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【ONE X】チャトリが明言。3月26日=ONE Xは2部制イベント。パート2は『アジア向け』PPV大会に

【写真】アンジェラは出産休暇前最後の試合も2部制、第1部のメインだった。果たしてスタンプとの世界戦は、どの位置で組まれるのか(C)MMAPLANET

14日(金・現地時間)、ONEのチャトリ・シットヨートンが自らのSNCで昨日、3月26日(土・同)にシンガポールのシンガポール・インドアスタジアムでの開催を公表したONE Xに関して、イベント形式等を追加発表した。

ONE世界女子アトム級選手権試合=王者アンジェラ・リー×挑戦者スタンプ・フェアテックス、ONE世界フライ級選手権試合=王者アドリアーノ・モライシュ×チャレンジャー若松佑弥という2つの世界戦と、デメトリウス・ジョンソン×ロッタン・ジットムアンノンのミックスルールファイトの3試合がアナウンスされているONE10周年記念大会は、2部制になる。


チャトリの投稿によると、ONE Xは2019年10月19日に東京・両国国技館で開かれたONE100「Century」以来、ライブ中継として2度目の二本立てイベントとなる。

Part.01は世界150カ国以上へのライブ中継大会、Part02はアジア向けPPVライブイベントとチャトリは書き込んでいる。パート2をアジア向けと限定している点からも、パート1はアジア時間での土曜日の午前スタート、北米における金曜日の夜に実施されることが濃厚だ。

ここまで発表された世界戦とDJ出場は世界に向けたカードになることが予想されるが、アジア向けマッチアップには昨年10月にマイク合戦がRoad to ONEで視られた”あのカード”が組み込まれることは十分にあるだろう。

いずれにせよ、18試合=36人の出場枠は決して多くない。当然立ち技も組まれるであろう──MMAの残りのカードがどうなるのか引き続き正式発表を待ちたい。

■視聴方法(予定)
1月14日(金・日本時間)
午後7時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後7時30分~ONE Super App

<ONE世界女子ストロー級(※56.7キロ) 選手権試合/5分5R>
[王者] シィオン・ヂィンナン(中国)
[挑戦者]三浦彩佳(日本)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
セーマーペッチ・フェアテックス(タイ)
タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ジェイムス・ナカシマ(米国)
ザイード・イサガクマエフ(ロシア)

<ムエタイ女子ストロー級/3分3R>
スーパーガール・ジャルーンサックムエタイ(タイ)
エカテリーナ・ヴァンダリエヴァ(ベラルーシ)

<ストロー級 (※56.7キロ)/5分3R>
仙三(日本)
エリピツア・シレガー(インドネシア)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ベイブラット・イサエフ(ロシア)
ヤンニス・ストフォリディス(ギリシャ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
トロイ・ウォーセン(米国)
上久保周哉(日本)

<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ティファニー・テオ(シンガポール)
モン・ボー(中国)

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【ONE Heavy Hitters】世界女子ストロー級王者ヂィンナンに挑戦、三浦彩佳「ドロドロの試合を」

【写真】両者の表情が、まるで違うリモート・インタビュー (C)ONE

14日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Heavy Hittersで、三浦彩佳がシィオン・ヂィンナンの持つONE世界女子ストロー級王座に挑戦する。

メインイベンターの責務か、ファイトウィークに入ってもハードなプロモーションが続く三浦は、メディアデーの思わぬトラッシュトーク対談を乗り切り、忙しくイベントデーを迎えようとしている。

絶対不利の予想のなかで、三浦は自身を──そして仲間の教えを信じ、ヂィンナンに挑む。


──ファイトウィークにインタビュー、申し訳ありません。長南さんに伺うとメディアデーが終わっても、まだ忙しいそうですね(取材は1月12日の朝に行われた)。

「メインだからなのか分からないのですが、撮影がずっと入っています。今日も午後はホテルの外に出て撮影があるみたいで」

──試合以外でバブルから出られるのですね。

「それは撮影だからで。それでもアプリのバーコードを読み込んで許可を取る形のようです。その撮影が予定では午後全部だったんですけど、長南さんが交渉してくれて……それでも4時間ぐらい掛かります。今回は日本にいるときも、ずっと撮影がありました」

──三浦選手はカメラが回ると、しっかりとやってしまうだろうし。それは大変です。

「こっちにきてからも、『こうしてほしい』とか『ああしてください』っていうのは続いています。それと昨日もヂィンナンが隣の部屋にいて、ZOOMで司会の人と同時にインタビューを受けたのですが、なんか煽り合いというか……煽られっぱなしでした」

──メディアに動画が配られるヤツですね。なんかONEがトラッシュトークに目覚めたような変わりようですよね。司会者も完全にそっちモードですし。

「ですよねぇ(笑)。日本にいる時からトラッシュトークを求められている感じでした。なんかいきなり煽られても、ビックリするだけだし。私はやったことがないから、素のままでやりました。パンダはオラオラしていて、なんか『KILL YOU』とか言ってましたけど……」

──演じていますよね。普段のインタビューでは言いそうにない。

「煽られっぱなしでしたけど……『あなたが強いのは知ってますよ』って(笑)」

──しまいには三浦選手は『トラッシュトークは苦手です』と言ってしまっていたじゃないですか(笑)。まぁ、やるのが好きな選手がやっておけば良いと思います。

「でも、終ってからたまたまヂィンナンと鉢合わせしてしまって。しかも澤田(龍人)君が一緒で。私がティファニー・テオと試合をした時、澤田君がサポートをしてくれていたので気まずくなりたくなくて、あえて『うわぁ、日本語が分かるセコンドがいるわ』って話しかけたんです。そうしたら澤田君がニヤニヤしながら『押忍、スイマセン』とかって応えてくれて。ヂィンナンも一緒だったけど、雰囲気が会見の時と違って悪くなくて。『テメェ、殺しやる』って風ではなかったです」

