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MMA UFC UFC ESPN29 ショーン・オマリー ブライアン・ケレハー

【UFC ESPN29】ケレハーがダブルレッグ、クローズドのピラルテを破りショーン・オマリーを指定

<バンタム級/5分3R>
ブライアン・ケレハー(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ドミンゴ・ピラルテ(米国)

いきなり左ハイを狙ったピラルテだが、ケレハーは続くローを捌いてダブルレッグでテイクダウンを決める。即パスしたケレハーは、クローズドに戻されるとここから殴り始める。ピラルテの下から掌底を気にせず、ケレハーがエルボーを落とす。ピラルテにハイガードを取らせず、抑えてヒジを入れるケレハーが腕十字狙いで足が開くと、起き上って勢いのあるパンチを打っていく。

足を捌きつつ殴るケレハーに対し、ピラルテはクローズドに戻す。ガードが開くと鉄槌、パンチと重いパンチを入れたケレハーは、カカト落としをボディに決める。スクランブルに持ち込めないピラルテはクローズドでエルボーを被弾し、ボディと顔面のコンビに苦しめられた。

2R、左ハイを初回と同じように見せたピラルテだが、ケレハーがここもディジャブのようにダブルレッグでテイクダウンを決める。5分前と同じようにクローズドのピラルテ、このままだと挽回できないがクローズドを続ける。ハイガードを察知して防ぐケレハーは、それ以上動かないピラルテを相手に無理はしない。

ボディを殴り、顔面にヒジを落としたカレハーは残り2分を切ると、これが合図のようにパスを決める。マウント狙いに体を捻って立ち上がったピラルテをギロチンで捕えたケレハーだが、ピラルテが頭を抜いてスクランブルでダブルへ。ケレハーは2度目のギロチンも極めきれず、下にされるとピラルテは右足を抜いて鋭い右エルボーを落とし、肩固めを狙う。ここは防いだケレハーが、腹ばいになりシングルレッグでリバーサルに成功する。下から殴るピラルテ、ケレハーもパンチを纏めリードを広げた。

最終回、左ハイをガードしたケレハーがダブルレッグで肩に担ぎ、宙を回すように背中から落とす。ここでクローズドでなくスクランブルを選択したピラルテは、バックに回られそうになると引き込んでクローズを取らされる。ピラルテは勝利にはフィニッシュしかないが、ガードを開くことなく時間が過ぎる。

命綱のようにケレハーの右手組首を掴むピラルテ。頭をつけて腕を自由にしたケレハーが、右を連打する。ガードで上体を起こしたケレハーのパウンドに、最後までピラルテはガードを取り続け時間となった。結果は当然のようにケレハーがフルマークの判定勝ち、「ストレングスの違いで、イージーにコントロールできた。誰もが好む試合じゃないけど、スマートに戦ったんだ。次、12月6日NYでショーン・オマリーと戦いたい。ランクが上の相手と試合がしたいんだろう」と話した。


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News UFC UFC ESPN29 アレッシャンドリ・パントージャ イグナシオ・バハモンデス クレイ・グイダ サーシャ・パラトニコフ トレヴィン・ジョーンズ ブライアン・ケレハー ブランドン・ロイヴァル ブログ マーク・マドセン

【UFC ESPN29】計量終了 トレヴィン・ジョーンズ、4度目の正直(?)はキャッチウェイト戦

【写真】2カ月で4人目の対戦相手──が、体重オーバーもトレヴィン・ジョーンズは絶対にオクタゴンに入りたかっただろう (CZuffa/UFC

21日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN29「Cannonier vs Gastelum」の計量が、20日(金・同)に行われた。

メインでミドル級のジャレッド・キャノニア✖ケルヴィン・ガステラムが組まれている同大会、計量失敗はバンタム級でトレヴィン・ジョーンズと戦うサイドユカップ・カクラモノフが、3.5 ポンド・オーバーでファイトマネーの20パーセントをジョーンズが手にしてキャッチウェイト戦で戦うこととなった。


そのジョーンズ、今年の3月にマリオ・バウティスタをアッパーからパウンドアウトでUFC初勝利(昨年8月のチムール・ヴァリエフ戦の勝利は、テストでマリファナ使用が発覚しNCとなった)以来、7月に2試合、8月に1試合と3試合連続で試合が流れている。

