カテゴリー
o Shooto パク・ソヨン 修斗 岩﨑大河 黒部三奈 齋藤奨司

【修斗】速報中!PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.5

18F28D3F-0001-4B81-BB2F-57FAAE74C534
世間は3連休。皆さんいかがお過ごしでしょうか。私は偏頭痛でダラダラしていましたが今日はプロフェッショナル修斗公式戦。後楽園ホールでPROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.5が開催されます。メインに抜擢されたのは黒部三奈(マスタージャパン東京)。
パク・ソヨン(GUNSAN ROAD GYM)との国際戦に挑みます。アンダーカードにも岩﨑大河(大道塾/パラエストラ東京)、齋藤奨司(FIGHT FARM)など注目の選手が多数参戦。今宵も後楽園ホールから電波と充電の続く限り速報します。乱費半分にはご容赦くださいませ。
カテゴリー
ABEMA MMA MMAPLANET o ONE RIZIN Shooto Shooto2022#05   ソルト パク・ソヨン パンクラス 今成正和 修斗 倉本一真 児山佳宏 内藤頌貴 大竹陽 山内渉 岩﨑大河 平川智也 根津優太 渡部修斗 風間敏臣 高岡宏気 黒部三奈 齋藤奨司

【Shooto2022#05】計量終了 復活の根津✖平川より後で組まれた、内藤弟✖キャリア1年の山内渉!!

【写真】修斗が時折り組む、キャリア差マッチ。壮絶な結果になることもあるが、果たして……(C)THEONE

明日16日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2022#05の計量が、本日15日(土)に港区の10KOLで行われた。

メインの女子スーパーアトム級で戦う黒部三奈✖パク・ソヨンを始め──第1試合のキッズ修斗以外に出場する9試合、18人の選手は全て計量をクリアした。


今回、修斗公式戦では2019年11月の倉本一真戦以来2年8カ月振り、MMA自体も2020年9月のRoad to ONE=今成正和戦から、1年10カ月間ブランクが空いた元環太平洋バンタム級チャンピオンの根津優太が平川智也と対戦するが、この両者の再戦をセミ前に追いやり、フライ級で内藤頌貴✖山内渉が組まれている。

根津にブランクがあるため、世界10位の平川とランク外の対決よりも、内藤が5位で山内が9位ということでランク的にはそうあるべき試合順かもしれないが、山内は昨年の7月大会でプロデビューをしたばかり今回が4試合目となる。

格闘DREAMERSで注目され、盟友・齋藤奨司とともに番組終了後はEXFIGHTでなくFIGHT FARM所属に戻り、プロキャリアを歩み始めた。今大会にも出場する齋藤が4月にPOUNDSTORMでパンクラス1位の風間敏臣をヒザ蹴りで破る金星を挙げており、山内のキャリア差を越えたアップセットを目指す。

とはいえ、齋藤が勝利した風間はパンクラス・トップファイタアーだがキャリア2年の新鋭だ。対して内藤は2013年から修斗のリング&ケージに上がってきただけに、この試合で遅れをとることは断じて許されないと思っているはず。特に昨年10月にRIZIN LANDMARKで1階級上のバンタム級とはいえ、渡部修斗にダースチョークで敗れており、プロ1年生の山内との対戦を受けた時点で──内藤の相当な覚悟が伝わってくる試合といえる。

さらには、その齋藤に対して──FORCEだけでなくNEXUSでもキャリアを積んできた高岡も一階級上の試合へのスクランブル発進で、4月の齋藤の立場になるよう一発を狙っているはず。

このバンタム級の一戦も高岡の意地が何かを起こす可能性も十分にある。

■視聴方法(予定)
7月16日(日)
午後6時00分~ABEMA格闘CH
             
■Shooto2022#05計量結果
※赤字の選手はクリックするとインビューに

<女子スーパーアトム級/5分3R>
黒部三奈:49.9キロ
パク・ソヨン:49.7キロ

<フライ級/5分3R>
内藤頌貴:56.7キロ
山内渉:56.6キロ

<バンタム級/5分3R>
平川智也:61.2キロ
根津優太:61.1キロ

<ミドル級/5分2R>
岩﨑大河:83.8キロ
イム・ドンジュ:83.3キロ

<バンタム級/5分2R>
齋藤奨司:61.0キロ
高岡宏気:60.8キロ

<フェザー級/5分2R>
児山佳宏:65.8キロ
木下タケアキ:65.8キロ

<49キロ契約/5分2R>
永尾音波:49.0キロ
北野きゅう:48.9キロ

<2022年度新人王決定T1回戦 女子ストロー級/5分2R>
柳仙香:52.0キロ
ソルト:52.0キロ

<フライ級/5分2R>
大竹陽:56.6キロ
佐々木駿友:56.5キロ

The post 【Shooto2022#05】計量終了 復活の根津✖平川より後で組まれた、内藤弟✖キャリア1年の山内渉!! first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DEEP MMA o RIZIN UFC YouTube   チャンネル 伊藤空也 佐々木憂流迦 堀口恭司 平本蓮 榊原信行 矢地祐介 萩原京平 鈴木千裕 鈴木博昭 魚井フルスイング 黒部三奈

