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【Shooto2025#02】7戦無敗の19歳、永井奏多「タフな藤井選手に1発ぶち込んで壊してやります」

【写真】口調も穏やかで物腰が柔らかい永井だが「1発ぶち込んで壊してやる」発言など、キラーな一面も垣間見えた(C)TAKUMI NAKAMURA

16日(日)東京都文京区の後楽園ホールで開催されるプロフェッショナル修斗公式戦にて、永井奏多が藤井伸樹と対戦する。

永井はTRIBE TOKYO M.M.Aに所属する19歳。空手を経て中学卒業直前にTRIBEの門を叩き、軽量級のトップ選手たちと鎬を削り、ここまでMMA戦績7戦6勝(2KO)1分と無敗を誇っている。

今大会ではバンタム級屈指のスタミナとタフネスを誇る、元修斗環太平洋バンタム級王者の藤井と対戦。永井にとっては真価が問われる、そして更なる飛躍につながるためのターニングポイントになる一戦だ。


──永井選手はMMAPLANET初登場ということで、格闘技を始めたキッカケから教えてもらえますか。

「家の目の前に空手道場、月心会の支部があって、家族みんなで空手を始めました。それが3歳くらいの時です。ただ空手自体はガチガチにやっていた感じではなく、地元で和気あいあいとやるような環境で楽しく続けていました。空手は中学生に入るまで続けていて、中学ではテニス部に入ったんですけど、あまりテニスは楽しくないなと思いながらやっていて(笑)。それでやっぱり格闘技の方が楽しいなと思って、TRIBEでMMAを始めたのが中学3年生の冬ですね」

──中学で空手からテニスに移ったのは、空手や格闘技以外のことをやりたかったからなのですか。

「当時は自分も空手があまり好きではなくて、空手には型と組手があるじゃないですか。組手は対人練習で楽しいんですけど、1人で黙々とやる型がどうしても苦手で(苦笑)。ただ親も一緒に空手をやっていたから簡単には辞められず、中学に入ったタイミングでちゃんと部活に入って空手から離れようと思いました」

──色んなスポーツがある中でテニスを選んだ理由はなんですか。

「自分の兄が中学でテニス部に入っていたんで、それに影響されました。たださっき話した通りテニスも好きで始めたわけではなかったし、嫌々だったけど空手を長くやっていて、それを無駄にするのももったいない、ずっとやってきたことを活かしたいと思って、もう一度格闘技をやろうと思いました」

──MMAには昔から興味があったのですか。

「そうですね。家族でRIZINを見に行ったこともありますし、友達と見に行ったりもしていて、さいたまスーパーアリーナのデカい会場でド派手な入場をして、派手な試合をするのはカッコいいなと思っていました」

──MMAを始めるうえでTRIBEを選んだ理由はなんですか。

「色んなジムに体験に行こうと思って、都内のジムを幾つか回ったんです。当時TRIBEでは青木真也さんが指導していて、それでTRIBEのことは知っていて、いざ体験に行ってみたら、凄くいいところで丁寧に教えてくれて。所属選手もたくさんいるし、直感でここだ!と思って決めました」

──永井選手が入会した頃、同世代の会員はどのくらいいたのですか。

「3つ上の高校3年生の先輩がいたのですが、中学生からすると高校3年生ってすごく歳上じゃないですか。だから同世代の選手はあまりいなかったと思います」

──ジムに入会した時からプロ志望だったのですか。

「はい。ジムに入った時からプロ志望でした。中3でプロ志望の選手は珍しかったみたいで、先輩たちからはすごく良くしてもらって、何か質問しても丁寧に教えてくれるし、それでここまで続けてこられたというのもあります」

──長南亮代表は永井選手にとってどんな存在ですか。

「本当にボスって感じですね。細かい技術はそれぞれ打撃が上手い先輩、寝技が上手い先輩に聞いたりするんですけど、総合的なMMAとしての技術や考え方、試合に向けての準備…そういうところはボスの長南さんが教えてくれた感じですね」

──そして2023年4月に修斗でプロデビューし、デビュー戦はドローでしたが、それ以降は無傷の6連勝中です。ご自身ではここまでのキャリアや戦績を振り返って、どう捉えていますか。

「無敗で来れたのはいいことだと思っているんですけど、フィニッシュした試合は2回しかないんですよ。これからはどんどんフィニッシュして勝って、いずれはUFCや海外の団体で試合をしたいので、そこに向けて勝ち続けて、フィニッシュ率も上げていきたいと思っています。今まで対戦してきた相手も修斗の中でレベルが高い選手や上位陣というわけではないので、これからは上位陣でこの人に勝ったんだぞと、胸を張れる相手とやっていきたいです」

──自分ではどこがMMAファイターとしての武器だと思っていますか。

「空手をずっとやってきて、顔面ありに慣れるのに時間はかかりましたが、打撃への恐怖心には慣れている方だと思います。そこは自分の強みというか、試合になっても怖がらずにドンドン打撃を出していけますね。寝技と組み技もTRIBEで組みの強い選手たちとたくさん練習させてもらっているんで、国内だったら組みでも負ける気がしないです」

──普段の練習ではどんな選手と組むことが多いのですか。

「色んな人と組むのですが、TRIBEだと若松佑弥さん、後藤丈治さん、石井逸人さん、あとは同じ時期にプロデビューした黒部和沙さんですね。黒部さんは年齢的には先輩なんですけど、TRIBEに入ったのが同時期なんで、よく一緒に練習しています」

──まさに日本の軽量級のトップ選手たちと普段から練習しているわけですね。

「そうですね。対戦相手はTRIBEの先輩たちよりは絶対に強くないだろうと思って試合ができています(笑)」

──先ほどはまだトップ選手と対戦したことがないと言われていましたが、今大会では元修斗環太平洋バンタム級王者の藤井選手との一戦になります。最初にオファーを受けた時はどんな心境でしたか。

「急にバン!と相手のレベルが上がったので、少し驚きはしましたけど、ずっとやりたいと思っていた選手だったし、自分にとっては相性がいい相手なので、絶対に勝てるだろうと思いました。だからもうヨッシャー!って感じで、ここを喰って、すぐにチャンピオンになってやろうと思います」

──永井選手としても今年はランキング上位の選手と戦って、自分のポジションや地位を上げていきたいと思っていますか。

「はい。その気持ちは去年ぐらいからあったんですけど、去年一年はしっかり経験を積む期間だと思ってやっていて、今年からいい選手といきなり当ててもらえて嬉しいです」

――対戦相手としての藤井選手の印象はいかがでしょうか。

「すごくスタミナもあるし、打たれ強さもあるんですけど、スタミナの面では自分もしんどい練習をしているので負ける気はないです。またあの打たれ強さもそろそろ崩れてくると思うし、過去に藤井選手と対戦した石井さんと後藤さんがダメージを蓄積させてくれていると思うので、最後に自分が1発ぶち込んで壊してやろうと思っています。なかなかフィニッシュされない選手だからこそ、KO・一本で勝ちたいです」

