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【NEXUS38】タイトルをかけたリマッチは王者・荻窪が挑戦者・北野にスプリット判定でリベンジ&王座防衛

<NEXUSフライ級選手権試合/5分3R>
荻窪祐輔(日本)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29.
北野一声(日本)

昨年11月にワンマッチで対戦している両者。この時は北野が判定勝利を収めている。いきなり荻窪が組みついて北野をケージまで押し込む。ケージを背にする北野は左腕を差してヒザ蹴り。荻窪もヒザ蹴りを返すが、両者の動きが止まってブレイクとなる。スタンドでの再開後、サウスポーの北野は重心を低く構えてインローを蹴る。

荻窪は北野のインローの蹴り終わりに組みつくが、北野が荻窪をケージに押し込んでヒザ蹴り・ヒジを入れる。荻窪も離れ際にヒジを入れ、関節蹴りで距離を取る。北野は左ミドルとインロー、荻窪は右ストレートから左フックを返す。さらに荻窪は組みのフェイントから右ストレートで前に出る。

北野はバックステップで距離を取ってインローを当て、左ストレートにつなげる。荻窪はニータップで北野の右足に組みつくが、北野はケージに体を預けながらパンチを落とす。荻窪がそのままシングルレッグでテイクダウンするが、北野は尻餅をついたままケージに移動してテイクダウンを許さない。荻窪は北野をケージに押し込んで左のパンチを入れた。

2R、荻窪がすぐに距離を詰めて右ストレートから組む。離れた北野がインロー、荻窪の組みを切ると左ストレートから連打をまとめる。荻窪は北野の右足にシングルレッグに入って、ケージを背負う北野をテイクダウンする。北野が尻餅の状態でケージに背中に預けると、荻窪は北野の両足を足で挟んで北野を完全に寝かせる。荻窪は北野を立たせないようにして細かくパンチを入れて、サイドポジションで抑え込む。ラウンド終盤、立ち上がろうとする北野のバックに回るが、北野は体を起こして後方の荻窪にヒジを入れる。

3R、北野がインロー、荻窪も右ストレートを返す。荻窪はこの右を振って、ニータップで北野をケージに押し込んでテイクダウンへ。北野は右手で荻窪の頭を落とし、尻餅をついてケージに背中を預ける。荻窪が頭を上げて正対すると、北野は細かくパンチを入れて完全には寝かされないようにする。荻窪はボディロックから寝かせようとするが、両者の動きが止まってレフェリーがブレイクを命じる。ここで左目の上をカットした北野にドクターチェックが入る。再開後、北野がインロー、荻窪の組みを切って左ストレートからパンチをまとめる。

荻窪が右腕を差して北野をケージに押し込み、北野はボディにパンチを入れる。荻窪はスタンドでバックに回ってグラウンドへ。北野が正対しようとすると、荻窪が肩固めクラッチで北野を寝かせてパンチを入れる。最後は北野が立ち上がり、荻窪が後ろについた状態で試合終了となった。判定は2-1で荻窪が勝利。北野へのリベンジを果たすと共に王座防衛に成功した。

試合後、荻窪は「試合後のマイクは事前に備えておくものなんですけど、今回はこの試合にかけて、この試合のことだけを考えて練習してきました。一番はジムの代表の小池さんに感謝を言いたいと思います。そして対戦してくれた北野選手にもありがとうございました」と語った。


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45 AB ABEMA MMA MMAPLANET NEXUS NEXUS38 o UFC YouTube キック スチュアート・ニコル ボクシング 修斗 北野一声 海外 田上こゆる 荻窪祐輔

【NEXUS38】今度はタイトル戦=荻窪祐輔戦。北野一声「負けなしの時よりも試合に対する緊張感が変わった」

【写真】ABEMA海外修行プロジェクト仲間の田上こゆるが、修斗ストロー級の頂点に立った。一声はどうなる? (C)TAKUMI NAKAMURA

3月2日(日)東京都新宿区のGENスポーツパレスで開催されるFighting NEXUS 38にて北野一声がフライ級王者・荻窪祐輔の持つタイトルに挑戦する。
Text by Takumi Nakamura

北野と荻窪は昨年11月の後楽園大会で対戦。タイトルがかかっていないワンマッチとして行われた一戦は判定で北野に軍配が上がり、ダイレクトリマッチでの選手権試合が決まった。

昨年3月には豪州のBeatdown Promotionで現UFCファイターのスチュアート・ニコルとも拳を交えた北野。この試合ではニコルに初回KO負けを喫しているが、この敗戦で北野が得たものは大きかった。ストロー級からフライ級への転向を決意し、最初のビッグチャンス=NEXUSの王座戦に挑む心境を訊いた。


