5分3R>
國頭武(日本)
倉本拓也(日本)

<キック 70キロ契約/3分3R>
荒尾祐太(日本)
ペ・ジョンフン(韓国)

<ライト級/5分2R>
KENZO(日本)
望月貴史(日本)

<フライ級/5分2R>
塩川玲斗(日本)
石田聖人(日本)

<ヘビー級/5分2R>
松本洋平(日本)
土井淳(日本)

<フェザー級/5分2R>
山下魁(日本)
谷川渉(日本)

<ストロー級/5分2R>
諸井友祐(日本)
タッキー(日本)

<バンタム級/5分1R>
村越平次郎(日本)
山田倖生(日本)

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【Gladiator033】バンタム級王者=南友之輔に挑戦、ルキヤ「ストライカーならどんなタイプでも――」

【写真】(C)SHOJIRO KAMEIKE

16日に大阪府豊中市の176BOXで開催されるGladiator033で、ルキヤ南友之輔が持つ同バンタム級王座に挑戦する。
Text by Shojiro Kameike

現在17歳の新星に、大きなチャンスが巡ってきた。昨年5月にプロデビューしたルキヤは、4連勝のあと今年4月、神田T800周一と対戦して初黒星。その2カ月後に宮川日向をKOして再起したが、ここで本人も予想していなかったというベルト挑戦の機会を得たのだ。無敗のチャンピオン南との一戦を前に、新星の挑戦者は「ストライカーならどんなタイプでも全局面で戦える」と語った。


――ルキヤ選手は現在17歳。以前のインタビューでは格闘技のほかにアルバイトをしていると語っていましたが、現在はお父さんの仕事を手伝っているそうですね。

「はい。父は大工で、自分も現場に行っています」

――1日のスケジュールは、どのような流れですか。

「朝6時過ぎぐらいに起きて、それから仕事に行って……だいたい20時30分くらいには道場に来ています」

――そのスケジュールが練習時間などファイターとしての生活に影響を及ぼしたりはしますか。

「いや、そういうのは全くなくて。良い筋トレになっているな、って感じですね(笑)」

――アハハハ。6月の宮川戦は、試合前のインタビューでは「しっかりとMMAをやります」と語っていましたものの、まさかの打ち合いで逆転KO勝ちとなりました。

「あの試合はちょっと油断していて……」

――油断とは?

「最初は距離があったから、相手の打撃は当たらんやろうなと思っていたんです。そうしたらパンチがメッチャ伸びてきて。ダウンして『ヤバッ!!』と思ったら、変にスイッチが入って、いつもどおり殴り合いになってしまいましたね」

――正直なところ、宮川選手の右を直撃されて体が伸び切った状態でダウンした瞬間、これで試合が終わったと思いました。

「アハハハ。試合後に映像を視て、あれは自分でもそう思いました」

――ダウン後、意識はあったのですか。

「意識というか、僕はいつも試合中の記憶がないんです。アドレナリンが出すぎて」

――えっ。キャリア序盤で相手の打撃をもらわずにKO勝ちした時も、試合中の記憶はないということですか。

「全部、記憶はないです。アハハハ」

――試合中はセコンドの声も聞こえていない?

「はい。全く、何も。だから映像で視返すと、本当に悪い試合でしたね。もっと落ち着いて勝てた試合やったけど、油断したのが良くなかったなって感じです」

――先ほど「いつもどおり」と言っていましたが、意識がある状態で考えて打ち合いに行くのではなく、意識がない状態で打ち合うクセがついてしまっている。結果、仕留めに行くことも体に染みついているということでもあります。

「基本、練習とかでも打ち合いとかはしないんですけど……。試合になったらパッと打ち合いをしてしまうんです」

――その点について、セコンドや周囲の人たちは何と言っていますか。

「危ないから、そういう試合は止めてほしい。『面白かった』とかっていうより、そんな声のほうが多かったです。だから今後は記憶がなくなるような試合じゃなく、しっかり集中して戦わないといけない。そのためにはもっともっと練習してないといけないと思います」

――続いて9月大会にもルキヤ選手にオファーを出すという話を耳にしていました。さすがに宮川戦のダメージを考えると、一度休んだほうが良いかと思いましたが……。

「一応、話はあったんですけど休みました。宮川戦の前から怪我していた足を、また痛めてもうて。前回の試合の時は大丈夫やったんです。でも試合が終わったら『ちょっと痛いなぁ……』と感じるようになって」

