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【UFN265】ウランベコフ戦前、堀口恭司インタビューExtra=ATTの練習と空手と野村駿太「凄くプラスに」

【写真】本計量&セレモニアル計量も終えて待ったなし!!(C)Zuffa/UFC

本日22日(土・現地時間)にカタールはライヤーンのアリ・ビン・ハマド・アルアティヤ・アリーナでUFN265「Tsarukyan vs Hooker」が開催される。
Text by Manabu Takashima

今年の1月に前王者イスラム・マカチェフの持つライト級王座挑戦とリベンジ戦の機会を背中の負傷で失したアルマン・ツァルキャンが、パトリッキー・フレイレ&ベンソン・ヘンダーソンを破った2試合を含めグラップリングで3連勝中という勢いを駆ってダン・フッカーと対戦するメインイベント。

ウェルター級王座陥落からの再起戦で、イアン・ギャリーというトップコンテンダーとのマッチアップがコメインで用意されたベラル・モハメッド。

ヘビー級のセルゲイ・スピヴァク×シャミル・ガジエフがファイトウィークになってキャンセルされたものアレックス・ペレス×アス・アルマバエフのフライ級戦、ONEで青木真也を破っているザイード・イザガクマエフのオクタゴン初陣=ニコラス・ダルビー戦と注目カードが並んだ今大会。それでも国内での注目は堀口恭司の9年振りの復帰戦だ。

MMAPLANETでは既に堀口インタビューを掲載したが、今回はひょんなことから再び10分ほどファイトウィークに入った堀口の取材が実現した(※11日)。

リモート取材がつながると「あれ、MMAPLANETはインタビューって先週やったじゃないですか」という堀口。UFCファイターへの試合に向けてのプレビュー・インタビューの依頼は、基本はUFCアジアを通して日本のメディアは行っている。そのなかで日本人選手に関しては、UFC JAPANが担当しているのだが、両者に取材申請を行いUFC JAPAN経由のインタビューが行われた場合は、ファイトウィークのインタビュー枠から外れるという形になっている。

今回はなぜか、どちらも枠が残っており当サイトは2度目のインタビューを実施することができた次第だ。「なんか聞くことありますか?」といつも通りリラックスモードの堀口インタビューEXをここでお届けしたい。


――亀池記者の堀口選手のインタビューを読み、不足に感じた部分に関して話を伺わせてもらおうと思っていたのですが、不足はなくて……。

「色々と聞かれましたからね(笑)。もう聞くことないんじゃないですか」

――ハイ……とは、ならないですよ(笑)。実はATT所属になった野村選手のインタビューを先月にさせてもらって。そのATTでの練習という部分で今回、堀口選手に話を聞かせてもらいたいことがあります。

「ハイ」

――まず今回の試合に向けて練習が再開できたのは、いつ頃だったのでしょうか。

「全然覚えていないスからね。アハハハハ。いつだろう……。ケガをしたタイミングが試合が決まってすぐで。6月の試合に間に合わないと思って欠場させてもらって、やっぱり治ったも7月だったんですよ。2、3週間は間に合っていなかたったですね」

――7月に練習を再開して、いつ頃に再びウランベコフとのオファーがあったのでしょうか。

「同じぐらいじゃないですかね。練習を再開し、試合もできると連絡すると、そのまま同じ相手が来た感じで」

――すると今回は対策練習のみを行ってきた感じでしょうか。

「本当に試合前も試合が決まっていない時も、そんなに変わらないですよ。いくつか対策練習が増えるだけで、基本的に自分はいつもジムにいるので。1日に3部練と走る。これは試合前も変わらないので」

――ATTの選手は、皆がそういう感じなのですか。

「いや、自分がッスね。ATTはジムであって、練習を強要するところではないので。試合が決まると、マイク(ブラウン)が試合映像を見て、アドバイスをくれる感じです。今回の相手は、まぁグレコじゃないですか」

――ハイ。加えてダゲスタン土着レスリングというのか、腰で抱えて足のひっかけた方が独特というか。

「もう、その通りッス(笑)。そういう部分も含めて、マイクが相手の得意なところと不得意なところをピックアップして、ドリル練習に落とし込む。やるべきことと、やっちゃいけないところを理解していくような流れです。

ただ、自分の戦いをすることが軸で。相手に合わせるのではなく、相手を自分に合わさせる。相手のペースで戦うと、それは相手の土俵で戦うことになるので。だから自分のペースに全部、巻き込んでいくっていう感じですかね」

――野村選手が「ストライカーだからだとか、グラップラーだからでなく。MMAファイターとして、どのスタイルにも自分の戦いをして勝たないといけない」と話していて。もともとそういう感性の持ち主かもしれないですが、堀口選手に似ていると感じました。

「まぁ、ATTにいるとどんなスタイルでも世界のトップがいるわけで。そこで普段から練習していると、全局面で対応できるようになる。だから自分のペースに相手に合わせることができる……いや、分かんないスね。でも絶対なのは、相手を変に意識しすぎないです。

自分が良くない状況になっても、どういう風に対応すれば良いのか分かっているので。自分の得意不得意を理解しているから、自分を強く出せる。対策もできていますしね」

――なるほどです。9年振りのUFCですが、UFCルールで意識を変える部分などはありましたか。

「金網を上手く使うとか、それぐらいじゃないですかね。サッカーボールキックとか、扇久保さんとやった時に何回か使ったぐらいで。そんな使ってなかったですし。サッカーボールキックを蹴ることができるタイミングも、そこまでないんで。

なんでもサッカーボールキックっていう感じでいると立たれますし。なら、抑えてトップコントロールして殴る方が早いっスよ」

――それこそが堀口恭司のファイトIQの高さですね。ところで練習をしていれば全局面で戦えるようになるATTにおいて、野村選手が合流したことで空手というピースがそこに加わりました。

「空手ってやっぱり独特なんで。アレができるのは、やってきた人でないと無理で。でもやってきた人達っていっても、自分が求めるモノは結構レベルが高いから……できない。そういう状況だったので、凄く助かりました。

帝京大学で空手をやってきた選手だから、色々と話して空手の練習をすることができましたね。ただ僕らのスタイルは全然似ていないんですよ。ステップと間合いが似ているぐらい。それでも2人で打ち込みをして、空手の感覚を自分は取り戻すことができました。日本に帰国せずに、ATTでその練習ができたことは自分にとって凄くプラスになりましたね」

――では間近に迫ったウランベコフ戦、空手という部分でも楽しみにしています。

「まぁ空手とか無しにしても、あの背が高い選手を俺のような小さな選手が倒せるって……凄く楽しいじゃないですか。『あんな選手を倒せるんだ』っていうのを見せたいです。原点に返るというか、デカいヤツが強いっていう時代じゃないぞというのを見せたいです。小さいヤツが倒すから、盛り上がるので」

――フライ級に落としても、体格差のある相手と戦うことになったと。

「きっと、めちゃくちゃ体重も戻してくると思います。初戦で強い選手を当ててもらったので。ここでしっかりと勝って、チャンピオンを目指せるというところを見せるので応援よろしくお願いします」

UF
■視聴方法(予定)
11月23日(日・日本時間)
午前0時00分~UFC Fight Pass
午後11時30分~U-NEXT(土・日本時間)

■UFN265対戦カード

<ライト級/5分5R>
アルマン・ツァルキャン(アルメニア)
ダン・フッカー(ニュージーランド)

<ウェルター級/5分3R>
ベラル・モハメッド(米国)
イアン・ギャリー(アイルランド)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴォルカン・オズデミア(スイス)
アロンゾ・メニフィールド(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジャック・ヘルマンソン(スウェーデン)
ミクティベク・オロルバイ(キルギス)

<フライ級/5分3R>
堀口恭司(日本)
タジル・ウランベコフ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
ルーク・ライリー(英国)
ボグダン・グラッド(オーストリア)

<ウェルター級/5分3R>
ザイード・イザガクマエフ(ロシア)
ニコラス・ダルビー(デンマーク)

<フライ級/5分3R>
アレックス・ペレス(米国)
アス・アルマバエフ(カザフスタン)

<ライトヘビー級/5分3R>
アブドゥルラクマン・ヤキャエフ(トルコ)
ハファエル・セルケイラ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
ライアン・ロダー(米国)
イズミール・ヌルディエフ(オーストリア)

<バンタム級/5分3R>
ベクザット・アルマカーン(カザフスタン)
アレクサンドル・トプリア(スペイン)

<ライト級/5分3R>
ニュルロ・アリエフ(タジキスタン)
シェケメ・ロック(英国)

<ヘビー級/5分3R>
マレク・ブユウォ(タジキスタン)
デンゼル・フリーマン(米国)

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【SUPER RIZIN04】パトリッキー越えを果たすも、負傷でタイトル戦を逃した野村駿太が話していたこと――

【写真】インタビュー中は終始、野村は穏やかな表情だったが、口にすべきことはしっかりと言葉にしていた(C)TAKUMI NAKAMURA

7月27日の超RIZIN04でパトリッキー・フレイレを下し、リング上でホベルト・サトシ・ソウザとフェイスオフ。名古屋大会でライト級王座挑戦は決定的かと思われた野村駿太
text by Manabu Takashima

しかしながら、パトリッキー戦で左目を負傷し王座挑戦の機会を失してしまった。明日、その名古屋大会でサトシは堀江圭功の挑戦をメインで受ける。MMAPLANETではタイトル挑戦が流れた野村を8月7日にインタビュー。サトシ戦への想い、パトリッキー越えで得た自信、ブレない目標について――敢えてこのタイミング――RIZINライト級選手権試合前夜に伝えておきたい。


2Rからはダブルビジョンで、パトリッキーが2人いて(苦笑)

――8月1日、RIZIN51の会見が開かれる。そのリリースを見た時に、会見出席者の名前に野村駿太という文字が見らなかった。「あぁパトリッキー戦でケガがあったのか」と……(※取材は8月7日に行われた)。

「リング上であのやりとりがあったのですが、控室に戻るときから目の具合はおかしかったです。会見の時も、一点だけを見るようにしていました。だから、あの時には『これは9月は無理だなぁ』という気持ちになっていました。

