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45 MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase353 RIZIN ライカ 天弥 雑賀ヤン坊達也

【Pancrase353】壮絶な打撃戦! 天弥のパンチに耐えたヤン坊が左ヒザで沈めて王座防衛&RIZIN出場アピール

<ライト級KOPC/5分5R>
雑賀ヤン坊達也(日本)
Def.3R0分54秒 by TKO
天弥(日本)

開始早々、ヤン坊の左ジャブに天弥が右を被せた。続くヤン坊の右にも左フックを合わせ、腰を落とさせる。ヤン坊が打ち合いから、右腕を差し上げて天弥をケージに押し込んだ。天弥は左オーバーフックから左足を入れて投げの体勢に入るが、ここはヤン坊が踏ん張った。すると天弥がボディロックからヤン坊の右足を抑え、体勢を入れ替える。ヤン坊も切り返して再び天弥を押し込んでいく。

ボディロックでテイクダウンを狙うヤン坊。耐えた天弥がケージに押し込み、左フックでヤン坊のアゴを跳ね上げた。ヤン坊はヒザ蹴りから左に回り、左腕を差し上げた。押し込まれた天弥が離れる。右ストレートから左フックを返すヤン坊。対する天弥の右ストレートから左フックが完全に顔面を捉えたが、ヤン坊は倒れず打ち返す。ケージづたいに右へ回る天弥。ヤン坊の左をもらってバランスを崩したが、すぐに立て直して初回を終えた。ジャッジは1名がヤン坊の10-9、2名が天弥の10-9としている。

2R、天弥の右カーフを受けたヤン坊が前に出る。アッパーからストレート、左ミドルハイで天弥を下がらせる。天弥の右ストレートもヤン坊の顔面を捉え、さらにボディロックから尻もちを着かせた。すぐに立ち上がって右腕を差し上げ、天弥をケージに押し込むヤン坊。ここは天弥が右に回って離れた。左ジャブの差し合い、右カーフの打ち合いからヤン坊が右を伸ばす。天弥も右を打ち返した。

細かい左から、右アッパーを突き上げるヤン坊。天弥はシングルレッグで飛び込むも、ガブられてしまう。ヤン坊がバックを狙うと、天弥も腰を起こして逃れた。ヤン坊が丹念な左ジャブを突き、さらに右でフラつかせる。ケージに押し込み、両腕を差し上げたヤン坊は天弥の右オーバーフックを振りほどいてヒザを突き上げた。このラウンドはジャッジ3者とも10-9でヤン坊が取った。

3R、天弥が左ジャブを突く。ヤン坊は左ジャブから右カーフを打ち込む。距離を詰めて来る天弥を右アッパーで迎え撃つヤン坊。両者の左フックが交錯したあと、天弥は一旦下がってから打ち合いへ。左ボディから右を顔面に伸ばすも、すかさずヤン坊が首相撲から左ヒザでアゴを打ち抜いた。ダウンしながらもシングルレッグで組んだ天弥に、追撃のパウンドを連打すると、レフェリーが試合をストップした。

試合後、天弥は右目じりと口の中から大量の出血が見られる。ヤン坊は天弥の真っ直ぐのパンチに対し、アッパーなど下から突き上げる攻撃を見せていた。より立体的な打撃で天弥を沈めたヤン坊が、2度目の王座防衛に成功。ヤン坊は「どうすか? 日本最強のストライカー対決、勝っちゃったすけど。俺、日本一のライト級のストライカーで良いですか? 文句ねぇだろっ!!」と雄たけびを挙げた。さらに「RIZINとかで見たくないですか? 7月、オファー待っています。俺がヤン坊だっ!!」と締めた。


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45 MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase353 佐藤生虎 押忍マン

【Pancrase353】佐藤生虎が押忍マンとの再戦にTKO勝利してKOP王座戴冠「これで文句ないでしょう!」

<ウェルター級KOP決定戦/5分5R>
佐藤生虎(日本)
Def.2R0分32秒 by TKO
押忍マン(日本)

サウスポーの佐藤に対し、押忍マンはオーソドックスに構える。押忍マンはジャブから右のテンカオ、佐藤は左右のフックを振り回す。押忍マンも左フックを返し、組みの攻防になると両差しで佐藤をケージに押し込む。ここで佐藤が投げでテイクダウンするが、投げられた押忍マンがすぐにポジションを返してサイドポジションをとる。

佐藤が背中を見せて立ち上がろうとすると、押忍マンはバックに回ってRNCを狙いながら右足をフックする。左足を胴に回してオタツロックの形を作った押忍マンは、右のパンチとヒジを入れる。押忍マンはRNCを狙いつつ足のフックを外してパンチを連打する。佐藤が立ち上がると押忍マンは首相撲からヒザ蹴りを突き上げる。両者の距離が離れると、押忍マンがジャブを伸ばして右ミドルを蹴る。1Rはジャッジ3名とも10-9で押忍マンを支持した。

2R、押忍マンは左のアウトロー。佐藤が左ストレートを振って突進。ケージを背負う押忍マンに右フック・左ストレートを打ち抜いてダウンを奪うと、亀になる押忍マンにパンチを連打。押忍マンの動きが止まったところでレフェリーが試合を止めた。前回ノーコンテストに終わったリマッチを制して、第17代ウェルター級KOPに就いた佐藤。「第17代KOPになりました。これで文句ないでしょう!これからも応援よろしくお願いします!」と短い言葉で喜びを言葉にした。


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45 MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase353 キック ゴイチ・ヤマウチ パンクラス 内藤由良

【Pancrase353】これが「現実」なのか――パンクラス初参戦のゴイチが左の差し合いからジャブで内藤をKO

<ウェルター級/5分3R>
ゴイチ・ヤマウチ(ブラジル)
Def.1R2分10秒 by KO
内藤由良(日本)

