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【TORAO26】ジョタナン・バイエス戦へ、佐々木信治─02─「勝ってケージを降りる。娘を抱っこするため」

【写真】大丈夫、父の気持ちは娘に通じる。頭で理解して、言葉にまとめられるようになった時、この時どう思ったかも咲耶ちゃんは佐々木信治に伝えるようになる。だから── (C)MMAPLANET

12月5日(日)、広島市南区のBLUE LIVE HIROSHIMAで開催される闘裸男26で、ジョタナン・バイエスと対戦する佐々木信治のインタビュー後編。

今年2月の復帰戦、そして現在の体の状態を語る佐々木。次の試合も、体格面では相手のバイエスが大きく上回るなか、佐々木はいかに戦うのか。そして、佐々木が語った今後とは――チケットは既にソールドアウトとなった12月5日、広島でササロックの最終章がスタートする。

<佐々木信治インタビューPart.01はコチラから>


――今年2月の復帰戦、グラジエイターでの植田豊戦について聞かせてください。3年ぶりの実戦でしたが、ご自身の手応えはいかがでしたか。

「試合が終わってから放心状態になりましたけど……まず試合では、全然動けなかったです。3年空いていたし、その間にケガで練習できない時期もあって」

――ただ、そんな中でもカウンターのパンチや、組んでからのテイクダウンは動けているようにも見えました。

「そこはもう、体が勝手に動いた感じですね。組んだら勝手に体が動いて、相手が動いたら左フックが出て」

――結果は、左フックからの右でダウンを奪い、パウンドでレフェリーストップを呼び込みました。最後は体に染みついた動きが出た形だったのですね。

「そんな感じです(苦笑)」

――もう一つ……試合後、ケガの状態は?

「まぁ、それを言ったところで正直――年齢も年齢ですからね。でも、僕と同年代の選手がまだ活躍しているんですよ。同い年でいえば、一度対戦したことがある中村大介選手とか。なのに自分が、年齢がどうとかは言えないです。もちろん長くやってきているので、負傷箇所は多いし、今さらケガが無いとは言いません。

2018年に負った大怪我についても、元の状態には戻っていないと思います。自分でも、もうそんなに長く選手を続けることはできないと思っていて。だから戻れるタイミングで、しかも試合数が限られているなら、闘裸男に出たかったんです。だから今回は、対戦相手がどうというより場所……闘裸男に出ることに意味があったんですよ」

――なるほど。そういうお話の次に申し訳ないですが、次の対戦相手、ジョナタン・タバレス選手の印象を教えてください。

「アハハハ。まぁ、大きい選手ですよね。プロフィールには身長が191センチと書かれていて。でも今回は、試合を受けてくれてありがたい、という気持ちが大きいです。僕の対戦相手は二転三転して、それで最終的にタバレス選手が受けてくれたんです」

――二転三転、というのは?

「僕が無理を言っていたんですよ。やり残したことの中に、バオ・インカンと再戦したいというのがあって」

――バオ・インカン、2018年5月にRoad FCで対戦して大怪我を負った試合の相手ですよね。まさか……。

「闘裸男に出られて、かつバオ・インカンと対戦できたらいいなって(笑)。ただ、やっぱり入国が難しかったみたいです」

――それは仕方ないですね。

「今回のタバレス選手は、もちろん映像も見ました。リーチが長いサウスポーで、アウトボクシングされたら嫌なんだろうな、って思います。でも実際は結構ガンガン来る選手で、気が強い選手です。フィジカル的にも、見た目は筋肉モリモリじゃないけど、組んでから相手を放り投げているシーンも見ました。外国人のフィジカルって、見た目からは分からない部分がありますからね。

自分と比べたらタバレス選手はキャリアが浅いけど、そういう選手のほうがガムシャラに向かって来るじゃないですか。そういう時、ベテランがコロッとやられることもあるので、そこは気を付けたいです」

――そんなタバレス選手を相手に、地元・広島でどんな試合を見せたいですか。

「自分が大ケガから復帰して試合をすることで、何かしら感じてくれたらと思います。大きなケガをしたら、そのまま次のステップへ行く選手も多いと思うんですよ。他にやりたいことがあるから辞めるっていう人もいるし、続けたいけどケガしたから辞めるっていう人もいますよね。それは格闘技に限らず。

僕の場合は、もうダメだろうって大半の人が思ったはずなんです。でも、そこから復帰した自分の試合を見て、何か感じてくれたら……。もし自分が逆の立場だったら、その状態から『もう一丁!』って戦う人間はカッコいいと思うんで(笑)」

――アハハハ、確かに。人間としての格好良さですね。

「そういう姿を見せたい。自分自身が、そんなカッコ良い人間になりたい。闘裸男に戻って、地元で戦うっていうのは、そういうことなんです」

――分かりました。そういえば、長女の咲耶ちゃんがキッズ修斗デビューを果たしたそうですね。

「はい、もう5歳になりました。キッズ修斗は2試合出て、1試合は腕十字、1試合はRNCで勝っています。微笑ましく見ていますよ(笑)」

――その咲耶ちゃんは、お父さんが今も試合をすることに、何と言っていますか。

「……娘は、試合してほしくないって言いますね。あの時はまだ小さかったんですけど、僕がケガをして入院している姿を覚えているみたいで。入院中は気管切開をしていたんですよ。それで今、また試合をすると言ったら『またココ(喉)に穴を開けたりするの?』とか――。勝ってほしい、試合してほしくない、その2つの気持ちが半分半分みたいです」

――佐々木選手は、心配する娘さんに何と答えたのでしょうか。

「父ちゃん頑張るけぇ、見とってな。そう言いました。娘も『うん、うん』って」

――……。

「僕は小さい頃から父親がいなくて、父親に抱っこされた記憶がゼロなんですよ。だから、娘から何歳まで抱っこしてほしいと言われるかは分からないけど、言われるかぎり抱っこしてあげたいと思っています。でもこれ以上頑張っていたら、もう娘を抱っこできない体になるかもしれないと言われて」

――えっ!?