(C)RIZIN FF

リングの上でサトシ選手を向き合った時は全く普通だったのですが、それは興奮していたからかで。

実際に試合を振り返ると、もう目はおかしかったです。1Rの終わりに跳びヒザから右フックが来て。その瞬間に自分は笑っていたんですよね。それは鮮明に覚えていて。きっと本能的に、目がいったと分かったんだと思います。だからインターバル中も目を冷やしてくださいと伝えていました」

――ではあの肉弾戦、近い距離で戦えたことが野村選手の成長だと勝手に思っていたのですが……実は、ああするしかなかったということですか。

(C)RIZIN FF

「距離とタイミングは1Rで掌握できていたので、2Rで終わらせることができると思っていました。

もう、創り終えた感覚で。でも2Rからはダブルビジョンで、パトリッキーが2人いて(苦笑)。『あれ、パトリシオもリングに入ってきたのかって』(笑)」

――うまいですけど、笑えないですよ。ただ、痛い素振りは見せていなかったですよね。

(C)RIZIN FF

「試合中は別に痛くはなかったです。

でも見えないから、初回にとれていたリズムは崩さないように、少し足を使って行く振りをして行かないというのを繰り返していました。そうしたら、だんだんと視界に靄がかかってきて。そうなると、右目だけを頼り戦いました。これで3Rに決めようと」

――それほどまでの状況だったのですね。しかし、片目で距離感って合うのですか。

「そこは自分のイメージ力を信じていました。パトリッキーが2人いると、どっちを狙えば良いのか分からないですが、1人になったので(笑)。もう距離ではなくて、来たら避ける。自分のリズムを大切にしていました。既に距離とタイミングは掌握できていたので。この掌握に関しては試合前から、世界中の誰と戦っても通用するという自信がありました。距離とタイミングを僕のように大事にしている人は、UFCのトップでもいないと思っています。

それでも一発で目がやられたわけで。当たった場所が違っていたらどうなっていたかと。やっぱりパトリッキーは強かったです。怖さとかなかったですけど、爪痕だけは残してきたなと思います」

ルイス・グスタボ戦とパトリッキー戦は、今後のために自分の技量を確認するために、組んでテイクダウンと近い距離の打撃を実戦で試したかった

――MMAでは長い距離が強い人は、近い距離が得意ではない。特に伝統派空手出身の選手が、近い距離を続けることは難しいいう印象でした。左目が見えなかったから、あの位置で戦ったかもしれないですが、あの距離での戦いは凄く印象的でした。

(C)RIZIN FF

「目がこんな風になっていなければ、もっと近い距離で上手く戦えます。

だから3Rもやり合っているという感覚はなかったです。あの距離でも勝負をしないといけないので、今度のためにアレをやりました。それはあそこでも勝てるという確信があったからです。ルイス・グスタボ戦とパトリッキー戦は、今後のために自分の技量を確認するために、組んでテイクダウンと近い距離の打撃を実戦で試したかった。そして、実際にそう戦いました。

グスタボ戦のテイクダウンにしても、リスクがあるし『しない方が良かった』という風に言われもしました。でも、ずっと自分の得意なところで戦っていても何の意味もないです。もちろん試合は勝たないといけないから、そこまでの試合展開で『やれるな』と思えたからテイクダウンを仕掛けたわけですけど。それでやられるなら、自分はそれまでの技量しかないということです」

――結果、初出場のRIZINで試して勝ったことで、超RIZINでパトリッキー戦の機会を得た。そして今度は近い距離を試せることになりました。

「グスタボ戦で試してやることができたので、パトリッキー戦も練習で積んでいればやれると思って戦いました。そこをしないと、僕のなかでは全部がつながらないような気がして。それをすることで自分の得意な部分と、こうやって行きたいというのが噛み合ってくると思うので。

UFCに行って、いきなりあの連中と近い距離やテイクダウンの攻防をするって無理じゃないですか。それまでに実戦で、どこの距離でも戦えるようになっていないと。例えばUFCでも接近戦でできても、もともと僕が得意だった距離が苦手な選手もいるかもしれない。近い距離だけでなく、遠くでも戦えてテイクダウンもできる。

それぐらいでないとUFCでは勝つことはできないと思っています。だからグスタボやパトリッキーという相手に、実戦でやっておきたかった」

――そして、できた?

「……できていたスね(笑)。あの日の自分はちゃんとやってくれました」

本当に幸運だったのは、自分が強くために必要だった試合をすることができてきたことです

――RIZINに出るまで、対戦相手でストライカーは2戦目の宇佐美正パトリック選手だけでした。あの時と今では、打撃はどこが一番違っていますか。

「倒すことができる。あの時は、遠いところからしかできなかった。それでも打撃は当てることができていましたが、組まれると全然で。だからこそ、組み技の練習ばかりを積んできました」

――MMAを知れば、慎重になる。分かっていないことが多かった時の方がアグレッシブだったというケースも少なくないです。ただ野村選手は、それに当てはまらなかったわけですね。

「正直レスラーとの試合ばかり続いていた時と比べると、今の方が全然楽しいです。やっと今、格闘技をやっている感覚になれました。レスラーと戦い続けたことで、我慢を覚えることができましたね。組みの強化に専念し、自信が持てたから打撃も変わる。結果、好きなことがMMAでできるようになりました。先に宿題を終わらせたから、好きに遊びに行けるような感じですね(笑)。

本当に幸運だったのは、自分が強くために必要だった試合をすることができてきたことです。試合を通して、勝手に強くなっているような。毎試合、与えられた課題を克服してきたような」

――ではテイクダウンができたグスタボ戦、接近戦を戦ったパトリッキー戦で自信が得られましたね。

「パトリッキーに勝てたことで、ちょっと自分への期待値が上りました。正直、自分のことを疑っているので。なのでケガをしたことなんて、どうでも良いです。パトリッキーに勝ったことも大きいですが、自分がどこまでできるのかを感じられるようになったことが大きいです。

以前から石渡(伸太郎)さんと『こういうことができれば、良いよね』という風に話をしてきました。それが最近では『これができるようになったのか』と言ってもれるようになって」

――打撃が好きに使えるようになれば、組まれて切るということではなく組ませないMMAが可能になりませんか。

「そこは江藤(公洋)さんとの試合で、少し感じることができました。それこそBRAVEの練習で原口伸に組まれると、凄く厳しいです。そうされないよう伸との練習では、触れられないことに徹するようにしています」

――それは伸選手にとっても、良い練習になるのではないですか。

「僕と伸はストロングポイントが全く違うから、エゴとエゴのぶつかり合いになって一番しんどいスパーになります。試合前は互いによくないイメージをつけたくないですけど、僕らが強くなるためには欠かすといけない、そんな意識です。だから僕はテイクダウン有りのスパーリングの打撃の方が、キックのスパーよりも強いと思います

逆にロータスでの岩本(健汰)さんとの練習は触れられてからの練習です。それが、寝技でやられないようになるためなので」

サトシ選手に極められなかったら、UFCでも極められない

――もしかしてサトシ選手との試合を熱望したのは、実戦で彼の寝技を味わうためですか。

「そうッスね。本当に、そこに合致する人が日本にいてくれて。しかも世界最高レベルで。ベルトを軽んじるわけではないですけど、DEEPのベルトもレスラーの江藤さんを相手に自分のやってきたことの答え合わせをしたかった試合に付随したモノでした。

だから、RIZINのライト級ではチャンピオンのサトシ選手が僕の好奇心を満たしてくれる相手なんです。本当にサトシ選手の強さを知りたい。触れたいし、超えたい。打撃のダメージは抜きにして、MMAグラップリングの展開のなかでサトシ選手に極められなかったら、UFCでも極められないと言っても良いぐらいの相手なので。王道のMMAから外れていて、あれだけ強いサトシ選手と戦いたいです。

サトシ選手と戦えるから、グラップリングに力を入れるわけじゃないんで。もう何年もロータスで揉まれてきました。朝早く起きて、2時間かけてロータスに通っていた。本当にちゃんとグラップリングをやってきて良かったと思っています。今度こそサトシ選手と戦うことになったら、火の中に飛び込むような気気持ちで向かっていきます」

――パトリッキー超えの対価はタイトル挑戦でなく、サトシ戦だと。

「それがRIZINで戦う理由です。実は佐伯(繁DEEP代表)さんからRIZINの話を頂いた時に『サトシ選手以外だったら行けます』って言ってしまったんですよね。そう言ってしまった自分が、嫌で。それって、違いますよね? 矛盾しているじゃないですか。一番強い人間がいるところで戦いたいのに、そんなこと言うなんて」

――いやぁ、筋が撮っていますね。ところで満員のさいたまスーパーアリーナで戦った収穫はありましたか。

「どれだけお客さんが入っていても、相手だけに集中できた。それが収穫ですね。もう、レフェリーの存在もほぼ見えていなかったです。あの環境でパトリッキーと戦わせてくれたRIZINに感謝しています」

30歳という年齢にモロにプレッシャーを感じているわけではないですが、やはりタイミングは大切にしたい

――目指すところは世界最高峰として、直近の平良達郎選手と中村倫也選手の勝利はどのように映りましたか。

「単純に日本人強いなって。フィジカルでも負けていないし、平良選手なんてフライ級なのにあんなにデカいのかって(笑)。倫也さんは顔つきが前と違っていて、膚の感じがメッチャ良くて『絶対勝つじゃん』と思いました。倫也さんからは、自分の得意じゃない場所で戦って強くなるという意識が凄く感じられます。強くなりたいから、試していますっていうところで倒している」

――野村選手と似ていますね。

「ハイ。伸びしろを創っている。今が集大成じゃないから」

――と同時にこの2試合で、RIZINで頑張って欲しいというファンも相当数いるかと思います。

「RIZINのおかげで、知名度が上がりました。さっきも言ったように、パトリッキーと戦わせてもらったことも含め感謝しかないです。そして、RIZINで戦い続けて欲しいという声があれば、それは嬉しいです。と同時に30歳という年齢にモロにプレッシャーを感じているわけではないですが、やはりタイミングは大切にしたい。

これまでもRIZINで戦う理由はサトシ選手という目標があったからで、『あと何試合だろう』と思っていました。それが次に戦えるところまできた。だから、そこはこれからとは別のところで感じる部分があります。とにかく9月には戦えなかったし、堀江選手が勝つこともあります。その結果が出るまでは、サトシ選手と戦うこと一択で。それからのことは、サトシ選手との試合が終わってから考えます」

――目の回復具合もありますが、現時点で次はどのように考えていますか。

「実は本当に名医の中の名医といわれる先生に、すぐに手術をしてもらって。本当だったから何カ月とかかるところ、すぐに練習も再開できそうなんです。もともと目の底でなくて、端の方に問題があって鼻の方に筋肉がよってしまって痛みを感じていたようで。眠れないぐらい、めちゃくちゃ痛かったのですが、そこを戻してもらったら痛みも全くなくて、腫れも収まっていたんです。今日、目の周囲が腫れているのはシャワーでつい鼻をかいでしまって……」

――えっ、それで空気が入ってしまったのですか!!

