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MMA UFC UFC266 キック シンシア・カルヴィーロ ジェシカ・アンドレジ

【UFC266】強い、パンチ力が違う。アンドレジが初回終了6秒前にシンヴィーロをTKOで破る

<女子フライ級/5分3R>
ジェシカ・アンドレジ(ブラジル)
Def.1R4分54秒by TKO
シンシア・カルヴィーロ(米国)

UFCで初の20戦目を迎えた女子選手=アンドレジが、距離を詰めカルヴィーロが左右に回る。アンドレジは右ロー、カルヴィーロは遠い距離でハイを繰り出す。続いてサイドキックを見せたカルヴィーロだが、右を当てた直後に右オーバーハンドを被弾する。ジャブにしても、パワーが違うアンドレジは左フック&右ロー、回るカルヴィーロを追いかけて右フックを打ち込む。カルヴィーロもジャブをヒットさせて間合いを取り直すが、左に左フックを合わされ、左右のフック、続いて左フックを打たれる。

アンドレジは左フックに続き、ワンツー、さらにローと支配し、左フックを連続で打っていく。左ローのアンドレジは、続く右ローを蹴られ左ローから左フックを当てる。カルヴィーロは左ボディストレートで距離を取りに行くが、アンドレジは左アッパーを当て真っすぐ下がるカルヴィーロにパンチをまとめる。さらに右を当てて、ケージに詰まったカルヴィーロに集中砲火、TKO勝ちを決めた。


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MMA UFC UFC266 ブログ マラブ・デヴァリシビリ マルロン・モラエス

【UFC266】ダウン後にTDからモラエスをパウンドアウト。デヴァリシビリ、MMA愛が詰まった逆転勝利

<バンタム級/5分3R>
マラブ・デヴァリシビリ(ジョージア)
Def.2R4分25秒by TKO
マルロン・モラエス(ブラジル)

間合いの図り合いから、奥足の蹴りを繰り出すデヴァリシビリに対し、モラエスは前足を連続で蹴っていく。そこに右フックを振るったデヴァリシビリだが、モラエスも右を返す。直後にデヴァリシビリはダブルレッグを決め、モラエスがすぐに立ち上がる。グラウンドにホールディングダウンするのではなく、立たせてテイクダウンが肝のデヴァリシビリだが、思い切り左フックを被弾する。続いて前に出たところにワンツーを受けたデヴァリシビリは、追撃に倒されパウンドを受ける。

バックから首を取られて立ち上がったデヴァリシビリは、何とか距離を取り直すが打ち合いに出て、さらにフックを被弾する。それでも右を差して、モラエスをケージに押し込んだデヴァリシビリがボディロックテイクダウンに成功する。モラエスはクローズドを取るが、デヴァリシビリはコツコツとパンチを落とし、上体を挙げて重い鉄槌やパンチを打ちつける。さらに左の鉄槌の連打から、左右のハンマーフィスト、左の連打、左右のパンチを振り落とすデヴァリシビリは、魂の無酸素パウンドでポイントは失っても流れは取り戻した。

2R、右を打ち込んだ直後にダブルレッグをデヴァリシビリが決める。モラエスはフックガードから立ち上がろうとして殴れ、足を一本抜かれる。ハーフでワキを殴り、ワキを差されても潰すデヴァリシビリが右エルボーから、左のヒジを打ち込む。心が折れかけているか、動きがないモラエスは右手首を取られ、右エルボーを連続で受ける。必死で逆に腕を掴みに行くモラエスのボディ、顔面を殴るデヴァリシビリは、レッスルアップからダブルレッグでケージに押し込まれも、ネルソンでモラエスを払い尻もちをつかせる。

座った状態でシングルのモラエスは、サイドバックから左のパンチを打たれ続け、ついに体が伸びて頭を覆ってしまう。動きのないモラエスを見て、レフェリーがついに試合をストップ。MMAへの想いが詰まった大逆転勝利──を、一か八かの打ち合いでなく、テイクダウンからパウンドで手にした。

「僕はタフだから、ここにいるんだ。これで7連勝だ。死ぬまで僕は止まらない。ゲームプランじゃない、倒されたけど、やり返す時だって戦ったんだ。みな、次は僕が誰と戦うか、アイデアを欲しい。UFCで戦うことが夢だったんだ。ラスベガス、諦めないとなんだって叶うんだ!」とMMAバカが魂のファイトのあとで、魂のマイクを行った。


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MMA UFC UFC266 キック ダン・フッカー ナスラ・ハクパレス

