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MMA UFC   ケイシー・ケニー ジョゼ・アルド ダスティン・ポイエー ブランドン・モレノ ペドロ・ムニョス

12.11『UFC 269』でペドロ・ムニョスとドミニク・クルーズが対戦


 UFCが12月11日に開催する『UFC 269』(会場未定)でペドロ・ムニョス vs. ドミニク・クルーズのバンタム級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。まだ契約にサインはしてないものの口頭で同意しているそうです。

 ムニョスは『UFC 265: Lewis vs. Gane』でジョゼ・アルドに判定負けして以来の試合。クルーズは『UFC 259: Blachowicz vs. Adesanya』でケイシー・ケニーに判定勝ちして以来の試合。

 同大会はチャールズ・オリヴェイラ vs. ダスティン・ポイエーのライト級タイトルマッチ、アマンダ・ヌネス vs. ジュリアナ・ペーニャの女子バンタム級マッチ、ブランドン・モレノ vs. デイヴィソン・フィゲイレドのフライ級タイトルマッチの3大タイトルマッチが予定されています。続きを読む・・・
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MIKE MMA ONE UFC   デミアン・マイア ペドロ・ムニョス

UFCがデミアン・マイア、ジミー・リベラ、クリスチャン・アギレラをリリース


Demian Maia(Sherdog)

Jimmie Rivera(Sherdog)

Christian Aguilera(Sherdog)

 UFCがデミアン・マイア、ジミー・リベラ、クリスチャン・アギレラをリリースしたことをMMAFightingが確認したとのこと。

 デミアン・マイアは現在43歳のブラジル人でMMA戦績28勝11敗(UFC戦績22勝11敗)。2007年10月『UFC 77: Hostile Territory』のライアン・ジェンセン戦から約17年間もUFCで戦い続けました。2010年4月の『UFC 112: Invincible』ではアンデウソン・シウバのミドル級王座に、2017年7月の『UFC 214: Cormier vs. Jones 2』ではタイロン・ウッドリーのウェルター級王座に挑戦しましたが、共に判定負けしています。

 『UFC 263: Adesanya vs. Vettori 2』のベラル・ムハマド戦で引退することを示唆していましたが、直前になり現役続行に含みを持たせていました。しかし契約最後の試合で判定負けしたこともありリリースされています。

 ジミー・リベラは現在32歳のアメリカ人でMMA戦績23勝5敗(UFC戦績7勝4敗)。『UFC Fight Night 186: Rozenstruik vs. Gane』でペドロ・ムニョスに判定負けしたのが最後の試合になりました。

 クリスチャン・アギレラは現在29歳のアメリカ人でMMA戦績14勝8敗(UFC戦績1勝2敗)。『UFC on ESPN 24: Rodriguez vs. Waterson』でカールストン・ハリスに1Rアナコンダチョークで敗れたのが最後の試合になりました。続きを読む・・・
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BELLATOR Bellator264 MIKE MMA UFC YouTube   キック ダニー・サバテーロ ベラトール ペドロ・ムニョス ボクシング

【Bellator264】残念、コロナ陽性で欠場。敢えて掲載、堀口恭司の盟友サバテーロは何を語っていたか

【写真】言葉は悪い。しかし、その言葉の端々でファイトIQの高さが滲み出ていたダニー・サバテーロ。残念な欠場だ(C)BELLATOR

13日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのFight sphere=モヒガンサン・アリーナでBellator264「Mousasi vs Salter」が開催される。

LAからコロナ禍における聖地に戻るベラトールのメインは、世界ミドル級王者ゲガール・ムサシの防衛戦だ。そして要注目のマゴメド・マゴメドフ✖ラフィオン・スタッツというバンタム級戦が組まれている。

そのBellatorバンタム級戦線に加わったダニー・サバテーロが、コロナウィルスのチェックで陽性が発覚し、ジョニー・キャンベル戦が流れた。

Titan FCバンタム級王者でコンテンダーシリーズでも勝利しているサバテーロだが、UFCからのコールはなかった。その鬱憤を晴らすかのようにベラトール初戦でUFCで勝ち越していたブレット・ジョンズを完封したサバテーロ。

