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【EBI24】快挙!! 高橋がフィジカル強化&オタツロック駆使のOT対策でコンバット柔術トーナメントを制す

【写真】メキシコに同行した森安一好トレーナーと。有酸素能力向上の効果が発揮された(C)YUKI TAKAHASHI

27日(日・現地時間)、メキシコ第二の都市モンテレイのヒムナシオ・ヌエボ・リオン・ウニドにて開催されるEddie Bravo Invitational24で、高橋Submission雄己がコンバット柔術ルールのバンタム級16人制トーナメントに出場した。2023年大会以来、2度目のコンバット柔術へのチャレンジとなる高橋の戦いをお伝えする。
Text by Shojiro Kameike


1回戦の相手はメキシコのウリエル・ウリベだ。メキシコのMMAプロモーション「ラックス・ファイト・リーグ」を主戦場とし、プロMMA戦績は7勝5敗。試合は開始早々、ウリベがニータップで飛び込むも、高橋が返して掌底を打ち込んだ。スクランブルから巴で返した高橋がトップへ。掌底の打ち合いから右へパスした高橋は、サイドからニーインザベリーで押さえ込む。ハーフに戻し、亀になるウリベ。両者スタンドに戻り、ウリベのシングルレッグを受けた高橋はチョイバーから、背中を着けたウリベの左足を取り、外ヒールを極めた。

続く準々決勝の相手は、試合前のインタビューで「やりづらい相手」として挙げていたマニー・ヴァスケスに。高橋はシッティングガード→バタフライから、ヴァスケスのアッパー掌底に耐えつつスイープを狙うも返し切れず。シッティングからバタフライに戻った高橋に対し、ヴァスケスがボディロックパスを狙うとチョイバーを仕掛ける。これは凌がれて試合はタイムアップ、オーバータイムに突入する。3回にわたるオーバータイムの中、高橋はヴァスケスのボディトライアングル→RNCを凌いだ。自身もバックマウントを選択し、オタツロックでポジションをキープ。エスケープのタイム差で高橋がヴァスケスを下した。

準決勝で高橋の前に立ちはだかるのは、準々決勝でUFCファイターのジミー・フリックを腕十字で秒殺したクリス・クロフォード。高橋は引き込んで左右の足を狙うも、クロフォードがバックマウントからボディトライアングルを組んだ。しかし、ここから高橋は笑みを見せながらクロフォードのRNC、ツイスター、フェイスロックを凌ぎ続ける。残り2分で両者がスタンドに戻り、ラスト30秒で高橋がストレートフットロックを仕掛けるもタイムアップ。オーバータイムでクロフォードの腕十字をエスケープした高橋が、自身のターンでバックマウントからRNCでタップを奪った。観客からは大歓声が高橋に贈られる。

そして迎えた決勝戦――相手のアイザック・コルドバはここまで3試合、全て一本勝ちしている。対する高橋は2試合連続でオーバータイムに突入。本来ならスタミナ面が不安視されるが、これこそ高橋がフィジカルトレーニングで鍛え上げてきた有酸素能力が生かされる展開だ。引き込み→スイープを狙いながらストレートフットロックを仕掛ける高橋。コルドバにボディトライアングルで固められるが、準決勝と同様に耐え続ける。コルドバの腕十字をかわしてスタンドに戻ると、引き込んだ高橋がシッティングガードで掌底を当てる。さらに足を狙い続けるも、かわされてスタンドの展開でタイムアップ。

オーバータイムでコルドバはバックコントロール、スパイダーウェブ、最後もスパイダーウェブを選択するが、いずれも高橋が即エスケープに成功する。高橋はオタツロックを駆使し、エスケープのタイム差でコルドバを下し、EBIバンタム級トーナメントを制した。

(C)YUKI TAKAHASHI

観客にスタンディングオベーションを贈られた高橋は、マイクを向けられると英語で「厳しい戦いでしたが、今日は僕のグラップリング人生で最高の日です。またメキシコに帰ってきます」と挨拶。さらに「ビバ、メヒコ!」と観客の歓声に応えた。試合後、高橋はMMAPLANETに「次はポラリスのタイトル挑戦かもしれない。引き続き頑張ります!」とコメントを寄せた。目標の一つであったEBIのベルトを巻いた高橋が、もう一つの夢に向かってさらに加速する。

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【EBI24】2年振りのコンバット柔術トーナメント。高橋Submission雄己「ポラリスとEBIを獲って――」

【写真】自身が運営するLevel-Gの業務も行いながら、メキシコに旅立つ高橋(C)SHOJIRO KAMEIKE

27日(日・現地時間)、メキシコ第二の都市モンテレイのヒムナシオ・ヌエボ・リオン・ウニドにて開催されるEddie Bravo Invitational24で、高橋サブミッション雄己がコンバット柔術ルールのバンタム級16人制トーナメントに出場する。
Text by Shojiro Kameike

高橋にとっては、これが2023年以来2年ぶりのEBI出場となる。MMAPLANETではこのトーナメントのルールを「サブオンリー」と報じていたが、これは誤り。EBIではサブオンリーとコンバット柔術ルールの試合が行われ、後者のトーナメントは「Combat Jiu Jitsu Worlds(CJJW)」という名称で区別されていた。しかしEBIの名前で行われる大会は全てコンバット柔術ルールで開催されることになったという。

そんななか、高橋は英国のサブオンリー興行ポラリスと独占契約(※独占の範囲は欧州で行われる大会のみ)を果たした直後、米国でコンバット柔術ルールに挑むこととなった。2023年に高橋が出場したのも同ルールのトーナメント戦で、まずルカス・カントをオーバータイムで下し1回戦突破。しかし続く準々決勝でドリアン・オリヴァレズにRNCを極められている。

ポラリスと契約を結んだことから、今後はサブオンリーに専念するかと思われた高橋が、なぜここでコンバット柔術のトーナメントに臨むのか。それこそ、彼がグラップリングの世界を目指した理由だったからだ。自分の人生に納得するために――


僕はポラリスとともにEBIを視て育ったんです。だからEBIでもチャンピオンになりたい

――サブオンリーのポラリスと独占契約を結んだあとに、まさかコンバット柔術ルールの試合に出場するとは思いませんでした。

「そうですよね。僕は前回のインタビューで『結局は死ぬ時に、自分の人生に納得して死にたい。僕の場合は、納得できる理由をグラップリングに求めている』という話をしたじゃないですか」

――はい。

「もちろんポラリスのベルトは納得できる理由に値すると思いますけど、僕はポラリスとともにEBIを視て育ったんです。だからEBIでもチャンピオンになりたい。この2つを獲って終わりたいと思っていました。

そんななか今回もエディ・ブラボーからEBIのオファーが来ました。独占契約を結んだからポラリスのタイトルマッチに出る可能性もある。そのためにサブオンリーに集中する、という考えもあるかもしれない。でも自分の中でEBIのチャンピオンも同じくらい大きなものだから、オファーを受けてトーナメントに出場することを決めました。

