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【UNRIVALED】速報中!UNRIVALED 1

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さてさて今日はUNRIVALED 1。まだ耳馴染のない方も多いと思いますが、あらゆる組み技のエキスパートが集うグラップリング大会。レスリング、柔道、サンボ、柔術などの特性を生かしたルールとポイント制を用いて試合が行われます。参戦する選手は石井逸人、山北渓人、朴光哲、清水清隆、小谷直之、水垣偉弥などMMAでもおなじみの面々。ルールもよく理解していませんが、PPV配信を見つつ電波と充電の続く限り速報します。


【第1試合】
×寒河江寿泰
(-2対1)
○石井逸人
寒河江が足を掛けて体勢を崩すとそのままバックに回って腕十字を狙う。石井も身体を反転してディフェンス。だが寒河江は下になって腕を離さない。石井はリフトして堪えるが寒河江は三角に移行。時折腕十字に移行して果敢に攻める。だが石井は長時間耐えてスタンドに戻る。石井は何度かタックルを狙うがテイクダウン出来ない。ジリジリした展開が続く。すると寒河江が下に引き込んで腕十字を狙うが不発。引き込んで下になったことで石井にマイナス2点。石井は下から仕掛ける展開が続くがやや膠着。終盤になって寒河江は腕十字、横三角を狙うが石井のディフェンスは固い。石井は最後まで凌ぎ切ってポイント-2対1で石井の勝利です。


【第2試合】
×山北渓人
(ヒールフック)
○吉永力
1R、吉永が自ら下になってマイナス2点。下からしつこく足を狙う。山北はしっかりと対応して上をキープして抑え込む。しかし一瞬の隙を突いて吉永が下からヒールフック!これがガッチリ極まって山北はタップ!吉永が鮮やかに極めた!


【第3試合】
×飯塚優
(アームバー)
○小林潤矢
立ちレスリングから飯塚が素早く足に飛びついて足関節を狙う。しかし小林は素早く対応してスタンドに戻る。しばらく立ちレスリングから飯塚がテイクダウンして上になるが小林は下から腕を狙うが不発。この時点で飯塚に2ポイント。立ちレスリングに戻ると逆に上になったのは小林。時間をかけてマウントに移行。上からアームバーを極めると飯塚はタップ!小林が快勝です。


【第4試合】
○河名マスト
(2対-2)
×村山大介
1R、グラウンドに引き込んだ村山。マイナス2ポイント。下から仕掛けたい村山と上から抑え込もうとする河名の展開。小手投げの状態が長らく続く。時間が経過すると再び村山が下から仕掛ける展開。しかし一瞬の隙をついて河名がガブリからネルソンの体勢で固定するが村山は脱出に成功。しかしその後も河名がガブって村山を亀の状態に固定。最後は河名がバックに回って2点を追加し判定勝利。


【第5試合】
×朴光哲
(-6対8)
○坂本将典
開始直後に坂本が片足タックルでテイクダウンに成功。2ポイント先取。しかし朴もすぐに立ち上がって立ちレスリングが続く。そこから坂本がまたもタックルでテイクダウンして2ポイント追加。だがすぐにスタンドに戻る展開が続く。これで坂本は8ポイント。朴は引き込みを取られたのか-6ポイントと大差がついて残り5分。このままスタンドの立ちレスリングから決定的な場面なく試合終了。ポイント差で坂本に軍配。


【第6試合】
○清水清隆
(0対-2)
×竹浦正起
開始直後にすぐに下になる竹浦。マイナス2点上等。下から仕掛けていくが清水のディフェンスも固い。竹浦は猪木アリ状態の下から背中に飛びつくようなトリッキーな動きや足関節を狙うなど矢継ぎ早に狙う。その流れで足関節をトリガーにバックに回るが清水は脱出。その後も竹浦は尻餅をついた状態で立っている清水を追いかける。するとバッティングしたのか清水の右目尻が出血。ドクターチェックが入って再開。残り3分でやっと竹浦はクローズドガードで清水を捕獲。終了間際に下から三角を狙うが不発。ポイント差で清水の勝利。


【第7試合】
○須藤拓真
(ヒールフック)
×北田俊亮
開始直後に須藤は自ら下になる。時間をかけて下から三角。かわされても足関節を狙うが北田は脱出。それでも須藤はしつこく下から試合を進める。するとまたしても須藤は足関節!北田は何度も身体を反転させて脱出を図るが最後は須藤がヒールフックで試合を極めた!


【第8試合】
×小谷直之
(腕十字)
○樋口翔己
テイクダウンを奪った小谷が2ポイント先取。しかし樋口はすぐに立ち上がって立ちレスリングが続く。身体が離れると小谷の豪快な片足タックルでまたもテイクダウンして2ポイント追加。長らく小谷が上をキープしていたが樋口が下から片足タックル。テイクダウンしかけたかに見えたが、小谷は下からギロチンを狙う。だが樋口は首を抜くとテイクダウンが認められて2点を獲得。上から試合を進めるが大きな展開なし。スタンドに戻ると小谷が豪快なタックルでテイクダウン。しかし樋口もスイープを決めて2点を取り返す。すかさず強引にバックに回ると腕十字!これが極まって樋口の一本勝ち!残り1分を切ったところで樋口が極めた!


【第9試合】
×萩原匡平
(ニーバー)
○福島聖也
下になった萩原が足を効かせて攻めているかみ見えたが、なんと萩原がタップ。福島がニーバーを極めて一本勝ち!たまげた極め方見たぜ。


【第10試合】
○野村優眞
(一本勝ち)
×宮川太暉
長いスタンドの展開から野村がタックルでテイクダウンに成功。パスガードを狙いつつ長らく上をキープする。もつれて場外に落ちそうになり待てがかかる。再開するとまたも野村がタックルでテイクダウン。さらにマウントになった事で合計10ポイント獲得。そのまま肩固め仕掛ける。しかし宮がはスイープ!2点を返すが野村はすぐに脱出に成功。スタンドに戻る。後がない宮川は投げで一本を狙う戦略。しかし野村が逆に押し倒すように投げを打つと宮川が背中をついて一本!野村が完勝です。


【第11試合】
○水垣偉弥
(2対0)
×本間祐輔
序盤は互いに様子を見合う立ちレスリング。しかし警戒しているのかなかなか手が合わなずにこの状態が長らく続く。3分過ぎに水垣のタックルが決まってテイクダウン。2点を獲得。長らく上をキープしていたが本間のディフェンスが固く攻めきれない。それでも水垣は上からダースチョークを狙うなど攻勢。本間は防戦一方。このまま試合が終了しポイント差で水垣が勝利です。