「本当はずっとやりたいです。でも……だから、抱っこできなくなる前に引退しようと思っています。ファイターとはそういうものじゃない、って言う人もいるかもしれない。人それぞれだから、自分の考えが正しいとも思っていません」

――……ファイターとして、そして父親として決めたことを、他の人が否定する権利なんて誰にもありません。

「はい。あと何試合できるか分からない。今後何が起こるかも分かりません。でも自分は決めましたから。勝って、ケージを降りる。娘を抱っこするために――」

■視聴方法(予定)
11月14日(日)
午後4時45分~ Twit Casting LIVE

■TORAO26対戦カード

<フェザー級/5分3R>
野瀬翔平(日本)
奇天烈(日本)

<ウェルター級/5分2R>
佐々木信治(日本)
ジョナタン・バイエス(米国)

<グラップリング75キロ契約/5分2R>
田村ヒビキ(日本)
森戸新士(日本)

<フェザー級/5分2R>
神田T800 周一(日本)
キシシ(日本)

<フライ級/5分2R>
蒔田伸吾(日本)
坂本潤一(日本)

<フェザー級/5分2R>
麻植裕太(日本)
ふじい☆ペリー(日本)

<53キロ契約/5分2R>
宝珠山桃花(日本)
和田千聖(日本)

■TORAO GIG03対戦カード

<2020年新人王決定Tストロー級1回戦/5分2R>
※当日計量により56.7キロで実施
横関タルト(日本)
わっしょい内田(日本)

<2020年新人王決定Tフェザー級1回戦/5分2R>
※当日計量により70.3キロで実施
HAMMER KATU(日本)
一水浩二(日本)

<2020年新人王決定ライト級1回戦/5分2R>
※当日計量により77.1キロで実施
スモーキー(日本)
貞永大輔(日本)

<2020年新人王決定フライ級1回戦/5分2R>
※当日計量により61.2キロで実施
水田大智(日本)
丸山幹太(日本)

<フライ級/5分2R>
麻生祐弘(日本)
畠山隆弥(日本)

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DEEP Grachan49 MMA RIZIN タクミ ボクシング レッツ豪太 修斗 岩﨑ヒロユキ 川中孝浩 手塚基伸 日沖発 植田豊 漆間將生 竹本啓哉

【Grachan49】初の単独大阪大会、岩﨑ヒロユキ代表に訊く「大阪に足らなかった部分に力を入れたい」

【写真】グラチャンらしさという部分で、突き抜けた感のある千葉・幕張大会も9月5日に行うこととなった岩﨑ヒロユキ代表 (C)MMAPLANET

8日(日)、豊中市176boでGrachan49が開催される。同大会はでグラチャンにとって初の大阪での単独イベントとなる。

なぜ、このタイミングで大阪大会なのか。そして、このカードなのかをグラチャン岩﨑ヒロユキ代表に訊いた。


──このタイミングで大阪で初の単独イベントを開催する。その意図はどこにあったのでしょうか。

「選手から大阪大会を開いてほしいと、ずっと言われてきました。東京の大会に出たいという気持ちが強い選手が多くて、東京とつながりがあるグラチャンを開いてほしいと。何年越しかで言われてきました。

あとアマチュア大会がアマ修斗しかなくて、プロデビューできる実力があっても試合機会がないという声もありましたし、アマチュアのグラチャンチャレンジと一緒にやろうかと思いました。

それと……獅庵がRIZINが決まる前にもう辞めるという話になったことあって。『ちょっと待て、お前が希望していた大阪大会をやるつもりで、俺はこうやってタクミさんと話をしているんだ』という話になりました。タクミさんも『お前、ここまで岩﨑さんが言ってくれているんだぞ』って。そうしたらRIZINの話が持ち上がってきたんです。

そんな風ないろいろな理由があって、どう考えても赤字になるだろうけど……人肌脱ぐかっていう、変な漢気を見せてしまいました」

──それがこのタイミングであったと。

「五輪期間中は緊急事態宣言はないだろうという勝手な見込みでした(笑)。でも大変ですねぇ、リングアナの確保から……地方の自主興行って本当に大変で。サステインさんって、改めて凄いなって思いました。

それでもGLADIATORの櫻井さんとは結構話し合いをしてきました。あとはDEEPの佐伯さん、サステインの坂本さんには報告させてもらって。大阪の場を荒らさないように大会開催に至りました」

──場を荒らさないマッチメイクということですか。

「手塚はグラジエイターに出ないだろうし、竹本君には名前を挙げるチャンスです。竹本君にとっておいしい試合という形で、櫻井さんと組んだ試合です。手塚にしても、坂本さんからは『岩﨑君のところに出るのだったら、また修斗に出てもらえるようにできる』と言ってもらっています」

──選手の今後も考えてのマッチメイクということですね。

「ハイ、そこは選手を守って試合機会を与えたいと思っています。関西の選手はグラチャンから修斗に出て、回れば良いという風にも坂本さんは言ってくれていますしね」

──グラジからはレッツ豪太選手も出場します。

「レッツも連敗中で、このまま埋もれるのは惜しい。だからラストチャンスのつもりで戦ってほしいです」

──グラジとすればチャンピオン2人が潰される可能性もある勝負の場でもあります。

「それが格闘技じゃないですか(笑)。櫻井さんも選手を育てるということで、片意地を張らずに興行に向き合っていますし、そういう彼に背中を見せたいという気持ちもあります。それを櫻井さんもわかってくれています。

先人たちとも付き合い、あとに続いてくれる人とも協力してやっていく。櫻井さんも選手の試合出場を創ってくれてありがたいと言ってくれています」

──そんななかグラップリングも楽しみです。

「日沖さん、RIZINの名古屋大会で目が合ったんです。その時にジム経営も上手くいっているし、ありなんじゃないかと思いました。日沖さんには試合感覚を取り戻すためにもグラップリングはありじゃないかと。それでALIVEの鈴木(ヨーイチ)さんに伝えると、『発が乗り気です』という返事をもらって」

