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o UFC ジミー・フリック

UFC on ESPN+81:第4試合・コーディ・ダーデン vs. チャールズ・ジョンソン

フライ級。

ジョージアのダーデンはUFC3勝2敗1分け。現在2連勝中。バックボーンはレスリング。タックル主体に戦うスタイルで、テイクダウン成功率はUFCフライ級史上3位。しかしムハマド・モカエフにはタックルに入ったところをギロチンに捕まり秒殺一本負けしている。32歳。

ジョンソンは1月・2月に続いて、4ヶ月で早くも3戦目。しかし10日前の緊急出場だった2月の試合ではオデー・オズボーンにスプリット判定負け。ダーデンが敗れている注目の寝業師・ジミー・フリック戦では、バックを取られたが下に落としてパウンド連打でKO勝ちしている。32歳。

蹴りを捕まれ下になったジョンソン。下から足関。しかし外されバックに回られる。立ったがダーデン背中に乗って四の字バック。腕を掴んでチョークを防いでいるジョンソン。バックからパンチを入れるダーデン。降りた。投げを狙う。片膝を着いて寝かされないようにしているジョンソン。正対して離れたジョンソン。ジョンソン出るがローで足を払われ膝を着く。すぐ立ったがダーデンがプレスしてアッパーを入れた。ダーデンタックル。シングルレッグ。尻もちまでつかせた。立ったジョンソンだが持ち上げて投げた。ジョンソン下から横三角。かなり強く絞めたがホーン。

1Rダーデン。

2R。パンチで出るジョンソン。ダーデンのタックルを切って膝を入れたが、ダーデン組み付いてスタンドバックに。投げを狙う。ケージにもたれて耐えるジョンソンだが、ダーデン倒してバックに。正対したジョンソンだがハーフで寝かされた。また亀になる。ダーデン四の字バック。ジョンソン外して亀になり立つが、ダーデンまた背中に乗る。しかし降りる。投げて膝をつかせたところで足をフックしバックマウント。反転を狙ったジョンソン。足関を狙う。入れないが立って離れた。残り1分。ポイントを取らないといけないジョンソンだが逆に下る。パンチを出したがダーデン打ち返す。ワンツーを入れる。ジョンソン疲れたか。手数が少ない。ダーデンタックル。離れ際にミドルを入れたジョンソン。ダーデン左ボディを入れると体をくの字に曲げて嫌がるダーデン。ホーン。

2Rもダーデン。しかし最後にボディが効いたか?

3R。ジョンソン打撃で出る。パンチがヒットしている。左ミドル。ダーデンタックル。切った。ダーデンスタミナ切れか。手が出ない。ジョンソンが打ってくると打ち返すが後手。ジョンソンワンツー。タックルに入るダーデン。切ったジョンソンだが、ダーデンの右がヒット。ダーデンタックルへ。脇を差して防いだジョンソン。倒すしかないジョンソンだがちょっと手数が減った。ダーデンシングルレッグ。倒した。小手に巻いて立とうとしたジョンソンだが外れた。ダーデンバックマウントへ。ジョンソンが立って、またダーデンが背負われた体勢。降りた。残り1分。後方に倒れて引き込もうとしたダーデンだが、ジョンソン立つと前に落とそうとする。オチないダーデン。まあバックマウントでネタ体勢。タイムアップ。

三者フルマークでダーデン勝利。

タックルから再三バックを取って勝利。後半、ジョンソンのボディが効く場面もあったが、ジョンソンも組みで削られて逆転に行く余力がなかった。

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LFA o UFC キック ジミー・フリック タイソン・ナム マネル・ケイプ 堀内佑馬

UFC on ESPN+78:第3試合・オデー・オズボーン vs. チャールズ・ジョンソン

130ポンド契約。10日前に急遽ジョンソンが欠場選手の代役として出ることが決まったため、フライ級より5ポンド重い契約体重に。

オズボーンはUFC3勝3敗。UFC3戦目で、当時2連敗していたマネル・ケイプと対戦。計量失敗したケイプの飛び膝でKO負け。その後2連勝したが、前回はタイソン・ナムに1RKO負けを喫した。11勝のうち、5KO・4一本勝ちで、フライ級にしては判定率が低い。

ジョンソンはLFAで堀内佑馬と王座決定戦で対戦し、堀内に厳しすぎる減点があったもののスプリット判定勝ち。UFCデビュー戦はアマチュアから連勝中のムハマド・モカエフに組みでコントロールされ続けての判定負け。2戦目は押された内容での不可解な判定勝ち。先月、一度引退してからの2年ぶりの復帰戦となるジミー・フリックとの対戦で、インサイドガードからのパウンドラッシュでKO勝ち。

蹴りを入れていくオズボーン。ロー。ジョンソンのハイキックをキャッチして倒した。オズボーン立たせて立ち際にパンチを打ち込む。ジョンソンもミドルを返す。右ハイ。インロー。スイッチして足を入れ替えたジョンソン。逆足にカーフキック。ジョンソン距離を詰めて組むとテイクダウン。サイドから肘を入れる。亀になったオズボーンのバックに付いた。オズボーン立つがスタンドバック。またテイクダウンを狙ったがオズボーン離れる。残り30秒。パンチを出すオズボーン。頭を振ってかわすジョンソン。詰めたジョンソンが膝を入れたところでホーン。