――そんななか、ルキヤ選手に敗れた宮川選手がRIZIN LANDMARK神戸大会に出場している点について、何か思うところはありますか。

「いや、僕は何も思わないです。宮川選手に対しては『頑張ってください!』と思っていただけで。僕はグラジエイターでベルトを獲って、ちゃんと世界に行きたいんで」

――失礼しました(苦笑)。ルキヤ選手の中では、あくまでグラジのベルトを巻くことが優先なのですね。

「はい。グラジのことが好きやし、毎回試合を組んでもらっているんで。もっと色んな人にグラジのことを知ってもらいたいし。ただ、このタイミングでタイトルに挑戦するとは自分でも考えていなかったです」

――プロデビューから1年半、さらに神田戦の敗北から1勝でタイトルマッチへ。このタイミングでベルトに挑むのは早いのでは……という声もあります。

「自分も『ここでか!』とは思いました。前回の試合後は『次は海外勢とか当ててくれたらなぁ』とか思っていて。でもいずれは自分が巻くベルトなので、いつでも挑戦する準備はできていました。全然、不安とかもなく」

――南選手を相手にまた打ち合おうとしてしまうと……。

「そうですね。相手がストライカーやから打ち合う場面も出て来るし、前の試合のようなパンチを食らったら今度はKOされるかもしれない。だから僕は気持ちを落ち着けて、冷静に戦いたいです」

――その南選手について印象を教えてください。

前回の防衛戦は会場で観ました。『あぁ強いなぁ。押忍』という感じで」

――……押忍、とは?

「まぁ、僕が勝ちますよ。自分は誰よりもファイターとして気持ちが強いので。もちろん気持ちだけじゃなく、打撃も全て自分のほうが上だと思っています。前回の試合から全部レベルアップしていますから」

――特にどのような点がレベルアップしていると感じますか。

「打撃の威力も、当て方も変わってきたなって思います。最近、打撃のコンビネーションが増えてきました。口で説明するのは難しいけど――しっかり体で覚えていて。チャンピオンもストライカーで、ストライカーならどんなタイプでも全局面で戦えると思っています」

――南選手に勝利してベルトを巻いた先に目指すものはありますか。

「もっと色んな人に自分のことも、グラジのことも知ってほしいです。あとはグラジのベルトを巻いて海外でも試合をしてみたいですね。ただ自分はいつもと変わらず――ただ勝つこと、KOすることに集中しています」

■視聴方法(予定)
11月30日(日)
午後1時00分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■対戦カード

<GLADIATORバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者] 南友之輔(日本)
[挑戦者] ルキヤ(日本)

<GLADIATORフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者] パン・ジェヒョク(韓国)
[挑戦者] 中川皓貴(日本)

<GLADIATORライト級選手権試合/5分3R>
[王者] 小森真誉(日本)
[挑戦者] 田中有(日本)

<GLADIATORフライ級王者決定戦/5分3R>
今井健斗(日本)
岩崎圭吾(日本)

<フライ級/5分3R>
久保健太(日本)
熊崎夏輝(日本)

<63キロ契約/5分3R>
上田祐起(日本)
吉野光(日本)

<ヘビー級/5分3R>
大番高明(日本)
アルブリー・ンジャイ(セネガル)

<68キロ契約/5分3R>
國頭武(日本)
倉本拓也(日本)

<キック 70キロ契約/3分3R>
荒尾祐太(日本)
ペ・ジョンフン(韓国)

<ライト級/5分2R>
KENZO(日本)
望月貴史(日本)

<フライ級/5分2R>
塩川玲斗(日本)
石田聖人(日本)

<ヘビー級/5分2R>
松本洋平(日本)
土井淳(日本)

<フェザー級/5分2R>
山下魁(日本)
谷川渉(日本)

<ストロー級/5分2R>
諸井友祐(日本)
タッキー(日本)

<バンタム級/5分1R>
村越平次郎(日本)
山田倖生(日本)

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Overlooked【Gladiator032】開始早々にダウンを喫した中川晧貴が、イ・フィジェから首折ギロチンで逆転

【写真】ベン・ロズウェルの10フィンガー・ゴゴチョーク――というか、石田光洋や光岡映二がポール・ロドリゲスに極めたギロチンで中川が快勝(C)SHOJIRO KAMEIKE

