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12.2 プロフェッショナル修斗・豊洲大会で岡見勇信 vs. キム・ゼヨンガ、SASUKE vs. 田中半蔵 等が決定

ISAMI イサミ アマチュア修斗協会認定 サポーター シンガード (メッシュ袋付) (AST-227)



12.2 プロフェッショナル修斗・豊洲PIT大会 MOBSTYLES presents “FIGHT&MOSH ”決定対戦カード発表  “世界のサンダー”岡見勇信がまさかの電撃参戦!  世界フェザー級王者SASUKEが田中半蔵を相手に2度目の防衛戦が決定!(日本修斗協会公認サイト)
[新たに決定した対戦カード]
◎世界フェザー級チャンピオンシップ5分5R
SASUKE(王者・2度目の防衛戦/マスタージャパン東京)
vs
田中半蔵(挑戦者・同級5位/FUN`S)

◎ミドル級5分3R
岡見勇信(日本/EXFIGHT)
vs
キム・ゼヨンガ(韓国・NOVA MMA)

[既に発表済みの対戦カード]
◎契約体重未定5分3R
リオン武(RISING SUN)
vs
内藤太尊(ROOTS)

◎フライ級5分3R
猿丸ジュンジ(修斗ジム東京)
vs
安芸柊斗(MMAZジム)

[出場決定選手]
内藤頌貴(パラエストラ松戸)

 12月2日に東京・豊洲PITで開催する『プロフェッショナル修斗2023 Vol.8 “FIGHT&MOSH”』で以上の対戦カードが決定しています。

Jae Young Kim(Sherdog)

 岡見勇信は昨年11月の『ONE 163: Akimoto vs. Petchtanong』でアウンラ・ンサンに1R TKO負けして以来1年1ヶ月ぶりの試合。今回が修斗初参戦。キム・ゼヨンガは現在40歳の韓国人でMMA戦績27勝15敗2引き分け。元AFC、TFCミドル級王者で今回が修斗初参戦。続きを読む・・・
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K-MMA MMA MMAPLANET o ONE Road to UFC SASUKE Shooto TOP FC UFC YouTube オンラ・ンサン キム・ジェヨン チャンネル パンクラス ライカ リオン武 ロイベ・デ・オリベイラ・ネイト 修斗 内藤太尊 坂本一弘 宇野薫 安芸柊斗 岡見勇信 岩﨑大河 海外 猿丸ジュンジ 田中半蔵 結城大樹

【FIGHT&MOSH】修斗初参戦の岡見勇信がキム・ジェヨンと対戦、王者SASUKE×挑戦者 田中半蔵も決定

【写真】(C)ONE & MMAPLANET
2日(木)YouTube「SHOOTO OFFICIAL」チャンネルにて、12月2日(土)に東京都江東区にある豊洲PITで開催される「MOBSTYLES presents FIGHT&MOSH」の追加対戦カードが発表された。
Text by Takumi Nakamura

修斗をはじめ多くのファイターをサポートするスポーツギアブランド=MOBSTYLES(モブスタイル)と修斗がタッグを組んで開催する「MOBSTYLES presents FIGHT&MOSH」。約3年9カ月ぶり・3度目の開催となる今大会では第1弾対戦カードとしてリオン武×内藤太尊、猿丸ジュンジ×安芸柊斗の2試合が発表されていた。

新たな追加カードとして修斗初参戦の岡見勇信とキム・ジェヨンの一戦が発表された。サステインの坂本一弘代表が「まさかこの選手が修斗のケージに上がってくれるとは思っていなかった」、MOBSTYLESの田原洋代表も「ライブハウスの大会にフェスが来た。(アーティストに例えると)矢沢永吉ですね」と話す岡見のサプライズ参戦となったが、これは岡見本人からリクエストがあったもの。


