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【修斗】Lemino修斗.3の観客席を見て思ったこと

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昨日、後楽園ホールで開催されたLemino修斗.3。齋藤奨司(FIGHT FARM)× シンバートル・バットエルデネ(モンゴル/チーム・トンガー・シャンダス)のテイクダウンを巡る緊張感溢れるメインに野瀬翔平(マスタージャパン福岡)がエグいグラップリングを見せての復活劇。そしてUFCをリリースされた木下憂朔の参戦発表など、コンパクトながらも、まとまりのある良い大会でした。

ただ、寂しかったのは集客状況。開場直後に空席が目立ったのはもちろんですが、イベントが進んでも空席はなかなか埋まらず、結局メインイベントが始まった頃でも3割程度の空席があったのが印象的でした。

ド平日の水曜日開催。玄人好みのカードが揃ったものの、お世辞にもサプライズやライトな層にも訴求する仕掛けはなかっただけに、この結果も致し方なかったでしょう。それでも、私のXに空席状況の写真をポストしたら思った以上の反響とインプレッション。そのほとんどが「この集客で大丈夫か?」と運営や経営状況を心配するコメントだったのが印象的でした。

正直、私もその1人。当面の間は冠スポンサーに就いたNTTドコモ(lemino)のおかげでファイトマネーや会場使用料は補ているのかもしれませんが、会場の集客とleminoでの視聴数次第では契約が継続されない可能性もあるだろうと不安が脳裏をよぎりました。

それではどうすればよいか。打つ手はないのか。素人なりに考えてみました。そんな時に思い出したのは昨年開催された旗揚げ戦のLemino修斗.1。この時も平日開催で苦戦しつつも、岡田遼の引退試合にRIZINでも人気を得ている弥益ドミネーター聡をぶつけるというスペシャルなカードを投入。さらに平良達郎の来場とサインボール投げという華やかなイベントも用意して集客は善戦していました。

平日に仕事を切り上げて来場してもらい、仕事や学校帰りにスマホでleminoを視聴してもらうには、それくらい(それ以上)のインパクトは必要不可欠なのではないでしょうか。端的に言えば、RIZINを見るファン層を引っ張ってくるのが一番手っ取り早い。RIZINファイター×修斗生え抜き選手とか、3対3の対抗戦とかなら、RIZINファンの触手が動くのではないかなと。

さらに踏み込むなら、もはや後楽園ホールではなく、新宿FACEなどの小箱に変更してスタジオマッチにする案。配信メインのスキームにして、会場で観戦出来るのはごく少数に限定してプレミアム感を出すやり方。初期のRIZIN Landmrk的な手法。これならもっと馴染むような気がします。
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中にはそもそも平日開催をやめなよという意見もあるでしょう。でも、Lemino修斗.3の2日前の月曜日に同じ後楽園ホールで開催された有田哲平の日テレプロレス噺はチケットが発売直後にソールドアウト。イベントが始まる18時半には会場はプロレスマニアでびっしりと埋め尽くされました。

プロレスがテーマで有田哲平という有名芸能人のイベントと一概に比較出来ませんが、YouTubeチャンネルで登録者数と視聴回数を地道に増やして機運を高める。そして満を持して後楽園ホールでスペシャルなイベントを開催。このストーリーの作り方や手法は参考にすべきです。

せっかくleminoのという動画配信サービスがスポンサーに就いているのだからこそ、何番煎じか分かりませんが格闘家オーディションやら、ドキュメンタリー番組やら、やり方はいくらでもあるはず。恵まれた環境にあるうちに新しいファンを獲得する仕掛けを期待しています。ご武運がありますように。
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【Lemino Shooto03】左ミドルで流れを変えた齋藤、シンバートルを判定で下しトーナメント準決勝へ

【写真】齋藤が大熱戦を制し、無敗シンバートルに土をつけた(C)MMAPLANET

<バンタム級サバイバーTリバイバル2026準々決勝/5分3R>
齋藤奨司(日本)
Def.3-0:29-27.29-28.29-28
シンバートル・バットエルデネ(日本)

齋藤はスイッチしながらプレスをかけ、左ジャブを突いてシンバートルにケージを背負わせる。左ミドル、左ローからスイッチを混ぜる齋藤。シンバートルもケージ中央に戻すが、齋藤がローにワンツーを合わせた。バランスを崩したシンバートルが体勢を立て直し、ガードを固めて距離を詰める。スイッチ&サークリングの齋藤が左ミドルを放つと、シンバートルはニータップへ。これを跳ね返した齋藤だが、続くダブルレッグでヒザを着かされてしまう。さらにローアンクルショットで尻もちを着かせたシンバートルがパスを狙う。

一度背中を着けながら上半身を起こした齋藤の両足を畳み、押し込むシンバートル。齋藤は右腕を差し上げて立ち上がる。シンバートルはダブルレッグに切り替え、再び尻もちを着かせた。齋藤はケージに背中を預けて右ヒジを打ち下す。しかし立ち上がるとシンバートルがダブルレッグで組むという無限ループに。齋藤は左オーバーフックから左足を払いにいったが、これを潰したシンバートルがサイドバックがパンチを落として初回を終えた。

2R、シンバートルがガードを固めて距離を詰める。齋藤の右ローに合わせて飛び込むが、組むことはできず。齋藤がスイッチから左ストレートをボディに伸ばした。シンバートルはダブルレッグへ。ケージに押し込みながらシングルレッグに切り替える。右腕を差し上げた齋藤に尻もちを着かせたシンバートルは、再び無限ループに持ち込む。齋藤が立ち上がり。スプロールの体勢に入ると、レフェリーがブレイクをかけた。

ケージ中央に戻った両者。齋藤が左テンカオを放つと、シンバートルがニータップからバックに回った。グラウンドに引き込まれた齋藤だが、スイッチからスタンドに戻る。シンバートルにケージを背負わせ、左ボディを狙う齋藤。サウスポースタンスから左ミドルを入れ、さらに左三日月蹴りを突き刺す。シンバートルがプレスをかけると齋藤は左フックを当てた。シンバートルは左ジャブからシングルレッグを狙うも、齋藤がスプロールからバックテイクを狙う。

ここはシンバートルに振り落とされるも、スタンドで左ミドルを当てる。右アッパー、左ボディを決める齋藤に対し、シンバートルがシングルレッグで組んだ。尻もちを着かされた齋藤は立ち上がると右腕を差し上げる。シンバートルもダブルレッグに切り替えるが、テイクダウンには至らず。離れたシンバートルのボディを、齋藤の左三日月が襲う。ラウンド終了間際、齋藤は左ボディから右ストレートに繋げた。

最終回、やはりスイッチで的を絞らせない齋藤。ワンツーから左ミドルでシンバートルを下がらせる。齋藤はスイッチ、フェイント、サークリングを駆使して左ミドル、左ヒザを狙う。さらに右ストレートをボディに、右フックを顔面に入れ、左ミドル、左ヒザに繋げていく。ボディを狙われると頭を下げるシンバートルの顔面に、左右フックを見舞う。シンバートルはニータップでドライブ。齋藤がヒザを着いて右腕を差し上げ立ち上がる。シンバートルは無限ループへ。シングルレッグで齋藤にヒザを着かせた。

右腕を差し上げ、左の拳で削るシンバートル。右足首を取って齋藤をスタンドに戻させない。何とか立ち上がっても再び足を取られてしまう齋藤は、右腕を差し上げてスプロールを狙うもシンバートルを離すことができず。しかし残り30秒、遂にシンバートルが離れた。前に出る齋藤は左ミドルからパンチの連打に繋げる。シンバートルも下がりながら打ち合いに応じて、試合終了のホーンを聞いた。

裁定は3-0で齋藤の勝利、シンバートルはこれが初黒星に。齋藤は「この戦い、俺が勝つと思っている人いた? チームメイトと応援してくれる人だけだったと思います。俺自身が一番勝てるって信じていました。去年はRoad to UFCの選考に落ちてしまって――松根さん、岡田さん、推してくれないですか!? 31歳、ラスト、マジで僕が勝てると思った人はいなかったと思うので、ボーナスお願いします。みんな、ありがとう!!」と勝利の咆哮。トーナメント準決勝に進出した齋藤は、3月30日の中島陸×エリー・ワイズの結果を待つ。