【UFC266】精神的合気MMA。フッカーが教鞭振るうようなファイトでハクパレスに完全勝利

<ライト級/5分3R>
ダン・フッカー(米国)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
ナスラ・ハクパレス(ドイツ)

ロックダウン下の練習が問題視され、当初はビザが下りなかったが、NZを出るなどSNSで発言し世論を動かすと、ラストミニッツ──計量に間に合ったフッカー。サウスポーのハクパレスに圧力をかけて右ローを蹴る。左に回るハクパレスはローから右を受け、ケージに詰められていく。フッカーは軽く右を伸ばし、鋭い蹴りから左を打っていく。右ミドル、右ローを続けるフッカーが右ハイへ。手が出ないハクパレスが、飛び込んでワンツーを振っていく。

フッカーは右の蹴りを続け、下、上、中と蹴っていく。左のカカト落とし気味の蹴りまで見せたフッカーは、ハクパレスの左ミドルを受けるが、変わらず右のキックを使い、右を伸ばす。ボディを狙った際に、スリップしたフッカーはすぐに立ち上がりボディ、ハクパレスがワンツーを返す。ダブルレッグからシングルに切り替えたフッカーが、太腿にヒザを入れ、最後にワンツーからヒザ蹴りを決めた。

2R、フッカーはミドルを決め、ハクパレスはフックで出る。さらにワンツーを入れたハクパレスは、左ミドルも入れる。フッカーはテンカオを突き上げ、組んで右腕を差してボディロック、ヒザを腹に入れる。さらにダブルからボディロックという動きを繰り返し、最終的には首相撲でヒザを顔面に突き刺す。

一旦離れ、ダブルレッグ狙いからヒザをまたも入れたフッカーは、ボディを被弾しても首相撲&ヒザ、そしてダブルレッグでテイクダウンへ。すぐに立ち上がったハクパレスだは、小手を決めて投げようとするが防がれ、離れての打撃戦から組んだフッカーがついにクリーンテイクダウンを決める。サイドで抑えたフッカーが肩パンチ、ヒザでワキ腹と骨盤を蹴っていく。見動きが取れないハクパレスにヒザを入れ続け、フッカーがこの回も取った。

最終回、フッカーの右前蹴りが急所に入り中断。再開後、フッカーが右ミドルを2発蹴りこむ。ハクパレスが見せたロングのワンツーフックは、踏み込めず打つ手がない表れか。逆に距離を取るようになったフッカーが、ステップインにダブルレッグを決め精神の合気MMAを突き進む。

サイドを取られたハクパレスは、頭を引き寄せてスペースを与えないよう抵抗するので精一杯だ。エビを使っても上四方を取り、ついにはバックに回ったフッカーがサイドバックから左のパンチ&鉄槌を打ち込む。立ち上がろうとしたハクパレスはRNCを逃れてスタンドに戻るが、フッカーがダックアンダーからダブルレッグ&テイクダウンを決める。ここもサイドで抑えたフッカーが左の連打しタイムアップに。

サイズの差を見事に生かし、MMAとは何ぞやという教鞭を振るうようなファイトでフッカーが、ハクパレスを判定ながら完勝し、「色々なチャレンジがあった。レスラーをテイクダウンできるのかっていう声への答えだよ。4週間、ガレージでキャンプした。支えてくれた皆、ありがとう。誰も俺を止めることはできない」と話した。


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MMA UFC UFC266 タリア・サントス ロクサン・モダフェリ

【UFC266】タリア・サントス、強し。ロクサンを殴って、TD&頑強なトップゲームで3‐0判定勝ち

<女子フライ級/5分3R>
タリア・サントス(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ロクサン・モダフェリ(米国)

ロクサンがワンツー、サントスもワンツーを返し、素早い左リードフックを打っていく。踏み込んでワンツーから組んだサントスが、ボディロックテイクダウンを早々に決める。クローズドを取ったロクサンはケージを蹴ろうとするが、ままならず足をすくいに行くとエルボーを受ける。それでもロクサンは腕十字を仕掛けるが、ここはガードに戻しケージを使って立ち上がった。

サントスはボディロックを続けており、ロクサンはウィザーから胸を合わせる。それでもサントスは力強いボディロックテイクダウンからサイドを取る。左のパンチを入れたサントスに対し、ロクサンは腕を差し一旦亀になって立ち上がる。ケージにサントスを押し込みシングルを狙ったロクサンは、ボディロックに切り替えようとしたが首相撲かヒザを数発受けて初回を失った。

