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MMA MMAPLANET o ROAD FC Road FC61 パク・ジョンウン ホン・ユンハ

【Road FC61】ちびウルフ=パク・ジョンウンが、打撃でホン・ユンハを寄せ付けず完勝TKO

【写真】ちびウルフがスピード、切れ、威力と全てに上回っていた(C)ROAD FC

<女子アトム級/5分3R>
パク・ジョンウン(韓国)
Def.1R3分12秒by TKO
ホン・ユンハ(韓国)

右ローからジャブで前に出るホン・ユンハに対し、パク・ジョンウンが右を伸ばす。ホン・ユンハはローからワンツーのコンビで、距離を詰める。しかし、パク・ジョンウンは左ジャブを入れ、続いてボディストレートを打っていく。遠目の距離でジャブを繰り出すホン・ユンハに対し、パク・ジョンウンは再び左ボディストレート、そして右オーバーハンドを伸ばす。

さらにジャブから踏み込んで右ストレートを綺麗に入れたパク・ジョンウンは、ホン・ユンハの前蹴り、そして右を被弾するがダメージはほぼない。パンチが軽いと見たパク・ジョンウンは、ここからギアが上がり左ボディ、右オーバーハンドのコンビを素早く繰り出して左フックを狙う。続いて右オーバーハンドを当て手数を増やすと右ストレートをヒットさせる。ローを捌いて右ストレートから左ボディ、右を当てて蹴りを掴むと右のショートでダウンを奪う。

直ぐに立ち上がったホン・ユンハだが、再び蹴りに右を合わされ2度目のダウン。殴られながら立ち上がったホン・ユンハがパンチを被弾しながら手を出し続けるも、その度にパク・ジョンウンの拳を打ち込まれ、ついにレフェリーが試合を止めた。


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BELLATOR LFA MMA MMAPLANET o PFL RIZIN UFC XMMA05   アンドレ・ハリソン インパ・カサンガネイ ウィル・ブルックス ウェスティン・ウィルソン カール・ウィリアムス クリス・カーティス ジャレッド・グッデン ベン・サンダース ボビー・キング マイケ・リニャレス マルセーロ・ゴルム ユライア・フェイバー ルイス・ペーニャ 石原夜叉坊

【XMMA05】北米MMAシーンで注目の再生工場=XMMAに石原夜叉坊が出場、6年振りの連勝を目指す

【写真】夜叉の道を往く、夜叉坊(C)MMAPLANET

23日(土・現地時間)にサウスカロライナ州コロンビアのコロニアルライフ・アリーナで開催されるXMMA05「5outthern Heat」に石原夜叉坊が出場し、ウェスティン・ウィルソンと対戦する。

XMMAは昨年1月の旗揚げから元メジャーやローカルで活躍した選手がステップアップをはかるという位置づけで、注目度を増してきたプロモーションだ。大会全般の印象では人材発掘のLFAとビッグネームが厚待遇でキャリアの終盤を戦うEagle FCの中間より、ややLFA寄りといった印象か。

Eagle FCで戦う選手ほどビッグネームでなく、またメジャーを目指す再生イベントとでもいえばシックリとくるか。XMMA旗揚げ戦で勝利したメンツではアンドレ・フィアルリョ、クリス・カーティス、マルセーロ・ゴルムらがメジャー進出or復帰を果たしている。


その後も第2回大会でベン・サンダース✖ラムジー・ニジェム、ウィル・ブルックス✖スティーブン・ザイラー、第3回大会ではコディ・ギブソン✖ジョン・ドッドソンに加え、ダニエル・ストラウスやネイト・マーコートが出場。4月に前回大会はドッドソン✖チコ・リヴェラJr、ジャレッド・グッデン✖カーティス・ミランダ―などが組まれてきた。

今大会も上位でルイス・ペーニャ✖ウィル・ブルックス、ジャレッド・グッデン✖インパ・カサンガネイの元UFCファイター対決がマッチアップされ、PFLベテランのアンドレ・ハリソンとRIZINに出場経験のあるマイケ・リニャレスのマッチアップなど、興味深いカードが揃っている。

