カテゴリー
45 AB MMA MMAPLANET o UFC UFC300 アルジャメイン・ステーリング アルマン・ツァルキャン アレックス・ポアタン イェン・シャオナン イリー・プロハースカ カルヴィン・ケイター ケイラ・ハリソン シャーウス・オリヴェイラ ショーン・オマリー ジェイリン・ターナー ジェシカ・アンドラーデ ジエゴ・ロピス ジム・ミラー ジャスティン・ゲイジー ジャマール・ヒル ジャン・ウェイリ デイヴィソン・フィゲイレド ヘナト・モイカノ ホーリー・ホルム ボクシング ボビー・グリーン ボー・ニコル マックス・ホロウェイ マリナ・ホドリゲス 食事

【UFC300】フェザー級転向、前バンタム級王者アルジャメイン「全てやりきったから新しいゴールを」

【写真】300回のスーパーイベントは現地時間の月曜日から水曜日までメディアデーが設けられている (C)MMAPLANET

13日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されるUFC 300「Pereira vs Hill」は、実に新旧12人のUFC世界王者が出場するスーパー・メガ・アニバーサリー・ショーだ。
Text by Manabu Takashima

プレリミ出場となった6人の元世界王者に前UFC世界バンタム級王者アルジャメイン・ステーリングが含まれている。昨年8月にショーン・オマリーに敗れて以来の再起戦は、フェザー級二階級をカルヴィン・ケイターと戦うアルジャメインに、この間に出場したグラップリング戦、そして当たらな階級で戦う胸の内を尋ねた。


――UFCでは初めて、実に12年ぶりにフェザー級で戦うアルジョです。今の心境を教えてください。

「良い感じだよ。階級を上げいるから、これまでとは食事も変わり違った体験をしている。凄く状態も良くて、フェザー級でも自信をもって戦えるよ。体の強度も全く落ちていないからね」

──UFC300という記念すべきショーで戦うことに関して、どのような気持ちですか。

「これらのカードに自分の名前が入っていることに、ワクワクするね。現役のチャンピオンと元チャンピオンが揃っている。こんな凄い試合が並んだショーは、これまでになかったはずだ。ファンのためにも良い試合をしたい。ただ勝ちに徹するようなファイトではなくて」

──5年振りにプレリミで戦うことになりますが、そこに何か想うことはありますか。

「全然、気にしていない。早く家に帰ることができるじゃないか(笑)。友人を集めて乾杯して、一杯やるのも早くなる。それが今から楽しみで仕方ないんだ」

──ハハハハ。昨年8月にバンタム級のベルトを失って以来、この8カ月でグラップリングマッチで3度戦いました。組み技の試合に出た目的は何だったのでしょうか。

「試合に出ていたかったんだ。グラップリングも好きだし、自分より大きな相手と手合わせができる。3試合中、2試合は大きな相手と戦うことができた。試合にでることで、実戦感覚を失いたくなかった。それがグラップリングを戦った一番の理由かな。顔を殴られる心配はないし、良い経験になっている。

グラップリングといえども実戦を戦うことで、体が錆びつかないし、技もしっかりとシェイプできる。それにプロの試合だ、ちゃんと稼げたからね(笑)。例え組み技でも、フリーで戦おうとは思わない。色々と試せたし、モチベーションを保つことができた。そんなことを全て含めて、チャレンジしたってことだよ」

──なるほどです。ところでファイトウィークになっても、やはりバンタム級時代と違って肌に張りがあって元気そうです。

「とにかくメンタル面で違いがある。凄く良い感じだ。肉体的にもベターだ。何よりエナジー・レベルは明らかにバンタム級時代より高い。もう2019年には、あと数試合戦ったら階級を上げようとは思っていたんだ。それがバンタム級でタイトルコンテンダーになったから、135ポンドでの戦いを続けていた。ワールドベストにもなれた。結果的にバンタム級世界王者として、試合に勝つたびにもう一度バンタム級で戦うということを繰り返していたんだ。

でも前回は、試合をすることを凄く急いでいた。今回は時間をかけて調整してきたし、全てがポジティブに動いている。自分に誰よりも厳しい減量を課すことで、自らの可能性を高めてきた。それがバンタム級で戦うということだったんだ。脂肪が少なく、ほぼ筋肉のボディなのにギリギリの減量を強いてきた。今回からフェザー級で戦うことで、自分の体の可能性をさらに探りたい」

──アルジョだと、フェザー級でも全く見劣ることはないかと思います。ただし、やはり対戦相手はバンタム級時代と比較すると大きくなるかと。

「カルヴィンに関しては、身長も変わらない。そして、ショーン・オマリーは4インチ(※約10センチ)も背が高かった。細かったけどね。それに練習で長身の選手とやってきたし、相手が大きくなっても構わない」

──では体格面でなく、技術面でケイターのことをどのように思っていますか。

「ボクシングの基礎がある。フットワークも良いし、ジャブも良い。右クロスが特に良いね。ただ、いくら威力のあるクロスを持っていても、その威力が発揮できるような攻防にはならない。そんな場所に留まることがない。すぐに移動するからね。

