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【Gladiator023&024】チハヤフル・ズッキーニョス、ハンセン怜雄戦から河名マスト戦へ「もう幻想はない」

【写真】グラジフェザー級の中心に(C)SHOJIRO KAMEIKE

9月30日(日)に大阪府豊中市の176boxで開催されたGLADIATOR023にて、ハンセン玲雄にTKO勝ちしたチハヤフル・ズッキーニョスのインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

ダギースレン戦に続く激闘となったハンセン戦を振り返ってもらった20日後、12月9日(土)に行われるGLADIATOR024で河名マストと対戦することが決まった。2023年、最もグラジエーターで成長したファイターの一人であるチハヤフルにとって、今年を締めくくるにふさわしい一戦についても訊く。

<チハヤフル・ズッキーニョスによるハンセン玲雄戦振り返りインタビューPart.01はコチラから>


――ハンセン選手をKOした2Rについて、まずテイクダウンを奪いました。

「気持ちとしては打撃で行きたかったですが、遠い距離だとハンセン選手の蹴りとか巧い部分が際立っていましたよね。僕も狙っていたわけじゃないですけど、反射的というか『取れる!』と思ったので、テイクダウンに行きました」

――しかしスクランブルの中でハンセン選手にトップを奪われ、さらに投げられてしまう場面もありました。

「ハンセン選手も柔道出身なので、投げ技があることは知っていました。でもまさか投げに来るとは思わなかったです。僕はちょうど殴り合いに行こうと思っていて、ここで離れると思っていたんです。するとハンセン選手は離れずに組んできて、こんなに綺麗に投げられてしまいました(苦笑)」

――ここでは、しっかりと背中を着かされています。

「2Rも終盤だったので、ここで立ち上がってから打ちに行こうという気持ちでした。離れた時に右が一発入って、僕もスイッチが入りましたね。相手も効いているという感覚があったので、とにかく相手のパンチを見ながら自分のパンチを当てることに集中していました。相手が倒れた時も、いつもなら抑え込みに行っていたと思います。でもこの時はラッシュしていたし、左ハイも自然に出ていて」

――あの左ハイはハンセン選手も見えていなかったような感じですね。

「はい。あの左ハイで試合も決まったかなと思います。しっかりと打ち勝てたし、このKO勝ちによって――MMAファイターとしてまた一歩先に進むことができました」

――結果、ハンセン戦はダギースレン戦と同様に大激闘となりました。ただ、ハンセン戦は勝つことができましたが、ダギースレンには敗れている。今、あのダギースレン戦の敗北をどのように受け止めていますか。

「あの時は『自分はまだまだ』と思いました。フェザー級トーナメントに抜擢してもらい、ダギースレンもまだキャリアは浅い選手で、僕が勝たなければいけない試合で負けてしまった。まだまだトップには遠いと感じて。でも『自分には失うものはない。守りに入るよりも、できないことにチャレンジしかなければいけない』と考えた先にあったのが、この試合の『殴り勝つ』というテーマだったんです」

――なるほど。同日に行われたフェザー級王座決定戦、パン・ジェヒョク×ダギースレンの試合はどのように見ましたか。

「最初から思っていたことですが、実際に試合をしてみると二人に技術差がありましたね。ダギースレンの計量失敗は残念です。でも、あれだけ落とせなかったということは、練習中に何かあったのかもしれません。とはいえ、『僕と対戦した時のダギースレンなら、もっと何かを見せてくれたんじゃないか』とは思っています」

――では新王者となったパン・ジェヒョクについては、いかがですか。

「強い選手ですし、彼がチャンピオンであることには異論はないです。結構危なげない試合をするタイプですよね。ただ……、自分が選手であることに誇りを持っているようですけど、それならもっとフィニッシュを狙いに行ってほしかった(苦笑)」

――ご自身としては、すぐにでも新王者に挑みたいですか。それとも、もっとキャリアを重ねてから挑戦したいでしょうか。

「僕の中ではもう1試合か2試合してから挑戦したいです。今すぐ、ということではないと思います。パン・ジェヒョクは打撃が強いと言われていますが、試合を見ても驚くようなことはなかったです。今の自分と彼との差は、それほど大きくはないと思っています」

――2023年は大きく成長し、2024年も楽しみなチハヤフル選手です。グラジエーターの次大会は12月9日ですが、2023年から2024年にかけての意気込みをお願いします。

「2023年はマッチメイクに恵まれていたと思いますし、すごく感謝しています。ここまで来たらベルトに辿り着きたいですね。まずフェザー級では河名マスト選手をブッ倒して、『京都にチハヤフル・ズッキーニョスあり』というところを見せたいです」

ここまでのハンセン玲雄戦の振り返りインタビューは、10月17日に行われたものだ。この時点では次の相手は決まっていなかったものの、河名マスト戦を意識していたことが分かる。11月4日に正式に河名戦が発表されたことを受け、後日改めて河名戦について訊いた。

――インタビュー時点では決まっていませんでしたが、遂に河名戦が発表されました。

「よし来たな、という感じです。河名選手とは対戦したかったので、オファーが来た時は嬉しかったですね。高い確率で次は河名選手と対戦すると思っていました。それとフェザー級では中川皓貴選手が復帰して、モンゴル人選手(バットオチル・バットサイハン)と対戦するというのも楽しみです」

――河名選手の印象を教えてください。

「まずグラジエーターのトーナメントに出ると聞いた時は、彼について詳しくは知らなかったんです。でもその前にプログレスの森戸新士戦を視ていて、これは対戦してみたいと思っていました。

もともとレスリング世界王者ということもあって、幻想を抱いていていました。正直、怪物なんじゃないかって。でもトーナメントでパン・ジェヒョクに負けて、前回の試合(ユン・ダウォンに判定勝ち)も接戦でしたよね。MMAPLANETのインタビューで『成長したところを見せることができた』と言っていましたが、前回の試合で成長や変化があったとは思わないです。僕の中には、もう彼に対する幻想はありません」

――チハヤフル選手もダギースレン戦とハンセン戦で、大きな自信を得ているようですね。

「彼と比べたら、僕のほうが成長している部分を見せられていると思いますよ」

――河名選手のグレコをベースとした組みについては、いかがですか。

「僕もレスリング経験はないけど、グレコ的な組みは大好きです。ここで河名選手の組みの強さを体験してみたいですね。相手の組みから逃げて僕は打撃で――という展開は、河名選手の思うツボだと思うし、それでは面白い試合にならない。全局面で勝負して勝ちます!」

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【Gladiator024】ベルトを目指す戦い。田中×ウーリッツァー、河名×チハヤフル、中川×モンゴル期待の新鋭

