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UFC on ESPN+55:オッズ/予想と展望

マックス・ホロウェイ 1.14
ヤイール・ロドリゲス 6.00
ベン・ロズウェル 1.64
マルコス・ホジェリオ・デ・リマ 2.37
フェリシア・スペンサー 1.33
レア・レットソン 3.50
ソン・ヤドン 1.73
フリオ・アルセ 2.17
ミゲル・バエザ 1.71
ケイオス・ウィリアムズ 2.20
アゴ・モイゼス 1.40
ヨエル・アルバレス 3.10
シンシア・カルヴィーヨ 1.73
アンドレア・リー 2.17
ショーン・ウッドソン 1.31
コリン・アングリン 3.65
コートニー・ケイシー 1.42
リアナ・ジョジュア 3.00
マーク・ディアキーシー 1.54
ハファエル・アウベス 2.60
ケネディ・エンジーチュクー 1.97
チョン・ダウン 1.85

今大会より、海外の選手はアメリカ入国の際にワクチン接種証が義務付けられている。

もともとは7月に予定されていたカードだが、ホロウェイの怪我により約4ヶ月の延期に。フェザー級史上最多試合数&最多勝の記録を持つランキング1位ホロウェイ。ヴォルカノフスキーにタイトルを奪われたが、7ヶ月後のダイレクトリマッチでは、どちらが勝ったかわからない僅差のスプリット判定負け。前戦はキャリア8戦のルーキー(だが年上)カルヴィン・ケイターの挑戦を受け、KO寸前まで追い込む内容での大差判定勝ち。ただし、2連戦で敗れてしまっただけに、今は下位からの挑戦者を倒し続けるしかない。

回転蹴りなどが得意のトリッキーファイター・ロドリゲスは、前戦がコロナ禍前で、約2年のブランク。ジョン・チャンソンにはほぼ一方的に攻められた状態からのノールックエルボーで残り1秒での大逆転KO勝ち。その後、初の地元メキシコでのメインでは、わずか15秒でジェレミー・スティーブンスがロドリゲスのアイポークで戦闘不能となりノーコンテスト。1ヶ月後の再戦では完勝した。

UFCではフランク・エドガーに4年前に負けただけのロドリゲスだが、勝ったとはいえチャンソン戦では終始劣勢であり、そのチャンソンを圧倒したブライアン・オルテガに完勝しているホロウェイとは格が違うか。でもチャンソン戦のような何か一発を見せる期待はあるので、今大会一番の大差のオッズとなったのは意外でもある。

ホロウェイ判定勝ち。

メインカードに登場する中国のヤドンバンタム級の15位で、まだ23歳。UFCデビューからは4連勝したが、5戦目は微妙なドロー、続くマルロン・ヴェラ戦も微妙な判定勝ちで、今年3月のカイラー・フィリップス戦ではついにテイクダウンで削られる展開でUFC初黒星。8月の再起戦ではケイシー・ケニー相手にテイクダウンは奪われたがすぐリカバリーし、スプリット判定勝ちして再びランキング入りした。今回はアマチュアボクシングがバックボーンのフリオ・アルセと対戦。アルセはフェザー級で3勝2敗の成績を残した後、前回からバンタム級に転向。初戦は2RでKO勝ちした。

今回は苦手なタイプでないだけに、久々に得意の打撃の威力が見せられるか。ただし、オッズは僅差となっている。

第1試合開始は14日午前3時。アメリカ・ラスベガスのUFC APEXでの開催だが、なぜかまた日本時間深夜(現地時間午後)の開催となっている。先週でサマータイムが終わって、日本では開始が1時間遅くなるのが救いか。

速報します。

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MMA News UFC   アントニーナ・シェフチェンコ アンドレ・イーウェル イスラム・マカチェフ ケイシー・ケニー シンシア・カルヴィーロ ソン・ヤードン チアゴ・モイゼス フリオ・アルセ

ベン・ロズウェル vs. マルコス・ホジェリオ・デ・リマ、ソン・ヤードン vs. フリオ・アルセ他『UFC Fight Night 197: Holloway vs. Rodriguez』の対戦カードを紹介

 11月13日にラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC Fight Night 197: Holloway vs. Rodriguez』の対戦カードを紹介します。


“Mr. Gogo Choke” Ben Rothwell treft Marcos Rogerio de Lima tijdens UFC evenement op 13 november(MMA DNA)

 ベン・ロズウェル vs. マルコス・ホジェリオ・デ・リマのヘビー級マッチが行われるとのこと。

 ロズウェルは5月の『UFC Fight Night 188: Font vs. Garbrandt』でクリス・バーネットに2Rギロチンチョークで勝利して以来の試合。デ・リマは5月の『UFC on ESPN 24: Rodriguez vs. Waterson』でモーリス・グリーンに判定勝ちして以来の試合。


Voormalig titeluitdaagster Felicia Spencer treft Leah Letson op 13 november in Las Vegas(MMA DNA)

 フェリシア・スペンサー vs. リー・レトソンの女子フェザー級マッチが行われるとのこと。

 スペンサーは5月の『UFC Fight Night 188: Font vs. Garbrandt』でノルマ・ドゥモンに判定負けして以来の試合で現在2連敗中。レトソンは2018年11月の『TUF 18 Finale』でジュリア・ストリアレンコに判定勝ちして以来実に3年ぶりの試合。甲状腺機能低下症の治療により復帰が遅れていました。


Song Yadong vs. Julio Arce added to Nov. 13 UFC Fight Night event(MMAJunkie)

 ソン・ヤードン vs. フリオ・アルセのバンタム級マッチが行われるとのこと。

 ソンは8月の『UFC 265: Lewis vs. Gane』でケイシー・ケニーに判定勝ちして以来の試合。アルセは『UFC on ESPN 27: Sandhagen vs. Dillashaw』でアンドレ・イーウェルに2R TKO勝ちして以来の試合。