【天心vs江幡】キックボクシング頂上対決。試合は〇〇な展開

【元動画はこちら】RIZIN CONFESSIONS #54

YouTubeチャンネル「RIZIN FIGHTING FEDERATION」様から配信されている動画から、
いいシーンを臨場感は残しつつ、できるだけコンパクトにして見やすく編集していきます。
マニアックな切り取りもできたらと思います。
この切り抜き動画時代に参戦しています。何卒チャンネル登録お願いします

※当チャンネルはガジェット通信クリエイター事務局に申請済みです。(2022.3.14)
動画内容については当チャンネル運営者の自己責任のもとアップデートしています。
違法アップロードはございません。

#RIZIN切り抜き #那須川天心 #江幡類

#堀口恭司 #弥益ドミネーター聡志 #矢地祐介 #ルイスグスタボ
#総合格闘技 #MMA #那須川天心 #朝倉未来 #朝倉海 #武尊
#ドミネーター #萩原京平 #平本蓮 #シバター #マネルケイプ
#皇治 #榊原信行 #trigger #UFC #k -1 #ロッキーマルティネス
#黒部三奈  #DEEP #少年院 #鈴木千裕 #魚井フルスイング #伊藤空也
#今波正和 #春日井寒天たけし #鈴木博昭 #怪物くん #梅野源治
#斉藤裕 #クレベルコイケ #五味隆典 #佐々木憂流迦

カテゴリー
o ONE RIZIN UFC YouTube アンジェラ・リー スタンプ・フェアテックス ハム・ソヒ パク・シウ ベラトール 中井りん 伊澤星花 榊原信行 藤野恵実 黒部三奈

【RIZIN】伊澤星花 スーパーアトム級GPの開催を要望


RIZIN.35で浜崎朱加を下して第4代RIZINスーパーアトム級王座に就いた伊澤星花。試合後のマイクでスーパーアトム級GPの開催を要望していましたが、大会後の記者会見で榊原信行CEOはこれに呼応。

「十分あるんじゃないですかね。メンバーは揃うと思うので、どういう形でやるかは別として女子のスーパーアトム級は今年トーナメントとして実現させていいんじゃないかなと今日は思わせるような内容だったかなと思います。決定ではないですがこれから最終調整をして、伊澤選手のそういう意見も含めて前向きに考えたいなと、そう思いました」

なるほど。スーパーアトム級でグランプリですか。榊原CEOの言うように選手は揃うでしょう。浜崎朱加、浅倉カンナ、RENA、山本美憂、パク・シウ、大島沙織、藤野恵実、黒部三奈。トーナメントが出来る8人は埋まりそうです。

でも伊澤の実力が圧倒的に飛び抜けていて、果たしてGPを開催せる意味があるのか。やるなら伊澤への挑戦者決定トーナメントの方がしっくりくる。それくらい伊澤は別格だと見ています。

伊澤絡みで見たいのはやっぱり国際戦。RIZIN絡みでベラトールから選手を連れてくるのもよし、逆にベラトールに乗り込むのも面白い。もはやRIZINの枠外になりますが、UFCや ONEでの試合も見てみたい。

伊澤対アンジェラ・リー、スタンプ・フェアテックス、ハム・ソヒ、リトゥ・フォガット。。。想像しただけでゾクゾクしてきます。

そしてトレーナーの横田一則の発言により遺恨を残した中井りん戦。もちろん階級の壁があって容易ではありませんが、流れやアングル的には道筋が出来ています。異次元の強さで一強状態となった伊澤。向かう進路に注目です。
カテゴリー
o RIZIN YouTube イリー・プロハースカ カリッド・タハ ブルーノ・カッペローザ マネル・ケイプ 北岡悟 堀口恭司 日沖発 村田夏南子 浜本キャット雄大 矢地祐介 藤田大和 黒部三奈

