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【DEEP105】水野がメガトン。山本歩夢✖関。悠太✖小金。石司✖笹。えっ、駒杵嵩大✖本田良介が2回戦!!! 

【写真】2回戦というラウンド数が、どのような影響を与えるか(C)MMAPLANET

29日(金)、DEEPより12月12日に東京都港区のニューピアホールで行われるDEEP105の対戦カードの発表があった。既報の通り前日の11日(土)には同所でDEEP JEWLES35が行われ、6月に続いてニューピアでの連日興行となる。

今回発表されたカードは10試合で3回戦は4試合で、前ミドル級チャンピオンの水野竜也がメガトン級に参戦し誠吾と対戦する。


フェザー級3回戦では今月23日に予定されていた平田直樹戦が、平田の負傷欠場で中止となった山本歩夢がZSTフェザー級王者でDEEPでは2戦目となる関鉄矢と戦う。

キャリア3戦の全てが初回フィニッシュ勝利の山本にとって、一気にキャリアップを狙うことができる関戦だ。

この他元ウェルター級王者の悠太がライト級で、ZSTライト級王者の小金翔と戦うことも決まった。

前述した関と小金は9月の後楽園ホール大会でそれぞれ大原樹里、DJ.taikiに判定負けを喫しており、新天地=DEEPで員数合わせファイターにならないためにも連敗は許されない試合となる。

もう1つの3回戦は石司晃一が笹晋久と戦うバンタム級マッチだ。バンタム級&フェザー級のタイトルコンテンダーで、誰も認める実力者ながら接戦を落とすことが増えてきた石司にとって、修斗から戦場をDEEPに移し3連勝の笹との一戦はトップを再度目指すために踏ん張りどことなる。

対してパラエストラ松戸所属となり、さらに手堅い強さがフィニッシュに結びついている笹は、ここを勝ち切ると層が薄くなったバンタム級で一気にタイトルコンテンダーまで駆け上がる可能性すらある査定マッチの意味合いもある。

2回戦で注目は共にDEEPで2試合目となる実力差対決、駒杵嵩大✖本田良介か。この試合は3回戦でもおかしくない顔合わせであることは間違いない。前NEXUSフライ級王者ながらDEEP初陣となった杉山廣平にダウンを喫し判定負けを喫した駒杵は、前回の敗北以前の期待値を取り戻すには、あの敗北を払拭する勝ち方が求められる。とはいえ本田は全くもってイージーな相手とはらない。ばかりか、駒杵のキャリアを振り返ると竿元樹生に伍する実力の持ち主といっても良いぐらいだ。

スクランブルの強さとコントロール力、力の入れ方の塩梅が分かった本田の組み技は、一進一退の攻防になった時に発揮され、流れのなかでもフィニッシュする力を持つ。俄然層が厚くなってきたDEEPフライ級戦線において、One of themにならないためのタフファイトが両者を待つ。

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DEEP103 Interview J-CAGE ブログ 大原樹里 小金翔

お蔵入り厳禁【DEEP103】小金に勝利、大原樹里「暫定王者が日本ライト級1位ということで良いですかね」

【写真】試合後、舌も滑らかだった大原。それだけプレッシャーのかかった一戦だったに違いない (C)MMAPLANET

23日(木・祝)に開催されたDEEP103で、DEEP暫定ライト級王者の大原樹里がZSTライト級チャンピオン小金翔から判定勝ちを収めた。

初回、2Rとバックグラブを許し苦しい展開だったが、ブレイク後から前に出て仕掛け続け、きわどい判定を制した。

お蔵入り厳禁、同大会後に共同会見で大原樹里が話していたことを抜粋してお届けしたい。


──王者対決を制した心境を教えてください。

「素直にホッとしています。正直、動きは堅かったですけどDEEP✖ZSTの王者対決だったので、取りあえずDEEPの王者としての威厳を保てたことが何よりも嬉しいです」

──バックを取られるシーンもありましたが、小金選手の印象は?

「やっていて思ったのは、体形が近いので似たようなことをやりたいんだなって試合中に思いました」

──試合のキーポイントになったのはどこだと思いますか。

「1Rは絶対に取られていますし、3Rは自分が取っている。2Rの中盤以降からダメージポイントを僕が取っていたという印象はあります。シーソーゲームになっちゃったので、最後は分からなかったです。そういう試合を取れたのはデカい。3Rにはフックでぐらつかせた。その記憶はあります。あそこでいかないと勝てないと思いました」

──意地悪な見方をすると、2Rにバックマウントを取られている時にブレイクが掛かりました。あそこから大原選手は上がり、小金選手は落ちた。そういう風に見えました。バックマウントを取られている状態でブレイクというのは大きくなかったですか。

「そうですね。確かにブレイクになったのがデカいです。

あの辺りから行かないと勝てない。殴り合おう、振り回そうと思いました。それが一番嫌なことだと思って。あの後、小金選手の息が上がっていたんですよね。あそこで一気に力が落ちたように感じました」

──これだけサイズのある大原選手をバックグラブで制する。見落としがちですが、かなり疲れたと思います。

「そうなんですよね。1Rのバックでもゼイゼイと言っていたので、しんどいことは伝わっていました。2Rは相当疲れていたし、ここを戻さないと勝てないなと自分も思っていました。そこも含めて、行って正解でした。行くしかなかったです」

