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【Gladiator022】今度はバンタム級GP!!。準々決勝前半戦でチャンプ神田✖テムーレン。竹本✖マルガリョ

【写真】 フェザー級王座決定T準決勝と共にバンタム級GP準々決勝。だんだんとグラジを無視できなくなってくる選手も出てくるのでは……(C)MMAPLANET & ELORDE MANAGEMENT

24 日(水)、Gladiatorより6月11日(日)に豊中市の176BOXで開催されるGLADIATOR022より8人参加のバンタム級GPがスタートを切り、同大会で準々決勝2試合が組まれることが発表された。

同GPはいわゆるBellator方式というべきチャンピオンが出場し、準々決勝、準決勝、決勝とその時点での王者が防衛戦を行うというもの。そして今大会ではGladiatorバンタム級チャンピオン神田T800周一✖挑戦者テムーレン・アルギルマーのタイトル戦、前チャンピオン竹本啓哉✖ジェイソン・マルガリョの2試合が準々決勝として組まれることが明らかになった。


3月のGLADIATOR021のノンタイトル戦で衝撃のモンゴリアン・スラムから神田をパウンドアウトしたテムーレンが、その神田がダイレクトリマッチでベルトに挑む。これは王者の強い要望で実現した選手権試合だ。

神田は王座の価値を下げたとベルトを返上してGP参戦する意向も持っていたが、「さらなるバンタム級の活性化を促すためにチャンピオンが参戦するGPトーナメントの開催」という櫻井雄一郎グラジ代表の言葉を受け入れ、王者のままGP出場を決意したという。

一方のテムーレンは王座挑戦がGP戦の一環として行われることを後から知り、母国モンゴルでなかなか試合経験を積むことができなかった状況を鑑みて、強い相手と戦えるのは大歓迎と張り切っているそうだ。

もう一方の準々決勝=竹本✖マルガリョは、事実上の次期挑戦者決定戦。2020年2月に神田との王座決定戦で同タイトルを獲得も2021年9月の釜谷真との防衛戦で、計量に失敗しタイトルを剥奪された竹本にとって、ようやくタイトル奪還の機会が巡ってきた。

この間、福島啓太に敗れて厳しい状況に追い込まれた後、江田こうすけ塾長、笹晋久選手を破り、今年の1月にはコンバット柔術マッチで江木伸也選手をRNCで下すなど、自力でGP出場枠を手にした。

聞くところによれば、竹本の対戦相手はグラジで結果を残してきた日本人選手や、若手の抜擢、他のアジア勢と二転三転した結果、マルガリョに決定したという。そのマルガリョのMMA戦績は11勝6敗で、BRAVE CFフィリピン大会、PXC、タイのFMD、さらにはUAEWと国際的なフィーダーショーで戦っており、国際戦という点においては竹本を上回る経験を持っている。

グラジでは1月大会で、不幸にも不可抗力の急所蹴りで一発反則負けを喫したジョン・オルニドを招聘予定だったが叶わず、同門のマルガリョを両者の師ロランド・ディに強くリコメンドしてきたそうだ。

1994年9月18日生まれ、28歳のマルガリョはボクシングベースでレスリング、柔術を習得したウェルラウンダーという触れ込みだ。とはいえ韓国、モンゴル勢が猛威を振るうグラジにあってフィリピンは結果を残せておらず、竹本はしっかりとグランドで仕留めることが求められている。

なお、このバンタム級GPは次回=10月1日大会で、残りの準決勝2試合を行い、12月大会、来年上四半期で準決勝と決勝戦を実施していく予定だという。

「10月1日の準々決勝2試合の出場選手は、国内外から初参戦選手を含め、よりGladiatorバンタム級戦線が盛り上がること間違いないファイターと現在交渉中です」と櫻井代表はリリースにコメントを寄せているが、どのようなメンバーが集まるのか──アジア#01フィーダーショーを目指す、攻めるGladiatorだけに──楽しみだ。