(C)ANGEL’S FC

対戦相手のジェヨンは極真出身、2004年からチーム・タックルでキャリアを開始したK-MMAのパイオニアで、2012年からはNOVA MMAに所属。

(C)ONE

韓国国内ではAngel’s FCとTOP FCでミドル級王座に就き、2018年にはロシアのACBにも参戦した猛者で、日本と韓国のMMAをけん引してきた「日韓レジェンド対決」(坂本代表)となった。

岡見にとっては昨年11月のオンラ・ンサンに敗れて以来の再起戦となり、日本のプロモーションでの試合は2016年7月のパンクラス参戦から実に7年5カ月振りとなる。動画内では岡見が修斗参戦への経緯、そして修斗で戦うことへの抱負を語った。

岡見勇信
「大先輩の宇野薫さんがチャンピオンになっていたり、慧舟會の先輩方が修斗に出ていて、セコンドや応援で何度も会場に足を運ばせてもらいました。ただファイターとしては縁がなく、僕も海外中心で戦ってきたのですが、いずれ日本で戦うときに修斗で戦ってみたいという気持ちは常々ありました。今、岩﨑大河選手がミドル級を引っ張っていて、こういう若い選手と戦うことに意義があるのかなと思い、坂本さんに『修斗で戦うことはできますか?』とお話させていただきました。

(ジェヨンは)歴戦の猛者、韓国らしく気持ちが強くて頑丈でどんどん前に出てくる選手だと思います。そんな相手と修斗で戦えることは光栄で、やりがいがあります。試合映像を見てそう感じました。気持ちの勝負が大きな割合を占めると思うし、こちらが気持ちでひくとドンドン出てくる選手です。気持ちを持ったつぶし合い、どちらが前に出られるかの勝負が一番大きいと思います。

(日本での試合について)緊張もすごくあり、ワクワクする感じもあります。1年間試合をしてなかったのですが、日本の舞台に帰ってくることが昔に戻るというか、また新しい冒険をするというか。42歳でこんなことやっていいのかなと思うんですけど(笑)、冒険という気持ちにさせていただけています。

(今後について)20代中盤の気持ちを持って戦っていこうと思います。選手としての終わりを考えるとか、そういうことはやめました。今出来る精一杯をやって、そこからら先が見えてくると思います。僕は今自分にすごく期待しています。引退するために試合する、最後に自分の試合を見てもらうとか、そういう感傷的なネガティブな気持ちは一切ないです。自分を信じて、自分に期待して、自分の背中を見せる。この先を見据えて戦いですが、全力でつぶし合いをします」

そして今大会のメインイベントとして修斗世界フェザー級タイトルマッチ、王者SASUKE×挑戦者 田中半蔵が決まった。Road to UFCで無念の2年連続敗退となったSASUKEは今回が2度目の防衛戦を迎えることなった。

田中は昨年5月に闘裸男・福岡大会でプロ修斗公式戦に約9年振りに参戦──結城大樹とロイベ・デ・オリベイラ・ネイトに連勝して王座挑戦のチャンスを掴んだ。両者は動画内でタイトル戦へ向けた意気込みを語った。

SASUKE
「対戦相手の候補が何人かいたのですが、チャンピオンである以上、ベルトをかけてやらないといけないと思い『防衛戦をやらせてください』と伝えました。(田中は)経験豊富なファイターで勝負どころが分かっていると思います。切れ味のあるストライカーだと思っていたのですが、最近の試合は勝負どころでは組みも出来る印象なので、スキルも高く侮れない相手だと思います。(田中は40代になっての挑戦だが)僕のジムには強い40代がいっぱいいるので、侮れないです。アグレッシブに戦って見ている人たちが退屈しないような、最後は立ち上がって手を叩くような試合をしたいです」

田中半蔵
「(SASUKEは)柔道出身で足技が上手くて一発があるので警戒しています。初の5Rなので、しっかり5Rかけて戦いたいと思います。年齢的に衰えているところもありますが、技術的に今が一番乗っています。今回は最後のチャンスだと思うので、チャンピオンになります」