サウスポーのゴイチに対し、内藤が右を伸ばす。右ハイを打った内藤に左インローのゴイチ。内藤が打ち終わりに左フックを狙った。ゴイチが右サイドキックを内藤の顔面に伸ばす。ゴイチはオーソドックスにスイッチして、内藤の左ジャブに左を合わせた。左ジャブを突き続けるゴイチは、またも内藤の左ジャブに対するカウンターの左ジャブでアゴを打ち抜いた。この一撃で内藤はダウンし、ゴイチが追撃のパウンドを浴びせるとレフェリーが割って入った。

KO勝利を収めたゴイチは「日本が大好きです。日本の人たちを心から愛しています」と挨拶した。


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45 MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase353 リトル 船田電池

【Pancrase353】フルラウンド、手を出し続けた船田。リトルの反撃を許さずフルマーク判定勝ち

<ストロー級/5分3R>
船田電池(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
リトル(日本)

開始早々、船田が飛び出した。リトルは右に回りながらロー、パンチを繰り出す。クラウチングスタイルで距離を詰めていく船田が右を伸ばしていく。リトルが細かくローを繰り出すも、船田が左右パンチからダブルレッグで飛び込んだ。尻もちを着かされたリトルが立ち上がるも、濱田がケージに押し込み、ボディロックからテイクダウンする。なおも立ち上がったリトルをグラウンドに引き戻し、パスしてサイドに回った。

ノースサウスに移行した船田は、サイドに戻ってパウンドを連打する。立ち上がるリトルをバックコントロールで制し、バックマウントを狙う。シングルバックからパウンド連打を浴びせる船田。嫌がる表情を見せるリトルは、咄嗟にケージを掴みながら立ち上がる。今日は全体的にケージ掴みを見逃すケースが多い。ボディロックから背中を着かせたリトルにパウンドとヒジを打ち込み、スクランブルに来た相手の頭部にヒザを突き刺していった。ジャッジは3者とも船田の10-9とした。

2R、リトルの右跳びヒザをかわした船田がバックに回る。しかしリトルが切り返してバックマウントを狙いつつ、ヒジを突き刺す。船田が体勢を入れ替えてマウントを奪取し、パウンドの連打を浴びせる。バックマウントに移行してコツコツとパンチ&ヒジで削る船田。リトルも動くがボディトライアングルで捕らえられたまま、船田のパンチとヒジを受け続ける。仰向けになったリトルもパンチを打ち返してくると、船田がツイスターをセットアップしたがラウンド終了のホーンが鳴った。

最終回、ダメージが溜まっているのかリトルがフラついている。船田がローシングルでリトルに背中を着かせ、パンチを打ち込む。左のパウンドを連打する船田だが、命中率は下がっている。腰を上げたリトルのバックに回った船田は、再びボディトライアングルへ。一度は仰向けになったリトルだが、亀に戻るとボディトライアングルからRNCを狙われる。しかし船田も攻め続けるが仕留めきるまでには至らない。残り30秒でリトルが立ち上がるも、船田はボディトライアングルをキープし、最後はRNCを狙って試合を終えた。

裁定はフルラウンド攻め続けた船田が、文句なしのフルマーク判定勝ちを収めた。


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45 MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase353 大塚智貴 浜本キャット雄大

【Pancrase353】浜本が最終回に猛攻も及ばず。序盤にテイクダウンを狙い続けた大塚がユナニマス判定勝ち

<フライ級/5分3R>
大塚智貴(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
浜本キャット雄大(日本)

大塚が左へ回って左インロー。浜本のローをバックステップでかわし、左ミドルを受けたあとに左フックを当てる。バランスを崩した浜本を追い、バックについた大塚がリフトする。バックコントロールから、正対した浜本をハイクロッチでグラウンドに引きずり込んだ。亀になってからスタンドに戻った浜本をケージに押し込む大塚。しかし浜本に切り返され、ケージから離れる。

ローの蹴り合いで、浜本が右カーフを極める。大塚が左右フックでプレスを掛けると、浜本が左フックで下がらせた。続いて浜本の右がヒットする。大塚は足を滑らせながらダブルレッグで入るも、これはスプロールされてしまう。立ち上がった両者、ケージレスリングになると大塚がバックを狙い、さらにすくい上げてグラウンドへ。立ち上がる浜本をケージに押し込み、ハイクロッチで捕らえる。切った浜本が右ヒジを見せた。初回はジャッジ3者とも大塚の10-9としている。

2R、浜本の右カーフがヒット。打ち終わりにパンチを狙われた大塚は細かく手を出す。浜本の左フックを受けた大塚が一瞬腰を落とすが、ダブルレッグで飛び込んだ。起き上がる浜本のバックに回る大塚。浜本が左に回って離れる。シングルレッグでドライブした大塚は、一度リフトアップしてからバックに回り、左足を差し入れた。ダブルレッグに切り替えると、浜本が両腕を差し上げて切り返すが、ここで浜本のヒザ蹴りが大塚の下腹部に入り試合は中断される。

再開後、浜本が右カーフを当てる。大塚は顔面にパンチを集めるが、右腕を差し上げた浜本に押し込まれる。左腕を差し返した大塚がシングルレッグ、さらにアンクルピックからバックを狙う。ここで離れた両者は至近距離でのパンチの打ち合い、さらに蹴りを見せてラウンドを終えた。このラウンドもジャッジ3者が大塚の10-9につけている。

最終回、浜本の右を交わしてシングルレッグで組んだ大塚だが切られてしまう。尻もちを着いた大塚のトップに回った浜本が鉄槌とパウンドを落としていく。大塚は微妙にケージを掴みながら足で浜本を突き放した。一旦離れた浜本がグラウンドに戻り、大塚にパウンドを浴びせる。明らかに疲労が見える大塚の顔面を、浜本の拳が襲う。強烈な左を受ける大塚の表情は、意識が薄れているようにもみえるが……。

