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【300人スパー!】柔術で充実に行ってきた!

日本最大規模の柔術練習会「柔術で充実」に行ってきた。
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須田萌里 13戦8勝5敗(2023年6月1日現在)
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Column DEEP DEEP Nagoya Impact2023 DEEP Nagoya Impact2023#03 DEEP Nagoya Impact2023#04 MMA MMAPLANET o 中西哲生 石塚雄馬 須田萌里

【DEEP Naoya Impact2023#03&04】試合結果 須田萌里がグラップリングでマユミGSB ジムに敗れる

6日(日)、愛知県春日井市の勝川プラザホテルでDEEP Nagoya Impact2023公武堂ファイト03&04が行なわれた。

2部構成、第2部の04大会ではメインで元タイトルコンテンダーの石塚雄馬が、太田将吾にスプリット判定勝ち。コメインのグラップリング5分1R戦で、マユミ・グラップリングシュートボクサーズジムに0-3の判定負けを喫している。

両大会の試合結果は以下の通りだ。

DEEP Nagoya Impact2023#03
<バンタム級/5分2R>
○小崎連2R3分27秒
TKO
×切嶋龍輝
<フライ級/5分2R>
○今井健斗2R
判定
×小林優(日本)
<フライ級/5分2R>
○中西哲生2R
判定
×カネタケマン
<フェザー級/5分2R>
○西川直希(日本)2R
判定
×河添幹斗(日本)
<フライ/5分2R>
○京乃介(日本)2R
判定
×廣瀬裕斗(日本)
<フェザー級/5分2R>
○脇田仁(日本)1R2分48秒
三角絞め
×夏目涼佑(日本)

DEEP Nagoya Impact2023#04
<ライト級/5分2R>
○石塚雄馬(日本)2R
判定
×太田将吾(日本)
<ラップリング51キロ契約/5分1R>
○マユミ・グラップリングシュートボクサーズジム(日本)1R
判定
×須田萌里(日本)
<フライ級/5分2R>
○田中義基(日本)2R3分58秒
TKO
×オサモ・リチャードソン(日本)
<ストロー級/5分2R>
○鶴斗(日本)1R1分48秒
TKO
×大和田光太郎(日本)
<バンタム級/5分2R>
○MASANARI(日本)2R
判定
×大岩翔哉(日本)
<63キロ契約/5分2R>
○田口貴親(日本)1R#分28秒
TKO
×三郎(日本)
<フェザー級/5分2R>
○土本暉弘(日本)2R
判定
×宜野座ケビン(日本)

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DEEP DEEP JEWELS DEEP JEWELS42 HIME MMA MMAPLANET NØRI o アム・ザ・ロケット キック キム・ジヨン パク・シウ パンクラス 万智 古林礼名 山崎桃子 村上彩 桐生祐子 竹林愛留 藤野恵実 青野ひかる 須田萌里 魅津希 齋藤百湖

【DEEP JEWELS42】10周年記念大会でアム×村上のミクロ級タイトル戦。齋藤百湖の初陣は何と、NØRI

【写真】ほぼほぼ適正体重より重い状態で戦って来た両者が、どのようなパフォーマンスを見せつけるか (C)MMAPLANET

12日(水)にDEEPより、9月10日(日)に東京都港区のニューピアホールでDEEP JEWELS42「10th Anniversary」が開催されオープニングのアマMMAを含め12試合の対戦カードが発表された。

2013年8月31日に新宿FACEで旗揚げ戦が行われ(※メインに藤野恵実、セミのキックにキム・ジヨン、グラップリングに魅津希、パウンド無し試合も組まれた)、確実に日本の女子MMA界の成長を後押ししてきたDEEP JEWELSが活動開始から10年の区切りとなる大会を開催する。


3回戦で発表されたのは、DEEP JEWELSミクロ級タイトル戦=王者アム・ザ・ロケット×村上彩。そしてパク・シウ✖HIMEの49キロ契約マッチの2試合だ。

同じく49キロ契約では2回戦ながら須田萌里×エイト・ロータスという注目カードが組まれている。

また全日本学生柔道選手権63キロ級で3位の実績を持ち、EXFIGHT所属でアマMMAで万智に勝利している齋藤百湖がプロデビューに挑む。対戦相手は何とパンクラスでタイトル戦を経験したばかりのでNØRI──実績崩壊マッチも実現する。