──そして行けたので、勝利を手にできたわけですね。

「そこは……自分も行ける、行き癖がついたかと思います」

──組みのある相手に大原選手は、以前と比較して明かに仕掛けることができるようになっていますね。

「そうですね。前までは行かないといけないところで、行けなくて今日みたいな試合も判定1-2で負けるようなことがありました。どうせ負けるなら、行って負けた方が自分でも納得いくなかって」

──そして勝利のマイクで正規王者の武田選手に悪態をつきました(笑)。

「ハハハハ。そうッスね。何してんねんと。俺は勝っているんで。誰とは言わないですけど……修斗とパンクラスのチャンピオンを二盾したけど、俺はあの相手に勝っているから。俺、ライト級1位っていうことで良くないですか? 日本人の。暫定チャンピオンが日本ライト級1位ということで良いですかね」

──ホベルト・サトシ・ソウザ選手も日本在住ですし。

「それは時期尚早ですよ(笑)」

──でもライト級日本で1位なら……。

「いや、それは時期尚早ですっ!!! それは1回休んでおいてもらって、取りあえずは日本人が相手で良いんじゃないでしょうか。それは……もう、変なことを言ったら、変なことが返ってくるかもしれないので、それはダメです。それは言えない、言えないです(笑)」

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DEEP DEEP103 MMA 大原樹里 小金翔

【DEEP103】ZST王者・小金は極めきれず、打撃戦に持ち込んだDEEP王者・大原樹里がスプリットで勝利

<ライト級/5分3R>
大原樹里(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.28-29.
小金翔(日本)

大原が左ジャブから左ハイ、小金も左ローを出しながら近づく。大原は右ストレートをヒット、しかし右ローは捌かれる。大原の左ハイの打ち終わりに、右ローを打ち込む小金。大原の左ローをキャッチした小金が、そのままケージに押し込んでグラウンドに持ち込む。バックに回られた大原は立ち上がるも、小金はケージを背にしながらバックをキープし、左足を差し込み、再びテイクダウンを狙っていく。

耐える大原に対し、小金は大原の背中に飛び乗り、右腕を相手の首に回してRNCへ。絞り上げる小金に対し、耐える大原。RNcは極まらずも小金のバックマウントは解けず、小金がグラウンドに引きづりこんだ。グラウンドでもRNCを狙う小金。大原はケージを蹴って回ろうとするも、小金の動きが早く、すかさず腕を回してRNCを狙った状態でファーストラウンドを終えた。

2R開始早々、左ジャブから右ストレートにつなげる大原。さらに右ストレートを当てるが、小金も左ジャブを返し、距離を取りながら左ローを当てていく。左で追いかけながら右ローをヒットさせた大原が、小金を下がらせる。小金は相手の右側に回り、ローと左ジャブを繰り出す。そして大原がケージを背にしたところで組み付き、テイクダウンを奪ってバックマウントへ。4の字ロックで大原の動きを止める。

大原は小金の左腕を抑えて、RNCを狙わせない。しかし小金もバックからパンチを落としながら、右腕を大原の首に回す。RNCに入らせないようにディフェンスし続ける大原。ここでレフェリーがブレイクをかけた。スタンドで再開後、大原は右ローをヒット。小金も前に出て、左を狙ってプレッシャーをかける。大原は右ハイで小金を下がらせ、パンチで追撃する。大原が右飛びヒザを見せると、キャッチした小金が相手をケージに押し込んだ。

最終回、パンチで攻める大原に対して小金は左ミドル。さらに組み付いてケージに押し込むも、大原もすぐに離れる。左ジャブを連続でヒットさせた大原は、右ローからパンチを当て、さらに右ヒザを小金のボディに突き刺す。組み付いた小金は、右腕を差し上げて大原をケージに押し込む。左腕を差し上げた小金に投げを打った大原だったが、倒すことはできず。しかしケージ際で体勢を入れ替えた。

四つの状態で入れ替えた小金が、左ヒザを突き上げると、その蹴り足をキャッチした大原がテイクダウンを奪う。立ち上がった小金とケージ際の差し合いが続き、小金も右腕を差し上げながら投げを打った。ともにグラウンドへ持ち込むことはできず、ケージ際での組み合いが続く。テイクダウンを狙ってきた小金に対し、大原が両腕を差し上げるも、小金は左腕のオーバーフックからの払い腰でグラウンドに持ち込んだ。

しかし大原も抑え込まれず立ち上がり、打撃戦に持ち込む。パンチの連打から前に出ていく大原、小金もダブルレッグを仕掛けたが、倒し切ることはできず試合終了となった。

ジャッジは割れたが、大原が2票を得て勝利。王者対決を制した大原は、すぐさまDEEPのベルトを腰に巻いてアピールした。


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DEEP103 Interview J-CAGE ブログ 大原樹里 小金翔

【DEEP103】小金翔と対戦、暫定ライト級チャンプ大原樹里「今日はちょっとイラッとしました(笑)」

【写真】計量直後には、すっかりいつもの大原に戻っていた (C)MMAPLANET

本日23日(木・祝)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP 103 IMPACTで、DEEP暫定ライト級チャンピオン大原樹里が、ZSTライト級チャンピオンの小金翔と戦う。

計量の席で、普段はソフトな大原が「DEEPに喧嘩を売ったらどうなるか、しっかりと分からせたいと思います」と感情的な言葉を吐いた。連戦男、コロナ禍の前の2019年には5試合、2018年には5試合中4試合をDEEPで戦ってきた大原は、前提ではあるもののチャンピオンとしてDEEPを代表して、外敵を迎え撃つ直前に溢れんばかりのDEEP愛を言葉にした。

