カテゴリー
BELLATOR Bellator272 LFA MMA RIZIN UFC   キック ジェレミー・ケネディ セルジオ・ペティス ボクシング マックス・ホロウェイ 堀内佑馬 堀口恭司 平本蓮 海外

【Bellator272】ペティス✖堀口恭司の見所、平本蓮─02─「俺流に言えば『黙って、見とけ!!』って感じ」

【写真】平本蓮にとってミルウォーキーがMMAを戦う上のホームになっている。右隣りのデューク・ルーファスへの信頼は絶対のようだ(C)REN HIRAMOTO

3日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator272で堀口恭司の挑戦を受ける、Bellator世界バンタム級王者セルジオ・ペティスのコーナーマンを務めることとなった平本蓮インタビュー後編。

9月から3カ月のウィスコンシン州ミルウォーキーでの生活で、セルジオ・ペティスやデューク・ルーフォスと確かな人間関係を育んだ平本にとって、ルーファスポーツでの日々はキックボクシング出身、MMAファイターとしての気付きの日々となった。

平本がセルジオから得たモノ、そしてセルジオに平本が与えたモノが何であったのか──、黙って、セルジオ・ペティス✖堀口恭司を見て探りたい。

<平本蓮インタビューPart.01はコチラから>


──格闘技に集中できて、セルジオ・ペティスと信頼関係が結ばれたと。

「セルジオの存在は、めちゃくちゃデカいです。例えば堀口選手ってステップやフェイントを多用して、テンポが速いじゃないですか。そこからパーンと飛び込んで、基本リズムが速いですよね。あれって強靭なフィジカルとスタミナがあってこそのスタイルだと思うんです。

僕は攻撃する以外は、極力スタミナは使いたくないです。無理をせず、最後まで武器を残しておく──じゃないですけど、打撃でも組み技でも疲れると判断力が鈍ります。キックの頃は、そういうことって考えたことなかった。でもMMAだと萩原戦を終えて、凄くそこを考えるようになりました。組み技で疲れて、打撃を打てなくとなると意味ねぇじゃんって」

──ハイ。その通りですね。

「それからMMAを戦ううえで如何に疲れずに、安心して自分の打撃を打っていけるのかを考えてきました。でも日本で解決できなかった。それがこっちで、セルジオとスパーリングをして彼の中に自分のやりたかったことが見えたんです」

──それはどういう部分ですか。

「重心の置き方やリズムですね。それで僕のなかでテンションが上がっちゃって、セルジオに『だったら、こういう攻撃も使えるんじゃない』とか提案をするようになって。とはいっても、あくまでもセルジオのリズムに合ったものです。僕が余りにもキックの打撃、打撃している技を教えて彼の形を変えてしまうのは、絶対に意味がないので。ちょっとセルジオの引き出しが増えれば良いなってぐらいの打撃を提案してみたんです。そうしたらセルジオが、その技術を凄く気に入ってくれて」

──そしてコーナーに就くまで、関係が深まったと。

「そうなんです。でも、最初は意味が分からなくて……。『試合を見に来る?』ぐらいのことかなって思っていたら、コーナーに就いてほしいということで。凄く、嬉しかったです。尊敬にしている人に、そんな風に言ってもらって。もう人生で初めてのことで」

──そこでより堀口選手対策が、2人のなかで進んで行ったわけですね。

「堀口選手は伝統派空手出身ですけど、別にMMAの試合を見てもわかるように空手、空手しているわけじゃないです。試合間隔も空いているし、去年の朝倉海選手との試合の動きで判断すると、今は違う選手になっている可能性もあります。だから、イメージしづらいです。それでも僕なりにセルジオが、こういう風に創っていけば割と対処できるんじゃいかとか、自分のなかで考えて。でも余計なことをするんじゃなくて、ちょっとしたスパイスを効かしてもらうぐらいの感じでサポートできればなっていうのがありました」

──セルジオにはMMAの打撃のリズム、土台があるからこそ、平本選手の持つ打撃の知識が生きるような感じでしょうか。

「ハイ。セルジオも本当に目に見えて良くなりました。MMAの打撃をここ何年と追及してきて、まだ完成しているわけじゃないですけど、僕の考えのなかでパンチ力が上がるとかっていう理論にセルジオは耳を傾けてくれました。そしてヘッドギアをつけないと危ないようなスパーリングで、それを試し合うこともできています。

日本と海外のMMA、なんで日本人は打ち負けちゃうのか。堀口選手は別ですけど、ここを考えた時に日本のMMAの選手はボクシングを綺麗にやり過ぎだと思います。凄く上手いし、僕より綺麗なボクシングができる人もいるかもしれない。でもMMAはボクシングから一番離れているスポーツだと僕は思っています。

距離もキックボクシングに慣れている方が有利なはずです。蹴って、殴ることができる。それと……ズルができないというか、怖い距離があります。マックス・ホロウェイが強かったりする距離感とか、ガチで打ち合う距離感とか。こっちの選手は皆、そこが強いです。全然有名じゃない選手とでも、スパーリングでヘッドギアをつけてバチバチに殴り合っています。

技術的にキックボクシングが上手いわけじゃなくて。でも、俺を相手にガチガチに殴ってしっかりと組んできます。日本では貰わなくて、当てるとか組みつくのが主流で。でも、ルーファスポーツでやっているのは『殴って来いよ』みたいな感じなんです(笑)。普段から、アレをやっていないと試合になってからそうはできないですよ。

それが当たり前だから、強いんだろうなって。骨のあるスパーリングだから、実になるというか……だから、キックで持っていた技術も使えるし、打撃を磨くことになるんだと思います」

──その違い……平本選手は本来持っていたことを、MMAを身につけようとしてきたことで、忘れてしまっていたということでしょうか。

「そうなんですよ。こっちに来てから、打撃の距離感が合わなくてメッチャ、パンチ貰っちゃって。『なんでだ? 俺、昔だったらあんなカウンターなんて絶対に貰わなかった』って焦ってしまって。日本でMMAの練習を重ねている間に、あの貰わない距離に慣れてしまっていたんだなって気付きました。