──それは良かったです。それでも、ハードですね。

「減量もないので練習時間だけは確保してくれればプロモーションはもちろんしますけど、もう少し休みたいというのはあります」

──そうでなくても隔離措置下で制約だらけですが、それでも11カ月振りの試合です。

「ハイ。2月に試合をして……」

──放送は5月で(苦笑)。

「でしたね。で、その5月の大会でのオファーは来ていたんです。ジェリー・オルシムからウォリアーに出ていた韓国の選手とか3度ぐらい相手が代わり、結果的に大会が流れました。9月には10月にヂィンナンとの試合のオファーがあり、それが12月になり……そこもなくなって3月に、と。そうしたら1月末になり、そのつもりで準備していたら最後に2週間、早くなりました(笑)。

こんな大変な状況でイベントを開いてくれるし、選手もコロナにいくらでもなる状況とはいえ、気持ちをずっと創るのは大変でした。でも受け入れるしかないですし、いつでも行ける態勢を創り、試合モードで常に体が仕上がっていました。最初は試合が流れると、気持ちも沈みましたけど、もう笑って済ませることができるようになりました。とにかく今の時代は、ファイターは常にコンディションを創っておくものなんだと思います」

──改めてヂィンナンですが、先ほども『強いことは知っている』という発言がありました。

「半年間あったので、ヂィンナンの動きをずっと見てきました。寝技に持ち込めるチャンスがどこにあるのか、タイミングとか繰り返し練習してきました。首投げで勝ってきたのを、違うパターンも増やしました。TRIBEの(後藤)丈治君とか(若松)佑弥君、小川(徹)さんから色々なアドバイスをしてもらって。

皆が青木さんに習ったことをかみ砕いて指導してくれました。本当に色々とプラスになることが多かったので、そこを試合に出したいです」

──ヂィンナンも組み技、寝技を強化してきたようです。

「他の記者さんにヂィンナンの寝技は10段階でどれぐらいの評価ですか?って尋ねられたことが3回ぐらいあって……」

──下らねぇ(笑)。

「それで7点ぐらいって、答えました。ニコリニ対策が凄くしっかりしていて、ディフェンスがデキるということは基礎ができている。だから、試合に出していなくても寝技はできると思っています」

──ではヂィンナンに対し、三浦彩佳の打撃は10段階で何点ですか(笑)。

「アハハハハ。私は2とか3じゃないかと……。昨日の煽り合いのなかでも『ヂィンナンの打撃に対抗できますか』って尋ねられて、長南さんが笑いながら『できないだろう』って言って。私もつられて笑うと注意されちゃいました(笑)」

──アハハハハ。もちろん打撃で勝つ必要はないですが、打撃を避けても勝てません。

「そのために対応ではなくて、ボコボコにされない練習をしてきました。ちゃんと見て、行き過ぎない。アヤカ・ロックにいけなくても削って戦う。自分のデキることをペース配分して出していきたいです。

それしかできないのかって言われても、やはり首投げとアヤカ・ロックがあって今の私があります。その強味を持ったまま、他の手段で削って意識を逸らせればと思います。そこが今回の鍵になると思うので、頑張って削りたいです」

──首投げで投げられる選手が悪くて、投げる方は勝つために使い続ければ良いと思います。それだけでは勝てないから、色々と備えてきたのでしょうし。では最後にタイトル奪取へ向け、意気込みのほどをお願いします。

「ヂィンナンは間違いなく強いです。色々な人から無理なんじゃないかとか、コイツで良いのかって煽られることも多々あります。そう言われることは私自身、凄く分かっています。でもこの試合に向けて凄く真剣に取り組んできたし、自分を信じてねちっこく戦います。面白い試合にならないかもしれないですけど、勝ちにこだわってドロドロの試合をしたいです」

■視聴方法(予定)
1月14日(金・日本時間)
午後7時00分~ ABEMA格闘チャンネル
午後7時00分~ONE Super App

<ONE世界女子ストロー級(※キロ) 選手権試合/5分5R>
[王者] シィオン・ヂィンナン(中国)
[挑戦者]三浦彩佳(日本)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
セーマーペッチ・フェアテックス(タイ)
タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ジェイムス・ナカシマ(米国)
ザイード・イサガクマエフ(ロシア)

<ムエタイ女子ストロー級/3分3R>
スーパーガール・ジャルーンサックムエタイ(タイ)
エカテリーナ・ヴァンダリエヴァ(ベラルーシ)

<ストロー級 (※キロ)/5分3R>
仙三(日本)
エリープトゥア・シレガール(インドネシア)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ベイブラット・イサエフ(ロシア)
ヤンニス・ストフォリディス(ギリシャ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
トロイ・ウォーセン(米国)
上久保周哉(日本)

<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ティファニー・テオ(シンガポール)
モン・ボー(中国)

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【ONE X】仕切り直しのONE X=3月26日、ついに若松佑弥がONE世界フライ級王者モライシュに挑戦!!

【写真】カイラット・アクメトフに挑戦権を奪われることなく、いよいよその時を迎えることとなった若松 (C)MMAPLANET

13日(木・現地時間)、ONE Championshipが公式Twitterで3月26日(土・同)にONE Xの開催、そして3つの対戦カードのグラフィックをアップしている。

ONE Xは元々、昨年12月5日に予定されていた10周年記念のPPV大会だったが、シンガポールの新型コロナ感染の状況悪化により、2022年に延期が決定されていた。


オリジナル日程のONE XではONE世界バンタム級選手権試合=ビビアーノ・フェルナンデス×ジョン・リネケル、ONE世界フェザー級選手権試合=タン・リー×ゲイリー・トノン、デメトリウス・ジョンソン×ロッタン・ジットムアンノンのミックスルールファイト、女子アトム級ワールドGP決勝に加えて2階級の世界戦が組まれる予定だった。