──藤井選手に勝利すれば、修斗でのタイトル挑戦が見えてくると思います。今年はどんな目標を立てていますか。

「今年の目標はまず藤井選手に勝って、年間3試合やるにしても、残り2試合ではもっと上位のランカーたちを倒して、来年のはじめにはタイトルマッチをするという目標でいますね。最終的に目指しているものはUFCチャンピオンなので、毎日UFCチャンピオンになってやるぞという気持ちでやっています」

──今回永井選手が藤井選手と対戦するということでたくさんの人がこの試合を楽しみにしていると思います。改めてどんな試合を見せたいですか。

「藤井選手は今までKO負け・一本負けがない選手だと思うんで、その藤井選手を自分がフィニッシュして勝って、これからチャンピオンになるのは自分なんだぞと分からせる試合をします」

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45 K-1 KANA MMA MMAPLANET o ONE ONE172 アドリアーノ・モライシュ キック タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム ペッディージャー・ルクジャオポーロントン 武尊 石井逸人 若松佑弥 野杁正明

【ONE172】タイトル戦に臨む野杁・若松・KANAが公開練習「ONEと日本人を代表して勝つ」(若松)

【写真】現在ONEのベルトを巻く日本人はゼロ。今年の日本大会で新たな日本人王者は生まれるか(C)TAKUMI NAKAMURA

11日(火)東京都世田谷区用賀のVASILEUS GYMにて3月23日(日)に埼玉県さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催される「ONE 172: TAKERU VS RODTANG」に出場する野杁正明、若松佑弥、KANAの3選手が合同公開練習を行った。
Text by Takumi Nakamura

今大会では4つの世界タイトル戦が組まれており、そのうち3試合に日本人選手が出場。この日の公開練習にはキック・フェザー級暫定王座決定戦でタワンチャイ・PKセンチャイムエタイジムと対戦する野杁、フライ級(61.2kg)王座決定戦でアドリアーノ・モライシュ、キック・女子アトム級王者ペッディージャー・ルクジャオポーロントンに挑むKANAが参加した。


トップバッターを務めたKANAはK-1時代から二人三脚で世界のトップを目指してきた大宮司進トレーナーとミット打ちを披露。パンチ主体のミット打ちで得意のパンチとヒザ蹴りを繰り出していった。

続いては唯一のMMAルールでのタイトル戦に挑む若松が石井逸人とMMA形式のマススパーリングを行い、石井のギロチンを外してからのダースチョーク、バックコントールからのパウンドとRNC、飛びヒザ蹴り、飛びつき腕十字を極めた。

そして最後は野杁が渡辺雅和トレーナーの持つキックミットに鋭い左右のミドルとボディ打ちを見せた。公開練習後にそれぞれ3人が囲み取材に応じ、試合に向けた現在の心境を語った。3選手のコメントとMMAPLANETとの質疑応答を掲載したい。

若松佑弥
「大会まで2週間を切って、今の気持ちはとりあえず今に集中して、3月23日に全力を出せれたらなという気持ちと、絶対チャンピオンになるという気持ちが常にあるんで、試合を楽しみにしてもらえたらと思います」

KANA
「試合まで2週間を切って、今ちょうど疲労がピークのところなんですけど、今のタイトルマッチに向けた準備期間がめちゃくちゃ楽しいので、試合当日までしっかり仕上げて、最強のチャンピオンに挑んで勝ち抜きたいと思っています」

野杁正明
「連戦が続いてるというのもあって、正直疲れてるって感じです(苦笑)。でも今回は絶対勝てないと言われているような相手で、そういったところでも純粋にこの準備期間を楽しく過ごせていますし、僕自身、今のところワクワクしかないです。今は疲れていますが、この準備期間で作ったものを試合当日に出せることが自分自身がすごい楽しみです」

――日本大会でタイトルに挑戦する心境を訊かせてもらえますか。

野杁「僕がONEに来た理由がONEのベルトを獲るということだったので、今回は暫定王座ですけどベルトには変わりないので、必ず獲るという気持ちでいます。また僕の中でもう1つの目標というか夢があって、それが武尊くんと一緒にベルトを獲ることです。今回武尊くんはロッタン(・ジットムアンノン)選手とスーパーファイトで戦うことになったので、しっかり勝ってもらって。僕も暫定王者になれば次は統一戦だと思うので、武尊くんはチャンオピオンのスーパーレック(・キアトモー9)にリベンジして、僕はスーパーボン(シンハ・マウィン)に統一戦で勝って、一緒にONEのベルトを巻きたいと思います」

KANA「自分もONEに来た以上はベルトが目標だったので、このチャンス1回でしっかりベルトを掴み取りたいと思っていますし、本当にONEのベルトを獲りたいという想いが強いです」

若松「僕は3年ぶりのリベンジということで、ここで勝てばMMAで初めてベルトを巻くことになります。キック界のスーパースターの方たちと一緒に、みんな日本人選手は同じ気持ちだと思うんで、みんなで一緒に(タイトルマッチに)飛び込むような感じで、かつ、3年前の弱い自分を打ち破るという強い気持ちと、もう本当に死んでもいいという覚悟で生きてきたので、試合まで楽しみながら当日を迎えようと思っています。最後はどうなっていようが、自分が立っているんだという強い気持ちがあります」

――若松選手に質問です。今大会はキック・ムエタイの試合が注目されています。そのなかでMMAのタイトルマッチを戦う選手として、ONEで長く戦い続けてきた自負やプライドはありますか。

若松「唯一僕だけMMAでタイトルマッチが組まれていて、そこに嬉しい気持ちもありますし、ONEと日本人を代表して自分が勝たないといけないなと思います。ONEからの期待もあると思うし、ここは何がなんでも獲りたいなと。、逆にこれれだけキックのすごい大会に(MMAファイターとして)出られることにもめちゃくちゃ感謝しています」

――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。

野杁「僕自身日本で試合をするのが久しぶりですし、やっと僕自身がワクワクするような選手と対戦できるので、当日さらに強い野杁正明をお見せすることを約束します。そしてしっかりいい形でメインの武尊くんに繋げたいと思います」

KANA「今回タイトルマッチは日本人選手が不利と言われている中なので、ここで日本人選手それぞれが力を見せて、みんなに勝って、最後の武尊くんにバトンタッチしすることが最高の形だと思うんで、全力を尽くして勝ちにいきたいと思います」

若松「自分も全力を出し切って、しっかりベルトを獲ります。KANAさんから勝利のバトンを受け取って、それを野杁選手に引き渡して武尊選手までつなげていきたいです。そして自分はこの試合が最後のつもりで戦うので楽しみにしていてください」

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45 AB LFA MMA MMAPLANET o ONE ONE FN29 YouTube アリシア・エレン・ホドリゲス エコ・ロニ・サプトラ エンフオルギル・バートルフー サンジャル・ザキロフ ジェレミー・パカティウ ジオゴ・ヘイス ジョシュア・ペレイラ ソー・リン・ウー ダニエル・ウィリアムス バンマードォーチー マット・ブラウン マルティナ・キエルチェンスカ ルンピニー 北野克樹 和田竜光 本田良介 石黒翔也 竹浦正起 箕輪ひろば 若松佑弥

【ONE FF29】ADCC二連覇=赤ん坊鮫ヘイスに挑む、石黒翔也。ザキロフ、エンフオルギルにも注目!!