ホント最初はショックでしたけど、それから楽しくなりました。そして、セルジオに話したように色々と考えることで、自分のスタイルも出来上がってきた感じがします。キックの頃の技術ももちろん出せますけど、それ以上に自分が考えてきたことと人間の力の出し方の構造が違うことが分かりました。

組み技での力の出し方とか、寝技での極め方が違っていて。なら、打撃でも俺の考えてきたことは違ったんじゃないかと疑問を持つと、何か一つに繋がりました。言葉が通じない部分があって、それを体で確認していくとレスリングにも、キックにも共通している体の動かし方があることに気付いて。で、セルジオが打撃で戸惑っている時に『あの時、教えてくれたレスリングの動きと同じだよ』って伝えると、一発でデキるようになったりして。それから僕自身、打撃もそうだし、レスリングでも全然やりあえるようになったんです」

──いやぁ、まさにマーシャルアーツ・コミュニケーション。何よりも言葉の節々から充実している感が伝わってきます。

「ハイ。日曜日は本来は練習は休みなんですけど、セルジオがレスリングを教えてくれたりして」

──まさにセルジオのインタビューで、『家にいる時以外はずっとジムにいたい』と言っていたライフスタイルが存在しているわけですね。

「ホント、そうやってきたんで、次の試合で皆に見せたいです!! 自分がやりたかったスタイルをセルジオがやっています。キックボクシングができて、レスリングもでき、下になっても柔術ができる。どこの局面でも、不安要素がない。それが僕の理想で、セルジオが実践しています。どこが強いか分からない、でも強い──それがセルジオじゃないですか?」

──確かに秀でたモノがある選手ではないです。それにしても平本選手の感性と、セルジオの感性の合体。堀口✖セルジオ・ペティス、そして平本選手の次戦でぜひとも確認したいです。

「これは堀口選手にもセルジオにも共通しているのですが、力が抜けているから威力があります。だから2人の試合は本当に面白くなると思いますよ」

──日本ではU-NEXTでの配信が決まりました。日本のファンに、セルジオ陣営としてどこを見所にしてほしいということはありますか。

「この試合はトラッシュトークも何も必要のない、本当に価値がある試合です。だから、本来は俺なんかが語れるような試合じゃないと思うんですけど(笑)、まぁ俺流に言えば『黙って、見とけ!!』って感じです(笑)」

──アハハハハ。そう来ましたか。では平本選手自身、今後に関して腹積もりは?

「ESTAで米国に来ているので、12月5日に帰国しないといけなくて。そこからは、暫らく日本で調整することになると思うので、ルーファスポーツでやってきたことがどこまで通じるのか……強い選手とスパーリングをするのが凄く楽しみです。僕のMMAがどれだけ上がっているのか、まずは練習で試したいですね。

試合に関していえば、僕はデューク・ルーファスにセコンドに就いてもらいたいというのはあります。安心感が違います。これまで父親がセコンドに就いてくれていて、それが安心感になっていたのですが、MMAではそうもいかないですし。コーナーに戻る安心感、デュークがいてくれると全く違ってくると思います。

セルジオもそうですし、ここで練習をしていると僕のことを信じてくれていることが伝わってきて、凄くやりこめます。皆といると刺激になりますし、またここに戻って来たいです」

──平本選手的のRIZINでの試合出場は、当然ナンバーシリーズなのでしょうが、TRIGGERも始まりました。

「ケージですよね。朝倉未来とか、地上波のビッグショーでやって大金稼ぐみたいな感じでしょうけど、ケージでやってみたいですね。『舐めんじゃねぇぞ』って、そういうのは見せたいです。打撃も僕は角があるよりも、回っている方が戦いやすいというのがあって。それにロープは押し込んだ方がクラッチを組めちゃうし。ケージのように、ズル休みできる時間があるのも、ストライカーとしては変わってきますしね。

来年は何試合かしていくことになると思いますが、TRIGGERもガンガン出ていければ良いなぁって思っています。ただし、練習はできる限りこっちでやります。日頃はこっちにいて、試合の時に日本に戻るというような形でやっていきたいですね。ルーファスポーツにいると、安心感が違うので。

米国に住み、UFCへの登竜門で戦う堀内佑馬も平本に刺激を与えている存在だ(C)LFA

それと米国に住んでいるので、こっちの時間帯でできる試合が一番の理想だし、日本でも戦いたいですけど、こっちでも戦ってみたいですね。僕はMMAで世界を獲りたいから。

こっちの試合も出ていくということでは、僕の先輩の堀内佑馬君がLFAで戦っていて、あの試合を視たことで凄く勇気を貰えました。俺もやってやろうっていう闘志がわきましたね。

日本人だってできる。こっちに来てメキシコの血が入っている選手は、強いなって感じたんです。セルジオもそうですけど。そうしたら『ボクシングが強い国は限られている』って話になって。それってメキシコもそうだけど、日本だってボクシングは強いじゃないですか。力だって、強いってこっちでも言われているし、別にフィジカルで劣るとか思っていないです。日本人はどんどん米国に来て、強くなれば良い。それは練習していて感覚で掴めました。

だから、それを試合で証明していけば──米国で練習をする日本人が増える。それだけの完成度の高さを見せる自信はあります。それだけのクオリティの高い試合を見せることが出来れば良いなっていうのは、心の中で思っています」

■視聴方法(予定)
12月4日(土)
午前9時00分~ U-NEXT

■ Bellator274対戦カード

<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]セルジオ・ペティス(米国)
[挑戦者] 堀口恭司(日本)

<フェザー級/5分3R>
エマニュエル・サンチェス(米国)
ジェレミー・ケネディ(カナダ)

<バンタム級/5分3R>
ジョシュ・ヒル(カナダ)
ジャレッド・スコッギンス(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジョニー・エブレン(米国)
コリン・ハックボディ(米国)

<ライト級/5分3R>
アレクサンデル・シャブリー(ロシア)
ボビー・キング(米国)

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世(米国)
ジョン・デ・ジーサス(米国)

<ミドル級/5分3R>
ヴィニシウス・ジュゼズウ(ブラジル)
レヴァン・チョクヒリ(ジョージア)

<ライト級/5分3R>
ジャスティン・モンタルヴォ(米国)
ジェイコブ・ボーン(米国)

