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【ONE FN08】MMA初陣も間近?! タミー・ムスメシ戦、ビアンカ・バシリオ「上と下、どちらからでも」

【写真】英語はまだ苦手だが、明るくノリノリでインタビューに応じてくれたバシリオ(C)MMAPLANET

25日(土・現地時間)にシンガポールのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Fight Night08でビアンカ・バシリオが、タミー・ムスメシとサブミッショングラップリング・マッチで対戦する。

2019年ADCC60キロ級優勝のバシリオは1年前の今頃、IMMAFの国別対抗戦=SUPER CUPのバーレーン代表として、アマMMAを戦っている。その時はタジキスタンのショホナ・ゴゾエワを63秒腕十字で下し、そのままバーレーンのKHK MMAに所属しBRAVE CFでMMAデビューを果たすと見られていた。が、バシリオはONEと契約、グラップリングマッチで2度目のサークルケージ登場となる。

そんなバシリオに今回と組み技戦とMMAにデビューについて尋ねた。


――1年前の今頃、アマMMAで秒殺勝利を挙げ、KHK MMAに所属しBRAVE CFでMMAデビューを飾るのかと思いきや、ADCC後にONEと契約。11月にサークルケージ初戦となったグラップリング戦でミレーナ・カオリをRNCで下しました。

「他のプロモーションからデビューの誘いがあったのは確かよ。柔術では生きていけるだけの対価なら手にすることはできるけど、他のスポーツのようなファイトマネーは手にできない。私の柔術はベスト、それでもプロとして試合をして生活ができない。だから打撃とトップゲームを駆使してMMAを戦おうと決めたの。

そして神に祈り、話し合ってONEで戦うことに決めたの。ONEで戦うことが私の道だと思った。ベストの選択をしたと思っている。ONEは選手の待遇も良いし、チャトリも最高の良い人だったから。それにONEだと、グラップリングとMMAの両方で戦っていけるから。最初はもうMMAだけを戦おうと思っていたけど、ONEのオファーによってMMAだけでなくグラップリングで戦うことも可能になったの。すぐにでもMMAを戦いたいけど、ONEでのグラップリングも2試合目、ここでしっかりと勝って次はMMAを戦うつもりよ。グラップリングとMMAを同時に戦うことこそ、私の生き方だから」

――打撃はアマMMAでは、ほぼ使っていなかったです。

「でも私は子供の頃からムエタイとボクシングの練習もしていたの。カポエイラもね。それから柔術に出会った。今では世界で最高の柔術家になれたし、打撃を使ったMMAも挑戦したくなったの」

――ではいつ、MMAで戦おうと思っていますか。

「すぐにでも。来月でも構わないわ(笑)。ずっと準備してきたし、すぐにでも戦いたい。2年前からプロフェッサー・ウジ・リマの下で、MMAで戦う準備をしてきたの。私はもう柔術に関しては、何も証明する必要はない。だから新しいキャリアをスタートさせたくて。

プロフェッサーはヒーローというニックネームがあって、MMAを40戦以上も戦ってきた人。IMMAFの試合前も彼とトレーニングをしていたけど、正直、あの時はそれほどMMAを戦える自信はなかった。でもチャレンジしたかった。それが人生でしょ?」

――MMA熱が相当に高まってきていますが、その前にタミー・ムスメシとグラップリング戦があります。

「彼女は本当に本当に、優れた選手よ。彼女が黒帯で優勝しているとき、私は紫帯や茶帯を巻いていた。彼女とは対戦相手も共通している場合が多くて、凄く興味深い試合になると思う。でも私は自分を信じているし、私のゲームを信じている。そうなれるよう、たくさん練習をしてきたから」

――MMAが頭にあると、トップゲームを心がけるようになるということは?