――昨年11月の後楽園大会で王者の荻窪選手にノンタイトル戦で判定勝利。今回はタイトルをかけてのリマッチが決まりました。今回のオファーを受けた時の心境を聞かせてもらえますか。

「前回の試合後のマイクで(タイトル挑戦を)アピールさせてもらったんですけど、そんなすぐにやれるとは思っていなかったので、運営の方々と荻窪選手には感謝しかないです」

――勝って挑戦をアピールするというのは事前に考えていたのですか。

「やっぱりチャンピオンに1度でも勝てば挑戦する権利はあるし、それを口に出してもいいのかなと思いました。とはいえ僕もまだ無名ですし、ああいう形(ノンタイトル戦)でチャンピオンとやらせてもらった立場なので、強くは言えないなとも思いつつ控えめにアピールしました」

――なるほど。では前回の荻窪戦について、なんでノンタイトルなんだよという気持ちはなかったですか。

「そうですね。もちろんチャンピオンとやる=タイトルマッチというイメージはありましたけど、そこ関係なしにチャンピオンやらせてもらえるならやりたいという気持ちが強かったです」

――ベルトがかかっている・かかっていないよりも、チャンピオンと戦えるということにモチベーションを感じていたわけですね。

「はい。そっちのモチベーションの方が強かったです。僕も去年3月に豪州で試合(Beatdown Promotionでスチュアート・ニコルにKO負け)をして以来、久々の試合でしたし、その状況でチャンピオンと試合をやらせてもらえることへの感謝が大きかったです」

――前回の荻窪戦は試合の印象を押教えて抱けますか。

「荻窪選手は経験値があって強いと思っていました。実際に試合をやってみて、結構パンチが当たった時に感触があって、僕自身は効いていると感じた場面があったんですけど、映像で見返すと、あまり効いていないような感じで。ああいう効いていない雰囲気の作り方や見せ方が上手いなと思いました」

――北野選手が実際に戦っている感覚と第三者の目線が違う試合だったんですね。

「正面から見ていると僕の打撃が当たって、少し目が飛んで足元がフラついたように見えて、このままいける!と思うんですけど、離れたところで見ている人たちからすると、そこまでは分からないんだなって感じですね。荻窪選手もそう見せるように上手く動いていたんだと思います」

――その中でも北野選手はスクランブルの攻防でも主導権を与えず、自分のペースに持っていけたことが、試合の流れを作った一つの要因だと思うのですが、そこは北野選手も意識していたのですか。

「荻久保選手の組みが強いのは分かっていましたし、豪州でニコル選手に負けたようなやり方で試合をしたくなくて。荻窪選手はニコル選手と似たようなスタイルだと思っていたので、組みの練習はすごくやっていました。実際に荻窪選手は組みが強かったのですが、要所要所で取られたらいけない場所、この部分を取られたら倒されちゃうなとか、ここで競り負けたら危ないなというポイントポイントを考えながらやっていました」

――では試合中に慌てることはなかったですか。

「何度かは危ないと思う場面がありましたけど、慌てると相手のペースに飲み込まれる気がしたので冷静に対処しようと思っていました」

――前回の試合に勝てたことで、得ることができた自信とは?

「やっぱり豪州で負けたニコル選手と似たようなスタイルの選手に勝てたことは自信になりました。あとはニコル戦もそうだったんですけど、どうしてもフライ級でやるにはまだ体重が軽いんですね。だからストロー級の方がいいのかなと思いつつ、もう1回フライ級で挑戦してみようと思って荻窪選手とやらせてもらって。ギリギリですけど勝つことができたので、今後もフライ級でやる方向性で考えています」

――こうしてお話を聞いていてもニコル戦で得たもの・感じたものは大きかったようですね。

「自分の中では特にそう思っていなかったんですけど、変に冷静すぎたところがあって。試合中も練習とかスパーリングみたいな感覚だったんです。普段の試合だったらもう少し離れてやったり、組まれても急いで逃げたり、そういう感覚で試合をやるんですけど、ちょっと相手に合わせてしまったんですよね。あとはやっぱり僕の組みそのものが弱かったです」

――悪い意味で試合に対する緊張感がないまま試合をしていたのですか。

「自分はデビュー戦からずっとそうで、僕の中では練習と同じ感覚で試合をした方が最大限の力を出せるって気持ちだったんですけど、それにしても練習っぽくやりすぎましたね(苦笑)。練習は相手の強いところに付き合ったり、強化したいことをやってみたり、あえて苦手なことをやってみたりするじゃないですか。そんな感覚でちょっと組みをやってもいいかなと思ってしまって」