ATTで堀口恭司のスパーリングパートナーでもあるドミネイターは、ベラトールバンタム級戦線について、どのように語っていたか。

試合は無くなってしまったが、この強豪の言葉を敢えて紹介したい。きっと真のMMAファンなら、そのトラッシュトークに隠れた彼の潜在能力に気付くに違いないはずだから。


──堀口恭司選手から、ダニーはテイクダウン対策で最高のスパーリングパートナーだと伺っています。

「WOW!! キョージがそんな風に言ってくれているなんて最高だね。俺にとってもキョージはストライカー対策をするうえで最高の練習仲間さ」

──堀口選手、そして岡田遼選手からもダニーのことを訊いていて、Titan FCの王座奪取とコンテンダーシリーズの勝利、そしてTitan FCバンタム級の王座防衛と試合をチェックさせてもらってきました。が、これだけ結果の残してきたのにUFCからオファーはありませんでした。そしてダニーはBellatorと契約し、初戦でUFCで勝ち越しているブレット・ジョンズを下しましたね。

「UFCで5勝3敗だったブレット・ジョンズのようなファイターにしっかりと勝てた意味は大きい。彼がUFCで残している実績を俺のキャリアにキャリーオーバーできた。Bellatorのファイターが、UFCファイターより優れていることを示した試合は少ないけど、俺もそこに加わることができたよ。

ブレット・ジョンズがUFCで負けた相手はペドロ・ムニョスとアルジャメイン・ステーリングの2人だ。それ以外の相手には勝ってきたから、俺はそれ以上の力があることを示せたと思う。Bellatorのバンタム級も相当な面子が揃っているけど、あの1勝で俺もタイトル戦線に割って入ることができると思ったよ」

──この現状でUFCベテランに勝てたことに、とても満足しているのではないですか。

「UFCは時々バカげたことをするんだ。ただ、俺にとってはUFCファイターに勝とうが、Bellatorファイターに勝とうが余り関係ない」

──鬱憤を晴らせたと思っているかと想像していました。

「俺はハッピーな野郎だから、誰に勝っても満足できるんだよ(笑)。もちろんBellatorというビッグプロモーションで、彼のようなファイターに勝てたことは大きいよ。Bellatorでずっと戦っていきたいと思っている」

──ダニーのテイクダウンからコントロール、そしてグライディングするファイトがUFCは気に入らなかったと考えることはなかったですか。なんせ、今も米国ではケージレスリングやグラウンドの局面でファンがブーイングを送ります。

「MMAは幸運にも何をやっても構わないスポーツだ。キックボクシング、ムエタイ、ボクシング、レスリング、柔術、柔道、全てだ。MMAはボクシングじゃない。俺は全ての試合で打撃を使っているし、レスリングをして、柔術をして、グラウンドでも殴っている。

俺たちは一つの限られた局面で優れていてもしょうがない。ボクシングがしたくて、レスリングがしたくない相手にはレスリングを仕掛ける。それがMMAの良さで、俺は常にドミネイトすることができたんだ。その結果として、相手をサブミットしてきた。

ブレット・ジョンズも、フィニッシュするつもりで戦った。ヤツは経験豊かで防御力には長けていた。ただサブミッションで勝とうが、KOだろうが、気にしていない。俺は全局面で戦えるから、試合をコントルールし支配することが重要なんだ。

それでも今回の試合は2Rで終わらせる。ジョニー・キャンベルは俺のレベルにない。弱点をついてビッグウィンを挙げる。全く問題ない相手だ」

──なぜ2Rなのですか? 初回ではなくて。

「1Rで勝つっていうヤツは口だけだ。最初の5分は、俺を殴ってこようとする相手を見極める時間だ。MMAは体を使ったチェスゲームだから、スマートに戦わないとね。ジョニーは俺をKOするしか勝ち目はない。だからパンチを振りまわしてくる。そんな奴が元気な間に、何も勝負を決めに行く必要はないだろう。2Rになったら、全てを使ってヤツを追い込んで倒すよ」

──ダニーはダブルレッグやシングルからバックに回るのが非常に巧いです。テイクダウンだけでなく、バック奪取もスマートに戦う証なのでしょうか。

「だから言っているじゃないか、俺は全ての局面で強いんだって。テイクダウンしてグラウンドへ行くのも、バックに回るのも相手がソレを俺に許している結果なんだ。MMAで大切なのは距離のコントロール、タイミング、そしてコンディショニングだよ。

バンタム級という階級で10勝1敗の結果を残せているのは、そこで上手くいっているからだ。しっかりと自分の距離とタイミングで戦い、相手の攻撃を見極めることができてテイクダウンに持ち込むことが可能になる。

それにはレベルチェンジがまた鍵を握って来るんだ。そこがMMAの醍醐味だ。それを創るのが距離とタイミング、そしてコンディショニングだ。この3つの要素の大切さを理解しているのが、ダイハード・ファンだよ」

