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【RIZIN44 & NAIZA FC55】福田龍彌が振り返るアーセン戦&NAIZA─02─「二冠になり、バンタム級で…」

【写真】いかなる終了の仕方でも、ルールに則り福田の勝利は動かない。それでいて、絶対に再戦が見たい激闘だった(C)RIZIN FF

9月24日(日)、さいたまスーパーアリーナにて開催されたRIZIN44で、山本アーセンに3R TKOで勝利した福田龍彌のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

1Rと2Rで仕留めるための準備が終わった。「さぁ、これから――」と3Rに臨む福田に対し、ドクターチェックからアーセンの逆襲が始まる。驚きながらも基本通りのジャブを突き続け、レフェリーストップを呼び込んだ福田。その激闘を振り返るとともに、2023年を締めるカザフスタンでの戦いについて訊いた。

<福田龍彌インタビューPart.01はコチラから>


――ここから仕留めに行く……、その前にドクターチェックが入りました。

「絶対に試合が終わってほしくないって思いましたね。ドクターチェックのあと、アーセン君が『ごめんなさい、待たせちゃって』と言うから、『何分でも待つよ』って。するとアーセン君も『ありがとうございます!』と返してくるんです。すんごいナイスガイでした。

それで3Rが始まって、ボディを打とうとしたところに左フックをもらってヒザを着いてしまうけど、ここは効いていないんです。ビックリして引くタイミングでコケちゃった、みたいな。見栄えは悪いけどダメージはなくて」

(C)RIZIN FF

――その後、アーセン選手が左跳びヒザから組んできました。

「僕としてはコレがビックリして。

(C)RIZIN FF

跳びヒザから着地際の右フック――周りにこういうことをしてくる人はいませんでしたから。

でもテイクダウンを切ったあとに僕が、起き上がり際にヒザ、左ストレートと打つんですけど、ここでアーセン君の顔をカットしたんですよ。

相手も見えてへんから『思いっきり行ったろう』と思っていたらドクターチェックが入って。僕のほうが『マジかぁ!』と言っているんです(笑)」

――福田選手のほうが悔しかったわけですか。

(C)RIZIN FF

「やっぱり白黒つけたいから。

レフェリーストップはエェけどカット系のドクターストップは、試合後に『あのままやっていれば……』という『たら・れば』論が出てきちゃうじゃないですか。それが嫌だし、たぶん彼も嫌だったと思います。最後までやりたかったから、僕のほうが『アーセン! アーセン!』と音頭を取りました。ホンマにアーセン君に対する歓声が凄くて、『アーセン!』という音が会場からリングに降ってきていましたからね。

ドクターストップになったあと、僕から『またやろう。今回はしゃあないわ。戦ってくれてありがとう』と伝えました。アーセン君も『俺まだやれるから』と言っていたけど、レフェリーやドクター、ルールあっての場所やからね。仕方ないです」

――試合前と試合後では、アーセン選手に対する印象も変わったのではないですか。

(C)RIZIN FF

「アーセン君の評価は爆上がりしているでしょう。

ホンマに強かったし、良い試合やったと思います。僕も楽しくて、もっと試合を続けたかった。あの内容なら5分5Rやりたかったな、と思えるぐらいの良い時間でした。

でも一番良かったのは、お客さんが喜んでくれたことです。試合をしている二人だけが楽しいだけなら、この試合よりもクオリティの高い殴り合いは日常的にジムでやっているから。これで喜んでくれるなら、練習を見てくれたらもっと面白い動きを見せられるで、と思います。それが僕らの日常なんですよ」

――確かにトップファイターの練習を見ているだけでも面白いと思う瞬間があります。

「そうでしょう? そんな日常から、さいたまスーパーアリーナのお客さんが喜んでくれるようなモノを提供できるようになったんやなと感じました。さいたまスーパーアリーナという格闘技の聖地で、当日の試合の中ではお客さんが沸いたほうやし、RIZINさんに対しても良い試合ができたかなと思っています」