この他、青野ひかる×桐生祐子、山崎桃子×古林礼名、竹林愛留✖ 彩綺なども決定した10周年記念大会。特別仕様でなく、普段着の装いで記念大会が実現することが、DEEP JEWELSが10年に渡り積み上げて来た実績の証といえるだろう。

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DEEP DEEP JEWELS DEEP JEWELS41 MMA MMAPLANET o パク・ジョンウン 須田萌里

【DEEP JEWELS41】須田が打撃の成長を見せるもパク・ジョンウンの右でマットに沈み、涙のKO負け

【写真】衝撃のフィニッシュ--(C)MATSUNAO KOKUBO

<49キロ契約/5分3R>
パク・ジョンウン(韓国)
Def.1R4分27秒by TKO
須田萌里(日本)

ジャブから前蹴りの須田が、右ハイを連続で見せる。左右に回るパク・ジョンウンは打撃を見ているなかで須田がテイクダウンを狙って組みつく。この際、須田の頭がパク・ジョンウンの右目の下に当たり試合が中断される。

再開後、須田は前蹴りとジャブ、ローを繰り出す。パク・ジョンウンは勢いのある右カーフ2つ、須田がそこにパンチを狙う。須田はジャブからテイクダウンを狙うが、パク・ジョンウンが切る。引き込んで須田に対し、パク・ジョンウンは直ぐに立ってローを蹴る。須田もスタンドに戻ると、右ストレート。右ミドルをキャッチされた須田は、ジャンピングガ―ドもパク・ジョンウンが振り払って落とす。

試合は再びスタンド戦となり、蹴り足をキャッチしたパク・ジョンウンが右ミドルを決める。ジャブに右を返し、蹴りにも右を合わせていくパク・ジョンウンがローを入れる。須田も伸びる前蹴り、左ジャブを繰り出すと右ローへ。さらにパク・ジョンウンのローにパンチを合わせ、パンチを纏めて前に出る。

連続でパンチを被弾したパク・ジョンウンだったが、右ヒザに思い切り右を合わせると須田が後方に崩れ落ちる。パク・ジョンウンはパウンドを纏め、レフェリーが試合を止めた。

両手で顔を覆って涙を見せる須田に対し、パク・ジョンウンは「ドント・クライ」と話しかけ健闘を称えた。


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DEEP DEEP JEWELS DEEP Tokyo Impact o RIZIN   アム・ザ・ロケット キック キム・ユジョン ケイト・ロータス 万智 伊澤星花 古瀬美月 須田萌里

【DEEP JEWELS】速報中!DEEP JEWELS 41

230528deepjewels-order
さてさてお昼のDEEP TOKYO IMPACT 2023 4th ROUNDに引き続き、ニューピアホールではDEEP JEWELS 41が開催されます。RIZINとDEEP JEWELSの2本のベルトを持つ伊澤星花がメインに登場。アム・ザ・ロケットを迎え撃ちます。さらに須田萌里、万智という次世代のスター候補も出場する注目の大会。今回はU-NEXTで観戦しつつ、電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【第1試合 アマチュアSPルール 55kg契約】
×角田光優(禅道会中信支部)
(判定0-3)
○横瀬友愛(BELVA)
1R、開始直後に片足タックルから足を掛けてテイクダウンした横瀬。サイドからマウントに移行しつつ、上から三角絞めを狙うが、角田は立ち上がってスタンドに脱出。パンチを振るって前に出てラウンドを終えた。
2R、一転したスタンドの攻防。角田がミドルを多用し、バックハンドブローなど積極的の手数を出す。しかし村瀬もパンチを打ち返して対抗。さらに片足タックルで組んで押し込むが角田の腰は重い。しばらく膠着するが横瀬は強引に倒すとバックに周って首を狙う。しかしここでタイムアップ。判定は主導権を握った横瀬に軍配。


【第2試合 アマチュアSPルール 50.5kg契約】
×吉川桃加(トライフォース赤坂)
(判定0-3)
○須田美咲(リバーサルジム立川ALPHA)
1R、前に出る吉川。ケージ際に追い込むが須田はハイキック。それでも吉川は組み付くが須田が首投げでテイクダウン。上野ポジションをキープしてラウンドを終えた。
2R、開始直後の組んでくる吉川。須田は首相撲から膝蹴りを連打。吉川は嫌がって組み付いてしばらく差し合いが続く。離れ際に吉川のパンチの連打。これがヒット。嫌がる須田はタックルに来るが吉川はこれを切ってスタンドの攻防が続く。終了間際には差し合いから須田がまたも首投げでテイクダウンを奪って試合終了。判定は須田に軍配。


