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【UFC ESPN26】計量終了 ホドウフォの再起戦、プレリミ・バンタム級ウォーズ2試合に注目!!

【写真】メインで対戦するマカチェフとモイゼスのフェイスオフ(C) Zuffa/UFC

17日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN26「Makahachev vs Moises」の計量が行われた。

先週のPPV大会はTモバイル・アリーナの1万5000人の観客が集まって開かれたが、今回はAPEXの無観客収録大会として実施される。

メインは合計10連勝となるライト級の一番。ロシアのイスラム・マカチャフは2015年5月のUFC初登場以来、8勝1敗で現在は7連勝中、対するブラジルのチアゴ・モイゼスはオクタゴン4勝2敗ながら3連勝中だ。

計量後のフェイスオフではモイゼスが笑顔を浮かべ、マカチェフが無表情だったが、正面を向いての撮影になるとマカチェフの方から肩を組んで写真に収まっていた。


メインカードの2月にまさかのギロチンチョークで、アンソニー・ヘルナンデスにMMA初黒星を喫したホドウフォ・ヴィエイラがダスティン・ストーツフスを相手に再起戦に挑む一戦。

プレリミではトップ15圏外の熾烈かつワールドクラスのサバイバル戦が繰り広げられているバンタム級の2試合=カリッド・タハ✖セルゲイ・モロゾフ、アンデウソン・ドスサントス✖マイルズ・ジョンズに注目したい。

欧州=タハ、中央アジア=モロゾフ、ブラジル=ドスサントス、米国=ジョンズ──世界最高峰で最も層の厚い階級で、インパクトを残すファイターは誰になるのか──。

なお今大会の計量結果は以下の通り、体重オーバーは1人もいなかった。

■視聴方法(予定)
7月18日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN26計量結果

<ライト級/5分5R>
イスラム・マカチェフ: 155.5ポンド(70.53キロ)
チアゴ・モイゼス: 156ポンド(70.76キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
マリオン・ルノー: 136ポンド(61.69キロ)
ミーシャ・テイト: 135ポンド(61.24キロ)

<ライト級/5分3R>
マテウス・ガムロ: 155.5ポンド(70.53キロ)
ジェレミー・スティーブンス: 156ポンド(70.76キロ)

<ミドル級/5分3R>
ホドウフォ・ヴィエイラ: 186ポンド(84.37キロ)
ダスティン・ストーツフス: 185.5ポンド(84.14キロ)

<フェザー級/5分3R>
ビリー・クゥアンティロ: 146ポンド(66.22キロ)
ガブリエル・ベニテス: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ダニエル・ロドリゲス: 171ポンド(77.56キロ)
プレストン・パーソンズ: 169.5ポンド(76.88キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
アマンダ・レモス: 115.5ポンド(52.38キロ)
モンステラ・ルイス: 113.5ポンド(51.48キロ)

<バンタム級/5分3R>
カリッド・タハ: 135.5ポンド(61.46キロ)
セルゲイ・モロゾフ: 135ポンド(61.24キロ)

<バンタム級/5分3R>
アンデウソン・ドスサントス: 135.5ポンド(61.46キロ)
マイルズ・ジョンズ: 135.5ポンド(61.46キロ)

<フライ級/5分3R>
フランシスコ・フィゲイレド: 125.5ポンド(56.92キロ)
マルコム・ゴードン: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ホドリゴ・ナシメント: 259ポンド(117.48キロ)
アラン・ボドウ: 246ポンド(111.58キロ)

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【UFC ESPN26】ここからが本番、UFC2戦目に挑むアラン・ボドウ「マッハ道場を代表して戦う」

【写真】ある意味、デビュー戦よりも大切なオクタゴン2戦目に挑むアラン・ボドウ (C)MMAPLANET

17日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN26「Makhachev vs Moises」でアラン・ボドウがオクタゴン2戦目=ホドリゴ・ナシメント戦に挑む。

かつてマッハ道場に在籍し、HEATではライトヘビー級とヘビー級のチャンピオンになっているボドウは、昨年10月にUFCデビューを果たした。95秒でトム・アスピナルに敗れるという結果に終わったが、あの試合はオファーを受けることに大きな意味があった。勝負という意味では、今回からがボドウのUFCファイター人生の第一歩となる。