──つまりは日沖選手にはMMAも、いずれ戦ってもらうという腹積もりなのですか。

「それはグラチャンではないです。どこかふさわしい舞台で、最後に1試合だと僕は思っています。中途半端にウチで試合をする意味合いはないですから、それは考えてはいないです。それと以前から日沖さんとタクミさんは練習をしていたこともあったようで、その信頼関係も実現した大きな要因ではあります」

──今回の大阪大会、東京での大会にも線としてつながっていってほしいです。そうでないと奉仕で終わってしまいます。

「今回、アマチュアが凄く集まりました。夢と希望を持っています。若い選手たちのモチベーションが高まっていると手塚と獅庵から聞きました。パーソナルまで受ける選手がいるそうです。ここが大阪に足らなかった。なので、ここにはしっかりと向き合っていきたいです。

若い選手が上に出てくるという部分を活性化させたいのは、東京でも同じですね。9月5日は幕張ベイパークアリーナで初めて大会を開きます。ニューピアを予定していたのですが、ワクチン接種会場になってしまって……、そうしたら今回の会場を紹介していただいて。

ここも若手中心のカードとアマチュア大会になります。20歳の藤村がメインで、DEEPで戦ってきた小川道的選手と対戦します。山本琢也はフェザー級でやっていくことになるでしょうし、ライト級の今後を睨んだカードですね」

──そのほか、若い選手というのは?

「2019年の全日本レスリング選手権フリー70キロ級優勝の原口伸がプロデビューを戦います」

──おおBRAVEの原口選手はアマ・マッチですが、EXFIGHTで漆間將生選手をテイクダウンとパウンドで圧倒した試合を見ました。

「そうなんですか。もう既に十分に強いかと。それと全日本空手道連盟の全日本組み手の部で5位という野村駿太もBRAVEからデビューします。鶴屋さんのパラエストラ柏からはボクシングで国体3位の松井斗輝もプロMMAデビューとなります」

──思い切った舵取りで、独自性がありますね。

「先輩方と同じことをやっても、しょうがないです。だから色は創っていかないといけないと思っています。それでいえばヘビー級ですね。今、ヘビー級はDEEPさんのメガトン級とグラチャンでしか組まれていないですが、うちはヘビー級もアマチュアから育てているので、ここも力を入れていきます。

大阪大会に関しては配信もしません。この状況で配信をすると、ネガティブな反応があるからもしれないです。『この時期に何やっているんだ』と言われないようにと思ってのことです。

先輩方が引っ張ってくれた格闘技界の足を引っ張りたくない。だから検査もしかり、当日計量もアマチュアの選手は会場を別にしました。そこを意識しながら、グラチャンらしい大会を大阪、そして東京と開いていきます」

■ GRACHAN 49対戦カード

<Grandウェルター級挑戦者決定戦/5分3R>
レッツ豪太(日本)
川中孝浩(日本)

<バンタム級/5分3R>
手塚基伸(日本)
竹本啓哉(日本)

<フェザー級/5分2R>
小島勝志(日本)
村田俊(日本)

<グラップリング70キロ契約/4分2R>
TAKUMI(日本)
日沖発(日本)

<ライト級/5分2R>
植田豊(日本)
林 RICE 陽太(日本)

<無差別級/5分2R>
荒東”怪獣キラー”英貴(日本)
田馬場貴裕(日本)

<バンタム級/5分2R>
高橋謙斗(日本)
上田祐起(日本)

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【Grachan49】タクミと組み技戦、突然カムバックの日沖発「顔見せとか、エキシという気持ちは全くない」

【写真】stArtもJAPANとesteemと2カ所でジム展開しており、多忙な日沖はジムを持つ前より痩せたという(C)MMAPLANET

8日(日)に大阪府豊中市の176boxで開催されるGrachan49で日沖発が、タクミとグラップリング戦に臨む。

2019年7月にブラジリアン柔術の試合に出て以来、プロという場は2018年8月のRIZINでの朝倉未来戦が最後になっていた日沖が、まさかのGrachan出場だ。

今回の組技戦に向けてインタビューを行うと、日沖発というMMAファイターの戦う目線は一切変わりないことが伝わってきた。


──2019年6月に全日本マスターオープンに出場して以来、2年振りに実戦の場に復帰する日沖です。いやグラチャンで、しかもグラップリングということで驚きました。

「なぜですかね(笑)。まぁ、話を貰ったからなんですけど。条件とかで出るというわけではないですよね」

──道場を開いて3年半が過ぎ、最後の実戦から2年。この間、日沖選手自身の練習をすることはあったのですか。

「自分の練習というか、選手達との練習は続けてきました。それにこの試合に向けては、しっかりと準備してきました。勝つための練習です。顔見せとか、エキシビションとかっていう気持ちは全くないです。

正直にいえば、回りの空気やノリはそんな風に感じられることもあります。客観的に見て、そう風に感じることはありましたね。でも、勝負だし──勝負は勝つためにやります」

──ならば、しっかりと日沖発を見せてほしいです。

「そうですね……ジムで一般の人たち、あとは選手練習、それと以前からプライベートレッスンで、パンクラスに出ている透暉鷹選手とやってきたことを出したいですね」

──透暉鷹選手と、ですか。

「ハイ。石綱MMAの林代表にお願いされて2年ぐらい一緒にやってきたんです。彼が相当に力をつけてきているので、良い練習ができました。彼はまだ世界レベルでは厳しいですが、頑張っています。今回の試合に向けても週に1度ですが、しっかりとスパーリングの相手をしてくれました」

──了解しました。ところで盟友・久米鷹介選手の名前が出てこないですが……。

「昨日の夜も久米と作戦会議もしていましたよ(笑)。やってきたことを出せれば……出すために、試合中に気を付けて指示してほしいことも伝えました。その通りに進めば良いですね」