【写真】とにかく楽しみ! (C)SATOSHI NARITA & MMAPLANET

8 日(土・現地時間)、タイはバンコクのルンピニー・スタジアムでONE FN29「Rodrigues vs McManamon」が開催される。
Text Manabu Takashima

23日の日本大会、ONE版THE MATCHのカウントダウンが始まるなか谷間のように感じられるFN大会だが、MMAファンやグラップリングファンにとってはしっかりとチェックしておきたい試合が組まれている。

なんといっても注目は石黒翔也のONE本戦デビュー戦、ジオゴ・ヘイスとのサブミッショングラップリング戦だ。ONE FFで2度の日本人対決を含む3試合を勝ち続け、本戦契約を結んだ石黒は昨年12月にノーギワールズ黒帯ライトフェザー級で3位、また今年の1月にはIBJJFヨーロピアン選手権でもライトフェザー級で準優勝という結果を残している。

まさにここから競技生活のピークを迎えようという時期に、2022年&2024年とADCC66キロ級を制しているベイビーシャークと相対することとなった。


ベイビーシャークも石黒と同様に道着、ノーギを問わずして活躍してきた──が、そのステージは一段上。前述したようにADCC世界大会二連覇、現代柔術界最強の柔術家の1人に挙げられる。石黒のヨーロピアン準優勝は快挙とされるが、彼を破って優勝したのがジオゴだった。

とはいえ、その差はアドバンテージ。より積極性が評価されるONE組み技マッチで、石黒はリベンジと一気のワールドクラス入りを果たしたい。石黒、盟友の竹浦正起の両者のXでベイビーシャークがハイドレーションをパスできず、自然と体重もオーバーという情報が入っているが、試合はキャッチウェイトで実施される模様だ。

ハイドレーションテストがあることで、ギリギリの減量は現実的には無理なONE。正式発表前の現時点では契約体重が何キロになるのかは不明だが、リングに上がった時点でジオゴ・ヘイスは100パーセントに近い状態にあるはず。リミットまで落とすことは当然でルールは絶対ではあっても、無差別級が存在するグラップリングマッチだ。ここは体重云々でなく、両者の攻防を純粋に楽しみたい。

(C)ONE

一方MMAに目をやると──。

今やその正直すぎるコメントで日本のファンにとってナチュラルヒールとなったサンジャル・ザキロフが、エコ・ロニ・サプトラと140ポンド契約で戦う一戦も興味深い。

キャリア11連勝、本田良介、和田竜光を破り、対戦が流れた箕輪ひろばをこき下ろすザキロフが、インドネシアのレスラーに対して、これからがより楽しみになるパフォーマンスを見せることができるのか。興味はその一点に集中するといっても過言でないキャッチ戦だ。

(C)ONE

またエンフオルギル・バートルフーとジェレミー・パカティウのフェザー級戦もエンフオルギル軸で楽しみな一戦だ。

Road to ONE Mongoliaを勝ち抜き、ONEと契約もONE FFからのキャリアアップを強いられたエンフオルギルは、実は前回の試合で契約が満了しており、シャンダスMMAの仲間とともに日本に拠点を置くことも相当に考えていたという。

それでも結果、マルチイヤー契約書にサイン。36歳のエンフオルギルにとって、今回の契約延長はONEを終の棲家と決めた結果だろう。となると目指すはタイトルしかない。現状、ONEでの成績は5勝1敗。荒めの打撃と力強いトップゲームで将来を切り開いたモンゴルのキムラこと、エンフオルギルが如何にライオン・ネイションズのパカティウを仕留めるのか。パカティウもチームラカイ時代から、フィリピントップ勢に引っ張られ常に成長してきた存在ではあるが、それでも──いや、それだからこそ今回の興味はエンフオルギルの勝ち方に集約される。

(C)LFA

またマット・ブラウン門下で、LFAで2勝を挙げている(0敗)ジョシュア・ペレイラのONE初陣も楽しみだ。

対するは中国のバンマードォーチー。フライ級転向もダニエル・ウィリアムスに打ち負けた銀幕のスターとの戦いでペレイラが、何を見せることができるのか。北米らしい穴がなく、動き続けるMMAを披露できれば、若松佑弥が頂点を目指すONEフライ級に新たな風が吹くかもしれない。

■放送予定
3月8日(土・日本時間)
午前9時45分~U-NEXT


■ONE FN29対戦カード

<ONEムエタイ女子アトム級選手権試合/3分5R>
[王者] アリシア・エレン・ホドリゲス(ブラジル)
[挑戦者] マリー・マクマニャマン(アイルランド)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
ランボーレック・チョー・アッジャラブーン(タイ)
パルハム・ゲイラティ(イラン)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
ソー・リン・ウー(ミャンマー)
ドミトリー・コフトゥン(ロシア)

<ライトヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
シャミル・エルドアン(トルコ)
ジウベルト・ガルバォン(ブラジル)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
エンフオルギル・バートルフー(モンゴル)
ジェレミー・パカティウ(フィリピン)

<ムエタイ女子アトム級/3分3R>
ユー・ヨウプイ(香港)
マルティナ・キエルチェンスカ(ポーランド)

<140ポンド契約/5分3R>
エコ・ロニ・サプトラ(インドネシア)
サンジャル・ザキロフ(ウズベキスタン)

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
エリアン・エスパルザ(米国)
ノンタチャム・ジットムアンノン(タイ)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
バンマードォーチー(中国)
ジョシュア・ペレイラ(米国)

<サブミッショングラップリング・フライ級(※61.2キロ)/10分1R>
ジオゴ・ヘイス(ブラジル)
石黒翔也(日本)

<148ポンド契約/3分3R>
ステファン・コロディ(アイルランド)
北野克樹(日本)

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DEEP DEEP JEWELS MMA o ONE UFC その他 エドゥアルド・フォラヤン ナビル・アナン 修斗 吉成名高 武尊 海人 秋元皓貴 若松佑弥 野杁正明 青木真也 龍聖

【ONE】3.23日本大会 当日は同時多発的MMA興行戦争勃発!