1Rジョンソン。

2R。ジョンソンのハイをまたキャッチしたオズボーン。倒したがジョンソンすぐに立て直しタックルへ。切ったオズボーン。ジョンソン前蹴りを出したがローブローに。タイムストップ。けっこう苦しんでいるオズボーン。5分近く休んだ後に再開。関節蹴りを入れたオズボーン。ミドル。ジョンソン肘を入れる。またハイをキャッチされたジョンソンだが、倒されず引き抜いた。ジョンソン首相撲から肘。組んでボディロック。差し返したオズボーンが逆にケージに押し込みながらテイクダウン狙い。ジョンソン四つから強引に背中に乗ろうとするが回りきれていない。下に落ちた。すぐ立つジョンソン。が、オズボーン投げた。押さえ込まれる前に立ったジョンソン。パンチで出る。飛び膝。さらにパンチを打ち込む。右からハイ。オズボーンちょっと動きが落ちたか。最後にタックルに入ったが切られた。ホーン。

2Rはほぼ五分。ややジョンソンか。

3R。前蹴りをキャッチしたオズボーンだがジョンソン引き剥がす。ハイを空振ってスリップダウンしたがすぐ立つ。ジョンソンのシングルレッグを受け止めてケージに押し込むオズボーン。膝。ジョンソン入れ替えて膝を打ち返す。離れた。ジョンソンが出る。オズボーンワンツーから左ハイ。しかし疲れている。ジョンソンがプレスしてパンチを入れる。オズボーンタックルへ。ギロチンで引き込んだジョンソンだがオズボーン外した。立とうとしたジョンソンのバックにつく。立ってスタンドバックになるが、オズボーン自ら放した。パンチを打ち込むがスピードがない。しかしシングルレッグで倒した。残り1分。ジョンソン上半身を起こして立とうとする。押さえ込もうとするオズボーンだが立たれた。またタックルに入ったが切られた。ジョンソンがバックを狙うが振りほどき立つ。スローダウンしているオズボーン。パンチの打ち合い。タイムアップ。

29-28、28-29、29-28のスプリットでオズボーン勝利。

3Rはオズボーン。2Rが割れたか。どちらに入ってもおかしくはなかった。

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F1 MMA o UFC   オーデ・オズボーン ジミー・フリック ダリウス・フラワーズ チャールズ・ジョンソン テレンス・マッキニー トレヴァー・ピーク マリク・ルイス

2.25『UFC Fight Night 220: Krylov vs. Spann』で欠場者が相次ぎ複数の試合が変更


 UFCが2月25日にネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC Fight Night 220: Krylov vs. Spann』でオーデ・オズボーンと対戦予定だったデニス・ボンダーが欠場、代わりにチャールズ・ジョンソンがオズボーンと対戦することをMMAmaniaが確認したとのこと。ボンダーの欠場理由は不明。ショートノーティスであることからフライ級ではなく130ポンド契約で行われます。

 ジョンソンは1月の『UFC Fight Night 217: Strickland vs. Imavov』でジミー・フリックに1R TKO勝ちして以来の試合で2連勝中。


Trevor Peek(Sherdog)

 同じく『UFC Fight Night 220: Krylov vs. Spann』でエリック・ゴンザレスと対戦予定だったダリウス・フラワーズが欠場、トレヴァー・ピークと対戦予定だったアレックス・レイエスが欠場したことからエリック・ゴンザレス vs. トレヴァー・ピークに変更されることをMMAJunkieが確認したとのこと。フラワーズとレイエスの欠場理由は不明。

 ゴンザレスは昨年8月の『UFC on ESPN 40: Santos vs. Hill』でテレンス・マッキニーに1Rリアネイキッドチョークで敗れて以来の試合で2連敗中。ピークは現在28歳のアメリカ人でMMA戦績7勝0敗1無効試合。昨年9月の『Dana White's Contender Series 54』でマリク・ルイスに2R TKO勝ちして以来の試合で今回がUFCデビュー戦。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFN217   ジミー・フリック チャールズ・ジョンソン

【UFN217】ジミー・フリックのカビブ&マイアは不発。勝者ジョンソンは「2年も離れると難しい」

<フライ級/5分3R>
チャールズ・ジョンソン(米国)
Def.1R4分33秒by TKO
ジミー・フリック(米国)

スイッチするジョンソン、テイクダウンのフェイクを見せたフリック。ともにローや前蹴りなど蹴りを多用する序盤に。ヒザ蹴りに組んだフリックスはそのまま下になるとバタフライガードからクローズド、ハイガードへ。ポスチャーしたジョンソンが鉄槌を落とし、足に絡まれるのを嫌がりスペースを作るや、即フリックが左腕を差してレッスルアップ、試合がスタンドに戻る。

離れたジョンソンは自らのハイで尻もちをついて、立ち上がったフリックにボディを決める。続いて右フック、右前蹴りのジョンソンは左ボディから右、左フックを決める。さらに右フックを続けるジョンソン、フリックは組むことができない。右ミドルをキャッチしたジョンソンは、リリースして左ミドル、ガードの上からハイを蹴っていく。フリックは右ミドルから組んで、ダブルでリフトアップしてテイクダウン。そのままバックを取って両足をフックしに掛かるも前方に落とされガードを取る。

ジョンソンはパンチからエルボーと正確なパウンドを落とし左のパンチ、左の鉄槌と攻撃を纏めるとレフェリーが試合を止めた。一方的にパウンドを受けてカットはしていたが、ニーシールドから両足を戻したところだっただけに、フリックがストップに不満も感じたのも理解できる──ものの、このストップは致し方ない。