【第12試合】
×門脇英基
(ヒールフック)
○米倉大貴
米倉はスライディングするように下になる。すかさず足関節を狙う。門脇は回転して場外に脱出?再開するとまたも米倉は下になる。2回下になった事でポイントはマイナス4点。完全に一本狙いか。米倉は矢継ぎ早に足関節を仕掛ける。これがとにかくスピードが速い。何度もしつこく仕掛けるとついにヒールフックが極まり門脇がタップ!米倉が鮮やかに仕留めた!
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【NEXUS25】須藤拓真✖森山壱政、ウィルキンス✖健吾。寿希也&ハラダと共に注目、西岡裕の出場

【写真】Road to ONE、Unrivaled、そしてNEXUSと3カ月連続のファイトとなる柔術家、須藤拓真(C)MMAPLANET

26日(火)、NEXUSより12月19日(日)に東京都新宿区のGENスポーツパレスで開催されるNEXUS25の対戦カードと出場選手が発表されている。

Road to ONE、RIZINへの選手の供給源にもなりつつあるネクサスの2021年最終興行はステップアップ・カテゴリーとして2023年の活動に継続する流れが伺えるマッチアップが目立つ。


まず一際目を引いたのが、森山壱政✖須藤拓真の当日計量68.5キロ契約マッチだ。前日計量だとバンタム級の両者がフェザー級より重い契約体重での顔合わせだが、ズバリこの試合は須藤がバンタム級王座に挑戦する資格があるかが測られる査定試合だ。

本来なら挑戦者決定戦でも良いカードだが、昨年4月に森山は現暫定王者の河村康博に敗れており、この敗北が響き査定試合での壁という存在になった。スタンドの打撃への苦手意識がないことで、自分の間合いで組んで、上も下も選択できる──現状は足関スペシャリストの──須藤は、11月3日にプログラップリング大会=Unrivaledの北田戦が控えており、柔術とグラップリングを同時進行するキャリアを実践している。

この対決、手足というよりも体のフレームがバンタム級として大きな森山の取るべき手段と、須藤の対抗策が興味深い。また河名マストのデビュー戦に土をつけたジェイク・ウィルキンスが健吾と戦う70.3キロマッチに加え、まだ対戦相手は明らかとなっていないが、出場が決まった寿希也、ファビオ・ハラダという新鋭の揃い踏みにも注目だ。

そんな選手たちに加え、西岡裕のネクサス初参戦も非常に気になる。

西岡は2019年11月のプロ修斗沖縄大会で14年振りに現役復帰戦を戦って以来、2年ぶりのファイトがネクサスとなった。No Shooto、No Lifeの西岡のネクサスでの相手が誰になるのか、追加カードの発表を待ちたい。

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MMA ONE UNRIVALED UNRIVALED01 今成正和 本間祐輔 朴光哲 水垣偉弥 河名マスト 清水清隆 竹浦正起 米倉大貴 須藤拓真

【UNRAIVALED01】正式船出、アンライバルドに河名マスト、須藤拓真、朴光哲、そして水垣偉弥参戦

【写真】須藤、川名とRoad to ONEで良い勝ち方をしたばかりの選手がタイムリーな出場を果たす(C)MMAPLANET

11日(月)、UNRIVALED実行委員会より11月3日(水・祝)に東京都板橋区の新河岸に設置されたUNRIVALED特設会場にいて、UNRIVALED01の開催と対戦カードの発表があった。

アンライバルドはポイント制グラップリング大会で、組み技系のあらゆる競技者が力を発揮しやすいルール設定を心掛け、昨年12月の準備大会、5月のアマ大会=UNRIVLED ALTANAを開いてきた。

今回はプロ10~11試合と、アマ大会の共催となり、観客クローズド=TIGETでのライブ配信大会として行われる。本日の発表では道着マッチ1試合を含むプロ8試合、非常に興味深いマッチアップが明らかとなった。


テイクダウンP有りのルールは、河名に適しているか

まず目につくのが5日のRoad to ONEに出場し、それぞれ一本勝ちを収めた河名マストと須藤拓真の出場だ。

グレコU23世界王者の河名の相手は、マスタージャパン所属の村山大介が務める。

引き込みはマイナスというのも興味深い

またMMA出場4試合、全てが足関節で一本勝ちの須藤は、月のIBJJF全日本ノーギ・エキスパート・フェザー級優勝している柔術家でギロチンマスターの北田俊亮と対戦する。

北田とTribeの同門といって良い清水清隆は、MMAで戦う時と比較すると9キロ重いフェザー級で竹浦正起と戦う。

竹浦は今年のJBJJF全日本柔術選手権黒帯ライトフェザー級3位の新世代柔術家だ。

また須藤と同様に全日本ノーギ・ライトフェザー級優勝の米倉大貴は、フェザー級(65.8キロ)で大ベテランの門脇映基とのマッチアップが決まった。

昨年のZST GTFの60キロ級Tを制した米倉と、宇宙を語る腹固めマスター=教祖はグラップリング異次元対決だ。

北田、門脇と並びMMAベテランズからは朴光哲が8月のIREのコンバット柔術=✖今成正和戦に続き、グラップリングに挑戦。

SKレスリングアカデミー所属、世界ベテランズレスリング選手権フリースタイル70キロ級優勝の坂本将典と戦う。カンチョルの掟破りのビクトル投げからのヒザ十字が極まるか、注目だ。

10年前には10thPlanetでエディ・ブラボーと稽古をしている水垣

さらにMMA界のビッグネーム、水垣偉弥の出場も決定した。

完全ストライカー、組み技は徹底してスプロールでテイクダウンを拒否していた水垣は昨年にMMAから引退し、驚きの組技戦挑戦となった。

世界の水垣の相手を務めるのが、柔術で世界を知る本間祐輔だ。本間は08年と09年のムンジアル黒帯ルースター級準優勝、カルペディエム所属時代には2015年のノーギワールズ黒帯ルースター級で世界2位となっている。

この他3試合が予定されており、まだとっておきのビッグネームの参戦もありそうなアンライバルドの正式旗揚げ戦、追加カードの発表も待ちたい。

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MMA ONE Road to ONE05 南風原吉良斗 須藤拓真