それでも自分の力を試すファイトになるだろう。今回は過去2試合と比較しても、しっかりと調整できた。過去最高の体調だといえる。だから、ファンの皆に喜んでもらえるよう戦界、その腕でこの手が挙げてもらうファイトをするよ。それからフェザー級タイトルに向けて、動き始める。

正直なことをいえば、現時点でもう自分がやりたいことは全てやってきた。やり切った。もうゴールに辿り着いている。だからこそ2024年は新しいゴールを目指し、新しい挑戦を始めるんだ。今回の試合で、他のフェザー級のタフ・ファイター達にアルジャメイン・ステーリングの存在を認識させるつもりだ」

──ところで、今ではずっとラスベガスでキャンプをしているのですか。

「そうだね。NYに戻る理由がない。最高のトレーニング・パートナーに囲まれていて、より整備された環境で練習ができているからね。NYよりもラスベガスの方が、必要なピースが簡単に手に入るんだ。可能な限り、最高の練習がしたいからベガスでやっている」

──アルジョ、今日はインタビューを受けていただきありがとうございました。最後に日本のファンにメッセージをお願いできますか。日本ファンは井上姉弟のチームメイトだったアルジョのことを少し身近に感じていると思います。

「そうなんだ。ありがとう。そして、いつも日本のファンのサポートに感謝している。そんな皆に伝えたいことは、大変な時を迎えても顔を上げて前に進んで欲しいということ。どんな困難にぶちあたってもダイジョウブ、ダイジョウブ(※日本語で)」

■視聴方法(予定)
4月14日(日・日本時間)
午前7時分~UFC FIGHT PASS
午後11時~PPV
午前6時30分~U-NEXT

■UFC300対戦カード

<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]アレックス・ポアタン・フェレイラ(ブラジル)
[挑戦者] ジャマール・ヒル(米国)

<UFC世界女子ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者]ジャン・ウェイリ(中国)
[挑戦者] イェン・シャオナン(中国)

<BMFタイトルマッチ・ライト級/5分5R>
ジャスティン・ゲイジー(米国)
マックス・ホロウェイ(米国)

<ライト級/5分3R>
シャーウス・オリヴェイラ(ブラジル)
アルマン・ツァルキャン(アルメニア)

<ミドル級/5分3R>
ボー・ニコル(米国)
コディ・ブランデージ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
イリー・プロハースカ(チェコ)
アレクサンドル・ラキッチ(オーストリア)

<フェザー級/5分3R>
カルヴィン・ケイター(米国)
アルジャメイン・ステーリング(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ホーリー・ホルム(米国)
ケイラ・ハリソン(米国)

<フェザー級/5分3R>
ソディック・ユースウ(米国)
ジエゴ・ロピス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ジェイリン・ターナー(米国)
ヘナト・モイカノ(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・アンドラーデ(ブラジル)
マリナ・ホドリゲス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ボビー・グリーン(米国)
ジム・ミラー(米国)

<バンタム級/5分3R>
デイヴィソン・フィゲイレド(ブラジル)
コディ・ガーブラント(米国)

The post 【UFC300】フェザー級転向、前バンタム級王者アルジャメイン「全てやりきったから新しいゴールを」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 AB BELLATOR INVICTA MMA MMAPLANET o ONE PFL UFC UFC300 アスペン・ラッド アルジャメイン・ステーリング イェン・シャオナン イリー・プロハースカ クリス・サイボーグ ケイラ・ハリソン コディー・ガーブラント シャーウス・オリヴェイラ ジム・ミラー ジャスティン・ゲイジー ジャン・ウェイリ ダナ・ホワイト デイヴィソン・フィゲイレド ニュース ベラル・モハメッド ホーリー・ホルム ボクシング ボー・ニコル マックス・ホロウェイ ラリッサ・パチェコ

【UFC300】ケイラ・ハリソンがUFCと契約。実力者揃いのALLSTAR戦=UFC300でホーリー・ホルム戦決定

【写真】PFLの顔だったケイラ・ハリソンが、このタイミングでUFCへ。33歳、バンタム級転向は最後の勝負か(C)PFL

23日(火・現地時間)、ダナ・ホワイトが自身のXでブレイキング・ニュースとしてUFCがケイラ・ハリソンと契約し、UFC300でホーリー・ホルムと対戦することを発表している。
Text by Manabu Takashima

さらにダナは動画で「皆、UFC300の新しい情報だ。2022年のボクシング殿堂入りのホーリー・ホルム。女子バンタム級で最多勝記録4位タイ、有効打撃6位、テイクダウン防御4位とその歴史を創ってきた彼女は、これまでボクシングとMMAで世界最高のファイターと戦い続けてきた。たった一人を除いて。米国の柔道史上、唯一の五輪二連覇を達成したケイラ・ハリソンとUFCは正式に契約した。16勝1敗、テイクダウンからのパウンドがヤバすぎる彼女は初めてバンタム級で戦うことになった。この試合はUFC300で行われる」と興奮気味に語っている。