【第3試合 フライ級】
×MANA(blooM)
(判定0-3)
○奥富夕夏(リバーサルジム新宿Me,We)
1R、MANAの打撃をかいくぐって奥富がタックルでテイクダウン。しかしMANAはすぐに立ち上がる。間合いを潰して組み付く奥富。ケージ際で長い差し合いが続く。MANAが足を掛けて投げを放つが二転三転して上になるのは奥富。しかしMANAは立ち上がると再び足掛けてテイクダウンに成功。だが奥富もすぐに立ち上がって差し合いが続く重厚な展開でラウンドを終えた。
2R、差し合いから互いに小手投げを狙う展開。奥富が倒すと上からMANAの腕を殺してパウンド連打。あわやの場面だったがMANAはスタンドに脱出。しかし奥富はすぐに組み付いて不完全ながらバックに周る。側頭部にパウンドを連打。さらに奥富は下になりながら腕十字。だがMANAはバスターで脱出。だが奥富はすぐに組み付いて上をキープ。最後はMANAの下からの三角を潰して奥富がパウンド連打で試合終了。判定は奥富に軍配。


【第4試合 アトム級】
○古瀬美月(K-PLACE)
(判定3-0)
×上瀬あかり(毛利道場)
1R、開始直後から果敢にパンチを出していく古瀬。左ストレートが切れる。しかし上瀬はタックルでテイクダウン。だが古瀬はすぐに立ち上がって逆に投げでテイクダウンに。上を固めてからパウンド。長いリーチから怒涛の連打。しかし上瀬は下から腕十字!ガッチリ極まったかに見えたが古瀬は身体を反転させて脱出。猪木アリ状態から試合を進めるが、上瀬は下からタックルに行って組み付いてラウンドを終えた。
2R、スタンドの攻防から上瀬はしつこくタックルに行く。しかし古瀬の懐は深くしっかりと切る。スタンドで長い差し合い。投げで古瀬がテイクダウンを奪うが、しばらくして上瀬がスイープして脱出。上になったところで試合終了。判定は古瀬に軍配。


【第5試合 49kg契約】
○ケイト・ロータス(KING GYM KOBE)
(判定3-0)
×彩綺(フリー)
1R、開始早々に組みついたケイトが足を掛けてテイクダウン。すかさずバックに移行。うまくコントロールしてチョークを狙う。彩綺は立ち上がろうとするが、ケイトはそのまま背中に張り付く。彩綺は徐々に正対し始めると、ケイトは背中から降りてすぐさまタックル。簡単にテイクダウンに成功。バックに周ろうとするが彩綺は立ち上がって脱出してラウンドを終えた。ケイトのテイクダウンまでの動きが素早い。
2R、打撃の交差からケイトはタックル。しかし彩綺の腰は重い。ケージを背にして耐える。逆に彩綺が押し倒してテイクダウン。しかしケイトは下から腕を狙うが彩綺は付き合わない。スタンドに戻ると彩綺は前蹴り。ケイトはそれでも前に出て組み付くと首投げでテイクダウン。上からパインドを落とすと彩綺は下から三角十字!これはケイトが捌いて試合終了。判定はケイトに軍配。成長の跡が見える一勝。


【第6試合 ストロー級】
○万智(スポーツジム67’s)
(1R アームロック)
×キム・ユジョン(チーム・ジーニアス)
1R、打撃の交差から万智がタックルでテイクダウンに成功。完全にグラウンドをコントロールすると上からアームロック。ユジョンは身体をよじらせて脱出を狙うが、万智はバックになって捻じり上げるとレフェリーが試合を止めた。万智が国際戦を圧勝。成人式までにベルトがほしいとマイクを握った。
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DEEP DEEP JEWELS DEEP JEWELS41 DEEP Tokyo Impact Deep Tokyo Impact2023#04 Grachan K-MMA MMA MMAPLANET o ONE Wardog YouTube アム・ザ・ロケット キム・ウジェ キム・ユジョン クォン・ウォンイル ケイト・ロータス チャンネル パク・ジョンウン ピョン・ジェウン 万智 伊澤星花 古瀬美月 渡慶次幸平 越智晴雄 須田萌里