「まず彼女がまず引き込んでくるはず。マイキー・ムスメシのようにね。私は彼女の動きをしっかり頭に入れて戦う。パスガードをして、フィニッシュしたい。トップかガードかは重要じゃない。上と下、どちらからでも攻めて、フィニッシュを狙うから」

■放送予定
3月25日(土・日本時間)
午前8時00分~ABEMA格闘チャンネル

■対戦カード

<ONEキックボクシング世界フライ級選手権試合/3分5R>
[王者] スーパーレック・ギアットムーガーオ(タイ)
[挑戦者]ダニエル・ウィリアムス(豪州)

<ONE女子ムエタイ・アトム級選手権試合/3分5R>
[王者] アリシア・エレン・ホドリゲス(ブラジル)
[挑戦者] ジャネット・トッド(米国)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ハム・ソヒ(韓国)
平田樹(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
オ・ホテク(韓国)
アクバル・アブデュラエフ(キルギス)

<キックボクシング・ストロー級/3分3R>
ジャン・ペイメン(中国)
トレプチ・ドガク(ロシア)

<ムエタイ128ポンド契約/3分3R>
アスランバック・ジグレーブ(ロシア)
ルイ・ボテーリョ(ポルトガル)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
アレックス・シウバ(ブラジル)
山北渓人(日本)

<ムエタイ・フェザー級/3分5R>
ニコラス・ラーセン(デンマーク)
エディ・アバソロ(米国)

<ムエタイ女子ストロー級/3分3R>
エカテリーナ・ヴァンダリーバ(ベラルーシ)
イマン・バーロウ(英国)

<サブミッショングラップリング女子ストロー級(※56.7キロ)/10分1R>
ビアンカ・バシリオ(ブラジル)
タミー・ムスメシ(米国)

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ABEMA F1 o ONE ハム・ソヒ 平田樹

【ONE】ハム・ソヒと対戦する平田樹が計量とハイドレーションテストを通過

245: 実況厳禁@名無しの格闘家 2023/03/23(木) 21:33:00.35 ID:UYPzPVjj0
クリアー!



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【格闘ニュース】RIZIN榊原代表がタイへ出発「猛烈に悪い予感が」/安保瑠輝也の次戦が決定か「近々いい発表」/減量順調の朝倉未来「バチバチにいくぜ」【堀江圭功、皇治、芦澤竜誠】

◆動画の説明
直近で話題となった格闘技系のニュースをまとめました

◆動画のもくじ
0:00 動画のもくじ
0:29 格闘ニュース「RIZIN榊原代表がタイへ出発「猛烈に悪い予感が」」
2:00 格闘ニュース「RIZIN CONFESSIONS 118 主役は堀江圭功」
5:02 格闘ニュース「安保瑠輝也の次戦が決定か「近々いい発表」」
5:46 格闘ニュース「試合前のハムソヒが平田樹にブチ切れ」
8:40 格闘ニュース「平田樹が試合3日前に開き直り」
10:21 格闘ニュース「減量順調な朝倉未来「バチバチにいくぜ」」
11:38 格闘ニュース「朝久泰央の「プライベートでいろいろ」発言の真相判明」
14:05 格闘ニュース「RIZIN41萩原京平選手と金太郎が好調アピール」
15:23 エンディングムービー

◆動画の中で紹介している内容
ウガールケラモフ、皇治、芦澤竜誠、宇佐美正パトリック、キム・ギョンピョ、与座優貴

◆参考サイト




https://www.instagram.com/anporukiya/
https://www.instagram.com/mikuruasakura/
https://www.instagram.com/kintaroumasakari/
https://www.instagram.com/k12_smoker/

◆参考動画
【番組】RIZIN CONFESSIONS #118

朝久泰央vs与座優貴、因縁の一戦の裏側を完全公開!!あの発言の真相とは・・・【K-1 BACKSTAGE PASS 舞台裏動画】23.3.12K’FESTA.6

因縁のVS平田樹にハム・ソヒが耳が痛すぎるコメント連発、心がざわつく韓国での直撃インタビュー | 3.25 ONE FIGHT NIGHT 8 アベマで生中継!