トニー・ケリー、ロニー・ローレンス、マナ・マルチネスと対戦相手の欠場が続き、明日こそは契約体重だろうが、4度目の正直──絶対にケージインしたいジョーンズだ。

ジョーンズ✖カクラモノフ、クレイ・グイダ✖ジ・オリンピアン=マーク・マドセン、アレッシャンドリ・パントージャ✖ブランドン・ロイヴァルなど、今大会はメインカードで6試合が組まれている。

同様に6試合が組まれたプレリミ、そのオープニングマッチではAngel’s FCウェルター級王者からUAEWを経てオクタゴンで1勝1敗のサーシャ・パラトニコフが、米軍で日本滞在経験のあるラミズ・ブラヒメジと戦う。

また第2試合では昨年のコンテンダーシリーズから、今年の4月にUFCデビューもジョン・マクデッシにスプリットで競り負けたイグナシオ・バハモンデスが出場する。ルーズベルト・ロバーツを相手に今回こそ本領発揮でき、バハモンデスがドミニク・クルーズ張りのシャッフルMMAを見せることができるか。

加えてブライアン・ケレハー✖ドミンゴ・ピラルテなど、序盤戦から興味深い試合が組まれているUFC ESPN29だ。

■視聴方法(予定)
8月1日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN29対戦カード

<ミドル級/5分5R>
ジャレッド・キャノニア: 185ポンド(83.91キロ)
ケルヴィン・ガステラム: 186ポンド(84.37キロ)

<ライト級/5分3R>
クレイ・グイダ: 155ポンド(70.31キロ)
マーク・マドセン: 156ポンド(70.76キロ)

<ヘビー級/5分3R>
チェイス・シャーマン: 256ポンド(116.11キロ)
パーカー・ポーター: 262ポンド(118.84キロ)

<バンタム級/5分3R>
トレヴィン・ジョンソン: 135ポンド(61.24キロ)
サイドユカップ・カクラモノフ: 138.5ポンド(62.82キロ)

<ライト級/5分3R>
ヴィンス・ピッチェル: 155.5ポンド(70.53キロ)
オースティン・ホバート: 156ポンド(70.76キロ)

<フライ級/5分3R>
アレッシャンジ・パントージャ: 126ポンド(57.15キロ
ブランドン・ロイヴァル: 125.5ポンド(56.92キロ)

<フェザー級/5分3R>
ルイス・サルダーニャ: 146ポンド(66.22キロ)
オースティン・リンゴ: 145.5ポンド(66.0キロ)

<バンタム級/5分3R>
ブライアン・ケレハー: 136ポンド(61.69キロ)
ドミンゴ・ピラルテ: 136ポンド(61.69キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ビー・マレッキ: 135ポンド(61.24キロ)
ジョシアニ・ヌネス: 136ポンド(61.69キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ウィリアム・ナイト: 206ポンド(93.44キロ)
ファビオ・チェラント: 205ポンド(92.99キロ)

<ライト級/5分3R>
ルーズベルト・ロバーツ: 154.5ポンド(70.08キロ)
イグナシオ・バハモンデス: 154ポンド(69.85キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ラミズ・ブラヒメジ: 171ポンド(77.56キロ)
サーシャ・パラトニコフ: 170ポンド(77.11キロ)

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Report UFC UFC258 ブライアン・ケレハー ブログ リッキー・シモン

【UFC258】ノンストップ&エネルギー消費を抑える回遊魚MMAでリッキー・シモンが、ケレハーに快勝

<フェザー級/5分3R>
リッキー・シモン(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ブライアン・ケレハー(米国)

ローからジャブを伸ばすケレハーに対し、シモンが即シングルレッグでテイクダウンを奪う。鉄槌や上腕を落として、スクランブルでバックを伺うシモン。ケレハーは背中をつけてケージにもたれるが、眉間をカットしている。シモンはバックコントトロールを続け、正対ししたケレハーをシングルで倒し、エルボーも防ぐとハーフへ。そのまま肩固めに入ったシモンはパスを選択する。すぐにハーフに戻したケレハーのシングルを潰し、バックにシモンが回る。

