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【DEEP】フェザー級王者の牛久絢太郎がバンタム級転向でベルト返上 神田コウヤが正規王者に

903: 実況厳禁@名無しの格闘家 2023/12/21(木) 18:45:23.08 ID:VsWYXZFY0
第11代DEEPフェザー級王者 神田コウヤ爆誕


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【Pancrase340】12・24を読む 亀井晨介と対戦、平田直樹「自分の殻を破って、覚悟を持って戦えるか」

【写真】亀井がロータス世田谷に来た時に同じ空間にはいたが、人数が多くて肌を触れ合うことはなかったそうだ(C)BRAVE CF

24日(日)に横浜市中区の横浜武道館で開催されるPancrase340で亀井晨介と平田直樹が対戦する。
Text by Manabu Takashima

4月の立川、7月のニューピア、そして9月の立川とパンクラスで3連勝中の平田が、タイトルコンテンダーの亀井と相対する。時代は打高組低、組んで倒しても立たれると評価はゼロといってもおかしくない裁定も増えてきた。

そんななかでフェザー級としてはフレームが小さな平田は、得意の組みを生かすMMAをどのように考えているのか──を尋ねた。


──まず9月の遠藤来生戦を振り返ってもらえますか。

「自分が思っていた以上に上手くいかなかったこともあり、同時に久しぶりに3Rをフルで戦えて勝てたことは良かったかと思います。お互い、攻防のなかでメチャクチャ厳しいとういうことがあった試合ではなかったです。それでも思うように試合が進まないところがあり、良い経験になりました。

試合の日はRIZINと大会が重なって、セコンドに八隅(孝平)さんがいなかった。そのなかで自分でやるべきことを決めて、考えて戦うことができました」

──最終ラウンド、組んでから引き込んだ。そしてパウンドを打たれた。あのあたりはどのように考えていますか。

「自分も3Rの途中まで取っていて、あの時にもう一度スタンドに戻るのか、引き込んで有効打を貰わないよう上手く誤魔化して終わらせようか。どちらにしようかという選択のなかで、下になりました。でも自分が思っていた以上に遠藤選手が元気で、意地を見せて来て。ただ後頭部に何回かもらったのですが、パウンドは見えていました。目が腫れていたのは、スタンドで被弾した時です。それでも引き込んだのだから三角や十字をしっかりと創りたかったです」

──引き込んだのであればということは、選ばなかった方も戦いも気になっていたということですか。

「ハイ。試合を終えて、あそこはスタンドに戻って得意の組みに持ち込んだり、打撃戦をやっても良かったとは思いました。あそこで引き込みを選んだのは、自分の弱さです。自分が楽な方を選んだ。それが弱さで。きついところで、勝負に行かない自分がいることを知りました。

やり切れなかった──。もうちょっとデキることがあった……というのが、試合を終った直後に感じていたことです。ただ、勝つことが絶対で。あそこで勝っていないと、今回12月に試合をすることはできなかったですし。次につなげるために絶対に勝つ、そう思って戦って勝てた。でも、フィニッシュできなかったこともそうだし……まだまだで。全てを含めて、良い経験になりました」

──その12月の試合はタイトル戦を2度経験している亀井晨介選手が相手です。このオファーが来た時、素直にどう思いましたか。

「ビックリしました。自分で良いのかなって。自分のなかでは試合も確定していないし、前回の試合内容を考えると、組まれたとしても少し下のランキングの人だという風に心の準備をしていました。だから亀井選手が相手だと聞いて、すぐにやりたいと思いました。きっと色々な候補があって、亀井選手が僕を選んだんでしょうけど……選んでくれたことも凄く嬉しいです」

──ジャブで突き放す、組まさない。9月の試合は打ち合いに応じるような場面があったのですが、亀井選手は原点回帰のスタイルで戦ってくるのではないでしょうか。

「DEEPで神田コウヤ選手と戦った時もそうでしたけど、距離が違って上手くやられました。自分の殻を破って、覚悟を持って戦えるかどうか。そこが一番の課題になると思います。大きな相手と練習は十分にしているのですが、試合で覚悟を持って自分の弱さに立ち向かい、組んで寝技に持ち込めるのか。そこですね」

──八隅選手がグラップラーなら、相手が本気で打ち込んでくるとイメージして練習ができないとやられると言われていたことがありました。打撃スパーは互いに100パーセントではないです。ただし、MMAスパーだと組みは100パーセントで打撃はそうでない。本気の打撃は試合でしかない。そこがグラップラーの難しさに通じてくるのか。

「練習中に組みにいって、パンチを貰うと『試合だったら、終わっている』とか……やっぱり自分でしっかりと考えるしかなくて。練習だからもらっても入って組める。それで良しとしない。試合だったら、パンチやヒザを合わされている。この入り方ではダメだと、意識しないといけないです」

──そうするしかないですよね。結果、本気のテイクダウンがくるのでストライカーの方が、ダイレクトに成長できるのではないかと。

「そうですね、ディフェンスが上手くなりますね」

──そうなると練習形態として、MMAは打撃系の方が有利になってしまうのでは?

「そうかもしれないですね……。でも、組み技の選手も打撃の練習をしていますし」

──平田選手は、どのような打撃を?