Miguel Baeza vs. Khaos Williams set for UFC event on Nov. 13(MMAFighting)

 ミゲル・バエザ vs. ケイオス・ウィリアムズのウェルター級マッチが行われるとのこと。

 バエザは6月の『UFC Fight Night 189: Rozenstruik vs. Sakai』でサンチアゴ・ポンジニービオに判定負けして以来の試合。バエザはこれがキャリア初黒星でした。ウィリアムズは6月の『UFC on ESPN 25: The Korean Zombie vs. Ige』でマシュー・セメルスバーガーに判定勝ちして以来の試合。


UFC books Joel Alvarez vs. Thiago Moises for Nov. 13 event(MMAJunkie)

 チアゴ・モイゼス vs. ジョエル・アルバレスのライト級マッチが行われるとのこと。

 モイゼスは7月の『UFC on ESPN 26: Makhachev vs. Moises』でイスラム・マカチェフに4Rリアネイキッドチョークで敗れて以来の試合。アルバレスは昨年10月の『UFC 254: Khabib vs. Gaethje』でアレクサンドル・ヤコブレフに1Rアームバーで勝利して以来の試合で現在3連勝中。『UFC 262: Oliveira vs. Chandler』でクリストス・ジアゴスと対戦予定でしたがビザ問題で欠場していました。


With Jessica Eye out, Cynthia Calvillo steps in to face Andrea Lee at UFC Fight Night 197(MMAJunkie)

 アンドレア・リーと対戦予定だったジェシカ・アイが病気により欠場、代わりにシンシア・カルヴィーロがリーと対戦するとのこと。

 カルヴィーロは9月の『UFC 266: Volkanovski vs. Ortega』でジェシカ・アンドラジに1R TKO負けして以来の試合で現在2連敗中。リーは5月の『UFC 262: Oliveira vs. Chandler』でアントニーナ・シェフチェンコに2R三角絞めで勝利して以来の試合。続きを読む・・・
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MMA UFC   ケイシー・ケニー ジョゼ・アルド ダスティン・ポイエー ブランドン・モレノ ペドロ・ムニョス

12.11『UFC 269』でペドロ・ムニョスとドミニク・クルーズが対戦


 UFCが12月11日に開催する『UFC 269』(会場未定)でペドロ・ムニョス vs. ドミニク・クルーズのバンタム級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。まだ契約にサインはしてないものの口頭で同意しているそうです。

 ムニョスは『UFC 265: Lewis vs. Gane』でジョゼ・アルドに判定負けして以来の試合。クルーズは『UFC 259: Blachowicz vs. Adesanya』でケイシー・ケニーに判定勝ちして以来の試合。

 同大会はチャールズ・オリヴェイラ vs. ダスティン・ポイエーのライト級タイトルマッチ、アマンダ・ヌネス vs. ジュリアナ・ペーニャの女子バンタム級マッチ、ブランドン・モレノ vs. デイヴィソン・フィゲイレドのフライ級タイトルマッチの3大タイトルマッチが予定されています。続きを読む・・・
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MMA UFC UFC265 ケイシー・ケニー ジョゼ・アルド ソン・ヤードン ブログ ペドロ・ムニョス マネル・ケイプ ラファエル・フィジエフ ヴィセンチ・ルケ

【UFC265】計量終了 アルド✖ムニョス&ソン✖ケニー=バンタム級生き残り合戦。ケイプ……

【写真】アルド、健在ぶりを引き続き見せることができるか──とはいっても、まだ34歳で老け込む年ではない(C)MMAPLANET

7日(土・現地時間)にテキサス州ヒューストンのトヨタ・センターで開催されるUFC265「Lewis vs Gane」の計量が6日(金・同)に行われている。

メインの暫定ヘビー級王座決定戦はデリック・ルイスとシリル・ガンヌの間で行われ、計量での体重差は約8キロだった。


今大会はコ・メインのジョゼ・アルド✖ペドロ・ムニョスを始め、ソン・ヤードン✖ケイシー・ケニー、マイルズ・ジョンズ✖アンデウソン・ドスサントス、ジョニー・ムニョスJr✖ジェイミー・シモンズとバンタム級が4試合組まれている。

なかでも注目はメインカードで組まれているアルド✖ムニョス、ソン✖ケニーだ。バンタム級転向後マルロン・モラエスと世界戦のピョートル・ヤンに敗れたものの、アルドはマルロン・ヴェラに勝利し健在ぶりを見せている。

対するムニョスもジミー・リベラとの実力者対戦を制して、バンタム級トップ戦線で生き残っている。34歳になったアルド、攻勢時の圧力と威力は健在だが、試合中の波が以前よりもはっきりしてきた。体の動きというよりも、心の勢いを15分、25分という時間中に維持することが難しくなっているかもしれない。

その心身共に動きが落ちた時が、ムニョスの勝機であることは間違いない。とはいえ下降し続けることはなく、再び動けるのがアルドの特徴だ。ムニョスとして勝機を逃さない爆発力、もしくは極め力が必要とされる。

ソンとケニーはそれぞれカイラー・フィリップス、ドミニク・クルーズ戦での敗北からの再起戦となる。

打撃単体ではソン、テイクダウンこみではケニーの打撃もイーブンまで持ち込める。ソンとしてはテイクダウンを切ることで、勝利に近づける戦いだけに、ケニーのレスリングだけでなく柔道技で倒されないことが必須となる。

このほか、ウェルター級のヴィセンチ・ルケ、ライト級のラファエル・フィジエフと並び、気になるのがマネル・ケイプのオクタゴン3戦目だ。しかし、ケイプはフライ級のリミットは4ポンドもオーバーしており、UFC初勝利は手堅いと思われていた一戦に、暗雲立ち込めることとなった。