ケレハーは正対して立ち上がると、離れたシモンに右カーフを蹴る。続く左フックにダブルレッグを合わせたシモンは、再びハーフから肩固めをセットしていく。シモンは肩固めも抑えも拘らず、ケレハーを立たせるとダブルレッグを仕掛け、切られても肩から飛び込みテイクダウン、パンチのどちらでも攻めることができる状態を取っている。ケレハーの前進に右フックを当てたシモンはノンストップのようで、セイブ・エネジーファイトで初回を取った。

2R、シモンは左ボディフックから左ジャブ、ケレハーの前蹴りがアゴを捕える。それでも強烈な左ボディフックを入れたシモンは、遠近2つの距離でジャブを打つ。ケレハーの左ハイにも、シモンはすぐに距離をつめていく。再び前蹴りを入れたケレハーは、直後にテイクダウンを許すがヒールを狙う。体を捻って足を抜いたシモンは、スタンド戦に戻るとスピニングバックフィストを狙う。ガードしたケレハーだが、右フックを被弾しカーフから左フックを返す。

眉間を切っているケレハーと、鼻血を流すシモン。ここでシモンが真っすぐ飛び込みボディロックテイクダウンを決める。スクランブルでバックに回ったシモンは太腿にヒザを入れ、正対されるとケージに押し込み時間を使う。スピニングバックフィストを狙いながら離れたシモンがアッパー、ケレハーが右フックをヒットさせる。ノンストップ、隙を見せることができない神経&体力戦は2R終了時点にケレハーが三日月を入れた。

最終回、ジャブと左ハイを見せたシモン。ケレハーも右ハイを繰り出す。バックエルボーを連続で繰りだしたシモンがローを蹴り、ステップインに組みつきバックに回る。ケレハーは正対して押し返す。ケージ際でポジションを入れ替える勝者。最終的にシモンがギロチンを防ぎつつテイクダウンを決め、ハーフでエルボーを連打する。

ケレハーはディフェンシブなキムラで固まり、エルボーを受けないよう防御に徹する。シモンは逆にキムラに取り、ハーフから肩を極めに掛かる。暴れてスクランブル狙いのケレハーが立ち上がると、試合は残り90秒に。シモンがここで左エルボーを入れて即、ダブルレッグを仕掛ける。倒れなかったがバックを許したケレハーは片ヒザを就いた状態で腰にヒザを受ける。

向き合いながら立ち上がったケレハーだが、シモンは回転拳から離れ最後の10秒は前蹴りを受けそうになったが反撃を許さずタイムアップに。動きを止めると負ける回遊魚MMAでシモンが、ケレハーをフルマークの判定で下した。「減量がしなくて良いフェザー級は最高。135ポンドなんて、バカげていた」と勝者は意気揚々に語った。


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News Preview UFC UFC258 アンソニー・ヘルナンデス カマル・ウスマン クリス・グティエレス ジルベウト・ドゥリーニョ ディエゴ・リマ. アンドレ・イーウェル ブライアン・ケレハー ブログ ベラル・モハメッド ホドウフォ・ヴィエイラ リッキー・シモン

【UFC258】計量終了 アーリープレリミ、プレリミにマーヴェリック、シモン、ホドウフォら注目選手

【写真】いよいよ待ったなし、UFC世界ウェルター級選手権試合 (C)Zuffa/UFC

13日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC258「Usman vs Burns」の計量が12日(金・同)に行われた。

メインでチャンピオン=カマル・ウスマンにチャレンジャー=ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズが挑戦するUFC世界ウェルター級選手権試合を筆頭に、全12試合に出場する24人の選手は誰1人計量失敗がなかった。


PPVラインナップが世界戦に断トツの注目度の高さがあるからか、メインカード5試合、プレリミ4試合、アーリープレリミ3試合のなかにバランスよく気にあるファイトが散りばめらた感のがある。

アーリープレリムではオープニングに昨年末30日で2度目のSUG出場を果たし、Invicta FC世界フライ級タイトルコンテンダーのパール・ゴンザレスを圧倒。

5分という短い本戦試合タイムながら4分11秒にRNCを極めたジリアン・ロバートソンが、そのInvicta FC時代にそのゴンザレスに勝利しているミランダ・マーヴェリックと対戦する。

フェニックスシリーズ優勝、力強いレスリングがベースのメーヴェリックはこの試合を皮切りに順調にステップアップを果たせば今大会のセミで戦うメイシー・バーバーやアレクサ・グロッソのポジションを得られる期待の素材だ。