<ライト級/5分3R>
マイク・ハメル(米国)
キリズ・モタ(ブラジル)

<160ポンド契約/5分3R>
スパイク・カーライル(米国)
ダン・モレット(米国)

<ウェルター級/5分3R>
カイル・クラッチマー(米国)
オリバー・エンカンプ(スウェーデン)

The post 【Bellator272】ペティス✖堀口恭司の見所、平本蓮─02─「俺流に言えば『黙って、見とけ!!』って感じ」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA UFC   アレックス・ヴォルカノフスキー コナー・マクレガー ボクシング マックス・ホロウェイ

デイナ・ホワイトがアレックス・ヴォルカノフスキー vs. マックス・ホロウェイ3を示唆「2試合とも僅差だったし理に適ってると思う」


 『UFC Fight Night 197: Holloway vs. Rodriguez』でヤイール・ロドリゲスに判定勝ちしたマックス・ホロウェイが以下のコメント。

「今後についてはいずれ分かるだろう。(マッチメイクをするUFC幹部の)ハンター・キャンベルやショーン・シェルビーも来ている。それが彼らの仕事だ。俺は155ポンドのチャンピオン(チャールズ・オリヴェイラ)にも勝ってるし、(フェザー級チャンピオンの)アレックス・ヴォルカノフスキーもいる。コナー・マクレガーもいる。彼らに言っといてくれよ。いつでも準備は出来てるよ」

「ヤイール・ロドリゲスのボクシングはかなり良かった。ボクサーのような動きをしながら肘打ちもしてきた。『ボクシングなら反則だぞ!』と思ったが、彼の中ではフェアゲームだし、彼はとんでもない野獣だし、だからこそ戦いたい相手だった」



 ヤイール・ロドリゲスが以下のコメント。

「この試合に向けてしっかり準備してきたし、マックスは本当に素晴らしいファイターだ。彼は経験豊富で素晴らしい仕事をしてくれた。彼の方が一枚上だったし、それを受け入れるしかない」

「できるだけ早くここから前向きに進んでいきたい。ホームに戻って、家族や友人たちと一緒にこの時間を楽しみたい。ハワイの人たち、そしてもちろんマックスには愛と敬意しかない」



 デイナ・ホワイトが以下のコメント。

「(ホロウェイが再びフェザー級王座に挑戦する可能性を尋ねられ)そうなることもあるだろう。アレックス・ヴォルカノフスキーとの試合はどちらも僅差の判定だったし、ここでこういうパフォーマンスをしてしまう。ヴォルカノフスキーは彼ともう一度やり直さなければいけない相手だ」

「今日の試合は私がこれまで見た中でも最高の試合のひとつだ。2年ぶりの復帰戦だったヤイールがこのようなパフォーマンスをしたことは前代未聞だし信じられないことだ」

「マックスの次戦はまだ分からないが、ヴォルカノフスキーとの3度目の対戦は理に適っているので、これから検討したい。コナー・マクレガーはまだ試合の準備が出来てないだろう。ケガが治ってないし、今はコナーの話を出すこと自体バカげている」
続きを読む・・・
カテゴリー
MMA UFC   マックス・ホロウェイ

『UFC Fight Night 197』マックス・ホロウェイ vs. ヤイール・ロドリゲスを見たファイター・関係者の反応


 『UFC Fight Night 197: Holloway vs. Rodriguez』マックス・ホロウェイ vs. ヤイール・ロドリゲスを見たファイター・関係者のツイッターでの反応。続きを読む・・・
カテゴリー
MIKE MMA UFC   マックス・ホロウェイ

マックス・ホロウェイ、『UFC Fight Night 197』ヤイール・ロドリゲス戦でUFCでの打撃ヒット数合計3000発突破など数々の記録を更新


 『UFC Fight Night 197: Holloway vs. Rodriguez』でヤイール・ロドリゲスに判定勝ちしたマックス・ホロウェイですが、この試合で251発の打撃をヒットさせたとのこと。これでUFCキャリア25試合で合計3056発の打撃をヒットさせており、UFC史上初の“3000発超え”を達成しています。


 他にもホロウェイはこの試合で多くの記録を達成しています。

・UFCフェザー級18勝は史上最多。

・UFCフェザー級での試合時間は合計5時間47分で史上最長。

・UFCで100発以上効果的な打撃をヒットさせたのは13試合で史上最多。

・UFCで200発以上効果的な打撃をヒットさせたのは3試合で史上最多。

・UFCで25試合して1度もノックダウンしなかった選手はマックス・ホロウェイのみ。

・UFC史上最多の1811発の打撃を受けている。

・9度目のパフォーマンスボーナス獲得はUFCフェザー級最多。


 病院に搬送される前のヤイール・ロドリゲスを激励するマックス・ホロウェイ。


 ヤイール・ロドリゲスの右足が大変なことになっています。続きを読む・・・
カテゴリー
MMA UFC UFN197 キック ジャイー・ロドリゲス ボクシング マックス・ホロウェイ

【UFN197】素晴らしき勝者と敗者、The Manホロウェイがロドリゲスとの激闘にMMAで勝つ

【写真】激闘を喧嘩ファイトにせず、MMAで勝利したホロウェイ。試合後のコメントは素晴らし過ぎた(C)Zuffa/UFC

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ(米国)
Def.3-0:49-46.48-47.48-47
ジャイー・ロドリゲス(メキシコ)

すぐに圧を掛けるホロウェイに対し、ロドリゲスがローから右ハイを入れる。続くローを肩を押して倒したホロウェイだが、ロドリゲスがアップキックからすぐに立ち上がる。構えを変えて蹴り、そしてフックを振るうロドリゲスにホロウェイの右ストレート、続いてボディショットが決まる。

ニータップを見せつつ、左ボディから左フックを入れたホロウェイに対し、ロドリゲスの前蹴りが顔面に届く。ホロウェイが鋭いジャブ、右ストレートを当てるが、ロドリゲスもワンツーの左をヒットさせる。走り込んでローを蹴り、パンチの距離でローから左を入れたロドリゲスは、蹴りとパンチの連携が効いた攻撃を続ける。

