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Grachan Grachan60 MMA MMAPLANET o RIZIN キック ハシモト・ブランドン

【Grachan60】怪獣キラーがブランドンを右フックで沈め、グランチャン無差別級王者としてRIZIN出場宣言

【写真】ローで崩しパンチでKO—―体格で劣る荒東が理想的な勝ち方を見せた (C)SHOJIRO KAMEIKE

<無差別級トーナメント決勝/5分3R>
荒東‟怪獣キラー”英貴(日本)
Def.1R4分52秒 by KO
ハシモト・ブランドン(ブラジル)

オーソドックスの両者がローで探り合う。リーチで上回るブランドンが右ローを繰り出すと、荒東が左インローを返す。さらに左インローから右カーフキックを狙う荒東に対し、ブランドンは右ストレートで対抗する。やや距離が遠い荒東のパンチはブランドンの顔面に届かず。しかしブランドンの左ジャブを食らいながら、右ストレートなど後続打は全てブロッキングしている。

静かな展開は、1R後半に突然動いた。荒東のローを受けてブランドンの足が流れ始める。そして右ローを受けてバランスを崩したブランドンに対し、荒東が右フック一閃。この一撃でダウンしたブランドンはダウン、起き上がって組みつくも、荒東がスプロールから潰してパンチを浴びせたところでレフェリーが試合をストップした。

これで無差別級トーナメントを制し、初代グラチャン無差別級王者となった荒東は、改めてRIZIN出撃を宣言した。

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DEEP Grachan Grachan60 MMA MMAPLANET o チハヤフルヅッキーニョス 大搗汰晟

【Grachan60】トーナメント開催中のフェザー級をかき回すか、ヅッキーニョスが大搗を腕十字で下す

【写真】グラチャン、グラジエーター、DEEP大阪大会で活躍中のズッキーニョスはこれでMMA戦績6勝1敗に (C)SHOJIRO KAMEIKE

<フェザー級/5分2R>
チハヤフルヅッキーニョス(日本)
Def.1R2分32秒 by 腕十字
大搗汰晟(日本)

共にサウスポー。距離を詰める大搗に対し、ヅッキーニョスが右ロー、右ハイと蹴りを散らす。ヅッキーニョスが右インローを繰り出すと、その打ち終わりに大搗が組みついた。ヅッキーニョスはケージづたいに左へ回って離れる。ワンツーを放ちながら追いかける大搗は、ヅッキーニョスにケージを背負わせ、パンチの連打を浴びせていく。

ここでヅッキーニョスが前に出てボディロックで組みつくが、大搗が内股で切り返した。右腕を枕にしてサイドポジションを奪った大搗は、ヅッキーニョスが下から足を上げて来ると、リフトアップしてスラムで叩きつける。しかし大搗の右肩をロックしていたヅッキーニョスが、ケージに押し込まれながら腕十字へ。

うつ伏せで腕を伸ばされた大搗が起き上がろうとするも、ヅッキーニョスがそのまま切り返して、大搗を仰向けにして腕を伸ばしタップを奪った。

勝利したヅッキーニョスは、現在開催中のフェザー級トーナメントに触れながら、自身がグラチャンのフェザー級をかき回していくと宣言した。

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Grachan Grachan60 MMA MMAPLANET o ミランダ亜廉 中嶋紳乃介

【Grachan60】レスリング出身ミランダが仕切り直しのプロデビュー。TD&トップキープで中嶋に判定勝ち

【写真】爆発力のポテンシャルは感じられたミランダ、どこで爆発させるかは今後の経験次第か (C)SHOJIRO KAMEIKE

<バンタム級/5分2R>
ミランダ亜廉(日本)
Def.3-0
中嶋紳乃介(日本)

両者は2021年12月の幕張大会で、育成枠マッチで対戦しており、その時は反則決着でミランダが勝利を収めている。中嶋は先んじてプロデビューを果たし、今回の試合がプロ5戦目。ミランダは昨年8月の大阪大会でプロデビューが決まっていたものの、新型コロナウイルス陽性により試合が中止に。この中嶋戦で改めてプロデビューとなる。

試合が始まると、アップライトに構えたミランダが左ジャブを突いてサークリングする。中嶋は右ローでミランダの足を止めにかかるが、ミランダは中嶋のローの打ち終わりにシングルレッグで組みついた。中嶋はスプロールから右腕を差し上げてミランダの体を起こす。ミランダも組み直してケージまでドライブし、両者がケージ際で差し合いから体勢を入れ替え合う展開に。

ケージに背中を着けた中嶋が四つで組み、押し返すとミランダはダブルオーバーフックへ。そこから反り投げで中嶋をマットに叩きつけた。そのままミランダがトップからパウンドと左ヒジを落としていく。中嶋は両足を上げながらミランダの右腕を抱える。するとミランダが中嶋をケージ際まで運んでいった。