──久米選手と……完全にガチモードじゃないですか。

「ノーポイントで、サブオンリーなので、ある程度のキャリアがあると守ることだけなら、それほど難しくなくなります。逆に極めに行くとフィジカル的にも厳しくなる。でも、せっかくの試合ですから守りに入らず、極めにいきたいですからね。取られるリスクはあっても、試合に出るなら斬るか、斬られるかをやらないと意味はないと思っています」

──MMAグラップリング、サブオンリーのグラップリング。日沖選手はどちらもできると思いますが、タクミ選手を相手にどちらを見せてくれるのか。

「それをここで言っちゃあ、対策されてしまうじゃないですか(笑)」

──ではリバース・デラヒーバからのベリンボロを期待しています。

「アハハハ。それもあるかもしれないです。とにかく攻めます。ただし、タクミ選手だって狙ってくるはずです。やはり展開を創って戦いたいですね」

──実戦前の昂ぶり、緊張感はありますか。

「試合前という空気はあります。ただMMAではないですし、ピリピリはしていないです」

──今大会ではALIVE時代の後輩、竹本啓哉選手も出場して手塚基伸選手と試合をします。

「タケとも一緒に練習をしていますよ。対策とか、何か特別なことをするということはないですが、一緒にやっていて。タケも強くなっています。ホント、吹上にALIVEがあった頃と比べると随分と強くなりました」

──そりゃそうでないと(苦笑)。

「そうですよね(笑)。タケはのんびり屋でマイペース。風変わりですけど、頑張っています」

──アハハハ。確かに個性的ですね(笑)。ところで日沖選手、ケージでグラップリング、またMMAを戦うということを視野に入れていると考えても良いのでしょうか。

「MMAは……そうですね、区切りをつけたいというのはあります。ちゃんと引退したわけではないので。どこで戦うとか、そういうことは何も決まっていないですけど、以前のようにMMAに取り組むことはできないのは明白ですからね」

──だから区切りのファイトと?

「自分が強くなることだけ考えて、それだけのために練習して生きていくという人生ではなくなったので。生徒もいますし、違った責任が出てきていますから。それでも自分が成長したい、強くなりたいという気持ちはまだいっぱいあります。火が消えていない部分も少しあります」

──強くなりたいという想いが、今も。

「強くなりたいですよ。ただし、僕が今からUFCで戦うとかいっても、現実にそぐわないことで。若い選手と同じような舞台を考えているわけではないですが、強くなりたいとは思っています。そういう場が創れれば、やりたいという気持ちは残っています」

──その気持ちがあるから、今回のケージでのグラップリングの試合を受けたということは?

「言ってみれば、その気持ちだけですね。あとは頑張っている生徒に見せたいのと。今はもう、自己顕示欲的な部分で試合に出るというところはないです」

──なるほどぉ。でも、以前から自己顕示欲があったようには見えなかったですが……。

「まぁ、そうですね(笑)」

──では日沖選手、日曜日の試合はYouTubeで後日公開になるそうですが、長い間応援してきてくれたファンに一言お願いします。

「守りに入らない試合をします。応援、宜しくお願いします」

──そこは三角極めます──で、お願いしますよ(笑)。

「そんなの、もう誰も知らないですよ(笑)」

■ GRACHAN 49対戦カード

<Grandウェルター級挑戦者決定戦/5分3R>
レッツ豪太(日本)
川中孝浩(日本)

<バンタム級/5分3R>
手塚基伸(日本)
竹本啓哉(日本)

<フェザー級/5分2R>
小島勝志(日本)
村田俊(日本)

<グラップリング70キロ契約/4分2R>
タクミ(日本)
日沖発(日本)

<ライト級/5分2R>
植田豊(日本)
林 RICE 陽太(日本)

<無差別級/5分2R>
荒東”怪獣キラー”英貴(日本)
田馬場貴裕(日本)

<バンタム級/5分2R>
今村豊(日本)
池田貴一(日本)

<バンタム級/5分2R>
高橋謙斗(日本)
上田祐起(日本)

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【Grachan49】Grachan Invasion、グラジ&関西勢の正念場。ガチンコ大会で日沖発が組み技戦出場へ

【写真】岸本欠場は残念だが、日沖のグラップリングは素直に楽しみだ(C)MMAPLANET

3 日(土)、Grachanが8月8日(日)に豊中市の176boxで初の大阪での単独イベントとなるGrachan49の対戦カードの変更と新たなカードを発表している。

手塚基伸✖竹本啓哉、レッツ豪太✖川中孝浩、林RICE陽太✖植田豊、荒東”怪獣キラー”英貴✖田馬場貴裕と並んで組まれていてグラップリングマッチ=中山巧と岸本泰昭の一戦が、契約体重がまとまらず中山が日沖発と相対することになった。


TKO、修斗、SRCのフェザー級王者からUFCに参戦した日本を代表するMMAファイターが、プロ興行では2018年8月のRIZIN以来、3年振りに出場を果たす。

またグラップリングとはいえ、日沖のケージでのファイトは2017年10月の髙谷裕之戦以来となる。2019年7月には全日本マスターオープン柔術では、色帯時代以来道着の試合を経験しているが、ノーギのワンマッチ出場は非常に興味深い。

中山もKOTCライト級王者、パンクラスでは暫定フェザー級キング・オブ・パンクラシストとなっている往年の日本を代表する実力者だ。47歳の中山と37歳の日沖──10歳違いだがプロMMAデビューは2年ほどしか違わない。それでも中山が70キロで戦っている期間が長かったため、2人が修斗や他のリングで拳を交えることはなかった。そんな両者が、時を経て手を合わせる非常に興味深い。

また今回のリリースによると、岸本も引き続き組み技で出場予定だったが、見合う相手が見つからず今大会は欠場となるとのこと。

MMAではBRAVE所属、無敗の高橋謙斗がreliableの上田祐起と対戦するバンタム級マッチも決まっている。上田はキャリア3勝3敗ながら、Gladiatorで3連勝中と調子を上げている選手だ。

グラチャン初の大阪大会はアママッチ=グラチャン・チャレンジの実施など、関西のMMAの揺り起こし的な意味合いがあるものの、プロマッチに関しては完全に関西、いやグラジ侵攻といえる。このGrachan Invasionに対しては、新体制から15度のイベント開催を経たグラジ&関西勢の真価が問われる大会となる。そんなガチンコ・バトルにあって、一服の清涼剤となる組み技戦だ。

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Gladiator014 Grachan48 Grachan49 News ブログ レッツ豪太 中山巧 岸本泰昭 川中孝浩 手塚基伸 林RICE陽太 植田豊 竹本啓哉

【Grachan49】日曜日に大田区大会控えるグラチャンが、8月に大阪単独興行。手塚✖竹本が決定!!

