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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE172 キック タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム ボクシング 野杁正明

【ONE172】野杁がベルト奪取! タワンチャイの左攻撃を防ぎ、3Rにダウンを奪い高速ラッシュでストップ

<ONEキックボクシング世界フェザー級暫定王座決定戦/3分5R>
野杁正明(日本)
Def.2R1分55秒 by TKO
タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)

サウスポーのタワンチャイに対し、野杁は蹴りを散らす。右前蹴りを突き刺すタワンチャイ。ローの交換からタワンチャイが左ミドルを打ち込む。タワンチャイはローから左右フックを放ち、右に回った。ガードを固めて距離を詰める野杁だが、タワンチャイの前蹴りでバランスを崩す。

野杁が右ストレートを当て、足元へのローを打ち込む。タワンチャイがローを放って行くが、野杁もローを返した。タワンチャイは左ミドル、左ロー。左ストレートから左ローへと繋げる。野杁は右ストレートで飛び込んだ。

2R、野杁が左ロー、左前蹴りを散らす。タワンチャイは左ミドル、左ハイ、左テンカオを繰り出す。右サイドキック、右前蹴りで野杁の前進を止めるタワンチャイ。野杁はガードを固めて懐に飛び込む。距離が詰まるとタワンチャイはパンチを繰り出して右に回る。右ジャブを連打するタワンチャイだが、野杁を止めることができない。

野杁が左ボディから右ストレートを突き刺した。タワンチャイの左ヒザを止め、またも左ボディから右を決める。タワンチャイも左ミドルを返す。右フックから左ミドルを当てたタワンチャイの回転が速くなった。野杁も左カーフを返し、左ミドルをブロックして左カーフを当てた。さらに右ストレートを当ててラウンドを終えた。

3R、野杁が距離を詰めて左カーフを当てる。左ハイから、左ストレート、右アッパーを返すタワンチャイ。左ヒザで飛び込んできた相手に、野杁が右ストレートを浴びせる。タワンチャイの左ミドルをブロックして右ローを返す野杁。アウト、インに右ローを打ち分ける。

さらに左テンカオに左フックを合わせると、タワンチャイが下がる。野杁は追撃の左ボディから、再び左テンカオに左フックを合わせ、ダウンを奪う。立ち上がったタワンチャイにラッシュを仕掛け、上下左右にパンチを浴びせるとレフェリーが割って入った。

激勝でベルトを巻いた野杁は「3Rで倒せるかどうかは分からなかったんですけど、必ずKOすると皆とも話をしていました。チャンスが来たので、3Rで一気に仕留めました」と語り、5万ドルボーナスを受け取った。


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KANA MMA o ONE YouTube エイドリアン・リー エドゥアルド・フォラヤン キック ジョナサン・ディベラ スリヤンレック・ポー・イェンイン ナビル・アナン ボクシング 吉成名高 吉成士門 武尊 海人 磯嶋祥蔵 秋元皓貴 若松佑弥 野杁正明 陽勇 青木真也 龍聖

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▼対戦カード
メインイベント
フライ級 キックボクシング スーパーファイト
ロッタン vs. 武尊

コーメインイベント
フェザー級キックボクシング 暫定世界王者決定戦
タワンチャイ vs. 野杁正明

第11試合
フライ級MMA 世界タイトルマッチ
アドリアーノ・モラエス vs. 若松佑弥

第10試合
ストロー級キックボクシング暫定世界王者決定戦
ジョナサン・ディベラ vs. サムエー

第9試合
アトム級キックボクシング世界タイトルマッチ
ペッディージャー vs. KANA

第8試合
バンタム級ムエタイ
スーパーレック vs. ナビル・アナン

第7試合
アトム級ムエタイ
ラック vs. 吉成名高

第6試合
ライト級MMA
エドゥアルド・フォラヤン vs. 青木真也

第5試合
バンタム級キックボクシング
ジョン・リネカー vs. 秋元皓貴

第4試合
ライト級MMA
エイドリアン・リー vs. 小川健晴
※磯嶋祥蔵が怪我のため欠場、小川健晴にカード変更となりました

第3試合
フライ級ムエタイ
ヨードレックペット vs. 吉成士門

第2試合
フライ級キックボクシング
ザカリア・ジャマリ vs. 陽勇

第1試合
キャッチウェイトキックボクシング(132LBS)
スリヤンレック・ポー・イェンイン vs. 龍聖

※第8試合に予定していたフェザー級キックボクシング
グレゴリアン vs. 海人は指定された3時間の検査時間内にハイドレーションサンプル提出および計量を行わなかったため、キャッチウェイトでの試合交渉も成立しなかった為、試合は消滅となりました

▷U-NEXT格闘技公式YouTube
https://www.youtube.com/@u-next2689

▷公式Xでも見どころ配信中!
公式X: https://x.com/UNEXT_fight

#unext格闘技 #onechampionship #武尊 #ロッタン

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45 AB KANA MMA MMAPLANET o ONE ONE172 RIZIN UFC YouTube アドリアーノ・モライシュ アレッシャンドリ・パントージャ エイドリアン・リー エドゥアルド・フォラヤン キック サムエー・ガイヤーンハーダオ ジョナサン・ディベラ ジョン・リネケル スーパーレック・キアトモー9 タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム ナビル・アナン ボクシング マラット・グレゴリアン ラック・エラワン 吉成名高 吉成士門 堀口恭司 武尊 海人 秋元皓貴 若松佑弥 野杁正明 陽勇 青木真也 龍聖

【ONE172】若松佑弥と世界戦、アドリアーノ・モライシュ「僕と恭司、パントージャは世界最強ユニット」

【写真】取材は朝の9時から。宿泊先のホテルはメディアデーの準備とフォトセッションの準備が始まっていた。スタッフともどもファイターもハードなファイトウィークを過ごしイベント当日を迎える(C)MMAPLANET

明日に開催が迫っているONE172「TAKERUTAKERU vs RODTANG」。国内キックボクシング&ムエタイ界の強豪が揃った過去にないONE日本大会にあって、MMAの世界フライ級王座を賭けてアドリアーノ・ミキーニョ・モライシュが若松佑弥と戦う。
Text by Manabu Takashima

過去に暫定王座1度、正規王者に3度輝くなど常にこのベルトと共にキャリアを過ごしてきたミキーニョは、3年ぶりに若松との再戦に向けUFC世界フライ級王者アレッシャンドリ・パントージャ&RIZINフライ級チャンピオン堀口恭司とフライ級最強ユニットで準備をしてきた。

ミキーニョを強くさせる最大の要因といえるのが、パントージャ&堀口との信頼感、そしてライバル心だった。


ユーヤも前向きな気持ちでリングに上がるだろう。僕もそうだ。ただし、僕の方が武器が多い

――ミキーニョ、4日後に若松佑弥選手とONE世界フライ級王座を賭けて戦います。初めての日本での試合になります。

「そうだね。日本には2022年の大晦日かな、キョージ・ホリグチのコーナーマンでやって来たことはある。でも、あの時は雪を見るなんてことはなかった。今日はホテルの部屋からでもわかるぐらい多くの雪が降っているね(笑)。

