カテゴリー
News ONE ONE Unbreakable II ONE Unbreakable III ONE116 スタンプ・フェアテックス ファブリシオ・アンドラジ ブログ 佐藤将光

【ONE Unbreakable II & III】2月5日中継ファイトで、佐藤将光が超難敵ファブリシオ・アンドラジと対戦

【写真】ここにきて、この相手かという……厳しい一戦を迎える佐藤(C)MMAPLANET

12日(火・現地時間)、ONE Championshipより22日(金・同)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE116「Unbreakable」の中継枠=Dark Seriesのカードが発表された。

1月29日(金・同)の中継分ではヘビー級の2試合、マウロ・チリリ✖アブドゥルバシール・ヴァガボフ、そしてアラン・ンガラニ✖ウマウ・ケニ戦の2試合が明らかとなり、前者がメインになるとのこと。

また2月5日(金・同)の放送分では佐藤将光が登場しファブリシオ・アンドラジと相対するバンタム級戦と、スタンプ・フェアテックスが半年振りにMMAを戦うアリョーナ・ラソヒーナ戦が明らかとなった。


タイトル挑戦が見えてきたはずの佐藤にとって、厄介な相手が用意された。アンドラジは昨年の7月に行われたONE No Surrender=タイ・ドメスティックショーで、マーク・アベラルドを相手に圧倒的なムエタイの強さを見せ、最後はテイクダウンを切ってバックを制するとRNCで一本勝ちという衝撃のONEデビューを果たしている。

ムエタイで頂点を目指しブラジルのフォルタレーザからタイはプーケットのタイガームエタイの所属となったアンドラジ。立ち技の戦績は29戦28勝で11KO勝ち、MMAは4勝2敗ながらアベラルドを破った試合を見る限り、相当な猛者であることは間違いない。

オーソ基調のスイッチヒッター、怖いのは下がってパンチを打つことができる点だ。またテンカオだけでなく、首相撲からヒザ蹴りにも長けている。つまりアンドラジは佐藤の前進力、そしてゼロ距離でのMMAらしい打撃と組み技の融合という最大の長所を封じ込める力を持っている可能性がある。

5日放送分のヘッドライナーはスタンプとONE初陣のラソヒーナ戦で、佐藤はコ・メインでの出場となる。

ジョン・リネケルがケビン・ベリンゴンをKOし、ONEでは2戦目の手強いアンドラジを当てられるなど、ビビアーノ・フェルナンデスの持つONE世界バンタム級王座挑戦に関して相当な向かい風が吹くようになった佐藤だが、ここはスキージャンプのようにアゲインストの風を浮力とするしかない。

この正念場を前に佐藤は昨日11日(月)に行われたZOOM公開練習の際の囲み取材で「いくらムエタイが強くて、テイクダウンを切ってRNCには入れても、総合格闘技はそんな簡単なモノじゃない」と力強い言葉を言い放っている。

■ONE Unbreakable視聴方法(予定)
1月22日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable対戦カード

<キックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)
[挑戦者] カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)

<キックボクシング世界ライト級選手権試合/3分5R>
[王者]レギン・アーセル(オランダ)
[挑戦者] ムスタファ・ハイダ(イタリア)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
ジェイムス・ナカシマ(米国)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
ザキムラッド・アブデュラエフ (ロシア)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
モン・ボー(中国)
サマラ・サントス(ブラジル)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
チェン・ルイ(中国)
クォン・ウォンイル(韓国)

■ONE Unbreakable II視聴方法(予定)
1月29日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable II対戦カード

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
マウロ・チリリ(イタリア)
アブドゥルバシール・ヴァガボフ(ロシア)

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
アラン・ンガラニ(香港)
ウマウ・ケニ(セネガル)

■ONE Unbreakable III視聴方法(予定)
2月5日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable III対戦カード

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
佐藤将光(日本)
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
アリョーナ・ラソヒーナ(ウクライナ)
スタンプ・フェアテックス(タイ)

The post 【ONE Unbreakable II & III】2月5日中継ファイトで、佐藤将光が超難敵ファブリシオ・アンドラジと対戦 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
Interview ONE ONE Unbreakable ONE116 ジェイムス・ナカシマ ブログ 青木真也