――なるほど。次は早速、12月2日にカザフスタンで開催されるNAIZA FC55で、同フライ級王者のジアス・エレンガイポスに挑むことが発表されました。これまで海外の試合を希望していた福田選手としては、その希望どおりという試合ですか。

「あぁ、それはハッキリと書いておいてほしいんですけど――僕としては『国内より海外』という気持ちはないです。僕は職業=戦士であって。誰と何キロで、ファイトマネーいくらで戦うか。それで年間、何試合できるか。そういう仕事として試合をしています。だから国内、海外どっちでやりたいというのもなくて」

――あくまで海外から仕事のオファーが来た、ということですね。そう考えると今年はDEEPフライ級GPで優勝し、さいたまスーパーアリーナの観客を沸かせて、海外大会の王座挑戦で締めるという……。

「おかげさまで仕事がうまく行っています。本来は9月18日のDEEP×Black Combat対抗戦にも出たかったんですよ。対抗戦に出なかったら、何のためにフライ級GPで優勝したんやっていう感じやないですか。せっかく韓国から選手が来てくれるのに、チャンピオンが出ないのは相手に失礼やと思って。でもフライ級は駒杵選手が一本で勝ってくれて良かったです。僕としては対抗戦に出ていたバンタム級の選手に興味があります。彼はNAIZA FCのバンタム級チャンピオンなんですよね」

――石司晃一選手を下したユ・スヨンですね。Black Combat、DEEP、そしてNAIZA FCのバンタム級王者でもあります。

「僕が次の試合でNAIZA FCフライ級のベルトを獲ったら、DEEPとNAIZA FCのフライ級2冠王になりますよね。そしてユ・スヨンがNAIZA FCとDEEPのバンタム級2冠王――そこで僕がバンタム級に転向できればエェかなと思っています」

――日本とカザフスタン、DEEP & NAIZA FCの2冠王者同士の対決に!

「僕を応援してくれている人って、僕が修斗時代から殴り合っているのを観てくれている人たちばかりなんです。そうした人たちのおかげで、ここまで来られているわけやから。平野区民センター、阿倍野区民センター、高松シンボルタワーから、さいたまスーパーアリーナへ。そしてカザフスタンまで――感慨深いですよ。

だから『国内より海外』っていう気持ちもないし、大きな会場だけで試合をするというつもりもないです。もちろん今後も後楽園ホールで試合がしたい。僕の中にあるのは、『お金を払って試合を観てくれている人たちに楽しんでもらいたい』という大前提だけで」

――それはNAIZA FCをはじめ、海外で試合をする時も気持ちは同じですか。

「同じですよ。言葉が分からない人たちを、試合で沸かせるのって最高じゃないですか。RIZINに出ても8割ぐらいは、アーセン君のことは知っていても僕のことは知らない人たちだったでしょう。それはもう海外と環境は変わらないですよ。僕のパンチが当たってもシーンとなっているのに、アーセン君のパンチがかすっただけで『ウォーッ!!』と沸いていて。こんなに違うんやって思いました。でも2Rあたりから、僕のパンチが当たっても沸くようになりました。ちゃんとヤバいものを提供できたら沸くし、みんなが見入ってくれる。それだけヒリヒリしてくれるわけですよね。

勝負事やから、置きに行く選手もいるじゃないですか。僕は今までたくさん負けてきているので、そういう意味では『負けても構わない』という気持ちで臨んでいます。と同時に、『絶対にコイツを仕留めたろ』という気持ちで戦っています。相手を仕留めるために5分3Rをどう使うか。仕留めるための過程も楽しんでもらう場所、それが試合なんですよ。次はカザフスタンのお客さんに、僕の試合を楽しんでもらいたいし、会場を沸かせたいです」

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AB MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase339 キック 松本光史 西尾真輔

