🎥先週末のPFL会場に現れたBELLATOR 世界バンタム級王者のパッチー・ミックス選手!… pic.twitter.com/LSeMR1rSWv
— U-NEXT 格闘技 公式 (@UNEXT_fight) April 15, 2024
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🎥先週末のPFL会場に現れたBELLATOR 世界バンタム級王者のパッチー・ミックス選手!… pic.twitter.com/LSeMR1rSWv
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女子バンタム級。ホルム5位、ハリソンは初参戦。プレリム最注目の一戦。
元王者ホルム。柔道銅メダリストで、当時の女子格闘技のアイコンであり、女子MMAの世界を確立したパイオニアのロンダ・ラウジーをハイキックでKOしたのが8年半前の2015年。そこから12戦で5勝6敗1NCと苦戦しているものの、6敗のうち4試合はタイトルマッチ。かつてのストライカーから、現在は組み主体の選手に変貌を遂げている。前戦はマイラ・ブエノ・シウバをケージに押し込んだところにニンジャチョークに捕まり、タイトル陥落したミーシャ・テイト戦以来となる一本負け。今大会最年長の42歳。
女子柔道2タイムオリンピック金メダリストハリソン。2018年にPFLでMMAデビューすると、2019年から開催された女子ライト級リーグ戦を全勝で制して100万ドルを獲得。しかし女子ライト級といいつつ、ほとんどの選手がフェザーから階級を上げての出場で、ハリソンのための階級だった。2021年もまた全勝で2度目の100万ドルを獲得したが、2022年は決勝で過去2度破っている(いずれも判定)ラリッサ・パチェコ相手に苦戦し、判定負けでキャリア初黒星。2023年シーズンは、リーグ戦は女子フェザー級に変更されたがハリソンは出場せず、元UFCのアスペン・ラッドと150ポンド契約ワンマッチで対戦し判定勝ち。Bellatorを買収したPFLでは、Bellator女子フェザー級王者・元UFCフェザー級王者のクリス・サイボーグとの対戦が期待されていたが、ハリソンはPFLとの契約を終えUFCと契約。てっきり空位となった女子フェザー級で戦うのかと思いきや、さらに体重を落としバンタムにはじめて落としての試合となる。33歳。
はたして柔道時代の78kgから61.2kgまで落としたハリソンが、今までと同じように動けるのかどうか。
いつも通り重心を低くしたMMAの構えを見せるホルム。組み付いたハリソンだが、ホルムが脇を差してケージに押し込む。ハリソン払腰で投げた!が、投げられた勢いで上を取り返したホルム。ハリソン立った。なおも脇を差しているホルム。が、ハリソンが潰して上を取る。ハーフから強いパウンド。背中越しに下の手をホールドしてパウンドを入れるハリソン。半身のホルムにPFLでは使えなかった肘を入れる。パウンドラッシュ。なんとかガードに戻して膝で距離を作ろうとするホルムだが、インサイドからパウンドを入れていく。パウンド・肘。下から肘を返すホルムだが、ハリソンはガードの中で立ち上がってパウンドを落とす。ホルム下からホールドして凌ぐ。ホーン。
1Rハリソン。攻め続けたが、2Rも同じように動けるスタミナがあるかどうか。
2R。ジャブ、サイドキックを出していくホルム。ハリソンが詰めると距離を取る。ハリソン右ハイからタックルへ。組み付いた。膝を着いたホルムにギロチン。しかし放した。大外刈りで投げるとマウント!背中を向けたホルムからバックマウントに。体を伸ばしてチョーク。タップアウト!