【写真】これは楽しみなMMAグラップラー対決 (C)MMAPLANET

16日(水)、20日(日)に東京都大田区の大田区産業プラザPIOでGRACHAN48を開催するGrachanが、8月8日(日)の大坂で初の単独イベントとなるGrachan49開催を発表した。

コロナ・パンデミック以前は1月にWARDOGと合同で大阪大会を開いてきたグラチャンが、豊中市の176boxで単独興行へ。そして元Grachanバンタム級チャンピオンの手塚基伸が修斗、パンクラス大阪大会を経て2年11カ月ぶりの参戦も決まった。


その手塚の相手は同じく大阪を拠点とし、9月に大会が控えているGladiatorバンタム級王者の竹本啓哉だ。ストライカーを柔術で倒すカタルシスを持つ竹本だが、初のグラチャン出場で過去最強のMMAグラップラーとの対戦が決まった。

手塚も竹本も揃って4連勝中で、2回戦で戦うのが勿体ないマッチアップだ。またGladiatorからはウェルター級王者のレッツ豪太の出場も決まった。20日に桜井隆多と長岡弘樹が王座統一戦で戦うGLANDウェルター級王座の挑戦権が懸けられた一番でレッツは、川中孝浩と相対する。

さらに修斗を主戦場としてきた林RICE陽太が、植田豊とライト級マッチ。タイからの凱旋ヘビー級ファイター=荒東”怪獣キラー”英貴は、田馬場貴裕との無差別級戦も決まっている。

この他、中山巧と岸本泰昭のグラップリング、75キロ契約で戦うことも決まった。

Grachan初の単独大阪大会は、バラエティに富んだラインナップになりそうだ。グラチャンが単独でイベントを開催することで、これから関西MMA界にどのような影響があるのか楽しみだ。

■ Grachan48対戦カード

<Grandウェルター級王座統一戦/5分3R>
[正規王者]桜井隆多(日本)
[暫定王者]長岡弘樹(日本)

<ライト級/5分2R>
ルクク・ダリ(コンゴ)
笹川JP(日本)

<フェザー級/5分2R>
小島勝志(日本)
村田俊(日本)

<ライト級/5分2R>
藤村健吾(日本)
篠原アンジェロ(日本)

<フェザー級/5分2R>
阿仁鬼(日本)
和田健太郎(日本)

<バンタム級/5分2R>
松本尚大(日本)
上妻慎治(日本)

<フライ級/5分2R>
三好真大(日本)
田中智也(日本)

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Gladiator013 J-CAGE Report ブログ 佐々木信治 植田豊

【Gladiator013】植田をTKO、佐々木が涙の勝利&ベルト奪取──「戦う許可をくれてありがとう」

【写真】2017年2月以来の勝ち直りを受ける佐々木信治(C)MMAPLANET

<Gladiator暫定ライト級王座決定戦/5分3R>
佐々木信治(日本)
Def.1R3分42秒by TKO
植田豊(日本)

サウスポーの植田が軽く左ローを蹴り、続いて左ストレートを伸ばしたところでグローブで目を押されたか、一瞬アピールして間合い取り直す。

試合はすぐにタッチグローブから再開され、佐々木の右ハイを植田はブロックし、左フックから右フックを打っていく。

距離を詰めた佐々木に対し、植田が首相撲へ。

そのままケージに押し込んでいった佐々木だが、右を差し返した植田は肩パンチにもヒザを返し、再び首相撲を取り右エルボーを打ち込む。

ここでブレイクが入り、両者が離れる。直後に植田が左フックから右を入れ、ケージに下がった佐々木にパンチをまとめると、右腕を差してテイクダウンを奪う。

植田はバタフライガードにも腰を起こして、パウンドを打って離れる。佐々木も続いたが、ここで再び連打を受けケージに詰まったところでヒザをボディに突き刺される。

頭を固定し左を2発入れた植田は、右から左フックを打ち込む。再びパンチをまとめた植田の攻勢は続き、佐々木は金網を背負い両足が揃った状態でフックを打つ危ない姿勢に。

それでも佐々木は、植田の右に左を合わせると下がり際にもう一発左を振るう。この一発がアゴを捕らえ、植田が後方に崩れ落ちる。

クローズドガードの中から佐々木は左右の鉄槌を落とし、体を左右に振る植田だが効果的な防御態勢は取れず、拳を打たれ続けレフェリーが試合をストップ。

2年9カ月振り、大けがからお復帰戦で勝利した佐々木は正座をして、固まっている。レフェリーに促された立ち上がった佐々木は、左手を挙げられると目頭を抑える。そしてベルトを櫻井代表に巻かれるや、ついに涙が頬を伝う。認定書、勝利者賞を受け取り、記念撮影を終えた暫定チャンピオンはケージに上がってきた夫人と愛娘の姿を確認すると、再び座り込んで頭を垂れた。

ここでマイクを渡された佐々木は「ほとんど3年振りなので分からない人もいるかもしれないのですけど、広島でBURSTというジムの代表をやって3年前まで戦っていました佐々木信治です。