「目白ジムやクレイン要町とムエタイのジムに行かせてもらっています。クレインは米国から戻って来てから、ずっと行っています。自分がKOするようになるには時間が掛りますが、弱い部分を無くして。首相撲からの打撃だとか、近い距離の打撃。相談しながら、自分が組みにいける打撃を指導してもらっています。

そこで考えて、教えてもらったことをロータスの練習で試す。簡単ではないですけど、トライしないと答えは見つからないので。練習で試して、そして試合で試すということですね」

──この試合は勝てばタイトル挑戦が見えてきます。大勝負で何を見せないといけないと思っていますか。

「やっぱり前回できなかったフィニッシュすること。勝つことが大切ですけど、そこ重要かと思います。タイトルに挑戦する力があることを見せて勝ちます」

──グラップラーもコントロール派のフィニッシュ、サブミッション派のフィニッシュは別モノかと。

「ハイ。僕はコントロールして、パウンドで削る。それからフィニッシュ。いきなりの極めよりも削って、そこから極めでも殴ってもグラップリングもコントロールして勝つ」

──ブランドン・ロイヴァルでなく、ハニ・ヤヒーラだと。

「そうです(笑)。肩固めかギロチンです。手足が長い人がうらやましいです(笑)。前回の試合から短期間でも、自分の得意な場面から先の動き……フィニッシュするまでの動きを考えてきました。頭のなかで考えたことを練習で試しています。反復し続けて、体に沁み込ませたモノを試合で出したい。完封──フィニッシュして勝ちたいです」

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Black Combat DEEP DEEP115 KOMA MMA MMAPLANET o RIZIN UFC YouTube キム・ソンウン シン・スンミン タクミ チェ・ジュンソ パク・シウ パク・シユン パン・ジェヒョク 北岡悟 大島沙緒里 平良達郎 浅倉カンナ 海外 神田コウヤ 透暉鷹 鈴木槙吾 青井人 駒杵嵩大

【DEEP115】あの惨敗を忘れてはならない。北岡悟がDEEP X BC対抗戦を振り返る─01─「大島だけは……」

【写真】終わってみればアウェイで圧勝。そして会場の雰囲気は決してアウェイでなかったBlack Combat勢(C)DEEP

9月18日(月・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されたDEEP vs BLACK COMBATの対抗戦で、ホームのDEEPは2勝5敗と惨敗を喫した。
Text by Manabu Takashima

ヘビー級、ウェルター級、ライト級、バンタム級、JEWELSも含め2階級制覇、5人のチャンピオンが全て敗れるという想いもしない結末に終わった。今、国内で圧倒的に勢いがあるDEEPのトップが、韓国MMA界に伸し上がってきたBlack Combat勢に完敗。この情景を同大会のTV中継ブースから眺めていた北岡悟に、どう対抗戦を振り返ってもらった。

時間の流れが早く、一つの勝ち、一つの敗北が消化され忘れ去れる現代社会において、この敗北は胸にとどめておかなければならない。そのためにも北岡の感想をぜひとも聞きたかった。そして対抗戦には興味がないと企画そのものを根底から覆す発言が早々に聞かれたなかで一つ一つの勝負として、振り返ってくれた北岡の言葉から改めてMMAとは何かを考えさせられた。


――DEEP ✖ Black Combatの解説をされていましたが、DEEP勢が2勝5敗という予想外の惨敗に終わりました。今回はライト級ファイターとしてではなく、日本のMMA界関係者としてこの対抗戦について振り返っていただいたいと思っています。

「ハイ。解説もするのでBlack Combatの選手の試合を動画でチェックしようと思っていたのですが、ハングルで書いてあるからどこに何があるのか分からなくて(苦笑)。結果、MMAPLANETの中村拓己さんのプレビュー記事を読んで勉強したぐらいで。あとは大島沙緒里選手の相手のパク・シユンが、赤林檎選手と戦った試合だけYouTubeで視ることができました(笑)」

──そうなると我々もそうですが、勝敗予想をする時に過去の実績を重視する傾向になりがちです。

「そうですね。誰に勝っているのか、とか。そんなもんですよね」

──その線で行くとDEEPの4勝3敗、もしくは5勝2敗もあると思っていました。この辺り、北岡選手はどのように考えていましたか。

「結局、映像を視ることができなかったので──僕としては、大島選手だけは固い。大島選手はどう転んでも極めて勝つと思っていました。ただ、この取材を根底から覆してしまうのですが、当日もアナウンサーの方が対抗戦ムードを凄く大切にしていたけど、僕はもうそんな気持ちでは見たくなかったんです」

──本当に根底から覆してしまう一言です(笑)。

「フラットに見たいって、冷や水をぶっかけてしまって(笑)。高島さんも日本を強くしたいって、そういうナショナリズムを持っているじゃないですか」

──ナショナリズムというのか、やはり日本人選手がUFCで勝って欲しい。そこがこの仕事を続ける起因となり、帰結しています。

「僕、日本としてっていう気持ちが余りないんですよ。もちろん、近しい選手には強くなってほしいし勝って欲しい。でも日本でもそれほど関係ないジムと、海外のジムは変わりないというか……。いたずらなグローバルな気持ちがあるというか(笑)。協力し合える関係、リンクしている選手、練習を一緒にしていたり、それこそ過去に戦ったことがある選手が気になるし、勝って欲しいというような姿勢ですね。だからDEEPとBlack Combatの対抗戦でも韓国人選手の中で、仮に個人的に近い選手がいれば、その選手を応援しますし。