同じくアーリープレリミからはフェザー級のリッキー・シモン✖ブライアン・ケレハーの一戦も見逃せないマッチアップだ。

コロナから活動を再開した直後のオクタゴンで5月、6月、9月と戦い2勝1敗だったケレハーが、2021年第一弾のUFC ABCでシモンと戦う予定だったが、コロナウィルスに感染し今大会に両者の対戦は延期されていた。

シモンの特徴は打撃とテイクダウンが一体化し、スクランブル上等の動きを止めないスタイルにある。ワイドスタントで前進運動と上半身の捩じり効果を同時に発揮できる強靭な肉体から腹、顔にパンチを振り分け、終着点となるダブルレッグに持ち込む。倒した後は、抑えないでリリースするとこにエネルギーを使い過ぎないアタッキング&省エネという彼の秘密が隠されている。

とはいえケレハーもこの動きに遅れを取らず、また接近戦が続くようであれば圧力でう回ることも十分に考えられる。PPVカードでおかしくない、フェザー級戦は動きを止めた方が敗れる──回遊魚MMAとなろう。

蹴りのレベルチェンジというべき左右の両方向から、上下を散らして下で仕留めるクリス・グティエレスと、UFCで挙げた4勝のうち3試合がスプリット判定勝利という粘り強さが信条のアンドレ・イーウェル。

加点方のグティエレスと、減点しないイーウェルの我慢比べの一戦だ。

ベラル・モハメッドとディエゴ・リマのウェルター級戦も前者が陽性となり、12月に実現しなかったカードの仕切り直しだ。

テイクダウンに帰結する打撃ながら、KOパワーを持つモハメッド、仕切り直しのUFC再契約シリーズ=TUF25から3勝2敗としぶとく粘り、イーウェルにも似て直近の2試合がスプリットを制いているリマ──しんどい削り合いが展開されそうだ。

プレリミメインはミドル級でホドウフォ・ヴィエイラがアンソニー・ヘルナンデスと相対する。黒帯で階級と無差別でムンジアルを制すること5度、2015年のADCCも99キロ級を制したグラップリング無双のホドウフォはMMAでも無敗の7連勝中と怪物ぶりをいかんなく発揮している。

オクタゴンでも2連続で肩固めで一本勝ちというホドウフォが、LFAミドル級王者からUFCにステップアップを果たし、1勝2敗のヘルナンデスを相手にさらなるステップアップを賭けた試合に臨む。

メインカードではライト級のボビー・グリーン✖ジム・ミラーがそれぞれ 156ポンド(70.76キロ)と155.5ポンド(70.53キロ)で計量をパスしていたが、直後にバックステージにグリーンが倒れ試合出場が不可能となった。

■視聴方法(予定)
2月14日(日・日本時間)
午前8時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWプライム

■UFC258「Usman vs Burns」計量結果

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]カマル・ウスマン: 170ポンド(77.11キロ)
[挑戦者]ジルベウト・バーンズ: 170ポンド(77.11キロ)

<女子フライ級/5分3R>
メイシー・バーバー: 126ポンド(57.15キロ)
アレクサ・グラッソ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ミドル級/5分3R>
ケルヴィン・ガステラム: 186ポンド(84.37キロ)
イアン・ハイニッチ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジュリアン・マルケス: 185ポンド(83.91キロ)
マキ・ピトロ: 185ポンド(83.91キロ)

<ミドル級/5分3R>
ホドウフォ・ヴィエイラ: 186ポンド(84.37キロ)
アンソニー・ヘルナンデス: 186ポンド(84.37キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ディエゴ・リマ: 171ポンド(77.56キロ)
ベラル・モハメッド: 169.5ポンド(76.88キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ポリアナ・ヴィアナ: 116ポンド(52.62キロ)
マロリー・マーチン: 115.5ポンド(52.38キロ)

<140ポンド契約/5分3R>
アンドレ・イーウェル: 138.5ポンド(62.82キロ)
クリス・グティエレス: 140ポンド(63.5キロ)

<フェザー級/5分3R>
リッキー・シモン: 145.5ポンド(66.0キロ)
ブライアン・ケレハー: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ゲイブ・グリーン: 169.5ポンド(76.88キロ)
フィリップ・ロウ: 171ポンド(77.56キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジリアン・ロバートソン: 125.5ポンド(56.92キロ)
ミランダ・マーヴェリック: 125.5ポンド(56.92キロ)