「2年前、彼がリタイアした時、僕はタイにいた。窓もない、月に50ドルの部屋に住んで1日に3度練習していたんだ。そういう生活を長い間してきたんだ。2年も離れて、このスポーツに戻るのは難しい。十分にタフではなかった。彼はUFCに来る前にチャンピオンだった。僕もそうだった。今度、女の子が生まれるんだ!! だから、ちょっと感極まってしまったよ」と勝者は話した。


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MMA MMAPLANET o UFC UFN217 アブドゥル・ラザク アラン・ナシメント ウマル・ヌルマゴメドフ エイドリアン・ヤネツ カーロス・ヘルナンデス クリス・グティエレス ケトレン・ヴィエイラ シャーウス・オリヴェイラ ショーン・ストリックランド ジミー・フリック ジャビッド・バシャラット ダニエル・アルゲータ ダン・イゲ トニー・グレーブリー ナソーディン・イマボフ ハオーニ・バルセロス マテウス・メンドンサ ロマン・コピロフ 武術空手

【UFN217】戦禍が生んだ精神的な強さ。常に冷静沈着、ジャビッド・バシャラット「生き残る意志」

【写真】(C)MMAPLANET

14日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN217:UFN on ESPN+75「Stricklandr vs Imavov」でジャビッド・バシャラットが通算14連勝、オクタゴン3連勝を賭けて──10勝0敗、今大会がUFCデビュー戦となるマテウス・メンドンサと戦う。

内戦状態のアフガニスタンから、パキスタン経由で英国に逃れた過去を持つバシャラットは高いフィニッシュ力を誇りながら、フィニッシュに走らないファイターだ。血で血を洗う母国の歴史が創り上げた──生き残るためのメンタルがDNAに存在し、日頃のトレーニングから気持ちの強さを養っている。

アグレッシブであることが気持ちが強いわけではない。常に自分を律し落ち着き払って戦う姿勢こそ、バシャラットの最大の強味だ。


──マテウス・メンドンサ戦が迫ってきました(※インタビューは現地時間の10日に行われた)。今の体調はいかがですか。

「調子は良いよ。今は最後の減量に向けて、たくさん水分を摂ってウォーターローリング中だよ。全てにおいて問題ないよ」

──昨年9月にインタビューをさせていただいた時、ジャビッド自身だけでなく弟のファリドに関しても、試合に向けてのメンタルの創り方を話してくれて凄く印象深かったです。

「あぁ、覚えているよ」

──あの直後のファイトで、ジャビッドはトニー・グレーブリーと頭がぶつかり、相当な出血があったにも関わらず顔色一つ変えずに、やるべきことをやり抜きました。

「クレイジーな経験だったよ。でも皆は僕の考え方が分かっていない。僕は皆のようにフィニッシュしようと自分にプレッシャーを掛けることが嫌いなんだ。カットしようが2Rも3Rもやるべきことをやるだけで。そういう風でいられるほうが心が強いと思わないんだよ、誰も。

練習ではあんな風に頭が当たりカットして、そのまま動き続けることはない。そこで練習は終わる。ただし、ファイトは違う。戦い続けないといけない。だから、そういうシナリオも用意していないといけないんだ。ああいうことが起こった時にいかに平静を保っていられるか。その部分は普段から準備してきた」

──焦ることはなかったですか。

「ないよ。これ以上、傷を深くしないようにはどうすれば良いのかを考えた。あそこから戦い方を少し変えた。それが戦いには必要なんだ。カットすることもあるし、拳を折ることもある。そういう時にアジャストする力が求められる。そのためには気持ちを強く保つことが最も重要だ。それだけだよ。カットが深かったし、頭は何度も当たった。もう当たらないように、構えを変える必要があった。また頭が当たっても、傷と同じ個所にぶつからないようにするためにね。焦りはないし、チームもしっかりと状況を把握していたよ」

──日本の武術空手のマスターが、「どれだけ高い技術に対しても技で対抗できるが、こういう精神の持ち主には技術では崩せない」と言っていました。

「そう言ってもらえると、有難いよ。その通りなんだ。『スキルより強い意志を持てるようになれ』とモハメド・アリも言っているようにね。僕はこの言葉が好きなんだ。あれだけの技術の持ち主が、そういう風に思っていたんだよ。

ファリドも同じだよ。実は前回の試合、弟は2週間前にエルボーをケガをしていたんだ。それでも試合を戦い、強い気持ちを保ち続けた。メンタルの強さ、ここが一番大切なんだよ」

──空手マスターとはジャビッドたちの強さは、領土を奪い合って来た欧州やユーラシアの民族だからこそ。強い意志を持って戦うDNAはフィジカルだけでなくメンタルに備わっているという話になりました。

「100パーセント同意するよ。我々には生き残るという意志がDNAに刻まれている。強い精神力は気持ちから創られる。脳みそが創るわけじゃないんだ。アフガニスタンで生まれ育った僕は家族や友人が戦闘に巻き込まれないという選択がなかった。逃げるか、反撃するか。戦うか、死ぬか。いつもそんな環境にいた」

──そのサバイブするために戦うというDNAはジャビッドをアグレッシブにさせるのではなくて、落ち着かせている。そこがまたすさまじいと思いました。試合中も、本当に落ち着き払っています。