ロンドンとリオの女子柔道78キロ級の金メダリストであるケイラは2016年にWSOFと契約し、女子ライト級を開拓していくという発言をしていた。

その後、WSOFを買収したPFLで2018年6月にデビューを果たすと3連勝し、PFLは2019年に女子ライト級を創設した。まさにケイラのための階級と呼ばれた女子ライト級2019年シーズンを制すると、コロナ禍でPFLは1年間活動を休止する。同年11月にケイラはフェザー級の試し切りを行うようにInvicta FCに参戦し、FFCフェザー級王者コートニー・キングをパウンドアウト──この試合が、現時点まで彼女にとって唯一のPFL以外でのMMA戦となっていた。

その後、PFLがフェザー級を開設かという憶測のなか、2021年もライト級でシーズンは実施されケイラが2連覇を達成し、PFLとの契約が切れてBellatorとサイン──と思いきや、マッチング期間に当たりPFLと再契約、女子ライト級2022年シーズンに参戦した。

しかし、11月の決勝でラリッサ・パチェコと3度目の対戦で判定負けを喫し、キャリア初黒星を喫した。2023年にPFLはライト級に代わり、女子フェザー級シーズンを採用したもののケイラは不参加。11月のファイナル大会に出場すると、150ポンド契約戦でアスペン・ラッドから判定勝ちを収めている。結果的にこの試合がPFLでのラストマッチとなった。

今回のケイラのUFC入りと、バンタム級転向は大きなトピックだが、Bellatorを買収したPFLでクリス・サイボーグとの一騎打ちが期待されていただけで、肩透かしを食らった感もある。いずれにせよ、PFLでは勝っても負けても女王、試合も横綱相撲だったケイラだが、UFCではOne of themとまではいかないが、オクタゴン内での特別扱いはない。そして、柔道時代と比較すると16キロも軽くなるバンタム級で、どのようなパフォーマンスを発揮することができるのか。そこはそこで、興味深い。

なおUFC300は4月13日にラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されレオン・エドワーズ✖ベラル・モハメッドのウェルター級と、女子ストロー級ではジャン・ウェイリ✖イェン・シャオナン──というUFC史上初の中国人同士の──世界タイトル戦2試合が組まれており、さらにジャスティン・ゲイジー✖マックス・ホロウェイのBMFタイトル戦も行われる。

イリー・プロハースカ、シャーウス・オリヴェイラ、アルジャメイン・ステーリング、ボー・ニコル、デイヴィソン・フィゲイレド✖コディー・ガーブラント、ジム・ミラーら実力者が勢ぞろいのオースターの様相を呈しているが、ケイラとホルムの女子バンタム級戦は同大会に巨大な華を添えるこのなる。

The post 【UFC300】ケイラ・ハリソンがUFCと契約。実力者揃いのALLSTAR戦=UFC300でホーリー・ホルム戦決定 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
AB MMA o UFC   ジャスティン・ゲイジー ダスティン・ポイエー マット・フレヴォラ

3.9『UFC 299: O’Malley vs. Vera 2』のセミファイナルはダスティン・ポイエー vs. ベノワ・サンデニの5ラウンドマッチ

OPRO オープロ UFC マウスピース マウスガード Black Matal/Gold ケース付き UFC GOLD スポーツ用 格闘技 ラグビー 野球 バスケットボール アメフト オプロ


 UFCが3月9日にフロリダ州マイアミで開催する『UFC 299: O'Malley vs. Vera 2』のセミファイナルでダスティン・ポイエー vs. ベノワ・サンデニのライト級マッチが行われることをデイナ・ホワイトが発表。タイトルマッチでもメインイベントでもありませんが5ラウンドマッチで行われます。

 ポイエーは7月の『UFC 291: Poirier vs. Gaethje 2』でジャスティン・ゲイジーに2R KO負けして以来の試合。現在UFCライト級ランキング3位。

 サンデニは11月の『UFC 295: Prochazka vs. Pereira』でマット・フレヴォラに1R KO勝ちして以来の試合で5連勝中。現在UFCライト級ランキング12位。続きを読む・・・
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC295 キック ジャスティン・ゲイジー ダスティン・ポイエー マット・フレヴォラ

【UFC295】スクランブルで寝技を回避したフレヴォラ、サンドニの左ハイで沈む

<ライト級/5分3R>
ベノワ・サンドニ(フランス)
Def.1R1分31秒by KO
マット・フレヴォラ(米国)

サンドニが左ミドルハイ、フレヴォラはリードフックを振ると飛び込んで右を伸ばす。左ロー、左ミドルのサンドニに対し、フレヴォラも右ミドルを決める。続く左ローをチェックした際に姿勢を乱したフレヴォラが、逆にダブルレッグでテイクダウンを決める。サンドニのスイープから試合はスクランブルへ、フレヴォラがダブルレッグで抱え上げてスラムを決める。