今回発表されたグラフィックには、DJ×ロッタンのミックスルールファイトは残っているが、ビビアーノ×リネケル、タン・リー×トノンは見当たらない。

そして新たに加わった2つのカードはONE世界女子アトム級王者アンジェラ・リーが、同ワールドGP優勝のスタンプ・フェアテックスの挑戦を受ける一戦と、ONE世界フライ級選手権試合=アドリアーノ・モライシュ×若松佑弥の2試合だ。

もともと若松は12月5日のONE Xで挑戦も予定されていたが、イベントが流れる以外にもモライシュ陣営の了承を待っている状態だったという話も伝わってくる。その若松は12月3日のONE Winter Warriorsで中国のフー・ヨンをTD&コントロールで下し、新しい一面を見せていた。

ついに世界挑戦が決まった若松、そしてアンジェラとスタンプの女王争いと、DJ×ロッタンのお祭りファイト──PPVという文字が見当たらない今回の発表だが、他の対戦カードの発表が待たれるONE Xだ。

■ ONE Heavy Hitters 視聴方法(予定)
1月14日(金・日本時間)
午後7時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後7時30分~ONE Super App

■ ONE Heavy Hitters 対戦カード

<ONE世界女子ストロー級(※56.7キロ) 選手権試合/5分5R>
[王者] シィオン・ヂィンナン(中国)
[挑戦者]三浦彩佳(日本)
<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
セーマーペッチ・フェアテックス(タイ)
タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ジェイムス・ナカシマ(米国)
ザイード・イサガクマエフ(ロシア)

<ムエタイ女子ストロー級/3分3R>
スーパーガール・ジャルーンサックムエタイ(タイ)
エカテリーナ・ヴァンダリエヴァ(ベラルーシ)

<ストロー級 (※56.7キロ)/5分3R>
仙三(日本)
エリピツア・シレガー(インドネシア)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ベイブラット・イサエフ(ロシア)
ヤンニス・ストフォリディス(ギリシャ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
トロイ・ウォーセン(米国)
上久保周哉(日本)

<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ティファニー・テオ(シンガポール)
モン・ボー(中国)

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【ONE Heavy Hitters】大会2日前、岡見勇信×アタイジ消滅……仙三の対戦相手は変更と$5万ボーナス開始

【写真】仙三の対戦相手はシレガーに変わった。キャリア4勝1敗、しっかりと勝ちたい (C)MMAPLANET

12日(水・現地時間)、ONE Championshipより14日(金・同)にシンガポールのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Heavy Hittersのカードが改めてホームページやオフィシャルSNSで発表され、岡見勇信×レアンドロ・アタイジが消滅、仙三の相手がジェレミー・ミアドからエリピツア・シレガーに変更されることが明らかとなった。

試合数は12試合から8試合に減少、そのなかに岡見の試合が含まれるというショッキングなアナウンスがイベント2日前になされたが、現時点でプレスリリースやオフィシャルの公式見解はなされていない。


MMAPLANETでは先週末からアタイジに取材を申し込んでいたが、一度は決まった時間がキャンセルになり、そのまま確定しないという状況にあった。取材キャンセルの理由はアタイジの欠場により、理由が理解できた次第だ。

加えて仙三の対戦相手であったミアドは、タイを離れる前夜に取材を終えていたが、シンガポールに入ってから事態が急変した模様だ。結果、第1試合でロビン・カタランと対戦予定だったシレガーと仙三は拳を交えることになる。

現状、出国の48時間以内、空港、現地入りが日曜日でその日と、月曜日にもPCR検査が行われており、機内で濃厚接触者になるケースも存在することを考えると、ファイトウィークに入ってもこのような事態に陥ることは十分にあり得るという見方ができる。

この他、ONEキックボクシング世界ヘビー級選手権試合=ロマン・クリキア×ムラット・アイグン、ムエタイ・フライ級のエリアス・マムーディ×ヴァウテウ・ゴンカウベスもキャンセルされている。ブラジル勢が揃って欠場となったのは、コロナかビザの問題か……オフィシャルの発表がないため不明だ。

いずれによせ、岡見の2年3カ月振りのファイトがなくなったのは残念というしかない。

その一方でONEは昨年12月のWinter Warriors大会から5万ドルのパフォーマンス・ボーナス制を開始しており、同大会ではダギ・アサラナリエフとティモフィー・ナシューヒンの両者がボーナスを獲得した。

今大会から全イベントで最低1名、最大5人までボーナスが支払われることをチャトリ・シットヨートンが明言しており、そういう意味では12試合=24名から、8試合=16名となった今週の大会では日本人選手にも、ボーナス獲得のチャンスは広まったといえる。

■視聴方法(予定)
1月14日(金・日本時間)
午後7時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後7時30分~ONE Super App

<ONE世界女子ストロー級(※キロ) 選手権試合/5分5R>
[王者] シィオン・ヂィンナン(中国)
[挑戦者]三浦彩佳(日本)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
セーマーペッチ・フェアテックス(タイ)
タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ジェイムス・ナカシマ(米国)
ザイード・イサガクマエフ(ロシア)

<ムエタイ女子ストロー級/3分3R>
スーパーガール・ジャルーンサックムエタイ(タイ)
エカテリーナ・ヴァンダリエヴァ(ベラルーシ)

<ストロー級 (※キロ)/5分3R>
仙三(日本)
エリピツア・シレガー(インドネシア)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ベイブラット・イサエフ(ロシア)
ヤンニス・ストフォリディス(ギリシャ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
トロイ・ウォーセン(米国)
上久保周哉(日本)

<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ティファニー・テオ(シンガポール)
モン・ボー(中国)

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【ONE Heavy Hitters】三浦彩佳の挑戦を受けるパンダ=シィオン・ヂィンナン「何よりも自分を信じている」

【写真】アトム級の時と比べると、絶対的にコンディションが良さそうな女子ストロー級王者だ (C)MMAPLANET

14日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Heavy Hittersで三浦彩佳の挑戦を受けるONE世界女子ストロー級チャンピオンのシィオン・ヂィンナン。