ここで中嶋が狙う腕を切り替えて、ミランダの左腕を取って腕十字へ。ミランダの左腕が伸びて極まったかに見えたが、ミランダが体重を掛けて中嶋の腕十字を潰し、そのままケージ際でラウンド終了を待った。

最終回、中嶋の右ローが大きな音を立ててミランダの左足を襲う。ここでもミランダは中嶋のローの打ち終わりに組みつき、ニータップで中嶋に背中を着かせた。またも下から狙っていく中嶋。するとミランダは中嶋を盛り上げ、そのままケージに押し込み揺さぶる。ケージに押し込まれながら三角の態勢に入る中嶋だったが、ここは耐えきれず再びマットに背中を着かされてしまう。

ハーフガードの中嶋をパンチで削るミランダ。セコンドの指示通り強いパウンドを振り落とすものの、中嶋が足を利かせて致命傷を受けない。ミランダは中嶋の足に体重を掛けてトップをキープする。すると中嶋は頭をケージに押し込まれながらミランダの左腕を取って腕十字を仕掛けた。ミランダもこれを潰して、トップをキープしたまま試合を終えた。

裁定は、テイクダウン&トップキープで試合を優勢に進めたミランダがユナニマスの判定で勝利した。

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DEEP Gladiator Grachan KIWAMI MMA MMAPLANET NEXUS o RIZIN Wardog マイケ大浦 修斗 小見川道大 岡本裕士 川中孝浩 手塚基伸 新居すぐる 石黒翔也 芦田崇宏

【Kiwami01】道着戦。勝って当たり前という目が怖い─マイケ大浦×芦田崇宏、岡本裕士×川中孝浩決定

【写真】これで6試合が揃ったことになるのか (C)MMAPLANET

3月19日(日)に千葉市美浜区の幕張メッセ国際展示場8ホールで開催される極〜KIWAMI〜旗揚げ大会の追加カードが発表されている。

グラチャン、修斗、DEEP、GLADIATOR、Fighting NEXUS、WARDOG-CAGE FIGH、格闘DREAMERSが協力し、実現するJMMA Rookies Cupと合同興行となるケージ使用&ポイント・ノーギグラップリング大会は手塚基伸✖石黒翔也、新居すぐる✖小見川道大、高橋逸樹✖伊集龍皇に加えてエキシビションマッチで村田良蔵✖所英男──全て5分1Rマッチが明らかとなっていた。

今回、ここにスポーツ柔術マッチとして道着マッチ2試合、マイケ大浦×芦田崇宏、岡本裕士×川中孝浩が加わった。


形としてマイケと岡本という柔術家に、BRAVE所属のMMAファイターが挑むことになった。これはもう、下記に記したマイケの言葉のように柔術家として絶対に負けられない試合。と同時に5分間をいう時間を考えると、サブオンリーならサバイブだけを考えるという手段も取れるが、ポイント戦は逃げ道がない。と同時に、勝って当たり前と見られるマイケと岡本にとって、敵は自身のメンタル=焦りという──実は厳しい試合になる可能性もある。

出場4選手がプレスリリースに寄せたコメントは以下の通りだ。

マイケ大浦
「これで負けたら柔術のメンツが立たないので、しっかり極めて柔術の株があがるようにしたい」

芦田崇宏
「今回は記念すべき旗上げ大会に参戦させていただきありがとうございます。対戦相手は日本寝業界のトップ選手だと思いますが、そんなマイケ選手に全力で一本取りに行きます。MMAファイターとして日々進化している僕の戦いを是非観にきて下さい」

岡本裕士
「極〜KIWAMI〜は、“極める”にこだわるプロ興行。極めにこだわる柔術をモットーとしている柔術家として、参戦したい思いがありましたので、今回オファーをいただけて、とても嬉しいです。

川中選手はGRANDの王者。RIZINにも出場しており、対戦できることがすごく楽しみです。川中選手はレスリングベースということで、立技、寝技ともに、アグレッシブな攻防ができればと思います。

やるからには勝ちにいきますが、それ以前に観ている人が面白いと思える試合をしたいと思います。観客の皆さんには、極めるか極められるか、ヒリヒリした緊迫感ある展開を楽しんでいただきたいです。ポイントは全無視してでも、一本を狙いにいきます」

川中孝浩
「僕のキャリア初のグラップリングの試合でとても楽しみです。相手は柔術で実績のある選手ですが攻めまくって一本取りにいきます」

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DEEP Gladiator Grachan MMA MMAPLANET o RIZIN キック サダエ・マヌーフ パンクラス 修斗 村上彩