――本来であれば完全に組みを嫌ってスタンドで行く選択をすべきだった、と。

「なんか要所要所の勝負する場面が相手先行になっていて、テイクダウンにしても寝技にしても、自分からいくというよりも、相手がそれで来るからやるみたいになっていたのが良くなかったです。ただ上を目指すんだったら打撃だけ出来ても限界があるし、今はテイクダウンや組みも強化しています」

――とはいえニコルは北野選手に勝ってUFCに行くわけですし、そういった相手とあのタイミングで戦えたことは大きかったのではないですか。

「あの試合は無敗対決で、そこで負けたことにすごくショックだったんですけど、あの試合のおかげで成長できたと思います。だからニコルさんには感謝の方が強いです。勝つに越したことはないですが、結果が出たことに関してはしょうがないんで、そこはしっかり切り替えました。きっと負けなしの時よりも今の方が試合に対する緊張感も変わったと思います」

――今回はベルトがかかるだけでなく、ラウンドも3R制になります。前回とは違う部分も出てくると思いますが、どのような試合を見せたいですか。

「前回と同じように打撃で攻めたいですし、展開によっては組みもやりたいなと思います。一度組んでみて感覚も分かりますし、自分のなかでいけると思ったら、そこでも取りに行きたいです」

――NEXUSのベルトを獲れば色々なチャンスも増えると思います。今後の展望としてはどんなことを考えていますか。

「まずはフライ級でやるためにちゃんと体重を増やして体を作らないといけないなと思っています。あとはNEXUSのチャンピオンとして試合をしつつ、チャンスがあったら色んな舞台にも出ていきたいです。今の僕が大きいことを言うと生意気なっちゃうんで、あんまり言えないですけど……豪州で負けたので、豪州でのリベンジというか、豪州で試合をして勝ちたいです」

――Fighting NEXUSは現役チャンピオンでも他団体に送り出して、選手がやりたいことを後押ししてくれる団体じゃないですか。そういう意味ではタイトルを獲って、そこから新しい目標を見つけて、そこに向かって突き進んでいくということですね。

「はい。あと自分はもともと小学4年生の時に八景ジムでキックボクシングを始めて、当時は水垣(偉弥)さんも目の前で練習されていて、それで総合格闘技に興味を持ったんです。ただ八景ジムは閉鎖になっちゃって、その時に渡辺(喜彦)会長から八景ジムの看板を譲ってもらったんですよ。どんな形でもいいのでいつか八景ジムを復活させるというのが自分の目標の一つです」

――それでは最後の北野選手のタイトルマッチを楽しみにしている皆さんにメッセージをいただけますか。

「人間生きていたら、会社で嫌なことがあったり、人間関係で悩んだり、なんで自分はこんな状況に置かれているんだろう?と思うことがあると思うんですけど、そういう時に僕の試合を見てもらって、あんな小さいヤツが頑張っているんだから自分も頑張ってみるかと思ってもらえるような試合をしたいです」

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45 AB MMA MMAPLANET NEXUS NEXUS38 o UFC YouTube スチュアート・ニコル 北野一声 堀江耐志 大谷啓元 荻窪祐輔

【NEXUS38】北野一声、ダイレクトリマッチで荻窪祐輔に挑戦。大谷啓元の粘りは、堀江耐志に通じるか

【写真】3回戦──が鍵となる?!(C)TAKUMI NAKAMURA

18日(土)、Fighting Nexusより3月2日(日)に東京都新宿区のGENスポーツパレスで開催されるNEXUS38の対戦カードが発表されている。
Text Manabu Takashima

NEXUSフライ級選手権試合、チャンピオン荻久保祐輔が北野一声の挑戦を受ける一戦は昨年11月の後楽園大会の再戦となる。


ストロー級でも倒せる拳の持ち主、北野は昨年3月に1年10カ月振りの実戦を豪州のBeatdown Promotionで行い、現UFCファイターのスチュアート・ニコルと対戦──も、初回KO負けを喫した。この試合前に今後はフライ級で戦うか、ストロー級でやって行くのか決めるという発言もあったが、NEXUSでの再起戦はフライ級で王者とノンタイトルで戦うことになった。

結果、スタントで優位に立った北野は荻窪の試合をさせずにフルマークの判定勝ちを収め、タイトル挑戦を宣言していた。ダイレクトリマッチがタイトル戦、当然のように今回は最初から3Rが想定されている。2回戦は瞬発力が持久力よりモノをいうが、3回戦は違う。