ワンツーからカーフ、そして右ハイに続きストレートを打ち込む。追撃に右を返したホロウェイはニータップもロドリゲスがかわしてローを入れる。右を受けてからオーバーハンドで下がらせ、左右の蹴りにつないだロドリゲスは、ホロウェイのスピングバックフィストにバックに回りテイクダウンを狙う。

ケージ際に移動したホロウェイが胸を合わし、ホドリゲスのシングルレッグを切る。直後に跳びヒザを見せたロドリゲスだが、バランスを崩して背中をマットにつける。ホロウェイが蹴り上げを捌いてハーフで抑えたところで、時間となった。

2R、左右のカーフ、右前蹴りを繰り出すロドリゲスが、コリアンゾンビを倒した変則エルボーのフェイクを見せる。ホロウェイは右を当てるが、ロドリゲスもジャブ、右フック、そしてローを蹴る。ホロウェイはワンツーで前に出て、左を当てる。姿勢を乱し、間合を取り直そうとしたロドリゲスを追いかけたホロウェイは、スピニングバックキックをかわし、左ボディショットを打つ。直後にロドリゲスが左ミドルを蹴り込む。

カーフに体がよれる場面が見られるようになったホロウェイだが、それでもボディから前に出る。ロドリゲスもワンツーを打ち、ホロウェイがワンツーを返す。この攻防のなかでローを交え、ケージに押し込まれも変則エルボーというらしい攻撃から、ダックやウェービングというボクシング防御を駆使したロドリゲスが間合を取り直す。

ホロウェイはそれでもボディからワンツー、そしてヒザをボディに入れてケージにロドリゲスを押し込む。離れたホロウェイにバックエルボーを見せたロドリゲスは右ハイも、直後にバランスを崩して下に。ロドリゲスが変則の三角を組むと、即時間となった。

3R、ローに右を合わせたホロウェイがスイッチを交え、ニータップから右を当ててホロウェイを下げさせると跳びヒザを決める。ロドリゲスも右フックを返すが、ホロウェイは左ストレートからテイクダウンのフェイク、自らの右ローで姿勢を乱して下になったロドリゲスを3/4マウントで捕え、パウンドから肩固めを仕掛ける。

ホロウェイはここでマウントを選択し、背中を見せたロドリゲスに両足をフックしエルボーを落とす。上を向いても下を向いても、殴られるロドリゲスは亀で背中が伸びないように耐え、前転をしつつシングルへ。下にはならずサイドバックのホロウェイがスタンドに戻る。

ロドリゲスは左右のフックを打ち込み、逆にテイクダウンを決める。すぐに立ち上がったホロウェイが右フック、ボディへのヒザもロドリゲスが左を当てる。その場で飛び込んだホロウェイがダブルレッグを決め、ニーシールドを潰して殴る。さらにヒザをボディに入れ、背中を預けたロドリゲスが立ち上がろうとしたところでラウンド終了を迎えた。

ダメージと疲労だけでなく、自らのカーフで2度目のバランスを崩したロドリゲスは気になる下へのなり方だった。いずれによ、試合はホロウェイに分がある激闘モードになりつつある。

4R、サウスポーに構えたホロウェイがボディを入れ、ニータップから右を当てる。パンチの交換でローを変わらず蹴るロドリゲスは、クリンチからの離れ際に右を入れる。それでも圧を掛け、ケージに詰まったロドリゲスが頭を下げるとホロウェイはヒザを入れ、マルセロチンへ。体をロドリゲスが起こすと、マッケンジーチンに切り替える。自ら背中をマットにつけて防御したロドリゲが潜ろうとするが、ホロウェイが潰して枕へ。ロドリゲスはZハーフガード、起き上ったホロウェイに足関節を狙う。

苦もなく足を抜き、サイドで抑えたホロウェイは足を戻されてもパンチからパス、ニアマウントからバックを制していく。スタンドで疲弊し、寝技で圧を掛けられる厳しい展開にもロドリゲスがスタンドに戻り、変則ヒジやスピニングバックフィストを見せる。とロドリゲスはアイポークがあったとアピールし、試合が中断する。再開後、ホロウェイが跳びヒザ、ロドリゲスもフライングスイッチニーを繰り出す。さらに接近戦で右エルボーを入れたロドリゲスが再び跳びヒザ、右アッパーを入れるもポイントの挽回には至らなかった。

最終回、序盤に有効だったローカーフを一切見せることがなくなったロドリゲスは、ここもパンチの交換に。ホロウェイがジャブを当て、ロドリゲスが左右のフックからミドルを蹴る。ホロウェイはパンチで前に出て、ヒザを入れる。エルボーを返したロドリゲスだが、ケージを詰まって動きが止まり、パンチを受ける。肩を突き出す構えで、金網から離れカーフを入れたロドリゲスは、後方に宙返りしながら旋回キックを見せる。

この動きは派手だが、気持ちが続かなくなった表れか。当然、下になったロドリゲスに対し、ホロウェイはパウンドを打ちつける。さらにワキ差しパス狙いのホロウェイだが、ロドリゲスがハーフ&ブリッジでリバーサルを決める。ホロウェイは肩抜き後転からの腕十字。腕を抜いて立ち上がったロドリゲスがスピニングエルボーを繰り出す。

ホロウェイがケージに押し込み、ヒザから離れる。残り70秒、足払いを狙ったホロウェイにロドリゲスが右オーバーハンドを打っていく。今度はロドリゲスにアイポークがありインターバルが入る。リスタート後、左の蹴りで詰めるロドリゲスだが、スピニングバックフィストに組まれてケージに押し込まれる。

しっかりとケージに押し込み、最後に足を止めての打ち合いという展開を封印したホロウェイが、序盤は蹴り技を交えてリードしたロドリゲスを組みと寝技で逆転、ジャッジは3-0でホロウェイを支持した。「ベストになるにはベストに勝たないといけないんだ。この男はビーストだ。ビバ・メキシコ」とホロウェイは開口一番、敗者を讃えた。

右足の甲を大きく腫らしていたロドリゲスも「マックスは経験豊か、アメージングなファイターだ。素晴らしい試合をした。裁定結果を受けいれている。マックスを尊敬している」と話した。