ヂィンナンはパンデミック後、母国に戻るもなくシンガポールで自身の強化に取り組んできた。立ち技も含め、5度防衛成功はONEの最長記録。そして6度目の防衛を目指すヂィンナンの話を訊いた。


──ファイトウィークのメディアデーに個別インタビューの機会を与えてくれてありがとうございます。なかなかハードなスケジュールのようですね。

「そうなの今日は試合前で一番忙しい日で(笑)。でもアヤカ・ミウラとの試合に向けて、精神的にも肉体的にも最高に仕上げてきたわ。私はこれまでに十分な試合経験があり、たくさんのイベントに参加してきたから、どのようにファイトウィークを過ごせば良いのか──如何に自分をコントロールできるかは分かっている。凄く自信もあるし、試合ができることを幸せに思っているわ」

──最後にヂィンナン選手にインタビューをしたのは2019年10月の日本大会後でした。その後、世界は変わりました……。

「本当に久しぶりね。パンデミックで世界は変わったけど、私の生活は極めて簡潔で家とジムを行き来する……それだけだったわ。この間に新しい技術を学び、新しい戦い方を新しいコーチと構築してきたわ」

──中国に帰国することなく、ずっとシンガポールにいたのですか。

「そうね。もう2年以上、中国に戻ったことはないわ」

──一昨年はともかく2021年になると中国の感染状況は良くなり、MMA選手は以前と変わりなく練習できると言っていました。対してシンガポールはかなりの制限があったかと。それでもシンガポールに滞在し続けたのですね。

「私のチームはシンガポールにあるから。リュート(澤田龍人)もリトゥ(フォーガット)もコーチのシアー(バハドゥルサダ)も、誰も国に戻っていないわ。世界中から世界チャンピオンがEVOLVE MMAに集まっている。私が優先すべきは自分を成長させることだから、チームと一緒にいることを選択したの。シンガポールを離れるなんて考えなかったわ。

確かにトレーニングに制限が加わる時間、家から出られない時間が多かった。でも今はずっと状況は良くなっている。以前はパートナーは1人、小さな空間でしか練習できない時期もあったけど、もうジムにはたくさんの人が来ることが出来ようになったわ。シンガポールの状況は、全てにおいて好転しているから」

──ところでONE女子MMA戦線を考えると、アトム級はGPがあるなど盛り上がりを見せ、ストロー級はヂィンナン選手が淡々と挑戦者を倒している印象があります。今後、ストロー級をアトム級のように盛り上げるのか、再びアトム級に挑戦することを視野に入れているのか、どちらでしょうか。

「以前からアトム級に再度挑むことは頭にあった。と同時にストロー級を支配し続けたい。そして同じことをアトム級でも、やり遂げたい……と思っている」

──了解しました。ではチャレンジャー三浦選手の印象を教えてください。

「なんといっても、素晴らしい柔道家ね。名前は忘れてしまって申し訳ないけど、首と肩を固めるテクニックは素晴らしいわ。そして常に対戦相手の腕を極めてきた。そこが一番印象深いわ」

──三浦選手はヂィンナン選手が完封したティファニー・テオに敗れています。それから1勝をしたのみですが、チャレンジャーに相応しいと考えていますか。

「対戦相手がチャレンジャーとして相応しいかどうかなんて考えたこともない。ONEはハードにトレーニングを積んでいる選手たち対して、フェアにタイトルを掛けて戦う機会を与えているわ。Aという選手がBという選手に負けて。Bという選手がCという選手に負けたからといって、CがAに勝てるとは限らない。勝負に三段論法は通じないから」

──その通りですね。では三浦選手の首投げからの袈裟、そしてキーロックに対して。組み技や寝技での防御にはどれほど自信を持っていますか。

「試合がグラップリングやレスリングの展開になっても、何も問題ない。打撃、グラップリング、レスリングの全てにおいて、トレーニングキャンプで新しい技術を摂り入れてきた。何よりも自分を信じている。そこが一番大切で、自分が勝つことを一切疑っていないわ。

シィオン・ヂィンナンがネクストレベルに進んだことを世界に証明したい。キャリアの序盤から変わらず、多くの人が私をストライカー、ボクサーとして認識しているようだけど、これまでにどれだけ強いグラップラーと戦ってきたか。前回の防衛戦ではミッシェル・ニコリニの柔術に屈しなかった。寝技も対応できたわ。全てのおいて新しくなっているところをアヤカ・ミウラとの試合で見せたいと思っている」

──ヂィンナン選手のハートの強さを十分に知っている日本のファンに一言お願いします。

「日本のファンにはいつも感謝しているわ。2年前に日本で戦った時に接してくれた日本のファンほど、私のキャリアで真摯に応援してくれる人達はいなかったわ。何人ものファンが私に迷惑を掛けないように、凄く長い間ジッとホテルで待ってくれてから、サインや写真撮影をお願いしてきてくれたの。そんなファンの人達に、変わらず良い試合を見てもらいたい。ベストを尽くすわ」

■視聴方法(予定)
1月14日(金・日本時間)
午後7時00分~ ABEMA格闘チャンネル
午後7時00分~ONE Super App

<ONE世界女子ストロー級(※キロ) 選手権試合/5分5R>
[王者] シィオン・ヂィンナン(中国)
[挑戦者]三浦彩佳(日本)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
セーマーペッチ・フェアテックス(タイ)
タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ジェイムス・ナカシマ(米国)
ザイード・イサガクマエフ(ロシア)

<ムエタイ女子ストロー級/3分3R>
スーパーガール・ジャルーンサックムエタイ(タイ)
エカテリーナ・ヴァンダリエヴァ(ベラルーシ)

<ストロー級 (※キロ)/5分3R>
仙三(日本)
エリープトゥア・シレガール(インドネシア)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ベイブラット・イサエフ(ロシア)
ヤンニス・ストフォリディス(ギリシャ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
トロイ・ウォーセン(米国)
上久保周哉(日本)