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3月23日にさいたまスーパーアリーナで開催されるONE 172: TAKERU vs. RODTANG。大会名になっているロッタン・ジットムアンノン(タイ)×武尊(日本/team VASILEUS)、アドリアーノ・モラエス(ブラジル)×若松佑弥(日本/TRIBE TOKYO MMA)のフライ級王者決定戦を柱に青木真也(日本)×エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)、スーパーレック・ギャットムー9(タイ)×ナビル・アナン(アルジェリア/タイ)のバンタム級ムエタイ世界王座統一戦など好カードが揃いました。その他に野杁正明、秋元皓貴、海人、吉成名高、龍聖など日本人選手が大挙出場して日本ファンにとってはたまらない大会と言っていいでしょう。

当然ながら即チケットを購入するところですが判断を鈍らせる理由が同日の格闘技興行ラッシュ。浜松町のニューピアホールではDEEPとDEEP JEWELSの昼夜大会。新宿FACEではプロフェッショナル修斗公式戦。海の向こうではUFC。さすがにここまで重なると、事前に調整出来してほしかった。。。日程をバラけさせてくれたら全部会場で観戦するのに。。。というのが正直な感想です。

ではこの日をどう過ごすか。可能な限り1大会でも多く生で観戦したい私としては、この日は全てネット観戦かなと。午前中はUFCを見て昼くらいからDEEP、並行してONEを見て、終わり次第DEEP JEWELSに移動。そんなスケジュールを目論んでいます。朝から晩まで格闘技観戦。マニアには最高の1日ですが、せめて1日だけでもずらしてくれたら、もう少し落ち着いて、そして集中して観戦出来るのに。。。以上、1人の格闘技ファンのぼやきでした。
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45 AB BELLATOR IMMAF MMA MMAPLANET o ONE PFL RIZIN RIZIN DECADE UFC YA-MAN YouTube   アリベク・ガジャマトフ イ・ジョンヒョン エンカジムーロ・ズールー クレベル・コイケ トニー・ララミー 井上直樹 伊藤盛一郎 伊藤裕樹 元谷友貴 和田竜光 堀口恭司 平本蓮 扇久保博正 柏木信吾 海外 神龍誠 福田龍彌 総合格闘家 芦澤竜誠 若松佑弥 藤田大 藤田大和 鈴木千裕

【RIZIN DECADE】大晦日からRIZIN2025年の展望を柏木さんに訊く─02─「一度リセットが必要になるかも」

【写真】これだって日本を強くするため(C)MMAPLANET

RIZIN DECADE=大晦日から2025年のRIZINフライ級&フェザー級戦線の動向を柏木信吾氏に占ってもらったインタビュー後編。
Text by Manabu Takashima

チャンピオン堀口恭司、扇久保博正という五輪3回出場のような長年のツートップに割り込もうとする神龍誠。その神龍を59キロ契約ながら大晦日に破ったホセ・トーレス、堀口のベルトに挑戦し濃密なMMAの攻防を見せたエンカジムーロ・ズールー、さらには11月の来日で勝利したトニー・ララミー&アリベク・カジャマトフと海外勢の充実が目立ってきた。

彼ら対抗しうる力を持ったフライ級ファイターはいるのか。そしてフライ級頂上決戦でトップに返り咲いたクレベル・コイケと、デビュー以来の無敗とフィニッシュ勝利を12に伸ばしたラシャブアリ・シェイドゥラエフを中心としたフライ級の動向は。

2025年の展望を語る氏は、日本の格闘技界の現状を理解した上でファイター、格闘家としての一番大切なモノは何なのか熱い言葉が続いた。切実、そして純度100パーセントの柏木節をお届けしよう。

<柏木信吾インタビューPart.01はコチラから>


──RIZINという大舞台で戦うことで、満足してしまうことがあるということですね。

「ハイ、そうなんです。でもアートを追い求めるって、そういうことなのかって思うんです。身近な存在でも、RIZINのスタッフであるデザイナーさんの仕事を見させてもらうと、完成形なんてないんです。『これで100パーセント』とかなくて。常にもっと上手くできると考えられていて。アレンジを加えて、より良い作品を創ろうとしています。ただ納期があるから、徹底的に追及をすることはできない」

──はい。作品でもあっても商品はそうなります。

「だからこそ、この世に出ている作品で満足をしているわけじゃない。納期があるから、ある程度で妥協をしている結果なんです。無限に時間があれば、永遠に一つの作品と向き合っているはずです。その意識を格闘家が持たなくて、どうするんだっていう話ですよ。

スポンサーがいて、月々に入ってくるお金の額も増えた。『なら、良いっかぁ』みたいな。知名度を上げて、YouTubeで食っていけるとか。そういう感覚になってしまうと、格闘家の本質から離れてくるのではないかと思います。いや、自分勝手なことを言っているのは理解していますよ。誰だって食っていかないといけないので」

──と同時に、食っていくための選択で強さを求める要素が減少してしまうなら、人々はその選手に魅せられることはないと思います。満たされて、以前のように求道的でなくなる。それは我々一般人のありようです。なぜ、人々はフィクションだろうが映画の主人公に魅せられるのか。泣いて、共感して。元気をもらうことができるのか。スクリーンのなかの主人公は、常人にはできないことをやってくれるからです。

「ハイ。強さを追求して、巨額の富を得る選手も存在しています。ジャパニーズMMAは、実力以外の部分……添加物を与えている。キャラ作りをして、演じてもらう。でも純粋に強さを求めている方が、やっぱり見入ってしまいます」

──とはいえ、演じきれれば立派なものかと。必要とされて、それをやり切る。選手も必要とされる方が幸せです。そこが榊原代表は非常に上手くないでしょうか(笑)。

「本当に人を輝かせることに、長けています。こういうとアレですけど、分不相応のモノでも分相応に見せることができます。それは日本の格闘技界の長けている部分だと思います。良いのか、悪いのかは別として」

──ある意味、良いことだと思います。求められた役割を全うし、ファイトマネーは既存のプロモーションより高い。そして人々に認知される。MMAをやってきて、報われたと思うことができる。ただし……。

「それで強さを求める姿勢が衰えるのは……というこうとですよね。良い生活ができるようなったことで、そこをはき違えてしまった選手はいるかと思います。そういうことがあると選手に対して、冷めてしまう。そこの部分は、そうですね。その点は選手も分かってほしいです。

それでいうとフライ級のストーリーは、軸に強さがある。堀口恭司が主人公なので。そこが大切なんです。軸となる人間が強くて本物だからこそ、遣り甲斐があります。だからこそ忖度なしに、強い奴らを呼ぶことができる。そこは凄く遣り甲斐があります」

──トニー・ララミー、アリベク・ガジャマトフと戦いたいという選手は現れましたか。

「ララミーはいます。ガジャマトフに関しては堀口選手、扇久保選手ですね。でもガジャマトフはまだ、分からないところも多いですよ」

──トップ2らしいです。そうなってくると、外国人対決も興味深くなってこないでしょうか。

「そこも堀口恭司に勝てるかもと、思われる外国人選手を連れてきてから……ですかね。ガジャマトフにはあと2試合、3試合はしてほしいです。それこそがストーリーじゃないかと」

──本当にカテゴリーとして、強さが軸にあることが浮き彫りになります。そうなると日本勢の強化、底上げが欠かせなくなってきます。

「面白い選手はいますよ。名前に言及するのは控えておきますが、少し成長を待ちたいという選手はいます」

──将来性でなく、現有勢力なら若松佑弥選手に和田竜光選手。藤田大和選手、そして伊藤盛一郎選手ですね。

「まぁONEと契約している選手は、ないものねだりになってしまいますからね。現実的でないことは、考えないように努めています。周囲を含めると思惑という言い方になってしまいますが、選手にはやりたいこともあるでしょうし。しょうがない部分はあります」

──では逆に現有勢力では?