そんなXMMA05で9試合組まれたプレリミに夜叉坊が、出場する。今年の5月1日にユライア・フェイバー主催のA1 Combatの第1回大会でホセ・ヘルナンデスを2R2分53秒TKOで破り、実に4年8カ月振りに白星を挙げた夜叉坊が3カ月弱のインターバルで戦う相手はキャリア13勝6敗のウィルソンだ。

ウィルソンは現在3連勝中だが、過去には今はBellatorで戦うボビー・キングに敗れるなどLFAでは3敗を喫している。とはいえ185センチの長身で当然リーチも長いウィルソンは、ウィル・チョープを連想させる選手といえる。前蹴りで突き放し、近距離ではヒザ&ヒザも武器になる。柔術も修得しており、バックを制してからのボディトライアングルは強力だ。さらにスクランブルでギロチンという極め技も持っており、簡単な相手では決してない。

それでもウィルソンは攻撃する際のガードが下がる傾向にあるため、夜叉坊としてはそこに左を打ち込みたい。ただし、特に意味のない蹴りは厳禁、これをキャッチされて組み技に持ち込まれると一気に旗色は悪くなる。前述したようにLFAに跳ね返されているウィルソンだけに、夜叉坊には組みを必要以上に警戒せずに、泥臭く攻める姿勢を貫いてほしい。

■視聴方法(予定)
7月24日(日)
午前7時00分~You Tube XMMA Channel
            
■XMMA05対戦カード

<160 ポンド契約/5分3R>
ルイス・ペーニャ(米国)
ウィル・ブルックス(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジャレッド・グッデン(米国)
インパ・カサンガネイ(米国)

<フェザー級/5分3R>
アンドレ・ハリソン(米国)
マイケ・リニャレス(韓国)

<165ポンド契約/5分3R>
ジュリアン・レーン(米国)
オースティン・ハバート(米国)

<ウェルター級/5分3R>
デマルケス・ジャクソン(米国)
ジョー・ジリオッティ(米国)

<バンタム級/5分3R>
ジョシュ・レッティングハウス(米国)
クリス・ビール(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジャクソン・ファリアス(ブラジル)
コディ・ジョーンズ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ウェスティン・ウィルソン(米国)
石原夜叉坊(日本)

<バンタム級/5分3R>
タイラー・ウィルソン(カナダ)
ジェイソン・フェグリアーJr(米国)

<フェザー級/5分3R>
コリン・アングリン(米国)
ジェイムス・ブラウン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
カール・ウィリアムス(米国)
サイモン・マリーニ(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
タナー・サラセノ(米国)
サシャ・パラトニコフ(香港)

<ミドル/5分3R>
ザック・ダーレン(米国)
モンティ・ディオン・オグバナモリソン(ナイジェリア)

<ウェルター級/5分3R>
ジョシュ・ベイカー(ロシア)
クインテズ・サップ(米国)

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Brave CF Cage Warriors IMMAF LFA MMA MMAPLANET o UFC UFN208   カーティス・ブレイズ キック クリス・カーティス コディ・ダーデン ジェイ・ハーバート ジャック・ヘルマンソン ジョーダン・ラヴィット チャールズ・ジョンソン トム・アスピナル パディ・ピンプレット マクワン・アミルカーニ ムハマド・モカエフ モリー・マッキャン ルドヴィット・クライン

【UFN208】計量終了 注目は英国MMA界の隣のお兄ちゃんパディ・ピンブレットとモカエフ✖ラヴィット

【写真】人を食ったような態度をフェイスオフで取ったザ・バディだが、ラヴィットもこの仕草で応えた(C)Zuffa/UFC

23日(土・現地時間)に英国はロンドンのThe O2アリーナで開催されるUFN208:UFN on ESPN+66「Blaydes vs Aspinall」の計量が22日(金・同)に行われている。

