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【修斗】5.31プロ修斗は無観客大会 ABEMAテレビマッチとして開催!

新型コロナウイルスの影響により格闘技イベントが開催されなくなってから数ヶ月。もはや格闘技を観戦する感覚すらなくなってきましたが、5月31日に後楽園ホールで開催される予定だったプロフェッショナル修斗公式戦が会場を変更し、無観客の状態で行われる事が発表されました。大会の模様は「ABEMAテレビマッチ」としてABEMAで生中継されるとの事。

さらに選手の免疫力の低下を防ぐため水抜きなどによる体重調整を極力排除した「通常階級より1階級上での当日計量」等を実施するとし、大会関係者は会場内では防護服とマスクを着用し、選手のセコンドは各選手3名から1名に減らし、試合が終わった選手から順次帰宅してもらうとしています。

まさかこんな時代が来ようとは。。。数ヶ月前には夢にも思いませんでした。もし、昨年末のRIZINの会場にタイムスリップして5ヶ月後にこういう状況が来ると伝えたとしても、誰一人として信じてくれない事でしょう。大会スタッフが防護服を着ているなんて当時から考えたら正気の沙汰とは思えませんもん。
でもこれが圧倒的な現実。コロナウイルス時代に対応したスタンダードと言っても過言ではありません。格闘技をするのも見るのも命がけ。そういう意味では外食する事さえ命がけか。なんでもない事が幸せだったと思う今日この頃。高橋ジョージの先見の明のある歌詞センスに脱帽しています。
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コロナ後の世界に残したい激闘10撰~ノゲイラ×ミルコ~

コロナ後の世界に残したい激闘10撰もいよいよラスト2試合。セミファイナルと言っても過言ではない一戦は2003年11月にPRIDE GP2003 決勝戦大会で行われたアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ×ミルコ・クロコップのPRIDEヘビー級暫定王者決定戦です。
当時破竹の勢いを誇っていたミルコ。K-1ではGP王者のマーク・ハント、無双状態だったボブ・サップを下し、2003年から本格的にPRIDEに進出。6月にはPRIDEルールでヒース・ヒーリングをミドルキックでボディをえぐってTKOで下し、PRIDE制圧にも王手をかけていました。そこに立ち塞がったのは柔術マジシャンと呼ばれたアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ。エメリヤーエンコ・ヒョードルに判定に敗れてヘビー級王座は失ったものの、PRIDEで敗れたのはこの1試合のみ。PRIDEの牙城を守る砦としてミルコとの対戦に挑みました。

試合はノゲイラが1R早々に組み付いて自らグラウンドに引き込む。しかしミルコはガードを固めて下からの仕掛けを許さずスタンドへ脱出に成功。こうなると圧倒的なミルコペース。ノゲイラのタックルを闘牛士のようにことごとく切ると、パンチ、ミドルを的確にヒットさせてジワジワとノゲイラを追い詰めます。そして極めつけがラウンド終了直前の伝家の宝刀左ハイキック。これでノゲイラがダウンを喫したところでラウンド終了のゴングが打ち鳴らされます。あまりの衝撃、会場の悲鳴と歓声が交差し、事態を飲み込めずにレフェリーストップかと誤解したファンは「早いよ!」という怒号が響き渡る殺伐とした雰囲気。そんな中でインターバルを迎えて試合は2Rに入ります。

すると事態は一変。ノゲイラはファーストタックルでテイクダウンに成功。楽々とマウントに移行するとノゲイラの独壇場。敢えて隙を与えてミルコが脱出しようとしたところを腕十字で捕獲。大逆転で一本勝ちを果たしました。
この時の会場の大歓声たるやもう一生モノ。わりと冷静で無感動な私でさえ自然と立ち上がって絶叫したほどです。さらにテレビの向こうでは解説席にいたノゲイラ贔屓の小池栄子の感涙の雄たけびが(笑)。このワンシーンがこの一戦の爆発の全てを物語っています。そして敗れたミルコの悲しそうな表情を見て以来、ミルコ嫌いだった私は少しずつターミネーターに感情移入しつつあるのでした。
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コロナ後の世界に残したい激闘10撰~三崎和雄×秋山成勲~

私の格闘技観戦史の中で忘れられない試合のひとつが2007年のやれんのか!?で行われた三崎和雄×秋山成勲の一戦です。遡るとちょうど1年前の大晦日。PRIDEの象徴だった桜庭和志が巻き込まれたヌルヌル事件が勃発。その事件の首謀者だった秋山に対して三崎が挑むという因縁の構図。さらにPRIDEがUFCに骨抜きにされて開催されないまま1年が経過した事でPRIDEファンの焦燥やイライラは最高潮に達していました。