【Road to ONE05】南風原吉良斗に組まれても引き込む須藤拓真が宣言どおりの足関=ヒザ十字で一本勝ち

【写真】(C)MMAPLANET

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
須藤拓真(日本)
Def.2R1分05秒 by ヒザ十字
南風原吉良斗(日本)

須藤がローを放ちながら前に出ると、南風原もローを返すが、それに合わせて須藤は左右のフックを放つ。須藤が距離を詰めたところで、南風原が組み付きボディロックからグラウンドに持ち込む。須藤は足を利かせながら、下から三角へ。南風原は体を抜いて立ち上がり、須藤も同じく立ち上がった。須藤が右ストレートから右ミドル、さらに飛びヒザを見せたところで、南風原が受け止め、右腕を差し上げケージに押し込み、テイクダウンを奪った。

フルガードから右足を上げてきた須藤は、ラバーガードからパンチを当てる。そして南風原の左腕を取って腕十字へ。南風原も体を抜くが、須藤は足を絡めたまま。南風原が完全に左腕を抜くと、須藤は背中を着けたまま足を利かせる。レフェリーがブレイクを命じ、スタンドで再開すると、須藤は飛びついていく。受け止めた南風原はダブルアンダーフックで須藤をケージに押し込み、倒そうとすると須藤が引き込む形となり、南風原が上のポジションでファーストラウンドを終えた。

2R、お互いに右ローを放つなか、須藤が右フックを放つ。その瞬間、南風原が組み付き、右腕を差し上げてケージに押し込んでいくが、須藤が引き込んだ。ハーフガードで守る須藤が、潜って南風原の右足を取ってヒザ十字へ。南風原は声を上げてタップした。


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Interview J-CAGE ONE Road to ONE05 ブログ 南風原吉良斗 須藤拓真

【Road to ONE05】南風原吉良斗戦へ、須藤拓真─02─「MMAの選手は下になられることに慣れていない」

【写真】この日も一般会員さんとドリルを繰り返していた須藤。出る試合のルールに拘りはなく、グラップリングもコンバット柔術でもタイミングがあえば出ていきたいという(C)MMAPLANET

本日 5日(火)に東京都渋谷区のTSUTAYA O-Eastで開催されるRoad to ONE 05「Sexyama Edition」で、南風原吉良斗と対戦する須藤拓真インタビュー後編。

試合が決まってもMMAの練習は週一。下になることは現時点で怖くないと言い切った須藤は、MMAだからこそ足に隙が見えるという。

柔術✖修斗、MMA異種格闘技戦に挑む須藤は、柔術、グラップリング、MMAは通じるモノがあるという考えの持ち主だった。

<須藤拓真インタビューPart.01はコチラから>


──試合が決まってからも、そうなのですか? 今日も道着で普通に一般会員さんと柔術の練習をしていましたが。

「そうですね。試合が決まると週に1回ぐらいMMAの練習をするレベルです」

──アマ修斗からMMAをするなかで、柔術に取り組むというスタンスのTheパラエストラ沖縄所属の南風原選手とは対極にあるかと思われます。

「修斗育ちの人は総合ですよね。僕は柔術家として戦っていきたいので。ネクサスで戦っているのも柔術家として、です。練習は道着が一番多いです」

──MMAだけでなく今日の練習と、サブオンリー的なグラップリングもほぼほぼ別物ですしね。道着柔術からMMAに移ったHEARTSの風間敏臣選手、同じくHEARTS所属でグラップラーとして修斗で戦う高橋サブミッション雄己選手、そしてグラップラーからMMAに移った岩本健汰選手、そして道着が一番多いという須藤選手。四者四様で面白いです。

「僕は純粋に道着が好きなんです」

──ならMMAを戦う必要はあるのかと、やはり思ってしまいます。

「MMAの方が有名になれますよね(笑)。そこが一番大きいかと思います。それと知り合いに柔術の話をしていると、『そんなん、殴られるやん』とか言われるんです。そういうのがウザいんで、MMAで極めていれば何も文句は言わせないかなって。だからMMAをやっている感じですかね」

──ここまで順調に3試合で取っています。やはりMMAファイターには足関は入りやすいですか。

「ハイ、極めやすいです。寒河江さんとは全然違います」

──MMAの試合とは違い、寒河江選手との試合では足関節への防御がしっかりできている一面も見えました。

「基本、ディフェンスを第一に考えて戦っています。ずっとディフェンスをして良い格闘技は柔術だけですからね」

──とはいえMMAで下になると、殴られるという状況に陥りますが。

「MMAだと、下から仕掛けられることに慣れていない人が多くて、逆に戦いやすいです。パウンドをモロに受けたことがないからか、下になることが現時点ではそれほど怖くないんです。MMAの人は上を取りに行きますが、相手が自ら下になられることは慣れていない。そんなに下になることは怖くないです」

──南風原選手の試合映像を見ても、下になることは怖くないですか。

「あぁ、南風原選手は2試合連続で、パウンドで勝っていますよね。勢いで来られると、嫌っスかねぇ(笑)」

──特にMMAで目標を持つということもないのでしょうか。

「正直、MMAで何かをやり遂げたいとかないです。話を頂いたら、試合に出る。でも出るからにはRIZINやONEに出られたら良いということはありますし、ここで認められて修斗かパンクラスに戦えるなら──という気持ちはあります」

──敢えて聞きますが、レスリングや壁レスの練習は?

「特にやっていないです。ただMMAを続けていると、下からの仕掛けでは通じない時がやってくることも分かっています。そこを克服して、MMAも戦い続けたいですし。何もMMAの練習がしたくないということではなくて、MMAグラップリングのプロ練習とかも参加したいです。でも昼は仕事がありますし、時間の制限があるので」

──そこで優先すべきは一番好きな道着の練習だと。MMAファイターが柔術の練習もしたいけど、時間の制限があるのでできないというパターンの逆をいくわけですね。

「柔術でも同じ階級で強い選手と戦っていきたいですし。MMAを戦うは、さっきも言ったように柔術家として出ています。今回も柔術家✖シューターというつもりでいます」

──その考え方を含め、今回の試合で見せたいモノは何でしょうか。

「……。う~ん……、そんなに深く考えて試合をしたことはなくて、取りあえず相手を倒すことです。そこしか考えていないです。これまでも、ただ足関節に拘っているつもりはなくて、たまたま足関で勝っているだけなんです。