昨日の計量直後に行われた大原樹里インタビューをお届けしたい。


──暫定チャンピオンになり、初めての試合です。これまで大原選手は、毎大会のように出場しているように感じられるほど、試合数をこなしてきた選手ですが、王者になって試合数が減って来るということは考えられないですか。

「試合に関しては、別に相手を選ばないので今まで通りのペースで戦っていきたいです。本当にこれまでも相手を選んで戦ってきたわけではないので、今後もそういうことをするつもりはないです」

──ただプロモーション側とすれば、チャンピオンにこの相手はまだノンタイトル戦といえども当てられないといこともあるかと。

「あぁ、そういうことですか……。その場合はそれで……いや、それでも『組んでください』ってお願いします(笑)。どの会場だろうが、試合順もどうでも良いですし、相手も誰でも構わないので。結局、相手を選ばすにハイペースで試合をすることで、自分はここまで来ることができたので、自分はそのペースの方が合っているんだろうなって思います(笑)」

──ハイペースで試合をしてきた結果、リザルトで白星が並ぶと以前とは違う自信のようなモノがついたということでしょうか。

「いやぁ、勝ってはいるけど、自分は格闘のセンスがあるわけでもないので、ずっとやってきたことがチョットだけ出せるようになってきたかというぐらいです。今まで通り、いっぱい練習しないと勝てないです」

──今回もそのように調整してこられたと思いますが、ZSTライト級王者の小金選手が相手です。

「相手は本当に誰でも良かったです。色々話を聞いていても、ZSTのチャンピオンか何か知らないですけど、ちょっとDEEPを蔑ろにして『RIZINに出たい』とか、何やら言っていますよね。暫定でもDEEPのチャンピオンとして舐めたらどうなるか、しっかりと分からせたいですね」

──計量の席でも同様のマイクがありましたが、温厚な大原選手にしても非常に珍しいと感じました。

「今日はちょっとイラッとしました(笑)」

──試合を盛り上げるための言葉ではなく?

「そうですね。ずっとDEEPでやってきた意地があるので、DEEPを蔑ろにされたりバカにされたりするのは、許せないですね」

──大原選手だからこそ、納得できる言葉です。

「これだけ試合をしてきたら、情もDEEPに移りますし。やっぱり意地とプライドもあります。DEEPがあって、今の自分があるので。回りの選手もDEEP愛があるかもしれないけど、俺が一番ですね。ある意味、DEEPの顔みたいにはなっているかと思いますし、DEEPの顔として迎え撃ちたいです」

──大原選手も小金選手も北岡選手と戦っています。結果は小金選手がドロー、大原選手はTKO勝ち。3段論法で自信になる部分はありますか。

「ルールも違うので、何とも言えないですけど……煽り映像とか見ても、『全局面、打撃でも勝てる』とか言っているので、勝てるんならやってみろよと思います」

──そんな大原選手ですが、正規王者の武田光司選手がRIZINで矢地祐介選手に敗れたことはどのように捉えていますか。

「もう『何、負けてんだよ』って感じです。『だったら、こっちでやれや』とはなってしまいますよね」

──明日の試合、その後を見据えて考えていることはありますか。

「取りあえずは暫定のベルトを正規のベルトにしたいです。今回、勝てば相手がいなくなっちゃうのでDEEPが言えば、DEEPに出ますし、もういっこ上のステージにも行きたいです、もう1回。俺も出る権利はあると思っています」

──計量直後にありがとうございました。最後に明日はどのような試合をしたいですか。

「いつも通り、バチバチに殴り合ってしっかりKOしたいと思います」

■視聴方法(予定)
9月23日(木・祝)
午後5時50分~PPV SPWN

■ DEEP103計量結果

<DEEP暫定フライ級選手権試合/5分3R>
[王者] 藤田大和:56.7キロ
[挑戦者] 伊藤裕樹:56.4キロ

<ライト級/5分3R>
大原樹里:70.7キロ
小金翔:70.75キロ

<フライ級/5分3R>
越智晴雄:57.15キロ
渋谷カズキ:56.85キロ

<フェザー級/5分3R>
DJ.taiki:66.15キロ
関鉄矢:66.3キロ

<メガトン級/5分2R>
誠悟:124.05キロ
SAINT:108.9キロ

<バンタム級/5分2R>
CORO:61.55キロ
橋本優大:61.5キロ

<フライ級/5分2R>
駒杵嵩大:56.95キロ
杉山廣平:56.9キロ

<フライ級/5分2R>
鮎田直人:57.05キロ
関原翔:57.2キロ

<フライ級/5分2R>
力也:57.2キロ
日比野”エビ中”純也:57.0キロ

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DEEP103 DJ.taiki J-CAGE News ブログ 伊藤裕樹 大原樹里 小金翔 杉山廣平 渋谷カズキ 藤田大和 越智晴雄 関鉄也 駒杵嵩大

【DEEP103】計量終了 大原樹里「EEPに喧嘩を売ったらどうなるか、しっかりと分からせたいと思います」

【写真】温厚な大原が、計量の時に感情的な発言をすることは非常に稀だ (C)MMAPLANET

明日23日(木・祝)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP 103 IMPACTの計量が、本日22日(水)に中野区の中野サンプラザで行われた。