離れようとした大塚に対し、トップキープを続ける浜本がパウンドを連打するも、浜本も疲れたか。大塚が蹴って離す。しかし両者がスタンドに戻ると、すぐに浜本が大塚をケージに押し込んだ。切り返した大塚がシングルレッグで組むと、浜本はヒジを連打するが、大塚がリフトアップからバックに回ってRNCへ。浜本は仰向けになり、試合終了のホーンを聞いた。

3Rは確実に浜本が取ったと思われるが、1~2Rは大塚が抑えているため逆転はならず。ジャッジ3者とも29-28で大塚がユナニマス判定勝ちを収めた。


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MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase353 パンクラス ラファエル・リベイロ 眞藤源太

【Pancrase353】ボンサイ柔術・リベイロが眞藤源太に肩固めで一本勝ち「王者になるためにここに来た」

<フライ級/5分3R>
ラファエル・リベイロ(ブラジル)
Def.2R2分30秒 by 肩固め
眞藤源太(日本)

眞藤が軽快なステップから右カーフを蹴る。リベイロも眞藤のステップインに右フックを合わせる。眞藤はジャブを突きながらサークリングして右カーフ、リベイロは左フックから右ストレートで前に出る。眞藤は右カーフから右の飛びヒザ蹴り。ここで眞藤の指がリベイロの目に入り、リベイロにインターバルが与えられる。再開後、眞藤は右の前蹴り、スイッチしながら右カーフにつなげる。リベイロはそこに右ストレートから左フックで飛び込み、眞藤がケージを背負うと右ストレートからダブルレッグに入ってテイクダウンする。

眞藤はクローズドガードでリベイロの両腕をかんぬきに捉える。眞藤はケージに体を預けて立ち上がろうとするが、リベイロはボディロックから自分の右サイドに回り、眞藤の体を寝かせてサイドポジションを取る。眞藤はブリッジを効かせて起き上がろうとするが、リベイロはトップキープを続けてパンチを入れる。眞藤が亀になって立ち上がろうとするが、リベイロが両足をフックしてグラウンドでコントロールする。ジャッジ3名とも10-9でリベイロにポイントをつけた。

2R、眞藤はインローと右のスーパーマンパンチ。リベイロも右のパンチを振って前に出る。眞藤は右カーフと右の飛びヒザ蹴り、リベイロは右ストレートから左フックで前進。眞藤はリベイロが前に出てくるところに左ミドル・右ストレートを合わせる。リベイロは変わらず右ストレートと左フックで前に出て、シングルレッグに入るが眞藤は組ませない。眞藤は距離を取りながらスピニングバックフィストを繰り出す。

リベイロは眞藤にケージを背負わせるとダブルレッグでテイクダウンしてサイドポジションから肩固めへ。これをがっちりと極めてリベイロが一本勝ちを収めた。ボンサイ柔術らしい極めの強さを見せたリベイロは「またパンクラスで戦うチャンスをもらえてうれしい。私はただ試合をするだけでなく、チャンピオンになるために来たんだ」と語った。

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45 AB BELLATOR ISAO MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase353 PFL RIZIN UFC YouTube ゴイチ・ヤマウチ パンクラス 内藤由良

【Pancrase353】メジャーリーグ10年、内藤由良と対戦ゴイチ・ヤマウチ「現実を見せつけるよ(笑)」

【写真】まるで驕るところがなく、自信だけが伝わってきたゴイチだった(C)MMAPLANET

明日27日(日)に東京都立川市の立川ステージガーデンで開催されるPANCRASE 353で、ゴイチ・ヤマウチが内藤由良と対戦する。
Text by Manabu Takashima

2019年の日本でのファイトはBellator Japanでの一戦だった。そのBellatorがPFL配下となり、昨年いっぱいで活動を停止した。サークルケージで10年に渡り活躍してきたゴイチが選択した次の一歩は、日本。そしてパンクラスだった。

日本のファンには嬉しい来日も、国際的な評価ではステップダウンと映るかもしれない。そんな声に対し、ゴイチは「ステップアップでもステップダウンでもない。ステップフォワードだ」と力強く話した。

と同時に伝わってくるメジャーリーガー10年の経験値と自信。ゴイチ・ヤマウチの想いに触れてほしい。


ベアナックルは引退をしたファイターの小遣い稼ぎの場所だよ

──公開練習を終えて残すところは計量とファイトだけですね。

「スケジュールも順調にこなし、あとはリラックスして……そして計量に集中するだけだね。神経も肉体も、減量に向かっているよ」

──2013年からBellatorで活躍し、PFLと10年以上メジャーリーグで戦ってきたゴイチが日本、そしてパンクラスをネクストステージに選んだ。まず、PFLから離れた理由を教えてもらえますか。

「Bellatorが活動を停止して、少なくない選手がPFLから離れている。Bellatorはもうない。Bellatorで長い間、戦うことができて本当にハッピーだった。Bellatorがないことは、人生でも大きな分岐点になる。でも前に進まないといけない。こうやって日本にきて、メディアからインタビューを受けている現状もハッピーだよ」

──次の章に向かう時に日本、そしてパンクラスを選んだのはなぜでしょうか。正直、RIZINという選択もあったかと思います。

「う~ん、とにかく人生の転機になったから、前を向いて歩こうと思った。パンクラスは長い歴史と伝統がある。試合の機会も増えると思っている。継続的に戦いたい。それがパンクラスをチョイスした理由だよ。パンクラスのサカモト(坂本靖氏)、マネージャーのフミヒコ・イシイに感謝している。パンクラスで戦う機会を与えてくれて」