【Pancrase339】松本が西尾の強打を封じてグラウンドでコントロール。判定勝利で連敗脱出

【写真】松本が1~3R通してテイクダウン&トップキープを繰り返して勝利を掴んだ(C)MMAPLANET

<ライト級/5分3R>
松本光史(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
西尾真輔(日本)

松本が右のカーフキック。パンチの打ち合いのなかで、西尾の左フックをかわして組みつく。西尾は松本をがぶり、立った状態でヒザ蹴りを連打する。距離が離れると松本は右のカーフキック。西尾はジャブと左フック、右フックで前に出る。

松本は西尾の右に右ストレートを返し、今度は西尾が組んで松本をケージに押し込む。距離が離れると西尾の左フックを空振りさせ、松本がダブルレッグでテイクダウンする。松本はハーフガードでトップキープし、残り1分を切ったところでサイドポジションに出る。

松本はノースサウスチョークも狙いつつ、終了間際にボディへのヒジ打ちと顔面にパンチを落とす。このラウンドはジャッジ3名とも10-9で松本にポイントをつけた。

2R、松本は右のカーフキックとジャブ。西尾の左を空振りさせて組みつき、西尾をケージに押し込む。一旦距離が離れると松本がテイクダウンも織り交ぜながらジャブをつき、西尾に組みつく。

ここで西尾がノーアームギロチンで締め上げるが、松本は頭を抜いてハーフガードでトップキープする。

肩固めを狙いつつパスガードも狙う松本。西尾のブリッジに対してもしっかりトップキープして、再びパスガードしてサイドポジションへ。

残り40秒でマウントポジションへ移行して、そこから肩固めも狙う松本。このラウンドも松本がグラウンドで西尾を圧倒し、ジャッジ3名とも10-9とし、1・2Rを松本が取る形となった。

3R、西尾が左フックから前に出る。松本も右フックと右ローを見せ、西尾の首と足を抱えながら組み、そのままケージに押し込んでテイクダウンする。西尾は松本の首を抱え、松本がケージに押し込む時間が続く。

西尾が立ち上がると、松本がダブルレッグで寝かせる。西尾がブリッジを効かせて強引に逃げようとすると、松本はバックに回って両足をフックする。松本がチョークを狙ったところで試合終了となった。

西尾の強打をテイクダウン&組み技で制し、連敗脱出を果たした松本。

試合後「ちょっと煮え切らない試合だったかもしれないけど、鎬を削る試合だったと思います。みなさんもうまいもん食べて、また明日から頑張ってください」と来場者にメッセージを送った。


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AB MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase339 キック 丸山数馬 平信一

【Pancrase339】丸山、3Rのテイクダウン&トップキープで平に判定で競り勝つ

【写真】1・2Rを取り合う展開で丸山が3Rに競り勝った(C)MMAPLANET

<ライト級/5分3R>
丸山数馬(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
平信一(日本)

丸山が上下のフェイントから右ハイキックと右ロー。丸山が距離を詰めて首相撲になると、平が相手の右脇を差してケージに押し込む。丸山が体勢を入れ変えてヒザ蹴り、シングルレッグも狙いつつ、一本脇を差した状態で平をケージに押しつける。

平は離れ際に右アッパーを突き上げ、シングルレッグでテイクダウンを狙う。立ち上がった丸山に対し、平が右フックを当てて突進。丸山は下がりながら左フックを当て、平がシングルレッグで組み付くと、丸山ががぶる。

平が立ち上がると、丸山がダブルレッグでテイクダウンするが、平もその勢いに任せて丸山を後方に返して立つ。オープンスコアはジャッジ3名とも10-9で丸山を支持した。

2R、丸山は細かくジャブをついてパンチをまとめるが、丸山の右アッパーに平が右フックを合わせ、そのままハーフガードで上になる。丸山に立たれてもバックをとる平。そのまま丸山をケージに押し込み、丸山が正対するとダブルレッグから持ち上げて、豪快にマットに叩きつける。