──もちろん今回の試合に集中しないといけないですが、この階級にはマゴメド・マゴメドフというドミネイターが存在します。そのマゴメドフが、またレスリングに優れたラフィオン・スタッツと同じ大会で戦います。

「その試合は楽しみだよ。マゴメドフは優れたグラップラーだ。でもアイツのグラップルなんて、俺から言わせれば全くなっていない。俺との試合は最高のマッチアップになるだろう。俺が如何に優れているかを証明できて、アイツにベラトール初黒星をつけることができるからな。

それにMMAファイターとして、アイツは打撃ができない。俺はスクランブルして、立ち技でも削ることができる。アイツはランキングで俺の上にいるから、今回の試合で完全に力の差を見せつけて、次はマゴメドフを狙うよ」

──ところで堀口選手もバンタム級タイトルの返り咲きを狙っています。

「タフな話だ。俺たちはグッドフレンズだし、フロリダで初めて戦った試合でキョージは俺のコーナーに就いてくれた。俺たちは毎日一緒に練習して、強さを追求してきた。でも、俺は誰とでも戦う。俺の人生のゴールは世界のベストファイターになることだ。そのためにはチームメイトとも戦うだけだ。

そりゃあ、本音を言えばチームメイトとは戦いたくない。いつも協力しあっているんだから……でも自分の夢を実現させるには、俺はマイ・グランマとだって戦う。それが俺の人生なんだよ」

──OMG!! 堀口選手も世界タイトル以外ではチームメイトとは戦いたくないと言っていました。

「その通りだ。世界一を目指す。その想いは皆同じだろうからね。その時はチームメイトでも、親友でも戦わなければ夢は実現できない。バンタム級タイトルが掛かるなら、俺はキョージと戦うよ。

どっちにしても、セルジオ・ペティスも大したファイターじゃない。俺にとってはアイツとの試合はベリー・ベリー・イージーだ。アイツは打撃もグラップリングも荒い。だから長い間ベルトを持っていることは無理だ。

とにかく俺はジョニー・キャンベルをぶっ飛ばして、次のステップを持つことにする。俺はブレット・ジョンズに勝った時、3人戦いたい相手を挙げたけど誰も応じなかった。とにかく、次の金曜日にしっかりと勝って、またその時に言いたいことを言わせてもらうつもりだ。アイツらは俺のよりランクは上だけど、ただのフェイク野郎だからな。

これはファイトビジネスだ。俺と戦いたくないなら、道を譲れ。出ていけ。逃げて、偉そうなことを言っているんじゃない。俺は誰からも逃げないからな」

──刺激的な言葉の数々をありがとうございました。実は以前、マイク・ブラウンが日本のMMA関係者にも凄くダニーのことをプッシュしていて。堀口選手や岡田選手もダニーのことを良いヤツだと断言しています。

「俺はベリー・ナイスガイだよ(笑)。いつも謙虚でいるように心掛けている。でも、ケージのなかは違う。俺の目の前にいるヤツは敵なんだ。

戦って、倒す。そのために意識を変える必要がある。そんなヤツと家族や友人を同列に並べることはできない。それだけだよ」

──では最後に日本のMMAファンに一言お願いします。

「次の金曜日、日本のファンのためにもジョニー・キャンベルをファッ〇ン・チョークアウトするよ。楽しみにしてほしい」

■視聴方法(予定)
8月14日(土・日本時間)
午前8時15分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前10時~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■ Bellator264対戦カード

<Bellator世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]ゲガール・ムサシ(オランダ)
[挑戦者] ジョン・ソルター(米国)

<ウェルター級/5分3R>
アンドレ・コレシュコフ(ロシア)
サバウ・ホアシ(米国)

<バンタム級/5分3R>
マゴメド・マゴメドフ(ロシア)
ラフェオン・スタッツ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ダヴィオン・フランクリン(米国)
エヴェレット・ガミングス(米国)

<ミドル級/5分3R>
タイ・グワーダー(米国)
カジムラット・バスタエフ(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
パム・ソーレンソン(米国)
ホベルタ・サマージ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ジャスティン・モンタルヴォ(米国)
ケンドリー・セントルイス(米国)

<142ポンド契約/5分3R>
ジェフリー・グロスナー(米国)
セバスチャン・ルイ(米国)

<195ポンド契約/5分3R>
オーランド・メンドーザ(米国)
ジョン・マクニール(米国)

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Report UFC UFC265 ジョゼ・アルド ブログ ペドロ・ムニョス

【UFC265】距離とコンビネーションで完璧なゲームメイク、ジョゼ・アルドがムニョスをフルマークで下す

<バンタム級/5分3R>
ジョゼ・アルド(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
ペドロ・ムニョス(ブラジル)