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ABEMA MMA MMAPLANET o ONE ONE FN08 ジアニ・グリッポ チャンネル ハム・ソヒ 平田樹

【ONE FN08】リモート共同会見、ハム・ソヒ戦前の平田樹「勝ってもアンチはもっと増える(笑)」

【写真】笑顔、そして強気の発言が続いた平田(C)ONE

25日(土・現地時間)にシンガポールのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Fight Night08でハム・ソヒと対戦する平田樹が、23日(水・同)に現地で日本の記者向けの共同リモート会見を行った。

計量失敗から、再び組まれた試合。ハム・ソヒの厳しい言葉も聞かれたなか、試合を直前に控え平田はどのような心境でいるのか。ここではMMAPLANETの質問に対する平田の返答のみを切り取ってお届けしたい。


──お久しぶりです。

「お久しぶりです(笑)」

──質問を2つ。まず、どうですか? この「どうですか」の「どう」が何を指しているのかを考えて答えていただけますか。

「自分的に2個あって。『調子どう?』の『どう』と『試合、どういう感じ』の『どう』だと思うんですけど。いっこはやっぱ計量のことで凄く質問が多いんで。私、相手の選手の『やりたいです』みたいな動画を昨日、視て。結構モチベーションも上がったんで。そこは絶対にクリアできるんで。

あと試合内容的には結構、大差あるって言われているんですけど。自分的にはそんなにないと思っているんで。15分間どんな試合をするのか自分的にも楽しみです」

──で、どうなのということなのですが。

「えぇ……自分的にはグラップリングで仕留めたいです」

──そのグラップリングについて、一つ。ジアニ・グリッポと練習をすると、極めが凄く強くなるという話が伝わってきます。

「あの人のグラップリングは……直接、やっていないんですけど、まぁ凄かったです(笑)」

──手合わせはしていない?

「直接やっていないんですけど、見ていて──なんだろう、止まることなくずっとロールしているような。5分、6分。6分、7分。7分、8分ずっと、ひたすら動きながら次の技、次の技、次の技って。自分にはそれがなくて。それを見ていて凄いなぁというのは思っていました」

──スミマセン、2つと言いましたけど、もう1つ。日本のファンまで敵に回して戦っている自分をどのように眺めることができますか。

「(笑)。ええぇ、でも何だかんだといって皆が見たいのは自分だと思うんで。これだけハム・ソヒは強い、ハム・ソヒは凄いみたいに言われているけど、結局自分の方が視られている数は多いし。自分の方が話題になっちゃうし──っていうのは結構思っています」

──勝てば全てがひっくり返るという言い方もされていますが、この評判は勝つだけでは変わらないという気もします。その辺りは?

「そうッスね。多分、ここで勝ってもアンチはもっと増えると思うんで(笑)。自分的には別に『まぁ、いいじゃん』みたいな(笑)。何とも思っていないです」

──分かりました。ありがとうございます。頑張ってください。

「ありがとうございます」

■放送予定
3月25日(土・日本時間)
午前8時00分~ ABEMA格闘チャンネル

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【ONE FN08】ハム・ソヒ、平田樹にかける言葉─02─「試合が終わって、平田選手の友達になりたいです」

【写真】トラッシュトークではないので。そこは理解いただきたいです(C)TSUTOMU SHIIKI/TSP

25日(土・現地時間)にシンガポールのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Fight Night08に平田樹と対戦するハム・ソヒ・インタビュー後編。

ABEMA格闘ChとMMAPLANETの共同取材で、ハム・ソヒは平田樹への想いを赤裸々に吐露した。字面だけ見れば、平田樹のことを忌み嫌っているように受け取られたかもしれない。そうではない。

ハム・ソヒはプロファイターとしてのけじめ、人としての常識を平田──このスポーツの先人として理解してほしい。その素直な感情を嘘偽りなく、言葉にしてくれただけだ。

<ハム・ソヒ・インタビューPart.01はコチラから>


──平田選手は日本のMMA界では過去に例のないキャリアの積み方をしている選手です。アマチュア時代からリアリティTVショーに出て、そのままONEと契約。常にカメラが周囲にあり、いつも誰かの目がある。結果、自分の見られ方を気にせざるを得ない。そのことで利益を享受することも当然多いですが、何か失っているモノもあるように感じます。