リリースに寄せられたバンタム級GP準々決勝出場4選手の抱負は以下の通りだ。

Gladiatorバンタム級チャンピオン神田T800周一
「前戦からテムーレンのことだけを考えてきました。この戦いが決まったことが嬉しいです。アジアからの参戦者も増え、Gladiatorのベルトの価値は上がり続けています。この一戦、このトーナメントを制して真のチャンピオンになりたいと思います」

Gladiatorバンタム級挑戦者テムーレン・アルギルマー
「自分がこのGPの勝者になる。その自信で溢れています。自分はチャンピオンになるために、必死に練習しています。神田選手、しっかりと練習してきてください。6月11日、前回以上に激しい試合になるはずなので会場に見に来てください。最後は僕がチャンピオンになります」

元Gladiatorバンタム級チャンピオン竹本啓哉
「再びベルトを締めるチャンスを与えてくださった櫻井代表ならびにGladiatorの関係者の方々に感謝しています。国際戦になって非常にワクワクしているのと同時に、積極的に海外選手を招聘して下さるGladiatorの中で日本人の強さを見せつける覚悟です。強さが試される試合になると思いますが、きっちり極め勝ちます。

対戦相手のマルガリョ選手はサブミッションでの勝ちが多いようですが、『柔の発祥地』のグラップリングを存分に味わって帰ってもらいます。西日本の選手を積極的に使ってくれるGladiatorで強さを示す事で、西日本の若手選手達に希望を与えたいです」

ジェイソン・マルガリョ
「フィリピンでは国際戦を戦う機会を得ることはとても難しいから、今回のGladiatorのオファーにはとても感謝している。タケヤは優れたグラップラーだけど、MMAにはパンチもキックもある。多くの武器を僕らは持っている。サブミッションオンリーではないし、試合はスタンドから始まるものだ。僕はタケヤ・タケモトを倒せる。彼のパンチとキックは本当に遅い。グラップリングのために使っているんだ。そこも研究している。日本のファンの皆には、僕とタケヤとの試合を楽しみにしてほしい。日本で会おう!!」

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Gladiator Gladiator022 KTT MMA MMAPLANET o Special ハ・ドンシン 中村倫也 海外

【Special】中村倫也、韓国&モンゴル格闘紀行─01─「この経験をすることで人生が豊かになる」

【写真】モンゴルの草原、ゲルをバックに爆風を満喫 (C)MMAPLANET

16日(火)から21日(日)にかけて中村倫也が韓国はソウル、イルサン、スウォン、モンゴルではウランバートルをおとずれ、実質5日間でシルム、テッキョン、モンゴル相撲を体験するともに、KTT、シャンダスMMA、マザーライMMAを巡り出稽古を行った。

韓国&モンゴル格闘紀行──この5泊6日間を終え、ウランバートルのチンギス・ハン国際空港から帰路に就く中村倫也に話を訊いた。


――5泊6日、足早で韓国はソウル、そしてモンゴルはウランバートルを周り、土着格闘技に触れるとともにMMAジムで出稽古を経験しました。今、この格闘紀行を終えてどのような気持ちですか。

「抱えていた不安要素として、一番大きかったのは熱くなってケガをするというものでした。それがなくて、まずホッとしています。海外で毎回、毎回初めての場所で1回、1回、緊張感のある組みを味わいました。その緊張感のある中で得られるモノも多かったですし、何よりも楽しくこの旅を終えることができたことが本当に良かったです」

──どのジム、道場でも練習を楽しめる。特にMMAのジム巡りだけでなく、シルム、テッキョン、モンゴル相撲という土着格闘技や武道まで楽しめるものとかと。撮影、つまり仕事ではあったとしても──この好奇心と探求心の強さが、中村倫也が強くなれる大きな要因なのかと感じました。

「本当にこんなことができる機会が、人生のなかであるとは思ってもいなかったです。だから、やりたいと思ったことすらなかった。この旅の話を貰って『そんなこと、できるの?』という想いがあって。