スケジュールの都合により速報できなかった試合をお伝えする──帳尻合わせ試合レポート。今回は21日(日)に大阪府豊中市の176BOXで行われたGladiator032より、メインの68キロ契約マッチ=中川皓貴×イ・フィジェの一戦の模様をお届けしたい。
Text by Manabu Takashima

直前で対戦相手がウズベキスタンのアブリヨホン・ハミドフからイ・フィジェに変更があるなかで、昨年5月以来の白星を狙った中川――グラジの国際派路線で奮闘を続けた――が復活の狼煙をあげることができたか。

<68キロ契約/5分3R>
中川皓貴(日本)
Def.4分21秒by ギロチンチョーク
イ・フィジェ(韓国)

非常に均整がとれた体格のイ・フィジェが、いきなり左で飛び込んでからの右ストレート、返しのフックを打ち込みダウンを奪う。すぐに立ち上がった中川が、クリンチでケージに押し込んで息を整える。

ヒザ蹴りのイ・フィジェは払い腰狙いから、体を入れ替える。左腕を差して前方に崩し、中川の体重移動をついてボディロックで後方に倒す。ケージに押し込まれた中川は、レッグマウントに頭を抱える。右に回ったイ・フィジェに対し、中川はハーフネルソンでスイープを狙う。

ケージを利して一度は跳ね返したイ・フィジェだったが、中川はハーフネルソンスイープを決めてマウントを奪取する。ケージを背負って左を差したイ・フィジェがレッスルアップ、ケージに中川を押し込んで右のパンチを見舞う。シングルを切った中川がスタンドでアームインギロチン、イ・フィジェの頭を腹に持ってくる。

そのままケージに押し込むようにして、体を反らした中川がタップを奪った。「こんな勝ち方したんで、櫻井代表、またそろそろタイトルマッチお願いします」と勝者はパン・ジェヒョクの持つフェザー級王座挑戦をアピールした。


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【Gladiator032】フェザー級転向2戦目、國頭武「押さえ込んで極める力は前よりも強くなっている」

【写真】計量時でも首周りと肩、そして二の腕に筋肉がしっかりと残っている(C)SHOJIRO KAMEIKE

21日(日)に大阪府豊中市の176BOXで開催されるGladiator032で、國頭武が石田拓穂と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

プロキャリアのほとんどをバンタム級で戦ってきた國頭が、今年6月のヤン・ジファン戦からフェザー級に転向した。そのキッカケは昨年10月、韓国RING Championshipのバンタム級王座決定トーメンと準決勝での敗北(キム・ウンソンにTKO負け)と、続く国内復帰戦となった4月のしゅんすけ戦のKO負けだった。

インタビュー中、國頭は「これは言い訳になるので……」という言葉を繰り返した。きっと不器用なタイプだ。自分の言葉で説明しきれず、言い訳のように聞こえるのが嫌なのかもしれない。そんな國頭にベルトを目指してフェザー級で戦う――ファイターとしての再スタートについて訊いた。


――計量直後の國頭選手です。前回の試合からフェザー級に転向しましたが、これまでフェザー級で戦ったことはあったのでしょうか。

「プロデビューはバンタム級で、そのあと病気のために水抜きができない状態だった時はフェザー級で試合をしていたことがあります。でも筋トレとかができない時期もあって、バンタム級に戻って戦っていました」

――基本的にはバンタム級で試合をしていた國頭選手にとって、今回のコンディションはどうですか。

「ちょうど良いというか――自分はフェザー級では体格が小さいかもしれないけど、ベストの状態で望めたほうが悔いも残らないと思うので」

――悔いも残らない、悔いを残したくない。その言葉にはRING Cと、しゅんすけ戦の敗北も影響しているのでしょうか。

「まず韓国で負けたことは大きかったですね。あの時は試合中にアゴを骨折してしまって……いや、それはいいです」

――えっ、どういうことですか。

「……たぶん一発目のパンチでアゴの右側が折れたんだと思います。口が閉まらなくなり、『これは折れたな』と。もう寝技をやっている時間はない。KOするしか勝つ道はない。そう思っているところにヒザを受けて、もう一箇所——完全に効いてしまい、自分でも何が起こっているか分からなくなった状態で止められました」