ありがとうございました。あの本当に今、世の中はコロナで大変ななか大会を開いてくれたグラジエイターの櫻井代表、会場に集まってくれた皆さまに感謝しています。

この世の中でお店とかも大変だったり、仕事も大変で──大変なことがいっぱいあると思います。でも俺も3年前にちょっとケガをして、ちょっと死にかけちゃって。選手としては自分でも終わったと思ったところもあったんですけど、諦めずに戻ってこられました。

正直、今日の戦い方はあまり上手じゃなかったですし、ただ気持ちでガムシャラにパンチを振っただけなのであんまり良かったの分からないのですけど、この気持ちがあればこうして戻って来られるので、皆さんも大変だと思うんですけど諦めずに頑張ってください。

それから娘にこうやって見せることができて嬉しいです。もう一つ、旦那があんなケガで入院していたのに、戦う場に送り出してくれた嫁さん──戦う許可をくれてありがとう。今日はありがとうございました」と話した。


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Gladiator013 Interview J-CAGE ブログ 佐々木信治 植田豊

【Gladiator013】植田豊と復帰戦、佐々木信治─02─「諦めない、それしか取り柄がないので……」

【写真】もう4歳半になった長女・咲耶ちゃんとともに(C)SHINJI SASAKI

7日(日)に大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR 013。第1試合=メインイベントのグラジエイター暫定ライト級王座決定戦で植田豊と対戦する佐々木信治インタビュー後編。

佐々木は2018年5月、バオ・インカン戦で大ケガを負い、度重なる手術を経てカムバックを決意した。

なぜ、これほどの想いをしてまで、またMMAを戦いたいと思うのか。植田戦前にその気持ちを吐露してもらった。

<佐々木信治インタビューPart.01はコチラから>


──人として感情を殺さないといけない。そんな経験までして、また戦いたいと思えるモノなのですね。

「手術を繰り返している期間、正直辛いことは多かったです。そこで、もう一度戦うんだという気持ちがあったから頑張れたというのはあります。

ぶっちゃけ、それでも子供も大きくなってジムの人たちと楽しくやっていると……もうやらないで良いかなという気持ちも出てきたこともありました。ホント、そういう気持ちがどんどんと大きくなってきて。

でも、あの試合のままで現役を辞めることになると、自分が爺さんになって死ぬときとかに後悔するんじゃないかと……。この2つの気持ちを天秤に掛けました。

天秤に掛けたらギリ、試合をするという気持ちが勝ってしまうんです。本当にギリギリのところで。今でもギリ『辞めれん』という気持ちが上回っています」

──凄いですね、プロ格闘家は……。

「でも、練習を再開した時とか全然動けなくて」

──練習を再開したのは、いつ頃なのでしょうか。

「全ての手術が終わってからなので、1年は経っていました。道場生と軽く体を動かし始めたぐらいでも、全く動けていないことは自覚できました。だから、これは時間が必要だと思って。それからまた1年ぐらいしてからですね、感覚が戻ってきたのは。

とは言ってもコロナ禍で、出稽古もできないですし、道場生とやって動けていると思っても、実際に試合をするレベルにあるのかは分からないですからね。

今回の試合が決まってからは、柔術の森戸新士選手が割と近くでやっているので週に2度寝技の練習を一緒にやらせてもらっています」

──いや、近くといっても広島県の岡山寄りの福山から反対側ではないですか。

「そうですね(苦笑)。2時間ぐらい掛かりますね。山口の岩国なので。森戸君と組みをしっかりやって、あれだけ強い選手と練習ができているので、まぁやれるかなという手応えを感じています」

──こういうとアレですが、なぜ修斗や闘裸男ではなくてグラジエイターになったのでしょうか。

「修斗も声は掛けていただいていました。ただ、ちょっと時間的に間に合わないこともあって。闘裸男も四国大会とか出たかったです。やはり想い入れはありますし。そこも会場の大きさやコロナで集客も上限があって、試合を組んでもらうことは申し訳ないですからね。

グラジエイターに関しては和歌山で櫻井代表がやり始めてから、BURTSの選手も良く試合機会を与えてもらっていますし、ウチだけでなく地方の選手を使ってくれています。一生懸命頑張ってくれている櫻井代表とグラジエイターの力になれるのであればと思いました。

ただ復帰戦ですし、暫定王座決定戦とかではなくワンマッチを戦うつもりでいました」

──そこはいきなりのタイトルではないと。

「ハイ。復帰戦でタイトルマッチとかは、申し訳ないですからね。順序を踏むべきですし。それでも望まれたのがタイトル戦で──。ここで『タイトルマッチならできません』という理屈を優先すると、『もう良いか、試合に出なくても。楽しく生きていこう』という気持ちが、天秤で重くなってしまうかもしれないので受けさせてもらいました」

──こんなことを尋ねるべきではないかもしれないですが、怖くないですか。

「怖いですよ(笑)。それはケガをする前から、試合は怖いです。今回はいつも以上、怖いんだと思います。夢を凄く見るんですよ……。植田君に蹴られて、それで目を覚ますような(苦笑)」

──なぜ、そんな想いをしてまで。

「いやぁ分からないです。ホント、天秤に掛けてそっちが少し重いだけで。でも、もう周囲の雰囲気はケガをして過去の人ってなっているように感じましたし、このまま終わると──『大ケガして終わった人』ということになりますよね。それは悔しいというか、納得できないかなって。

だから、次ってことは考えていないです。結果として、動きが良かったら、またどうなるのかというのはありますけど……。逆にまた大ケガをして手術、入院するとことだって起こり得ることなので。そうなると、もう次はないですよね。だから、分からないです──試合後のことは」

──今回、試合をすることに関してお医者さんの見解はどうだったのでしょうか。

「『骨はくっついている』と言われました(笑)」

──……。では植田選手の印象を教えてください。

「彼も長いブランクがあった選手じゃないですか。で、たまたまWardogでの復帰戦を見ていて、目を腫らしながら必死で戦っていて。あの試合を見てから、好きな選手だったんです。