MMAの選手の意識が、足に回っていないから掛かりやすい。隙が見えるので、足関に入っているような感じで。その隙がギロチンだったらギロチンに入るし、バックチョークだったバックチョーク……何でも狙います。そこに拘りはないです。

でも、そろそろ打撃も出していきたいですかね(笑)。ただ特にそこを見てほしいということでもないですし、どこを見て頂いても、全部の局面で見せることはできます。そのなかで強いて挙げるなら、足関です(笑)」

──全日本ノーギで優勝できたことは、足関も含めご自身の技量に関して自信を持つことになりましたか。

「めっちゃ自信になりました。結果だけ勝ったというのではなくて、戦ってみて極められる気がしなかった。そういう部分で凄く自信がつきました。結果以上に戦っていて、日本のトップの人とこれだけ戦えるということが自信になりましたね」

──自分の技量に自信がつく。それをノーギで得ることができた。そういう須藤選手にとってグラップリングは柔術の一部だと考えていますか。

「色々な考え方の人がいると思いますが、僕は別物だと思っています。ただしお互いを別の角度から見ることができるので、柔術とグラップリングの両方をやった方が柔術もグラップリングも強くなれるという考えです。それはMMAも含めて、ですね」

──MMAも、ですか!!

「MMAはテイクダウンをして殴る。柔術はポジション重視、今のグラップリングだと足関節。そういう風に軸があるので、戦う上で思考も別々なモノになっています。でも、互いに通じるモノがあるんです。そういう意味でも、試合に関してはMMAに専念するとか、グラップリングの専念する日がやって来るかもしれないです。

それでも、自分は柔術の練習はします。逆に将来的に柔術に専念することになってもグラップリングもMMAの練習も続けます。その方が絶対に強くなれる。なので柔術とグラップリング、MMAは別々ですけど交わっている。それが自分の考えです」

■視聴方法(予定)
10月5日(火)
午後5時00分~ ABEMA格闘チャンネル
THEONE TVでは同大会の第2試合目以降の選手控え室の舞台裏映像を生配信

■ROAD TO ONE05対戦カード

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
和田竜光(日本)
竹中大地(日本)

<グラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
青木真也(日本)
キャプテン☆アフリカ(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
小野島恒太(日本)
山本聖悟(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
山本空良(日本)
野尻定由(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
須藤拓真(日本)
南風原吉良斗(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
河名マスト(日本)
新関猛起(日本)

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【Road to ONE05】須藤拓真と対戦、18歳プロシューター南風原吉良斗「打・投・極、MMAで勝ちたい」

【写真】プロ修斗では沖縄大会で2度戦い、どちらもパウンドアウトで勝利している南風原。Zoom取材でまさかの「平良」と呼び捨てにするトンパチ振りを発揮(笑)(C)MMAPLANET

明日5日(火)に東京都渋谷区のTSUTAYA O-Eastで開催されるRoad to ONE 05「Sexyama Edition」で、Theパラエストラ沖縄から南風原吉良斗が出場し、須藤拓真と対戦する。

14歳の時から松根良太の下で修斗を学ぶ、18歳の超新世代はジュニア時代から修斗で戦ってきた自負を持ってRoad to ONEのケージに足を踏み入れる。


──Road to ONE05で須藤選手と戦う、南風原選手です。キャリア3戦目で初の東京での試合になりますね。

「最初、ドッキリかと思いました。松根さんが浅倉カンナ杯からオファーだとか冗談を言っていて(笑)。そうしたらRoad to ONEだと聞いて『えっ?』となりました。で、すぐに噛ませ犬で呼ばれるのかと思ったのですが、相手の戦績を見てルーキー同士の対戦だと分かりました。

東京とか県外で戦いたい気持ちは凄くあったので、怖いというより、ワクワクする気持ちが優っています。平良が出た大阪の大会で試合がしたかったのですが叶わなかったので、これはチャンスだと思って、すぐに出場を決めました。ABEMAで中継される大会だし楽しみです」

──ONEルールで戦うことに関しては、どのように感じていますか。

「相手が寝技の選手なので、グラウンドのヒザとかはないと思っています。それより足関節に重点をおいてやってきました。試合の映像を見ても足関節が本当に好きなんだろうなって。それをさせないように上を取って殴りたいです。

ノーギの映像も見ましたけど、僕自身は足関節のエスケープには自信があります。松根さんもヒザ十字、トーホールドが得意だし、サドルとかのディフェンスも『俺は今成選手から練習でも取られない』って凄い自慢げに話していました(笑)」

──アハハハハ。

「じゃぁ、大丈夫かなぁって気持ちです(笑)。対処した上で殴ります。僕は上から殴るのが好きなので、それで行きたいです」

──いやぁ、松根さんに対して『自慢げに』とか言ってしまうところが、彼が教えてくれた「やんちゃ」な一面が見えた気がします。

「いや……松根さんには叱られてばかりで怖いです(笑)」

──その松根さんの下で南風原選手が修斗を始めたのは、いつ頃からなのでしょうか。

「14歳の時です。父親がボクサーだったのもあって、何か格闘技をやりたくて……キックをしようと思ったんです。だから本当はキックボクシング目的にジムに入ったのですが、修斗のジムだったんです。でも松根さんが『結構、楽しいからちょっとやってみな』と言ってくれて。で、ちょっとやってみたら、その魅力の虜になりました。

こんな技を覚えたいとか凄く探求心が芽生えてきて、毎日に練習するようになり、今ではそれが当たり前になっています。あと試合ですかね。始めて7カ月後ぐらいに試合で勝って、そこから本当にはまりました中3の時にジュニア修斗に出て、15歳からアマチュア修斗に出ています」

──自然とプロになることを決めていた感じですか。

「そうですね。あと仲宗根武蔵さんが試合のために追い込み練習としかしているのを見て、凄く格好良くて。僕もプロになろうと決めました」

──Theパラエストラ沖縄は、プロも増えていて盛り上がっているのではないですか。

「今、13人プロ選手がいます。僕らは松根さんが地元でプロ大会を開いてくれていて、試合ができているので本当に恵まれていると思っています」

──ジム内部にも、互いにライバル意識もあるのでは?

「そうですね。年齢は一番下ですけど、フライ級とかストロー級の選手も多いですし、年齢になくガンガンやっています」

──それこそ、松根さんが南風原選手は平良選手に食らいついて頑張っていると教えてくれました。

「あぁ、そんな風に言ってくれているんですね……。そうですね……平良は年齢も近いし、越えたいというのはありますね」

──しっかりとライバル視をしているのですね。

「まだボコボコにされてはいるんですけど、必死に食らいつくという気持ちはあります。平良はなんか……」

──あの、スミマセン。最初、電波が悪いのか、風の音で聞こえないのかと思ったのですが、先ほどから平良選手のことを平良と呼び捨てにしていませんか?!