開始早々、ムニョスが右のバックスピンキック。正面で向かい合うと、ムニョスが右ローから左ジャブを突く。ムニョスの攻撃をアルドは、左のガードを高く上げながらバックステップでかわす。次第にプレッシャーを強めるアルドが左右のボディ、対するムニョスは右のカーフキックから距離を詰める。ムニョスが中に入ろうとすると、アルドは左フックで防ぐ。

アルドがムニョスに対して左ジャブ、さらに右ヒザをカウンターで当てる。そして左ボディがヒット。ムニョスは右クロスをカウンターで当てられてしまう。ワンツーで前に出るアルド。ムニョスはローを放つが、アルドの左ジャブが当たる。アルドがカウンターのパンチを当てるなか、ムニョスも左ジャブを繰り出すが、アルドの顔面には届かない。

残り1分を切ったところで、ムニョスの右がアルドの顔面を捉える。アルドは足を使って距離を取りながらパンチを返すが、ムニョスのパンチも当たる。残り30秒、ムニョスが連打で前に出ると、アルドもパンチを返すが、ケージを背負わされてしまった。

2R、ムニョスが前に出て、パンチを左右のカーフキックを放つ。アルドの左ジャブをもらったムニョスの左目が腫れている。アルドはここで右ロー、さらに対角線コンビネーションで左ボディを当てていく。アルドのパンチをもらいながら前に出るムニョス。ムニョスの右バックスピンキックを、バックステップでかわすアルド。距離を詰めるムニョスに左ジャブを突くアルドに対し、ムニョスは右ハイを繰り出すがブロックされる。

距離を詰めてアルドにケージを背負わせるムニョスに対し、アルドは左ボディへのコンビネーションを繰り出していく。そしてアルドの右ローがヒット。左ジャブの突き合いで勝るのはアルドだが、ムニョスの右もアルドの顔面をかすめる。アルドの左ジャブへ、ムニョスは左ローを返す。アルドは左ボディを狙うが届かない。

左のローと右のカーフで、ムニョスはアルドをケージ際へ追い詰めていく。アルドは距離を保ってカウンターを狙う作戦で、少し距離ができると右アッパーを放った。

最終R、距離を詰めたムニョスを、パンチの連打で迎え撃つアルド。ムニョスは脇を差してアルドをケージに押し込むが、すぐに離れる。中間距離で打撃を出し合う両者、距離が詰まるとアルドが押し返す。アルドは上下に左を散らし、次第にムニョスの顔面を捉えるようになる。ここでアルドのローをもらったムニョスは、少し体勢を崩す。

ムニョスの左ジャブを、足を使ってかわしたアルドは、右ローで相手にヒザをつかせる。立ち上がったムニョスは、右のバックスピンキックを放つが、これは空を切る。アルドはインサイドからの右、さらにパンチの連打から右ローを当てる。左目から出血しているムニョスは、明らかに手数が減る。そのムニョスに対して、アルドはコンビネーションを当てていった。

ジャッジ3者ともフルマークをつける裁定で、アルドがバンタム級転向後2連勝となった。


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MMA UFC UFC265 ケイシー・ケニー ジョゼ・アルド ソン・ヤードン ブログ ペドロ・ムニョス マネル・ケイプ ラファエル・フィジエフ ヴィセンチ・ルケ

【UFC265】計量終了 アルド✖ムニョス&ソン✖ケニー=バンタム級生き残り合戦。ケイプ……

【写真】アルド、健在ぶりを引き続き見せることができるか──とはいっても、まだ34歳で老け込む年ではない(C)MMAPLANET

7日(土・現地時間)にテキサス州ヒューストンのトヨタ・センターで開催されるUFC265「Lewis vs Gane」の計量が6日(金・同)に行われている。

メインの暫定ヘビー級王座決定戦はデリック・ルイスとシリル・ガンヌの間で行われ、計量での体重差は約8キロだった。


今大会はコ・メインのジョゼ・アルド✖ペドロ・ムニョスを始め、ソン・ヤードン✖ケイシー・ケニー、マイルズ・ジョンズ✖アンデウソン・ドスサントス、ジョニー・ムニョスJr✖ジェイミー・シモンズとバンタム級が4試合組まれている。

なかでも注目はメインカードで組まれているアルド✖ムニョス、ソン✖ケニーだ。バンタム級転向後マルロン・モラエスと世界戦のピョートル・ヤンに敗れたものの、アルドはマルロン・ヴェラに勝利し健在ぶりを見せている。