──パンクラスの王者はステップアップを狙います。つまりはフィーダーショーです。メジャーリーガーからすると、ステップダウンという見方もされます。

「どういう風に思われても、構わないよ。さっきもいったけど、人生のニューチャプターを迎えた時に違う場所で、新しいファイターたちと戦う。僕も若い時に、トップファイターを食ってやろうと必死になっていた。今、長い間トップとしてやってきて、若い選手のターゲットになる時を迎えたんだ。オールドドッグが、ヤングドッグの挑戦を受ける。それが僕のMMAファイター人生になったということだよ。

正直、フリーになった時は中東や南米の大会やマネージャーからたくさん連絡があった。ベアナックルファイトからもコンタクトがあったよ(笑)。そこでパンクラスで戦うことを選んだんだ。ステップアップでも、ステップダウンでもなく、ステップフォワードだよ」

──おお、グッとくる言葉ですね。ただ条件的にはベアナックルファイトが一番だったかと想像がつくのですか。

「僕は前に進みたかったんだ。ベアナックルは引退をしたファイターの小遣い稼ぎの場所だよ。ファイターとしての夢は、そこにはない。もうチャンピオンを目指さないという選択。僕の求める場所は、そこじゃなかった」

──つまり、まだまだ強さを追求すると。

「そうだね。今はとにかく、パンクラスでのファイトに集中している」

ナイトウとのファイトは、ISAO戦の再現になる

──そのパンクラスの狙いは、内藤選手がゴイチに勝ってレガシーを引き継ぎ、その勲章を胸にUFCに向かうことです。

「最高だよ。そのつもりでユラ・ナイトウには戦ってほしい。でも、勝つのは僕だ。自分がこれまでMMAに賭けてやってきた日々を信じている。今も世界のベストファイターになることが、僕のゴールで。誰よりも勝利を欲している。そんな僕の姿を日曜日には見てほしい」

──内藤選手の打撃は我々にとっても未知数です。そしてテイクダウンは強い。MMAファイターとして、内藤選手の能力をどのように判断していますか。

「彼が僕をテイクダウンできるか。まずはそこだね。そうは簡単にいかないよ。それにテイクダウンされた後も、しっかりとやるべきことは分かっている。テイクダウンできたからといって、ナイトウの試合にはならない。

打撃に関しても、僕らの間には差があると思っている。僕がこれまで戦ってきた世界のトップファイターが、力をつけてくれた。打撃で勝てる。それが僕のプランだ」

──内藤選手はミドル級のパンクラス王者でした。体格差をどのように捉えていますか。

「そんなに体力差はないんじゃないかな。きっと力は僕の方がある。楽観視することは絶対にないよ。でも、レベルの差は明白だから。経験が違う。そうだね、BellatorでISAOと戦ったけど、彼はパンクラスのライト級チャンピオンだった。あの試合はフェザー級で、僕は1階級上のパンクラスのチャンピオンに勝った。計量さえクリアしてくれれば、条件は同じだ。ナイトウとのファイトは、ISAO戦の再現になる」

──軽視はしないと言われましたが、10年のメジャーリーガーがコンテンダーシリーズで負けた新鋭に遅れを取ってたまるかという意地はないですか。

「つまり、僕がそれだけアドバンテージを握っている試合だということ。同じ階級の相手と戦う限り、誰と戦っても油断はしない。ナイトウとの試合に向けて、本当にシリアスに向き合ってきた。これまでと同じだよ。最高の準備をして、ファイト当日を迎える。

自信はあるよ。10年のメジャーリーグでの日々は、僕に自信を与えてくれた。最高の試合を日曜日には、皆に見せたいと思っている。僕もこの間に肉体的な面を見直して、トレーニングをしてきた。最高のパフォーマンスを見せることができると思う。何より僕に勝って、ステップアップを目指したいと思っている若い選手に現実を見せつけるよ(笑)」

■視聴方法(予定)
4月27日(日)
午後1時00分~U-NEXT

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45 AB BELLATOR LFA MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase353 PFL UFC YouTube アテバ・グーティエ ゴイチ・ヤマウチ 内藤由良 岩﨑大河 栄養 海外 食事

【Pancrase353】ウェルター級転向初戦、内藤由良「ゴイチはUFC首脳が、喜ぶ土産になる」

【写真】アイアンクローの形が、ちょっと違う由良版アイアンクローを披露してくれました(C)MMAPLANET

27日(日)に東京都立川市の立川ステージガーデンで開催されるPANCRASE 353で、内藤由良が初めてウェルター級に階級を落としゴイチ・ヤマウチと戦う。
Text by Manabu Takashima

昨年9月にUFCへの切符を賭けて出場したコンテンダーシリーズでキャリア初黒星を喫し、ミドル級からウェルター級転向を決めた。しかも、対戦相手はBellatorとPFLで活躍してきた元メジャーリーガーのゴイチ・ヤマウチだ。サークルケージで14勝5敗の戦績を残すゴイチは、ウェルター級試し斬りの相手としてタフ過ぎるのではないか。

目標がUFCというMMAファイター人生の軸はブレない。勝てば大きなゲインのゴイチ戦だからこそ、リスクは高い。そんな未確定要素が多すぎるウェルター級転向初戦に向け内藤は「楽しみの方が多い」と言い切った。


──昨年9月コンテンダーシリーズでのアテバ・グーティエ戦の敗北以来、半年ぶりの再起戦となります。会場で立ち話はしても、あれから取材は初めてでもあり、改めてあの敗北について話してもらえますか。

「試合前にも話させてもらったのですが、やられるとしたらこのパターンだと。まぁ、その通りになってしまいましたね」

──初の海外で、あのフィジカルを持つ相手と肌を合わす。あの場に立つまでに、経験しておきたい経験が国内でできない。その表れのようにも感じました。敗れて、まずはどのようなことを考えましたか。