【DEEP Tokyo Impact2023#04】越智晴雄と対戦。フライ級で充実キム・ウジェ「成長した姿を見せる」

【写真】昨日の計量ではリカバリーが相当できそうなボディを披露していた(C)MMAPLANET

本日28日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP TOKYO IMPACT2023#04にキム・ウジェが参戦し、越智晴雄とメインで戦う。

GPを終えたばかりのDEEPフライ級戦線に、韓国から血気盛んに名乗りを挙げたキム・ウジェ。フライ級の層がそれほど厚くないK-MMAから、スクランブル出場のバンタム級でなく本来のフライ級で準備期間もしっかりとあった。そんなDEEP初出場は、自らの力を証明するための──3度目の正直といえる機会を得たことになる。


――日曜日に越智選手と戦うキム・ウジェ選手です(※取材は24日に行われた)。

「ヨロシクオネガイシマス」

──こちらこそ、宜しくお願いします。今の調子を教えてください。

「ONEで戦っているクォン・ウォンイル選手が開いたP-Boyというジムに加わり、自分がキャプテンとしてやっています。準備期間も十分にあり、コンディションはバッチリです」

──プリティボーイはエクストリーム・コンバットから独立をしたのですね。

「ハイ。独立して選手部も創ってやっています。自分はエクストリーム・コンバットとは違うジムで練習していたのですが、館長が警察官になってチームがなくなってしまったんです。クォン・ウォンイル選手とは仲が良かったので、合流しました」

──そんなキム・ウジェ選手ですが、既に日本で戦った経験がありますね。

「大阪でWARDOG、東京はGrachanで試合をしています。ただ2試合とも急なオファーでバンタム級で戦いました。自分の本来の階級はフライ級なのですが」

──なるほど、フライ級のキム・ウジェは違うと。母国・韓国もフライ級の試合は決して多くないですね。

「韓国のフライ級は選手も少なくて、ほとんど知っている選手ばかりなので日本で試合がしたいと思ってきました。今回、DEEPに出られることになって本当に嬉しいです。フライ級とバンタム級で戦うのは全然違います。普段から63キロぐらいしかないので、バンタム級で戦うと力の差を感じていました」

──そうですね。普通に70キロからは落としてくることも考えられますし。DEEPではフライ級GPが終わったばかり、ピョン・ジェウン選手は準々決勝で敗れました。

「韓国ではフライ級の選手の数が少ないので、日本の方が強いと思っています。ただ自分もフライ級としてまだまだ見せるものがあるので、自分の力をDEEPで見せたいです」

──では越智選手の印象を教えてください。

「動画を視て、身長が低くてアグレッシブなファイターです。でも打撃もレスリングもそれほどじゃない。自分の方が強いと思っています」

──そんなキム・ウジェ選手のストロングポイントを教えてください。

「レスリングに自信があります。素早いステップを生かした動き、そこを見せたいです。フライ級ですし、これまでより良い試合ができる。自信はあります」

──では越智選手との試合、どのような戦いを見せたいと思っていますか。

「韓国のフライ級より日本のフライ級が強いと、前から思っていました。ただ自分も練習環境が充実しており、以前より強くなっています。成長した姿を見せることがデキる自信があります。一つのパターンだけでなく、自然に打撃、寝技と総合力で勝てるよう頑張ります」

■視聴方法(予定)
5月28日(日)
午前11時50分~DEEP チャンネル-YouTube

■ DEEP TOKYO IMPACT2023#04対戦カード

<56キロ契約/5分3R>
越智晴雄(日本)
キム・ウジェ(韓国)

<ライト級/5分3R>
LUIZ(日本)
渡慶次幸平(日本)

<ウェルター級/5分2R>
宮崎直人(日本)
小林ゆたか(日本)

<フライ級/5分2R>
マサト・ナカムラ(日本)
安永吏成(日本)

<68キロ契約/5分2R>
立成洋太(日本)
コマネチ竜太(日本)

<フェザー級/5分2R>
佐藤勇駿(日本)
相本宗耀(日本)

<フライ級/5分2R>
松丸息吹(日本)
加藤瑠偉(日本)

<ライト級/5分2R>
コマネチゆうた(日本)
後藤亮(日本)

<ストロー級/5分2R>
石井涼馬(日本)
大和田光太(日本)

<フライ級/5分2R>
濱口麗地(日本)
カネタケマン(日本

DEEP JEWELS41

■視聴方法(予定)
5月28日(日)
午後5時20分~DEEP チャンネル-YouTube、U-NEXT、サムライTV

■DEEP JEWELS41 対戦カード

<49キロ契約/5分3R>
伊澤星花(日本)
アム・ザ・ロケット(タイ)