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MMA MMAPLANET o Road to UFC Shooto Shooto2023#06 UFC ショーン・エチェル 修斗 内田タケル 大竹陽 山内渉 新井丈 海外 関口祐冬

【Shooto2023#06】内田タケルの大竹陽戦の振り返りと、今後。「山内渉選手と新井丈選手のどちらかと」

【写真】憂いのある表情なのか、飄飄としているだけなのか。独特の空気感を醸し出す内田だ(C)TAKUMI NAKAMURA & MATSUNAO KOKUBO

9月24日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されたShooto2023#06で大竹陽と対戦した内田タケル。2年ぶりの再戦は前回とほぼ同じ展開で内田がRNCで一本勝ちを収めた。
Text by Takumi Nakamura

2022年6月にRoad to UFCのワンマッチで勝利したあと、修斗でキャリアを積むことを選択した内田。その初陣となった同年9月の関口祐冬戦では一本負けし、今年4月の片山将宏戦は片山の計量オーバーにより試合が消滅するなど、今回の大竹戦でようやく新たなスタートを切ったと言える。修斗での王座奪取とRoad to UFC再出場。内田がこれからのファイターとしての展望を語った。


――Shooto2023#06で大竹陽選手に一本勝ちした内田選手です。まず試合の感想を話していただけますか。

「普段と変わらないというか、自分のスタイルというか。今の段階の自分にはこれしか通用しないという技を選択して戦った試合だと思います。寝技の打撃はもっと打ちたかったですし、反省する部分も多かったです」

――大竹選手は2021年9月に対戦して一本勝ちしている相手です。

「試合そのものは2年前ですし、相手もあれから勝っていたので、前回とは別人だと思って戦いました」

――試合は2年前の対戦と同じように、テイクダウンからパスガード、マウント、バック、RNCという流れでの一本勝ちでした。あれは内田選手の得意な形ですか。

「あれが一番ハマる技なので、極まるならああいう展開だなと思いました」

――テイクダウンからフィニッシュまでが一つの形になっていたと思うのですが、そこは意識しているのですか。

「いや、特に意識はしていなくて。相手が動いてきたら、それに身を任せてグルグルやっている感じです」

――解説でも「内田選手はスルスルと知らない間に上を取っている」と言われていましたが、自分でもそういった動きは得意にしているのですか。

「僕はあまり力が強くない方だと思うし、15歳からアマチュアでやっていて、練習でも力勝負で勝てなかったんですよね。そこで工夫したことが今につながっているのかもしれないです」

――当時は上の年齢の選手たちとも練習していたのですか。

「はい。高校1年で大人の選手に混ざって練習していたので、基本的にボコボコにされていたんです」

――そのなかで生き残るための術が今のファイトスタイルにつながっているのですね。

「そこまで考えてやってなかったのですが、今思うと当時の練習が今の自分のスタイルに響いているのかなと思います」

――あの形に入ったら絶対に一本取れるという自信はありますか。

「バックまでいければ………………ちょっとは自信があります(笑)」

――かなり間が空きましたね(笑)。内田選手は昨年6月にRoad to UFC(以下、RTU)のワンマッチでショーン・エチェルに勝利して、同年9月から修斗に参戦。その初戦で関口祐冬選手に一本負けしていますが、あの敗戦からどこに力を入れて練習していたのですか。

「関口戦はRTUで勝ったあとの試合で、それまでよりも多くの人に試合を見てもらえるということで、ちょっと周りの目を気にして緊張していたのかなと思います。今回はそこの意識を変えてというか、しっかり5分3Rやるつもりで練習してきました」

――関口戦は内田選手が得意の形に入る前に腕十字を取られたという印象があります。

「フィニッシュを急いで力みすぎていたのかなと思います」

――RTUからの復帰戦で敗れて、あの時はどのような心境だったのですか。

「めちゃくちゃ落ち込んだし、あの時は眠れなかったです(苦笑)」

――その後、今年4月に修斗で片山将宏と再起戦が組まれていたものの、片山選手の計量オーバーで試合が消滅。今回は試合そのものも約1年ぶりとなったわけですが、この期間はどう気持ちを作って練習していたのですか。