ぶっちゃけて僕にとっては平良達郎選手が、UFCで勝っていても外国人選手が勝っているのと変わりないんです。正直なことをいえば。まぁ、そういうところがあってDEEPという場所で、コレが行われているから、という想いはあるけど──別にそこまでではなくて」

──とはいえ今、国内でRIZINを除けば圧倒的に勢いのあるDEEPです。

「ハイ、まさに圧倒的に。その通りだと思います」

──対して、韓国MMA界を席巻しているのがBlack Combatです。両プロモーションの王者、あるいはトップ対決は日韓の力を見比べる良い機会であるとは思っていました。そういうなかで日本人選手と韓国人選手の対戦として──の第1試合、駒杵嵩大選手がキム・ソンウンに勝った時はどのような印象を韓国勢に持っていましたか。

「こんな感じかと、1試合目は思いました。キャリアも浅い選手ですし、謎のブリッジを決めるとか身体能力は高かったですが、こんな感じかっていう風でした。

駒杵選手は攻撃力があって良い選手だと分かっているので、こんな感じで始まるのかと。そんな風に見ていましたね」

──続いて解説で絶賛されていた青井人選手が、シン・スンミンにTKO勝ちして2連勝になりました。

「青井人選手は最初に出てきた時、児山(佳宏)君やタクミさんをぶっ飛ばしていたけど、その後はちょっと沈滞気味で、RIZINでもパッとしなかったので良い使われ方をしなかった。DEEPでも神田コウヤ選手にはヒジでやられていましたよね。だから、これだけ良いんだと……。

シン・スンミンも圧力がある選手で、結果的に相性が悪かった。今の青井選手とは。シン・スンミンは最後まで圧があったけど、それを青井選手が捌き切っていました。

ビビっていないし、バランスがずっと良いままでした。位置取りが良くて、打撃は細かいのも、強いのも変化を加えたのも出す。対角線の攻撃も良かったです。

加えてアプローチ・アタックも入れる。松嶋(こよみ)君とも『青井人が良かった』という話をしましたからね。それは青井人選手が、ここまで良すぎると神田選手とのタイトル戦の可能性があるから松嶋君の今後にも関わってくるからですけどね」

──それだけ良かったということですね。

「あれだけ良いと、否定できないです。相手もBlack Combatのチャンピオンだし、パン・ジェヒョクに勝っている。つまり、そういうことです。パン・ジェヒョクと戦っている日本人は(河名)マスト、亀井(晨佑)選手、そして透暉鷹選手ですよね……。うん、乱暴な三段論法でいえば青井人の方が強いだろって。レベルは、そりゃそうだろって」

──この試合で覚醒したという感覚ですか。

「いや、状態が整ったということじゃないでしょうか。元々良いモノがあり、ここまで仕上った。選手として整った状態じゃないかと思います」

──続いてウェルター級王者の鈴木槙吾選手が、ミドル級で戦ってチェ・ジュンソにKO負けを喫しました。

「ちょっと体格差のある相手が、リーチ差を生かしたジャブを突いてきた。相手としては当たり前のことをやったに過ぎない試合です」

──チェ・ジュンソは均整が取れていました。

「鈴木選手も打撃に良いモノがあって、復帰後は住村(竜市朗)さんと阿部(大治)をKOしている。その割に、厳しかったですね」

──そして絶対だと思っていた大島選手の敗北です。

「大島選手の試合だけは、対戦相手の勉強を事前にできていたので。パク・シユンは赤林檎選手を相手にテイクダウンも取れなかったし、打撃でボコボコにはされていないけどまぁ勝ち目はなかった。対して大島選手は浅倉カンナ選手、山本美憂選手に勝っていて。パク・シウと1勝1敗の選手で、日本ではミクロ級は当然としてアトム級でもトップの選手です。

ただパンチを練習していて、それを出して組んでとパク・シユン戦ではなくて、この先のことを見越した戦いをしていたように感じました。まぁ、それも選手としてやって然りなんですけどね。ただし、試合をリードされていたのに戦い方を変えなかったのは、どうなのかと。

スパーリングや、グラップリングの試合だったら、大島選手が極めてしまうと思います。だから、これはMMAの試合ならでは。そう思います。

大島選手の気強さ、良さは出ていたと思いますが、MMAとしては良くなかったです。ダブルレッグとかもともとある選手ではない印象ですけど、そこで引き込んでからのアテンプトはあった。この試合に勝つなら、あの仕掛けは悪くないし、賢い選択だったと思います」

<この項、続く>

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DEEP DEEP JEWELS DEEP JEWELS42 DEEP Tokyo Impact DEEP Tokyo Impact2023#05 DJ.taiki K-1 MMA MMAPLANET o RIZIN   上田直毅 五明宏人 井上直樹 劉獅 山口コウタ 梶本保希 神田コウヤ

【DEEP Tokyo Impact2023#05】計量終了 上田直毅を迎え撃つDJ.taiki「ここで負けられない。いつも通りの心境」

【写真】一戦一戦が大勝負のキャリアになったDJ.taiki(左)。九州合宿の成果を見せられるか (C)Takumi Nakamura

明日10日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP Tokyo Impact 2023#05&DEEP JEWELS42「10th Anniversary」の計量が、9日(土)に新宿区のホテルローズガーデンにて行われた。