「そうなんです。それまでは。もう腫れも引いていたのに。次の受診の時には先生に怒られますね(笑)。だから、大晦日も大丈夫です。

9月の中旬ぐらいから普通に練習できると思います。それで名古屋大会が終わったら、ATTに行きます。堀口(恭司)選手がコンタクトを取ってくれていますし、堀口選手の試合が決まればサポートさせてもらえると嬉しいです。試合に向かう姿勢を見られるだけでも嬉しいですし。そこに触れるのも今後のためです」

■視聴方法(予定)
9月28日(日)
午前11時30分~ ABEMA、U-NEXT、RIZIN LIVE、RIZIN100CLUB、スカパー!

■RIZIN51対戦カード

<RIZINライト級選手権試合/5分3R>
[王者]ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル)
[挑戦者]堀江圭功(日本)

<フェザー級選手権試合/5分3R>
[王者]ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)
[挑戦者]ビクター・コレスニック(ロシア)

<RIZIN WORLD GP2025フライ級T準決勝/5分3R>
扇久保博正(日本)
アリベク・ガジャマトフ(ロシア)

<RIZIN WORLD GP2025フライ級T準決勝/5分3R>
元谷友貴(日本)
神龍誠(日本)

<RIZIN WORLD GP2025フライ級Tリザーブマッチ/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
山本アーセン(日本)

<RIZIN WORLD GP2025ヘビー級T決勝/5分3R>
マレク・サモチュク(ポーランド)
アレクサンダー・ソルダトキン(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
佐藤将光(日本)
ダニー・サバテロ(米国)

<バンタム級/5分3R>
梅野源治(日本)
芦澤竜誠(日本)

<フェザー級/5分3R>
高木凌(日本)
三宅輝砂(日本)

<ライト級/5分3R>
矢地祐介(日本)
芳賀ビラル海(日本)

<フェザー級/5分3R>
鈴木博昭(日本)
ファン・イェーロウ(中国)

<フライ級/5分3R>
冨澤大智(日本)
平本丈(日本)

<フェザー級/5分3R>
大和哲也(日本)
奥山貴大(日本)

<100キロ契約/5分3R>
金田一孝介(日本)
チャートゥ・バンビロール(セネガル)

<ライト級/5分2R>
太田将吾(日本)
Street♡★Bob洸助(日本)

<バンタム級/5分2R>
山木麻弥(日本)
石坂空志(日本)

<フライ級/5分2R>
佐藤執斗(日本)
小林大介(日本)

<フェザー級/5分2R>
YUHEI(日本)
脇田仁(日本)

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【SUPER RIZIN04】遠&近距離でパトリッキーを圧倒。判定勝ちの野村駿太が、9月28日―サトシに挑戦決定!!!

<ライト級/5分3R>
野村駿太(日本)
Def.3-0
パトリッキー・フレイレ(ブラジル)

一回りパトリッキーより大きく見える野村。右ローを野村が空振りしてからは様子見が続き、パトリッキーが回る。ステップインが右を打ち込んだ野村が、回るパトリッキーにコンビを打つ。パトリッキーが右ロー、野村はジャブを軽く見せる。前手を潰してワンツーの機会を伺う野村。パトリッキーは右も空を切る。野村はジャブから右、そして左フックを見せる。左ボディを見せたパトリッキーは、待ちの姿勢を続ける。スピニングバックキック、跳びヒザで距離を詰めたパトリッキーがコンビを繰り出すが、クリーンヒットはなく時間となった。

2R、タイミングを測る両者。野村の右ストレートは頭の上を通る。続いてテイクダウン狙いで組んだ野村は、すぐに離れる。初めて中を取ったパトリッキーが右を見せる。跳びヒザからパンチのパトリッキー後に、野村もリング中央に。センターで対峙する両者。野村の左にパトリッキーが右のカウンターを合わせにいく。距離が近づき、野村がワンツー。打ち終わりを狙うパトリッキーに対し、野村が距離を取り直す。それでも近くなりつつある距離でパトリッキーがスピニングバックキック。続いて野村の右にワンツーを振るう。互いにクリーンヒットがないなかで、時間は残り30秒を切りパトリッキーが右ローを蹴る。野村は肩を入れ、拳を上下する動きを続けた。

最終回、すぐに右を見せた野村。30秒が経過して、横への移動を見せる。組みも見せた野村は跳びヒザ、コーナーを背負ったパトリッキーが右を振るって前に出る。野村は近い距離で右を当て、ラッシュを掛ける。ガードの上から連打を打ち込んだ野村に対し、パトリッキーがついに組んでコーナーに押し込む。顔面が真っ赤の染まったパトリッキーにドクターチェックが入る。再開後、ワンツーから右ローのパトリッキー。野村は左ジャブを入れ、前に出てくるパトリッキーと足を止めてフックを打ち合い、捻り効果の左右のパンチを連打する。

右、左と空振りしたパトリッキーが跳びヒザ、そしてシングルレッグへ。ロープに詰まった野村は、尻餅をつかされサッカーボールを狙わられる。立ち上がり際にハイを狙ったパトリッキーはここでテイクダウンへ。野村ががぶって時間となった。

姿勢を乱しパトリッキーがハイキックを狙う。ここからも組みにいったパトリッキーを切り、野村ががぶって試合終了。3-0で判定勝ちを決めた野村は勝利の雄叫びを挙げた。「やったりましたぁ。試合が決まってから、毎日夢でパトリッキー選手が出てきて正直怖ったですけど、皆の応援で勝てましたぁ」とマイクで話した野村は、「RIZIN、もう相手がいないじゃないですか」と言葉を続ける。

これに榊原代表がホベルト・サトシ・ソウザをリングに呼びこみ、なんと9月28日の名古屋大会でRIZINライト級選手権試合が決定。野村は初出場から僅か半年で、RIZINライト級の頂点に挑戦することとなった。


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【SUPER RIZIN04】答え合わせ=パトリッキー戦へ、野村駿太「サトシ選手と戦わないでUFCに行っても…」

【写真】パトリッキーを相手に答え合わせをしたい。その時点で、自信が内包されているはず (C)MMAPLANET

27日(日)にさいたまスーパーアリーナで開催される超RIZIN04でDEEPライト級チャンピオン野村駿太が、パトリッキー・ピットブル・フレイレと対戦する。
Text by Manabu Takashima

3月の香川大会では祖父母の前で試合をしたいという想いで、RIZIN初出場を果たした野村はタイトルコンテンダーのルイス・グスタボを下した。伝統派ポイント空手出身とはいえ、空手時代の実績が買われて華やかな舞台でMMAデビューを果たしたわけではない。課題である組みの部分をついてくる対戦相手と、厳しい試合が続いた。

ロータス世田谷で日本を代表するグラップラー&レスラーたちにボロ雑巾のようにされ、組み技&寝技に対応できるようになった野村は、組みをやり抜くことでMMAファイターとしての体幹が出来上がった。結果、ようやく自らの武器である打撃に目を向けることができるように。同時に堀口恭司に憧れ、UFCファイターになることだけを目標にMMAを戦ってきた野村はRIZIN参戦をきっかけに「国内で外国人選手に勝てないと、UFCと契約しても出場するだけで終わってしまう」という考えに至った。

「強い人がいるのに、避けていてはUFCで勝てない」。UFCとRIZINをシンクロさせた野村は、パトリッキー戦でこれまでの練習の答え合わせてをして――ホベルト・サトシ・ソウザ戦、そして世界の最高峰を見据えている。


――27日にパトリッキー・フレイレと戦います。今から1年前は泉武志選手との試合があり、9月に江藤公洋選手の持つDEEPライト級王座に挑戦しました。そんな去年の夏、1年後にさいたまスーパーアリーナのリングに立っている姿が、想像は少しでもできていましたか。

「まず国内で戦う自分が想像できていなかったし、パトリッキーという元Bellator世界ライト級王者レベルの選手と戦うことになるとは全く想像もできなかったです。取り敢えず江藤選手にやり返したい。その気持ちの延長線上にDEEPの王座があり、そこからRoad to UFCなりコンテンダーシリーズを目指して行きたいという気持ちでした」

――Road to UFCのライト級がどうなるのか分からない。そこでおじいさん、おばあさんの前で戦うことができるRIZIN高松大会出場を選びました。

「そうですね。じいちゃんとばあちゃんにライブで試合を見てもらえるラストチャンスだと思ったので、相手次第でRIZINで戦わせてもらえたらという気持ちになりました。そうしたら対戦相手がルイス・グスタボ選手だったので、Road to UFCより自分の目指しているところに近づけるのではないかという気持ちになりました」

(C)RIZIN FF

――ワンオフのつもりだったのですか。

「そうッスね。グスタボ選手を超えることができれば、その先を自分で決めることができるだろうと」

――そして、超RIZINでパトリッキーというオファーがあったと。

「実はコンテンダーシリーズの話もあったのですが、同じ時期にパトリッキー戦の話をもらって。なら、パトリッキーやろうと」

――そうなのですか!! UFCを目指すなら、コンテンダーシリーズの方が契約できる確率は高くないでしょうか。

「契約をするだけなら、そうかもしれないです。でもUFCで戦っている日本人選手やRoad to UFCの結果を見て、国内で実績のある外国人選手に勝てるぐらいにならないといけない。そうでないとUFCと契約しただけの選手になってしまうと思うようになりました。

UFCと契約できても負けて、1年以上も試合を組んでもらえない。そんなキャリアにしたくなかったです。自分の中で世界と勝負できる力がついたと思ってから、UFCと契約して突っ走りたい。

Road to UFCなら優勝できそうだという気持ちはあるスけど、その先のキャリアを考えて、この試合を選びました」

――パトリッキーに勝てば、UFCから声が掛かるかもと?