「伊藤裕樹選手が強くなっていると思います。と同時にイ・ジョンヒョンはフィニッシュしてほしかった。そこは正直な気持ちです。それでも毎試合、強くなっているように見えます。

でも……日本勢の強化は、やはりビジネスを成立させないと難しい。IMMAFの世界大会を開いたウズベキスタンなんて、大統領が出てきて選手を激励しているんですよ。もう国がMMAに投資している。政策として、MMA振興が存在しているという。レバノンも10年以上、国ぐるみでアマMMAに投資している。そりゃあ、これからどんどん強くなってきます。5歳の時からMMAの英才教育を受けている。あと5年もすればそういう選手がどんどん出てくるでしょうね。

だってIMMAFで優勝したらUFCで通用する。そこを目指しているわけで。そんなところに対抗していくには……。世界的に見ても、MMAはビジネスとして成り立たせるのが難しい。だって、あのBellatorが無くなってしまうんですよ。PFLもトーナメント戦になりました」

──ONEも立ち技に重きが置かれている。つまりUFC以外は……。

「金になっていないということですよね。そこを踏まえて、日本にはこれだけ団体があって、選手の試合機会も多い。格闘技が好きな人たちも本当に多い。そのなかでも、ビジネスとして成立させるファイトが必要で、強さが軸になっていることと剥離がある。それが現実で。

じゃあ、どうすれば日本人は強くなれるのか。これは書かれると拙いですが、今の世代では難しい。揃って厳しい結果とが続き、一度リセットが必要になるかもしれないです。それでも強い選手を呼んで、高いレベルの試合を見せていかないと。目指すところが下がれば、全てがレベルダウンしてしまいます。そのためにも高見、レベルの高い試合が見られる環境を創り続けたいです」

(C)RIZIN FF

──フライ級と並び、外国勢力の台頭が目立つのがフェザー級です。

その頂点が鈴木千裕選手から、クレベル・コイケ選手に代わりました。

「正直、鈴木千裕選手の方がストーリーや展開は創りやすいです。でも、こうなったらクレベルのシェイドゥラフ攻略が見たくなります(笑)。負けていないから、シェイドゥラフは間違いを犯したことがないという勢いで攻めることができます」

──その攻撃力を柔術家ならではの防御能力の高さで対抗できるのか。逆に攻めてばかり来たシェイドゥラフのディフェンス力はどうなのか。

「めちゃくちゃ楽しみですね」

(C)RIZIN FF

──実現の方は?

「まだカードとして弱いですよ。でも、クレベルとシェイドゥラエフ戦が実現するのは、団体として正しい選択だと思います」

──一方でダウトベックはYA-MAN選手に勝利しましたが、打撃戦でひるんだ感も見せました。

(C)RIZIN FF

「まぁ、あれだけ殴っても前に出てきて強振をしてくる相手にテイクダウンを仕掛けたくなるのは、理解できます。

この試合で株を上げたのはYA-MAN選手で、ダウトベックではなかったです。ただ、日本人選手がYA-MAN選手と戦った際、どれだけテイクダウンできるのかというのはあります。同時にYA-MAN選手も技術力を向上させないと。打たれ強さが武器になっている状態のままだと、長続きはしないと思うので。

あの試合を見て平本蓮選手、鈴木千裕選手なら勝てるなという風に思ったファンの人も多いじゃないでしょうか。そういう風にイメージできるダウトベックの戦い方でした。とはいっても最大限の期待から、若干落ちたというレベルで。ダウトベックもまだまだナンボでも、いけると思っています」

──押忍。フライ級もフェザー級も2025年はさらに面白くなりそうです。ここで、締めと行きたいのですが、一つ。3月30日に高松大会で、井上直樹選手と元谷友貴選手がベルトを掛けて戦うことが決まっているバンタム級戦線ですが。

「福田龍彌選手ですね」

──ハイ。打撃で芦澤竜誠選手に勝った。これは特筆すべき勝利かと。

(C)RIZIN FF

「圧巻ですね。

福田龍彌選手からすると、MMAを舐めるなよっていうことだったのでしょうね。あの勝利でMMAファイターは勇気をもらうことができたかと。と同時に福田戦を受けた芦澤選手。ダウトベックと戦ったYA-MAN選手。シェイドゥラエフと戦った久保選手。彼らの心の強さから、MMAファイターは学ぶべきモノがあると思います。

MMAファイターは全てが分かるからこそ、『こいつには勝てない』と総合的な判断をするわけじゃないですか。だからシェイドゥラエフとやりたくないだとか、ダウトベックとは戦いたくないって断る。そんな総合格闘家のメンタリティは、理解できます」

──冬の時代を経験して、RIZINという舞台では負ける姿を晒したくないとうことでしょうか。

「今のRIZINに満足しているのであれば。強い外国人選手なんて、『わざわざ呼んでほしくない』と言いたくなるのも分かります。でも、そういう選手の要望に応えていると日本自体が弱くなる。日本の格闘技のレベルを下がってしまいます。居心地の良さをRIZINにキープしてほしいなら、後輩たちも誰も勝てなくなってしまいます。

そんな冬の時代を経験している扇久保選手は、ガジャマトフとも戦うと言います。扇久保選手はUFCファイターになって然りの選手です。TUFでランナーアップ、準優勝でした。本来なら契約されるべき選手でした。彼自身も今UFCで戦ってもやれると思っているでしょうし。だから「ジョン・ドットソンと戦いたい」、「ガジャマトフ、全然やります」、「ララミー? 楽勝」みたいな感じで。それは絶対的な自信があるからこそ、口にできることです」

──もう、そうなるとフライ級GPの機運はいよいよ高まったと断言しても良いでしょうか。

「GPはやったほうが良いです。やるなら今年です。それにホセ・トーレスに続く感じの選手を招聘して、扇久保選手にΦ♪§⇔БXЖ∵ωな、なんて思っています」

──何かむにょむにょ言われていて、聞き取れなかったですが(笑)。それにしてもRIZINフライ級が楽しみで、MMAPLANETだけが許されている柏木さんの下ネタが出る暇もなかったです。