対するムニョスもジミー・リベラとの実力者対戦を制して、バンタム級トップ戦線で生き残っている。34歳になったアルド、攻勢時の圧力と威力は健在だが、試合中の波が以前よりもはっきりしてきた。体の動きというよりも、心の勢いを15分、25分という時間中に維持することが難しくなっているかもしれない。

その心身共に動きが落ちた時が、ムニョスの勝機であることは間違いない。とはいえ下降し続けることはなく、再び動けるのがアルドの特徴だ。ムニョスとして勝機を逃さない爆発力、もしくは極め力が必要とされる。

ソンとケニーはそれぞれカイラー・フィリップス、ドミニク・クルーズ戦での敗北からの再起戦となる。

打撃単体ではソン、テイクダウンこみではケニーの打撃もイーブンまで持ち込める。ソンとしてはテイクダウンを切ることで、勝利に近づける戦いだけに、ケニーのレスリングだけでなく柔道技で倒されないことが必須となる。

このほか、ウェルター級のヴィセンチ・ルケ、ライト級のラファエル・フィジエフと並び、気になるのがマネル・ケイプのオクタゴン3戦目だ。しかし、ケイプはフライ級のリミットは4ポンドもオーバーしており、UFC初勝利は手堅いと思われていた一戦に、暗雲立ち込めることとなった。

■視聴方法(予定)
8月8日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOWライブ

■UFC265計量結果

<UFC暫定世界ヘビー級王座決定戦/5分5R>
デリック・ルイス: 264.5ポンド(119.97キロ)
シリル・ガンヌ: 247ポンド(112.03キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョゼ・アルド: 136ポンド(61.69キロ)
ペドロ・ムニョス: 135ポンド(61.24キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィセンチ・ルケ: 170ポンド(77.11キロ)
マイケル・キエーサ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ティーシャ・トーレス: 115ポンド(52.16キロ)
アンジェラ・ヒル: 115ポンド(52.16キロ)

<バンタム級/5分3R>
ソン・ヤードン: 135.5ポンド(61.46キロ)
ケイシー・ケニー: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
ラファエル・フィジエフ: 155.5ポンド(70.53キロ)
ボビー・グリーン: 156ポンド(70.76キロ)

<バンタム級/5分3R>
ダラコ・ロドリゲス: 136ポンド(61.69キロ)
ヴィンス・モラレス: 136ポンド(61.69キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
エド・ハーマン: 205.5ポンド(93.21キロ)
アロンゾ・メニフィールド: 204.5ポンド(92.76キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
カロリーナ・コバケビッチ: 115ポンド(52.16キロ)
ジェシカ・ペネ: 116ポンド(52.62キロ)

<フライ級/5分3R>
マネル・ケイプ: 129ポンド(58.51キロ)
オード・オズボーン: 125ポンド(56.7キロ)

<バンタム級/5分3R>
マイルズ・ジョンズ: 136ポンド(61.69キロ)
アンデウソン・ドスサントス: 135.5ポンド(61.46キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ヴィクトリア・レオナード: 125ポンド(56.7キロ)
メリッサ・ガート: 126ポンド(57.15キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョニー・ムニョスJr: 135.5ポンド(61.46キロ)
ジェイミー・シモンズ: 136ポンド(61.69キロ)

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Report UFC UFN186  グラチアン・サジンスキ ジミー・リベラ ブログ ペドロ・ムニョス

【UFN186】カーフを効かされても、覚悟のボクシング勝負を仕掛けたリベラがムニョスに判定負け

<バンタム級/5分3R>
ペドロ・ムニョス(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
ジミー・リベラ(米国)

左ジャブから左ハイを蹴ったムニョスがバランスを崩す。立ち上がってローを蹴り、右フックをムニョスが放った直後に、リベラが右フックを当てる。ローにパンチを合わされ、ガードしているにも関わらずスリップして尻もちをついたムニョスは、立ち上がると左フックを当てられても右カーフを続ける。リベラはワンツーから右、ムニョスの左フックに左フックを合わせる。

リベラのシングルレッグを体を捻って足を抜いたムニョスが、右ミドルを蹴る。ワンツーからの右フックのリベラ、今度はムニョスが右フックを打ち返す。リベラはさらに左右のフックを続ける。リベラのワンツーから右フックに、ムニョスも右フックを打ち返す。力の入ったパンチの交換のなかで、リベラは右カーフを効かされるようになる。体が崩れるようになったリベラは左ジャブから前に出るが、カーフだけでなく左ジャブの餌食となる。左フックはかわしたリベラが左ショートを当てる。カーフを被弾した後にワンツーを入れたリベラだが、ポイントだけでなくダメージを受けた状態で初回を終えることとなった。