暫定フライ級選手権試合=藤田大和✖ 伊藤裕樹戦を筆頭に、暫定ライト級チャンピオン大原樹里がZSTライト級王者の小金翔とのノンタイトル戦、ZSTフェザー級チャンピオン関鉄矢&元NEXUSフライ級王者の駒杵崇大らのDEEP初陣等々、注目のカードが揃った今大会、計量では1人も体重オーバーは見られなかった。

以下、全選手の明日の試合に向けての抱負だ。


※赤色の選手をクリックすると、インタビューに飛びます。

伊藤裕樹
「今回、DEEPフライ級タイトルマッチ──2年前の続きということで、もう1回絞め落として僕がチャンピオンになります」

藤田大和
「明日は初めてのメインということで、しっかりと気合が入って頑張ってきました。明日、リベンジマッチですけど、いつも通りしっかりぶっ倒しに行きます」

小金翔
「今回、しっかりと練習できてきましたので明日はしっかりと勝ちたいと思います」

大原樹里
「えぇ、DEEPに喧嘩を売ったらどうなるか、しっかりと分からせたいと思います」

関鉄矢
「前回はRIZINで堀江選手にやられちゃったんで、今回は再起するっていうことも含めてチョット、バッチリ倒しにいくんですけど、まずは自分もやりたいスタイルがあるので、それをできればと思っています」

DJ.taiki
「9月25日、26日、ゆかりんLove Liveツアー2021。追加公演が行われるというのに負けて、どの面下げてライブに行くっていうんですか。明日はゆかりのためにも絶対勝つ!」

渋谷カズキ
「前回2月、藤田選手にぶちのめされて、それから7カ月間、色々試行錯誤して、明日は最高の相手の前でシン渋谷カズキを見せタイト思います」

越智晴雄
「今回1階級上げてフライ級ということで、ここから最スタートということでフライ級をかき回したいと思っています。明日は必ずKOで勝ちます」

SAINT
「この機会を与えてもらって感謝している。次の試合も楽しみたいと思う。皆、ありがとう」

誠悟
「えっと明日はどっちにしろ、やるかやられるかだと思うんで。面白い試合をしたいと思います。それで勝ちたいと思います」

橋本優大
「今回、相手はベテランで格上ということですが、いつも通り勝ちます」

CORO
「練習通り、いつも通りやれば相手にならないと思います」

杉山廣平
「前回3月、RIZINで今回フライ級タイトルに挑戦する伊藤裕樹選手に負けてから諦めず、日々考えてきました。今回復帰戦ということで、相手の駒杵選手、良い選手なので楽しみです。良い試合しましょう」

駒杵嵩大
「DEEP初参戦なんですけど、圧倒して勝つので応援宜しくお願いします」

関原翔
「明日は自分がやってきた日々の特訓を見せる場所だと思うので、しっかりと会場、爆発させて。フライ級に今回下げて、フライ級の連中の中で自分が一番強いということを、明日は証明できるよう頑張ります」

鮎田直人
「2年近くまともに勝っていないので、明日は何としても勝ちます」

日比野”エビ中”純也
「皆さんも知っての通り、エビ中、新曲が出たので。ぜひ良い曲ばっかなんで聞いてください。良い曲ばかりなんで、宜しくお願いします」

力也
「圧倒的に勝ちます。押忍」

■視聴方法(予定)
9月23日(木・祝)
午後5時50分~PPV SPWN

■ DEEP103計量結果

<DEEP暫定フライ級選手権試合/5分3R>
[王者] 藤田大和:56.7キロ
[挑戦者] 伊藤裕樹:56.4キロ

<ライト級/5分3R>
大原樹里:70.7キロ
小金翔:70.75キロ

<フライ級/5分3R>
越智晴雄:57.15キロ
渋谷カズキ:56.85キロ

<フェザー級/5分3R>
DJ.taiki:66.15キロ
関鉄矢:66.3キロ

<メガトン級/5分2R>
誠悟:124.05キロ
SAINT:108.9キロ

<バンタム級/5分2R>
CORO:61.55キロ
橋本優大:61.5キロ

<フライ級/5分2R>
駒杵嵩大:56.95キロ
杉山廣平:56.9キロ

<フライ級/5分2R>
鮎田直人:57.05キロ
関原翔:57.2キロ

<フライ級/5分2R>
力也:57.2キロ
日比野”エビ中”純也:57.0キロ

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CORO DEEP DEEP103 DJ.taiki MMA RIZIN ROAD FC ボクシング 伊藤裕樹 大原樹里 安谷屋智弘 小金翔 杉山廣平 渋谷カズキ 神龍誠 藤田大和 誠悟 越智晴雄 関鉄矢 駒杵嵩大

【DEEP103】藤田大和に挑戦、伊藤裕樹─01─「良いヤツですよね。もう1回勉強してもらえれば良いかな」

【写真】言葉は丁寧、淡々と受け答えしつつ、言いたいことはズバッという伊藤。ここもファイトスタイルに似通っているか(C)MMAPLANET

23日(木・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP103で、DEEP暫定フライ級チャンピン藤田大和に伊藤裕樹が挑戦する。

2年前、2019年9月8日に藤田をRNCで破っている伊藤だが、その後はプロ初黒星を喫すると1年間の引き籠り生活に。この間、藤田は敗北を糧に全局面で進化し、今年2月に同王座を獲得している。

伊藤は3月のRIZINを経て、6月にDEEPで安谷屋智弘を破り挑戦権を手にした。先の藤田戦、安谷屋戦もRNCを極め切り、Road FCからキャリア6勝のうち、5つの勝利は相手と仕留めている。