【写真】ライト級王者・佐々木信治への挑戦権を賭けた戦い――田中有×グスタボ・ウーリッツァー(C) MMAPLANET

4日(土)、GLADIATORより12月19日(土)に豊中市176BOXで開催されるGladiator024の追加カード3試合が発表された。
Text by Manabu Takashima

既に竹中大地×テムーレン・アルギルマーという刺激的なマッチアップが明らかとなっていた同大会。今日の発表ではタイトルマッチに絡む3試合うち国際戦2試合が実施されることとなった。・


その3試合のうち、タイトルにダイレクトとなるのがライト級次期挑戦者決定戦として、田中有×グスタボ・ウーリッツァーだ。プロ修斗で環太平洋王座挑戦経験のある田中有は昨年12月以来の再起戦で、今回がグラジ初参戦でウーリッツァーとの戦いに臨む。

GLADIATORライト級王座は、今年1月にウーリッツァーが正規王者キ・ウォンビンに挑むもTKO負け。ウォンビンがRoad to UFCに出場するためにタイトルを返上し、暫定王者の佐々木信治が正規王者に昇格している。

再起戦に挑む田中はこの試合に向けて、タイでの練習をこなしており――負傷がちだった修斗での戦いから如何にグレードアップしているのか楽しみな参戦となる。

そんな次期王座挑戦者決定戦に対し、タイトル挑戦を睨む査定試合的な意味合いがあるのが、フェザー級の河名マスト×チハヤフル・ズッキーニョス、中川皓貴×バットオチル・バットサイハン戦の2試合だ。

田中と同じreliable神戸所属の中川はGladiator20でチョ・ソンビンとフェザー級王座決定戦に敗れて以来、11カ月ぶりの実戦復帰となる。一時期、引退という声も伝わってきた中川は、王者パン・ジェヒョクの持つベルトを狙い、復活の一歩をモンゴルのバットオチル戦で踏み出す。

バットオチルはテムーレンの同門で、プロMMA戦績は2勝1敗(※確認中)ながら、モンゴルで1度だけ開催されたIMMAFモンゴル大会で優勝し、タイガームエタイでのトレーニングを経験している。

このバットオチル、今年1月に長谷川賢タレントリレーションズ代表がモンゴル視察をした際に戦績に関係なく、いの一番に来日候補を挙げたウェルラウンダーだったが、学業に専念せざるを得なく招聘を諦めたファイターとのこと。それだけ将来性の高さが買われている新鋭との対戦、中川としては絶対に落とせない一戦となる。

もう一つのフェザー級戦はともに6月の王座決定トーナメント準決勝で惜敗を喫し、9月大会で復活Vを挙げた河名とチハヤフルが対峙することとなった。

以下、プレスリリースに挑戦者決定戦出場の2選手とは当然として、ベルトが視界に入って戦う6選手の今大会に向けての意気込みは以下の通りです。

田中有
「今回GLADIATOR初参戦という事ですごくワクワクしています! おもしろい試合してGLADIATORライト級にヤバいやつきたなと思わすような試合をします!

対戦相手のグスダボ選手は実績のある良いファイターでパンチが強そうで勢いがよく、寝技もしっかりしていてバランスのいい選手だなと思いますが、僕が圧倒して勝ち次に繋げます! 最後にブラジルから来てもらい感謝します。熱い闘いやりましょう!

GLADIATORは強い選手や外人選手が沢山増えてきて凄く良い団体だなと思い出場する事を決めました! 一人でも多く僕の事を知ってもらい次期挑戦者として名前上がるような試合をします!」

グスタボ・ウーリッツァー
「このたびチャンスをありがとうございます。しっかり準備をして、相手を倒しに行きます。GLADIATORのベルトは俺のベルトです。残念ながら、 GLADIATORのタイトルを争う最初のチャンスを逃してしまいました……。それ以来、毎日、トレーニングセッションで、私は新たなチャンスを待っていました。

そして、そのチャンスは田中有に勝てばすぐにやってくる!
だから私は彼をとても尊敬していますが、私のベルトを手に入れるためにはできるだけ早く彼を倒す必要があります」

河名マスト
「トーナメントで負けて、改めて伸びしろに気づくことができ、それに向き合いながら前戦に臨むことができました。試合するたびに掴めている感覚があるので、今回も新たな自分を見せようと思います。

チハヤフル選手は、頑丈で粘り強く戦う選手なので、徹底的に自分のフィールドに引き摺り込んで、心が折れる音を聞くのが楽しみです。自分自身のために勝って、大切な人と喜びを分かち合います!」

チハヤフル・ズッキーニョス
「前大会でフェザー級トーナメントが一旦終わりました。死闘を勝ち抜いたパン・ジェヒョク新チャンピオンのことは尊敬しています。が、決勝はダギースレンの計量オーバーでいまいち締まらなかったので、もう一丁盛り上げたいと思っていました。

ここに来ての河名マストとの対戦は必然だと思っています。トーナメント参戦の噂を聞いた時から戦いたいと思っていたので、前回互いに生き残り、ようやくその時が来たという思いです。

河名マストの印象は、タフなエリートアスリート。レスリング時代とLFAでの試合も含め、世界を知っている選手だと思います。そのような選手に触れるのは初めてなので、非常に楽しみです。

対して僕はエリート要素ゼロの、彼から見れば野良犬みたいな存在でしょう。さっさとUFCに行きたい彼にとっては負けられない相手であることは確かです。しかし、GLADIATORには今後も国内外から新たな実力者が参戦してくるでしょうから、僕もここで負けてはいられない。河名マストを誰の目にも分かる形で倒せば、ベルトにも一気に近づくと思っています。

最後に、彼は純粋に結果を求めるアマチュア競技の延長としてMMAをやっているように見えます。一方で自分にとって試合は単純な競い合いではなく、命を燃やす祭です。対照的な僕ら2人、おもしろい化学反応が起きると思います。お見逃しなく!!!」

中川皓貴
「今回の、試合に向けて前の試合から期間が空いてしまって、みんなにも『辞めるん?』とか『辞めたん』ってめっちゃ聞かれたんですが、男は負けたままじゃ終われないです!

きっちりとやり返しに帰ってきました! もう負ける事は出来ないです! 応援して頂いている方に悔しい思いはさせません!

モンゴルの人は力強そうやなとか、どんな試合するんやろとかめっちゃ考えてたんですが、考えていても一緒やって思って。やる事は一つしか無いので、ただきた相手を倒すだけです!