試合を3日後に控えたボドウをZOOMでインタビューした。


──ボドウ選手、インタビューは英語か日本語どちらで行いましょうか(笑)。

「う~ん、エイゴ」

──分かりました(笑)。GrandslamやHEATで活躍していたボドウ選手ですが、いつの間にかその名を日本で聞くことがなくなっていました。

「確か4年前かな、2017年だよ。妻が妊娠してフランスに戻ることを決めたんだ。2018年にマッハ祭りで戦った時はフランスから日本に行って試合をしたんだよ」

──そうだったのですね。いずれにせよ、昨年10月ボドウ選手のUFCデビューが決まり、凄く驚くとともに嬉しかったです。

「あの時はチームメイトのシリル・ガンヌのセコンドでアブダビにいたんだ。そうしたら出場予定選手がコロナで陽性になり、5日前にオファーがあった。

凄く興奮したけど試合まで5日間、しかもコロナの影響で半年間もしっかりとした練習ができていなかったから、少し躊躇したよ。でもコーチと相談したら『こんな重要な試合を逃しちゃいけない。やろう、アラン』と言ってくれて」

──そうですね、初戦の勝敗の結果に問わずUFCと契約できるわけですから。2戦目からが本当の勝負ということもできます。

「その通りだよ。今回はしっかりと練習してきたし、フィジカルもメンタルもテクニック面もバッチリだよ。十分に準備できている」

──デビュー戦はアラン・ボドウであっても、アラン・ボドウではなかったです。

「今回は前回と違い、自信がある。一旦延期されたけど5月に決まっていた試合だし、シリル・ガンヌや他のヘビー級ボクサーとも厳しいトレーニングをしてきたからね。この試合が僕のレガシーを残す一歩になるんだ」

──所属するMMAファクトリーは凄く良いジムだと、中原由貴選手が話してくれたことがあります。

「日本との一番の違いは、大きな選手がいるということ。僕のようなサイズの練習相手がいなくて、やはり重量級の選手とトレーニングしないと成長できないからね。

それとヨーロッパは日本より打撃が強い。日本ではたくさんグラップリングの練習をしてきたけど、パリではガンガン打撃の練習をしている。あと……ジムの広さも違う。日本のジムは小さかった。ただし、その分だけマッハ道場はとてもフレンドリーなジムで皆が家族のようだったよ。

こないだもナカハラとは連絡を取ったばかりだし、マッハ道場の仲間が今回の試合に向けて、たくさんのメッセージを送ってくれた。今も頻繁に日本の友人とはやりとりを続けているんだ」

──それは良かったです。では対戦相手のホドリゴ・ナシメントの印象を教えてください。

「良いグラップラーだと思う。レスリングもできる。でも僕の方がスピードがある。それに今回の試合に関しては、テイクダウン・ディフェンスにも時間を割いて練習してきた。壁際、ケージ中央を問わずにね。全てのテイクダウンを切って、打撃で戦おうと思う。凄く自信があるよ。

勝っても負けても、良い試合をしたい……と言いたいところだけど、連敗は許されない。絶対に勝つ」

──ボドウ選手、今日はありがとうございました。では最後に日本のMMAファン達にメッセージをお願いします。

「日本では長い間UFCが開催されていないけど、日本のMMAは死んでいない。日本のMMAのさらなる発展を願っているので、皆も僕を応援してほしい。僕はMMAファクトリーだけでなく、マッハ道場を代表してUFCで戦うから」

■視聴方法(予定)
7月18日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS

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MMA ONE UFC UFC ESPN26   マリオン・ルノー ミーシャ・テイト

【UFC ESPN26】4年9カ月振りのMMA復帰、ミーシャ・テイト─01─「人生で一番強いのが、今」

【写真】This is Miesha Tate !! (C)MMAPLANET

17日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN26「Makhachev vs Moises」のコメインにミーシャ・テイトが出場し、マリオン・ルノーと対戦する。

実に2016年11月以来、4年9カ月振りにMMAに復帰するミーシャ。対戦相手のマリオン・ルノーは44歳、この試合で引退することを明言している。

そんなルノーとの戦い直前、ミーシャ・テイトにZOOMインタビューを行った。


──WOW !! アゴのラインがスーパーシャープではないですか(笑)。

「イエース!! アハハハハ。最高よ。これが私の生きる道よね(笑)。母親になって、この体調を取り戻すと、子供を産む以前よりずっとフィジカル的に良い状態なの。なんていうのか、ファイターとしての気持ちに肉体がフィットしたうえで、母親の感性を持っているから最高の気分だわ」