38度線を隔てて北朝鮮と接するパジュのウォルロン・シルム場 で大統領杯優勝経験のあるソン・ギョンホ 氏にサッパを巻いてもらう

実際、体験するまでこの気持ちを持ち続けた旅でした。

でも、本当に一つひとつ……韓国軍の立ち入り禁止の地域とか、怖いようなところでも皆が温かく迎え入れてくれて良かったです。全然、仕事だからとかっていう気持ちではなかったです。シルムは思っていたような体の使い方とは全然違っていました。

ティジプギで豪快に投げられた。ただの力技でなく、サッパを巧妙に使っているのが分かる

体の軸を一本柱にして、それが中心でなく右にある。この右軸を大切にして、左組みがない。

レスリングに少し共通している部分がある一方で、首を使うことの大事さとか、また違う軸を創らないと成立しない。サッパという布のようなモノを巻いて、そこを掴む。レスリングは、その掴むという行為がないので。そこに対する適応は凄く難しいと思いました。

あと、テッキョンですね。テッキョンという競技自体知らなくて。でもテコンドーではなくて、テッキョンこそが韓国古来の武道だと知って。本音を言えば全然知らなかったので、最初はテッキョンから得られるモノって余りなさそうだなっていう印象を抱いていました。

チョ・セヒョン先生、笑顔を浮かべながら──メチャク怖い蹴りを見せる。当てる気があれば、中村はモロに食らっていただろう

でも蓋を開けてみれば、一番MMAで生きて来そうな技術を貰えたし、もう少し股関節の使い方とか自由にしてテッキョンの技を広められるようにしていきたいと思いました」

──テッキョンの伝道師ですか(笑)。

「アハハハハハ。日本で、ちょっとでも生かしていければと思いました」

MMAにテッキョンを落とし込む作業も

──ギョルリョン(結合)テッキョン協会のチョ・ゼヒョン先生が揃って「MMAで使うなら」ということを言われていて、MMAの浸透度が伺えました。

「ハイ。あの先生が、愛があって優しくて。でも厳しさもある。本当に僕のMMAには、こういう技が使えるんじゃないかって親身になって教えてくれて。最後も『いつでも来て良いよ』ってみたいな言葉までいただいて。韓国ではシルムでもテッキョンでも、ウェアをプレゼントしてもらって。凄く良い思い出になりました」

──対してモンゴル相撲は、ガチガチのモンゴル相撲を大学で練習できました。さらにいえば軽量級でレスリングもやっている選手は逆に倫也選手に教えを乞い、レスリングの練習に発展するという──まさに格闘異文化交流が目の前で繰り広げられました。

「モンゴル相撲が、あそこまでレスリングと違うとは思っていなかったです。掴む場所が上も下もあって。上手い人は『そこ、持つ?』みたいな箇所を掴んで来て。人間のあらゆる箇所を支点に、遠心力を使うような……。

私立アウラガ学校10年生、16歳のバットバヤル・ゾルジャルガル君に振り回される……

振り回されるという経験がほとんどなかったのですが、16歳の子に思い切り振り回されて(笑)。

いけると思ったところで、『あっ、そこが支点になるんだ。ここを持たれていると』という。ただ、その展開が速過ぎて全く自分の頭がついて行っていないです」

バットバヤル君のリクエストに応えて、中村倫也スペシャル=チンクルを指導する。素晴しい交流が見られた

──とはいえMMAで強くなることを考えると……。

シルムやテッキョン、そしてモンゴル相撲の体験は決して必要なモノではない。どこかで使う場面があったとしても、ここに時間を割くことが有効なのかという見方は成り立つかと思います。

「MMAに役立つという要素もありますけど、強く想うのはこの経験をすることで人生が豊かになるということです。

僕らの知らない競技に触れて、知らない考え方に触れる。どういう想いでモンゴル相撲をやったりするのか。

逆おひねりのような、勝者が乳製品を観客席に投げる時、中村はモンゴルのファンと同じように懸命に手を広げてキャッチしようとしていた(笑)