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【Lemino Shooto03】暴言王子オルニド戦へ。野瀬翔平「組み技は時代遅れというのは、僕は納得できない」

【写真】昨日の計量は、再計量でパスした野瀬(C)MMAPLANET

本日18日(水)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるLemino Shooto03。同大会で復活するサバイバー・トーナメント準々決勝で野瀬翔平がジョン・オルニドと対戦する。
Text by Manabu Takashima

10月のLemino修斗沖縄大会のメイン抜擢も、シンバートル・バットエルデネのシーテッド・アームトライアングルにより80秒失神という衝撃的な敗北を喫した。

その直後には「もう一度戦うことも考えられなかった」という野瀬は、自分が落とされた技を研究することで格闘技の楽しさを再確認し、続けることを決めた。と同時に自信の器を決めかかったところで、バンタム級サバイバーTリバイバル2026出場オファーがあり、ギリギリまでトライすることを選んだ。

そんな野瀬にオルニドは「時代遅れのスタイル。いくら組み技が強くても、MMAはそんな展開にならない」と指摘した。いつも笑顔を絶やさない野瀬も、この言葉にはカチンときている。「組み技は時代遅れというのは、僕は納得できない」と言い切った野瀬に、この試合に対する想いを尋ねた。


――5日後に(※取材は14日に行われた)、サバイバー・トーナメント準々決勝でジョン・オルニドと対戦します。試合は水曜日、東京入りは何曜日ですか。

「火曜日です。朝に体重を創って、飛行機に乗ります」

――なるほど。そうなってくると、計量前夜には東京にいる対戦相手(※海外勢は計量の前々日入り)に対し、ホームというか母国の利はないのですね。

「高い交通費を支払って地方の選手を呼んでくれて、試合機会を与えてもらえていることはとても有難いことです。まぁRoad to UFCとか、あの方が恵まれ過ぎているというか。Road to UFCや福岡の大会が楽なだけで、これが普通にやってきたことなので。水抜きの幅も考えるようになって、計量の日の移動が不利になるとは思っていないです。

それが嫌なら東京に住んで、東京で練習すれば良いだけで。僕は福岡のこの環境が東京にいるより強くなれると信じて、弘中(邦佳)先生について行っているので。台風がきて飛行機が飛ばないとかあると、それは怖いですけど(笑)」

――押忍、素晴らしく潔いです。ところで昨年10月のシンバートル戦の敗北、試合後は今後に対してどのような想いになっていましたか。

「世界に出ていきたいとか、全く思えなくなりました。もう1度戦うことも考えられなくて……もうダメだ、僕は無理なんだとなっていました。あの負けはこれまでで一番ショックが大きかったです。

金曜日にジムでグラップリングの指導が入っているのですが、日曜日に負けてからそれまで一切格闘技のことには触れたくないし、自分の試合も見返したくないという感じでした。でも金曜日はやってくる。で、なぜか僕がシンバートルにやられた技を指導しようと思ったんです」

――まさに野瀬翔平。不屈の精神を持つ漢です。

「あの技のことは知らなかったし。弘中先生や荒牧(誠)先生に尋ねて、いろいろと調べました。シーテッド・アームトライアングルと呼ばれていて、グラップリングでは流行っているようで」

――ギロチンではなく、そのような名称があるのですね。自分も勉強不足でした。

「ギロチンよりも少し深く差して、座って極める。あの位置にいると極まらないと思っていたら、スパッと入ってこられて」

――解説の中井祐樹さんもシンバートルがガードを取った時点では、「ここで力を使わせて」という話をされていました。

「僕も大丈夫だ、この位置はと思っていました。それが反転されて、『アレ、これ絞まってきているんじゃない?』と思った時には遅かったですね。

そうやってあの技のことを勉強して、それを皆と一緒にやっていると『やっぱり格闘技は楽しい。格闘技を辞めることはできないと』感じました。ただ、もう一度世界を目指すとかでなくて。格闘技は続けようという気持ちになりました。

同時にシンバートルという強いファイターと戦う機会をもらえて、凄く感謝しています。ああいう強い選手と戦いたくても戦えない選手がたくさんいるなかで、僕は試合ができた。それは今回のオルニドに対しても、同じ気持ちです。あんな負け方をしたのに、こんな凄いトーナメントで彼のような選手と試合をさせてもらえる。本当に有難いことです」

――格闘技は続けようというところから、試合を戦うという風になるにはどれぐらいの期間がありましたか。

「続けると決めたら、試合もする。そういう感覚でした。ただ国内で、というか……海外を目指すとかは言えないという気持ちでした。そのなかで松根(良太)さんと岡田(遼)さんから今回の試合の話を頂いて。前にあんなチャンスを逃したのに、またこんな素晴らしいチャンスを与えてもらえる。それなのに断ることなんてできない。

それとどこかの記事で読んだのですが、サバイバー・トーナメントが復活するなかで最初に僕の名前を挙げていただいていて。それを断るのは、違う。チャンスがもらえるなら、もう1回試してみたいと思いました。やっぱり心残りはあったので」

――それでも一旦は、調整的な選手と戦いたいとは思わなかったですか。未知強の部類に入るフィリピン人選手が相手になる前に。

「本当はそういう感じになるのかなと(笑)。海外に挑戦するとかはもう一区切りついた。僕はもうそういう器じゃないと思っていたので。前回の負けと同時に28歳になったのですが、もしかしたらチャンスが来るかもしれない。年齢的にもギリギリまで試したい。今ではそう思っています」

――そもそも10月の沖縄大会はオルニドと戦うというオファーを受け、彼の方が怪我からの回復が間に合わないということでシンバートルとの対戦が決まったと聞いています。

「ハイ。オルニドと戦うつもりで、試合とかもチェックしていました。でも、すぐにシンバートルに代わって」

――ではそのオルニドの印象を教えてください。

「打撃が凄く激しくて、右のパンチはかなり強力です。危ないKOをされるぐらいのパンチ力の持ち主で。テイクダウンディフェンスも結構良いと思います。ただ、そのあとですね。粗さがあるので、バックもテイクダウンも全然いけると思っています」

――オルニドに参戦へ向けコメントを貰った時に、相当な勢いで野瀬選手をこき下ろしてきたのは正直驚きました。

「アハハハハ、めちゃくちゃ失礼でしたね」

――野瀬選手が珍しくSNSで反応をして。

「怒っていたわけじゃないですけど、何か言い返さないといけないなって(笑)」

――ただ試合を盛り上げるだけでなく、改めてインタビューをしたら本当にあのように想っているようでした。

「舐めていますね、それは」

――組み技主体の相手に対し、打撃で攻める。テイクダウンを切って、スタンド主体で戦う。グラップリングはMMAのパートの一つ。言いようはあるかと思いますが、それもまたMMA論として間違っていない。特に今のように裁定基準が打に寄っていると。

「組み技は時代遅れというのは、僕は納得できない。深いところに引きずり込んでやりますよ。僕の寝技は固めてポジションを取るというモノではないです。ポジションとポジションの間、隙があったら極める。だから僕の寝技はブレイクが掛からない。

同時に、そこで極め急ぐという悪い癖があるのでパウンドを打ちながらバランスを取ろうと思っています。組み技は時代遅れじゃないと分からせてやります(笑)。あれだけ殴りたいと振りも大きくなるし、そこで低く組みつければ切ることも難しいと思います。

良いタイミングで胴差しでなく、低いテイクダウンに入ることができれば組みになっちゃうので。オルニドは組み技にならないと言っていますけど、なっちゃうので組みつきます」