DEEP Tokyo Impact 2023#05のメインイベントで上田直毅を迎え撃つDJ.taikiは、計量後に「福岡で合宿をやってきたので、その成果を見せたい」と語った。


改めてDJ.taikiに話を聞くと、最近は「関東を離れて集中して練習をやりたい」という理由で、試合前に九州で約一週間の短期合宿を慣行。午前中は山道でロードワーク、夜はカルペディエム福岡、MMA Rangers Gym、G-faceなど幾つかのジムを回っているという。

対戦相手の上田は15歳下で、中学生時代にDJ.taikiの試合を見てきた世代だ。そんな上田を迎え撃つDJ.taikiは「ここで負けられないし、それはいつもと一緒。そういう意味ではいつも通りの心境ですよ。あとはいかにコンディションのいい自分を見せられるか。そこです」とベテランらしく語った。

2月のDEEPフェザー級暫定王座決定戦での神田コウヤ戦を含めて連敗中の五明宏人、7月に初黒星を喫したユータ&ロック、6月RIZINで元K-1王者・久保優太に敗れて以来の木下カラテなど再起戦組が多いなか、第6試合で根本元太と対戦する坂本岳に注目したい。

坂本はレスリングとMMAを並行して学び、中学時代にはアマチュアで井上直樹とも対戦経験を持つ。

高校入学後はレスリングでの活動に集中し、名門・山梨学院大学に進学。2021年には全日本大学グレコローマン選手権3位に入賞している。

今回がプロデビュー戦でもある佐藤は「全試合のなかで一番面白い試合をして圧倒します」と意気込みを語った。

なおブレイキングダウン出身の信原空と対戦するMr.サタンはコスプレやモノマネ以上に、計量時に試合コスチュームを脱ぐ際、同時にアンダーパンツも脱げそうになるアクシデントで会場をざわつかせた。

■ DEEP Tokyo Impact 2023#05対戦カード

<バンタム級/5分3R>
DJ.taiki:61.55キロ
上田直毅:61.55キロ

<フェザー級/5分3R>
五明宏人:66.30キロ
劉獅(日本):66.20キロ

<フェザー級/5分2R>
ユータ&ロック:66.15キロ
TATSUMI:66.20キロ

<フェザー級/5分2R>
木下カラテ:66.05キロ
梶本保希:66.10キロ

<ライト級/5分2R>
岩倉優輝:70.70キロ
後藤亮:70.70キロ

<ライト級/5分2R>
山本颯志:70.80キロ
前田啓伍:70.15キロ

<アマ68キロ契約/3分2R>
信原空:67.80キロ
Mr.サタン:67.20キロ

<フライ級/5分2R>
根本元太:57.10キロ
坂本岳:57.15キロ

<フェザー級/5分2R>
相本宗耀:65.95キロ
森俊樹:66.20キロ

<バンタム級/5分2R>
山口コウタ:61.55キロ)
清太郎:61.25キロ

<ストロー級/5分2R>
佑勢乃花:52.25キロ
石井涼馬:52.60キロ

<ウェルター級/5分2R>
マッスル岩倉:76.70キロ
宇土冬真:77.50キロ

<バンタム級/5分2R>
岩見凌:61.55キロ
川瀬大祐:61.60キロ

<フライ級/5分2R>
濱口麗地:57.05キロ
浅井優一:56.70キロ

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DEEP MMA MMAPLANET o RIZIN Road to UFC Road to UFC2023 Road to UFC2023Ep05 UFC ブログ リー・カイウェン 神田コウヤ

【Road to UFC2023Ep05】リー・カイウェン戦を振り返る、神田コウヤ─02─「豊かなMMA人生とは」

【写真】リー・カイウェンに判定で敗れた神田。しかし、この敗北が彼をさらに強くするだろう(C)MMAPLANET

27日(日・現地時間)、シンガポールのインドアスタジアムでRoad to UFC2023Ep05&Ep06が開催された。各階級トーナメントの準決勝戦が行われるなか、フェザー級でリー・カイウェンに敗れた神田コウヤのインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

MMAPLANETではRoad to UFC2023の準決勝で戦った選手に試合を振り返ってもらうレビュー企画を実施。その第一弾として神田コウヤにリー・カイウェン戦について訊くと、UFCの採点基準から神田のMMAファイター観が明らかとなっていった。

【神田コウヤインタビューPart.01はコチラから】


――2Rはジャッジ2者が神田選手の10-9としています。1Rと同様に神田選手が距離を取っているのに対し、カイウェンも手数が少ないためレフェリーが両者に注意を与えていました。その際、神田選手はレフェリーの顔を見ていませんでしたね。

「そうです。気づいちゃいましたか(笑)」

――レフェリーに対して明らかに顔を背けているので、誰でも分かると思います(笑)。

「アハハハ。試合前にケージの中央で、レフェリーが選手にいろいろ言っているじゃないですか。自分はあの時もレフェリーのほうを向いたり、ちゃんと聞いたりはしないです。英語が分からないので」