「いえ、ここまで来たらサトシ選手が目標です。UFCだけを目標にしてきた自分の当初の想いと比べると、その気持ちに反しているかのような気にもなってしまうのですが……。UFCでランクが何位になるか分からないけど、サトシ選手は強い。RIZINという場所で戦わせてもらって、そこにこんなに強いと言われている人がいるなら勝たないと。そういう気持ちにもなってきました。

RIZINライト級で戦っていてサトシ選手と戦わないのって、逆にサトシ選手と戦わないでUFCに行っても、ただ契約しただけの選手で終わってしまう。本気で取って……サトシ選手を倒してUFCに行けば、UFCでも勝負ができる選手になれるじゃないかと」

――RIZINで戦うと、自分の道から外れる。UFCを目指し、知名度とかでなく強さを追求する姿勢を持つ選手は、そういう気持ちになることが少なくなかったです。でも野村選手は強くなることとRIZINでの戦いがリンクしているのですね。

「ハイ、自分がやろうとしていることに通じています。サトシ選手は強くて、強い人間がいるのに避けているとUFCにいってもただ出場するだけに終わってしまう。

だからルイス・グスタボより強い、パトリッキーが相手。それがスーパーアリーナで戦う理由です。RIZINのなかでも大きな舞台だからというのも、関係はないです」

――UFCへの道を考えると、米国ではLFAが他のローカル大会ではない縮小版のUFCファイトウィークを選手たちに経験させている。RIZINのファイトウィークは、LFAとは比較にならないでしょう。PRに関して、RIZINで戦うことで意識の変化はありましたか。

「そこは今までと規模が違いました。なんて言うたらいいのか、こんな感じなんだと。公開計量とかも経験して、僕はキャリアを積むためのスポーツとしてMMAを戦ってきましたが、試合を見せるために何をやっているのかを知ることができました」

――いえばUFCもエンターテイメントですし。勝負と見せること、そのバランスについて考えるようなことは?

「見せるために何か……、それが思ってもいないことを口にするとかっていうのは、自分にはないです。僕がMMAを始めるきっかけになった堀口(恭司)選手も、別にそういうことはしていないし。お金持ちになりたい、有名になりたい。チヤホヤされたいからRIZINで戦うわけではないので。

そんな僕をRIZINのスタッフの人達がバックアップしてくれることには、凄く感謝しています。そっちに寄っていく必要がなく戦えています。同時に取材に関しては、しっかりと受け答えをして自分の試合をより多くの人に知ってもらえるようにしたいと思うようにはなりました。

マッチメイクに関しても、僕アップの試合って戦いたくなくて。僕は挑戦していきたい。それでRIZINという大会に役立てるなら、良いなと思います」

――では試合に関してですが、正直パトリッキーは去年のPFLでは元気がなかったです。ただ日本で戦うパトリッキーは、気持ちの面がPFLとは違うかもしれない。そんな気もします。

「とにかく一番強いパトリッキーを想定しています。年齢もあり、落ちているかもしれないですけど、UFCに100人いたら70位とかにはいる選手だと思います。自分はUFCの選手と戦ったこともないし、だからパトリッキーというBellatorの世界チャンピオンだった選手を体感したい」

――では野村選手自身のこの間の成長は、どのように感じていますか。

「正直、分からないんですよ。行けるし、自信もある。でも国内で戦ってきただけで、回りがどんな風に評価してくれたとしても、僕はそこまで自分を信用しきっていない。『ほんとかよ』とか疑っているぐらいです。

ロータスやTEAM ONEで練習をしていて、1年前の自分とは全然違うと思います。1カ月前より強くなっている。ずっと強くなり続けているけど、世界のトップとやるだけ力があるのか確証はない。自信がないというよりも、もっと強くなれる。まだ成長段階だから、世界のどこまでやれるのか今は分からないという感じです」

――それって常に×UFCで、力を測っていませんか。

「あぁ、確かに。そうですね、そうなっています」

――江藤選手に勝った試合、グスタボ戦と打撃に関しては特に何が変わったということはない。でも出す技は同じでも、中身が変わったかのように感じました。質が変わったから威力も違ってくるのかと。

「なんか、やっと楽しい。やっと好きな、僕がやりたかったことができている。トップレスラー、トップグラップラーとしか練習をしていなかった時期があるので、ずっとやられっぱなしで。それがこの期間で、自分を積み上げる練習ができるようになってきて。

グスタボ戦前の練習で、初めて自分の好きなことに時間を使えるようになりました。それまでは打撃の練習はほぼしていなかったです。本当に感覚だけで。そこからミットをやり始めて、ようやく当て始めた。ずっと組み技と寝技に集中していたので、ミットすらせずに試合を戦っていました」

――結果論ですが、組みが強い選手との試合に生き残ることができて今につながってきたのですね。

「ひどいマッチメイクですよ(笑)。トップレスラーとかばかりとやっていなければ、もっとKO勝ちもできていただろうなって。アハハハ。でも、本当にあの時にああいう選手たちとの試合を組んでもらってきたから、今があると思います。グラップリングの方も、今でも岩本(健汰)選手とかにはボロボロにされていますけど、ある程度はやれるようになってきたので。これからは好きな打撃の練習にも、時間を費やすことができるはずです」

――岩本選手と比較すると、グラップリングで岩本選手より強いMMAファイターは日本には存在しないですよね。

「本当にそうですね(笑)。そのおかげで、今は『なんでもやってきて良いですよ。それがMMAなんで』って思えます。僕の方もスイッチとか、横に動いての切り方とか。その動きが全てにつながってきて『これもできる』、『あれもできる』っていう風になっています。色々なモノが見つかってきた感じです」

――色々なことが分かりすぎて、逆にバラバラになるような恐れはないですか。

「あぁ……僕、実はウェイトもやらないんですよ。ウェイトをすると体のバランスが狂ってしまって。組むと、どこかがしんどくなるとか、打撃で息が切れやすくなることがあって。それって、体のバランスが狂っている時で。色々なことをやってバランスが狂うなら、それも同じで。空手……空手の打ち込みとかをやって直します。

我に返れるというか。MMAでは指導をしていないですけど、空手では子供の稽古を見ていて。その時に自分の乱れに気がつくこともありますね」

――永木伸児先輩(※第17回空手道世界選手権優勝。無差別時代の全日本で高校、大学、一般と全ての世代で優勝)からアドバイスを貰うことは?

「時々あります。というのも、僕がキッズクラスを永木道場で受け持っている時は先輩が留守のことが多くて。でも、あった時に『ちょっと、調子が悪いです』と言って動いたりすると『それはそうやろ。ここが開いとる』とか、なんでも指摘してくれます」

――なるほどです。ところでウェイトをやらないという話がありましたが、どのようにフィジカルを鍛えているのですか。

「グラップリングをやることですね。全力でやっています。ぶつかり稽古のつもりで100パーセント体全体を使って動いているので、部分部分のウェイトはやらないです。それにウェイトをやる力も残っていない。僕がグラップリングで無敵になって、全員をやっつけるようなことがあれば必要になってくるかもしれないですね。

今のところは、僕はやっつけてもらえる。そして、やっつけることもできるようになっているので丁度良いです」

――やっつけることができるようになってきたと?

「もちろんです(笑)。やっつけることができるようになってくると、『こうやってやっつけられていたんか』って分かるようになりました。そうしたら、その動きが打撃にも連動してきて。それに内側ですよね。気持ち、精神が整っていないと。今は、気持ちも乗っていて」

――体と精神。パトリッキーの「殺し」の気持ちから、過去に経験したことがない質量を感じるかもしれないです。その時に体と精神が崩れることが懸念材料かと。

「ハイ。最近、青木(真也)さん達が僕の体が強いと言ってくれるのですが、個体として僕はどれだけパトリッキーに通用するのか。そこはワクワクしています。この試合が答え合わせになるのかと。

もちろん、恐怖心はあります。でもワクワクの方が勝っているかもしれないです。自分の体の強さなんて分からないじゃないですか。しかも、やられているのに(笑)。でもワクワクがあるから練習ができるし、同時に不安があるから続けることもできる。そういう風にバランスは取れているんじゃないかと思います」

――ではスタイル・マッチアップ的にパトリッキーのどこを警戒していますか。

「タイミングですかね。自分の強みを試合で出せるかどうか。これまで苦手なところをどうするか。そこで試合を組み立ててきたのですが、今回はどっちが好きに攻めることができるか。盾と矛でなく、矛と矛の対決みたいな。でも、その矛はまるで別種類で。打撃だけど、まるで別ジャンル。強みが違うので、どういう風に自分の戦いができるのか。

あとはパトリッキーの嗅覚ですかね、気をつけるのは。一発もらって効いてしまうと、波状攻撃を仕掛けてくる。そこは気をつけないといけないです。本当、そこも答え合わせになる試合ですね」

――野村選手にとって、理想的な試合展開は?

「パトリッキーを置き去りにすることです。僕の動きについてこられないようにさせる。そうすると、向うが嫌になって振りが大きくなる。そこに一撃を入れる。僕の掌の上で泳がせて、動きを大きくさせる」

――自信のほどは?

「自信というよりも、このレベルの選手をそうしないといけない。パトリッキーを乗り越えて、大晦日にサトシ選手に血挑戦するには」

――おぉ。もう間に挟む必要はない?