2R、ジャブをつくロクサンがシングルレッグでドライブ、ケージにサントスを押し込むがまたもヒザを狙われる。そのヒザ蹴りをキャッチしてシングルを狙うが、サントスは足を落としてボディロックテイクダウンも前に走るように防ぐ。懸命にケージに押し込むロクサンだが、テイクダウンは奪えず離れると右フックを受け、逆に組んできたサントスにボディロックを決められる。

クローズの中でボディにパンチを落とすサントスは、クローズドが開くと腰をずらしてバスを仕掛ける。スクランブルでバックを譲ったロクサンは、立ち上がるが再びボディロックで倒される。懸命にスペースを見つけようとしたが、サントスのタイトな抑えにロクサンは下のままラウンドを終え、2回も失った。

最終回、ロクサンがワンツーで前に出てもサントスはバックステップ、そして右ローを蹴る。サントスはテイクダウン狙いを見せつつ、左ロー。ロクサンはショートの連打で打開を図り、離れてもスーパーマンパンチを狙う。しかし、サントスのロングフックの連打を受けて後方に座るようにダウンしたロクサンは、クローズドで懸命にサバイブを図る。

サントスは右のパンチを落とし、ヒザを割ってパスを狙いつつパウンドへ。ハーフから立ち上がろうとしたロクサンのバックに回ったサントスは足のフックの前にRNCへ。ロクサンが必死に正対して防ぐと、サントスはスタンドに戻る。サントスはワンツーで前に来るロクサンに、左フックやジャブを入れる。ロクサンはヒザ蹴りにも果敢に組みついてボディロック、サントスは小手を決めて内股で投げ切る。このままタイムアップとなり、サントスがロクサンを寄せ付けず、フルマークの判定勝ちを手にした。


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UFC 266: Nick Diaz vs. Robbie Lawler 2 Last minute Picks

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MMA Report UFC UFC266 アレックス・ヴァルカノフスキー ニック・ディアス ブライアン・オルテガ ブログ ロビー・ローラー ローレン・マーフィー ヴァレンチーナ・シェフシェンコ

【UFC266】計量終了 ブライアン・オルテガ「ベルトなんてクソくらえ。お前の首を掻き切ってやる」

【写真】(C)Zuffa/UFC

25日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されるUFC266「Volkanovski vs Ortega」の計量が行われた。

ベガスの有観客PPVショーはUFC世界フェザー級選手権試合=王者アレックス・ヴォルカノフスキー✖挑戦者ブライアン・オルテガ、UFC世界女子フライ級選手権試合=王者ヴァレンチーナ・シェフチェンコ✖ローレン・マーフィー、ミドル級=ロビー・ローラー✖ニック・ディアスと、ノンタイトル&メインでないディアズ✖ローラー戦も含め、上位3試合で5分✖5Rが組まれている。


セレモニアル・ウェイインで誰よりも大きな歓声を受けたのは、6年8カ月ぶりのファイトとなるニック・ディアス、ずいぶんと大きくなったフレームをロビー・ローラーとのフェイスオフで披露した。

UFC世界女子フライ級王者シェフチェンコに挑戦するマーフィーは「私はこの試合で勝利を手にすることが分かっている。世界にショックを与えるわ。サンキュー・ベガス、ここに居られて本当に幸せよ」とコメント。

6度目の王座防衛戦に挑むシェフチェンコは「アメージングなフィーリングよ。皆のサポート、スピリットからエネルギーとパワーを得ることができるわ。明日は戦いの時、ただ勝利を目指す。レッツゴー」と話し、大きな声援を受けた。

メインのUFC世界フェザー級選手権試合、挑戦者ブライアン・オルテガとアレックス・ヴォルカノフスキーはフェイスオフで、笑顔を浮かべながら挑発をしあい、オルテガの「もう言葉はいらない。ベルトなんてクソくらえ。お前の首を掻き切ってやる」という言葉に大喜びしたファンは、続いてマイクを向けられたヴォルカノフスキーにブーイングを送る。

ヴォルカノフスキーは「ただ、あいつは何も考えずに全力を向かってくれば良いんだよ。オーストラリア、俺はオーストラリアにベルトを持って帰る。レッツゴー」と言葉を返し、ベガスのファンに向かって叫び声を挙げ、ポージングを取った。

■視聴方法(予定)
9月26日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOWライブ

■UFC266計量結果

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]アレックス・ヴォルカノフスキー: 144.5ポンド(65.54キロ)
[挑戦者]ブライアン・オルテガ: 144ポンド(65.31キロ)