気持ちが強くて、寝技の技術もしっかりある。試合後に話しかけてツイッターをフォローしあっていた仲で。選手として好きなファイターです」

──醍醐味のある組み勝負が展開されることを期待しています。

「そこも……参謀が山崎(剛)さんだし、打撃も相当に練習しているようですからね。一筋縄ではいかないと思っています。だから組みで来るとは思っていないです」

──そういう植田選手に対して、どのような試合をしたいと考えていますか。

「植田選手は今、頑張っている強い選手です。だから──やっぱり最後まで気持ちを切らさない試合をしたいと思っています。諦めない、それしか取り柄がないので……」

■視聴方法(予定)
2月7日(日)
午後2時~ Twit Casting LIVE

■Gladiator013対戦カード

<フェザー級/5分2R>
上嶋佑紀(日本)
ゆうと(日本)

<フライ級/5分2R>
吉村友菊(日本)
木村旬志(日本)

<フェザー級/5分2R>
上田祐樹(日本)
延命そら(日本)

<バンタム級/5分2R>
坪内一将(日本)
植木新(日本)

<ウェルター級/5分2R>
石田拓穂(日本)
鈴木一史(日本)

<ライト級/5分2R>
國頭武(日本)
天草ストロンガー四郎(日本)

<ライトフライ級/5分2R>
いちょう”Snufkin”ともなが(日本)
ウレタ・チェステル(フィリピン)

<バンタム級/5分2R>
NavE(日本)
藤田健吾(日本)

<Gladiatorフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者] MIKE(日本)
[挑戦者] 原口央(日本)

<Gladiatorバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者]竹本啓哉(日本)
[挑戦者]清水俊一(日本)

<Gladiator暫定ライト級王座決定戦/5分3R>
佐々木信治(日本)
植田豊(日本)

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【Gladiator013】2年9カ月ぶりの復帰戦。佐々木信治─01─「『死ぬ時ってこんな感じなのか』って……」

【写真】佐々木がこの状況で戦い続け、タップをしなかったという事実が信じられない (C)ROAD FC

2月7日(日)に大阪府豊中市の176boxでGLADIATOR 013が開催され、第1試合=メインイベントで佐々木信治がグラジエイター暫定ライト級王座決定戦で植田豊と対戦する。

佐々木は2018年5月、Road FC47でバオ・インカンと対戦した際に大ケガを追い、度重なる手術を経て40歳にしてもう一度戦うことを決めた。

MMAを続けるという決断に至った背景を尋ねる前に、バオ・インカン戦で何が起こっていたのかを訊いた。そして、MMAを観る上でここまでのことが起こるのかという──事実に触れることができた。心して、佐々木の言葉を聞いてほしい。


──佐々木選手とは地方のMMA大会で昨年も何度か顔を合わせていたのですが、実は復帰を話題にすることはできなかったです。

「あぁ、そうだったんですね。気を使わせてしまってスミマセンでした。もう自分としては去年の初めにはもう1度試合をしようという気持ちになっていましたし、実際に試合に向けての話し合いもさせてもらっていました。

ただ新型コロナウィルス感染が起こって、その機会が流れて今回まで待つことになったということなんです。少しだけ、あのまま終わって良いのかっていう気持ちが、もう戦わなくて良いじゃないかっていう想いを上回りました。少しだけです(笑)」

──いやぁ顔面を4カ所の骨折と大きな手術を繰り返して、それでも戦いたいと。

「骨折は4カ所でなく、大きくいえば眼窩底、頬骨、上顎、鼻骨という部分だったのですが、折れた箇所は10カ所以上で右側が砕けているという状態した。目の下から頬へと一旦、頭蓋骨が分離した形で。病院ではトラックと正面衝突をしたぐらいだと言われて……」

──あのバオ・インカン戦、そこまでの状態だったとはライブ配信では分からず、なぜ佐々木選手はすぐに下になるんだ。どうしたんだ──という風に感じていました。心が折れたのかと。いや、申し訳ない限りです。

「いえ、それはしょうがないです(笑)。ただ、心だけは折れたくないですし。あの時はもう下にならざるを得ないというか、あまり見えていかったですしね」

──そこまでの状態になっていて痛みは?

「戦っている時は痛くはなかったですけど、格闘技の試合だけでなく自分が生きてきて初めて『これは死ぬかもしれない。死ぬ時ってこんな感じなのか』と思ったんです(苦笑)」

──いやぁ……。

「立っていても寝転んでいても、自分がどんな状態でどうなっているのか、どこにいるのかも分かっていない状態で……。『もしかして、これが死ぬ前なのかな』っていう感覚でした」

──逆にいえば、もう感覚もなかったのですね。

「殴られて痛いとかはなかったです。もうボヤッとしている感じで」

──あの時、反則のエルボーもありレフェリーが試合を止める場面もありましたが、結局判定まで戦い続けました。

「反則で試合が一度止められて、通訳がきて『大丈夫か』と尋ねられ『分からないから、一度立ってみる』と伝え立ち上がると、試合が再開されて……。そこからはブレイクはあっても、ドクターストップもレフェリーのチェックもないまま試合終了までいきました」

──その間に「死ぬかもしれない」と思っていたと。壮絶すぎます。こういうとアレなのですが、中国・北京での試合でした。言葉の通じない現地の病院は怖くなかったですか。

「それももう言って良いのか酷い話で(苦笑)。試合後は意識がヤバくて、バックステージで倒れこんでしまって。一応ドクターが来て、僕はアゴが折れていると伝えたんです。そうしたら『話ができているから折れていない』って言われて」

──!!