<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ティファニー・テオ(シンガポール)
モン・ボー(中国)

The post 【ONE Heavy Hitters】三浦彩佳の挑戦を受けるパンダ=シィオン・ヂィンナン「何よりも自分を信じている」 first appeared on MMAPLANET.
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【ONE Heavy Hitters】ミアド戦へ、満身創痍=仙三─01─「明日でも、今日でも。やる覚悟はできている」

【写真】13カ月前、ホイ・リアン戦では仙三は拳を負傷しても、守りに入ることなく勝利を手にしていた (C)ONE

14日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Heavy Hitterで仙三が、ジェレミー・ミアドと対戦する。

ONEで戦うようになって3年、大きなケガが続いた仙三にとって、1年1カ月振りの試合。決して体調的には万全でないことが、言葉からも伝わってきたが──その分、覚悟ができている。前回、拳が折れても前に出てジャブ、ヒザを続けたように仙三はミアド戦に、いやMMAファイター人生に向き合っていた。


――年が明けて14日にジャレミー・ミアドと戦う仙三選手です(※取材は昨年12月25日に行われた)。調子の方は如何ですか。

「今、試合に向けて追い込み練習と体重を落とすというところで一番キツイ時期ですね」

──2020年12月以来、1年1カ月振りの試合になります。前回のホイ・リアン戦は思わぬ苦戦といいますか、仙三選手の調子が悪かったように見えました。

「あの試合は正直、めちゃくちゃきつかったです。全くプランとは違う試合になってしまって。思った通りの動きが全くできず、終わった後も負けたような気持ちでいて……凄く反省していました。回りからは『勝ったんだから、良かったじゃん』とは言われたのですが、最悪の試合をしてしまいました」

──体調が悪かったのかと思ったような動きでした。

「実は試合が始まって30秒ぐらいで、最初のパンチで拳が折れてしまって……」

──あぁ……、そういうことが起こってしまっていたのですね。

「めちゃくちゃ痛くて、気がつけば初回は攻め込まれていました。2Rも作戦とか全て飛んでしまって」

──作戦通り戦えないのは、その状況では致し方ないかと……。

「とにかく、前に出続けようと思って戦っていました」

──試合前、試合中と仙三選手が万全の体調で戦うことができたのは、いつが最後だろうと思ってしまいます。

「本当に……ONEの3試合、ここ3、4年はケガが多くて……」

──しかも小さなケガでなく、骨折など大きなケガが多いです。

「そうですね……パンクラスで(若松)佑弥君と試合をしてから(※2018年2月)ずっとですね。肩が折れて、足が折れて、拳が折れました。そういうのが立て続けで……。完治せずに試合をして……やっぱりファイターなんで。戦わないとファイターじゃないんで」

──それだけケガ続きだと、調整にも問題が生じていたかと。

「練習はできていなかったです……。前の試合も全くスパーリングができていなくて。アディワンとの試合でヒジが折れて、スパーリングができなかったことと初回に拳が折れたことが影響したと自分では思っています。

今回の試合は実戦的なスパーリングの数を増やして、その練習に絞って調整してきて数週間やってきました」

──ここで1年空いたことで体調的な部分でも持ち直せたと願っています。

「そうですね……。やれることはやってきたという感じです。自分も年齢も年齢なので、試合はしっかりとやっていきたいのですが、これだけ空いたことは今となってはポジティブに捉えています。日々、こうやって格闘技が出来ていること、あの舞台で試合ができることが最高で有難いです。

メンタルの部分ではこの1年、自分のなかで成長したというのは感じています。反面、格闘技の技術であったり、何か上積みされたかといえば、その時間はなかったです。ケガを治す時間が長く、練習する時間が十分だったとは言えないので。その分、考える時間がもの凄く長かったので…格闘技に対する考え方、試合に対する考え方、自分に対して向き合ってきたことが試合に生きるかと思っています」

──そういうなかでONEも大会開催を取りやめたり、カードの調整がたびたび見られましたが、今回のミアド戦のオファーはいつ頃だったのでしょうか。

「決まったのは12月になったばかりか、その直前でしたね。正直、体調的にどうだろうが、試合のオファーがあれば戦うつもりでいつもいます。練習が十分にできているかといえば、決してそうではなくても」

──その分、覚悟はできているという風に感じられます。

「覚悟は常にできています。明日だろうが、今日だろうが、いつでもやれるという気持ちでいます」

──神田コウヤ選手に話を伺った時、プロになりたいという選手はそこそこ集まってきても、気が付けばいなくなっている、と。それだけの練習が松戸や柏では行われているということですよね。

「そうですね、自分はデキる人間としかやっていないので。若い、分からない子とはあまり肌を合わせないようにしていて。でも新しいデキる選手もいますし、今日も杉山(廣平)君にマンツーマンで練習してもらっていました。強くて、若い選手がいっぱい入ってきているので練習相手には困らないです。誰かしら、そういう強い選手がいるのでスパーリング相手という部分では全く問題ないです」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
1月14日(金・日本時間)
午後7時00分~ ABEMA格闘チャンネル
午後7時00分~ONE Super App

<ONE世界女子ストロー級(※キロ) 選手権試合/5分5R>
[王者] シィオン・ヂィンナン(中国)
[挑戦者]三浦彩佳(日本)

<ONEキックボクシング世界ヘビー級選手権試合/3分5R>
[王者] ロマン・クリキア(ウクライナ)
[挑戦者] ムラット・アイグン(トルコ)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
セーマーペッチ・フェアテックス(タイ)
タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ジェイムス・ナカシマ(米国)
ザイード・イサガクマエフ(ロシア)

<ムエタイ女子ストロー級/3分3R>
スーパーガール・ジャルーンサックムエタイ(タイ)
エカテリーナ・ヴァンダリエヴァ(ベラルーシ)