Gladiatorのことを含め、前のタイトル戦で負けてめっちゃ弱気になってた自分がいるんですが、Gladiatorの王座決定トーナメントとか見ていて、やっぱりベルトが欲しくなりました! 海外選手も増えてGladiatorも櫻井さんのお陰で大っきくなって人気があるんですが、Gladiatorのベルトが1番似合うのは自分や思っているので!」

バットオチル・バットサイハン
「初めての海外での試合なので、この試合は私にとって非常に重要です。 チャンピオンへの第一歩なので全力で戦いたいと思っています」


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【Pancrase337】住村竜市朗戦へ、藤田大─02─「ウェルターで戦う理由? アイスと竜田揚げが大好きなので」

【写真】押忍マン洸太戦で勝利を決めた直後の藤田。表情豊かな選手だ (C)MMAPLANET

24日(日)に立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase337「30周年記念大会」で、住村竜市朗と対戦する藤田大のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

インタビューを進めていくと、自信のない発言も出て来る藤田。しかしそれは、彼が自分の気持ちに素直な証拠だ。臆病な気持ちを隠さないからこそ、強くなれる――はず。周囲の声や協力を得て成長していく藤田の姿が明らかになる。

<藤田大インタビューPart.01はコチラから>


昨年9月のグラジでデビュー。前日計量の際から、特異な存在感があった

――柔道と柔術の試合に出ながら、いつ頃からMMAをやることを意識し始めたのですか。

「もともとMMAをやる気は全然なかったです。柔道を諦めてからは柔術とグラップリングを頑張っていこうと思っていました。でもある日、鶴屋さんから『大阪にグラジエイターというMMA大会があって、出てみるか』と言われたんですよ。対戦相手の写真を見たらタトゥーがいっぱいだし、自分はMMAの練習はしたことがないし……もうガタガタ震えていました。その話が来てから打撃を練習し始めて」

――デビュー戦が決まるまでMMAの練習はしていなかったのですか!

「はい。中学生の頃に何回か練習したことがありますけど、打撃が痛くてすぐに辞めました(笑)。それでもデビュー戦が決まったのでMMAの練習をどうしようかと考えていたら、ジムの先輩の山本琢也さんが『練習相手になるよ』と言ってくれて。まず山本琢也さんが打撃を出して、僕がブロックしながら組みつく練習から始めたんです。組んで壁に押し付けてから倒すという」

――自分が打撃を身につける前に、まず打撃を防御しながら得意分野に持ち込むことを選んだわけですね。

近藤魁星にRNCで一本勝ち、デビュー戦を白星で飾った

「だって、いきなり打撃を身につけるのは無理っスよ。でもデビュー戦で勝てて本当に嬉しかったです。デビュー戦の自分と対戦してくれて、対戦相手の方にも感謝しています。その次は負けてしまいましたけど……」

――デビュー2戦目となったスティーブン・ギレスピ戦はバギーチョークを極められてしまいましたが、それまでの展開は藤田選手がリードしていたと思います。

バギーチョーク云々の以前に、試合前にそのような気持ちになっていたとは……

「テイクダウンからバック、RNCまで取りかけて、9-1でほぼ勝っていましたよね。

でも最後に気持ちがガタガタになってしまったんです。僕は本戦が終わったあとの1試合目で、本戦のメインは中川皓貴選手がボディへの攻撃でKO負けしていたじゃないですか。その中川選手がお腹を抑えながら運ばれていくのを見たら、もう怖くて心もギュッと苦しくなっちゃって。

それで自分は試合が始まったら『すぐ倒そう。すぐ極めよう』としすぎて、緊張もあって疲れてしまいました。息が上がった状態で肩固めを極めようとしたところに、相手が足を掛けてきて、バギーチョークを極められたという流れですね。あの負けは結構ハートに突き刺さりました。でも親父も一緒に泣いてくれて。『ずっと落ち込んでいても仕方ないから、とにかく大阪から千葉に戻ってすぐ練習しよう』と。

対戦相手のギレスピ選手には感謝しています。あの負けがあったから『もっと寝技で強くならないといけない』っていう気持ちを持つことができたし、今も世界中の寝技の技術を調べ続けていますから。あの敗北が僕を強くしてくれて、パンクラスで押忍マン洸太選手に勝つことができました。いつかギレスピ選手と対戦したいです。次は負けない自信がありますよ」

実はプロデビュー戦の翌月にEXFIGHTでアマの試合も経験し、ここもRNCで一本勝ちしている

――寝技で強くなろうという気持ちは分かります。しかしMMAである以上、打撃を強くしようとは考えていないのですか。

「打撃はディフェンスできれば良いか、と考えているぐらいです。ウェルター級は相手もデカいし、パワーがありますからね。組みに行った時にカウンターで一発もらうと、それでKOされる可能性があるので。下手に自分からパンチを打っても、ガラ空きになったところに打ち込まれるだけですからね」

――体格面でいえば、藤田選手の身長だとライト級やフェザー級に落とそうとは考えなかったのでしょうか。

「落とそうかなと思ったことはあります。でも如何せん、筋肉が付きすぎて体重を落としづらいんですよ。あと階級を落として勝つというのは――なんだか苦手です。あとはアイスと竜田揚げが大好きなので(笑)」

――アイスと竜田揚げを食べるために、ウェルター級で戦うということですか。

「そういうことです!」

――いや、そういうことではないでしょう(笑)。

「アハハハ。自分の適性階級は自分や練習仲間しか分からないと思うんですよ。周りが『お前はこの階級のほうが動きは良い』と言ってくれたりとか。パンクラスのウェルター級王者になった林源平選手もミドル級やライト級でも戦った結果、ウェルター級が適正だということに辿り着いたわけじゃないですか。自分もやってみないと分からないです。あとギレスピ戦で負けてから階級を下げたら、ウェルター級から逃げたように思われるのが嫌で」

――次の対戦相手である住村選手は、国内ウェルター級の中でも屈指の体躯を誇ります。

「住村さんは怖いっす。あの人に勝てる気がしないんですよね」

――えっ!?