「パトリッキーに勝てば、『他に誰?』ってならないですか。そのままサトシ選手と戦いたいです。僕のピークでサトシ選手を超えたいのではなくて、通過点として『アイツ、そのまま言っちゃったよ』という風に超えたいです」


■視聴方法(予定)
7月27日(日)
午後1時00分~ ABEMA、U-NEXT、RIZIN LIVE、RIZIN100CLUB、スカパー!

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45 AB ABEMA CORO MAX MMA MMAPLANET NEXUS o PRIDE RIZIN RIZIN LANDMARK11 RIZIN男祭り SASUKE   アレクサンダー・ソルダトキン イルホム・ノジモフ キック ソルト パトリッキー・フレイレ ビクター・コレスニック ボクシング マゲラム・ガサンザデ ライカ ルイス・グスタボ ヴガール・ケラモフ 万智 中原由貴 中島太一 中村優作 井上直樹 佐藤将光 修斗 堀口恭司 堀江圭功 太田忍 安藤達也 宮田和幸 山本空良 後藤丈治 成田佑希 新居すぐる 木村柊也 柏木信吾 森永ユキト 横山武司 直樹 福田龍彌 秋元強真 空手 能登崇 荒東“怪獣キラー”英貴 西川大和 遠藤来生 野村駿太 鈴木博昭 鹿志村仁之介

【RIZIN】過密スケジュールの中、柏木さんと焼き鳥屋MMA談議─02─「木村選手は当てたら勝てるを体現」

【写真】アルコールの勢いも若干感じられる内容となっております(C)MMAPLANET

RIZIN男祭り、RIZIN World Series in Koreaを経て本日14日(土)にRIZIN LANDMARK11、7月27日(日)はさいたまスーパーアリーナで超RIZINの開催も公式発表されたなかで、柏木信吾氏インタビュー後編。
Text by Manabu Takashima

MMAを愛するが故、ファイトビジネスに身を置く苦悩が感じられつつ、氏と焼き鳥屋MMA談義はいよいよ熱さを増していきました。札幌大会、そして真夏の決戦へ。

<柏木さんと焼き鳥屋MMA談議Part.01はコチラから>


ちゃんとしたモノがあるから、影にも光が届く

――韓国大会が佐藤将光、中原由貴とすれば6月14日の札幌大会はSASUKE、安藤達也でしょうか(笑)。

「外国人選手と戦いますよね。格闘家は格闘家であるべき。それが僕の想いなんです。強いと分かっているからこそ、試合を受ける。そういう選手がいてくれることは嬉しいです。不器用で、強い選手がいれば戦う。そのために人生を賭けていたいと思う選手が自分は好きです」

――SASUKE選手はインタビューの時に「コレスニックだからRIZINで戦う」と言っていました。あの口ぶりでは、今後のことか考えていないような気がします。

「全然、全然。もう本人が望むならノジモフとやっていただいて、ラジャブアリともやっていただきたいです。だって……」

――やはり、そこはケラモフとは違うような気がします。ケラモフは強さが浸透しているし、元チャンピオンとの対戦は名乗りを挙げる選手もいるかと。チャンピオンになったシェイドゥラエフはともかく、問題はノジモフやコレスニックですね……。

「ノジモフはおいしくない。そういうことですよね。新居すぐる選手は自分からやりたいと言ったそうです。そのノジモフですが、ヒザの靭帯を切って試合間隔が空きましたね。ラジャブアリと同じで、ああいう選手は勝った時に畳みかけて試合をして欲しかったのですが……」

――ケガはつきものですが、コレスニックも欠場して1年以上空きましたし。そこも難しいところでしょうか。

「そうですね。空いてしまうと勿体ない。時間が空いちゃうと忘れられてしまいます。そうするとおいしい相手でなくなってしまう」

――今のRIZINを見ていると、RIZINだけを見てMMAファイターになりたいという世代が生まれてくるはずです。シェイドゥラエフに勝ちたい。サバテロに勝ちたい。ガマジャトフに勝ちたいという。そういう世代が、どこで戦ってRIZINにたどり着くのか。

「貧乏ゆすりが始まっているじゃないですか(笑)。めっちゃ力が入っていますよね。よく分かります。おっしゃりたいことは。そういうことなんですよ。そこもお金がなきゃ、皆やっていけないんで。だから、否定するつもりはない。けれども……貧乏ゆすりが始まってしまうことも重々理解できます」

――自分はPRIDEの時代から、ガラスをダイヤモンドといってもガラス玉だという考えを持っていて。格闘技もどきは、格闘技もどきでしかない。

「格闘技が盛り上がっているから、もどきも出てきます。本物がなくなれば、もどきなんてすぐに飽きられます」

――ベアナックルと同じですね。

「ハイ、そうです。ちゃんとしたモノがあるから、影にも光が届く。そういうことはあるはずです。それは榊原さんも、いつも言っていることなんです」

――格闘技の本質が変わって、商売になってもしょうがないと思うのですが。

「まぁ、そこはしょうがあると思う人もいて然りで。でも、武士は食わねど高楊枝でいたいですよね(笑)」

――悲哀に満ちた笑みですね。

「今日はちょっと、いつも以上に心の内をおおっぴろげにし過ぎてしまったかもしれないです(笑)」

――ハハハハ。明るく行きましょう。実際、札幌大会ではケラモフと木村柊也選手、これは武士は食わねど高楊枝系にもRIZINの良い面が出た楽しみなカードだと思います。

「木村選手がよく受けてくれたと思います」

ケラモフって、あまり動ないですよね。ドシっと真正面から攻めてきて。いや、当たりそうですね

――自信があるのだと。

「実際、ケラモフも中島太一選手のパンチで効かされていますからね。決してガードが上手くて、テクニカルな打撃ができるわけではないです。反応が速いわけでもない。木村選手のパンチは、一発食らうと終わってしまいますからね」

――MMAは4戦でも、無差別、組みが強い選手もいる日本拳法で養った当てる感覚と倒す感覚は図抜けているように思います。相手によって当て方も変化させる力を持っています。

「まさに撃ち落とすということができる。めちゃくちゃ、MMA向きですよね。MMAPLANETのケラモフのインタビューに同席させてもらっていたのですが、あの余裕振りは逆に良くない。木村選手のパンチを被弾するかもと思いました。

木村選手は当てたら勝てるを体現できるというか。木村選手と横山武司選手との試合。それと日拳ではないですが、空手の野村駿太選手がルイス・グスタボに勝った試合もそうで……空振らない強さ。空振りをしない強さっていうのは、香川大会で痛感しました。堀口恭司選手もそうですよね。着弾率の高いストライカー、その武器は凄まじいです。

グラップリングがそこまででなくても、ジャンルとして確立しているというか。伝統武術では昔からあったのでしょうが、MMAにおいて空振りをしない強さというのは木村選手と野村選手の試合を見て、改めて脅威だと気づきました」

――それが日本の武器になるかもしれないですね。いきつくところはボクシングもそうなのでしょうが。彼らはMMAをやるためにそこを身に着けているのではなくて、もともと身に着けてMMAにやってきた。それが楽しみです。

「空間把握能力、距離の掴み方が常人とは違うのでしょうね」

――木村選手は空振りと当てる時は、力の入れ方も変えると言っていました。

「あぁ、空振りは分かってやっているのですね。それは凄まじい……。センチ単位、ミリ単位で分かるのでしょうね」

――日拳出身の中村優作選手が、木村選手のデビュー前から「日拳って言うても、僕らとは違いますから。史上最強です」と力説してくれたことがありました。

「へぇ……そこまでだったのですね。当たったら勝つ。組まれたら負けるという言葉も潔くて良いです。気持ち良くて。

――そんな木村選手に宮田和幸さんが「レスリングをしないためのレスリング」という組み技を指導していました。

「いやぁ、めちゃくちゃ楽しみじゃないですか。突き放して、空間を創る。それって自分の得意な距離でしか戦わないということですよね。いや、当たると思いませんか」

――正直、思います(笑)。

「ケラモフって、あまり動ないですよね。ドシっと真正面から攻めてきて。いや、当たりそうですね」

――木村×ケラモフ……コレスニックにSASUKE選手、ノジモフに新居選手。それにマゲラム・ガサンザデに安藤達也選手。MMAPLANET的に推したいカードです。

「安藤選手はレスリングベースで、でも全く太田忍選手と違う。色々と化学反応が期待できる選手が、RIZINにやってきたなと思います。日本人の中でも全く違った魅力を持ったバンタム級のファイターですね。新しい色、キャラクターとしてRIZINバンタム級に定着してほしいなと思います。

今回の相手は厳しいかもしれないけど……でも、普通に戦う感覚でいるわけですし。いや、本当に『こんな地味強に勝ってもうま味がない』って言う選手もいるんですよ。うま味はあるよ、経験になるだろうって……。

そういう意味では、山本空良選手も『ノー』と言わない選手なんです。でもケラモフ、ノジモフと戦って負けた。まだ24歳だし、そこはそこでマッチメイクを考えないといけないところですし」

――そういう意味でも、鈴木博昭選手とのマッチアップは楽しみです。

「空良選手に関しては、RIZINでつまることもあるだろうから、NEXUSでも試合経験を積んでほしいなとは思います。この試合はまさにLANDMARKらしいカードで、札幌は実の有る試合が揃っていると思います」

世界ってどんどん強くなって、どんどん先に進んでいます。日本の格闘技が世界から離れきってしまうのか。その転機は、まさに今なんです

――ここから超RIZINに流れるわけですが……、どういう夏の大舞台が用意されるのか。

「超RIZINは豪華なナンバーシリーズです。タイトル戦線有りきで、ファン・フレンドリーな皆のお楽しみファイトもある。人気選手がたくさん出つつ、レベルの高い試合が続く。豪華な幕の内弁当ですよね。色々なモノが楽しめて、感情の投資ができる試合が詰まっている。RIZINの良さである個性的なマッチアップが、上から下まで見られる。そういうモノが並ぶのだと思います」

――そこをもう少し詳しく(笑)。

「アップされる時点で発表があったものだけ、インタビューで触れて欲しいのですが(笑)。ヘビー級GPの準決勝。札幌大会でフライ級GPのメンバーの発表、そしてフェザー級とバンタム級、あとは女子スーパーアトム級のベルトが絡む試合ですかね」