2R、コーナーのルイス・ゴーディノーからチェックしろという指示を受けたリベラはジャブの差し合いから、カーフをキャッチしてテイクダウンを決める。ムニョスはサドルを創り、内ヒールへ。体を捩じり立ち上がったリベラが、左右のフックをコンビで入れる。前蹴りにもワンツーを合わせるリベラは、カーフにも右を打っていく。さらにリベラは右ハイには軸足払いを繰り出したが、直後にカーフで体が崩れる。

ムニョスは近い距離でハイキック、ブロックしたリベラがカーフで姿勢が乱れる。それでもダブルのジャブで前に出たリベラは、右フックの打ち合いカーフを掴みに行く。相当に前足を効かされているリベラは、蹴られるとマットに両手をつくシーンが目立って来る。残り1分、リベラはカーフを掴みつつ右フックを当て、ムニョスもカーフ一本槍でなくフックの打ち返して試合は最終回へ。

3R、思い切りフックを振りまわし、前に出るリベラ。カーフで蹴られ、姿勢が乱れたまま右オーバーハンドを伸ばす。ムニョスはスイッチを織り交ぜ、右前蹴り。フックを受けても、右カーフを蹴る。さらにハイ、三角と蹴りを散らすムニョスがカーフを入れる。と、ローがリベラの急所に入り試合が中断する。直ぐに再開され、リベラが右フック、右アッパーをヒット。ムニョスはカーフを多用せず、心理戦で有効活用しつつも、またも蹴りが急所に入る。2度目のブレイクを経て、リベラはテイクダウン狙いで姿勢を乱し、いよいよ前足が効かなくなってきたか。ついにスイッチしたリベラ、ならばと右ミドルをムニョスが蹴り込む。

オーソに戻すと前足を蹴られるリベラだが、覚悟を決めたようにステップインから左フック、右ボディフックを打ち込む。フックからアッパーと最後に覚悟の攻めを見せ、右ストレート、左フックを当てたリベラ──漢を見せたが、判定でムニョスに5年3カ月振りの再戦でリベンジを果たした。


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Report UFC UFC ESPN15 フランキー・エドガー ブログ ペドロ・ムニョス

【UFC ESPN15】優劣なし。5R、25分間動き続けた両者、エドガーがスプリットでムニョスに勝つ

<バンタム級/5分5R>
フランキー・エドガー(米国)
Def.2-1:48-47.48-47.46-49
ペドロ・ムニョス(ブラジル)

左右に回ってジャブを出すエドガーに対し、ムニョスはローでバランスを崩させ追い打ちの左を狙う。ワンツーを続け、前に出てくるムニョスに右を当てたエドガーは、ムニョスが打ち返してきても精度、スピードで上回るボクシングを見せる。右ローからワンツーを放つムニョスは、力んで空振り。それでも左を当てたムニョス、エドガーがショートのアッパーを連打する。ワンツーを入れたエドガーは右を打たれ、ローを蹴られる。

動いてパンチを出すエドガーはワンツーを被弾し、さらにムニョスが左ジャブをヒットさせる。組みのフェイクもほぼないエドガーが、ボディと顔面にパンチを散らすもダメージを与えるには至らず、左を被弾。最後に右を打ち返したエドガー、ここで初回が終わった。

2R、ワンツーから軽くダブルを見せたエドガー、シングルに出てすぐにリリースするもムニョスの打撃が乱れることはない。惑わされず戦うムニョスは、スリップしたエドガーの立ち上がり際に右を当てる。大きくサークリングを使うエドガーが左ジャブ、ムニョスの前進に抜群のタイミングでダブルレッグを合わせる。

背中を預けて立ち上がったムニョスをリリースしたエドガーはワンツー&移動を続ける。エドガーはジャブからアッパーという動きを見せると、スピニングバックキック。さらにシングル気味に蹴り足を手で払ってムニョスのリズムを崩す。ムニョスは右ローで仕切り直しを図るも、ステップインにアッパーを打たれる。それにしても動きの多いエドガー、この動きをパンチを被弾しつつ5Rも続けることはできるのか──。ムニョスの蹴りが急所に入り、ストップが掛った直後にタイムアップに。

3R、左ジャブを当てたムニョスに対し、エドガーが左をヒットさせる。高い位置の蹴りも織り交ぜるようにならったムニョスは、右ミドルを胸に蹴り込む。エドガーが左ミドルを蹴り返し、ワンツー。ムニョスは右フックから前蹴りへ。素早くワンツーを入れるエドガーだが、ダメージを与える風ではない。ローを2発蹴られ、左を返したエドガーは再度レフトフックを打ち込む。