「とにかく毎日練習して準備をしていれば、必ずチャンスが来ると思ってやっていました」

――今回の大竹戦以降、どこを伸ばそうと思って練習していますか。

「パウンドです。前回の試合は寝技での打撃が課題だったので、そこを意識してやるようにしています。あとは苦手にしているスタンドの打撃もですね」

――得意な組み技・寝技を活かす意味でも打撃の必要性を感じたのですか。

「そうですね。寝技でも打撃で削った方が極めやすくなると思いますし、スタンドでも打撃が出来たほうがテイクダウンもいきやすくなると思います」

――当面の目標は修斗のベルトですか。

「はい、(フライ級の)ランキングが上の選手とやって、11月の修斗で山内渉選手と新井丈選手が王座決定戦をやるので、勝ち上がって行ってどちらかとやりたいです。今は修斗のベルトを目指して戦っていきたいです」

――内田選手はRTUを経験して、どこに一番刺激を受けましたか。

「ナンバーシリーズとは違うと思うんですけど、UFCの大会の雰囲気を味わえたのは大きかったです。計量、宿泊、移動、会場……自分もいずれはこの舞台で戦っていきたいと思いました。修斗でベルトを獲ったら、また海外で試合をしたいです」

――その目標に向けても試合数は多くこなしていきたいでしょうか。

「そうですね。場数を踏むのが強くなる近道だと思うので、チャンスがあればどんどん試合していきたいです」

――次の試合はいつ頃に戦いと思っていますか。

「具体的にはまだ決まっていないのですが、出来れば年内、早ければ年明けすぐに試合をやりたいです。必ず修斗でベルトを獲ってRTUにチャレンジして、そこからUFCに行きます」

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ABEMA MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2023#07 VTJ VTJ2021 オーディン チャンネル ヤックル真吾 修斗 原口央 宇野薫 安芸柊斗 山内渉 新井丈 海外 結城大樹 関口祐冬

【Shooto2023#07】キャリア28年目の宇野薫、約2年ぶりの復帰戦でオーディンと対戦

【写真】宇野と対戦するオーディンはこの試合が修斗2戦目となる(C)MMAPLANET

11月19日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2023#07の追加対戦カードとして、オーディン×宇野薫のフェザー級戦が発表された。
Text by Takumi Nakamura


宇野は2021年11月「VTJ2021」での原口央戦以来、約2年ぶりの復帰戦。原口戦後の練習中に負傷し、試合から遠ざかることとなったが、2023年の修斗公式戦 後楽園大会の最終戦で復帰を果たす。

対戦相手のオーディンは柔道ベース&格闘DREAMERS出身、EXFIGHTやPOUND STORMで試合を重ね、ABEMA格闘チャンネル海外武者修行プロジェクトの5期生として、ATTのアトランタ支部で練習を重ねた。今年7月の修斗デビュー戦では、世界ランカーの結城大樹をパンチで追い込んでのマジョリティ判定で下し、早くもランキング3位に位置している。

プロキャリア28年目を迎える宇野×デビューから3年弱・キャリア3戦目にしてアメリカでの武者修行も経験しているオーディンという両者の対戦。またMMAでの3連敗を現役生活の節目と言い続けてきた宇野にとって、今回の試合は2連敗で迎える一戦=キャリア6度目の崖っぷちの一戦だ。

今大会では世界フライ級王座決定戦として同級1位・山内渉×ストロー級王者・新井丈も発表されている。

山内と新井は7月の修斗後楽園大会に揃って出場し、第8試合でヤックル真吾をKOした山内が新井との対戦をアピール。第10試合で安芸柊斗をKOしてストロー級王座防衛に成功した新井も山内との対戦に応じる姿勢を見せ、ストロー級&フライ級の二階級同時制覇を宣言していた。

フライ級ではランキング外の新井だが、昨年9月のストロー級王座戴冠後にフライ級で2試合を戦って連勝。今年3月には当時フライ級1位だった関口祐冬に勝利しており、事実上のフライ級トップコンテンダー同士の対戦と言える顔合わせだ。

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ARAMI DEEP DEEP JEWELS MMA o ONE PANCRASE RIZIN SARAMI Shooto V.V mei YouTube   アンジェラ・リー ジェニー・ファン パンクラス 浅倉カンナ

【パンクラス】V.V Mei 初代アトム級女王決定トーナメント参戦!