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Report UFC UFN ESPN+34 UFN176 ブライアン・ケレハー ブログ レイ・ロドリゲス

【UFC176】ファイトウィークで対戦相手の変更が2度、ケレハーが代役の代役ロドリゲスをギロチンで秒殺

<フェザー級/5分3R>
ブライアン・ケレハー(米国)
Def.1R0分39秒by ギロチンチョーク
レイ・ロドリゲス(米国)

計量を済ませていたケビン・ナティヴィダットに代わり、代役出場の予定があり計量も済ませていたロドリゲスがケージへ。左ロー、左ミドルを蹴ったロドリゲスは間合いを取るケレハーに圧力をかける。ケレハーはケージに詰まり、ロドリゲスがダブルレッグへ。その刹那ギロチンをから引き込んだケレハーはクローズドで固定しアームインギロチンを極めた。


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Interview Special UFC UFC250 コディー・ステーマン ブライアン・ケレハー ブログ 岡田遼

【Special】岡田遼が語りたい、UFCプレリミ戦─05─コディ・ステーマン✖ブライアン・ケレハー

【写真】とてもテイクダウンが強烈に強いようには見えなかったケレハー戦のステーマン (C)Zuffa/UFC

修斗暫定世界バンタム級チャンピオン岡田遼が語りたいUFCプレリミマッチ。

第5回からは6日(土・現地時間)のUFC250で行われた140ポンド契約マッチ=コディ・ステーマン✖ブライアン・ケレハー戦について話してもらった。


──過去1カ月、岡田選手が気になるプレリミ3試合目は?

「ステーマンとケレハーの試合が、この1カ月のプレリミで一番でしたね。いや……ステーマン、あの人ってレスラーなんですよね?」

──NCAAのD-2レスラーですね。でも、高校の時からボクシングもやっていてMMAはダロン・クルックシャンの下で習い、昨年からエクストリーム・クートゥアーの所属になっています。なんでもボクシングでもプロの経験があるようです。

「そうなんですか……。この試合でも解説が良いレスラーって話しているのに、全然レスリングなんてしていなくて。アレックス・ペレスもそうでしたけどね。ステーマンは正面から打撃を使って、スイッチをしてボディにもパンチを散らすことができていました。でも、蹴りも強力で完成度の高いストライカーでしたよ。アッハハハハハ。笑っちゃいますよね」

──ワンツーだけでなく、スリーまで出せる選手かと思いました。

「あの軸の強さは……3つ目に関して普通は、僕だったら体がブレブレになってしまうと思います」

──ソン・ヤードンと戦った時は、テイクダウンを5、6回決めてバックも制し、さらに蹴り上げの反則があったのにドローという意味不明な判定でした。とにかく、あの試合ではレスリング全開で戦っていました。

「なのに打撃があれだけ強い、と。ケレハー戦のテイクダウンは打撃で支配しておいてニータップだとか、本当にローエナジー、疲れないレスリングをしていましたね。楽に倒していました。

ATTで練習していた時に思ったのですが、日本ではレスリングって一番しんどいことをやるというイメージを皆が持っていると思います。でも、米国の連中はそんな気持ちではないですね。サァーって倒して。全体練習の時もマイク・ブラウンは、力を使わずテイクダウンするようにと口を酸っぱくして言っていたんです。

一生懸命頑張り過ぎないでテイクダウンできるような打ち込みもやりました。テイクダウンで疲れるなということは皆の共通項でした」

──例えばレスリングの試合で実力が拮抗している者と戦い、そんな風にエネルギーを使わず戦えるのは、もう達人かと思います。ただ、打撃もあるMMAではより可能になるのかもしれないですね。

「そうですよね。絶対に倒す必要がなく、倒せなくても打撃に自信があれば、打撃でやりあえば良いですし。ATTで経験してきたのも、そこでした。レスラーが決してレスリングありきではない。

打撃ありきだから、崩れたところでそのレスリング能力が生かせている。ステーマンもそうですよね。蹴り足をキャッチして、テイクダウンを取っていますし。押せば倒れる……一番疲れないことをしていました。なので無駄に自分のスタミナをロスしないで戦うことができる。