【DEEP Osaka Impact2023#01】元キック王者・谷岡が平松戦へ。松田亜莉紗のケツバット級パウンドも注目

【写真】本人は当ててセンター返し的だが、見ている側はオーバーフェンスに感じる松田のパウンド (C)MMAPLANET

4月2日(日)、大阪市住吉区の住吉区民センター大ホールで行われるDEEP OSAKA IMPACT2023#01のラインナップが既に発表されている。

今週日曜=26日にGrachan、3月5日にコロナによりイベントを控えていた修斗公式戦とキックの合体イベント=BORDERが活動再開、26日にはアジア路線を強化するGladiatorが今年2度目のイベント。そして4月1日のRIZINに続き、2日はDEEPが行われる大阪。まさに浪速のMMA、春真っ盛りというなかで、パンクラスと共催という形も少なくなかったDEEP大阪大会が一部制& DEEP単独で取り行われる。


ちょっとした変化を感じる2023年春の大阪MMAシーンのなか、同大会の3回戦は平松翔×谷岡祐樹のバンタム級戦が組まれている。

DEEP KICK60キロ級王座を獲得、初防衛に失敗後に再度同タイトルを手にした谷岡は、初防衛という目的を果たした後に返上しMMAへ。ここまで4勝1敗、2試合連続KO勝ちしている。対する平松は昨年12月に敗れており、昨年8月の大阪大会大阪以来の勝利を目指す。

また女子では2回戦ながらサダエ・マヌーフ×村上彩、そしてデビュー2戦目で長野美香を破った松田亜莉紗が、酒井純玲を戦うストロー級という顔合わせも決まっている。

サダエ・マヌーフと村上は、粘りとキメキメのぶつかり合い。
そして元女子プロ野球選手の松田は、ケツバット級のパウンドをmada by 中蔵隆志のMMAのなかで炸裂させることができるか──デビュー直後から完成度の高さを見せる選手が増えてきたDEEP女子は、キャリア3戦以下でも要注目だ。

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Grachan Grachan60 MMA MMAPLANET o ONE RIZIN ハシモト・ブランドン 大宮優 岩崎正寛 海外 清水俊一 荒東英貴 藤沢彰博

【Grachan60】ハシモト・ブランドンと無差別級T決勝、荒東英貴─02─「『負けたらもっと悔やめ』って」

【写真】まずはトーナメント決勝。その後も気になる怪獣キラーだ (C)GRACHAN

26日(日)、大阪府豊中市の176Boxで開催されるGRACHAN60で、ハシモト・ブランドンと無差別級トーナメント決勝を争う荒東‟怪獣キラー“英貴のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

タイから帰国してからはパラエストラ大阪を拠点に、チーム吉鷹やカルペディエム芦屋などでも練習を行っているという荒東。その大きな体に秘められたMMAへの熱い想いと、無差別級トーナメントから将来の目標を語ってくれた。

<荒東‟怪獣キラー“英貴インタビューPart.01はコチラから>


――ヨーキーMMAということは、ONEに出場している藤沢彰博選手とも一緒に練習していたのですか。

「そうです。先日タイに行ったのも、彼の試合を見に行ったんですよ。セコンドにも就かせてもらうことになって。その時にプーケットで練習してきました」

――おぉ、そうだったのですね。タイでMMAを始めて、そのままタイでやっていこうとは思っていなかったのでしょうか。

「当時はタイでやっていきたかったです。実はタイにいる時、フルメタル・ドージョーでウィル・チョープと試合が決まったんですよ」

――えっ、それはMMAですか? ウィル・チョープとは体重差がありすぎでは……。

「大会の新鋭とベテランをぶつけるっていうノリだったと思います。するとニックが『ウィル・チョープに勝ったら次はRIZINに出られるよ』と言い始めて。いま考えると、ニックにそんなツテがあるわけもないのに(笑)。その言葉を信じて、僕はタイで仕事も辞めました。すると試合が発表された直後に、コロナ禍になったんですよね。試合もないし、仕事を辞めたためにビザの関係で一時帰国して。その時、MMAをやるなら日本のほうが環境は良いんじゃないかと思いました」

――そこで清水俊一選手に相談して、パラエストラ大阪で練習し始めたわけですね。

「はい。最初は一時帰国だったので『3週間ぐらいしか日本にいないと思うんですけど……』と言って行き始めたのに、もう2年いますね(笑)。そこから格闘技専業でやらせてもらっています」