荻窪陣営も、3Rを戦ったことがない北野のことを研究し尽くして、ケージに足を踏み入れるはずだ。北野は倒せるという強味を、持久力を伴う必要がある戦いでどれだけ出せるのか。今後の試金石となる王座挑戦といえるだろう。

2022年グレコローマンレスリング72キロ級優勝で、2023年の世界選手代表からMMAに転じた堀江耐志が2戦目も発表されている。対戦相手は大谷啓元。当然のように抜群のフィジカルを誇り、トップ奪取能力を持つ堀江に対し、1年5カ月振りに実戦復帰の大谷のディープハーフからのスイープや、スクランブル中のバック奪取、あるいはラバーガードやゴゴプラッタという技が通じるのか。大谷のねちっこい寝技が、レスリング・エリート堀江にどこまで通るのか。対戦も要注目だ。

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45 MMA MMAPLANET NEXUS Nexus37 o 北野一声 荻窪祐輔

【Nexus37】北野一声が現王者・荻窪祐輔にノンタイトル戦で勝利。王座戦でのリマッチをアピール

【写真】北野が思い切りのよい左ストレート・左ミドルをヒットさせた(C)TAKUMI NAKAMURA

<フライ級/5分2R+Ex>
北野一声(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
荻窪祐輔(日本)

サウスポーの北野がインローと左ミドル、そこから左ストレートを当てて前に出る。組み付く荻窪は引き込んでオモプラッタを狙うが北野が立ち上がって距離をとる。試合がスタンドに戻ると、荻窪が右フックからダブルレッグに入って、ケージを背負う北野を寝かせながら、北野の立ち際を狙ってアームロックへ。下になりつつ、そこから三角絞めも狙う。終了間際、腕を抜いた北野が左のパンチを落とす。

2R、すぐに荻窪がダブルレッグに入る。ケージを背負う北野のバックを狙いつつ、北野が正対するとギロチンを狙う。頭を抜いて立ち上がる北野はスタンドを要求する。スタンドの再開後、荻窪が北野の左ストレートにダブルレッグを合わせてケージまで押し込む。荻窪はバックを狙いつつ、正対する北野の右腕を持ってアームロックへ。

自らグラウンドに持ち込み、北野の腕を巻き込むように上を取ろうとするが、北野がその際で細かくパンチを入れる。北野が立ち上がって試合がスタンドに戻ると荻窪が右ミドル、北野の左ストレートが当たり、荻窪がそのままガードに引き込む。北野がそこにパンチを落とし、試合終了となった。判定はジャッジ3名が20-18で北野を支持。現役王者からノンタイトル戦で勝利した北野はタイトルマッチでの再戦をアピールした。


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【Fighting NEXUS】速報中!Fighting NEXUS vol.37

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さてさて今日はFighting NEXUSの日。後楽園ホールでFighting NEXUS vol.37が開催されます。今大会から1R:KICK 2R:MMA 3R:ベアナックルで行うNEXUS CRAZY RULEを導入。手始めに齊藤淳(ReBORN経堂)×村田純也(リベルダージ)が行われます。果たしてベアナックルファイトまで進展するのか興味津々。本日は公式YouTubeチャンネルを観戦しつつ、電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【第1試合 NEXUS MMA 3分2R フェザー級65.8kg契約】
◯山崎陸(坂口道場)
(判定3-0)
×麻生空良(AACC)
1R、プレッシャーを掛ける山崎。パンチを振るって組み付くとケージに押し込んでテイクダウンに成功。簡単にマウントを奪取。しばらくポジションをキープして腕十字を仕掛けるがタイムアップ。
2R、開始直後は麻生がパンチを連打。しかし山崎はカウンターでパンチを当てて組み付く。時間を掛けてテイクダウンするとバックに周る。チョークで絞め上げる。耐える麻生。山崎はマウントに移行して腕十字!だが麻生は反転して脱出。逆にバックチョークを狙うがタイムアップ。判定は山崎に軍配!


【第2試合 NEXUS MMA 5分2R(延長1R) バンタム級61.2kg契約】
×小牧竜也(パンクラスイズム横浜)
(判定0-3)
◯アポロ中山(ゴッドサイドジム)
1R、小気味良いステップからパンチを繰り出す小牧。それに対してローを返しつつタックルでテイクダウンに成功。しかし小牧はスタンドに脱出。スタンドの攻防の末にラウンド終了。
2R、やはりスタンドの打撃で前に出る小牧。しかし中山は要所要所でタックルでテイクダウンに成功。一時はマウント、バックを奪取してポジショニングで優勢のまま試合終了。判定は中山に軍配!