今年3月に続くロンドンのUFCはトム・アスピナルがカーティス・ブレイズを迎え撃つメインのヘビー級マッチを筆頭に、英国及び欧州勢と北米、そして欧州内の顔合わせで構成された純粋ヨーロッパ・ショー──欧州MMAの現在の力が伺えるラインナップとなっている。

全14試合、欧州以外のファイターは米国が8名、カナダとブラジル人選手が1人ずつ、この10選手以外は英国が9名で最多、以下デンマークとスウェーデンが2人、ドイツ、フィンランド、スイス、スロバキア、ウクライナが各1人で構成されている。


地元英国の注目は、英国MMA界の隣のお兄ちゃん=ザ・バディことパディ・ピンプレットだ。27歳とは思えない童顔、この日の計量もそうだが試合の時も笑顔を振りまくピンブレットはリバプール──しかもマーシーサイド生まれで、MMA戦績は18勝3敗を誇る。

自身でファイターとしての武器を気持ち、アゴと精神力の強さというピンブレットだが、柔術は黒帯でCage Warriorsではフェザー級王座を獲得している。ハイキックでKOする一方で、跳びつき三角という得意技持つピンブレットは基本に忠実ながら、アグレッシブな飛び道具を持つ印象に残る選手だ。

そして、劣勢になっても諦めないファイトでローカルショー自体からファンを虜にして来た。

対するジョーダン・ラヴィットも同じ27歳でキャリア10勝1敗、2020年のコンテンダーシリーズでUFCと契約を果たしオクタゴンでは3勝1敗と勝ち越しているグラップラーだ。UFC初戦でスラムでKO勝ちするなど、ラヴィットもまた派手なインパクトを残したが、世界最高峰ではランク外で生き残り兼育成的なマッチメイクで戦ってきた。

つまり、そのラヴィットと上から3番目の位置で戦うピンブレットもUFCが少し長い目で見ているファイターといえるだろう。フェイスオフ後に自ら差し出した握手に、ラヴィットが答えようとすると急いで手を引き頭を掻く仕草を見せ、ファンを大喜びさせたピンブレット。

その彼とネクストジェネレーションMMAの同門モリー・マッキャンも会場を沸かす試合をハンナ・ゴールディとやってのけるに違いない。

プレリミではムハマド・モカエフがやはり気になる存在だ。

2度のIMMAF世界王者からBRAVE CFと中東メインストリームでプロMMAデビューを果たすと、2年7カ月後の今年3月には5勝0敗のレコードを引っ提げてUFCへ。コディ・ダーデンを58秒、ギロチンで一蹴した。

とはいえダーデンは世界最高峰の最も底辺にある選手といっても間違っていない。特にフライ級はまだ層も薄く、そういう意味ではLFAフライ級王者からステップアップを果たしてきたチャールズ・ジョンソンとの試合は、モカエフにとっても北米基準で現状の力が浮き彫りになるマッチアップといえる。

レスリングとフロント系及びバックチョークを得意とするモカエフは打撃面では左の蹴り、跳びヒザを多用するがパンチの交換はほぼ見せていない。蹴りから組んでテイクダウンという流れに対し、ジョンソンは前蹴りで突き放し、接近戦でもヒザ蹴り、組みにはギロチンという対抗手段を持つ。

モカエフはフェイスオフで拳を胸板にぶつけるほど勢いに乗っていた。対してジョンソンは指をさして何やら叫んでエキサイト。31歳LFAでタイトル戦を3度経験した末に世界最高峰に辿り着いた雑草ジョンソンが、中東のエリート街道まっしぐら、21歳でUFCに飛び込んだモカエフに、どう意地を見せるか見ものだ。

■視聴方法(予定)
7月24日(日・日本時間)
午前1時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN208計量結果