ハリソン完勝。柔道家らしくスタンドで脇を差されてしまうが、そこで投げて上を取ると盤石。王者ペニントン、1位ペーニャとの対戦をアピールし、年内に王者になると宣言。
オッズで大差のアンダードッグだったとはいえ、ホルムがここまで一方的にフィニッシュされたのはアマンダ・ヌネスにKOされた時以来。
<ライトヘビー級/5分3R>
インパ・カサンガネイ(米国)
Def.1R3分29秒by TKO
アレックス・ポリッジ(米国)
カサンガネイがジャブから右ストレート、ポリッジはインローを返す。カサンガネイは右フックから左フック、ワンツー、左フックとパンチで前に出る。カサンガネイはポリッジの右ストレートに合わせて組んでテイクダウンすると、立ち上がるポリッジのバックにつく。ここからスクランブルの攻防になると、ポリッジがアンクルロックを狙って離れる。
ポリッジはダブルレッグでカサンガネイをケージに押し込む。カサンガネイはポリッジの頭を股の下に入れて潰そうとするが、ポリッジはシングルレッグに入りつつ、カサンガネイを持ち上げる。カサンガネイもバランスよくテイクダウンを許さず、頭を潰してケージに押し込んだところからギロチンへ。
これが外れるとカサンガネイは右フックを効かせて左右のフックと右ストレート。ポリッジも何とかシングルレッグで組みつくが、カサンガネイは立ち上がってパンチでを連打する。再びシングルでしがみついたポリッジが前転して起死回生の足関節を狙うが極まらない。カサンガネイが立ち上がてパンチを当てると、レフェリーが試合を止めた。これにライトヘビー級は勝者6名が1Rフィニッシュの6ポイント獲得、試合タイムで順位が決まる形となった。
【写真】肩パン、ヒザ蹴りからアッパーで勝負を決めた(C)PFL
<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィルキンソン(豪州)
Def.1R1分10秒by TKO
トム・ブリーズ(英国)
サウスポーのブリーズに右を放つウィルキンソン。距離が近づくと、互いにダーティーボクシングを繰り出す。ウィルキンソンが首相撲からヒザを連続で突き上げ、肩パンチで頭を下げさせ、左ヒザを当てる。続くアッパーでヒザをついて崩れたブリーズに追撃のパンチ&ハンマーフィストを落としたウィルキンソンが70秒で初戦を突破した。ライトヘビー級開幕戦4試合で、4人目の6P獲得。残り1試合を残し、最短試合タイムでウィルキンソンは首位に立った。「チャンピオンが戻ってきた!! 次も同じことをやるよ」と勝者は話した。
<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード(米国)
Def.2R2分32秒 by TKO
パトリッキー・フレイレ(ブラジル)
ガードを下げたコラードが左ジャブを突きながら距離を詰める。しかしドッシリとした構えのパトリッキーがワンツーから、さらに右を浴びせる。さらに下がりながらもコラードに右をクリーンヒットさせる。コラードがパトリッキーにケージを背負わせ、左右ストレートを上下に散らす。パトリッキーは右ストレートから左跳びヒザへ。グラついたコラードから、追撃の右でダウンを奪う。
立ち上がったコラードをダブルレッグで倒すも、コラードがスクランブルから立ち上がる。コラードが距離を詰めて右ボディストレートを突き刺すと、パトリッキーの動きが落ちた。しかしパトリッキーも右ストレート、ヒザ蹴りを返す。パトリッキーの右スピニングバックフィストをブロックしたコラードは、ケージを背負わせて右ボディストレートを当てた。
2R、コラードが下がりながら左ジャブをカウンターで当てた。さらにコラードはパンチを上下に散らす。パトリッキーも右を狙うも、後続打のクリーンヒットがない。コラードが右ストレートから左ボディへ。完全にボディを効かされているパトリッキーに連打を浴びせるコラード。パトリッキーはガードを固めたまま動かず、一方的にパンチを受け続けてレフェリーに試合を止められた。
パトリッキーはPFL初戦でまさかのTKO負け。昨年シーズン準優勝のコラードは2R TKOでファブ・ファイブ=5pを獲得し、「一発貰って、怒りを覚えた。レフェリーのストップは良かった。次に向かって走り続ける。ベルトが欲しい、まだ始ったばかりだ」と語った。
<ライト級/5分3R>
ミカエル・デュフォー(カナダ)
Def.2R1分03秒by ギロチンチョーク
マス・ブーネル(デンマーク)
デュフォーがジャブ、右ストレートから左フック、ダブルレッグで組む。それを切ったブーネルが右カーフキックを蹴る。デュフォーはジャブを突き差して右のスーパーマンパンチ、右ストレートから左フックと手数を増やす。ブーネルはガードを固めて右カーフと右フックを打ち返し、そこから左アッパーにつなげる。