「それは悲しいことですね。同情してしまいます。模範となる選手、色々と教えてくれる先輩がいないのは本当に大変でしょう。それはよく分かります。でも同時に常識って、自分の生きていく中で身に付けていくもので。人はそういうものは自然と学んでいくものです。皆が皆、先輩や先生に導いてもらえるものじゃない。誰もがロールモデルがいるわけじゃないです。

底辺からスターになる人もいますよね。その人達って礼儀や常識を自然と身に付けているかと思います。誰も何も教えてくれなくても、それは自分が生きていくなかで自然に学んでいくものです。

計量に失敗して謝罪することは、常識です。人としてのマナー、人としてあの場で謝罪することは、成長するなかで身に付いていて然りだと思います。正直、彼女のことに関しては友人や知り合いの選手、ジム関係者から色々と話を聞いています。彼女は自分が世界の中心にいるかのように思っている、と。全ては自分のために動いている。そんな考え方をしているって。彼女はスターで、自分のことしか考えないと」

──う~ん、自分などは同じぐらいの娘がいるので「大変だなぁ」と思ってばかりです。それでも取材後など、ちらりと素を見せることもあって。インタビューでも『同じ世代の同性の友人がいることが大切で。彼氏はその時々で、創れるから』というような……自分の娘に話すような感じで、取材中に友人関係とか尋ねてしまうこともありました(笑)。

「フフフフ。最初に尋ねられた──なぜ私がキャッチウェイトを受けなかったのかという質問に対し、それは彼女のためにでもあると答えましたよね」

──ハイ。

「そのことで彼女に学んでほしいからです。もう2度、あんなことをしないように。それも私がキャッチウェイトを飲まなかった理由の一つです。それが彼女のためになると思ったんです。だから平田選手に伝えてください。この試合が終わって、友達が欲しいと思っているなら、私が彼女の友達になります」

──えっ?

「私は真剣ですよ。本気で言っています。私は平田選手の友達になりたいです。私は彼女より先にMMAをやってきました。だから、彼女の先輩になりたい。先輩として、彼女を導いてあげたい。そしてこの世界の常識、人として必要なものを彼女に知って欲しい。そのために本当の友達になりたいと思っています。

私は彼女の成功を願っています。だからこそ11月にあったことに関して、彼女は常識を身に付けるうえでしっかりと心に受け止めてほしいです」

──……今回の試合、まず計量を彼女がパスできるのか。そこがまずに気になるかと思います。本来は対戦相手の計量のことなど気にする必要はないのですが、試合以外に気になることがあるとファイトに集中できないということはないですか。

「平田選手は、既にこういうことを以前から経験してきました。人として、本当のアスリートとして今回は絶対に計量、ハイドレーションをパスしないといけない。それは絶対です。でも私がそこを気にすることはないです。体重もハイドレーションも彼女はパスするしかないんで。その他のオプションは何一つないです。彼女は計量をパスしないといけない。それだけです。

だから私は100パーセント、ファイトに集中できています。体重とハイドレーションは、全て平田選手の責任においてクリアしないといけない。人として、本物の選手として計量をパスするしかない。それ以外、何も選択肢はないですから」

──押忍。その通りですね。では最後にガラリと質問を変えさせてください。妹分のパク・シウ選手がコロナ禍の2年程を日本で過ごし、DEEPとRIZINで戦ってきました。そして大晦日の伊澤星花選手との試合は、論議を呼ぶ判定負けでした。その後、年齢のネックもあり彼女の望むUFCとの契約も上手く進まないという話も伺いました。今、パク・シウ選手にはどのようなアドバイスをしてあげることができますか。

「彼女は既に素晴らしい選手であり、人としても凄く立派です。絶対に明るい未来が待っています。あの判定は、凄く疑問が残るモノではありました。でも、プロのアスリートはどのような裁定にも従う、受け入れる必要があります。それがプロです。今、彼女はUFCで戦うことはできていませんが、何もこの世の終わりということではないので。