ここもすぐにスクランブルとなり、がぶったフレヴォラが左ヒザから離れる。右に回って間合いを取るフレヴォラに対し、サンドニの左ハイがテンプルを捕え勝負は決した。

「ファイターはケージの中だけが全てじゃない。軍人時代に国を守ってきたことに誇りに思っている。MSGで戦えて、本当に嬉しい。僕はライト級の全員を喰って来た。次に戻ってくるときはベルトを巻いている。ブーイングがあっても僕はNYが大好きだ。第1次世界大戦、第2次世界大戦から世界を守ってきたアメリカに感謝している。僕の寝技が優れていたから、彼はあんまりスクランブルをしてくるとは思っていなかった。でのスクランブルの後で、ハイキックの機会が訪れた。次? ダスティン・ポイエー、可能ならパリ大会のメインでジャスティン・ゲイジーと戦いたい」とサンドニは話した。


The post 【UFC295】スクランブルで寝技を回避したフレヴォラ、サンドニの左ハイで沈む first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
AJ・フレッチャー MMA MMAPLANET o ROAD FC UFC UFN UFN228   アンドレ・フィアーリョ キック クレベル・コイケ ゲイリー・トノン シャルル・ジョーダン ジェイリン・ターナー ジャスティン・ゲイジー ダニエル・アルゲータ ダン・イゲ ティム・ミーンズ ハナ・ゴールディ ブライアン・バトル ブライス・ミッチェル ベニール・ダリューシュ ボクシング マテウス・ガムロ マンスール・ベルナウイ ミッシェレ・ウォーターソン モハメド・ウスマン ライカ ラファエル・フィジエフ ルンピニー 魅津希

【UFN228】展望──世界最高峰の異種格闘技戦。打=ラファエル・フィジエフ✖組=マテウス・ガムロ

【写真】UFCで戦うストライカー、そしてグラップラーがどういうストライカーであり、グラップラーなのか堪能して震えたい (C) Zuffa/UFC

23日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC ApexにてUFN228:UFN on ESPN+86「Fiziev vs Gamrot」が行われる。
Text by Isamu Horiuchi

その名称の通り、本大会のメインはライト級6位のラファエル・フィジエフと7位のマテウス・ガムロによるサバイバル戦だ。


フィジエフはカザフスタン生まれで、育ちはキルギス。現在は父親の地であるアゼルバイジャン国籍を有すストライカーだ。そのキルギスで11歳の頃からはじめたムエタイで国際的な活躍を見せ、2017年にはバンコクのムエタイエクストリーム大会にて、当時ルンピニースタジアムスーパーウェルター級王座を返上したばかりのヨドパヤック・シッソンピーノンからKO勝利を収めるなどの実績を挙げている。

同時に韓国のRoad FCなどMMAでも活躍し、プロ5戦全勝の戦績をもって2019年からUFC参戦。初戦は敗れたもののその後連勝を重ね、昨年9月には元ライト級王者のハファエル・ドス・アンジョスと5R戦で対決、最終Rに左フックをスマッシュヒットさせてKO勝利を挙げた。

続いて今年3月には当時ランキング3位のジャスティン・ゲイジーと3R戦で激突。事前の期待を裏切らないMMA最高レベルの打撃戦にて序盤は互角以上に渡り合ったものの、最終Rに失速してジャブやアッパーを被弾、0-2で惜敗している。

対するガムロはポーランド出身のグラップラー。10歳の頃に始めたレスリングではポーランドのジュニアナショナルチームの一員として国際的に活躍し、2012年にMMAデビュー。2016年5月にはフランスの寝技師マンスール・ベルナウイを倒してプロ11戦無敗のままKSWライト級王座に就いた。

(C)KSW

2018年12月にはクレベル・コイケとのフェザー級王座決定戦に臨み、クレベルの下からの仕掛けを完封して判定勝利して二冠王に輝いている。

ちなみにグラップリングにおいてもADCCヨーロッパ大会では複数回優勝を果たし、2019年にはADCC世界大会にも出場するも、初戦で3位入賞したゲイリー・トノンにチョークで敗れている。

KSWでノーマン・パークとの因縁に蹴りをつけ、コロナ禍の2020年10月からUFCに参戦開始。フィジエフと初戦は惜敗したもののその後連勝を重ねてランキング入りし、昨年10月の6位のベニール・ダリューシュ戦に臨んだ。1Rはポジションが目まぐるしく入れ替わるハイレベルグラップリング戦にて優位に立ったガムロだが、2Rから戦法を変えたダリーシュにテイクダウンを切られ、3Rに左ストレートでダウンを奪われ判定0-3で敗れた。

ガムロはその後、今年3月には僅か10日前のオファーを受けてランキング10位のジェイリン・ターナー戦に望んだ。ライト級屈指の長身ストライカーの繰り出す打撃を捌いてテイクダウンを何度も決め、2-1と判定は割れはしたもの実質完勝した。