■視聴方法(予定)
8月8日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOWライブ

■UFC265計量結果

<UFC暫定世界ヘビー級王座決定戦/5分5R>
デリック・ルイス: 264.5ポンド(119.97キロ)
シリル・ガンヌ: 247ポンド(112.03キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョゼ・アルド: 136ポンド(61.69キロ)
ペドロ・ムニョス: 135ポンド(61.24キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィセンチ・ルケ: 170ポンド(77.11キロ)
マイケル・キエーサ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ティーシャ・トーレス: 115ポンド(52.16キロ)
アンジェラ・ヒル: 115ポンド(52.16キロ)

<バンタム級/5分3R>
ソン・ヤードン: 135.5ポンド(61.46キロ)
ケイシー・ケニー: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
ラファエル・フィジエフ: 155.5ポンド(70.53キロ)
ボビー・グリーン: 156ポンド(70.76キロ)

<バンタム級/5分3R>
ダラコ・ロドリゲス: 136ポンド(61.69キロ)
ヴィンス・モラレス: 136ポンド(61.69キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
エド・ハーマン: 205.5ポンド(93.21キロ)
アロンゾ・メニフィールド: 204.5ポンド(92.76キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
カロリーナ・コバケビッチ: 115ポンド(52.16キロ)
ジェシカ・ペネ: 116ポンド(52.62キロ)

<フライ級/5分3R>
マネル・ケイプ: 129ポンド(58.51キロ)
オード・オズボーン: 125ポンド(56.7キロ)

<バンタム級/5分3R>
マイルズ・ジョンズ: 136ポンド(61.69キロ)
アンデウソン・ドスサントス: 135.5ポンド(61.46キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ヴィクトリア・レオナード: 125ポンド(56.7キロ)
メリッサ・ガート: 126ポンド(57.15キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョニー・ムニョスJr: 135.5ポンド(61.46キロ)
ジェイミー・シモンズ: 136ポンド(61.69キロ)

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Interview Special UFC ケイシー・ケニー ドミニク・クルーズ ブログ 弥益ドミネーター聡志

【A View of Dominator】弥益ドミネーター聡のドミネイター論─01─ドミニク・クルーズ✖ケイシー・ケニー

【写真】ドミニク・クルーズLOVEといえば水垣偉弥、大宮司岳彦、そして弥益ドミネーター聡志。いわば今回はドミネイトできていない試合なので、特別編ということになる (C)Zuffa/UFC

MMAには様々な勝ち方がある。完勝といえば、秒殺KOであったり、一本勝ちを指すのかもしれない。その一方で、完封勝利──一方的に試合を支配するのもMMAにおける完勝劇の一つであることは間違いない。

MMAPLANETでは弥益ドミネーター聡志による、完全支配マッチを振り返ってもらう新規格、A view of Dominatorをスタート。

第1回はいきなり企画の主旨から外れるが、ドミニク・ドミネイター・クルーズが3月6日に戦ったケイシー・ケニー戦を弥益に解説してもらった。


──勝手ながらMMAPLANETにおけるドミネイター解説員として、試合を思い切りドミネイトした選手について語ってもらうという新企画。今回は決してドミネイトしていないですが、第1回ということでドミニク・ドミネイター・クルーズのケイシー・ケニー戦について、ドミネーターの話をお伺いしたいと思います。事前の予想では、勝てないことも十分にある試合だったかと。

「ケイシー・ケニーの試合をあまりしっかりと見たことがなかったですが、柔道ベースだということは知っていまいした。最近の試合をチェックすると、あくまでも打撃で試合を組み立ています。柔道のスキル、組みの強さをテイクダウンディフェンスに回している選手だという印象が強かったです。

そういうことを考えると、このところテイクダウンがとれていないドミニク・クルーズからすると余計に厳しい相手かと思っていました」

──今の選手は、ドミニクの動きに惑わされずに、自分のやるべきことをやるという姿勢が見られます。もちろん、ケイシー・ケニーもドミニクに惑わされないだろうと。

「そうですね。自分のやりたいことをやっていますしね。それにテイクダウンができても、すぐにスクランブルになる。ドミニクは立たれても、倒す。また立たれても倒す。そうやって削ることが以前はできていたのですが、テイクダウンが取れないと逆に削られる。そういう試合になるかもしれないという気はしていました」

──実際に初回などは、そういう風になりそうな試合展開でした。

「そうですね。いきなりテイクダウンを仕掛けました。何の布石もなく、仕掛けた。あのシーンを見て、圧力負けしているんじゃないかという風に見えました。自分からテイクダウンを取りに行ったのではなく、取りに行かされていた。それは試合全般を通しても、ドミニクが能動的にテイクダウンを取りに行っているシーンはあまり見られなかったです」

──動かされていると?

「ハイ、圧力を掛けられて追い込まれてつい行ってしまうという動きに見えることが凄く多かったです。圧で負けているので、上体が一度起きてからテイクダウンを仕掛けているとか。

もちろんケイシー・ケニーのテイクダウンディフェンスが凄く強いのがあってですが、以前のように相手の反応をワンテンポ遅らせるということができていなかったです」

──それでいて、以前になかった動きも見られました。

「それが新しく採り入れたのか、落ちたからそうなったのか……。試合を通してみて、構えてしまっていた場面も多かったと感じました。オーソでしっかりと構えを取ることが多かった。ケイシー・ケニーのローキックが走っていたので、前足を削られてしまったとところもあります。

連勝していた頃のドミニクって、構えていない時間がもっと多かったです」

──右なのか、左なのか。何が出てくるのか分からないという。

「本人にしか分からない感覚があって、あの戦い方ができていたと思います」

──実際に唯一無二で、同じ戦い方をできる選手は他にいないですしね。

「特化し過ぎて、他に伝えられるモノじゃないのでしょうね」

──その戦いがなかなかできなくなっている……。

「ハイ、今回の試合も流れを掴んでいるのはケイシー・ケニーでした。ドミニクはテイクダウンが取れずに削られていく──まさに、その流れになっていたと思いました。でも、結果としてドミニクが持っていった。