「ファンは我を忘れて、ひたすら殴り合うようなファイトを望んでいる。選手も同じだ。考え無しに攻撃することがある。でも、僕はそれがどういうことになるか既に知っていた。どの試合ももの凄くシリアスに捉えている。だから、落ち着いて戦うことができるんだ。そういう風に戦えるように、トレーニング中からメンタルを鍛えている。落ち着いて戦えるように」

(C)Zuffa/UFC

──では今回、UFCデビュー戦となるメンドンサとの試合になりました。

前回の試合で勝って上位ランカーと戦いたいと言っていましたが、真逆の立ち位置となるファイトです。

「エイドリアン・ヤネツ、クリス・グティエレス、トップ15と戦いたいかった。そういう試合は実現しなかったけど、ラマダーンが来るまで最低でももう1試合戦いたいから、今回の試合を受けた。そして3月の終わりにラマダーンが始まるまでにもう1試合、ここで勝って次はトップ15と絶対に戦いたい。

ただ意味のない試合なんて存在しない。対戦相手は10勝0敗だ。そんな相手と戦うのはチャレンジングだよ。UFC初戦だろうが、彼のスキルをリスペクトしている。なんせ、無敗なんだ。シュートボクセという偉大なチームで、シャーウス・オリヴェイラらとも練習している。良いファイターに決まっているよ。次はトップ15と戦うために、僕は彼との試合を受けたんだ」

──アグレッシブなウェルラウンダーで、攻める意識が強い選手で殴られても殴るという戦いが、過去の試合映像では多かったです。

「そういう相手と戦うと皆は危ないと言うけど、僕は動くから彼に捕まることはない。ジャブを使って、強引に入って来るならカウンターで迎撃する。まぁ典型的なブラジルの若いファイターでワイルド過ぎる嫌いがある。対して僕はクリーンで、高い安定感を誇っている。来るなら捕まえるよ。いくつかのパターンを用意しているから、どれかを当てはめる。ところで、君はどういう試合になると思う?

──正解を狙いにいくと、ジャビッドは1Rメンドンサを動かして疲れさせる。そして2Rと3Rにドミネイトするのではないかと予想します。

「なるほどね。アハハハ。その通りだ。でも、僕ら2人の秘密だからね」

■視聴方法(予定)
12月18日(日・日本時間)
午前6 時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN217計量結果

<ミドル級/5分5R>
ショーン・ストリックランド: 204ポンド(92.53キロ)
ナソーディン・イマボフ: 194ポンド(87.99キロ)

<フェザー級/5分3R>
ダン・イゲ: 145.5ポンド(66.0キロ)
デイモン・ジャクソン: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ミドル級/5分3R>
プナヘラ・ソリアーノ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ロマン・コピロフ: 185ポンド(83.91キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ケトレン・ヴィエイラ: 136ポンド(61.69キロ)
ラケル・ペニントン: 135.5ポンド(61.46キロ)

<バンタム級/5分3R>
ウマル・ヌルマゴメドフ: 135ポンド(61.24キロ)
ハオーニ・バルセロス: 135ポンド(61.24キロ)

<ミドル級/5分3R>
アブドゥル・ラザク: 185.5ポンド(84.14キロ)
クラウジオ・ヒベイロ: 183ポンド(83.00キロ)

<ライト級/5分3R>
マテウス・レンベツキ: 155.5ポンド(70.53キロ)
ニック・フィオーリ: 155ポンド(70.31キロ)

<バンタム級/5分3R>
マテウス・メンドンサ: 134.5ポンド(61.0キロ)
ジャビッド・バシャラット: 136ポンド(61.69キロ)

<フライ級/5分3R>
アラン・ナシメント: 125.5ポンド(56.92キロ)
カーロス・ヘルナンデス: 125ポンド(56.7キロ)

<フェザー級/5分3R>
ダニエル・アルゲータ: 146ポンド(66.22キロ)
ニック・アギーレ: 145.5ポンド(66.0キロ)

<フライ級/5分3R>
ジミー・フリック: 126ポンド(57.15キロ)
チャールス・ジョンソン: 126ポンド(57.15キロ)

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【UFN217】燃え尽き症候群からの復活。組み技でエンタメするフリック「カビブ・マイア・ミックス!!」

【写真】1年以上体を動かさなかった影響はあるのか。それともエンタメ・グラップリングは健在か(C)MMAPLANET

14日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN217:UFN on ESPN+75「Stricklandr vs Imavov」でジミー・フリックスが、2年1カ月振りにカムバックする。

(C)LFA

2020年7月、コロナ禍から最スタートを切ったLFAで、見事な流れのなかで肩固めを極めてフライ級王者となったフリックは、9月のコンテンダーシリーズでも肩固めを極めてUFCとの契約を勝ち取った

そして、オクタゴン初陣となったコディー・ダーデン戦では左ハイをキャッチされ、そのまま跳びつき三角を極めた。グラップリングでエンタメできるフリックだが、なんと2戦目が決まっていながら、突然の引退を発表してMMAを去った。

あれから1年7カ月、ついに戦いの場に戻ってきたフリックをインタビュー。突然の引退と復帰の理由、そして独特のグラップリングについて尋ねた。


(C)Zuffa/UFC

──昨年4月、5月に試合が決まっていながら引退発言をしてUFCから去ったジミーが、今回カムバックしたことが非常に嬉しいです。

あのLFAフライ級のベルトを賭けて戦ったマンド・グティエレス戦、コンテンダーシリーズのネイト・スミス戦、そしてUFC初陣となったコディー・ダーデン戦の素晴らしい極めがまた見られるのかと思うと。そもそも、なぜジミーは引退を決意したのでしょうか。