<UFC世界女子フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]ヴァレンチーナ・シェフチェンコ: 124ポンド(56.25キロ)
[挑戦者]ローレン・マーフィー: 125ポンド(56.7キロ)

<ミドル級/5分5R>
ロビー・ローラー: 184ポンド(83.46キロ)
ニック・ディアス: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ヘビー級/5分3R>
カーティス・ブレイズ: 261ポンド(118.38キロ)
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク: 257ポンド(116.57キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジェシカ・アンドレジ: 126ポンド(57.15キロ)
シンシア・カルヴィーロ: 126ポンド(57.15キロ)

<バンタム級/5分3R>
マルロン・モラエス: 135.4ポンド(61.41キロ)
マラブ・デヴァリシビリ: 135.4ポンド(61.41キロ)

<ライト級/5分3R>
ダン・フッカー: 155.5ポンド(70.53キロ)
ナスラ・ハクパレス: 154.5ポンド(70.08キロ)

<ヘビー級/5分3R>
シャミル・アブドゥラヒモフ: 258ポンド(117.02キロ)
クリストファー・ダカウス: 231ポンド(104.77キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ロクサン・モダフェリ: 125.5ポンド(56.92キロ)
タイラ・サントス: 125ポンド(56.7キロ)

<ライト級/5分3R>
ウロス・メディッチ: 156ポンド(70.76キロ)
ジェイリン・ターナー: 156ポンド(70.76キロ)

<ミドル級/5分3R>
ニック・マキシモフ: 185.5ポンド(84.14キロ)
コディ・ブランデージ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マシュー・セメルスバーガー: 170.5ポンド(77.34キロ)
マーティン・サノ: 170ポンド(77.11キロ)

<フェザー級/5分3R>
オマー・モラレス: 145.5ポンド(66.0キロ)
ジョナサン・ピアース: 145.5ポンド(66.0キロ)

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BELLATOR MMA RIZIN UFC UFC266 マラブ・デヴァリシビリ マルロン・モラエス ラフェオン・スタッツ

【UFC266】愛しのMMAバカ=マラブ・デヴァリシビリ─02─「ナオキ・イノウエの活躍は凄く嬉しい」

【写真】初めてインタビューをして、全くもって印象が変わったマラブ・デヴァリシビリ。ここまでMMA愛を語る選手は、UFCでも珍しい(C)MMAPLANET

25日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでUFC266「Volkanovski vs Ortega」が開催される。同大会でマルロン・モラエスと対戦するマラブ・デヴァリシビリ・インタビュー後編。

一度ばかりか二度、MMAファイター生活を続けることに挫折したデヴァリシビリだが、今や世界最高峰のバンタム級で6連勝中だ。今の彼があるのはジョージアで基礎がつくられた資質とたゆまぬ努力、そして謙虚な人間性と溢れんばかりのMMA LOVEだった。

<マラブ・デヴァリシビリ・インタビューPart.01はコチラから>


──せっかく最強の練習仲間に恵まれたのに、結果がついて来なかったのですね。

「3試合で1勝2敗。UFCは良いレコードを求めているし、もう無理だと諦めた。あの時は他でちゃんと働いて、家族を養えるような人間になった方が良いと思った。将来的には結婚もしないといけないし。トレーニングはしても、もう試合に出るのはよそうと。実際1年間、試合に出なかったんだ」

──そうだったのですね。

「でも、その間にいかに僕がMMAを愛しているのかが分かった。続けたい──そう考えが変り、どうせローカルショーだから大したファイトマネーは入らない。なら金なんて良いから、試合がしたいと伝えた。

ロシア、日本、ヨーロッパにも行く。ファイトマネーは要らない。とにかくMMAが続けたかった。そうしたら6連勝でRING of Combatの王者にもなり、UFCと契約できたんだ」

──ROC時代にはBellatorで活躍中のラフェオン・スタッツを15秒でKOしています。しかし、UFCでは序盤に2連敗を喫しました。

「デビュー戦はインフルエンザになっていたんだ。実はコロナで陽性にもなったけど、あのインフルエンザに比べると何でもなかった。それぐらい酷い体調だったんだ。ちゃんと戦えず負けた。

次の試合は課題を克服して挑んだけど、攻め過ぎた。やり過ぎてしまったんだ、それで最後の1秒でギロチンで負けてしまった。あそこで止めるレフェリーもどうかと思うけど、ファンも喜んでくれたし、あのストップがなければ僕は勝っていた。そういう風に考えるようにして、連敗から逃れたんだ。一つずつ勝とう、練習し続ければ良いと言い聞かせてね」