ハーフガードで上になる平はしっかりとトップキープしてパンチを入れ、丸山が背中を見せて立ち上がると後ろへのスープレックスを狙う。

さらに平は正対してダブルレッグで尻餅をつかせると、丸山の立ち際に右アッパーと右フックを当てる。このラウンドはジャッジ3名とも10-9で平を支持し、ポイントはイーブンで3Rを迎える。

3R、丸山は右ストレートと右カーフキック。平の右に合わせて組みついてテイクダウンを奪う。平はケージに背中を預けて身体を起こすが、丸山が平をマットに寝かせて、ハーフガードでトップキープする。

足も抜いてサイドに移行した丸山は、亀になる平の後ろに回ってバックへ。平が回転して逃げようとすると肩固めを狙う。残り2分で立ち上がった平だが消耗が激しい。逆に丸山が平を寝かせてサイドポジションで抑え込む。最後は丸山が立ち上がって、試合終了。3Rを10-9で丸山が取り返す形で判定勝利した。


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AB o ONE UFC UFC295   トム・アスピナル ナジム・サディコフ

『UFC 295: Prochazka vs. Pereira』パフォーマンスボーナス/7選手がボーナス獲得

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 UFCが『UFC 295: Prochazka vs. Pereira』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・ナジム・サディコフ vs. ヴィチェスラフ・ボルシェフ

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・アレックス・ペレイラ、トム・アスピナル、ジェシカ・アンドラジ、ディエゴ・ロペス、ベノワ・サンデニ


 7選手には各5万ドルのボーナス。続きを読む・・・
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AB BELLATOR Bellator300 F1 MMA News o ウスマン・ヌルマゴメドフ

Bellator:ライト級王者ウスマン・ヌルマゴメドフがドラッグテスト陽性により出場停止。前回の試合はノーコンテストとなり、ライト級王座は剥奪へ。

mmajunkie.usatoday.com

ウスマン・ヌルマゴメドフがBellator300の試合前に行われたドラッグテストで禁止薬物が検出され、ブレント・プリムス戦はノーコンテストに変更の上、6ヶ月の出場停止処分。これにより、すでに決勝進出を決めていたライト級GPは欠場となり、決勝にはブレント・プリムスが進出する。

検出された薬物については、カリフォルニア州の医療情報機密保持法により非公開だが、ウスマンは医師に処方された治療目的のものであることを主張し、証拠を提出している。しかし、事前の治療使用目的の免除申請を行っておらず、事後の申請を要望したものの、コミッションから拒否されている。

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【UFC295】UFC2戦目でMSG、スティーブ・アーセグ「平井が試合を受けてくれたらUFCとサインできた」

【写真】豪州勢らしく125ポンドでもパワフルなウェルラウンダーのアーセグ(C)MMAPLANET

11日(土・現地時間)、秋のUFCビッグショー in NYC──UFC295「Prochazka vs Pereira」がニューヨーク州ニューヨークシティのマジソン・スクエア・ガーデンで開催される。
Text by Manabu Takashima

イベント名にあるようにイリー・プロハースカ✖アレックス・ポアタン・ペレイラによるUFC世界ライトヘビー級王座決定戦を筆頭に、UFC暫定世界ヘビー級王座決定戦=セルゲイ・パブロヴィッチ✖トム・アスピナルなど選りすぐりのマッチアップが並ぶ同大会で、豪州フライ級のエース=スティーブ・アーセグが、オクタゴン2戦目でアレッサンドロ・コスタと対戦する。

今年の2月にパースで開かれたUFC284の前夜、ある意味ダナ・ホワイト・ルッキン・フォー・ファイト的なPPVショーウィークのローカル大会=Eternal MMAで平井総一朗を破り最高峰に辿り着いたアーセグを初インタビューした。


――今週末、MSGでアレッサンドロ・コスタとオクタゴン2戦目を戦います(※取材は8日に行われた)。今の気持ちを教えてください。

「感謝の気持ちでいっぱいだよ。なんせMSGだからね。1年前のことを想うと、ここにいることが信じられない。Eternal MMAで戦っていてUFCとサインし、MSGで戦う。これ以上のことはないだろう。コスタは強敵だし、凄くチャレンジングな試合になる。最高だよ、真っ向勝負をしたいと思っている」