「今も説明することは難しいんだけど、自分の人生を見つめ直すと戦う情熱を失ってしまったんだよ。ずっと以前に結婚して、10歳と5歳の子供もいる。フルタイムジョブに就きながらフルタイム・ファイターのように練習していた。ちょっと、その状況に疲れてしまって、このスポーツからフェイドアウトしたいと思うようになったんだ。

もうジムでのトレーニングもこりごり、練習もしたくなくなった。そして家族と同じ時間を過ごしたいと考えるようになったんだ。引退したことは全く後悔していないし、1年8カ月経ってまた戻ってきたということだよ」

──UFCファイターになろうとしている日本人選手たちは、UFCと契約するとファイトマネーとスポンサーマネーで生活ができるようになると思って懸命に練習しているので、それはショッキングな話です。

「例えばだよ、今週の土曜日の試合で負けたりしたら、税金や諸々を引かれて僕が手にできるのは6000ドルだ。たったそれだけなんだ。妻と子供がいて、数カ月に1度の試合でこれだけの収入ではとてもやっていけない。

UFCデビュー戦では5万ドルのボーナスも手にしたけど、それでもフルタイムジョブが必要だった。MMAに専念しようにも、家族がいるからそれは無理な話だよ。だから、このスポーツへのパッションを失ったんだ」

──この間、趣味としても練習をすることはなかったのですか。

「ノー、ランニングすらしなかったよ。全てを辞めたんだ。17歳から15年近くずっとやってきて、休むことが必要だと思っていた。18歳でMMAを始めて、アマチュアで7勝0敗。プロでは16勝5敗、キックとムエタイ、それにグラップリングも戦ってきた。やりたいことをやってきた結果だし、ずっと戦ってきたことも1度リタイアしたことも何も悔いはない」

──MMAは引退しても、柔術を続ける。そういう感じの選手は日本にも多いですが、全く格闘技を断ち切ってしまったのですね。

「いずれは柔術をやろうとか考えるようになったかもしれないけど、引退を決めた時は、何もやる気はなかったよ。柔術もしたくなかった」

──また戦いたいと思ったのは?

「去年の7月かな。ドラッグテストにパスして、UFCに戻って来ることにしたんだ。5週間前に仕事も辞めた。スポンサーマネーで生活が保障されるようになったから、フルタイム・ファイターとして今はやっていける。人生を変えることができたんだ。

凄くハッピーだし、今も僕がフライ級でベストの1人だと証明したい。パッションを取り戻したいし、UFCが戻ることに合意してくれて嬉しかったよ。今回の試合では、父がコーナーに就くんだ。5年振りだよ、父がコーナーにいるのは。色々なことが、また元通りになってきた。

フライ級は過去最高に盛り上がっている。このタイミングでカムバックできたのも幸運だ。僕の試合の1週間後には世界タイトル戦、デイヴィソン・フィゲイレドとブランド・モレノ04がある。この場で戦っていること、自分の力を皆に披露できることに胸が躍る気分だよ」

──今も寝技には厳しい目があるなかで、ジミーのレスリング&柔術=グラップリングはエンターテイメントファイトになるものでした。その再現は可能でしょうか。

「僕は自分のスタイルをカビブ&マイア・ミックスと呼んでいる。カビブのレスリングでグラウンドに持ち込み、デミアン・マイアの柔術で仕留める。それがジミー・ブリック・フリックスのグラップリングだ。土曜日の夜には、しっかりと僕の戦いを皆に見てもらうよ」

──ジミーは柔術とレスリング、どちらがベースだったのですか。

「3歳の時にレスリングを始めた。17歳までレスリング漬けだった。5度の州ランナーアップ、ナショナル、それにワールドでも戦ってきた。世界中でレッスルした。それからブラジリアン柔術を習い、2012年に黒帯になった。僕のようにレスリングと柔術を使いこなす選手は他にいないよ」

──グラップラーとして、ADCCワールズでライアン・ゴードン、ルオトロ兄弟が魅せるグラップリングで組み技競技の新しい見方を示しました。米国のファンのグラップリングに対する見方は変わって来ると思いますか。

「そう願っているよ。でも、僕は日本で戦いたいと思っている。僕は寝技の選手だし、そういう試合をするうえで最高のファンは日本のファンだと知っているから。グラウンドの攻防を固唾を飲んで見守ってくれるのは、日本のファンだけだ。僕が試合をするのに、最も適しているのは日本だよ。

ただ米国のファンもプログラップリングのショーが増え、UFC FIGHT PASSで視聴できるようになったから変わってはきているよ。僕もオープンハンドのスラップリングが認められたグラップリングの試合に出てみたい」

──おおコンバット柔術ですか。

「そう、コンバット柔術だ。エディ・ブラボーは僕にとって最高の戦いの場を作ってくれたよ。絶対にコンバット柔術を戦うよ。できれば、自分より重い相手と戦って、自分の柔術を試してみたいんだ。サブオンリーだと、30ポンドや40ポンド重い相手でも構わない。さすがに200ポンドの相手戦うようなオールドスクールのやり方は難しいだろう。それでも、少しでも大きな相手をぶっ壊す。そんな戦いにチャレンジしたいんだ。