<ヘビー/5分5R>
カーティス・ブレイズ: 260ポンド(117.93キロ)
トム・アスピナル: 251ポンド(113.85キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジャック・ヘルマンソン: 186ポンド(84.37キロ)
クリス・カーティス: 186ポンド(84.37キロ)

<ライト級/5分3R>
パディ・ピンプレット: 156ポンド(70.76キロ)
ジョーダン・ラヴィット: 155ポンド(70.31キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ニキータ・クリロフ: 204ポンド(92.53キロ)
アレキサンダー・グスタフソン: 205ポンド(92.99キロ)

<女子フライ級/5分3R>
モリー・マッキャン: 125.5ポンド(56.92キロ)
ハンナ・ゴールディ: 125ポンド(56.7キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ポール・クレイグ: 206ポンド(93.44キロ)
ヴォルカン・オズデミア: 205.5ポンド(93.21キロ)

<ライト級/5分3R>
ルドヴィット・クライン: 156ポンド(70.76キロ)
メイソン・ジョーンズ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ライト級/5分3R>
マーク・ディアキーシー: 156ポンド(70.76キロ)
ダミア・ハゾヴィッチ: 156ポンド(70.76キロ)

<フェザー級/5分3R>
ナサニエル・ウッド: 145.5ポンド(66.0キロ)
チャールズ・ロサ: 145ポンド(65.77キロ)

<フェザー級/5分3R>
マクワン・アミルカーニ: 145.5ポンド(66.0キロ)
ジョナサン・ピレース: 145ポンド(65.77キロ)

<フライ級/5分3R>
ムハマド・モカエフ: 126ポンド(57.15キロ)
チャールズ・ジョンソン: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ライト級/5分3R>
ジェイ・ハーバート: 155ポンド(70.31キロ)
カイル・ネルソン: 155ポンド(70.31キロ)

<女子フライ級/5分3R>
マンディ・ブーム: 125ポンド(56.7キロ)
ヴィクトリア・レオナード: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニコラス・ダルビー: 170ポンド(77.11キロ)
クラウジオ・シウバ: 170.5ポンド(77.34キロ)

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BELLATOR Bellator283 Report ジェイソン・ジャクソン ドゥグラス・リマ ブログ

【Bellator283】ドゥグラス・リマの辞書にスクランブルの6文字はなし。ガードを取り続けジャクソンに完敗

<172.8ポンド契約/5分5R>
ジェイソン・ジャクソン(米国)
Def.3-0:50-45.50-45.50-45
ドゥグラス・リマ(ブラジル)

ケージを背負ったリマが、ジャブを伸ばす。さらに鋭い右カーフを蹴ったリマに対し、ジャクソンは右ハイ。リマは落ち着いてカーフを続ける。ジャクソンはワンツーを伸ばすが、カーフをチェックできていないか。リマは右フックに左フックを合わせてカーフ。直後にジャクソンがダブルレッグでテイクダウンを決めた。

過去の試合ではテイクダウンを許すと、下にステイしてきたリマはここもクローズドを取る。胸をつけて左右のパンチをコツコツと落とすジャクソンに対し、リマはハーフバタフライに移行するが、抱き着いていきスクランブルを狙う素振りはない。ジャクソンは最後の15秒で腰を上げてパウンドを落とし、エルボーへ。カーフよりも、トップでジャクソンが取った初回となったか。

2R、すぐにリマが右カーフを蹴る。左を見せたジャクソンがダブルレッグ、ケージに押し込みバックに回ると前方に崩す。サイドバックでケージに押し込まれたリマに対し、ジャクソンはスラムでしっかりと寝技に持ち込む。ここも自ら背中をつけたリマは、足を一本抜こうとするジャクソンに対して、クローズドを選択する。鉄槌を落としたジャクソンがリマの腕十字を立ち上がって防ぎ、アップキックを払っていく。下から鉄槌を連打したリマだったが、ハーフで抑えられる。