その中で行われたやれんのか!?。積もりに積もった鬱憤を晴らすかのように、川尻達也は泥臭くもルイス・アゼレードに判定勝ち。さらに石田光洋はノンストップバトルの末に強豪ギルバート・メレンデスとの接戦を制し、会場のボルテージは極みに達します。
そのまま流れ込んだ三崎×秋山戦。いつものように入場で正座をする秋山に対した大ブーイングが浴びせられたかと思えば、三崎に対しては割れんばかりの大喝采。ある種異様とも思える盛り上がりの中でゴングが鳴ります。

試合は緊張感のある一進一退の打撃戦。均衡を破ったのは秋山の的確なワンツー。これで三崎はダウン。パウンドを浴びて絶体絶命のピンチを迎えますが、KO負け寸前のところでガードを固めてスタンドに脱出します。
ここからが三崎の真骨頂。ダメージを負った事で集中力が増したかのように前に出てプラッシャーを掛けていきます。そして1Rも残りわずかとなって三崎のボディがヒット。さらにボディと同じ軌道で右フックがクリーンヒット。膝をついた秋山が立ち上がろうとした刹那に三崎は躊躇なくサッカーボールキック。ダウンして秋山を見てレフェリーが試合を止めました。

試合をスカパーで観戦していた我が家から絶叫がこだましたのは当然。解説席にいた三崎と同じGRABAKA所属の郷野聡寛髙田延彦が喜びのあまりリングに上がって歓喜の輪に加わった光景は繰り返し繰り返し何度再生した事か。PRIDE消滅、ヌルヌル事件で蓄積した靄が一気に晴れて視界が開けた瞬間です。
そして試合後にリング上で行われた三崎の秋山に対する公開説教。それに怪訝な表情を見せる秋山びいきの清原和博。さらに大会後しばらくして三崎のサカボキックが反則とされて無効試合になった事実も一つのドラマ。お後がよろしくないのもまた格闘技と言っても過言ではないでしょう。全ての感情が凝縮された思い出の一戦です。
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コロナ後の世界に残したい激闘10撰~堀口恭司×石渡伸太郎~

格闘技ファンにとって心湧き立つキーワードの一つは「対抗戦」。古いところだと武藤敬司×髙田延彦が大ブレイクした新日本プロレスとUWFインターナショナルの対抗戦。大晦日に突如実施されたDREAM×戦極などなど。団体を背負って威信を賭けて戦う緊張感は他では得難いものがあります。その対抗戦の極み、最高峰が堀口恭司×石渡伸太郎の一戦でしょう。

修斗パンクラスの現役王者対決。しかもどちらも両団体の絶対的なエース。当時は見たいけど見たくない。けど見たい複雑な心境。会場で両手で目を覆って指の隙間から恐る恐る試合を観戦してました。今思い出しても心拍数が上がってきます。

試合は開始直後にいきなりの山場。前に出る堀口に対して石渡がカウンターのパンチを当てて転倒させると、そのままバックに回ってチョークで秒殺というあわやのシーンを作ります。堀口は何とか脱出してスタンドに戻るとその後は全局面での激しい打ち合い。パンチを被弾して顔面から出血した石渡がまるでゾンビのように前に出続ける場面はちょっとした戦慄を覚えました。

激闘は最終5Rまでもつれ込みます。開始早々に堀口がパンチを打ち込んで石渡の動きを止めるとさらに左右のフックを打ち込んでTKO勝ち。最上級の対抗戦に終止符が打たれました。今思い返しても日本人バンタム級の最高傑作と言っても過言ではないでしょう。
観戦後の私はというと完全に抜け殻。緊張感のあまり全身がこわばって痛かったですもん。この試合があったからこそ、その後にRIZINで実現した堀口×石渡の再戦にはロマンを感じずにはいられませんでした。果たして3度目の対戦はあるのか。そしてこの試合の爆発を上回る可能性を秘めたカードがRIZINにあるのが大きなポイント。コロナ後が楽しみでなりません。



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コロナ後の世界に残したい激闘10撰~松本晃市郎×長倉立尚~

金子賢は芸能人から。古木克明はプロ野球横浜ベイスターズから。そして大相撲の横綱から転身したなど、セカンドライフとしてMMAファイターに転向するケースは枚挙にいとまがありません。でも、お笑い芸人から格闘家に転身し、チャンピオンのまま引退してお笑い芸人に再び転向。その後にプロゲーマーに転身して成功を収めた異色の経歴の持ち主をご存知でしょうか。彼の名は松本晃市郎(今田道場)。このご時世はジョビンという名前の方が広く浸透しているのかもしれません。