「アハハハハ。いや、インタビューなので平良の方が良いのかと思って」

──いやいやいや。そこは普通でお願いします。

「本当は達郎先輩とか、達郎って呼んでいます」

──達郎……呼び捨てじゃないですか(苦笑)。

「アハハハハ。じゃあ達郎先輩でいきます。達郎先輩の凄いところは全部できるんですよね。僕は得意技とそうでない技の精度に差があります。でも、あの先輩は全部同じレベルでできるんです。

達郎先輩が凄いのはもちろん分かっています。置いて行かれています。だから、まずは追いつきたいです。僕はこの試合のあとに修斗の新人王トーナメントにエントリーしているのですが、Road to ONEで圧倒的に勝って他の選手とは違うというのを見せつけたいです」

──須藤選手は修斗でなくNEXUSで戦っていることは意識しますか。

「NEXUSというか、この人は寝技をMMAで試したいだけで本気でやっているとは思えないです。試合を見ていても寝技しかしていないので、打撃も寝技もあるMMAで勝ちたいです。打・投・極を見せたいと思っています。

それと僕の試合は前の方なので、KO勝ちして大会に火を点けたいです。沖縄の代表、その気落ちを込めて戦います」

■視聴方法(予定)
10月5日(火)
午後5時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■対戦カード

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
和田竜光(日本)
竹中大地(日本)

<グラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
青木真也(日本)
キャプテン☆アフリカ(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
小野島恒太(日本)
山本聖悟(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
山本空良(日本)
野尻定由(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
須藤拓真(日本)
南風原吉良斗(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
河名マスト(日本)
新関猛起(日本)

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【Road to ONE05】南風原吉良斗と対戦、全日本ノーギ優勝の須藤琢磨─01─「対策練習は全くしない」

【写真】所属するExtreme EBINAのロゴの前で。まったくMMAの香りがしない柔術クラスのワキでインタビューした(C)MMAPLANET

5日(火)に東京都渋谷区のTSUTAYA O-Eastで開催されるRoad to ONE 05「Sexyama Edition」で、9月4日に行われたBJJF全日本ノーギのエキスパート、フェザー級で優勝したばかりの須藤拓真が南風原吉良斗と戦う。

MMAデビュー以来Nexusで3試合戦い、全てを足関節で勝っている柔術家・須藤がMMAを戦う理由。そして今回の南風原戦に向けての意気込みを尋ねると──21歳とは思えない、堂々かつ飄々とした格闘家像が浮き彫りとなった


──Road to ONE05で南風原吉良斗選手と対戦する須藤選手ですが、試合まで1週間。まだ正式発表がない状況です(※取材は9月29日に行われた)。どれぐらいの人が、須藤選手が試合をすることを知っているのでしょうか。

「ホント、公には言えない感じが続いています。身内、道場内だけですね」

──オファーがあったのはいつでしたか。

「9月の最初、全日本ノーギ柔術のあとでした。正直、えっという感じでした。柔術、グラップリングを本業でやっていてMMAの試合に出ていたので、Road to ONEから声が掛かるとは思ってもみなかったです。

あくまでも柔術、グラップリングでキャリアを積んでいくなかでMMAも戦っていかないといけないなというつもりでやってきたぐらいなので。だからRoad to ONEのような注目される大会からオファーがあったのは、正直嬉しかったです。『戦う』と即答させてもらいました」

──対戦相手の南風原選手に関しては、名前を認識していましたか。

「最初は出場できるかどうかの確認で、それからすぐに対戦相手の名前を聞かされ、調べました(笑)。相手はそれほど気にしていなかったので、ずっとキャリアのある選手と戦うことになっても『取れたら美味しいな』ぐらいの気でいました。

それに対戦相手どうこうでなく、いつも通りの練習をするだけですし。対戦相手の動画は見ますが、対策練習は全くしないので」

──とりあえず動画をチェックしての印象は?

「ザ・オールラウンダー、総合っていう感じの戦い方ですね。自分とは真逆のタイプです」

──そんな須藤選手がブラジリアン柔術を始めたのは、いつからだったのですか。

「4年前ですかね。高校の途中からですね。もともと格闘技を見るのは好きで、ずっとやっていた野球を辞めた時に何か体を動かそうとか思って、帰宅途中にあるExtreme EBINAに入会しました。

動画で格闘技を見ているなかで、今成さんの試合が得に好きで。他の選手が殴って、蹴ってとやっているなかで今成さんがクルクル回っているのを見て、『コレ、やりたい』って思ったんです。それでブラジリアン柔術をやろうと思ったのが最初のきっかけですね」

──今成選手の技は、道着を着た柔術では禁止だと知った時はどう思いましたか(笑)。

「ヒールがあると思って入会しました。そうしたら『それ、ダメだから』って(笑)。ただ入口は今成さんでしたけど、柔術の練習を始めると凄く面白かったです。もう普通に柔術で黒帯になりたいと思いました」

──2020年2月にNEXUSでMMAデビュー戦を戦っていますが、柔術家の須藤選手が打撃有りのMMAを戦おうと思った理由は?

「実は柔術を始めて半年後ぐらいから、ここの道場が開くのが午後8時からで、学校が終わってから4時感ぐらいあるので近くのキックのジムでキックボクシングも練習するようになっていて。打撃も組み技もやっているし、MMAもやってみようかなという気持ちはありました。

そうしていると、ここで指導している松本(大輔)さんがZSTで活躍していて、松本さん経由でネクサスの話を頂き、それをきっかけに始めた感じです。アマチュアを1試合して、プロルールで戦うようになりました」

──キックボクシングの試合経験もあるのですか。

「アマチュアで何試合か……10戦ちょっとして、2回ぐらい負けています。でもMMAでは打撃は全然使っていないですね(笑)。今も週に1、2度通っているので、打撃に苦手意識はないんですけど」

──柔術では何といっても先の全日本ノーギのエキスパート・フェザー級優勝で一躍注目されるようになりましたが、あれだけ足関節を駆使できたことに、本当に驚かされました。

「ここは普通の柔術道場だし、足関節をやる環境がそれほど整っているわけではないです。それでも足関節が好きで始めた柔術なので、動画とかで勉強してきた感じです」

──他の道場やジムで足関節を習うことは?