「まずはフィジカル差ですよね。それは試合中もそうなのですが。相手は計量の時、めちゃくちゃ厳しそうだったんですよ。でもケージに入ると別人でしたね。それが第一印象、『デケェなぁ』と。もう、そこにつきました。

減量に関して自分なんかは、UFCから水抜きに提供されるもの以外だとサウナスーツ一枚しか持って行っていなかったです。相手は簡易サウナとか色々と一式を用意していたので、かなり落とすことは分かっていました。組んだ時も、普段は倒せる状態でも、全然倒せない。GENでやっているのとは全然違う。現実を突きつけられたということはありました」

──その現実が、予想されたことでもあった。日本の現状がその対処ができない状況にある。突き付けられたのは、その現実でもあるように感じました。

「寝技に関しては自分の方が上回っていると思っていましたし、テイクダウンをしっかりと取ることができれば自分が描いたペースで戦える。日本のなかで、やれることはやってきたと思うんです。レスリングの練習も頻繁にやってきましたし。足を取ってからの展開を練習したりだとか。倒してからの寝技の展開もたくさんやってきました。日本でやれることはやった。そのうえでの負けでした。

だから、しょうがないとは言わないけど、やりかたとしては最善だったと思うんです。そのなかで当日の体重差、10キロ以上はあったと思います。自分は小さいと、やっと感じた……。それまでは減量をせずに動けていることが、良いことだと思って戦ってきました。試合まで元気でいられる。試合の直前までファイトキャンプができることが自分の強みだと。それが通用しなかったです」

──それをあの場で始めて経験した。その前に海外に直接出向くことを省いたところで、経験できる環境が日本にないまま来ている。そういうことを再確認させられたということなんです。ただ、そういう国内の状況があるから無傷で、あの場まで進むことができるという一面もあるのですが。

「目標がUFCで、そこがブレることはない。そのために骨のある相手、自分の力を試すためにLFAで試合ができれば、そういう経験ができたかもしれないです」

──まさに昨年6月に予定されていたディラン・オサリバンがそういう相手だったかと思います。

「そうなんです。ただ、そういう経験がないからといって、コンテンダーシリーズというチャンスを断ることはできない」

──もちろんです。ならMMAを続ける必要はないですよね。

「ハイ。なら、辞めろよ──です。結果論ではあるのですが、ミドルで海外勢と戦うことで何が大切なのかを早く気付くべきだった。いや気付いていたけど、上手く進めることができなかったです」

──だからこそ、業界全体……は無理でも、突き詰める集団が経済的な力をつけることが絶対的に必要かと思います。コンテンダーシリーズの敗北を経て、すぐにウェルター級に体重を落とすことを考えたのでしょうか。

「直後は余り考えられなかったですけど、過去の海外での練習なんかも含めて年末まで考えて、これまでと同じことをやってもしょうがない。変化して、先に進まないといけない。ここは階級を変えてやっていこうと決めました」

──水抜きでパフォーマンスが落ちる。その疑念を持ち続けてきたのですね。

「レスリング時代でも、そういう減量はしてこなかったので。それが当たり前だったから、決断を下すまで時間がかかりましたね。でも、これから後悔するよりも行動を起こそうと。相手がどうこうよりも、自分がウェルターでどれだけ動けるのかっていう方が大切になってきます」

──現状、試合まで2週間という状態で今回とミドル級時代では体重は違いますか(※取材は11日に行われた)。

「全然違います。ミドルのときは90キロを切るぐらいでしたけど現時点で、練習終わりで84キロぐらいになっています。ミドルならクリアできていますよね。でも全然元気で、スパーリングでも動けています。ウェイトも同じ数値ぐらい挙げることができていて、走りも変わりないです。

栄養士の方とはファイトウィークに入って、84キロから落としていくということで話してやっています。現時点では食事のみで、体重調整をしてきました。ここから最後の水抜きをお願いしています」

──これまで一度、試しで77キロまで落とすなどしたのでしょうか。

「いえ。そもそも70キロ台は高校の時から、経験していないです(笑)。まぁ不安はあります。でも、楽しみの方が大きいです。減量の知識が加わることでも、強くなることに通じる。そのための勉強だと思っています。現時点では自分の体が77キロになった時に、どういう心境になるのかも分からない状態ですし。本当に勉強不足なので……。新しい経験です」

──ミドル級と同じ動きができると絶対的な強さは同じでも、対戦相手は小さくなるので相対的には強くなると。それでもゴイチ・ヤマウチという相手は初めてのウェルター級の試合で、リスクが高くないでしょうか。

「相手のことは気にしていないです。ゴイチ選手以外にも、最初は韓国やキルギスの選手の名前も挙がっていました。そこからゴイチ選手もという風に聞いて、どうせ戦うならゴイチ選手と戦いたいと思いました。名前のある選手なので」

──今回は安パイのファイトをするのも、間違いではないかと思います。減量も初めてだし。

「単純に自分はゴイチ・ヤマウチに勝てると思っています。一つの試合としか考えていないです。もともと相性とか相手の強さとか、いうと試合結果もそれほど気にしていないんです。格闘家として、戦っていかないといけないわけですし。

強い相手とやっていかないと。相手を選んだりすると、自分が後悔することになります。あとから後悔するのは嫌なので、UFCに近づける道としてゴイチ選手が一番妥当だと思ったので、それで選んだ。それだけの話です」

──勝てる、その自信の根拠は?