――そこまでのプロセスとして、シンバートル戦は落とされたことに話題が集中していますが、組む前の左ミドルは思い切り入っていました。

「そこは……僕も後出しジャンケンみたいですけど、あのまま蹴っておけば良かったという後悔はあります(苦笑)」

――MMAの難しさですね。言っても後の祭りですが、私もテイクダウンを狙わずスタンドで削ることができたかもしれないと映像をチェックして感じました。

「僕には打撃でコントロールして勝つという経験も、考えもなかったです。ただシンバートル戦で、ああいう選択肢があるとあの短い時間でも手応えを感じました。オルニドはストライカーなので組みますが、前回の試合は距離感と圧を掛けるという部分で打撃に関しては自信になりましたね」

――今回の試合はトーナメント準々決勝です。3度勝てば、その先に海外再挑戦のラストチャンスが巡ってくる可能性があります。

「ハイ。ただ、今はオルニドを極める。そこしか考えていないです。次の相手が誰になるかも分からない。その先になると、さらに分からないことなのでオルニドに集中しています」

――初戦で実績がある30歳前後の選手が、本命視されている外国人ファイターと戦う。誰か勝たせたい選手がいるのかと邪推してしまうほど、アンフェアなトーナメント枠かと思います。でも、試合単体として捉えると楽しみになる。

「僕はアンフェアだとは思っていないですよ(笑)。このトーナメントはこれからRoad to UFCだったり、UFCだったりに出られるポテンシャルがある選手がたくさん出ています。そういうトーナメントに、僕も選んでもらえました、なのでまずは1回戦、オルニドを極めて次に進みたいと思います。そして最終的に僕が勝って優勝します」

■視聴方法(予定)
2月18日(水)
午後6時~ Lemino

■Lemino Shooto03計量結果

<バンタム級サバイバーTリバイバル2026準々決勝/5分3R>
シンバートル バットエルデネ:61.15キロ
齋藤奨司:61.15キロ

<バンタム級サバイバーTリバイバル2026準々決勝/5分3R>
野瀬翔平:61.20キロ
ジョン オルニド:61.20キロ

<ライト級/5分3R>
シヴァエフ:70.25キロ
後藤亮:70.25キロ

<バンタム級サバイバーTリバイバル2026準々決勝/5分3R>
青井心ニ:61.10キロ
内田タケル:60.95キロ

<フェザー級/5分3R>
TOMA:65.55キロ
堀江耐志:65.65キロ

<バンタム級/5分2R>
宮城友一:60.95キロ
松下祐介:61.10キロ

<トライアウト・フライ級/3分2R>
井上颯人:56.70キロ
小祝歩夢:56.50キロ


<ジュニア修斗50キロ契約/4分1R>
湯浅リンク:――
山下楓人:――

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【Lemino Shooto03】野瀬翔平戦へ、舌好調ジョン・オルニド「イージー過ぎる相手。戦い方が時代遅れ」

【写真】相当にトンパチっぽいオルニドだが、実は現在も大学生で「MMAで食っていければ良い。でも、そうならなかった時のために大学を出ていないとフィリピンでは職につけない。そのために苦労して、僕を進学させてくれた母に感謝している」という言葉も聞かれた好青年だ (C)MMAPLANET

18日(水)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるLemino Shooto03。同大会で復活するサバイバー・トーナメント準々決勝で野瀬翔平と、ジョン・オルニドが対戦する。
Text by Manabu Takashima

2010年代のチーム・ラカイの躍進をもって、そのポテンシャルの高さを感じさせたフィリピンのMMAファイター達。だがパイオニア世代が年を重ね、次世代のファイターはジョシュア・パシオやスティーブン・ローマンら限られたファイターした活躍できていない。

そんななか22歳のジョン・オルニドは2023年の初来日から一時のブランクを経て、昨年5月に再来日を果たし、MMAファイターとして成長した姿と更なる可能性を示した。そんなオルニドが3度の来日を目前に控え、舌好調で野瀬をこき下ろした。


僕はいつだって、自分が話したいことを話す。だから試合を盛り上げるために言っているんじゃない

――ジョン、昨年の5月以来の来日でLemino修斗に初参戦。今どのような気持ちですか。

「そうだね……去年の5月から色々なことがあった。あの時は肩にケガをしていて、試合ではカーフキックでスネも痛めた。だから、まずは体を休める必要があった。そして練習を再開すると、左足をケガした。ただ、一番長引いたのは元々痛めていた肩だった。

だから10月にLemino修斗からショーヘイ・ノセ戦のオファーがあったのに、戦うことができなかった。僕らフィリピンのファイターは多くのオファーがある状況じゃない。だから、試合のチャンスを絶対に逃したくなかった。僕自身はあの時も必要なモノをバッグにつめて日本に行きたかったけど、コーチから止められたんだ。それでも、できるトレーニングは続けていた。

今は100パーセントの体調だ。12月になってから、練習もガンガンできるようになった。2カ月の練習があれば、十分だ。ナツキ・クマザキ戦のデキは全く自分でも納得していない。ばかりか、悔しい試合内容だった。精神的にも人を殺すだけの覚悟ができていなかった。

でも今回は違う。必要なトレーニングをすべてこなし、必要なサプリメントは全部摂ってきた。この機会を与えてくれたLemino修斗に感謝している。彼らが僕のことを必要としてくれたのは、僕の力を信じてくれているからだと思う。だから、その期待に応えるファイトをしたい。

ただショーヘイ・ノセは、ちょっとイージー過ぎる相手だ。彼の戦い方は時代遅れだ。レスリング主体で、グラップリングで勝とうなんて何年前のMMAだ?」

――この一戦が決まった時に意気込みのメッセージを貰ったのですが、その時も同じような辛辣な野瀬翔平評をしていましたね。

「僕はいつだって、自分が話したいことを話す。だから試合を盛り上げるために言っているんじゃない。僕らは強くなるために真剣に練習をして、真剣に学習を続けている。そうやってMMAは進化しているのに、彼のスタイルはいつの時代のものだ? もう時代は変わった。僕ら、若いファイターの時代なんだ」

ショーヘイ・ノセと戦ったモンゴル人ファイターも、あの試合を見る限りに打撃が全くなっていない

――ただ野瀬選手は、日本を代表する極めの強さを持つMMAグラップラーです。

「ミスター、僕らが戦うのはMMAだ。柔術じゃない。柔術ならノセにもチャンスはあるだろう。でもMMAだ。グラップリングは柔術の一部でしかない。ミスター、いくらあなたがノセは優れたグラップラーだと言っても、テイクダウンができないでどうやってグラップリングの技術を使うというんだい?

仮に前回の僕の日本の試合で、それが可能だと思っているなら大きな勘違いだ。もちろん、2023年に日本で戦った時と比較するとレスリング、サンボが僕を進化させてくれた。それはジェリー・レガスピとマーク・ストリーグルの指導のたまものだ。2人に出会う前の僕はただの喧嘩屋で、気持ちで戦っていたに過ぎない。でも、2人の指導を受けて技術だけでなく、頭で考えることを学んだ。

気持ちでは対処できないことを、頭を使うことで対処できるようになった。それでも去年の僕と今の僕は全く違う。それにショーヘイ・ノセが僕と次元の違うファイターだったら、今、このタイミングで僕と戦うことはないだろう。とっくにUFCに行っているはずだ。でも違う。だから、僕は断言できる――『ショーヘイ・ノセ。お前は俺のレベルじゃない』とね。僕はこれから世界の頂点で戦うようになる。その前に、青春時代を満喫しているんだ」

――野瀬選手との試合に絶対的な自信を持っていますが、今回のバンタム級トーナメント制覇に向けての自信のほどは?

