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【Shooto2025#02】7戦無敗の19歳、永井奏多「タフな藤井選手に1発ぶち込んで壊してやります」

【写真】口調も穏やかで物腰が柔らかい永井だが「1発ぶち込んで壊してやる」発言など、キラーな一面も垣間見えた(C)TAKUMI NAKAMURA

16日(日)東京都文京区の後楽園ホールで開催されるプロフェッショナル修斗公式戦にて、永井奏多が藤井伸樹と対戦する。

永井はTRIBE TOKYO M.M.Aに所属する19歳。空手を経て中学卒業直前にTRIBEの門を叩き、軽量級のトップ選手たちと鎬を削り、ここまでMMA戦績7戦6勝(2KO)1分と無敗を誇っている。

今大会ではバンタム級屈指のスタミナとタフネスを誇る、元修斗環太平洋バンタム級王者の藤井と対戦。永井にとっては真価が問われる、そして更なる飛躍につながるためのターニングポイントになる一戦だ。


──永井選手はMMAPLANET初登場ということで、格闘技を始めたキッカケから教えてもらえますか。

「家の目の前に空手道場、月心会の支部があって、家族みんなで空手を始めました。それが3歳くらいの時です。ただ空手自体はガチガチにやっていた感じではなく、地元で和気あいあいとやるような環境で楽しく続けていました。空手は中学生に入るまで続けていて、中学ではテニス部に入ったんですけど、あまりテニスは楽しくないなと思いながらやっていて(笑)。それでやっぱり格闘技の方が楽しいなと思って、TRIBEでMMAを始めたのが中学3年生の冬ですね」

──中学で空手からテニスに移ったのは、空手や格闘技以外のことをやりたかったからなのですか。

「当時は自分も空手があまり好きではなくて、空手には型と組手があるじゃないですか。組手は対人練習で楽しいんですけど、1人で黙々とやる型がどうしても苦手で(苦笑)。ただ親も一緒に空手をやっていたから簡単には辞められず、中学に入ったタイミングでちゃんと部活に入って空手から離れようと思いました」

──色んなスポーツがある中でテニスを選んだ理由はなんですか。

「自分の兄が中学でテニス部に入っていたんで、それに影響されました。たださっき話した通りテニスも好きで始めたわけではなかったし、嫌々だったけど空手を長くやっていて、それを無駄にするのももったいない、ずっとやってきたことを活かしたいと思って、もう一度格闘技をやろうと思いました」

──MMAには昔から興味があったのですか。

「そうですね。家族でRIZINを見に行ったこともありますし、友達と見に行ったりもしていて、さいたまスーパーアリーナのデカい会場でド派手な入場をして、派手な試合をするのはカッコいいなと思っていました」

──MMAを始めるうえでTRIBEを選んだ理由はなんですか。

「色んなジムに体験に行こうと思って、都内のジムを幾つか回ったんです。当時TRIBEでは青木真也さんが指導していて、それでTRIBEのことは知っていて、いざ体験に行ってみたら、凄くいいところで丁寧に教えてくれて。所属選手もたくさんいるし、直感でここだ!と思って決めました」

──永井選手が入会した頃、同世代の会員はどのくらいいたのですか。

「3つ上の高校3年生の先輩がいたのですが、中学生からすると高校3年生ってすごく歳上じゃないですか。だから同世代の選手はあまりいなかったと思います」

──ジムに入会した時からプロ志望だったのですか。

「はい。ジムに入った時からプロ志望でした。中3でプロ志望の選手は珍しかったみたいで、先輩たちからはすごく良くしてもらって、何か質問しても丁寧に教えてくれるし、それでここまで続けてこられたというのもあります」

──長南亮代表は永井選手にとってどんな存在ですか。

「本当にボスって感じですね。細かい技術はそれぞれ打撃が上手い先輩、寝技が上手い先輩に聞いたりするんですけど、総合的なMMAとしての技術や考え方、試合に向けての準備…そういうところはボスの長南さんが教えてくれた感じですね」

──そして2023年4月に修斗でプロデビューし、デビュー戦はドローでしたが、それ以降は無傷の6連勝中です。ご自身ではここまでのキャリアや戦績を振り返って、どう捉えていますか。

「無敗で来れたのはいいことだと思っているんですけど、フィニッシュした試合は2回しかないんですよ。これからはどんどんフィニッシュして勝って、いずれはUFCや海外の団体で試合をしたいので、そこに向けて勝ち続けて、フィニッシュ率も上げていきたいと思っています。今まで対戦してきた相手も修斗の中でレベルが高い選手や上位陣というわけではないので、これからは上位陣でこの人に勝ったんだぞと、胸を張れる相手とやっていきたいです」

──自分ではどこがMMAファイターとしての武器だと思っていますか。

「空手をずっとやってきて、顔面ありに慣れるのに時間はかかりましたが、打撃への恐怖心には慣れている方だと思います。そこは自分の強みというか、試合になっても怖がらずにドンドン打撃を出していけますね。寝技と組み技もTRIBEで組みの強い選手たちとたくさん練習させてもらっているんで、国内だったら組みでも負ける気がしないです」

──普段の練習ではどんな選手と組むことが多いのですか。

「色んな人と組むのですが、TRIBEだと若松佑弥さん、後藤丈治さん、石井逸人さん、あとは同じ時期にプロデビューした黒部和沙さんですね。黒部さんは年齢的には先輩なんですけど、TRIBEに入ったのが同時期なんで、よく一緒に練習しています」

──まさに日本の軽量級のトップ選手たちと普段から練習しているわけですね。

「そうですね。対戦相手はTRIBEの先輩たちよりは絶対に強くないだろうと思って試合ができています(笑)」

──先ほどはまだトップ選手と対戦したことがないと言われていましたが、今大会では元修斗環太平洋バンタム級王者の藤井選手との一戦になります。最初にオファーを受けた時はどんな心境でしたか。

「急にバン!と相手のレベルが上がったので、少し驚きはしましたけど、ずっとやりたいと思っていた選手だったし、自分にとっては相性がいい相手なので、絶対に勝てるだろうと思いました。だからもうヨッシャー!って感じで、ここを喰って、すぐにチャンピオンになってやろうと思います」

──永井選手としても今年はランキング上位の選手と戦って、自分のポジションや地位を上げていきたいと思っていますか。

「はい。その気持ちは去年ぐらいからあったんですけど、去年一年はしっかり経験を積む期間だと思ってやっていて、今年からいい選手といきなり当ててもらえて嬉しいです」

――対戦相手としての藤井選手の印象はいかがでしょうか。

「すごくスタミナもあるし、打たれ強さもあるんですけど、スタミナの面では自分もしんどい練習をしているので負ける気はないです。またあの打たれ強さもそろそろ崩れてくると思うし、過去に藤井選手と対戦した石井さんと後藤さんがダメージを蓄積させてくれていると思うので、最後に自分が1発ぶち込んで壊してやろうと思っています。なかなかフィニッシュされない選手だからこそ、KO・一本で勝ちたいです」