RIZIN 衝撃KO集 30連発【1】/ 堀口恭司/那須川天心/朝倉未来 / 30 Knockouts

▶KO集シリーズを近日中に多数UPしますのでぜひ登録お願いします。
00:00 堀口恭司 vs イアン・マッコール
00:31 五味隆典 vs メルビン・ギラード
01:04 朝倉海 vs 才賀紀左衛門
01:20 朝倉未来 vs 日沖発
01:30 石渡伸太郎 vs ケビン・ペッシ
02:07 那須川天心 vs 浜本キャット雄大
02:38 ミルコ・クロコップ vs 高阪剛
03:47 堀口恭司 vs ガブリエル・オリベイラ
04:13 浅倉カンナ vs マリア・オリベイラ
04:30 RENA vs アンディ・ウィン
04:52 カール・アレブレックソン vs ワジム・ネコフ
05:10 那須川天心 vs 藤田大和
05:43 北岡悟 vs ディエゴ・ブランダオン
06:15 堀口恭司 vs 石渡伸太郎
06:46 山本美憂 vs アイリーン・リベラ
07:20 五味隆典 vs 矢地祐介
08:16 堀口恭司 vs マネル・ケイプ
08:45 イリー・プロハースカ vs カール・アレブレックソン
09:27 浅倉カンナ vs RENA
10:04 ジェイク・ヒューン vs イリー・プロハースカ
11:09 大塚隆史 vs カリッド・タハ
11:28 村田夏南子 vs ランチャーナ・グリーン
12:06 那須川天心 vs 中村優作
12:55 真珠・野沢オークライヤー vs チェルシー・ラグラース
14:02 ミルコ・クロコップ vs ロッキー・マルティネス
14:40 RENA vs アイリーン・リベラ
14:57 イリー・プロハースカ vs ブルーノ・カッペローザ
16:04 オニボウズ vs トップノイ・タイガー・ムエタイ
16:19 ディエゴ・ブランダオン vs ダロン・クルックシャンク
16:52 黒部三奈 vs 浜崎朱加

▶元動画

#RIZIN35
#rizin_trigger3
#RIZIN
#KO
#堀口恭司
#那須川天心
#朝倉未来
#浅倉カンナ
#朝倉海
#ミルコクロコップ

カテゴリー
ABEMA KAREN MMA MMAPLANET NØRI o PANCRASE Pancrase326 RIZIN キック 小川徹 猿飛流 端貴代 藤野恵実 藤野恵美 黒部三奈

【Pancrase326】「頂点の試合として」年齢差、経験の差、過去最大。KARENの挑戦を受ける藤野恵実―02―

【写真】MMAファイターとしてグラップリングの試合、しかもアマチュアの試合まで出ている藤野にはMMA王者のプライドがある (C)MMAPLANET

21日(月・祝)、東京都新宿区のベルサール高田馬場で開催されるPANCRASE326で、ランキング1位のKARENを相手にストロー級クイーン・オブ・パンクラスの防衛戦を行う、藤野恵実インタビュー後編。

対戦相手のKARENは現在18歳、2019年にパンクラスでプロデビューして以降、4戦無敗だ。藤野にとっては年齢でもキャリアでも大きな開きのある選手との試合となる。しかし、その年齢もキャリアも関係ない、と藤野は言う。決して相手を舐めているわけではない。そこに、格闘技と共に生きる藤野恵実のMMAがある。

<藤野恵美インタビューPart.01はコチラから>


――藤野選手にとってMMAの試合は、昨年9月の浜崎朱加戦(RIZINで判定負け)以来となります。今回の試合オファーは、いつ頃届いていたのでしょうか。

「今年に入った時点で来ていたとは思います。その前から試合のお話はあって、実際に試合はなくても、試合のことは意識していました。ただ、試合がないからって練習しないっていうわけではないし、普段から取り組む意識も変わらないです」

――練習仲間でもある黒部三奈選手も、以前のインタビューで同じことを言っていました。

「アハハハ、そういうところは似てくるんでしょうね。2人の共通点として、他に楽しいことがないんですよ(笑)。ただ楽しいから格闘技をやっているだけで、キツいと感じてはいないからじゃないですか。他に楽しいことがあれば、他のことをやっていると思います」

――端貴代選手も昨年パンクラスの女子フライ級王者となりました。この年齢とキャリアで、まだ強くあり続ける。本当に凄いことだと思います。

「今も貴代ちゃんと練習しているんですけど、彼女もずっと練習しています。貴代ちゃんの練習、知っていますよね?」

――ここ数年の練習は分かりませんが、以前に拝見したことがあります。常に追い込んで、追い込まれて……とにかくハードな練習でした。

「今も変わらないですよ。試合がない期間の練習でも、試合と同じような檄を飛ばされて。だから、ずっと強いんだと思います」

――なるほど。端選手は昨年10月、20歳の年齢差があるNØRI選手を下しての戴冠でした。今回、藤野選手と対戦するKAREN選手はまだ10代です。

「相手の年齢やキャリアについては、もうあまり意識していないですね。あくまで一人の対戦相手として考えるだけ。誰であろうと挑戦権を得たら、その選手が対戦相手になるので」