「特にないです。ここでは週に1度、グラップリングのクラスがあるので松本さんや論田(愛空隆)選手と練習させてもらっています」

──MMAの練習は、週にどれくらいしているのしょうか。

「普段の練習が終わってから、少し相手をしてもらうぐらいでほぼMMAの練習はしていないです」

<この項、続く>、

■視聴方法(予定)
10月5日(火)
午後5時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■対戦カード

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
和田竜光(日本)
竹中大地(日本)

<グラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
青木真也(日本)
キャプテン☆アフリカ(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
小野島恒太(日本)
山本聖悟(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
山本空良(日本)
野尻定由(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
須藤拓真(日本)
南風原吉良斗(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
河名マスト(日本)
新関猛起(日本)

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【Road to ONE05】野尻定由と対戦、山本空良─02─「格闘技をやりたいと思ってもらえる試合がしたい」

【写真】しっかりと話せる。そんな印象の山本空良です (C)NOB YASUMURA

5日(火)に東京都渋谷区のTSUTAYA O-Eastで開催されるRoad to ONE「Sexyama Edition」も出場し野尻定由と対戦するする──NEXUSフェザー級チャンピオン山本空良インタビュー後編。
Text by Shojiro Kamaike

山本は幼少期から練習を共にしている西川大和と同じく、現代MMAの中で下になることも厭わないスタイルで戦ってきた。今後は世界を目指して戦っていくうえで、その戦い方に変化が見える。そんな山本がRoad to ONE参戦、野尻戦、そして今後について語った。

<山本空良インタビューPart.01はコチラから>


――子供の頃から一緒に練習している西川大和選手は、修斗の世界ライト級チャンピオンシップで、下からのパンチとヒジでダメージを与えて勝利しました。それはスクランブルの展開が多く、トップを取ることが有利となる現代MMAでは異質なスタイルです。山本選手も下になることが多いのですが、試合を見ていてどう感じていますか。

「正直言うと、そのスタイルはやめたほうが良いと思っています。いろんなファイトスタイルがあるのが、MMAじゃないですか。このスタイルで世界を獲ることができるかどうか――僕は、それは難しいと思っているので」

――ものすごく正直な意見ですね。

「先日の世界チャンピオンシップを見ていても、『もっとリーチがある相手、もっとパンチがある相手ならどうなんだろう?』と思いました。MMAでは、上に行けば行くほど、相手のパンチも強くなっていくじゃないですか。もちろん大和も、そこは考えながら戦っていると思うんですけど」

――山本選手も、以前は下になることが多かったと思います。しかし最近の試合では、上からサブミッションを狙ったり、スタンドの打撃を重視する試合になってきていますよね。

「はい。最近は、スタンドの攻防を集中的に練習しています。それは『スタンドで勝ちたい』とか『上を取ったほうが勝率が良い』ということではなく、どうすれば相手を早く倒せるかを考えているからなんです」

――それだけ自身の中でMMAファイターとしての幅が広がっているということですか。

「今まで、相手はグラップラーが多かったんです。だから打撃――パウンドが得意ではない選手が相手だから、下から極めて勝つというフィニッシュを選ぶこともありました。でも今は、僕もMMAファイターとしての幅が広がってきていると思います。自分としては寝技も打撃もできたうえで、相手の弱いところを衝く選手になりたいですね」

――プロデビュー以来、PFCとZSTを中心に戦ってきた山本選手ですが、2019年からネクサスに参戦し、今年はフェザー級のベルトを獲得しました。

「何て言うんだろうな……ネクサスのベルトを獲れたことは、すごく嬉しかったです。でも、それで調子に乗ったり、甘えが出るようなことではいけないと思うんです。ネクサスのベルトを獲って、初めてスタートラインに立てたというか」

――スタートライン、ですか。

「まだ自分は完成されていません。もっともっと強くなります。このベルトを獲って、そして防衛していくことで、自分は強いファイターなんだと胸を張って言えるんじゃないかと思います」

――強くなって目指す先はRIZINなのでしょうか。ネクサスのベルトを巻いた時に、「RIZINに出たい」という発言がありました。

「もちろんRIZINに出させていただければ嬉しいんですけど、僕はずっと海外を目指してきました。世界最強のファイターになりたいんです。男だったら、世界で一番強いと言われたい。だから今、最強の舞台がUFCであれば、そこで戦いたいです」

――今回の大会はRoad to ONE、つまりONE Championshipを目指す興行です。ONEに対しては、どのような印象を持っていますか。

「ONEはアジアで一番強い人が集まる大会だと思っています。軽量級では、UFCに負けないぐらい凄い選手が揃っています。特に立ち技が強い選手が多くて……。試合を見ていると、もうヤバいですよね(苦笑)」

――そんなONEに出ているファイターと比較して、今の自分はどのような位置にいると思いますか。

「グラップリングだけなら、通用するんじゃないかと思っています。でも強いストライカーが多いですからね。UFCと同じぐらい強いストライカーに対して、どう戦うか。昨年からコロナ禍の影響もあって、試合数も減りましたが、今はとにかく強い選手に挑戦していきたい。試合で勝つか負けるかというより、どんどん強い選手と対戦して成長していきたいです」

――なるほど。今回、Road to ONEからオファーが来た時の感想を教えてください。

「ビックリしました(笑)。まさかオファーが来るとは思わなかったので。たくさんの方が注目してくれる大会ですし、Road to ONEを通じて自分のことを知ってほしいです。初めて僕の試合を見る方にも、ネクサスのチャンピオンがどんなものなのか見せたいですね」

――対戦相手は、修斗世界バンタム級9位の野尻定由選手です。どのような印象を持っていますか。

「実は、野尻選手の試合は見ていないんです。僕は相手のことは知らずに試合をするタイプで……父からは『テイクダウンを狙ってくる選手だよ』と聞いているので、だいたいのイメージは出来ています」

――では、野尻戦でどんな試合を見せたいですか。

「試合全体を通して、自分が全部支配したいと思っています。全てコントロールして、圧倒的に勝つ。狙うのは、1Rでの勝利ですね。見ている人が『自分も格闘技をやりたい!』と思ってくれるような試合をしたいです」