──スティーブは今年の2月に、UFC284ファイトウィークに行われたEternal MMAで日本の平井総一郎選手を破ったことでUFC入りを果たしました。その過去があって、日本のファンにとっても気になる選手です。

「UFCの前日の試合だったけど、実は対戦相手がなかなか決まらなかった。豪州国内では僕と戦いたがる選手が誰もいなくて。そして英国や海外の選手に当たることになった。結果、ヒライが試合に応じてくれて本当に嬉しかったよ。彼とは試合後、そして日本に戻ってからも何度か連絡を取り合った。

あの大会後、バックステージでUFCとの契約が決まった。僕はあの試合でUFCに良い印象を与えて勝つ必要があったけど、ヒライが試合を受けてくれたからUFCとサインできたんだ。試合がなければそれは不可能だったからね」

──6月のダヴィッド・ドヴォルザーク戦はショートノーティス、ランカーとのUFC初戦となりました。

「いつだって試合ができるように準備していたから、あのチャンスに跳びついた。10日前だろうが、2日前だろうが構わない。オファーがあった時、僕はコーチに『皆が大丈夫なら、俺は戦うよ』って伝えたんだ」

──コーチからの確認でなく、コーチの方を確認したと(笑)。

「そうなんだ(笑)。それにさ、普通にオファーを待っていたらいきなりトップ10ファイターと戦うことはできなかっただろうしね」

──とはいえ、そのランカーを破ったのにスティーブはランク入りしていません。

「どういう仕組みでランキングが決定されているのか、僕には分からないんだけど……そこは気にしていないよ。いずれにせよ、デビュー戦でトップ10の選手に勝てたことで2戦目からもトップランカーと戦えるポジションを手にすることができたんだ。この状況はチャンピオンを狙ううえで、好ましいことは変わりないから」

──当初の予定ではランク9位のマット・シュネルと対戦予定でした。

「ランク9位の選手との試合がなくなって……やはり勝てば返ってくるモノも大きかったし、最初は引っ掛かるものがあったよ。けど、NYのビッグイベントで戦えるし気持ちはすぐに切り替わった。実際コスタはシュネルより、手強いと思う。グラウンドが強くて、テイクダウンディフェンスにも長けている」

──では、そのコスタ戦ではどのようなファイトを見せたいですか。

「僕がどの局面でも、しっかりと戦えることを証明したい。打撃、寝技、レスリング、全ての場面で僕の爆発力がアドバンテージを握るだろう。彼は距離を保つタイプだから、開始直後から詰めて圧力をかける。そして打撃に優位に立つ。彼が持っている僕のイメージとは違う武器を使って戦う。彼のカウンター狙いに対して、あくまでも僕のファイトを貫く。僕が世界のベストだと証明できるファイトを心掛けたい」

──ところで私はUFCフライ級ファイターのインタビュー機会を得ると、常に平良達郎選手のことを尋ねるようにしています。スティーブにとって、平良達郎選手のパフォーマンスはどのように映っていますか。

「UFCで戦っている日本人だよね。あのサブミッションが得意な。いや、彼のサブミッションは良いよ。いつか戦う日がやってくると思うけど、その時は思い切りファイトしたい。凄く良いファイターだ。日本のファンも、その前に僕の試合を見て楽しんで欲しい」

■視聴方法(予定)
11月12日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
午後12時~PPV
午前7時30分~U-NEXT

<UFC世界ライトヘビー級王座決定戦/5分5R>
イリー・プロハースカ(チェコ)
アレックス・ポアタン・ペレイラ(ブラジル)

<UFC暫定世界ヘビー級王座決定戦/5分3R>
セルゲイ・パブロヴィッチ(ロシア)
トム・アスピナル(英国)