デュフォーは右の飛びヒザ蹴り、ダブルレッグも仕掛けるがブーネルは崩れない。逆にブーネルは右カーフを当てて右ストレートを当てる。デュフォーは首相撲からヒザ蹴り、スーパーマンパンチ。デュフォーは右フックから左アッパー。ブーネルは二段の飛びヒザ蹴りを当てるとスピニングバックフィストと果敢に攻撃を繰り出した。
2R、デュフォーの蹴りを受けると、ブーネルは両手を広げて効いてないとアピールする。デュフォーは飛びヒザ蹴りと二段蹴りを繰り出すと右フックから左アッパー、右の前蹴りをボディに突き刺す。これでブーネルの動きを止めると、デュフォーは左ミドルから連打。組みに来たブーネルにノーアームギロチンを極めて一本勝ちし、5ポイントを獲得した。
<ライト級/5分3R>
ブレント・プリマス(米国)
Def.1R1分49秒by RNC
ブルーノ・ミランダ(ブラジル)
プリマスと比較して柔らかい構えのミランダがミドルのフェイクを見せ左ハイ、続いて左ローを蹴る。プリマスは左ミドルをブロックし、ワンツーで距離をつめて組みつく。互いに左腕を差した状態で、ボディロック&小外刈りでテイクダウンを決めたプリマスがスクランブルでバックへ。右足をフックして、右腕を入れつつ自ら後方に倒れ込む。
ボディトライアングルに取ったプリマスが、フェイスロックの要領でRNCを狙う。ミランダは手首を掴んで防ぐが、後方からテンプルにパンチを打たれる。プリマスはワキ腹とテンプルを殴り続け、絞めこそ極め切れなかったが初回をリードした。
2R、ミランダが右カーフを連打する。プリマスも右カーフを返し、パンチの交換からダブルレッグ。一旦尻もちをついて、レッスルアップしトップを獲り切る。ハーフで抑えたプリマスはここでも、背中を見せたミランダのボディトライアングルに捕える。ヒジを押し上げて絞めを耐えていたプリマスだが、プリマスの右腕が喉下に入りRNCグリップ。ミラ段がタップしFAB 5──プリマスが5Pをゲットした。
<ライト級/5分3R>
ガジ・ラバダノフ(ロシア)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
ソロモン・レンフロ(米国)
ラバダノフが高くガードを上げて距離を詰める。相手よりも重心を低く構えたレンフロが、中に入ってくるラバダノフに右ストレートから左ストレートを合わせた。左ジャブを突きながら距離を詰めたレンフロが右を見せる。ラバダノフは右ローを当てて下がった。レンフロのワンツーをかわしてラバダノフがダブルレッグで入るも、これはレンフロが離れた。ラバダノフが体を起こすとレンフロの右が飛んでくる。
ケージを背負わされたラバダノフがステップで中央に戻ると、ダブルレッグで飛び込んだ。バックに回られたレンフロは正対してラバダノフを突き放し、試合をスタンドに戻す。ラバダノフはパンチから右カーフにっ繋げる。さらに左ボディストレートへ。そのまま左ジャブを突いて、レンフロのニータップをかわして初回を終えた。
2R、左の差し合いからレンフロが左フックを当てると、ラバダノフがダブルレッグで組む。これはレンフロが切ったが、再度ラバダノフがアタックしてくる。これもレンフロがカットするも、ラバダノフの右カーフ、上下の打ち分けを受けてしまう。さらに左ジャブで下がらせ、右オーバーハンドを当ててから組みつくラバダノフ。首相撲からヒザを突き上げると、レンフロもヒザを返す。
距離が近くなると、ニータップを切られたレンフロがダーティボクシングへ。ラバダノフも首相撲からヒザを返す。離れるとラバダノフは右目頭から出血が見られる。ラバダノフが飛び込んだがレンフロの右オーバーフックが強い。ラバダノフの右ストレート、左フックをかわしたレンフロは完全にラバダノフの組みを見切ったか。ラバダノフの左ミドルをブロックしたレンフロがダブルレッグを狙うも、ここはラバダノフがカットしてケージに押し込んでいった。
最終回、ラバダノフがパンチを上下に打ち分ける。さらに左ジャブを突くと、レンフロも左ジャブの連打を繰り出す。ラバダノフの左ミドルをブロックしたレンフロがパンチを返した。するとラバダノフがダブルレッグで飛び込み、ケージ際でクリーンテイクダウンを奪った。パスしたラバダノフがバックへ。左足を差し入れ、パンチで削りながら右足も入れてバックマウントからレンフロの体を伸ばす。
仰向けになったレンフロを四の字フックで固めたラバダノフは、削りながら左腕を首に回していく。レンフロが顔をラバダノフに向けて何か言っているようにも見える。体を右側にずらし、腕十字のチャンスもうかがうラバダノフは、最後にRNCで絞め上げるが試合終了のゴングが鳴った。
試合終了後、ラバダノフがレンフロに近づき互いが額を着け合う状態に。そしてラバダノフがレンフロのアゴを押し上げると、周囲が割って入った。判定はジャッジ3者とも29-28でラバダノフに。勝利したラバダノフはレンフロに握手を求めたが拒否された。