「ショーヘイ・ノセと戦ったモンゴル人ファイターも、あの試合を見る限りに打撃が全くなっていない。だからグラウンドで決着した。このトーナメントに出ている選手は、そんなファイターばかりだ」

――確認しますが、それはシンバートルのことを言っているのですよね。

「そうそう、シン%#’&(※名前が言えていなかった)ってやつだ。ただ、僕は前の修斗王者のショージとの試合を楽しみにしている。何より欲しいのはベルトだ。でも歴史ある修斗で戦うことを光栄に思っているよ。これまでの日本の試合よりも、多くの人に僕の技術力を見てもらえる。修斗は世界中で知られている。今のUFCもそうだし、これまでも世界のビッグステージでも修斗で戦っていた選手達が見られてきたハイステージだ。

シン%#’&でもショージでも構わない。トーナメントに優勝して、修斗のベルトを巻きたい」

ニュージェネレーション同士の試合をぜひとも実現させたい

――現王者は20歳の永井奏多選手です。

「20歳? 2歳も僕より若いんだ。イイねぇ。それこそ僕らの世代のバトルだ。ニュージェネレーション同士の試合をぜひとも実現させたい。コーチは、すぐに僕をONEで戦わせようとするんだ。ONEはフィリピンではフリーTVで視聴できて人気があるからね。でも、それはフィリピンに限った話だし、フィリピン人ファイターは年寄りばかりだ。そんな限られた環境のなかで、限られたファイターと戦いたくない」

――チーム・ラカイ、ライオン・ネイションというジムからマニラのジムへフィリピンのMMA界も勢力分布が変わる時が来るかもしれないです。

「僕がフィリピンMMAの未来だよ。ハイライトだ。バキのように、世界中の強豪と戦って行きたい。子供の頃からバキを見てきて、物凄い影響を受けたんだ。日本のアニメは最高だけど、バキがなかでも一番だ。あのバキのメンタルを見習いたい。僕のファイトサイコロジーや動きは、バキを参考にしている。バキ・ハンマはそれ以上に僕の内側にいる。だからショーヘイ・ノセ、覚悟をしてほしい。最高の状態で、フレッシュなジョン・オルニドが日本に向かうから」

■視聴方法(予定)
2月18日(水)
午後6時~ Lemino

■Lemino Shooto03対戦カード

<バンタム級サバイバーTリバイバル2026準々決勝/5分3R>
シンバートル・バットエルデネ(日本)
齋藤奨司(日本)

<バンタム級サバイバーTリバイバル2026準々決勝/5分3R>
野瀬翔平(日本)
ジョン・オルニド(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
シヴァエフ(日本)
後藤亮(日本)

<バンタム級サバイバーTリバイバル2026準々決勝/5分3R>
青井心ニ(日本)
内田タケル(日本)

<フェザー級/5分3R>
TOMA(日本)
堀江耐志(日本)

<バンタム級/5分2R>
宮城友一(日本)
松下祐介(日本)

<トライアウト・フライ級/3分2R>
井上颯人(日本)
小祝歩夢(日本)

<ジュニア修斗50キロ契約/4分1R>
湯浅リンク(日本)
山下楓人(日本)

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【Lemino Shooto03】トーナメント初戦でシンバートルと激突、齋藤奨司「僕は置きに行く試合はしない」

【写真】しっかり気持ちも切り替え、強豪シンバートル戦へ(C)SHOJIRO KAMEIKE

18日(水)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるLemino Shooto03。サバイバー・トーナメント準々決勝で齋藤奨司がシンバートル・バットエルデネと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

齋藤は2024年7月に藤井伸樹を判定で下し、修斗世界バンタム級王者に。その後、翌年のRoad to UFCにエントリーしたものの落選。昨年9月に正規王者として臨んだ、暫定王者・永井奏多との統一戦は大激闘の末に敗れている。そんな齋藤の復帰戦の相手は、なんとモンゴルのシンバートル――しかもLemino修斗が開催するサバイバー・トーナメントの初戦だ。海外強豪との対戦を希望していた齋藤は、このオファーに即答したという。「僕は置きに行く試合はしない」と語る齋藤の燃えたぎる熱い魂よ、届け。


10月末に1週間ほど沖縄へ行って、平良選手の合宿に参加してきました

――今回のサバイバー・トーナメントの話を聞いた時に、どのような印象を持ちましたか。

「試合が終わってすぐ、話を頂いたんですよ。僕の中でも『強い外国人選手と戦いたい』という気持ちは強くて、髙谷(裕之)さんにも伝えていました。そういう話をしていた時に頂いたオファーだったので、即答させてもらいました」

――「試合が終わって」というのは、前回の永井戦が終わった直後ということでしょうか。

「はい。永井戦が終わったあと、松根(良太TBJ代表)さんから髙谷さんに『1週間ほど(平良達郎の)スパーリングパートナーをお願いできませんか』という連絡があって。最初に聞いた時はビックリしましたけど、10月末に1週間ほど沖縄へ行って合宿に参加してきました。

その時に松根さんから、食事をしながらLemino修斗について聞かせてもらいました。ただ、その時点ではまだサバイバー・トーナメントの話はなかったです。正式なオファーは沖縄から戻ってきたあとでした」

――そうだったのですね。沖縄と平良選手の合宿はいかがでしたか。

「いやぁ~、最高ッスね(笑)」

――アハハハ。沖縄も、合宿も。

「最高ですよ。すごく良い環境だなって思いました。暖かいし、ソーキそばは美味いし(笑)。もともと沖縄は所縁のある場所なんです。大学ボクシング部の総監督が沖縄出身の方で、年に1回沖縄で2週間ぐらい合宿をやっていました。ボクシングの先輩も沖縄出身の方が多かったですしね」

――なるほど。話を戻すと、正式にサバイバー・トーナメントのオファーがあり、初戦の相手がシンバートルと聞いた時は?

「前から『強い』と思っていた選手なので、やり甲斐がある相手だなって思いました」

――前回の永井戦は大激闘の末に敗れ、ベルトも失いました。その試合内容と結果から、しばらく心の中に穴が空くといったようなことはなかったのですか。

「……試合の内容自体は『自分がやりたいことをやりきった』という気持ちが強かったです。試合直後はしばらく休もうかとも考えましたけど、やっぱり数日経ったら悔しい気持ちが沸いてきて(笑)。その頃に沖縄合宿のお話を頂いたので、『これは行くしかない!』と思ってすぐ気持ちは切り替わりましたね」

――改めて永井戦の内容と結果については、どのように考えていますか。

「準備してきたものは出せたものもあったし、出せていない部分もありました。先ほども言ったとおり、やりきった気持ちはあります。でも『もっとこうしておけば、ああしておけば……』という悔しい気持ちもあって――あの日は僕の日じゃなかったです」

――どういった点について「もっとこうしておけば……」と感じたのでしょうか。

「例えば――ひとつは、想像していたよりも自分の打撃が当たっていたんです。それで自分も欲をかいてしまいました。もっとケージを大きく使うこともできたのに、自分の打撃が当たっていたがゆえに打撃一辺倒になってしまった。それと永井選手は思っていたより打たれ強くて、フレッシュさも感じました」

自分は攻めている時のほうが強い。まさに『攻撃は最大の防御なり』で

――ベルトを失ったあとは、どのようなキャリアプランを考えていたのでしょうか。昨年に続いて今年もRTU出場を目指すのかどうか……。

「まずRTUを目指すためには、永井戦は絶対に落とせない試合でした。でも負けてしまったので、ちょっと悩んでいたところはありますね。

もともとRTUに出場するために外国人選手を戦いたい、と思っていたんです。強い海外選手に勝ったほうが評価されるとも聞いていて。だけどRTUの選考に落ちてしまった。それでも外国人選手と対戦したいけど、ベルトを巻いているので防衛戦もしないといけない。そのタイミングで(永井戦の)オファーを頂いたので、受けることにしました。

またRTUを目指すためには、RTUを目指すためには、永井戦は絶対に落とせない試合でした。でも負けてしまったので、ちょっと悩んでいたところはありますね。年齢的にも若くないし、試合のフィニッシュも少なくて」

――フィニッシュが少ない……いまだに風間敏臣戦のヒザ蹴りが記憶に残っているのか、そこまでの印象がなかったです。特に齋藤選手の場合は判定決着になった試合でも、攻め続けている印象が強くて。

「アハハハ、ありがとうございます。僕は相手を選ばず、『強い選手と戦わせてください』と言ってきました。修斗バンタム級は激戦区だと思うし、そこでベルトを獲りに行くとなったら、強い相手と戦わないといけない。だから常に自分より上の選手と試合させてくださいとお願いしていて」