これまで通り、厳しい練習を続け、今のまま立派な姿勢を持ち続ければ──彼女はどこに行こうが、明るく、ポジティブな将来が待っています。絶対に──。だから私が彼女に言えることは……。そうですね、『このまま、前を向いて進もう。そんなに深く考えないで。自分らしく生きていけば良い。これ以上ないぐらい、ちゃんとやっているんだから』ということだけですね」

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【ONE FN08】平田樹と対戦、ハム・ソヒの心情─01─「MMAが好きだから、この試合を受けました」

【写真】自己証明のために、自分を追い込む(C)TSUTOMU SHIIKI/TSP

25日(土・現地時間)にシンガポールのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Fight Night08でハム・ソヒが平田樹と対戦する。

昨年11月、平田の計量失敗&ハム・ソヒのキャッチウェイト戦拒否という背景がある一戦。MMAPLANETではABEMA格闘Chとハム・ソヒを共同取材──ファイターとしては誰より強気、ただし普段はこれ以上温厚で心配りのできる選手はいないだろうという彼女が、平田にだけは明らかに違う感情を持ち合わせていた。

それは彼女が人を信じ、ファイターを尊敬して戦い続けてきた裏返しの感情だった──。


――単刀直入に伺いです。なぜ、平田樹選手との試合を受けたのでしょうか。前回の計量失敗の件もあり、絶対に戦わないといけない相手というわけではなかったかと思います。

「最初にハッキリとさせておきたいことがあります」

──ハイ。

「私が前回、平田選手と戦わなかったのは、キャッチウェイト戦になったからです。私はアトム級の選手です。アトム級の王座を狙っています。チャンピオンと戦う権利を得るために、そこに近づく相手と戦いたいと常に考えています。

そういう状況では、誰だろうがキャッチウェイトで戦う意味を見出せないです。私にとってキャッチウェイトは何も意味がないということなんです。私は計量にパスをし、彼女はしなかった。試合がアトム級で実施されているのであれば、いつ誰とでも戦います。繰り返しますが、私はアトム級の選手なんです。

そして今回、このオファーを受けた理由は……。そうですね、彼女は前回、計量に失敗しました。そして私はキャッチウェイト戦を受けなかった。それは紛れもない事実です。ただし、1度は受けた試合が未完のままの状態であることは変わりないです。しかもネットでは一部の人からは、私が平田選手を恐れているから受けなかったという意見が見られました」

──本当ですか!! あり得ない。

「本当です。これは絶対に許容できる意見ではありません。ほんの一部の人の意見だったとしても、私は同意できない。断じて受け入れることはできませんでした。私が前回、彼女との試合を拒否したのは、絶対的に怖かったからじゃない。相手が誰だろうが、アトム級で計量をパスした相手なら戦うということを証明するために、この試合を受けることにしたんです」

──正直、日本のMMA関係者や選手、ファンのほとんど全ての人が平田ハム選手の判断を理解していると思います。

「本当に日本の皆さん、ファンの方々からの応援の声には感謝しています。とはいえ、今言ってもらったようにほとんど全ての人が私の判断に理解を示してくれたとしても、ごく一部の少数の人であっても、私が怖がったから受けなかったと思っている人がいます。そして『キャッチウェイトだろうが、戦え。ファイトはファイト』という風に考えています。

正直に言います、あの時に試合を受けなかった判断は私のためだけではありません。それは平田選手のためでもありました。彼女には計量を失敗するということが、どういうことなのか学んで欲しかったです。

私が下した判断に後悔はありません。でも、本当に僅かでも『キャッチウェイトでも戦うべき』だという意見を目にしたり、耳にすると──私は戦うべきだったのでは……と考えてしまうこともありました。戦わないといけなかったのかなって、自分が下した決断を疑ってしまうことも時々ありました。私は正しくなかったのかなって」

──……。

「でも、結局は自分は間違っていない。正しかったという意見に落ち着きます。それを皆にも分かってほしいです」

──その平田選手も今もNYに拠点を置いて、この試合に向けて全力で取り組んでいると思われます。改めて、ハム・ソヒ選手は平田樹選手をどのようなMMAとして評価していますか。