――では対戦相手としてのKAREN選手の印象を教えてください。

「もともとサークリングを多用する選手が多いチームですけど、その中でも彼女はまだ打ち合おうという気が見えますよね」

――確かに、以前はサークリング&サイドキックというパターンが多かったチームですが、KAREN選手には距離が近くなれば強烈なヒジ打ちがあります。

「彼女もヒジ打ちを出すまでは、だいぶ動き回りますけどね(苦笑)」

――ただ、そこでヒジ打ちが出るのはファイターとしての成長かと思います。サークリング&サイドキックというパターンだけでは、それが判定で優位になるためのパターンなのか分かりませんでしたが……。

「ポイントを取るためにやっているなら、それはそれで良いと思うんです。でも私たちがやっているのは格闘技なんですよ。格闘技で勝つためのパターンでなければ、その戦い方はどうなのかと……。でも彼女は打ち合うし、そこで結果を出してきていますからね」

――そんなKAREN選手を相手に、どのように戦いますか。

「相手がやってくるのは、蹴って離して、距離が近くなればヒジ――ということですよね。でも彼女が一本を取ることはできないと思います。もちろん格闘技の試合に100パーセントはないけど、グラップリングのほうがキャリアや経験の差が出てしまうので。

今、彼女はそこまでグラップリングをやっていないんじゃないですか? だから理にはかなっているんですけどね。グラップリングをやっていないから、蹴りで突き放してからヒジというパターンは」

――KAREN選手もNØRI選手も、グラウンド状態になった瞬間、優位なポジションでいれば攻め込んできます。しかし下になった時の足の利かせ方からは、できるだけ寝技を避けたい……というイメージは感じられます。

「私がやっているのは、あくまでMMAですから。しかもこれはタイトルマッチなので。頂点の試合としてやらせてもらうからには最低限、全てのことができないといけないと思っています。グラップリングが得意ではないからグラップリングは避けたい、というのは違いますよね。そんな試合だと、他のチャンピオンたちに申し訳ないです」

――これまで藤野選手が戦ってきたチャンピオンに対して申し訳ない、ということですか。

「それもありますけど、同日のパンクラスでタイトルマッチをやる選手たちに対してです。たとえば、メインの小川徹選手と猿飛流選手、どちらも何かをやりませんっていう選手ではないですよね。あの2人も、MMAの中で持てる全てを出すはずです。そういう中で私とKAREN選手との試合はどうなるんだろうな、っていう気持ちはあります」

――そこで藤野選手がMMAというものを見せつける試合にしたいですか?

「そう思います。試合はやってみないと分からないところがあるし、彼女も決して弱い相手じゃないです。ここまでヒジという武器で、結果を残してきているから。それはそれで凄いことですよ。でもMMAってそれだけじゃないよ、と思うところはありますね」

――楽しみにしています。最後に、MMAPLANETの読者の皆さんへ、試合への意気込みをお願します。

「試合は相手あってのものだから、どうなるかは分からないです。でも毎試合、前回よりも強くなっている姿を見せたいと思っています。そのために練習をしているので。それを見てほしいです。私がクイーン・オブ・パンクラシストだっていうところを見せたいですね」

The post 【Pancrase326】「頂点の試合として」年齢差、経験の差、過去最大。KARENの挑戦を受ける藤野恵実―02― first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET ONE Shooto Shooto2022#01 ボクシング 宝珠山桃花 黒部三奈

【Shooto2022#01】黒部三奈が粘る新鋭・宝珠山をかわし、テイクダウンで上回って3-0判定勝ち

【写真】前女子スーパーアトム級王者の黒部が、裁定を聞きホッとしたような表情を浮かべていた(C)MMAPLANET

<女子スーパーアトム級/5分2R>
黒部三奈(日本)
Def.3-0:20-19.20-19.20-19.
宝珠山桃花(日本)

ケージ中央で見合う両者、黒部が左ジャブを出しながらプレッシャーをかける。宝珠山も黒部の左ジャブに左を、黒部の右ストレートに右を返す。テイクダウンのフェイントを見せた黒部に対し、落ち着いてパンチを繰り出していく宝珠山。黒部もシングルの体勢に入るが踏み込まない。体勢を低くする黒部に宝珠山の右クロスがヒットした。黒部はボディっロックで宝珠山をケージに押し込んでいく。しかし右腕を差し込んだ宝珠山が切り返した。ケージ際の攻防から、黒部が宝珠山の右足にシングルを仕掛けるも倒せない。