「彼はとにかく寝技に自信を持っています。だから打撃でもタフファイトができる。そういう熱くなる選手を客観視して、いくつか癖はあるのでそこを見抜いて……。ダウンをもしているし、パンチがあたる場面というのがあります。自分の方がリーチも長いですし、そこを生かして。仕留めるのが目標ですよね」

──「もう1度、コンテンダーシリーズで見たい」とファンが思うファイトが必要になります。

「理想はKO。判定でも完封。寝技に特化した選手なので、あまり一本を取ろうとは思っていないです。総合力で上回る。それがMMAで。自分の長所を生かして、しっかりと仕留めてUFC首脳陣へ土産を持って行きたいです。ゴイチ・ヤマウチは喜んでもらえると土産だと思います」

──ところでコンテンダーシリーズ前に同じぐらいの体格の若い選手で集まって練習をしたいということですか。その辺りは進んでいますか。

「一緒に集まってということはやっていないのですが、僕がクロスポイント吉祥寺に行って岩﨑大河選手と練習したり、Never Quitの菊入(正行)選手がGENに来るようになって一緒にやったりしています。本当に申し分ない練習相手だと言えます。自分から率先して、彼らのような選手とトレーニングをするようになると、自然と求めるモノが同じ選手は集まってくるような気がします。目指しているモノは世界で。同じぐらい階級の選手が、同じ志をもって日本人としてチームでやっていく。それも大事だと思います。自分がそこを繋げていければ良いかと」

■視聴方法(予定)
3月27日(日)
午後1時00分~U-NEXT

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45 MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase353 RIZIN Road to UFC UFC YouTube キ・ウォンビン ライカ 久米鷹介 天弥 海外 雑賀ヤン坊達也

【Pancrase353】天弥を相手に、防衛戦。ライト級KOP雑賀ヤン坊達也「まぁ負けないですよ」

【写真】大きな舞台、再び海外へチャレンジするために力のある相手と戦う。この姿勢が特別になりつつある日本の格闘技界だ(C)TAKUMI NAKAMURA

27日(日)に東京都立川市の立川ステージガーデンで開催されるPANCRASE 353で、ライト級KOPの雑賀ヤン坊達也が天弥を相手に防衛戦を行う。
Text by Takumi Nakamura

昨年9月のライト級KOP選手権試合では久米鷹介をKOして王座防衛に成功したヤン坊。Road to UFCでの敗戦からの再起戦=久米との防衛戦というタフなシチュエーションでの一戦だったが、この試合を乗り越えたことはヤン坊にとっても大きな成長につながった。

そして今大会では急成長を遂げている若手筆頭の天弥との防衛戦。久米戦とは異なるシビアな一戦となったが、こうした試合を勝ち続けることがチャンピオンとしての強さであり、新たなチャンスにつながっていくとヤン坊は語った。


久米はケージ際のコツコツもらっていたパンチが、実は効いていたと試合後に明かしていた

――昨年9月のライト級KOP選手権試合では久米鷹介選手から見事なKO勝利を収めました。
まずはあの試合から振り返っていただけますか。

「久米さんのフィジカルが半端なく強かったのと、それに対応できたというのがどちらもありますね。で、2Rのあの場面で倒せる打撃を出せたというのは、それまで辛い練習をやってきた成果が出たなと思いました」

――2R開始直後のフィニッシュでしたが、ああいった結末は想定していましたか。

「正直判定になると思っていました。自分としてはコツコツ打撃を当ててポイントをとって…という展開を想定していたんですけど、あのタイミングで左フックが当たりました」

――あの瞬間はここで試合を終わらせようと思って追撃したのですか。

「判定を想定しつつも、チャンスを待っていた感じなので、あの場面は『来た!』と思って、そこで一気に詰めた感じですね」

――まさに会心のKO勝利での王座防衛でしたが、ヤン坊選手としてはRoad to UFCでキ・ウォンビンにKO負けしてからの再起戦という試合でもありました。再起戦が王座防衛戦、しかも挑戦者が久米選手というのは、かなりタフなシチュエーションだったと思います。あの時はどんな心境で試合まで過ごしていたのですか。

「去年のRTUで結果を残すことができず、フィジカル面を見直さないといけないと思ったんです。それでトレーナーにも相談して、もう一度自分を作り直そうと思っていた時期に久米戦の話をもらって。正直なところ、RTUの負けから自分を作り変えているタイミングで、フィジカルモンスターみたいな久米選手と戦うことに迷いはありました。それで一日待ってくださいと返事をしたのですが、僕自身久米さんとやりたい気持ちもあったし、ここで断ったら男じゃないなと思って、やりますと応えましたね」

――逆に久米選手と戦うというスイッチを入れたからこそ、自分を成長させられることも出来ましたか。

「それはありますね。自分はスイッチを入れると、一気に集中できるタイプなので、そういうスイッチを入れることはすごく大事なことだと思っています。あのタイミングで久米選手に勝てたことは自信にもつながりました」

――今日間近でヤン坊選手を見て、かなり身体が大きくなっている印象があるのですが、実際に通常体重は増えていますか。

「今は80キロくらいなので、10キロほど減量しています。以前と比べると減量の幅は大きくなっているし、昔の試合を見ると俺ってガリガリだったんだなと思います(笑)。これ以上身体が大きくなって体重を落とすのが難しくなれば、もう一つ階級を上げることも視野に入れないといけないのかなとも思いますが、自分があと何年格闘技をできるか分からないですけど、今のところはまだ問題ないのでライト級でやっていこうと思います」

――そして今大会では天弥選手を挑戦者に迎えての防衛戦となります。天弥選手にはどんな印象を持っていますか。

「バリバリイケイケなストライカーで、そこに若さと勢いが入ってくる印象です。そこはちょっと怖いですが、まぁ負けないですよ」

――前回の久米戦とは異なるシチュエーションでシビアなマッチメイクが続きます。チャンピオンである以上、こういった試合を乗り越えなければいけないと思っていますか。

「チャンピオンって大変な立場ですよね(苦笑)。毎試合その時その時で一番強い選手が挑戦してくるので。でもそこで勝ち続けられるからこそチャンピオンなんだとも思います」