でも、そういう体験ができるのがファイター稼業の良いところだよ。戦って生活ができて、世界中で色々な体験ができる。最高だ。それに日本への移動はタイやシンガポールに行くより短くて、時差も少し少ない。これは僕にとって良いことだよ」

──東京に入ったのはいつですか。

「土曜日だ。日曜日にはリンヤ・ナカムラが、20分ほど離れた立派なリングのあるジムに連れて行ってくれた。でも、もう今日はこの悪天候だしホテルで練習をすることになるね(笑)。

本当はキョージが日本にやってくる予定だったけど、スケジュール的に合わなくて。そしてリンヤに連絡をしてくれたんだ。『コーナーについて助けてやってほしい』ってね」

──実は倫也選手の取材を台湾でしている時に、『いきなり恭司さんからアドリアーノが日本に行くから、セコンドに付いてやって連絡が来ました』と笑っていました。

「アハハハ。そうだったのか、リンヤにサポートしてもらえて最高だよ。彼はATTでもベスト・アスリートの1人だからね」

──そして若松選手と3年ぶりの再戦です。判定云々でなく、ホームタウンでファイトウィークを過ごすアドバンテージが彼にあるのが3年前との違いです。

「僕のキャリアは常に対戦相手のホームタウンで戦うというタフなものだった。でも、ホームタウンで戦う相手の方がプレッシャーを感じている。彼のプレッシャーも、シンガポールで戦った時よりずっと重いに違ない。プレッシャーが足枷になるのは僕でなくて、ユーヤ・ワカマツの方だ」

──前回の対戦時と比較して、若松選手のどの部分に一番の成長を感じることができますか。

「彼だけでなく、僕もそう。MMAアスリートとして、確実に成長している。ユーヤ・ワカマツはレスリングがずっと強くなっている。当然、パンチ力もある。本当に良い競技者だよ。僕が彼より優れているか、そうでないかを口にすることは簡単じゃない。でも、マーシャルアーチストとして歩んできた道程が違う。どうすればマーシャルアーチストとして成功を収めることができるのかを、僕は経験してきた。

僕は他のファイターより強いとか弱いではなく、異質だと思っている。ユーヤも前向きな気持ちでリングに上がるだろう。僕もそうだ。ただし、僕の方が武器が多い。最高のファイトキャンプができた。ベストを尽くして戦う準備は整っているよ」

ATTのケージに鍵がかかる時、僕らはケージの外に友情を置いて向き合う。彼ら2人と知識や経験を共有できるほど、強力な武器はない

──特別な若松選手対策のトレーニングもやってきた?

「もちろん。彼はKO勝ちするのが好きだ。アゴに素早いパンチを当てようと思って戦っている。あの一発を被弾しないために、常にディフェンスを意識する必要があるだろう。こっちは殴っても、向こうには殴らせないように。ユーヤが強いことは分かっている。しっかりと彼の強さを理解したうえで、その強さを想定して練習をしてきた」

──今回のメインのトレーニングパートナーは?

「打撃はルシアーノ・マカハォン、柔術はパウンピーニャ、レスリングはスティーブ・モッコとマイク・ブラウンの指導の下、キョージとパントージャ、パウロ・マセドゥ、ヴィクトル・ディアスと一緒にやってきた。コンディショニング・コーチのエヴェウトン・ベベともね。その成果を見せて、日曜日は柔術で彼を捕獲する」

──パントージャ、堀口選手、そしてミキーニョのスパーリング。さぞかし圧巻でしょうね。

「僕らのユニットは、世界でもベストの一つであることは絶対だ。世界中のメジャーのベルトを僕らはゲットしてきた。僕らは3人で『俺と練習をしているから、ベルトを巻けるんだ』って言い合っている(笑)。僕とキョージ、パントージャはずっと切磋琢磨を続けてきたからね。

ATTのケージに鍵がかかる時、僕らはケージの外に友情を置いて向き合う。彼ら2人と知識や経験を共有できるほど、強力な武器はない。プロフェッショナル・アスリートとして、成長するために3人が揃っている大切さを、僕ら自身が誰よりも分かっている。2人と一緒に練習できる機会を与えてくれた神に感謝しているよ」

──直接対決はなくても、そのなかで自分が一番強いと証明したいというライバル心はありますか。

「アハハハハハハハハ。その気持ちがないと、ファイターとしてやっていけないよ。僕とパントージャ、パントージャとキョージ。キョージと僕。ちょっとしたグランプリを戦っている気分になる(笑)。

パントージャもキョージも本当にタフだ。僕らの中で、誰が一番強いか順番をつけることはできない。今日は僕が良くても、昨日はキョージが一番だった。そして明日はパントージャがベストになる。そんな風だから、僕らの中にランキングはない。僕ら3人はポジティブなエネルギーを供給、吸収しあってきた。3人揃って、人生で成功したい。

UFC、ONE、RIZN、世界中のプロモーションは問わない。最高の条件を提示され、家族と共に生きていけるなら僕らは試合をすることもあるだろう。その時はベルトが掛けられるべきで。そして最高額のファイトマネーを手にする。そうなれば、最高だよ」

──そうなる可能性はゼロでない、ベルトを取り戻すことが先決です。一方で、この日本大会は国内の多くのキック団体を代表するキックボクサーが集結し注目を集めています。MMAの世界戦を戦う身として、この状況に思うところはありませんか。

「MMAの旗を掲げて、戦うよ。僕らの試合、シンヤ・アオキとエドゥアルド・フォラヤン、そしてエイドリアン・リーの試合だけが、MMAだ。なんて言って良いか分からないけど、今回のショーはタケル・ナイトなんだ。タケルとロッタンのためにある。そこについて、何かをいうつもりはない。何も文句はない。ただし、僕にとってMMA以上のフルコンタクト・スポーツは、永遠に存在しない。どのような状況でも、僕の試合が組まれれば最高レベルの戦いを見せる。

日曜日の夜は、過去最高のアドリアーノ・モライシュを見てもらう。このスポーツの歴史上、最高の選手の1人であることを証明したい」


■放送予定
3月23日(日)
午後2時30分~U-NEXT

■ONE172対戦カード

<キック・フライ級/3分5R>
ロッタン・ジットムアンノン(タイ)
武尊(日本)

<ONEキックボクシング世界フェザー級暫定王座決定戦/3分5R>
タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)
野杁正明(日本)

<ONEムエタイ世界バンタム級王座統一戦/3分5R>
[正規王者]スーパーレック・キアトモー9(タイ)
[暫定王者]ナビル・アナン(アルジェリア)