現在ちょうど似たような立場にある──ともにランキングを上げてきたところで、上位勢の壁に跳ね返されてからの復活を狙う──両者の対決のきっかけは、実はSNS上で生まれている。5月末にフィジエフがツイッター(現X)上にて「8月に俺のダンスパートナーになるやつはいないか?」と英語で投稿したところ、それに真っ先に反応して「9月に5Rでやろう」と書いたのがガムロだったのだ。

フィジエフも早速応じて「9月でもいいぞ、兄弟よ。でも俺は3Rで疲れてしまうんだ。なぜ5Rを望む? 俺たちは友人だろ?」とユーモアある返答を返す。そこでガムロは「俺たち2人はメインイベント(=5R制)に出る資格があるし、ファンも25分間テクニカルヴァイオレンスを楽しむ資格があるじゃないか」と返し、熱心なファンたちが喜ぶ中で両者の対戦の機運が盛り上がり、実現に至ったのだ。

中央アジアと東欧出身の両者が、SNSで互いに母国語ではない英語を用いて対戦の契機を作ってしまうところに、21世紀のMMAの現実がある。ちなみにフィジエフの投稿に対して、実は以前フィジエフに敗れたヘナート・モイカノも「ぜひリマッチをやりたい」と反応をしたのだが、フィジエフがこちらに興味を示すことはなかった……。

そんな両者の対決は、誰もが考えるように典型的な「ストライカー対グラップラー」の構図となるのか。つまり、重心が低く腰の重いストライカー、フィジエフの強烈な打撃をガムロがいかにかいくぐってテイクダウンに入るか、逆に強力なレスリング系グラップラー、ガムロの多彩かつ執拗なテイクダウンをフィジエフがいかに凌いでスタンド戦に持ち込むかが鍵となる。

実際フィジエフも「この試合で、ガムロのようなエリートレスラーのテイクダウンを自分が止められるのかどうか、ぜひ知りたいと思う。今回のキャンプの焦点もそこに置いたよ。さらに、もし100回倒されても、101回立ち上がることをテーマとしてやってきたよ」と、──よく考えると立ち上がる回数は1回余計に多いのだが──力強いコメントをしている。

その際特に注目したいのは、フィジエフの蹴りの使い方だ。卓越したスピードを活かし左右からの強力な打撃を繰り出すフィジエフだが、特にオーソドックスからの右足の蹴りはミドル、ハイ、前蹴りとどれも抜群のキレを誇り予測が困難だ。これを警戒してガードが下がり気味となった相手に放つ左フックの威力は凄まじく、モイカノやドス・アンジョスを1発で沈めている。

前回のターナー戦では蹴りのタイミングを見切ってのテイクダウンを見事に決めたガムロ。パンチからテイクダウンにつなげる動きも得意としており、「フィジエフとの打撃の交換も恐れない」と自信をのぞかせている。

グラップリングMMAから、KSW後期にはジャブを多用するタッチキックボクシング的なMMAにスタイルチェンジをし、UFCでは原点回帰といえるグラップル勝負に戻ったガムロは、組むと見せて間合いを外す術も有している。とはいえ、フィジエフの蹴りはこれまで戦ってきたどの相手によりもはるかに速く鋭く強烈だ。そんなフィジエフの蹴りにいかに対処するのか、着目したい。

もう一つのポイントは、上述のSNSでのやりとりでも触れられていた通りフィジエフのスタミナだ。瞬発系ストライカーのフィジエフは、はじめての5R戦となったドス・アンジョス戦では4Rに動きが落ち、それまでは許さなかったテイクダウンを取られる場面があった。

5R早々に凄まじい爆発力を発揮して圧巻のKO勝利を収めたものの、もし最終R中盤まで試合がもつれ込んだ時、同じ動きができたかは分からない。そして前戦でのゲイジー戦でも、フィジエフは最終3Rに失速。それまでもらわなかったパンチを被弾し、最後は焦って前に出て強引に振った左フックをゲイジーに見切られてテイクダウンを許したことで、──実際にはきわめて接戦だったものの──「完敗」という印象を大きくしてしまった。

対するガムロはスタミナに絶対の自信を持ち、そのテイクダウン力は試合後半においても簡単には落ちないと見ていいだろう。切られても執拗に手を変え、品を変えテイクダウンを試み、組み伏せるのがその真骨頂だ。試合が長引いてフィジエフのスピードが落ちてくれば、それだけガムロが自分の得意なフィールド=グラウンドに試合を持ち込むチャンスは大きくなる。

また、フィジエフが蹴りを警戒させてのパンチを得意とするように、ガムロもテイクダウンを警戒させての強烈な右の一撃を持っている。

もっともフィジエフもそのへんは百も承知のはず。「前回のゲイジー戦では、自分の感情をコントロールすることを学んだよ。あの試合では、ファンをもっと沸かせたいという気持ちに任せて戦ってしまった」と語るフィジエフは、より冷静かつ計算づくに、そしてスタミナにも留意してガムロを攻略しにかかることだろう。