ただし、そういう試合をするためには打撃で優位に立つ必要があります。しっかりとストライキングの技術があることで、レスリングが生きていました」

──そして3Rは最初にテイクダウンを奪うと、グラウンドにもいかずスタンドで待ちのファイトをし、最後はテイクダウンを仕掛けてきたケレハーに対しギロチンで迎え撃って、時間を使っていました。

「巧かったです。1Rと2Rは打撃でしっかりと試合をリードして、最終回は時間を使う。ラウンド毎に戦い方を変えて、本当に考えて試合をしていると思います。同じバンタム級の選手ですし、凄く面白かったです。

でもアルジャメイン・ステーリングとやった時は、ここまでの完成度は高くなくてバックとられて負けているんですよね」

──あっ、スロエフ・ストレッチで!

「ホント、ステーマンにあんな技で勝って、サンドハーゲンは最初のテイクダウンでRNCを極めてしまうって……どんだけアルジャメインは強いだって話ですよね(笑)」

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Report UFC UFC250 コディー・ステーマン ブライアン・ケレハー ブログ

【UFC250】10日前に弟を失くしたコディー・ステーマンが、ブライアン・ケレハーから涙の完勝劇

<フェザー級/5分3R>
コディー・ステーマン(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ブライアン・ケレハー(米国)

ワンツーからミドルを蹴るケレハー。ワンツーで迎え撃つステーマン。ローを蹴り合い、ケレハーが左ハイ。ステーマンが左フックを返す。ローにワンツーを合わせるステーマン、ケレハーはアングルを変えてフックを狙う。低く沈んでワンツーを繰り出すステーマンは、テイクダウンへの布石か。スイッチを織り交ぜるケレハーに対し、ステーマンはステップインから左ハイ、蹴り足をキャッチして倒すとシングルに来たところでパンチを纏める。

ボディを入れたステーマンは、ケレハーの前進に回転数の早いパンチを返す。右オーバーハンドのケレハー、近い距離で優位に立てず通り距離から左右のローを蹴っていく。そのケレハーのワンツーをしっかりと見て上半身の動きでかわしたステーマンが初回を取ったか。

2R、左ストレート、左ハイを繰り出すステーマン。ケレハーがシングルに出ると、ケージを背にしてパンチを打っていく。肩に乗ってシングルを潰したステーマンがエルボーを狙う。離れたケレハーはローを蹴り、ステーマンはスイッチして蹴りのフェイク。そしてワンツーで前に出る。左ジャブから右ボディを被弾してなおケレハーも、前に出て状況を打開しようと試みる。

それでもステーマンがジャブ、右ストレート、左オーバーハンドと攻勢に出る。ステーマンがアイポークを気にして、パンチを纏められそうになる。レフェリーは試合を流し、ケレハーはエルボーを当てる。直後にダブルレッグでテイクダウンを奪ったステーマンがガードの中で息を整える。左の鉄槌を下から当て、立ち上がったケレハーをケージに押し込んだステーマンが最後に後ろ回し蹴りを見せた。

2R、肩を押し、カカトを引いてテイクダウンを奪ったステーマン。スタンドで待ち受け、ケレハーのシングルを切る。左ジャブを当て、左ミドルを蹴られるとスイッチし追撃は受けない。ボディからスピニンングバックフィストを繰り出したケレハーだが、ステーマンはここも見ている。蹴り足を取ってバランスを崩させるステーマンは、残り半分でケレハーのフックを被弾する。

サークリングで間合を取りなおしたステーマンは、クリンチで時間を使い離れ際に右を伸ばす。ケレハーもボディ、アッパーを伸ばしステーマンをケージに詰めるシーンを創る。ステーマンはニータップを見せるが、ここは守りが気持ちで出ているか。動きが緩慢になったステーマンに対し、ケレハーはテイクダウンに出てしまう。ギロチンで動きを固定し時間の経過を待ったステーマンが、しっかりと3Rを戦い切った。

5月27日に18歳の弟を亡くしているステーマンは、裁定を訊く前から涙を浮かべてフルマークの判定勝ちを告げられた。「本当に僕にとっても、家族にとってもハードな時間だった。素晴らしい人々が僕の回りにいて、助けてくれた」と話し、今後はバンタム級に戻ることを明言した。