そうしたらエディが『CJJWがなくなって、EBIは全てコンバット柔術になった』と言い始めて(笑)。自分もまぁ仕方ない――という感じで。コンバット柔術であってもEBIのチャンピオンになるためにオファーを受けたんですよ」

――なるほど。高橋選手にとってEBIとは、どのような存在なのでしょうか。

「MMAだと『PRIDEを視ていたからUFCよりもRIZINに出たい』という人がいますよね。僕にとっては、それがEBIとポラリスで。ジオ・マルチネスやエディ・カミングス、クレイグ×ゴードンの腕十字対決とかを視て『自分もココに出たい』と思って育ちました。やっぱりその当時から憧れがあります」

――ADCCでもIBJJFノーギでもなく。

「そうですね。ADCCよりポラリスやEBIのほうがときめきます(笑)。

僕がグラップリングを触り始めた頃って――ジョン・ダナハーがサドルロック云々と言い始めた頃でした。それはグラップリングらしいグラップリングが出来始めた時期で、自分の目にはEBIやポラリスが先進的でカッコイイと映っていた世代だと思います」

――ただ、それはサブオンリーのお話ですよね。憧れの中にコンバット柔術は入っていなかったのですか。

「コンバット柔術はもっと最近のものですからね。僕が最初にコンバット柔術を視たのは、今成正和さんが初めて出た時でした(2020年3月、CJJW2020)。ただ、僕も刺激を受けたコンテンツの一つではあったと思います」

――高橋選手も2023年、CJJWに出場して準々決勝敗退。当時と比べて、高橋選手自身はどのように成長したと思いますか。

「技術的にも大きく進歩したし、だいぶフィジカルが変わったと思います。それも前回、CJJWに出たあとなんですよ。CJJWでは明らかに4試合も体力がもつ気がしなくて。相手も強かったけど、それ以上に『オーバータイム込み、打撃ありのルールで走り切れるのか!?』という感覚が強かったです。

前回はフィジカルの面でいえば『全試合ポンポン一本勝ちしないと優勝できません』という状態で。そこでフィジカルトレーナーもつけて、ガッツリ変えてきました、4試合走り切れるだけの有酸素能力はつけてきたつもりです。そうして、やっと技術で勝負できる土俵に立ったと思うんですよ。

それがもう大前提ですね。勝負できる土俵に立つための前提が、フィジカル。今回の試合に関しては、それが一番大事なところかもしれないです。まだ不安はあるけど、今できるベストの状態はつくったと思います」

――2023年のEBIからフィジカルを強化し始めて、有酸素能力が高まったことを実感したことはありますか。

「CJJWの直後に出たフィニッシャーズのタイトルマッチですね(2023年11月、レイ・デ・レオンに勝利)。あの試合も10分フルタイム戦ったあとオーバータイムまで行きましたけど、オーバータイムで出せる瞬発力が全然違いました。オーバータイムがあるルールでは顕著に有酸素能力の差は出るかもしれないです」

――ちなみにオーバータイムについては、オーバータイム用の練習は積むのでしょうか。

「はい。練習していると、オーバータイム特有の技術や駆け引きは生まれてきます。ただ、そもそもバックのポジションや腕十字のエスケープとかは必要なものだから、練習としては有意義なものだとは思いますよ。

いずれにしてもコンバット柔術のルールで戦う時に、オーバータイム対策はマストになりますね。ヨーイドンの時にどう動かないといけないのか。相手の絞め手がどちら側にあるから、どちらに動かないといけないのか。バックを取った時のファーストアクションをどうする。絞められなかった時のキープはどうするか。腕十字でこう攻められた時はどうエスケープするか――とか、全て練習してきました」

――一般的なグラップリングの練習と繋がっているものではあるのですね。

「親和性がある、というぐらいじゃないですか。そう言われると確かに、1つの試合で2つの競技をやっている気はします(笑)」

優勝して、自分が納得して死ぬことができる理由の一つにしたい

――コンバット柔術はさらに掌底も加わり、とても難しい競技ではあると思います。掌底対策もやってきたのでしょうか。

「コンバット柔術ルールの対策はやってきました。どのポジションにいたら良くないのか。どういう展開になるかということを把握する作業は必要です。掌底の打ち込みとか、そういう話ではなくて。掌底がある場合にグラップリングの試合展開がどう動くのかをイメージし、理解する。いろんなタイプの相手と練習してみて、いろんな状況を可能なかぎり理解する。そうして試合の中の動きを決めていきます」

――国内のコンバット柔術だと掌底でKOする試合もありましたが、EBIだとまた違いますよね。

「はい。EBIはケージでなくマットですし、まずIREだと3点着いたら掌底を打っていいというルールでした。EBIは、たとえばレスリングの展開で一瞬だけ掌底を打つために3点の状況をつくり、打ってすぐ立ったりするのは禁止なんですよ。

だから基本的には寝技の攻防になります。さらに相手のガードの中に入っていると、腰を入れて掌底を打つのは難しい。ボトムにいてトップの相手をぶっ壊すような掌底を打つことも難しい。もちろんポジションを取ったらコントロールを優先しないと、相手に逃げられてしまいますからね。掌底の一発で試合をひっくり返すシーンは、あまり見たことがないです」

――反対に足関節を取り、相手の掌底が届かない距離とポジションにして極めにいくといったシーンがコンバット柔術の醍醐味の一つです。

「それこそ柔術が生み出したガードワークという文化の偉大さですね。ボトムから仕掛けると同時に、トップの相手に有効な打撃を打たせない。そのために凄く有用なものなんだなと、コンバット柔術の練習をしながら改めて感じました」

――高橋選手の中で、サブオンリーのコンバット柔術では足関節の取り方も変わりますか。

「あまり変えないほうが良いと思っています。ただコンバット柔術は、ボトムでのんびりしていることができない。相手を崩せるから掌底を食らわないだけで、崩していなかったら――たとえばリバースデラヒーバで組み、ニーシールドで止めながらゆっくりしていると、ボトムの人間が一方的に掌底をもらってしまいます。だから下になったほうは、入り方は変えないけど速く攻めないといけないですね」

――その試合展開でオーバータイムあり、1日4試合あり……壮絶なトーナメントですね。加えて、この取材時点でまだ出場選手が全員発表されていないという。

「えっ、16人出ていませんでしたか」

――取材前にEBIのSNSを確認すると、15人しか掲載されていませんでした。

「(EBIのSNSを見て)ゲイブリエル・ダフロンがいなくなっていますね……。最初に発表されていたのに今いないということは、直前で欠場になった可能性はあります(※本記事の掲載時点でもダフロンのバナーは復活しておらず、他の選手が掲載されている)。今、自分がやりづらいのはダフロンとマニー・ヴァスケスで」