極上のストライカーとグラップラーの両者によるMMAならではの──最高峰のせめぎ合いを堪能したい。

■視聴方法(予定)
9月24日(日・日本時間)
午前5時~UFC FIGHT PASS
午前4時30分~U-NEXT

■UFN228対戦カード

<ライト級/5分3R>
ラファエル・フィジエフ(アゼルバイジャン)
マテウス・ガムロ(ポーランド)

<フェザー級/5分3R>
ブライス・ミッチェル(米国)
ダン・イゲ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
マリナ・ロドリゲス(ブラジル)
ミッシェレ・ウォーターソン・ゴメス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ブライアン・バトル(米国)
AJ・フレッチャー(米国)

<フェザー級/5分3R>
シャルル・ジョーダン(カナダ)
ヒカルド・ラモス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
マイルス・ジョンズ(米国)
ダニエル・アルゲータ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ティム・ミーンズ(米国)
アンドレ・フィアーリョ(ポルトガル)

<ミドル級/5分3R>
ジェイコブ・マルクーン(豪州)
コディ・ブランデージ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ジェイク・コレアー(米国)
モハメド・ウスマン(ナイジェリア)

<女子ストロー級/5分3R>
井上魅津希(日本)
ハナ・ゴールディ(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
モンセラート・レンドン(メキシコ)
タミレス・ヴィダウ(ブラジル)

The post 【UFN228】展望──世界最高峰の異種格闘技戦。打=ラファエル・フィジエフ✖組=マテウス・ガムロ first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA o ONE UFC UFC291   キック ジャスティン・ゲイジー ダスティン・ポイエー ホルヘ・マスヴィダル

初代BMF王者ホルヘ・マスヴィダル、『UFC 291』でダスティン・ポイエーの勝利に10万ドル賭けて大損していた「子どもたちよ、すまねぇ。公立学校に通ってくれ」

UFC BMF レプリカ ベルト


 『UFC 291: Poirier vs. Gaethje 2』のメインイベントで行われたBMF王座決定戦でジャスティン・ゲイジーがダスティン・ポイエーに2R KO勝ちし第2代チャンピオンになった件について初代チャンピオンのホルヘ・マスヴィダルが以下のコメント。

「どうやらやるべきではない賭けをしたようだ。ダスティン・ポイエーに10万ドル(約1430万円)賭けていた。子どもたちよ、すまねぇ。公立の学校に通ってくれ」

「第1ラウンドはダスティンがペースを握っていたし、良い打撃を入れていると思った。全てがダスティンの思いどおりに進んでいたが、そこからがファイトゲームだ。ジャスティンは下を向いてヘッドキックを繰り出し、彼を捕えた。完璧なキックだった」

「ダスティンは手を上げていたから少しは見えていたが、両手を上げていなかったから蹴りが後頭部に回り込んでしまった。凄いショットだった。ダスティンは今までで一番調子が良さそうだったし、俺のチームメイトだから勝って欲しかった。ジャスティンには脱帽だよ。グレートファイト、グレートコンペティターだった」


 友人であるドレイクの真似をしなくても良かったと思います。続きを読む・・・
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC291 キック ジャスティン・ゲイジー ダスティン・ポイエー ホルヘ・マスヴィダル

【UFC291】ポイエーにパンチをブロックされたゲイジーが右ハイでKO勝ち、世界王座再挑戦をアピール

<ライト級:BMF王座決定戦/5分5R>
ジャスティン・ゲイジー(米国)
Def.2R1分00秒 by KO
ダスティン・ポイエー(米国)

サウスポーのポイエーに対し、ゲイジーが左ジャブと左カーフキックを当てる。ポイエーがバランスを崩した。左カーフを連打するゲイジーに対し、ポイエーは左ミドルを当てる。パンチでポイエーを下がらせるゲイジー。ポイエーが左ミドルを当てると、ゲイジーも左カーフをヒットさせる。ポイエーのパンチをダッキングでかわすゲイジーは、続くポイエーの左前蹴りも当てさせない。

ゲイジーの右ハイをブロックしたポイエーがプレスをかけてゲイジーにケージを背負わせる。ゲイジーもパンチを返すが、ポイエーはブロックして前に出る。ゲイジーの左フックがヒット。ポイエーもワンツーを当てた。さらに左ストレートを効かせたポイエーがパンチで追撃する。ケージ中央で左ミドルを当てたポイエーの右フックがゲイジーの顔面を捉えた。

左目尻から出血が見られるゲイジーは、ポイエーの左ハイをかわすも、すぐにケージを背負わされてしまう。サークリングしながら左カーフ、左フックを繰り出すゲイジーとポイエーが打ち合いを展開して初回を終えた。

2R、ポイエーが前に出る。ゲイジーは左カーフを当て、頭を下げて距離を詰める。パンチを上下に散らすゲイジーだが、ポイエーのディフェンス力が高くパンチをクリーンヒットさせることができない。しかし、ここでゲイジーが右ストレートをフェイントに右ハイ一閃! この一撃でポイエーが失神、ゲイジーが追撃の鉄槌を浴びせたところでレフェリーが割って入った。