<49キロ契約/5分3R>
須田萌里(日本)
パク・ジョンウン(韓国)

<ストロー級/5分3R>
万智(日本)
キム・ユジョン(韓国)

<49キロ契約/5分2R>
ケイト・ロータス(日本)
彩綺(日本)

<アトム級/5分2R>
古瀬美月(日本)
上瀬あかり(日本)

<フライ級/5分2R>
MANA(日本)
奥富夕夏(日本)

<アマ50.5キロ契約/3分2R>
吉川桃加(日本)
須田美咲(日本)

<アマ・ストロー級/3分2R>
Sarah(日本)
横瀬美久(日本)

<アマ・55キロ契約/3分2R>
角田光優(日本)
横瀬友愛(日本)

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ARAMI Combate Global DEEP DEEP JEWELS DEEP JEWELS41 MMA MMAPLANET o ONE ROAD FC SARAMI YouTube チャンネル パク・シウ パク・ジョンウン 海外 藤野恵実 須田萌里

【DEEP JEWELS41】キャリア再構築=須田萌里戦へ、パク・ジョンウン「女子が増えて、チャンスが広がる」

【写真】これからに向け、しっかりと爪痕を残すことができるか(C)MMAPLANET

28日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS41で、パク・ジョンウンが須田萌里と対戦する。

18歳の時のプロデビュー戦の相手は藤野恵実、2戦目がSARAMI。4戦目が渡辺久恵という日本でより多くの経験を積んだ選手との対戦が続いた。女子MMAの層が薄く、実戦経験の差があるような試合を受けないと試合機会が訪れなかった。

自然とレコードは黒星が目立ち、コロナの感の試合数の減少もあってデビューから8年を迎え戦績は8勝7敗1分と、その実力に見合わない数字が並ぶようになった。結果、今度はキャリアの浅い有望株との試合が続く。それでもパク・ジョンウンは「女子MMAが盛んになっている証。大切なのはこれから」と笑顔を見せた。

キャリアの再構築へ、負けられない須田戦を前のチビ・ウルフの心境とは。


――今週の日曜日に3年半振りの日本での試合が控えているパク・ジョンウン選手です(※取材は24日に行われた)。今、どのような気持ちですか。

「日本での試合は常に良い思になるので、この間もずっと日本で戦いたいと思ってきました。なので凄く嬉しいです」

──コロナの間、韓国ではなかなか試合ができなかったと思いますが、一昨年の9月にRoad FCの女子アトム級王座決定戦で敗れたのは本当に驚かされました。

「試合直後は本当に納得がいかなかったです。ガッカリもしました。選手同士は細かい部分で分かっていると思いますが、自分では勝ったと思っていました。ただ、あそこで敗北を喫した事実は覆すことができないので、再びモチベーションをキープして前進するしかないと割り切ってやってきました。もう、あの敗北を引きずることはないです」

──パク・シウ選手など日本に来て試合経験を積み、他にもONEやCombate Globalに転じる選手も出てくるなか、パク・ジョンウン選手は韓国で戦うという選択しました。この間、どのような想いで試合の機会を待っていたのでしょうか。

「他の選手が日本や海外で活躍していることに関しては、彼女達の選択がそういうことで。彼女達自身の選択を尊重すると同時に、自分はコロナの時代で試合ができなかったことを受け入れています。大切なのは、これからだと思います」

──その「これから」のキャリアアップをどのように考えていますか。

「試合ができなかった間、逆に調子を戻すことができて精神的にも強くなったと思います。これからは戦績のことも考えて、勝つことを重視して戦っていきたいです」

──レコードを綺麗にしていくということですね。勝ち星が先行するように。

「まずコロナの間、試合ができなかったので、これからはたくさん試合がしたいです。今回のDEEPでの試合をリスタートして……負けるとまた次が見えなくなるので、これからは勝ち続けて試合数を増やしていきたいです」

──では絶対に負けられない試合の対戦相手となる須田選手に関して、どのような印象を持っていますか。

「試合の話が来て、初めて知った選手でした。でもタイトル戦を経験しており、かなり強い選手だと思います。特に寝技が強いので、油断せずに戦いたいです」

──柔術家がMMAを戦って打撃ありのなかで積極的になれないというタイプでなく、殴られるのを承知で柔術の技を使える強さがあります。

「試合映像を視ても寝技が強くて、腕十字が凄く上手いと思いました。私は寝技に秀でているとか、打撃が抜群に強いというファイターでなく、満遍なくどの局面でも戦える選手です。グラップリングが強い須田選手と戦うのが楽しみで、そういう何か特化した選手を倒したいという気持ちが大きいです」