――おそらく欠場になったであろうダフロンはともかく、ヴァスケスの強みを教えてもらえますか。

「ヴァスケスはサブミッション・ディフェンスが巧くて、かつオーバータイムで強いです。ボディトライアングルが強いので、対戦した場合に極め切れずオーバータイムに入り、競り負ける可能性もありますね。ヴァスケスのボディトライアングルからエスケープできるかどうかは、今回のトーナメントで優勝できるかどうかの大きなポイントになると思います」

――ヴァスケスとの対戦も含めて、トーナメントがどのような組み合わせになるのか……。

「2023年の時と同じように、トーナメント表も前日発表になると思います。だから考えすぎても、研究しすぎても良くないですよね。出場メンバーについてサラッと確認して、気をつけないといけない部分だけ頭に入れておく。あとは自分がやらないといけないことをパターン化し、そこに当てはめていくという感じです。

コンバット柔術は普段やっているルールとが異なるので、予測できない部分もあります。でも出場メンバーを見て、自分が一番強いんじゃないかと合理的な判断をしています。優勝して、自分が納得して死ぬことができる理由の一つにしたいと思います」

■視聴方法
28日(月・日本時間)
午前9時~ UFC Fight Pass

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【Polaris31】世界へ、高橋Submission雄己─02─「納得して死ねる理由をグラップリングに求めている」

【写真】常に理路整然と語る高橋だが、時おり見せるファイターとしての本質が興味深い(C)Polalis

2月8日(土・現地時間)英国のドンカスター・ドームで開催されたPolaris31で、ジェイク・ゴールドソープを秒殺し、さらに1カ月後にはポラリスと独占契約を結んだ高橋のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

現役選手として活躍する高橋は、同時にグラップリング大会「Level-G」を開催している。これまでアマチュア大会から、MMAファイターも出場するプロマッチも行ってきた高橋に、日本と海外のグラップリング大会の違いは、どのように見えているのか。そんな高橋からは、ファイターとして燃えたぎる炎が感じられた。


世界がヤバいというより、ベイビーシャークがヤバい

――極真空手やブラジリアン柔術など、そうした成功の形で続いている競技はあるわけです。試合で技術を見せ、強さを証明し、指導で生計を立てる。それがある意味、武道の形でもあって。昨日(※取材は3月9日に行われた)は高橋選手が主催するレベルGのアマチュア大会が開催されましたが、その目標にはどれぐらい近づいていると思いますか。

「う~ん……、……現状は自分たちがレベルGを開催することで広がったパイというのは、まだ少ないと考えています。知っているMMAファイターが出ているからグラップリングを観る。そこでグラップリングがカッコイイと思ったから始めようと思った人がいるとしても、メチャクチャ多いわけではない。

そのなかでレベルGの立ち位置としては、『グラップリングが好きだけど、試合する場がない』とか『ヒールフックを習ったけど、ガチガチのMMAファイターが出て来るようなエキスパートレベルの試合しかないから、習ったことを発揮する場がない』と考えている人たちの受け皿になることはできていると思います。

だから前に進んでいるといえば、前に進んではいるんですかね? でもそれは重要なことで」

――はい。

「せっかく自分たちの試合を視て、教則動画を買って楽しんではいるけど、発揮する場がないから趣味として成立していない。そういう世界だったものを拾い上げられているのは意味のあることだと思っていますね。目標に近づいているかといえば――自分が現役を離れて、もっと運営に力を入れていく頃にならないと難しいかもしれないですけど(苦笑)」

――ポラリスと2年4試合契約を結んだ今、現役を離れることはもっと先になりますね。

「それで良いんじゃないかと思います。細く長く続けていくことも大事なので。まずはグラップリングな好きな人たちが退屈しないような場所をつくって、裾野を広げていくのは引退してからで良いんじゃないかと」

――その高橋選手にとって、IBJJFやADCCルールではなく、またサブオンリーでもないプログレスはどのように見えていますか。

「日本でグラップリングをやってくれていて、しかもYouTubeで無料視聴できることは、僕も含めて好きな人は楽しんでいると思います。たとえば僕もジムで練習を終えたあとに『今日は須藤拓真君の試合があるから視よう』という話になって。HEARTSの前にテラスでビールを飲める店があるんですけど、そこで皆で視聴しながら須藤君を応援したりとか。

プロモーターのハセケン(長谷川賢)さんからマッチメイクの相談があった時は、連絡先を繋いだりとか可能なかぎり協力させてもらっています。特に須藤君はグラップリングで世界と戦える選手だと思いますし、練習仲間というだけでなく一人のグラップラーとしても、プログレスでそういう相手と対戦が見たいですね」

――では選手として考えた時、高橋選手が出場しているポラリスと、ONEサブミッショングラップリングは同じものか、違うものなのか。あるいはリンクしているものでしょうか。

「え、それは考えたことがなかったですね」

――視聴環境から考えると、ONEは日本国内の大会を放送しているU-NEXTで視ることができます。一方でポラリスはUFCファイトパスで視聴できるとしても、格闘技に詳しい人でなければ敷居が高い可能性もある。MMAやキックボクシングの試合もある大会と、サブオンリーのグラップリングだけの大会という違いもありますし。

「競技者として、ONEから声が掛かったら――と考えることはあります。一番重要なルールですね。ポラリスとONEサブミッショングラップリングは、そこまでルールに違いはないので、隔てて考えているわけではなくて。

何らかの方法で何らかの実績を残した人が、何らかのプロリーグに出られる。その舞台を足掛かりに、また上に行く。行く先が人それぞれなんじゃないかな、というイメージです。

傾向でいえば、ONEはIBJJFの結果を重要視するから柔術家の出場が多い。ポラリスはサブオンリーの世界観を重要視しているので、僕みたいなタイプを引っ張ってきたりとか。自分のキャリアや得意な部分を生かして、どこを狙っていくかは考えると思います」

――たとえば一昨日にはONEで、石黒翔也選手がベイビーシャーク・ジオゴ・ヘイスに敗れました。その敗戦をどのように考えていますか。

「僕たちは結構いっしょくたで、今はどの階級で誰が強い――とか。グラップリングの世界はMMAほど契約の縛りが強くないので、いつかどこかで当たる可能性があります。そういう意味で、選手としては世界観が一元化されているかもしれません。もちろんIBJJF絶対主義、ADCC絶対主義の人もいますけど。それを抜きにして、先日の翔也さんの結果をどう捉えるか……。単純に『ベイビーシャーク、こんなに強いのか』と」

――最も単純明快な答えです。

「とにかく強かったです。『世界トップレベルとの差を感じました』というような翔也さんの発信を拝見しましたけど、それって『どこまでが世界トップレベルなのか』と捉えるかどうかの問題でもあって。世界のトップクラスといえば、翔也さんも自分もその次元にいると思います。ただ、ベイビーシャークのように、その次元にいる選手をボコボコにできるようなファイターがいるんですよ。今その域にいるのはジエゴ・バトとベイビーシャークでしょうね。だから『世界がヤバい』というより、ベイビーシャークがヤバいんですよ」