「だって住村さんは戦績も凄いじゃないですか。柔術ではオープンクラスで大きな相手と対戦してきたけど、MMAでは初めてですね。次の試合はMMAをやっていくうえで大事な試合だと思っています。でも……いやぁ、自信ないっス」

――試合前に、そこまで弱気になるのは……。

「僕は、はっきり言って試合前はチキンなんですよ。メチャクチャ緊張します。柔術の試合でもガチガチに硬い状態で試合をしたことが何度もありました。気持ちが弱いから、打撃があっても相手に立ち向かっていけるようにMMAを始めたという理由もあって。

自分は今ランキング2位ですけど、まだタイトルマッチまでも遠いと思っています。住村さんに勝っても、まだ次がタイトルマッチじゃないと考えていて。住村さんに勝ってランキングをキープして、自分の中で気持ちを固めて――さらに打撃も鍛えてからベルトに挑みたいです」

――分かりました。では最後に、次の試合への意気込みを……弱気にならずに。

「はい! 押忍マン洸太選手に勝ったあと、会場でいろんな方に声をかけていただいたんですよ。『良い試合だったね』、『強かったね』とか。自分なんて、まだまだの存在ですけど、そういう声が凄く嬉しかったです。頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします!」


■Pancrase337対戦カード

<フェザー級KOP決定戦/5分3R>
亀井晨佑(日本)
新居すぐる(日本)

<ストロー級/5分3R>
八田 亮(日本)
黒澤 亮平(日本)

<ウェルター級/5分3R>
藤田大(日本)
住村竜市朗(日本)

<フェザー級/5分3R>
平田直樹(日本)
遠藤来生(日本)

<フライ級/5分3R>
秋葉太樹(日本)
ムハンマド・サロハイディノフ(タジキスタン)

<バンタム級/5分3R>
井村塁(日本)
河村泰博(日本)

<ライト級/5分3R>
松岡嵩志(日本)
葛西和希(日本)

<バンタム級/5分3R>
矢澤諒(日本)
笹晋久(日本)

<ウェルター級/5分3R>
押忍マン洸太(日本)
川中 孝浩(日本)

<女子ストロー級/5分3R>
KAREN(日本)
高本千代(日本)

<ライト級/5分3R>
余勇利(日本)
神谷大智(日本)

<ウェルター級/5分3R>
佐藤生虎(日本)
渡邉 ショーン(日本)

<フライ級/5分3R>
梅原規祥(日本)
饒平名知靖(日本)

<バンタム級/5分3R>
山口怜臣(日本)
安藤武尊(日本)

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Black Combat DEEP Gladiator Gladiator023 MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC Wardog キム・ギョンピョ キム・ミンウ ダギースレン・チャグナードルジ チョ・ソンビン テムーレン・アルギルマー ハンセン玲雄 パンクラス パン・ジェヒョク ユン・ダウォン 世羅智茂 中川皓貴 大原樹理 森戸新士 河名マスト 竹本啓哉

【Gladiator023】フェザー級サバイバル戦、河名マスト×ユン・ダウォン&チハヤフル×ハンセン玲雄決定

【写真】タイトル、その先に向けて負けられない生き残り合戦が王座決定戦の前に行われる(C)Zuffa/UFC

9日(水)、GLADIATORより9月30日(土)に豊中市176BOXで開催されるGLADIATOR023 の追加カードの発表があった。

バンタム級選手権試合=王者テムーレン・アルギルマー×チャレンジャー竹本啓哉。フェザー級王座決定T決勝=パン・ジェヒョク×ダギースレン・チャグナードルジ。PROGERSSフォークスタイルグラップリング暫定ウェルター級王座決定T決勝=森戸新士×世羅智茂戦に続き発表されたのは、フェザー級の2試合――河名マスト×ユン・ダウォン、チハヤフル・ズッキーニヨス×ハンセン玲雄の2試合だ。


前述したように同大会ではフェザー級王座決定トーナメント決勝が行われるが、そこで戦うパン・ジェヒョクとダギースレンとの準決勝で惜敗を喫した河名とチハヤフルの再起戦。

河名と戦うユン・ダウォンはチャ・ジョンファン率いるMMA ストーリー所属のファイターだ。チェ・ムギョム、キム・ミンウ、キム・ギョンピョら強豪選手を輩出したMMAストーリー、ユン・ダウォンは今年の2月にBlack Combat代表として、ライト級戦でDEEPライト級チャンピオン大原樹理選手に敗れている印象が強いが、今回は本来のフェザー級での来日となる。

河名にとっては仕切り直しとなったRoad to ―Road to UFC、絶対に落とせない試合となる。対してチハヤフルのリスタートは、ハンセン玲雄とのマッチアップとなった。

パンクラス、DEEPで剛腕を発揮しつつも組みという課題を持ち続けているハンセンは、今回のリリースよると1月大会でリライアブル神戸の同門=中川皓貴選手がチョ・ソンビン選手に敗れた直後から、リベンジと王座奪取を明言していたという。

その後、6月大会でGladiator初出場を果たすと、WARDOGフェザー級チャンピオンの徳野一心一馬選手を30秒で下し、今回のチハヤフル戦を実現させた。

トーナメントが終わっても、続くサバイバル戦。ここに中川が加わることで、韓国人かモンゴル人が頂点に立つグラジのフェザー級戦線がより混迷化してくるか。

以下、今回の試合に向けて4選手の意気込みとなる。

河名マスト
「前回の試合では、自分の思うように試合が進められない中で、新たな発見をすることができました。その発見に頼ることなく、自分のやりたいことを押し付けていく中で、また新たな自分を見つけられるような試合にしていきます。

対戦相手のユン・ダウォン選手は、柔らかくて投げづらいタイプですが、そんなことお構いなしで固めて決着つけて勝ちます。グラジの借りはグラジで返す!」

ユン・ダウォン
「MMAストーリー所属のユン・ダウォンと申します。今回、チャンスを与えて下さったGladiatorの皆さん、本当にありがとうございます。マスト選手はグレコローマンスタイルレリンクのU23世界選手権優勝と聞きました。

彼のようなエリート選手は当然強いでしょうが、未だにMMAに慣れていない感じがします。MMA一筋の私が、しっかりとMMA的なゲームプランを実行して勝たせて頂きます。自分も連敗中ですので、勝利は譲れません。覚悟していて下さい」

チハヤフル・ズッキーニヨス
「ハンセン選手は良い選手だと思います。着実に力をつけてきていて、総合的に戦績以上の実力を持っていると思います。前回の30秒KOもお見事でした。が、申し訳ないのですが僕の負け筋が思いつきません。

彼の打撃で僕は倒れませんし、寝技でも上回ります。ドロドロのスクランブル合戦も望むところです。今大会ではフェザー級タイトルマッチがあり、個人的にはダギースレンが勝ってくれると思っています。

僕も差を見せてフィニッシュして、次期挑戦者として真っ先に名前が挙がる試合をします!」

ハンセン玲雄
「チハヤフル選手は前回大会のトーナメントではダギースレン選手を相手に粘り強い試合をしていて、面白い選手だなと思いました。他の試合を見ても打撃も組みもする、バランスの良い選手という印象です。

前回判定で負けていましたがトーナメントに出ていたチハヤフル選手をしっかり仕留めきって、ベルトに向けて良いアピールをします。

Gladiatorは外国人選手も多く出場していたり、関西にいて世界を体感出来る団体だと思い、その舞台で試合をしたいと思っていました。前回初めて出場したので、今回の試合でまずはGladiatorのお客さんに僕という選手を覚えてもらい、Gladiatorで猛威をふるっている外国人選手をしっかり倒してベルトを獲りたいと思っています」