――キム・ウンソン戦は気持ちが折れたかのような終わり方でしたが、そうではなくアゴが折れていたのですね。

「といっても試合内容は……相手は爆発力が凄いけど、スタミナはないタイプで。だから自分は組むだけじゃなく、遠い距離からアウトボクシングを混ぜつつ組もう。『うまくやろう』という試合をしてしまったんです。『自分はそういうタイプじゃない』と試合が終わって、そう思いました」

――BURSTでアゴの骨折といえば、どうしても佐々木信治代表の怪我を思い出してしまいます。周囲も心配しませんでしたか。

「あぁ、そうですね。同じような感じでしたけど、僕の場合はまだ軽くて。完治してから次の試合に臨むことができました」

――次の試合=しゅんすけ戦については……。

「あれは……しゅんすけ選手が僕より強かったです。本当はあの試合で勝って、どんどんバンタム級でやっていこうと思っていました。でも、いや――」

――言える範囲で構わないので、お願いします。

「……順を追っていくと、韓国で負けたけど『これからは海外で強い相手と戦いたい』と思うようになったんです。もともと海外志向ではなかったのに、急にそういう意識が芽生えてきました。僕ももうそれほど若くはないし、挑戦するなら関西で強い外国人選手を呼んでいるグラジで復帰して、バンタム級でどんどん強い相手と戦っていきたい。

でも復帰戦で負けてしまった時、周りの人からも『階級を上げてみたほうが良いんじゃないか』と言われて。だったら一度フェザー級に上げて、再スタートして頑張ってみようと思ったんです」

――なるほど。実際のところ、フェザー級転向1試合目となったヤン・ジファン戦は動きが変わっていました。相手のパンチをもらわないように体勢を低くし、スッとボディロックで組むという。

「それが本来、練習でやっていることなんです。その前の2戦は、練習していることが出せていませんでした。減量していると筋肉が削れている感じで……それも言い訳になってしまいますけど」

――いえ。自分の適正階級を見つけるの、階級制のスポーツにおいてとても重要なことです。何よりパフォーマンスを最大に引き出すためではなく、ただ体重を落とすための減量になっていたら意味はないわけで。

「……ありがとうございます。今回もフェザー級で減量してみて、シンドイのは変わらないです。でも筋肉は残っているので」

――そんななかで課題できた点などはありますか。

「結局やることは変わらないんですよ。いっぱい組んでテイクダウンして、倒されたら上を取り返す。ただ、押さえ込んで極める力は絶対に、前よりも強くなっていると思います」

――先ほど「フェザー級の中でも体格が小さい」と言っていましたが。今回は対戦相手と並んでも、それほど差はなかったです。その対戦相手、石田選手の印象を教えてください。

「寝技が強いですよね。柔道の投げ技を生かしたテイクダウンも強くて。テイクダウンした後の寝技のスピードも速い。自分とはタイプが違うグラップラーで、強いと思います」

――石田選手はフェザー級トーナメントに出場していた選手です。ということは、ここで勝てば國頭選手がフェザー級のベルトに絡んでいく可能性も出てきます。

「それはもちろん――やっぱりベルトは欲しいです。ベルトを目指して一戦一戦やっていました。ただ、今はまずはこの試合で絶対に勝つこと。それだけしか考えていないです」

■視聴方法(予定)
9月21日(日)
午後4時00分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■Gladiator032 計量結果

<68キロ契約/5分3R>
中川皓貴:67.9キロ
イ・フィジェ:67.4キロ

<ライト級/5分3R>
チハヤフル・ヅッキーニョス:70.5キロ
荒井銀二:70.7キロ

<キック 70キロ契約/3分3R>
ハンセン玲雄:69.8キロ
荒尾祐太:69.4キロ

<60キロ契約/5分3R>
岩崎圭吾:58.2キロ
パク・ファラン:59.6キロ

<フェザー級/5分3R>
石田拓穂:66.0キロ
國頭武:66.0キロ

<78.4キロ契約/5分3R>
後藤丈季:77.2キロ
クォン・ジフ:78.6キロ→78.4キロ
※ウェルター級契約でクォン・ジフが900グラムオーバー。試合はキャッチウェイト戦に