──いやぁ、それにしてもまたROARを聞けることになり嬉しいです。

「そうね。私もケイティ・ペリーのワークアウト・ソングをまた皆に聞いてもらえて最高よ(笑)」

──ミーシャ、色々と尋ねたいことはあります。ただ3月にインタビューをさせてもらった時に『MMAへのカムバックは考えていないですか』という問いに対し、このような主旨の返答をしました。「もう十分にパンチを受けてきた。MMAへのカムバックはないけど、グラップリングでクリス・サイボーグと戦いたい。試合に関しては、UFCがまだ権利を持っている」と。そして数週間後にUFCはミーシャのカムバックを発表しました……(笑)。

「フフフフ。ごめんなさい……。あの時は、ああいうしかなくて。少し、嘘をついてしまったわ。もうカムバックに向けて動き始めていたんだけど」

──アハハハ。仕方ないです。このビジネスのことは、私も少なからず理解しているつもりです。

「本当にごめんなさい。そうするしかなかったけど、今は100パーセント正直に話ができるから、何でも聞いてね(笑)」

──実は決まってもいないグラップリングの試合のために、エクストリームクートゥーにいて……しかも、ジムでのZoomの時はバンテージをしていたので、これは何かあるなぁとは思っていました(笑)。

「アハハハハハ。鋭い!! 言えなかったけど、もうMMAの練習を始めていたのよ」

──ところでUFCで戦うようになったので、ONEのことを尋ねるのはタブーなのでしょうか。

「全然、全く平気よ。チャトリは私のカムバックに関しても、凄くサポートしてくれたわ。彼自身マーシャルアーチストだから私の人生、私のゴールについて、理解をしてくれて。私が再びワールドベストになることを支持し、支えてくれているわ。

その一方で、私もONEのTNTショーも全部チェックしているし。米国のMMA界にしっかりと足跡を残していた。ONEが正しい方向に進んで、凄くハッピーよ」

──なるほどぉ。ところで、今回の試合はおおよそ60カ月振りのオクタゴンになります。今の気持ちを教えてください。

「調子は過去のどのファイトより最高なの。つまり人生で一番強いのが、今で。かけがえのない2人の子供を授かり、素晴らしいフィアンセとただ幸せな人生を歩めている。この環境があるから、またファイター人生をやり直せるわ。

実際、色々とタフなことを経験してきたけど、この幸せな生活が私のエネルギーをフルチャージしてくれたの。おかしな感じだけど、私のキャリアでここまで充実しているのは初めてのことよ。実際、今が最高の状態だと感じているし、しっかりと前に進んでいけるわ」

──マリオン・ルノーについて、どのような印象を持っていますか。

「彼女は……本来の力に対して、凄く過小評価されているわ。正当な評価を受けていない。彼女の相手は物凄くタフで、そういう試合で互角に戦っていながら、少しの差で試合を落としてきたの。

本当に少しの差で勝負を落としたにも関わらず、人々は彼女が負けたことだけを記憶し、どんな風に戦ったのかは覚えていないの。私にとってマリオン・ルノーは、今もワールドベストの1人であることは間違いないわ。

それにマリオンはいつも私と戦いたいと言ってくれていたのよ。私とマリオンとは年齢を離れていて、彼女の息子さんも大きいからお母さんが何をしているのかしっかりと理解している。息子さんは、彼女が自分をコーナーに連れていく意味が分かっているはずよ。素晴らしいことだわ。

だって息子の前で負けるなんて、絶対に嫌なことだもん。そんなこと、耐えられない。でも、彼女はそうやって自分の生きざまを息子に見せているの。最後の試合と決めて、引退試合で愛する息子の前で負けられるはずがない。

彼女にとって、この試合はタイトルファイトに等しいはず。だから、私はケージの前に立つマリオン・ルノーは、過去に見たことがない──最高のマリオン・ルノーだと思っているわ。

そういう彼女と戦うのだから、しっかりと覚悟を決めて準備をしてきたし。彼女は全局面で戦えるけど、私も勝機を見つけてそこを衝いていく。リスクをおかして、失敗を恐れずに戦うわ。そして、自分のやるべきことをやり抜くつもりよ」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
7月18日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS

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