――つまりフェザー級は札幌大会の試合結果によりますが、木村選手の挑戦もあると。

「それがRIZINらしさではありますよね。まだ、何も決まっていないですが。シェイドゥラエフにも確認を取る必要がありますし。まぁ木村選手……勝てばですが。あとケガがなくてということですね」

――とはいえ……。

「そうなんです。木村選手が勝つなら、ケガはしていない。一発で勝つ。死闘になることはまずないですから。前回の試合のように一発でケラモフに勝てれば、一発幻想を持ったままシェイドゥラエフって結構ですよねっ!!」

――貧乏ゆすりが……(笑)。

「アハハハ。それからバンタム級はこれだけ今回の取材でサバテロを押していたのですが、福田龍彌選手がチャレンジャーになります」

――えっ……。

「井上直樹選手は外国人選手と試合がしたいでしょうね。他の日本人と同じ土俵には立ちたくないだろうし。でも福田選手は強いから、やるしかないよと。

それから秋元強真選手とダウトベック、これは秋元選手自身が望んでいて、ならダウトベックに尋ねてみるかと。あとは野村選手とパトリッキー・フレイレですね」

――おお!! 柏木さん、RIZINって。

「面白いでしょ(笑)。だからこそ、選手には『なんでこんな強いヤツを呼ぶの』とか絶対に言ってほしくないです。シェイドゥラエフと木村選手か、あるいはケラモフか。それって面白いわけじゃないですか」

――ハイ、超絶に。

「それはシェイドゥラエフが強さを武器に、ここまで来たからであって」

――ハイ。やはりMMAの軸は強さです。もちろん、ビジネスとして生き残らないといけないのですが。柏木さんは第三者ではないので、理想と現実の狭間にあるかと思いますが……。愛を持って突破してください。

「毎日がジェットコースターです(笑)。でも、やっぱりファイターの性って居心地の良さよりも、強さへの探求心だと思いたいです。世界ってどんどん強くなって、どんどん先に進んでいます。日本の格闘技が世界から離れきってしまうのか。その転機は、まさに今なんです」

――このインタビューの最初の話題、世界のプロモーションの期待がRIZINに集まってきています。それは柏木さんのアイデンティティがあるからだと。

「ありがとうございます。そこは金に換えられない。そのブランディングと世界に胸に張れるアイデンティティを構築し続けていきます。そこは守っていきます」

■視聴方法(予定)
6月14日(土)
午後12時30分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

■RIZIN LANDMARK11計量結果

<フェザー級/5分3R>
ヴガール・ケラモフ:65.70キロ
木村柊也:65.95キロ

<ライト級/5分3R>
堀江圭功:70.80キロ
西川大和:70.35キロ

<フェザー級/5分3R>
イルホム・ノジモフ:65.7キロ
新居すぐる:65.85キロ

<フェザー級/5分3R>
山本空良:65.65キロ
鈴木博昭:65.95キロ

<フェザー級/5分3R>
ビクター・コレスニック:65.8キロ
SASUKE:65.95キロ

<RIZINワールドGPヘビー級T一回戦/5分3R>
アレクサンダー・ソルダトキン:113.9キロ
プリンス・アウンアラー:111.55キロ

<バンタム級/5分3R>
後藤丈治:60.85キロ
鹿志村仁之介:60.9キロ

<ヘビー級/5分3R>
シナ・カリミアン:106.95キロ
荒東“怪獣キラー”英貴:119.45キロ

<52.5キロ契約/5分3R>
ソルト:52.35キロ
万智:52.3キロ

<バンタム級/5分3R>
中島太一:61.0キロ
CORO:60.85キロ

<バンタム級/5分3R>
マゲラム・ガサンザデ:60.95キロ
安藤達也:60.8キロ

<キック 64キロ契約/3分3R>
上野空大:63.95キロ
ファーパヤップ・GRABS:64.9キロ
※ファーパヤップが900グラム オーバーのためレッドカード1枚、減点2からスタート。上野が勝利した場合のみ公式記録となる

<フェザー級/5分3R>
遠藤来生:65.4キロ
ザーシバーディン:65.8キロ

<キック 55キロ契約/3分3R>
としぞう:55.0キロ
鵜澤悠也:54.95キロ

<キック 61キロ契約/3分3R>
上野奏貴:60.95キロ
山川賢誠:60.95キロ

<フライ級/5分2R>
鈴木嵐士:55.85キロ
早坂優瑠:55.60キロ

<バンタム級/5分2R>
小林大希:60.45キロ
森永ユキト:60.95キロ

<キック 52.5キロ契約/3分3R>
西島恭平:52.45キロ
林修斗:52.2キロ

<ウェルター級/5分2R>
成田佑希:75.95キロ
能登崇:76.45キロ

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【SUPER RIZIN04】クレベル×朝倉未来&3大タイトルマッチ、パトリッキー参戦で野村駿太と激突

【写真】驚きの会場で、驚きのカード発表(C)SHOJIRO KAMEIKE

7日(土)東京都港区の増上寺にて、7月27日(日)さいたまスーパーアリーナで超RZIN04「真夏の喧嘩祭り」の開催、ならびに決定対戦カードが発表された。
Text by Shojiro Kameike

今大会は、さいたまスーパーアリーナのスタジアムバージョンが使用される。記者会見では増上寺の階段に設けられたステージには榊原信行CEOのほか、出場選手がズラリと並んだ。今回発表されたカードは次のとおりだ。

フェザー級=クレベル・コイケ×朝倉未来
バンタム級選手権試合=井上直樹×福田龍彌
女子スーパーアトム級選手権試合=伊澤星花×シン・ユジン
フェザー級=金原正徳×YA-MAN
フェザー級=カルシャガ・ダウトベック×秋元強真
ライト級=パトリッキー・フレイレ×野村駿太
女子スーパーアトム級=須田萌里×NOEL

会見の冒頭で、榊原CEOはフェザー級選手権試合=王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフの防衛戦で行う予定であることを明かした。さらに対戦相手の第一候補は、14日(土)に北海道札幌市で開催されるRIZIN LANDMARK11におけるヴガール・ケラモフ×木村柊也の勝者としている。また、フライ級GP1回戦の出場メンバー8名も札幌大会で発表するという。


今回のサプライズはパトリッキーのRIZIN出場だろう。対戦カードが発表された際には、会見場に集まったファンからどよめきが起こっていた。パトリッキーはBellator買収劇のあと、昨年はPFLのリーグ戦に出場するも2敗を喫している。兄パトリシオはPFLではなくUFCと契約。続いてパトリッキーはRIZINを選択した形だ。

ここでは記者会見に出席したファイターの挨拶を紹介したい。

クレベル・コイケ
「東京ドームでは負けて、すみませんでした。私もすぐ試合がしたい。榊原さんから『超RIZINはどうですか』、私もやる。朝倉ともう一度戦う。勝ったら大晦日にリベンジしたい。勝ってベルトが欲しいです」

朝倉未来
「この間の東京ドームでは、たくさんの応援ありがとうございました。本当に力になりましたし、勝てて良かったです。期間は短いですけど、またさいたまスーパーアリーナのスタジアムモードで超RIZINをやるということで、ここは俺が出るしかない。オファーの中で一番強いクレベルを指名させていただきました。4年越しに借りを返したいと思います」

井上直樹
「先ほど超RIZINの成功を祈りました。自分自身もしっかり防衛して、このベルトの価値を上げていくように頑張っていきます。さいたまスーパーアリーナでお会いしましょう」

福田龍彌
「京都から来ました福田龍彌です。ホンマに偉大なチャンプと戦わせてもらえるということで、今ここでやりたいぐらいワクワクしています。7月27日まで取っておいて、しっかり皆とヒリヒリ楽しみたいです。敬意を持って狩りに行きます」

金原正徳
「久しぶりですね。戻ってきました。去年、鈴木千裕にぶっ飛ばされて、『もういいかな』と思うところもありました。でも皆と一緒で、格闘技が好きなんですよ。辞められなくて戻ってきました。絶対にYA-MANのことを舐めていないし、本当に強い選手だと思っています。僕も100パーセント準備して、もう1回ベルトに絡めるように上がっていきます」

YA-MAN
「RISEから来ましたYA-MANです。前夜祭で喧嘩を売られたので、金原さんに復帰戦の相手として丁度良いと思われているかもしれないですけど、俺の打撃は鈴木千裕より強いので。ナメんなよ。皆さん、またぶっ倒れるところを楽しみにしてください」

伊澤星花
「女子格闘技は新しい時代を迎えたと思います。そのトップとして私が皆さんに、今までの女子格では見られなかったような恐怖も、怖さも感動も与えていけるような試合をお見せします」

シン・ユジン
「初めまして、私はシン・ユジンです。今回RIZINタイトルマッチの機会をくれた榊原CEOや、ROAD FCジョン・ムンホン代表に感謝いたします。今回チャンピオンベルトを韓国に持ち帰りたい。RIZINファンの記憶に残る試合をしたいです」

秋元強真
「ダウトベック選手の岩石パンチをもらう前に、俺が早い段階でKOするので、楽しみにしてください」

カルシャガ・ダウトベック ※コメント代読
「新しい長期契約を提示してくれたRIZINには、とても感謝しています。これからもRIZINと共に歩んでいけることを心から嬉しく思います。7月に大きな大会があり、日本の若い選手が私を対戦相手として指名していると聞きました。私はこの世界に長く身を置いていたいい。常に試合に飢えています。できれば3カ月に1回は戦いたい。なので相手は選ばず、この試合を受けました。いつもどおりファンが喜ぶ試合を提供したいと思います」

野村駿太
「DEEPライト級チャンピオンの野村です。日本男児、このまま舐められたままじゃ終われないので、しっかりピットブル選手をブッ飛ばして、年末にサトシ選手からベルトを獲ります」

パトリッキー・フレイレ ※コメント代読
「最近、いろんな人たちからMMAにおける次の段階について尋ねられる。もう待つ期間は終わりだ。俺は来月、日本に飛びRIZINで戦う。俺が大好きな大会で、特にルールが最高だ。俺は一番最初にこのルールで練習を始めた。何より日本のファンが最高だ。対戦相手はDEEPのチャンピオンで、とてもタフな空手使いだ。RIZINとは複数契約を結んだ。俺は契約期間中にベルトを巻きたい。誰がベルトを持っていようと、俺がチャンピオンになる。来月、日本に行って頭を蹴りまくるぜ」