実際にモンゴル相撲の大会を観戦しました。

実力者が選抜されたトーナメントを観戦させてもらい、そこで国技というものは国民からどれだけ尊敬されているのかを知りました。一概にスポーツという一言では片づけられないような歴史が感じられましたね。そういうモノに触れられて、モンゴルの方たちの神話性が増したような気がします」

──今回はMMAジムの方は6月11日のGladiator022に出場する選手が所属するジムを訪れたわけですが、KTTでは凄く気を使ってくれている感のある練習に参加しました。

ハ・ドンシンKTT監督から「中村が落としたら、一からやり直し」という脅しを受ける(笑)

「KTTに関しては、まず驚いたのが練習開始からミットを6R。

お互い、持ち合ってやる。そこから疲れた状態でスパーリングに入る。最後は考えられない量の補強をやる。それも本来はラントレの日だったのを僕が来るということでジムでの練習にしてくれたので、2Rでした。でも普段は6Rやるという……。

僕は今回、特別に1度経験させてもらっただけですが、彼らは当たり前のように日常的にやっている。あの練習に触れたことで、僕も当たり前のレベルを上げていこうと思いました。KTTの練習からは、底知れないエネルギーを感じましたね」

<この項、続く>

※中村倫也が体験した「韓国&モンゴル格闘紀行」の模様は近日中にTHE1TVでアップされ、6月22日発売のFight&Life誌に詳細レポートが掲載されます。

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Brave CF DEEP Gladiator Gladiator022 LFA MMA MMAPLANET o Road to UFC UAEW UFC Wardog   キック キ・ウォンビン ジャダンバ・ナラントンガラグ ダギースレン・チャグナードルジ チョ・ソンビン テムーレン・アルギルマー パンクラス パン・ジェヒョク 亀井晨佑 寿希也 河名マスト 福田龍彌 透暉鷹

【Gladiator022】フェザー級王座決定T=河名マスト✖失地回復パン、チハヤフル✖蒙古再襲来ダギースレン

【写真】マスト✖パン、チハヤフル✖ダギースレン。今回こそ、勝負が見たい──グラジエイターのアジア路線 (C)MMAPLANET

15日(月)、6月11日(日)に豊中市の176BOXで開催されるGLADIATOR022の対戦カードが発表され、フェザー級王座決定トーナメント準決勝戦2試合=河名マスト✖パン・ジェヒョク、チハヤフル・ズッキーニョス✖ダギースレン・チャグナードルジが組まれることが分かった。

1月のチョ・ソンビン&キ・ウォンビン、3月のニャムジャルガル・トゥメンデムベレル&テムーレン・アルギルマーに続き、韓国&モンゴル勢の襲来。そのチョ・ソンビンが返上したベルトの新しい持ち主が決まる決勝戦は、10月1日の次回大会に実施されることも明らかとなっている。

加えて、今回はMMAではグラジ初参戦の川名マスト、さらに生え抜きといっても過言でないチハヤフルが1年半振りの参戦──と、外敵に蹂躙されない迎撃手が用意されたといっても良いだろう。


昨年8月にLFAに挑むもアライア・ジョンズに敗れ、11月にネクサスの寿希也戦でもタフファイトを経験した河名。

Road to UFCの選考に漏れ、UAEWやBRAVE CFという中東を視野に入れていたが、その目的は国際戦であったため国内でのベルト獲りに舵を切った。

対するパン・ジェヒョクは昨年12月の横浜大会と4月の立川大会とパンクラス参戦し、フェザー級暫定KOP透暉鷹、続いて亀井晨佑に2試合連続でスプリット判定負けも喫している。どちらも接戦、とはいえ下記にある本人のコメントで話しているような亀井戦の勝利はない。

ただし透暉鷹戦でのテイクダウンを切る能力を河名にとっては非常に嫌な相手。また透暉鷹、亀井と直接比較されることになるRoad to ”Road to UFC”第一関門となる。

