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【Shooto2020#06】左一閃、大尊伸光がマックス・ザ・ボディにKO勝ち&母にエール

【写真】パウンドの必要なし、左一発で勝負を決まった(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

<ウェルター級/5分3R>
大尊伸光(日本)
Def.1R3分07秒by KO
マックス・ザ・ボディ(日本)

右ローを入れた大尊、マックスが右を合わせようとする。その後もカーフ気味に左を蹴ると、マックスが構えを変える。すぐにオーソに戻したマックスの前足を蹴る大尊だが、逆にローを受ける。マックスの突進にフックを合わせようする大尊がまたもローで削っていく。跳びながらワンツーを狙ったマックスだが、左オーバーハンド気味のパンチを入れ一気に試合を決めた。

勝者は闘病中の母をケージに招き入れ、「俺、勝ったから。ママも絶対に勝てよ」とエールを送った。


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J-CAGE News Shooto2020#06 ブログ マックス・ザ・ボディ 大尊伸光 工藤諒司 椿飛鳥 西川大和 野瀬翔平

【Shooto2020#06】渋谷大会で大尊✖マックス・ザ・ボディ、そして工藤諒司✖野瀬翔平!! 椿✖西川も

【写真】この一戦は楽しみ──である一方で、危険かもしれない(C) MMAPLANET

26日(火)、Sustainより19日(土)に東京都渋谷区のTSUTAYA O-EASTで開催するShooto 2020#06の追加カードが発表された。

既報の通り環太平洋フェザー級選手権試合=王者・仲山貴志✖SASUKE、フライ級の猿丸ジュンジ✖飯野タテオ、フェザー級の藤井伸樹✖後藤丈治が組まれている、この昼夜大会。本日明らかとなったのは3回戦が1試合、2回戦が5試合の計6試合だ。


まず3回戦はウェルター級(※本来はライト級──新型コロナウィルス感染予防のために当日計量&水抜き減量禁止、1階級上のクラスで戦うというフォーマットを他の試合と同様に用いている)で、大尊伸光が2年振りの修斗出場となり、マックス・ザ・ボディと対戦する。

大尊は2018年大晦日のRIZIN、トフィック・ムサエフ戦以来の実戦復帰となり、マックス・ザ・ボディは6月のTTFC08で村岡倫行をパウンドアウトしたばかり。プロ修斗初陣ながら、過去にマックス・ザ・ボディはGladiatorでプロシューターのウエタ・ユウから勝利を収めており、キャリア再浮上を願う大尊とともに、一戦の結果と内容如何で勝者はライト級の台風の目となる可能性もある。

この他、2回戦ながら修斗からONEウォリアーシリーズに転じた工藤諒司が、ライト級で野瀬翔平と戦うというカードも組まれた。現状、海外渡航がままならない状況でウォリアーシリーズのイベント再開の目途が立っておらず、4月にはRoad to ONEで椿飛鳥に圧勝している工藤。9月のRoad to ONE03出場という声も聞かれたが、ここで1年半ぶりのプロ修斗参戦となった。対する野瀬は中止となった3月大会で小林孝秀戦がキャンセルされ、半年遅れで試合出場機会を得たことになる。

柔道王国・九州のエリート柔道家だった野瀬は、高校の時に首の骨を折る大事故から復活を遂げMMAの道を歩んできた。2017年アマ修斗で全日本を制覇し、闘裸男を中心にキャリアアップに努め、現在は5勝1分と順調に成長している。そんななかで、MMAファイターとしての評価では1歩ばかりか、2歩、3歩と先をいく工藤の対戦。工藤としては、勢いのある若い選手に対して星を落とせない試合であり、野瀬は一発大物食いで2ステップ、3ステップとジャンプアップの機会としたい。

一点気になるのは──この一戦も計量無しで通常階級より1階級思いライト級で組まれているが、野瀬はもともと減量なしでフェザー級で戦ってきた選手で、水抜き減量を行えば修斗ではバンタム級で戦うことができる。ONE階級でいえば昨年9月のRoad to ONEでもフェザー級で試合をしている。コロナ禍の間に野瀬のフィジカルが大いに強化されていない限り、工藤という実力者を前にして実質1階級の体の違うは、勝負の行方を占ううえで大きなファクターとなる可能性は高い。

さらに4月のRoad to ONEで工藤に爆殺された椿が、プロ修斗初陣で西川大和と戦うというマッチアップも見られる。西川は椿と同じく、4月のRoad to ONEのムエタイマッチに出場、緑川創に敗れるも立ち技だけでも強さと頑張りを見せ評価を挙げた。