【ONE116】ジェイムス・ナカシマ戦が決まった青木真也「ONEの中で北米の物差しが一番入っている選手」

【写真】2020年1月1日──元旦も1年の始まりでなく、1週間の終わりの金曜日。当然のように汗をかいていた青木真也 (C)MMAPLANET

7日(木・現地時間)、ONE Championshipより22日(金・同)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE116「Unbreakable」で青木真也がジェイムス・ナカシマと対戦することが発表された。

クリスマス頃にはこのカードの実現が噂レベルで出回っていたが、実際には青木は対戦こそ了承していたが、ファイトアグリーメントが手元に届かず正式決定ではなかった。

クリスマスホリデー後、同意書が届きサインしていた青木。その直後、12月30日にナカシマ戦について尋ねていたインタビューをここで掲載したい。


──ナカシマ戦のファイトアグリーメントが届き、サインをしたという話を聞きました。

「ハイ」

──対戦相手がナカシマで来た時、どのように感じましたか。

「まずナカシマという相手に対して、ネガティブな印象はなかったです。やりたくない──とか、そういう感情は全くなかったですね。まぁ、ノーという選択はあんまないですしね。『やろっか』みたいな感じではありました」

──私はジェイムス・ナカシマという名前を聞いて、真っ先に怖い相手だと感じました。

「そうですか? 僕は格闘技をやっているうえで……正直な話をすると北米というモノを見続けてきました。日本で戦っている時も、シンガポールで戦っている時も。北米を見てやってきて、そういう意味ではファンですからね。

そういう北米にあってUFCと契約がならなかったなかで、トップファイターですよね」

──実際にナカシマにLFAのタイトル戦で負けた2人はUFCと契約していますしね。

「そういう選手と自分自身が戦うことができるということは、ラッキーです。いつまでピークで戦うことができるかどうか分からない状況で、彼と戦えるということは」

──強い相手だからこそ、楽しみです。試合を見ている方からすると。ホノリオ・バナリオ戦より、ずっと危ないですし。

「そういうこと。そういうことなんです、僕的にも。なんか良いなって思いました」

──試合前に『格闘技だから何が起こるか分からない』という試合よりも、テイクダウンからコントロールされると危ない──と予想できる試合の方が楽しみであることは間違いないです。

「ONEの中で北米の物差しが一番入っている選手だと思います。タン・リーもいますけど、彼はスタイルが北米では異質なので。そういう北米っぽさを含めて良い試合だと思います」

──ナカシマのテイクダウン、柔術力をどのように評価していますか。

「強いと思いますけど、打撃もテイクダウンも含めて立ち合いですから。向き合った時に、どうなのか分かるでしょうね。それは思います」

──階級を落としてきて、どれだけの動きがあるのか。ただし、岡見選手に勝っているファイターです。ライト級にして、あの時よりも馬力が合ってスピードがあるなら、本当に怖いです。

「あぁ、そうですね……。でも、行かれるときは行かれます。行くときは行くし。そういう勝負は楽しくて、漲るモノはあります」

──ギロチンに青木選手が捕まる。そういうシーンがあるかもしれない試合は、久しぶりです。

「ギロチンやっていますよね。なかなかONEにはいないタイプです。ただ、言うても取っていないですからね(笑)。どうなんだろうなって思います。とにかく、この北米的世界観で戦うのは久しぶりですからね」

──特にレスリング&コントロールという相手と、ライト級で戦うのは。

「ひょっとするとカマル・シャロルスとかアントニオ・マッキー以来かもしれないですね(笑)。だから、そういう相手から僕がテイクダウンを取っているし。MMAは分からないです。ホント、立ち合いなんで。

立ち合った時に組み技の圧力、打撃の圧力、個体しての強さをあって、相手と向き合うわけです。立ち合ってみないと分からない。つまり作戦とか、あまり意味はないですね。

立ち合って、自分がやってきたことを出して、それが掛かるか。そういうことだと思います」

──試合があるか、ないのかという部分が解決しましたが、準備時間は3週間ほどです。これからの調整というのは?