「本当ですね(笑)。もうMMAの話が楽し過ぎて、〇ン〇もおとなしいままですよ」

──ハハハハハハ。最後に無理やり突っ込んでくれて、そこもありがとうございます。

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45 AB DEEP DEEP JEWELS DEEP JEWELS48 DEEP Tokyo Impact HIME INVICTA MANA MMA MMAPLANET o ONE ONE172 PFL RIZIN YouTube アドリアーノ・モライシュ エドゥアルド・フォラヤン ケイト・ロータス サダエ☆マヌーフ パク・シウ ライカ 万智 中井りん 修斗 大島沙緒里 彩綺 本野美樹 杉山しずか 東よう子 桐生祐子 若松佑弥 藤田翔子 重田ホノカ 青木真也 青野ひかる

【DEEP JEWELS48】前QOP重田ホノカが初参戦。Road to RIZIN第一弾はHIMEと。東よう子は2年4カ月振り

【写真】この試合は得意分野より、不得手分野での成長が問われる一戦か(C)MMAPLANET

20日(月)、DEEPより3月23日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS48の対戦カードが発表された。同日は恒例のDEEP Tokyo Impactとのダブルヘッダーで、JEWLES48は夜開催となる。
Text Manabu Takashima

昨日、修斗後楽園ホール大会で23日には新宿FACE大会が行われることが明らかとなっているが、この日は午後5時スタートでONE172がさいたまスーパーアリーナで開かれる。立ち技中心とはいえ若松佑弥がアドリアーノ・モライシュに挑戦するONE世界フライ級選手権試合や、青木真也×エドゥアルド・フォラヤンIIIIが組まれており、全くもって格闘メディア泣かせの1日になる。

そんな格闘の日のJEWELS48、前フライ級QOP重田ホノカが初参戦しHIMEと戦う一戦などアマを含め11試合が決定している。


プロ4戦目でベルトを巻き、昨年7月の初防衛戦で杉山しずかに敗れた重田はこの試合前から「自分の憧れはRIZINのベルト」と話し、ストロー級やスーパーアトム級で戦っていくことを明言しつつJEWELS参戦の青写真を描いていた。

そしてHIMEとの一戦は50キロキャッチウェイト、スーパーアトム+1キロとなっており、まさに重田にとって願ってもない体重といえよう。とはいってHIMEは厳しい相手になることが予想される。戦績5勝4敗ながら3年間、濃密な時を過ごしてきた。デビュー戦でケイト・ロータス、2戦目で藤田翔子に勝利すると3戦目で本野美樹に初黒星。しかし、4戦目で大島沙緒里に大金星を挙げ、3連敗を経験しているものの相手は万智、パク・シウ、中井りんという顔ぶれだった。

昨年9月には彩綺に殴り勝ち、拳の強さは絶対のHIMEは組みへの対応力も上がっている。これまで組み勝つ戦いをしてきた重田だが、HIMEのようなハードパンチャーは未経験だ。いきなりの猛者との戦い、それが重田にとってRoad to RIZINとなる。

(C)DAVE MANDEL/INVICTA FC

HIME×重田と並び3回戦で組まれたのはバンタム級の東よう子×MANA、青野ひかる×彩綺の49キロ契約マッチだ。

東は過去2年、PFLとInvicta FCで戦ってきたが健闘しつつも3連敗、2年4カ月ぶりのJEWELS登場でキャリアの再構築を図るMANA戦となる。

(C)SHOJIRO KAMEIKE & MATSUNAO KOKUBO

上記にあるようHIMEに殴り負けた彩綺は、桐生祐子を打撃で制し再起戦で勝利して今回の青野戦を迎える。

ねちっこい組みが信条で、昨年9月にはサダエ☆マヌーフとのグラップラー対決で生き残っている青野。いえばクラシカルなストライカー×グラップラー対決、自らの強い部分を相手に押し付ける我儘ファイトができた者が勝つ──そんな一戦になりそうだ。

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45 AB ACA KANA MMA o ONE ONE Championship ONE172 RENA   キック ボクシング 武尊 秋元皓貴 若松佑弥 野杁正明 青木真也

3.23『ONE 172』さいたま大会で武尊 vs. ロッタン・ジットムアンノン、アドリアーノ・モラエス vs. 若松佑弥

ユメノチカラ/武尊


 ONE Championshipが3月23日にさいたまスーパーアリーナで『ONE 172』を開催することと武尊 vs. ロッタン・ジットムアンノンのフライ級キックボクシングスーパーファイト、アドリアーノ・モラエス vs. 若松佑弥のフライ級タイトルマッチを行うことが発表されています。

 他にも野杁正明、KANA、秋元皓貴、青木真也らが出場候補となっています。続きを読む・・・
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45 GLORY K-1 KANA MMA MMAPLANET o ONE ONE FF92 ONE167 ONE169 ONE172 YouTube アドリアーノ・モライシュ アニッサ・メクセン キック シッティチャイ・シッソンピーノン ジャッキー・ブンタン スアキム・ソー・ジョー・トンプラジン スーパーボン・シンハ・マウイン タワンチャイ・PK・センチャイ チャトリ・シットヨートン ボクシング マラット・グレゴリアン リウ・メンヤン リッティデット・ソー・ソンマイ ルンピニー 吉成士門 小笠原瑛作 武尊 若松佑弥 野杁正明

【ONE FF92】2025年の立ち技を占うフェザー級3連戦。野杁、グレゴリアン、シッティチャイが揃い踏み

【写真】ONEデビュー戦はシッティチャイに敗れた野杁。ONE初勝利をかけて中国のメンヤンと対戦する(C)ONE

20日(金・現地時間)、タイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE Friday Fights 92。今大会は通常よりも豪華なマッチメイクが並ぶ通称テントポール大会で日本からも野杁正明、KANA、吉成士門が参戦する。
text by Takumi Nakamura

16日に日本で記者会見が行われ、チャトリ・シットヨートンCEO出席のもと、2025年3月23日(日)さいたまスーパーアリーナでのONE172開催が発表された。第1弾カードとして武尊×ロッタン・ジットムアンノンのフライ級キックボクシングスーパーファイト、アドリアーノ・モライシュ×若松佑弥のフライ級MMA世界王座決定戦の2試合が決定し、チャトリCEOは出場候補選手として野杁・KANAの名前も挙げている。


今年3月にK-1との契約にピリオドを打ち、ONEに戦いの舞台を移した野杁。その初陣となった6.8ONE167ではシッティチャイ・シッソンピーノンの牙城を崩すことが出来ず、判定負けという結果に終わっていた。今回は中国のリウ・メンヤンを相手にONE2戦目を迎える。

メンヤンはONEの公式プロフィールでは32勝6敗の戦績を持ち、過去にスッドサコーン・クリーンミーに勝利した実績が光る。とはいえONEでのタイトル獲得を狙う野杁からすれば、ここで取りこぼしは許されない相手。確実に勝利を収め、再び上位ランカーとの対戦につなげなければいけない一戦だ。

しかも今大会では野杁に勝利したシッティチャイがメインイベントのムエタイルールでシャドウ・シンハ・マウインと対戦し、元K-1&GLORY王者のマラット・グレゴリアンとアブデラリ・ザヒディのキックボクシングルールの一戦も組まれている。