12月24日に横浜武道館で開催されるPANCRASE 340~パンクラス30周年記念大会2~。同大会で初代・アトム級女王決定4人トーナメントが行われる事は発表されていますが、出場選手の最後の1枠にDEEP JEWELSONEで活躍してきたV.V Mei(フリー)が参戦する事が発表されました。

DEEP JEWELSで王座を戴冠。後にONE女子アトム級絶対女王になるアンジェラ・リーと2度の激闘を繰り広げてきたMeiが引退を賭けてのパンクラス参戦。これは面白くなってきました。

現在は4連敗中ながら、今回のトーナメントに出場するジェニー・ファンSARAMIに勝利している大物中の大物。ピークは過ぎているかもしれませんが、立っても寝ても勝負出来るオールラウンダーが新天地で再ブレイクする可能性は十分にあり得ます。

Meiを象徴する試合と言えば、ONEでのアンジェラ戦を思い出しますが、個人的にはDEEP JEWELSでのMIYOKO戦。膝蹴り一発でMIYOKOが悶絶して会場にうめき声が響き渡るシーンは今だに脳裏に焼き付きて離れません。大井洋一さん制作の煽り映像でフィーチャーされているので見た事がない方はぜひぜひ。

RIZIN浅倉カンナに完敗して崖っぷちの状態ですが、アスリートとして最終局面に入ったMeiがどんな動きを見せてくれるか。好敵手だったアンジェラも引退を表明した直後だけに余計に感慨深いものを感じてしまいます。ご武運あれ。
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o Shooto その他 修斗 内田タケル 堀内佑馬 石井逸人

【修斗】堀内佑馬 契約体重オーバー!メインカード中止!

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9月24日に後楽園ホールで開催されるプロフェッショナル修斗公式戦PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.6でメインに出場する予定だった堀内佑馬(TANG TANG FIGHT CLUB/チーム・オーヤマ)が契約体重をオーバー。その後も契約体重での合意に至らず、石井逸人とのメインカードは中止なる事が発表されました。

相次ぐ修斗での計量失敗。CHAN-龍は計量会場に姿を見せず、そのまま息を引き取っていたという訃報は象徴的な出来事。その他にも今年の4月には内田タケルと対戦予定だった片山将宏が前日計量にも参加出来ず、当日計量でも2.7kgオーバー。この時もメインカードが消滅しています。

今回の堀内のオーバーは300g。計量失敗は褒められたものではありませんが、「300gも」と取るか、「300gしか」と取るのか。300gだったらキャッチウェイトで試合を行ってもよかったのでは?と思う反面、息も絶え絶えだった堀内の体調を考えると中止の判断は妥当とも思えるし、その判断は非常に難しいところです。

ただ、考えておくべきなのは修斗の対応。1年で2度も計量オーバーでメインカードが消滅した事実はイベントとして重く受け止めるべきでしょう。人間のやる事だからミスも計量オーバーもあり得ますが、ファンからしたらぶっちゃけ危なっかしくてチケットを買うのを躊躇してしまいます。

チケットの払戻しに応じる事はもちろんですが、選手個々の適正な階級の設定やマッチメイクなどなど。無理はなかったのか、対応は適切だったのか、改めて検証してほしいものです。
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MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2023#06 キム・ウンス 修斗 岩﨑大河