もろ差しに切り替えて宝珠山に尻もちを着かせた黒部。対する宝珠山もケージに背中を着けて立ち上がった。黒部は左腕を相手の首にかけてダーティーボクシング仕掛ける。さらに右腕を背中に回し、左の拳を宝珠山の顔面に叩きつけた。ここからボディロックでクラッチした黒部がテイクダウンを狙うも、宝珠山は倒れない。黒部が押し込みながら右フック、右アッパーを宝珠山の顔面に突き刺して1Rを終えた。

最終回は黒部の左ジャブからスタート。宝珠山は前に出てくる相手に対し、左ジャブを突きながら足を使う。宝珠山の右フックをかわした黒部が組み付き、ケージに押し込んでいく。宝珠山はケージを背にしながら、黒部にワキを差させない。黒部は宝珠山の左足へのシングル、そしてダブル、さらに右足へのシングルに切り替えて宝珠山をグラウンドに引きづりこんだ。ケージに背中を着けて上半身を起こしている宝珠山のボディにパンチを突き刺す黒部。相手の右足を畳んで立たせない。

さらに両足を畳んで抑え込む黒部が、右手で宝珠山の頭を押さえて背中を着かせた。すぐに体を起こす宝珠山。すると黒部が宝珠山の右腕を取り、キムラを狙っていく。宝珠山は腕を抜いて、さらに立ち上がるが、黒部もケージに押し込んでいく。切り返した宝珠山がボディへパンチ、黒部は首相撲からヒザ蹴りを繰り出しながら、宝珠山をケージに押し込む。そして宝珠山の右足へのシングルから、ダブルに切り替えて宝珠山に尻もちを着かせて試合終了のホーンを聞いた。

裁定はフルマークで黒部の勝利。昨年11月に女子スーパーアトム級のベルトを失った黒部が、再起に成功した。


The post 【Shooto2022#01】黒部三奈が粘る新鋭・宝珠山をかわし、テイクダウンで上回って3-0判定勝ち first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA MMA MMAPLANET ONE Shooto Shooto2022#01 UFC   チャンネル 中村倫也 中村未来 修斗 宇佐美正パトリック 小野島恒太 山本空良 石井逸人 菅原和政 藤井伸樹 野尻定由 黒部三奈

【Shooto2022#01】中村倫也戦へ、野尻定由「凡人がバケモノを倒す。それがMMA」

【写真】えげつないマッチメイクは、野尻にとってチャンスでもある(C)MMAPLANET

16日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2022#01で、野尻定由が中村倫也と対戦する。

ザ・エリート、生まれながらMMAの王道を歩んできた中村に対し、野尻は地元で有名な料理屋の息子として育ちながら、ビーバッブハイスクールのモデルとなった高校の芸能科に歌を歌って入学し、追い込み練習の後にブルーハーツの曲で体力をつけてきたという変わり種だ。

MMAファイターとしては雑草中の雑草は自らを凡人と評する一方で、中村が口にした「UFCでチャンピオンになると断言している人間と、ソレを口にすることができない人間の差は出るとは思っています」にはカチンときていた。15歳からMMAに賭けてきた凡人が、その胸中を吐露した。


――日曜日の中村倫也選手との試合が迫ってきました(※取材は1月12日に行われた)。率直にこのオファーがあった時は、どのように思いましたか。

「そうっスね。ピンチであり、チャンスである試合だと思いました。一応、修斗での位置的には自分の方が上なんですけど、中村選手は凄く強い選手なので……。まぁ、下から追い上げられているなと」

──この試合が決まった時、えげつないカードだなって思いました。アマ修斗、九州から育ってきた若い野尻選手を中村選手のステップアップの材料にするんだと。もちろん、勝負ですから、誰と戦っても勝つしかないのがファイターの生き残る術なのですが……。

「ジム全体で『この野郎』という空気にはなっていました(苦笑)。舐めんなよっていうのもあるし、自分にとっては正念場でもあります。最近、余り勝てていないですし」

──とはいえ小野島恒太選手と石井逸人選手、キャリアが4倍ぐらいあるタイトルに絡んだ選手とドローです。Road to ONEでプロMMA初黒星を喫した山本空良選手は実質、1階級上の選手でした。

「圧力で負けていましたけど、当日計量で同じ体重でやっているので、そこは言い訳にできません。NEXUSのチャンピオンに負けて、修斗の皆さんや応援してくれた人たちの期待に応えられなくて悔しい試合になりました」