<ONE世界フライ級(※61.2キロ)王座決定戦/5分5R>
アドリアーノ・モライシュ(ブラジル)
若松佑弥(日本)

<ONEキックボクシング世界女子アトム級選手権試合/3分5R>
[王者]ペッディージャー・ルッカオポーロントン(タイ)
[挑戦者]KANA(日本)

<ONEキックボクシング世界ストロー級暫定王座決定戦/3分5R>
ジョナサン・ディベラ(カナダ)
サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)

<キック・フェザー級/3分3R>
マラット・グレゴリアン(アルメニア)
海人(日本)

<ムエタイ・アトム級/3分3R>
ラック・エラワン(タイ)
吉成名高(日本)

<ライト級(77.1キロ)/5分3R>
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
青木真也(日本)

<キック・バンタム級/3分3R>
ジョン・リネケル(ブラジル)
秋元皓貴(日本)

<ライト級(77.1キロ)/5分3R>
エイドリアン・リー(シンガポール)
小川健晴(日本)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ヨードレックペット・オー・アトチャリア(タイ)
吉成士門(日本)

<ムエタイ・キック級/3分3R>
ザカリア・ジャマリ(モロッコ)
陽勇(日本)

<キック・132ポンド契約/3分3R>
スリヤンレック・ポーイェンイェン(タイ)
龍聖(日本)

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45 GLORY KANA MMA MMAPLANET o ONE ONE168 ONE172 YouTube アクラム・ハミディ アドリアーノ・モライシュ エイドリアン・リー エドゥアルド・フォラヤン キック ゴントーラニー・ソー・ソンマイ サムエー・ガイヤーンハーダオ ジョナサン・ディベラ ジョナサン・ハガティー ジョン・リネケル スーパーレック・キアトモー9 タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム ダニエル・ウィリアムス ナビル・アナン ニコ・カリロ ボクシング マラット・グレゴリアン ラック・エラワン ルンピニー 吉成名高 吉成士門 武尊 海人 秋元皓貴 若松佑弥 野杁正明 陽勇 青木真也 龍聖

【ONE172】日本VS世界だけじゃない!世界VS世界=スーパーレック×アナン、ディベラ×サムエーにも注目

【写真】スーパーレックとナビル・アナンのONEムエタイ世界バンタム級王座統一戦。改めてこのビッグマッチを日本で見られることは貴重だ(C)TAKUMI NAKAMURA

23日(日)に埼玉県さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催される「ONE 172: TAKERU VS RODTANG」。日本のトップ選手が世界の強豪に挑むカードが並ぶ今大会だが、外国人対決でも注目のカードが組まれている。
text by Takumi Nakamura

MMAPLANETではスーパーレック・キアトモ―9×ナビル・アナンのONEムエタイ世界バンタム級王座統一戦、ジョナサン・ディベラ×サムエー・ガイヤーンハーダオのONEキック世界ストロー級暫定王座決定戦にも注目したい。


昨年1月のONE日本大会で武尊とのフルラウンドに及ぶ激闘を制し、日本でも一躍名を馳せたスーパーレック。武尊戦は自身が保持するONEキックボクシング世界フライ級王座の防衛戦だったため、日本のファンにとってはスーパーレック=キック王者のイメージが強いかもしれないが、武尊戦以前の13戦の内訳はムエタイが9戦、キックが4戦とムエタイでの試合の方が多い。

武尊戦後の最初の試合=昨年6月のゴントーラニー・ソー・ソンマイ戦もムエタイルールで行われ、同年9月のONEデンバー大会(ONE168)ではジョナサン・ハガティーの持つONEムエタイ世界バンタム級王座に挑戦。右のヒジ打ち一発でハガティーをKOし、ムエタイでは一階級上のタイトルを獲得している。

スーパーレック自身が「ムエタイルールでは自分の本来のスタイルを見せることが出来る」と語っているように、ヒジと首相撲が解禁されたムエタイルールこそスーパーレックの真の実力が発揮できると言っても過言ではない。

アナンは身長195㎝。24㎝の身長差をスーパーレックは攻略できるか。(C)TAKUMI NAKAMURA

しかし対戦相手のアナンも一筋縄ではいかない相手だ。タイ・パタヤ出身、フランス系アルジェリア人の父とタイ人の母の間に生まれたアナンは、WBCムエタイの世界王座獲得後の2023年6月からONEに参戦。ONEではフライ級~バンタム級と60kg台で試合をしているアナンだが、身長195㎝、リーチ200㎝という規格外のリーチと体格を誇る。

ONEではロングリーチを生かしたパンチとヒザ蹴りを駆使するファイトスタイルで勝ち星を積み上げ、今年1月のニコ・カリロ戦ではカリロを3ノックダウンで下し、ONEムエタイ世界バンタム級暫定王座に就いた。

スーパーレックとアナンはアナンのONEデビュー戦=2023年6月に対戦している。この時は24㎝の身長差がありながら、スーパーレックがアナンのジャブをブロックして右ローを返して前進。右ローをフェイントにした右のボディストレートを効かせると、一気にアナンをロープまで後退させて右ボディストレートから顔面への右フックでアナンをなぎ倒した。

初対戦ではスーパーレックのローとボディで下から崩す作戦がずばり当たった形だが、その後のアナンの戦いぶりを見るとジャブの精度と威力が増し、そこからのヒザ蹴りへの移行も非常にスムーズになっている。アナンが暫定王座を獲得したカリロ戦ではカリロの右ローを足を引いてかわす・ワンツーを合わせるといった対処を見せつつ、鋭いワンツーでダウンを奪うと、パンチとヒザ蹴りの連打から右ハイキック、パンチの連打でダウンを追加してKO勝利している。

前回の対戦のようにスーパーレックが序盤からローを効かせることは容易ではなく、アナンもスーパーレックの圧力に下がることはないだろう。そうなった場合にスーパーレックがどう対処するのか。試合を重ねるごとにロングリーチを活かす戦い方が確立されてきたアナンはスーパーレックにとって難敵であることは間違いない。

キック世界ストロー級暫定王座決定戦=ディバラとサムエーはONEが誇るテクニシャン対決だ(C)TAKUMI NAKAMURA

ジョナサン・ディベラ×サムエー・ガイヤーンハーダオは高度な技術戦が期待できる顔合わせだ。ディべラはGLORYがアメリカで大会を開催していた時期(2016年~2018年)にGLORYを中心にキャリアを積み、2022年10月からONEに参戦。ONE初戦でジャン・ペイメンとのONEキックボクシング世界ストロー級王座決定戦に勝利してベルトを巻き、ダニエル・ウィリアムスを下して初防衛にも成功した。

昨年6月にプラジャンチャイ・PKセンチャイムエタイジムに敗れて王座陥落となったが、12月にはルイ・ボテーリョを下して再起を果たしている。サウスポーから繰り出す左ストレートと左ロー・ミドルを軸に攻撃を組み立てるファイトスタイルは、ヒジ・首相撲なしのキックルールにおいて非常に完成度が高いものだ。