――コロナ禍のなかで帰国し、格闘技専業でやっていくことに不安はなかったのですか。

「タイにいて専業でやるよりは――と思いました。もともと現地ではビザの規定がコロコロ変わるし、ビザも無くなったので日本でやっていくほうが良かったです」

――なるほど。もう1点、ヘビー級の体でMMAをやっていくうえで、日本以外は選択肢になかったのでしょうか。日本国内では練習相手を探すのも難しいかと思います。

「その点は、なくはないです。でも結果が出ているから良いかなと思っています。大阪にも強い選手はたくさんいるし、僕が力を使って勝負するタイプではないですからね。僕は自分自身について、体が強いほうではないことが分かっています。だから体や力でぶつからないように戦っていることも、結果につながっているんじゃないですか。それに力の強さでいえば、岩崎さんほど力の強い人はいないですよ」

――カルペディエム芦屋の岩崎正寛代表ですか。

「あの人、バケモンですよ! 僕がヘビー級で戦っていくために、もっと筋力が必要だと言う人もいます。でも僕自身としては、必要なのは岩崎さんのようにフレームや骨格を使う攻撃やと思っています。それは吉鷹先生が教えていただいている、体重移動で打撃の力を生むのも同じですよね。確かにヘビー級やから、ヘビー級の人と練習しないといけないっていう考えも分かります。でも結果が出ているし、『これからも自分が勝つから見といて』っていう気持ちです。アハハハ。

僕が一番気にしているのは、身長差があるために自分のパンチが相手の顔面に届くかで。吉鷹先生は現役の時、身長差のある外国人選手にアッパーを突き上げていましたよね。結局はそういうことで――結局は自分が踏み込むかどうかの話じゃないですか。今のところ困ってはいないし、これからも自分のパンチは当たると思います。

岩崎さんも、そうなんですよね。柔術で海外の強い選手と対戦してきた経験があるから、僕の質問に対してバシッと的確な答えをくれる。僕は今、最高の環境で練習できています」

――同じグラチャンに出ている大宮優選手にインタビューした時、「ライト級では体格が小さいのでフェザー級やバンタム級に転向するつもりはないか」と聞きました。すると「その階級に自分より体格の大きな相手しかいないことが分かっていれば、そのほうがやりやすい」という答えが返ってきました。

「あぁ、その考えはすごく分かります。今回の無差別級トーナメントもそうですけど、自分より背が高い相手がいて、自分より背が低い相手もいたりするほうが困るんですよ(苦笑)。僕はデブのわりには動けるし、バテないほうやと思うので大丈夫です!」

――いわゆる「動けるデブ」というわけですね(笑)。一方、次の試合で対戦するハシモト・ブランドン選手は、身長もリーチもあるヘビー級体型の選手です。

「体格差については、向き合ってみないと分からないところも多いです。でも僕は、ここで足踏みしているわけにはいかないので、持っているものを全部――丁寧に出していきます。丁寧に試合をしながら、行けるところで行きます。いっぱい蹴って、削ったところで相手が組んで来たら潰して、上を取ってから殴ります。それが理想です。ちゃんとMMAをやりますよ。あの……コレは言っていいですかね?」

――はい、もう何でも仰ってください。

「最近、薄い試合をする選手が多くないですか」

――薄い!? どういうことでしょうか。

「僕のプロとしての考え方で、『もっと一つの勝利や一つの敗北に一喜一憂してくれよ』って思います。特に『負けたらもっと悔やめ』って。負けても良い勝負なんて絶対にない。試合に負けてペラペラ言い訳するぐらいやったら、最初から薄い試合するなって思います。

強いか弱いかは結果として、まず試合に対して頑張れよって言いたい。僕はそんな薄い試合はしません。まだそこまで強くないかもしれないけど、ファイターとしての気持ちは誰にも負けていないので。このトーナメントで優勝して、ゆくゆくはONEで試合したいです」

――昨年8月のグラチャン大阪大会で勝利したあと、RIZIN出場をアピールしていましたが、現在の目標はONEなのですか。

「RIZINに出たくない、というわけじゃないんですよ。これは完全に願望ですけど、アジアで日本人の強さを見せたいなと思っています。藤沢の試合で帯同して雰囲気も分かりましたし、何より自分にとって身近なタイやアジアで開催されている大会に出たいです。

やっぱりグラチャンの大阪大会で試合をすると、ずっと応援してくれている人たちが多く見に来てくれるんですよ。その人たちに僕の試合を見せられることが嬉しいです。同じように、ONEタイ大会でバケモノのような選手と戦っている姿を――タイで僕にMMAを始める機会を与えてくれた人たちに見せたいです」

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Grachan Grachan60 MMA MMAPLANET o タクミ ハシモト・ブランドン ブラック ボクシング 桜井隆多 清水俊一 筋トレ