結局……簡単な言葉なんですけど、気持ちの部分なんだと。ドミニクって足を止めての打ち合いができる選手なのに、敢えてあの足を使ってシャッフルと呼ばれる構えを小刻みに変えた戦いをしていたのでしょうね。

楽をするためでなく、勝つために厳しいことを追求してあのスタイルになっていた。結果として、ドミニクのやろうとしていることはキツイことだった。その形が、以前はシャッフルして動きまくってテイクダウンを取るというスタイルでした。

今回の試合は、見た目は変わりました。見ている人への映り方も変わった。でも、ドミニクは勝つために自分にとって一番厳しいことをする。それは同じなんだと……僕は正直、感激してしまいました」

<この項、続く>

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Report UFC UFC259 ケイシー・ケニー ドミニク・クルーズ ブログ

【UFC259】足を止めての打ち合いから、ニータップを決めたドミニク・クルーズがケニーに競り勝つ

<バンタム級/5分3R>
ドミニク・クルーズ(米国)
Def.2-1:30-27.29-28.28-29
ケイシー・ケニー(米国)

前に出るケイシー、直ぐにテイクダウンを狙ったドミニクをがぶってヒザを繰り出す。離れたケイシーに右ローから右ハイを見せたドミニクは、ワンツーをかわして後ろ回し蹴りをキャッチしに行く。リリースし、踏み込みから小内刈りという珍しい動きを見せたドミニクが直後に右ハイを放つ。

ロー&ミドルから右を当て、左右に回るドミニクは元々あるシャッフルにアップグレードした動きを見せている。右ハイに左フックを合わせていったケイシーは、右を被弾しバランスを崩す。と右オーバーハンドに続き、ボディを右で決めたドミニクはワンツーをダックでかわして右を当てる。

ケニーも左を当てるが、右ミドルを蹴られる。直後に左ローを入れたケニーは、この左ローを継続的に入れヒザ蹴りを繰り出す。ドミニクは左ミドルを蹴られ、右ローを返すがローが効かされた感もある初回の終盤だった。

2R、左を振るって前に出るケニーに対し、体を大きく振ってパンチを狙うドミニクだが左ローでバランスを崩す。ニータップをスプロールしたケニーは左ローを続け、ローからパンチを伸ばす。ドミニクは右ハイ、右ストレートを繰り出すも左ローを受ける場面は続く。

ケニーはテイクダウン防御力が高く、ハイを受けてローを返す。さらに左ストレートを当てたケニーに飛び込んでドミニクが左を当てる。ステップを封じられ、左足を蹴られるドミニクがボディを入れる。さらに左フックから連打を見せたドミニクは、ステップインと同時に右を当てる。ケニーは左ローを返し、ワンツー。ドミニクは左を被弾し、テイクダウン狙いはがぶりの役割を果たしたアームインギロチンで阻まれた。

2Rは確実に失っているドミニク、初回を取っていたとしても最後の5分を取る必要がある。まず右ハイ見せ、フックに繋げるドミニクはテイクダウンを徹底して切るケニーに対して、ケージに押し込むとついにシングルで背中をつかせる。ケニーのギロチンを防ぎ、サイドで抑えたドミニクは頭を抱えられた状態でハーフへ。続いて頭を抜いたドミニク、ケニーはシングルから立ち上がる。

スタンドに戻ると、動きが落ち体が揺れるようになったケニーだが右を当てる。ドミニクはテイクダウン狙いを切り、右を振るう。ケニーは右を当て、左を被弾すると──なんとドミニクが足を止めての打ち合いへ。ここで打ち勝ったドミニクは、右を入れボディへ。ケニーはダブルレッグ、切ったドミニクがヒザを突き上げる。

両者、完全に疲れた中でドミニクがダブルレッグからニータップを決める。ケージに押し込んだドミニクは、クローズドガードの中からパンチを入れ、最後は上体を起こしてパウンドを落とし、コントロール。洗練された最新MMAでななく、根性の打撃戦のなかで代名詞といえるニータップを決めたドミニクはスプリット戦で勝ち切り、静かに頷いた。

「以前のようにテイクダウンは重視されていないけど、MMAはミックスドアップするものだろう? 最初の2Rのケイシーのペースは予想していなかった。僕のペースについてきたね。次? タスクを見つけてトライする。ずっとそうやってきた」とドミニクは話した。


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News UFC UFC259 アスカル・アスカロフ アマンダ・ヌネス アルジャメイン・ステーリング イスラエル・アデサニャ カイラ―・フィリップス カーロス・アルバーグ ケイシー・ケニー ショーン・ブレイディ ジョセフ・ベナビデス ソン・ヤードン トレヴィン・ジョーンズ ドミニク・クルーズ ピョートル・ヤン ブログ マリオ・バウティスタ ミーガン・アンダーソン ヤン・ブラボヴィッチ

【UFC259】計量終了 ジョーンズ、メディッチ、アルバーグ。アーリープレリミも注目カードがズラリ

【写真】上背でアデサニャが、ブラボヴィッチを上回っている?! (C)Zuffa/UFC

6日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC259「Blachowicz vs Adesanya」の計量が、5日(金・同)に行われた。

UFC世界ライトヘビー級選手権試合=王者 ヤン・ブラボヴィッチ✖チャレンジャーUFC世界ミドル級王者イスラエル・アデサニャ、UFC世界女子フェザー級選手権試合=王者アマンダ・ヌネス✖挑戦者ミーガン・アンダーソン、UFC世界バンタム級選手権試合=王者ピョートル・ヤン✖挑戦者アルジャメイン・ステーリングというトリプルクラウンに加え、メインカードからプレリミまで気になるカードが、並びに並んでいる今大会。


まずアーリー・プレリミの第1試合にトレヴィン・ジョーンズが出場する。

PXCからTOP FC、そしてACAを経てDEEPにも来日したグアムのジョーンズは、昨年に8月に劇的な大逆転KOでチムール・ワリエフという強豪を下しながら、マリファナの服用で勝利を取り消され今回が仕切り直しの一戦となる。