ボディから顔面を打たれたムニョスは、ニータップに反応した直後に右ストレートを顔面に受ける。しかし、カウンターの左、右ローをムニョスが効かせ、ややエドガーの動きが小さくなってきたか。エドガーの後ろ回し蹴り後にムニョスが左ハイを繰り出し、3Rも終了を迎えた。

4R、ローにテイクダウンを合わせたエドガー、倒されたムニョスがすぐに立ち上がる。ムニョスがジャブを入れると、エドガーはワンツー。エドガーのワンツーからの変化と、ムニョスの左ジャブ&右の蹴りという勝負に。左フックをヒットしたエドガーは、ダブルジャブを見せて、右フックをかわす。エドガーは再び動きが増え、ボディから左を狙う。ムニョスがこのタイミングで右を合わせたが、流れが一方に傾くことがない展開が続く。

残り2分、エドガーの打ち終わりに右をヒットさせたムニョスは、左ミドルを蹴り込む。さらにジャブを打ったムニョスが右ロー、エドガーは前足を蹴られても頭を振って前に出て、ワンツーを当てて離れる。そのワンツーからテイクダウン狙いの仕草を見せたエドガーの顔面に、ステップジャブを入れたムニョスの右ローをエドガーはキャッチできない。跳びヒザを繰り出したムニョスが、最後に右をヒットした。

最終回、ローをキャッチしシングルからダブルにスイッチしたエドガーだが、テイクダウンは奪えない。それでも素早いステップインでアッパーを決めると、ムニョスも左右のフックを打ち合い、押されることなく蹴りを腹に繰り出す。エドガーのスピニングバックフィストをしっかりと見切ったムニョスが、距離を詰めるシーンが増えてくる。

残り2分30秒、動き、手を出し続ける両者。エドガーがボディアッパー、ムニョスは前蹴りと腹を攻める。ならばとエドガーがジャブを入れ、ムニョスが勢いのある右を当てる。さらに左ジャブを伸ばすムニョスだが、ラッシュをかける選択はないか。と、逆にエドガーが右をクリーンヒットさせて、右を続けてヒットする。頭を振って離れたエドガーがワンツー、ムニョスは右を当て、左ジャブを伸ばす。さらに右をヒットさせたムニョスの後ろ回し蹴りをステップバックでかわしたエドガー──直後にタイムアップに。

どちらが勝っていたかは、ジャッジ次第。優も劣もつけられない攻防は、38歳の元ライト級王者がバンタム級転向初戦でスプリット判定勝ちを手にした。


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【UFC ESPN15】計量終了 魅津希問題なしっ!! ストリーグルの代役はグアムのトレヴィン・ジョーンズ

【写真】メインではフランキー・エドガーがバンタム級転向初戦でペドロ・ムニョスと対戦する (C)Zuffa/UFC

21日(金・現地時間)、22日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC ESPN15「Mnhoz vs Edgar」の計量が行われた。


既報の通り、メインカード第1試合でダニエル・ロドリゲスと対戦予定だった佐藤天は帯状疱疹の跡がドクターチェクの際に問題視され、感染の恐れがないと100パーセント言えない状況では試合をすることは許されなかった。

佐藤の代役はプレリミでケーレン・ボーンと対戦予定だったが、ボーンが計量前に欠場が決まり、試合が宙に浮いてしまっていたドゥワイト・グラントが務めることとなった。1年振りの実戦をアマンダ・レモスと戦う魅津希は 115.5ポンドで計量をクリアしている。

またオープニングマッチで待望のUFC初陣を迎えることとなっていた世田谷育ちのフィリピン人ファイター=マーク・ストリーグルは新型コロナウィルスの検査で陽性となり、欠場に。PXCやTOP FC、ACA──そしてDEEPで活躍したグアムのトレヴィン・ジョーンズが、140ポンド契約マッチでチムール・ワリエフとUFCデビュー戦を戦うことになっている。

■UFC ESPN15計量結果

<バンタム級/5分5R>
ペドロ・ムニョス: 136ポンド(61.69キロ)
フランキー・エドガー: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
オヴァンス・サンプレー: 205.5ポンド(93.21キロ)
アロンゾ・メニフィールド: 204.5ポンド(92.76キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マイク・ロドリゲス: 205.5ポンド(93.21キロ)
マルチン・プラチニオ: 205.5ポンド(93.21キロ)