――言える範囲で構わないので、どういった部分を意識して試合を迎えようと思っていますか。

「一つ一つの反応や集中力を研ぎ澄ませて、僕の場合はスタミナもつける。相手は若いので、その部分で負けないようにしたいと思います。うちのジムにいる若い子を見ていても、ずっと動き続けている印象があるので、その動きについていかないといけない。今回はその部分も徹底的に仕上げていくところかなと思っています」

――今言葉に出た“集中力”は今回の試合で特に大事になってくる部分でしょうか。

「そうですね。どちらが先に自分の打撃を当てるか?という試合になると思っているので、あらゆる場面で気が抜けない感じですよね」

――ヤン坊選手もこれまでのキャリアのなかでKOするために必要な集中力に自信がついてきた部分はありますか。

「僕自身、当て勘に関しては人と違うものがあると思っているのですが、年齢とともに瞬発力は多少落ちてくると思うので、そこをどうカバーしていくか。それを今自分でも探している最中です」

――その一つがフィジカル的な向上にもつながってくるのでしょうか。

「フィジカルトレーニングは2年前から始めて、体の使い方も見てもらっているので、そこでどういう成果が出るのか楽しみです。自分でも体の変化は感じているので、今回の試合で(フィジカルの成果を)少しでも出せたらいいなと思います」

――今回の防衛戦を含めて、ここからどのようなキャリアを作っていきたいと思っていますか。

「この試合に勝って防衛することは絶対条件として、僕は年齢も年齢なので、目の前に来たチャンスを掴んで、自分が戦うステージを上げていきたいと思っています。もちろんその中に世界の舞台というのもありますし、日本でもまだRIZINでは一度も勝っていないので、そういう部分にもリベンジしたいと思っています。いずれにしても目の前に来たチャンスを掴まない限りは前に進めないので、一試合一試合を確実に勝ち続けていくつもりです」

――より良いチャンスを掴むためにも、ベルトを持ち続けることや勝ち続けることは重要になってきますね。

「ものすごく大事だと思います。そしてベルトを持っていたとしても、つまらない試合しかしないチャンピオンだったら、どこからも声がかからないと思うんです。だから自分は勝ち方にもこだわってバンバンKO勝ちして、見ている人たちに『ヤン坊、やべえな』とか『ヤン坊の打撃が日本一じゃない?』と思わせたい。自分をそこまで持っていきたいし、自分はそれが出来ると思っているので、試合でそれを証明していくつもりです」

■視聴方法(予定)
3月27日(日)
午後1時00分~U-NEXT

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【Pancrase353】ウルルと仕切り直しの防衛戦、透暉鷹「練習以外の時間をどう過ごすかが一番大事」

【写真】練習以外の過ごし方で、練習の質も上がる。試合2週間前の透暉鷹はリラックス&集中できていた(C)SHOJIRO KAMEIKE

27日(日)に東京都立川市の立川ステージガーデンで開催されるPANCRASE 353で、バンタム級KOPの透暉鷹がカリベク・アルジクル・ウルルを相手に防衛戦を行う。
Text by Shojiro Kameike

両者は当初、昨年12月のニューピアホール大会で、ベルトを賭けて対戦する予定だった。しかし透暉鷹が右足首の靭帯損傷、ならびに骨にヒビが入っており全治1カ月と診断された。さらにウルルもレスリングの練習中に肩を痛めたことにより、タイトルマッチは延期されている。

昨年のRoad to UFCでは準決勝で敗れている透暉鷹。RTU再挑戦を目標に掲げていたが、その夢も叶わず。今年のRTU開催と出場メンバーを見て、彼は何を想うのか。その前に立ちはだかる強敵ウルルに対しては――4月12日、土曜日の朝に行われている寒天練に、透暉鷹を訪ねた。


――昨日は17時から東京でパンクラスの記者会見があり、当日に戻ってきたのですか。

「はい。東京ではどこにも寄らずに――出稽古とかは、試合前に怪我すると怖いので」

――今日の寒天練も出稽古ではないのでしょうか。

「ココは出稽古先という感じではないですね。出稽古って何カ月に一度行く場所、という感じじゃないですか。寒天練は普段から練習している場所で、いつも練習しているメンバーがいる。だから出稽古先ではないと思っています」

――これは寒天練の参加メンバーに聞いていることなのですが、もし一緒に練習している選手との対戦が決まったら、透暉鷹選手はどうしますか。パンクラスのバンタム級でいえば山口怜臣選手など、仲間でも勝ち上がってきてば対戦する可能性も出て来ます。

「あぁ、それは『当たらないでほしいな』と思っているだけですよ(笑)。当たったらその時に考えるし、今それを考える必要ないかなって思います」

――なるほど。まずは前回の試合が流れた経緯からお聞きしたいと思います。透暉鷹選手の負傷が発覚したのは、いつ頃のことだったのですか。

「試合の1週間前ぐらいです。練習していた時、テイクダウンの攻防で踏ん張ったら嫌な音が聞こえて、『やっちゃったかな……』と感じました。ただ、その日は痛みが凄かったけど、翌日には『試合したい。ケージの中に入りたい』という気持ちでいっぱいになっていて。だけど病院で診察してもらったら、『靭帯を損傷している』と。まぁ、かなり腫れていましたしね(苦笑)。パンクラスさんに相談したら『万全の状態で試合をしてほしいから延期で』と言ってくれました」