――それだけ勝ち星とフィニッシュ数を稼ぐための試合はしていない、と。

「そうですね。それはあると思います」

――現在はUFCもダメージというよりフィニッシュを求めている。そのフィニッシュを増やすために練習内容を変えた面はありますか。

「それこそ前回の統一戦も目標はフィニッシュだったんですよ。相手もそうだと思いますけど、僕も5R決着は頭になくて。フィニッシュを目指して練習にも落とし込んでいました。自分の得意な部分は打撃なので、打撃で削っていく。スタンドの打撃もそうですし、グラウンドになっても削る。常に『削る』ということは練習から意識しています」

――そうなると自身のリスクも高まっていく。そのリスクをどう抑えていくのかも今後のカギとなるでしょう。

「でも格闘技って『やるか、やられるか』じゃないですか。リスクを背負わなかったら、そもそも格闘技なんてできないです。リスクを避けて通っていたらフィニッシュに近づかないですし」

――最近のUFCでも『攻撃は最大の防御』というのか、リスクを抑えるために自分が攻め続ける試合も増えているように感じます。

「あぁ、そうッスよね。それは僕も意識しています。これはMMAだか、というわけではなくて。ボクシングを始めた頃から『自分は攻めている時のほうが強い』と感じているんですよ。攻めていればリズムに乗ることもできるし、まさに『攻撃は最大の防御なり』で。それが自分のスタイルだと意識しています」

特別何かをやってきたというより、やるべきことをやってきた

――そんななか髙谷代表が1月のPOUNDOUTの前に、MMAPLANETのインタビューで「奨司はもともと今大会に出ると言っていたのですが、Lemino修斗から良い試合のオファーがあったので『この試合の方が良いだろう』と」と語っていました。

「そうなんですよ。最初は『POUNDOUTで外国人選手と』っていう話をしていました。自分も今後は海外でも戦っていきたいし、そのために海外の選手と肌を合わせておきたくて。そんななかでLemino修斗のオファーを頂いて、髙谷さんも『Lemino修斗のほうが良いんじゃないか』と快く背中を押してくれました。

やっぱり髙谷さんってカッコいいんですよね。『俺も現役の時は自分がやりたい試合をやっていた。今の選手にもそうしてほしい』と日頃から言ってくれています。そんなに多くは語らないけど、背中で語るタイプという感じで――カッコいいです」

――では「漢・髙谷裕之の弟子」として、シンバートルの印象を教えてください。

「フィジカルと極めが強いですよね。あとは若いし負けていないから、勢いがあるという印象です。野瀬戦もフィニッシュが速かったじゃないですか。どの体勢からでも隙があれば極める。それだけフィニッシュを意識して戦っているのだろうし、その意識があるから試合内容と結果にも繋がっているんじゃないかと思います」

――なるほど。他にもオルニド×野瀬戦など組まれていますが、他のトーナメント出場選手は意識しますか。

「あまり他の選手の試合を視たことがないので、何とも言えないです。それよりも絶対にトーナメントを勝ち上がってくる選手と初戦で組まれたので、それが嬉しいですよね。決勝まで上がって……というよりは、一発目から良い相手と対戦できるのは最高のシチュエーションだと思います。だから他の選手のことは考えていなくて。トーナメントではありますけど、この試合に勝たないと進めないし。まずここで勝つことが一番大事だと思っています」

――対して自身はシンバートル戦に向けて、どのような点を強化してきましたか。

「自分の得意なところを出すための重要な部分は、常に強化しています。たとえば打撃の試合がしたいならテイクダウンされないこと、寝技の対処ができること――それって当たり前のことですけど、当たり前のことこそ毎日の練習に落とし込まなきゃいけなくて。だから特別何かをやってきたというより、やるべきことをやってきたという感じです。

そのうえで僕は絶対に置きに行く試合はしないし、相手もそうだと思います。真っ向勝負の試合を楽しみにしていてください」

■視聴方法(予定)
2月18日(水)
午後6時~ Lemino

■Lemino Shooto03対戦カード

<バンタム級サバイバーTリバイバル2026準々決勝/5分3R>
シンバートル バットエルデネ(日本)
齋藤奨司(日本)

<バンタム級サバイバーTリバイバル2026準々決勝/5分3R>
野瀬翔平(日本)
ジョン オルニド(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
シヴァエフ(日本)
後藤亮(日本)

<バンタム級サバイバーTリバイバル2026準々決勝/5分3R>
青井心ニ(日本)
内田タケル(日本)

<フェザー級/5分3R>
TOMA(日本)
堀江耐志(日本)

<バンタム級/5分2R>
宮城友一(日本)
松下祐介(日本)

<トライアウト・フライ級/3分2R>
井上颯人(日本)
小祝歩夢(日本)

<ジュニア修斗50キロ契約/4分1R>
湯浅リンク(日本)
山下楓人(日本)

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Interview J-CAGE Lemino Shooto03 シンバートル・バットエルデネ ブログ 齋藤奨司

【Lemino Shooto03】齋藤奨司戦へ、シンバートル「リスキー? 試合に出ないという選択は、僕にはない」

【写真】WhatsAppの音声通信でインタビューを行った直後に現地から送られてきた一枚。そんな汗が出ている状態でインタビューを受けて大丈夫だったのか…… (C)SHANDAS MMA

18日(水)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるLemino Shooto03。同大会のメイン、復活したサバイバー・トーナメント準々決勝でシンバートル・バットエルデネが前修斗世界バンタム級チャンピオン齋藤奨司と対戦する。
Text by Manabu Takashima

2024年10月、プロMMA三戦目でBreakthrough Combatで所来日しアンダードッグながら吉野光に判定勝ちを収めると、翌2025年1月にGladiator暫定バンタム級王座決定戦に抜擢される。しかし体重オーバーでタイトル奪取の資格を失い――吉田開威をシザースチョークで絞め落とした。

知る人ぞ知る実力者として、一部で注目されるようになったシンバートルは母国モンゴルで、6月にオドスレン・シャグダルをRNCで下し、MGL-1FCバンタム級王座に輝いた。

さらに10月にLemino修斗に参戦し、野瀬翔平を80秒ギロチンで落とす。この勝利で一躍知名度が上がったシンバートルは、公然と「目標はRoad to UFC」と口にしていたが、このタイミングで4度目の来日を果たす。

極寒のウランバートルで今も追い込み練習を続けるシンバートルをトレーニング直後にインタビューした。


前回の試合の時と比べて少しMMAファイターとして強くなっているはずだ

――試合まで1週間と少し(※取材は10日に行われた)、まだハードなスパーリングを続けているのですか。

「今、練習が終わったばかりで、凄く良い状態だよ。前回の試合前と比べてもハードなトレーニングを積んできた」

――そろそろ練習量を減らし、体重調整等に入る時期では?

「日本に向かうのが日曜日だから、土曜日まで思い切りスパーリングもする。いつも通りだ」

――そういえば以前ウランバートルを訪れた時、MGL-1FCの計量前日でも、思い切り練習をしているのを見ました。モンゴルでは普通のことなのでしょうか。

「モンゴルのMMAジムが全てそうなのかは知らないけど、少なくともシャンダスMMAではウランバートルを離れるまで練習の強度を下げることはないよ」

――なるほど、です。では昨年10月の野瀬翔平選手との試合を振り返ってもらえますか。まず沖縄という場所での試合でした。

「これまで日本では東京と大阪で試合をしてきたけど、どちらもダイレクトフライトがあった。だから、沖縄に行くために成田空港で入国し、違う航空会社の飛行機で沖縄に向かうのはちょっと時間が短くて周りが焦っていたね(笑)。僕としてはいつもより長い飛行機の旅を、減量をしながら行うことは少しチャレンジングだったけど、良い経験になったと思う。

あと沖縄は東京や大阪と気候が違った。それに同じ日本でも、ちょっと文化が違うようにも感じた。Lemino修斗の大会は無観客だったBreakthrough Combatは当然として、GLADIATORとも会場の雰囲気が違っていて。なぜ、そうなのかは分からないけど、きっと沖縄の気候や沖縄の人達と大阪や東京の人達との違いが、あの会場の空気を創っていたんだと思う。ただし、ファイトはファイトだ。勝利の味もいつだって、格別だよ」