「平田選手については、そういうことを考えることがないです。彼女については考えたくない。でも、その質問に対してどうしても答えないといけないのであれば、彼女の強味は柔道のテイクダウンですね。そして、弱点らしい弱点はないかと思います。でも、本当にそういうことじゃなくて……彼女に関しては、そういうことは考えたくない」

──……。分かりました。それでも、この試合は日本では注目を集めることになると思います。改めて、どのような試合がしたいと思っていますか。

「この試合は……本音を言えば、平田樹選手のことは本当に頭にないです。彼女に対して、何か考えようという思考が私には一切ありません。この試合は私自身、MMA選手としてのハム・ソヒとは何者かを証明するために練習を続けています。

普段は対戦相手のことを研究し、戦略を立て、そこから作戦が実行できるか──試合で生きるかを考えて練習します。でも今回はそういうことは関係なく、ただハム・ソヒをぶつけます。そういう私を皆に見てほしいと思っています。今回に限り、私は素晴らしいファイターとか最高のファイターという風に見てもらえなくても全然構いません。言ってしまえば、平田選手に勝ちたいという考えもないです。

私はMMAが好きで、戦うことが好きです。その気持ちがあるから、この試合を受けて戦います。それが私。ハム・ソヒというMMA選手であるという試合をしたいだけです」

──ハム・ソヒ選手は常に対戦相手のことをリスペクトしてきた選手であるにも関わらず……。そして直接的な表現はなくても、言葉の端々から平田樹選手のことが嫌いだと伝わってきます(苦笑)。

「ここもハッキリさせてください。ホントに日本の皆さんに分かって欲しいことです。私は日本の選手の皆のことが大好きです。過去の対戦相手だった人たちともずっと親交があるし、今もメッセージを交換しあっています。そして彼女達の成功を願っています。

平田選手に関しては、計量に失敗したことを怒っているのではないです。それは誰にだってあることで、このスポーツの一部です。だから、仕方のないこと。でも、計量に失敗したあとの彼女の態度は……、……。彼女からは謝罪の言葉が一言も聞かれなかった。

彼女の顔つきは全く自分には非がない。そんな風でいました。ばかりか自分がやってきたことが、誇らしげなぐらいに見えました。仮に私が計量を失敗したら、あんな風ではいられないです。自分に落胆し、周囲には申し訳ない気持ちでいっぱいになります。何より対戦相手と、そのチームに謝罪します。でも、彼女は一切そんな風な気持ちを持っていなかった。

自分はやるだけやったという風で、申し訳ないという気持ちがあるようには見えなかったです。人として、選手として彼女のあの態度には本当にガッカリしました。アタマ(日本語で)……、彼女の頭は何か間違っています」

<この項、続く>

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【ONE FN08】山北渓人のサークルケージ初陣は元王者&アームコレクターのアレックス・シウバにっ!!

【写真】最上といえるデビュー戦の相手が決まった (C)MMAPLANET & ONE

14日(火・現地時間)、ONE championshipより3月25日(土・同)にシンガポールのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Fight Night08に山北渓人が出場し、アレックス・シウバと対戦することが発表された。

今月10日にONEとの契約が発表されたばかりお山北のサークルケージデビュー戦の相手は、元ストロー級チャンピオンに決まった。

シウバは山北戦がONEで区切りの20戦目になる40歳のベテラン柔術ファイターだ。腕十字の切れは早くから注目を集めてきたが、今ではその入り方のバリエーションの多さ、加えてMMAで実践する能力も評価されている。

ストロー級黎明期から活躍してきただけに日本人ファイターとの対戦も豊富で7度経験している。鈴木隼人をその腕十字で破り、内藤のび太とは1勝2敗、猿田洋祐と箕輪ひろばには1敗と日本人対戦戦績は2勝4敗だけに、山北としては負けられない相手となる。