枕&肩パンチのジャクソンが、右のパンチをコツコツと落とすと上体を起こして鉄槌の連打からエルボーへ。リマは背中をつけたままラウンド終了を迎えた。

3R、逆にカーフを蹴ったジャクソンが、ケージを背負ったリマにダブルレッグ。ボディロック✖ウィザーの争いは、リマがウィザーを生かしボディロックテイクダウンを小手投げで切り崩す。トップが取られたリマだったが、ジャクソンはレッスルアップからダブルレッグでリバーサルに成功する。そしてスクランブルでなく、背中をマットにつけるリマ。

ジャクソンはコントロール&コツコツパンチを続け、リマのクローズドで頭を抱えていく。右エルボーを受けるリマは、身は守れても攻撃に転じず敗因となるガードワークに徹した。

4R、リマは個々も右ハーフを2発入れる。ジャクソンの右に左を迎えたリマは、すぐにテイクダウンを許し、一瞬のスイープ狙いを察知されるとクローズドガードを取る。ジャクソンのトップが続き、エルボーでリマがカットしたか。アンダーフックとハーフバタフライでスイープを狙ったリマだが、このスピードと瞬発力ではひっくり返すことはまず不可能だ。そしてクローズドを取り直したリマと、このままで逆転される心配がないジャクソンは、ブーイングのなかでラウンドを戦い終えた。

最終回、目尻のカットをチェックされて最後の5分に挑むリマが、何を仕掛けるか。ケージを背負わず中央で右ストレートを放ったリマだが、すぐにダブルレッグで倒される。ここは両手をついてケージに背中を持っていったリマだったが、腰をコントロールされるとアッサリと背中をつける。ケージ中央に頭を持っていったジャクソンも、胸を合わせてコツコツと殴り続ける。バタフライガードから、残り90秒でクローズドを取り直した。それでも手首を掴んでスイープを仕掛けたリマだが、潰されるとやはりクローズドガードに。

そのままの上下関係で試合は終わり、ジャッジ3者とも50-45をつけジャクソンが判定勝ちした。「ブーイングは止めてくれ。ドゥグラスはレジェンドなんだ。次? ベアナックルファイトから戻ってきたらマイケル・ペイジと戦いたい。俺はチャンピオンになりたいんだ」と勝者は話した。一方、計量失敗に加えて負けパターンが変わらないリマは、これで4連敗。残念ながら、どのようなモチベーションを持ってケージに上がっているのかと疑いたくなる戦いだった。


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BELLATOR Bellator283 MMA MMAPLANET o シドニー・アウトロー トフィック・ムサエフ ベラトール

【Bellator283】トフィック・ムサエフ、テンプルからアゴを打ち抜き──27秒KO勝ちでBellator初陣を飾る

<ライト級/5分3R>
トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン)
Def.1R0分27秒 by TKO
シドニー・アウトロー(米国)

構えを小刻みに変えるムサエフが左フックをまず当てる。さらに右フックと左フックをテンプルに被弾したアウトローの足が泳ぐ。ここで右フックをアゴに打ち抜いたムサエフが27秒でKO勝ち。衝撃的なベラトールデビューを果たした。

「コーチ、ファンに感謝している。パトリッキー・ピットブル、マイ・フレンド、バンバンバンバン。ウスマン・マゴメドフが挑戦アピール? ウスマンの勝利はおめでとうと言いたい。そしてカビブ・ヌルマゴメドフにも、ハローと言いたい。彼が挑戦したいなら、戦うべき」とムサエフは話した。


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BELLATOR Bellator283 MMA MMAPLANET o ウスマン・ヌルマゴメドフ キック クリス・ゴンザレス

【Bellator283】ウスマン・ヌルマゴメドフ、ギロチンでゴンザレスを下し15連勝&パトリッキー戦をアピール

<ライト級/5分3R>
ウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)
Def.1R2分54秒by ギロチンチョーク
クリス・ゴンザレス(米国)