──藤井選手に勝利すれば、修斗でのタイトル挑戦が見えてくると思います。今年はどんな目標を立てていますか。

「今年の目標はまず藤井選手に勝って、年間3試合やるにしても、残り2試合ではもっと上位のランカーたちを倒して、来年のはじめにはタイトルマッチをするという目標でいますね。最終的に目指しているものはUFCチャンピオンなので、毎日UFCチャンピオンになってやるぞという気持ちでやっています」

──今回永井選手が藤井選手と対戦するということでたくさんの人がこの試合を楽しみにしていると思います。改めてどんな試合を見せたいですか。

「藤井選手は今までKO負け・一本負けがない選手だと思うんで、その藤井選手を自分がフィニッシュして勝って、これからチャンピオンになるのは自分なんだぞと分からせる試合をします」

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45 MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase352 パンクラス 合島大樹 後藤丈治

【Pancrase352】やはり左の一撃! 後藤が5年振りのパンクラス参戦で合島をマットに沈める

【写真】合島のパンチもタイミングが合い始めたかに見えたが……やはり必殺の左は強かった(C)MMAPLANET

<バンタム級/5分3R>
後藤丈治(日本)
Def.1R4分12秒 by TKO
合島大樹(日本)

サウスポーの後藤が距離を詰める。右関節蹴りから右ジャブを伸ばす後藤。左ハイで合島のアゴを跳ね上げた。合島も右ミドルを返す。後藤が左ボディストレートを突き刺し、合島の右ミドルをキャッチして左を当てる。左インローを打った後藤は、さらに左ストレート、右フックを打ち込む。合島の右ミドルは再三キャッチされてしまう。

左オーバーハンドが合島の顔面をかすめた。合島も後藤の左ミドルに右を合わせる。後藤が左ハイ、ボディストレートと上下に散らす。右を伸ばして後藤を下がらせる合島。後藤の左をかわした合島が、徐々にプレスをかけて後藤にケージを背負わせた。ここで後藤の左カウンター一閃。グラついた合島にパンチの連打を浴びせ、最後は左フックで仕留めた。

5年ぶりのパンクラス参戦でKO勝ちを収めた後藤は「強くなって帰ってきました。バンタム級日本人最強を目指しているので、どんどん上の選手よろしくお願いします」と挨拶した。


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【Pancrase352】ジム移籍とパンクラス出場――藤野恵実戦へ、本野美樹「UFCと契約するために」

【写真】RTUを経て、改めてUFCを目指す決意を固めた本野(C)SHOJIRO KAMEIKE

9日(日)に横浜市中区の横浜武道館でPancrase352が開催される。今大会では元DEEPジュエルス暫定ストロー級王者の本野美樹がパンクラスに初参戦、元QOPであり現在も修斗世界女子同級のベルトを巻く藤野恵実と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

日本女子MMAの中でも、初対決となるトップ同士のマッチアップとなった。本野にとっては昨年のRoad to UFCの女子ストロー級トーナメント準決勝で、中国のフン・シャオカンに敗れて以来の復帰戦となる。藤野にとっても昨年9月、ソルトに敗れてストロー級QOPのベルトを失って以来のMMAだ。初対決であり、かつ生き残りを賭けた一戦を前に、本野がRTU以降の心境を語ってくれた。


――今回はジムを移籍し、パンクラスに初参戦します。RTU以降、本野選手にどのような心境の変化があったのでしょうか。

「RTUの準決勝が終わったあと、どうすれば最短で自分が強くなれるのかを考えました。私が目指しているのはUFCであり、UFCと契約するためには――RTUで負けた自分がどうすれば良いのか。まず環境を変えて、もう一度しっかりMMAと向き合いたいと思ったんです」

――それだけ本野選手のなかで、RTUの敗戦が大きかったということですか。

「はい。特に同じ相手に2回も負けてしまったのは……」

――フン・シャオカンとは2023年11月に中国のハッピー・エレファントMMAチャンピオンズ・リーグで初めて対戦し、腕十字で敗退。さらにRTU準決勝で再戦となりましたが、ここでも判定で敗れました。

「同じ相手に2回負けたことで、試合直後『あぁ、もうMMAは……辞めよう』とも思いました。だけど時間が経つにつれて『もう一度戦いたい』『やっぱりUFCを目指したい』という気持ちが戻ってきたんです。RTUは準決勝で負けたけど、戦った実感としては『まだやれる』という気持ちがあって」

――初戦は一本負けを喫したものの、序盤から本野選手が攻め立てていました。一方でRTU準決勝では、序盤にテイクダウンを奪いながら攻め込むことができませんでした。

「相手にとって、私と一度対戦していたことが大きかったんだと思います。初戦は私がガンガン、テイクダウンに行って倒して――という流れでした。だから再戦では、その点は警戒してくるとは思っていましたけど、私が思っていたよりも距離を取られて、自分から入っていくことができなかったです」

――2R以降は完全にフン・シャオカンに距離を支配されていました。

「前回よりも距離が遠く感じられました。私が遠い距離から入っても、相手のほうがリーチは長いので殴られるか、さらに距離を取られる。――なんて考えると、自分から入っていくことができませんでした」

――そのRTUを経て、移籍先としてグランドスラムを選んだ理由を教えてください。

「コロナ禍の頃、AACCが入っているゴールドジムが使えない時期があったんですよ。その時に私はDEEPジュエルスでタイトルマッチが決まっていて、ちょくちょくグランドスラムへ練習に行かせてもらっていました。コロナ禍のあとも週2~3回ぐらい出稽古に行っていて、自分にも合っていると思ったし、今回移籍するならグランドスラムだなと決めていました」

――なるほど。

「本当はRTUが終わってから、米国に行きたい気持ちがありました」

――えっ!? それは米国に拠点を移すということですか。

「そうです。UFCを目指すなら米国の大会に出たほうが、試合を観てもらいやすいんじゃないかと思って。そのためには米国にいたほうが試合も組まれやすい。プロモーターからすれば、日本から選手を呼ぶのはお金もかかるし、そのお金をつかってまで呼ぶぐらいの選手は、なかなかいないでしょうし」

――……。

「だから私が米国に住んじゃったほうが良い、と思ったんですよ。だけど、そのためにはクリアしなきゃいけない問題も多くて、現実的には厳しい。それなら日本で環境を変えようと決断しました」

――結果、日本国内でグランドスラムへの移籍とパンクラス参戦に繋がるのですね。

「パンクラス出場は、私から勝村(周一朗グランドスラム代表)にお願いしました。私はずっとDEEPジュエルスに出ていましたけど、DEEPジュエルスからはRIZINに出ている選手が多いという印象があって。自分が目指すのはUFCであって、パンクラスからRTUやDWCSに出場している選手が多いと思っていました。そこで日本であればパンクラスのベルトを獲りたいと思って、勝村さんにお願いしたんです」

――そのパンクラス初戦の相手が、藤野選手となったことも驚きでした。

「一発目でこのカードを組んでくれたことは、自分からすれば良いことしかないです。凄くありがたいですし、試合を受けてくれた藤野選手にも感謝の気持ちしかありません。ここで藤野選手にしっかり勝つことができれば、ベルトに最短距離で近づけると思っています」