前BMF王者のホルヘ・マスヴィダルからベルトを肩にかけられたゲイジーは、世界ライト級タイトルマッチをアピールした。


The post 【UFC291】ポイエーにパンチをブロックされたゲイジーが右ハイでKO勝ち、世界王座再挑戦をアピール first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
CJ・ヴェルガラ MMA MMAPLANET o UFC UFC291   アレックス・ポアタン・ペレイラ ウロス・メディッチ ガブリエル・ボンフィム ケビン・ホランド ジェイク・マシューズ ジャスティン・ゲイジー スティーブン・トンプソン ソルト ダスティン・ポイエー ダリウス・フラワーズ デリック・ルイス トニー・ファーガソン トレヴィン・ジレス ホルヘ・マスヴィダル ボビー・グリーン マイケル・キエーサ マルコ・ホジェリオ・デ・リマ ミシェウ・ペレイラ ミランダ・マーヴェリック ロマン・コピロフ

【UFC291】計量終了 ペレイラ計量失敗、ワンダーボーイは契約戦飲まず。LH級のポアタンがデカいッ!!

【写真】よくミドル級で戦っていたな──というフレームのポアタン (C)MMAPLANET

29日(土・現地時間)、ユタ州ソルトレイクシティのビビント・アリーナで開催されるUFC 291「Poirier vs Gaethje 2」の計量が行われた。

メインでBMF(Baddest Motherfucker)のベルトを賭けダスティン・ポイエーとジャスティン・ゲイジーが戦う──世界戦のないPPV大会。

そのメインカードのウェルター級戦でスティーブ・トンプソンと対戦予定だったミシェウ・ペレイラが174ポンドと計量失敗し、トンプソンがキャッチウェイト戦を飲まずに試合はキャンセルされた。


トンプソンはSNSで「11年のUFC在籍で、何も対戦相手の減量失敗は初めてではない。以前は戦ったけど、今回そうすることはスマートではないと判断した。この年齢、これまでMMAでやり遂げてきたことを考え、自分は門番ではなくてウェルター級王者になるためにオクタゴンに上がっている。これはビデオゲームじゃないんだ」と、体重オーバーをした相手との試合を落として、タイトルから遠ざかるリスクを避けたことを明言している。

またキャリア初のライトヘビー級の一戦に挑む、前ミドル級王者ポアタンはオフィシャル計量ではさすがにミドル級の時よりも減量幅は確実に少なく、ギリギリの状態ではなかった。それでもセレモニアル計量では十分にリカバリーされたポアタンは、元ライトヘビー級王者ヤン・ブラボヴィッチを上回る体躯を誇っていたことが印象深い。

そしてウェルター級のホルヘ・マスヴィダルの引退にともない持ち主がいなくなったBMFのベルトを争うライト級の両者。5年3カ月振りの再戦でリベンジを狙うゲイジーは「この試合の意味は何もかも全て。やり返すチャンス、ここでやり合うことが待ち切れない。レッツゴー」と話し、ポイエーも意味は全てと言うと「ウォーの準備はできている。血と根性を見せることを約束する。レッツゴー」とシャウトした。

なおフライ級でCJ・ヴェルガラと対戦するヴィニシウス・サルバドールが1ポンドオーバーリミットから2.5ポンド重かったが、この一戦はキャッチウェイトマッチとして実施される。

■視聴方法(予定)
7月30日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
午前7時00分~U-NEXT

■UFC291計量結果
<ライト級:BMF王座決定戦/5分5R>
ダスティン・ポイエー: 155ポンド(70.31キロ)
ジャスティン・ゲイジー: 156ポンド(70.76キロ)

<ライトヘビー級/5分5R>
ヤン・ブラボヴィッチ: 206ポンド(93.44キロ)
アレックス・ポアタン・ペレイラ: 205ポンド(92.99キロ)

<ウェルター級/5分3R>
スティーブン・トンプソン: 170.5ポンド(77.34キロ)
ミシェウ・ペレイラ: 174ポンド(78.92キロ)

<ライト級/5分5R>
トニー・ファーガソン(米国): 155ポンド(70.31キロ)
ボビー・グリーン: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・キエーサ: 170ポンド(77.11キロ)
ケビン・ホランド: 169.5ポンド(76.88キロ)

<ウェルター級/5分3R>
トレヴィン・ジレス: 170ポンド(77.11キロ)
ガブリエル・ボンフィム: 170ポンド(77.11キロ)

<ヘビー級/5分5R>
デリック・ルイス: 263.5ポンド(119.52キロ)
マルコ・ホジェリオ・デ・リマ: 262ポンド(118.84キロ)

<ミドル級/5分3R>
ロマン・コピロフ: 185ポンド(83.91キロ)
クラウジオ・ヒベイロ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・マシューズ: 170ポンド(77.11キロ)
ダリウス・フラワーズ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<フライ級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ: 125.5ポンド(56.92キロ)
ヴィニシウス・サルバドール: 128.5ポンド(58.28キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マシュー・セメルスバーガー: 169.5ポンド(76.88キロ)
ウロス・メディッチ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ミランダ・マーヴェリック: 125.5ポンド(56.92キロ)
プリシラ・カショエイラ: 125ポンド(56.7キロ)