【第3試合 NEXUS MMA 5分2R(延長1R) フェザー級65.8kg契約】
◯千春(FREEDOM@OZ)
(1R TKO)
×嵐士(K-PLACE)
1R、千春は長いリーチを活かしてパンチ、さらに蹴りも上中下で蹴り分ける。それに対して嵐士は前に出てパンチを振り回すが千春は冷静にスウェイで回避。さらにカウンターのフックで射抜くと嵐士はダウン。パウンドを集中させるとレフェリーが試合を止めた!


【第4試合 NEXUS MMA 5分2R(延長1R) ライト級70.3kg契約】
×涌井忍(和術慧舟會HEARTS)
(1R 腕十字)
◯小川健晴(ゴッドサイドジム)
1R、スタンドの攻防から組み付いた涌井。首相撲から膝蹴り、さらに肘打ちで攻勢。しかし小川はするっと組み付いてスタンドでバックに周る。涌井は一度は正対したが、小川はしつこく組み付いてテイクダウンに成功。腕十字を狙うが涌井は腕を抜いてスイープ。上になってポジションをキープ。だが小川は下から三角絞め。さらに腕十字!これで涌井はタップ!小川が鮮やかに極めた!


【第5試合 NEXUS MMA 5分2R(延長1R)ミドル級83.9kg契約】
×一慶(ALLIANCE)
(判定0-3)
◯マシン(BLUE DOG GYM)
1R、じわじわと前に出る一慶。左右のパンチがヒット。嫌がったマシンが組み付いてケージに押し込む。しかしマシンの膝がローブローに入って試合は中断。しばらくして再開するとマシンは間合いを詰めて組み付く。しかし潰して上になったのは一慶。バックから腕十字を狙うがマシンは耐えてラウンドを終えた。
2R、開始直後から組みに行くマシン。潰してバックに周った一慶だがマシンは正対。逆にバックに周ると一慶は立ち上がって正対。長い差し合いが続く。そこからマシンの膝蹴り。一慶は嫌がったが投げでテイクダウン。マシンは勢いに乗じて上になって試合終了。判定はドロー!延長に突入。
延長R、開始直後にパンチを振るって前進するマシン。組み付いてケージに押し込む。差し合いになると一慶が足を掛けてテイクダウン。だがマシンも正対してスタンドへ。マシンは背中に張り付く。これも一慶は正対して差し合いが続いて試合終了。判定はマシンに軍配。僅差の勝利!


【第6試合 NEXUS MMA 5分2R(延長1R)フライ級56.7kg契約】
×荻窪祐輔(K-PLACE)
(判定0-3)
◯北野一声(SONIC SQUAD)
1R、距離を保ったスタンドの攻防。じわじわと前に出る北野。左ミドルを効果的にヒット。さらに左のパンチを当てると荻窪の動きが落ちる。北野は左ミドルからのパンチを蓄積。嫌がった荻窪が転倒。北野は上になるが荻窪はオモプラッタで脱出。スタンドになると荻窪はパンチからタックルでテイクダウン。アームロックを狙うが北野は脱出してラウンド終了。
2R、開始直後に荻窪がタックルでテイクダウン。しかし北野はケージを背にして背中を付けさせない。北野が立ち上がると荻窪は飛びついてギロチンチョーク!タイトに絞めるが北野は首を抜いてスタンドへ。しかし荻窪はすぐさまタックルで組み付く。北野もバックに周りかけて膠着。身体が離れると荻窪のタックルを切って北野のパンチがヒット。グラつく荻窪。ダウン?北野は上からパウンドを入れて試合終了。判定は北野に軍配!


【第7試合 Fighting NEXUSバンタム級王座次期挑戦者決定戦】
◯中桐涼輔(トイカツ道場/13GYM) 
(判定3-0)
×神部篤坊(ABLAZE八王子)
1R、近い距離でのパンチの交差。中桐は豪快なタックルでテイクダウン。しかし神部はすぐに立ち上がってスタンドの展開。打撃の交差から中桐がスタンドでバックに周る。しばらく背中に張り付いてコントロール。このままラウンドを終えた。
2R、開始直後に中桐がタックルでテイクダウン。神部がギロチンを狙うが不発。神部はそのまま立ち上がってケージ際での差し合いが続く。膠着してブレイク。神部はパンチを振るうが中桐は組み付いてバックに周るとそのままテイクダウン。立ち上がる神部のバックに中桐が張り付いて試合終了。微妙な判定は中桐に軍配。


【第8試合 NEXUS CRAZY RULE 3分3R 60.0kg契約】
×齊藤淳(ReBORN経堂) 
(2R 腕十字)
◯村田純也(リベルダージ)
1Rはキックボクシングルール。スタンドでプレッシャーを掛ける齊藤。ボディを交えて的確にパンチをヒットさせる。嫌った村田は組み付いて投げを放って逃げる。スタンドで再開すると齊藤は前進してパンチ、ローを蓄積。村田は最後まで耐え抜いてラウンドを終えた。
2RはMMAルール。じわじわと間合いを詰める村田。齊藤はサークリング。村田はなかなか組まない。残り2分になったところで村田が組み付いてテイクダウン。村田はパウンドを落として齊藤の腕が伸びたところに腕十字!齊藤はタップ!