とはいってもシウバの柔術力は、過去の対戦相手にはないと考えるべき。それだけに山北のレスリングベース、柔術を融合したグラップリングの力を世にアピールにする絶好の相手といえる。

なお同リリースに両選手が寄せたコメントは以下の通りだ。


山北渓人
「去年7月にパンクラスでのタイトルマッチを終えてONE参戦に向けて準備をし続けてきました。ONEと契約をしてすぐに試合のオファーを頂き感謝しています。このオファーを聞いたときは、デビュー戦で、元チャンピオンを当ててくるONEの本気さと僕への期待を感じました。

シウバ選手は、極めることもできて、打撃もできるちゃんとできるMMAが強い柔術家だと思います。ランキングから外れてはいますが全盛期から落ちているとは感じません。
この試合は、立っても寝ても動きが止まることのない試合になると思います。自分のスタミナとスクランブルの強さがアドバンテージになると思うので、動き続けていつでもフィニッシュを狙い続けます。

元チャンピオンとしてのシウバ選手を尊敬していますが、ここで負けるようでは、僕はチャンピオンになれないです。軽く越えて次に行かせてもらいます。世界で日本人がどんどん活躍していますが、次は僕の番です。パンクラスと日本を背負ってONEでベルトを巻くための第一歩踏み出してきます!」

アレックス・シウバ
「彼の最近の試合を何試合か見たよ。若くて良いファイターで、良いチャンピオン。リスペクトしている。彼はオールラウンダーな選手だと思うし、日本のチャンピオン。こういうチャレンジをONEが与えてくれるからこそ、僕もこの年まで高いモチベーションで戦えているんだ。

この試合は面白いマッチアップじゃないかな。恐らく序盤はスタンドで、最終的にはグラウンドゲームになると思う。でもやってみないと分からないね。自分の経験値と自分の柔術を信じてこの試合に臨むよ。2ラウンド目か3ラウンド目で、僕のサブミッション勝利だ!」

なお同大会ではハム・ソヒ✖平田樹も決定しており、Fight Night大会で日本人MMAファイターの揃い踏みは初めてとなる。

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【ONE】計量オーバーの平田樹 ハム・ソヒと仕切り直しの一戦!

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3月25日にシンガポールのインドアスタジアムで開催されるONE Fight Night 8の対戦カードとしてハム・ソヒ×平田樹のアトム級ワンマッチが発表されました。

両者は昨年11月19日のONE163で対戦予定だったものの、平田が計量に失敗。契約体重をクリアする事が出来ず、ソヒがキャッチウェイトでの試合に同意しなかった事で試合は中止になっていました。

あれから4ヶ月を経て仕切り直しの一戦。本来であれば「待望の」とか「待ちに待った」という枕詞がつくところですが、平田の計量オーバーは2戦連続にして3回目。失敗しても失敗してもチャンスが与えられるって甘やかし過ぎでしょうに。

体重がマッチしないのであれば、もうアトム級の試合には出場させないくらいの厳しい対応があってもいいんじゃないかと。また計量に失敗するようだと、本人の健康にも良くないし、ONEのイベント的にも対戦相手にとってもマイナスでしかありません。

いろんな意味で背水の陣を迎えた平田。ソヒとどう戦うかの前に、まずは計量をパスする事が出来るかどうか。目が離せません。
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【ONE】ハム・ソヒvs平田樹が決定

127: 実況厳禁@名無しの格闘家 2023/02/08(水) 11:10:50.43 ID:I9v9drYL0
ハムソヒとヨカタ樹がまた決まってんな
どうせまた計量失敗から怒りの対戦拒否だろ


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3,25『ONE FightNight 8』でハム・ソヒと平田樹が仕切り直しマッチ

格闘家のための完全減量マニュアル (「GONG格闘技」実践DVDブックス)(DVD付)


『ONE 168』平田樹の体重超過によりハム・ソヒ戦が中止に(2022年11月19日)

 こちらの続報。



 また平田が体重超過した場合はどうするのでしょうか。ハム・ソヒはよく受けたと思います。続きを読む・・・