もう一方の準決勝戦に出場するチハヤフル・ズッキーニョスはキャリア7勝1敗、福田龍彌擁する京都のMIBURO所属の選手でグラジエイターではグラチャンとの合同興行を含め4連勝中、7つの勝利のうちフィニッシュ勝利が6試合ある。

グラジ参戦は1年半振りとなるが、この間にDEEP大阪大会、グラチャン、Wardogで3勝1敗という結果を残しての凱旋となる。ある意味、新しい時代を迎えたGladiatorにあって生え抜きのファイターだが、そのグラジで育った選手たちが国際戦で惨敗を喫する状態が続いている中で、どのようなファイトを見せることができるか──注目だ。

そして蒙古再襲来、ズッキーニョスと戦うダギースレンはジャダンバ・ナラントンガラグの一番弟子といって良い存在でMMA戦績は5勝0敗、MGL-1FCフェザー級チャンピオンだ。

モンゴル相撲、テコンドー、キック、ノーギグラップリングとMMAで実戦を積んできたダギースレンには、練習仲間ニャムジャルガルと同様に大会こそ準決勝イベントとなるがRoad to UFCのワンマッチでのオファーがあった。ただし、ワンマッチ戦での勝利をどこまでUFCが評価するかは不明で、師ナラントンガラグが自身のキャリアを顧みて日本で経験を積むことを進言したという。実力未知数のダギースレンだが、ニャム&テムと同様の力を持つのであれば王座決定トーナメントの優勝候補に考えられるだろう。

ここに勝てば──来年のRoad to UFC出場に近づく可能性は十分であることは、グラジ過去2大会を見ても明らかだ。そんなステップアップがかかった王座決定トーナメントに挑む4選手がプレスリリースに寄せたコメントは以下の通りだ。

ダギースレン・チャグナードルジ
「トーナメントに呼んでもらえたこと、とても嬉しく思っています。そして、自分が新チャンピオンになると信じています。自分は目指している目標に向かって毎日練習に励んでいます。今回のトーナメントでは練習で培ったものを全て出して、自分がどれほど強い人間かということを見せつけるつもりです。

6月11日に対戦するチハヤフル・ズッキーニョス選手、しっかり練習してきて下さい。そして、火の出るような熱い戦いをしましょう!」

チハヤフル・ズッキーニョス
「Gladiatorでチャンスをもらえたことが僕の格闘家としての始まりです。このところ他団体に参戦していましたが、トーナメント出場という形で戻って来ることができて嬉しく思います。僕が離れている間にも選手層が広がり、急激にレベルが上がっていると感じます。

今回のトーナメントも強者が集うと思いますが、これに勝ち抜いて優勝したときには間違いなく王者に相応しい男になっていると確信しています。正直な話、これまでにGladiator初参戦の選手がいきなりタイトルに挑戦してベルトを持っていくのを見ていて、面白くありませんでした。

その点、今回はトーナメントなのでドロドロの潰し合い、人生の奪い合いになると思います。それでこそのベルト、それでこその格闘技だと思うので、開催してくれたことに感謝です! 目の前の相手を片っ端から倒して、僕が1番グGladiatorのベルトが似合う男だと証明します!」

パン・ジェヒョク
「パンクラスで2連敗中にもかかわらず、今回Gladiatorのフェザー級王座決定トーナメントに参戦できるようになりました。まずタイトルを得られるチャンスを与えてくれたGladiatorの皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです。

自分が出来る最高の試合で盛り上げることが、恩返しだと思っています。今回のGladiator初陣では必ず相手を仕留めてみせます。実際、パンクラスでの2試合とも自分の勝ちだと思っています。だからこそGradiatorの皆さんも、自分にこの大きなチャンスをくれたと理解しています。

透暉鷹選手には2-1、亀井選手には3-0で勝ったと思っています。透暉鷹選手との再戦が決まったと思っていましたが、亀井選手と試合をすることになりました。あの試合では有効打撃、ダメージともに自分でした。なぜ、あのような結果になったのか未だに理解できないです。Gladiatorのベルト取った後で、透暉鷹選手と亀井選手にはリベンジをしたいと思っています。