<ライト級/5分3R>
八木敬志:70.8キロ→70.7キロ
友實竜也:70.6キロ

<キック(※ヒジなし) 80キロ契約/3分3R>
森井翼:80.0キロ
小山寛太:79.9キロ

<PROGRES ライト級/5分2R>
岸田海輝:70.2キロ
徳野”一心”一馬:69.5キロ

<バンタム級/5分2R>
野口蒼太:61.4キロ
古賀珠楠:61.2キロ

<フェザー級/5分2R>
コウ:66.2キロ
谷川渉:66.2キロ

<フライ級/5分2R>
藤原浩太:56.5キロ
村泉空:57.1キロ

<ストロー級/5分2R>
木村旬志:52.5キロ
與那嶺大輝:52.1キロ

<ヘビー級/5分2R>
土井淳:117.4キロ
ヨコヤマクレガー:96.1キロ

<ヘビー級/5分2R>
松本洋平:118.4キロ
かずややねんけど:98.3キロ

<バンタム級/5分2R>
古賀琉斗:61.4キロ
岩田虎之助:61.1キロ

<フェザー級/5分2R>
天野武徳:65.8キロ
キム・ジギョン:65.7キロ

<60㎏契約/5分2R>
谷口隆元:59.2キロ
カーヴィ:59.8キロ

<バンタム級/5分1R>
田口大貴:61.1キロ
髙橋良河:61.4キロ

<ストロー級/5分1R>
辻本涼太52.6キロ
松尾翔貴:51.8キロ

<フライ級/5分1R>
藤原健介:56.9キロ
横山桔平:57.1キロ

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【Gladiator032】対戦相手がイ・フィジェに変更——中川皓貴「やることは同じ。試合で出し切るだけです」

【写真】ライブ中継も正式決定の今大会。メインで中川はRIZIN LANDMARK神戸大会出場をアピールしたいという(C)SHOJIRO KAMEIKE

21日(日)に大阪府豊中市の176BOXで開催されるGladiator032で、中川皓貴が韓国のイ・フィジェと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

中川は当初、ウズベキスタンのアヴリヨホン・ハミドフとの試合が発表されていた。しかし主催者からのリリースによれば、ハミドフのビザが下りずに欠場。代わりにイ・フィジェとフェザー級ではなく68キロ契約で対戦することが決まったという。

いずれにせよ中川にとっては昨年7月、チハヤフル・ヅッキーニョスに敗れて以来のMMAとなる。フェザー級トーナメント準々決勝で敗れ、中川も一時期は引退まで考えたという。そんななか復帰を決めた中川の表情は、何か吹っ切れたのか――以前にも増して笑顔で溢れていた。再びグラジのフェザー級王座、そして今回勝利して11月3日のRIZIN LANDMARK神戸大会出場を希望する中川に話を訊いた。

この取材はハミドフ欠場が発表される前のもの。発表を受け、改めてイ・フィジェ戦に向けたコメントも中川から届いている。


中原選手とプログレスルールで戦って、ここで辞めるわけにはいかんと思うようになりました

――中原由貴選手とのプログレス戦を挟み、久々のMMAに臨みます。

「そうですね。MMAは1年以上、空いてしまいました」

――この期間は、あえてMMAをやろうと思っていなかったのか。それとも良いオファーがなかったのでしょうか。

「オファーがなかったわけではないです。でも自分の中で『どうしようかな……』と」

――どうしようかな……、というのは?

「今後どうしていこうかな、って。試合も長いこと出ていないし」

――それは「現役を続けるかどうか」と考えていたのですか。

「そうです。ちょっと悩んでいました。しばらく負けが続いていて、自分の立ち位置——グラジからすると、自分のことはどう見えているんかな、と考えたりとか。もちろんグラジのベルトは欲しいです。ただ、今のままタイトルマッチに辿り着いても自分はチャンピオンになれるんかな……って考えたりしていました」

――フェザー級トーナメントで中川選手に勝利したヅッキーニョス選手は、その後ライト級に転向しています。そこで中川選手がもう一度ベルトを目指すためには何戦も勝利を重ねなければいけないなかで、誰と対戦すれば良いのかという状態でもあります。

「はい、そこが見えなくて。かといって、いきなりタイトルマッチをやるのは違いますしね。

何より負けが続いていて……今までずっと上を目指してやってきました。自分はホンマに上を目指せるのか。このままじゃアカン、メチャクチャ中途半端やなと思っていて。

そんななかでも大会は行われているじゃないですか。それを見て、自分も出たいとは思っていました。練習も続けていましたし。ただ仕事が忙しい面もあったのと、オファーはあっても自分の中で何かしっくり来るものがなかったんです」