両者右手前で構え、間合いを測る。ヌルマゴメドフが左ローから右ミドル、ゴンザレスは見ている。時折りヌルマゴメドフは構えを変えるも、サウスポー貴重で右ハイを繰り出す。ゴンザレスのワンツーを下がってかわしたヌルマゴメドフが、軽い右サイドキックやミドルを見せる。鋭い左ローを見せたゴンザレスが組みつくが、ヌルマゴメドフが小外刈りから足を引き上げてテイクダウンを奪うと、立ち上がろうとしたゴンザレスをギロチンで捕らえる。そのままケージに押し込み、ヌルマゴメドフはタップを奪った。

15連勝とした勝者は「チャンピオンはケガをしているのは知っている。でも、パトリッキーに挑戦したい」と語った。


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BELLATOR Bellator283 MMA MMAPLANET o   ムハメド・ベルハモフ ロレンツ・ラーキン

【Bellator283】バケモノ? 曲者?? ラーキンの反則エルボーで、ベルハモフが試合続行不能→ノーコンテスト

<ウェルター級/5分3R>
ムハメド・ベルハモフ(ロシア)
NC.1R2分52秒 by illegal attack
ロレンツ・ラーキン(米国)

右サイドの関節蹴りを見せたラーキン、ベルハモフが右ジャブで距離を詰めに行く。前に出てきたラーキンの左にダブルレッグを合わせたベルハモフは、ギロチンから頭を抜くと肩固めを狙いつつハーフで抑える。ケージ際に移動したベルハモフは、足を束ねようとし反応してヒザ立ちのラーキンを金網に押し込む。腰と太腿の後ろをコントロールして、ラーキンを立たせないベルハモフは、立ち上がられるとシングルレッグへ。

ダブルレッグにスイッチされたラーキンがヒジを後頭部に落とし、試合が中断する。なかなか立ち上がることができないベルハモフは、正座してリカバリーに努める。通訳を呼び、レフェリーとコミュニケーションを取るベルハモフは、試合続行を拒否。

ラーキンの攻撃は咄嗟の反応かもしれないが、明らかに反則。だが、ノーコンテストとの裁定が下った。コーナーマンに抱えられて、ケージを下りたベルハモフ。試合としては期待外れ、ただし空気に流されない判断力──ACB王座防衛戦を3度に渡り拒否した自我はある意味大したものだ。


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BELLATOR Bellator283 MMA MMAPLANET o キック デヴィオン・フランクリン マルセーロ・ゴルム

【Bellator283】超肉弾戦。スラムされ、ヒジで流血のゴルムが残り24秒でフランクリンに逆転RNC

<ヘビー級/5分3R>
マルセーロ・ゴルム(ブラジル)
Def.3R4分36秒by RNC
デヴィオン・フランクリン(米国)

フランクリンは左ジャブを伸ばし、右ロー。そのジャブにゴルムが右を合わせていく。左リードフックを空振りしたフランクリンは、左を受けそうになる。右ローを蹴り、逆にフランクリンの右ローにテイクダウンを合わせたゴルムがバックへ。立ち上がったフランクリンは、そのままゴルムを担いで叩きつける。スクランブルでダブルレッグに取ったフランクリンが、今度は肩まで持ち上げてスラムへ。エルボーを嫌がって立ち上がったゴルムをがぶったフランクリンは、MMAは反則のパイルドライバーの態勢からリリースする。

エルボーでかなり流血したゴルムはジャブから前蹴りで距離詰め、クリンチの攻防ではヒザ蹴りからヒジをヒットさせる。離れて思い切り右カーフローを蹴ったゴルム、フランクリンは疲れが見えてきたか。後ろ回し蹴りで姿勢を乱したフランクリンは、ワンツーで殴られマウスピースを吐き出した。

2R開始前にゴルムにドクターチャックが入る。右眉の上がパックリと開いているゴルムは試合ぞ国をアピールし、認められると笑顔を浮かべたる。フランクリンは飛びヒザ狙いでジャンプして着地、ゴルムがボディストレートを入れてカーフから右を当てる。組んだフランクリンだが、ケージに押し込まれ左を当てて離れると左ローを蹴っていく。それでも動きが重いフランクリンはワンツー、ローを蹴られクリンチへ。