<女子フライ級/5分3R>
マリヤ・アガポワ: 125.6ポンド(56.97キロ)
シェイナ・ドブソン: 126ポンド(57.15キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ドゥワイト・グラント: 169.5ポンド(76.88キロ)
ダニエル・ロドリゲス: 170.5ポンド(77.34キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
魅津希: 115.5ポンド(52.38キロ)
アマンダ・レモス: 115.5ポンド(52.38キロ)

<ライト級/5分3R>
オースチン・ハバート: 156ポンド(70.76キロ)
ジョー・ソレツキ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
イケ・ビジャヌエバ: 205.5ポンド(93.21キロ)
ジョーダン・ライト: 200ポンド(90.71キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マヒュー・セムレスバーガー: 170ポンド(77.11キロ)
カールトン・マイナス: 170ポンド(77.11キロ)

<140ポンド契約/5分3R>
トレヴィン・ジョーンズ: 139.5ポンド(63.27キロ)
チムール・ワリエフ: 140ポンド(63.5キロ)

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【UFC ESPN15】対戦カード 佐藤天&魅津希揃い踏み。比=ストリーグル、カザフのアガポも注目!!

【写真】PCR検査の陰性となり、PIで汗をかくことができた佐藤と魅津希。メインや日本勢の試合、PXCやONEで活躍したマーク・ストリーグル、ONEミドル級で王者候補だったマルチン・プラチニオ、女子ストロー級のマリヤ・アガポワ=カザフスタンなどアジア関連の選手の出場も多い(C)ON THE ROAD MANAGEMENT

2020年8月22日(土・現地時間)
UFC ESPN15「Minchoz vs Edgar」
ネヴァダ州ラスベガス
UFC APEX

■視聴方法(予定)
8月23日(日・日本時間)
午前6時30分~UFC FIGHT PASS

■対戦カード

<バンタム級/5分5R>
ペドロ・ムニョス(ブラジル)
フランキー・エドガー(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
オヴァンス・サンプレー(ハイチ)
アロンゾ・メニフィールド(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
マイク・ロドリゲス(米国)
マルチン・プラチニオ(ポーランド)

<女子フライ級/5分3R>
マリヤ・アガポワ(カザフスタン)
シェイナ・ドブソン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
佐藤天(日本)
ダニエル・ロドリゲス(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
魅津希(日本)
アマンダ・レモス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
オースチン・ハバート(米国)
ジョー・ソレツキ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ドゥワイト・グラント(米国)
ケーレン・ボーン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
イケ・ビジャヌエバ(米国)
ジョーダン・ライト(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マヒュー・セムレスバーガー(米国)
カールトン・マイナス(米国)

<バンタム級/5分3R>
マーク・ストリーグル(フィリピン)
チムール・ワリエフ(ロシア)

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【UFC】15日のファイトアイランド大会でエドガーと対戦予定だったペドロ・ムニョスに陽性反応

【写真】15日大会で再注目のカードだっただけに残念だ (C)Zuffa/UFC

ブラジル勢及びフロリダ在住ファイターやコーチ達の新型コロナウィルス感染が続く、UFC。11日(土・現地時間)のUFC251に続き、UAE・アブダビのヤス島=ファイトアイランドで15日(水・同)に行われる予定のUFC Fight Night大会で、フランキー・エドガーと対戦予定だったペドロ・ムニョスの陽性が判明した。

この件もまだUFCからオフィシャルの通知はないが、対戦相手のエドガーが、“Sorry to hear you had a positive test @PedroMunhozmma wish you a speedy recovery let know as soon as you’re ready to scrap, I’ll be waiting”──ペドロ、君が陽性だったことを聞き、残念でならない。すぐに回復し、少しでも早く戦える準備ができるようになることを待っている──とツイートした。

MMAPLANETでは日本時間の日曜日の早朝にムニョスにインタビュー予定だったが、直前になり「ラスベガスで1日過ごすので、その時の方が時間もあるからリスケしてほしい」というメッセージを得ていた。その後ムニョスからの連絡が途絶え、エドガーのツイートと前後するタイミングで関係者に確認すると彼の陽性の言質がとれた。

これで15日のイベントではヴィニシウス・モレイラとアンデウソン・ドス・サントスに続き3選手目の陽性反応で、加えてマリナ・ホドリゲスが本人は検査で陰性だったが、セコンドが陽性のため欠場が決まっている。大会でのクラスターが起こらないよう、幾重にも張り巡らされた水際対策だからこそ感染者が確認できるという風に捉えることができるが──、これがニューノーマルUFCということか。