<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・アンドラーデ(ブラジル)
マッケンジー・ダーン(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
マットフレヴォラ(米国)
ベノワ・サンドニ(フランス)

<フェザー級/5分3R>
パット・サバティーニ(米国)
ジエゴ・ロピス(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
スティーブ・アーセグ(豪州)
アレッサンドロ・コスタ(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
タバタ・ヒッチ(ブラジル)
ルピタ・ゴディネス(メキシコ)

<158ポンド契約/5分3R>
マテウス・レンベツキ(ポーランド)
ルーズベルト・ロバーツ(米国)

<ライト級/5分3R>
ナジム・サディコフ(アゼルバイジャン)
スラヴァ・ボルシェフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
ジャレッド・ゴードン(米国)
マーク・マドセン(デンマーク)

<138ポンド契約/5分3R>
カン・ギョンホ(韓国)
ジョン・カスタネダ(米国)

<フライ級/5分3R>
ジョシュア・ヴァン(ミャンマー)
ケヴィン・ボルハス(ペルー)

<147ポンド契約/5分3R>
デニス・ブズーキア(米国)
ジャマール・エマース(米国)

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AB DEEP DEEP116 MMA MMAPLANET o 泰斗 窪田泰斗 雅駿介

【DEEP116】テイクダウンを奪いまくった雅が、グラウンドでもコントロールし窪田にフルマーク判定勝ち

【写真】テイクダウン、グラウンドコントロールでも雅が上回った(C)MMAPLANET

<バンタム級/5分2R>
雅駿介(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18.
窪田泰斗(日本)

サウスポーの窪田が一気に距離を詰める。左右フックからシングルレッグで入った窪田は、左腕を差し上げて雅をケージに押し込んでいく。ケージ際の攻防でヒザを突き上げた雅は、ボディロックからグラウンドに持ち込んだ。一度は立ち上がった窪田だが、再び背中を着かされてしまう。ハーフガードの窪田に鉄槌とヒジを落とす雅。窪田は下から雅の頭を抱えている。雅は窪田の左わき腹に右ヒザを連打する。さらに窪田の腕を振りほどいた雅は、強烈な右ヒジを落としていった。

ここでレフェリーがブレイクをかけ、スタンドで再開される。ケージ中央で右ハイを見せた雅に対し、窪田はフェイントから組むチャンスをうかがう。窪田が左ストレートをボディに伸ばした。雅は首相撲からヒザを突き上げ、窪田をケージに押し込む。クラッチすると、そのままテイクダウンを奪って初回を終えた。

最終回、パンチを狙う窪田に対し、雅が首相撲を仕掛ける。ここは窪田が離れた。窪田の左ストレートに対し、雅の右ローが窪田の下腹部を捕らえてしまった。ここで試合は中断され、休憩後に再開される。再開後、窪田は組んで行くも雅にスプロールされてしまう。反対に雅がボディロックから窪田に尻もちを着かせた。立ち上がる窪田をケージに押し込み、ヒザを突き刺していくも、レフェリーがブレイクをかけてローブローの注意を与える。

再開後すぐに組んだ両者だが、テイクダウンを奪ったのは雅だ。バックマウントからRNCを狙い、窪田がうつ伏せになるとパンチで削る。四の字フックで組んだ雅は、バックから左腕を差し上げて窪田をコントロールする。パンチで削り続ける雅に対し、窪田も反転して立ち上がったが、パンチをかわされタイムアップとなった。

裁定はフルマークの判定で雅が窪田を下した。


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AB o RIZIN RIZIN45 YouTube  

12.31『RIZIN.45』でスダリオ剛 vs. 上田幹雄、安保瑠輝也 vs. 木村“フィリップ”ミノル、太田忍 vs. 芦澤竜誠が追加発表

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11月11日12時30分より『RIZIN.45』追加対戦カード発表記者会見/YouTubeでライブ配信(2023年11月10日)

 こちらの続報。




 RIZINが12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催する『RIZIN.45』の追加カード発表記者会見を開きました。続きを読む・・・