――まず言語の問題で……。

「はい(笑)。まず試合前は、とにかく集中したいので他の声はシャットアウトします。それにカイウェン戦は、あの状況でレフェリーが入ってくるということは、『アグレッシブに戦え』というようなことを言っているのは、英語が分からなくても察知できますよね。でも、そんな注意を与えられても――あの段階で自分は戦術を変えられないです。1Rの採点が分からないので」

――確かにそうですね。UFCはオープンスコアリングではありません。あの時点で1Rはカイウェンが取っていることが分かれば、神田選手も2Rに戦術を変えられるかもしれない。しかし採点が分からない以上、神田選手は自分の戦術を貫き通すしかない。

「それで2Rはジャッジ2者が、自分の10-9としているわけですからね。僕としても勝つための試合をしているので、ただアグレッシブさを求められても戦術を変えることはできないです。最終ラウンドはカイウェンが前に出てきたじゃないですか」

――はい。

「あれもカイウェンが1Rと2Rを取っているか分からない。あるいは2Rは取られていると判断したから、確実に3Rを取りに来たと思うんですよね」

――前に出て来るカイウェンに対し、神田選手はサークリングしながらテンカオや蹴りを当て、カウンターでパンチも当てていました。

「でもずっとカイウェンがケージ中央を取っていたから、結果論ですけど――カイウェンのラウンドになっていても仕方ないです。最後は僕が組むと、カイウェンがケージに押し込んできましたよね。あれもリカバリー力というか、カイウェンのほうが自分を優位に見せるための戦術として正しかったんだと思います」

――その点では、採点基準の一つであるケージジェネラルシップについて、より理解を深める必要はありますね。3Rは神田選手の顔から出血が見られており、それも採点に影響を及ぼしたのかと思いました。

「えっ、血が出ていましたか。それは記憶にないです。別にクリーンヒットを貰っていたわけでもないし、バッティングなどもなかったので……」

――なるほど。そうであれば、何かしらの接触で出血を引き起こしてしまったのでしょう。結果は神田選手がユナニマスで敗れました。

「最初に言ったとおり、結果は仕方ないです。UFCと契約して生活を豊かにする、という目標は達成できなかったですけど(苦笑)」

――生活を豊かにする……金銭面で言えば、選手によってはUFCよりも国内で戦うほうがファイトマネーも良い選手はいます。そこで神田選手は今後、どのような道を選択するのか教えてください。

「それはタイミング次第ですね。UFCにも行きたいし、RIZINで戦いたいという気持ちもあります。もちろんDEEPのチャンピオンだから防衛戦もある。今後どこで誰と戦うかは、その時のタイミング次第です。また国内で試合をしながら、来年もRTUが開催されて、タイミングが合えばエントリーしたいですしね。国内で負けているようでは、エントリーしても出場できないかもしれないし。それもタイミングです」

――なるほど。

「一つ言えるのは、引退して自分のキャリアを振り返った時に『ここでこうしておけば良かったなぁ』と思いたくないんですよ。そんな後悔をするようなキャリアを送りたくない。結局、自分の生活が豊かになったかどうかは引退した時に分かるのかなって思うんです」

――心の豊かさという意味では、まさにそのとおりですね。

「年齢的なことを考えると、自分がUFCにチャレンジできる時間も限られてくるじゃないですか。だから今できることを、やりたい。そう考えています」

――分かりました。最後に……カイウェン戦ではレフェリーに無理に促されても打ち合うことがなかったのは、一つの成長ではなかったかと思っています。

「ホント、それですよ!『同じ負けるなら判定よりもKO負けのほうが良い』という人もいるじゃないですか。でも僕がRIZINの関鉄矢戦で打ち合いに行ってKO負けした時、どれだけ言われたか(笑)」

――アハハハ。でも、そんな過去の敗戦を笑って振り返ることができるようになりました。

「今は『プロだから負けて何か言われるのも当然』だと考えています。そういう一つひとつの敗戦を糧にしながら、僕はMMAを続けていきます。いつか『自分のMMA人生は豊かだったよな』って言えるように」

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MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2023 Road to UFC2023Ep05 UFC リー・カイウェン 上久保周哉 原口伸 神田コウヤ

【Road to UFC2023Ep05】リー・カイウェン戦を振り返る、神田コウヤ─01─「リカバリーの強さ」

【写真】1Rはジャッジ3者はカイウェンの10-9とした。その理由を神田本人が分析する(C)MMAPLANET
27日(日・現地時間)、シンガポールのインドアスタジアムでRoad to UFC2023Ep05&Ep06が開催された。各階級のトーナメント準決勝が行われ、フライ級の鶴屋玲とライト級の原口伸は決勝へ進出。バンタム級の上久保周哉とフェザー級の神田コウヤは準決勝敗退となっている。
Text by Shojiro Kameike

MMAPLANETでは準決勝で戦った選手に試合を振り返ってもらうレビュー企画を実施。その第一弾は、フェザー級でリー・カイウェンに敗れた神田コウヤに登場してもらった。神田がカイウェン戦で実感した、UFCの採点基準とは――これから世界の頂点を目指す選手には、ぜひ読んでほしい。


――RTU準決勝戦でリー・カイウェンに敗れてから1週間が経ちました(※取材は5日に行われた)。敗戦とUFCを勝ち取ることができなかったことについて、今はどのように受け止めていますか。

「結果に関しては、今までの負けと同じような気持ちです。今回の試合で勉強になることはたくさんあったし、それを今後に生かしていきたいですね。引き分けのような試合内容になってしまったことが、気になる部分ではあります」

――引き分けのような試合内容、とは?