――80秒でRoad to UFCベテランにギロチンを極めることができると思っていましたか。

「正直なところ、あんなに速く決着がつくと思っていなかった。ただし、勝利を手にするという部分では100パーセント自信があったよ」

――それにしても試合ごとに成長していますね。

「おお、ありがとう。そんな風に言ってもらえて嬉しいよ。MMAファイターとして、当然のようにハードトレーニングを自分に課して成長しようと思っているから」

――野瀬選手を倒したことで、日本のMMAファンやファイターの間で一気にシンバートルの認知度は上がりました。それだけマークもきつくなってくると思いますが、その辺りはどのように考えていますか。

「自分のことを日本のファンが知ってくれるというのは、とても嬉しいことだ。皆の期待に応えるために、もっと良い試合をしたいと思う。その分、自分のことが研究されるようになるのはしょうがない。避けられないことだよ。

それに僕は最高のチームに属している。自分のことを誰よりも知ってくれているトンガー先生やチームメイトとの練習で、研究される以上に強くなる。と同時にシャンダスMMAも対戦相手のことはしっかりと対策して試合に臨むから、何も問題ない」

――では、前回の試合から一番成長しているのはどのような点だと言えますか。

「僕が心がけているのは、打撃だけとか、レスリングだけとか、柔術だけではなくてMMAとして全ての部分で強くなること。僕のゲーム全体を強くする。そのために常にトレーニングをしている。だから一気に強くなるようなことはないけど、前回の試合の時と比べて少しMMAファイターとして強くなっているはずだ。

Lemino修斗が再び、自分を日本に呼んでくれることに感謝している。どれだけ自分が成長できたか、確認することができるから」

夢を現実するために、今をどう生きるのか。つまり、今、用意された試合に全力で挑んで勝利を手にする

――シンバートルは常にUFCで戦いたいと口にしてきました。Road to UFCが今年もありますが、その選考直前に元修斗世界チャンピオンを戦うことをリスクだと考えることはなかったですか。日本ではRoad to UFCを狙う選手が、年末から春にかけて試合に出ないことは多いです。

「リスキー? 試合に出ないという選択は、僕にはない。少しでも強い相手と戦いたいと思ってきた。だから、サイトーと戦えて嬉しい。それに今回はバンタム級トーナメントに参戦するのに、Road to UFCからオファーがあれば優先して良いという本当に我々ファイターのことを考えてくれたオファーで。それもLemino修斗に感謝している。

Road to UFCに出られるかどうか分からないけど、自分は試合がしたかった。試合がしたいけど、Road to UFCにも出たい。だから、本当に良い条件でトーナメント出場を認めてくれたと思っている。

だからこそ、サイトーとの試合に集中している。UFCで戦うことは夢だよ。夢を現実するために、今をどう生きるのか。つまり、今、用意された試合に全力で挑んで勝利を手にする。それが僕のやるべきことだ」

――では、その齋藤奨司選手の印象を教えてください。

「強敵だ。だから戦うことができて嬉しい。強い相手と試合をするために、日々の練習をしているのだから。サイトーは打撃が強くて、組みも対処できる。強い選手だから、良い試合を皆に見てもらえるに違いない。打撃でもいくらでもやりあえる。僕の拳のうねりを見て欲しい(笑)。サイトーと向き合って、殴り合っても一歩も引かない。サイトーもそのつもりで、ケージに上って欲しい」

――UFCはファンが喜ぶ試合を求めています。アピールするためにも派手な勝利を狙いますか。

「僕に必要なのは派手な勝利でなく、勝利だ。勝つことに100パーセント集中している。とにかくハードに、ベストを尽くして最高の戦いをする」

――ところで世界で一番寒い首都ウランバートルは、今や普通に氷点下20度以下になっています。日本は10度ぐらいあり、30度の気温差は自律神経に影響し、寒暖差疲労を起こす恐れがあります。私自身、1週間前に韓国で−18度を経験し体の中が何かおかしいという状態でした。この辺り、調整方法はあるのでしょうか。

「ないよ。この一言以上、何もいえないよ。アハハハハ。とのいかく今の僕は、サイトーに勝ってたくさんラーメンを食べることが楽しみでならないんだ(笑)」

■視聴方法(予定)
2月18日(水)
午後6時~ Lemino


■Lemino Shooto03対戦カード

<バンタム級サバイバーTリバイバル2026準々決勝/5分3R>
シンバートル バットエルデネ(日本)
齋藤奨司(日本)

<バンタム級サバイバーTリバイバル2026準々決勝/5分3R>
野瀬翔平(日本)
ジョン オルニド(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
シヴァエフ(日本)
後藤亮(日本)

<バンタム級サバイバーTリバイバル2026準々決勝/5分3R>
青井心ニ(日本)
内田タケル(日本)

<フェザー級/5分3R>
TOMA(日本)
堀江耐志(日本)

<バンタム級/5分2R>
宮城友一(日本)
松下祐介(日本)

<トライアウト・フライ級/3分2R>
井上颯人(日本)
小祝歩夢(日本)

<ジュニア修斗50キロ契約/4分1R>
湯浅リンク(日本)
山下楓人(日本)

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45 AB AMMA DEEP Gladiator Lemino Shooto Lemino Shooto03 Lemino修斗 MAX MGL-1FC MMA MMAPLANET o ONE Shooto UAEW UFC YouTube イアゴ・ヒベイロ オトゴンバートル・ボルドバートル サラ サンスハル・アディロフ シンバートル・バットエルデネ ジャダンバ・ナラントンガラグ ジョン・オルニド フアン・プエルタ フィルカドベク・ヤクボフ メイサラ・ムハメッド リース・マクラーレン 修斗 岡田遼 平良達郎 海外 藤田大 藤田大和 野瀬翔平 青井心二 齋藤奨司

【Lemino Shooto03】藤田大和が3年半振りに国内復帰!! 対戦相手はオトゴンバートル・ボルドバートル!!!!

【写真】こんなカードが見られるとは!!(C)UAEW & MMAPLANET

16日(金)、Lemino修斗のオフィシャルSNS上で2月18日(水)に文京区後楽園ホールで開催されるLemino Shooto03でフライ級3回戦=藤田大和×オトゴンバートル・ボルドバートル戦が行われることが発表された。
Text by Manabu Takashima

同大会では既に「バンタム級サバイバートーナメント リバイバル 2026」1回戦3試合、齋藤奨司×シンバートル・バットエルデネ、野瀬翔平×ジョン・オルニド、内田ワタル×青井心二が組まれることが明らかになっていた。

上記のカードはコアファンの受けが非常に良いようだが、ここに藤田が3年半ぶりの国内での試合で、モンゴルMMA界の将来と呼ばれる逸材とのマッチアップが加わる。


元DEEPフライ級暫定王者はこの3年半、中東のUAEWで7試合を戦い5勝2敗という戦績を残していた。まずウズベキスタンのフィルカドベク・ヤクボフ戦に続き、カザフスタンのクサンスハル・アディロフ戦でギロチンによる連続一本勝ちを果たすと、2024年5月にブラジルのイアゴ・ヒベイロと初代UAEWフライ級王座を賭けて戦うことに。

(C)UAEW

ダウンを奪い先行した藤田は、ここで攻め急いでスタミナをロス。

打撃戦で打ち負けて、TDからヒジの連打でTKO負けを喫する。それでも4カ月後に今度はダゲスタン戦士バドゥカン・バイスエフを相手にスプリット勝利で再起を飾り、2025年は1月にキャッチウェイトで元Titan FCフライ級王者フアン・プエルタからギロチンで一本勝ち。7月にはエジプトのメイサラ・ムハメッドからRNCでタップを奪っている

再びフライ級王座が見えてきた藤田だったが、直近の11月の試合では計量に失敗し、元ONEのリース・マクラーレンに判定負け。それでもUFCという目標を持ち続け、UAEWをはじめ海外でキャリアを積み続ける予定だったという。

ちなみにUAEWで戦った7人の相手の戦績を合計すると92勝28敗2分け、アベレージで13勝4敗というロシア、ブラジル、中央アジア、米国の手練れと戦ってきたことになる。