――藤野選手にはどのような印象を持っていますか。

「長年ずっと日本のトップにいるベテランで、体も強いし突進力が凄い。でも自分はUFCを目指しています。ずっと日本の女子MMAを引っ張っている藤野選手に圧倒的に勝つことで、自分の未来を切り開きたいです」

――久々となる日本での試合に向け、意気込みをお願いします。

「今回はパンクラス初戦で、日本では2年振りの試合となります。そんな自分の試合を会場や中継で、ライブで観てもらいたいです。強い藤野選手と戦って『本野は強いな』という印象を残せる試合をしたいと思っています。必ず一本かKOでフィニッシュします」

■視聴方法(予定)
3月9日(日)
午前11時45分~U-NEXT

■Pancrase352 対戦カード

<フライ級QOP選手権試合/5分5R>
杉山しずか(日本)
渡邉史佳(日本)

<ストロー級KOP選手権試合/5分5R>
黒澤亮平(日本)
植松洋貴(日本)

<バンタム級/5分3R>
井村塁(日本)
松井斗輝(日本)

<ライト級/5分3R>
粕谷優介(日本)
ラファエル・バルボーザ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
Ryo(日本)
山本歩夢(日本)

<女子ストロー級/5分3R>
藤野恵実(日本)
本野美樹(日本)

<バンタム級/5分3R>
合島大樹(日本)
後藤丈治(日本)

<バンタム級/5分3R>
矢澤諒(日本)
山木麻弥(日本)

<ウェルター級/5分3R>
村山暁洋(日本)
長岡弘樹(日本)

<フェザー級/5分3R>
遠藤来生(日本)
木下尚祐(日本)

<フライ級/5分3R>
山﨑聖哉(日本)
時田隆成(日本)

<バンタム級/5分3R>
前田浩平(日本)
梅原規祥(日本)

<バンタム級/5分3R>
千種純平(日本)
松井涼(日本)

<フライ級/5分3R>
今井洋希(日本)
稲垣祐司(日本)

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【Pancrase352】合島大樹戦 へ、後藤丈治「俺たちが今、本当にスゲェモノを見せ続けないといけない」

【写真】Where there is a will, there is a way──志あるところに道あり(C)MMAPLANET

9日(日)に横浜市中区の横浜武道館でPancrase352が開催される。同大会で61カ月振りにパンクラスで戦うのが後藤丈治だ。
Text by Manabu Takashima

強さを追求し、世界に挑む志を持ちパンクラスからRoad to ONE、修斗、所属ジムの自主興行TTFC、RIZIN、ONE FF、そしてDEEPと戦場を問わず戦ってきた。その結果、レコードは綺麗でなくなった。特に昨年はイリアス・エジエフ戦マンド・グティエレス戦とタフな海外勢に連敗を喫してしまった。

この敗北があったことで課題をあぶり出し、MMAを戦う上での軸を再確認した後藤。合島大樹戦を前に、さらに純化した自身の征く道を言葉にした。


自分が分かっているからこそデキないことが増えた

――日曜日に5年1カ月振りのパンクラス再出場となります。

「そうですね。上京して4試合はパンクラスで。Road to ONEから修斗で戦うようになりました」

──以来TTFCを挟み修斗からRIZIN、ONE FF、そしてDEEPと果敢に挑戦をしてきました。ただし、結果的に昨年はONE FFのイリアス・エジエフ戦、DEEPのマンド・グティエレスと連敗。グティエレス戦は負けていないという気持ちもあるかと思いますが、この2試合をどのように振り返ることができますか。

「強くなるために必要だった試合だと、今は捉えています。落ちきったところからの立ち上がり方を学べました。本当に強いヤツらと戦うのは、そんなに甘くねぇぞというのを教えてもらいました。

あのタイミングで戦えて良かったです。ああいう奴らがゴロゴロいる。結局、UFCで活躍しているラウル・ロサスJrもマンドと競り合いをして、ギリギリのところで競り勝っている。ああいう戦いをしていかないといけないのも事実なんで」

──グティエレス戦、競り負けた感もなかったです。

「終わったことですが、勝ったとは思っています。でも、もっとやれることがあった試合です」

──初回で勝ち切りたかった。ただし、そこから挽回するのが彼らの強さ。背中をつけた状態が長かったのは勿体なかったように見えました。

「そこは修正点ですね。今までの自分だったら、ガムシャラに立っていた。それがデキることが増えて、自分が分かっているからこそデキないことが増えた。その2つがあって、覚悟を持ってどちらかに振ることが必要だったと思います」

──下ができても、絶対に下にならない。その意識が必要だったのかもしれないですね。結果論ですが……。最終回もカーフを効かせて、サイドを取られてもバギーチョークを仕掛けていたわけですし。

「レフェリーも人間ですから、色々な見方があるでしょうしね。だから講習会にも参加しました。負けが増えたわけだし、これから挽回しないといけないけど良い経験ができたと思っています」

──勝利の先はUFCという一本道ではない日本のMMAにあって、戦うごとに出場プロモーションを変えるデメリットもあるかと思われます。

「パンクラスで戦うことになったのは、3月には試合をしたかったからです。長南(亮)さんはDEEPにも話をしてくれていました。まとまったのがパンクラスだったんです」

──契約なき拘束は、日本のMMAを強くするためには本当に見直す時期が来ていると思います。

「そういうことなんです。全ての団体をリスペクトしているので、自分の価値が高くなればどこでも戦える。そういう特別な存在になることも目標の一つです。一番は世界に向けて戦うこと。上久保(周哉)さんのように、とんでもないバケモノに挑むことが俺にとっては格好良いMMAファイター像です」

──そのような目標があるなかで、今回の合島選手との試合の意味というのは?

「ソコに挑戦していくための試合にしたい。そう思っています。その過程においてパンクラスの王座につながっていくなら、そこも挑戦していきたいです。透暉鷹選手と戦うカリベク・アルジクル・ウルルも本当に強い相手ですしね。彼も超えないといけない壁だと思っています。強くなってバケモノに挑む。その目標に向かって、手段は問わないです。だからこそ勝たないといけない試合です。

会見の時も言ったのですが、『覚悟を決めて戦う』というシンプルなところに今回は意識をおいています」

10年後、20年後。俺がもう引退した後、死んだ後かもしれないけど、誇れる未来を創りたい

──合島選手も5年半の活動停止期間があり、試合に戻ってきた。相当の覚悟を持って戦っていると思います。

「格闘技が好きで辞められない選手。だからラストチャレンジ、全てを賭けて戦っているように感じます。それだけの覚悟を持ってやっていると思います。でも俺はそれだけじゃなくて、相手の人生を終わらせる。殺す覚悟までできているので。そこを差は出ます」

──合島選手と戦うなかで、勝負とは別にこれからを見据えたパフォーマンスが見られるのか。そこも求められるファイトかと思います。

「去年の2試合で、今回のテーマである覚悟という部分は本当にデカいと感じました。特にイリアスと向き合った時、初めて何かがある。恐怖ではないけど、ヤベェモノが奥に潜んでいるなと。なんというのか、感じたことがない違和感……。他の外国人とも違う。宗教かもしれないけど、信じているモノがあって胆が据わっている。それが覚悟で。覚悟の差を感じました。