【第9試合 Fighting NEXUS初代ミドル級王座決定トーナメント決勝戦】
◯佐藤龍汰朗(坂口道場一族)
(判定3-0)
×将斗(AACC)
1R、スタンドのお見合いから低空タックルで組み付いた佐藤。しかし将斗の腰は重い。ケージ際での差し合いが続く。一度はテイクダウンするが将斗はすぐに立ち上がってまたも差し合い。身体が離れるとパンチで前に出る佐藤。しかしいなして将斗がスタンドでバックに周る。そのままグラウンドに持ち込んでチョーク。だが佐藤は脱出すると逆にバックに周ってパウンドを入れてラウンドを終えた。
2R、スタンドでの攻防から組み付いた佐藤。バックに周るとグラウンドに引きずり込む。しばらくキープしていたが将斗は立ち上がる。しかし佐藤は下から足関節を取ってグラウンドに引き込む。すかさず上になるが将斗は下から腕十字。だが佐藤は腕を抜いて上からパウンド。上をキープしてラウンド終了。
3R、開始直後のバッティングで試合は中断。将斗が側頭部から出血。ドクターチェックの末に再開。組み付く佐藤がバックに周る。そのままジャーマンでテイクダウン。将斗はアームロックを狙うが佐藤は腕を抜いてバックに周る。万事休すかと思いきや将斗は脱出。スタンドに戻ると激しい差し合い。ここで佐藤の膝がローブローに入ってしばらく中断。スタンドで再開すると佐藤がパンチ、膝を入れて最後はタックルでテイクダウンして試合終了。判定はもちろん佐藤に軍配。佐藤が優勝!
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『Fighting NEXUS vol.32』試合結果

Fight&Life(ファイト&ライフ) vol.98


第11試合 トリプルメインイベント3 Fighting NEXUS初代ライト級王者決定戦 5分3R
×ジェイク・ウィルキンス[Jake Wilkins](LIBERTAS学芸大ジム)※フリーから所属変更
○岸野“JUSTICE”紘樹(トイカツ道場)
判定0-3 (大藪28-29/小池28-29/梅田28-29)
※岸野が王者に

第10試合 トリプルメインイベント2 Fighting NEXUS初代ストロー級王者決定戦 5分3R
×木内“SKINNY ZOMBIE”崇雅(トイカツ道場/修斗世界同級8位)
○宮澤雄大(K-PLACE/パンクラス同級4位)
判定0-3 (梅田27-30/小池27-30/大藪28-29)
※宮澤が王者に

第9試合 トリプルメインイベント1 PFCバンタム級チャンピオンシップ 5分3R
×小倉卓也(スカーフィスト/王者)
○渡部修斗(FIGHT LINX/挑戦者、元Fighting NEXUSバンタム級王者)
判定0-2 (梅木28-28/梅田28-29/出口28-29)
※渡部が王者に

第8試合 MMA フライ級(ノンタイトル戦) 5分2R(延長1R)
×浜本“キャット”雄大(クロスポイント大泉/Fighting NEXUS同級王者、元WPMF日本スーパーバンタム級(55.33kg)王者)
○荻窪祐輔(K-PLACE)
判定0-3 (大藪18-20/梅木18-20/山崎18-20)

第7試合 MMA 88kg契約 5分2R(延長1R)
×廣野雄大(パンクラスイズム横浜)
○ましん(BULE DOG GYM)
1R 0’58” KO (右フック)

第6試合 MMA バンタム級 5分2R(延長1R)
―森永ユキト(ストライプル新百合ヶ丘)
―中桐涼輔(トイカツ道場)
1R 0’22” 無効試合

第5試合 MMA フェザー級 5分2R(延長1R)
○岩松哲也(リベルダージ)
×千春(FREEDOM@OZ)
1R 0’49” 反則

第4試合 キック 60kg契約 3分3R
○渡邉奎介(HIDE’S KICK)
×瀬川 琉(稲城キックボクシング道場/元新日本キックフェザー級1位)※伊原道場稲城支部から所属先名称変更
判定3-0 (小池30-25/山崎30-25/梅木30-25)