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BELLATOR Gladiator o PFL UFC ブレンダン・ラウネーン 中川皓貴 工藤諒司

PFL2023#4:第9試合・バッバ・ジェンキンス vs. チョ・ソンビン

フェザー級

ジェンキンスはBellatorで培養されたエリートレスラーだが、2021年からPFLに参戦。2年続けて予選リーグ2連勝の後、決勝トーナメントで敗退。一昨年は準決勝でクリス・ウェイドに判定負け。昨年は工藤諒司に1Rチョークで勝利したが、100万ドルがかかった決勝でブレンダン・ラウネーンにKO負け。今年は初戦でクリス・ウェイドと対戦し、テイクダウンからドミネイトしてリベンジして3点獲得。35歳。

UFCを1戦でリリースされたソンビン。2021年のPFLは初戦判定負け、その後欠場。昨年は初戦でバッバ・ジェンキンスと組まれていたが欠場。今年1月、GLADIATORに出場すると、中川皓貴に勝利してフェザー級王座獲得。今年のPFL初戦は計量後にメディカルの許可が降りずに欠場となり、2戦目の1試合で決勝進出を目指す。

ジェンキンスパンチで飛び込むとタックルに。両足を束ねて尻餅をつかせる。立ち上がりたいソンビンだが、左足を抱えて立たせないジェンキンス。背中を向けて立ったソンビン。去年の工藤戦と同じ体勢となったジェンキンススープレックスで投げて両足をフックしバックマウント。チョーク。落ちた!

ジェンキンスクイック6。9点獲得で決勝トーナメント進出決定。

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【Gladiator022】フェザー級T準決勝、チハヤフル・ズッキーニョス「スクールカーストで下のほうの良い子」

【写真】意外な事実が次々と聞かれた (C)SHOJIRO KAMEIKE

11日(日)、大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR022より、4人参加のフェザー級GPがスタート。京都在住ファイターのチハヤフル・ズッキーニョスが、初戦でモンゴルのダギースレン・チャグナードルジと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

今年1月に中川皓貴を下して同級王者となったチョ・ソンビンが、PFL出場のためベルトを返上。空位となった王座を河名マスト、パン・ジェヒョク、MGL-1王者のダギースレン、そしてチハヤフルの4選手が争うことに。この中で唯一「グラジエイター生え抜き」と自認するチハヤフルとは、一体どんなファイターなのか。初インタビューを試みると、試合後の不死鳥ポーズからは想像できない、クールでスマートなチハヤフルだった。


――チハヤフル・ズッキーニョス選手の初インタビューとなります。どうしてもお聞きしたかったのは、リングネームについてです。

「そうなりますよね(笑)。まず本名が『石附千羽也(いしづき・ちはや)』なのですが、下の名前については福田龍彌さんから『チハヤフルやな』と言われました(苦笑)。あと名字が『いしづき』なので、よくヅッキーと呼ばれていたんです。そこで、プロデビューにあたりブラジル人っぽくしようと思い『ズッキーニョス』に。結果、チハヤフル・ズッキーニョスというリングネームになりました」

――チハヤフル選手のプロデビューが2019年なので、2016年から2018年にかけて上映された『ちはやふる』から取ったのでしょうか。

「ちょうどそれぐらいの頃ですね。一応、本名に基づいたリングネームなんです」

――ご本人としては、先輩からリングネームを付けられての感想はいかがですか。

「僕としては気に入っています。ただ、自己紹介すると時は少し恥ずかしいですね。名前を言うと、だいたい『えっ?』と聞き返されるので(笑)。でも先輩から頂いた名前なので、大事にしていきたいです」

――先輩から名付けられると、拒否権はないのですね。

「もちろん本名で試合をしたり、自分の好きなリングネームをつけることもできたでしょうけど、何しろ怖い先輩ですから。とはいえ、僕も気に入っているので」

――それは良かったです! チハヤフル選手が格闘技を始めたのは、いつのことですか。

「20歳の時なので、もう9年ちょっと前ですね。進学のために新潟から京都へ来て、そのタイミングでMIBUROに入会しました」

――では、京都へ来る前にスポーツ経験はありましたか。

「それほど本格的にやっていたわけではないのですが、小3からダンスをやっていました。子供ヒップホップから始まって、ジャズダンスも経験しました。少しだけバレエをやっていた時期もありましたね」

――えぇっ!? それだけダンスをやってきて、プロのダンサーへの道を歩もうとは考えなかったのでしょうか。

「もちろんダンスは好きでした。それと同時に、子供の頃からPRIDEを見て育ってきた世代なので、MMAをやることに対しても憧れがあったんです。でも新潟にいる頃は、近くにMMAのジムがなくて。それと、ずっと親がお金を出してダンスを習わせてくれていたので、自分の中にダンスを辞めるという選択肢もありませんでした。

それが20歳の時に地元を離れて――京都ならMMAのジムはあるだろうと思って、ココに来ました。本当はダンスとMMAを並行して続けていきたいと考えていたのですが、ジムに入ってみるとMMAが楽しすぎて(笑)。結果、かれこれ10年ぐらい続けています」

――10年前といえば、各地にダンススクールも増加していました。そのためダンスの世界も夢のあるものになっていたと思います。

「確かに流行っていましたね。でも僕はダンスをやっていたとはいえ、イケているほうではなかったんですよ。スクールカーストでいえば、下から2番目ぐらいで(苦笑)」

――スクールカーストの下から2番目というのが、なかなか想像しにくいですが……。

「ガリ勉というほどではないけど、真面目でオタクっぽかったんです。ダンスも密かに続けていたような感じで。進学したのもダンスとは関係ないジャンルの大学でしたし。MIBUROは、大学や住んでいるところから自転車で通える距離にあったので入会しました」

――それは趣味としてMMAをやりたいのか。あるいは最初からプロ志望だったのでしょうか。

「プロになりたいという気持ちを――密かに持っていました」

――ダンスもMMAも、密かに(笑)。

「アハハハ。それで最初にジムへ来た時、エダ塾長がいたんですよ。当時の僕は80キロぐらいあったのに、10キロ以上軽いエダ塾長に投げられ、コカされまくって。『これがプロか!』と思いました。だから自分から『プロになりたい』とは言わず、密かに『いつかはプロになりたい』と思ってジムに通い続けました」

――結果、プロになってチハヤフル・ズッキーニョスというリングネームを与えられたと。

「そうですね(笑)。5年ぐらいアマチュアをやってきた結果、ありがたいリングネームを頂くことができました」

――なるほど。試合後の不死鳥ポーズやSNSを見ると、もっとハジけたタイプかと思っていましたが、意外なほどクールな喋り口で驚きました。

「本当ですか。普段は落ち着いていて、試合で解放するタイプなので。もともとオラオラ系ではないし、喧嘩もしたことがないですしね。先ほど言ったとおりスクールカーストでも下のほうで、大人しい良い子でした」