──初めての敗北から学べたことはありましたか。

「わざわざ相手の得意な寝技に付き合ってしまったことは反省しています。自分はオールラウンダーなので自信はあったのですが、そういうことをする必要はなかったです。打撃でも勝負できていたはずなので」

──では今回の中村選手との対戦、そのウェルラウンダーという部分でどのような戦いをしたいと考えていますか。

「自分はMMAのキャリアでは中村選手より長いので……でも中村選手はレスラー上がりだけど、偏っていないMMAファイターですよね……。そうッスね、今回は……今回も……う~ん……でも、経験の差を見せようかと思います。

やっぱり食われてなるモノかっていう意地はあります。あっちも格闘技とかレスリングに賭けてきたんだろうけど、こっちだって15歳から賭けてやってきたんで。上手くいったり、いかなかったりあるけどUFCを目指してやってきたんで……」

──その言葉はMMAPLANETのインタビューで、中村倫也選手が『UFCでチャンピオンになると断言している人間と、ソレを口にすることができない人間の差は出るとは思っています』と言っていたことに対するリアクションでしょうか。

「まぁ、そうッスね。あのインタビューを見て、『俺だってそのためにやっている』とは思いました。中村選手は強いと思います。身体能力が凄く高いバケモノみたいな選手だろうけど……そういう奴を倒せるのが、MMAの面白いところなので。

MMAは身体能力の差を埋めることがでる競技だと思っているので。バケモノを倒したいですね」

──そのバケモノと戦うために、何か特別な練習はしてきましたか。

「出稽古はやっていないです。赤崎道場でずっとやってきました。この試合が決まる前から、前回の試合でフィジカルや圧力で負けてしまっていたので、フィジカルとスタミナは鍛え直してきました。

ホント……相手はレスリングのU23の世界チャンピオンで、ずっとエリートなんですけど……。自分はMMAを始める前は凡人以下で、勉強もスポーツも何もできなかったです。でも、ずっとMMAに賭けてやってきたので……凡人がバケモノを倒す姿を皆に見てほしいです。それがMMAなので」

■視聴方法(予定)
1月16日(日)
午後6時00分~ ABEMA格闘チャンネル
             
■Shooto2022#01対戦カード

<修斗環太平洋バンタム級王座決定戦/5分3R>
小野島恒太(日本)
藤井伸樹(日本)

<バンタム級/5分3R>
野尻定由(日本)
中村倫也(日本)

<ライト級/5分3R>
菅原和政(日本)
宇佐美正パトリック(日本)

<ストロー級/5分3R>
新井丈(日本)
木内“SKINNYZOMBIE”崇雅(日本)

<フライ級/5分3R>
関口祐冬(日本)
内田タケル(日本)

<女子スーパーアトム級/5分2R>
黒部三奈(日本)
宝珠山桃花(日本)

<インフィニティリーグ2022女子アトム級/5分2R>
久遠(日本)
加藤春菜(日本)

<インフィニティリーグ2022女子アトム級/5分2R>
中村未来(日本)
小生由紀(日本)

<52キロ契約/5分2R>
杉本恵(日本)
ソルト(日本)

<フェザー級/5分2R>
木下タケアキ(日本)
工藤圭一郎(日本)

<ストロー級/5分3R>
阿部マサトシ(日本)
牧ヶ谷篤(日本)

The post 【Shooto2022#01】中村倫也戦へ、野尻定由「凡人がバケモノを倒す。それがMMA」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA MMA ONE ONE Championship Shooto Shooto2022#01 UFC VTJ 中村倫也 修斗 宇佐美正パトリック 小野島恒太 山本空良 岡野裕城 石井逸人 菅原和政 西川大和 野尻定由 黒部三奈

【Shooto2022#01】中村倫也&宇佐美正パトリック、揃い踏み。野尻定由、菅原和政と対戦!!

【写真】勝てば、ベルトが早くも見える相手と戦うことになった中村と宇佐美 (C)MMAPLANET

28日(火)、Sustainより2021年のプロ修斗公式戦第一弾に中村倫也と宇佐美正パトリックというLDH martial arts契約下にあるEXFIGHT所属ファイターの出場と対戦カードが発表された。

16日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2022#01は既に小野島恒太×藤井伸樹の環太平洋バンタム級王座決定戦、前スーパーアトム級チャンピオン黒部三奈の再起戦=宝珠山桃花を筆頭に女子戦が4試合、男子の試合では3回戦の関口祐冬×内田タケル、新井丈×木内“SKINNYZOMBIE”崇雅に加え3つの2回戦が発表されていた。