――ヅッキーニョス戦は中川選手が勝っているのでは、という声もありました。

「そういう声をもらえるのは嬉しいですけど、負けは負けなので。『自分の伸びしろは、ここまでやったんか』と思いました。ヅッキーニョス選手にはウチの先輩たちが負けて、どうしても自分は勝たなアカンという気持ちも強かったんですよ。メチャクチャ練習にも熱が入って、追い込んでやっていて。それで負けて『ここまでなんか……』と思ったのは確かです」

――……。

「でも中原選手とプログレスルールで戦って、あれほど強い選手に極められることがなかった。すると『これはまだMMAでいけるんちゃう?』と思うようになって。まだいける、ここで辞めるわけにはいかん、と思うようになりました」

自分は今、ゼロの状態になりました。今また調子が上がってきています

――プログレス戦を経て、再びMMAを戦う気持ちになったわけですね。

「ずっとモヤモヤした気持ちを抱えていたけど、そう思ってから練習が楽しくなったんです。楽しくなると、練習も良い感じになってきて。その頃に代表(田中淳reliable代表)から『9月のグラジ、どうする?』と訊かれたので、自分も『やります』と答えました」

――なるほど。

「そこで代表から『誰と試合したい?』と訊かれて。『今グラジのフェザー級なら誰やろう?いきなりタイトルマッチはないし……』と考えていたら、ウズベキスタンの選手との試合が決まりました。

とりあえず『誰でも良いです』とは答えていたんです。自分の中でも、コレっていうのは決まっていなかったし。そうしたらウズベキスタンって(笑)」

――アハハハ。

「最初、代表から『相手が決まったぞ』と、中央アジアの人の写真を送られてきて、そのあとに『まぁ嘘やけどな』と言われたんですよ。でも数時間後に『ホンマに中央アジアの選手やったわ……』という連絡が来て」

――まさかのジョークが現実に(笑)。

「メチャメチャ予想外でした。自分から国際戦は希望していなくて、たぶん日本人選手やろなと思っていました。厳しいですよ。でもここで勝たんと、タイトルマッチやらせてほしいとは言えへんし。

今は楽しみと不安、半分半分ですね。全く相手の情報がないし、どうなるかなっていう気持ちもあります。試合映像を視るとテコンドーとレスリングが主体で。テイクダウンを奪えない場合のギロチンもある。凄いのは――その対戦相手からインスタのフォローリクエストが来ていて」

――えっ!?

「僕も試合前に相手と仲良くなろうとは思っていないので、フォローは返していないけど――でも投稿された練習動画を視たら、メチャクチャ動きにキレがあって。でもこれは練習であって、試合を視ると自分にもチャンスはあるのかなって思いますね。

とにかく試合が楽しみです。でも早く試合を終えて、早く帰宅したいですね。もう試合までの気持ちが……しんどくて(苦笑)」

――久々の試合を控えて、毎日の緊張感も違いますか。

「全然違いますね。今回もたくさん応援に来てくれるし、良い試合を見せたくて。ただ、以前とは違う部分もあります。負けていない時はずっと『勝たないといけない。良い試合を見せないといけない』という、自分へのプレッシャーが強すぎました。

でも今は違っていて。自分は今、ゼロの状態になりました。もうやるしかないし、今また調子が上がってきているので。減量もうまくいっていて、メチャクチャ調子が良いです。次の試合に向けて楽しみしかないですね。ワクワクしています」

ハミドフ戦を楽しみにしてくれていた方は、対戦相手が変わっても更に楽しみにしてください

このインタビュー後、前述のとおり中川の対戦相手はイ・フィジェに変更となった。イ・フィジェのプロMMA戦績は3勝2敗。フィジカル+レスリングで前に出て来るというよりも、蹴りを多用して距離を詰めてくる好戦的なストライカーだ。イ・フィジェ戦の発表後、中川はMMAPLANETに次のコメントを寄せてくれた。

「対戦相手が変わってしまいましたが、やることは同じなので、練習してきたことを試合で出し切るだけです。ハミドフ戦を楽しみにしてくれていた方は、対戦相手が変わっても更に楽しみにしてください。メインで一番盛り上げます!」

■視聴方法(予定)
9月21日(日)
午後4時00分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■対戦カード