The post 【UFN197】素晴らしき勝者と敗者、The Manホロウェイがロドリゲスとの激闘にMMAで勝つ first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA UFC UFN197   アレックス・ヴォルカノフスキー シンシア・カルヴィーロ ジャイー・ロドリゲス ソン・ヤードン チアゴ・モイゼス チョン・ダウン ハファエル・アウベス フリオ・アルセ ボクシング マックス・ホロウェイ ミゲール・バエサ

【UFN197】計量終了 凄味と説得力しかないホロウェイ。UFC版漢江の奇跡チョン・ダウンも注目

【写真】 この減量のギリギリさも凄味だ(C)Zuffa/UFC

12日(金・現地時間)、13日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN197:UFN on ESPN+55「Holloway vs Rodriguez」の計量が行われた。

メインで対戦するマックス・ホロウェイとジャイー・ロドリゲスは問題なく計量をパス。本計量後のフェイスオフではホロウェイの目が窪んでおり、ドライアウトの過酷さが伝わってきた。


アレックス・ヴォルカノフスキーに連敗、2戦目では微妙な星を落としたホロウェイだが、今年1月のカルヴィン・ケイター戦では、4オンスのMMAグローブでそこまでやるかという打撃戦で抜けた強さを見せつけた。

「俺はUFCでベストボクサーなんだ。ベイビー」とケージの外を見ながらケイターの顔面を打ち抜いたシーンは圧巻、そのもの。もちろんボクシングもそうだが、エルボーの連打や蹴りを散らすなど、凄味のある攻撃でケイターばかりか見る者をも圧倒した。

そんな凄味が増し続けるホロウェイに対し、ロドリゲスは 2019年10月以来2年1カ月振りの実戦となる。昨年8月のザビッド・マゴメドシャリポフ戦を自らの足首の脱臼で欠場し、今年7月にはホロウェイの負傷で試合機会を逃してきた。

テコンドーをMMAに加味した以上に、ド派手な空中戦&回転攻撃を展開するロドリゲスは数々のハイライトリールKO勝ちをしてきた。とはいえホロウェイのボクシングのプレッシャーと精度に対抗できるのか。ロドリゲスの勝機は蹴りとパンチの連係だ。特に高い位置の回し蹴り、あるいは前蹴りをどこに着地させ、そこから構えが変わるかどうか。

さらにいえば前手か後ろ手、どちらをその蹴りと連動させるか。見えない攻撃がない限り、ホロウェイを切り崩すのは困難。逆をいえば、見えない攻撃が入ればロドリゲスにも十分に勝機がある。

この他、メインカードではインタビューを掲載したソン・ヤードンと、激闘必至のフリオ・アルセ戦。そしてプレリミではMMA版漢江の奇跡ばかりか、アジアの奇跡といっても過言でない──UFCライトヘビー級で3連勝中のチョン・ダウンがオープニングマッチでケネディ・ンゼチェクウと対戦する一戦も見逃せない。

■視聴方法(予定)
11月14日(日・日本時間)
午前3時00分~UFC FIGHT PASS

■対戦カード

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ: 146ポンド(66.22キロ)
ジャイー・ロドリゲス: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ベン・ロズウェル: 265 ポンド(120.2キロ)
マルコ・ホジェリオ・デ・リマ: 259ポンド(117.48キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
フェリシア・スペンサー: 145.5ポンド(66.0キロ)
リー・レトソン: 145ポンド(65.77キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ミゲール・バエサ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ケイオス・ウィリアムス: 169ポンド(76.66キロ)

<バンタム級/5分3R>
ソン・ヤードン: 135.5ポンド(61.46キロ)
フリオ・アルセ: 135ポンド(61.24キロ)

<ライト級/5分3R>
チアゴ・モイゼス: 155ポンド(70.31キロ)
ジョエル・アルバレス: 157.5ポンド(71.44キロ)

<女子フライ級/5分3R>
シンシア・カルヴィーロ: 126ポンド(57.15キロ)
アンドレア・リー: 125.5ポンド(56.92キロ)

<フェザー級/5分3R>
ショーン・ウッドソン: 145.5ポンド(66.0キロ)
コリン・エングラン: 146ポンド(66.22キロ)

<女子フライ級/5分3R>
コートニー・ケイシー: 126ポンド(57.15キロ)
リアナ・ジョフア: 128.5ポンド(58.28キロ)

<ライト級/5分3R>
マーク・ディアキーシー: 156ポンド(70.76キロ)
ハファエル・アウベス: 155ポンド(70.31キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ケネディ・ンゼチェクウ: 205ポンド(92.99キロ)
チョン・ダウン: 204.5ポンド(92.76キロ)

The post 【UFN197】計量終了 凄味と説得力しかないホロウェイ。UFC版漢江の奇跡チョン・ダウンも注目 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
Report UFC UFC251 アレックス・ヴォルカノフスキー ブログ マックス・ホロウェイ

【UFC251】やりたい試合をしたのはホロウェイのように見えたが……スプリット制した王者が防衛に成功

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)
Def.2-1:48-47.48-47.47-48
マックス・ホロウェイ(米国)

左ローを蹴ったヴォルカノフスキーは、ホロウェイの前進をワンツーフックで迎え撃つ。じりじりと前に出るホロウェイだが、手は出さずヴォルカノフスキーの前進をバックステップでかわす。左ジャブ、フックを繰り出し、右前蹴りを蹴ったホロウェイはヴォルカノフスキーの右ローで体がよれる。右ミドルを返したヴォルカノフスキーは左ジャブ、ヴォルカノフスキーが前に出るとアッパーを打っていく。ヴォルカノフスキーは左ロー2発、踏み込んで左フック、続いて右を当てる。左ローをも蹴ったチャンピオンはローに右を打ち込まれる。

ホロウェイは跳びヒザもタイミングが合わず、右フックを被弾。残り10秒、後ろ回し蹴りに続く右ハイを頭部に当てたホロウェイがダウンを奪い、ラウンドを先取した。

2R、思わぬ一発を貰ってしまった王者は、右に回りながらローを蹴る。左インサイドローで前足を削るヴォルカノフスキーだが、前に出たところでショートのコンビネーションを纏められてしまう。ヴォルカノフスキーはワンツーから左ロー、ホロウェイもローを返し左ジャブを伸ばす。左フックを入れたヴォルカノフスキーは、ヒザをボディに受けてもあわてず、構えを変えて左右のローを丁寧に蹴っていく。