外国人選手でもトレント・ガーダムや同じRIZINだと(日比野)エビ中(純也)とかっていう選手達と向き合った時、『俺が飲んだな』って思ったスけど。イリアスだけは……ちょっと凄かったですね。ああいう風に呑まれた弱い自分から、抜け出すための1年間でした。やはり、そこですね」

──戦略だったのかもしれないですが、グティエレス戦では打撃を入れる距離を創るために回る展開が多いように感じました。拳の圧で前に出ると、あの時のように組まれないのではないかという理想論が頭に浮かびました。

「もう、間違いないです。あの試合は自分がイメージしている戦いの流れが、甘かったです。正直、日本人選手が相手だと初回の左ストレートで倒れていたと思います」

──ハイ。

「でも、アイツは倒れなかった。あの一発は捉えたんですけどね。見えていないところからのアッパーで、腰も落ちました。けど頑張ってくれましたね(苦笑)」

──そして後藤選手が言われた寝技ができるようになって、できないことが生まれた。選択肢の多い、MMAならではの難しさです。同時に我々は無責任に、だからこそMMAは面白いと断言できる部分で。

「本当にそうっス。絶対にそうです。この面白さ、奥の深さを今の格闘技好きの人達が分かってくれるのか。まぁ、でもそこは言ってもしょうがないですよね。これが面白いので。結局は自分次第。数字の奴隷みたいになっちゃっている子がたくさんいるなかで、本当に俺たちが変えてやる。本当にスゲェもんを見せて、絶対に変えることができると俺は思っているので。

俺もそうだし、先陣を切ってやってくれている上久保さんのような人もいるわけで。俺はそっちに続いて、そういう存在になっていきたい。10年後、20年後。俺がもう引退した後、死んだ後かもしれないけど、誇れる未来を創りたい。そのためには俺たちが今、本当にスゲェモノを見せ続けないといけない。そう……めっちゃ思っています」

──素晴らしい言葉の説得力が増すのは、たった一つの結論しかないことは後藤選手もよく理解していると思われます。

「ハイ。振り切れたなって思われる試合をします」

■視聴方法(予定)
3月9日(日)
午前11時45分~U-NEXT

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45 AB MMA MMAPLANET NØRI o PANCRASE Pancrase352 PFL RYO YouTube ソルト ボクシング ライカ ラファエル・バルボーザ 中村未来 井村塁 前田浩平 合島大樹 山本歩夢 後藤丈治 時田隆成 木下尚祐 本野美樹 杉山しずか 村山暁洋 松井斗輝 植松洋貴 渡辺華奈 渡邉史佳 矢澤諒 端貴代 粕谷優介 藤野恵実 遠藤来生 長岡弘樹 黒澤亮平

【Pancrase352】フライ級QOP杉山しずかに挑戦、渡邉史佳「テニスの動きが右ストレートに繋がっている」

【写真】インタビューは2月21日、タイトルマッチ調印式の前に行われた(C)SHOJIRO KAMEIKE

9日(日)に横浜市中区の横浜武道館で開催されるPancrase352で、渡邉史佳が杉山しずかの持つフライ級QOPに挑戦する。
Text by Shojiro Kameike

プロデビューから2年、わずか4戦目でベルトに挑む渡邉はビュー戦こそライカに敗れたものの、昨年はNØRI、端貴代とランカーを連覇してタイトルマッチに辿り着いた。幼少期からテニスを始め、大学時代に格闘技へと転向した渡邉。その代名詞ともいえる右ストレートと、MMAファイターとしての成長について訊いた。


――これからタイトルマッチの調印式を控えている渡邉選手です。大学時代にテニスから格闘技へと転向されたそうですが、テニスは何歳から始めたのでしょうか。

「たぶん4歳か5歳ぐらいからです。気づいたらテニスをやっていた、という感じですね。大学3年の途中まで続けていたけど、その頃にコロナ禍があってテニスの試合がなくなり、『とりあえず体を動かしたいなぁ』と思ってボクシングを始めました。ボクシングのプロライセンスを取得したあと、MMAも楽しそうだなぁと思ってMMAのジムに通いました」

――ボクシングではプロライセンスを取得していながら、プロ選手になろうとは思っていなかったのですか。

「う~ん、テニスをやっていた時も『プロになれたらいいなぁ』というぐらいの気持ちはあったんです。でも成績的に、それは現実的ではない。ただ、何かのスポーツのプロ選手になりたいという気持ちは持っていて。

ボクシングジムに入った時、ちょうど他にもプロテストを目指している子たちが何人かいて、ジムの方から『来年プロテストが行われるから受けてみる?』と誘っていただいたんです。その時は自分自身、プロのファイターとはどういうものかは全く想像もしていなくて、本当に興味でボクシングのプロテストを受けたという感じですね」

――MMAを始めたのは、ボクシングのプロテストを受けたあとですか。

「はい。MMAも楽しそうだなと思って――これも本当に興味本位でした。『MMAを始めるなら女の子がいるジムがいいんじゃない?』と言われて、札幌のマルスジムに行きました。マルスジムにはソルトさんや中村未来選手がいたので。あとは自宅から50メートルぐらいのところにあるウィラサクレックジム(WSRムエタイジム)でも練習させてもらいました」

――札幌格闘技を網羅していますね。まずボクシングを始めた時、テニスの動きとボクシングの動きは全く違ったものでしたか。それとも比較的やりやすかったでしょうか。

「比較的やりやすかったですね」

――試合を視ていると、テニスの足捌きがMMAの試合に生きているのではないかと。

「えぇ~、どうなんだろう? どうですか(笑)」

――こちらに訊かないでください(笑)。プロデビュー戦の時からフットワークで使うヒザの動きが、新人のレベルではなかったように思います。

「えっ、そうですか。確かにテニスで培っていた動きのベースが、少しずつ打撃にもハマッてきているように感じます」

――プロデビュー戦では、元ボクシング世界王者のライカ選手に右を何度も当てていました。

「さっきボクシングやMMAを始めたのは興味本位と言いましたけど、実は試合が決まった時、ライカ選手がどういうファイターなのかを知らなくて(苦笑)」

――えっ、それは……。

「皆から『すごい選手だよ』と言われて、私は『そうなんだぁ』という感じで……その頃から『自分の打撃が当たれば倒れるだろう』という変な自信を持っていました。練習の段階から手応えはありましたけど、それだけまだ、ちゃんとMMAと向き合っていなかったんですね。でもデビュー戦でライカ選手のようにキャリアのある選手と対戦できたことで、『MMAってこういう感じなんだ』というのが分かってきました」

――判定は僅差のスプリットでライカ選手の勝利でした。ご自身が勝っているとは思わなかったですか。

「いや、あの時は自分では分からなかったですね。あとあと見返したら『もしかしたら……』とは思いましたけど仕方ないです」

――他のスポーツを経験しているファイターに訊いていることなのですが、たとえばテニスの動きが右ストレートに繋がっている部分はありますか。

「あります! テニスって小さい頃から、ソフトボールとかをネットに向かって思いっきり投げるという練習をするんです。百回、二百回――自分は小さい頃から、それをやっていました。テニスではサーブを思いっきり打つじゃないですか。フォアハンドも腕を一度引いてから前に出す。そういう動きはボクシングを始めた頃から、パンチを出す時にやっていました」