離れ際のスピニングバックフィストをかわされたフランクリンはケージを背負ってダブルレッグ、切ったゴルムが押し込んでいく。ボディロックからテイクダウン狙いのゴルムがバックに回り、正面を向くとフランクリンが左右のフックからサイドキックを繰り出す。パンチを振るうが足が出ていないフランクリンは左エルボーからパンチを纏める。

と、一気に動きが落ちて時間を確認するようになったフランクリンは、シングルレッグでテイクダウンを決める。ハーフでエルボーを連打されたゴルムは、潜ってブリッジでリバーサルを決める。サイドで抑えられながら、テッポウでリバーサルを取り返したフランクリンが右のパンチ、左エルボーを打ちつけリードを広げた。

最終回、スイッチの二段ヒザ蹴りを繰り出したフランクリンは、肩で大きく息をしながら組みの展開でケージを背負う。時間を上手く使っているのか、思うように戦えていないのかは不明だが、離れたフランクリンはジャブを繰り出す。ゴルムは右ローから前に出る。パンチの距離なると、ハンドスピードの高いフランクリンが勢いで上回るが、動きは続かず下がるように。

そこでゴルムが右をヒットさえて、組みつく。逆転にこのクリンチは無駄に感じるが、ゴルムも疲れている。残り2分、レフェリーが試合を止めケージ中央で再開。ゴルムのフックに、パンチでは負けないフランクリンが打ち返す。と、ゴルムはここも組んでしまい逆転は難しくなっていく。

最後の50秒で離れたフランクリンがスピニングバックフィストを狙うが、体の軸がない。直後に左ハイをキャッチされ倒されると、パウンドの連打に背中を見せたフランクリンはバックマウントからRNCにタップを見せた。残り24秒の大逆転勝ちにゴルムはむせび泣いた。


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BELLATOR Bellator283 MMA MMAPLANET o ダルトン・ロスタ ロメロ・コットン

【Bellator283】ダルトン・コスタ、6勝0敗対決でコットンをMMAで圧倒。スーパーマンから左で倒す

<ミドル級/5分3R>
ダルトン・ロスタ(米国)
Def.3R0分38秒by TKO
ロメロ・コットン(米国)

ともに6勝0敗同士の対戦。ケージを背負ったコットンのダブルレッグを切ったロスタが、圧を掛ける。コットンは2度目のテイクダウン狙いも着られると、直後のヒザがロスタの急所に入り試合が中断される。再開後、ロスタは左ボディからロー、そして右を伸ばす。コットンはまたもダブルレッグを防がれ、ケージを背負うと逆にダブルレッグで倒され、スクランブルでサイドバックを許す。

胸を合わせたコットンは離れ際に左フックを被弾し、バランスを崩す。打撃とテイクダウンの連携が見られないコットンは、ワンツーをヒットされる。直後に組んで、がぶりからヒザを放ったコットンは離れてジャブ、ワンツーを繰り出す。ロスタの右にテイクダウンを合わせようとして防がれたコットンが、左をヒットする。ロスタはワンツーからボディを返す。残り80秒、ロメロが初めてダブルレッグからドライブし、ロスタをケージに押し込むことに成功する。

ワキを差し返して離れたロスタは、左ハイをガードして左フックから右アッパーのコンビを繰り出すなど、初回を取った。

2R、ワンツーで前に出るコットン。コスタは左ミドルから右を入れ、そのタイミングで組まれてもしっかりと切っていく。さらに前蹴りから左ジャブ、組んでボディロックのロスタのヒザが今度はコットンの急所に当たってしまう。少し時間を取ったコットンはリスタート後、左にダブルレッグを合わせようとしてアッパーを被弾する。