須田萌里
「DEEPジュエルスの須田萌里です。3年振りにRIZINで戦うことができて、すごく嬉しいです。初めて年下のJKと試合をするんですけど、しっかり実績を積んできたので、しっかり勝ちたいと思います」

NOEL
「高校2年生のNOELです。今回ずっと憧れていたRIZINの舞台で戦わせていただくことになりました。(須田は)キャリアも実績も上で、すごく強い選手ですが、他の試合に負けないぐらい面白い試合ができるよう頑張ります」

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【RIZIN48】サトシに挑戦、日本♡=ルイス・グスタボ「チャンピオンになり、防衛戦でパトリッキーを倒す」

【写真】通訳をしてくれたロイベ・デ・オリベイラ・ネイトと。ロイベは2023年に修斗で2度来日をしている (C)MMAPLANET

29日(日)、さいたま市さいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN48でルイス・グスタボがホベルト・サトシ・ソウザの持つRIZINライト級のベルトに挑む。
Text by Takashima Manabu

古くはVale Tudo Japan時代からブラジルは日本のMMA界が戦いを挑んできた先駆者であり、PRIDEの時代は多くのスーパースターを生み出した。日本との親交が深く、ある意味歴史を共に紡いできたMMA王国だが、現状──UFCとの契約下にある選手が110名を超えるのに対し、RIZINでレギュラーとして活躍しているファイターはグスタボただ一人だ。

2018年の初参戦からRIZIN一筋で戦ってきたグスタボ。日本へのリスペクトは頭抜けているといっても過言でない彼が、タイトル挑戦への想いを──日本への想いの強さと共に熱く語った。


──サトシ選手への挑戦が、3週間後に迫ってきました(※取材は6日に行われた)。今の気持ちを教えてください。

「ずっと1年間、この時を待っていたのでタイトルに挑戦できることが嬉しくてたまらない。早く日本に行って、試合の日を迎えたくてウズウズしているよ」

──正式にタイトル戦のオファーがあったのは、いつ頃だったのでしょうか。

「最初に話があったのは2月のホリエ戦のあとで、それから正式決定まではしばらく時間があったけど……きっとサトシがナカムラとの試合があったからだろう。コロナパンデミックが起こり、僕のMMAファイター人生も大きな影響を受けた。RIZINが活動を再開して4試合を戦い、ようやくタイトル挑戦権を得ることができたんだ。オファーを貰った時には『絶対にこの機会を逃すわけにはいかない』って思ったよ。RIZINライト級王座は、僕のモノになる」

──ブラジルはバーリトゥード時代から、常にMMA大国でした。そして日本のMMA界とも深い繋がりがあります。その一方で現状、ブラジルの若い選手はLFAブラジル大会に代表されるフィーダーショーからUFCを目指すのが本流で、日本で戦う選手は少なくなっています。そのなかでルイスがRIZINに拘り続けてきたのは、なぜでしょうか。

「まず僕にとって日本は第二の故郷だ。僕は日本でキャリアを続け、日本で引退したい。日本で戦った最初の試合から、ファンは僕を受け入れてくれて凄く歓迎してくれた。日本で戦うことは凄くエモーショナルなことで……これは僕に限った話じゃないはずだ」

(通訳をしてくれた)ロイベ・デ・オリベイラ・ネイト 本当にそうだ。例えRIZINでなくても、僕自身は修斗で戦った時も日本で戦えることに凄く感激して、感情的にすらなっていた。あのファンのファイターへの接し方、尊敬をしてくれる姿って、他では本当にないことなんだ。

「だから、僕は日本だけで戦っていきたい。日本でキャリアを終えたいんだ。そして、そのまま日本に住みたいぐらいだ。その一方で今のブラジルの若いファイターはUFCで戦いたいというのが一番で、僕らの上のジェネレーションのように日本で戦いたいという風ではないのが実情なんだ。上の世代の選手は日本でヴァンダレイ・シウバたちが活躍していたのをテレビで見ていたから、日本への想いが強い。

でも、僕が今回RIZINのチャンピオンになることでブラジルの若い世代のファイターも、もっと日本に行って戦いたいと思うようになるはずだ。しっかりと僕の名前をRIZINのリングに刻むことで、この状況も変わり日本で戦いたい選手が増えるようになる」

──UFCや北米で戦うのに比べて、RIZINのイベント数は限りがありますが、ルイスはそこでレギュラーの座を手にできました。

「凄くラッキーなことだと自覚しているよ。RIZINはだいたい年に8イベントが開かれ、2度は僕も試合も組まれている。それは日本のファンが僕の試合を見たいと思ってくれているからで。本当にファンの皆には感謝しているよ。

しかも去年の12月から今年の2月までの3カ月間、カルペディエムで柔術の指導とプロフェッショナル・トレーニングを積むことできた。本当に素晴らしい日々だったよ」

──言葉だけでなく、文化の違いもブラジルと日本は大きいです。日々の生活で戸惑うことはなかったでしょうか。

「日本の人達はとても親切だし、日本食が好きだから何も問題はなかったよ。イソマルスイサン(磯丸水産)は、本当に美味しいフードばかりだった(笑)。

それに僕はアスリートだ。普段から規律正しく……いうとブラジルでは堅苦しいと感じられるほど健康的な生活をしている。夜は早く寝て、朝は早く起きる。しっかりと栄養を考えた食事を摂り、思い切りハードな練習を繰り返す。何も派手な生活をしているわけじゃないし、それは日本でも同じだった。日本にいてブラジルが恋しかったのは、家族や友人と会えなかったことだけだよ」

──なるほどです。ファイターがファイターらしく生きていると、派手に出歩くこともないと。これほど日本好きなルイスですが、試合前に日本に少し長く滞在して時差の調整などを行おうと思うことないですか。ロングフライトがあるだけでも、ディスアドバンテージかと思うのですが。

「ブラジルから日本に向かうことが、ディスアドバンテージだとは思っていないよ。そりゃあ2週間前から日本に滞在できると最高だろう。でも、そんなこと言ってもしょうがない。だから考えもしない。ただ伝えられたスケジュールに従い、計量をパスして戦う。それだけだよ。40時間のフライトがあっても、しっかりと体重を落とす。そしてファイトを楽しむんだ。

それにチーム全員で日本に早く行って準備できれば良いけど、そうでないならブラジルでギリギリまでトレーニングした方が良いと思っている。それはいつの試合もそうだし、タイトル戦だからといって何か違うことをしようとは考えなかったよ」

──サトシはMMAというスポーツにおいて、最高のグラップリング技術を持っています。とはいえ寝技は、MMAでは一つの局面でしかないという考え方もできます。改めてMMAファイターとしてのサトシの印象を教えてもらえますか。

「今回の試合はクラシカルなグラップラー×ストライカーの戦いだ。確かにサトシは優れたグラップラーだけど、MMAファイターとして他の局面は特にコレといって特筆すべきモノではない。それに僕自身、テイクダウンされても柔術を駆使して防げば良いだけだよ。この試合のためじゃなくて、ずっと柔術をやってきたから。

僕はただのストライカーじゃない。でも、さっきも言ったように今回の試合はグラップラー×ストライカーという図式が成り立っている。サトシが僕をテイクダウンしたくて組みついてくるなら、殴ってKOするだけさ」

──サトシは3月の中村K太郎戦のハイキックからのKO勝ちだけでなく、パンチでKO勝ちも過去にしています。それでも彼の打撃は、特に気になるモノではないですか。

「重ねて、サトシの打撃は印象深いモノではないと断言する。僕はコンプリートファイターだから、どの局面でも戦えるけどサトシの打撃に対して特別な準備をする必要はないよ。まぁ打撃戦を挑んでくるというなら、好きにすれば良い。僕はマイク・タイソンと向き合って、殴り合うことだって平気だから(笑)」

──では日本好き、そしてRIZINラブのルイスにとってRIZINライト級王者がBellatorのパトリッキー・フレイレ、AJ・マッキーに敗れていることをどのように思っていましたか。

「だからこそ僕は9月29日にチャンピオンになり、防衛戦でパトリッキー・フレイレを倒すつもりだよ」

──ルイス、今日はインタビューを受けていただきありがとうございました。最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

「常に言って来たことだけど、本当に心の底から日本のファンに感謝している。皆の存在があるから、日本で戦うことがモチベーションになっている。チケット代に値するような試合をするから、期待してほしい。

この試合を見てくれるファンの皆に初回から、KO勝ちを狙うことを約束する。今回の試合は、1R……5分間あれば十分だ。2Rは訪れない。初回KO勝ち、サトシをボコボコにするよ。会場では僕の名前を叫んで応援してほしい。アリガトゴザイマス」

■RIZIN48視聴方法(予定)
9月29日(日)
午後2時00分~ ABEMA、U-NEXT、RIZIN LIVE、RIZIN100CLUB、スカパー!