【Grachan60】無差別級T決勝へ、荒東‟怪獣キラー“英貴─01─「体の力じゃなく体重移動で打撃の力を生む」

【写真】首筋、輪郭がすっきりとした荒東。笑顔は変わらないが、以前よりも大人に感じる表情になっていた (C)SHOJIRO KAMEIKE

26日(日)、大阪府豊中市の176Boxで開催されるGRACHAN60で、荒東‟怪獣キラー“英貴がハシモト・ブランドンと無差別級トーナメント決勝戦で激突する。
Text by Shojiro Kameike

タイでMMAを始めたという荒東は、2019年8月にタイでプロデビューし、ここまで8戦無敗のレコードを持つ。2021年からはグラチャンに参戦し、今回の無差別級トーナメント決勝にたどり着いた。まずは自身のことを「タイからの逆輸入MMAファイター」という、謎に包まれた荒東のMMAキャリアと吉鷹理論に基づく打撃について訊いた。


――無差別級トーナメント決勝を控えて、現在の練習とコンディションはいかがですか。

「もうバッチリです! 今回はタイのプーケットにあるバンタオ・ムエタイ&MMAというところで練習してきました。3日間しかいられなかったんですが、その時にKSWのミドル級ランカーとも手合わせしてきて。ちょっと名前を忘れてしまったんですけど……。そこで、僕が今までやってきたことが間違えていなかったなと思って日本に帰国しました」

――「今までやってきたこと」とは何でしょうか。

「僕はチビデブファイターなので、相手とのリーチ差をどう潰すかが試合のポイントになります。特に初めて手合わせする相手とのリーチ差ですね。普段一緒に練習している人は、もう相手が何をやってくるか知っていて、僕の中でも何をどうすれば良いか分かっているんですよ。

でも今回、初めて手合わせする人にもある程度は同じようにやることができました。だから今までやっていたことは間違いじゃないし、『ここからプラスアルファ、どうするかやな』と思いました。あとは大きな選手とケージレスリングをやっても負けなかったし、『チビでもやれるんやな』と思って。そういった経験が、すごく自信になりましたね」

――前回の桜井隆多戦では、通常ヘビー級ではない桜井選手のほうがリーチは長かったです。その体格を考えて、ヘビー級以外で戦うという選択肢はなかったのでしょうか。

「まずMMAを始めた時、選手層が薄いからヘビー級のほうが上に行きやすいと思ったんですよ。あとはライトヘビー級まで落とせるかどうか、自信がなかったです」

――ただ、以前よりも首周りがスッキリしていませんか。

「そうですね。試合に向けて体重を落とすためでもあるんですけど、実は今――めっちゃ筋トレやっています。フィジカルも良くなっているんですよ。体脂肪率を下げたほうが、反射神経そのものは変わらないけど、相手の攻撃が来てからのスピードが上がるので。

あとは肉がついていると、どうしても守るというか、受けても大丈夫っていう気持ちになっちゃうんですね。体重が軽いほうが『行かなアカン!』という気持ちになりやすいので、試合前は体重を落とすようにしています」

――桜井戦では左ジャブや右クロスを顔面に受けていました。あれは「守る」という気持ちが大きかったのか、それとも相手はミドル級の選手だからなのか……。

「『ヘビー級の選手を相手に同じことをやったらどうなんねん』ということですよね。正直、どちらでもなく『これは喧嘩やな』と思っていたんです」

――えっ、どういうことですか。

「もともと打ち合うプランじゃなかったんです。リズム取って、体重差を生かしてパンチを当てていこうと考えていました。でも試合が始まってすぐ、桜井選手が2回ぐらい出入りでパンチを当ててきて。『これキレイにやろうと思ったら間違いや。行ったろう!』と思ったんですよ。相手のパンチが効くか効かんか、というより『これは引いたら負けや。行くしかない!』という気持ちでした。

相手のパンチ自体は効いてはいなかったんですよ。ブロック&リターンも入れているし、よう見てもらうと、もらう時も後ろ重心でズラしたりしていました。皆さんが見ているよりは効いていなかったと思います」

――ブロック&リターンという部分で、荒東選手が師事している吉鷹弘さんの存在が見えますね。

「はい。僕のストライキングは、全て吉鷹先生のエッセンスです。吉鷹先生は今でも強くて。僕より強いですよ(笑)。その吉鷹先生と僕の考え方が似ていて、先生の仰ることがスッと僕の中に入ってきます。体の力じゃなくて、体重移動で打撃の力を生む。

それは攻撃でも防御でも使うことができる。結果、『攻防』が生まれるわけですよね。今は攻撃しか考えない選手が増えたと思うんですよ。攻撃だけで勝てるわけがない。ちゃんと技術を身につけて『攻防』をしないといけない――吉鷹先生からは、そう教わっています」