対するマリオ・バウティスタはCombate AmericasやLFAからUFCへステップアップ。コーリー・サンドハーゲンには敗れたものの、元DEEP王者キム・ジンス、元LFA王者マイルズ・ジョンズに勝利している実力者だ。ワリエフ戦同様に苦戦は避けられないジョーンズが、どのような戦いを見せるか。

アーリー・プレリミ第2試合に出場のウロス・メディッチは昨年8月にコンテンダーシリーズで見事なパウンドTKO勝ちを収め、ダナ・ホワイトに見初められたファイターだ。

KINGS MMAでハファエル・コルデイロに師事するセルビア人ファイターのメディッチ、どのようやUFCキャリアのスタートを切るのか。

メディッチと同様に昨年のコンテンダーシリーズから注目のデビューを果たすのが、カーロス・アルバーグだ。

アデサニャのトレーニング・パートナーのアルバーグは、NZのトップ・キックボクシング・プロモーションであるKing Of the Ringの8人制トーナメントを100キロと92キロ級で制している。アデサニャが86キロ級と100キロ級で3度頂点に立っているに続く、マルチ王者がアルバーグだった。

打撃の強さは絶対的。組みは未知数のアルバーグだけに、ハードヒッター=ケネディ・ンゼチェクウとは手の合う顔合わせといえるだろう。

さらにキャリア13勝0敗のショーン・ブレイディと豪州の親子鷹ジェイク・マシューズのウェルター級戦ら、他プロモーションならメインカードでもおかしくないカードがアーリー・プレリミから見られる。

プレリミではドミニク・クルーズ✖ケイシー・ケニー、ソン・ヤードン✖カイラー・フィリップスという2つのバンタム級戦と、ジョセフ・ベナビデス✖アスカル・アスカロフ、ホジェリオ・ボントリン✖カイ・カラフランスのフライ級マッチが組まれているが、アスカロフが今大会唯一の体重オーバーとなり、127ポンド契約マッチとなった。

WEC世代の生き残りベナビデスにとって、厳しくタフなアスケロフと背水の陣で戦うマッチアップだ。

群雄割拠のバンタム級の覇権争い、アデサニャがチャンプ・チャンプを目指すメインイベント。ここで注視したいのはアデサニャの体重がリミットより5ポンド近く軽いということ。ブラボヴィッチはリカバリーが見込まれるため、このライトヘビー級世界戦はパワー&瞬発力✖スピード&タイミングの争いとなりそうだ。

■視聴方法(予定)
3月7日(日・日本時間)
午前8時~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOライブ

■UFC259計量結果

<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者] ヤン・ブラボヴィッチ: 205ポンド(92.99キロ)
[挑戦者]イスラエル・アデサニャ: 200.5ポンド(90.94キロ)

<UFC世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] アマンダ・ヌネス: 145ポンド(65.77キロ)
[挑戦者]ミーガン・アンダーソン: 144.5ポンド(65.54キロ)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] ピョートル・ヤン: 135ポンド(61.24キロ)
[挑戦者]アルジャメイン・ステーリング: 134.5ポンド(61.0キロ)

<ライト級/5分3R>
イスラム・マカチェフ: 156ポンド(70.76キロ)
ドリュー・ドパー: 156ポンド(70.76キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
チアゴ・マヘタ: 206ポンド(93.44キロ)
アレクサンドル・ラキッチ: 206ポンド(93.44キロ)

<バンタム級/5分3R>
ドミニク・クルーズ: 136ポンド(61.69キロ)
ケイシー・ケニー: 136ポンド(61.69キロ)

<バンタム級/5分3R>
カイラー・フィリップス: 136ポンド(61.69キロ)
ソン・ヤードン: 135.5ポンド(61.46キロ)

<フライ級/5分3R>
ジョセフ・ベナビデス: 125.5ポンド(56.92キロ)
アスカル・アスカロフ: 127ポンド(57.6キロ)

<フライ級/5分3R>
カイ・カラフランス: 125.5ポンド(56.92キロ)
ホジェリオ・ボントリン: 126ポンド(57.15キロ)

<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット: 125.5ポンド(56.92キロ)
ジョーダン・エスピノーサ: 126ポンド(57.15キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ: 205.5ポンド(93.21キロ)
ケネディ・ンゼチェクウ: 205ポンド(92.99キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ショーン・ブレイディ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ジェイク・マシューズ: 169.5ポンド(76.88キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
リヴィア・ヘナタ・ソーサ: 116ポンド(52.62キロ)
アマンダ・レモス: 116ポンド(52.62キロ)

<ライト級/5分3R>
ウロス・メディッチ: 156ポンド(70.76キロ)
アーロン・クルーズ: 155ポンド(70.31キロ)

<バンタム級/5分3R>
トレヴィン・ジョーンズ: 134.5ポンド(61.0キロ)
マリオ・バウティスタ: 135.5ポンド(61.46キロ)

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【UFC259】ケニーを完全解析。ドミニク・クルーズ─02─「穴がなくなっている。判断力がカギを握る」

【写真】この雄姿、あと何度目にデキるか分からない。全ての瞬間を目に焼き付けたい (C)Zuffa/UFC

6日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC259「Blachowicz vs Adesanya」。

トリプルクラウンが実現する今大会は、プレリミメインにドミニク・クルーズが出場し、ケイシー・ケニーと対戦する贅沢このうえないイベントとなっている。

今やドミニクは世界最高のファイターだけでなく、史上最強の名解説者としての地位を確立している。MMAの進化に伴った──ファンの目を養い、MMAをリードする立場となったドミニクらの努力の結晶こそ、対戦相手ケニーのような実力ある若い選手が大いなる台頭といえる。