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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#05 キック パトリッキー・フレイレ ブルーノ・ミランダ ミカエル・デュフォー

【PFL2024#05】1Rのラッシュ以降は動きが落ちたパトリッキー。ボディを効かされミランダに判定負け

<ライト級/5分3R>
ブルーノ・ミランダ(ブラジル)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
パトリッキー・フレイレ(ブラジル)

開始早々から両者の距離が近い。パトリッキーがワンツーを放つと、ミランダも右を返す。ここから壮絶な打ち合いへ。パトリッキーの左右フックがミランダの顔面を捉えるも、ミランダも左ハイ、右ローを返す。ケージ中央で一旦落ち着いた両者だが、パトリッキーの動きは重い。右カーフを当てたパトリッキーがプレスをかけていく。ミランダは左ミドル、右ローへ。パトリッキーはミランダの右ローに合わせてダブルレッグでテイクダウンを奪う。

パトリッキーが体を起こしたミランダの首を左腕で抱え、ギロチンで絞り上げる。これは極まらずもマウント→バックマウントと移行したパトリッキーは、再び仰向けになったミランダをケージに押し付けパンチを浴びせた。ミランダがケージに背中を着けて立ち上がる。パトリッキーは離れ際に右ヒザを突き上げた。ケージ中央に戻ると、パトリッキーが左右フックを繰り出す。ミランダはボディへの左ジャブ、右ストストレートからさらにボディを狙う。カーフの打ち合いからパトリッキーの右ストレートに、ミランダも右を合わせていく。パトリッキーは右スピニングバックキックをかわしされるも、右カーフを当てていった。

2R、ミランダが左ジャブから左ハイへ。パトリッキーが距離を詰めて左右フックを振るう。ミランダの左ジャブ、左フックもパトリッキーの顔面をかすめる。パトリッキーは右カーフが当たるも、後続打がない。ケージ中央で右跳びヒザを見せたパトリッキーだが、これは当たらず両手をマットに着いてしまう。立ち上がり、プレスをかけていくパトリッキー。ミランダはサークリングから右ローを繰り出す。パトリッキーは蹴りからバランスを崩してしまう。

ミランダの左ジャブに、パトリッキーが右を被せる。ミランダもパトリッキーのローに左右フック、右ストレートを合わせていく。ミランダの左がパトリッキーの顔面を捉える場面も増えてきた。ミランダの左ミドルに左ジャブを合わせたパトリッキーは、尻もちを着いたミランダを追撃することができない。反対に立ち上がったミランダの猛攻を受けてしまう。真っ直ぐ下がるパトリッキーは、ケージを背にしてミランダの連打を食らってグラついたが、ラウンド終了まで耐えた。

最終回、ミランダが左ミドルを繰り出す。パトリッキーの左ローがミランダの下腹部を捉えたか、休憩が与えられた。再開後、ミランダが左ミドルを見せると、打ち終わりにパトリッキーがワンツーを伸ばす。パトリッキーは右スピニングバックフィストを放つも、ミランダの連打を受けてまたもケージまで下がってしまう。互いに蹴りを散らしながら、ミランダが距離を詰めるとパトリッキーが下がった。パトリッキーのパンチを受けたミランダが打ち返すと、やはりパトリッキーが下がる。パンチを食らいながらもパトリッキーがダブルレッグで飛び込み、ミランダに背中を着かせた。

左腕を枕にしてパスしたパトリッキーが、うつ伏せになったミランダのバックに回る。再び仰向けになってハーフガードのミランダを抑え込むパトリッキー。しかし展開がなく、ここでレフェリーがブレイクをかけた。スタンドで再開されると、距離を詰めてくるミランダを、パトリッキーが右アッパーで迎え撃つ。しかしミランダが連打を浴びせ、ボディにパンチが突き刺さるとパトリッキーの動きが落ちる。パトリッキーはシングルレッグで組みつき、ミランダが足を抜いて離れると、パトリッキーが立ち上がれない。このようなシーンが続くなか、ミランダが攻勢で試合を終えた。

裁定はスプリットでミランダへ。しかしパトリッキーはもちろん、ミランダもプレーオフ進出はならず。試合中にはプレーオフが確定して喜ぶミカエル・デュフォーの姿が映し出されていた。ただ、この試合に限ってはプレーオフ進出を巡る動きよりも、パトリッキーの限界が目立つ内容となってしまった。


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45 AB MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#05   アダム・ピコロッティ アレックス・ポリッジ アンソニー・ロメロ アントニオ・カルロス・ジュニオール インパ・カサンガネイ エルヴィン・エスピノーザ カール・アルベクツソン ガジ・ラバダノフ クレイ・コラード サディボウ・シ シモン・ビヨン ジョシュ・シルヴェイラ セルヒオ・コッシオ ソルト ソロモン・レンフロ トム・ブリーズ ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ パトリッキー・フレイレ ブルーノ・ミランダ ブレント・プリマス マス・ブーネル ミカエル・デュフォー ロブ・ウィルキンソン

【PFL2024#05】計量終了 とにかく殴り勝つしかないパトリッキー×ミランダ。非情なLH級1位×2位対決

【写真】これがPFL、100万ドルに向けたの戦いだ(C)PFL

21 日(金・現地時間)にユタ州ソルトレイクシティのハンツマンセンターで開催されるPFL2024#05の計量が、20日(木・同)に行われた。2024年第5戦はライト級とライトヘビー級のレギュラーシーズン最終戦となる。
Text by Manabu Takashima

初戦を終えてライト級の上位4選手=プレイオフ進出圏内はミカエル・デュフォー、クレイ・コラード、そしてエルヴィン・エスピノーザの4名だ。


とはいえデュフォーとコラード、そしてプリマスが5P獲得で、エスピノーザは4P、もう1人勝ち星を手にしているガジ・ラバダノフは3Pで、この両者が今大会で潰し合う。

デュフォーは7位のアダム・ピコロッティと、コラードは10位のマス・ブーネルと戦うわけでは、彼としては何としてもクイックシックスを狙う相手に3Pを手にできれば、プレーオフ進出が見えてくるので、敢えてフィニッシュを狙う必要がないファイト故にさらなるポイントの獲得もなるかもしれない。

ソロモン・レンフロと対戦するピコロッティも同様だが、レンフロが計量失敗で-1Pが確定しており、この時点でプレーオフ進出は他の試合でドローが続くという奇跡が起こらなければ絶望的となっている。

そのなかで注目なのは初戦で2R TKO負けした者同士、パトリッキー・フレイレとブルーノ・ミランダの一戦となる。上位陣の敗北があること前提で、両者揃って必要なのはクイック6だ。そして、それが可能なファイトスタイルの持ち主同士の対戦で、さらにいえば前戦からのインターバルは70日しかない。

特にパトリッキーはダメージの蓄積が心配されるからこそ、ピットブルらしくGo for Brokeファイトを展開するに違いない。しかもライト級全5試合中、後ろから2番目にこのカードは組まれている。つまりそれまでの状況だけでなく、クレイ・コラードが2Rまで敗れる可能性に賭けてパトリッキーとミランダは、KO狙いの殴り合いを展開することになる。

ライトヘビー級は初戦が全て初回決着、つまり上位5選手が6Pで、下位5選手が0Pという優劣なハッキリした状況下にある。

それなのに1位ロブ・ウィルキンソンと2位のジョシュ・シルヴェイラが潰し合うという──非情なまでのカードが切られた。この理不尽さこそ、PFLの妙といえる。

■視聴方法(予定)
6月22日(土)
午前5時45分~U-NEXT

■ PFL2024#05計量結果

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード: 155.8ポンド(70.66キロ)
マス・ブーネル: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
インパ・カサンガネイ: 204.8ポンド(92.89キロ)
ヤコブ・ネドー: 206ポンド(93.44キロ)

<ライト級/5分3R>
パトリッキー・フレイレ: 155ポンド(70.31キロ)
ブルーノ・ミランダ: 154.6ポンド(70.12キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィルキンソン: 204.8ポンド(92.89キロ)
ジョシュ・シルヴェイラ: 206ポンド(93.44キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ: 205ポンド(92.99キロ)
シモン・ビヨン: 203.8ポンド(92.44キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カルロス・ジュニオール: 205.6ポンド(93.25キロ)
アレックス・ポリッジ: 203.4ポンド(92.26キロ)

<ライト級/5分3R>
ブレント・プリマス: 155.8ポンド(70.66キロ)
ソロモン・レンフロ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
サディボウ・シ: 205.2ポンド(93.07キロ)
トム・ブリーズ: 206ポンド(93.44キロ)

<ライト級/5分3R>
ガジ・ラバダノフ: 156ポンド(70.76キロ)
エルヴィン・エスピノーザ: 155.8ポンド(70.66キロ))

<ライト級/5分3R>
ミカエル・デュフォー: 156ポンド(70.76キロ)
アダム・ピコロッティ: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ライト級/5分3R>
アンソニー・ロメロ: 155.8ポンド(70.66キロ)
セルヒオ・コッシオ: 156ポンド(70.76キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンドリュー・サンチェス: 204.8ポンド(92.89キロ)
カール・アルベクツソン: 205.2ポンド(93.07キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブライアン・ザーカー(メキシコ)
ジュリアン・ルイス(米国)

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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#02 クレイ・コラード パトリッキー・フレイレ

【PFL2024#02】PFL初戦のパトリッキーにボディを効かせ、連打でストップしたコラードがファブ・ファイブ!

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード(米国)
Def.2R2分32秒 by TKO
パトリッキー・フレイレ(ブラジル)

ガードを下げたコラードが左ジャブを突きながら距離を詰める。しかしドッシリとした構えのパトリッキーがワンツーから、さらに右を浴びせる。さらに下がりながらもコラードに右をクリーンヒットさせる。コラードがパトリッキーにケージを背負わせ、左右ストレートを上下に散らす。パトリッキーは右ストレートから左跳びヒザへ。グラついたコラードから、追撃の右でダウンを奪う。

立ち上がったコラードをダブルレッグで倒すも、コラードがスクランブルから立ち上がる。コラードが距離を詰めて右ボディストレートを突き刺すと、パトリッキーの動きが落ちた。しかしパトリッキーも右ストレート、ヒザ蹴りを返す。パトリッキーの右スピニングバックフィストをブロックしたコラードは、ケージを背負わせて右ボディストレートを当てた。

2R、コラードが下がりながら左ジャブをカウンターで当てた。さらにコラードはパンチを上下に散らす。パトリッキーも右を狙うも、後続打のクリーンヒットがない。コラードが右ストレートから左ボディへ。完全にボディを効かされているパトリッキーに連打を浴びせるコラード。パトリッキーはガードを固めたまま動かず、一方的にパンチを受け続けてレフェリーに試合を止められた。

パトリッキーはPFL初戦でまさかのTKO負け。昨年シーズン準優勝のコラードは2R TKOでファブ・ファイブ=5pを獲得し、「一発貰って、怒りを覚えた。レフェリーのストップは良かった。次に向かって走り続ける。ベルトが欲しい、まだ始ったばかりだ」と語った。


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