【Shooto2023#06】キム・ウンスの強い右をかわしてTD、さらにヒジ打ちを見せた岩﨑が大差判定勝ち

【写真】(C)MATSUNAO KOKUBO

<ミドル級/5分3R>
岩﨑大河(日本)
Def.30-26.30-27.30-27.
キム・ウンス(韓国)

キム・ウンスが右ストレートと右フックを繰り出す。距離が近くなったところで岩﨑が組みつき、ボディロックでケージに押し込む。キム・ウンスはケージを背にしながら左ヒザをボディに突き刺す。岩﨑が足払いで左に倒すもテイクダウンができる。そのまま両脇を差し上げてケージに押し込み、ヒザとカカト蹴りで削っていく。離れたキム・ウンスが岩﨑の蹴りに右ストレートを合わせる。

岩﨑の左前蹴りを払ったキム・ウンスに対し、岩﨑は組んでから両腕を差し上げてドライブする。岩﨑の腰を押して離れたキム・ウンスだが、一気に距離を詰めた岩﨑が左ヒジを当てながらクリーンテイクダウンを奪い、マウントまで移行する。さらにバックマウントを狙う岩﨑、キム・ウンスは右腕を岩﨑の右ヒザ裏につけている。キム・ウンスが振り落とそうとしたところで、岩﨑は左腕に腕十字を仕掛けつつ、後ろ三角で捕えた。頭を抜いて立ち上がるキム・ウンスは、再びグラウンドに持ち込まれるも、ギロチンからリバーサルに成功した。

2R、岩﨑が左ミドルを2発。キム・ウンスが右フックから組みつき、右腕を差し上げて岩﨑をケージに押し込む。差し返した岩﨑がキム・ウンスを押し込み返す。キム・ウンスの足払いを耐えた岩﨑は、さらに内股でバランスを崩すも、体勢を立て直して反対に足払いで尻もちを着かせた。両者が立ち上がり、岩﨑がキム・ウンスをケージに押し込む。小外刈りで崩した岩﨑は、バックを狙いながらキム・ウンスのボディに左ヒザを突き刺す。

ヒザを着いたキム・ウンスに対し左足を差し入れた岩﨑が、バックからコツコツとパンチを入れていく。キム・ウンスを寝かせると左のパンチとヒジを叩き込む岩﨑。キム・ウンスは後頭部への打撃だとアピールするがレフェリーは止めず。岩﨑がパンチとヒジを連打すると、キム・ウンスは明らかに疲労の表情を浮かべる。残り10秒で岩﨑が三角から四の字ロックに移り、鉄槌を落とし続けた。

最終回、岩﨑が左ハイと左ローを散らす。右前蹴りに右フックを合わされたが、蹴りで距離を取る。キム・ウンスが右フックを振ろうとしたところで岩﨑は組みついてケージに押し込んだ。キム・ウンスの投げを耐えた岩﨑は、右ヒジを打ち込みながら離れる。岩﨑は左ミドルハイを放ってサークリングする。キム・ウンスの右が岩﨑の顔面をかすめるも、組みついて凌ぐ。

ケージ際で両腕を差し上げている岩﨑は、キム・ウンスが顔を起こすとヒジを放っていく。さらにケージに押し込む岩﨑の右ヒジが、キム・ウンスの顔面を捕えた。ケージ中央で岩﨑の右前蹴りがキム・ウンスの下腹部に当たり、試合が中断される。再開後、岩﨑はサークリングしながら左ハイを見せた。キム・ウンスの右をかわして組んだ岩﨑が、クリーンテイクダウンこそ奪えなかったものの組み勝った。

ジャッジ1名が4ポイント差をつける判定で勝利した岩崎は「僕が修斗も空道もパラエストラも背負って戦います!」と宣言した。

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MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2023#06 ライダーHIRO 平川智也

【Shooto2023#06】引き込み上等のライダーHIRO、大健闘も平川智也に0-3で下る

【写真】最後のアームロックを防がれ、勝負あり(C)MATSUNAO KOKUBO

<バンタム級/5分3R>
平川智也(日本)
Def.3-0:29-27.29-28.29-28
ライダーHIRO(日本)