――対して、ウルルの負傷はいつ聞いたのでしょうか。

「僕が聞いているのは――パンクラスさんが僕の負傷をウルル側に伝える前に、相手からも負傷の連絡が来たそうです。『そんなこともあるのか』って驚きましたね。こういう言い方は変かもしれないけど、『僕の要因だけで試合がなくなるわけじゃない』というのは、気持ちとして救いでもありました。ウルルも海外から来ることを決めているのに、僕のせいで試合がなくなったら申し訳なくて」

――ただ、ウルル戦の延期はRTU出場という目標にも影響を及ぼしました。透暉鷹選手も年内に試合ができず、そのまま今年のRTU出場者が発表されています。

「うん、まぁ……『12月に試合をして勝っていたらRTUに出られたのかなぁ』とは考えますよ。でも別に『なるようになる』というか。もちろんUFCを目指していることは変わらないけど、最近は『別にそこまでUFCやRTUのことを考えなくてもいいかな』と思っています。一戦一戦やっていくために、日常的な部分からしっかりやっていくほうが重要で。先を見すぎても仕方ないですしね」

――ではウルル戦が延期になった時点で2025年については、どのように考えていましたか。まず初戦がウルルとの防衛戦になることは絶対として。

「もちろん怪我を治すこと。それと試合が流れて気持ちも落ちていたので、しっかりリセットすること。まず気持ちを切り替えるために、また1カ月ほど海外に行ってきました」

――今回はどこへ?

「またアリゾナのファイトレディです。もう恒例の出稽古先になりつつありますけど(笑)。1月末から1カ月ほど行ってきました」

――いや、負傷は……(笑)。

「まだ完全に治ってはいない状態で、テーピングして練習していました(苦笑)。といっても最初からスパーリングをバチバチやるというよりも、UFCに出ているようなメンバーと関わる時間が欲しかった、というところですね。気持ちをリセットするためにも。お医者さんからも『負傷から1カ月経ったら動かしても良い』と言われていて。それほど長引かず良くなってきていたし、練習の強度は徐々に上げていきました。

海外に行こうと思ったキッカケは、スポンサーさんだったんです。株式会社永賢組の永草社長という、デビューした頃から応援してくださっている方で。その方が『気持ちを切り替えるためにも行ったほうが良い。練習できなくても、リハビリも向こうでできると思うし』と言ってくれて」

――それは、ありがたいお話ですね。米国では徐々に練習の強度を上げていったということですが、どのような内容だったのでしょうか。

「ウルル対策というか、やっぱり日本人選手とは違う感覚を得ておきたいと思っていました。ヘンリー・セフードと組ませてもらったり、他の選手も――ベラトールやPFLに出ているような選手は、フェザー級でも体がヤバかったですね(苦笑)」

――一方、ウルルの状態について何か情報は入ってきていましたか。

「いえ、何も聞いていないです。試合ができるということは、向こうも万全の状態なんでしょうけど。この4カ月で、何かは変わってきているとは思います。年齢も若いし、成長してきてはいるんじゃないですかね」

――透暉鷹選手は前回のインタビュー時から4カ月が経ち、どのような変化がありましたか。

「いろいろ変わってきましたけど、前から言っていたとおり普段の生活から変えてきました。どんどん戦うための状況を整えてきて、良い影響が出ていると実感しています。やっぱり練習以外の時間をどう過ごすかが一番大事だと思っているので。

練習を頑張ったり、練習のことを考えたりするのは、もともと格闘技が好きだから楽しいんですよ。同時に、練習以外の時間もしっかり過ごすことができれば練習の質も高くなる。『動きが良くなっている。強くなっている』という実感も得て、楽しくなるから続けられるし、質も上がっていくんです。もちろん普段から食事制限をしたりとか、周りから見れば厳しい生活をしているかもしれないけど」

――試合2週間前で当然かもしれませんが、だいぶ身体もスッキリしているように感じられます。

「アハハハ、良かったです。今はバンタム級の体になってきて、すごく調子も良いです。試合がなくなった直後とか、怪我で練習できなかった時期は少しだけ体重も増えましたけど、練習を再開したらすぐ今の状態に戻ります。やっぱり試合と近い体重で練習しないと、試合の時にギャップがあったら難しいと思いますね」

――では仕切り直しの一戦に向けて、読者の方へメッセージをお願いします。

「ウルル選手は強敵なので。12月の試合が流れて4カ月ほど期間が空きました。その中でも自分も成長する部分がたくさんありました。楽しみにしてくれていた方には申し訳なかったですけど、その分今回、良い試合を見せたいです」

■Pancrase353視聴方法(予定)
午後13時00分~ U-NEXT

■Pancrase353対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
内藤由良(日本)
ゴイチ・ヤマウチ(ブラジル)

<ライト級KOPC/5分5R>
[王者] 雑賀ヤン坊達也(日本)
[挑戦者] 天弥(日本)

<バンタム級KOPC/5分5R>
[王者] 透暉鷹(日本)
[挑戦者] カリベク・アルジクル ウルル(キルギス)

<ウェルター級KOP決定戦/5分5R>
押忍マン(日本)
佐藤生虎(日本)

<ライト級/5分3R>
松岡嵩志(日本)
オタベク・トキロフ(ウズベキスタン)

<ウェルター級/5分3R>
ガブリエル・レーベン(フランス)
武者孝大郎(日本)

<ストロー級/5分3R>
リトル(日本)
船田電池(日本)

<フライ級/5分3R>
大塚智貴(日本)
浜本キャット雄大(日本)

<フライ級/5分3R>
眞藤源太(日本)
ラファエル・リベイロ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
山口怜臣(日本)
平岡将英(日本)

<バンタム級/5分3R>
荒田大輝(日本)
ギレルメ・ナカガワ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
小原統哉(日本)
神部篤坊(日本)

<フライ級/5分3R>
赤﨑清志朗(日本)
中村大信(日本)

<フェザー級/5分3R>
松岡拓(日本)
関翔渚(日本)

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