――『次の試合も見たい』ではなく、『自分もやりたい』と思ってくれる試合、ですか。

「僕のなかでは、一本かKOで勝つのは当たり前で、なおかつ1Rで狙いに行きたいです。格闘技ってやっていると楽しいんですけど、見ている人にとっては、漬け込んだりする試合は面白くないじゃないですか」

――……。

「でも、そんな展開の中にも技術があるんですよね。実際に格闘技をやってみると、そういうことも分かってくると思うんです」

――確かに野球やサッカーなどは、子供の頃から遊びの中で野球や慣れ親しんでいるから、バンド攻撃やオフサイドも当然のように受け入れることができるのかと。

「そうなんですよ。たとえば、打撃が得意だった選手が、どれだけグラップリングを練習して、MMAではパウンドで勝つのか。そこには選手の技術と努力があります。選手には何かしらの上手さがあって、努力をしている。だからプロの舞台に立つことができています」

――まず格闘技への理解を深める入口づくりが重要となりますね。

「格闘技もやってみると本当に奥が深いし、それが分かると見るほうも楽しくなるはずです。だから僕はRoad to ONEを通じて、『自分も格闘技やってみたい!』と思ってくれる試合を見せたいです」

■視聴方法(予定)
10月5日(火)
午後5時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■ Road to ONE05対戦カード

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
和田竜光(日本)
竹中大地(日本)

<グラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
青木真也(日本)
キャプテン☆アフリカ(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
小野島恒太(日本)
山本聖悟(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
山本空良(日本)
野尻定由(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
須藤拓真(日本)
南風原吉良斗(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
河名マスト(日本)
新関猛起(日本)

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【Road to ONE05】2度目の正直、MMA初勝利目指す河名マスト「形になりつつあります」

【写真】ゼロ距離打撃=ダーティボクシングが巧みになれば、大きな武器となるはず(C)MMAPLANET

5日(火)、東京都渋谷区のTSUTAYA O-Eastで開催されるRoad to ONE05「Sexyama Edhition」の第1試合に、河名マストが出場。新関猛起と対戦する。
Text by Shojiro Kamaike

河名はグレコローマンで全日本学生選手権、ジュニア五輪、そしてU23世界大会を制するなど、レスリングでは輝かしい実績を残してきた。今年に入り、MMAに転向したものの7月にFighting NEXUSでプロデビューするも、ジェイク・ウィルキンスにTKO負けを喫している。

そんな敗戦の中でもグレコの技術を生かしたテイクダウンやグラウンドコントロールなど、らしさは残した。あとは、その強さをMMAに生かすことができるかどうか。

そんな河名に、次戦への意気込みを訊いた。


――MMA2戦目を3日後に控えている河名マスト選手です。今はもう練習を終えたところでしょうか。

「明日も打ち込みとか、試合に向けた最終確認を行います。前回の試合が終わってから1回休んで、そこから追い込んだスパーリング、苦しいスパーリングを経験してきました。おかげで仕上がってきていると思います」

――追い込んだスパーリング、苦しいスパーリングとは?

「所属しているロータス世田谷には、いろんな選手が練習に来られています。スパーリングの時は、八隅(孝平ロータス世田谷代表)から『次はこの選手、次は……』と指定されて、誰が相手になるか想定できません。そこで、誰が相手になっても対応できるかどうか。そういったスパーリングをしてきました」

――なるほど。今回出場するRoad to ONEというイベントには、どのような印象を持っていますか。

「前回(2月22日、Road to ONE04)はヤングガンズということで、国内の若手選手が主体でしたよね。でも以前の形で開催されるのであれば、僕は海外の選手と試合をしたいので、出場できるのは嬉しいです」

――河名選手はレスリングのグレコローマンでU23世界大会を制してMMAに転向しましたが、7月25日のプロMMAデビュー戦では、ジェイク・ウィルキンス選手のハイキックで顔面をカットし、TKO負けとなりました。あの試合から得たものはありますか。

「もちろん負けたことは悔しいです。勝ちたかった、その気持ちが最初にあります。でも逆に負けたから――打撃をもらいまくって、カットして負けた。このままではいけない、ということが本当によく分かりました」

――自分自身の中で出せたこと、出せなかったものなどはありますか。

「自分の中でやりたかったことはできた、それは収穫だったと思っています。テイクダウンしてから相手を抑える、レスリング力でコントロールするという部分はクリアできました。でも反面、打撃の防御に関しては至らなさを痛感しました」

――打撃の防御で至らなかった点とは?

「どうしても正面に立ちすぎてしまったり、相手の打撃が見えないところに自分が動いてしまったり――足の使い方がよくなかったと思います」

――試合後には、MMAPLANETのインタビュー記事で、一緒に練習している青木真也選手から河名選手への叱咤激励といえる言葉がありました。

「はい、その記事は読みました。青木さんの仰るとおり、グレコしかできない状態のまま戦ったんだと思います。自分でも思っていたことを、改めて客観的な視点で青木さんから指摘されて……本当に、そのとおりなので(苦笑)。

自分は、まだまだMMAの選手になれていません。これから改善していかないといけない点は、たくさんあります」

――どのような点を改善していかなければいけないと思いますか。

「グレコのように上半身だけで組むのではなく、足にもアプローチできれば、もっと上半身で組むことも生きてくると思います。あとは打撃ですね。まずは足を止めないこと。そして打撃の踏み込みからのテイクダウンだったり、自分の得意な部分に繋げられるようにしていかないといけません」

――つまり、自分のグレコの力を生かしたMMAができるかどうか、ですね。

「そうです。僕は結局、グレコしかできていません。でも、そこが相手より勝っているところです。自分のほうが優れているところを押し出して、勝たないといけないと思います。そのためには、どうやって自分の得意なポジションに持ち込むか、その流れを整理整頓して考えています」

――次の試合に向けて、その整理はできているのでしょうか。

「形になりつつあります。次の試合では、その形を見せたいと思います。今は少しずつ、別物だったレスリングとグレコが、重なりつつあるという実感を持っています」

――たとえば、どのように重なってきているのでしょうか。

「前回の試合では、グラウンドでパウンドやヒジを当てることができました。一応当てた、という感じですけど……。次の試合はもっと手数を増やして、プレッシャーをかけていきたいと思っています。スタンドでは、グレコの技術を生かして近距離の打撃を出したりしたいです」

――いわゆるダーティーボクシングですか。

「はい。たとえばムエタイの首相撲を取り入れて、スタンドで組みながらパンチ、ヒジ、ヒザでプレッシャーをかけながら、相手がそれを嫌がったら次にどうアプローチするか……などですね」