――大学まで進学したということは、格闘技以外の職業も考えていたのでしょうか。

「工業系の高専(高等専門学校)から理系の大学に進み、大学ではデザインを勉強していました。でも浮かれて入ってしまったというか、真面目な大学生ではありませんでした。やはりデザインを勉強しに来ている人たちは、デザインに対して凄い情熱を持っているんです。それこそ毎日何かデザインの絵を描いているような。そういう人たちを見て、『僕とは違うんだ』と思いました。そう考えるとMMAを始めてから――こんなにのめり込んだものは、今までなかったです。だから『自分にはこの道だ』って」

――それだけMMAにのめり込んだ要因は何だったのですか。

「実は10代の後半に、人と話せなくなった時期があるんです。そのこともあって、20歳の時に地元を離れようと考えました。新しい環境に身を置いてみたくて。それでMMAを始めてみると極端な話、格闘技って言葉を交わさなくても通じ合えるものじゃないですか。今でも海外の方と、お互いに言葉が分からなくても練習したりしますし。例え話すことが下手でも、相手は本気で自分の一緒に練習してくれる。格闘技のそういうところに、僕は救われたんです」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
6月11日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

6月11日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator022対戦カード

<バンタム級/5分2R>
フェルナンド(ブラジル)
今村豊(日本)

<バンタム級/5分2R>
秋田良隆(日本)
田中壱季(日本)

<フライ級/5分2R>
古賀珠楠(日本)
廣瀬裕斗(日本)

<フェザー級/5分2R>
桑本征希(日本)
天草ストロンガー四郎(日本)

<バンタム級/5分2R>
藤原克也(日本)
別所竜弥(日本)

<フェザー級/5分2R>
ハンセン玲雄(日本)
徳野一心一馬(日本)

<Gladiatorバンタム級GP1回戦及びGladiatorバンタム級選手権試合/5分3R>
神田T-800周一(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<Gladiatorフェザー級王座決定T準決勝/5分3R>
河名マスト(日本)
パン・ジェヒョク(韓国)

<Gladiatorフェザー級王座決定T準決勝/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
ダギースレン・チャグナードルジ(モンゴル)

<Gladiatorバンタム級GP1回戦/5分3R>
竹本啓哉(日本)
ジェイソン・マルガリョ(フィリピン)

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級暫定王座決定T準決勝/5分2R>
森戸新士(日本)
網藤雄太(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級挑戦者決定T準決勝/5分2R>
世羅智茂(日本)
加賀谷庸一朗(日本)

<バンタム級/5分2R>
江田こうすけ塾長(日本)
溝口司(日本)

<ウェルター級/5分2R>
阿部光太(日本)
スティーブン・ギレスピ(英国)

<フライ級/5分2R>
江木伸成(日本)
空(日本)

<フェザー級/5分2R>
木村総一郎(日本)
藤岡陸(日本)

<ライト級/5分2R>
後藤丈季(日本)
水野翔(日本)

<ライト級/5分2R>
八木敬志(日本)
直島弘昌(日本)

<バンタム級/5分2R>
安枝匠(日本)
吉田開威(日本)

<ストロー級/5分2R>
田中優樹(日本)
武尊(日本)

<フライ級/5分1R>
MASATERU(日本)
塩谷尚也(日本)

<フェザー級/5分1R>
野口蒼太(日本)
西村剛(日本)

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Grachan Grachan61 MMA MMAPLANET o RIZIN キック パンクラス 中川皓貴 亀井晨佑 小島勝志 梶本保希 鈴木千裕 高木凌 高橋孝徳

【Grachan61】フェザー級王座に王手、小島勝志─02─「どちらかというと、自分にはやりやすいタイプ」

【写真】力みがなく、非常に柔らかい印象の小島。特に打撃でジワッと圧を掛けることがデキ、相手にとっては嫌だろう (C)MMAPLANET

14日(日)、東京都の大田区産業プラザPIOで開催されるGrachan61にて、高橋孝徳とフェザー級王座決定トーナメント決勝を争う小島勝志のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

小島といえば、テイクダウンディフェンスからカーフキック、そして右ストレートを主体としたパンチで倒すというスタイルで、トーナメント決勝まで進んできた。そのスタイルはいかにして構築されてきたのか尋ねた。

<小島勝志インタビューPart.01はコチラから>


――なかなか勝てない時期……。2017年から2018年までパンクラスを主戦場としていましたが、戦績は2勝3敗でした。その期間は何を目標としてMMAを戦っていたのですか。

「目標ですか……。正直、当時はMMAをやっていて将来が見えることはなかったです。山梨には自分以外プロのMMA選手がいなかったと思いますし、僕は僕で昼間の仕事もしていて。そんななかでパンクラスから試合のオファーを頂いたのですが、地下格闘技から始まった僕がパンクラスに出るというのは想像していない世界でした。その変化に対して自分の気持ちが追いついていなかったかもしれません」

――2019年からグラチャンに参戦して以降も、2020年までは2勝1敗1分という戦績でした。それが2021年以降は現在まで5勝1敗、唯一の敗北がRIZIN TRIGGERの中川皓貴戦。この間に小島選手の中で技術面などの変化があったのでしょうか。

「初期は相手の寝技に付き合ったりすることが多かったけど、そういうことは一切やめました。今の戦い方になって、試合で倒せるようになってきたのかなって思います。特にテイクダウンディフェンスの練習をするようになったことは大きいです。それまでは昔の名残り――というわけではないけど、『下になっても極めれば良い』なんて中途半端な形で打撃を出していて。そのために、際の甘さが出ていたと思いますね」

――なるほど。最近の試合ではカーフキックも多用しています。あのカーフキックがあるからこそ、より打撃も当たりやすくなったのではないでしょうか。

「カーフを蹴ることでパンチも当たりやすくなるし、相手も組みづらくなってきますよね。いつも試合では、そういうプランでカーフを蹴っています。でも最初はカーフを蹴るつもりではなかったんです。最初は足払いのような形で蹴り始めて。その後にカーフキックの存在を知って、『これは自分も得意かもしれない』と練習し始めました」

――その足払いローキックもカーフキックも、誰かに教わったわけではないのですか。

「教わってはいないです。自分たちの練習の中で試しながら、『ココはもうちょっと変えたほうが良いなぁ』とかチームで話をして。誰か指導者がいるという環境でもなかったので。昔から一緒に練習してきた仲間たちや、新しく育ってきた子たちと練習しています」