――チーム吉鷹で練習するようになったキッカケは、何だったのでしょうか。

「パラエストラ大阪のタクミさんから『チーム吉鷹に行ってきなよ』と言われたのがキッカケでした。タイから帰国した時、日本に格闘技界の知り合いがゼロで。そこでタイにいる時に知り合いだった清水俊一さんから今村豊さんを紹介していただいて、パラエストラ大阪で練習するようになりました」

――そうだったのですね。そもそもタイでMMAを始めた経緯を教えていただけますか。

「もともと柔道をやっていて、大学を卒業したあと飲食店に就職したんです。でもその飲食店がブラックで――1日18時間ぐらい働いていました(苦笑)。『何や、この生活……』と思っていた時に、帰り道にあった居酒屋の社長さんと仲良くなって。その社長さんがタイへ行きはってから『ヒデ、タイで働かんか?』と誘ってくださって。

その社長さんがタイで空手をやっていた繋がりで、まずフルメタル道場で僕も練習を始めたあと、ヨーキーMMAのトレーナーだったニック(ニコラス・リー)と知り合ったんです。人間としてはアレですけど(笑)、ニックは教えるのが上手くて。彼が教えてくれたレスリング&ボクシングは、僕のベースになっています。

そのヨーキーMMAからフルメタル道場主催の大会に出たのが、僕のMMAのスタートです。怪獣キラーというニックネームは、デビュー戦でテレビ実況の人が僕のことを怪獣キラーと呼んでいたので、そこから頂きました」

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Brave Fight27 Column Grachan Grachan59 MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC   ブレンゾリグ・バットムンク 今市凌太 原口伸 古谷宗太郎 宮内拓海 小谷 小谷直之 山田哲也 崎山勲 御代川敏志 新垣健司 薩摩竜仁 藤村健悟 阿仁鬼 高橋孝徳 高須将大

【RACHAN59 X Brave Fight27】試合結果 予想を遥かに上回る強さを見せ原口伸が小谷直之を撲殺TKO

【写真】打ちつける時のインパクトが凄まじかった(C)MMAPLANET

12日(日)、東京都江東区のTFTホール500でGRACHAN59 X Brave Fight27が開催された。

メインのGrachanライト級選手権試合はチャンピオン原口伸が、小谷直之をテイクダウンからパウンドを圧倒。TKO勝ちで王座防衛に成功し、改めてフェザー級でRoad to UFC出場をアピールした。

またコメインでは山田哲也がブレンゾリグ・バットムンクを組み倒せず、パウンドアウトされ、仕切り直しのフェザー級T準決勝は高橋孝徳が崎山勲を判定で破っている。

GRACHAN59 X Brave Fight27
<Grachanライト級選手権試合/5分3R>
○原口伸(日本)1R3分57秒
TKO
詳細はコチラ
×小谷直之(日本)
<ウェルター級/5分2R>
○ブレンゾリグ・バットムンク(モンゴル)1R4分59秒
TKO
詳細はコチラ
×山田哲也(日本)
<フェザー級T準決勝/5分2R>
○高橋孝徳(日本)2R
判定
×崎山勲(日本)
<ライト級/5分2R>
○藤村健悟(日本)1R3分46秒
腕十字
×松田マン(日本)
<バンタム級/5分2R>
△高須将大(日本)2R
Draw
△ガルちゃん(日本)
<無差別級/5分2R>
○鈴木マシマシ(日本)2R
判定
×ダンカン(米国)
<フライ級次期挑戦者決定T1回戦/5分2R>
○御代川敏志(日本)2 R2分49秒
TKO
×薩摩竜仁(日本)
<フライ級次期挑戦者決定T1回戦/5分2R>
○天野哲宏(日本)1R1分47秒
KO
×原拓郎(日本)
<フライ級次期挑戦者決定T1回戦/5分2R>
○宮内拓海(日本)1R0分59秒
KO
×新垣健司(日本
<フェザー級/5分2R>
○櫻庭泰裕(日本)2R
判定
阿仁鬼(日本)
<バンタム級/5分2R>
○髙橋謙斗(日本)2R
判定
×松本大輔(日本)
<74キロ契約/5分2R>
○神谷大地(日本)1R1分27秒
判定
×今市凌太(日本)
<ライト級/5分2R>
○望月貴史(日本)1R1分27秒
判定
×古谷宗太郎(日本)
<フライ級/5分2R>
○山﨑聖哉(日本)1R1分27秒
判定
×二之宮徳昭(日本)


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Brave Fight27 Grachan Grachan59 MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC キック 原口伸 小谷 小谷直之

【GRACHAN59×BRAVE FIGHT27】TD後は小谷に何もさせず、原口がパウンド葬で王座初防衛に成功

【写真】ベテラン小谷をパウンドで圧倒――この勝利がRoad to UFCに繋がるか(C)MMAPLANET

<Grachanライト級選手権試合/5分3R>
原口伸(日本)
1R3分57秒 by TKO
小谷直之(日本)