年をまたいだ1月24日(金・現地時間)にタイのインパクト・アリーナで開催されるONE170ではムエタイルールのフェザー級王者タワンチャイ・PK・センチャイにスーパーボン・シンハ・マウインが挑む王座戦も行われる。

キックルールのタイトルを保持するチンギス・アラゾフの動向が不透明ではあるが、この一カ月の間にキック・ムエタイの両ランキングに名を連ねるトップ選手たちの試合が続くことになる。3月の日本大会で野杁がどんな相手と対戦するのかも含めて、2025年のONEキック・ムエタイのフェザー級戦線を占う年末年始だ。

またKANAは野杁に続いてK-1からONEに参戦。その初陣でK-1時代から対戦を熱望していたアニッサ・メクセンと対戦する。KANAはK-1でのキャリア後期=2023年にK-1でのアニッサ戦が具体的に進行していたものの、最終的にアニッサがONEとの契約を更新したため、K-1でのアニッサ戦は実現せず。KANA自身がアニッサと戦うためにK-1からONEへの移籍を決断し、そのアニッサ戦がONEの初陣で実現した形となる。

11.8ONE169のジャッキー・ブンタン戦では敗れたアニッサだが、卓越したアウトボクシングで3分5Rフルラウンドに渡ってブンタンを翻弄し続けた。KANAとしてはワンマッチの短期決戦=3R以内にアニッサを捕まえきれるか。そこがアニッサ超えの鍵を握るだろう。

またKANAと同じく今回がONE初参戦となる吉成士門は、直近の試合で小笠原瑛作から勝利しているリッティデット・ソー・ソンマイとムエタイルールで対戦する。これまで通常のグローブによるムエタイルールで戦ってきた士門にとって、MMAグローブ&3分3RのONEのムエタイルールは初挑戦。これまでと変わらぬパフォーマンスをONEでも発揮できるかに注目したい。

■ONE Friday Fights 92視聴方法(予定)
12月20日(金・日本時間)
午後9時30分~U-NEXT

■ONE Friday Fights 92 対戦カード

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)
シャドウ・シンハ・マウイン(タイ)

<ムエタイ・140ポンド契約/3分3R>
スアキム・ソー・ジョー・トンプラジン (タイ)
パンリット・ルージョメイサイワーリ(タイ)

<ムエタイ・アトム級/3分3R>
ソンチャイノーイ・ゲッソンリット(タイ)
ヨッドナムチャイ・フェアテックス(タイ)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
パンパヤック・ジットムアンノン(タイ)
イゴール・ベクレフ(ロシア)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
シブムン・シッチェブンタン(タイ)
アブドゥラ・ダヤカエフ(ロシア)

<ムエタイ・アトム級/3分3R>
ラック・エラワン(タイ)
コーコー・ソー.ソンマイ(タイ)

<キック・159ポンド契約/3分3R>
マラット・グレゴリアン(アルメニア)
アブデラリ・ザヒディ(モロッコ)

<ムエタイ・121ポンド契約/3分3R>
マイサンカン・ソー・インジョルンガンチャン(タイ)
ワッチャラフォン・PK・センチャイ(タイ)

<キック・フェザー級/3分3R>
リウ・メンヤン(中国)
野杁正明(日本)

<キック・女子アトム級/3分3R>
アニッサ・メクセン(フランス)
KANA(日本)

<ムエタイ・134ポンド契約/3分3R>
リッティデット・ソー・ソンマイ(タイ)
吉成士門(日本)

<キック・バンタム級/3分3R>
エルブルース・オスマノフ(ロシア)
ネイサン・ベンドン(英国)

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K-1 KANA MMA MMAPLANET o ONE ONE Championship ONE172 PRIDE UFC アドリアーノ・モライシュ キック タン・ジン チャトリ・シットヨートン デメトリウス・ジョンソン ボクシング 大成 武尊 海外 秋元皓貴 若松佑弥 野杁正明 青木真也

【ONE172】さいたまSAで仕切り直しの武尊×ロッタン、モライシュ×若松佑弥の王座戦も決定

6日(月)都内にて、2025年3月23日(日)に埼玉県さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催される「ONE 172: TAKERU VS RODTANG」発表記者会見が行われた。
Text by Takumi Nakamura

今年1月の有明アリーナ大会に続いて、2年連続となるONE Championshipの日本大会が決定した。会見に出席したチャトリ・シットヨートンCEOは「今回のイベントはPRIDEの時代から30年来の最大級のイベントをさいたまスーパーアリーナで予定している。この大会は世界195カ国で放送予定で、この30年で最大級の視聴者、観客を集めるイベントになる」と熱弁。

さらに「MMAのみならず、あらゆる格闘技のコミュニティをここに集結させるような一大イベントになることを約束する。ONEが日本で開催されるということは、日本のコミュニティと選手にとって大きなチャンスだと信じている」と続け、出場候補選手として野杁正明、KANA、秋元皓貴、青木真也らの名前を挙げて、今大会のテーマを日本vs世界と掲げた。

そして今大会の決定カードとしてフライ級キックボクシング(3分5R)の武尊×ロッタン・ジットムアンノン、フライ級MMA世界王座決定戦(5分5R)のアドリアーノ・モライシュ×若松佑弥が発表された。

武尊とロッタンは今年1月のONE有明大会で予定されていたカード。この時はロッタンの怪我で中止となり、約1年2カ月越しに2人のドリームマッチが実現することになる。そしてモライシュと若松はデメトリウス・ジョンソンの引退により空位となったONE世界フライ級王座をかけて対戦する。両者は2022年3月に対戦しており、この時はモライシュがギロチンで一本勝ちしている。会見には武尊、ロッタン、若松も出席し、試合に向けた意気込みを語っている。

武尊
「やっとロッタン選手と戦えることがすごく嬉しいし、ロッタン選手の怪我だったり、色んなことがあって試合が流れたりしたんですけど、こうやって試合が決まると、引き寄せ合う運命だったなと思います。

僕はこの試合の次のことは一切考えてなくて、この試合で自分の格闘技人生を全て出し切るつもりで挑むんで、本当にこの試合、どちらかが壊れるような世界最高の殴り合い、壊し合いをやりたいと思っているので、ロッタン選手よろしくお願いします。

(日本大会でロッタン戦が決まったことについて)日本で試合できるのはすごく嬉しいし、K-1を離れてから海外で試合をやることが多かったんですけど、 現役の最終章、集大成を日本のファンの皆様の目の前でできるというのはすごく嬉しいし、 日本の皆さんに勝つ姿を必ず見せます。

(大会のメインで行われることについて)本当、このONE Championshipという世界規模のでかい大会でメインでやらせてもらえるのはすごく嬉しいことだし、 そのメインイベントにふさわしいような最高の殴り合い・試合をロッタン選手とやりたいと思ってるんで、皆さん楽しみにしていてください」