一発はある。と同時に、流れのなかで極め切る力を優勢、劣性のなかで持っている。この終わらせる感覚はどこから生まれているのか。伊藤に尋ねた。


──Zoomの画面でも左目の周囲が青くなっていることが確認できるのですが……。

「あっ、これは練習中にヒザ蹴りを貰ったもんですね。でも、全然大丈夫です」

──6月に安谷屋選手とのタフファイトをRNCで勝ち切り、タイトル挑戦の権利を手に入れました。

「あの試合はめっちゃしんどかったです。タイトルに関しては、あそこで勝てば佐伯代表から『勝てばタイトルマッチに、かなり近づくから』という風には言ってもらっていたので。そこを意識して戦っていました」

──佐伯さんはその時、神龍誠選手のDEEPカムバックはないと見ていたのかもしれないですね。

「いや、突然試合が発表されてビックリしました。『まだ、やっとんだぁ』って」

──正規王者に復帰については、また後程伺うとして。「しんどかった」と振り返った安谷屋戦、何が「しんどかった」のでしょうか。

「やっぱり組みの展開が多くて……試合前に組みの展開になると厳しくなるとは予想していました。捌きながらチャンスを伺っていたのですが、フィジカル的にもちょっとえらかったです。でも、チャンスに極め切れて良かったです」

──あそでRNCがハマらなかった時は、どうなるのか。それは少し思いました。伊藤選手は終わらせる力を持っている選手ですが、終わらせに行って凌がれるとどうなるのか。

「結構、腕がパンパンでしたしね。3Rまでもつれ込んでいたら……それでも動くことができる体力は残っていました。それに安谷屋選手もミドルとかで削れていることも分かっていたし、3Rになっても何とか勝てたかと。それがあったから、あそこもガムシャラに極めに行くことができたんだと思います」

──試合を終わらせにいくのは、凌がれると相手も気持ちが盛り返すことがありますし、何より自身の体力を消耗します。それでもあのように行けるのは、行けるという感覚があってのことなのでしょうか。

「う~ん、それよりも守りに入るより、常にKOか一本を狙っていきたいという気持ちだと思います。そこで取れなくて形勢逆転されても、一か八かのスリルがめっちゃ好きです」

──そこで行ける伊藤選手なので、愚問かもしれないですが、行ける・行けないの差はどこだと思いますか。

「どうなんですかね。やっぱり気持ち……性格じゃないですか。そこで行かんかったら、僕はあとで後悔すると思います。『あそこで行っておけば』と思うのは嫌いなんです。逝くことができるチャンス、相手に隙があるならガンガン狙って行っちゃいます」

──大したものです。なかなか思い切れないかと思います。

「取りあえず行ったら、なんとかなる。仮に倒すことができなくても、攻めているのはこっちだし次の展開を創れます。だから、思いっきりいきます」

──なるほど、次が頭にあっての思い切りの良さなのですね。

「負ける覚悟をもって、常に勝ちにいくことを意識しています。勝ちに行き、倒しに行くということを。二の矢、三の矢はあるので、またトライすれば良いことです」

──伊藤選手はずば抜けたフィジカルの持ち主でもないし、かといって超スタミナ派でもない。そこは自分でスタミナ配分を考えて戦っているのでしょうか。

「いや、結構すぐにスタミナは切れます(笑)」

──ですよね(笑)。でも、粘る。

「上手く誤魔化して、少し回復させて攻める……みたいな感じですかね。最後まで切らさないというのは、あります」

──少し、伊藤選手が理解できたような気がします。そしてチャンピオン、藤田大和選手です。このところの充実振りは目を見張るものがあると思うのですが、どのような印象を持っていますか。

「2年前に戦った時とは別人になった。そう言って良いぐらい化けています。前はボクシング主体で試合を創っていたのが、今はもう組みも蹴りも使えて『MMAとして格段にレベルが上がっとるな』と思います」

──MMAPLANETのインタビューで、それは伊藤選手に負けたからだと。「ありがとう」という言葉までありました。

「あぁ、読みました。良いヤツですよね(笑)」

──とはいえ、あの言葉は自信の表れかと思います。

「ハイ、まぁもう1回倒して、また勉強してもらえば良いかなって(笑)」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
9月23日(木・祝)
午後5時50分~PPV SPWN

■DEEP103対戦カード

<DEEP暫定フライ級選手権試合/5分3R>
[王者] 藤田大和(日本)
[挑戦者] 伊藤裕樹(日本)

<ライト級/5分3R>
大原樹里(日本)
小金翔(日本)

<フェザー級/5分3R>
DJ.taiki(日本)
関鉄矢(日本)

<フライ級/5分3R>
越智晴雄(日本)
渋谷カズキ(日本)

<メガトン級/5分2R>
誠悟(日本)
SAINT(米国)

<バンタム級/5分2R>
CORO(日本)
橋本優大(日本)

<フライ級/5分2R>
駒杵嵩大(日本)
杉山廣平(日本)

<フライ級/5分2R>
鮎田直人(日本)
関原翔(日本)

<フライ級/5分2R>
力也(日本)
関原翔(日本)

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DEEP DEEP103 MMA RIZIN ROAD FC   修斗 北岡悟 大原樹里 小金翔 岡見勇信 林源平 海外