対するサムエーはルンピニースタジアムの2階級制覇など輝かしい実績を残して、2018年からONEに参戦。ONEでもストロー級でムエタイ&キックボクシング王座、フライ級でムエタイ王座のベルトを巻いたレジェンド的な存在だ。昨年10月に40歳となったが、現在はアクラム・ハミディとジャン・ペイメンを下して2連勝中。ONEで敗れた相手もプラジャンチャイとハガティーというチャンピオンクラスだけで、そのテクニックは衰えることを知らない。

キックルールに特化したディベラとキック・ムエタイの両ルールで戦えるサムエー。同じ構図となったディベラとプラジャンチャイの一戦は、序盤はディベラがスピードと手数でペースを掴んだものの、3R以降はプラジャンチャイが右ミドルとヒザ蹴りでディベラのパンチとステップを封じて判定勝利している。

サムエーも前半のラウンドでディベラの動きを見て、後半はそこを突くような試合をしてくるだろう。ディベラとしてはプラジャンチャイ戦の反省も踏まえ、前半のラウンドでポイントを取るだけでなく、いかにダメージを与えられるか。後半に巻き返しを許さない試合展開を作れるかが鍵になる。

今大会は日本VS世界がメインコンセプトとなっているが、世界VS世界のビッグマッチを日本で見られる貴重な機会でもある。ぜひ日本のファンには世界最高峰の戦いとしてスーパーレック×アナン、ディベラ×サムエーの王座戦も楽しんでいただきたい。

■放送予定
3月23日(日)
午後2時30分~U-NEXT

■ONE172対戦カード

<キック・フライ級/3分5R>
ロッタン・ジットムアンノン(タイ)
武尊(日本)

<ONEキックボクシング世界フェザー級暫定王座決定戦/3分5R>
タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)
野杁正明(日本)

<ONEムエタイ世界バンタム級王座統一戦/3分5R>
[正規王者]スーパーレック・キアトモー9(タイ)
[暫定王者]ナビル・アナン(アルジェリア)

<ONE世界フライ級(※61.2キロ)王座決定戦/5分5R>
アドリアーノ・モライシュ(ブラジル)
若松佑弥(日本)

<ONEキックボクシング世界女子アトム級選手権試合/3分5R>
[王者]ペッディージャー・ルッカオポーロントン(タイ)
[挑戦者]KANA(日本)

<ONEキックボクシング世界ストロー級暫定王座決定戦/3分5R>
ジョナサン・ディベラ(カナダ)
サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)

<キック・フェザー級/3分3R>
マラット・グレゴリアン(アルメニア)
海人(日本)

<ムエタイ・アトム級/3分3R>
ラック・エラワン(タイ)
吉成名高(日本)

<ライト級(77.1キロ)/5分3R>
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
青木真也(日本)

<キック・バンタム級/3分3R>
ジョン・リネケル(ブラジル)
秋元皓貴(日本)

<ライト級(77.1キロ)/5分3R>
エイドリアン・リー(シンガポール)
小川健晴(日本)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ヨードレックペット・オー・アトチャリア(タイ)
吉成士門(日本)

<ムエタイ・キック級/3分3R>
ザカリア・ジャマリ(モロッコ)
陽勇(日本)

<キック・132ポンド契約/3分3R>
スリヤンレック・ポーイェンイェン(タイ)
龍聖(日本)

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45 K-1 KANA MMA MMAPLANET o ONE ONE172 YouTube アドリアーノ・モライシュ エイドリアン・リー エドゥアルド・フォラヤン キック サムエー・ガイヤーンハーダオ ジョナサン・ディベラ ジョン・リネケル スーパーレック・キアトモー9 タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム ナビル・アナン ボクシング マラット・グレゴリアン ラック・エラワン 吉成名高 吉成士門 安保瑠輝也 武尊 海人 渡辺雅和 秋元皓貴 若松佑弥 野杁正明 陽勇 青木真也 龍聖

【ONE172】武尊・野杁と共に戦う、渡辺雅和トレーナー「ONEで試合をする=別競技へのチャレンジ」

【写真】ONEは戦う舞台であり、ONEという競技でもある。渡辺トレーナーにとっても新たな挑戦だ(C)TAKUMI NAKAMURA

23日(日)に埼玉県さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催される「ONE 172: TAKERU VS RODTANG」。今大会でロッタン・ジットムアンノンと対戦する武尊、タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジムと対戦する野杁正明。2人をteam VASILEUSで指導するのが渡辺雅和トレーナーだ。
text by Takumi Nakamura

昨年から武尊と野杁がK-1からONEに主戦場を移し、K-1時代から苦楽を共にしてきた渡辺トレーナーも指導者としてONEで戦うようになった。ダメージ優先・KOを狙う姿勢が評価され、ラウンドごとに10-10のイーブンがつくK-1。手数やコントロールも評価され、ラウンドマストで10-9をつけるONE。ヒジ・ヒザなしのキックルールであっても、ONEとK-1の戦いは全く異なる。渡辺トレーナーの目に映るONEでの戦いについて訊いた。


――武尊・野杁選手のONE参戦により、渡辺さんも指導方法や内容をONE仕様に変えていると思います。どんな部分が一番変わりましたか。

「ONEは各ラウンドでドローがつかない、どちらかにポイントをつけるラウンドマストじゃないですか。K-1とは試合の見方がガラリと変わりましたね。例えば(野杁)正明が安保瑠輝也選手とやった試合(2021年9月)。あれがもしONEの判定基準だったら1・2Rは安保選手についてると思うんですよ。安保選手の方が手数が多かったので。結果は3Rに正明が倒して勝ちましたが、あのままダウンを取られずに判定まで粘られていたら、ONEの判定基準だと勝敗が変わっていたかもしれないですよね」

――ダウンがなかったら29-28で逃げ切られていた可能性もあった、と。

「武尊とスーパーレック(・キアトモー9)の試合もスコアを見直すと武尊が取ったのはボディを効かせた3Rだけで、それ以外はすべてスーパーレックが取っているんです。あれだけ攻めたラウンドでもダウンを取らなかったら1ポイント、どちらついてもおかしくないよう僅差でも1ポイント、ジャッジの上での評価は同じなわけですよ。そうなると全く見方が変わりますよね」

――試合の組み立て方や戦術も変わってきまよね。

「僕も自分でポイントをつけながらONEの試合を見るようにしていて、ONEはムエタイの流れがあるからか、バランスを崩す・転ばされることがマイナス評価なんですよ。だからほとんど差がない展開のなかで1回崩される・転ばされる、そこがポイントの分かれ目になることもあります。あとは多少相手の攻撃を受けてもダメージで上回ればいいという考えもなくして、攻防を足し算・引き算で見るようになりましたね。最終的にそこの足し引きで上回った方に10-9がつくという見方をしています」