『この瞬間だけ、この1秒だけ俺が世界で一番強かった』と思うことができたら、成仏できます

――なるほど。

「そのうえで僕が何を考えないといけないか。ポラリスのタイトルは、世界最高峰のひとつです。そんな場所に出て来るのは自分と同じぐらいの世界トップクラスのグラップラーかもしれないし、もしかしたらベイビーシャークのように次元が違う選手かもしれない。そういう人たちと常に肌を合わせ続けないと、その域に辿り着くことができないのか――結論としては、作り込むためには日本にいるのが一番良いと考えています。

ただ、どれくらいの想定をしておかないといけないのか。試合の中ではいろんな修羅場があると思いますけど、高く見積もってビビるわけでもなく、低く見積もってボコボコにされるわけでもなく。正確に把握しておかないといけないなかで、たとえばマイキーはFPIと契約しているので絶対に当たらない。そういうレベルの選手と肌を合わせておくのは必要かなって思いました」

――様々な格闘技があり、様々なルールがあるなかで「この試合はこのルールだから」という選手や関係者もいます。そんななか高橋選手はベイビーシャークの試合を視て、ファイターとして燃えたぎるものがあるわけですね。

「燃えたぎるというか『準備しないとマズイかな』と思いました。自分の中でベルトについては、獲らないといけないっていう命題みたいなものがあって。その命題に対してミスすることなく、相手も含めて課題をクリアしてベルトを巻く。それは決まっていることとして、じゃあベイビーシャークのようなレベルの選手と相対した時、どうやって勝つのか。

もし自分が試合時間無制限で、ベイビーシャークとマットの上に立ち『生き残ったほうだけマットから降りてきてください』と言われたら、僕は降りられないかもしれないです。でも試合時間15分、ルールの中で自分が勝ちになる行動をする――それだけだったら可能だと思いますよね」

――はい。

「全ステータスが圧倒的に負けていたら、絶対に勝てないです。いろんな組技の局面があるなかで、どの局面だったら勝負できるのかを明確に見極める。勝負できるところだけ――7対3でなくてもいいです。5.5対4.5ぐらいの割合で15分続けることができたら、試合としては勝ちになりますよね。ベイビーシャークと翔也さんの試合を視て、そういう最悪の状況になる危機感を覚えました。それが『燃えたぎること』かどうかは分からないですけど」

――それが高橋選手にとっての燃えたぎっている状態だと思っています。常に理路整然と喋るなかで、以前インタビューで「レッグロックはまだ死んでいない」と仰ったことや、今回のお話の中に熱い炎を見ることができるのが、高橋選手の魅力でもあって。

「アハハハ、ありがとうございます。あぁ、なるほど。……そうですね、そうですよね」

――何をどう言おうと「結局は強いヤツと戦って勝つしかないだろ」という、ファイターとして持っていてほしい炎です。

「最終的には、そこですよね。そこに辿り着くために理屈ごねたり考えたりすることは、必要だからやるだけで。『この瞬間だけ、この1秒だけ俺が世界で一番強かった』と思うことができたら、成仏できます。

次の世代、次の瞬間にはもっと強いヤツが出て来るかもしれない。もう一度同じ相手と戦っても、次は負けるかもしれない。だからこそ、『この瞬間だけ俺は世界で一番強かったんだ』と思って死にたいですね。結局は死ぬ時に、自分の人生に納得して死にたい。僕の場合は、納得できる理由をグラップリングに求めているんですよ」

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【Polaris31】日本人初の独占契約を結んだ高橋Submission雄己─01─「他の格闘技とは違う成功の形」

【写真】高橋は3年振りの参戦で快勝、そしてタイトル戦発言が独占契約に繋がった(C)Polaris

2月8日(土・現地時間)英国のドンカスター・ドームで開催されたPolaris31で、高橋Submission雄己がジェイク・ゴールドソープをわずか35秒、ショットガンアンクルで下している。試合から1カ月後の3月3日(月・現地時間)Polarisサイドから高橋と、日本人選手初となる独占契約を結んだことが発表された。
Text by Shojiro Kameike

高橋にとっては2022年6月にポラリス20でトミー・イィプを下して以来の参戦。ゴールドソープを秒殺したあとは、マイクを握りタイトルマッチをアピールした。結果、ポラリス側が独占契約を求めてきたのは、高橋のタイトル挑戦と勝利した場合の防衛戦を見越してのことだろう。日本人グラップラーとして快挙であり、新たなスタートを切った高橋に、ゴールドソープ戦とポラリスとの契約について語ってもらった。


グラップリングで世界一を目指すためのピラミッドが構築されていない

――ポラリスでの勝利と独占契約、おめでとうございます。

「ありがとうございます!」

――まず契約内容についていうと、これまでは試合ごとの単発契約だったのですね。

「自分もそうですし、過去にポラリスに出ていた今成正和さんも単発契約だったみたいで。ポラリスの中では『ヨーロピアン独占契約』というのが特別な枠のようですね」

――ヨーロピアンということは『欧州内でポラリスのみ』ということですか。

「そうです。契約内容を見ると、MMAの団体ほど縛りはキツくないですね。ただ、欧州内のアマチュアリーグ――IBJJFやADCCオープン大会はOKだと。出ないですけど(苦笑)。日本や米国の大会に出ることも問題はないけど、2年4試合契約なので、その契約内容を守れるようにスケジューリングしてくださいということでした。あとはファイトマネーの形態も変わります」

――形態が変わる、というと?

「もともとプレリミは幾ら、メインカードは幾らとファイトマネーが決まっていて。タイトルマッチのみ防衛を重ねていくと、交渉次第でファイトマネーが上がっていくようです」

――プレリミとメインカードではファイトマネーも違いますか。

「まぁ、それは(笑)。MMAのように一晩で何千万円という話ではないし、プレリミからメインカードに上がると生活が変わるというほどではないです。でも、お金はあればあるほど嬉しいですから」

――アハハハ。金額以上に、海外のプログラップリング大会と独占契約を結んだことの価値のほうが大きいでしょうか。

「はい。僕はレベルGのプロモーターをやっていて、僕の主張としては――グラップリングって強い柔術家とMMAでグラップリングが強い選手の対戦、ということが多くて。柔術家がノーギに転向するための『最初の一歩』になっているとは思います。でも今はピラミッドがない状態で。

そこで言うと今までポラリスには宇野薫さんや今成さんといったMMAのレジェンドが出場していましたが、そんななかで僕はグラップリングだけやっている。グラップラーとして国内で練習し、試合に出ています。そこから海外のプロマッチにも出て、少しずつステージを上げていきながらポラリスとの独占契約にこぎつけたことに意味があるのかな、と考えていますね」