コンバット柔術なら、自分の階級で戦いたい。グラップリングならゴードン・ライアンでも構わない。自分の柔術がどれだけのモノが試すんだ。柔術が好きでたまらないから」

──もちろん、今はチャールス・ジョンソンに集中しないといけないです。

「コンテンダーシリーズ、UFCのデビュー戦で見せたような試合をチャールス・ジョンソンを相手に再現したい。と同時に打撃の上手い彼を相手に、僕の立ち技を見せたい。誰も僕の打撃を軽視させないようにするために。とにかく相手の心を折る。そういう戦いにするつもりだ」

──カビブ・マイア・ミックスを実行するなら、ジョンソンが得意にする首相撲やヒザ蹴りには要注意が必要ですね。

「経験豊かなストライカーだからね。でも考え過ぎずに、テイクダウンを狙う前に打撃で突破口を開こうかと考えている。そして打撃と組み技も混ぜて戦い、僕のMMAファイターとしての能力を皆に見てほしいと思っている」

──ジミー、今日はありがとうございました。最後に日本のファンに一言お願いします。

「まずインタビューをしてくれてありがとう。そして日本ファン、グラップリングを愛する皆、ジミー・ブリックス・フリックに注目してほしい。ブラジリアン柔術黒帯の僕は、16の勝利のうち一本勝ちは14回だ。アマ7戦は、全ての相手をサブミットしてきた。6試合が初回だった。フライング・トライアングル、腕十字、肩固め、全ての位置で柔術を使って戦うから、しっかりと僕の試合を見てほしい」

■視聴方法(予定)
1月15日(日・日本時間)
午前6 時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN217対戦カード

<ミドル級/5分5R>
ショーン・ストリックランド(米国)
ナソーディン・イマボフ(フランス)

<フェザー級/5分3R>
ダン・イゲ(米国)
デイモン・ジャクソン(米国)

<ミドル級/5分3R>
プナヘラ・ソリアーノ(米国)
ロマン・コピロフ(ロシア)

<女子バンタム級/5分3R>
ケトレン・ヴィエイラ(ブラジル)
ラケル・ペニントン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ウマル・ヌルマゴメドフ(ロシア)
ハオーニ・バルセロス(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
アブドゥル・ラザク(米国)
クラウジオ・ヒベイロ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
マテウス・レンベツキ(ポーランド)
ニック・フィオーリ(米国)

<バンタム級/5分3R>
マテウス・メンドンサ(ブラジル)
ジャビッド・バシャラット(英国)

<フライ級/5分3R>
アラン・ナシメント(ブラジル)
カーロス・ヘルナンデス(米国)

<フェザー級/5分3R>
ダニエル・アルゲータ(米国)
ニック・アギーレ(米国)

<フライ級/5分3R>
ジミー・フリック(米国)
チャールス・ジョンソン(米国)

<女子フライ級/5分3R>
プリシーラ・カショエイラ(ブラジル)
シジャラー・ユーバンクス(米国)

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Report UFC UFN ESPN+41 UFN183 コディ・ダーデン ジミー・フリック ブログ

【UFN183】左ハイをキャッチされ、飛びつき三角へ。ジミー・フリック、5万ドル確実のデビューWin

<フライ級/5分3R>
ジミー・フリック(米国)
Def.1R3分18秒by三角絞め
コディー・ダーデン(米国)

フリックの右ローをかわしたダーデンが、右リードアッパーからフックを打っていく。ローをキャッチしてテイクダウンを奪ったダーデンがそのままバックマウントへ。背中が伸びたフリックは上を向きつつスクランブルに持ちこみ、最悪の状態から逃れる。それでもスタンドでバックを許した状態のフリックに対し、ダーデンが自ら離れジャブを入れる。さらに右フックを打ちこんだダーデンが、右ローを当てる。

フリックは右ハイからダブルレッグを仕掛けるも、切ったダーデンがパンチを当てる。厳しい時間が続くフリックが左ハイを蹴る。これをダーデンがキャッチすると、フリックは飛びつき三角へ。背中をマットにつけて、左足を引き寄せてセットアップ。頭を抑えられたダーデンがタップし、フリックが劣勢のなかでスーパーフィニッシュを見せた。

「フィニッシュがしたいんだ。フィニッシュしたくて戦っている。ハイキックを掴まれた時に、三角だって思ったんだ。次、今は少しケガをしているから……今年、4試合を戦い、5度の計量を行った。フライ級チャンピオンシップは3週間空いたけど、僕とコディーは2週連続だった。次? 今はケガを治して、家族と過ごし──トップ15と戦いたい。できれば数週間のフルキャンプをして」とフリックは話した。


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【UFN184】計量結果 2020年ラストUFCはジョゼ・アルド✖チート・ヴェラ&ペレイラ✖ケイオス

【写真】アルドはチートの足を止めることができるのk (C)Zuffa/UFC

18日(金・現地時間)、19日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN183:UFN on ESPN+41「Thompson vs Neal」の計量が行われた。

2020年最後のUFCは新型コロナウィルスが理由で変更されたカードが5試合と、今年を象徴するような大会となった。


メインでウェルター級のスティーブン・トンプソン✖ジェフ・ニールという渋いカードが用意された今大会、再注目はコ・メインのバンタム級の一番ジョゼ・アルド✖マルロン・ヴェラだ。