踏み込んできたホロウェイに左フックを入れたヴォルカノフスキーは、右ジャブにもローを合わせる。左足が赤く染まってきたホロウェイが、右ハイを狙う。さらにスピニングバックキックを見せたホロウェイは、残り10秒を切り右アッパーでダウンを奪う──すぐに立ち上がったヴォルカノフスキーだが、苛立ちを隠せなかった。

3R、2ラウンド連続で残り10秒でダウンを喫したチャンピオン。落とせない、3つのラウンドを迎える。ヴォルカノフスキーは構えを変え、左フックで前に。ホロウェイが蹴りを繰り出した直後に左を当てたヴォルカノフスキーは、一旦離れテイクダウンを狙う。ケージにホロウェイを押し込んだチャンピオンだが、腕を差し返したチャレンジャーがヒザ蹴りから離れる。

左リードフックを当たるヴォルカノフスキー、その次がなく右は使う回数自体が非常に限られている。左ジャブを入れ、ローを蹴るヴォルカノフスキーは最後の10秒で被弾することはなかったが、ポイント的にはどちらにつくかは分からない5分だった。

4R、左を当てて前に出るヴォルカノフスキーに対し、ホロウェイが左ジャブやローを突き放そうとする。サウスポー、オーソでも左しか使わないヴォルカノフスキーが、ようやく右から左のコンビを見せる。しかし、逆に跳びヒザのフェイクに続く右を被弾してしまう。ホロウェイは右アッパーを当て、さらにスピニングバックキックを繰り出す。残り2分を切り、王者がボディロック&大内刈りでテイクダウンを決めるが、すぐにホロウェイが立ち上がる。残り50秒でシングルからパンチを繰り出したホロウェイが、左から右を当てる。右を使うと攻撃も当たるチャンピオン。ホロウェイも引くことなく右をヒットさせ、最後に手をマットにつけての蹴りを見せた。

最終回、ペースを変えないホロウェイが、左を伸ばし、左ミドルハイを狙う。ペースを上げたいヴォルカノフスキーは左を見せて組み、離れ際に左を打ち込む。左、そして右を入れたチャンピオンは、テイクダウン狙いを交え、攻撃を散らすと左フックをヒットさせる。ハイとローを繰り出したチャンピオン、ホロウェイは右アッパーを繰り出し、攻撃を出してもスタミナを浪費しないファイトを展開する。

ホロウェイが右、ヴォルカノフスキーが左を打ち、王者がボディロック&大内刈りで2度目のテイクダウンを決める。ここも挑戦者は慌てず立ち上がり、テイクダウン狙いを切って左フックを打っていく。ヴォルカノフスキーは左を打ち、残り30秒でテイクダウンへ。切ったホロウェイは、最後にテイクダウンを奪われるも終始、長距離走のようなMMAで試合をまとめたが、判定はスプリットでヴォルカノフスキーに凱歌が挙がった。


カテゴリー
News UFC UFC251 アマンダ・ヒーバス アレックス・ヴォルカノフスキー カマル・ウスマン ジョゼ・アルド ピョートル・ヤン ブログ ペイジ・ヴァンザント ホルヘ・マスヴィダル マックス・ホロウェイ レオ・サントス

【UFC251】計量終了 終始笑顔のアマンダ・ヒーバス。マスヴィダルもミステリアス・スマイル!?

【写真】マスクをせずに計量に臨んだマスヴィダル、この笑顔が意味するところは (C)Zuffa/UFC

10日(金・現地時間)、11日(土・同)にUAEはアブダビのヤス島=ファイトアイランドで開催されるUFC251「Usman vs Masvidal」の計量及びフェイスオフが行われた。

3階級の世界戦に出場する選手は全員が問題なくパス。ジョゼ・アルドとバンタム級王座決定戦を戦うピョートル・ヤンはスケールに乗る前に服と一緒にマスクを外し、つけるように指示を受ける。

一方でマック・ホロウェイの挑戦を受ける世界フェザー級王者アレックス・ヴォルカノフスキーと、メインで世界ウェルター級王者カマル・ウスマンに挑戦するホルヘ・マスヴィダルはマスク無しで体重を測った。

そのマスヴィダルは下着を脱いで計量に臨み、指を組み腕を合わせるや満面の笑みを浮かべる。フェイスオフではマスクをつけたマスヴィダルだが、離れるとすぐに外し──ウスマンに何やら呟くようなシーンも見られた。


メインカード出場選手では会見などで、いつも明るさ満点のアマンダ・ヒーバスが大きなマスク着用でも体重計の上で思い切り笑顔を見せていることが分かった。そのヒーバス、ペイジ・ヴァンザントと相対すると鋭い目つきになるものの直後に背筋をピンと伸ばして、周囲にお辞儀するなど、どこまでも好人物ぶりを披露している。

なお女子バンタム級でカロル・ホサと対戦予定だったするヴァネッサ・メーロが 141ポンドと6ポンドのオーバー──30パーセントのファイトマネーのカットで、キャッチウェイト戦へ。またフライ級でジャルガス・ジャマグロフと戦うパウリアン・パイヴァは拝むような仕草をスケールの上で見せたが、3ポンド・オーバーで掌を合わせ周囲に詫び20パーセントの減給となり契約体重戦に臨むこととなった。

■UFC251計量結果

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]カマル・ウスマン: 170ポンド(77.11キロ)
[挑戦者]ホルヘ・マスヴィダル: 170ポンド(77.11キロ)

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]アレックス・ヴォルカノフスキー: 145ポンド(65.77キロ)
[挑戦者]マックス・ホロウェイ: 145ポンド(65.77キロ)

<UFC世界バンタム級王座決定戦/5分5R>
ピョートル・ヤン: 135ポンド(61.24キロ)
ジョゼ・アルド: 135ポンド(61.24キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・アンドレジ: 115ポンド(52.16キロ)
ローズ・ナマジュナス: 116ポンド(52.62キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ペイジ・ヴァンザント: 126ポンド(57.15キロ)
アマンダ・ヒーバス: 126ポンド(57.15キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴォルカン・オデズミア: 205.5ポンド(93.21キロ)
イリー・プロハースカ: 205ポンド(92.99キロ)