そんなドミニクが、自らの試合を解析してくれた──MMAマニア垂涎のインタビュー後編を楽しんでほしい。

<ドミニク・クルーズ・インタビューPart.01はコチラから>


──ドミニクとDCのやり取りを耳にしていると、『あぁ2つのMMAの見方を解説してもらっている』と思えるようになったんです。

「それこそが、今のMMAが以前とは違うという点に尋ねられた回答になるんだ。このスポーツも10年、20年と歴史を重ね、ファイターの技術力も進化した。その進化と選手たちの努力を人々に理解してもらう解説が必要になってくる。ファンのMMAを見る目を養いたい。

それができるのが、僕やDC、ポール・フェルダーという選手たちの声だと思っている。選手たちが何をして、どう考えているのかを伝えることができるのは」

──そういう声を聞いて、MMAを始めたいと思う米国の子供たちは既に耳と頭でMMAを理解し始めて、実際に体を動かすので、それこそ成長のスピードが違うということですね。

「その通りだよ」

──そのようにMMAをリードする立場にあるドミニクですが、現役としてケイシー・ケニー戦について尋ねさせてください。彼の実力をどのように思っていますか。

「君はどう思う?」

──う~ん、一つ言えることはLFAの時などは柔道とレスリングをミックスしたテイクダウンとコントロールが強い選手だと思っていましたが、UFCでは圧倒的に打撃の強さを見せています。

「まさにその通りだよ、相当なウェルラウンダーだ(笑)。強力なグラップリングのバックグランドを持ち、打撃が強くなっている。

本当に若いニューカマーたちは、MMAで必要なことを何でも備えているんだ。スイッチして、レスリングと打撃を融合させ、相手のパンチを受けないスタイルを僕はクリエイトした。でも、今やそれが世界標準だ(笑)。誰もが、そんな戦いをしている。本当にMMAの進化は急激だよ。だからこそ、挑戦し甲斐があると思っている」

──ドミニクの戦い方を皆が理解しているということは、それだけドミニクにとっては攻略が難しくなっていることにならないでしょうか。

「オクタゴンに入れば、僕のアドバンテージは明らかになるよ。僕の戦いの理屈を皆は理解したとしても、僕と同じ動きはできない。今でも人とは違う戦い方ができる。と同時に対戦相手から穴がなくっているのも事実だよ。だからこそ、しっかりと観察する必要があるんだ。でも、そういう頭を使ったチェスマッチこそ、僕の得意とするところだからね。

キャリア16勝2敗1分。LFAで2階級制覇、暫定バンタム級王座を獲得した8日後の試合でUFCデビュー(C)Zuffa/UFC

ケイシー・ケニーはタフだ。

自分にパワーがあることを分かって戦いを組み立てている。それにさっきも言ったけど、グラップリングの技術力は相当高く、しかも成長過程にある。

打撃も同じように、見るたびに良くなっている。ただし、この階級でベストといえる領域には達していない。ケイシー・ケニーはどの局面でも強さを発揮できるタフなウェルラウンダーだからこそ、僕にとってこの試合を難しいものにする。それとサウスポーの時は、より警戒が必要だよ。

でも僕にはスピード、コンディションの良さ、そして判断力がある。ゲームプランに則して戦い、互いに動き続ける時、勝敗の行方を分けるのは正しい判断ができるかどうかだ。スマートさを争うチェスマッチになることは間違いない。つまり──この判断力という点がカギを握ることになるだろう」

──いやぁ……さすがのドミニク・クルーズです。素晴らしいアナライズに感謝します(笑)。ところでドミニクがケニーと戦う土曜日の夜は、バンタム級の世界戦があります。もし良かったら、勝利者予想をしてもらえないでしょうか。

「アルジャメイン・ステーリングはグラップリングのスペシャリストで、打撃力をつけてきている。ステーリングはテイクダウンをするためでなく、テイクダウンを止められた時にどのような打撃を繰り出すことができるのか。ピョートル・ヤンに勝てるかどうかは、そこの想像力の有無に掛かっているだろうね」

──いやぁドミニクの試合を見ることができるのは、最高にハッピーなのですが、UFC世界バンタム級選手権試合はドミニクの解説が聞きたかったです。

「アハハハハ。これからも、ずっと解説はできるから。でも、試合に出続けることはできない。だから、この簡単ではない試合で自分を試したい。テストできることを、楽しみたいんだ。

僕のコメンテイターとしての仕事は、この試合が終わってからまた楽しんでもらって、土曜日の夜はファイターとしての僕を楽しんでほしい」

──了解しました。今日はインタビューを受けていただき、本当にありがとうございました。

「こちらこそ、ありがとう。日本のMMAに関わる人達とファンの知識と広い心をリスペクトしている。そんな風にMMAを見てくれて、本当に感謝しているよ。サンキュー・ソー・マッチ」

■視聴方法(予定)
3月7日(日・日本時間)
午前8時~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOライブ

■UFC259対戦カード

<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者] ヤン・ブラボヴィッチ(ポーランド)
[挑戦者]イスラエル・アデサニャ(ニュージーランド)

<UFC世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] アマンダ・ヌネス(米国)
[挑戦者]ミーガン・アンダーソン(豪州)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] ピョートル・ヤン(ロシア)
[挑戦者]アルジャメイン・ステーリング(米国)

<ライト級/5分3R>
イスラム・マカチェフ(米国)
ドリュー・ドパー(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
チアゴ・マヘタ(ブラジル)
アレクサンドル・ラキッチ(オーストリア)

<バンタム級/5分3R>
ドミニク・クルーズ(米国)
ケイシー・ケニー(米国)

<バンタム級/5分3R>
カイラー・フィリップス(米国)
ソン・ヤードン(中国)

<フライ級/5分3R>
ジョセフ・ベナビデス(米国)
アスカル・アスカロフ(ロシア)

<フライ級/5分3R>
カイ・カラフランス(ニュージーランド)
ホジェリオ・ボントリン(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット(米国)
ジョーダン・エスピノーサ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)
ケネディ・ンゼチェクウ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ショーン・ブレイディ(米国)
ジェイク・マシューズ(豪州)