今回戦う河名マスト選手は、日本のグレコローマンレスリンクのエリートだと聞いています。試合映像をチェックしましたが、それだけのことはあって力も相当あるし、打たれ強い良い選手だと思います。残念なのは、自分のように派手なファイトで観客を盛り上げられる能力が足りません。なので、彼を相手にしてどうすれば観客の皆さんが盛り上がるのかを教えてあげます。

本来、自分は派手で面白い試合をしようとしてきていましたが、最近は勝ちに拘り良い結果を残せなかったです。なので、河名選手との試合では過去最高レベルで積極的にフィニッシュを狙うつもりです。自分に大きなチャンスをくださった櫻井代表に感謝しています。出来る限り、面白い試合をしてベルト取るので、応援よろしくお願いします」

河名マスト

「自分のためのトーナメントだと思っています。勝ちます」

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Gladiator Gladiator022 MMA MMAPLANET NavE o YouTube イ・ジュンヨン キック キム・ヒョリョン キ・ウォンビン チェ・ドンフン チョ・ソンビン 中西テツオ 加マーク納 宮城友一 海外

【Gladiator022】また、来たッ!! Double GFCフライ級王者チェ・ドンフンが、フライ級王者NavEに挑戦!!

【写真】1月大会のチョ・ソンビン&キ・ウォンビンに続き、韓国からグラジのタイトル戦線にチェ・ドンフンが加わる(C)MMAPLANET

24日(金)、Gladiatorより3月26日(日)に豊中市の176BOXで開催されるGLADIATOR022の対戦カード第1弾の発表があった。

今年より、アジア勢の招聘に力を入れJ-MMA強化に乗り出したグラジエイター。前回大会、1月22日のGADIATOR021ではチョ・ソンビン&キ・ウォンビンの韓国勢、フィリピンからジョン・オルニドが来日し大きなインパクト残している。

今大会も複数試合の国際戦が予定されていると伝わってくるなか、まずはNavEの持つGladiatorフライ級のベルトに韓国の実力派プロモーション=Dolube GFCフライ級王者チェ・ドンフンが挑戦することが決まった。


今年の1月2日に24歳になったばかりチェ・ドンフンはプロMMA戦績はまだ4戦4勝0敗ながら、アマMMAでは8連勝しプロキックで1戦1勝、コンバットサンボでは全国選抜大会で3位に入賞している。アマMMAで8連勝後の2021年7月にプロMMAデビュー。昨年5月にキャリア3戦目にしてイ・ジュンヨンを破りDouble GFCフライ級王座に就き、昨年8月にはキム・ヒョリョンを破って王座防衛を果たしています。

そのチェ・ドンフン、ベースは中高生時代に活躍した柔道ではあるが、韓国海軍に鍛え上げられた強い精神力で打撃も消化し、喧嘩がデキるウェルラウンダーといえる。

対してNavEは2018年9月に加マーク納を破りベルトを巻いたが、グラジでもノンタイトル戦が多く、タイトル防衛戦は2021年9月の宮城友一戦以来2度目となる。その宮城、今回の防衛戦に向けて以下のようなコメントをプレスリリースに寄せている。

NavE
「今回の対戦相手が日本人ではないと聞いて正直ワクワクしました。国内の身内同士で対戦するよりも自分はこういう未知のマッチメイクの方が燃えるかも知れません。格闘技というツールで三重県名張市の自分が海外の選手と触れ合えるなんて幸せ者です! 勝ってまた韓国にでも遠征したいですね。今回の相手チェ・ドンフンは、アマ・プロと無敗のチャンピオンだそうですが、初黒星をつけてやります。GLADIATORは俺のリングです!」

また今日のリリースでは2回戦でバンタム級=藤原克也×秋田良隆と今村豊×谷口武の2試合、そしてフライ級で中西テツオ×宮川日向というカードが明らかとなっている。

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