ロッタン・ジットムアンノン
「タケルと共に互いに勝利を掴み、いよいよ時が来たと感じている。昨年の日本大会のカード発表会見の後ひ怪我をしてしまい、あの試合がキャンセルになってしまったことを本当に残念に思っている。だから今回このように2人の試合が実現したことを本当に嬉しいと思うし、自分はもう準備が整っている。

(前回の武尊VSタン・ジンをリングサイドで見て)正直なところ、すごく怖さを感じたし、緊張もした。同時にすごく嬉しかったのは、1Rにダウンを取られたあと、2Rにダウンを取り返して逆転KOで勝ったのを見て、本当にすごいと思った。タケルはキックボクシングスタイルが本当に強いと思うし、自分もそれに負けないように準備をしている。

今は3月の試合が楽しみで、皆さんに最高のキックボクシングの試合をお届けしたいし、自分のキックボクシングのスタイルを見せつけてやりたい。(日本大会出場について)率直に嬉しいと思っている。日本は自分にとって第2のホームで、しばらく戻ってこれなかったことを残念に思っている。今回の試合で世界、日本に自分の強さを見せたいと思っているし、前回見せられなかったものをお見せしたい。とにかく全力で試合に挑むし、日本がホームのつもりで戦う。必ずチャンピオンに返り咲く。それを目指して戦っていきたい」

アドリアーノ・モライシュ
「日本で試合出来ることは本当にうれしい。ONEフライ級MMAの世界タイトル戦の機会をもらえて、心から興奮している。若松と戦うんだ。最高の試合を見せるために一生懸命練習に励んでいる。特に日本にいる僕のファンの楽しみにしていてくれ。そして試合を見に来てくれ。準備は万端だ」(※コメント発表)

若松佑弥
「この間(12.7ONE FN)試合が終わったばかりですが、さいたまスーパーアリーナという素晴らしい舞台でタイトルマッチができることをすごく嬉しく思ってます。自分は3年前にアドリアーノに負けて2連敗してから3連勝して、この3年で進化してきた部分をこの最高の舞台で発揮して、しっかりチャンピオンになりたいと思います。

(リマッチについて)本当にもう全てをかけて、3月23日に今までやってきたことを格闘技人生の集大成になる戦いをしたいと思っています。で、向こうも今はキャリアピークだと思っていて、本当にフライ級の世界最強を決めるチャンピオンシップになると思っています。打撃と寝技の最高峰の戦いができるんじゃないかなと思ってます。

DJがUFCからONEに移籍するという話を聞いた時点で、僕はONEのフライ級が世界一だと確信していて、そこからDJのアドリアーノとも戦って、世界の壁をしっかり経験して、そこからONEで成長してきました。アドリアーノはDJをKOした唯一の選手なので、最高の舞台でしっかりそれに勝って僕がチャンピオンになって、ONEフライ級が世界一だということを知らしめれるいい機会だと思っています。もう最高としか言いようがないです。

(モライシュのコメントを受けて)前回のキンガド戦を見ても、とんでもなく強いなっていう思いがあって。僕もこの間試合終わったばっかりで、すごいベストな状況だし、向こうも相当気合いが入っていると思うので、すごく激しい戦いになるんじゃないかなと思います」

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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE FN26 ギルバート・ナカタニ 若松佑弥

【ONE FN26】殴られても折れないナカタニの反撃を断ち切り、若松佑弥が強さを見せて3-0の判定勝ち

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
若松佑弥(日本)
Def.3-0
ギルバート・ナカタニ(米国)

左右に動くナカタニが右カーフ、若松は左の縦ヒジを狙う。さらに右ハイをガードの上から蹴った若松のワンツーに、ナカタニがフックを合わせる。後ろに倒れた若松は立ち上がりながら組みにいくと、バックを伺う。譲らずナカタニが正対して離れる。カーフを連続で蹴るナカタニは組んでヒザを入れ、右エルボーをヒットさせる。

カーフ&右から組んだナカタニに対し、若松は投げを狙いヒザを突き上げる。直後に若松はヒザに左を合わせる。後方に大きく乱れたナカタニは、テイクダウンを取られ即立ち上がるも、若松の質量が完全に上回るように。既に疲れが感じられるナカタニに対し、若松が左を入れて右アッパーを叩きこむ。ナカタニが組みを選択しても、若松はコーナーを背にして体を入れ替える。右を振って間合いを取り直した若松のパンチに圧されるナカタニが、テイクダウンへ。スクランブルでのギロチンも頭を抜いた若松が、スピニングバックフィストをかわして右を伸ばしたところで時間となった。

2R、若松はジャブを伸ばし、右ハイをスウェイでかわす。ナカタニの左右のオーバーハンドをかわす若松は、組まれてもポジションをスイッチしてコーナーに押し込んでいく。ナカタニも押し込み返すが、離れた若松は前蹴りをボディに入れる。続いてヒザをボディに突き刺した若松は、右ハイをヒット。それでも前に出るナカタニがクリンチへ。払い腰から離れた若松は、三日蹴りを狙う。ナカタニは距離を潰して防ぎ、ワンツー。若松は逆に右を打ち込み、ジャブを突き刺す。さらに右ミドルで削ると、右ストレート。ナカタニもフックで前に出るが、精度の高い右を若松が決める。若松の右エルボーで額をカットし流血が目立つナカタニが左を当て、スピニングバックエルボーから組んでバックへ。サイドバックでヒザを蹴ったナカタニは、正対した若松に左エルボーを狙い終盤に盛り返した。

最終回、ハイを蹴り合った両者、若松が右を当て、直後に左フックでダウンを奪う。ガードから立ち上がる間、パウンドを続けた若松は左ミドルに右を合わせ、続いて右アッパーへ。ナカタニのローシングルを切った若松が、逆にテイクダウンを奪うとヒザを顔面に入れる。腰を上げた若松は右腕を腕十字で伸ばされかけたが、ここは耐えてガードの中に収まる。ガードが空くと、左足を抜いた若松がハーフで殴りナカタニに潜らせない。

背中を預けて立ち上がったナカタニに対し、若松は打撃戦を選択。リードフックを当て、ヒザ蹴りにカウンターを合わせる。残り1分、腹へのヒザを効かせたナカタニのラッシュに若松が前蹴りも、組まれる。コーナーに押し込み、エルボーから間合いを取り直した若松、ナカタニも最後まで攻撃姿勢を持ち続け試合はタイムアップを迎えた。

激しい攻め合いのなかで、反撃を許しながらも優勢に試合を進めたのは間違いなく若松だ。結果、3-0で判定勝ちを手にした若松は「まずは戦ってくれたギルバート選手、この舞台を用意してくれたONEの皆さま、本当にありがとうございました。とても素晴らしい選手で、凄くタフで打撃も寝技も凄く強い選手でした。自分がメンタルだったり、得意でなかったところを鍛えてきたので、それがあって今日は勝てたと思います。本当にありがとうございました。ONEのチャンピオンを僕が取って、フライ級の世界一はONEだと知らしめたいので、来年是非タイトルマッチを日本でお願いしたい」と凛とした表情で話した。


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