――テニスにおけるボールコントロールが、右ストレートを出す動きに繋がっているわけですね。組みの動きはいかがですか。ライカ戦でも綺麗にテイクダウンしていました。

「正直、何とも言えなくて……。よく分からないけど、体が勝手に動いていました(苦笑)」

――これは失礼ながら、あの時は技術云々ではなく足腰の強さ、粘りを感じました。

「そうですね。練習していても、スポーツ経験のない一般女性とは全く違うとは思います」

――なるほど。渡邉選手が現在所属しているFIGHTER’S FLOWに一般的ではない女子ファイターについては……。

「アハハハ! (渡辺)華奈さんはレベルが違いますね。もう異次元、エグい、ヤバい。練習場所に同じ階級の女子選手、なかでも華奈さんがいることは大きいですね。私にとっては『先輩の華奈さん』というより『あの渡辺華奈選手』と思ってしまうほど、大きな存在です」

――それは渡辺華奈選手が「気安く先輩って呼ぶんじゃないよ」と壁をつくっているのではないですか。

「この小娘が――なんて。華奈さんはそんな人じゃないです!」

――ノリツッコミありがとうございます(笑)。試合の話に戻ると、端戦ではさらに右を振るう数が増えたかと思います。何か成長や変化があったのでしょうか。

「FIGHTER’S FLOWでは鈴木隼人コーチのもと、徹底的にレスリングをやり込みます。そのおかげで以前よりも組みに自信を持つことができました。『こういう時はこうすれば大丈夫』と自分の中でも分かってきているから、思いっきり振れるようになってきているのかもしれません」

――組みに自信が生まれたからこそ右を振ることができる。だからこそ左のパンチに繋がるようになったのでしょうか。端戦では左でダウンを奪っていましたが、それまでの試合ではあまり左のパンチの印象がなかったです。

「うん、そうですね。返しの左は大事だと思っています。試合の中でも成長させてもらいました。デビュー戦からライカ選手、NORI選手、そして端選手と――毎回『おぉっ!』という感じではありましたけど、それが『やるしかない』という気持ちになって」

――そこに不安や恐怖などはなさそうですね。

「いやいや、毎回、不安と恐怖しかないですよ。試合が決まって2週間ぐらいは、『もう嫌だ! 嫌だ!!』みたいな気持もあります。でも試合当日ケージの中に入ったら、もうやるしかないですから」

――杉山選手を相手に、どのような試合を見せたいですか。

「チャンピオンはMMAの全てをやってくる選手ですね。端選手もそうでしたけど、経験値に関しては自分より遥かに上です。その差をどう超えるのか、いろいろ考えています。
まずは自分の強み、自分のやりたいことを徹底的にやらせてもらいたいです。自分のパンチをブチ当てることしか考えていません。

私が獲れば、FIGHTER’S FLOW所属としては1本目のベルトになります。華奈さんも4月からPFLの2025年シーズンが始まるので、しっかりベルトを巻いて華奈さんに繋げます!」

■視聴方法(予定)
3月9日(日)
午後11時45分~U-NEXT

■Pancrase352 対戦カード

<フライ級QOP選手権試合/5分5R>
杉山しずか(日本)
渡邉史佳(日本)

<ストロー級KOP選手権試合/5分5R>
黒澤亮平(日本)
植松洋貴(日本)

<バンタム級/5分3R>
井村塁(日本)
松井斗輝(日本)

<ライト級/5分3R>
粕谷優介(日本)
ラファエル・バルボーザ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
Ryo(日本)
山本歩夢(日本)

<女子ストロー級/5分3R>
藤野恵実(日本)
本野美樹(日本)

<バンタム級/5分3R>
合島大樹(日本)
後藤丈治(日本)

<バンタム級/5分3R>
矢澤諒(日本)
山木麻弥(日本)

<ウェルター級/5分3R>
村山暁洋(日本)
長岡弘樹(日本)

<フェザー級/5分3R>
遠藤来生(日本)
木下尚祐(日本)

<フライ級/5分3R>
山﨑聖哉(日本)
時田隆成(日本)

<バンタム級/5分3R>
前田浩平(日本)
梅原規祥(日本)

<バンタム級/5分3R>
千種純平(日本)
松井涼(日本)

<フライ級/5分3R>
今井洋希(日本)
稲垣祐司(日本)

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45 AB DEEP MMA MMAPLANET o ONE PANCRASE Pancrase351 RIZIN YouTube パンクラス マンド・グティエレス 井村塁 佐藤ルミナ 修斗 合島大樹 後藤丈治 本野美樹 杉山しずか 松井斗輝 植松洋貴 粕谷優介 藤野恵実 長岡弘樹 黒澤亮平

【Pancrase351】パンクラス春の大一番大会で背水の陣=後藤丈治が里帰り出場、合島大樹と対戦

【写真】(C)MMAPLANET

29日(水)、パンクラスより3月9日(日)に横浜市中区の横浜武道館で開催されるPancrase352に後藤丈治が出場し、合島大樹と対戦することが発表された。
Text Manabu Takashima

3月末&4月末の印象が強かったパンクラス春のビッグショーが、2025年は3月初旬に実行される。既に杉山しずか×渡邊史佳のフライ級QOPチャンピオンシップ、黒澤亮平×植松洋貴のストロー級KOPチャンピオンシップ、MMA界の拳士=松井斗輝×井村塁のバンタム級、村山暁博×長岡弘樹の黄昏ないベテラン対決。

さらには本野美樹がパンクラス初参戦で、崖っぷちの鉄の女=藤野恵実とのマッチアップ。今やパンクラスとRIZINのみ、ブラジリアン・インベーディッドはラファエルバルボーザと粕谷優介の対戦──等々、千種純平×松井涼戦と共に明らかとなった後藤×合島戦で、同大会は13試合が現時点で組まれたことになる。


後藤にとって昨年11月にDEEPでマンド・グティエレスにスプリット判定で敗れて以来の再起戦、そして3連敗は許されない背水の陣で臨む合島戦は、2020年2月以来──5年1カ月ぶりのパンクラス参戦となる。もともと北海道でMMAキャリアを始めた後藤は、2015年のパンクラス札幌大会でプロキャリアを踏み出している。いうと必勝の里帰りだ。

2023年10月のRIZINからONE FF、そして上記にあるようにDEEP初参戦と真のJ-MMAフリーランス・ファイターといえる後藤に相対する合島は、修斗からパンクラスに活動拠点を移して11年が過ぎた。一時は4連敗を経験し厳しい状況にあったが、2018年11月の勝利から去年の5月まで長期ブランクを乗り越えて、ミスター修斗=佐藤ルミナ率いるRoot所属ファイターとしてパンクラス3連勝中にある。

修斗4勝2敗のパンクラシスト合島としては、修斗3勝2敗の流離のファイターに意地を見せ、パンクラス6位の座を守りたいはず。一方の後藤としては、ここを落とすようであれば世界という言葉も口にできなくなる状況だ。両者の維持が如何に交錯するか。ロングラン興行のなかでスパイスがきいた一戦となる。