【DEEP103】大原樹里と戦う、ZSTチャンプ小金翔─01─「DEEPのベルトを獲ったら、RIZINに出るチャンス」

【写真】昨年7月に北岡悟の自主興行iSMOS.1で、その北岡とドロー。今年4月にZSTでノンタイトル戦に勝利している小金(C)MMAPLANET

23日(木・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP103にZSTライト級王者の小金翔が参戦し、DEEP暫定ライト級王者の大原樹里と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

ZSTではライト級王者として敵なしの状態にあった小金が、DEEP出場を決めた理由は何だったのか。そして、いきなり現役チャンピオン大原との王者対決を迎える小金の心境は――

新天地での戦い、その先に見据える目標を小金が語った。


――ZSTでの戦いを経て、今回はDEEP暫定ライト級王者の大原樹里選手と対戦しますが、小金選手はDEEPでプロデビューしたのですよね。

「そうですね。2011年にDEEPでデビューして、2014年までDEEPで戦っていました。そこからパンクラスにも出たあと、Road FCやPXCなど海外の大会からオファーがあって、それを受けながら、ここ数年はZSTに出ていたという感じです」

――その間、所属はなくフリーランスとなっていますが、何かキッカケがあったのでしょうか。

「5年前、もともと所属していたCORE蒲田というジムがなくなって、そこからフリーになりました。今は主に、GENスポーツパレスのプロ練習に参加させていただいています」

――GENスポーツパレスのプロ練といえば、岡見勇信選手、水野竜也選手など重い階級の選手が多いイメージがあったのですが、現在は中軽量級の選手も増えているのですね。

「ここ最近、僕と同じ階級の選手が増えました。明日のパンクラスに出場する林源平選手、徳留一樹選手、AKIRA選手といった人たちがいて、あとウェルター級の選手も多いので、とても良い練習になっています(※このインタビューは11日に行われた)」

――なるほど。そんななかで、小金選手は2017年からZSTを主戦場としていましたが、今回DEEPで戦うこととなりました。どのような経緯でDEEPに参戦することになったのでしょうか。

「ZSTではベルトを獲得したあと、対戦相手がいなくなってしまったんです。チャンピオンとして防衛戦をやるという目標を持っていたのですが、なかなか挑戦者となるような対戦相手が出てこなくて」

――2018年10月に平信一選手を判定で下し、ZSTライト級王者となりました。確かに当時のZSTでいえば、平選手を下すと次の対戦相手を探すのは難しかったかもしれませんね。

「僕もあの頃から『RIZINに出たい』という発言をしていて、でも出られるチャンスがなかった。もっと上の舞台を目指すために、DEEP、パンクラス、修斗のどこかで戦いたいと思うようになったんです」

――その3大会のなかで、DEEPを選んだ理由は何だったのでしょうか。

「RIZINで、各プロモーションの王者が集まって対戦した大会がありましたよね」

――2019年のRIZINライト級GPではなく、昨年に日本人王者が集まった大会(RIZIN24以降)のことですか。

「そうです。DEEP王者の武田光司選手、修斗王者の川名TENCHO雄生選手、パンクラス王者の久米鷹介選手……その中で、武田選手が川名選手と久米選手に勝ちました。それで『ライト級で一番レベルが高いのはDEEPだ』と思ったのが、DEEPを選んだ理由です」

――……あの時、各プロモーションの王者が出場しているなかで、小金選手の名前がないことに対しては、どのように感じていましたか。

「悔しかったです。『なぜ?』という気持ちでした。自分自身が出られなかったこともそうだし、ZSTがそういったチャンピオンたちの中に入れなかったことも含めて、本当に悔しかったですね」

――今も目標としているのは、RIZIN出場なのですか。

「RIZINです。日本国内では、一番盛り上がっている大会ですよね。DEEPのベルトを獲ったら、RIZINに出るチャンスもあるんじゃないかと思っています」

――そして迎えるDEEP復帰戦、対戦相手はいきなり現役王者の大原選手です。

「そうですね……大原選手はチャンピオンですけど、暫定チャンピオンなので、DEEPライト級のNo.2と対戦するということになりますね」

――No.2が相手では不満ですか。

「違います! そういうことではないです(苦笑)。DEEPに出場することになって、いきなり武田選手や大原選手のようなチャンピオンと対戦することはないと思っていました。まず他の選手とやってからだろうと思っていて」

――そう思っていたら、いきなりチャンピオンが来ました。

「ビックリしました。『いきなりチャンピオンと試合させてもらえるのか!?』って」

――ここで大原選手に勝てば、次は再戦としてタイトルマッチになるかもしれません。

「僕もDEEPのベルトが欲しいですし、オファーを断る理由もなかったです」

――そんな大原戦を控えている小金選手ですが、昨年7月に北岡悟選手と対戦しています(3Rドロー)。そのあと北岡選手が大原選手との試合のために、仮想・大原として小金選手と練習していたのですね。

「はい。今考えると不思議な縁なんですけど……」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
9月23日(木・祝)
午後5時50分~PPV SPWN

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DEEP DEEP101 DEEP103 DEEP104 DJ.taiki MMA RIZIN   アーロン・ピコ 久保健太 伊藤裕樹 住村竜市朗 北岡悟 大原樹里 大木良太 小金翔 山本歩夢 平田直樹 杉山廣平 海外 渋谷カズキ 石塚雄馬 神田コウヤ 米田奈央 藤田大和 越智晴雄 鈴木琢仁 駒杵嵩大 鶴屋怜