結果5月のプロ修斗無観客大会で木下タケアキとの試合機会を掴むと、この試合では一転テイクダウンを駆使して破り、今回の椿戦を迎えることなった。勢いでは西川だが、工藤戦の敗北を生かすためにも、椿は意地を見せないといけない顔合わせといえる。

この他、フライ級で大 陽✖関口祐冬、女子51キロ契約で中村未来✖永尾音波、そしてウェルター級ではヨシ・イノウエ✖飯田健夫というカードが決まっているダブルヘッダー、その他のカードの発表と、第1部と第2部の割り振りも気になるところだ。

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MG眞介 Other MMA Result TTFC08 スソン ブログ マックス・ザ・ボディ 岩﨑大河

【TTFC08】試合結果 大河の流れも一滴の雫から。岩﨑大河、MMA初陣でサープリスから判定勝ち

【写真】組み勝ち、MMAデビュー戦で判定勝ちを手にした岩﨑大河(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

27日(土)、会場非公開でTribe Tokyo Fight Challenge 08が開催された。

メインで空道・北斗旗全日本体力別を2度制した岩﨑大河が、MMAデビュー戦でリカルド・サープリスと対戦。サープリスのパンチの勢いに、蹴りも含めた打撃という部分で持ち味を発揮できなかったものの、組んでテイクダウン、グラップリングのなかの打撃と──持ち前の総合力で判定勝ち。MMA初戦で勝利を得ている。

持ち味よりも必要なのは、勝利。岩﨑がMMAで世界を目指す一歩を示した。

また格闘代理戦争出演で注目されていたスソンは、真人ガーZの遠い間合からのテイクダウン狙いを切ってパウンドを落とし、最後も組みついてきたところに右を打ち込み秒殺TKO勝ちした。

Tribe Tokyo Fight Challenge 08
<ミドル級(※93.0キロ)/5分2R+Ex■>
○岩﨑大河(日本)2R
判定
詳細はコチラ
×リカルド・サープリス(米国)
<ライト級(※77.1キロ)/5分2R+Ex>
○マックス・ザ・ボディ(カメルーン)2R0分14秒
TKO
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×村岡倫行(日本)
<バンタム級(※65.8キロ)/5分2R+Ex>
○MG眞介(日本)1R1分49秒
TKO
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×前川大輔(日本)
<バンタム級(※65.8キロ)/5分2R+Ex>
○スソン(日本)1R0分28秒
TKO
詳細はコチラ
×真人ガーZ(日本)
<無差別級)/5分2R+Ex>
○泰斗(日本)2R1分08秒
TKO
×関野大成(日本)
<フェザー級(※70.3キロ)>
○狩野優(日本)2R2分49秒
ギロチンチョーク
×石井巧太郎(日本)
<フライ級(※61.2キロ)/5分2R+Ex>
○川北昴生(日本)1R2分49秒
RNC
×大竹陽(日本)
<フライ級(※61.2キロ)/5分2R+Ex■>
○御代川敏志(日本)1R3分56秒
RNC
×谷村愛翔(日本)


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J-CAGE Report TTFC08 ブログ マックス・ザ・ボディ

【TTFC08】レスリングから、2Rは一転。マックス・ザ・ボディが左フックから村岡をパウンドアウト

【写真】マックス・ザ・ボディが豪快パウンドアウト(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

<ライト級(※77.1キロ)/5分2R+Ex>
マックス・ザ・ボディ(カメルーン)
Def.2R0分14秒by TKO
村岡倫行(日本)

デビュー戦の村岡、小金翔、ウエタ・ユウに勝っているマックスの対戦。前に出て組んだマックスがケージに押し込む。ブレイク後、村岡が左ミドル。キャッチできなかったマックスは前に出てフックを振るう。左ミドルを村岡が続け、右ストレートを放つ。マックスも左フック、右オーバーハンドを伸ばす。左ジャブ、大きな軌跡のフックを繰り出すマックスに対し、村岡はミドルやボディストレートを返す。

蹴りをキャッチしつつ、右を振るったマックスが組んでケージに村岡を押し込む。ここもブレイクが掛かり、残り70秒で打撃の間合いに。前蹴り、左ミドルを蹴る村岡、組んで小外掛け、さらにダブルレッグでテイクダウンに成功したマックスがサイドで抑える。村岡は下からしがみつこうとするが、エルボーをいれたマックスがボディに殴りマウントへ。左右の連打を落としたところで初回が終わった。

2R、左右のフックを続けるマックスが、村岡の左ミドルに左フックを合わせる。後方に倒れた村岡にパウンドを連打したマックスがTKO勝ちを手にした。