第3試合 MMA フライ級 5分2R(延長1R)
×倉岡幸平(蒼天塾あざみ野道場)
○豪瑠[ごうる](Evermove)
3R 判定1-2 (梅田9-10/大藪9-10/出口10-9)
2R 判定0-1 (梅田18-20/大藪19-19/出口19-19)

第2試合 MMA フェザー級 5分2R(延長1R)
○村井和道(FIGHT BASE都立大)
×亀松寛都(POD/PFC/元PFCフライ級王者)
3R 判定3-0 (出口10-9大藪10-9/小池10-9)
2R 判定0-0 (出口19-19/大藪19-19/小池19-19)

第1試合 キック 57.5kg契約 3分3R
○大島広也(TANG TANG FIGHT CLUB)
×紺野煌人(神龍ワールドジム)
判定3-0 (山崎28-26/小池28-26/梅木28-26)

 遅ればせながら8月20日に後楽園ホールで開催された『Fighting NEXUS vol.32』の試合結果。トリプルメインイベント3の初代ライト級王者決定戦は岸野“JUSTICE”紘樹がジェイク・ウィルキンスに判定勝ち。トリプルメインイベント2の初代ストロー級王者決定戦は宮澤雄大が木内“SKINNY ZOMBIE”崇雅に判定勝ち。トリプルメインイベント1のPFCバンタム級チャンピオンシップは渡部修斗が小倉卓也に王座戴冠と共に引退し有終の美を飾っています。続きを読む・・・
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【Gladiator020】RTUからの仕切り直し。ライト級王者キ・ウォンビンが初防衛戦。宮城友一✖久保健太も!!

【写真】こ、これは……グラジがHEAT化したかのようなタイトル戦だ!! (C)MMAPLANET

15日(木)、Gladiatorより来年1月22日(日)に大阪府豊中市の176BOXで開催されるGladiator020の追加カードが発表されている。

既にGladiatorフェザー級王座決定戦として中川皓貴✖チョ・ソンビン、Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級王座戦として森戸新士とジョセフ・チェンの一戦が発表されている同大会。

元UFC&PFLファイターと、アジアの組み技界の超新星の来日というスマッシュヒットに続き、今回の発表ではライト級王者キ・ウォンビンの3年半ぶりの出場&同王座の初防衛戦をグスタボ・ウーリッツァー相手に行うことが明らかとなっている。


ウーリッツァーは9月のGladiator019で井上啓太を劣勢のなか、左フック一発で逆転KOし挑戦権を手にしていた。キャリア50戦越えのブラジル人ファイターを迎えるキ・ウォンビンは10月のROAD TO UFC準決勝でインドネシアのジェカ・サラギを相手にまさかのKO負けを喫し、最高峰で戦う夢と閉ざされた。

そんなキ・ウォンビンがキャリアのリスタートをグラジで切ることとなった。打たれ弱さは心配なチャンピオンだが、組みとリカバリーが凄まじいフィジカルでチャレンジャーを上回っており、どのようなパフォーマンスを見せるか楽しみだ。

またグラジでは今回のリリースでメインカードはタイトル戦以外もこれまでの2回戦から3回戦中心のラインナップに変更することを明記しており、その3回戦で宮城友一と久保健太のフライ級マッチを組むことも決まっている。

パンクラスからグラジでキャリアを再生し、修斗でも活躍する宮城に対し、久保はDEEPからグラジでレズレクションしRIZIN TRIGGERでも勝利を挙げたファイターだ。ともにストライカー、この一番の勝者がNavEが王者に君臨するフライ級戦線で頭一つ抜けることになるだろう。

再生、復活という意味ではパンクラスで活躍してきた荻窪祐輔がグラジに初参戦し、吉村友菊と相対する一番も組まれる。さらにシュートボクシング・スーパーウェルター級2位の璃久が、イゴール・シルバとケージキックで対戦する。

2回戦にも韓国のTeam MADからヘビー級の新鋭チョン・ホチョルが来日し、大場慎之助と戦うことも決定している。その2回戦では、ウェルター級でパラエストラ千葉の異端的な存在=藤田大が9月大会に続き、連続参戦。10月にはEXFIGHTのアママッチでも勝利し、8月にJBJJF全日本の茶帯無差別級を制している藤田はスコティッシュ=スティーブン・ギレスピとプロ2戦目を戦う。さらにはオープニングマッチで組まれたアマ女子MMAででは住村竜市朗の長女セアリが、MIYUと戦うことも公表されている。

なお今大会は午前11時からWARDOGも行われる二部構成、なにわのMMAが1月22日に2023年の活動を開始する──といっても過言でない力の入ったカードが揃ったグラジだ。