【DEEP104】10月23日、北岡悟が現役続行の意義が問われる鈴木琢仁戦!! 平田直樹✖山本歩夢の潰し合いも

【写真】北岡が再びケージに足を踏み入れる(C)MMAPLANET

10 日(火)、DEEPが10月23日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催するDEEP 104IMPACTの対戦カードを発表している。

9月23日のDEEP103でDEEP暫定フライ級選手権試合=藤田大和✖伊藤裕樹、大原樹里✖小金翔のライト級戦。関鉄矢✖DJ.taiki、駒杵嵩大✖杉山廣平というZSTとNEXUSでベルトを巻いたファイターの初出場に加え、元ストロー級王者の越智晴雄がフライ級に階級アップし渋谷カズキと対戦するというカードを揃えているDEEPだが、10月大会もお腹いっぱいのマッチアップ第一弾発表となった。


真っ先に目を引くのは2月のDEEP100で大原樹里に敗れ、現役続行か如何な、その岐路が注目されていた北岡悟が、3月大会で秘技MMA版ヴィンガチーバを披露した鈴木琢仁と対戦する1戦だ。

自主興行での小金翔戦のドローを挟み、4連敗──過去10戦の戦績は2勝7敗1分の北岡が、再びケージに足に踏み入れることとなった。その敗北の多くが国内外の強豪が相手だったが、今回の対戦相手の鈴木は非常に特徴のあるファイターである一方で、戦績は9勝6敗のトップに届いていない選手だ。

試合結果は当然として、内容によっても──北岡悟というJ-MMAを代表し、一時代を築いたファイターが現役生活を続ける意義が問われることになる対戦といえよう。

これからのJ-MMAを睨むうえではフィーチャリングされるのが、平田直樹✖山本歩夢のフェザー級戦といえよう。

デビューからの1年で樹の兄でなく、平田直樹としての存在感を示す新鋭はデビュー4戦目で神田コウヤに惜敗、初黒星を喫して以来4カ月振りの再起戦となる。

対する山本は昨年12月のデビューから、経験値で上回る相手に3連続フィニッシュ勝利を挙げている逸材だ。

『格闘DREAMERS』では二次でケガもあっても脱落も、MMAだけが人生とないビジョンが同オーディションの方向性と合わなかったという側面も見られた。

パラエストラ千葉ネットワーク所属も自らのマイクで『あまりパラエストラで練習していないですけど』と言い切ってしまう個性的かつ尖がっている山本と平田は、この時点で潰し合わせるのが勿体ないという取り方もできる注目カードだ。

さらに6月のDEEP101のメインで対戦も、急所蹴りでテクニカル判定という消化不良の一戦となったDEEPウェルター級チャンピオン住村竜市朗が、米田奈央とのダイレクトリマッチに加え、鶴屋怜がプロ4戦目で久保健太と対戦するという2試合も決まっている。

住村としては、再び大舞台=RIZINの年末大会に向け好材料しか残したくない一戦となる。鶴屋と戦う久保は、36歳でMMAデビューを韓国で果たしたオールド・ルーキー、国内では4連勝中だ。名古屋と大阪のDEEPとパンクラスで戦ってきた久保にとって、戦績と力を測られ鶴屋怜のためにピックされたカードということは本人も陣営も百も承知だろう。

鶴屋怜をアーロン・ピコに見立て、意地の一発を狙ってくる久保サイドからみても、興味深いマッチアップといえる。さらに7月に大原樹里とライト級暫定王座決定戦でローブローによるテクニカル判定で敗れた大木良太が、石塚雄馬との対戦も決まっている。

RIZINへの道が明確に存在し、海外への挑戦も認めるDEEP佐伯代表の方針もあり、他団体からの流入やDEEP育ちの新鋭と人材が集まっている現状に裏付けされた、勢いのあるカードが揃っている9月と10月のDEEPだ。

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DEEP DEEP103 MMA Seint   キック ブログ 伊藤裕樹 大原樹里 小金翔 藤田大和 誠悟

【DEEP103】誠悟✖SEINT !  藤田大和✖伊藤裕樹=暫定フライ級選手権試合!!! 大原樹里✖小金翔!!!!!!!

【写真】3つ揃って、良いカード。見たくなる理由が存在するマッチアップだ(C)MMAPLANET

25日(日)及び、26日(月)に掛けてDEEPが9月23日(木・祝)に東京都文京区の後楽園ホールにおけるDEEP 103 IMPACTの開催と対戦カードを発表している。

現在明らかとなっているのは、DEEP暫定フライ級チャンピオンの藤田大和が伊藤裕樹の挑戦を受けるタイトル戦と、ライト級暫定王者の大原樹里が小金翔とノンタイトル戦、そしてメガトン級の誠悟✖SEINTの3試合だ。


2月の20周年大会で暫定王者となった藤田は、7月大会でリーチの長いストライカー=山本聖悟を相手に、その差を感じさせない踏み込みとタイミングの良さを見せ、成長著しい組技をほぼ封印し右ハイキックからパウンドアウトしている。

従来持つ打撃に加え、組み技でも力をつけたことでウェルラウダ―として強さが際立ってきた藤田にとって、伊藤は現時点で最後に黒星を喫した相手だ。2019年9月、スクランブルでバックを制しRNCで藤田を斬って落とした伊藤は、その後紆余曲折の暗黒の時を経て、6月に安谷屋智弘を同じくRNCで下して藤田戦以来となるDEEPでの勝利を挙げている。

スピードとフィジカルでは間違いなくチャンピオン、一瞬の閃きと反応力でチャレンジャー──前回の対戦から対照的な時間を過ごしてきた両者の再戦、興味深さアンリミテッドだ。