<ストロー級 (※キロ)/5分3R>
仙三(日本)
ジャレミー・ミアド(フィリピン)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
エリアス・マムーディ(アルジェリア)
ヴァウテウ・ゴンカウベス(ブラジル)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ベイブラット・イサエフ(ロシア)
ヤンニス・ストフォリディス(ギリシャ)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
岡見勇信(日本)
レアンドロ・アタイジ(ブラジル)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
トロイ・ウォーセン(米国)
上久保周哉(日本)

<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ティファニー・テオ(シンガポール)
モン・ボー(中国)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>※
ロビン・カタラン(フィリピン)
エリープトゥア・シレガール(インドネシア)

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ONE ONE Collision Course02 ONE115 Report ブログ ホイ・リアン 仙三

【ONE Collision Course02】しぶとくタフなリアンをジャブ、ヒザ、寝技で攻め抜き仙三が3-0の勝利

<60キロ契約/5分3R>
仙三(日本)
Def.3-0
ホイ・リアン(中国)

両手を揺らし、上半身を左右に揺らすような構えから左ジャブを仙三が伸ばす。ホイはオーバーハンドで前に出る。ホイのワンツーに組んだ仙三は、押し返してくるところにヒザをボディに入れる。仙三は首相撲からヒザを見せるが、ホイがシングルレッグてテイクダウンを奪う。

仙三はすぐに立ち上がり、ケージに仙三を詰めるがヒザが急所に入り試合が中断する。再開後、仙三が左ジャブを入れ、ホイが右オーバーハンドから左フックを入れる。ワンツーで前に出たホイは、仙三のヒザ蹴りにも果敢にテイクダウンを仕掛け、一旦離れてもダブルで倒しスクランブルでヒザを放っていく。ウィザーでバックを許さなかった仙三だが、押し込まれた展開が続き、離れ際にホイが左フックを思い切り振るい、ダブルレッグを決める。

仙三はすぐに立ち上がると、ケージに押し込み返しエルボー&ヒザを入れる。ホイは首相撲からのヒザを受けながら、フックを入れ初回が終わった。

2R、互いに左リードフックを放ち、仙三が前進に右を合わせていく。ダブルレッグで倒された仙三は、すぐに立ち上がりエルボーを入れる。離れた直後にダブルレッグを仕掛けたホイだが、切った仙三がバックに回る。ここで前方に振り下ろされ、スクランブルで首相撲&ヒザ蹴りの仙三は、自ら組んでいくがホイが離れる。

ホイのフックも仙三が首相撲からヒザを入れ、直後に左ボディでホイの動きを止めた仙三はダブルレッグを切ってバックからパンチ、さらにマウントでも拳を打ちつける。ここはホイが仙三を押し上げ、亀に。すかさず足をフックして背中を伸ばしに掛かった仙三は、マウントを移行しエルボーを狙う。ここで背中を見せてパンチを避けたホイだが、直ぐに時間となり明白に仙三のラウンドとなった。

最終回、 ホイは明らかに動きは落ちており、ジャブを当てた仙三はダブルレッグを仕掛ける。テイクダウンは奪えなかったが確実に削った仙三は離れて連続でジャブを入れ、ホイはパンチを打ち返しても軸が乱れるほど疲弊している。

それでもホイはシングルから足払いでテイクダウン、すぐに仙三は立ち上がって離れる。ジャブからボディで腹を抉った仙三は、左のボディで動きが止まったホイに右を当てる。組みでごまかすホイは、左のワキ差しテイクダウンを決める。仙三も疲れが見えるが、ケージを背負って立ち上がりエルボー、パンチを打ちつける。背中を預けることなく立ち上がった仙三はホイのハイクロッチを切り、ダースから上を取る。スクランブルで仙三のダブルレッグが決まり、後方からパンチを入れ、さらには冷静にボディにヒザを蹴り込む。

動きが止まりながら、ホイはスタンドに戻るとフックを振りまわしヒザを被弾してなお──ダブルレッグを決める。腕を狙いながら、下のままでタイムアップを仙三は迎え、3-0で判定勝ちに安どの表情を浮かべた。


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News ONE ONE Collision Course02 ONE115 アミール・カーン カイラット・アクメトフ キム・デフォン パク・デソン ブログ ホイ・リアン 仙三

【ONE Collision Course02】計量&ハイドレーション結果 仙三出場大会、カーン✖元セクハラ王子も注目

【写真】アグレッシブな打撃は当然として、ホドリゴ・カプラルに組み勝っているなど、ケージレスリングでの削り合いも応じることができる元セクハラ王者パク・デソン(C)MMAPLANET

25日(金・現地時間)に中継されるONE115「Collision Course02」の最終計量及びハイドレーション結果が発表された。

ONEでは水抜き禁止、北米MMAより実質1階級の体重が上限となり、ハイドレーション・テストが試合の2日前と前日に行われている。体重はリミット+500グラム、ハイドレーションは1.0250以下という規定が設けられており、1日でもパスできないと試合当日の朝に再計量が必要になっている。


日本から出場する仙三、MOMOTAROは対戦相手のホイ・リアン、ヴァウテウ・ゴンカウベスと共に体重、ハイドレーションともにクリア。ゴンカウベスはハイドレーションが1.0248とギリギリだった。

仙三の試合を含めMMA4試合の模様が中継される今大会、ダニー・キンガド戦を失ったカイラット・アクメトフは先週のライブ中継分でヨッカイカー・フェアテックスに不可解な判定負けを喫した和田竜光と対戦予定だったキム・デフォンと相対する。

注目はアミール・カーンと元セクハラ王子ことパク・デソンのライト級か。カーンはシンガポール人かつEvolve MMA所属でタイトル挑戦経験もあるが、真のトップになり切れていない。活動再開後はラウル・ラジュにTKO勝ちを収めているものの、パンデミック前の最後の大会では江藤公洋にRNCで完敗を喫している。