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【Pancrase317】計量終了 メインカード、プレリミ、NEXUSカード出場34選手が揃ってパス

【写真】バキバキボディを披露した堀江と、我関せずという雰囲気の中島(C)PANCRASE

22日(土)、明日23日(日)に東京都江東区のスタジオコーストで開催されるPancrase317の計量が新宿区の神宿サンエービルの会議室で行われた。


メインのフェザー級次期挑戦者決定戦に挑む、中島太一✖堀江圭功、ライト級では修斗世界王座を返上しパンクラス参戦を決めた松本光史✖松岡嵩志、フライ級の神酒龍一✖荻窪祐輔、バンタム級の春日井たけし✖TSUNEとステップアップ&サバイバルを賭けた一戦が並ぶ同大会。

メインカード終了後にはFighting NEXUSのカードが並ぶなど、新しい試みも見られるなか出場予定の34選手が計量をパスしている。

■ Pancrase317計量結果

<ライト級/5分2R+1ExR>
阪上直輝:66.6キロ
拳勇:69.25キロ

<フェザー級/5分2R+1ExR>
shin:65.75キロ
鎌田拳司郎:65.2キロ

<フライ級/5分2R+1ExR>
吉田哲之:56.8キロ
曾我英将:56.9キロ

<バンタム級/5分2R+1ExR>
須藤拓真:60.95キロ
林健太:60.55キロ

<フェザー級/5分2R+1ExR>
渡辺純:65.85キロ
山本空良:65.45キロ

<バンタム級/5分2R+1ExR>
青井心二:60.0キロ
谷育磨:60.7キロ

<フェザー級次期挑戦者決定戦/5分3R>
中島太一:65.65キロ
堀江圭功:66.0キロ

<ライト級/5分3R>
松岡嵩志:69.95キロ
松本光史:70.15キロ

<フライ級/5分3R>
神酒龍一:56.95キロ
荻窪祐輔:57.0キロ

<バンタム級/5分3R>
春日井たけし:61.45キロ
TSUNE:61.35キロ

<フェザー級/5分3R>
田村一聖:65.65キロ
高橋祐樹:65.4キロ

<ストロー級/5分3R>
宮澤雄大:52.5キロ
井島裕彰:52.5キロ

<ストロー級/5分3R>
前山哲兵:52.45キロ
尾崎龍紀:52.6キロ

<ネオブラッドTフェザー級2回戦/5分3R>
岩本達彦:66.15キロ
齋藤拓矢:65.8キロ

<ネオブラッドTバンタム級2回戦/5分3R>
井村塁:60.8キロ
田中ハヤトスネ夫:61.3キロ

<ネオブラッドTフライ級1回戦/5分3R>
谷村愛翔:56.75キロ
高橋拓也:57.0キロ

<バンタム級/5分3R>
工藤修久:60.95キロ
粥川吏稀:59.7キロ

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【Pancrase317】8月23日大会カード発表。5月31日大会から、まずは神酒✖荻窪など3試合がスライド!!

Pancrase315【写真】現実問題として7月も含め、8月の日本は観客を入れる興行が開かれる状態にあるのか、どうかということになってくる (C)MMAPLANET

8日(金)、パンクラスより8月23日(日)に東京都江東区の新木場スタジオコーストで開催されるPancrase315の対戦カードが発表された。

5月31日(日)に予定されていたPancrase315が8月23日に延期されることとなり、今回発表されたフライ級=神酒龍一✖荻窪祐輔、ライト級=金田一孝介✖キム・ソングォン、ストロー級=宮澤雄大✖井島裕彰の3試合は全て同大会からスライドされたカードだ。


この他、同大会では暫定ライト級KOP決定戦=雑賀ヤン坊達也✖林源平、ライト級の松本光史✖松岡嵩志、フライ級のライリー・ドゥトロ✖ 秋葉太樹、中村勇太✖菊入正行のウェルター級などが決まっていたが、全てが8月に移行されるのか発表を待ちたい。

また現状としてパンクラスは3月、4月、5月が延期を強いられてきたこともあり、当然のように試合がなくなった選手の対戦カードが決まるという流れになっている。そして、メインカード出場予定だった選手には手当も支払われている。その一方で3月や4月に試合の予定がなかった選手たちも、コロナウィルス感染が一段落し、経済活動が再開される頃には当然のように試合を欲する。

1年のスケジュールがほぼ半分に減少する状況で、試合という選手たちの努力の成果を表現する場はスタック状態に陥ることも予想される──が、その日が来ることが待ち侘びているのが現場の状況だろう。

※5月大会における対戦決定の神酒✖荻窪の見所はコチラから