ここにFighter Battle Audition合格の中村と宇佐美が、3回戦で揃い踏みすることなった。


4月24日に両国国技館でPOUNDSTORMというLDH初の格闘技イベントの開催、ABEMAで格闘DREAMERS 2ndシーズンの中継が決まったなか、所属ファイターで初代DREAMERS=オーディション合格者の2人が修斗公式戦2戦目で、3回戦で戦う。

最短距離でUFCを目指す中村倫也の対戦相手は、修斗で4勝2分&Road to ONEで1勝1敗の野尻定由に決まった。

バンタム級期待のファイターは、唯一喫した1敗の相手は1階級上の山本空良で、既に昨年のインフィニティリーグで小野島、さらに石井逸人という環太平洋王座に絡む選手と2回戦ながらドローという結果を残している。

つまり、この試合に勝てば中村はベルトに挑む力を有していることになる。後日掲載予定の事前インタビューで中村は「テイクダウンに行き着く、ウェルラウンダー」と野尻を評し、「動いてコントロールする」と言い切っている。

一方、9月に修斗公式戦、11月にVTJと2連勝でデビューイヤーを終えたパトリックは、菅原和政と相対する。

菅原はVTJで現修斗世界ライト級チャンピオンの西川大和戦、10月にはHEATでライト級挑戦者決定戦で岡野裕城戦と連敗中だが、穴がなく組みという部分でパトリックを封じ込める力を有している。

そんな菅原戦に向け、パトリックも事前インタビューで「僕は綺麗な顔のまま試合を終える。ダメージなく終わる試合をすることで、実力を証明します」と、西川が左目を大きく腫らしたことを引き合いに出し、勝利宣言を行っている。

なお今大会のイベント名には「Supported by ONE Championship」と謡われておらず、2019年から3年の期間で結ばれたONEと修斗とのパートナーシップが更新されなかったことがうかがえる。もしくは現状も協議中であるのか。

あれだけ大々的にパートナーシップが結ばれた発表が行われ、特に「2019年1月以降に新たにプロフェッショナル修斗世界王者を戴冠した選手は、自動的にONE Championshipの契約選手になることができる」、「全日本アマチュア修斗選手権の優勝者は1年間、シンガポールに拠点を置くメガジム『EVOLVE』へ、奨学生として招聘される」という2点は、決して少なくないプロ及びアマ選手のキャリアアップに関係し、人生の影響を与えたのだから、SustainだけでなくONE Championshipからもファンへの報告を行うことは不可欠ではないだろうか。

解消か継続か、両者からの正式発表を待ちたい。

The post 【Shooto2022#01】中村倫也&宇佐美正パトリック、揃い踏み。野尻定由、菅原和政と対戦!! first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ARAMI MMA SARAMI Shooto Shooto2021#07 修斗 黒部三奈

【Shooto2021#07】死闘の果てに――SARAMIが3度目の正直、黒部三奈を判定で下し修斗女子王座を獲得

<修斗世界女子スーパーアトム級選手権試合/5分5R>
SARAMI(日本)
Def.3-0:49-45.49-46.48-47.
黒部三奈(日本)

SARAMIは笑顔、黒部は引き締まった表情でコールを受ける。

試合が始まり、黒部が距離を詰めていくと、SARAMIはサークリングしてケージ中央へ。黒部の右はヒットすると、SARAMIの左ストレートも黒部の顔面を捉える。前に出続ける黒部の右ストレートがSARAMIの顔面をかすめた。SARAMIが右ヒジを繰り出すと、それをかわした黒部が組み付き、ボディロックのままSARAMIをケージに押し込んでいく。黒部は左腕を差し上げるが、SARAMIは右足を差し込んで倒されない。しかし黒部が右腕も差し上げると、SARAMIが細かく動くようになる。

黒部はSARAMIを押し込みながら左ボディを連打。SARAMIは首相撲からヒザを突き上げつつ離れた。黒部が前に出続けるも、組んだところでSARAMIがバックに回る。ここで離れた黒部が、またもSARAMIを押し込んでいく。SARAMIは離れながら右ヒジを叩きこみ、最後はスタンドでパンチからローを当てていった。

2R、黒部が前に出る。SARAMIは足を使って左右のフックを当てる。パンチをもらいながら組み付いた黒部がSARAMIをケージに押し込み、右アッパーを連打で突きあげる。そして両腕を差し上げた黒部だったが、SARAMIもディフェンス。黒部は変わらず押し込みながらパンチ当て、SARAMIは首相撲からヒザを突き刺し、体勢を入れ替えた。黒部がケージから離れると、打撃のプレッシャーを強めたSARAMI。組み付いてきた黒部を反対にケージへ押し込む。