ともにサウスポー。サークリングする小谷に対し、原口が距離を詰める。小谷の左カーフキックがヒット、原口の右足が大きく浮いた。右を伸ばしながら回る小谷が、左ローを繰り出したところで原口がダブルレッグで組みつきテイクダウンを奪う。小谷はハーフガードで原口の頭を抱える。頭を抜いた原口が左パウンドを落としていく。

小谷はケージに頭を着け、原口の右手を抑える。原口がその右手を抜くと、小谷は立ち上がった。しかし原口はすぐさまグラウンドに引きずりもどしてパウンドを連打する。パウンドを嫌がった小谷は立ち上がるが、原口はバックへ。ボディロックからリフトアップしようとすると、小谷がケージを掴んでしまった。そのまま試合は続行され、小谷はガードポジションで耐える。

しかし原口がハーフガードの小谷の顔面に右ヒジを落とし、さらにパウンドの雨を降らすと防戦一方に。小谷の動きが止まると、レフェリーが試合をストップした。

勝者の原口は「今日までメチャクチャ緊張していて寝られなかった。UFCを目指して頑張っているので、今年Road to UFCが開催されるなら出たいです」とアピールした。


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Brave Fight27 Grachan Grachan59 MMA MMAPLANET o PRIDE Road to UFC UFC UFN218 キム・サンウォン ブレンゾリグ・バットムンク 今市凌太 児玉勇也 原口伸 古谷宗太郎 宮内拓海 小谷直之 山田哲也 崎山勲 御代川敏志 新垣健司 海外 田中智也 薩摩竜仁 藤村健悟 阿仁鬼 高橋孝徳 高須将大

【GRACHAN59×BRAVE FIGHT27】原口伸─02─「小谷選手に勝てなければ、フェザーでも海外で勝てない」

【写真】ケージの中の躍動感、無慈悲なパウンドとは対照的に普段はホンワカな感じの原口伸(C)MMAPLANET

12日(日)、東京都江東区のTFTホールで開催されるGRACHAN59×BRAVE FIGHT27で、小谷直之を相手にGrachanライト級王座の初防衛戦を行う原口伸のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

フレームの問題でフェザー級転向を考える原口にとって、ライト級での試合は今回が最後になるだろう。もちろん契約の問題はあるかもしれないが、それでもプロモーターとの話し合いで今回からフェザー級で戦うことも可能だったはず。しかし原口は、国内ライト級の中でも大きな小谷と対戦する。その先に見据えるのは――UFCに出ることではない。オクタゴンで勝利を手にすることだ。

<原口伸インタビューPart.01はコチラから>


――今後はフェザー級で戦っていくと考えた時に、小谷選手はライト級の中でもフレームが違いすぎませんか。

「はい、メチャクチャ大きいです(苦笑)。僕としてもフレームの違いがネックになるとは思いますが、オファーがあった時点で覚悟は決まっています。もともとグアムの試合の前からオファーは頂いていて。その時は僕も通常体重が落ちていたので、『試合が終わってから身体をつくり直してから防衛戦をやりたい』と返答していました」

――小谷戦を4日後に控えた今、ライト級用の身体に戻ってきているのでしょうか。

「なんとか……。それでもまだ小谷選手とはフレームが違うでしょうけど、計量の時点では同じ70.3キロになるので、あまり深く考えないようにしようと思っています」

――小谷選手とはフレームだけでなく、キャリアの違いもありますね。原口選手にとっては過去最大のキャリアを持つ相手となります。

「PRIDEやUFCにも出たことのある相手ですからね。オファーを頂く前は名前を知っているぐらいでしたが、対戦が決まってからは試合映像をしっかり見ました。見たら『おぉ~っ!!』と思って」

――「おぉ~っ!!」とは(笑)。

「寝技が強くて、一発で試合展開をひっくり返すことができる選手だと思います。どれだけ僕が優勢に進めていても、どこかで取られたら一発で終わる。緊張感のある相手ですよね。ケージレスリングも強いじゃないですか。ケージ際での小外掛けも上手いので、そういったケージでの攻防も頭には入れています」

――特に四つで組んだ時は強いですよね。それでも――フレームの大きさに関わらず、組みでは負けない自信がありますか。

「そうですね。僕はレスリング時代から、力×力で勝負するタイプではないんですよ。相手が力で来たら、こちらはスピードで勝負するような。グラチャンのベルトを獲った植田戦でも、相手が組んできたところを切り返す場面もありました。むやみに力で勝負することはなく、そういった攻防も全て含めて、組みでは負けないと思っています」