4つ一本勝ちのうち3試合ギロチンで勝利しているように、カーフを効かせて打撃戦でリードし、スクランブルのなかで首を絞めあげるという勝利の方程式を確立させてきた。日本で戦う以上にアブダビでの滞在が試合に向けて、創り上げるのに最善となった藤田が、このタイミングで修斗公式戦に出場するのは、THE BLACKBELT JAPANプロモーションの岡田遼氏の熱意が大きく関係しているという。

昨年4月には平良達郎のキャンプでスパーリング相手をするために沖縄に滞在し、顔見知りであった両者。岡田氏の言葉を借りると「三顧の礼を持って接し」口説いたとのこと。

もちろん藤田には大前提として、UFCを狙い続ける上で実力者と戦うという譲れない条件が存在していた。となればこれ以上の相手はいない。GLADIATORフライ級王者(返上)、現MGL-1FCフライ級チャンピオンのオトゴンバートルは、そんな肩書きがなくとも、実力者ぶりを見せてきた。

キャリア2年、レスリングベースとは思えない打撃の強さを発揮し二段蹴り、跳びヒザ、右オーバーハンド&返しの左フックはKOパワーを有し、オーバーハンドの動きに連動したテイクダウン能力も高い。さらにはギロチンというフィニッシュホールドも持つ。

オトゴンバートルは既にLemino修斗でインパクトを残しているシンバートルと並び、ジャダンバ・ナラントンガラグ率いるシャンダスMMAの勢いを体現しているファイターといえる。

歳の差こそ10歳の開きがあるが両者揃ってUFCという目標も持ち、藤田は中東を。オトゴンバートルは日本をステップアップのターゲットにしてきた。日蒙フライ級の実力者がクロスオーバーする一戦は、ワールドクラスのフライ級サバイバーファイトといえるだろう。果たして夢を手繰り寄せるために必要な勝利を手にするのは、どちらになるのか。夢の奪い合いが、熱い。

■視聴方法(予定)
2月18日(水)
午後――時~ Lemino


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【POUNDOUT03】「Lemino修斗の方が奨司にとって良い」。髙谷裕之にとってのPOUNDOUTとは?

【写真】笑わば笑え。この生き方だからこそ、ついて行く人間がいる (C)MMAPLANET

17日(土)、千葉市中央区はTKPガーデンシティホール千葉でPOUNDOUT03が開催される。第2回大会ではメインで三上ヘンリー大智と対戦予定だったイ・イサクが急病で来日できず、今回も山内渉と戦う予定だったビシャル・サフからダニエル・アグレイに変更された。
Text by Manabu Takashima

LDH格闘技グループのキャプテンとして格闘DREMERSやPOUNDSTORMを引っ張ってきた髙谷裕之は、なぜ自主興行にこだわるのか。同時にそのリーダーシップで引っ張ってきたファイターたちに、自らのイベントに出場を強いることもない。

興行主としては「?」。しかし、それこそが髙谷裕之の生き方だ。そんな選手ファーストの髙谷にとってのPOUNDOUTとは何かを、改めて尋ねた。


――山内選手の対戦相手がビシャル・サフからダニエル・アグレイに変更。興行は生もの、色々なことが起こりますね。

「いやぁ、しんどいスね(笑)。毎回、何か起こります。第1回大会は初めてだったから大変だったけど、今からするとすんなりでしたね。前回大会はヘンリー(三上ヘンリー大智)と対戦予定だったイ・イサクが胃腸炎で来られなくなって。今回も交通事故に遭ったとか連絡がきて……。診断書を取り寄せると、発熱とか書いてあるんですよ」

――えっ!?

「事故じゃねぇな、コイツって感じです(苦笑)」

――それは心労が絶えないですね。

「まぁ僕一人で大体のところをやって、Grachanの岩﨑(ヒロユキ)さんがグラチャンに出ている選手をつないだりしてくれている感じで。とにかくマンパワーが足らないのを感じています」

――正直、髙谷さんは皆を鼓舞して物事を成り立たせるような雰囲気で。事務という部分に対しては、向いていないだろうと(苦笑)。

「アハハハハ。それで苦労をしています。でも、やるしかないので」

――とはいえFight Farm所属の齋藤奨司選手など、ボスの指示で今大会に出場させることもできたかと思います。でも2月18日のLemino修斗に出るようで。

「僕も現役の時に戦う場所を強要されたことがあって。そういうことはしたくないです。奨司はもともと今大会に出ると言っていたのですが、Lemino修斗から良い試合のオファーがあったので『この試合の方が良いだろう』と、僕も思って」

――自分の大会の駒が少なくなっても?

「もし、俺だったら――というところが一番にあるんだと思います。大会の主催者でなく、『もし、俺が選手だったら』とか、今後のキャリアを考えても。奨司はケガもあって2年で2試合しか戦えていない状態で。僕もそういう時期があったのですが、そこでトーナメントなら勝って年に3試合は戦えます。相手も強かったですし。

まぁ僕の大会だったら、いつでも出られるので(笑)。今回はLemino修斗の方が奨司のキャリアにとっても良いと思いました。これは挑戦すべきだろうと。そりゃあ僕の大会にずっと出てくれると嬉しいけど、力をつけてUFCに出てくれた方が嬉しいので」

――興行主としては「?」ですが、髙谷裕之らしいです。選手の意志を尊重という点でいえば、昨年11月に山内選手がRIZIN LANDMARKに出場しました。格闘DREAMERSやPOUNDSTORMの頃、髙谷さんはRIZINのエンタメ志向には賛同できないというスタンスを持たれていました。RIZIN出場は山内選手の意志を尊重してのことだったのでしょうか。

「まず山内にオファーが来て、相手はトニー・ララミーという良い選手でした。あそこで国際戦を戦えることは良いことだし、本人も戦いたいということだったので。RIZIN自体、コロナの頃と比べて強い外国人選手が増えています。柏木(信吾)さんが凄く良い選手を連れてきているのもあって。エンタメ的な部分は残っていますが、『それって考えるとPRIDEの時からあったことで』と言っている人がいて。確かにそうだと思ったんですよ。

強い外国人選手を呼んで、良いカードを組んでいる。それを盛り上げるためのエンタメも有りかと。とにかく強い選手がいることが重要で。そこに多少のエンタメがついてくるのは、もう構わないかという考えでいます。強い外国人選手がいて、目を背けることはできないので。

何より選手の意志を尊重したいですしね。UFCの世界チャンピオンになりたい、RIZINのチャンピオンになりたいというのは、それぞれ選手の意志なので。格闘技でないモノに出たいなら、他のジムを勧めますけど。格闘技で強さを求めるなら、選手が戦いたいところで戦うべきで。僕がどうこう言うことではないという考えです」

――DREAMERSは、UFCが絶対という選手がたまたま集まっていたと。

「ハイ。格闘技の団体で、そこのチャンピオンになりたいというのなら、それが選手の気持ちなので任せます」

――押忍。そして山内選手が、今回のメインを務めます。

「もう1度、Road to UFCを狙いたいと山内も言っているので、国際戦の経験をさせたかったです」

――と同時に石橋佳大選手のカムバックも注目です。

「石橋はFight Farmで練習をして、柔術の指導もしてくれています。第1回大会の頃から、石橋が『僕も出たい』と言っていたんです。そこで失礼になるかもしれないですが、グラップリングの試合に出て実戦の勘を取り戻して、満を持して今大会でMMAに復帰するという流れですね。

千葉で大会があることも関係していると思います。もうチャンピオンを目指すとか、そういうことではなくて。ただMMAがまた戦いたくなったんだと思います。なら一番身近な大会がPOUNDOUTだったのかと(笑)。アイツの試合は面白いので見てみたいですし、まだ燃え尽きていない部分が残っているなら綺麗に燃え尽きてほしいというのもあります。