現状3連敗の元フェザー級チャンピオンのアルドだが、その相手はアレキサンダー・ヴォルカノフスキー、マルロン・モラエス、そしてUFC世界バンタム級王座決定戦で戦ったピョートル・ヤンだ。そのヤン戦では敗れてなお、アルドは中盤のローキックをボディを効かせるド迫力の攻撃を見せている。

一方のチートことヴェラは負傷絡みとはいえ、あのショーン・オマリーに初黒星をつけて勢いに乗る。スイッチヒッター、途切れることなく攻撃を繰り出す──ノンストップ現代MMAファイターだ。蹴り技を駆使するので腰は立ち気味でありながら、打撃とクリンチの融合は既に一体化という表現が相応しい。一つひとつの重厚感はアルドだが、ヴェラのハイペースに楔を打ち込むことができなければ、3Rで捕まえることは簡単ではないだろう。

さらに塩梅を掴んだ四次元MMAのミシェウ・ペレイラは、戦慄の2試合連続30秒以内KO勝ちケイオス・ウィリアムスとマッチアップされた。ペレイラが変則的な動き、ウィリアムスが右ストレートを当てることができるのか。

足を止めるわけではないが、ヒザ蹴りも含め近距離戦も弱くないペレイラとウィリアムス、一瞬の交錯で決着がつく緊張感あふれる攻防が見られそうだ。

さらにアンソニー・ペティス、マルロン・モラエス、グレッグ・ハーディーというヘッドライナー級のファイターがズラリと並んだ今大会。先週の大会で計量後に流れたジミー・フリック✖コディー・ダーデンのフライ級マッチも見逃せない。

■視聴方法(予定)
12月20日(日・日本時間)
午前6時~UFC FIGHT PASS

■UFN183計量結果

<ウェルター級/5分5R>
スティーブン・トンプソン: 170ポンド(77.11キロ)
ジェフ・ニール: 171ポンド(77.56キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョゼ・アルド: 136ポンド(61.69キロ)
マルロン・ヴェラ: 136ポンド(61.69キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ミシェウ・ペレイラ: 170ポンド(77.11キロ)
ケイオス・ウィリアムス: 169.5ポンド(76.88キロ)

<バンタム級/5分3R>
マルロン・モラエス: 135.5ポンド(61.46キロ)
ロブ・フォント: 136ポンド(61.69キロ)

<ヘビー級/5分3R>
マルチン・ティブラ: 255ポンド(115.66キロ)
グレッグ・ハーディー: 266ポンド(120.65キロ)

<ウェルター級/5分3R>
アンソニー・ペティス: 170ポンド(77.11キロ)
アレックス・モロノ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
パニー・キアンザド: 135.5ポンド(61.46キロ)
シジャラー・ユーバンクス: 136ポンド(61.69キロ)

<195ポンド契約/5分3R>
デロン・ウィン: 194.5ポンド(88.22キロ)
アントニオ・アローヨ: 194ポンド(87.99キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジリアン・ロバートソン: 125ポンド(56.7キロ)
タイラ・サントス: 126ポンド(57.15キロ)

<ミドル級/5分3R>
タフォン・エヌシュクウィ: 186ポンド(84.37キロ)
ジェイミー・ピケット: 184.5ポンド(83.68キロ)

<フライ級/5分3R>
ジミー・フリック: 125ポンド(56.7キロ)
コディー・ダーデン: 126ポンド(57.15キロ)

<160ポンド契約/5分3R>
カールトン・マイナス: 159.5 ポンド(72.34キロ)
クリストス・ギアゴス: 159 ポンド(72.12キロ)

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【UFC ESPN19】計量終了 ラヴィット、フリック&ジャクソン=コロナ禍需要のグラップラー3名に要注目

【写真】ラヴィットのような極め系ファイターは、対戦相手の質が上がることで真価が問われる(C) Zuffa/UFC

4日(金・現地時間)、5日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC ESPN19「Hermansson vs Vettori」の計量が行われた。

今大会ではメインのスウェーデン✖イタリア対決となるライトヘビー級戦=ジャック・ヘルマンソン✖マーヴィン・ヴェットーリをはじめ11試合が組まれており、コ・メインのライトヘビー級戦でジャマハル・ヒルと対戦するオヴァンス・サンプレーが唯一計量オーバー。ファイトマネーの20パーセントを没収されキャッチウェイト戦で戦うことになっている。


メインカード6試合、プレリミ5試合のなかで今年になってUFCへのステップアップと返り咲きを決めたジョーダン・ラヴィット、ジミー・フリック、そしてデイモン・ジャクソンの3選手に注目したい。

3人揃ってプレリミ登場となるが、第4試合でマット・ワイマンと対戦するラヴィットは8月のコンテンダーシリーズ第1週でルーク・フローレスが肩固めで一蹴し、UFC行きのチケットをゲットしている。

対するワイマンはUFCが本格的にライト級時代を迎えた2007年のTUFシーズン05からUFCで戦うようになった37歳のベテラン・ファイターだ。2014年から5年のブランクを経て昨年、復帰したワイマン。ラヴィットは25歳で、ワイマンの出演したTUF05の時はまだ小学生だった。

7月のLFAではアナコンダで一本勝ちし、3週間と間を空けずにコンテンダーシリーズに出場し、UFCへの道を切り開いたラヴィットの戦績は6勝0敗。完全にグラップラータイプのラヴィットが、組み技寄りウェルラウンダーのワイマンに三行半を突き付けるサブミッション決着を魅せることができるのか。それともワイマンがMMA最高峰の厳しさを見せつけるか。後者にとっては崖っぷちのルーキーとのマッチアップといえる。