サウスポーの平川が、低い重心の構えから右リードフックを見せる。右の蹴りを繰り出すライダーHIROが、左右に回る。平川は右を伸ばし、直後のシングルを切る。続くシングルレッグもスプロールされ、引き込んだライダーHIROがスタンドに戻る。平川は圧を掛けると、ライダーHIROが引き込んで腕十字へ。スラムで逃れた平川が、スタンドに戻る。

平川は左にシングルレッグを合わされ、潰して背中に乗ろうとするがならず――スクランブルを選択する。ライダーHIROはボディロックからバックに回り、ボディトライアングルに平川を捕える。胸を合わせにいった平川だが、ボディロックタイプのツイスターからライダーHIROがトップ奪取、さらにバックに戻ってパンチを打ち込む。このままライダーHIROの優勢が続き、初回を取った。

2R、構えを変えるライダーHIROに左を伸ばす平川。右を受けたライダーHIROはシングルレッグへ。ここも背中に回り切れない平川が、スクランブル。今回は足を抜いて、組み付くとヒザ蹴りを入れて左ミドル、さらに右を伸ばす。腰が落ちたライダーHIROのガードから立ち上がった平川、レフェリーがブレイクを命じて試合はスタンドに戻った。

テイクダウンを潰し、腕狙いを防いだ平川は試合がスタンドに戻るとヒザ蹴りから左をヒットさせる。ライダーHIROも左フックを返すが、シングルを潰される。疲れが見えるライダーHIROはボディから顔面にパンチを受け、シングルレッグへ。腰を落とし、肩に圧を掛けて鉄槌を落とす平川が、ついに尻餅をつかされる。サイドに回ろうとするライダーHIRO、平川はケージを背負って頭を押す。残り1分、背中つかされそうになった平川が横回転のスクランブルでトップを奪取、パウンドを落とす。腰を上げてパンチを落とす平川は、オモプラッタから足関狙いで、ヒザ十字に取られたが時間となった。

最終回、平川が右リードから左ボディを打つ。ワンツーにシングルに出たライダーHIROがテイクダウンに成功するが、左腕を差した平川がスクランブルでスタンドに戻る。ボディを殴られ引き込んだライダーHIROは、立ち上がると距離を詰めてきた平川をガードの中に入れる。ニーシールドにもパンチを伸ばす平川の鉄槌に、ライダーHIROが腕十字を狙う。足首を捌き、ヒジを抜いた平川が立ち上がり、スタンドで待ち受ける。

残り2分、シングルを潰されたライダーHIROが腕十字も、これは不十分。平川はしっかりと腕を抜きたいが、ライダーHIROが懸命に手首を掴む。平川が腕を抜き、試合は再びスタンドへ。左ボディから右を当てた平川だが、ライダーHIROも左から右を打ち返す。さらに左を入れ、右の相打ちから前に出たライダーはヒザ蹴りを顔面に受けて下がる。

そこに左を当てた平川は、バックへ。ライダーHIROはアームロックを防がれ、上四方で抑えられノースサウスを耐えるなかでタイムアップを迎えた。

結果は3-0で平川が勝利も――ライダーHIROの健闘が目立った試合となった。


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MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2023#06   内田タケル 大竹陽

【Shooto2023#06】デジャブ? 内田タケルが2年前と同じく大竹陽を危なげなく、RNCで下す

【写真】大竹に何もさせなかった内田が一本勝ち(C)MATSUNAO KOKUBO

<フライ級/5分3R>
内田タケル(日本)
Def.1R by RNC
大竹陽(日本)

サウスポー同士、すぐにシングルに出た内田が、バックを許さず上を取る。大竹は糸通し狙いを防がれ、クローズドに移行する。内田は右で殴り、ガードが開くと右足を抜いてハーフから、マウントを奪取する。エルボーを落とし。首を抱えた内田はダース狙いからバックへ。右腕を喉下に滑り込ませた内田がRNCで完勝した。