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45 AB LFA MMA MMAPLANET o ONE ONE FN26 UFC エリアス・マムーディ キック ギルバート・ナカタニ クリスチャン・リー コール・アバテ ゴントーラニー・ソー・ソンマイ ジャレッド・ブルックス ジョン・ディベラ ダニエル・ウィリアムス ダニエル・ケリー ダンテ・リオン デニス・ピューリック ハリル・アミール ボクシング マイッサ・バストス リース・マクラーレン ルンピニー 後藤丈治 石井逸人 若松佑弥 青木真也

【ONE FN26】ナカタニ戦へ。若松佑弥─02─「LFAとかUFCとか、自分は何とも思っていない」

【写真】決戦前夜、今もまだ研ぎ澄ませ続けているのだろうか(C)ONE

7日(土)、タイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE Fight Night26「Lee vs Rasulov」でギルバート・ナカタニと対戦する若松佑弥インタビュー後編。
Text by Manabu Takashima

強くなるために、家族と離れて練習の日々を送る若松。煩悩を捨て去り、さながら修行僧のような精神状態で自らを見つめる。ストイックな日々を経て目指すのは、これまで以上の自分になることだ。

<若松佑弥インタビューPart.01はコチラから>


──LFAで勝っている人間と若松選手との対戦。UFCへの登竜門で2勝0敗の選手との試合は、北米基準のMMAとのスケールになるという意味でも非常に楽しみです。

「正直、強さなんて誰がどこで戦って、勝つか負けるかの世界なんで。相手が誰だろうが、自分自身をさらに越えられるかという戦いで。どうでも良いというわけじゃないですけど、タイトルマッチでなくても相手がDJだと思って自分は創っているので。LFAとかUFCとか、自分は何とも思っていない。自分を越えられるのかだけに集中しています」

──その姿勢を持ち続ける選手はなかなかいないと思いますが、本当にそういう人格形成が成されてきた。言葉が内面と結びついているように感じます。普段から、本当に修行僧のような人間性になっているのですか。

「それは試合前の8週間だからこそ、研ぎ澄ますことができるわけで。そうでないと、メチャクチャ煩悩が出てきます(笑)。それぐらい弱いですし、人間、人って弱いと思うのでどれだけ自分と見つめ合い、律し、鼓舞できるのか。本当に自分との戦いで……。

キンガド戦もそうなのですが、相手なんかいない。自分がどう向き合えているのか。そこが果し合いの最後の粘りに通じている。情報社会でムカつくこともいっぱいあるけど、そこも関係ない。今が大事、今を生きていけていると思います」

──LFAもUFCも関係ないというなかで、ギルバート・ナカタニのことはどのような印象を持っていますか。

「本当に気が強い選手ですね。タフで、オールラウンダー。なんでもできてキックボクシング、あとレスリングですね。スタミナはないけど、それでも前に出てくる素晴らしい選手です」

──そういう相手に自己証明となる戦いとはどういうモノになりますか。

「めちゃくちゃ色々なパターンがあるなかで、魂と魂がぶつかり合う戦い。そのなかでテクニックが混ざっている。いつでもフィニッシュできるし、一瞬の隙があれば殺すことができる。そいう殺気で削る。それでも相手も頑張って来ると思うので、それを上回るモノを……これまで磨いてきた技術が生きてくる戦いにしたいです」

──では5万ドルのボーナスも、煩悩だから必要ないですか(笑)。

「それは獲りに行きます(笑)。盛り上げるために1秒でも早く倒そうと思っているので。キンガド戦もそのつもりでも、倒せなかっただけで。試合はどうなるか分からないけど、色々なイメージはできています。KOで勝つにしても、判定で勝つにしても。でもボーナスは欲しいですね。そこは天運に任せます(笑)」

──天運ですか……。

「上杉謙信の言葉で、バガボンドにも出てくるのですが『生きようとして上がれば必ず敗北。死ぬと思っていけば勝利がほほ笑む(「死なむと戦へば生き、生きむと戦へば必ず死するものなり」)』みたいな。試合の当日までやることをやって、あとはどうなって良いと思って上がりたい。ギリギリまで研ぎ澄ませていこうと思います」

──そんななか後藤丈治選手から若松選手が「鼻毛を抜かない」という話が聞かれました。

「アハハハハ。もう髪とかヒゲとかもボサボサで、別に合コンとかもいかないし、意味がないことって思ったんですけど……。やっぱりメディアとか出るので、そこはちゃんとしないといけないと。でも、どうでも良いというか……チーム・ラカイのヤツらも鼻毛がメッチャ出ているんで(笑)。逆にそれすらも恰好良いと思われる漢になりたくて、ちょっとやってみたのですが断念しました(笑)」

──アハハハハハ。石井逸人選手は「刺しに来た蚊を逃がしてやるほど殺生を好まない。でも、自分たちのことはボコボコにする」と。

「いやぁ(笑)。悪気はなくて、やってやろうと気はない。でも、そこで僕が気を遣ってしまって甘くなると……。TRIBE TOKYOっていうのは長南さんを見ても分かるように、殺気がヤバいジムです。それもない、ただ遊んでいるようなジムには絶対にしたくないので。笑顔なんて見せてんじゃないよっていうジムにしていきたいです」

──蚊も逃がしてやるというのは?

「それは僕らの命なんて、そこら辺で死んでいる蟻と変わらないもんだし。血を吸われたぐらいで、蚊を殺すことはない。それは本当に皆が、殺せっていうけど……。まぁ可哀そうだなって。ただ、それだけなんです(苦笑)」

■ONE FN26 視聴方法(予定)
12月7日(土・日本時間)
午前9時45分~U-NEXT

■ONE FN26 対戦カード

<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] クリスチャン・リー(米国)
[挑戦者] アリベク・ラスロフ(トルコ)

<キック・バンタム級/3分3R>
ペッタノン・ペットファーガス(タイ)
ナビル・アナン(アルジェリア)

<ONEサブミッショングラップリング世界女子アトム級(※52.2キロ)選手権試合/10分1R>
[王者] マイッサ・バストス(ブラジル)
[挑戦者]ダニエル・ケリー(米国)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
リース・マクラーレン(豪州)
ジャレッド・ブルックス(米国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
デニス・ピューリック(ボスニアヘルツェゴビナ)
エリアス・マムーディ(アルジェリア)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
若松佑弥(日本)
ギルバート・ナカタニ(米国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ナックロック・フェアテックス(タイ)
ゴントーラニー・ソー・ソンマイ(タイ)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
シャミル・ガフロフ(ロシア)
ハリル・アミール(トルコ)

<サブミッショングラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
青木真也(日本)
コール・アバテ(米国)

<キック・ストロー級/3分3R>
ジョン・ディベラ(カナダ)
ルイ・ボテーリョ(ポルトガル)

<サブミッショングラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
ダンテ・リオン(カナダ)
ブルーノ・プッチ(ブラジル)

<ムエタイ・ストロー級/3分3R>
トンプーン・PK・センチャイ(タイ)
ダニエル・ウィリアムス(豪州)