──絶対的に諦めない姿勢と攻め過ぎない自制がきき、オクタゴンでも6連勝を達成しました。それにしても凄まじいスタミナを誇っていますね。

「アルジャメイン・ステーリングと練習していると、体力もつくよ。それに酒も一切やらないし、練習以外も趣味はスイミングで。生活環境が僕のスタミナの源だよ」

──ではキャリア最重要の試合となるモラエス戦、どのようなファイトを見せたいですか。

「ファンが喜ぶ試合がしたい。きっとそうなるだろう。ウォーの準備はできているし、最後の最後まで戦う。マルロン・モラエスはKOできる蹴りを使う。パンチも強い。ギロチンも上手い。絶対に簡単な試合にはならない。ずっとバンタム級のトップだった相手だよ、とても危険だ。彼のことを尊敬しているし、気持ちで負けない試合をするつもりだ」

──ところでセラ・ロンゴでは、パンデミック前に井上魅津希選手だけでなく井上直樹選手とも練習していましたよね。

「もちろん、それにウルカ・ササキもね。皆、打撃が上手いよ、ナオキは特にね。彼とスパーリングを最初にした時、凄く若いし、経験も僕の方が上だから軽く見ていた。でも、ナオキの成長は凄まじかったよ。背は高くて、強いし凄くスパーリングはハードだった。もうナオキのスパーは嫌になるほど、ガチガチにやっていたよ(笑)。

彼のRIZINでの試合はいつもチェックしているし、ナオキ・イノウエの活躍は凄く嬉しい。本当に良いヤツだし、彼の未来は無限大に開かれている。ミズキは今も米国にいるし、ずっとチームメイトのままだよ」

──マラブの今の言葉で、井上直樹選手も大晦日に向けてさらにモチベーションが高まると思います。では最後に日本のファンに一言お願いします。

「日本人ファイターは色々なところで戦っているけど、RIZINには凄く良い選手が多い。いつも彼らの試合を見ているよ。日本はMMAの歴史を創ってきた国だし、これからもっと選手が育って来るだろう。ナオキはその代表だし、Bellatorとサインした……キョージ・ホリグチ、彼も本当に危険なファイターだ。

日本もそうだし、世界中の皆がMMAを愛している。最高だよ。MMAは本当の戦いだ。僕はどのスポーツも好きだし、プレイヤーも尊敬している。でもバスケットボールもサッカーもプレイするものだろう? MMAはファイトするスポーツだ。プロフェッショナルファイターはハンブルで、ストリートで強さを証明する必要はない。その場所はケージの中だけだ。だから皆、MMAを愛せるんだ」

■視聴方法(予定)
2021年9月26日(日)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOWライブ

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【UFC266】マルロン・モラエスと対戦、TD製造機マラブ・デヴァリシビリ─01─「チタオバをやっていた」

【写真】ダブルレッグやシングルだけでなく、ニータップも絶品だ(C)Zuffa/UFC

25日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでUFC266「Volkanovski vs Ortega」が開催される。

大会名にある通り今大会はUFC世界フェザー級選手権試合=アレックス・ヴォルカノフスキー✖ブライアン・オルテガ、世界女子フライ級選手権試合=ヴァレンチナ・シェフチェンコ✖ローレン・マーフィーというダブルクランズに加え、ニック・ディアズが7年半ぶりにMMAに復帰し、ロビー・ローラーと戦うというビッグショーだ。

そんなイベントでテイクダウン能力は世界最高峰でも髄一といっても過言でないバンタム級のマラブ・デヴァリシビリが、マルロン・モラエスと対戦する。ジョージア出身。15分間ひたすら組んで、倒し続けるデヴァリシビリにそのテイクダウン力の高さの秘密を探るべきインタビューを申し込むと、波乱万丈のMMAストーリーが聞かれた。


──土曜日にマルロン・モラエス戦が控えているマラブ・デヴァリシビリです。今の気持ちはいかがですか。

「もう準備はできているよ。土曜日はウォーになる。今は体重を落としていて、凄くリラックスできているし、全ては順調だよ」

──今回はファンの前での試合になります。

「本当に心の底からエキサイトしている。長い間、ファンのいない会場で試合をしてきたからね。ファンの存在が、よりモチベーションを高めてくれる。しかもTモバイル・アリーナという大会場がファンで埋まるんだろう。彼らの歓声を背に戦う。皆にとってビッグナイトになることは間違いないよ」