──いつの間にか下の選手の突き上げを食う立場となり、若い選手の台頭を跳ね返さないといけないようになりました。

「選手としての宿命だと思っています。経験を積めば積むほど、下から上がってくる選手と戦う機会が増えるのは。逆にそれだけ女子選手の数が増えてきたという意味なので、私としては嬉しいです」

──パク・ジョンウン選手はキャリアの序盤に経験の差が多い相手との試合が多かったのも層の薄さが関係していました。だからこそ、そのように感じられるのでしょうね。

「Road FCのアマチュアで女子の選手が出てきて、プロを目指す選手も増えています。MMA自体、韓国で成長していて人気も上がっているのでこれからがより楽しみです。情熱を持ってMMAに接してくれる人達がいるので、これから韓国のMMAはもっと発展し女子選手の数も増えて、チャンスも広がると思っています」

──では最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

「日本は良い思い出ばかりです。日本で私のことを応援してくれるファンもいました。今も私のことを忘れずに待ってくれている人達の期待を裏切らないように、しっかりと勝ちます。アリガトゴザイマス」

※2015年5月掲載。パク・ジョンウンのデビュー戦後のインタビューはコチラから

■視聴方法(予定)
5月28日(日)
午後5時20分~DEEP チャンネル-YouTube、U-NEXT、サムライTV

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【DEEP JEWELS41】パク・ジョンウン戦へ、須田萌里─02─「海外で戦ってみたいという気持ちはあります」

【写真】明るい未来だけを見続けて戦える、最高の刻 (C)SHOJIRO KAMEIKE

28日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS41で、韓国のパク・ジョンウンと初の国際戦に挑む須田萌里インタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

昨年から取り組んできたフィジカルトレーニングの効果について語ってくれた前編に続き、後編では初の国際戦となるパク・ジョンウン戦について効いた。するとストライカーのパク・ジョンウンに対して、須田の打撃についても意外な事実が判明した。

<萌里インタビューPart.01はコチラから>


――本野戦から桐生戦までの間に、それだけ大きな変化があったのですね。

「それと今年の2月に、柔術の試合にも出ています(※2023年2月19日、修斗杯柔術選手権2023に出場。女子アダルト紫帯ライトフェザー級で優勝している)。2月18日に新宿FACEでDEEP JEWELSが行われていて、次の日に横浜で大会があったから『これは良いなぁ』と思って出場しました。柔術の試合は1年半ぶりぐらいだったから、久しぶりすぎて緊張してしまいましたけど(苦笑)」

――そうだったのですね。柔術の練習自体も久々だったのでしょうか。

「いえ。私の練習は柔術ベースななので、常に柔術の練習はやっています。どちらかいうとMMAは、柔術プラスアルファでやっているという感じですね。ただ、MMAとフィジカルトレーニングをやってきたおかげで、久しぶりの柔術でも上のポジションを取った時にスイープされなくてベースが強くなったなって感じました。それとフィニッシュする時のパワーも変わったと思います。今はMMAがメインですけど、これからも合間を見つけて柔術の試合には出たいです」

――なるほど。そして迎える次の試合ですが、これが初めての国際戦となります。

「国際戦は初めてで――ちょっと不安です(苦笑)。柔術だと韓国人選手や日系ブラジル人の選手と組んだことはあるけど、それも子供の頃ですし。MMAの試合を視ていても、やっぱり日本人と外国人選手だと大きく違いますよね。特に韓国の選手は気持ちが強くて、打たれても打たれても気持ちが折れないっていう印象です」

――次の対戦相手パク・ジョンウンは、まさにハートも強いウェルラウンダーですよね。

「試合映像を視ると、打撃も気持ちも強い選手ですよね。今回の試合が決まるまで、パク・ジョンウン選手の試合を視たことがなかったんです。ちょうどコロナ禍で行き違いになっていて。コロナ禍になる前はパク・ジョンウン選手がDEEP JEWELSに出ていて、私がデビューしたのはコロナ禍になってからでした」