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45 DEEP Tokyo Impact2024#05 J-CAGE Report ブログ マンド・グティエレス 後藤丈治

【DEEP Tokyo Impact2024#05】グティエレスのTDにボトムを強いられた後藤がスプリットで敗れる

<バンタム級/5分3R>
マンド・グディエレス(メキシコ)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29.
後藤丈治(日本)

共にサウスポー。後藤が右ミドル、右ミドルハイを放つ。後藤の右ミドルをキャッチしたグディエレスがシングルレッグからドライブしてダブルレッグに切り替えるも、ここは後藤が離れた。後藤の左ローから、頭を下げたグディエレスに左ストレートがクリーンヒット。フラついたグディエレスは幾度もシンググレッグで組むも、後藤がスプロールする。しつこく組み続けるグディエレスがシングルレッグで尻もちを着かせた。しかし後藤が立ち上がって距離を取る。グディエレスのプレスに対しケージを背負う後藤。右ジャブから左ボディフックを突き刺し、組んでくるグディエレスにパンチとヒジを落とす。

打撃戦に戻ると、後藤が左ボディ、左ストレートを当てた。グディエレスも後藤のローに左ストレートを合わせる。住一矢しながら距離をつくる後藤は、グディエレスのボディロックを潰すも、内股で投げられてしまう。ケージに押し込まれながらハーフガードで耐える後藤に対し、グディエレスは右オーバーフックから左腕を枕にして首を抱えた。左腕でギロチンをセットアップしたグディエレスは、右腕も差し入れて挟み込むように絞り上げる。これを耐えた後藤のバックを狙うグディエレス、しかし後藤がトップを取って初回を終えた。

2R、オーソドックスで構える後藤に対し、グディエレスが前進する。右ハイを見せた後藤だが、グディエレスのダブルレッグを受け、ボディロックで背中を着かされてしまう。グディエレスがパスを狙うと後藤が立ち上がった。正対しようとした後藤を再び倒すグディエレス。後藤はクローズドガードから右オーバーフックで、左のパンチを叩きつける。グディエレスも後藤のボディにパンチを落としながら、肩固めのセットアップも見せた。四の字でクローズドガードを組んだ後藤も動けず。

グディエレスがパウンドを上下に打ち分け、左ヒジを浴びせる。後藤が下からグディエレスの頭を抱え続けると、レフェリーがブレイクしてスタンドに戻した。後藤の右ジャブ、左ボディがヒット。しかしグディエレスが再びテイクダウンを奪う。後藤の四の字クローズドが続き、またもブレイクに。スタンドで後藤の右がアイポークとなったか、グディエレスが左目を押さえて試合が中断される。後藤に口頭注意が与えられて再開。後藤が右サイドキックを見せてラウンドを終えた。

最終回、共にサウスポーでスタートする。後藤がニータップを狙うも、グディエレスが離れた。後藤は左カーフキックを当てる。跳びヒザからボディロックで組みついたグディエレスが、後藤をケージに押し込む。後藤は投げを打ち、粘るグディエレスを突き放した。左ストレート、左カーフを当てる後藤。飛び込んで来るグディエレスを突き放し、後藤から組んでいく。離れた後藤は左カーフを連打。ケージを背負った後藤の顔面を、グディエレスの左フック、左アッパーがかすめる。

右フックから組みついたグディエレスがボディロックで崩しにかかる。立ち上がった後藤のバックに回ったグディエレスに対し、後藤が正対してギロチンを狙う。首を抜いたグディエレスはボディロックで押さえ込む。左側にパスしたグディエレス、後藤はバギーチョークを仕掛けるも絞め上げることができず。グディエレスが首と肩を突っ込み、試合終了まで凌いだ。

裁定はスプリットでグティエレスが勝利。グティエレスはトニー・ララミーとともに陽気な勝利の雄たけびを挙げた。


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DEEP DEEP JEWELS DEEP Tokyo Impact o   キック パンクラス ミョン・ジェウ 五明宏人 北岡悟 小林ゆたか 後藤丈治

【DEEP】速報中!DEEP TOKYO IMPACT 2024 5th ROUND

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今日は1日DEEPの日!浜松町のニューピアホールでDEEP TOKYO IMPACT 2024 5th ROUNDとDEEP JEWELS 47が開催されます。まずはDEEP TOKYO IMPACT 2024 5th ROUND。メインは五明宏人×ミョン・ジェウク、セミに後藤丈治×マンド・グディエレスというナンバーシリーズではおかしくない好カード。最近のDEEPの勢いを感じさせられます。本日はU-NEXTで観戦しつつ、電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【オープニングファイト第1試合 アマチュアSルール バンタム級】
○左京(レンジャージム)
(1R TKO)
×玄(IGGY HAND GYM)
1R、スタンドの攻防からケージ際での差し合い。左京が押し込むと左右の連打。さらに首相撲からの膝蹴りを連打。さらに左右のフックを打ち込むと効いた玄の動きを見てレフェリーが試合を止めた!左京が完勝!


【オープニングファイト第2試合 アマチュアSルール バンタム級】
×井上セナ(K-Clann)
(1R ギロチンチョーク)
○橋本玲音夢(パンクラスイズム横浜)
1R、開始直後からスタンドでのパンチの交差。井上がタックルに行くと橋本はギロチンチョーク!自ら下になって絞め上げると井上はタップ!橋本が師匠の北岡悟ばりのギロチンで一本勝ちです!


【オープニングファイト第3試合 アマチュアSルール フェザー級】
○ダイア(FIRED UP GYM)
(1R チョーク)
×千(IGGY HAND GYM)
1R、開始と同時にタックルを仕掛けるダイア。ケージに押し込むが千は耐えてスタンドに戻る。打撃の交差からダイアがまたもタックルでテイクダウンに成功。千は立ち上がるがダイアはすぐさまタックルで組み付いて動きを封じる。さらにバックに周るとチョーク!これで千はタップ!


【第1試合 フェザー級】
○荒井銀二(BRAVE)
(1R KO)
×中村雄一(ハイブリッドレスリング八戸)
1R、開始直後からスタンドの攻防。互いに積極的に打撃を出す。すると荒井の左フックがクリーンヒット!顎に被弾した中村はダウンして失神!荒井が圧巻のKO勝ち!


【第2試合 ライト級】
×野尻大輔(パラエストラ八王子)
(2R TKO)
○ケンシロウ(FIGHTER’S FLOW)
1R、タックルでテイクダウンした野尻。しかしケンシロウはすぐに立ち上がるとスタンドでバックに周る。そのままグラウンドに持ち込むとバックをキープして側頭部にパウンド。野尻の身体を伸ばしてパウンド連打。そこからチョークを狙うが野尻は耐えてラウンドを終えた。
2R、開始直後から野尻はしつこいタックル。ケージに押し込むがケンシロウの腰は重い。身体が離れるとスタンドの攻防からケンシロウは右のハイキック。野尻は一瞬腰を落とすがすぐに組み付く。だが足を掛けてテイクダウンしたのはケンシロウ。パスしてマウントを奪取。さらにバックに周るとそこから怒涛のパウンド連打。動けない野尻を見て試合を止めた!