――まさにONEで勝つための戦い方をしなければいけないわけですね。

「ONEはポイント制のスポーツという側面を忘れてはいけないです。僕自身もミットの持ち方がガラリと変わったし、それこそONEで試合をする=別競技にチャレンジするくらいのつもりで取り組んでいます。もちろん武尊も正明も最後は倒して勝つ、ダメージを与えてポイントを取るという意識は変わらないです。ただそこに至るまでの過程や戦い方は変えなきゃいけない。それこそ5Rの試合はダウンを1回取っても、ひっくり返せないことも全然ありえるわけで、ちゃんとラウンドを取る意識は持たせています」

――渡辺さんも武尊・野杁選手を指導したり、ONEの試合を見ていく中で、ONEでの勝ち方は分かってきましたか。

「段々と分かってきましたね。ONEはバチバチに打ち合って派手に倒しているイメージがあるかもしれませんが、戦績が安定している選手はちゃんとポイントも頭に入れて戦いながら、倒しに行っていますよね」

――技のラリーがあってポイントゲームで負けない。その上で倒し合うという意味では、まさにONEのキック・ムエタイはムエタイの進化版であり、新しい時代のムエタイだなと感じました。

「そうだと思いますね。蹴りのポイントが高かったり、自分の攻撃で終わることが大事だったり、崩しやコカシも評価されたりするところもムエタイ的な要素があると思います」

――渡辺さんから見て、今回の武尊・野杁選手の仕上がりはいかがですか。

「めちゃくちゃ調子いいですよ。武尊も正明もこうやっていこうという戦略もあるし、それぞれ対策してきた技もあります。先ほど話した判定基準だけじゃなく、ハイドレーションやイベントの雰囲気など、2人ともONEに慣れてきたところもあるし、僕らの方に流れは向いているのかなと思います。当日を楽しみにしていてください」

■放送予定
3月23日(日)
午後2時30分~U-NEXT

■ONE172対戦カード

<キック・フライ級/3分5R>
ロッタン・ジットムアンノン(タイ)
武尊(日本)

<ONEキックボクシング世界フェザー級暫定王座決定戦/3分5R>
タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)
野杁正明(日本)

<ONEムエタイ世界バンタム級王座統一戦/3分5R>
[正規王者]スーパーレック・キアトモー9(タイ)
[暫定王者]ナビル・アナン(アルジェリア)

<ONE世界フライ級(※61.2キロ)王座決定戦/5分5R>
アドリアーノ・モライシュ(ブラジル)
若松佑弥(日本)

<ONEキックボクシング世界女子アトム級選手権試合/3分5R>
[王者]ペッディージャー・ルッカオポーロントン(タイ)
[挑戦者]KANA(日本)

<ONEキックボクシング世界ストロー級暫定王座決定戦/3分5R>
ジョナサン・ディベラ(カナダ)
サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)

<キック・フェザー級/3分3R>
マラット・グレゴリアン(アルメニア)
海人(タイ)

<ムエタイ・アトム級/3分3R>
ラック・エラワン(タイ)
吉成名高(日本)

<ライト級(77.1キロ)/3分3R>
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
青木真也(日本)

<キック・バンタム級/3分3R>
ジョン・リネケル(ブラジル)
秋元皓貴(日本)

<ライト級(77.1キロ)/3分3R>
エイドリアン・リー(シンガポール)
小川健晴(日本)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ヨードレックペット・オー・アトチャリア(タイ)
吉成士門(日本)

<ムエタイ・キック級/3分3R>
ザカリア・ジャマリ(モロッコ)
陽勇(日本)

<キック・132ポンド契約/3分3R>
スリヤンレック・ポーイェンイェン(タイ)
龍聖(日本)

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【ONE172】タイトル戦に臨む野杁・若松・KANAが公開練習「ONEと日本人を代表して勝つ」(若松)

【写真】現在ONEのベルトを巻く日本人はゼロ。今年の日本大会で新たな日本人王者は生まれるか(C)TAKUMI NAKAMURA

11日(火)東京都世田谷区用賀のVASILEUS GYMにて3月23日(日)に埼玉県さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催される「ONE 172: TAKERU VS RODTANG」に出場する野杁正明、若松佑弥、KANAの3選手が合同公開練習を行った。
Text by Takumi Nakamura

今大会では4つの世界タイトル戦が組まれており、そのうち3試合に日本人選手が出場。この日の公開練習にはキック・フェザー級暫定王座決定戦でタワンチャイ・PKセンチャイムエタイジムと対戦する野杁、フライ級(61.2kg)王座決定戦でアドリアーノ・モライシュ、キック・女子アトム級王者ペッディージャー・ルクジャオポーロントンに挑むKANAが参加した。


トップバッターを務めたKANAはK-1時代から二人三脚で世界のトップを目指してきた大宮司進トレーナーとミット打ちを披露。パンチ主体のミット打ちで得意のパンチとヒザ蹴りを繰り出していった。

続いては唯一のMMAルールでのタイトル戦に挑む若松が石井逸人とMMA形式のマススパーリングを行い、石井のギロチンを外してからのダースチョーク、バックコントールからのパウンドとRNC、飛びヒザ蹴り、飛びつき腕十字を極めた。

そして最後は野杁が渡辺雅和トレーナーの持つキックミットに鋭い左右のミドルとボディ打ちを見せた。公開練習後にそれぞれ3人が囲み取材に応じ、試合に向けた現在の心境を語った。3選手のコメントとMMAPLANETとの質疑応答を掲載したい。

若松佑弥
「大会まで2週間を切って、今の気持ちはとりあえず今に集中して、3月23日に全力を出せれたらなという気持ちと、絶対チャンピオンになるという気持ちが常にあるんで、試合を楽しみにしてもらえたらと思います」

KANA
「試合まで2週間を切って、今ちょうど疲労がピークのところなんですけど、今のタイトルマッチに向けた準備期間がめちゃくちゃ楽しいので、試合当日までしっかり仕上げて、最強のチャンピオンに挑んで勝ち抜きたいと思っています」

野杁正明
「連戦が続いてるというのもあって、正直疲れてるって感じです(苦笑)。でも今回は絶対勝てないと言われているような相手で、そういったところでも純粋にこの準備期間を楽しく過ごせていますし、僕自身、今のところワクワクしかないです。今は疲れていますが、この準備期間で作ったものを試合当日に出せることが自分自身がすごい楽しみです」

――日本大会でタイトルに挑戦する心境を訊かせてもらえますか。

野杁「僕がONEに来た理由がONEのベルトを獲るということだったので、今回は暫定王座ですけどベルトには変わりないので、必ず獲るという気持ちでいます。また僕の中でもう1つの目標というか夢があって、それが武尊くんと一緒にベルトを獲ることです。今回武尊くんはロッタン(・ジットムアンノン)選手とスーパーファイトで戦うことになったので、しっかり勝ってもらって。僕も暫定王者になれば次は統一戦だと思うので、武尊くんはチャンオピオンのスーパーレック(・キアトモー9)にリベンジして、僕はスーパーボン(シンハ・マウィン)に統一戦で勝って、一緒にONEのベルトを巻きたいと思います」