その江藤にONEウォリアーと本戦で連勝しているパク・デソンは、現状はONEで3連勝中でタイトルコンテンダー越えを果たし、ランクアップを虎視眈々と狙っている位置にいる。耐える試合は決して苦手でないカーンに対し、耐えるだけでなく攻め続ける気持ちを持っているパク・デソンは、ROAD FC時代に根性ファイトになったホドリゴ・カプラル戦、そして韓国ライト級の勝利といっても過言でないキム・ギョンピョ戦で勝利している。カーンを圧倒するポテンシャルを持つパク・デソンだが、カーンもまた──そういう試合で絶妙のディフェンシブ・アタッカーぶりを発揮するだけに、視聴者に分かりやすい打撃戦になるとパク・デソンが有利だ。

■視聴方法(予定)
12月25日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE115 Collision Course02計量&ハイドレーション結果

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
ジャマル・ユスポフ:70.1キロ/ 1.0083
サミー・サナ:70.3キロ/ 1.0195

<62キロ契約/5分3R>
カイラット・アクメトフ:61.2キロ/ 1.0176
キム・デフォン:62.2キロ/ 1.0144

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
MOMOTARO:60.95キロ/ 1.0099
ヴァウテウ・ゴンカウベス:60.45キロ/ 1.0248

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アミール・カーン:77.05キロ/ 1.0099
パク・デソン:77.1キロ/ 1.0156

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ライモンド・マゴメダリエフ:83.3キロ/ 1.0136
エジソン・マルケス:82.3キロ/ 1.0023

<60キロ契約/5分3R>
仙三:60.0キロ/ 1.0107
ホイ・リアン:60.0キロ/ 1.0214

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Interview ONE ONE Collision Course02 ONE115 ブログ ホイ・リアン 仙三

【ONE Collision Course02】ホイ・リアン戦へ、仙三─02─「相手は誰でも、階級も何級でも構わなかった」

【写真】全てをぶつけて欲しい (C)KEISUKE TAKAZAWA

25日(金・現地時間)に中継されるONE115「Collision Course02」でホイ・リアンと対戦する仙三インタビュー後編。

10月の試合がシンガポールに赴きながら流れた仙三は、紆余曲折を経て再びシンガポールに向かった。全てをポジティブに捉え、ホイ・リアンと相対する仙三──ファイトウィークに語っていた『今』をお伝えしたい。

<仙三インタビューPart.01はコチラから>


──対戦相手はこのオファーの時は、ホイ・リアンが対戦相手だったのでしょうか。

「最初はアレックス・シウバだったのが、やっぱり彼ができないってことになって……。『あぁ、こりゃあ試合できないな』って思っていると、2日後ぐらいに今回戦うことになった中国人選手になったと連絡がきました」

──もうその時には相手は誰でも構わないという感じだったのではないですか。

「いえ、もう最初からです。相手は誰でも良いと思っていました。階級も別に何でも良いやって。やれれば誰でも良い、ホントにそう思っていました」

──平時はともかく、その意気込みはコロナ期のMMAでは必要な覚悟かと思うようになってきました。LFAやコンテンダーシリーズ、UFCでもスクランブル発進、2階級違う相手と戦ってチャンスを掴むという選手もいます。きっとONEも同じことかと。

「2階級……そうなんですね。でも、本当に誰でも良いし、階級もどこでも良かったです。試合がとにかく決まれば良いと思っていたので、相手が確定した時は凄く嬉しくて『ありがとう』という気持ちでした(笑)」

──ホイ・リアンの戦績は5勝5敗1分、最近は3連敗中ということもあり負けられない相手です。

「相手のことは……何も分からなくて。本当に戦績しか分からないんです。映像もチェックできていないですし。リトルなんちゃら(※ザ・リトルモンスター)っていう異名がついていたので、『あぁ小さいんだな』って」

──アハハハ。公称何センチかは分からないですが、HERO SERIESの試合写真を見る限り、手足が短いです。

「いやぁ……ホント、やってみないと分からないですよね。手足が短い……まぁ、もう誰だろうが、どんな体格だろうが、自分の戦いを見つめて直してきたので。相手は誰だろうが、本当に構わないです。

ずっと向き合っていると、ONEで2度負けたことも結局、今が一番強くなるためだと思えるようになりました。ホントにパンクラスで(若松)佑弥君と戦った時よりも、今の方が良くなったと思います。

シウバ戦がなくなってからの1カ月で、めちゃくちゃレベルアップできた感じがしています。技術的だけでなく、精神的にも一段階強くなっています」

──ではネオ仙三を楽しみにしています。

「ハイ。本当に自分でも一つ殻を破った……覚醒したと思っているので」

──では今回の試合では何を見せたいと思っていますか。

「前回、前々回と自分の打撃を全然見せることができていないので……。応援してくれる皆も『仙三の打撃が見たい』と思ってくれているはずですし──正直、打撃で勝ちたいです。

そうですね、打撃でKOしたいというのが一番ですけど、寝技も凄くレベルが上がっているので。寝技もメチャメチャ強くなっているから、一本勝ち──じゃなくて、やっぱりKOしたいです」

──アハハハハ。

「一本勝ちする可能性もあるけど、KOで勝ちたいなって思っています。でも、もう気持ちとしては、勝ち負けにもこだわっていなくて」

──それはどういうことでしょうか。

「これまでは絶対に死んでも勝つと思っていたのですが、今回の試合は勝ち負けにも執着していないような感覚になっています。それは気持ちが弱くなったとかいうことではなく、なんというか……毎日、格闘技に全てを捧げて積み上げてきたので。

自分のなかで『これで負けても仕方ない』と思えるぐらいやってきました。なので勝ち負けも拘っていなくても、自分を客観的に見て……今なら誰と戦っても100パーセント自分が勝つと思っています。もう1Rで倒してしまうんじゃないかと自分では思っています」