僕は復帰したいとか思うことないだけ、燃え尽きることができたので。そういう気持ちにアイツもなれると良いですよね」

――なるほど、です。現役時代に激闘を繰り広げた日沖発選手が主宰するstArtから、徳弘琢馬選手が出場するのも刺さります。

「相手は長南(亮)さんのTRIBE TOKYO MMA所属の榎本明選手で。選手同士も熱いですけど、現役時代が重なっていた指導者のジムの選手が戦うのも熱い。そこも興味深いです。僕ら世代は面白いと思える試合です」

――イベント主催は本当に楽ではないと思います。ジムで選手育成に専念しているのと比較すると。そのなかでPOUNDOUTの今後というのは? もう勘弁してくれというのが本音ですか(笑)。

「ハハハハ、もうキツいとは毎回思います。でも続けていきます。現状は半年に1回のペースで、ですね。やっぱり格闘DREMERSから始まって、そういう気持ちでこの道にやってきた選手がいるので」

――そういうなかで、EXFIGHTでの指導というのは髙谷さんの現状ではどういう位置づけなのでしょうか。

「これは多分、公にするのは初めてですけど……今月いっぱいで指導は離れます。格闘DREAMERSが2度あって、2回目に出ていた(中村)京一郎のRoad to UFC決勝が2月1日にあります。僕なりに責任は果たしたかなと、そこが一区切りになるという気持ちです。ただ選手達には『ハイ。さよなら』というわけにはいかないので、都内で練習できる場所を探しています」

――そしてPOUNDOUTを続けると。

「ハイ。第1回大会では、2人の選手をROAD TO UFCに送り出すことができました。これからも世界を目指す選手を応援する大会にする。同時に石橋みたいな格闘技が好きで続けている選手、まっすぐ格闘技が好きな選手のことも応援できる大会にしていきたいと思っています」


■POUNDOUT03対戦カード

<フライ級/5分3R>
山内渉(日本)
ダニエル・アグレイ(米国)

<バンタム級/5分3R>
榎本明(日本)
徳弘拓馬(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
斎藤翼(日本)
大搗汰晟(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
石橋佳大(日本)
岡田達磨(日本)

<キックボクシング60キロ契約/3分3R>
笠原淳矢(日本)
白谷フィッシュ征也(日本)

<ストロー級/5分2R+ExR>
樋口幹太(日本)
佐野光輝(日本)

<フライ級/5分2R+ExR>
椎名渉(日本)
河合亮(日本)

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MMA NEXUS o RIZIN 修斗 山本空良 後藤丈治 摩嶋一整 木村柊也 横山武司 藤井伸樹 須藤拓真 齋藤奨司

【Fighting NEXUS】 横山武司×須藤拓真 フェザー級タイトルマッチ決定!

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11月22日に後楽園ホールで開催されるFighting NEXUS vol.41で横山武司(Swells柔術ジム/セラビー)×須藤拓真(X-TREME EBINA)のフェザー級タイトルマッチが行われる事が発表されました。

横山×須藤!もはやRIZINで組まれても何ら不思議ではない好カード。グラップラー同士の極上の寝技を後楽園で、そしてNEXUSで観戦できる喜びをじわじわと噛み締めています。

横山は2019年の全日本柔術選手権アダルト黒帯フェザー級で優勝した正統的な柔術家。寝技の実力は折り紙付き。対する須藤はレッグハンターの異名を持つモダングラップラー。毛色は違いますが、お互いに極めの強さが持ち味。どっちの寝技が上なのか激しく興味をそそられます。

課題はMMAへのアジャストか。横山は山本空良を判定で下してフェザー級王座を奪取したものの、RIZIN参戦後は摩嶋一整との寝技師対決に敗れ、売り出し中の木村柊也にKOされて2連敗を喫しました。

対する須藤も後藤丈治の足関節を極めて一本勝ちした試合は印象的ですが、修斗で齋藤奨司、藤井伸樹に判定で敗れて連敗。得意の足関節を凌がれるとジリ貧になる傾向が見受けられます。

若干の足踏み状態ではありますが、NEXUSのベルトはもちろん、日本のMMAのトップ戦線に踏み止まるためにはお互い負けらない一戦。腕と足の極め合いか、十周回ってスタンドの打撃戦になるのか。会場観戦マストです!
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45 AB F1 MAX MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2025#08 UFC 修斗 斎藤 永井奏多 齋藤奨司

【Shooto2025#08】永井奏多が齋藤奨司との大激闘にRNCで一本勝ち!世界バンタム級王座を統一

【写真】全局面で真っ向勝負した両者。齋藤のパンチを被弾しても前に出続けた永井が勝利を掴んだ(C)MMAPLANET

<修斗世界バンタム級王座統一戦/5分5R>
[暫定王者]永井奏多(日本)
Def.3R3分24秒 by RNC
[王者]齋藤奨司(日本)

互いに距離でパンチとローを繰り出す両者。齋藤が永井の右ローに右ストレートを合わせる。永井も細かいパンチから距離を詰めて右ストレート、齋藤はケージを背にしてヒザ蹴り。距離が離れると齋藤は永井の右ローに右を合わせ、右カーフ、左フックの返しを当てる。さらに齋藤はガードを上げて右カーフ、右ストレート。永井が距離を詰めて齋藤をケージまで押し込む。

齋藤は左手で永井の首を持って首相撲の崩しからヒザ蹴り。永井は齋藤の左足にシングルレッグに入るが齋藤は倒れない。離れた齋藤はジャブを当て、前進する永井に右ストレートを合わせる。永井は斎藤の左足にシングルレッグに入ってテイクダウンを仕掛けるが齋藤は倒れない。離れた齋藤は左の三日月蹴り、左フック、右ストレート、左ボディ、ジャブで距離を取る。

永井も右ストレートから左フック、齋藤は左フックを合わせる。永井はそのまま前に出て齋藤をケージに押し込むが、齋藤は離れる。齋藤は下がりながらジャブ、右アッパーから左フック、右カーフまでつなげる。永井もジャブ、ワンツーで前進。そして終了間際に永井が右アッパーからの左フックでダウンを奪い、亀になる齋藤にパウンドを連打。ここでラウンド終了となり、齋藤にとってはブザーに救われる形となった。

2R、永井がジャブから前に出て右アッパー、齋藤も右ストレートを合わせる。永井はダブルレッグで齋藤をケージに押し込む。永井が離れると齋藤は右のテンカオと左の縦ヒジ、右カーフを蹴る。永井は齋藤をケージに押し込んでダブルレッグでテイクダウンを狙いつつ、細かいパンチを当てる。齋藤は首相撲からヒザ蹴りとヒジ。永井はシングルレッグに入りつつ、右腕を差して足をかけてテイクダウンからバックへ。

齋藤も両足をフックさせずに立ち上がろうとするが、永井はバックコントロールを続ける。齋藤も必死に立ち上がり、永井が右ストレートと右アッパーで前進。シングルレッグからテイクダウンしてバックへ。永井は右足を深く入れて四の字フックすると右手で細かくパンチを入れながらRNCへ。これが極まらないと見ると永井が腕を外してパンチを連打した。

3R、永井が細かいステップからジャブで前進。齋藤も右ストレートのカウンターを合わせる。永井は右アッパーから左フック、ダブルレッグで齋藤に尻餅をつかせる。齋藤も永井の体を蹴り離して立ち上がる。斎藤が右ストレート、永井も右ストレートを打ち返して、互いにスピニングバックエルボーを打ち返す。永井が齋藤をダブルレッグでテイクダウンし、齋藤の左足を持って寝かせようとするが齋藤も立つ。

永井はしつこく齋藤をケージに押し込んで、齋藤の左足を持ってテイクダウンしながら殴る。ここで両者離れると互いにパンチを打ち合い、再び組んだ永井がテイクダウンしてバックへ。永井は2Rと同じように右足を深く入れて四の字ロックし、細かくパンチを落とす。最後は永井が右腕を齋藤の首に入れてパーム・トゥ・パームでRNCを極めた。

世界バンタム級王座統一を成し遂げた永井は対戦相手の齋藤、ジム・練習仲間、家族、応援団に感謝に言葉を述べると「まだまだこんなもんじゃ恩返しが足りないので、世界王座を防衛して、UFCのベルトを巻くので応援よろしくお願いします」と語った。


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