――確かに。グラップリング専業のプロ選手が誕生しにくい日本の環境にあって、多くの選手が目指していながら実現できなかった状態でもあります。

「ギと並行してノーギをやる選手は、たくさんいると思うんです。競技として、グラップリングが好きな選手がグラップリングだけをやって、世界一を目指していくことができる。今の日本では、そのピラミッドが構築されてはいないわけですよね。

レベルGもそのピラミッド構築を目指してはいるけど、力不足で全然できていません。そんななかで僕個人が、ひとつモデルケースを創ることができたのは、今後の活動において説得力を持つだろうと思います」

――自身が海外プログラップリング大会と独占契約した選手が開催している大会、というのは説得力があるでしょう。この独占契約という形は、いつ頃から目指し始めたのでしょうか。

「いや、すごく寝耳に水のような話でした(笑)。もともと僕の階級である61キロのタイトルが空位であることは知っていて、ずっとプロモーターからも『次はいつ試合に出られる?』という話は来ていました。だから僕もベルトは意識していましたね。

でも前回の勝利から3年ぐらい試合が組まれていなくて――まず英国国内に同階級で相手がいない。3年前に勝ったトミー・イィプ選手は、61キロでは英国のベストグラップラーで。「軽量級で英国ベストのグラップラーにはアシュリー・ウィリアムズがいるけど、今は落とせても70キロぐらい。だからユーキとは階級が違いすぎるよね……」とポラリスからは言われていました。

ゴールドソープを秒殺したショットガンアンクルについては早速、教則動画を販売中(C)Polaris

そのため僕も他の大会に出ながら、時間だけが過ぎていって。そんななかで前回対戦したジェイク・ゴールドソープはポラリスのプレリミで派手な一本勝ちを見せている、グッとくる選手だったんです。その相手を秒殺して、もう他に誰も相手がいないなら……と思って、試合後にマイクで『タイトルマッチをやりたい』と言ったんですよ」

――なるほど。

「すると帰りにポラリスのプロ―モーター、マット・ベニオンさんが『ユーキ、すごく良い勝利だった。カッコ良かったよ。次はタイトル戦だ』と言ってくれて。だけど、その後マットさんからはタイトルマッチについて何の連絡もなく……ファイトマネーの振込に関する連絡と同時に、長文の英語でメールが届いたんです。何かサインしないといけないファイルの形で」

ポラリスは観客がグラップリングの攻防を分かって楽しんでいる

――えっ、何の前触れもなく(笑)。

「アハハハ。普通は『ユーキと独占契約を結びたいんだ』みたいな提案があると思うじゃないですか。でもそれが何もなく。僕もドイツでセミナーしていたし、ギャラの振込先確認とかだと思って、ビールを飲みながら中身を見ずにサインしたんですよ。そうしたらポラリスがSNSで僕との契約を発表していました(笑)」

――いや……、中身を見ずにサインするのは危ないです。

「変な詐欺とかだったら大変でしたが、今回だけは良い結果だったので良かったです(苦笑)。僕にとってもポラリスは最終目標だったし、契約内容も異論ないもので。結果オーライでした。アハハハ」

――何事もなくて良かったです。2年4試合契約というのは、高橋選手の意向を受けてタイトル挑戦プラス防衛戦までを考えてのことですよね。

「はい、そうだと思います」

――それだけゴールドソープ戦の秒殺劇はインパクトが高かったのでしょう。

「そうですかね……相手が英国のグラップラーであるために、相手の強さはなかなか伝わっていなかったし、分かりづらかったとは思います。それは僕も含めて。だけど結果をそれだけ評価してくれたことは良かったです」

――ポラリスの存在によって、英国国内でグラップリングが認知されていると感じますか。

「客層がどういう人たちか分からないけど、おそらくグラップリングをやっている人やジムで習っている人でしょう。たとえばRIZINだと、全く格闘技をやっていない人たちが会場に来て楽しんでいる。ポラリスは、そういう感じでは全くないです。観客がグラップリングの攻防を分かって楽しんでいるといいますか。

日本との比較でいえば、グラップリング大会としては日本よりもお客さんの数は多いです。多いけど、グラップリングがエンターテインメントとして、やっていない層にまで伝わっているかといえば、そういう空気は感じられないですね」

――ただ、スポーツとしては重要な要素ではないしょうか。グラップリングをやる人たちが増え、その人たちによってゲート収入が支えられている。それこそが競技としての普及であって。もちろん格闘技をやっていない、観るファンの存在も重要ですし、その両輪があってこそ業界が盛り上がっていくものだと思います。

「確かにグラップリングはボクシングなど打撃系競技と比べて、見て分かりやすいものではないと思います。ただでさえ難しい格闘競技の中でも、特に難しいジャンルで。一般の方がイメージする強さと競技内容がリンクしない部分もあるでしょうから、見る人が少ないのが妥当な感じはありますね。もちろん何かテコ入れをすることによって、状況を打開できる可能性はあるとしても。

一方で、グラップリングはキックボクシングよりも技術の再現性が高いと思っています。たとえば僕がゴールドソープ戦でショットガンアンクルを極めました。ジムに通っている人が同じ技を覚えたいと思って、僕の教則動画を視たりセミナーに参加したら、手順や形はできるようになるじゃないですか。でもムエタイの世界チャンピオンの試合を視て「あの左ミドルが速くてカッコイイ!」と思っても、その選手のセミナーを受けても同じスピードの左ミドルは打てないでしょう」

――打撃のスピードや威力については難しい面があるでしょうね。

「そう考えると他の格闘技よりも、Doスポーツとしては広まっていく可能性はあるんですよね。大会を開催してもMMAやボクシングほどビュー数は伸びないから、スポンサー収入をメインにするよりは、試合に出て名前を売る。試合で見せた技術を売って生計を立てることは、今のプログラップラーの在り方として確立されてきています。

グラップリングをやっている人たちがお客さんで、その人たちで会場が埋まる。つまり、それだけの人数が自分のお客さんになるというか、自分の技術にお金を出してくれる。そういう土壌の広がり、他の格闘技とは違う成功の形なのかなとは思いますね」

<この項、続く>

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45 AB Breakthrough Breakthrough Combat02 GFC Gladiator Level-G MMA MMAPLANET o Progress RIZIN Road to UFC Road to UFC2022 UFC YouTube   ソルト チェ・スングク チェ・ドンフン チャンネル 中原由貴 中島太一 今成正和 八隅孝平 北岡悟 原虎徹 古賀優兵 城戸泰介 安楽龍馬 森戸新士 椿飛鳥 石井逸人 長南亮 長谷川賢 須藤拓真 高橋SUBMISSION雄己

【Breakthrough Combat02】Progressで須藤拓真×中島太一。Xで呼びかけTUF準優勝者と古賀優兵決定

【写真】RTUで5試合を戦い、3勝2敗。それでいて通算戦績8勝3敗のチェ・スングク。今年の3月に原虎徹にスプリット判定勝ちでDouble GFCフライ級王者に。ちなみに前王者は今年のRTUを制したチェ・ドンフンだ (C)MMAPLANET