黒部も切り返して、SARAMIを押し込みながら右肩をぶつけていく。離れたSARAMI。足を使ってワンツーを顔面に入れていくが、黒部も左右フックから前に出続ける。SARAMIが捌くも、黒部はそのまま組み付いてケージ際へ。両腕を差し上げる黒部と、首相撲で迎え撃つSARAMIという展開が続く。残り1分のところで、SARAMIのヒザがヒットすると黒部も離れる。しかし黒部はパンチを振るいながら前へ。ケージ際では黒部のパンチとSARAMIのヒジが交錯した。

3R、前に出るのは黒部だ。SARAMIもパンチで迎え撃つが、黒部は突進する。しかし距離が近くなったところでSARAMIが首相撲でつかみ、黒部をケージに押し込む。黒部は離れてから、ダブルレッグへ。テイクダウンはできずも、SARAMIをケージに押し込みパンチを上下に散らす。首相撲に持ち込まれても、手を止めずパンチとヒザを放っていく黒部。SARAMIは首相撲で体勢を入れ替えて、ヒザとヒジ。黒部が右ヒジを放つと、SARAMIは左右のヒジを連打していく。

ケージ際で首相撲から、パンチとヒジを打ち合う両者。SARAMIが離れて、前に出てきた黒部を足払いでこかした。SARAMIもトップを狙うが、立ち上がる黒部。ケージ際になると、SARAMIの前蹴りが黒部のボディに突き刺さる。そしてSARAMIが有利な体勢で組みつつ、離れ際に左ハイをクリーンヒットさせた。攻め込むSARAMI、黒部もケージに押し込まれながらパンチを返す。SARAMIはヒジの連打、そして一瞬離れて飛び込みながら右ヒジを叩きこむ。この一撃を食らった黒部が両手を着き、SARAMIがサイドバックからパウンドを落としていった。

4R、SARAMIは足を使いながらパンチを当てる。SARAMIの前蹴りを食らいながら組み付いた黒部だったが、SARAMIも首相撲で優位に立つ。前に出続ける黒部。SARAMIは首相撲からのヒザ。しかしSARAMIが首相撲に持ち込むと、黒部はショートのフックを当てる。手を止めない黒部のフックがSARAMIの顔面をかすめ、そのまま黒部が組み付きケージに押し込んでいく。黒部のシングルレッグをカットするSARAMIは、離れながら右ヒジを当てていく。

ケージ中央に戻り、足を使うSARAMI。黒部が組み付いてくると、スプロールして首相撲で黒部をケージ際へ持っていく。ここで首相撲から左右のフックとヒジを当てたSARAMIが、さらに前蹴りをボディに突き刺す。それでも前進を止めない黒部に対して、SARAMIは右ヒジを空振り。ケージ際で押し込まれるも、かわして黒部のバックにつく。テイクダウンを防いだ黒部はパンチを出し続け、SARAMIの顔面をかすめた。

最終回、互いに細かい打撃を繰り出す中、やはり黒部が前に出て、SARAMIがサークリングする。SARAMIにケージを背負わせると、組み付いた黒部。しかしSARAMIは首相撲で切り返し、右ヒジとヒザを叩き込む。両者のパンチが交錯する中で、黒部が組み付きバックに回る。ケージ際で正対したSARAMIが、またも首相撲からヒザと前蹴りで離れた。再び黒部が追い、SARAMIが回る展開に。

2分半のところで、黒部の右ストレートがヒット。SARAMIは首相撲から足払いで黒部をこかし、立ち上がる黒部のバックに回ったが、黒部も離れる。ケージ中央で打ち合う両者、SARAMIのパンチに対して黒部の前蹴りも当たる。SARAMIがプレッシャーを強めると、黒部はケージを背負いながらパンチを返した。しかし残り1分が近くなったところで、SARAMIが黒部をこかしてバックに回る。立ち上がる黒部だが、SARAMIのクラッチを外せない。一度は離れた黒部だが、またもSARAMIが足払いでこかす。ここでも立ち上がる黒部。最後はケージ中央で打ち合い、試合終了のホーンを聞いた。

判定はジャッジ3者ともSARAMIの勝利。結果が告げられた直後、SARAMIは涙を流しながら黒部と抱き合った。
3度目の正直、過去2敗している黒部に初勝利を収めるとともに、修斗世界女子スーパーアトム級のベルトをSARAMIが獲得した。


The post 【Shooto2021#07】死闘の果てに――SARAMIが3度目の正直、黒部三奈を判定で下し修斗女子王座を獲得 first appeared on MMAPLANET.