The post 【UFC291】計量終了 ペレイラ計量失敗、ワンダーボーイは契約戦飲まず。LH級のポアタンがデカいッ!! first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
Column MMA o ONE UFC UFC291 YouTube   ケビン・ホランド ジャスティン・ゲイジー スティーブン・トンプソン ダスティン・ポイエー デリック・ルイス トニー・ファーガソン ボビー・グリーン ミシェウ・ペレイラ ヤン・ブラホヴィッチ ヴィニシウス・サルヴァドール

『UFC 291: Poirier vs. Gaethje 2』前日計量動画/スティーブン・トンプソン vs. ミシェウ・ペレイラが中止に

2日間でこれだけ!ファスティング専用ドリンク【リムイット48Plus】 ファスティングガイドブック付き ファスティングドリンク コンブチャ フルーツ酵素 酵素ドリンク 乳酸菌 国産 日本製 置き換えダイエット


MAIN CARD (Pay-per-view, 10 p.m. ET)

・Dustin Poirier (155) vs. Justin Gaethje (156)
・Jan Blachowicz (205) vs. Alex Pereira (205.5)
・Michel Pereira (174)* vs. Stephen Thompson (170.5)
・Tony Ferguson (155) vs. Bobby Green (155.5)
・Michael Chiesa (170) vs. Kevin Holland (169.5)

PRELIMINARY CARD (ABC/ESPN/ESPN+, 8 p.m. ET)

・Gabriel Bonfim (170) vs. Trevin Giles (170)
・Derrick Lewis (263.5) vs. Marcos Rogerio de Lima (262)
・Roman Kopylov (185) vs. Claudio Ribeiro (185.5)
・Darrius Flowers (170.5) vs. Jake Matthews (170)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 6:30 p.m. ET)

・Vinicius Salvador (128.5)** vs. CJ Vergara (125.5)
・Uros Medic (170.5) vs. Matthew Semelsberger (169.5)
・Priscila Cachoeira (125) vs. Miranda Maverick (125.5)

 『UFC 291: Poirier vs. Gaethje 2』前日計量結果。ミシェウ・ペレイラが174ポンドと3ポンドオーバー。ヴィニシウス・サルヴァドールが128.5ポンドと2.5ポンドオーバー。どちらも試合はキャッチウェイトで行われると思われましたが、



 スティーブン・トンプソン vs. ミシェウ・ペレイラは中止になっています。トンプソンは「対戦相手が体重を作らなかったのは今回が初めてではないし、以前も同じようなことがあったが、この試合を受けるのはスマートではないと僕とチームは考えた。僕は門番役になるつもりはないし、あくまでもUFCウェルター級王座を目指して戦い、勝つためにここにいる」「フィニッシュしなければ、スプリット・デシジョンであっても、判定負けするリスクがある。計量ミスしたファイターが直面する影響はあまりにも少なく、大きなアドバンテージを持って戦うことが許されている。最近そういうことが増えているように思える。試合をしないという決定により、今後他の選手の計量ミスが減ることを願っている」とコメントしています。

 C.J.ヴェルガラ vs. ヴィニシウス・サルヴァドールはサルヴァドールが出場給の20%を譲渡し試合は行われます。

 これによりデリック・ルイス vs. マルコス・ホジェリオ・デ・リマがプレリミナリーカードからメインカードに昇格し、C.J.ヴェルガラ vs. ヴィニシウス・サルヴァドールがアーリープレリミナリーカードからプレリミナリーカードに昇格。試合開始時刻は日本時間午前7時30分から8時に変更されています。




 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・ダスティン・ポイエー vs. ジャスティン・ゲイジーはポイエー支持9人、ゲイジー支持2人。

・ヤン・ブラホヴィッチ vs. アレックス・ペレイラはブラホヴィッチ支持7人、ペレイラ支持4人。

・デリック・ルイス vs. マルコス・ホジェリオ・デ・リマはルイス支持10人、デ・リマ支持1人。

・トニー・ファーガソン vs. ボビー・グリーンは11人全員グリーン支持。

・マイケル・キエサ vs. ケビン・ホランドはキエサ支持4人、ホランド支持7人。続きを読む・・・
カテゴリー
F1 MMA o ONE UFC UFC286   ジャスティン・ゲイジー

『UFC 286: Edwards vs. Usman 3』ジャスティン・ゲイジー vs. ハファエル・フィジエフを見たファイター・関係者の反応

TOMIX Nゲージ JR C58形 239号機 2009 鉄道模型 蒸気機関車


 『UFC 286: Edwards vs. Usman 3』ジャスティン・ゲイジー vs. ハファエル・フィジエフを見たファイター・関係者のツイッターでの反応。続きを読む・・・