<68キロ契約/5分3R>
中川皓貴(日本)
イ・フィジェ(韓国)

<ライト級/5分3R>
チハヤフル・ヅッキーニョス(日本)
荒井銀二(日本)

<キック 70キロ契約/3分3R>
ハンセン玲雄(日本)
荒尾祐太(日本)

<60キロ契約/5分3R>
岩崎圭吾(日本)
パク・ファラン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
石田拓穂(日本)
國頭武(日本)

<ウェルター級/5分3R>
後藤丈季(日本)
クォン・ジフ(韓国)

<ライト級/5分3R>
八木敬志(日本)
友實竜也(日本)

<キック(※ヒジなし) 80キロ契約/3分3R>
森井翼(日本)
小山寛太(日本)

<PROGRES ライト級/5分2R>
岸田海輝(日本)
徳野”一心”一馬(日本)

<バンタム級/5分2R>
野口蒼太(日本)
古賀珠楠(日本)

<フェザー級/5分2R>
コウ(日本)
谷川渉(日本)

<フライ級/5分2R>
藤原浩太(日本)
村泉空(日本)

<ストロー級/5分2R>
木村旬志(日本)
與那嶺大輝(日本)

<ヘビー級/5分2R>
土井淳(日本)
ヨコヤマクレガー(日本)

<ヘビー級/5分2R>
松本洋平(日本)
かずややねんけど(日本)

<バンタム級/5分2R>
古賀琉斗(日本)
岩田虎之助(日本)

<フェザー級/5分2R>
天野武徳(日本)
キム・ジギョン(韓国)

<60㎏契約/5分2R>
谷口隆元(日本)
カーヴィ(日本)

<バンタム級/5分1R>
田口大貴(日本)
髙橋良河(日本)

<ストロー級/5分1R>
辻本涼太(日本)
松尾翔貴(日本)

<フライ級/5分1R>
藤原健介(日本)
横山桔平(日本)

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【ONE FF62】ファビオ・ハラダのONE FF初陣。対するは草原のスクランブラー=バットオチル

【写真】日系ブラジリアン×モンゴル、楽しみな顔合わせだ(C)MMAPLANET

10日(金・現地時間)、タイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE Friday Fights62にファビオ・ハラダが出場し、モンゴルのバットオチル・バットサイハンと対戦する。
Text by Manabu Takashima

2021年7月のプロデビュー以来、全6試合をNEXUSで戦ってきたハラダは3月27日に自身のSNSでONEとの契約を明らかとしていた。


群馬の名門柔術アカデミー、INFIGHT JAPANの茶帯であると同時に完全なMMA志向でもともとはムエタイから格闘技を始めたハラダは殴って、蹴って、極めることができるファイターだ。

2月に行われた直近の試合=宮平守太郎戦は僅か16秒でKO勝ちしている。ビッグステージを目指していたハラダが、ONE FFという海外の舞台を選び、さらなるステップアップを狙う。そんな彼のONE FF初戦の相手となったバットオチルは、昨年12月にGLADIATORに来日しており、中川皓貴を相手に29-28×3と競り勝っている。

その中川戦がプロ4戦目だったバットオチルは、モンゴルで過去に1度だけ開催されたIMMAFの大会で優勝し、大学在学中にタイガームエタイでの練習も経験、プロデビューを果たした。

実はバットオチルにとって、今回のONE FF参戦はONE本戦との契約を賭けた2度目のチャレンジだ。2022年にモンゴルで実施されたRoad to ONE Mongoliaに参戦した彼はスパーリング形式(シンガードを装着しての非公式戦)でテムーレン・アルギルマー、ガントグトフ・バートルチョローンを下して決勝進出を果たしている。

フェザー級契約で、実質バンタム級のモンゴルMMA界のトップファイターを退けたバットオチルだが、公式戦扱いとなった決勝戦でエンフオルギルバートルフーに敗れ、ONEとの契約を逃した。結果的に勝者もONE FFからの出場となったが、2連勝後にONE本戦に出場してラカイの御曹司=ジャンロ・サンジャオを下すなど、今では本戦で活躍しており、バットオチルとしても「今度こそ」という気持ちが強いに違いない。

バットオチルはモンゴル人ファイター特有のフィジカルの強さを全面に打ち出すスタイルではないが、やはりここ一番のテイクダウン能力は高い。とはいえハラダにとっては、テイクダウンをされてもそこは自分のフィールド。