KANA「自分もONEに来た以上はベルトが目標だったので、このチャンス1回でしっかりベルトを掴み取りたいと思っていますし、本当にONEのベルトを獲りたいという想いが強いです」

若松「僕は3年ぶりのリベンジということで、ここで勝てばMMAで初めてベルトを巻くことになります。キック界のスーパースターの方たちと一緒に、みんな日本人選手は同じ気持ちだと思うんで、みんなで一緒に(タイトルマッチに)飛び込むような感じで、かつ、3年前の弱い自分を打ち破るという強い気持ちと、もう本当に死んでもいいという覚悟で生きてきたので、試合まで楽しみながら当日を迎えようと思っています。最後はどうなっていようが、自分が立っているんだという強い気持ちがあります」

――若松選手に質問です。今大会はキック・ムエタイの試合が注目されています。そのなかでMMAのタイトルマッチを戦う選手として、ONEで長く戦い続けてきた自負やプライドはありますか。

若松「唯一僕だけMMAでタイトルマッチが組まれていて、そこに嬉しい気持ちもありますし、ONEと日本人を代表して自分が勝たないといけないなと思います。ONEからの期待もあると思うし、ここは何がなんでも獲りたいなと。、逆にこれれだけキックのすごい大会に(MMAファイターとして)出られることにもめちゃくちゃ感謝しています」

――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。

野杁「僕自身日本で試合をするのが久しぶりですし、やっと僕自身がワクワクするような選手と対戦できるので、当日さらに強い野杁正明をお見せすることを約束します。そしてしっかりいい形でメインの武尊くんに繋げたいと思います」

KANA「今回タイトルマッチは日本人選手が不利と言われている中なので、ここで日本人選手それぞれが力を見せて、みんなに勝って、最後の武尊くんにバトンタッチしすることが最高の形だと思うんで、全力を尽くして勝ちにいきたいと思います」

若松「自分も全力を出し切って、しっかりベルトを獲ります。KANAさんから勝利のバトンを受け取って、それを野杁選手に引き渡して武尊選手までつなげていきたいです。そして自分はこの試合が最後のつもりで戦うので楽しみにしていてください」

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【ONE171】カタールでリトゥ・フォーガットと対戦、三浦彩佳「今回はアヤカロックが出ないかも」

【写真】この時、バランスボールに乗っている三浦。コンディショニングに良いそうです(C)SHOJIRO KAMEIKE

20日(木・現地時間)にカタールはルサイルのルサイル・スポーツアリーナで開催されるONE171「Qatar」で、三浦彩佳がインドのリトゥ・フォーガットと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

2024年1月の平田樹戦から三浦はONEアトム級で戦ってきた。当初は同ストロー級の試合にこだわりを見せていたが、現在はアトム級で3連勝中。インタビューでも意識の変化が感じられる。ランキングも同級3位につけ、ベルト挑戦も射程圏内に入ってきた。そんな三浦に訊く、ONE女子アトム級とリトゥ戦――そしてアヤカロックについて。


――昨年から、ラズワン戦の中止はありながらも、以前と比べて定期的に試合が組まれるようになってきました。今回も昨年11月から3カ月後の試合となります。

「そうですね。ありがたい話ではあるのですが、『やっぱりストロー級ではないのかぁ』とは思っています」

――三浦選手はずっと「ONEストロー級で……」と希望していますが、今のONEを見ていると、どうしても女子については「アトム級のほうが面白い」と考えてしまいます。

「アハハハ、そうなんですよ(苦笑)。先月のモン・ボーと澤田(千優)さんの試合は本当に感動しました」

――三浦選手は2023年11月、モン・ボーをアヤカロックで下しました。そのモン・ボーは体も打撃も強いという自分の持ち味を生かせるようになってきたかと思います。

「完全にスタイルチェンジしましたね。構えが変わっていて――彼女は最近、本当にどん底にいたと思うんです。澤田さんとの試合では『この一戦に全てを賭ける!!』という気持ちが伝わってきました。しっかりと対策を講じていて」

――はい。

「ジムに行って『モン・ボーと澤田さんの試合、本当に感動した』と言ったら、『そのモン・ボーに自分は勝っていると言いたいんでしょ?』みたいな勘繰りをされました(苦笑)。アハハハ、本当に感動したんですから」

――同じ大会ではザンボアンガが暫定王者となりました。

三浦のターゲットとなったスタンプとザンボアンガ。王座統一戦はいつ?(C)ONE

「アトム級の選手は、いつか自分が対戦するだろうと想定しながら試合を視ています。ザンボアンガはすごく打撃が上手くなっていましたね。昔よりは上手くなっていたけど――私はいつでもザンボアンガと対戦したいです。今の自分だったら行ける、というのが正直な感想です」

――三浦選手は昨年11月にマカレナ・アラゴンをアヤカロック=スカーフホールド&アメリカーナで下しています。最初からアヤカロックを極めようと向かっていったのですか。

「いや、そんなことはないです。前回の試合は『右フックだけはもらわないように。そこだけ気をつけていればいいから』と言われていて。そうしたら最初に右フックを食らってしまいました。アハハハ。

アヤカロックについては、結果的にあの形になったという感じですね。普段からどの体勢からでも、何があってもアヤカロックを出せるようにドリルで反復しています。アラルゴン戦は下になった時点で『これは裏アヤカロックで行けるな』と思ったら、実際に一回掛かったんですよ。でも腕が伸びたのにタップしないから、『アレッ!?』と思って」

――さらに上から仕掛けた時も、一度凌がれました。

「相手も柔らかいなぁと思いつつ、3回目のアヤカロックで極まりました。最初の裏アヤカロックでもバキバキと音は聞こえていたので、痛かったと思いますよ。試合後に聞いたところによると、『脱臼して神経も切れたかも』ということでしたし」

――アヤカロックのフィニッシュについては、以前よりも自信と精度が高まっているようにも見えます。

「形に入ったら大丈夫なのと、防がれても何とか大丈夫という肌感覚はありますね。もし防いできたら削っていくし、掛からなかった時のパターンも想定して練習していますからね」

――ストロー級からアトム級に落としたことで、フィジカル的な面は影響していますか。ストロー級の時と比べたら掛けやすくなっている、とか。

以前は「こだわりすぎ」とも思われたアヤカロックだが、いまや首を抱えると期待してしまうほどのフィニッシュ技に(C)ONE

「影響はある――だろうとは思います。というのも、通常体重から軽くなったからこそ、私自身は考えることがあって。正月明けの練習で長南(亮TRIBE代表)さんを押さえ込んでいたら、長南さんからも『あれ? 前と違うな』と言われました。階級を落としたことで、自然と体の使い方が変わってきたんだろうと思います」

――なるほど。そして迎える2025年の初戦ですが、2月大会のオファーが来た時に「3月の日本大会じゃないのか」とは思わなかったですか。

「あぁ、それは――実は最初、1月大会でオファーが来ていたんですよ」

――1月大会とはザンボアンガの暫定王座決定戦、モン・ボー×澤田戦と同じ日に?