2021年9月20日の対戦と同じフィニッシュ勝利を、内田は「勝てて……まぁ次も頑張ります」という短いマイクで締めた。


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【Shooto2023#06】計量終了 堀内佑馬が体重を落とせず。重い空気の修斗計量会場から、よもやま話

【写真】果たして、この顔合わせは明日実現するのか。正式発表を待ちたい(C) MMAPLANET

24日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2023#06の計量が港区のハルビゾン100で行われた。
Text by Manabu Takashima

メインは北米MMAで成長をしてきた堀内佑馬と石井逸人のフライ級戦が予定されているが、堀内が本計量でリミット600グラムオーバーで再計量に。

フェイスオフでも視線を合わせることなく、マイクでも「スミマセン」というのみの堀内は、再計量は57.0キロで300グラムオーバーに終わる。が、あの状況から300グラムも落としたことで体は限界を迎えているだろう。

正式発表ではないが、コーナーに就くために来日したコリン・オーヤマ氏によると、「相手はリミットまで落とさないと戦わないといっていたが、ユーマは髪の毛も切って気を失いかけている」と現状を話している。

石井は計量直後に「これでは100パーセントで戦えない。改めて別の機会に100パーセント同士で戦いましょう」と発言。堀内が歩くのもままならず、トイレで嘔吐する姿も目にしており、石井としては純粋に万全の堀内と戦いたいという意思が伺えた。

そんな重い空気だった計量会場からよもやま話をお届けしたい。


■インフィニティリーグ2023女子ストロー級で宝珠山桃花と戦う藤野恵実は、以前のように美白ライトや写真の美白加工も必要がない白い肌に。「それだけ潤っているんです」という藤野に対し、夫でありコーチでもある津田勝憲氏は「水抜きで、顔が白くなっているだけですよ」と言い放っていた。

■修斗初出場、平川智也と対戦するライダーHIROは、計量をパスしてファイティングポーズを取る――と、司会進行の北森代紀氏より「そこは仮面ライダーのポーズじゃないの? 魔マフラーをしても体重オーバーじゃないでしょ」と突っ込まれてしまう。またライダー口調の意気込みには、岩﨑大河が我慢出ないという風に懸命に笑うのをこらえる場面も見られた。

■RIZIN、Pancrase、修斗が同日開催となる明日。その3つの大会全てに選手を送り出すパラエストラ千葉ネットワーク。明日の後楽園ホールには内田タケルと児山佳宏が出場するが、セコンドは内田によると、扇久保博正が務めるという。明日のパラ千葉勢、RIZINには御大・鶴屋浩、パンクラスは鶴屋怜がセコンド業務に就く模様だ。

■視聴方法(予定)
9月24日(日)
午後5時30分~ABEMA格闘チャンネル

■ Shooto2023#06対戦カード

<フライ級/5分3R>
石井逸人:56.7キロ
堀内佑馬:57.3キロ→57.0キロ

<ミドル級/5分3R>
岩﨑大河:83.7キロ
キム・ウンス:83.7キロ

<バンタム級/5分3R>
平川智也:60.9キロ
ライダーHIRO:60.7キロ

<フライ級/5分3R>
内田タケル:56.5キロ
大竹陽:56.6キロ

<インフィニティリーグ2023女子ストロー級/5分2R>
藤野恵実:52.0キロ
宝珠山桃花:51.8キロ

<インフィニティリーグ2023女子ストロー級/5分2R>
杉本恵:51.5キロ
エンゼル☆志穂:51.7キロ

<インフィニティリーグ2023フェザー級/5分2R>
上原平:65.9キロ
磯部鉄心:66.1キロ

<フェザー級/5分2R>
児山佳宏:65.6キロ
メイヘム和也:65.6キロキロ

<バンタム級/5分2R>
谷井翔太:60.9キロ
杉野光星:61.1キロ

<新人王決定Tフライ級2回戦/5分2R>
大石航輔:56.5キロ
神里昭吾:56.3キロ

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