「正直、どちらが勝っているのか――ジャッジがどう見ているのかが、試合が終わった直後は分からなかったです」

――下がりながら打撃がヒットしている神田選手と、常に距離を詰めてくるカイウェンを比較した場合、UFCのジャッジはどちらに10-9をつけるのか。結果はカイウェンの判定勝ちとなりました。

「UFCの判定基準はそうなんだ、と受け止めるしかないですよね。負けた僕が何をどう言っても結果論でしかないですし。僕のほうが手数や当てた数は多かったとしても、下がって距離を取っていた。カイウェンも手数は少ないけど、常にケージの中心を取っていた。するとカイウェンのほうがジェネラルシップで上回っていると取られるのがUFCなんだ、と分かりました。その意味では勉強になりましたね」

――試合内容に関していえば、開始早々にテイクダウンに行くというのは決めていたのですか。あるいは、その場の判断ですか。

「どちらかというと、その場の判断ですね。というのも、カイウェンが自分の距離に入ってきたらテイクダウンに行こうと決めていて。実際、序盤にカイウェンが来たので、僕が組んだという流れです」

――その時はカイウェンに背中を着かせることができました。しかし以降はクリーンテイクダウンを奪うことができなかった。これはカイウェンに警戒されていたのでしょうか。

「カイウェンが自分のテイクダウンに対して、タイミングや入り方を察知しているということは感じていました。あと最初に背中を着かせたこともそうだし、1Rの後半には僕のヒザ蹴りがボディに入って、明らかに効いていましたよね。あの時、カイウェンの頭の周りに星が飛んでいるのは見えたんですよ(笑)」

――アハハハ。効いていたら星が回るとは、随分と古典的な表現ですね。ただ、それだけ効いているのが分かったと。

「はい。動きが落ちたし、表情も変わりましたから。自分としては距離が近くなったらヒジとヒザを入れるのは作戦でした。でも序盤にテイクダウンを奪われたこと、ボディへのヒザが効いてしまったことで、カイウェンも警戒するようになってしまったんだと思います」

――結果、カイウェンの手数は減りました。その一方で1R終了間際、距離を取る神田選手に対してカイウェンは横を向き、「なぜ前に出てこないんだ」とばかりに両手を広げてアピールしています。あのアピールは、神田選手はどのように見ていたのですか。

「カイウェンにとっては、自分が考えているような展開ではないから、あえて『自分のほうが優位だ』とアピールしたんでしょうね。テイクダウンも奪われたし、ヒザも効かされている。そして距離も取られ、スタミナも落ちてきていましたよね。これは試合全体を通じて言えることですけど、カイウェンも自分が取っているかどうかは分からなかったんだと思いますよ。1Rが終わったらカイウェンは疲れているし、セコンドが激を飛ばしていて」

――なるほど。UFCの採点基準について、他に学んだ点はありますか。

「リカバリーですね。自分が不利だと判断されるような状況から、すぐに立て直して優位と見られるような展開に持っていくことが重要だと思いました。たとえば1Rに僕が背中を着かせた時、すぐにカイウェンはスクランブルから立ち上がって、ケージに押し込んできたじゃないですか。さらにスタンドでは僕が首相撲で内側を抑えると、外からのパンチは内側からのアッパーを連打する。そうしてカイウェンは、自分が不利に見えるシーンを極力少なくしていて」

――1Rに神田選手がケージに押し込まれても首相撲に持ち込んでいました。するとカイウェンがアッパーやフックを連打し、神田選手は腰を落としています。あの場面がポイントに大きく響いたのかと思いましたが……。

「あぁ、アレですか。あれは首相撲で僕が内側を取っていました。でもカイウェンが外側から打ってくるフックの連打が凄くて。効いたわけではなく勢いに押されて、僕が足を滑らせてしまったんですよ」

――そうだったのですね。実は中継で視ていると、カメラはカイウェンの背中側から映していました。そのためにパンチの先が見えず、パンチが当たって効いたために神田選手が腰を落としたのかと思っていました。

「確かに見る角度によっては、そう捉えられていても仕方ないですね。結局、これもリカバリーの問題だと思うんですよ。押し込まれ、相手の勢いで足を滑らせてしまったことは間違いなくて。そこで不利に見えていたら、直後に自分が優位な展開に持っていかないと印象は悪い。だから1Rが10-9でカイウェンのラウンドになっても仕方ないんです」

<この項、続く>

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【RIZIN LANDMARK06】井上直樹×太田忍、イゴール・タナベ×ANIMAL☆KOJIの2カードが追加決定

【写真】舞台は違えど切磋琢磨する仲間から刺激を受け、太田がバンタム級挑戦へ向けて井上と対戦する(C)MMAPLANET

2日(土)都内にて、10月1日(日)に愛知県名古屋市中区のドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)のRIZIN LANDMARK 6 in NAGOYAの追加対戦カードとして、バンタム級の井上直樹×太田忍、84kg契約のイゴール・タナベ×ANIMAL☆KOJIの2試合が発表された。