19日(木)、PROGRESS実行委員会より25日(水)に会場非公開&配信大会として開催されるBreakthrough Combat02の追加カード=ProgressとMMA各1試合が発表されている。
Text Manabu Takashima

グラップラー×MMAファイターという対戦軸のProgressルールでは須藤拓真×中島太一という68キロ契約の一戦が発表されている。これで同大会おけるProgressマッチは暫定ウェルター級チャンピオン森戸新士×チャレンジャー北岡悟。安楽龍馬×中原由貴のライト級王座決定戦。そして城戸泰介×椿飛鳥の71キロ契約マッチに続き4試合となった。

須藤はMMAファイターとしても活躍しているが、Level-Gライト級王者として今成正和から一本勝ち、全日本ノーギ茶帯フェザー級&オープンを制し、さらに高橋Submission雄己企画の50/50-1GPまで制しており、ノーギ日本最強といっても良い存在だ。


対する中島はプレスリリースによると、所属するロータス世田谷の八隅孝平代表から参戦要望が届き、今回の対戦が実現した。ところでBreakthrough Combatの前日計量が実施されているが、この両者の一戦は当日計量のキャッチウェイトとなったそうだ。

理由は勤め人の須藤は師走の繁忙期に2日も会社を離れることができないため。水曜開催という珍しさも、選手には色々と影響を与えることが伺える須藤の計量&休日事情だ。

一方のMMAマッチは韓国のチェ・スングク×古賀優兵というある意味ミスマッチが決まった。チェ・スングクはRoad to UFC2022のフライ級準優勝、さらにはRTU2023ではベスト8だった現Double GFCフライ級チャンピオンだ。

対する古賀はキャリア2勝4敗のファイターで、どう考えても実力は大きい。実はチェ・スングクはBreakthrough Combat旗揚げ大会でオトゴンバートル・ホルドバートルとの対戦が決まっていたが、交通事故に遇い正式発表前にこの興味深い一戦は流れていた。

その後、今大会で両者の対戦が組み直されていたが、オトゴンバートルにGladiatorフライ級王座決定戦の話があり、主催者側が発表前ということもありオトゴンバートルの意思を尊重し、チェ・スングクも他の相手と戦うことを了承したということ。

しかしながら、ここからチェ・スングクの対戦相手探しが難航した。結果、Xで長谷川賢が対戦募集を行うのと直ちにTRIBE TOKYO MMAの石井逸人から、古賀の推薦があったという。長谷川はTTMの長南亮代表に確認をいえると、以下のような返答があった(プレスリリースから抜粋)。

「チェ・スンググ選手の対戦相手を募集していると聞き、真っ先に石井逸人に『古賀を推薦しろ』と伝えました。『試合がしたいけど長南さんが組んでくれない』とぼやきながら毎日練習に来るアラサーの負け越しファイターですが、格闘技以外に特に好きな事もなくゾンビのように練習して時間だけが流れていく毎日。代表である自分はちゃんと定職に就いて、人並みの生活を送って欲しく思っているのに、彼の幸せはジムに来ては若い奴らと混ざって汗を流す毎日にあるようです。貧乏に生きる悔しさもなく、試合に負けてもさほど悔しくも無く、同じ毎日を過ごす中で転がり込んできたこのビッグチャンス。俺をはじめ見ている皆を驚かせて欲しい」と。

MMAバカか掴んだ千載一遇の機会。ここに手を挙げたことは今回の勝負だけでなく、今後の古賀のMMAファイター人生において突破口を開くことになれば──これこそBreakthrough Combatという新しい試みの存在意義となろう。

なお、リリースに寄せられた今回出場が発表された4選手の意気込みは以下の通り──やはり古賀が頭抜けて個性的だ。

須藤拓真
「前回のProgressでは引き込みで、ポイントを献上しての敗北。悔しい思いをしました。立ち技が出来ないやつと思われるのも癪なので、レスリングの練習を強化しました。今回はテイクダウンしまくって塩漬けにして逆にポイント勝ちを狙おうと思います! 進化した自分を見せます!レッグハンター改め、ソルト須藤です」

中島太一
「足関節技のスペシャリストと戦える事にドキドキワクワクしています。足ぶっ壊されないように頑張ります!」

チェ・スングク
「Double GFCプライ級チャンピオン、コリアン・ゾンビ所属のチェ・スングクです。ます対戦相手を探すのに大変な苦労をしてくださった関係者の方々に感謝します。そんな時にXで自分との試合で名乗り出てくれた古賀選手、本当にありがとうございます。日本で初めての試合ですが、全ての面で圧倒し一本勝ちします。それが今回、名乗りを挙げてくれた古賀選手への礼儀だと思います。いつかBreakthrough Combatのチャンピオンになって、ゆくゆくはRIZINのような大きな舞台で試合したいと思っていますので、見ていて下さい」

古賀優兵
「2連勝しオファーを待っていても、試合の声はかからず。相変わらずの毎日を過ごす日々。練習仲間は国際戦や大きな舞台で活躍しているけど、自分にはそんな機会は一生ないと思いながら毎日練習している。そんな時に韓国人の強豪選手の相手を探していると聞き、迷う事なく手を挙げた。断ったり躊躇する選手も多いと聞くが失うものの無いものに恐怖などない。私のような者に戦う機会を頂けた事深く感謝します。かつてない強豪と試合するにあたって長南代表には死んでこいと言われています。自分が持っている物を全てぶつけて死ぬ気で勝ちを取りに行きます」

また今回のチェ・スングク×古賀の試合決定の報には、他にも対戦募集に呼応した選手もあり、その選手らの今後の同大会の出場を考慮することも示唆されている。


■視聴方法(予定)
12月25日(水)
午後6時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

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o ONE V.V mei 山田海南江 高橋SUBMISSION雄己

ONE Fight Night24:セミファイナル・ダニエル・ケリー vs. マイッサ・バストス

女子アトム級サブミッション・グラップリングタイトルマッチ10分1R。

2022年からONEに参戦し、初戦のV.V Mei戦こそ判定なしでドローとなったが、その後は3連勝。昨年9月の王座決定戦で対戦したジェサ・カーン戦は、過去に一度敗れている相手だったが、ポジションを許す苦しい展開から、足関を仕掛けてキャッチを取ったのが評価されたのか判定勝ち。28歳。