下からの極め以上に巧みなスイープでトップ奪取を狙えるであろう。

トップになったハラダの到達点はバック奪取と、RNC。対して、中川との試合を見る限り──バットオチルはスタンドバックでの防御能力はままある。

それでも柔道、サンボ、レスリングと比較して発展中ではあるが、まだ競争力という部分で一枚劣るモンゴルの土壌で育ったバットオチルに対し、ハラダは打のある柔術で勝負することで勝利に近づける可能性は高い。

と同時に極めでなくトップ奪取からの攻撃となると、スクランブル&体力勝負でバットオチルが優位という見方もできる。ハラダにとって体力的に、バットオチルにとって技術的に初遭遇となるといっても過言でないマッチアップ。

自分の強さと、そうでない局面での防御力が問われる一戦は、─国内MMA×アジアのMMAという見方をすると、なおさら興味深い戦いとなる。

■放送予定
5月10日(金・日本時間)
午後9時15分~U-NEXT

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Gladiator Gladiator024 MMA MMAPLANET o バットオチル・バットサイハン ブログ 中川皓貴

【Gladiator024】中川が初回を制するも、2R以降はバットオチルのトップキープを返せず判定で敗れる

【写真】大会前夜、モンゴル勢はトップキープを再三にわたり確認していた(C)MMAPLANET

<フェザー級/5分3R>
中川皓貴(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
バットオチル・バットサイハン(モンゴル)

サウスポーのバットオチルに対し、中川が両手を挙げてフェイントをかける。バットオチルは右カーフキックから距離を詰めていく。中川が右ミドルを見せた。バットオチルの左ハイをかわした中川が、飛び込んでドライブからグラウンドに持ち込む。立ち上がるバットオチルをケージに押し込んだ中川が、右腕を差し入れて頭をおっつけている。ウィザーで耐えるバットオチルが、内股で中川に背中を着かせた。下から相手の両足を畳んだ中川が、リバーサルに成功。立ち上がろうとするバットオチルにパウンドを浴びせる。

しかしバットオチルもブリッジからトップに回るも、すぐに両足を畳んだままの中川が上を取り返したバックマウントに移行した中川が左腕をバットオチルの首に回す。バットオチルがケージを掴みながら立ち上がり、レフェリーから注意を受ける。RNCを解いた中川がマットに両足を着くと、バットオチルが再び内股気味に背中を着かせた。中川は下からダブルオーバーフック、さらに右腕を差し上げてボトムで耐えた。バットオチルの右目上から流血が見られる。

2R、中川がニータップから左フックを当てた。バットオチルも中川の右ミドルに左インローを合わせ、尻もちを着いた中川のトップに回る。ボトムからハーフガードで、バットオチルの首を抱える中川。バットオチルは左腕を差し上げつつ右ヒジで削るも、下から抱えられてしまう。中川はブリッジでリバーサルを試みたが、バットオチルがトップをキープする。

右腕を枕にして、左腕を差し上げたバットオチルはパスのアタックを仕掛けていく。中川がクローズドガードに戻したが、またも足を一本越えられてしまう。中川は1Rと同様、バットオチルの両足を畳んでいくも、ここは足を抜かれてしまう。トップからヒジを落とすバットオチル。右目上をカットした中川が下からバットオチルの右腕を腕十字狙ったが、立ち上がったバットオチルがバックコントロールから尻もちを着かせてラウンドを終えた。

最終回、バットオチルが距離を詰める。バットオチルは左ハイ、中川が右ミドルを繰り返した。パンチの交換から組みの展開となり、中川が首投げを試みるも倒せず。バットオチルがダブルレッグに入ると、中川が右腕でギロチンに捕え、引き込んだ。しかしハーフガードの状態で極めることができない。頭を抜いたバットオチルが抑え込む。中川が上体を起こすとバットオチルは肩固めの形で背中を着かせる。

バットオチルがパウンドを上下に散らしながら、上体を起こした中川に左ヒジを連打で浴びせていく。ケージに背中を着けた中川は、バットオチルの首を抱えつつ、立ち上がる。ケージから離れた中川をバットオチルが追う形ながら、中川もパンチを繰り出して試合が終了した。

初回は中川が取ったと思われるが、2回と最終回はバットオチルのラウンドだろう。ジャッジ3者とも29-28の判定でバットオチルが勝利した。


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