井上は5月のRIZIN42でRIZINバンタム級王座決定戦への進出をかけてフアン・アーチュレッタと対戦するも敗戦。対する太田は4月のRIZIN LANDMARK 5で倉本一真にKO勝ちしており、対照的な立場の両者による一戦となった。


現在アメリカのキルクリフFCで練習中の井上は、主催者を通して「こちら(アメリカ)で多くの技術を学び、一歩ずつ進んでいくために日々練習しています。そして名古屋で試合が決まり、私が育った愛知で試合できることを楽しみにしています」とコメントを発表。

会見に出席した太田は「井上選手は技術面でも高いですし、試合でも高いパフォーマンスを出していて、RIZINのベルトに絡むうえで、クリアしなきゃいけない相手。逆に井上選手をクリアできたら、必然的にベルトが近くなると思う」と井上をタイトル挑戦に向けて越えるべき壁だと位置付けた。

また、先日シンガポールで行われた「Road to UFC2023Ep05&06」に出場した同門の鶴屋怜・神田コウヤについて質問を受けると「勝った選手、負けた選手がいて。特に怜は僕と(スパーリング)やっている時に怪我をして(試合は)無理だろと思ったなかで作り上げていく姿を間近で見ていて、若いのにすごいなと思いました。戦っている団体は違うけど目指すところは一緒です。僕の目標はRIZINチャンピオンで、この試合は絶対に落とせないし、最短距離でベルトまでいきたい」と語っている。

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もう一カードはRIZIN2戦目のタナベ×RIZIN初参戦のANIMALという顔合わせになった。会見は両者欠席、意気込みコメントが発表された。

タナベはRIZINデビュー戦となった7月の超RIZIN.2で元DEEPウェルター級王者・阿部大治にヒールホールドで一本勝ち。「今まで通りに自分のフィールドに持ち込んで得意な寝技でフィニッシュ出来ればと思っております」と2連続一本勝ちを誓う。

対するANIMALは柔道出身、DEEPを始め国内外の様々な団体でキャリアを積んだ後、2020年11月から2023年4月までK-1 GROUPに参戦。約3年半ぶりのMMA復帰戦に向けて「色んな国、色んなルールで戦ってきた経験をこのRIZINという大舞台で爆発させ、トップ戦線まで駆け上がります」とコメントした。

なお会見ではキックボクシングルールとして、9月24日(日)にさいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN44での安保瑠輝也×宇佐美正パトリック、RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYAでの梅野源治×斎藤祐斗も発表されている。

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【Road to UFC2023Ep05】神田のアウトボクシングは評価されず。カイウェンが決勝でイー・チャアと対戦

【写真】この展開でカイウェンにフルマークをつけるのか……(C)MMAPLANET

<Road to UFCフェザー級T準決勝/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
Def.3-0:30-27.39-28.29-28.
神田コウヤ(日本)

開始早々、神田が細かく足を動かしながら距離を詰めた。カイウェンのパンチをかわしてニータップで飛び込んだ神田が背中を着かせた。しかしカイウェンもすぐに立ち上がり、左腕を差し上げて神田をケージに押し込んでいく。パンチを上下に散らしていくカイウェンに対し、神田は首相撲へ。カイウェンがダブルレッグからアッパーを突き上げると、一瞬神田の腰が落ちた。すぐに体勢を立て直した神田が、カイウェンの離れ際に左ヒジを繰り出す。

ケージ中央で打撃を交換する両者。神田が左ストレートを伸ばす。カイウェンの動きに合わせてニータップで組みつく神田だが、すぐにカイウェンが突き放した。神田は左ヒザを突き上げる。カイウェンのパンチが神田の顔面をかすめるなか、カイウェンが左右フックから前に出て来ると、神田が首相撲から左ヒジと左ヒザを当てた。ここでカイウェンの表情が変わり動きが落ちたか。神田はスイッチしながら左右の蹴りを散らし、サークリングする。カイウェンは徐々に距離を詰め、両手を広げて挑発するが前には出てこず横を向いて「なぜ出てこないんだ」と表情を浮かべた。

2R、神田が前に出て右ローを伸ばす。このラウンドもサークリングする神田に対し、カイウェンが右ジャブを伸ばした。ワンツー、右ミドルハイで追うカイウェンもオーソドックスへスイッチし、サウスポーに戻す。神田の左カーフがヒット。カイウェンの左ローも当たったが、神田は蹴り足をキャッチできず。ニータップを切られた神田は立ち上がり際にパンチを放った。

神田は左にサークリングしながら左ロー、左ストレートを打ち下ろす。次に右側に回りながら右ローを繰り出した。カイウェンはオーソドックススタンスで追う。互いに手を出さないなか、ここでレフェリーがタイムをかけ、両者に注意を与えた。再開後、神田はサークリングしながら左右のミドルを放つ。カイウェンは神田の蹴りにパンチを合わせようとするも届かない。残り40秒で飛び込んだ神田は、すぐに立ち上がって右フックを振るう。カイウェンも左ローを見せるが、神田が左ストレート、右ハイを打ち込んでいった。

最終回、カイウェンはオーソドックスでスタート。神田はサウスポーでサークリングして右ジャブを突き刺す。カイウェンが右ミドルから左フックを振るった。神田はカイウェンの右ストレートに左テンカオを合わせる。しかしカイウェンも離れ際に左フックを繰り出した。カイウェンがサウスポーにスイッチしてサークリングする神田を追う。サークリングに徹する神田は、スイッチとフェイントを織り交ぜる。カイウェンも神田のローに右フックを合わせた。カイウェンの右スイングをブロックした神田は、左に回り続ける。