智行さん 昔の試合映像を視ることができなくて。最近の試合を視ると、自分もパンチやローをもらいながら前に出ている印象はありますね。

――確かにデビュー当初から比べると、パンチの被弾率と効かされている印象は強くなりました。とはいえ、やはり一発当たると効く――拳が硬いのだろうと思います。

「……硬そうですよね。でも、私も拳が硬いって言われます。自分ではよく分かっていないんですけど、練習している人たちからも『拳、硬いよね。痛い』って言われるぐらいで」

智行さん 特に鍛えているわけでもなく、なぜか分からないけど、昔から硬いんですよ。坂本戦(※2021年4月、坂本美香に判定勝ち)は右ストレートが当たって、相手の顔がボコボコになっていました。

――それだけの拳の硬さを生かして、打撃戦に臨もうと思わないですか。

「それは思わないです。まだ打撃には自信がなくて……。『効いているから打撃でやろう』と思ったのは、さっき言った坂本美香さんとの試合ぐらいでした」

――とはいえフィジカルトレーニングで体もバランスも鍛えられたうえで、それだけの拳の硬さがあれば、今後は打撃戦にも期待したいです。決して打ち合えというわけではなく。

「そこは試合をしてみて、どうなるか――というところですね。ひとつは、パク・ジョンウン戦選手の打撃に対して、自分が下がってしまったらダメだと思います。だから最近は、打撃戦になっても下がらずに、自分からプレッシャーをかけていく練習もしています。最近の試合では近い距離でも戦うようにしていて。それはバランスが良くなったおかげで、どんな状態からでもパンチが打てるようになったのが大きいです」

――一方、ストライカーのパク・ジョンウンに対し、組みの面では問題ありませんか。それとも相手の組みについて警戒する部分はありますでしょうか。

「組みは自分のほうが上かなと思っています」

――今回の国際戦をクリアした先、というのは考えていますか。

「海外で戦ってみたいという気持ちはあります。パク・ジョンウン選手は韓国のトップファイターじゃないですか。韓国の大会にも興味があります。今年2月はDEEPとBLACK COMBATの対抗戦を韓国に観に行っていて」

――えっ!? 現地でBLACK COMBATを観た印象を教えてください。

「海外で試合を観たのは、BLACK COMBATが初めてでした。大会の内容よりも、『お客さんの歓声があって羨ましい』って思いました。私がプロデビューした時って、コロナ禍だったじゃないですか。お客さんは声を出しちゃアカンっていう状況で」

――……須田選手はコロナ禍で学校でもマスク着用が義務づけられ、大会でも歓声を受けることができない、という生活を送っていたわけですよね。

「学校はそういう状態でした。試合は……どうなんでしょうね? 歓声があっても分からないかもしれないです。セコンドの声も、あまり聞いていないぐらいなので(笑)。ただ、DEEP JEWELSも声出しが解禁になっていて、特に今回は国際戦が3試合もあるので盛り上がると思います。

私も前回の試合は良い形で勝てたので、その勢いで次の試合も勝ちたいです。初めての国際戦ですけど、しっかりと自信を持って戦います。皆さん、応援よろしくお願いします!」

■視聴方法(予定)
5月28日(日)
午後5時20分~DEEP チャンネル-YouTube、U-NEXT、サムライTV

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【DEEP JEWELS41】K-TOPパク・ジョンウンと対戦、大きくなった須田萌里─01─「組んだ瞬間に違うなって」

【写真】Tシャツ姿でも、一見して体が大きくなっているのが分かる(C)SHOJIRO KAMEIKE

28日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS41で、須田萌里が韓国のパク・ジョンウンと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

昨年11月、本野美樹に判定負けを喫した須田は、今年3月に桐生祐子をRNCで仕留めて2023年初戦を勝利で飾った。そして今回はK-女子MMAのトップファイター=パク・ジョンウンとの初の国際戦に挑む。高校卒業を機に生活も大きく変わってきたという須田が、新たに取り組んでいるフィジカルトレーニングの効果について語ってくれた。