バストスは今年3月にONEデビュー。日本の山田海南江と対戦し、山田のパスアタックを防いでバックを奪いフェイスロックで攻めて判定勝ち。26歳。

手四つの組みて争い。引き込むバストスだが付き合わないケリー。また引き込んだがケリー離れる。手を掴んで引き込むバストス。RDLからバックを狙うバストス。スクランブルからバックを狙ったが、ケリー正対してバストスのガードに。またリバースデラヒーバの体勢。起き上がってシングルレッグで倒そうとしたが、ケリー上をキープ。草刈りで上になったバストス。ケリーの立ち際にバックを狙ったが、ケリーが上を取る。ベリンボロ狙いから起き上がり上を狙ったバストスだが、ケリー立ち上がり受け止めるとバストスがまた引き込む。ケリー足関。内ヒール。回転して外したバストス。バストス下からケリーの右足を抱える。膝十字。入れず。バストスが足関を狙うがすぐにヒザを抜いたケリー。バストスなおも足関狙い。抜いて立ったケリー。バストス外ヒール。すぐに回転して抜けたケリーだがバックを狙うバストス。すぐに回転して足で蹴り放して上になるケリー。残り1分。バストス内ヒール!ケリー凌いで外し上に。タイムアップ。

解説の高橋SUBMISSION雄己によれば、ONEのグラップリングの判定はキャッチを重視するというが、両者キャッチなし。

判定3-0でバストス勝利!新王者誕生。

通常のグラップリングマッチなら仕掛けていたバストスに入るところで、ONE判定がどうなるかわからなかったが、順当にバストス勝利。

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45 AB Level-G MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN LANDMARK08 YouTube ダニーロ・ハマザキ マルセロ・コーヘン 今成正和 吉永力 平田直樹 摩嶋一整 須藤拓真 高橋SUBMISSION雄己

【Level-G】ついに6/16にレッグロック浪漫=今成正和×須藤拓真 in Cageグラップリングが実現

【写真】どのような足関節の攻防が見られるのか、非常に楽しみ(C)MMAPLANET

16日(火)、Level-Gより6月16日(日)に東京都新宿区のGENスポーツパレスで開催されるKROSS X OVRER-CAGE03─で実施されるLevel-Gにおいて、今成正和×須藤拓真の一戦が組まれることが発表された。
Text by Manabu Takashima

新旧足関対決という見方できる今回の一戦は昨年6月にライト級王座決定トーナメントで優勝した須藤が、その場で対戦を要求した試合だ。


そのアピールに微笑みを浮かべた今成だが、すぐに両者の一戦が実現することはなかった。須藤も諦めるような口振りにもなるなか、今年に入りLevel-Gではないプロモーションが両者の対戦の交渉にはいるが、即答でyesの須藤に対し今成の承諾は得られず実現に至らなかったという話も伝わってくる。

そのミステリアス・スマイルと同様に心の内が読めない今成だが、師弟関係にある高橋Submission雄己が準備を整うのを待っていたのかもしれない。そんな2人の大切が実現する1カ月前、5月11日にはADCCアジア・オセアニア予選第2弾がタイで行われ、日本のグラップラーの多くはそこに目標を定めている。

その一方で待望の今成戦が実現することとなった須藤陣営は、師・柳澤哲裕エクストリーム・エビナ代表が「また予選があるのですか?」と発言するほど、この一戦に集中している。

足関十段は先のRIZIN LANDMARK08で、摩嶋一整を大逆転の腕十字で破り、その価値が最高値を更新しつつあるが、やはり須藤との試合の焦点は足関節の攻防となろう。

両者がどのようなエントリーを見せるのか。また攻撃と防御が、その足関節のやりとりのなかで見られるのか。もちろん、グラップリングの醍醐味はレッグロックだけではない。足関節を餌に、コントロールと上半身の肢体へのサブミッション勝負になることもあり得る。

ただし、須藤が今成戦を求めてきたのはレジェンドの最大の武器を凌駕するだけ、自身の足関節に自信を持つようになったからに違いない。だからこそ、足への拘りが見られる戦いが期待される。

ADCCを頂点としたグラップリングのヒエラルキーから外れたマッチアップかもしれないが、J-Grapplingの節目となる可能性は十分にある今成×須藤戦だ。

なお今成×須藤は66キロ前日計量&10分で実施され、今回のリリースでは同じく前日計量70キロ&10分でダニーロ・ハマザキ×平田直樹のカルペ×トライフォースの一戦。また当日の61.2キロ契約&8分で、昨年のノーギワールド2位=吉永力がマルセロ・コーヘンと戦う試合も明らかとなっている。

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Finishers Kombat04 Finishers Open14 Kombat04 Level-G MMA MMAPLANET o YouTube エディ・ブラボー コンバット柔術 ブログ レイ・デ・レオン 高橋SUBMISSION雄己

【FINISHERS OPEN14】高橋Subの冒険。FINISHERSバンタム級王座を賭けエディ・ブラボーの黒帯と対戦

【写真】今年3度目の海外での試合は、ワンマッチのタイトル戦だ (C)EBI

11月12日(日・現地時間)、ペンシルバニア州ベツレヘムにあるFinishers HQで開催されるFinishers Open14に高橋Submissionが出場し、レイ・デ・レオンとバンタム級王座を賭けて対戦することが決まった。
Text by Manabu Takashima

今年の2月に同じFinishers系の大会、Finishers Kombat04でラミロ・ヒメネスをヒールで一蹴した高橋が、同イベントのベルトを賭けて戦う。


ヒメネス戦後、4月のエメラルドシティ招待こそ飛行機のメカニカルプロブレムで出場がならなかった高橋だが、自らのプロデューサーを務めるLEVEL-Gでライト級トーナメントを開き、7月にはメキシコで開かれたコンバット柔術ワールドに挑戦するなど、唯一無二のグラップラー道を歩んでいる。

そんな高橋とベルトを賭けて戦うデ・レオンは10th Planet NYを率いるエディ・ブラボーの黒帯だ。過去にCombat JJでジェフ・リアルにOTで勝利し、リチャード・アラルコンにはRNCで敗れているが、KSAI PROやFURY PRO Grapplingなど主要なプログラップライング大会で戦っており、日本では無名といっても相当にデキることは間違いない。

過去の試合映像をチェックしても下になれば当然のようにラバーから三角絞めや腕十字、そしてハニーホールからの足関節の連係と10thePlanetのベースを完全に使いこなしている。加えて上攻めをトレンドなのか、ベースとして当たり前のように習得しているのか──IBJJF競技柔術の道着なしという動きもデ・レオンは見せている。

テイクダウンに関しては分からない部分があるが、スイープからのスクランブルやテイクダウンを仕掛けられた後の動きからも質の高いウェルラウンディッド・グラップラーといえる。高橋Subの冒険2023年下半期編、この11月にはADCCオセアニア予選も開かれるなど再び、世界で戦うJ-Grapplerが注目される1カ月となりそうだ。

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CJJW2023#02 Report ドリアン・オリヴァレス ブログ 高橋SUBMISSION雄己

【CJJW2023#02】高橋Subの冒険──17歳のオリヴァレズのパスと掌底の圧力、RNCで終幕~の第一歩

<バンタム級T準々決勝/10分1R>
ドリアン・オリヴァレズ(米国)
Def.4分02秒by RNC
高橋Submission雄己(日本)