<女子ストロー級/5分3R>
リヴィア・ヘナタ・ソーサ(ブラジル)
アマンダ・レモス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ウロス・メディッチ(セルビア)
アーロン・クルーズ(米国)

<バンタム級/5分3R>
トレヴィン・ジョーンズ(グアム)
マリオ・バウティスタ(米国)

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Interview UFC UFC259 ケイシー・ケニー ドミニク・クルーズ ブログ

【UFC259】ケニー戦前のドミニク・クルーズ─01─「成長するスピードは僕らの時代とは比較にならない」

【写真】どうやらスマホを手に持って、Zoomインタビューに答えてくれていたようなドミニクだ(C)Zuffa/UFC

6日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC259「Blachowicz vs Adesanya」。

メインのUFC世界ライトヘビー級選手権試合=王者 ヤン・ブラボヴィッチにUFCC世界ミドル級王者イスラエル・アデサニャが挑む一戦を筆頭に、UFC世界女子フェザー級選手権試合=王者アマンダ・ヌネス✖挑戦者ミーガン・アンダーソン、UFC世界バンタム級選手権試合=王者ピョートル・ヤン✖挑戦者アルジャメイン・ステーリングと3試合の世界戦を含む、15試合が組まれている同大会。

そのプレリミメインに元UFC世界バンタム級王者ドミニク・くるーズが出場し、LFA二階級王者からUFCに転じて5勝1敗のケイシー・ケニーと対戦する。35歳になったMMAに革命を起こした元王者、ガラスのヒザを持つ──世界をリードしてきたドミニクに、今回の試合と勝つ説業について話を訊いた。


──ドミニク・クルーズは唯一の無二の存在です。ただし、ここ10年は常に体調が不安要素であり続けました。

「過去2試合、僕は敗れている。そしてフィジカル・コンディションの面でいえば……決して良い状態ではなかった。コディー・ガーブラントと戦った時は肩を負傷しており、足の調子も良くなかった。あの年は3度の世界戦を戦い、少し厳しい1年だったからね。

言い訳でなく、体調面を尋ねられたから答えるんだけど、自分の肩のような気がしなかった。それにコディーは素晴らしい戦いをやってのけたしね。

ヘンリー・セフードと戦った時は3年半試合をしていない状態で、ショートノーティスの試合を受けた。そんなつもりはなかったけど、タイトル戦を戦ってみないかという要求にイエスと答えた。しかも、Covid19の感染拡大という普通ではない状況下でね。

あの試合から、僕はノンストップでトレーニングをしてきた。そして、全くケガがないんだ。試合前としては、本当に素晴らしい状態にある。ホント、こんなに良い体調でファイトできることが、とてつもなく嬉しいんだ。

ずっと体を気遣ってきた。今回は精神的にもケガのことを気にすることなく、戦いに集中できる状態で自分を試す戦いに臨むことができる。心身ともに素晴らしい状態で戦うことができてワクワクいているんだよ」

──フランキー・エドガーと並びステップやサークリング、相手を混乱させるスタイルでMMAに革命を起こしたドミニクですが、ここ数年のMMAの進化は凄まじいものがあります。WECからUFCで王座防衛戦を戦っていたころと比較し、今のMMAは何が一番違っていると考えていますか。

「技術的云々ではなく、今はMMAを戦う準備をするための設備、環境が以前とは全く違うということが一番に挙げられると思う。ジムの数も違うし、検索率市場になっている。つまりファイターになりたいと思う人間の数だけ、ファイターが生まれているんだ。

僕らがMMAを始め、WECで戦うようになった頃でさえMMAが許されていない地域はいくらでもあった。でも、今や世界中でどこに住んでいようが子供たちはMMAを目にすることができ、ネガティブな意見なんて耳に入ることがない。

そして凄く若いうちからMMAの一つの要素となるレスリング、柔道、柔術、キックボクシング、ムエタイを始めるだけでなく、全てをミックスしたMMAを学ぶことができる。

以前はMMAで戦うための準備する場所も限られ、対戦相手対策をするならトレーニング・パートナーを懸命に探す必要があった。

そんな練習仲間も生活するための仕事を持っていて、仕事を終えてからトレーニングするのが普通だった。でも、今は皆が練習だけしているんだよ。皆がいつでもジムに通えて、必要な練習はなんだってできる。

そして彼らはすぐに僕やフランキー・エドガー、デメトリウス・ジョンソン、チャック・リデル、ティト・オーティス、ランディ・クートゥアーが試行錯誤の上で身につけて、成果を残すことができた成功例を学ぶことが可能だ。そりゃあ成長するスピードは僕らの時代とは比較にならないだろう」

──ドミニク達がトライ&エラーで創り上げた強くなるための方程式を最初から学ぶことができるわけですね。それにファイトを視ると、ドミニク・クルーズのような素晴らしい解説者がMMAとは何たるものかをしっかりと説明してくれます。

「ありがとう。そう言ってもらえると嬉しいよ」

──アナリストという仕事をしているとドミニク自身も、どの階級のどのような選手の試合もチェックすることになります。今も自分の試合しか興味のない選手もいますし、自分の階級の試合しか見ない選手も多いかと思います。アナリストという仕事が、現役ファイターとしてのドミニク自身のアドバンテージになっていると感じることはありますか。

「時には違うこともあるけど、色々な面で役に立っているよ。色々な選手の試合を見て、ミスも見ることもある。そこで見たことに対して、考え過ぎて固まってしまうことも実際にはあるけど、アナリストの仕事で学んだことを、自分の試合に直結させるんじゃなくて、試合の準備期間なんかにゆっくりと試みてみるんだ。そうすることで、解説をすることで得た知識を自分の戦いに生かすことができる──こともある。