――2022年11月の本野戦から今年3月の桐生戦までの4カ月間、敗戦を経験したことで何か新しく取り組んだことはありますか。

「試合間隔が空いたので、体づくりをイチからやり直そうと思いました。足腰をメインに鍛えていました」

――それは以前のインタビューでお聞きした、走り込みの強度を高めたのでしょうか。

「いえ、走り込みとは別にフィジカルトレーニングを増やしたんです。それと攻め方も変えるようにしてきました」

――本野選手は試合前にABEMAの企画で1カ月間、米国ラスベガスで練習していました。ラスベガス練習の前と実際の試合で、印象が違う点はありましたか。

「打撃の強さは試合前の印象と違っていました。ただ、あの試合に関しては私が下から攻める作戦だったので、そちらのほうが……(苦笑)」

――須田選手のほうから下のポジションを選んだのですね。

「はい。下から攻めることに、こだわりすぎました。スイープやバックテイクとか、もっといろんなものを狙えばいいのに、下から極めることしか狙っていなくて。他のことをやれば違う展開になったかもしれないけど、もう終わった試合だし仕方ないです」

――次の桐生戦まで4カ月も空いたのは、須田選手やジムサイドからの希望ですか。プロデビュー以降、これだけ試合間隔が空いたのは初めてです。

「試合はしたかったし、DEEPさんにもお話はしていました。ただ、試合が決まらなかったんです。もう一度試合したことのある選手ばかりになってしまったので」

――2021年は4試合、2022年は5試合も経験してきたなかで疲労は溜まっていませんか。

「疲れはないです。いつも試合が終わったら、次の日にはまた試合をしたくなっていて(笑)」

――アハハハ。若さというのは偉大なものですね。

(父であり指導者の)智行さん 本当にそうなんですよ(笑)。いつも試合後に東京から大阪に戻ってきて、2~3日後にはDEEPさんに『次の試合、お願いします』と連絡を入れるぐらいで。実は本野戦のあとに、『外国人選手を呼んでもらえるようやったら、ぜひお願いします』と伝えていました。それで今回、外国人選手と試合できるようになったのは嬉しいです。

――では試合がない期間も「もっと試合がしたい!」といったような焦りはなかったですか。

「試合が決まりそうで決まらず――という状態だったので、少し焦りはありました。今年の3月で高校を卒業したんですけど、卒業までに1試合したいと伝えていました」

――勝利で高校生活を終えたいと(笑)。

「アハハハ。そうです」

――高校を卒業して何か意識は変わりましたか。

「いえ、特には……(苦笑)。でも練習に専念することができています。学校に通っている頃は、いつも練習時間が足りないと感じていて。卒業が近くなって授業が今年の1月で終わってから、練習時間を増やすことができました。最初に言った体づくりも、2月からしっかり取り組むことができるようになって良かったです。ジムのトレーニングだけじゃなく、トレーナーさんについてもらって自分に足りていない部分を補っていました」

――フィジカルトレーニングに取り組み始めたのも、今年の2月からですか。

「トレーナーさんについてもらうようになったのは、去年の9月頃からです。お父さんとも何かやらないといけないなぁって話をしている時に、他の方からトレーナーさんを紹介していただきました。トレーナーさんが隔週ぐらいでウチのジムへ来てくれて、次までに与えられた課題をこなしていくというスケジュールで」

――村上彩戦前のインタビューで、『体が大きくなり、高校の制服も肩のあたりがパッツンパッツンになって、友達からも言われるぐらい』と仰っていました。高校を卒業して制服を着なくなると、もう心配ないですね(笑)。

「アハハハ! 今はさらに大きくなっています。ただ、トレーナーさんに付いてもらうようになって、体のバランスも良くなってきたと思います。やっぱりバランスが良くないと、打撃も綺麗に打てないですし。それが今は体がブレずに打撃を出すことができるようになったり。練習でも試合でも、打撃の手応えが変わりました」

智行さん 年明けあたりから、一気に打撃の質が変わりましたね。ミットを受けていても、変化は感じます。今までならパンチを打つ時に体が流れていたような場面でも、しっかりと打ってコンビネーションに繋げられるようになって。そうすると手数を増やすことができますし、バランスが崩れないから次の動き――打撃から組みへと早く繋げられますよね。さらに組んだ時のバランスも良くなりました。

――確かに桐生戦は打撃からテイクダウン、そしてグラウンドとMMAとしてのバランスが良くなっていたと思います。ボディロックからのテイクダウンなど、力強さも増しました。

「もう組んだ瞬間に『違うな』って思いました」

智行さん 「軽っ!」と言うていましたよ(笑)。

「ウフフフ。おかげでテイクダウンのためにスタミナを使う必要がなくて、しっかりと寝技で攻めることができました。寝技の時のバランスも以前とは違っていて、バックから殴っている時の手応えも違います。だから試合中に安心というか、より冷静に試合できるようになったと思います」

<この項、続く>

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