直ぐに座った高橋に対し、オリヴァレズは足首を掴んで左右に回りつつ掌底を打つ。ハーフから一気に足を抜きに掛かるオリヴァレズは、足を絡ませようとする高橋に容赦のない勢いで掌底を振り下ろす。高橋のニーシールドにも、オリヴァレズは右ワキを差した圧を掛けると一転、上体起こして掌底を連打する。パスと掌底のプレッシャーの前に足を抱えることができない高橋は、続いて担ぎパスの圧力にさらされる。

それでも足を効かせた高橋だが、足を取ろうと腕を伸ばすと凄まじい勢いで掌打を打ち込む。両手で顔を覆っても、その隙間に掌を打ち抜くオリヴァレズに対し、高橋は懸命に右足を抱え、足を絡ませていく。さらに一瞬体を浮かせて、その右足をワキの下に抱える。と、オリヴァレズは高橋の頭を抱えて足を抜き、高橋がガードに戻そうと背中をマットにつけた瞬間にパスを決めて上四方に。

ワキを締めて、腕を胸の前でクロスして腕を取られないようとした高橋は上四方で頭をステップオーバーされて掌底の連打を受けて厳しい時間が続く。殴られてもキムラを取らせない高橋はワキ腹、側頭部にパームハンドパンチを入れられ、さらには逆側に回ったオリヴァレズがニーインベリーへ。エビで戻した高橋のニーシールドをスプロールして潰したオリヴァレズ。しかし、高橋も左足を抱えて足関節をエントリーし、ついにはアウトサイド・アシの態勢を取ることに成功する。

殴られながらも高橋はオリヴァレズを崩して、外ヒールに入る。左へのスピンから、右にスイッチして足を抜きにかかったオリヴァレズが、そのまま前転しながらバックへ。ボディトライアングルに取ったオリヴァレズはRNCへ。フェイスロック気味の絞めに耐える高橋は、マウスピースを吐き出し「戻してくれ」とレフェリーに訴える。これをスルーされた高橋は万事休す、右手でタップした。

17歳のB-Teamグラップラー=オリヴァレズは、掌底有りとはいえ61.2キロの戦いでトップゲーム&パスを駆使し、足関を防いで完勝してしまった。軽量級のグラップリングに、中量級以上の流れを持ち込んだ相手に敗れた──これこそ、高橋がメキシコまで足を運んだことで、垣間見ることができた世界の一端といえるだろう。


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CJJW2023#02 MMA MMAPLANET o コンバット柔術 ルカス・カント 高橋SUBMISSION雄己

【CJJW2023#02】高橋Sub。オーバータイムまで頭にいれた戦略で、予想以上の強敵カントを下し準々決勝へ

<バンタム級T1回戦/10分1R>
高橋Submission雄己(日本)
Def.OT 1st term 11秒by RNC
ルカス・カント(アルゼンチン)

昨年のノーギワールド茶帯ライトフェザー級3位のカントに対し、高橋はニーシールド気味にスネを当て自ら判定して足を取りに行く。後方回転し既にカントの左足を取った高橋だが、起き上ったカントが前転して解除にかかる。高橋は右足に狙いを変え、ストレートフットロックからサドルのセットアップ狙いか。ロールしつつ正対したカントがここで掌底を打ち下ろす。カントは立ち上がって掌底を落とすと、高橋は顔を守るために足を解除する──と見せかけ、右足を取る。カントも高橋の左足首をコントロールして、足を抜き捌いてパスを仕掛ける。

ヒザを入れて掌底を落とすカントに対し、高橋はその左足を抱える。カントは正座して防ぎダースを狙う。高橋は横回転で取らせず、ガードを取り直す。飛び込むように掌底を落とすカントは、ここでもヒザを入れ掌底を打っていく。高橋は立ち上がり、試合は仕切り直しに。立ちレスが続き、押し込むカントは内股からカニバサミに移行させず高橋の右足を左手で刈りにいく。引き込むように下になった高橋はここでも掌底を受けながら、右足を取るがカントは高橋の仕掛けに対し、しっかりとヒザを抜いて対処を続ける。

カウンターのバック狙いに、高橋が掌底を繰り出す。ならばとカントはトラックポジションへの移行を測るが、高橋も左足を取って防ぐ。正対しつつ右の掌を落としたカントが足を抜くと、高橋が起き上ってリバーサル──ではなく、足を取ろうとする。その刹那、起き上ってヒザ立ちになったカントが掌底を打つ。カントは高橋の足関節のエントリーにも対応し、体に軸のある状態で右の掌打を炸裂させる。

アゴを殴られた高橋、パウンドを受けた経験で掌底にアレルギーはないという言葉があったが、トーナメント初戦で頭が揺れるような打撃をアゴに受けないに限る。高橋はこれを嫌がって立ち上がり、試合は3度目のスタンドに。ここで5分が過ぎ、カントは座ってリバースデラヒーから回転して高橋の左足を取る。右足をヒザ裏について伸ばした高橋がディフェンスしたが、ここでカントが掌底を繰り出す。

立ち上がった高橋は、ヒザを一気の外ヒールへ。ロールしてヒザを抜いたカントはバック狙い、背中をつけなおした高橋にダースを仕掛ける。高橋のニーシールドに構わず右のオープンハンドを見舞ったカント、足関節を防ぐだけでなく要所で掌底を打ちながらバックを狙う。ここからカントはスタンドに戻ると跳びつきで何かを仕掛けるも、空振りして落下。ガードを取ったカントの足首を掴んだ高橋だが、左足を取られる。

互いに横周り、ダブルガードの形になった刹那、カントが右のパームハンドパンチを入れる。ここでカントが背中をつけ、立ち上がった高橋が掌底へ。とカントは足関を仕掛けるという序盤とは逆の流れに。さらにカントは殴って、足をより深く入れるという打と足関節のコンビネーションも見せる。取られることはない高橋だが、コンバット柔術としての攻防ではカントが優勢だ。

残り2分を切り、上を選択したカントがパスを仕掛けながら掌底へ。高橋の足のきかせ方は取るよりも、防ぐ方に重点が置かれてきたか。リバースデラヒーバから回転し右足を取る高橋だが、極めるという空気はもうマット上では感じられない。互いにOTが頭に入ってくるだろうという時間帯で、高橋は力の入った掌底を入れる。さらに足関狙いに左右の掌底を振り落とす高橋がダメージと精神的プレッシャーを与えてOTに持ち込んだ。

第1ターム、シートベルトを選択した高橋はアゴの上から左足を滑り込ませ11秒でタップを奪う。後攻のカントもバックを選んだが、11秒で極め切ることはできず高橋が初戦突破。予想以上の強豪相手に、結果体にはOT込みのストラテジーで高橋が上回った。


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