<ウェルター級/5分3R>
エリゼウ・カポエイラ: 171ポンド(77.56キロ)
ムスリム・サリコフ: 171ポンド(77.56キロ)

<フェザー級/5分3R>
マクワン・アミルカーニ: 146ポンド(66.22キロ)
ダニー・ヘンリー: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
レオナルド・サントス: 156ポンド(70.76キロ)
ロマン・ボガトフ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ヘビー級/5分3R>
マルチン・ティブラ: 252ポンド(114.3キロ))
マクシム・グリシン: 223ポンド(101.15キロ)

<フライ級/5分3R>
パウリアン・パイヴァ: 129ポンド(58.51キロ)
ジャルガス・ジャマグロフ: 126ポンド(57.15キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ヴァネッサ・メーロ: 141ポンド(63.95キロ) 136ポンド(61.69キロ)
カロル・ホサ: 141ポンド136ポンド(61.69キロ)

<バンタム級/5分3R>
マーチン・デイ: 136ポンド(61.69キロ)
デイヴィー・グラント: 136ポンド(61.69キロ)

カテゴリー
Interview UFC UFC251 アレックス・ヴォルカノフスキー ブログ マックス・ホロウェイ

【UFC251】ヴォルカノフスキーに挑戦、マックス・ホロウェイ「ファイトアイランドがオアフなら(笑)」

【写真】Bless yourselfというマスクをつけていたホロウェイ。「皆に感謝、いつも思ってることで僕からメッセージだ」とその意味を語った (C)Zuffa/UFC

7日(火・現地時間)、11日(土・同)にUAEはアブダビのUFCファイトアイランドで開催されるUFC251「USMAN vs Masvidal」でUFC世界フェザー級王座の防衛戦をマックス・ホロウェイと行うアレックス・ヴォルカノフスキーのバーチャル・メディアデーが開かれた。

ここでは30分以上、記者の質問を受けたホロウェイの受け答えを抜粋してお届けしたい(※要約)。


──どういう練習をしてきたのだろうか。

「ジムはパンデミックになり閉められた。だからZOOMを使って練習してきた。コーチとミーティングをして、ワークアウトをする。コーチはクラスをZOOMでやってきた。ジムを閉めないといけないのだから、オンラインでやるしかないだろう。しっかりとチェックして、やりきったよ。

ハワイのロックダウンはホントにシリアスだった。本当に深刻に捉えていたんだ。それに俺は12カ月で4度も世界戦を戦ったことがある。十分に経験を積んできた。スパーリングは16歳の時からやっている。そして今、28歳だ。どれだけスパーリングをやってきたか。今、スパーリングがなくても大丈夫。良いリセットができた」

──ここに入ってからスパーリングを再開したのでしょうか。それともZOOMでの練習だけで試合に臨むつもりなのかい?

「全ての練習は終わっている。試合の数日前に何かをする理由がない。ここからは体重を落とすことに集中することになる」

──今後ZOOMトレーニングはMMAに根付くと思っている?

「ここから踏みだしたい。パンデミックが終わってね。パンデミック状態が続くなら、ここから何かを得たい。そして、何かをしようとする人の助けになればと思う。とにかくパンデミックが終息し、そんな風にやっていけることがベストシナリオだ。

なんて言われようが……成功を収めたことがあるからって、ファイトゲームの全てが分かるわけじゃないだろう。ヤツだって自分のところしか分からないだろう。ちょっと違うことをしてきただけだ。俺は言葉を使って戦わないし、ちゃんと戦うよ。楽しむ。勝負はジャッジに委ねない。ジャッジはジャッジ、でも俺はフィニッシュを狙う。良い試合になるだろう」

──ファイトアイランドの計画を初めて耳にしたとき、どう思った?

「アイランドがハワイのオアフ島になれば良いのにって思ったよ(笑)。ここには日曜日の朝に着て、48時間隔離されていた。クレイジーだよ。でも、UFCがすべきことは理解している。ここに来てからはずっとホテルの中にいるけど、別にいつものファイトウィークと変わりない」

──歴史の証人になるね。

「凄いことだ。巨大な大会だし、今を表しているイベントで戦える。歴史だよ。誰も俺から奪いとることはできない。俺のことをヤツは殺れるだろう。俺の家にはベルトが5本ある。全てクローゼットにしまってあるんだ。俺はアイツを倒す。最後に、前の試合とは違うことを分からせる。

これまでも言ってきたように、俺はUFCで3勝3敗からチャンピオンになった。俺たちはその時にしか戦えないファイトをしている。最終的にまたベルトを獲れたら、最高だ。俺に違うベルトを渡した方がUFCのためになる。今週末には、ベルトを獲って家に帰る。負けてから勝つってのを繰り返すとベルトが増える(笑)。新しいベルトだ」

──ヴォルカノフスキーはチャレンジャーだと言っていたけど、どういう意味なの?

「皆、アイツにインタビューしたの? どんな話をしていた? チャンピオンらしい話をしていたか? アイツがアタックしてきた。指名してきたんだ。それってチャレンジャーのやることだろう? 言いたがらないけど、アイツが喧嘩を売ってきた。何かを証明しようとしてんだろう。アイツはチャンピオンだ。いったい何を証明したいんだろうな。チャンピオンだと信じているなら、何かを示す必要なんてないはずだ。俺はチャンピオンだった。皆も俺が何をやってきたか分かっているだろう」

──ハワイで寄付をしているそうだけど。

「マイ・ブラザーのカビブとダスティンが、ここで去年の9月にやってのけたことは凄くモチベーションになった。特にパンデミックや諸々のことに対してね。今は俺とチームは95パーセントの力をチャリティの手助けとチャリティに費やしてきた。これまで試合の試合道具をオークションに出展し、1セントも余すことなくフードバンク・オブ・ハワイに寄付してきた。

ハワイの失業率は40パーセントで過去最悪だ。俺はテーブルに食事を用意することができる。なら、ハワイの皆のテーブルに食事を届けることができればって考えたんだ。それが俺たちのやらないといけないことじゃないかと思って。