──マラブは今のUFCにあって、最強のテイクダウン・ファイターの1人です。あのテイクダウンの強さの源がどこにあるのか。原点を今日は探らせてください。故郷、ジョージアではやはり組技競技から格闘技を始めたのでしょうか。

「そうだよ。6歳の時に柔道を始めた。柔道はジョージアでは盛んに行われている。サッカー、ラグビー、バスケットボールに次ぎ人気があるから、スクールもたくさんあるし柔道を幼少期に始めることはジョージアでは普通のことだよ。

それにジョージアには伝統のレスリングもあって、道着を着たレスリングなんだ」

──チタオバですね!

「そうだよ、チタオバだ。僕は試合に出ることが好きだったから、柔道だけでなくチタオバの試合にも出ていた。ただ2008年かな、柔道からレスリングとサンボに試合の場を移した。柔道は足を触れてはいけなくなった。内股や大外刈りじゃなくて、双手刈りが得意だったから、戦いのフィールドを変えようと決めたんだ。

そういう意味でもMMAは最高だったよ。MMAは何でも許されている。全ての要素が必要な戦いだ。MMAを戦うのことが、本当の漢だと思ったんだ。努力が成功に通じる。MMAを知って、試合に出た。そして勝って、これこそ求めていたモノだと心の底から感じた。

MMAを見て、エキサイトしない人間はいないだろう。MMAの会場は凄くにぎやかで、戦っているという気持ちになれるんだ。柔道の会場って凄く静かじゃないか。観客もシリアスに畳の上の攻防を見ている。柔道の方が特別なのかもしれないね。大きな声援を受けて戦うのは、タダヒロ・ノムラ(野村忠宏。五輪3連覇)ぐらいだろ? 彼はスペシャルだ。ただし、そのスペシャルが普通なのがMMA会場なんだ。それに柔道はトーナメント戦で、勝ち続けても1度負けるとそれで家に帰らないといけない。トーナメント戦は僕には合わない。

僕は1つの試合に集中して、対戦相手のことも一つ一つ分析して、試合を戦いたい。そういう面でもMMAは僕に合っていた」

──ところでマラブの戦績を見ていると、米国からキャリアは始まっています。MMAキャリアをスタートするに辺り、米国に移り住んだのですか。

「いや、違うよ。よく尋ねてくれた。僕はジョージアで10試合戦っている。ちゃんとしたオーガニゼーションだったから、YouTubeにも試合は映像は残っている。でも、なぜだか……どこのサイトも僕の戦績は米国に来てからだけになっているんだ。

ジョージアではジョージア・チャンピオンシップ・ファイティングで戦っていて、3人のトップファイターが同じチームだった。そして米国のアマチュアMMAに出場するために、米国に来て戦った。金メダルを獲得したけど、アマの試合だからファイトマネーは無かったよ」

──そのまま米国に残ったのですか?!

「いや、ジョージアに戻ったよ。当時は兵役中で、徴兵期間を終えるまでジョージアで生活しないといけなかった。ただ、アーミーから戻ると米国に行ってトレーニングンをして、試合に出ることをこの時に決めたんだ。夢はUFCとの契約だったよ。

退役後、米国に移り住んだけど、何もこの国ことが分かっていなかったから、良い練習環境を見つけることができなかったんだ。まだ英語も話せなかったし。1年間、ホントに今からすれば時間の無駄だったとしか言えないダメなジムで、とんでもないコーチの下で練習していた。その期間が1年を過ぎ、もうMMAを辞めようと思った。

工事現場での力仕事をしていて、寒さのなか1日中働いていると練習する気力も体力も失われていたんだ。そんなときセラ・ロンゴ・ファイトチームに出会った。彼らは最初から僕を家族のように迎えてくれた。彼らから人としての大切なモノ、温かさ、愛が伝わってきた。ずっと僕に笑顔を向けてくれてね。ホントに嬉しかった。

トーニング環境としても、最高だったよ。でもセラ・ロンゴ所属となり、最初の試合で負けてしまった。初めての米国での試合で、舞い上がって何も練習した動きを出すことができなかった。テイクダウンから抑え込まれ、判定負けした。2試合目はレフェリーストップで勝てたけど、すぐに3週間後の試合のオファーがあって受けた。そうしたら体調を崩して、また負けた。心がまた折れた。MMAは僕のスポーツじゃないと思ったんだ」

<この項、続く>

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