松本の試合を初めて見たのは2007年のパンクラスのネオブラッドトーナメントの予選。新木場1st RINGという小箱で強烈なパンチを武器に面白いように勝ち上がっていく姿が実に痛感でした。華麗なステップから飛び込んでの左アッパー、ボディ、フックはどれも一級品。楽しみな選手が出てきたとニヤニヤしていると、客席にはなんと今田耕司山下しげのりの姿が。。。しかも松本に対して「面白い試合せえ!」と叱咤激励を飛ばしているじゃありませんか。実に面白い。それから松本の試合を食い入るようにウォッチし続けました、

主戦場にしたDEEPでは12勝1敗の好成績。現在も現役バリバリで活躍する大塚隆史をスプリットの判定で破り、見事にフェザー級王者に輝きました。リオン武に敗れたもののDREAMにも参戦。アッパーのモーションだけでさいたまスーパーアリーナを沸かせたシーンはいまだに鮮明に覚えています。
そんな松本のベストバウトは自身の引退試合にしてDEEPフェザー級王座の防衛戦となった長倉立尚との壮絶な殴り合い。普段なら軽快なステップからノーガードのスウェイでパンチをかわす松本が足を止めて打ち合うまさかの展開。その先に待っていたのは。。。王座を防衛して引退なんてかっこよすぎじゃありませんか!?当時を知らない人にこそ見てほしい一戦です。
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コロナ後の世界に残したい激闘10撰~五味隆典×ルイス・アゼレード

UFCでは無気力とも思えるようなふがいない試合が続いていた五味隆典RIZINに主戦場を移してからは徐々にらしさを取り戻してきましたが、その昔、天下無双の火の玉ボーイと呼ばれていた事をRIZIN世代のファンはご存知でしょうか。
人気絶頂を誇ったPRIDEのセカンドブランドとして産声を上げたPRIDE武士道のエースとして連戦連勝。無敗を誇っていたハウフ・グレイシーを6秒でKOし、UFCの王者経験者ジェンス・パルヴァーに打撃戦で真っ向勝負を挑んで殴り勝つなど神懸かり的な強さを誇っていました。

そんな五味に訪れた大ピンチがPRIDE 武士道 -其の七-のルイス・アゼレード戦。シュートボクセからの刺客アゼレードは開始直後からイケイケ。ゴングと同時に飛び膝で奇襲を仕掛けると、面食らった五味に対してフックをクリーンヒットさせて一気に畳みかける。その後も防戦一方で誰もが五味の連勝ストップが脳裏をかすたはずです。
しかし、そこで踏ん張るのが五味の無双っぷり。アゼレードの出血によるドクターチェックで息を吹き返すと、逆にプレッシャーをかけ始める。さらにコーナーに追い詰めて最後は左右のフックをクリーンヒット。パンチをモロに浴びたアゼレードがまるで拳銃で撃たれたかのようにぶっ飛んでいく姿は今だに忘れられません。それからの五味は川尻達也との日本人頂上決戦で勝利し、桜井"マッハ"速人もKOで破ってPRIDEライト級王者を戴冠。アゼレード戦の大ピンチを乗り越えたからこそあの成功がある、そう勝手に思い込んでいます。そんな五味に迫るラストマッチ。RIZINで見る事が出来るか。
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コロナ後の世界に残したい激闘10撰~三島☆ド根性ノ助×伊藤崇文

ルールや階級の整備が進み、スポーツライクになってきた昨今のMMA。試合前に激しい舌戦を繰り広げていても、戦い終えればノーサイド。笑顔で抱き合ってお互いを称え合う。そんなシーンをよく目にするようになりました。
その一方で生死を賭けた存在の奪い合いのような試合にゾクゾクするのは私だけでしょうか。自分の負けを認められない、認めたくない。死んでも死に切れない往生際の悪さが滲み出た試合。その象徴言うべき試合が2002年のDEEPで行われた三島☆ド根性ノ助×伊藤崇文の一戦です。
当時修斗を主戦場としていた三島のパンクラス出場を巡って、修斗パンクラスの関係が悪化。その状況下で中立の立場をとっていたDEEPのリングで当事者の三島とパンクラスismに所属する伊藤の対戦が決定しました。両団体の威信を背負って殺伐とした雰囲気の中で試合は始まります。
しかし結末はあっという間に訪れます。開始直後の差し合いから三島がフロントスープレックスでテイクダウン。起き上がろうとする伊藤に対して素早くバックに回ると、一瞬の隙を突いて腕十字で一本勝ち。僅か53秒で因縁マッチは幕を閉じました。

おいおい、どこがベストバウトだ?と突っ込みが入ると思いますが、私の脳裏に強烈なインパクトを刻んだのは試合直後。タップした伊藤は悔しさを爆発させてリング上で絶叫。大口を開けて泣き叫ぶと、マイクを握って再戦を要求するわ、退場時にヤジった観客に向かっていこうとするわ、感情をむき出しにしていました。まるでオモチャを買ってもらえなかった駄々っ子のよう。YouTubeの動画ではその全てを捉えてはいませんが、徐々に感情を露わにしていく伊藤が垣間見えます。