「でも、折れていると訴え続けているとようやく『じゃあ、病院に行くか』みたいな感じで。その時に次の日には帰国できるし、日本で病院に行こうって思ったんです」

──では、帰国する翌日まで診察も受けていなかったと……。

「帰国して、そのまま夜間の救急で福山の病院へ行きました。そこで目のこととかもあるし、『この病院では対応できないので、大学病院で診察してもらいましょう』ということになりました。

大学病院では先生に『こんな大ケガは1年に1度あるかどうかだ』と言われて(苦笑)」

──相当な手術も必要だったかと。

「手術は1年間で4度、入院期間は合計で2カ月ぐらいだったかと思います。手術は全身麻酔で、1度の手術時間が10時間ぐらいというのが2度ありました」

──もし良ければ、術後の経過具合を話してもらえますか。

「術後は……地獄でした(苦笑)。上アゴと下アゴを針金のようなモノで固定して閉じ、切開してチューブを通して痰が溜まると吸引してもらう……。そして、鼻から流動食という感じで2週間過ごしました。

簡単にいえば濡れタオルでずっと口を閉じられている……24時間、それが続く感じでした」

──……濡れタオル……拷問方法じゃないですか。

「ホント、そうでしたね。あの2週間は地獄でした。痰が絡まると苦しくて、夜もあまり眠れなかったです。ナースコールを繰り返す感じで……。これ以上、辛いことはないと思いました……メチャクチャきつかったです」

──そのような状況で格闘技を続ける、続けないという考えに至ることはあったのでしょうか。

「あの時は感情の発散もできないですし、考え始めるとどうしようもなくなってしまう感じで。結果として人形みたいに感情を押し殺し、時間が過ぎるのを待つようしていたんです。思考を遮断する──そういうテクニックを身につけていました。無になるというような(笑)」

<この項、続く>

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Gladiator013 J-CAGE MIKE NavE News NOV ゆうと ブログ 佐々木信治 原口央 植田豊 清水俊一 竹本啓哉 鈴木一史

【Gladiator013】J-MMA史上初?  メインの佐々木信治✖植田豊が第1試合。セミの竹本✖清水は第2試合

【写真】格上ファイトから試合が組まれていくのはJ-MMA史上初か(C)MMAPLANET

13日(水)、Gladiatorより2月7日(日)に大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR 013の対戦順とコロナ感染予防安全対策が発表されている。


Gladiator暫定ライト級王座決定戦=佐々木信治✖植田豊、同バンタム級選手権試合=王者・竹本啓哉✖挑戦者・清水俊一、同フェザー級選手権試合=王者MIKE✖挑戦者・原口央という3つのタイトル戦。

フライ級王者NavEの再起戦、そしてWardogから鈴木一史、ゆうと、NOVという3階級の王者が参戦する1年振りのグラジエイター。

今日の発表によると、コロナウィルス感染予防を考慮しタイトル戦は前日非公開計量、その他の試合は当日計量となるだけでなく、メインイベントの佐々木✖植田を第1試合として、通常大会とは逆にグレードの高いマッチアップを先に行うというJ-MMA史上例の見ない流れが逆となるイベント形式が採用されることが分かった。

また出場選手、セコンド、マネージャー、スタッフ、メディアという会場に足を運ぶ関係者には主催者より、コロナウィルス抗原検査キットが2回分郵送され、大会10日前と前日に検査結果の報告が義務付けられることとなっている。

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【Gladiator013】大ケガを乗り越えて、佐々木信治が植田豊とライト級暫定王座決定戦でカムバック!!

【写真】佐々木信治がついにカムバックを果たす(C)ROAD FC

4日(月)、Gladiatorより2月7日(日)に大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR 013の追加カード及び、対戦カードの変更が発表された。

昨年中に明らかとなっていたGladiatorバンタム級選手権試合=王者・竹本啓哉✖挑戦者・清水俊一、同フェザー級選手権試合=王者MIKE✖挑戦者・原口央に加え、3つ目のタイトル戦=暫定ライト級王座決定戦が決まった。


正規王者キ・ウォンビンはコロナ禍において来日が困難で、彼自身も昨年はDouble Gを主戦場に母国で戦っている。今回、ウォンビン不在のため暫定王座が設けられることになり、ベルトを賭けて佐々木信治と植田豊が対戦する。

元修斗環太平洋ライト級王者の佐々木は2018年5月、Road FC47でバオ・インカンと対戦した際に眼窩底及び、頬、上顎、鼻の骨を折る大けがを喫し、度重なる手術を経て──再起戦を戦う。

この間も主催するBURST所属選手のセコンドとして格闘技会場で姿を見ることは何度もあったが、佐々木自身が国内で試合をするのは2016年4月のRIZIN以来、実に4年10カ月振りとなる。

対する植田は2013年9月から2019年1月まで5年4カ月のブランクがあったが、Wardogのブレンゾリグ・バットムンク戦で復帰を果たし、韓国在住モンゴリアンが判定勝ちを収めた。ここからGRCHANを主戦場に飯田建夫に勝利し、山本琢也の持つライト級王座に挑戦も殴っては、殴られるという激闘の末TKOで敗れベルト奪取に失敗した。

その後は小谷直之に判定負けを喫したものの、力強い組み技で2勝を挙げており今回の暫定王座決定戦出場となった。両者揃って組み技ファイターだが、組みつくまでも打撃の攻防も勝敗の行方に大きく関係してきそうだ。いずれにせよ、佐々木にとっては不屈の精神でケガを乗り越えて立つケージ、がっぷり四つで戦える植田との対戦は非常に興味深い。

その植田とMe,Weの同門である鈴木一史はWardogライト級王者として、バンタム級王者ゆうと、フライ級王者NOVと共に参戦。鈴木は石田拓穂、ゆうとは上嶋佑紀と対戦し、いちょう”Snufkin”ともながと対戦予定だったNOVの相手は木村旬志に変更された。

同様にいちょうは在阪フィリピン人のウレタ・チェステルと戦うことになっている。この他、Gladiatorフライ級王者NavEは感染予防対策で一階級上のバンタム級マッチに出場し藤田健吾と対戦するなど、グラジにとって1年振りの活動再開は──佐々木信治✖植田豊戦が加わったことで、重厚さが加わることとなった。

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