――MMAに対して、自分の力を生かした展開が見えてきているようですね。

「次の相手、新関選手はアマチュアでMMAのキャリアを積んできた選手です。前回のジェルキンス選手もそうでしたが、試合をこなしているぶんMMAでの様々な対処は自分よりも優れていると思います。その相手に、自分がMMAでどんな試合をするのか。再スタートという気持ちで挑みます」

■視聴方法(予定)
10月5日(火)
午後5時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■ Road to ONE05対戦カード

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
和田竜光(日本)
竹中大地(日本)

<グラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
青木真也(日本)
キャプテン☆アフリカ(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
小野島恒太(日本)
山本聖悟(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
山本空良(日本)
野尻定由(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
須藤拓真(日本)
南風原吉良斗(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
河名マスト(日本)
新関猛起(日本)

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【Road to ONE05】青木真也の相手は、キャプテン☆アフリカ。河名マスト、山本聖悟、須藤拓真らも出場

【写真】ついに正式発表。青木✖アフリカ。てか、遅すぎるでしょ(C)MMAPLANET

1日(金)、ONE JAPANより5日(火)に東京都渋谷区のTSUTAYA O –Eastで開催されるRoad to ONE05「Sexyama Edition」における青木真也のグラップリングマッチの対戦相手及び、その他のカードが発表された。

青木の1年1カ月振りの国内の実戦=組技戦の相手は、修斗環太平洋ライト級王者キャプテン☆アフリカに決まった。その他のカードもYoung Guns 2021年秋バージョンといえる興味深いメンバーが揃っている。


まずオープニングでは7月のMMAデビュー戦ではカットによるTKO負けを喫した河名マストが、新関猛起戦でMMA初勝利を目指す。河名は全日本学生選手権やジュニア五輪、U23世界大会などを制しするなど輝かしい実績を残しているグレコローマンレスラーだ。

コロナ禍により当時の所属先でレスリングで練習ができなくなり、個人練習でTRIBEを間借りし河名は、この道を目指す決意を固めた。そして同じ専大で柔道部だった佐藤天のアドバイスを受けてロータス世田谷に入門し、プロデビューに至った。

ワキ差し勝負のグレコ転向から投打ともにMMAへの慣れが必要な河名だが、そのグレコで鍛え上げられた身体能力の高さは絶対だ。Nexus Games、アマチュア・パンクラス、アマ修斗とアマチュアMMA畑でキャリアを積んできた新関を相手に、課題の克服がどこまで進んでいるかを確認するための、実戦強化策となる。

第2試合はNexusでプロMMAを3試合こなし、全てを足関節で勝利している須藤拓真と沖縄プロ修斗でプロ2戦2勝、どちらもパウンドアウト勝利の南風原吉良斗によるMMA異種格闘技戦が実現する。

柔術紫帯、21歳の須藤は先のJBJJF全日本ノーギではエキスパート・フェザー級を制し、一躍柔術界でもその名を知らしめた。対して南風原は18歳、中学から修斗を始め平良達郎の背中を見ている超新世代だ。

(C)TAKEAKI TOYOSATO

奇しくもゴング格闘技9月22日発売号で、ネクサスの山田峻平代表がコロナ禍以降のネクサスのMVPに須藤を挙げ、同様に修斗沖縄大会をプロモートする松根良太Theパラエストラ沖縄代表は南風原のこの間に最も飛躍した選手としてピックしている。

足関節✖パウンド、柔術家✖シューターの対決──どちらがRoad to ONEという舞台をステップアップにするのか、興味深い。

さらに山本空良✖野尻定由というPFC及びネクサスファイター✖シューターの対決も組まれている。

山本空良は紆余曲折が見られた初代ネクサス・フェザー級王座決定トーナメントを優勝した同団体のチャンピオンだ。

野尻は格闘代理戦争シーズンのワンマッチ戦で、前田浩平との熱戦でアマ時代に注目を浴び、プロではRoad to ONE01で前田にリベンジを果たすと、インフィニティリーグ出場と着実に経験値を上げてきている。

この両者の1戦は上の須藤✖南風原のようなMMA内異種格闘技というよりも、ファイターの成り立ちとしてMMA内イデオロギー闘争という見方ができるマッチアップといえるだろう。

須藤✖南風原、山本✖野尻がまさにYoung Guns 2021年秋バージョン的な試合なのに対し、セミ前に組まれた小野島恒太✖山本聖悟の顔合わせはセクシーヤマ=秋山成勲エディションらしいカードとなった。

(C)ROAD FC

山本聖悟は在日コリアンとして、韓国で成功を目指しプサンに拠点を移すと、Road FCと契約し2019年にルーキー・オブ・ジ・イヤーにものノミネイトされた。

その後はコロナ禍で帰国しDEEPを主戦場とRIZINにも出場しているが、秋山の尽力でリトル・セクシーヤマの今大会出場が決まった。

対して、いつの間にか38歳となった小野島は修斗では環太平洋タイトル戦線まで辿り着いており、経験値で山本聖悟を大いに上回るベテランだ。

先のインフィニティリーグでもポイント争いで優勝こそ逃したが、若い選手との直接対決では徹底してケージレスリングを駆使し、試合結果で遅れを取ることはなった。そんな小野島に対し、打撃の筋はピカ一の山本聖悟が、あの組みに対して如何に自分の良さを引き出すファイトができるか。打✖打でないMMAでのストライカーとして、真価が問われると同時に試練の試合が続く山本聖悟だ。

そして、ついに決まった青木の相手キャプテン☆アフリカは、現修斗環太平洋ライト級チャンピオン。アテネ五輪73キロ級最終予選3位、組み技界でも活躍してきた剛的グラップラーのアフリカに対し、青木は「グラップリングだからといって下にならない。まぁ投げとかいっても、僕も組みでMMAやってきましたからね」と立ち技&ケージレスリング全開モードで戦うことを明言していた。

全6試合、コロナ禍のコンパクトMMAは最初から最後まで粒揃いのカードが揃った。

■視聴方法(予定)
10月5日(火)
午後5時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■ ROAD TO ONE05対戦カード

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
和田竜光(日本)
竹中大地(日本)

<グラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
青木真也(日本)
キャプテン☆アフリカ(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
小野島恒太(日本)
山本聖悟(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
山本空良(日本)
野尻定由(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
須藤拓真(日本)
南風原吉良斗(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
河名マスト(日本)
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