「いえ、野杁正明選手が出た大会(ONE170)のほうですね。私はOKしたんですけど、リトゥのほうが断ったらしくて。まぁ復帰戦で私と対戦したくはないだろうな、とは思いますけど。体重が落ちないのかな、とも思ったり」

――しかし改めて2月大会で組まれたわけですね。

「私としては、ありがたいです。今はステップアップのために、いろいろ課題を持って練習に取り組むことができています。一方で相手は1月の試合を断って、1カ月後に勝てると考えられるほど変わっているとは思えないし。ただ、その試合が日本大会じゃないんだぁ、とは感じましたよ。それは正直に。でも日本大会の内容が発表されたら、キックボクシング中心のマッチメイクだったので仕方ないです」

――リトゥはレスリングが強みの選手です。とはいえ2年5カ月振りのMMAで、どこまで調子を戻しているか。

「私は『戻しているだろう』と思って戦います。あとカタールのドーハって、インドの方がたくさん住んでいるそうなので、私にとってはアウェイと考えて試合に臨みます」

――2年5カ月前の印象になりますが、リトゥの場合、レスリングは強い。しかし寝技の精度はそれほど高くない。そのようなタイプは極めやすいですか。

「たとえばスタンプとの試合とかですよね。スタンプに下から極められていて。私自身、最近ONEでグラップラーとMMAを戦ったのは平田樹ちゃんぐらいなので、何とも言えないところはあります。どうなんでしょうね? ピュアなレスラーだったら極めやすいかもしれないけど――ただ押さえ込んでくるだけなら、スタンプみたいに下から極めやすいですし。……おっと、これ以上は対策になるから秘密です(笑)」

――アハハハ。

「今回はアヤカロックが出ないかもしれないぐらい、いろんなことを練習してきました。できることも増えています。次の試合はアヤカロックで終わるのか、それとも打ち込みでやってきたことが出るのか。どうなるかはお楽しみに、ですね」

――そうは言っても最後は、いつもどおりアヤカロックで勝ち、叫んで泣いているのでしょう。

「アハハハ! 言いたいことは、たくさんあります」

――毎試合、言いたいことがあるのですか。

「ありますよ。今回は試合後のマイクが欲しいです。澤田さんにタイトル挑戦のオファーが来ていたことも含めて――勝って、5万ドルのボーナスをもらい、言いたいことを言って日本に帰ります(笑)」

――それこそが三浦彩佳ワールドですね。

「まずはしっかり勝ち切ります。アヤカロックに限らず極め切る。リトゥ選手は根性がある選手なので、3Rもみくちゃになることも想定して練習しています。

日本大会がありますけど、その前に私の試合も視ていただけると嬉しいです。木曜日の深夜、皆さん夜更かししてください!」

■ONE171 視聴方法
2月20日(木)
午後23時00分~U-NEXT

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【ONE】3.23日本大会 当日は同時多発的MMA興行戦争勃発!

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3月23日にさいたまスーパーアリーナで開催されるONE 172: TAKERU vs. RODTANG。大会名になっているロッタン・ジットムアンノン(タイ)×武尊(日本/team VASILEUS)、アドリアーノ・モラエス(ブラジル)×若松佑弥(日本/TRIBE TOKYO MMA)のフライ級王者決定戦を柱に青木真也(日本)×エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)、スーパーレック・ギャットムー9(タイ)×ナビル・アナン(アルジェリア/タイ)のバンタム級ムエタイ世界王座統一戦など好カードが揃いました。その他に野杁正明、秋元皓貴、海人、吉成名高、龍聖など日本人選手が大挙出場して日本ファンにとってはたまらない大会と言っていいでしょう。

当然ながら即チケットを購入するところですが判断を鈍らせる理由が同日の格闘技興行ラッシュ。浜松町のニューピアホールではDEEPとDEEP JEWELSの昼夜大会。新宿FACEではプロフェッショナル修斗公式戦。海の向こうではUFC。さすがにここまで重なると、事前に調整出来してほしかった。。。日程をバラけさせてくれたら全部会場で観戦するのに。。。というのが正直な感想です。

ではこの日をどう過ごすか。可能な限り1大会でも多く生で観戦したい私としては、この日は全てネット観戦かなと。午前中はUFCを見て昼くらいからDEEP、並行してONEを見て、終わり次第DEEP JEWELSに移動。そんなスケジュールを目論んでいます。朝から晩まで格闘技観戦。マニアには最高の1日ですが、せめて1日だけでもずらしてくれたら、もう少し落ち着いて、そして集中して観戦出来るのに。。。以上、1人の格闘技ファンのぼやきでした。
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【23-0 無敗】ナバティ🇷🇺KO集! 次戦 ONEバンタム級王座戦か Nabati

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【ONE172】まさに立ち技の祭典!タワンチャイ×野杁、秋元×リネケル、グレゴリアン×海人、吉成も参戦

【写真】吉成と海人のサプライズ参戦も含め、1年ぶりのONE日本大会は立ち技の豪華カードがずらりと並んだ(C)TAKUMI NAKAMURA

31日(金)、都内にて、3月23日(日)に埼玉県さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催される「ONE 172: TAKERU VS RODTANG」の追加対戦カード発表記者会見が行われた。

会見に出席したチャトリ・シットヨートンCEOが冒頭で挨拶。「『ONE172』のテーマは、ベスト・オブ・ザ・ベスト、日本の中の最強対世界というテーマがあります。まさに大谷翔平の物語を格闘技で見られる、日本のスーパースターが国際的スターに成り上がるストーリーが見られると思います」と、興奮気味に語った。


そして、本日発表された追加対戦カードは全部で7試合。まずはフェザー級キックボクシング暫定世界王者決定戦のタワンチャイ・PKセンチャイムエタイジムvs野杁正明だ。タワンチャイは現ONEフェザー級ムエタイ世界王者で、1.24ONE170でスーパーボン・シンハ・マウイをKOして同王座を防衛。ムエタイ&キックの二冠を目指して、今回はキックボクシングの暫定王座戦に登場する。

対する野杁は昨年6月にONEデビューを飾ったが2連敗。しかし、タワンチャイが王座防衛を果たしたONE170でシャーキル・タクレティをKOし、復活の狼煙を上げたばかり。日本大会でタワンチャイと暫定王座戦のチャンスが巡ってきた形だ。