でもね、試合になればそんなことは考えず、自分の膨らんだ知識ではなく、自分ができる戦いをするんだ。頭でなく、体で戦うことが大切になってくる。アナリストとファイターと両立させるためには、スイッチのオン・オフは大切なカギを握ることになると思うよ」

──なるほどぉ。自分も以前は解説をしていたことがあるのですが、視聴者の耳障りをよくするために、一緒に解説している人と意見が違っても反論せず、そこを聞き入れて次の話題にいくということは少なくなかったです。それがドミニクはダニエル・コーミエーと一緒に中継するときなど、2人が自分の意見を曲げずに言い合いのようなやり取りが見られることがあり、凄く新鮮なんです。でも、空気を読む日本の中継ではこれはないなって(笑)。

「凄く楽しんでいるよ(笑)。DCはこのスポーツで最高のチャンピオンだ。それに解説者としての発言は、ただ自分のことをアピールするのではなくて、ファイターたちのことを分かってもらうために話すという責任がついて回る。だから、映像を見たり、本当に色々と勉強をして中継に向き合っているよ。

そして自分の意見には自信を持っている。自らも経験もそうだし、研究してきたモノに対する自分の考えを信じているからね。でもDCとは言い合っているわけじゃないんだ。時々、違う意見を述べ合っているだけで。ダニエル・コーミエーを言い負かそうなんて気は一切ないよ(笑)。彼は最高にスマートな相棒だからね」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
3月7日(日・日本時間)
午前8時~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOライブ

■UFC259対戦カード

<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者] ヤン・ブラボヴィッチ(ポーランド)
[挑戦者]イスラエル・アデサニャ(ニュージーランド)

<UFC世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] アマンダ・ヌネス(米国)
[挑戦者]ミーガン・アンダーソン(豪州)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] ピョートル・ヤン(ロシア)
[挑戦者]アルジャメイン・ステーリング(米国)

<ライト級/5分3R>
イスラム・マカチェフ(米国)
ドリュー・ドパー(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
チアゴ・マヘタ(ブラジル)
アレクサンドル・ラキッチ(オーストリア)

<バンタム級/5分3R>
ドミニク・クルーズ(米国)
ケイシー・ケニー(米国)

<バンタム級/5分3R>
カイラー・フィリップス(米国)
ソン・ヤードン(中国)

<フライ級/5分3R>
ジョセフ・ベナビデス(米国)
アスカル・アスカロフ(ロシア)

<フライ級/5分3R>
カイ・カラフランス(ニュージーランド)
ホジェリオ・ボントリン(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット(米国)
ジョーダン・エスピノーサ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)
ケネディ・ンゼチェクウ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ショーン・ブレイディ(米国)
ジェイク・マシューズ(豪州)

<女子ストロー級/5分3R>
リヴィア・ヘナタ・ソーサ(ブラジル)
アマンダ・レモス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ウロス・メディッチ(セルビア)
アーロン・クルーズ(米国)

<バンタム級/5分3R>
トレヴィン・ジョーンズ(グアム)
マリオ・バウティスタ(米国)

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Report UFC UFC254 ケイシー・ケニー ナサニエル・ウッド ブログ

【UFC254】これでプレリミか!! 疲れても、パンチを当て組んでコントロールしたケニーがウッドに競り勝つ

<140ポンド契約/5分3R>
ケイシー・ケニー(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ナサニエル・ウッド(英国)

ウッドのローをチェックするケニーだが、ワンツーを被弾する。ケニーは左ミドルをいれるが、ボクシングはウッドが攻勢だ。ローを蹴り合い、ウッドの左にワンツーを当ててケニーだが、ウッドがパンチは鋭く伸びる。ケニーは左ミドルも、ガードが空くのが気になる。踏み込んでワンツーの左を当てたケニー、スピニングバックフィストを空振りし、左フックを被弾する。

それでも右から左ストレートをケニーは決め、左ローを蹴る。さらに右から左を当てたケニーが形勢逆転、左フックをクリーンヒットさせる。パンチがオープン気味になってきたウッドは左ローに続き、左フックを打たれる。後ろ回し蹴りを見せあった両者、右を当てて左ハイを蹴ったケニーが初回は競り勝ったか。

2R、左フックをダブルで放ったウッドに対し、ケニーが後ろ回し蹴りを2発繰り出す。ケニーは左縦ヒジから右フック、さらに左を当てる。左右のローを返したウッドに対し、ケニーのダブルレッグは距離が合わない。それでも右を当てたケニーが、左ローから左ハイもやや動きが落ちてきたか。

ウッドは対照的に動きが落ちないが、パンチは被弾する。左ミドルを入れるも、体の軸が乱れるようになったケニーは、パンチを被弾しながらも左ストレート、ワンツーを当てる。組んでも倒せないケニーだが、ワンツーフックとパンチは当たる。首相撲&ヒザを見せて離れたケニーはローに左を合わせ、直後にウッドがワンツーからスリーフォーとパンチを打っていく。ローでヒザをつかされたウッド、動きはキープしているが攻撃を受けた数は多く、この回も落としたか。

最終回、素早い左リードフックをリズムを変えて見せるウッドに対し、ケニーは構えを変えてロー、左ボディを入れる。スピードで優るウッドは跳ねるように左右のローを蹴る。とケニーがシングルからバックに回り、ホールディングダウン。すぐに起き上ったウッドのワキ腹にバックコントロールからヒザを突き上げる。

ウッドのスイッチをすかしてバックをキープするケニーは、胸を合わせられるとダブルレッグへ。ヒザをついて耐えたウッドは、立ち上がると逆にシングルを見せる。残り90秒、クリンチから足払いバランスを崩したウッドは、ケニーのシングルからのバック狙いに反応して離れる。と、ケニーが左を当て、ウッドが右を返す。疲れながらも、疲れ切らなかったケニーは組んでからパンチを見せ、ウッドも最後までその動きを見極め、タイムアップに。

結果3-0で勝利したケニーが、「年内にもう1試合戦い」と話した。


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