ライト級の一番は7月4日に大木良太との暫定ライト級王座決定戦で、不本意ながらローブローからのテクニカル判定でベルトを巻いた大原に対し、2014年7月以来7年2カ月振りのDEEP参戦となるZSTライト級王者の顔合わせとなった。

互いに長身でリーチの長さを誇るチャンピオン対決。積極的な大原、慎重な小金という見方もなりたつが、これはチャンピオンベルトが掛かっていても全くおかしくない要・注目カードだ。

そしてメガトン級の一戦は、苦戦が続くミスターメガトン=誠悟に6月のニューピア=東京インパクト大会で酒井リョウをKOし、NY州ロングアイランド出身ながら「ジャングルからやってきた」、「ワニと練習をしている」という、空回り気味のコメントで一部から注目を浴びたSEINTとのマッチアップとなった。

一発KOのインパクトを残したSEINTだが、実は柔術ベース。誠悟戦では全く違った姿を見せるかもしれない。

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Interview iSMOS01 J-CAGE ブログ 北岡悟 小金翔

【iSMOS01】終了直後、控室で北岡悟が話したこと。「戦う準備はしないといけないし…したいですよね」

【写真】パンクラスイズムからツーブロックほど離れたジムに控室は設けられており、スタッフや出場選手たちが帰り支度と後片付けをするなか北岡に話を訊いた(C)MMAPLANET

7月31日(金)に横浜市中区のパンクラスイズム横浜で自らのイベント=iSMOS01を開き、メインで小金翔と分けた北岡悟。

試合後にメイクで感謝の言葉を口にし続けていた北岡──控室に戻った直後に、少し落ち着いた感のある彼に話を訊いた。


──試合後のインタビュー、そしてマイクで『ありがとう』という言葉が何度も聞かれました。今の気持ちはそこに集約されますか。

「もう、落ち着いてきて色々と反省し始めていますけどね。もう試合内容とか……。まぁ、こういうルールだから。1Rの終盤に一瞬、リリースして打撃でいっても良いのかなと思ったのですが、チャンスを与えるだけでバカくさいなって。何で俺が向うに勝つ可能性をあげないといけないのか。俺の方が圧しているのにって思いましたね。

案の定、狙っているのはチップで。でもジョニー・ケースの時の経験があるから、八隅さんに教えてもらって頭の位置も修正してきました。力を使って倒すのも、それこそリリースと同じでチャンスをあげることなので。それを繰り返して、攻め返してくるのが小金君のスタイルだし、無理やり力を使って倒すことはないと思いました。

2Rの最初に右フックが当たって、効いて下がったのも分かったけど、だからって打撃でいくのは僕のスタイルじゃない。これで徹底してやろうというのは、2Rの終わりに決めました。インターバル中に八隅さんに、『これでやり切るんで』って伝えていました」

──ドロー覚悟で?

「引き分けになる可能性は凄く高いとは思っていましたけど、とにかくやり切ろうと。それが今日のテーマだから。決着をつけないと勝ちじゃない……もちろん色々なことは思いましたけど、自分で決めたルールなので。ブレイクが入らないというのもそうだし、ルールの特性を生かして自分が負けないよう……勝つチャンスを増やそうと思ってやりきりました」

──大会の主催者として、良い試合をするために動こうと思うことはなかったですか。

「それは思わなかったです。いつもの試合と変わらなかったです。これをやり切るのも、俺の格闘技だと思ったし。何か残念ながら、青木真也が過りましたね。あの世羅(智茂)さんとの試合が」

──私もあの試合を思い出しました。2人して主役の大会で渋い試合になったと。

「いやぁ、なんか繋がりを感じます。青木がアルバレスに勝って、俺が五味に勝った時も繋がりを感じたけど……いやぁ、繋がっているッス。彼がどういうリアクションをするのかは分からないですけどね。『衰えたね』って話をされるかもしれないし。ただ胸を張れる部分はあるというか……コンディションが良い状態で、戦いをやりきれたという気持ちはあるから。

同時に控室に戻ってくる時に、星は戻せていない。1年半、勝てていないとは思いました。けどソウザやケースとやった時より進歩できた部分は自分のなかで感じることはできました。この状況──このジム、あの相手とやって負けたら引退した方が良いですからね。

高島さんも言っていたように、本当に弱い選手ではないし。彼は自分の強さを本当に分かっていないんです。勿体ないです。体も本当に強いし、気持ち弱くないのに」

──小金選手の話になってしまいますが、この試合でのドローは彼にとっては負けです。そしてこのルールですし、引き込もうが動いた方が目標に近づけたのではないかと思います。ただし、これが小金選手の誠実さ、必死の戦いだったかと。

「ハイ、一生懸命戦った結果です」

──北岡選手としても、対戦相手にあれだけ感謝して戦うということは過去になかったのではないでしょうか。

「それは試合後だからですよ。戦っている時はそんなことないし、試合後は川尻さんの時も感謝していましたよ」

──では試合前に話していたように、明日からRIZINとのテーブルにつくことができますか。

「う~ん、どうかな……。RIZINがどう思うかですよね。オファーがあるなら、9月に戦える準備をしないといけないです。正直、この大会を開くにあたって協力いただいた方に、感謝の言葉を直接伝える時間は作らないといけないです。その時間は取らないといけないですけど、戦う準備はしないといけないし……したいですよね。そこに関しては、生き長らえたという気持ちはあるッス」