<ライト級/5分3R>
エルヴィン・エスピノーザ(ニカラグア)
Def.3R2分23秒 by KO
アダム・ピコロッティ(米国)
エスピノーザが打撃のプレッシャーをかけ、右腕を差して組む。ピコロッティはケージを背にしてテイクダウンディフェンスして離れる。ピコロッティは左ミドル、エスピノーザが左ミドルを蹴り返すと、ピコロッティがそれをキャッチしてテイクダウンを奪う。ここからエスピノーザのバックにつくと、エスピノーザは正対する。
ピコロッティはダブルレッグに入って、エスピノーザのギロチンを外してトップポジションへ。エスピノーザが背中を見せるとバックにつき、前方に落とされると三角絞め、オモプラッタへ。エスピノーザは前転して立ち上がると左右のフックで前進。シングルレッグで組みつき、ケージに押し込む。ピコロッティがアームロックを仕掛けて後転し、マウントを取ったところでラウンド終了となった。
2R、エスピノーザがサウスポーからワンツー。左の三日月蹴りを蹴る。ピコロッティも右ミドルを返して、右ハイキック、右のヒザ蹴り。互いに構えをスイッチしながらパンチと前蹴りを繰り出し、エスピノーザがサウスポーから左を当てる。ピコロッティは前足へのシングルレッグからボディロック。離れたエスピノーザは離れ際に左右のフックを集め、ピコロッティの左ミドルをキャッチしてバックへ。
持ち上げるようにテイクダウンするエスピノーザだが、ピコロッティはアームロックを狙って、ポジションを返す。ここもエスピノーザはトップを許さずに立ち上がり、すぐにパンチで前に出る。組んだピコロッティはスタンドバックにつき、シングルバックからツイスターを仕掛けた。
3R、エスピノーザがガードを上げて前に出る。ピコロッティは距離を取りながらワンツーと左ミドルと右アッパーを当て、ダブルレッグから組み付く。左腕を差したピコロッティはエスピノーザをケージに押し込むと、エスピノーザもクラッチを組ませずに投げを狙う。しつこむ組むピコロッティだったが、エスピノーザは距離をとって右フック。そして右の飛びヒザ蹴りを一閃。これでピコロッティが崩れ落ち、エスピノーザが逆転KO勝利で4ポイントを獲得した。
ライト級リーグ戦。
Bellator10位ジェイ・ジェイ・ウィルソンがピコロッティと対戦予定だったが、ウィルソン欠場により、計量前日にエスピノーザの出場が決まった。
エスピノーザは補欠戦でアンソニー・ロメロとの対戦が組まれていたが本戦昇格。ニカラグア国籍だが、生まれも育ちもフロリダで、フロリダ国際大学卒業。MMA9戦全勝、PFLにはワンマッチで4度出場し全勝。急遽100万ドルをゲットできるチャンスを手にした。31歳。
ピッコロッティはBellator10勝5敗のベテラン。5敗のうち3敗はシドニー・アウトロー、マンスール・ベルナウイ、ベンソン・ヘンダーソンと、昨年のライト級GPに出場したメンバー(アウトローは後に欠場)。35歳。
エスピノーザタックルへ。ケージに押し込む。ピッコロッティこらえてヒザを入れる。離れた。エスピノーザのミドルをキャッチしたピッコロッティ。テイクダウン。背中を向けたエスピノーザからバックマウント。反転して抜けたエスピノーザ。ピッコロッティさらにタックルに入りテイクダウンへ。エスピノーザギロチンに抱えたが外れてまた下に。また背中を向けたエスピノーザ。ピッコロッティがバックマウント。エスピノーザまた反転するが、ピッコロッティが下から三角。外れたがオモプラッタに移行。前転して解除し立ったエスピノーザ。打撃で出る。左右のパンチで攻める。残り25秒でエスピノーザがタックルへ。受け止めたピッコロッティ。残りわずかでキムラに捕らえて後方に投げたピッコロッティ。そのままマウント。ゴング。
1Rピッコロッティ。
2R。エスピノーザが打撃で出る。ピッコロッティワンツー。スイッチしてジャブ。エスピノーザのワンツーがヒット。離れた。エスピノーザ詰めてパンチを振る。スタンドでは押され気味のピッコロッティ。ミドルをキャッチしたエスピノーザ。離してバックに付いた。ピッコロッティはスタンドバックを取られた体勢からキムラを狙うが、エスピノーザテイクダウン。下からキムラで返そうとするピッコロッティ。エスピノーザ前転して脱出するがピッコロッティ立った。打撃で出るピッコロッティ。残りわずかで組んでいく。スタンドバックに回った。残りわずかで前転したエスピノーザ。ゴング。
3R。打撃で詰めるエスピノーザ。ピッコロッティ動きが落ちている。後退しながらミドル、アッパーを入れるピッコロッティ。タックルに入るがエスピノーザ切った。ケージに押し込むピッコロッティ。離れたがすぐにパンチで出たエスピノーザ。四つでクラッチすると腹にヒザ。キャッチしようとしたピッコロッティだが切って離れたエスピノーザ。パンチが効いたピッコロッティ。エスピノーザ飛び膝!ピッコロッティダウン!パウンド!KO!