またストロー級キックボクシング暫定世界王者決定戦として、ジョナサン・ディベラとサムエー・ガイヤーンハーダオも発表された。ディベラとサムエーはどちらも過去に同王座に就いたことがあり、元王者同士による暫定王座決定戦となった。

さらにバンタム級キックボクシングの秋元皓貴vsジョン・リネケルも決定。秋元は元ONEバンタム級キック世界王者だが、現在は連敗中。日本大会では復活をかけて、元UFCファイターでMMA&ムエタイの二刀流ハードパンチャーのリネカーと対戦する。

さらにフェザー級キックボクシングのマラット・グレゴリアンvs海人も決まった。海人はシュートボクシングのエースで、今回がONE初参戦となる。相手は元K-1&GLORY王者で、ONEのフェザー級のトップ戦線で活躍するグレゴリアン。ファン待望のビッグマッチの決定だ。

またアトム級ムエタイではラック・エラワンvs吉成名高も決定。ラジャダムナンスタジアムで3階級制覇を達成した“日本ムエタイ界の至宝”吉成がONEに電撃参戦。しかも、元ルンピニー王者でもあるラックと、ONEのムエタイルール=オープンフィンガーグローブムエタイでの刺激的な対戦が実現だ。さらにキャッチウェイトキックボクシングのスリヤンレックvs龍聖も発表された。KNOCK OUTで戦う龍聖もONEは初参戦だ。

会見には、本日発表された追加カードに名を連ねる吉成、秋元、龍聖、海人、グレゴリアン、野杁、タワンチャイ、さらに既報カードから、エドゥアルド・フォラヤンとMMAルールで対戦する青木真也、バンタム級ムエタイ世界王座統一戦を戦うナビル・アナンとスーパーレック・キアトモー9、そしてメインイベントでスーパーファイトを行なうロッタン・ジットムアンノンと武尊も登場。それぞれ試合に向けての意気込みを語った。

吉成名高
「今回、ONEの日本大会よいう素晴らしい大会に参加することができ、本当に嬉しく思っております。錚々たるメンバーの中で自分は試合をさせてもらうんですけど、ムエタイという競技において、自分は絶対的な自信を持っています。対戦相手のラック選手、凄く強い選手ですけど、自分のスタイル、美しいムエタイを貫いて世界を驚かせたいと思います」

秋元皓貴
「今大会に出場できることを凄く嬉しく思ってます。ここ3戦、いい結果を出せてないんですけど、毎日厳しい練習して、確実に自分がまだ成長しているなと感じているんで、今までの悔しい時間を全部取り戻せるような、最高の結果を出したいと思っています」

龍聖
「世界中のONE Championshipのファンの皆さん、はじめまして。日本のキックボクサー、KNOCK OUTの龍聖です。ONEに出させてもらえることを凄く嬉しく思います。3月23日、埼玉でスリヤンレック選手と最高にエキサイティングな試合を約束します。楽しみにしていてください」

青木真也
「はい、気がついたら1年以上試合をしてなくて、『あっ、ファイターなんだ』って思い出しました。それは冗談として、(チャトリCEO)にラストマッチって言われちゃったんですけど、全然僕の中ではラストマッチじゃないし、これからも試合をしていくつもりです。ラストではなくスタートだと思っていますから、今回、エドゥアルド・フォラヤンと出汁のある試合をしたいなと思っておりますので、お付き合いしていただけたら幸いです」

エドゥアルド・フォラヤン(※映像によるコメント発表)
「レジェンドのシンヤと対戦するのはこれが最後なので幸せな気分です。シンヤと最後に戦えることは嬉しいし、恵まれています。もちろん僕たちはプロですからね、ケージの中ではベストを尽くしたいです。ですが、試合以外では私たちは友人です。試合中はベストを尽くす必要があります。やあ、シンヤ、私たちが戦ってから何年も経ったね。だから最後にあなたに会いたい。リングの中でまた一緒に戦えるを機会を得て、ただただ嬉しく思っているよ。ベストを尽くそう」

海人
「シュートボクサーの海人です。ONE日本大会には初参戦させていただくことになりました。対戦相手もグレゴリアン選手と、僕が世界最強を求めている中で必ず倒さないといけない選手だなと思っていた選手と対戦が決まって、今は本当にワクワクしています。皆さんにもワクワク期待していてほしいなと思います。日本の格闘家が一番強いことを必ず証明します」

マラット・グレゴリアン
「日本に戻れてこれて本当に嬉しいし、日本には自分のファンもいるので、それも嬉しい。対戦相手は日本最強の一人だということで非常に楽しみにしている。キックボクシングのメッカの日本でまた試合ができることが楽しみだ」

野杁正明
「ONEの日本大会という最高の舞台で、過去最強の相手、タワンチャイ選手と対戦が決まって、本当に嬉しく思います。日本大会ということもあって、ここにいる日本人選手全員で勝たないといけないと思いますし、僕は武尊くんと二人で勝たないといけないと思っているんで、武尊くんの前に僕がいい形で勝って、いい流れを作って、武尊くんにバトンを渡して、二人揃って勝ちたいと思うんで、是非期待していてください」

タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム
「皆さん、こんにちは。日本で試合ができることを大変嬉しく思います。そしてキックボクシングで大変強い野杁選手と対戦できることも、大変光栄です。多くの人に観てもらいたいと思っています」

ナビル・アナン
「皆さん、こんにちは。今回、このような試合の機会をいただけて、大変嬉しく思っています。そしてまたこのようなリマッチができることも、大変光栄です。これまで自分を高めるために戦ってきました。そして今回は昔の自分ではないこと、自分の成長を証明できると思っています」

スーパーレック・キアトモー9
「日本でまた試合ができることを大変嬉しく思います。前回の試合では僕はキックボクシングをお見せしましたが、今回はムエタイということで、僕が好きで、そして得意なスタイルとなります。日本の皆さんに本来のムエタイの美しさ、そしてムエタイのアートを見せたいと思っています。とても楽しみです」

ロッタン・ジットムアンノン
「この会見、武尊選手との試合に関する会見は2回目となります。早くすぐにでも試合がしたいです」

武尊
「本当にこれだけのメンバーが集まる大会っていうのが、本当に開催できることを嬉しく思うし、数年前に『THE MATCH 2022』という大会を日本でやって、日本のいろんな団体の対抗戦をやって盛り上がったんですけど、その後に僕はずっと『次は日本vs世界のTHE MATCHをやりたい』と言っていて。いつか絶対に実現したいと思っていたことが、ONEの日本大会で実現することができて、本当に凄く感慨深いし、嬉しく思うし、その大会のメインイベントで試合ができるということで、本当に嬉しくて、本当に感謝しています。ロッタン選手も言っていましたけど、僕も今すぐにでも戦いたい気持ちなんですけど、残り2カ月弱、お互い最高のコンディショで、この豪華な大会のメインに相応しい最高の殴り合いをして、最高の勝ち方で、世界最高の日本大会を締めくくりたいと思います」

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