■視聴方法(予定)
12月25日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE115 02対戦カード

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
ジャマル・ユスポフ(ロシア)
サミー・サナ(フランス)

<62キロ契約/5分3R>
カイラット・アクメトフ(カザフスタン)
キム・デフォン(韓国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
MOMOTARO(日本)
ヴァウテウ・ゴンカウベス(ブラジル)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アミール・カーン(シンガポール)
パク・デソン(韓国)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ライモンド・マゴメダリエフ(ロシア)
エジソン・マルケス(ブラジル)

<60キロ契約/5分3R>
仙三(日本)
ホイ・リアン(中国)

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Interview ONE ONE Collision Course02 ONE115 ブログ ホイ・リアン 仙三

【ONE Collision Course02】1年2カ月振りの実戦、仙三─01─「どこまでも、どこまででもやり続けてやる」

【写真】24時間、格闘技のことをだけを想い、生きてきた。仙三だからこそ、グッと来た言葉だ (C)t.SAKUMA

25日(金・現地時間)に中継されるONE115「Collision Course02」で仙三が中国のホイ・リアンと対戦する。

昨年10月の日本大会以来、1年2カ月振りの実戦となる仙三だが、実はこのファイトウィークを迎えるまで精神的に非常にタフな時を過ごしていた。


──ぶっちゃけて尋ねてしまいますが、仙三選手は10月30日の収録大会でアレックス・シウバと対戦予定で、1年振りの試合に向けて相当な想いで調整しており、私もABEMAのスタッフとリモートながらインタビューもさせてもらっていました。それが現地を訪れながら、シウバの負傷で試合がなくなった。正直、あの時はどのような気持ちでしたか。

「ハイ……もう、最初は『うわぁ、マジか』って思いました(苦笑)。試合が金曜日で、月曜日かにシウバ戦がなくなったことを聞きました。もう『終わったぁ』という感じでしたよね。ただ2日ぐらいして切り替えることができました。

もう、プラスに考えるしかない。とにかくONEが12月に試合を組むと言ってくれたので、そこに向かって1度ホテルでの隔離とかを経験できたんだって思うようにしました。もちろん、この特殊な状態で創り上げてきたものも含めて、この経験ができたのだから、次の試合に生かして絶対に勝とうという風に思いました。

それでも大会の日まで、もしかしたら誰かと試合ができるかもという気持ちもあって調整は続けていました」

──とはいえシンガポールから帰国すると、2週間の自主的隔離も国内でも必要ではないですか。それで12月の試合というのは、すんなりと受け入れられるモノでしたか。

「出掛けたりとかしなかったです。正直、12月に試合を組むと言ってもらえても、それが本当になるのか分からないですし……そこも気持ちを切り替えながら一旦は少し休んでいました。

もう完全に気持ちを切り替えて、次は絶対だと思って自主練習をして、対人練習ができるようになってからも、絶対に試合をして勝つという気持ちできました」

──再びシンガポールに赴き、ホテルでの滞在中にまた前回のようにならないかという恐怖はないですか。

「怖いです」

──声色まで変わってしまいました……が。

「ハイ、今も安心はしていないですし。それだけが怖いです。絶対に試合があるという安心はできないです」

──何が起こるか分からないと思っていて戦うことができるのと、本当に試合が無くなってしまう。ここはもう、まるで違う心境ではないでしょうか。

「その通りですね。アレを1度経験したことで、この試合が決まってからもずっと頭から離れることはなかったです。例えば試合が無くなるのって相手のケガだけでなく、コロナに感染するとか……どれだけ気を付けていても陽性になることがあるのは自分も理解しているので。

また、そういうことがあって試合がなくなったら……というのは考え続けていました。でも、またそうなっても……俺は次に生かすっていう気持ちで今もいます」

──前回に試合がなくなったことで、そのあたりの覚悟ができたことありますか。

「それはメチャクチャあります。覚悟は凄く決まっています。シウバ戦がバレてから、この1カ月半で自分が凄く成長できたという実感もあります」

──そして12月に試合ができる。オファーがあったのはいつ頃だったのでしょうか。

「実はギリギリだったんです。自分も12月に試合をするつもりで調整を続けてきたのですが、『これひょっとしたらオファーがないのかもしれない』と思うこともありました」

──12月は4日と18日にライブと収録があるということでしたが、仙三選手としては、どちらをターゲットにしていたのですか。

「僕は12月4日でした。それがなかなかオファーがなくて、『これ……もう確実にねぇんじゃねぇか』と思ったこともありました。それでも……どこまでも、もう来年だろうが、どこまででもやり続けてやるって意地になっていました。やってやるっていう気持ちでずっといました」

──ONEの方も、試合を組んでも戦えなくなる選手が続出し、またバブル(隔離空間)を作るために尋常ならざる努力が必要な期間ではあるかと思いますが、それでも気持ちを保つことも大変でしたね。

「途切れそうにはなりました。それでもやっぱ毎日、想い続けて……格闘技のために食べ物、飲み物から全て変えてやってきたので。24時間、格闘技のことしか考えていなかったですし、格闘技のためにしか生きてこなかったです。そうしたら12月になって直ぐか11月の終わりになって、このタイミングで試合ができることが決まりました。

大変な状況だというのは分かっているので、それでも僕の試合を約束通り組んでもらって本当に感謝しています」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
12月25日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE115 02対戦カード

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
ジャマル・ユスポフ(ロシア)
サミー・サナ(フランス)

<62キロ契約/5分3R>
カイラット・アクメトフ(カザフスタン)
キム・デフォン(韓国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
MOMOTARO(日本)
ヴァウテウ・ゴンカウベス(ブラジル)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アミール・カーン(シンガポール)
パク・デソン(韓国)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ライモンド・マゴメダリエフ(ロシア)
エジソン・マルケス(ブラジル)

<60キロ契約/5分3R>
仙三(日本)
ホイ・リアン(中国)

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