その姿を目の当たりにして、往生際が悪い、恥ずかしいと思う一方で、その試合に賭ける想いやこだわり、諦めきれなさが痛い程伝わってきました。だからこそ16年以上経った今でも覚えているのでしょう。決着がついたからといって自分も負けをそう簡単に認められない、割りきれいという伊藤の気持ちも十分に理解出来ます。ああいう姿や試合は人間の不器用で醜い部分がダイレクトに伝わってきて、嫌いじゃないし、格闘技の魅力のひとつと言っていいでしょう。果たしてコロナ後の時代にこんな試合に出会う事が出来るのか。
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【UFC】UFC249 フロリダで無観客開催が決定!

2020年5月9日にアメリカのフロリダ州にあるVyStarベテランズ・メモリアル・アリーナでUFC249を無観客で開催することを正式に発表しました。さらに5月13日と16日にも同じ会場で大会を開催。なんと1週間で3大会を開催するとしています。フロリダ州のロン・デサンティス知事は社会生活を維持するうえで必要な事業としてMMAを含めたリストを承認する命令を出していたとの事。
これは素直に嬉しい話題。今月は先住民居留地のタチ・パレス・ホテル&カジノでの開催を強行しようとしたものの、大会を中継するESPNとESPNの親会社のウォルト・ディズニーから中止を要請されて断念していただけに、思いのほか早く開催出来て本当に良かった。

しかも、UFC249のメインではライト級暫定王座決定戦として、ランキング1位のトニー・ファーガソンと4位のジャスティン・ゲイジーが激突。さらにセミではバンタム級チャンピオンシップとして王者ヘンリー・セフードドミニク・クルーズを迎え撃つ豪華マッチメイク。アンダーカードも充実していて、無観客で行われるには贅沢すぎるラインナップが揃いました。感染拡大抑止に目安がついたアメリカに続いて日本で安全に観戦出来るのはいつの日か。気長に待つしかない。
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【RIZIN】芦田崇宏 平本蓮のMMA初戦の相手に名乗り

飛ぶ鳥を落とす勢いの朝倉未来に対してYouTubeやTwitterで対戦要求を行った平本蓮。そんな平本に対して芦田崇宏が自身のTwitterで苦言を呈しました。

ちゃんとDEEPのFKTとか出てきてからだったらあーやる気あるんだなって認めるんだけどね。急にRIZINでお兄ちゃんとやらせろなんて他のMMAの選手にも失礼だろ。だから俺が最初やってMMA教えてあげる。

BELLATOR JAPANで不慣れなキックルールでK-1を主戦場にしていた平本に挑んだ芦田。今回は自分のフィールドであるMMAで平本に厳しさを教えようという展開はいいじゃありませんか。ホーム&アウェイで恨みっこなし。これが平等です。
芦田が勝てばMMAファンの溜飲を下げるし、もし平本がDEEPチャンピオン経験のある芦田に勝てばMMAでブレイクする布石にもなる。このカードに1票入れます。
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コロナ後の世界に残したいベストバウト10撰~石渡伸太郎×ジョン・チャンソン~


コロナ後の世界に残したいベストバウト10撰。今宵は日本の格闘技界を一瞬のうちに駆け抜けた和製イベント「戦極」からピックアップ。フェザー級GP1回戦で行われた石渡伸太郎×ジョン・チャンソンの一戦です。
よく激戦の例えとして「マンガのような試合」とか「ケンカのような試合」いう表現が使われる事がありますが、そのお手本、最上級の試合が石渡×チャンソンではないでしょうか。
互いに一歩も引かず、全身を使って倒しにいく攻撃性は見応え十分。観戦中に「うわー」「すげー」という言葉にならない声で絶叫した事を今でも覚えています。そこには技術を超越した何かを感じさせられました。そう、考えるな、感じろというやつです。
この激闘から数年後、石渡はパンクラスで絶対的な王者になってRIZINに参戦。チャンソンはUFCでも激闘を繰り広げてフランク・エドガーをKOするなど存在感を示している事実は感慨深いものがあります。
そして注目すべきは石渡の変貌ぶり。RIZINではクレバーで冷静な試合運びが印象的ですが、実は当時無鉄砲でヤンチャなファイトスタイルだったのです。最近のファンの方はちょっと信じられないかもしれません。まるで別人ですもん。
そんな怖い石渡を象徴する試合が修斗での伊藤一宏戦。下から関節を取られそうになるとバスターで叩きつけるえげつなさ。躊躇なし。完全に仕留めに行ってます。戦略的な石渡もいいですが、狂気の石渡も捨てがたい。いつこの凶暴性が姿を現すか楽しみにしています。