パンチを纏められると、頭を背けて組みに行くコットンだが、これではロスタには通じない。組み際、離れ際に殴られるコットンは、右フックを打たれダブルレッグへ。ロスタは切ってバックに回ると、前方に崩しに掛かる。このままロスタはケージまで移動し、後方からパンチ、背中を向けたままコットンは左右のパンチを被弾する。

向き合ってもワンツーをクリーンヒットされたコットンは、ダブルレッグこそケージを利してディフェンスしたが、ギロチンは形だけで押し込まれた状態が続く。離れてワンツー、再びダブルレッグからバックに回ったロスタが、コットンを圧倒した。

最終回、左を当ててケージにコットンを押し込んだロスタが、離れてパンチをラッシュ。右スーパーマンパンチを決め、下がったコットンに左フックを決めて試合を終わらせた。MMAファイターとしての完成度の違いを見せつけ、ロスタがデビュー以来の連勝を7に伸ばし、コットンは先行きが不安になる初黒星を喫した。

「ATTに感謝している。ベストコーチのお陰だ。俺は3度のNCAAレスラーでKOだってできるんだ」と勝者は話し、ポッドキャストでの評価が低いインタビュアーのビッグジョンに笑顔で反論した。


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BELLATOR Bellator283 MMA MMAPLANET o ガジヒ・ラバダノフ ジェイジェイ・ウィルソン ボビー・キング

【Bellator283】キングを止めても、動かせても盤石。ラバダノフがフルマークの判定勝ち

<ライト級/5分3R>
ガジヒ・ラバダノフ(ロシア)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ボビー・キング(米国)

3月大会でニュージーランド期待のジェイジェイ・ウィルソンをテイクダウンゲームで下したラバダノフが、キングと対戦。そのラバダノフが連続ジャブを伸ばし、見るキング。一旦、落ち着いたラバダノフが右フックを振るって右ハイを狙う。フックで飛び込んだキングを簡単にダブルレッグで倒したラバダノフが、キングのクローズドガード&リストコントロールからのスイープ狙いを潰す。

キムラは取れないキングのガードの中で、小さなパンチを見せるラバダノフがケージ際に移動すると上体を起こしてパウンドを落とす。残り90秒、ワキ腹から顔面と左のパンチを繰り出すラバダノフが立ち上がってガードを払う。スクランブルのキング、サイドバックを取ったラバダノフが胸を合わされと、一度は離れた直後にダブルレッグを決めて時間となった。

2R、ラバダノフのジャブに、キングは右オーバーハンドを合わせようとする。サウスポーのキングに右ミドルを入れたラバダノフは、シングルレッグにギロチンをセットされても、即パスから頭を抜きサイドで抑える。キングの腕十字を潰し、自らハーフに入ったラバダノフが枕で圧力を掛け、キングのニーシールドに鉄槌を落とす。3/4マウントからマウントに移行され、殴られると背中を見せたキングはRNCを必死に手首を取って耐える。

腕一本でもかなり入っている状態のラバダノフは、下を向いたキングを殴り、背中を伸ばさせたが、胸を合わされ下に。直後に腕十字を仕掛けるも、キングが体を跨いで腕を抜いて足関節を狙ったところで時間に。

最終回、ワンツーで前に出たキングは、テイクダウン狙いにアッパーを合わせようとする。ラバダノフは右から左のフックをヒットさせると、ケージを背負った状態でダブルレッグ→ワキ差しテイクダウンを決める。右足を抜いて、キングをケージ際に押し込んだラバダノフは鉄槌を入れ、ここも3/4マウントからマウントに移行する。クォーターガード、ハーフ、そしてクローズドに戻したキングが、腕十字へ。腕を抜くと同時に、サイドを取ったラバダノフが完全コントロール状態に。懸命のラバーを担がれたキングは諦めの表情を浮かべタイムを迎えた。

キングの動きを止めても、キングの反撃に動きが生じても危なげのなかったラバダノフがフルマークの判定勝ちを収めた。


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