ダスティン・ポイエーがファイト以外でやってきたことに凄く影響を受けた。俺たちはアスリートなだけでなく……このスポーツより大きなことにトライしている。そのなかの一つが自分を助けることであり、皆を助けることなんだ。当たり前のことだろう」

カテゴリー
Interview UFC UFC251 アレックス・ヴォルカノフスキー ブログ マックス・ホロウェイ

【UFC251】ホロウェイとダイレクトリマッチ=フェザー級王者ヴォルカノフスキー「拳を折っても勝てた」

【写真】トップコンテンダーとの戦いに拘り、フラットにフェザー級を見ているチャンピオン=ヴォルカノフスキー (C)Zuffa/UFC

7日(火・現地時間)、11日(土・同)にUAEはアブダビのUFCライトアイランドで開催されるUFC251「USMAN vs Masvidal」でUFC世界フェザー級王座の防衛戦をマックス・ホロウェイと行うアレックス・ヴォルカノフスキーのバーチャル・メディアデーが開かれた。

ここでは30分に渡り記者の質問を受けたヴォルカノフスキーの受け答えを抜粋してお届けしたい(※要約)。


──マックス・ホロウェイとリマッチになったけど、ナンバーワン・チャレンジャーと戦うのに普通のプロセスだったと思うかい? 

「UFCはマックス・ホロウェイ以外の名前を僕に言ってこなかった。僕は公平にしたいと思っているけど、明らかなナンバーワン・コンテンダーは見当たらなかったしね。そして、この階級で一番のビッグファイトになる相手がマックスだったんだ。現状から、その通りだし。前の試合で文句なしに勝っていたから、再戦の必要はないとチームでは思っていた。でも……さっきも言ったけどクリアーにナンバーワン・コンテンダーがいなかったから、ビッゲスト・ファイトを戦うんだ」

──チャンピオンとして戦うのは、何か違う感じがする?

「何も違わないよ。同じだ。同じことをするだけ。家族の下にベルトを持って帰りたい。勝利を、お金を、成功をベルトと共に家に持って帰りたいんだ。チームに、豪州に持って帰りたい。ベルトを守ることは僕の最大の目的でも、モチベーションでもないんだ。この試合は、他の試合と同じように一つの試合でしかない。これからも、どんどん戦っていく。勝って、試合をして、また勝つ。毎試合、勝ちたい。それが僕のモチベーションだから」

──ヘンリー・セフードと戦うという選択は?

「僕は自分の階級を見ている。ナンバーワン・コンテンダーを相手にベルトを守りたい。強い選手が揃っている階級で、皆が潰し合っている。コリアンゾンビ、ブライアン・オルテガ、ジャイー・ロドリゲス、ダン・イゲらのなかで最も良い試合をした勝者がナンバーワン・コンテンダーになるんだ。そこにヘンリー・セフードが順番抜かしをして、横入りをしてきても、僕は戦いたいとは思わない。金銭が絡んでもね。この階級の戦いに飛び込み、ナンバーワン・コンテンダーの座を掴むべきだ。順番に並ばず、誰かを押しのけようとするのは違うと思う」

──ではライト級で戦うことは?

「できるだけ今の体重で戦いたい。体が大きくなって、ライト級に上げないといけないという限りでないとね。そうなればライト級で戦う。でも今は自分の階級の選手たちとやりあっていたいと思っている」

──マックス・ホロウェイは家にいてZOOMでコーチの指導を受けていたけど、どう思う?

「コンタクト・トレーニングは必要だ。僕は6週間、コンタクト・トレーニングを行ってきた。それ以前はできなかったんだ。でもチームは政府の要請を免除させることができた。なぜか、コンタクト・トレーニングがそれだけ大切だからだよ。フィジカルやストレングスが十分でも、それがファイトにフィットしているのか? そんな練習でタイトル戦を戦う準備ができるのか……そんなのバカげているよ。

そんなことじゃタイトルを取り戻すことはできない。マックスはタイトルを取り返したいけど、キャンプをトレーニングパートナーなしで行った。意味がないよ。そんなことをするなんて、ベルトを取り戻すつもりはないんだ。ただ金が欲しくて戦うだけで。もう、この階級のことなんでどうでも良いんだよ。なんだろうね……彼はやるべきことをやって、ここに来ているわけじゃない。

彼もフルキャンプをして、万全の体調で戦ってほしかった。尊重していないんじゃなくて、事実だから。マックスはこの戦い向けて、ちゃんと調整していない。

前回の試合で終盤は彼が持ち直したと言われているけど、それでも僕が取った。言い訳はしたくないけど、拳を骨折していても負けなかったんだ。こんなことは男として言いたくないけど、皆がそれでマックスの方が後半は良かったなんていうなら、僕は骨折していてもラウンドを取っていると言わせてもらう。僕はフェザー級で世界最強だと12月に証明した。今週末も同じだ」

■ UFC251対戦カード

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]カマル・ウスマン(ナイジェリア)
[挑戦者]ホルヘ・マスヴィダル(米国)

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)
[挑戦者]マックス・ホロウェイ(米国)

<UFC世界バンタム級王座決定戦/5分5R>>
ピョートル・ヤン(ロシア)
ジョゼ・アルド(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・アンドレジ(ブラジル)
ローズ・ナマジュナス(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ペイジ・ヴァンザント(米国)
アマンダ・ヒーバス(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴォルカン・オデズミア(スイス)
イリー・プロハースカ(チェコ)

<ウェルター級/5分3R>
エリゼウ・カポエイラ(ブラジル)
ムスリム・サリコフ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
マクワン・アミルカーニ(フィンランド)
ダニー・ヘンリー(英国)

<ライト級/5分3R>
レオナルド・サントス(ブラジル)
ロマン・ボガトフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
マルチン・ティブラ(ポーランド)
マクシム・グリシン(ロシア)

<フライ級/5分3R>
ザルガス・ズマグロフ(カザフスタン)
ハウリアン・パイヴァ(ブラジル)

<女子バンタム級/5分3R>
ヴァネッサ・メーロ(ブラジル)
カロル・ホサ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
マーチン・デイ(米国)
デイヴィー・グラント(英国)