――そのような環境の中で3連勝の後、2022年2月にRIZIN TRIGGERで中川選手に判定負けを喫しています。あの試合内容と結果については、いかがですか。

「うーん……正直言うと、僕としてはグラチャン王者になってからRIZINに出たいという気持ちがありました。でも岩﨑さんからお話を頂いて、地元に近い静岡大会でもあったので出ることにしました。モチベーションも高かったし、良い練習はできていたと思いますけど、うまくいかなかったですね」

――そのRIZINの後に、遂にグラチャン王者になるためのトーナメントが始まりました。

「トーナメントに出ることになってからは、1回戦からKO勝ちか一本勝ちすることを自分の中のテーマにしていました。気持ちとして焦っているわけじゃないけど、ここでしっかり倒して勝てないと、チャンピオンになって以降もどうなんだろう――と思っていて。今しっかり倒して勝てていることは自信というか、安心できます」

――そして迎えるトーナメント決勝戦。目指していたベルトが目の前に来ていますが、現在の心境を教えてください。

「実は、そういう感覚がないんです。よく『タイトルマッチでも普段と何も変わらない』って言う選手がいるじゃないですか。今の僕も同じで。感情が揺さぶられていることもないし、これまでの試合と同じ感覚でいます」

――対戦相手である高橋選手の印象はいかがですか。和田戦、鍵山戦に続き、組みが強い選手との3連戦です。

「そういう試合が続くだろうなとは、出場選手が発表された時に思いました。『組みが強いタイプの選手がトーナメントで勝ち上がってくるだろうな』って。僕もグラップリングに付き合いたくないわけじゃないし、寝技なら寝技で仕留めてやろうという気持ちはあります。ただ、最初から試合の組み立てとして考えていないといいますか……。

でも組みのタイプも、それぞれ違いますよね。高橋選手は四つが強くて、首相撲とか四つからの崩しが多い選手で。どちらかというと、自分にはやりやすいタイプだと思います」

――小島選手の場合は、ケージに押し込まれたほうが得意ですか。

「はい。RIZINに出る前から、ケージに押し込まれてからの展開は練習していました。今はパラエストラ八王子のプロ練に行かせてもらっていて、練習でも四つからテイクダウンされることは少ないです」

――パラエストラ八王子には小島選手と同じタイプの選手が多いですね。そのパラエストラ八王子まで山梨から通っているのですか。

「でも高速を使って、車で1時間ぐらいですよ。多い時は週2回ぐらい行かせてもらっています。亀井晨佑選手とはパンクラスのネオブラで対戦していて(2018年5月に亀井が判定勝ち)、その試合があったから塩田GOZO代表も僕のことを知っていてくれたと思います。だから行きやすくて、亀井選手とも『おぉ、久しぶり~』みたいな感じでした(笑)。亀井晨佑選手、高木凌選手、梶本保希選手と同じ階級の良い選手が多くて。鈴木千裕選手も来ていますし、良い練習ができています」

――それは試合が楽しみです。では最後に、次の試合への意気込みをお願いします。

「いつも応援ありがとうございます。KOか一本勝ちでトーナメントを締めくくり、チャンピオンになります。そして、さらに皆さんが喜んでくれるような舞台へ連れていきたいと思います。まずは今回のトーナメント決勝戦、応援よろしくお願いします!」

■視聴方法(予定)
5月14日(日)
午後1時~Grachan放送局

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Gladiator MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#01 チョ・ソンビン 中川皓貴 国内MMA 長谷川賢

【Gladiator】PFL再出場のGladiatorフェザー級王者チョ・ソンビンがベルトを返上→王座決定T開催へ

【写真】目指すは100万ドルだ。ステップアップと同時に2試合+オプション契約を解除。今後行き来ができないなら、そうあるべき。これこそフィーダーショーの有り方だろう (C)MMAPLANET

17日(金)、グラジエイターより4月1日のPFL2023#01の出場に伴いフェザー級王者チョ・ソンビンがベルトを返上することが発表された。

1月22日に中川皓貴に圧勝し、同タイトルを獲得したチョ・ソンビンだがPFLレギュラーシーズンへの正式参戦が決定し、そのベルトを返上することとなった。今年よりアジア人選手の招聘に力を入れ、J-MMA及びアジアの底上げを目標に掲げるグラジエイターは、そのフィーダーショーとして役割を果たしたことになる。

また今回の発表によるとチョ・ソンビンが返上したフェザー級王座は、6月11日のGladiator022より王座決定トーナメントが実施され長谷川賢タレントリレーションズ代表が発掘してきたフィリピン、モンゴル、そして韓国人選手の参加が見込まれているという。

フェザー級の盛り上がりを見せる国内MMAだが、果たして日本勢はどのようなメンツが揃うのか。

なおタイトル返上に関して、前王者となったチョ・ソンビンは以下のようなコメントをプレスリリースに寄せている。


チョ・ソンビン
「皆さん、コリアン・ファルコンことチョ・ソンビンです。

1月のグラジエイター初陣となったタイトル戦の際はたくさんの応援、誠にありがとうございました。まずグラジエイターのフェザー級のタイトル戦という、貴重極まりない機会を与えてくださった櫻井代表を始め、外国人である自分にいつも温かくしてくださったスタッフの皆さんに感謝の気持ちをお伝えしたいです。

何よりも自分との試合を受けて下さった中川選手、本当にありがとうございました。怪我から早く回復することを祈っています。自分にとって、今回のグラジエイターのタイトル戦は冒険そのものでした。怪我等、体調が芳しくない状態が続いて、試合も出来ず練習するしかない時にオファーがあって、悩みぬいた末に試合を受ける事にしました。

今はグラジエイターで復帰戦を戦った私の選択に一片の悔いもありません。ファンの皆様の温かい応援は勿論、ロッカールームボーナスや、試合を終えた深夜に怪我の相談にもスムーズに対応してくれた関係者の方々に本当に感謝しています。この勝利で得られた自分を信じる気持ちは、絶対のモノとなりました。

今回、4月1日にPFL出場が決まりました。そのために獲得したタイトルは返上しますが、グラジエイターの王者としてPFLでも悔いのない戦いをする覚悟です。引き続き、日本のファンの皆様に応援していただければと思います。PFLでも頑張ってきます」

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Gladiator Gladiator020 MMA MMAPLANET o ONE PFL PFL2023#01 UAEW UFC アレハンドロ・フローレス アンドレ・ハリソン エウベウチ・バーンズ キック クリス・ウェード ダニエル・トーレス チアゴ・マヘタ・サントス チョ・ソンビン バッバ・ジェンキンス ブレンダン・ラウネーン マルロン・モラエス モヴリッド・ハイブラエフ ランス・パーマー ロブ・ウィルキンソン 中川皓貴 工藤諒司