――では他の要素についてもお聞きします。小谷選手の打撃については、どのように見ていますか。

「左ストレートは強いですよね。形が良いわけではないと思いますが、実際当たるし、当たったら危ないです。僕も小谷選手もサウスポースタンスなので、左をもらわないように動きたいです。自分もまだ打撃については未完成なので、荒々しい打ち合いになるのかなと思っています。そのなかでも自分はキム・サンウォン戦のように、スピードを生かしながらコンパクトに打っていきたいです」

――なるほど。先ほども少し触れられていましたが、サブミッションを比べるといかがですか。

「まず相手に取らせないことが一番です。一度掴まれたら、こちらが技術で対抗しようとしてもガッと持っていかれる力があると思うので」

――対して、ご自身のグラウンド技術は?

「今回はグラップリングに重点を置いて練習してきました。僕にとってグラウンドでの武器は、パウンドです。さらにパウンドを打ちながら、その流れでサブミッションを極められるような練習を積んでいます。最初から極めることを狙うよりも、一つひとつを積み重ねていって、その先にフィニッシュがあると思っています」

――ということは、やはり試合は削り合いが多くなりそうですか。

「そう思います。小谷選手を相手に、シンプルなグラップリングで一本を取れるような技量は、今の僕にはないかもしれないです」

――正直な意見ですね。原口選手に限らず国内で、シンプルなグラップリングで小谷選手を極められる選手も少ないとは思いますが……。

「アハハハ、それぐらい強い相手だと思います。でもライト級でフレームの大きい小谷選手に勝てなければ、フェザー級に落としても海外では勝てないですよね。僕が目指しているのはUFCです。UFCだけでなく海外の試合を見ていると、ここで負けているようでは中央アジア勢には勝てないと考えています」

――一方で、キム・サンウォン戦を削り合いで制しただけに、原口選手と中央アジア勢の試合もぜひ見てみたいです。

「ありがとうございます。先日のUFC(UFN218)を見ても、『日本人はUFCで勝てない』というのは先入観に過ぎなかったんだなと思いました。どの競技でもそうですけど日本人選手が勝つと、その勢いに続くことってあるじゃないですか。今はMMAでも、その現象が起きつつあるというか――少なくとも、僕の中の先入観がなくなった大会でした。『自分もUFCで戦える』そう思わせてくれました」

――小谷選手との防衛戦を控えた今の時点で、先のことを言うと鬼が笑うかもしれませんが、あとどれくらいでオクタゴンに到達したいと考えていますか。

「宮田先生からは『MMAが分かるようになるには3年かかる』と言われています。僕はMMAを始めて2年経っていないので、まだ分からずに考え込んでしまう部分もあります。だから今年が勝負の1年になると思います。もし今年もRoad to UFCアジアが開催されるなら、ぜひ出たいですね。

UFCに出るためには、小谷選手は絶対に超えないといけない壁です。結果はもちろん、試合内容も問われると思います。試合当日は準備してきたものを、出し惜しみせず全部出して、しっかり勝ちます」

■視聴方法(予定)
2月12日(日)
午後1時30分~ GRACHAN放送局

■ GRACHAN59×BRAVE FIGHT27対戦カード

<Grachanライト級選手権試合/5分3R>
[王者]原口伸(日本)
[挑戦者]小谷直之(日本)

<ウェルター級/5分2R>
山田哲也(日本)
ブレンゾリグ・バットムンク(モンゴル)

<フェザー級T準決勝/5分2R>
高橋孝徳(コンゴ)
崎山勲(日本)

<ライト級/5分2R>
藤村健悟(日本)
松田マン(日本)

<バンタム級/5分2R>
高須将大(日本)
ガルちゃん(日本)

<無差別級/5分2R>
ダンカン(日本)
鈴木マシマシ(韓国)

<フライ級次期挑戦者決定T1回戦/5分2R>
御代川敏志(日本)
薩摩竜仁(日本)

<フライ級次期挑戦者決定T1回戦/5分2R>
原拓郎(日本)
天野哲宏(日本)

<フライ級次期挑戦者決定T1回戦/5分2R>
宮内拓海(日本)
新垣健司(日本)

<フライ級次期挑戦者決定T1回戦/5分2R>
児玉勇也(日本)
田中智也(日本)

<フェザー級/5分2R>
阿仁鬼(日本)
櫻庭泰裕(日本)

<バンタム級/5分2R>
髙橋謙斗(日本)
松本大輔(日本)

<74キロ契約/5分2R>
神谷大地(日本)
今市凌太(日本)

<ライト級/5分2R>
望月貴史(日本)
古谷宗太郎(日本)

<フライ級/5分2R>
山﨑聖哉(日本)
二之宮徳昭(日本)

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