左ミドル、左ローでカイウェンを中に入れない神田。ニータップから左エルボーというコンビネーションを見せる。カイウェンのパンチが当たったか、神田の顔から出血が見られる。サークリングし続ける神田が右ジャブでカイウェンを近づかせず。左ミドルから左ストレートに繋げた神田は、さらにカイウェンが入ったところに右フックを合わせた。カイウェンが前に出て来るとダブルレッグで組んだ神田に対し、カイウェンがボディロックでドライブ。神田にパンチの連打を浴びせるも、神田が回って脱出し、最後まで蹴りを当てていった。

前に出るカイウェンと、距離を取って打撃を当てた神田。ジャッジはどちらを評価するのか--裁定はカイウェンのユナニマス判定勝ちに。カイウェンがトーナメント決勝に進み、イー・チャアとの中国対決に臨む。


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【Road to UFC2023Ep05】キム・サンウォンに右クロスを当てたイー・チャアが判定勝ちでフェザー級決勝へ

【写真】接戦だったが、イー・チャアの顔面へのパンチが優位に映ったか(C)MMAPLANET

<Road to UFCフェザー級T準決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
キム・サンウォン(韓国)

互いにガードを固めて距離を測るなか、イー・チャアが右ショートを当てて組みつく。しかしキム・サンウォンがボディロックから小外刈りからクリーンテイクダウンを奪った。ハーフガードのイー・チャアがフルガードに戻し、足を上げていく。立ち上がり、足を捌くキム・サンウォンがイー・チャアのバックに回り、右腕を首に回してワンハンドのRNCへ。これは極まらなかったが、キム・サンウォンが四の字フックでバックをキープしている。イー・チャアがキム・サンウォンを前に振り落とし、両者がケージ際から離れた。

イー・チャアがワンツーから左ハイを当てる。しかし距離を詰めるとキム・サンウォンが首相撲からヒザを狙っていく。構わず、左右のパンチで追っていくイー・チャアだが、キム・サンウォンの右カウンターをもらってしまう。イー・チャアが左ヒジを当ててから組みつき、ボディロックで揺さぶる。スタンドでバックに回ったイー・チャアが、正対したキム・サンウォンから離れて再びダブルレッグで組みつく。しかしクラッチを解いてヒジを浴びせた。

2R、キム・サンウォンが声を挙げてイー・チャアと向かい合う。プレスを務めるイー・チャアが右ローを放った。キム・サンウォンのローの蹴り足を取りにいくイー・チャアだが、ここは失敗。立ち上がったところにキム・サンウォンの右ストレートが入る。一度離れたイー・チャアは、再び距離を詰めてダブルレッグからバックへ。バックコントロールし切れず、キム・サンウォンが離れた。キム・サンウォンは右カーフを当てる。イー・チャアもサウスポースタンスから左インローを叩き込む。キム・サンウォンの右ローの打ち終わりに、イー・チャアが左ハイを当てた。

キム・サンウォンは右ヒジを空振り。イー・チャアはパンチから組みつくも、キム・サンウォンが左腕を差し上げてケージに押し込む。イー・チャアが右側に動いて離れた。左ジャブを突くイー・チャアは、スイッチを続けながら残り1分で前に出る。イー・チャアのパンチをかわすキム・サンウォンだが、ローを受けてしまう。残り20秒でキム・サンウォンがシングルレッグで組んだが、テイクダウンは奪えず。反対にイー・チャアがニータップで入りつつ、離れ際に右ヒジを見せた。

最終回、イー・チャアが左ジャブから飛び込んだ。しかしボディロックで組みながら、キム・サンウォンにトップを奪われてしまう。イー・チャアが下から三角で組んで来ると、キム・サンウォンが立ち上がる。イー・チャアのパンチが目に当たったか、キム・サンウォンは目を気にしている。再びテイクダウンに失敗したイー・チャアは、キム・サンウォンに対して両腕を広げながら挑発し、パンチを振っていく。しかしキム・サンウォンがガードの間をぬって左フックを当てた。

前に出るイー・チャアにダブルレッグで組みついたキム・サンウォンだが、グラウンドに持ち込むことはできない。足を使うキム・サンウォンはローを連打。イー・チャアが右を当ててからシングルレッグで入ったが、ここも倒すことはできず。イー・チャアの右クロスがヒット。キム・サンウォンは右インローを返す。残り1分でイー・チャアが飛び込みながら右クロスを当てた。さらにイー・チャアが右手を突きながら左ハイを見せるも、これはキム・サンウォンがブロックする。キム・サンウォンは右カーフキックを当て、やや疲れが見えるイー・チャアを追う。イー・チャアは左の胴廻し回転蹴りを見せてアピールした。

裁定はジャッジ3者とも1ポイント差でイー・チャアの勝利を支持。フェザー級トーナメント決勝に進み、神田コウヤ×リー・カイウェン戦の勝者を迎え撃つことになったイー・チャアは、カイウェンとの決勝を希望した。


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『ROAD TO UFC』シーズン2 エピソード5&6速報

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 上記を参照。以下、速報です。続きを読む・・・