【PFL2023#01】PFL開幕戦で工藤諒司が19勝0敗1分のハイブラエフと対戦。グラジ王者チョ・ソンビンも出場

【写真】これはまた凄まじい相手との対戦が決まった工藤だ(C)PFL

16日(木・現地時間)、4月14日(金・同)にネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター・アット・ヴァージンホテルズで開催されるPFL2023年レギュラーシーズン=キックオフ大会の追加カードと出場参加選手が発表され、工藤諒司が2021年シーズン優勝者モヴリッド・ハイブラエフと対戦することが明らかとなった。

2023年シーズンはフェザー級とライトヘビー級が開幕戦となり、2022年フェザー世界王者のブレンダン・ラウネーンがマルロン・モラエス、同ライトヘビー級世界王者ロブ・ウィルキンソンがチアゴ・マヘタ・サントスという両UFCベテランと戦うことが既にアナウンスされていた。

昨年ベスト4の工藤の継続参戦は決定事項だったが、レギュラーシーズンは2戦しか実施されないなかで、初戦がハイブラエフとのマッチアップとは如何に彼が世界の高みで戦っているのかの表れだ。

しかも前述したラウネーン✖モラエス、そして昨年の準優勝で工藤を準決勝で破ったバッバ・ジェンキンスがもう1人のベスト4=クリス・ウェードと対戦する一番に並び、工藤✖ハイブラエフはESPNで中継されるメインカードに組み込まれている。


重量級大好き米国にあって今大会のメインカードはライトヘビー級が2試合、フェザー級が3試合となっている。それだけ注目度の高い階級で、2度目のシーズン挑戦となる工藤。しかしハイブラエフは簡単な相手でない。どころか非常に厳しい相手といえる。

キャリア19勝0敗1分──ロシアは北コーカサス、ダゲスタン生まれの32歳。同地のファイターの多くに見られるフリースタイルレスリングから格闘技を始めたハイブラエフも、コンバットサンボに転身しMMAという路を選択した。

アブドゥルマナップ・ヌルマゴメドフの指導の下、キャリア11連勝でONEと契約し、現UFCファイターのエウベウチ・バーンズを破るも僅か1試合でアジアを去り、母国で1試合を挟むとPFL 2019年シーズンに臨んだ。

初戦でデイモン・ジャクソンをヒザ蹴りで10秒KOという衝撃的な北米デビューを果たしたハイブラエフだったが、続くアンドレ・ハリソン戦はドロー、シーズン準々決勝でダニエル・ピエダのフックで沈みシーズン制覇はならなかった(※後にピエダがテストで陽性となり結果はノーコンテストに)。

初めてキャリアの挫折を経験したハイブラエフだが、UAEWを経て2021年シーズンに挑むとランス・パーマー戦ラウネーン戦ウェード戦などをクリアしPFLの頂点に立つ。連覇が期待された2022年シーズンは負傷欠場となり、今回の工藤戦が1年半ぶりの実戦復帰だ。

いわば工藤は優勝候補筆頭と対戦するわけだが、ポジティブに考えるとここで勝てば2年連続プレーオフ進出に大きなアドバンテージを持つことになる。ばかりか、他の選手にとってもハイブラエフの敗北はシーズン制覇の道を幾分か優しくするものだ。

レスリング&コントロールに徹して来られると、正直分は相当に悪いだろう。ただし、ハイブラエフが打撃で攻めてくるなら今や工藤は左右の両方の拳でノックダウンを奪うことができる。つまりは、テイクダウンを如何に切るかが鍵となってくる。

そして、テイクダウンを許してもスクランブルに持ち込み、凌ぐ。ハイブラエフを動かして疲れさせる。フィニッシュ勝利にはボーナスという利点があるが、工藤は15分のフルファイトで10分間は我慢の展開──残りの5分でボーナス1Pが付随するフィニッシュ勝利を目指すぐらいの開き直った心理状態から準備を始め、徐々に勝機が増す戦術を確立させていって欲しい。

(C)KSW

メインカードの3試合以外のフェザー級レギュラーシーン出場選手も注目だ。

まず昨年工藤にKO負けしているアレハンドロ・フローレスと元KSWフェザー級王者ダニエル・トーレスがプレリミでマッチアップされている。

2021年1月トーレスは当時、欧州で最強非UFCファイターという評判だったサラディーヌ・パルナスを右フックの上腕がテンプルをかすめるパンチでKOし、ベルトを巻いている。

工藤という物差しがあるフローレスとの試合で、トーレスの力量を測ることができる一番といえる。また対戦相手は未定だが、今回のリリースでチョ・ソンビンのシーズン出場も明らかとなっている。

元UFCファイターで、2021年シーズン以来のPFL参戦が決定したジョ・ソンビンは1月22日のGladiator020で中川皓貴を2分12秒でKOし、フェザー級のベルトを巻いたばかりだ。

そのフェザー級を越えた──ウェルター級を思わせる体躯で、北米再チャレンジを決めたチョ・ソンビン。PFLのマッチメイク次第で工藤との対戦をあり得るだけに、彼の試合も見逃せないシーズン開幕戦となる。

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Gladiator020 MMA MMAPLANET o チョ・ソンビン 中川皓貴

【Gladiator020】チョ・ソンビンが中川にヒザを効かせてパウンドアウト。新フェザー級王者に

【写真】 プロデビューの地での勝利。新王者の目には涙が浮かんでいた(C)MMAPLANET

<Gladiatorフェザー級王座決定戦/5分3R>
チョ・ソンビン(韓国)
Def.1R2分12秒 by TKO
中川皓貴(日本)

チョ・ソンビンの体が一回り大きい。中川は潜ってパンチを狙う。ケージを背負いながら組みつくも、チョ・ソンビンが離れた。ここで中川の蹴りがチョ・ソンビンの下腹部を捉え、試合が中断される。中川に口頭注意が与えられて試合は再開。チョ・ソンビンが前に出て、右フックが中川の顔面を捉えた。グラついた中川は組みつきにいくも、それを潰したチョ・ソンビンがトップからパウンドとヒジを連打する。中川は立ち上がって離れた。

スタンドに戻るとチョ・ソンビンがプレスをかける。中川の左ミドルをもらいながら距離をつめたチョ・ソンビンに対し、中川は組みついた。しかしチョ・ソンビンがパンチからボディにヒザを突き刺し、うずくまる中川にパンチの連打を浴びせてレフェリーストップを呼び込んだ。

ボディへのヒザが効いたか、中川は苦しそうな表情で立ち上がることができず、担架に乗って退場することに。フェザー級のベルトを巻いたチョ・ソンビンは日本語で挨拶したあと、感謝を述べながら再び日本で「愛してる!」と叫び、涙を浮かべながら写真撮影に応じた。


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