第3試合出場のフリックもラヴィットと同様にLFAからコンテンダーシリーズを経て、クタゴン・デビューを迎えるのが、彼はフライ級でLFAの頂点になっている相違点がある。

LFAでフライ級のベルトを巻いた試合、5週間後のコンテンダーシリーズでの勝利、いずれも肩固めでタップを奪っている。そんあキャリア15勝5敗のフリック、肩固めでの一本勝ちが実に5度を数えており、UFC初陣で、得意な展開に持ちこめるかが、見ものだ。

第2試合でイリャ・トプリアと戦うジャクソンは9月に2週間前のオファーでスクランブル発進──4年8カ月振りのUFC復帰戦でミルサッド・ベキッチをギロチンで下し、結果をしっかりと残した。

対するドイツ生まれのジョージア人ファイターのトプリアは、Brave CF出身で10月のファイトアイランド大会でオクタゴン初戦を戦い、LFA上がりのユーゼフ・ザラルに判定勝ちを収めている。レガシーFCとLFAで11勝(※2敗)、テイクダウン&コントロールからフィニッシュというスタイルを磨き続けてきたジャクソンは、UFCでサバイブするには、とにかく結果を残すことが重要だと理解できているはずだ。

TD&コントロールがベースながら、18の勝利のうちフィニッシュが17試合というフィニッシャーでもあるジャクソン。実力的には既にTOP15にあるという見方も間違っていないはず。

コロナ禍でチャンスを得たラヴィット、クリック、そしてジャクソンは奇しくも3人揃ってグラップリング&フィニッシャー、極めを狙うまでのプロセスにも注目したい3試合だ。

■視聴方法(予定)
12月6日(日・日本時間)
午前9時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN19計量結果

<ミドル級/5分5R>
ジャック・ヘルマンソン: 185.5ポンド(84.14キロ)
マーヴィン・ヴェットーリ: 186ポンド(84.37キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
オヴァンス・サンプレー: 207.5ポンド(94.12キロ)
ジャマハル・ヒル: 205.5ポンド(93.21キロ)

<女子フライ級/5分3R>
タイラ・サントス: 125.75ポンド(57.03キロ)
モンタナ・デラロサ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ライト級/5分3R>
ガブリエル・ベニテス: 155.5ポンド(70.53キロ)
ジャスティン・ジェインズ: 156ポンド(70.76キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ロマン・デリツ: 205ポンド(92.99キロ)
ジョン・アラン: 205ポンド(92.99キロ)

<フェザー級/5分3R>
モフサル・エフロエフ: 145.5ポンド(66.0キロ))
ネイト・ランドヴェール: 145.5ポンド(66.0キロ)

<バンタム級/5分3R>
ルイス・スモルカ: 134.5ポンド(61.0キロ)
ホセ・キニョネス: 135ポンド(61.24キロ))

<ライト級/5分3R>
マット・ワイマン: 155.5ポンド(70.53キロ)
ジョーダン・ラヴィット: 155.5ポンド(70.53キロ)

<フライ級/5分3R>
ジミー・フリック: 125.5ポンド(56.92キロ)
コディー・ダーデン: 125.5ポンド(56.92キロ)

<フェザー級/5分3R>
デイモン・ジャクソン: 145ポンド(65.77キロ)
イリャ・トプリア: 145ポンド(65.77キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジャン・ヴィランテ: 243ポンド(110.22キロ)
ジェイク・コリアー: 264.5ポンド(1119.97キロ)

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【UFC ESPN19】対戦カード ベガス大会でメインはスウェーデン人ヘルマンソン✖イタリア人ヴェットーリ

【写真】メイン出場のヘルマンソン✖ヴェットリーニ。とはいえMMAPLANET的には断然プレリミが興味深い(C)Zuffa/LLC

2020年12月5日(土・現地時間)
UFC ESPN19「Hermansson vs Vettori」
ネヴァダ州ラスベガス
UFC APEX

■視聴方法(予定)
12月6日(日・日本時間)
午前9時00分~UFC FIGHT PASS

■対戦カード

<ミドル級/5分5R>
ジャック・ヘルマンソン(スウェーデン)
マーヴィン・ヴェットーリ(イタリア)

<ライトヘビー級/5分3R>
オヴァンス・サンプレー(ハイチ)
ジャマハル・ヒル(米国)

<女子フライ級/5分3R>
タイラ・サントス(ブラジル)
モンタナ・デラロサ(米国)

<ライト級/5分3R>
ガブリエル・ベニテス(メキシコ)
ジャスティン・ジェインズ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ロマン・デリツ(ジョージア)
ジョン・アラン(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
モフサル・エフロエフ(ロシア)
ネイト・ランドヴェール(米国)

<バンタム級/5分3R>
ルイス・スモルカ(米国)
ホセ・キニョネス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
マット・ワイマン(米国)
ジョーダン・ラヴィット(米国)

<フライ級/5分3R>
ジミー・フリック(米国)
コディー・ダーデン(米国)

<フェザー級/5分3R>
デイモン・ジャクソン(米国)
イリャ・トピーラ(ドイツ)

<ヘビー級/5分3R>
ジャン・ヴィランテ(米国)
ジェイク・コリアー(米国)

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