大道塾吉祥寺支部でのパッティングの後は、間髪入れずロータス世田谷でグラップリングスパー

「調整で言えば、コンディションは常に良いです。

それができているので、試合が決まってから蹴り込みとか始めましたけど、息ももっています。減量もないし、それほど変わらないですね。

常にコンディションが良いというのは、年を取った選手のあるべき姿だと思っています。それにコンディションを落とすということが、僕は若い頃からなかったし。格闘技選手というか、ファイターとしての生活をすることが今の僕にとっては目的になっている。

僕の場合はファイターであることが目的になっていて、常にこの生活をしていたいんです。試合前だから、何か変わるということはあまりないです」

■視聴方法(予定)
1月22日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE116対戦カード

<キックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)
[挑戦者] カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)

<キックボクシング世界ライト級選手権試合/3分5R>
[王者]レギン・アーセル(オランダ)
[挑戦者] ムスタファ・ハイダ(イタリア)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
ジェイムス・ナカシマ(米国)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
ザキムラッド・アブデュラエフ(ロシア)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
モン・ボー(中国)
サマラ・サントス(ブラジル)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
ハシガトゥ(中国)

The post 【ONE116】ジェイムス・ナカシマ戦が決まった青木真也「ONEの中で北米の物差しが一番入っている選手」 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
News ONE ONE Unbreakable ONE116 サマラ・サントス ジェイムス・ナカシマ ブログ モン・ボー 青木真也

【ONE116】1月22日、青木真也✖──組み負ける可能性もある?!──ジェイムス・ナカシマ戦、正式発表

【写真】ようやく正式発表となった青木とナカシマの一戦(C)KEISUKE TAKAZAWA & MMAPLANET

7日(木・現地時間)、ONE Championshipより22日(金・同)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE116「Unbreakable」のカードが発表された。

そして昨年のクリスマス前に海外メディア発信から国内でも情報が出回っていた青木真也✖ジェイムス・ナカシマ戦が正式にアナウンスされた。青木にとってONE本戦出場は一昨年10月の日本大会以来、実戦は昨年9月のRoad to ONE03の江藤公洋戦から4カ月ぶりとなる。

一方のナカシマは10月30日に収録されたONE世界ウェルター級選手権試合で、キャムラン・アバソフに敗れキャリア初黒星を喫している。デビューから13試合、ユニファイド及びONEと全てウェルター級で戦ってきたナカシマにとって、水抜き減量禁止の77.2キロ=ONEライト級での試合は初めてとなる。


(C)LFA

上記にあるようにアバソフに敗れたナカシマだが、それまではデビューから12連勝してきた。ONEではルイス・サッポ、そして岡見勇信に勝利している。

そのナカシマ、米国時代には後のUFCファイターであるデリック・クランツを破りLFAウェルター級王座に就くと、UFCにステップアップを果たす前のカイル・スチュアートを相手に防衛に成功し、ONEと契約した。

ナカシマという姓を持つが、日本人の血は流れておらず──父親が日本人ファミリーの養子だった。祖父は日本人、祖母がLA生まれの日系米国人という環境だったが、その祖母の影響を幼少期に受けたというナカシマは、非常に寡黙な人物でケージの中でも黙々とレスリング&柔術を融合させたスタイルで戦う。

テイクダウン、コントロール、スクランブルでの仕掛けが軸のナカシマ、青木にとっても北米スタイルのファイターとの対戦は、極端な体格差はあったベン・アスクレン戦以来となる。いずれにしても組みが強く、体格で上回るナカシマは青木にとって非常に危険な相手であることは間違いない。

そんなONE116の上位2試合は共にSuper Seriesのキックボクシング世界戦で、メインは世界バンタム級王者アラヴェル・ラマザノフがカピタン・ペッティンディーアカデミーの挑戦を受け、コ・メインも同じキックの世界戦でライト級王者レギン・アーセルが、ムスタファ・ハイダを相手に防衛戦を行う。

この他、ライブ枠MMAマッチは青木✖ナカシマ以外に3試合、女子アトム級戦でモン・ボーとサマラ・サントスとマッチアップされている。この試合は今年開催が決まっている女子アトム級GPへの出場査定試合となることは間違いないだろう。

■視聴方法(予定)
1月22日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE116対戦カード

<キックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)
[挑戦者] カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)

<キックボクシング世界ライト級選手権試合/3分5R>
[王者]レギン・アーセル(オランダ)
[挑戦者] ムスタファ・ハイダ(イタリア)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
ジェイムス・ナカシマ(米国)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
ザキムラッド・アブデュラエフ (ロシア)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
モン・ボー(中国)
サマラ・サントス(ブラジル)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
ハシガトゥ(中国)

The post 【ONE116】1月22日、青木真也✖──組み負ける可能性もある?!──ジェイムス・ナカシマ戦、正式発表 first appeared on MMAPLANET.