【第3試合 バンタム級】
○清太郎(K-Clann)
(2R TKO)
×柴田修杜(FIGHTER’S FLOW)
1R、前に出る清太郎に対して柴田はカーフキックで対抗。それでも清太郎間合いを詰めると左右の連打から膝蹴り。あわやの場面だったが柴田は組み付いて回避。距離が出来るとカーフを蓄積して反撃。だが前に出る清太郎。ケージに追い詰めると左右の連打。しかしクリーンヒットしない。柴田も要所で組み付いてテイクダウンを狙うが不発でラウンドを終えた。
2R、前に出る清太郎に対して組む柴田。スタンドでバックに周ってテイクダウンしかけるが清太郎はすぐに立ち上がる。スタンドに戻ると清太郎が圧力を強める。柴田をケージに追い詰めると怒涛の左右の連打。手数が止まらない!柴田は組みに行くが切られる苦しい展開。さらに清太郎は膝蹴り連打も交えて攻勢。膝を突いた柴田を見てレフェリーが試合を止めた!


【第4試合 ウェルター級】
×小林ゆたか(夕月堂本舗)
(1R KO)
○前田啓伍(Tristar Gym)
1R、開始直後から前に出る前田。左右の連打をヒットさせると小林は後退。一気に攻勢を仕掛けるが小林は組み付く。膝がローブローに入って一時中断。再開するとまたも前田がパンチを振るって攻勢。左右のフックをヒットさせて最後は右フック。ダウンを小林を見てレフェリーが試合を止めた!
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45 DEEP DEEP JEWELS DEEP JEWELS47 DEEP Tokyo Impact DEEP Tokyo Impact2024#05 MMA MMAPLANET o ONE RIZIN RIZIN LANDMARK10 YouTube ゆりな アム・ザ・ロケット エフェヴィガ雄志 キック トニー・ララミー 万智 上田直毅 中井りん 五明宏人 修斗 力也 吉田陸 小林ゆたか 山口コウタ 山本有人 後藤丈治 村元友太郎 熊谷麻理奈 狩野優 若松佑弥

【DEEP Tokyo Impact2024#05& DEEP JEWELS47】計量終了。TTM冬の3連戦、わんぱくララミー登場

明日23日(土)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP Tokyo Impact2024#05及びDEEP JEWELS47の計量が新宿区のホテルローズガーデン新宿で行われた。
Text by Takumi Nakamura

Tokyo Impactは本戦11試合+JEWELSは本戦8試合が組まれ、合計19試合・38選手が最初の計量でリミットをクリアしている。後藤丈治、狩野優、後藤亮の3選手が出場するTRIBE TOKYO MMA(TTM)勢は、今大会を皮切りに、11.30修斗でエフェヴィガ雄志、12.7ONE Fight Night26で若松佑弥と3週連続で試合が続く。

TTM冬の3連戦で先陣を切る3選手のリーダー格=後藤丈治曰く、TTF CHALLENGE以外で同じ大会にこれだけ多くの選手が出ることは記憶にないとのこと。「全員でDEEPに乗り込む気持ち。3週連続で試合が続くので、みんな士気を上げて練習できましたし、全員で勝って大将(若松)までつなぎます」と3人を代表して意気込みを語った。

その後藤と対戦するマンド・グディエレスは11.17RIZIN LANDMARK10で村元友太郎に勝利したトニー・ララミーと共に計量に登場。計量をパスすると、ルールレビュー後に個別にJMOCスタッフにサッカーボールキックと踏みつけが認められるDEEPルールを細かく確認する姿が印象的だった。なおララミーは一週間前にフライ級(56.85キロ)で戦ったとは思えないほど、わんぱくなビジュアルに変貌を遂げていた。

JEWELSの計量では中井りんが女豹のコスプレで登場。前回に続いて、今回もピンヒールを履いてステージへ向かい、ピンヒールを脱いで体重計に乗って計量→写真撮影時にはピンヒールを履くプロフェッショナルぶりを見せていた。

そしてMMAPLANETが追い続けているフェイスオフ時の握手率だが、Tokyo Impactは全14試合中8試合、JEWELSは全10試合中1試合とやはり女子選手は握手しない傾向は変わらず。その一方、女子選手のフェイスオフ時の会釈率は全10試合中8試合と80%を記録。女子選手は握手はしないけど会釈はする――という新たな傾向が発見された。

■DEEP Tokyo Impact2024#05 視聴方法(予定)
11月23日(土)
午後12時05分~YouTube DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ、U-NEXT、サムライTV

■DEEP Tokyo Impact2024#05 計量結果

<フェザー級/5分3R>
五明宏人:66.30キロ
ミヨン・ジェウク:66.15キロ

<バンタム級/5分3R>
後藤丈治:61.55キロ
マンド・グディエレス:61.50キロ

<バンタム級/5分2R>
力也:61.60キロ
吉田陸:61.65キロ

<バンタム級/5分2R>
諏訪部哲平:61.25キロ
上田直毅:61.65キロ

<バンタム級/5分2R>
山本有人:61.55キロ
山口コウタ:61.50キロ

<フェザー級/5分2R>
狩野優:66.20キロ
森俊樹:66.15キロ

<ライト級/5分2R>
山本颯志:70.60キロ
後藤亮:70.70キロ

<ウェルター級/5分2R>
小林ゆたか:77.25キロ
前田啓伍:76.85キロ

<バンタム級/5分2R>
清太郎:61.50キロ
柴田修斗:61.45キロ

<ライト級/5分2R>
野尻大輔:70.70キロ
ケンシロウ:70.55キロ

<フェザー級/5分2R>
荒井銀二:66.25キロ
中村雄一:66.10キロ

<アマ・フェザー級/3分2R>
ダイア:65.65キロ
千:65.55キロ

<アマ・バンタム級/3分2R>
井上セナ:61.50キロ
橋本玲音夢:61.40キロ

<アマ・バンタム級/3分2R>
左京:60.80キロ
玄:61.00キロ

■DEEP JEWELS47視聴方法(予定)
11月23日(土)
午後17時00分~YouTube DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ、U-NEXT、サムライTV

■DEEP JEWELS47計量結果

<58キロ契約/5分3R>
中井りん:57.75キロ
鈴木”BOSS”遥:57.90キロ

<ストロー級/5分3R>
万智:52.60キロ
アム・ザ・ロケット:52.30キロ

<バンタム級/5分2R>
熊谷麻理奈:61.55キロ
MANA:61.10キロ

<バンタム級/5分2R>
百湖:61.55キロ
ゆりな:60.15キロ

<アトム級/5分2R>
サラ:47.95キロ
横瀬美久:47.90キロ

<ストロー級/5分2R>
SAAYA:50.80キロ
堀井かりん:52.05キロ

<ストロー級/5分2R>
横瀬友愛:52.45キロ
ののか:52.65キロ

<アマ・ストロー級/5分2R>
吉川桃加:52.25キロ
あきぴ:50.25キロ

<アマキック・ストロー級/5分2R>
島村優花:51.85キロ
須山はな:52.05キロ

<アマ・49キロ契約/5分2R>
横江明日香:48.85キロ
須山ゆな:49.70キロ

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